JP2018531570A - Pwm駆動を伴う多相永久磁石モータのための線形ホール効果センサ - Google Patents

Pwm駆動を伴う多相永久磁石モータのための線形ホール効果センサ Download PDF

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    • H02P27/08Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage using dc to ac converters or inverters with pulse width modulation

Abstract

低コスト線形ホール効果センサが、モータシャフト位置を決定し、モータシャフト位置に比例して電圧を発生させるために使用される。線形ホール効果センサからの電圧は、三角波形と比較され、PWM信号が、それから発生させられる。一定電流ソースおよび一定電流シンクが、三角波形発生器内で使用される。線形ホール効果センサからの電圧は、モータを起動し、その速度を変動させるために使用されるPWMデューティサイクルを変化させるように調節される。コンパレータが、ホール効果センサからの電圧を比較し、モータの電圧駆動要件に比例したデューティサイクルを有するPWM信号を生産する。

Description

(関連特許出願)
本願は、共有に係る米国仮特許出願第62/234,458号(2015年9月29日出願)に対する優先権を主張し、上記出願は、あらゆる目的のために参照により本明細書に援用される。
(技術分野)
本開示は、ブラシレスモータに関し、特に、線形ホール効果センサを伴う多相ブラシレスモータのためのパルス幅変調(PWM)駆動部に関する。
(背景)
永久磁石モータ整流は、デジタルプロセッサおよびソフトウェアプログラムによって決定されるとき、有意な処理時間量を要求する。これは、特に、高モータ回転速度において問題である。整流時間を決定するために十分に迅速に計算を行うことが可能なデジタルプロセッサ、例えば、マイクロコントローラは、比較的高価である。
したがって、高価かつ算出上複雑なデジタル処理を要求せずに、高回転速度で永久磁石モータを整流する方法の必要性が存在する。
ある実施形態によると、3相永久磁石モータとの使用のための制御回路は、その上に磁石を有するモータシャフトの周囲に120度の相対的変位で配置されている3つの線形ホール効果センサを備え得、3つの線形ホール効果センサからの電圧信号は、モータを時計回りまたは反時計回り方向に回転させるように適合されている3つのパルス幅変調(PWM)信号を発生させるために使用され得る。
さらなる実施形態によると、3つの線形ホール効果センサからの電圧信号は、三角電圧波形と比較され、PWM信号を発生させ得る。さらなる実施形態によると、PWM信号のデューティサイクルは、3つの線形ホール効果センサからの電圧信号が平均基準電圧に向かって減衰させられ得るにつれて変化し得る。さらなる実施形態によると、平均基準電圧は、2によって除算される三角電圧波形の最高ピーク電圧と最低トラフ電圧との和であり得る。さらなる実施形態によると、PWM信号の周期は、モータパラメータの電気時定数(L/R)の1/5またはそれ未満であり得る。さらなる実施形態によると、3つの線形ホール効果センサからの電圧信号は、回転するモータシャフトの角度位置を決定するために使用され得る。さらなる実施形態によると、3つの線形ホール効果センサからの電圧信号は、モータシャフトの角度位置を遠隔で監視するために使用され得る。さらなる実施形態によると、磁石は、中心軟磁性コアと、サマリウム磁石またはアルニコ材料の個々の磁性区画とを備え、磁石の温度安定性を向上させ得る。さらなる実施形態によると、磁石の磁場は、線形ホール効果センサからの電圧出力を増加させるように成形され得る。さらなる実施形態によると、成形された磁場は、基本波に加え、基本波磁場の約1/6の強度における第三調波を含む。
別の実施形態によると、2相永久磁石モータとの使用のための制御回路は、その上に磁石を有するモータシャフトの周囲に90度の相対的変位で配置されている2つの線形ホール効果センサを備え得、2つの線形ホール効果センサからの電圧信号は、モータを時計回りまたは反時計回り方向に回転させるように適合されている2つのパルス幅変調(PWM)信号を発生させるために使用され得る。さらなる実施形態によると、2つの線形ホール効果センサからの電圧信号は、回転するモータシャフトの角度位置を決定するために使用され得る。
さらに別の実施形態によると、多相永久磁石モータとの使用のための制御回路は、その上に磁石を有するモータシャフトの周囲に配置されている複数の線形ホール効果センサを備え得、複数の線形ホール効果センサからの電圧信号は、モータを時計回りまたは反時計回り方向に回転させるように適合されている複数のパルス幅変調(PWM)信号を発生させるために使用され得る。さらなる実施形態によると、複数の線形ホール効果センサからの電圧信号は、回転するモータシャフトの角度位置を決定するために使用され得る。
さらに別の実施形態によると、3相永久磁石モータのためのパルス幅変調(PWM)駆動システムは、その回転子シャフト上に磁石を有する3相永久磁石モータに結合するために適合されている3つの半波ブリッジ電界効果トランジスタ(FET)組と、3つの半波ブリッジ電力FET組のうちのそれぞれのものに結合されている出力を有する不感帯制御を伴う3つの相補的出力PWM駆動部と、3つの相補的出力PWM駆動部のそれぞれの入力に結合されている出力を有する、第1、第2、および第3の電圧コンパレータと、3相永久磁石モータ回転子シャフトの周囲に配置され、120度間隔を置かれるように適合されている第1、第2、および第3の線形ホール効果センサと、各々が第1、第2、および第3の端子を有する第1、第2、および第3の調節可能抵抗器であって、第1および第3の端子は、各調節可能抵抗器の総抵抗値を備え得、第2の端子は、第1の端子と第3の端子との間の抵抗において調節可能であり得、第1、第2、および第3の調節可能抵抗器の第1の端子は、第1、第2、および第3の線形ホール効果センサのうちのそれぞれのものの出力電圧に結合され得、第1、第2、および第3の調節可能抵抗器の第2の端子は、第1、第2、および第3の電圧コンパレータのうちのそれぞれのものの非反転入力に結合され得、第1、第2、および第3の調節可能抵抗器の第3の端子は、第3の電圧基準からの第3の基準電圧に結合され得る、調節可能抵抗器と、第1、第2、および第3の電圧コンパレータの反転入力に結合されている三角波形出力を有するランプ発生器とを備え得、PWM信号は、第1、第2、および第3の電圧コンパレータによって発生させられ、PWM信号は、第1、第2、および第3の調節可能抵抗器の第2の端子からの電圧に依存するデューティサイクルを有し得る。
さらなる実施形態によると、ランプ発生器は、一定電流ソースと、一定電流シンクと、ランプ発生器の出力に結合されている反転入力を有する第4および第5の電圧コンパレータと、第4の電圧コンパレータの非反転入力に結合されている第1の基準電圧を提供する第1の電圧基準と、第5の電圧コンパレータの非反転入力に結合されている第2の基準電圧を提供する第2の電圧基準とを備え得、ランプ発生器の出力上の電圧が第2の基準電圧に等しいかまたはそれを上回り得るとき、一定電流シンクは、イネーブルにされ得、ランプ発生器の出力上の電圧が第1の基準電圧未満かまたはそれと等しくあり得るとき、一定電流ソースは、イネーブルにされ得る。
別の実施形態によると、2相永久磁石モータのためのパルス幅変調(PWM)駆動システムは、その回転子シャフト上に磁石を有する2相永久磁石モータに結合するために適合されている2つの半波ブリッジ電界効果トランジスタ(FET)組と、2つの半波ブリッジ電力FET組のうちのそれぞれのものに結合されている出力を有する不感帯制御を伴う2つの相補的出力PWM駆動部と、2つの相補的出力PWM駆動部のそれぞれの入力に結合されている出力を有する第1および第2の電圧コンパレータと、2相永久磁石モータ回転子シャフトの周囲に配置され、90度間隔を置かれるように適合されている第1および第2の線形ホール効果センサと、各々が第1、第2、および第3の端子を有する第1および第2の調節可能抵抗器であって、第1および第3の端子は、各調節可能抵抗器の総抵抗値を備え得、第2の端子は、第1の端子と第3の端子との間の抵抗において調節可能であり得、第1および第2の調節可能抵抗器の第1の端子は、第1および第2の線形ホール効果センサのうちのそれぞれのものの出力電圧に結合され得、第1および第2の調節可能抵抗器の第2の端子は、第1および第2の電圧コンパレータのうちのそれぞれのものの非反転入力に結合され得、第1および第2の調節可能抵抗器の第3の端子は、第3の電圧基準からの第3の基準電圧に結合され得る、調節可能抵抗器と、第1および第2の電圧コンパレータの反転入力に結合されている三角波形出力を有するランプ発生器とを備え得、PWM信号は、第1および第2の電圧コンパレータによって発生させられ、PWM信号は、第1および第2の調節可能抵抗器の第2の端子からの電圧に依存するデューティサイクルを有し得る。
別の実施形態によると、3相永久磁石モータのためのパルス幅変調(PWM)駆動力を発生させる方法は、3相永久磁石モータにその上に磁石を有する回転可能モータシャフトを提供するステップと、モータ回転子シャフトの周囲に配置され、120度間隔を置かれている3つの線形ホール効果センサを提供するステップと、磁石を有するモータシャフトが回転しているとき、3つの線形ホール効果センサから電圧を発生させるステップと、線形ホール効果センサからの電圧を三角電圧波形と比較するステップと、線形ホール効果センサからの電圧と三角電圧波形の比較から3つのPWM信号を発生させるステップと、3つのPWM信号から不感帯制御を伴う相補的PWM信号を発生させるステップと、不感帯制御を伴う相補的PWM信号を用いて3つの半波ブリッジ電界効果トランジスタ(FET)を駆動するステップと、3つの半波ブリッジ電力FETを電源電圧ソースおよび3相永久磁石モータに結合するステップであって、それによって、電源電圧ソースのPWMは、モータに回転させる、ステップとを含み得る。
方法のさらなる実施形態によると、3つの線形ホール効果センサからの電圧は、モータシャフトの角度位置を決定するために使用され得る。方法のさらなる実施形態によると、磁石の磁場を成形し、線形ホール効果センサからの電圧出力を増加させるステップをさらに含み得る。
さらに別の実施形態によると、2相永久磁石モータのためのパルス幅変調(PWM)駆動力を発生させる方法は、2相永久磁石モータにその上に磁石を有する回転可能モータシャフトを提供するステップと、モータ回転子シャフトの周囲に配置され、90度間隔を置かれている2つの線形ホール効果センサを提供するステップと、磁石を有するモータシャフトが回転しているとき、2つの線形ホール効果センサから電圧を発生させるステップと、線形ホール効果センサからの電圧を三角電圧波形と比較するステップと、線形ホール効果センサからの電圧と三角電圧波形の比較から2つのPWM信号を発生させるステップと、2つのPWM信号から不感帯制御を伴う相補的PWM信号を発生させるステップと、不感帯制御を伴う相補的PWM信号を用いて2つの半波ブリッジ電界効果トランジスタ(FET)を駆動するステップと、2つの半波ブリッジ電力FETを電源電圧ソースおよび2相永久磁石モータに結合するステップであって、それによって、電源電圧ソースのPWMは、モータに回転させる、ステップとを含み得る。
さらに別の実施形態によると、モータシャフトの角度位置を決定する方法は、その上に磁石を有する回転可能モータシャフトを有する3相永久磁石モータを提供するステップと、第1、第2、および第3の線形ホール効果センサを提供するステップであって、第1、第2、および第3の線形ホール効果センサは、モータシャフトの周囲に位置し、120度間隔を置かれ、それによって、第2のセンサは、第1のセンサより120度だけ回転において遅れ、第3のセンサは、第2のセンサより120度だけ回転において遅れ得る、ステップと、最大電圧値および最小電圧値を第1の線形ホール効果センサから測定するステップと、測定された最大電圧値および最小電圧値をMaxAおよびMinAとして、それぞれ保存するステップと、ピーク値をPeakA=(MaxA−MinA)/2として計算するステップと、平均値をAverageA=(MaxA+MinA)/2として計算するステップと、ある瞬間における第1、第2、および第3の線形ホール効果センサの出力電圧値を測定し、MeasA、MeasB、およびMeasCとしてそれぞれ保存するステップと、SineA=(MaxA−AverageA)/PeakAを計算するステップと、SineAが正であり得る場合、SineAのArcsineを決定し、SineAが負であり得る場合、SineAの絶対値のArcsineを決定し、ArcsineAとして保存するステップとを含み得、SineAが正であり、MeasC>MeasBであり得る場合、モータシャフトの角度位置は、ArcsineAであり得、SineAが正であり、MeasB>MeasCであり得る場合、モータシャフトの角度位置は、180−ArcsineAであり得、SineAが負であり、MeasC>MeasBであり得る場合、モータシャフトの角度位置は、SineAの絶対値のArcsineAであり得、SineAが負であり、MeasB>MeasCであり得る場合、モータシャフトの角度位置は、180−SineAの絶対値のArcsineAであり得る。
方法のさらなる実施形態によると、SineAまたはSineAの絶対値のArcsineを決定するステップは、SineAまたはSineAの絶対値のArcsineを複数のSine値対Arcsine値を備え得るテーブルからルックアップするステップを含み得る。方法のさらなる実施形態によると、Sine値対Arcsine値のテーブルは、マイクロコントローラのメモリ内のルックアップテーブルとして記憶され得る。方法のさらなる実施形態によると、0〜90度のSine値対Arcsine値のテーブルは、0.5、1、1.5、2、3、4、および5度の増分から成る群から選択され得る。方法のさらなる実施形態によると、Arcsineを決定するステップは、SineAの絶対値のArcsineを決定し、ArcsineAとして保存するステップを含み得る。
別の実施形態によると、モータシャフトの角度位置を決定する方法は、その上に磁石と第三調波磁石とを有する回転可能モータシャフトを有する3相永久磁石モータを提供するステップと、第1、第2、および第3の線形ホール効果センサを提供するステップであって、第1、第2、および第3の線形ホール効果センサは、モータシャフトの周囲に位置し、120度間隔を置かれ、それによって、第2のセンサは、第1のセンサより120度だけ回転において遅れ、第3のセンサは、第2のセンサより120度だけ回転において遅れ得る、ステップと、第1、第2、および第3の線形ホール効果センサから、電圧値MeasA、MeasB、およびMeasCをそれぞれ測定するステップと、再構成された電圧値MeasA’=MeasA−MeasB、MeasB’=MeasB−MeasC、およびMeasC’=MeasC−MeasAを計算するステップと、MeasA’の最大電圧値および最小電圧値を決定し、それぞれ、MaxA’およびMinA’として保存するステップと、ピーク値をPeak’=(MaxA’−MinA’)/2として計算するステップと、平均値をAverage’=(MaxA’+MinA’)/2として計算するステップと、ある瞬間における第1、第2、および第3の線形ホール効果センサの出力の大きさを測定し、MeasA、MeasB、およびMeasCとしてそれぞれ保存するステップと、SineA’=(MeasA’−Average’)/Peak’を計算するステップと、SineA’が正であり得る場合、SineA’のArcsineまたはSineA’が負であり得る場合、SineA’の絶対値のArcsineを決定し、ArcsineAとして保存するステップとを含み得、SineA’が正であり、MeasC’>MeasB’であり得る場合、モータシャフトの角度位置は、ArcsineAであり得、SineA’が正であり、MeasB’>MeasC’であり得る場合、モータシャフトの角度位置は、180−ArcsineAであり得、SineA’が負であり、MeasC’>MeasB’であり得る場合、モータシャフトの角度位置は、SineA’の絶対値のArcsineAであり得、SineA’が負であり、MeasB’>MeasC’であり得る場合、モータシャフトの角度位置は、180−SineA’の絶対値のArcsineAであり得る。
方法のさらなる実施形態によると、SineA’またはSineA’の絶対値のArcsineを決定するステップは、SineA’またはSineA’の絶対値のArcsineを複数のSine値対Arcsine値を備え得るテーブルからルックアップするステップを含み得る。方法のさらなる実施形態によると、Sine値対Arcsine値のテーブルは、マイクロコントローラのメモリ内のルックアップテーブルとして記憶され得る。
別の実施形態によると、モータシャフトの角度位置を決定する方法は、その上に磁石を有する回転可能モータシャフトを有する2相永久磁石モータを提供するステップと、第1および第2の線形ホール効果センサを提供するステップであって、第1および第2の線形ホール効果センサは、モータシャフトの周囲に位置し、90度間隔を置かれ、それによって、第2のセンサは、第1のセンサより90度だけ回転において遅れ得る、ステップと、最大電圧値および最小電圧値を第1の線形ホール効果センサから測定するステップと、測定された最大電圧値および最小電圧値をMaxAおよびMinAとしてそれぞれ保存するステップと、平均値を平均=(MaxA+MinA)/2として計算するステップと、ある瞬間における第1および第2の線形ホール効果センサの出力電圧値を測定し、MeasAおよびMeasBとしてそれぞれ保存するステップと、A=(MaxA−Average)およびB=(MaxB−Average)を計算するステップと、TangentX=Bによって除算されるAを計算するステップとを含み得、TangentXおよびAが正であり得る場合、モータシャフトの角度位置は、TangentXのArctangentであり得、TangentXが負であり、Aが正であり得る場合、モータシャフトの角度位置は、180−TangentXの絶対値のArctangentであり得、TangentXおよびAの両方が負であり得る場合、モータシャフトの角度位置は、TangentXの絶対値のArctangentの負の値であり得、TangentXが正であり、Aが負であり得る場合、モータシャフトの角度位置は、180−TangentXのArctangentの負の値であり得る。
方法のさらなる実施形態によると、TangentXまたはTangentXの絶対値のArctangentを決定するステップは、TangentXまたはTangentXの絶対値のArctangentを複数のTangent値対Arctangent値を備え得るテーブルからルックアップするステップを含み得る。方法のさらなる実施形態によると、Tangent値対Arctangent値のテーブルは、マイクロコントローラのメモリ内のルックアップテーブルとして記憶され得る。
本開示のより完全な理解は、添付の図面と併せて検討される以下の説明を参照することによって得られ得る。
図1は、本開示の具体的例示的実施形態による、3相永久磁石モータと、線形ホール効果センサと、関連付けられたモータPWM駆動および整流構成要素との概略ブロック図を図示する。 図2は、本開示の教示による、完全基準から完全ホール効果センサ出力の範囲にわたる、モータの単相に対する線形ホール効果センサ出力と結果として生じるPWM信号の概略グラフを図示する。 図3は、本開示の教示による、3相モータに対する複数の線形ホール効果センサ出力と結果として生じるPWM信号の概略グラフを図示する 図4は、本開示の教示による、その性能を改良するために成形される磁場を有する複数の線形ホール効果センサの概略グラフを図示する。 図5は、本開示の教示による、基本波および第三調波磁石の概略図を図示する。 図6は、本開示の別の具体的例示的実施形態による、2相永久磁石モータと、線形ホール効果センサと、関連付けられたモータPWM駆動および整流構成要素との概略ブロック図を図示する。
本開示は、種々の修正および代替形態を受け入れる余地があるが、その具体的例示的実施形態が、図面に示されており、本明細書に詳細に説明されている。しかしながら、具体的例示的実施形態の本明細書における説明は、本開示を本明細書に開示される特定の形態に限定することを意図するものではないことを理解されたい。
モータ産業は、現在、ホール効果センサを使用して、ブラシレスモータに関する整流情報を決定しているが、このタイプのシステムは、排除されることができない誤差を有する。これは、ホール効果センサをオンに励起し、次いで、センサをオフにすることがより大きいレベルの磁束を要求するという事実によって引き起こされる。これは、ホール効果センサがゼロモードにあるとき、次いで、あるモードにあるとき、同等でない信号をもたらす。以降に提示されるそれに対する解決策は、この誤差を解決し、追加の使用のために角度情報を供給可能である。加えて、電界配向制御を使用して、正弦波電流を発達させるための回路が存在するが、これらは、個々のコイル電流の電流感知を要求する。ブラシレスモータ設計が有する他の問題は、従来の6ステップ整流スキームを使用すると、整流がピーク逆起電力(BEMF)電圧が巻線から導出される前後+/−30度で生じ、したがって、モータの整流中、駆動電流中に12回のスパイクが存在することである。
モータシャフト位置を決定するために好適な低コスト線形ホール効果センサは、比較的に新しい。全ての要求される回路機能を伴うマイクロコントローラも、現時点で利用可能になったばかりである。歴史的には、モータシャフト位置センサを排除し、コストを低減させることに重点が置かれてきたが、そうすることは、より高価なデジタルプロセッサおよびソフトウェアプログラムを要求する。本明細書に開示される種々の実施形態によると、この傾向は、超低コストデジタルプロセッサ、例えば、マイクロコントローラと組み合わせて線形ホール効果センサを利用し、アナログおよびデジタル能力の両方を有することによって逆転され得、それは、前述の従来の技術問題および全てのソフトウェアプログラム整流処理要件を排除し得る。
ここで図面を参照すると、例示的実施形態の詳細が、図式的に図示される。図面内の同様の要素は、同様の番号によって表され、類似要素は、異なる小文字添字を伴う同様の番号によって表されるであろう。
図1を参照すると、描写されるのは、本開示の具体的例示的実施形態による、3相永久磁石モータと、線形ホール効果センサと、関連付けられたモータPWM駆動および整流構成要素との概略ブロック図である。種々の実施形態によると、3つの線形ホール効果センサQ1、Q2、およびQ3が、図1に示されるように、互いから120度の電気的相対的変位において線形ホール効果センサQ1、Q2、およびQ3を配置することによって、モータ102の回転シャフトの角度位置を決定するために使用され得る。極対の数は、電気的角度の機械的角度に対する比率を決定する。例えば、1対の極(2つの極)を伴うモータは、1対1の比率を有する。言い換えると、それは、各360度電気的回転に対して1周360度機械的に回転する。2対の極(4極)を伴うモータは、1対2の比率を有し、2周の電気的回転毎または720度に対して1周360度機械的に回転することを意味する。3対の極(6極)を伴うモータは、1対3の比率を有する等。
磁石122が、モータ102のシャフトに取り付けられ、3つの線形ホール効果センサQ1、Q2、およびQ3を磁気的に励起させるために使用される。ホール効果センサQ1、Q2、およびQ3の回転磁気励起は、これらの3つのセンサからの正弦波の電気信号(3つ)の組を提供し、電気信号は、モータシャフト角度の相対的位置、例えば、ホール効果センサQ1、Q2、およびQ3を励起する磁石122からの磁束の関係に依存する。得られた正弦波信号は、電気永久磁石同期モータ、例えば、モータ102のための適切な電気整流信号を決定するために使用され得る。これらの3つの発生させられる正弦波信号は、個々に、パルス幅変調された(PWM)信号に変換され、モータコイル駆動電力トランジスタ104および106に送信され、PWM信号は、3相永久磁石同期モータ、例えば、モータ102のための正しい巻線電圧要件を提供する3相関係において、オンおよびオフパルス持続時間を有する。
前述のように、3つの線形ホール効果センサQ1、Q2、およびQ3は、モータ102が回転(スピン)しているとき、モータ102の3相電圧の各々と同相の3相正弦波の波形を提供し得る。各ホール効果センサからの信号は、それぞれの可変抵抗器114、例えば、ポテンショメータ(3端子可変抵抗器)を通して、それぞれのコンパレータ112の非反転入力に印加され得、三角波形が、ランプ発生器124によって、コンパレータ112の反転入力に供給され得る。3つのコンパレータ112の出力は、不感帯制御108を有する相補的駆動部を通して、3つの半ブリッジ電力段、例えば、電力トランジスタ104および106を駆動し得る。3つの半ブリッジ電力段104および106の各々は、それが同相であるホール効果センサと対応する、モータ102の各巻線を駆動する。モータ速度は、可変抵抗器114を用いて、ホール効果センサ出力の振幅を調節することによって制御される。モータ方向は、コンパレータ112の出力を反転させることによって(図示せず)、逆転され得る。モータシャフト上の磁石122は、線形ホール効果センサQ1、Q2、およびQ3が検出するための磁束を提供する。この磁石122は、モータ回転子磁石またはモータシャフト(図示せず)に取り付けられる別個の磁石のいずれかであり得る。
線形ホール効果センサQ1、Q2、およびQ3は、例えば、限定ではないが、Allegro A1324LUA−Tであり得る。線形ホール効果センサは、磁場に比例した線形電圧の出力を提供し、それは、線形ホール効果センサからの出力によって提供される。磁場、例えば、モータシャフト上で回転する磁石の存在下では、電圧出力は、正弦波である。ホール効果センサQ1、Q2、およびQ3は、ホール効果センサ出力電圧が逆起電力(BEMF)とも称されるモータ発生電圧と同相であるように、モータ磁石と整列され得る。
可変抵抗器114は、マイクロコントローラ(図示せず)によって制御されるデジタル的にプログラム可能な可変抵抗器であり得る。これらの可変抵抗器114は、コンパレータ112の非反転入力に結合されている、ホール効果センサQ1、Q2、およびQ3からの出力信号の電圧振幅を変動させ得る。可変抵抗器114摺動子(可変抵抗中心ノード)が、バッファ増幅器118からの基準電圧に完全に向かうと、コンパレータ112出力は、実質的に、50パーセント(50%)デューティサイクル方形波となるであろう。抵抗器114摺動子が、ホール効果センサQ1、Q2、およびQ3からの電圧に完全に向かうと、コンパレータ112は、ホール効果センサQ1、Q2、およびQ3信号出力に比例したデューティサイクルを伴うPWM信号を出力するであろう。
ランプ発生器124は、三角波発生器として動作する。ランプ発生器124は、一定電流ソースと、一定電流シンクとを備え得る。一方のみが、一度にアクティブである。一定電流値は、調節可能であり、それによって、立ち上がりおよび立ち下がりランプ率を調節可能にし得る。電流値およびトリップ点は、三角周期がモータ電気時定数より小さいように調節され得る。
電圧コンパレータ126および128は、ランプ発生器124からの電圧ランプの方向を変化させるために使用され得る。ランプ発生器124出力が、デジタル/アナログコンバータ(DAC)132からの基準電圧以上であると、ランプ発生器124電流ソースは、ディスエーブルにされ、電流シンクが、イネーブルにされ、立ち下がりランプ出力をもたらす。ランプ発生器124出力が、DAC130からの基準電圧以下であると、ランプ発生器電流シンクは、ディスエーブルにされ、電流ソースが、イネーブルにされ、立ち上がりランプ出力をもたらす。
DAC130および132は、ランプ発生器124ランプ出力が方向を変化させる値を設定するために使用され得る。DAC130は、低電圧(Lv)値を設定し、DAC132は、高電圧(Hv)値を設定する。演算増幅器116は、コンパレータ112反転入力へのランプ発生器124出力をバッファするために使用され得る。演算増幅器118が、調節可能(プログラム可能)抵抗器114への基準電圧をバッファするために使用され得る。DAC120は、この基準電圧を設定するために使用され得る。DAC120からの電圧出力は、抵抗器114摺動子が演算増幅器118の出力からの基準電圧(Ref)に完全に向かうとき、発生させられるPWMデューティサイクルが50パーセント(50%)であるように調節され得る。DAC120からの出力電圧は、(Hv+Lv)/2であり得る。
コンパレータ112は、ホール効果センサ出力電圧をPWM信号に変換するために使用され得る。PWM信号の周期は、コンパレータ112反転入力上に存在するランプ発生器124出力によって設定される。PWM信号(3相)のデューティサイクルは、それぞれのコンパレータ非反転入力上に存在するホール効果センサ電圧に比例する。
不感帯制御を有する相補的駆動部108は、コンパレータ112PWM出力を調節可能不感帯を有する相補的PWM信号に変換するために使用され得る(不感帯は、両出力がオフであるときである)。不感帯時間は、トランジスタ104がオフになり、トランジスタ106がオンになる間またはその逆の間に所望される。電力トランジスタ、例えば、電界効果トランジスタ(FET)104、106のオンおよびオフ遷移の間の不感帯時間は、それぞれ、高および低側電力FET104、106の両方が、同時に伝導する可能性を防止する(シュートスルー電流を防止する)。
電力FET104および106は、相補的駆動部108からの相補的PWM出力電圧を高電圧高電流モータ電圧に変換する。永久磁石モータ102がスピンすると、それは、モータの速度に比例した電圧を発生させる。この発生させられる電圧の波形は、モータ構造によって決定され、特に、永久磁石同期モータ(PMSM)の場合、通常、正弦波であり、通常、ブラシレス直接電流(BLDC)モータの場合に該当する。この発生させられる電圧相は、回転子磁極より90度の電気角度だけ遅れている。このオフセットは、正に、モータを稼働させるための電圧を印加するときに必要とされるものである。
可変抵抗器114摺動子が全て、演算増幅器118の出力からの基準電圧に完全に向かうとき、コンパレータ112の中への電圧信号は、基準電圧において一定であり、全3つのPWMデューティサイクルは、下側の電圧波形250によって図2に示されるように、50パーセント(50%)である。モータ端子を横断する結果として生じる電圧差は、ゼロであり、したがって、電流は、流動せず、モータは、静止したままである。可変抵抗器114摺動子が、基準電圧から線形ホール効果センサQ1、Q2、およびQ3からのそれぞれの電圧に向かって移動させられるにつれて、コンパレータ112に印加される電圧信号は、可変抵抗器114によって減衰させられたホール効果センサ出力電圧である。ここで、PWMデューティサイクルは、中央の電圧波形252によって図2に示されるように、ホール効果センサ電圧に従って変動するであろう。
図6を参照すると、描写されるのは、本開示の別の具体的例示的実施形態による、2相永久磁石モータと、線形ホール効果センサと、関連付けられたモータPWM駆動および整流構成要素との概略ブロック図である。この2相永久磁石モータ実施形態は、図1に示される3相の2永久磁石モータ実施形態と実質的に同一方法で機能するが、1相少なく、2つの位相は、120度の代わりに、90度離れている。2つのみの線形ホール効果センサQ1およびQ2と、2つの調節可能(プログラム可能)抵抗器114と、2つのコンパレータ112と、不感帯制御108を有する相補的駆動部を通る2対の電力トランジスタ104および106とが、要求される。
ここで図3を参照すると、描写されるのは、本開示の教示による、3相モータに対する複数の線形ホール効果センサ出力と結果として生じるPWM信号との概略グラフである。起動時、3つのPWMデューティサイクルは、モータ回転子極から90度のモータ位相において3つの電圧を生成する。図3は、選択された1つの可能性に対するPWMデューティサイクルに関するホール効果センサ出力可能性の完全範囲を図示する。図3に示される3つのPWM波形デューティサイクルは、全出力におけるものあり、各PWM出力間の差異を強調している。実際の起動は、モータ102を回転させるために十分な電力およびトルクのみを達成するための減衰させられたホール効果センサ出力(可変抵抗器114を用いた)を伴って生じるであろう。
モータ102は、起動時には旋回しておらず、したがって、印加される相巻線電圧へのインピーダンスのみが、モータ巻線レジスタンスである。永久磁石では、モータトルクは、モータ電流に比例する。巻線レジスタンスによって除算されるモータ相間の電圧差と等しい電流が、流動し、モータを回転させるであろう。モータ102が応答して加速するにつれて、それは、逆EMFを発生させ、PWM入力が、ホール効果センサ114に応答して変化し、印加される電圧をモータ発生電圧と同相に保つ。モータ速度は、印加される電圧から、巻線と各モータ巻線の電流経路内の他の回路との抵抗損失を差し引いたものと逆EMFが等しくなるまで増加する。
永久磁石では、モータ速度は、印加される電圧に比例する。可変抵抗器114摺動子が、ホール効果センサ114電圧に向かってより移動させられるほど、より高い電圧がモータ102に印加され、より高速でモータ102がスピンする。静止から全速力までのこの応答における全ての点において、モータ端子に印加される電圧は、回転子極から必要とされる90度である。
図4を参照すると、描写されるのは、本開示の教示による、それらの性能を改良するために成形される磁場を有する複数の線形ホール効果センサの概略グラフである。前述の実施形態の性能は、ホール効果センサに印加される磁場を成形することによって向上させられることができる。印加される3相正弦波の波形のためのモータ端子間の最大電圧は、供給電圧の1.732倍である。これは、そうでなければ正弦波の波形に、第三調波を追加するためにホール効果センサ磁石122を修正することによって、ピーク電圧の2倍まで上昇させられることができる。1/6強度における第三調波は、0.866だけピークを抑制するであろう。ランプ発生器ピークは、ホール効果センサ波形の新しいピークと対応するように下げられる。結果として生じるホール効果センサ波形は、基本波に第三調波を加えたものである。PWM出力の任意の2相間の差異は、1.15だけ増加させられたピークを伴う正弦波であり、モータ供給レベルの2倍のピーク間駆動レベルをもたらす。
第三(3)調波の波動は、基本波の波動の振幅の1/6における基本波周波数の第三調波を表す。相1波は、基本波の波動と第三調波の波動との和を表す、ホール効果センサのうちの1つの出力である。相2波は、相1波ホール効果センサから120度の電気角度に設置された第2のホール効果センサの出力であり、相1波ホール効果センサから120度の電気角度に設置された基本波の波動と第三調波の波動との和でもある。第三調波の波動の1周期は、120度の電気角度にあるので、120度の電気角度オフセットは、明白ではない。相1波から相2波を差し引いたもの(Ph1−Ph2波)は、相1波と相2波との間の差異である。言い換えると、相1波の全ての点を求め、その同一時点における相2波の値を減算する場合、結果は、その同一時点におけるPh1−Ph2波の値である。これは、相1および相2波が交差し、Ph1−Ph2波値がゼロである点において検証することを最も容易にする。図4は、便宜上、3相のうちの2つのみを示す。第3の相は、示される2つの波のうちの一方の120度前の電気角度にあり、かつ他方の120度後の電気角度にあり、したがって、それと2つの波のいずれかとの間の関係は、示されるものと同じであろう。
さらなる実施形態によると、パルス幅変調器周波数の周期は、モータパラメータの電気時定数(L/R)の1/5またはそれ未満であり得る(モータ巻線は、低域通過フィルタとして作用し、PWMパルスをDC電流に平滑化する)。
クラークおよびパーク変換が、永久磁石モータ回転子位置を決定することにおいて使用されているが、これらの変換は、計算集約的である。より単純な方法として、さらなる実施形態によると、モータシャフトの角度位置を遠隔で監視するために、線形ホール効果センサQ1、Q2、およびQ3によって発生させられる3つの信号を使用し得、相B(センサQ2)は、相A(センサQ1)から120度だけ遅延し、相C(センサQ3)は、相B(センサQ2)から120度だけ遅延する。ここで図3を参照して、線形ホール効果センサA(Q1)入力のArcsineが、角度位置を表すとする。Sine値の1つの象限のルックアップテーブルが、0〜90度の範囲内のArcsineを決定するために使用され得る。ルックアップテーブル内の値の数は、角度分解能を決定し得る。例えば、5度の分解能に対して、19のSine値がルックアップテーブル内に存在し、それは、5度の増分における0〜90度のSineの事前に計算された値である。他の増分度およびその分数が、使用され得、本明細書で請求され、例えば、0.5、1、1.5、2、3、4等であり、このSine/Arcsineルックアップテーブルは、マイクロコントローラメモリ(図示せず)内に記憶され得ることが検討され、これも本開示の範囲内である。
Sine値のArcsineは、最も近いSine値×分解能を包含するテーブル位置である。Sineは、以下のように計算される:ホール効果センサAの最大および最小値が、測定され、MaxAおよびMinAとして保存され得る。相Aのピーク値は、(MaxA−MinA)/2である。相Aの平均値は、(MaxA+MinA)/2である。任意の瞬間における角度位置が、ある瞬間における3つのホール効果センサ出力の大きさを測定および記憶することによって決定され得る。これらのセンサ出力の大きさの測定は、変数MeasA、MeasB、およびMeasCとして保存され得る。角度AのSineは、(MeasA−Average)/Peakである。この値をSineAとする。SineAが正であり、かつMeasC>MeasBである場合、角度は、SineAのArcsineをルックアップテーブルから見つけることの直接の結果である。SineAが正であり、かつMeasB>MeasCの場合、角度は、180度−ルックアップ値である。SineAが負であり、かつMeasC>MeasBの場合、SineAの絶対値が、ルックアップテーブルから角度を見つけるために使用され、Arcsineは、その角度の負の値である。SineAが負であり、かつMeasB>MeasCの場合、SineAの絶対値が、ルックアップテーブルから角度を見つけるために使用され、Arcsineは、180−その角度の負の値である。類似方式で、相Bのためのホール効果センサQ2または相Cのためのホール効果センサQ3が、Arcsineルックアップのために使用され得、全てのセンサ出力の大きさの比較は、適宜、交換される。
モータ回転子位置の前述の決定は、第三調波磁石が存在しないときに使用され得る。第三調波磁石が存在するとき、ホール効果センサからの3つの正弦波電圧が、対のこれらのセンサ出力電圧間の差異を見つけることによって数学的に再構成されるべきである。言い換えると、角度計算において使用される3つの測定は、したがって、MeasA’、MeasB’、およびMeasC’であり、MeasA’=MeasA−MeasB、MeasB’=MeasB−MeasC、およびMeasC’=MeasC−MeasAである。この構成では、再構成されたセンサA(MeasA’)の最大および最小値は、MaxA’およびMinA’として測定され、保存され得る。再構成された相Aのピーク値は、Peak’=(MaxA’−MinA’)/2である。再構成された相Aの平均値は、Average’=(MaxA’+MinA’)/2である。再構成された測定を使用することによって得られる角度(角度A’と呼ぶ)は、30度の電気角度だけ第三調波磁石を伴わずに得られるであろう角度より遅れている。角度A’のSineは、(MeasA’−Average’)/Peak’である。この値をSineA’とする。SineA’が正であり、かつMeasC’>MeasB’である場合、角度は、ルックアップテーブルからSineA’のArcsineを見つけることの直接結果である。SineA’が正であり、かつMeasB’>MeasC’である場合、角度は、180度−ルックアップ値である。SineA’が負であり、かつMeasC’>MeasB’である場合、SineA’の絶対値が、ルックアップテーブルから角度を見つけるために使用され、Arcsineは、その角度の負の値である。SineA’が負であり、かつMeasB’>MeasC’である場合、SineA’の絶対値が、ルックアップテーブルから角度を見つけるために使用され、Arcsineは、180−その角度の負の値である。類似方式において、MeasB’から導出されるSineB’またはMeasC’から導出されるSineC’が、Arcsineルックアップのために使用され得、全てのセンサ出力の大きさ比較は、適宜、交換される。
ここで図6を参照して、線形ホール効果センサB(Q2)のCosineによって除算される線形ホール効果センサA(Q1)のSineのArctangentが、2相構成の角度位置を表すとする。Tangent値の1つの象限のルックアップテーブルが、0〜90度の範囲内のArctangentを決定するために使用され得る。ホール効果センサAの最大および最小値は、MaxAおよびMinAとして測定し、保存され得る。相Aの平均値は、(MaxA+MinA)/2である。相Bの最大および最小値は、設計上、相Aのものに等しい。したがって、相Bの平均値は、相Aの平均値に等しい。ホールセンサBは、ホールセンサAに90度だけ先行するので、ホールセンサBは、角度のCosineを表し、ホールセンサAは、角度のSineを表す。角度のTangentは、Sine/Cosineである。任意の瞬間における角度位置Xは、ある瞬間における2つのホール効果センサ出力の大きさを測定し、記憶することによって決定され得る。これらのセンサ出力の大きさの測定は、変数MeasAおよびMeasBとして保存され得る。角度XのSineは、(MeasA−Average)/Peakである。この値をSineXとする。角度XのCosineは、(MeasB−Average)/Peakである。この値をCosineXとする。角度XのTangentは、SineX/CosineXである。この値をTangentXとする。Peak値は、相殺され、計算される必要はない。したがって、TangentXは、(MeasB−Average)によって除算される(MeasA−Average)と等しい。TangentXが正であり、SineXが正である場合、角度Xは、ルックアップテーブルからのTangentXのArctangentを見つけることの直接結果である。TangentXが負であり、SineXが正である場合、TangentXの絶対値が、ルックアップテーブルから角度を見つけるために使用され、角度Xは、180度−その値である。TangentXが負であり、SineXが負である場合、TangentXの絶対値が、ルックアップテーブルから角度を見つけるために使用され、XのArctangentは、その角度の負の値である。TangentXが正であり、SineXが負である場合、TangentXの値は、ルックアップテーブルから角度を見つけるために使用され、XのArctangentは、180−その角度の負の値である。第三調波磁石は、2相構成では使用されることができない。
さらなる実施形態によると、磁石アセンブリの励起は、中心軟磁性コアと、磁石回路の温度安定性を向上させるためのサマリウム磁石またはアルニコ材料の個々の磁性区画とを備え得る。なぜなら、ネオジムおよびセラミックの磁束強度が、サマリウムコバルトに対する0.025%/℃およびアルニコ磁石材料に対する0.01%/℃に対して、0.11%/℃の負の温度係数を有し、温度に対する速度の比例的により小さい相違をもたらすからである。
図5を参照すると、描写されるのは、本開示の教示による、基本波および第三調波磁石の概略図である。図5(a)は、基本波を示し、図5(b)は、第三調波磁石を示す。これらの2つの磁気源が互いに重ねられると、集約磁場が、図4に示されるように、相1波および相2波ホール効果センサ出力応答を産生するであろう。

Claims (32)

  1. 多相永久磁石モータとの使用のための制御回路であって、前記制御回路は、その上に磁石を有するモータシャフトの周囲に配置されている複数の線形ホール効果センサを備え、前記複数の線形ホール効果センサからの電圧信号は、前記モータを時計回りまたは反時計回り方向に回転させるように適合されている複数のパルス幅変調(PWM)信号を発生させるために使用される、制御回路。
  2. 前記複数の線形ホール効果センサからの前記電圧信号は、前記回転するモータシャフトの角度位置を決定するために使用される、請求項1に記載の制御回路。
  3. 3相永久磁石モータに対して、その上に磁石を有するモータシャフトの周囲に120度の相対的変位で配置されている3つの線形ホール効果センサを備え、前記3つの線形ホール効果センサからの電圧信号は、前記モータを時計回りまたは反時計回り方向に回転させるように適合されている3つのパルス幅変調(PWM)信号を発生させるために使用される、請求項1または2に記載の制御回路。
  4. 前記3つの線形ホール効果センサからの前記電圧信号は、前記PWM信号を発生させるために三角電圧波形と比較される、請求項3に記載の制御回路。
  5. 前記PWM信号のデューティサイクルは、前記3つの線形ホール効果センサからの前記電圧信号が平均基準電圧に向かって減衰させられるにつれて変化する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の制御回路。
  6. 平均基準電圧は、2によって除算される三角電圧波形の最高ピーク電圧と最低トラフ電圧との和である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の制御回路。
  7. 前記PWM信号の周期は、前記モータパラメータの電気時定数(L/R)の1/5またはそれ未満である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の制御回路。
  8. 前記3つの線形ホール効果センサからの前記電圧信号は、前記回転するモータシャフトの角度位置を決定するために使用される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の制御回路。
  9. 前記3つの線形ホール効果センサからの前記電圧信号は、前記モータシャフトの角度位置を遠隔で監視するために使用される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の制御回路。
  10. 前記磁石は、中心軟磁性コアと、サマリウム磁石またはアルニコ材料の個々の磁性区画とを備えていることにより、前記磁石の温度安定性を向上させる、請求項1〜9のいずれか1項に記載の制御回路。
  11. 前記磁石の磁場は、前記線形ホール効果センサからの電圧出力を増加させるように成形される、請求項1〜10のいずれか1項に記載の制御回路。
  12. 前記成形された磁場は、基本波に加え、前記基本波磁場の約1/6の強度における第三調波を含む、請求項11に記載の制御回路。
  13. 2相永久磁石モータに対して、その上に磁石を有するモータシャフトの周囲に90度の相対的変位で配置されている2つの線形ホール効果センサを備え、前記2つの線形ホール効果センサからの電圧信号は、前記モータを時計回りまたは反時計回り方向に回転させるように適合されている2つのパルス幅変調(PWM)信号を発生させるために使用される、請求項1〜12のいずれか1項に記載の制御回路。
  14. 前記2つの線形ホール効果センサからの前記電圧信号は、前記回転するモータシャフトの角度位置を決定するために使用される、請求項13に記載の制御回路。
  15. 前記3相永久磁石モータのためのパルス幅変調(PWM)駆動システムを備え、前記PWM駆動システムは、
    その回転子シャフト上に磁石を有する3相永久磁石モータに結合するために適合されている3つの半波ブリッジ電界効果トランジスタ(FET)組と、
    前記3つの半波ブリッジ電力FET組のうちのそれぞれのものに結合されている出力を有する不感帯制御を伴う3つの相補的出力PWM駆動部と、
    前記3つの相補的出力PWM駆動部のそれぞれの入力に結合されている出力を有する第1、第2、および第3の電圧コンパレータと、
    前記3相永久磁石モータ回転子シャフトの周囲に配置され、120度間隔を置かれるように適合されている第1、第2、および第3の線形ホール効果センサと、
    第1、第2、および第3の調節可能抵抗器であって、各々は、第1、第2、および第3の端子を有し、前記第1および第3の端子は、各調節可能抵抗器の総抵抗値を備え、前記第2の端子は、前記第1の端子と第3の端子との間の抵抗において調節可能であり、
    前記第1、第2、および第3の調節可能抵抗器の前記第1の端子は、前記第1、第2、および第3の線形ホール効果センサのうちのそれぞれのものの出力電圧に結合され、
    前記第1、第2、および第3の調節可能抵抗器の前記第2の端子は、前記第1、第2、および第3の電圧コンパレータのうちのそれぞれのものの非反転入力に結合され、
    前記第1、第2、および第3の調節可能抵抗器の前記第3の端子は、第3の電圧基準からの第3の基準電圧に結合されている、調節可能抵抗器と、
    前記第1、第2、および第3の電圧コンパレータの反転入力に結合されている三角波形出力を有するランプ発生器と
    を備え、
    PWM信号が、前記第1、第2、および第3の電圧コンパレータによって発生させられ、前記PWM信号は、前記第1、第2、および第3の調節可能抵抗器の前記第2の端子からの電圧に依存するデューティサイクルを有する、請求項1〜14のいずれか1項に記載の制御回路。
  16. 前記ランプ発生器は、
    一定電流ソースと、
    一定電流シンクと、
    前記ランプ発生器の出力に結合されている反転入力を有する第4および第5の電圧コンパレータと、
    前記第4の電圧コンパレータの非反転入力に結合されている第1の基準電圧を提供する第1の電圧基準と、
    前記第5の電圧コンパレータの非反転入力に結合されている第2の基準電圧を提供する第2の電圧基準と
    を備え、
    前記ランプ発生器の出力上の電圧が前記第2の基準電圧以上のとき、前記一定電流シンクが、イネーブルにされ、前記ランプ発生器の出力上の電圧が前記第1の基準電圧以下のとき、前記一定電流ソースが、イネーブルにされる、請求項15に記載の制御回路。
  17. 2相永久磁石モータのためのパルス幅変調(PWM)駆動システムを備え、前記PWM駆動システムは、
    その回転子シャフト上に磁石を有する2相永久磁石モータに結合するために適合されている2つの半波ブリッジ電界効果トランジスタ(FET)組と、
    前記2つの半波ブリッジ電力FET組のうちのそれぞれのものに結合されている出力を有する不感帯制御を伴う2つの相補的出力PWM駆動部と、
    前記2つの相補的出力PWM駆動部のそれぞれの入力に結合されている出力を有する第1および第2の電圧コンパレータと、
    前記2相永久磁石モータ回転子シャフトの周囲に配置され、90度間隔を置かれるように適合されている第1および第2の線形ホール効果センサと、
    第1および第2の調節可能抵抗器であって、各々は、第1、第2、および第3の端子を有し、前記第1および第3の端子は、各調節可能抵抗器の総抵抗値を備え、前記第2の端子は、前記第1の端子と第3の端子との間の抵抗において調節可能であり、
    前記第1および第2の調節可能抵抗器の前記第1の端子は、前記第1および第2の線形ホール効果センサのうちのそれぞれのものの出力電圧に結合され、
    前記第1および第2の調節可能抵抗器の前記第2の端子は、前記第1および第2の電圧コンパレータのうちのそれぞれのものの非反転入力に結合され、
    前記第1および第2の調節可能抵抗器の前記第3の端子は、第3の電圧基準からの第3の基準電圧に結合されている、調節可能抵抗器と、
    前記第1および第2の電圧コンパレータの反転入力に結合されている三角波形出力を有するランプ発生器と
    を備え、
    PWM信号が、前記第1および第2の電圧コンパレータによって発生させられ、前記PWM信号は、前記第1および第2の調節可能抵抗器の第2の端子からの電圧に依存するデューティサイクルを有する、請求項1〜16のいずれか1項に記載の制御回路。
  18. 3相永久磁石モータのためのパルス幅変調(PWM)駆動力を発生させる方法であって、前記方法は、
    3相永久磁石モータにその上に磁石を有する回転可能モータシャフトを提供するステップと、
    前記モータ回転子シャフトの周囲に配置され、120度間隔を置かれている3つの線形ホール効果センサを提供するステップと、
    前記磁石を有する前記モータシャフトが回転しているとき、前記3つの線形ホール効果センサから電圧を発生させるステップと、
    前記線形ホール効果センサからの前記電圧を三角電圧波形と比較するステップと、
    前記線形ホール効果センサからの前記電圧と前記三角電圧波形の比較から3つのPWM信号を発生させるステップと、
    前記3つのPWM信号から不感帯制御を伴う相補的PWM信号を発生させるステップと、
    不感帯制御を伴う前記相補的PWM信号を用いて3つの半波ブリッジ電界効果トランジスタ(FET)を駆動するステップと、
    前記3つの半波ブリッジ電力FETを電源電圧ソースおよび前記3相永久磁石モータに結合するステップであって、それによって、前記電源電圧ソースのPWMは、前記モータに回転させる、ステップと
    を含む、方法。
  19. 前記3つの線形ホール効果センサからの前記電圧は、前記モータシャフトの角度位置を決定するために使用される、請求項18に記載の方法。
  20. 前記磁石の磁場を成形し、前記線形ホール効果センサからの電圧出力を増加させるステップをさらに含む、請求項18または19に記載の方法。
  21. 2相永久磁石モータのためのパルス幅変調(PWM)駆動力を発生させる方法であって、前記方法は、
    2相永久磁石モータにその上に磁石を有する回転可能モータシャフトを提供するステップと、
    前記モータ回転子シャフトの周囲に配置され、90度間隔を置かれている2つの線形ホール効果センサを提供するステップと、
    前記磁石を有する前記モータシャフトが回転しているとき、前記2つの線形ホール効果センサから電圧を発生させるステップと、
    前記線形ホール効果センサからの前記電圧を三角電圧波形と比較するステップと、
    前記線形ホール効果センサからの前記電圧と前記三角電圧波形の比較から2つのPWM信号を発生させるステップと、
    前記2つのPWM信号から不感帯制御を伴う相補的PWM信号を発生させるステップと、
    不感帯制御を伴う前記相補的PWM信号を用いて2つの半波ブリッジ電界効果トランジスタ(FET)を駆動するステップと、
    前記2つの半波ブリッジ電力FETを電源電圧ソースおよび前記2相永久磁石モータに結合するステップであって、それによって、前記電源電圧ソースのPWMは、前記モータに回転させる、ステップと
    を含む、方法。
  22. モータシャフトの角度位置を決定する方法であって、前記方法は、
    その上に磁石を有する回転可能モータシャフトを有する3相永久磁石モータを提供するステップと、
    第1、第2、および第3の線形ホール効果センサを提供するステップであって、前記第1、第2、および第3の線形ホール効果センサは、前記モータシャフトの周囲に位置し、120度間隔を置かれ、前記第2のセンサは、前記第1のセンサより120度だけ回転において遅れ、前記第3のセンサは、前記第2のセンサより120度だけ回転において遅れている、ステップと、
    最大電圧値および最小電圧値を前記第1の線形ホール効果センサから測定するステップと、
    前記測定された最大電圧値および最小電圧値をMaxAおよびMinAとしてそれぞれ保存するステップと、
    ピーク値をPeakA=(MaxA−MinA)/2として計算するステップと、
    平均値をAverageA=(MaxA+MinA)/2として計算するステップと、
    ある瞬間における前記第1、第2、および第3の線形ホール効果センサの出力電圧値を測定し、MeasA、MeasB、およびMeasCとしてそれぞれ保存するステップと、
    SineA=(MaxA−AverageA)/PeakAを計算するステップと、
    SineAが正である場合、SineAのArcsineを決定し、SineAが負である場合、SineAの絶対値のArcsineを決定し、ArcsineAとして保存するステップと
    を含み、
    SineAが正であり、かつMeasC>MeasBである場合、前記モータシャフトの角度位置は、ArcsineAであり、
    SineAが正であり、かつMeasB>MeasCである場合、前記モータシャフトの角度位置は、180−ArcsineAであり、
    SineAが負であり、かつMeasC>MeasBである場合、前記モータシャフトの角度位置は、前記SineAの絶対値のArcsineAであり、
    SineAが負であり、かつMeasB>MeasCである場合、前記モータシャフトの角度位置は、180−前記SineAの絶対値のArcsineAである、
    方法。
  23. SineAまたはSineAの絶対値のArcsineを決定する前記ステップは、SineAまたはSineAの絶対値のArcsineを複数のSine値対Arcsine値を備えているテーブルからルックアップするステップを含む、請求項22に記載の方法。
  24. 前記Sine値対Arcsine値のテーブルは、マイクロコントローラのメモリ内のルックアップテーブルとして記憶されている、請求項23に記載の方法。
  25. 0〜90度の前記Sine値対Arcsine値のテーブルは、0.5、1、1.5、2、3、4、および5度の増分から成る群から選択される、請求項23または24に記載の方法。
  26. Arcsineを決定する前記ステップは、SineAの絶対値のArcsineを決定し、ArcsineAとして保存するステップを含む、請求項22−25のいずれか1項に記載の方法。
  27. モータシャフトの角度位置を決定する方法であって、前記方法は、
    その上に磁石と第三調波磁石とを有する回転可能モータシャフトを有する3相永久磁石モータを提供するステップと、
    第1、第2、および第3の線形ホール効果センサを提供するステップであって、前記第1、第2、および第3の線形ホール効果センサは、前記モータシャフトの周囲に位置し、120度間隔を置かれ、それによって、前記第2のセンサは、前記第1のセンサより120度だけ回転において遅れ、前記第3のセンサは、前記第2のセンサより120度だけ回転において遅れている、ステップと、
    前記第1、第2、および第3の線形ホール効果センサから、それぞれ、電圧値MeasA、MeasB、およびMeasCを測定するステップと、
    再構成された電圧値MeasA’=MeasA−MeasB、MeasB’=MeasB−MeasC、およびMeasC’=MeasC−MeasAを計算するステップと、
    MeasA’の最大電圧値および最小電圧値を決定し、それぞれ、MaxA’およびMinA’として保存するステップと、
    ピーク値をPeak’=(MaxA’−MinA’)/2として計算するステップと、
    平均値をAverage’=(MaxA’+MinA’)/2として計算するステップと、
    ある瞬間における前記第1、第2、および第3の線形ホール効果センサの出力の大きさを測定し、MeasA、MeasB、およびMeasCとしてそれぞれ保存するステップと、
    SineA’=(MeasA’−Average’)/Peak’を計算するステップと、
    SineA’が正である場合、SineA’のArcsineを決定し、SineA’が負である場合、SineA’の絶対値のArcsineを決定し、ArcsineAとして保存するステップと
    を含み、
    SineA’が正であり、かつMeasC’>MeasB’である場合、前記モータシャフトの角度位置は、ArcsineAであり、
    SineA’が正であり、かつMeasB’>MeasC’である場合、前記モータシャフトの角度位置は、180−ArcsineAであり、
    SineA’が負であり、かつMeasC’>MeasB’である場合、前記モータシャフトの角度位置は、前記SineA’の絶対値のArcsineAであり、
    SineA’が負であり、かつMeasB’>MeasC’である場合、前記モータシャフトの角度位置は、180−前記SineA’の絶対値のArcsineAである、
    方法。
  28. SineA’またはSineA’の絶対値のArcsineを決定する前記ステップは、SineA’またはSineA’の絶対値のArcsineを複数のSine値対Arcsine値を備えているテーブルからルックアップするステップを含む、請求項27に記載の方法。
  29. 前記Sine値対Arcsine値のテーブルは、マイクロコントローラのメモリ内のルックアップテーブルとして記憶されている、請求項28に記載の方法。
  30. モータシャフトの角度位置を決定する方法であって、前記方法は、
    その上に磁石を有する回転可能モータシャフトを有する2相永久磁石モータを提供するステップと、
    第1および第2の線形ホール効果センサを提供するステップであって、前記第1および第2の線形ホール効果センサは、前記モータシャフトの周囲に位置し、90度間隔を置かれ、それによって、前記第2のセンサは、前記第1のセンサより90度だけ回転において遅れている、ステップと、
    最大電圧値および最小電圧値を前記第1の線形ホール効果センサから測定するステップと、
    前記測定された最大電圧値および最小電圧値をMaxAおよびMinAとしてそれぞれ保存するステップと、
    平均値をAverage=(MaxA+MinA)/2として計算するステップと、
    ある瞬間における前記第1および第2の線形ホール効果センサの出力電圧値を測定し、MeasAおよびMeasBとしてそれぞれ保存するステップと、
    A=(MaxA−Average)およびB=(MaxB−Average)を計算するステップと、
    TangentX=Bによって除算されるAを計算するステップと、
    TangentXおよびAが正である場合、前記モータシャフトの角度位置は、TangentXのArctangentであり、
    TangentXが負であり、Aが正である場合、前記モータシャフトの角度位置は、180-TangentXの絶対値のArctangentであり、
    TangentXおよびAの両方が負である場合、前記モータシャフトの角度位置は、TangentXの絶対値のArctangentの負の値であり、
    TangentXが正であり、Aが負である場合、前記モータシャフトの角度位置は、180-TangentXのArctangentの負の値である、
    方法。
  31. TangentXまたはTangentXの絶対値のArctangentを決定する前記ステップは、TangentXまたはTangentXの絶対値のArctangentを複数のTangent値対Arctangent値を備えているテーブルからルックアップするステップを含む、請求項30に記載の方法。
  32. 前記Tangent値対Arctangent値のテーブルは、マイクロコントローラのメモリ内のルックアップテーブルとして記憶されている、請求項31に記載の方法。
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