JP2018535821A - 空冷式高圧洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ハウジング(12)と、このハウジング内に受容された、モータ(98)及び前記モータ(98)により駆動される高圧ポンプ(104)を有するモータポンプユニット(96)と、前記ハウジング(12)内に配置又は形成された、前記モータポンプユニット(96)を冷却するための、冷却空気用の少なくとも1つの冷却空気チャネル(64、68)とを含む空冷式の高圧洗浄装置であって、前記冷却空気チャネル(64、68)が、少なくとも1つのハウジング開口(30、32)により大気に流体接続される高圧洗浄装置に関する。騒音放出の少ない、その種の高圧洗浄装置を提供するために、本発明によれば、前記高圧洗浄装置は、前記少なくとも1つの冷却空気チャネル(64、68)に流体接続されると共に前記モータポンプユニット(96)を少なくとも部分的に包囲する空気案内部(114)と、前記空気案内部(114)を前記ハウジング(12)上に支持される減衰要素(128)とを特徴とすることが提案される。

Description

本発明は、ハウジングと、このハウジング内に受容された、モータ及び前記モータにより駆動される高圧ポンプを有するモータポンプユニットと、前記ハウジング内に配置又は形成された、前記モータポンプユニットを冷却するための、冷却空気用の少なくとも1つの冷却空気チャネルとを含む空冷式の高圧洗浄装置であって、前記冷却空気チャネルが、少なくとも1つのハウジング開口により大気に流体接続される高圧洗浄装置に関する。
高圧洗浄装置を冷却するために水冷却システム及び空気冷却システムが使用される。水冷却システムによって、モータポンプユニットの効果的な冷却を達成することができるが、必要となる設備費が空気冷却システムよりも高い。効果的な空気冷却を提供するには、特に極力大きい体積流量の冷却空気をモータポンプユニットに供給すべきである。この目的で、冷却空気が例えば大気からモータポンプユニットにそこを通って供給される少なくとも1つの冷却空気チャネルをハウジング内に形成することが知られている。冷却空気が流れることに起因した空中音及び作動中のモータポンプユニットに起因した構造伝播音が、実際に小さくない作動音放出につながる。高圧洗浄装置を用いた作業を使用者にとって極力心地よいものにするために及び考えられる防音要件を満たすために、騒音放出を極力少なく保つことが望ましい。
DE 41 06 955 A1が、一般的な空冷式高圧洗浄装置を記載する。
DE 10 2008 009 246 A1にも空冷式高圧洗浄装置が記載される。
DE 41 06 955 A1 DE 10 2008 009 246 A1
本発明の目的は、騒音放出のより少ない、上で言及された種類の高圧洗浄装置を提供することである。
この目的は、本発明によれば、前記少なくとも1つの冷却空気チャネルに流体接続されると共に前記モータポンプユニットを少なくとも部分的に包囲する空気案内部と、前記空気案内部を前記ハウジング上に支持する減衰要素とを特徴とする一般的な高圧洗浄装置により達成される。
本発明による前記高圧洗浄装置内には、前記モータポンプユニットを少なくとも部分的に包囲する空気案内部が存在する。冷却空気が前記少なくとも1つの冷却空気チャネル及び前記空気案内部を流通し、これによって前記モータポンプユニットの効果的な冷却を確実にすることができる。少なくとも1つの冷却空気チャネル、特に大気からの冷却空気が前記空気案内部にそれを介して供給される冷却空気チャネルが設けられる。別法として又は付加的に、冷却空気が前記空気案内部から冷却空気チャネルを介して大気中に解放されることを実現することができる。前記少なくとも1つの冷却空気チャネルにより冷却空気流の均質化が可能になるため、本発明による前記高圧洗浄装置内を前記空気が流れる結果としての前記騒音放出を、極力少なく保つことができる。更に前記空気案内部が前記ハウジング上でそれによって支持される前記減衰要素が、設けられる。前記減衰要素により、前記ハウジングに対する前記空気案内部の振動緩和を確実にすることができる。これによって、前記空気案内部を前記減衰要素によって、例えばハウジング壁上で又は、前記ハウジング内に配置される又はこのハウジングにより形成されるその他の種類の支持要素(突起物、台座、中間壁等)上で、支持することができる。前記振動緩和に起因して、構造伝播音から生ずる前記高圧洗浄装置の騒音放出は更に低減することができ、結果として特に静かな高圧洗浄装置を実現することができる。
前記空気案内部が、前記ハウジング及び/又は前記少なくとも1つの冷却空気チャネルの壁と直接接触しないと有利である。このようにして、前記空気案内部の振動は、前記ハウジング特に前記少なくとも1つの冷却空気チャネルの壁に、直接には伝達されない。その代わりとして、前記空気案内部の振動の減衰において前記減衰要素が効果的なものになる。
これに応じて、前記モータポンプユニットが前記ハウジング及び/又は前記少なくとも1つの冷却空気チャネルの壁と直接接触しないと好ましい。
好適には、前記空気案内部は、前記モータポンプユニットの全長又はほぼ全長に亘って延びる。このことにより、前記モータポンプユニットの全長又はほぼ全長に亘って冷却空気流を規定することを確実にすることができる。前記モータポンプユニットの個々の区域、例えば前記モータポンプユニットの端面のポンプヘッド、ポンプ入力部又はポンプ出力部のようなものは、全体的に又は部分的に、前記空気案内部の外側に配置することができる。
前記空気案内部が、外殻の形態にて前記モータポンプユニットを包囲すると共に、少なくとも一端側、特に端面に開口を有し、この開口を介して前記少なくとも1つの空気案内チャネルと前記空気案内チャネルとが互いの中に通じていると好ましい。前記空気案内部は、前記モータポンプユニットを全ての側で周方向に包囲することができ、この目的で例えば円筒形の又は略円筒形の形態を有することができる。前記空気案内部の少なくとも一端側、特に端面の少なくとも1つに開口が好適に存在し、開口を通る流体接続が前記空気案内部の内部と前記少なくとも1つの冷却空気チャネルの内部との間で確実になる。
好適には、前記少なくとも1つの冷却空気チャネルと前記空気案内部との間に封止式の流体接続を提供するために、封止要素が、前記少なくとも1つの開口の縁上に配置される。前記封止要素、例えばリング状シールは、極力封止式の流体接続を確実にする。流れる前記冷却空気からの考えられる騒音をこのようにして回避することができる。流れる冷却空気は、そうでなければ前記少なくとも1つの冷却空気チャネルと前記空気案内部との間を逸出することがあろう。前記封止要素は、更に減衰効果を有し、特に減衰要素を提供することができる。これによって、前記少なくとも1つの開口の前記縁にて、前記空気案内部と前記少なくとも1つの冷却空気チャネルとの間に付加的な振動緩和効果をもたらすことができる。
有利なことに、前記モータポンプユニットは、前記モータのシャフトにより駆動されるファンホイールを有し、前記ファンホイールは、前記空気案内部の開口に配置され、前記モータポンプユニットの表面に冷却空気を運搬する。前記ファンホイールは、例えば端面開口上に位置決めされ、前記冷却空気を、前記空気案内部を通って前記モータ及び前記ポンプに亘って絶えず運搬する。このようにして、前記モータポンプユニットの効果的な冷却を確実にすることができる。
ポンプ入力ダクト及び/又はポンプ出力ダクトが、前記空気案内部からその端側開口を通って供給されること、又は、前記高圧ポンプのポンプヘッドが前記開口を通過することを実現することができる。圧力下に置かれるべき洗浄液を供給するための前記ポンプ入力ダクト及び/又は圧力下に置かれる洗浄液用の前記ポンプ出力ダクトに、例えば、前記空気案内部の前記開口ならびに前記冷却空気チャネルを通って冷却空気を送り込み、この冷却空気を前記ハウジングから退出させることができる。
異なる種類の実施形態において、前記ポンプ入力ダクト及び/又は前記ポンプ出力ダクトが、前記空気案内部から横向きに、例えば軸方向に対して交差方向に供給されることを実現することができる。
前記ハウジングが、ハウジング壁を有し又は形成し、前記減衰要素が、前記ハウジング壁と前記空気案内部との間に位置決めされて前記ハウジング壁上で支持されると有利である。前記ハウジング壁は前記ハウジングの内部に配置又は形成される。前記空気案内部は、前記減衰要素を介して前記ハウジング壁に当接する。有利な実施形態では、このことにより、例えば前記ハウジングの内部において前記空気案内部を空中で支持することを確実にすることができ、これによって前記空気案内部の振動を広範囲に亘って散逸させ減衰することができる。
有利なことに、前記ハウジング壁は、前記モータポンプユニットの軸方向に対して交差方向に配向される。例えば、前記ハウジング壁は前記ハウジング内で前記軸方向に対して交差方向に配置される間仕切壁又は隔壁である。
前記ハウジング壁が二重壁であり、前記減衰要素が二重壁である前記ハウジング壁の壁区域間に係合すると有利である。このことにより、前記減衰要素を前記ハウジング壁上で固定して前記空気案内部の位置を前記ハウジング内で固着する可能性が与えられる。前記空気案内部の軸方向移動を防止するために、例えば前記減衰要素は、前記ハウジング壁の前記壁区域上で軸方向に支持することができる。前記空気案内部の半径方向移動は、例えば前記壁区域に接続すると共に前記減衰要素を上で支持することもできる支柱により、防止することができる。
本発明による前記高圧洗浄装置の有利な実施形態において、前記減衰要素が輪状に又はリング切片状に形成され、各々が、前記空気案内部を少なくとも部分的に包囲すると好ましい。有利なことに、これによって前記減衰要素は、前記モータポンプユニットの軸方向に対して交差方向にある平面内に配置される。有利なことに、前記減衰要素はリング切片区域であることを実現することができ、前記減衰要素の少なくとも2つが前記モータポンプユニットの軸方向位置に配置される。その場合、続いて記載するように、例えば前記ハウジングがハウジング半殻から構成されると有利である。ハウジング半殻上に、各切片を位置決めすることができる。その結果、前記モータポンプユニットはこのモータポンプユニットを包囲する前記空気案内部と共に、前記ハウジング半殻内へと設置することができる。続いて更なる前記切片が上に配置される更なる前記ハウジング半殻を、前記第1ハウジング半殻の上の方に位置決めし、この第1ハウジング半殻と共に接合することができる。これによって、前記高圧洗浄装置の組立てを特に単純なやり方で実行することができる。
前記モータポンプユニットの軸方向に関して互いから離間された少なくとも2つの位置に、それぞれ、少なくとも1つの減衰要素が、前記空気案内部を前記ハウジング上で支持するために配置されると有利である。例えば、それぞれ少なくとも1つの減衰要素が上に存在する2つの軸方向位置が存在する。例えば、各位置にて一対のリング切片状の減衰要素が存在する。
前記減衰要素は、例えばゴム材料又はプラスチック材料から作られる。
前記ハウジングを開放した後に、前記減衰要素が除去可能である、特に手動で除去可能であることを実現することができる。これによって長期使用した前記高圧洗浄装置の減衰要素の交換が単純になり、これによって前記高圧洗浄装置の静かな運転を更に維持することができる。
好ましくは、前記少なくとも1つの冷却空気チャネルは、少なくとも断面において、前記ハウジングの外壁と、前記外壁から距離をおいたところで前記ハウジングにより含まれる又は形成される少なくとも1つの更なるチャネル壁との間に形成される。これによって、前記少なくとも1つの冷却空気チャネルを前記ハウジングにより一体的に形成することができる。これによって、前記少なくとも1つの冷却空気チャネルの設計を簡素化するために、前記外壁は少なくとも断面において、前記冷却空気チャネルの壁を形成することができる。
前記少なくとも1つの更なるチャネル壁は、好適には、前記減衰要素と接触しない。これによって前記減衰要素に吸収されない、考えられる振動が前記チャネル壁に直接伝達されない。このことは、実際上、前記騒音放出の前記更なる低減にとって有利であると分かる。
前記少なくとも1つの冷却空気チャネルのチャネル区域が、前記高圧洗浄装置の長手方向に走り、好適には、前記高圧洗浄装置の交差方向においてその全幅又はほぼ全幅に亘って延びると好ましい。前記少なくとも1つの冷却空気チャネルは、特に、前記高圧洗浄装置の前記全長又はほぼ全長に亘って延びることができる。このようにして、前記高圧洗浄装置はコンパクトな構成を有することができる。前記モータポンプユニットは前記空気案内部と共に、前記ハウジングにより形成される内部空間に受容され、前記減衰要素によって前記ハウジング上で支持される。前記少なくとも1つの冷却空気チャネルは、前記高圧洗浄装置の全長及び/又は全幅に亘って走ることができる。
有利なことに、前記少なくとも1つの冷却空気チャネルは、少なくとも断面において、内側を音吸収材料によりライニングされる。騒音放出は、前記音吸収材料、例えば発泡材料により、更に低減することができる。特に、前記モータポンプユニットからの音を吸収することができる。更に前記音吸収材料により、前記冷却空気チャネル内の冷却空気からの流動騒音が減衰される。
本発明による前記高圧洗浄装置の有利な実施形態において、前記少なくとも1つの冷却空気チャネルは有角のやり方で構成され、前記少なくとも1つの冷却空気チャネルを流通する前記冷却空気が、少なくとも一度の向け先変更を受ける。実際上、少なくとも単一の向け先変更により、空気流に依拠する騒音放出を低減できることが示される。前記少なくとも1つの冷却空気チャネルは、曲げの領域において、好ましくは音吸収材料によりライニングされる。この曲げが、有利には約90°である前記冷却空気の向け先変更を引き起こす。
前記モータポンプユニットは、有利なことに前記少なくとも1つの冷却空気チャネルのチャネル区域と平行に配向され、前記チャネル区域及び前記空気案内部を流通する前記冷却空気は、好ましくは二度、それぞれ好適には約90°の向け先変更を受ける。前記チャネル区域及び前記空気案内部を流通する前記冷却空気は、相互に反対である方向で適切に流れることができる。これによって、前記高圧洗浄装置のコンパクトな構成を用いれば、前記ハウジング内での比較的長い空気ストリームが可能になり、大きな騒音低減が達成される。この実施形態において、前記冷却空気は、好ましくは、前記少なくとも1つの冷却空気チャネル及び前記空気案内部を、ほぼU字体に沿って流通する。冷却空気チャネルは、例えば断面をL形にして形づくることができる。
既に示したように、前記高圧洗浄装置は、第1冷却空気チャネルと第2冷却空気チャネルとを有することができ、前記第1冷却空気チャネルを通って大気からの冷却空気が前記モータポンプユニットに供給可能であり、前記第2冷却空気チャネルを通って冷却空気が前記モータポンプユニットから大気中へと除去可能である。その際前記空気案内部は、有利なことに、前記第1冷却空気チャネルが前記空気案内部内へと通じる及び前記空気案内部が前記第2冷却空気チャネル内へと通じる開口をそれぞれ、互いから離れた端側、特に端面上に有する。
前記モータポンプユニット及び前記空気案内部が、前記モータポンプユニットと平行に走る前記第1及び前記第2冷却空気チャネルのチャネル区域の間に配置され、前記冷却空気が、前記第1冷却空気チャネル、前記空気案内部、及び前記第2冷却空気チャネルを、蛇行して、特に直角に蛇行して流通すると好ましい。直角に蛇行して、特に「S字体」又は「角のあるS字体」に沿って前記冷却空気の向け先変更が複数回生じる。コンパクトでもある前記高圧洗浄装置の構成において、効果的な冷却及び最低可能な騒音放出のために冷却空気ストリームを比較的長くすることを確実にすることができる。
有利なことに、前記第1冷却空気チャネルの前記チャネル区域は前記モータポンプユニットの上方に配置され、前記第2冷却空気チャネルの前記チャネル区域はモータポンプユニットの下方に配置される。
別法として、前記冷却チャネルの前記チャネル区域は各々、前記モータポンプユニットに隣接させて横向きに配置することができる。
例えば「上方」、「下方」、「水平」又は同様のもののような位置及び配向の指定条件は、目下、水平なものとして見える地表面上での使用位置における前記高圧洗浄装置の位置決めに関するものと解釈されるべきである。前記使用位置では、前記高圧洗浄装置により規定されるタッチ面は、前記地表面により規定される接触面と一致する。
冷却空気を前記第1冷却空気チャネル内に進入させるハウジング開口、及び、冷却空気を前記第2冷却空気チャネルから退出させるハウジング開口が、前記ハウジング上で互いから離れた側に配置されると好ましい。これによって、前記第2冷却空気チャネルから退出する熱せられた冷却空気が前記第1冷却空気チャネル内に直接進入することを回避することができる。これによって、冷却効果の減損を大幅に回避することができる。可能であれば、前記ハウジング開口は前記高圧洗浄装置上に、互いから最大間隔で配置することができる。
更に、冷却空気を前記第1冷却空気チャネル内に進入させるハウジング開口は、前記高圧洗浄装置の高さ方向に関して、冷却空気を前記第2冷却空気チャネルから退出させるハウジング開口の上方に位置決めされると有利である。
特に冷却空気を前記第1冷却空気チャネル内に進入させる前記ハウジング開口は、前記高圧洗浄装置上で上側に配置される。このようにすれば、前記第1冷却空気チャネル内へは異物又は塵埃粒子が比較的低い確率でしか吸引されない。このことは、特に前記高圧洗浄装置を地表面上に位置決めする際に有利である。
前記モータポンプユニットが前記ハウジング内で水平に配向され、この場合、前記地表面も水平なものとして認められると有利であると分かっている。その際、好ましくは前記モータポンプユニットの上方及び下方にある前記第1冷却空気チャネル及び/又は前記第2冷却空気チャネルの上で言及した前記チャネル区域も、好適には水平に配向される。
前記第1冷却空気チャネル及び/又は第2冷却空気チャネルは、更なるチャネル区域を有することができる。特に各々の冷却空気チャネルの断面がL形の形態である場合、更なるチャネル区域は垂直に配向することができる。
前記ハウジングが2つのハウジング半殻を有し、前記モータポンプユニットが、このモータポンプユニットを包囲する前記空気案内部と併せて、前記ハウジング半殻の間に位置決めされると共に、各々のハウジング半殻のハウジング壁の端面上で、前記減衰要素によって支持され、複数の面が、それぞれ他方のハウジング半殻の方を向くと好ましい。これによって、前記高圧洗浄装置の組立てを単純なやり方で実行することができる。
例えば前記高圧ポンプは、軸方向ピストンポンプである。
本発明の好適な実施形態の以下の記載は、図面と合わせると本発明を更に説明するように働く。
2つのハウジング半殻を備えたハウジングを有する本発明による高圧洗浄装置の有利な実施形態の斜視図。 観察者の方を向いたハウジング半殻及び電気スイッチ要素を隠すことによりハウジングが開放した状態で示される図1に対応する図。 ハウジング内に受容される高圧洗浄装置のモータポンプユニット、ならびに前記モータポンプユニットを包囲する空気案内部が、付加的に隠される、図2に対応する図。 ハウジングが閉鎖状態のときの図2の線4‐4に沿った高圧洗浄装置の水平断面図。
図面は、参照符号10を付された本発明による空冷式高圧洗浄装置の有利な実施形態を示す。高圧洗浄装置10は、有利な実施形態において2つのハウジング半殻14、16から構成されるハウジング12を含む。図1に表す、観察者の方を向いたハウジング半殻14は、図2及び図3では、ハウジング12の内部への見え方を示すために隠される。
ハウジング12は、下側18、上側20、前側22、及び裏側24を有する。高圧洗浄装置10は、タッチ面を規定する下側12によって水平であると想定される図示しない地表面上の使用位置に位置決めすることができる。
ハウジング12はスーツケースのように形成され、高圧洗浄装置10を搬送するための搬送用取手26を上側12に含む。
続いて、ハウジング12により含まれる又は形成される壁、例えば外壁又は冷却チャネルのチャネル壁又は隔壁を検討することにする。高圧洗浄装置10の有利な実施形態において、それぞれの壁はハウジング半殻14、16により共に形成される。即ち各ハウジング半殻14、16はいずれの場合も、対応する壁の1つの区域を形成する。続いて対応する壁を備えたハウジング12の構成を、例としてハウジング半殻16を用いて説明することにする(図2及び図3)。対応する表現が、これらの壁をハウジング半殻16と共に形成する他方のハウジング半殻14にも当てはまる。
ハウジング12は外壁28を有する。外壁28は上側20で及び下側18で、ハウジング12を強化するために、二重壁であるように構成される。上側20から前側22への移行部において、外壁28内に多数の貫通孔が存在する。これらの貫通孔をハウジング開口30として共に表す。
対応する仕方において、外壁28内で下側18から裏側24への移行部において多数の貫通孔が形成される。これらの貫通孔を、ハウジング開口32として共に表す。
裏側24で下側18と上側20との間のおよそ中央では、外壁28は単一壁である。上側20では外壁28の二重壁区域に接続されるチャネル壁34が、外壁28から始まって、ハウジング内部へと分岐する。
これに相当する仕方において、外壁28は前側22では、下側18と上側20との間のほぼ中央において単一壁である。この上方では、外壁28は小さい区域に亘って二重壁である。ハウジング12の内部へと走って下側18で外壁28に接続されるチャネル壁36は、二重壁になるようにそこに構成される外壁28の区域の近傍で、外壁28から下側18の方向に分岐する。
ハウジング12の内部に、更なるチャネル壁38が形成される。チャネル壁38は4つの区域を有する。第1区域40が、前側22にてハウジング開口30の下方で開始する。第1区域40は僅かに上昇しており、第2区域42へと移行する。第2区域42はその二重壁区域にて、ほぼ搬送用取手26の長さ部分に亘って水平にかつ外壁38と平行に走る。
第2区域42は、ほぼ垂直に走る第3区域44へと移行する。第3区域44は、高圧洗浄装置10の上側20と下側18との間の中央部に亘って、下側18の方向に延びてなくなる。第3区域44は、半円である凹部48を有する。
第4区域46が、第3区域44を裏側24で外壁28にほぼ水平に接続する。
ハウジング12の内部に、更なるチャネル壁50が形成される。チャネル壁50は、裏側24から前側22の方向に始まる第1区域52を含む。第1区域52は、裏側24にてハウジング開口32の上方にある外壁28から始まった。第1区域は、下側18の方向において僅かに下降しており、第2区域52へと移行する。第2区域54はその二重壁区域内で、水平にかつ外壁28と平行に走る。
第2区域54は、断面がC形である第3区域56へと移行するのであり、チャネル壁50は、まず上側20の方向に、続いて裏側24の方向に屈曲する。
第3区域56には第4区域58が接続する。第4区域は上側22の方向にほぼ垂直に走り、この第4区域に、例えばステッピング60が設けられる。第4区域58は、チャネル壁38の第1区域40に又は第2区域42に接続される。第4区域58内に、半円である凹部62が形成される。
ハウジング12は内部において、先に記載したチャネル壁34〜38及び50により、実質3つの区域に、つまり第1冷却空気チャネル64、受容空間66、及び第2冷却空気チャネル68に細分化される。
第1冷却空気チャネルは、ハウジング開口30から始まって、チャネル区域70でもって高圧洗浄装置10の長手方向72に、ほぼその全長に亘って延びる。これによって、チャネル区域70は上側で外壁28により結合され、下側でチャネル壁38の区域40及び42により結合される。
チャネル区域70に、ほぼ垂直に走るチャネル区域74が接続する。チャネル区域74は、第3区域44、チャネル壁34、外壁28、及び第4区域46間に形成される。チャネル区域74は凹部48の底縁まで延びる。
第1冷却空気チャネル64は高圧洗浄装置10の交差方向76において、その全幅に亘って延びる。
高圧洗浄装置10の依然記載されるモータポンプユニットに、第1冷却空気チャネル64によって冷却空気を供給することができる。
第1冷却空気チャネル64は、断面においてほぼL形状を有する。即ち、冷却空気チャネル64は有角のやり方で構成される。チャネル区域70からチャネル区域74への移行部において、約90°の冷却空気の向け先変更が生じる。冷却空気は、第2チャネル区域74から始まって、凹部48を通過する際に約90°の更なる向け先変更を受ける(以下を参照のこと)。
内部上では、第1冷却空気チャネル64は断面において音吸収材料78を用いてライニングされる。音吸収材料78、例えば発泡材料は、例えば外壁28上の内部上、少なくとも第2区域42の上方に配置され、チャネル壁34へと延びる。音吸収材料78はチャネル壁34及び外壁上の内部上を第4区域46へ更に走ることができる。有利なことに、音吸収材料78は第2区域42内にも配置される。
第2冷却空気チャネル68は、凹部62から始まってチャネル区域80でもって下側18の方向にほぼ垂直に延びる。チャネル区域80は、区域40、チャネル壁50の区域56及び58、外壁28、ならびにチャネル壁36により結合される。
下側18では、チャネル区域80は、チャネル壁36から裏側24まで延びるチャネル区域82へと移行する。これによって、チャネル区域82は大体、高圧洗浄装置10の全長に亘って長手方向72に延びる。チャネル区域82は、上側で区域54及び52により結合され底側で外壁28により結合される。
冷却空気チャネル68も、交差方向76において高圧洗浄装置10の全幅に亘って延びる。
第2冷却空気チャネル68も、チャネル区域80とチャネル区域82との間に曲げを備えた、断面がL形の外形を有する。冷却空気は第2冷却空気チャネル68を流通すると、凹部62のすぐ後方に約90°向け先変更される。チャネル区域80及び82間の曲げの領域では、約90°の更なる向け先変更が生じる。
第2冷却空気チャネル68も、断面において音吸収材料78を用いてライニングされる。例えば、特に第2区域54と対向している外壁28上の内部上に音吸収材料18が配置されるが、好適には音吸収材料78はこの第2区域上にも配置される。音吸収材料78は、有利なことに第1区域40まで、チャネル壁38及び外壁28に沿っても配置される。
受容空間66は、チャネル壁38とチャネル壁50との間に形成される。ハウジング12は、受容空間66内にハウジング壁84及び86を含む。それぞれのハウジング壁84、86が、長手方向72に対して交差方向に配向され、壁区域88及び90でもって二重壁になるように構成される。支柱92が壁区域88及び90同士を接続する。各ハウジング壁84、86上に凹部94が存在する。
ハウジング壁84、86は、長手方向72において互いから離間される。ハウジング壁84は、ほぼ搬送用取手26の後端の領域に配置され、ハウジング壁86は、ほぼ搬送用取手26の前端の領域に配置される。ただしこの配置は異なることもできる。
長手方向72において後方から前方へこのように続いているのは、まず第3区域44であり、第3区域から距離をおいてハウジング壁84、ハウジング壁84から距離をおいてハウジング壁86、そしてハウジング壁86から距離をおいて第4区域58である。
ハウジング壁84、86は、或る程度、長手方向72において受容空間66を細分化すると共に交差方向76に配向される隔壁である。
高圧洗浄装置10はモータポンプユニット96を有する。モータポンプユニット96は、軸102を規定するシャフト100を有するモータ98を含む。モータポンプユニット96は、目下、軸102が長手方向72に走るような仕方で、即ち長手方向72が軸方向であるような仕方で、高圧洗浄装置10上に配置される。軸102は水平に配向されるため、この軸は高圧洗浄装置10により規定されるタッチ面と平行に走る。
モータポンプユニット96は、更に、軸方向ピストンポンプとして構成される高圧ポンプ104を含む。高圧ポンプ104は、ポンプヘッド106を含み、ポンプヘッド106の上に、ポンプ入力ダクト108及びポンプ出力ダクト110が配置される。
シャフト100上では、ファンホイール112が回転不可能に保持される。
モータポンプユニット96は、裏側24から出発してまずファンホイール112にモータ98が続き、続いて高圧ポンプ104が続き、この高圧ポンプからダクト108、110が延びるような仕方で、ハウジング12内に受容される。
高圧洗浄装置10は空気案内部114を有する。空気案内部114は略円筒形の形態を有し、モータポンプユニット96と同心円状に配向される。空気案内部114は、軸102の周方向において全ての側でモータポンプユニット96を包囲し、モータポンプユニットの、裏側24の方を向いた端部からポンプヘッド106へと延びる。
空気案内部114内では、端部区域にて、つまり裏側24の方を向いた端面116上に、開口118が形成される。開口118は、ハウジング半殻14上の対応する凹部と組み合わさって第1冷却空気チャネル64の出口開口を形成する凹部48と整列する。開口118の縁上に、リングの形態の封止要素120が配置される。
対応する仕方において、空気案内部114内で端部区域にて、つまり空気案内部114の前側22の方を向いた端面122上に、開口124が形成される。開口124は、ハウジング半殻16上の対応する凹部と組み合わさって第2冷却空気チャネル68への入口開口を形成する凹部62と整列する。開口124の縁上に、特にリング又は部分リング又はリング切片の形態の封止要素126が配置される。封止要素126は、目下、リング切片ではない。電気切替要素127上に配置される封止要素(図示せず)によって、開口124の縁での更なる封止が生じる。
封止要素120により、第1冷却空気チャネル64と空気案内部114との間の封止式の流体接続が確実になり、封止要素126、ならびに図示しない更なる封止要素により、空気案内部114と第2冷却空気チャネル68との間の封止式の流体接続が確実になる。
高圧洗浄装置10は、更に空気案内部114がハウジング12上でそれによって支持される減衰要素128を有する。
減衰要素128は、例えば振動を吸収する弾性ゴム材料又はプラスチック材料から作成され、モータポンプユニット96の運転に起因した、空気案内部114とハウジング12との間の振動を吸収するように働く。
減衰要素128は、目下輪状に、そして特にリング切片130として、構成される。各減衰要素128は、軸102の周方向において、大体180°、例えば約150°から約170°までの孤に亘って(図3)、延びる。2つの各減衰要素128は、ハウジング壁84及びハウジング壁86に関連する(それぞれの他方のハウジング半殻14の、対応するハウジング壁を包含する)。
減衰要素128は空気案内部114を、軸102の周方向において、軸に対して交差方向に包囲する。
それぞれの減衰要素128が、ハウジング壁84上で保持される。減衰要素は、軸方向においてその壁区域88及び90間の凹部94の領域に挿入される。半径方向では、減衰要素128はハウジング壁84の支柱92上で支持することができる。同じことが、更なるハウジング壁86の壁区域88及び90上の凹部94の領域において支柱92上で支持することのできる、更なる減衰要素128に当てはまる。
このようにして、空気案内部114がハウジング12上で、つまりそのハウジング壁84、86上で、減衰要素128によって支持されることが可能である。軸方向でも半径方向でも固定が可能である。
高圧洗浄装置10は特に静かな運転を特色とする。このことは、少なくとも1つの冷却空気チャネル64、68を提供することに加えて、更にハウジング12上で空気案内部114をそれによって支持することのできる減衰要素128を提供することにより達成される。
高圧洗浄装置10の運転中、大気から冷却空気がハウジング開口30を通って引き寄せられる。冷却空気は第1冷却空気チャネル64を流通し、これによって二度偏向され、開口118を介して空気案内部114内に進入する。空気案内部114内では、冷却空気によりモータポンプユニット96が効果的に冷却される。
続いて冷却空気は、空気案内部114から開口124を介して退出し、二度向け先変更され、第2冷却空気チャネル68をハウジング開口32へ、そしてこのハウジング開口を大気中へと流通する。矢印132は冷却空気の流れ方向を示す。
結果として、冷却空気は高圧洗浄装置10内で直角に蛇行して、冷却空気チャネル64、空気案内部114、及び冷却空気チャネル68を流通する。冷却空気の複数の偏向により、空気流に起因して発生する騒音放出を少なく保つことができる。冷却空気チャネル64及び68内に音吸収材料78を提供することも、特に有利である。更に、上側20及び下側18に沿ったこれらの冷却空気チャネルが細隙様の外形であることにより、高圧洗浄装置10の一層静かな運転が提供される。
空気案内部114内の冷却空気の流れに起因して発生する騒音を、既に述べた空気案内部114により減衰することができる。モータポンプユニット96の運転の理由による、空気流に起因した、特に構造伝播音にも起因した、考えられる空気案内部114の振動を、減衰要素128によって効果的に吸収することができる。ハウジング12に対する振動は著しく低減されるため、結果として特に静かな高圧洗浄装置10が実現される。
ポンプ入力ダクト108及びポンプ出力ダクト110が前側22でチャネル区域80、音吸収材料78、及び外壁28を通過する。ダクト108、110は、これらのダクトが通過する外壁28の開口の縁から離間される。従って、ダクト108、110によりハウジング12に伝達される振動もない。
同時に高圧洗浄装置10は、冷却空気チャネル64、68のそれぞれの曲げに起因した特にコンパクトな構成を有する。これによって、高圧洗浄装置10は輸送が単純になる。
更に、ハウジング開口30、32が、ハウジング12上の、互いから離れた両側に配置されることが有利である。これによって、熱せられた冷却空気を実質回避することができる。熱せられた冷却空気はハウジング開口32を介して大気中に達するが、即座にハウジング開口30を介して冷却空気チャネル64内へと再度引き寄せられる。
更に、ハウジング開口30が高圧洗浄装置10上で上側に配置されることが有利である。これによって、例えば塵埃のような異物がハウジング内部に引き込まれる確率が低減される。
10 高圧洗浄装置
12 ハウジング
14 ハウジング半殻
16 ハウジング半殻
18 下側
20 上側
22 前側
24 裏側
26 搬送用取手
28 外壁
30 ハウジング開口
32 ハウジング開口
34 チャネル壁
36 チャネル壁
38 チャネル壁
40 第1区域
42 第2区域
44 第3区域
46 第4区域
48 凹部
50 チャネル壁
52 第1区域
54 第2区域
56 第3区域
58 第4区域
60 ステッピング
62 凹部
64 第1冷却空気チャネル
66 受容空間
68 第2冷却空気チャネル
70 チャネル区域
72 長手方向
74 チャネル区域
76 交差方向
78 音吸収材料
80 チャネル区域
82 チャネル区域
84 ハウジング壁
86 ハウジング壁
88 壁区域
90 壁区域
92 支柱
94 凹部
96 モータポンプユニット
98 モータ
100 シャフト
102 軸
104 高圧ポンプ
106 ポンプヘッド
108 ポンプ入力ダクト
110 ポンプ出力ダクト
112 ファンホイール
114 空気案内部
116 端面
118 開口
120 封止要素
122 端面
124 開口
126 封止要素
127 切替要素
128 減衰要素
130 リング切片
132 矢印流れ方向

Claims (25)

  1. ハウジング(12)と、該ハウジング内に受容された、モータ(98)及び前記モータにより駆動される高圧ポンプ(104)を有するモータポンプユニット(96)と、前記ハウジング(12)内に配置又は形成された、前記モータポンプユニット(96)を冷却するための、冷却空気用の少なくとも1つの冷却空気チャネル(64、68)とを含む空冷式の高圧洗浄装置であって、
    前記冷却空気チャネル(64、68)が、少なくとも1つのハウジング開口(30、32)により大気に流体接続される高圧洗浄装置において、
    前記少なくとも1つの冷却空気チャネル(64、68)に流体接続されると共に前記モータポンプユニット(96)を少なくとも部分的に包囲する空気案内部(114)と、前記空気案内部(114)を前記ハウジング(12)上に支持する減衰要素(128)とを特徴とする高圧洗浄装置。
  2. 請求項1に記載の高圧洗浄装置であって、前記空気案内部(114)が、前記ハウジング(12)及び/又は前記少なくとも1つの冷却空気チャネル(64、68)の壁と直接接触しないこと、を特徴とする高圧洗浄装置。
  3. 請求項1又は2に記載の高圧洗浄装置であって、前記空気案内部(114)が、前記モータポンプユニット(96)の全長又はほぼ全長に亘って延びること、を特徴とする高圧洗浄装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、前記空気案内部(114)が、外殻の形態にて前記モータポンプユニット(96)を包囲すると共に、少なくとも一端側、特に端面(116、122)に開口(118、124)を有し、該開口(118、124)を介して前記少なくとも1つの冷却空気チャネル(64、68)と前記空気案内部(114)とが互いの中に通じていること、を特徴とする高圧洗浄装置。
  5. 請求項4に記載の高圧洗浄装置であって、前記少なくとも1つの冷却空気チャネル(64、68)と前記空気案内部(114)との間に封止式の流体接続を提供するために、封止要素(120、126)が、前記少なくとも1つの開口(118、124)の縁上に配置されること、を特徴とする高圧洗浄装置。
  6. 請求項4又は5に記載の高圧洗浄装置であって、前記モータポンプユニット(96)が、前記モータ(98)のシャフト(100)により駆動されるファンホイール(112)を有し、前記ファンホイール(112)が、前記空気案内部(114)の開口(118)に配置され、前記モータポンプユニット(96)の表面に冷却空気を運搬すること、を特徴とする高圧洗浄装置。
  7. 請求項4〜6のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、
    ポンプ入力ダクト(108)及び/又はポンプ出力ダクト(110)が、前記空気案内部(114)から該空気案内部の端側開口(124)を通って供給されること、又は
    前記高圧ポンプ(104)のポンプヘッド(106)が、前記開口(124)を通過すること、
    を特徴とする高圧洗浄装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、前記ハウジング(12)が、ハウジング壁(84、86)を有し又は形成し、前記減衰要素(128)が、前記ハウジング壁と前記空気案内部(114)との間に位置決めされて前記ハウジング壁(84、86)上で支持されること、を特徴とする高圧洗浄装置。
  9. 請求項8に記載の高圧洗浄装置であって、前記ハウジング壁(84、86)が、前記モータポンプユニット(96)の軸方向に対して交差方向に配向されること、を特徴とする高圧洗浄装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、前記減衰要素(128)が、輪状に又はリング切片状に構成され、各々が、前記空気案内部(114)を、好適には前記モータポンプユニット(96)の軸方向に対して交差方向である平面内で、少なくとも部分的に包囲すること、を特徴とする高圧洗浄装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、前記モータポンプユニット(96)の軸方向に関して互いから離間された少なくとも2つの位置に、それぞれ、少なくとも1つの減衰要素(128)が、前記空気案内部(114)を前記ハウジング(12)上で支持するために配置されること、を特徴とする高圧洗浄装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、前記減衰要素(128)が、ゴム材料又はプラスチック材料から作られること、を特徴とする高圧洗浄装置。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、前記少なくとも1つの冷却空気チャネル(64、68)が、少なくとも断面において、前記ハウジング(12)の外壁(28)と、前記外壁(28)から距離をおいたところで前記ハウジング(12)により含まれる又は形成される少なくとも1つの更なるチャネル壁(34、36、38、50)との間に形成されること、を特徴とする高圧洗浄装置。
  14. 請求項1〜13のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、前記少なくとも1つの冷却空気チャネル(64、68)のチャネル区域(70、82)が、前記高圧洗浄装置(10)の長手方向(72)に走り、前記高圧洗浄装置(10)の交差方向(76)において該高圧洗浄装置の全幅又はほぼ全幅に亘って延びること、を特徴とする高圧洗浄装置。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、前記少なくとも1つの冷却空気チャネル(64、68)が、少なくとも断面において、内側を音吸収材料(78)によりライニングされること、を特徴とする高圧洗浄装置。
  16. 請求項1〜15のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、前記少なくとも1つの冷却空気チャネル(64、68)が有角のやり方で構成されること、及び
    前記少なくとも1つの冷却空気チャネル(64、68)を流通する前記冷却空気が、好適には約90°の少なくとも一度の向け先変更を受けること、
    を特徴とする高圧洗浄装置。
  17. 請求項1〜16のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、前記モータポンプユニット(96)が、前記少なくとも1つの冷却空気チャネル(64、68)のチャネル区域(70、82)と平行に配向され、前記チャネル区域(70、82)及び前記空気案内部(114)を流通する前記冷却空気が、二度、それぞれ好適には約90°の向け先変更を受けること、を特徴とする高圧洗浄装置。
  18. 請求項1〜17のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、前記高圧洗浄装置(10)が、第1冷却空気チャネル(64)と第2冷却空気チャネル(68)とを有し、前記第1冷却空気チャネル(64)を通って大気からの冷却空気が前記モータポンプユニット(96)に供給可能であり、前記第2冷却空気チャネル(68)を通って冷却空気が前記モータポンプユニット(96)から大気中へと除去可能であること、を特徴とする高圧洗浄装置。
  19. 請求項18に記載の高圧洗浄装置であって、前記モータポンプユニット(96)及び前記空気案内部(114)が、前記モータポンプユニット(96)と平行に走る前記第1及び第2冷却空気チャネル(64、68)のチャネル区域(70、82)の間に配置されること、及び
    前記冷却空気が、前記第1冷却空気チャネル(64)、前記空気案内部(114)、及び前記第2冷却空気チャネル(68)を、蛇行して、特に直角に蛇行して流通すること、
    を特徴とする高圧洗浄装置。
  20. 請求項19に記載の高圧洗浄装置であって、前記第1冷却空気チャネル(64)の前記チャネル区域(70)が前記モータポンプユニット(96)の上方に配置され、前記第2冷却空気チャネル(68)の前記チャネル区域(82)が前記モータポンプユニットの下方に配置されること、を特徴とする高圧洗浄装置。
  21. 請求項18〜20のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、冷却空気を前記第1冷却空気チャネル(64)内に進入させるハウジング開口(30)、及び、冷却空気を前記第2冷却空気チャネル(68)から退出させるハウジング開口(32)が、前記ハウジング(12)上で互いから遠く離れた側に配置されること、を特徴とする高圧洗浄装置。
  22. 請求項18〜21のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、冷却空気を前記第1冷却空気チャネル(64)内に進入させるハウジング開口(30)が、冷却空気を前記第2冷却空気チャネル(68)から退出させるハウジング開口(32)の上方に位置決めされること、を特徴とする高圧洗浄装置。
  23. 請求項1〜22のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、前記モータポンプユニット(96)が、前記ハウジング(12)内で水平に配向されること、を特徴とする高圧洗浄装置。
  24. 請求項1〜23のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、
    前記ハウジング(12)が2つのハウジング半殻(14、16)を有し、
    前記モータポンプユニット(96)が、該モータポンプユニットを包囲する前記空気案内部(114)と併せて、前記ハウジング半殻(14、16)の間に位置決めされると共に、各々のハウジング半殻(14、16)のハウジング壁(84、86)の端面上で、前記減衰要素(128)によって支持され、前記ハウジング半殻(14、16)が、それぞれ他方のハウジング半殻(14、16)の方を向くこと、
    を特徴とする高圧洗浄装置。
  25. 請求項1〜24のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、前記高圧ポンプ(104)が、軸方向ピストンポンプであること、を特徴とする高圧洗浄装置。
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