JP2018525346A5 - - Google Patents

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JP2018525346A5
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[本発明1001]
以下の式の化合物であって、
Figure 2018525346
式中、
1 が、−アルカンジイル (C≦8) −(S) −A 3 若しくは−置換アルカンジイル (C≦8) −(S) −A 3 であり;式中、
3 が、水素若しくはアルキル (C≦12) 、シクロアルキル (C≦12) 、アルケニル (C≦12) 、アルキニル (C≦12) 、アリール (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、アシル (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
xが、1、2、若しくは3であり;
2 が、ヒドロキシ、若しくはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
3 が、NHC(Y 2 )R 16 であり、式中、
2 が、O、NH、若しくはNOHであり;
16 が、アルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
4 及びR 5 が、水素及びハロから各々独立して選択され;
1 が、O、S、若しくはNHであり;
1 が、−アルカンジイル (C≦12) −C(O)−A 2 若しくは−置換アルカンジイル (C≦12) −C(O)−A 2 であるか、若しくは以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
4 が、−CH 2 −若しくは−O−であり;
8 が、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、若しくは置換シクロアルキル (C≦8) であり;
9 が、水素、ハロ、ヒドロキシ、メルカプト、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、置換アルキルチオ (C≦8) であり;
10 はヒドロキシ、オキソであるか、若しくはR 10 はR 11 と一緒になって−OCHA 4 O−であるが、但し、R 10 がオキソであるとき、R 10 及び結合する炭素原子は二重結合によって結合され、R 10 がR 11 と一緒になるとき、R 10 及び結合する炭素原子は単結合によって結合され;
式中、A 4 が、アリール (C≦12) 若しくは置換アリール (C≦12) であるか、若しくは以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
5 が、O、S、若しくはNR 18 であり;式中、
18 が、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、若しくは置換アシル (C≦8) であり;
1 が、CH若しくはNであり;
17 が、水素、ヒドロキシ、アミノ、ヒドラジノ、カルボキシ、ハロ、若しくはニトロ;若しくはアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
11 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、若しくは置換アルコキシ (C≦8) であり;
12 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、若しくは、
−O−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、−OC(O)−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、若しくは−OC(O)NH−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であるか;若しくは以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
14 が、アミノ若しくはヒドロキシ;若しくはアルコキシ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、ジアルキル−アミノ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形、若しくは−NR であり、式中、
及びR が各々、水素、アルキル (C≦12) 、置換アルキル (C≦12) 、アルケニル (C≦12) 、置換アルケニル (C≦12) 、−C(O)O−アルカンジイル (C≦6) −R 、−C(O)−アルカンジイル (C≦6) −R 、−アルカンジイル (C≦6) −R 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;式中、
が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシル、アシル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニル (C≦8) 、アリールスルホニル (C≦8) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
15 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、若しくは置換アルコキシ (C≦8) であり;
20 及びR 21 が、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、若しくは置換アルコキシ (C≦8) であり;
2 が、水素若しくは
Figure 2018525346
であり;
式中、
5 が、O、S、若しくはNR 18 であり;式中、
18 が、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、若しくは置換アシル (C≦8) であり;
nが、1、2、3、4、若しくは5であり;
2 、Z 3 、及びZ 4 が、各々独立してN若しくはCR 13 であり;
13 が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシ、ヒドラジノ、ハロ、ニトロ、若しくはメルカプト;
アルキル (C≦12) 、アシル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;若しくは、
1 が、以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
1 が、アルカンジイル (C≦8) 若しくは置換アルカンジイル (C≦8) であり;
2 及びX 3 が、各々独立して、−O−、−S−、若しくは−NR 19 −から選択され、式中、
19 が、水素、アルキル (C≦6) 、若しくは置換アルキル (C≦6) であり;
6 が、アリール (C≦18) 、ヘテロアリール (C≦18) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
7 が、アルキル (C≦12) 若しくは置換アルキル (C≦12) である、化合物であり;
但し、
Figure 2018525346
ではない、化合物、
又はその薬学的に許容される塩。
[本発明1002]
以下の式
Figure 2018525346
式中、
1 が、−アルカンジイル (C≦8) −(S) −A 3 若しくは−置換アルカンジイル (C≦8) −(S) −A 3 であり;式中、
3 が、水素若しくはアルキル (C≦12) 、シクロアルキル (C≦12) 、アルケニル (C≦12) 、アルキニル (C≦12) 、アリール (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、アシル (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
xが、1、2、若しくは3であり;
2 が、ヒドロキシ、若しくはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
3 が、NHC(Y 2 )R 16 であり、式中、
2 が、O、NH、若しくはNOHであり;
16 が、アルコキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
4 及びR 5 が、水素及びハロから各々独立して選択され;
1 が、O、S、若しくはNHであり;
1 が、−アルカンジイル (C≦12) −C(O)−A 2 若しくは−置換アルカンジイル (C≦12) −C(O)−A 2 であるか、若しくは以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
4 が、−CH 2 −若しくは−O−であり;
8 が、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、若しくは置換シクロアルキル (C≦8) であり;
9 が、水素、ヒドロキシ、メルカプト、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、置換アルキルチオ (C≦8) であり;
10 はオキソであるか、若しくはR 10 はR 11 と一緒になって−OCHA 4 O−であるが、但し、R 10 がオキソであるとき、R 10 及び結合する炭素原子は二重結合によって結合され、R 10 がR 11 と一緒になるとき、R 10 及び結合する炭素原子は単結合によって結合され;
式中、A 4 が、アリール (C≦12) 若しくは置換アリール (C≦12) であるか、若しくは以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
1 が、CH若しくはNであり;
17 が、水素、ヒドロキシ、アミノ、ヒドラジノ、カルボキシ、ハロ、若しくはニトロ;若しくはアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
11 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、若しくは置換アルコキシ (C≦8) であり;
12 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、若しくは、
−O−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、−OC(O)−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、若しくは−OC(O)NH−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であるか;若しくは以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
14 が、アミノ若しくはヒドロキシ;若しくはアルコキシ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、ジアルキル−アミノ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
15 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、若しくは置換アルコキシ (C≦8) であり;
2 が、水素若しくは
Figure 2018525346
であり;
式中、
5 が、O、S、若しくはNR 18 であり;式中、
18 が、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、若しくは置換アシル (C≦8) であり;
nが、1、2、3、若しくは4であり;
2 が、N若しくはCHであり;
13 が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシ、ヒドラジノ、ハロ、若しくはニトロ;
アルキル (C≦12) 、アシル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;若しくは、
1 が、以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
1 が、アルカンジイル (C≦8) 若しくは置換アルカンジイル (C≦8) であり;
2 及びX 3 が、各々独立して、−O−、−S−、若しくは−NR 19 −から選択され、式中、
19 が、水素、アルキル (C≦6) 、若しくは置換アルキル (C≦6) であり;
6 が、アリール (C≦18) 、ヘテロアリール (C≦18) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
7 が、アルキル (C≦12) 若しくは置換アルキル (C≦12) である、として更に定義され;
但し、
Figure 2018525346
ではない、本発明1001の化合物、
又はその薬学的に許容される塩。
[本発明1003]
以下の式中、X 1 、X 4 、R 1 、R 2 、R 3 、R 4 、R 5 、R 8 、R 9 、R 11 、R 12 、及びA 2 が、上記の定義の通りである、式:
Figure 2018525346
として更に定義される、本発明1001又は1002の化合物。
[本発明1004]
以下の式中、R 1 、R 3 、R 4 、R 5 、R 9 、R 11 、R 12 、及びA 2 が、上記の定義の通りである、式:
Figure 2018525346
として更に定義される、本発明1001〜1003のいずれかの化合物。
[本発明1005]
以下の式として更に定義され、
Figure 2018525346
式中、
1 が、−アルカンジイル (C≦8) −(S) −A 3 若しくは−置換アルカンジイル (C≦8) −(S) −A 3 であり;式中、
3 が、アルキル (C≦12) 、シクロアルキル (C≦12) 、アシル (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
xが、1、2、若しくは3であり;
3 が、NHC(O)R 16 であり、式中、
16 が、アルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
4 及びR 5 が、水素及びハロから各々独立して選択され;
9 が、水素、ハロ、ヒドロキシ、メルカプト、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、置換アルキルチオ (C≦8) であり;
11 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、若しくは置換アルコキシ (C≦8) であり;
12 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、若しくは、以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
14 が、アミノ若しくはヒドロキシ;若しくはアルコキシ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、ジアルキル−アミノ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形、若しくは−NR であり、式中、
及びR が各々、水素、アルキル (C≦12) 、置換アルキル (C≦12) 、アルケニル (C≦12) 、置換アルケニル (C≦12) 、−C(O)O−アルカンジイル (C≦6) −R 、−C(O)−アルカンジイル (C≦6) −R 、−アルカンジイル (C≦6) −R 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;式中、
が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシル、アシル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニル (C≦8) 、アリールスルホニル (C≦8) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
15 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、若しくは置換アルコキシ (C≦8) であり;
20 及びR 21 が、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、若しくは置換アルコキシ (C≦8) であり;
2 が、
Figure 2018525346
であり;
式中、
5 が、O、S、若しくはNR 18 であり;式中、
18 が、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、若しくは置換アシル (C≦8) であり;
nが、1、2、3、4、若しくは5であり;
2 、Z 3 、及びZ 4 が、各々独立してN若しくはCR 13 であり;
13 が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシ、ヒドラジノ、ハロ、ニトロ、若しくはメルカプト;
アルキル (C≦12) 、アシル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形である、
本発明1001〜1004のいずれかの化合物;
又はその薬学的に許容される塩。
[本発明1006]
以下の式中、X 1 、X 2 、X 3 、R 1 、R 2 、R 3 、R 4 、R 5 、R 6 、R 7 、及びY 1 は、上記の定義の通りである、式
Figure 2018525346
として更に定義される、本発明1001の化合物。
[本発明1007]
以下の式中、R 1 、R 2 、R 3 、R 4 、R 5 、R 6 、R 7 、及びY 1 が、上記の定義の通りである、式:
Figure 2018525346
として更に定義される、本発明1001、1002、及び1006のいずれかの化合物。
[本発明1008]
以下の式中、X 1 、X 4 、R 1 、R 2 、R 3 、R 4 、R 5 、R 8 、R 9 、R 12 、及びA 3 が、上記の定義の通りである、式:
Figure 2018525346
として更に定義される、本発明1001の化合物。
[本発明1009]
以下の式中、R 1 、R 3 、R 4 、R 5 、R 9 、R 12 、及びA 3 が、上記の定義の通りである、式:
Figure 2018525346
として更に定義される、本発明1001、1002、及び1008のいずれかの化合物。
[本発明1010]
1 が、−アルカンジイル (C≦8) −(S) −A 3 であり、式中、
3 が水素、
アルキル (C≦12) 、アルケニル (C≦12) 、アルキニル (C≦12) 、アリール (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、アシル (C≦12) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
xが、2又は3である、
本発明1001〜1009のいずれかの化合物。
[本発明1011]
前記アルカンジイル (C≦8) が−CH 2 −である、本発明1010の化合物。
[本発明1012]
3 が、アルキル (C≦12) 又は置換アルキル (C≦12) である、本発明1010又は1011の化合物。
[本発明1013]
3 がメチルである、本発明1012の化合物。
[本発明1014]
3 が、アシル (C≦12) 又は置換アシル (C≦12) である、本発明1010又は1011の化合物。
[本発明1015]
3 がアセチルである、本発明1014の化合物。
[本発明1016]
xが2である、本発明1010〜1013のいずれかの化合物。
[本発明1017]
xが3である、本発明1010〜1013のいずれかの化合物。
[本発明1018]
2 がヒドロキシである、本発明1001、1003、1006、1008、及び1010〜1017のいずれかの化合物。
[本発明1019]
3 が、NHC(O)R 16 であり、式中、R 16 が、アルコキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形である、本発明1001〜1018のいずれかの化合物。
[本発明1020]
16 が、アルコキシ (C≦8) 又は置換アルコキシ (C≦8) である、本発明1019の化合物。
[本発明1021]
16 がアルコキシ (C≦8) である、本発明1020の化合物。
[本発明1022]
16 が、メトキシ又はエトキシである、本発明1021の化合物。
[本発明1023]
3 が、NHC(NH)R 16 であり、式中、R 16 が、アルコキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形である、本発明1001〜1018のいずれかの化合物。
[本発明1024]
16 がアルキルアミノ (C≦8) 又は置換アルキルアミノ (C≦8) である、本発明1023の化合物。
[本発明1025]
16 がアルキルアミノ (C≦8) である、本発明1024の化合物。
[本発明1026]
16 がメチルアミノである、本発明1025の化合物。
[本発明1027]
4 が水素である、本発明1001〜1026のいずれかの化合物。
[本発明1028]
4 がハロである、本発明1001〜1026のいずれかの化合物。
[本発明1029]
4 がフルオロである、本発明1028の化合物。
[本発明1030]
5 が水素である、本発明1001〜1026のいずれかの化合物。
[本発明1031]
5 がハロである、本発明1001〜1026のいずれかの化合物。
[本発明1032]
5 がフルオロである、本発明1028の化合物。
[本発明1033]
1 がOである、本発明1001、1003、1006、1008、1010〜1032のいずれかの化合物。
[本発明1034]
1 が、−アルカンジイル (C≦12) −C(O)−A 2 又は−置換アルカンジイル (C≦12) −C(O)−A 2 である、本発明1001の化合物。
[本発明1035]
1 のアルカンジイル (C≦12) 又は置換アルカンジイル (C≦12) が、−CH 2 CH 2 CH 2 CH 2 −である、本発明1034の化合物。
[本発明1036]
2 が、以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
nが、1又は2であり;
13 が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシ、ヒドラジノ、ハロ、若しくはニトロ;若しくはアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形である、本発明1034又は1035の化合物。
[本発明1037]
nが1である、本発明1036の化合物。
[本発明1038]
2 が、以下の式として更に定義され、
Figure 2018525346
式中、R 13 が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシ、ヒドラジノ、ハロ、若しくはニトロ;若しくはアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形である、
本発明1036又は1037の化合物。
[本発明1039]
13 がヒドロキシである、本発明1036〜1038のいずれかの化合物。
[本発明1040]
1 が以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
4 が、−CH 2 −又は−O−であり;
8 が、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、又は置換シクロアルキル (C≦8) であり;
9 が、水素、ハロ、ヒドロキシ、メルカプト、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、置換アルキルチオ (C≦8) であり;
10 はヒドロキシ、オキソであるか、又はR 10 はR 11 と一緒になって−OCHA 4 O−であるが、但し、R 10 がオキソであるとき、R 10 及び結合する炭素原子は二重結合によって結合され、R 10 がR 11 と一緒になるとき、R 10 及び結合する炭素原子は単結合によって結合され;
式中、A 4 が、アリール (C≦12) 若しくは置換アリール (C≦12) であるか、又は以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
5 が、O、S、又はNR 18 であり;式中、
18 が、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、又は置換アシル (C≦8) であり;
1 が、CR 17 又はNであり;
17 が、水素、ヒドロキシ、アミノ、ヒドラジノ、カルボキシ、ハロ、若しくはニトロ;若しくはアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
11 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、又は置換アルコキシ (C≦8) であり;
12 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、若しくは、
−O−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、−OC(O)−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、若しくは−OC(O)NH−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であるか;又は以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
14 が、アミノ若しくはヒドロキシ;若しくはアルコキシ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、ジアルキル−アミノ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形、又は−NR であり、式中、
及びR が各々、水素、アルキル (C≦12) 、置換アルキル (C≦12) 、アルケニル (C≦12) 、置換アルケニル (C≦12) 、−C(O)O−アルカンジイル (C≦6) −R 、−C(O)−アルカンジイル (C≦6) −R 、−アルカンジイル (C≦6) −R 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;式中、
が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシル、アシル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニル (C≦8) 、アリールスルホニル (C≦8) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
15 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、又は置換アルコキシ (C≦8) であり;
20 及びR 21 が、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、又は置換アルコキシ (C≦8) である、
本発明1001又は1002の化合物。
[本発明1041]
1 が、以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
4 が、−CH 2 −又は−O−であり;
8 が、水素、アルキル (C≦8) 、又は置換アルキル (C≦8) であり、
9 が、水素、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、置換アルキルチオ (C≦8) であり;
10 はオキソであるか、又はR 10 はR 11 と一緒になって−OCHA 4 O−であるが、但し、R 10 がオキソであるとき、R 10 及び結合する炭素原子は二重結合によって結合され、R 10 がR 11 と一緒になるとき、R 10 及び結合する炭素原子は単結合によって結合され;
式中、A 4 が、アリール (C≦12) 若しくは置換アリール (C≦12) であるか、又は以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
17 が、水素、ヒドロキシ、アミノ、ヒドラジノ、カルボキシ、ハロ、
アルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
11 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、又は置換アルコキシ (C≦8) であり;
12 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、若しくは、
−O−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、−OC(O)−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、若しくは−OC(O)NH−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であるか;又は以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
14 が、アルコキシ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、又はジアルキルアミノ (C≦12) であり;
15 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) であり;
2 が、
Figure 2018525346
であり;
式中、
5 が、O、S、又はNR 18 であり;式中、
18 が、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、又は置換アシル (C≦8) であり;
nが、1、2、3、若しくは4であり;
13 が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシ、ヒドラジノ、ハロ、若しくはニトロ;
アルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形である、
本発明1040の化合物。
[本発明1042]
4 が−O−である、本発明1041の化合物。
[本発明1043]
4 が−CH 2 −である、本発明1041の化合物。
[本発明1044]
8 が水素である、本発明1041〜1043のいずれかの化合物。
[本発明1045]
8 が、アルキル (C≦8) 又は置換アルキル (C≦8) である、本発明1041〜1043のいずれかの化合物。
[本発明1046]
8 がメチルである、本発明1045の化合物。
[本発明1047]
9 が水素である、本発明1041〜1046のいずれかの化合物。
[本発明1048]
9 が、アルコキシ (C≦8) 又は置換アルコキシ (C≦8) である、本発明1041〜1046のいずれかの化合物。
[本発明1049]
9 がメトキシである、本発明1048の化合物。
[本発明1050]
9 が、アルキルチオ (C≦8) 又は置換アルキルチオ (C≦8) である、本発明1041〜1046のいずれかの化合物。
[本発明1051]
9 が−SCH 3 である、本発明1050の化合物。
[本発明1052]
10 がオキソである、本発明1041〜1051のいずれかの化合物。
[本発明1053]
10 が、R 11 と一緒になって−OCHA 4 O−であり、式中、
4 が、アリール (C≦12) 若しくは置換アリール (C≦12) であるか、又は以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
17 が、水素、ヒドロキシ、アミノ、ヒドラジノ、カルボキシ、ハロ、若しくはニトロ;若しくはアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形である、
本発明1041〜1051のいずれかの化合物。
[本発明1054]
4 が、アリール (C≦12) 又は置換アリール (C≦12) である、本発明1053の化合物。
[本発明1055]
4 がアリール (C≦12) である、本発明1054の化合物。
[本発明1056]
4 がフェニルである、本発明1055の化合物。
[本発明1057]
4 が置換アリール (C≦12) である、本発明1054の化合物。
[本発明1058]
4 が4−ヒドロキシフェニルである、本発明1057の化合物。
[本発明1059]
4 が、以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
17 が、水素、ヒドロキシ、アミノ、ヒドラジノ、カルボキシ、ハロ、若しくはニトロ;若しくはアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形である、
本発明1053の化合物。
[本発明1060]
17 がヒドロキシである、本発明1059の化合物。
[本発明1061]
11 が水素である、本発明1041〜1052のいずれかの化合物。
[本発明1062]
11 がヒドロキシである、本発明1041〜1052のいずれかの化合物。
[本発明1063]
12 が水素である、本発明1041〜1062のいずれかの化合物。
[本発明1064]
12 が、アルコキシ (C≦8) 又は置換アルコキシ (C≦8) である、本発明1041〜1062のいずれかの化合物。
[本発明1065]
12 がメトキシである、本発明1064の化合物。
[本発明1066]
12 が、−O−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 又はその置換形である、本発明1041〜1062のいずれかの化合物。
[本発明1067]
12 のアルカンジイル (C≦8) 又は置換アルカンジイル (C≦8) が、−CH 2 CH 2 CH 2 CH 2 −である、本発明1066の化合物。
[本発明1068]
12 のアルキルアミノ (C≦12) 又は置換アルキルアミノ (C≦12) が、−NHCH(CH 3 2 である、本発明1066又は1067の化合物。
[本発明1069]
12 が−OCH 2 CH 2 CH 2 CH 2 NHCH(CH 3 2 である、本発明1066〜1068のいずれかの化合物。
[本発明1070]
12 が、−OC(O)−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 又はその置換形である、本発明1041〜1062のいずれかの化合物。
[本発明1071]
12 のアルカンジイル (C≦8) 又は置換アルカンジイル (C≦8) が、−CH 2 CH 2 CH 2 −である、本発明1070の化合物。
[本発明1072]
12 のアルキルアミノ (C≦12) 又は置換アルキルアミノ (C≦12) が、−NHCH(CH 3 2 である、本発明1070又は1071の化合物。
[本発明1073]
12 が−OC(O)CH 2 CH 2 CH 2 NHCH(CH 3 2 である、本発明1070〜1072のいずれかの化合物。
[本発明1074]
12 が、−OC(O)NH−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 又はその置換形である、本発明1041〜1062のいずれかの化合物。
[本発明1075]
12 のアルカンジイル (C≦8) 又は置換アルカンジイル (C≦8) が、−CH 2 CH 2 −である、本発明1070の化合物。
[本発明1076]
12 のアルキルアミノ (C≦12) 又は置換アルキルアミノ (C≦12) が、−NHCH(CH 3 2 である、本発明1074又は1075の化合物。
[本発明1077]
12 が−OC(O)NHCH 2 CH 2 NHCH(CH 3 2 である、本発明1074〜1076のいずれかの化合物。
[本発明1078]
12 が、以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
14 が、アミノ若しくはヒドロキシ;若しくはアルコキシ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、ジアルキル−アミノ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形、又は−NR であり、式中、
及びR が各々、水素、アルキル (C≦12) 、置換アルキル (C≦12) 、アルケニル (C≦12) 、置換アルケニル (C≦12) 、−C(O)O−アルカンジイル (C≦6) −R 、−C(O)−アルカンジイル (C≦6) −R 、−アルカンジイル (C≦6) −R 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;式中、
が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシル、アシル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニル (C≦8) 、アリールスルホニル (C≦8) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
15 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、又は置換アルコキシ (C≦8) であり;
20 及びR 21 が、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、又は置換アルコキシ (C≦8) である、
本発明1041〜1062のいずれかの化合物。
[本発明1079]
12 が、以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
14 が、アミノ若しくはヒドロキシ;若しくはアルコキシ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、ジアルキルアミノ (C≦12) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
15 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、又は置換アルコキシ (C≦8) である、
本発明1078の化合物。
[本発明1080]
14 が、アルキルアミノ (C≦12) 又は置換アルキルアミノ (C≦12) である、本発明1079の化合物。
[本発明1081]
14 がイソプロピルアミノである、本発明1080の化合物。
[本発明1082]
14 が、アルコキシ (C≦12) 又は置換アルコキシ (C≦12) である、本発明1079の化合物。
[本発明1083]
14 がイソプロポキシである、本発明1082の化合物。
[本発明1084]
15 が水素である、本発明1079〜1083のいずれかの化合物。
[本発明1085]
15 が、アルコキシ (C≦8) 又は置換アルコキシ (C≦8) である、本発明1079〜1083のいずれかの化合物。
[本発明1086]
15 がメトキシである、本発明1085の化合物。
[本発明1087]
2 が水素である、本発明1041〜1086のいずれかの化合物。
[本発明1088]
2 が、以下の式として更に定義され、
Figure 2018525346
式中、
5 が、O、S、又はNR 18 であり;式中、
18 が、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、又は置換アシル (C≦8) であり;
nが、1、2、3、4、又は5であり;
2 、Z 3 、及びZ 4 は、各々独立してN又はCR 13 であり;
13 が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシ、ヒドラジノ、ハロ、ニトロ、若しくはメルカプト;
アルキル (C≦12) 、アシル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦12) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形である、
本発明1041〜1086のいずれかの化合物。
[本発明1089]
2 が、以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
5 が、O、S、又はNR 18 であり;式中、
18 が、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、又は置換アシル (C≦8) であり;
nが、1、2、3、又は4であり;
13 が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシ、ヒドラジノ、ハロ、若しくはニトロ;若しくはアルキル (C≦12) 、アシル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦12) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形である、
本発明1088の化合物。
[本発明1090]
nが、1、2、又は3である、本発明1088又は1089の化合物。
[本発明1091]
nが1である、本発明1090の化合物。
[本発明1092]
nが2である、本発明1090の化合物。
[本発明1093]
2 が、以下の式として更に定義され、
Figure 2018525346
式中、
5 が、O、S、又はNR 18 であり;式中、
18 が、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、又は置換アシル (C≦8) であり;
13 が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシ、ヒドラジノ、ハロ、若しくはニトロ;若しくはアルキル (C≦12) 、アシル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦12) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形である、
本発明1088〜1091のいずれかの化合物。
[本発明1094]
5 がOである、本発明1088〜1093のいずれかの化合物。
[本発明1095]
5 がNR 18 である、本発明1088〜1093のいずれかの化合物。
[本発明1096]
18 が水素である、本発明1095の化合物。
[本発明1097]
13 が水素である、本発明1088〜1096のいずれかの化合物。
[本発明1098]
13 がアミノである、本発明1088〜1096のいずれかの化合物。
[本発明1099]
13 がカルボキシである、本発明1088〜1096のいずれかの化合物。
[本発明1100]
13 がヒドラジノである、本発明1088〜1096のいずれかの化合物。
[本発明1101]
13 がヒドロキシである、本発明1088〜1096のいずれかの化合物。
[本発明1102]
13 がハロである、本発明1088〜1096のいずれかの化合物。
[本発明1103]
13 がフルオロである、本発明1102の化合物。
[本発明1104]
13 がヨードである、本発明1103の化合物。
[本発明1105]
13 が、アルキル (C≦12) 又は置換アルキル (C≦12) である、本発明1088〜1096のいずれかの化合物。
[本発明1106]
13 がハロアルキル (C≦12) である、本発明1105の化合物。
[本発明1107]
13 がトリフルオロメチルである、本発明1106の化合物。
[本発明1108]
13 が、アルコキシ (C≦12) 又は置換アルコキシ (C≦12) である、本発明1088〜1096のいずれかの化合物。
[本発明1109]
13 がアルコキシ (C≦12) である、本発明1108の化合物。
[本発明1110]
13 がメトキシである、本発明1109の化合物。
[本発明1111]
13 が置換アルコキシ (C≦12) である、本発明1108の化合物。
[本発明1112]
13 が、2−アミノエトキシ、2−メチルアミノエトキシ、2−アジドエトキシ、カルボキシメトキシ、又はカルボキシエトキシである、本発明1111の化合物。
[本発明1113]
13 が、アシルオキシ (C≦12) 又は置換アシルオキシ (C≦12) である、本発明1088〜1096のいずれかの化合物。
[本発明1114]
13 がアシルオキシ (C≦12) である、本発明1113の化合物。
[本発明1115]
13 がアセトキシである、本発明1114の化合物。
[本発明1116]
1 が、以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
1 が、アルカンジイル (C≦8) 又は置換アルカンジイル (C≦8) であり;
2 及びX 3 が、各々独立して、−O−、−S−、又は−NR 19 −から選択され、式中、
19 が、水素、アルキル (C≦6) 、又は置換アルキル (C≦6) であり;
6 が、アリール (C≦18) 、ヘテロアリール (C≦18) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
7 が、アルキル (C≦12) 又は置換アルキル (C≦12) である、
本発明1001、1006、1007、及び1010〜1039のいずれかの化合物。
[本発明1117]
1 がアルカンジイル (C≦8) である、本発明1116の化合物。
[本発明1118]
1 が、−CH 2 CH 2 −、−CH 2 CH 2 CH 2 −、−CH 2 CH 2 CH 2 CH 2 −、−CH 2 CH 2 CH 2 CH 2 CH 2 −、−CH 2 CH 2 CH 2 CH 2 CH 2 CH 2 −、又は−CH 2 CH 2 CH 2 CH 2 CH 2 CH 2 CH 2 −である、本発明1117の化合物。
[本発明1119]
2 が−O−である、本発明1116〜1118のいずれかの化合物。
[本発明1120]
3 が−O−である、本発明1116〜1119のいずれかの化合物。
[本発明1121]
6 が、アリール (C≦18) 又は置換アリール (C≦18) である、本発明1116〜1120のいずれかの化合物。
[本発明1122]
6 が、4−メトキシフェニル又は5−ヨード−2,3,4−トリメトキシ−6−メチルフェニルである、本発明1121の化合物。
[本発明1123]
6 が、ヘテロアリール (C≦18) 又は置換ヘテロアリール (C≦18) である、本発明1116〜1120のいずれかの化合物。
[本発明1124]
6 が、
Figure 2018525346
である、本発明1123の化合物。
[本発明1125]
7 がアルキル (C≦12) である、本発明1116〜1124のいずれかの化合物。
[本発明1126]
7 が置換アルキル (C≦12) である、本発明1116〜1124のいずれかの化合物。
[本発明1127]
7 が、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル、4−ヒドロキシブチル、5−ヒドロキシペンチル、又は6−ヒドロキシヘキシルである、本発明1126の化合物。
[本発明1128]
以下の式
Figure 2018525346
Figure 2018525346
Figure 2018525346
Figure 2018525346
Figure 2018525346
Figure 2018525346
Figure 2018525346
Figure 2018525346
Figure 2018525346
Figure 2018525346
Figure 2018525346
Figure 2018525346
Figure 2018525346
Figure 2018525346
Figure 2018525346
Figure 2018525346
Figure 2018525346
Figure 2018525346
Figure 2018525346
Figure 2018525346
として更に定義される、本発明1001〜1127のいずれかの化合物、
又はその薬学的に許容される塩。
[本発明1129]
以下の式として更に定義され、
Figure 2018525346
Figure 2018525346
Figure 2018525346
Figure 2018525346
式中、
aが、0、1、2、3、4、若しくは5であり;
bが、1、2、3、4、若しくは5である、
本発明1001〜1127のいずれかの化合物、
又はその薬学的に許容される塩。
[本発明1130]
(A)本発明1001〜1129のいずれかの化合物と、
(B)薬学的に許容される担体と、
を含む、薬学的組成物。
[本発明1131]
経口、脂肪内、動脈内、関節内、頭蓋内、皮内、病巣内、筋内、鼻腔内、眼内、心膜内、腹腔内、胸膜内、前立腺内、直腸内、髄腔内、気管内、腫瘍内、臍帯内、膣内、静脈内、小胞内、硝子体内、リポソーム、局部、粘膜、非経口、直腸、結膜下、皮下、舌下、局所、経頬、経皮、経膣、クリーム剤中、脂質組成物中、カテーテル経由、潅注経由、連続注入経由、注入経由、吸入経由、注射経由、局所送達経由、又は局所灌流経由の投与のために製剤化されている、本発明1130の薬学的組成物。
[本発明1132]
単位用量として製剤化されている、本発明1130又は1131の薬学的組成物。
[本発明1133]
患者における疾患又は障害を治療する方法であって、治療を必要とする前記患者に、治療有効量の本発明1001〜1132のいずれかの化合物又は組成物を投与する工程を含む、方法。
[本発明1134]
前記疾患又は障害が癌である、本発明1133の方法。
[本発明1135]
前記癌が、上皮性悪性腫瘍、肉腫、リンパ腫、白血病、黒色腫、中皮腫、多発性骨髄腫、又は精上皮腫である、本発明1133又は1134の方法。
[本発明1136]
前記癌が、膀胱、血液、骨、脳、乳房、中枢神経系、子宮頸部、結腸、子宮内膜、食道、胆嚢、消化管、生殖器、尿生殖路、頭部、腎臓、喉頭、肝臓、肺、筋組織、首、口腔若しくは鼻腔粘膜、卵巣、膵臓、前立腺、皮膚、脾臓、小腸、大腸、胃、睾丸、又は甲状腺の癌である、本発明1133又は1134の方法。
[本発明1137]
前記化合物又は組成物を第2の治療手段と共に投与する工程を含む、本発明1133〜1136のいずれかの方法。
[本発明1138]
前記第2の治療手段が、外科手術、第2の化学療法、放射線療法、又は免疫療法である、本発明1137の方法。
[本発明1139]
前記患者が哺乳動物である、本発明1133〜1138のいずれかの方法。
[本発明1140]
前記患者がヒトである、本発明1139の方法。
[本発明1141]
前記化合物が1回投与される、本発明1133〜1140のいずれかの方法。
[本発明1142]
前記化合物が2回又は3回以上投与される、本発明1133〜1140のいずれかの方法。
[本発明1143]
以下を含む抗体−薬物複合体であって、
A−L−(X) (VIII)
式中、
Aが、抗体又はナノ粒子であり、
Lが、共有結合又は二官能性リンカーであり、
Xが、本発明1001〜1132のいずれかの化合物又は組成物であり、
yが、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、又は20から選択される整数である、
抗体−薬物複合体。
[本発明1144]
以下の式の化合物を調製する方法であって、
Figure 2018525346
式中、
1 が、−アルカンジイル (C≦8) −(S) −A 3 若しくは−置換アルカンジイル (C≦8) −(S) −A 3 であり;式中、
3 が、水素若しくはアルキル (C≦12) 、シクロアルキル (C≦12) 、アルケニル (C≦12) 、アルキニル (C≦12) 、アリール (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、アシル (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
xが、1、2、若しくは3であり;
2 が、ヒドロキシ、若しくはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形、若しくは保護されたヒドロキシ基であり;
3 が、NHC(Y 2 )R 16 であり、式中、
2 が、O、NH、若しくはNOHであり;
16 が、アルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
4 及びR 5 が、水素及びハロから各々独立して選択され;
1 は、O、S、若しくはNHであるか、若しくはX 1 は、保護されたカルボニルであり、保護されたカルボニルは、式−O(CH 2 O−の基であり、式中cが、1、2、3、若しくは4であり;
1 が、−アルカンジイル (C≦12) −C(O)−A 2 若しくは−置換アルカンジイル (C≦12) −C(O)−A 2 であるか;又は
1 が、以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
4 が、−CH 2 −若しくは−O−であり;
8 が、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、若しくは置換シクロアルキル (C≦8) であり;
9 が、水素、ハロ、ヒドロキシ、メルカプト、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、置換アルキルチオ (C≦8) 、若しくは保護されたヒドロキシ基若しくは保護されたチオール基であり;
10 はヒドロキシ、オキソであるか、若しくはR 10 はR 11 と一緒になって−OCHA 4 O−であるが、但し、R 10 がオキソであるとき、R 10 及び結合する炭素原子は二重結合によって結合され、R 10 がR 11 と一緒になるとき、R 10 及び結合する炭素原子は単結合によって結合され;
式中、A 4 が、アリール (C≦12) 若しくは置換アリール (C≦12) であるか、若しくは以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
1 が、CH若しくはNであり;
17 が、水素、ヒドロキシ、アミノ、ヒドラジノ、カルボキシ、ハロ、若しくはニトロ;若しくはアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
11 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、若しくは置換アルコキシ (C≦8) 、若しくは保護されたヒドロキシ基であり;
12 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、若しくは保護されたヒドロキシ基、若しくは
−O−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、−OC(O)−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、若しくは−OC(O)NH−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であるか;若しくは以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
14 が、アミノ若しくはヒドロキシ;若しくはアルコキシ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、ジアルキル−アミノ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形、若しくは−NR であり、式中、
及びR が各々、水素、アルキル (C≦12) 、置換アルキル (C≦12) 、アルケニル (C≦12) 、置換アルケニル (C≦12) 、−C(O)O−アルカンジイル (C≦6) −R 、−C(O)−アルカンジイル (C≦6) −R 、−アルカンジイル (C≦6) −R 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;式中、
が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシル、アシル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニル (C≦8) 、アリールスルホニル (C≦8) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であるか、若しくは
保護されたアミノ若しくはヒドロキシ基であり;
15 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、若しくは置換アルコキシ (C≦8) 、若しくは保護されたヒドロキシ基であり;
20 及びR 21 が、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、若しくは置換アルコキシ (C≦8) であり;
2 が、水素若しくは
Figure 2018525346
であり;
式中、
5 が、O、S、又はNR 18 であり;式中、
18 が、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、若しくは置換アシル (C≦8) である、若しくは;
nが、1、2、3、4、若しくは5であり;
2 、Z 3 、及びZ 4 が、各々独立してN若しくはCR 13 であり;
13 が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシ、ヒドラジノ、ハロ、若しくはニトロ;
アルキル (C≦12) 、アシル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形、若しくは保護されたチオール、アミノ、若しくはヒドロキシ基であるか;又は
1 が、以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
1 が、アルカンジイル (C≦8) 若しくは置換アルカンジイル (C≦8) であり;
2 及びX 3 が、各々独立して、−O−、−S−、若しくは−NR 19 −から選択され、式中、
19 が、水素、アルキル (C≦6) 、若しくは置換アルキル (C≦6) であり;
6 が、アリール (C≦18) 、ヘテロアリール (C≦18) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
7 が、アルキル (C≦12) 若しくは置換アルキル (C≦12) であり、
以下の式の化合物であって、
Figure 2018525346
式中、
1 、R 1 、R 2 、R 3 、R 4 、及びR 5 が、上記の定義の通りである、化合物を、
以下の式の化合物であって、
Figure 2018525346
式中、
4 、A 2 、R 8 、R 9 、R 10 、R 11 、及びR 12 が、上記の定義の通りであり;
2 が、水素若しくは活性化基である、化合物と;又は
以下の式の化合物であって、
Figure 2018525346
式中、
1 、X 2 、X 3 、R 6 、及びR 7 が、上記の定義の通りであり;
3 が、脱離基である、化合物と;
式:Y 4 −アルカンジイル (C≦12) −C(O)−A 2 若しくはY 4 −置換アルカンジイル (C≦12) −C(O)−A 2 の化合物であって;
式中、
4 が、脱離基である、化合物と、
ルイス酸の存在下で反応させる工程を含む、前記方法。
[本発明1145]
前記化合物が、以下の式として更に定義され、
Figure 2018525346
式中、
1 が、−アルカンジイル (C≦8) −(S) −A 3 若しくは−置換アルカンジイル (C≦8) −(S) −A 3 であり;式中、
3 が、水素若しくはアルキル (C≦12) 、シクロアルキル (C≦12) 、アルケニル (C≦12) 、アルキニル (C≦12) 、アリール (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、アシル (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
xが、1、2、若しくは3であり;
2 が、ヒドロキシ、若しくはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形、若しくは保護されたヒドロキシ基であり;
3 が、NHC(Y 2 )R 16 であり、式中、
2 が、O、NH、若しくはNOHであり;
16 が、アルコキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
4 及びR 5 が、水素及びハロから各々独立して選択され;
1 は、O、S、若しくはNHであるか、若しくはX 1 は、保護されたカルボニルであり、保護されたカルボニルは、式−O(CH 2 O−の基であり、式中cが、1、2、3、若しくは4であり;
1 が、−アルカンジイル (C≦12) −C(O)−A 2 若しくは−置換アルカンジイル (C≦12) −C(O)−A 2 であるか;又は
1 が、以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
4 が、−CH 2 −若しくは−O−であり;
8 が、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、若しくは置換シクロアルキル (C≦8) であり;
9 が、水素、ヒドロキシ、メルカプト、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、置換アルキルチオ (C≦8) 、若しくは保護されたヒドロキシ基若しくは保護されたチオール基であり;
10 はオキソであるか、若しくはR 10 はR 11 と一緒になって−OCHA 4 O−であるが、但し、R 10 がオキソであるとき、R 10 及び結合する炭素原子は二重結合によって結合され、R 10 がR 11 と一緒になるとき、R 10 及び結合する炭素原子は単結合によって結合され;
式中、A 4 が、アリール (C≦12) 若しくは置換アリール (C≦12) であるか、若しくは以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
1 が、CH若しくはNであり;
17 が、水素、ヒドロキシ、アミノ、ヒドラジノ、カルボキシ、ハロ、若しくはニトロ;若しくはアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
11 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、若しくは置換アルコキシ (C≦8) 、若しくは保護されたヒドロキシ基であり;
12 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、若しくは保護されたヒドロキシ基、若しくは
−O−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、−OC(O)−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、若しくは−OC(O)NH−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であるか;若しくは以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
14 が、アミノ若しくはヒドロキシ;若しくはアルコキシ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、ジアルキル−アミノ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形、若しくは保護されたアミノ若しくはヒドロキシ基であり;
15 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、若しくは置換アルコキシ (C≦8) 、若しくは保護されたヒドロキシ基であり;
2 が、水素若しくは
Figure 2018525346
であり;
式中、
5 が、O、S、又はNR 18 であり;式中、
18 が、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、若しくは置換アシル (C≦8) である、若しくは;
nが、1、2、3、若しくは4であり;
2 が、N若しくはCHであり;
13 が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシ、ヒドラジノ、ハロ、若しくはニトロ;
アルキル (C≦12) 、アシル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形、若しくは保護されたチオール、アミノ、若しくはヒドロキシ基であるか;又は
1 が、以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
1 が、アルカンジイル (C≦8) 若しくは置換アルカンジイル (C≦8) であり;
2 及びX 3 が、各々独立して、−O−、−S−、若しくは−NR 19 −から選択され、式中、
19 が、水素、アルキル (C≦6) 、若しくは置換アルキル (C≦6) であり;
6 が、アリール (C≦18) 、ヘテロアリール (C≦18) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
7 が、アルキル (C≦12) 若しくは置換アルキル (C≦12) である、
本発明1144の方法。
[本発明1146]
前記ルイス酸がホウ素化合物である、本発明1144の方法。
[本発明1147]
前記ルイス酸が三フッ化ホウ素エーテラートである、本発明1144又は1146の方法。
[本発明1148]
1つ又は2つ以上の脱保護工程を更に含む、本発明1144〜1147のいずれかの方法。
[本発明1149]
(A)塩基の存在下で前記R 1 基を脱保護して、以下の基:−アルカンジイル (C≦8) −SH又は−置換アルカンジイル (C≦8) −SHを形成する工程と、
(B)前記遊離メルカプト基を、以下の式の基であって、
20 −(S) −R 21 (XII)
式中、
20 が活性化基であり;
yが1又は2であり;
21 が、水素、アルキル (C≦12) 、シクロアルキル (C≦12) 、アルケニル (C≦12) 、アルキニル (C≦12) 、アリール (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、アシル (C≦12) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形である基、と反応させて、
式Iの化合物であって、式中、R 1 が:
−アルカンジイル (C≦8) −(S) −A 3 又は−置換アルカンジイル (C≦8) −(S) −A 3 であり;式中、
3 が、水素若しくはアルキル (C≦12) 、シクロアルキル (C≦12) 、アルケニル (C≦12) 、アルキニル (C≦12) 、アリール (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、アシル (C≦12) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
xが、2又は3である、化合物を形成する工程と、を更に含む、本発明1144〜1148のいずれかの方法。
[本発明1150]
前記活性化基がフタルイミド基である、本発明1149の方法。
[本発明1151]
1つ又は2つ以上の脱保護工程を含む、本発明1144〜1150のいずれかの方法。
[本発明1152]
以下の式の化合物を調製する方法であって、
Figure 2018525346
式中、
4 が、−CH 2 −又は−O−であり;
8 が、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、又は置換シクロアルキル (C≦8) であり;
9 が、水素、ハロ、ヒドロキシ、メルカプト、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、置換アルキルチオ (C≦8) 、又は保護されたヒドロキシ基若しくは保護されたチオール基であり;
11 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、若しくは置換アルコキシ (C≦8) 、又は保護されたヒドロキシ基であり;
12 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、若しくは保護されたヒドロキシ基、又は
−O−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、−OC(O)−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、若しくは−OC(O)NH−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であるか;又は以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
14 が、アミノ若しくはヒドロキシ;若しくはアルコキシ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、ジアルキル−アミノ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形、若しくは−NR であり、式中、
及びR が各々、水素、アルキル (C≦12) 、置換アルキル (C≦12) 、アルケニル (C≦12) 、置換アルケニル (C≦12) 、−C(O)O−アルカンジイル (C≦6) −R 、−C(O)−アルカンジイル (C≦6) −R 、−アルカンジイル (C≦6) −R 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;式中、
が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシル、アシル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニル (C≦8) 、アリールスルホニル (C≦8) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であるか;又は
保護されたアミノ若しくはヒドロキシ基であり;
15 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、若しくは置換アルコキシ (C≦8) 、又は保護されたヒドロキシ基であり;
20 及びR 21 が、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、又は置換アルコキシ (C≦8) であり;
2 が、以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
5 が、O、S、又はNR 18 であり;式中、
18 が、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、又は置換アシル (C≦8) であり;
nが、1、2、3、4、又は5であり;
2 、Z 3 、及びZ 4 は、各々独立してN又はCR 13 であり;
13 が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシ、ヒドラジノ、ハロ、若しくはニトロ;
アルキル (C≦12) 、アシル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形、又は保護されたチオール、アミノ、若しくはヒドロキシ基であり、
(A)以下の式の化合物であって、
Figure 2018525346
式中、
4 、R 8 、R 9 、R 10 、R 11 、及びR 12 が、上記の定義の通りであり;
19 が、ヒドロキシ若しくは保護されたヒドロキシ基である化合物;又は
以下の式の化合物であって、
Figure 2018525346
式中、
4 、R 8 、R 9 、R 10 、R 11 、及びR 12 が、上記の定義の通りであり;
19 が、ヒドロキシ若しくは保護されたヒドロキシ基である化合物を、
以下の式の化合物であって、
Figure 2018525346
式中、
5 、n、Z 2 、及びR 13 が、上記の定義の通りであり;
18 が、ハロ基である化合物と、
有機リチウム試薬の存在下で反応させて、
以下の式の化合物であって、
Figure 2018525346
式中、
n、X 4 、X 5 、Z 2 、R 8 、R 9 、R 11 、R 12 、R 13 、及びR 19 である、
化合物を形成する工程と、
(B)酸化剤の存在下で前記式(XVA又はXVB)の化合物を前記式XIIA又はXIIBの化合物に対して反応させる工程と、を含む、前記方法。
[本発明1153]
前記化合物が、以下の式として更に定義され、
Figure 2018525346
式中、
4 が、−CH 2 −又は−O−であり;
8 が、水素、アルキル (C≦8) 、又は置換アルキル (C≦8) であり、
9 が、水素、ヒドロキシ、メルカプト、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、置換アルキルチオ (C≦8) 、又は保護されたヒドロキシ基若しくは保護されたチオール基であり;
11 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、若しくは置換アルコキシ (C≦8) 、又は保護されたヒドロキシ基であり;
12 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、若しくは保護されたヒドロキシ基、又は
−O−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、−OC(O)−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、若しくは−OC(O)NH−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であるか;又は以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
14 が、アミノ若しくはヒドロキシ;若しくはアルコキシ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、ジアルキル−アミノ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形、若しくは保護されたアミノ若しくはヒドロキシ基であり;
15 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、若しくは置換アルコキシ (C≦8) 、若しくは保護されたヒドロキシ基であり;
2 が、以下の式であり、
Figure 2018525346
式中、
5 が、O、S、又はNR 18 であり;式中、
18 が、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、又は置換アシル (C≦8) であり;
nが、1、2、3、又は4であり;
2 が、N又はCHであり;
13 が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシ、ヒドラジノ、ハロ、若しくはニトロ;
アルキル (C≦12) 、アシル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形、又は保護されたチオール、アミノ、若しくはヒドロキシ基である、
本発明1152の方法。
[本発明1154]
前記有機リチウム試薬がブチルリチウムである、本発明1152の方法。
[本発明1155]
前記有機リチウム試薬がt−ブチルリチウムである、本発明1154の方法。
[本発明1156]
前記式XIVの化合物が、前記式XIIIの化合物の前に追加される、本発明1152〜1155のいずれかの方法。
[本発明1157]
前記酸化剤が超原子価ヨウ化物試薬である、本発明1152〜1156の方法。
[本発明1158]
前記酸化剤がDess−Martinペルヨージナンである、本発明1157の方法。
[本発明1159]
1つ又は2つ以上の脱保護工程を含む、本発明1152〜1158のいずれかの方法。
[本発明1160]
以下の式の化合物を調製する方法であって、
Figure 2018525346
式中、
2 が、ヒドロキシ、若しくはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形、又は保護されたヒドロキシル基であり;
23 が、二価保護アミノ基であり;
24 及びR 24 ’が、式−O(CH 2 O−の基であり、式中、eは、1、2、3、若しくは4であるか、又はR 24 及びR 24 ’は一緒になってオキソ基であるが;但し、R 24 及びR 24 ’が一緒になるとき、それらが結合される原子は、二重結合の一部であり、原子にR 24 及びR 24 ’が結合されるとき、R 24 及びR 24 ’はオキソであり;
4 及びR 5 が、水素及びハロから各々独立して選択され、
(A)以下の式の化合物であって、
Figure 2018525346
式中、
2 、R 24 、及びR 24 ’が、上記の定義の通りであり;
22 が、アルキル (C≦8) 又は置換アルキル (C≦8) である、化合物を、
鉄源及びプロトン化アミンの存在下で、続けて二価アミン保護剤で反応させて、
以下の式の化合物であって、
Figure 2018525346
式中、
2 、R 22 、R 24 、及びR 24 ’が、上記の定義の通りであり;
23 が、二価保護アミノ基である、化合物を形成する工程と、
(B)ルイス酸の存在下で前記式XVIIIの前記化合物を強塩基と反応させて、前記式XVIの化合物を得る工程と、
を含む、前記方法。
[本発明1161]
前記鉄源が金属鉄である、本発明1160の方法。
[本発明1162]
前記プロトン化アミンが一級プロトン化アミンである、本発明1160又は1161の方法。
[本発明1163]
前記プロトン化アミンが塩化アンモニウムである、本発明1162の方法。
[本発明1164]
前記二価アミン保護剤がフタロイルクロリドである、本発明1160〜1163のいずれかの方法。
[本発明1165]
前記強塩基がジシリルアミドである、本発明1160〜1164のいずれかの方法。
[本発明1166]
前記強塩基がリチウムビス(トリメチルシリル)アミドである、本発明1165の方法。
[本発明1167]
前記ルイス酸が、2つ又はそれ以上の金属塩の混合物である、本発明1160〜1166のいずれかの方法。
[本発明1168]
前記ルイス酸が、第1の金属塩及び第2の金属塩の混合物を含む、本発明1167の方法。
[本発明1169]
前記第1の金属塩がランタン塩である、本発明1168の方法。
[本発明1170]
前記第1の金属塩がLaCl 3 である、本発明1169の方法。
[本発明1171]
前記第2の金属塩がリチウム塩である、本発明1168〜1170のいずれかの方法。
[本発明1172]
前記第2の金属塩が塩化リチウムである、本発明1171の方法。
[本発明1173]
前記第1の金属塩及び前記第2の金属塩が、約1:4〜約4:1の割合で存在する、本発明1168〜1172のいずれかの方法。
[本発明1174]
前記第1の金属塩と前記第2の金属塩の割合が、1:2である、本発明1173の方法。
[本発明1175]
1つ又は2つ以上の脱保護工程を更に含む、本発明1160〜1174のいずれかの方法。
[本発明1176]
以下の式の化合物を調製する方法であって、
Figure 2018525346
式中、
1 が、−アルカンジイル (C≦8) −(S) −A 3 又は−置換アルカンジイル (C≦8) −(S) −A 3 であり;式中、
3 が、水素若しくはアルキル (C≦12) 、アルケニル (C≦12) 、アルキニル (C≦12) 、アリール (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、アシル (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり、
xが、1、2、若しくは3であり;
2 が、ヒドロキシ、若しくはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形、又は保護されたヒドロキシ基であり;
3 が、NHC(Y 2 )R 16 であり、式中、
2 は、O、NH、又はNOHであり;
16 が、アルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
4 及びR 5 が、水素及びハロから各々独立して選択され;
24 及びR 24 ’は、式−O(CH 2 O−の基であり、式中、eは、1、2、3、若しくは4であるか、又はR 24 及びR 24 ’は一緒になってオキソ基であるが;但し、R 24 及びR 24 ’が一緒になるとき、それらが結合される原子は二重結合の一部であり、原子にR 24 及びR 24 ’が結合されるとき、R 24 及びR 24 ’はオキソであり;
1 が、水素又はヒドロキシ保護基であり、
次の工程であって、
(A)以下の式の化合物であって、
Figure 2018525346
式中、X 1 、R 2 、R 3 、R 4 、R 5 、R 24 、及びR 24 ’が、本明細書に定義された通りである、化合物を、
遷移金属添加剤の存在下で還元剤と反応させて、
以下の式の化合物であって、
Figure 2018525346
式中、X 1 、R 2 、R 3 、R 4 、R 5 、R 24 、及びR 24 ’が、本明細書に定義された通りである、化合物を形成する工程と、
(B)前記式XXIの化合物を活性化剤と反応させて、
以下の式の化合物であって、
Figure 2018525346
式中、X 1 、R 2 、R 3 、R 4 、R 5 、R 24 、及びR 24 ’が、本明細書に定義された通りであり;
20 が、脱離基である、化合物を形成する工程と、
(C)前記式XXIIIの前記化合物を、式:HSR 21 の化合物であって、式中R 21 が、アルキル (C≦12) 、アルケニル (C≦12) 、アルキニル (C≦12) 、アリール (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、アシル (C≦12) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形である化合物と、ホスフィン (C≦24) 及びアゾ化合物の存在下で反応させて、前記式XIXの化合物を形成する工程と、
を含む、前記方法。
[本発明1177]
前記還元剤がホウ素化合物である、本発明1176の方法。
[本発明1178]
前記還元剤が水素化ホウ素ナトリウムである、本発明1176又は1177の方法。
[本発明1179]
前記遷移金属添加剤がランタニドである、本発明1176〜1178のいずれかの方法。
[本発明1180]
前記遷移金属添加剤がセリウム化合物である、本発明1179の方法。
[本発明1181]
前記遷移金属添加剤が、CeCl 3 又はその水和物である、本発明1180の方法。
[本発明1182]
前記遷移金属添加剤がCeCl 3 ・7H 2 Oである、本発明1181の方法。
[本発明1183]
前記活性化剤がトリメチルシリルシアニドである、本発明1176〜1182のいずれかの方法。
[本発明1184]
21 が、アシル (C≦12) 又は置換アシル (C≦12) である、本発明1176〜1183のいずれかの方法。
[本発明1185]
21 がアセチルである、本発明1184の方法。
[本発明1186]
3 CC(O)SHである、本発明1184又は1185の方法。
[本発明1187]
前記ホスフィン (C≦24) がトリフェニルホスフィンである、本発明1176〜1186のいずれかの方法。
[本発明1188]
前記アゾ化合物が、アゾジカルボン酸ジエチル又はアゾジカルボン酸ジイソプロピルである、本発明1176〜1187のいずれかの方法。
[本発明1189]
前記アゾ化合物がアゾジカルボン酸ジエチルである、本発明1188の方法。
[本発明1190]
以下の式の化合物を調製する方法であって、
Figure 2018525346
式中、
1 及びR 2 が、水素又はヒドロキシ保護基であり;
3 及びR 3 ’は、式−O(CH 2 O−の基であり、式中、eは、1、2、3、若しくは4であるか、又はR 3 及びR 3 ’は一緒になってオキソ基であるが;但し、R 3 及びR 3 ’が一緒になるとき、それらが結合される原子は二重結合の一部であり、原子にR 3 及びR 3 ’が結合されるとき、R 3 及びR 3 ’はオキソであり、
以下の式の化合物であって、
Figure 2018525346
式中、R 1 、R 2 、R 3 、及びR 3 ’が、上記の定義の通りである、化合物を、
炭化水素 (C≦12) 溶媒中の式R 4 OClの化合物であって、
式中、
4 がアルキル (C≦8) 又は置換アルキル (C≦8) である、化合物の存在下で反応させて、
前記式XXVの化合物を形成する工程を含む、前記方法。
[本発明1191]
4 がアルキル (C≦8) である、本発明1190の方法。
[本発明1192]
4 がt−ブチルである、本発明1191の方法。
[本発明1193]
前記炭化水素 (C≦12) 溶媒が芳香族溶媒 (C≦12) である、本発明1190〜1192のいずれかの方法。
[本発明1194]
前記炭化水素 (C≦12) 溶媒がベンゼンである、本発明1193の方法。
[本発明1195]
以下の式の化合物を調製する方法であって、
Figure 2018525346
式中、
1 及びR 2 が、水素又はヒドロキシ保護基であり;
3 及びR 3 ’は、式−O(CH 2 O−の基であり、式中、eは、1、2、3、若しくは4であるか、又はR 3 及びR 3 ’は一緒になってオキソ基であるが;但し、R 3 及びR 3 ’が一緒になるとき、それらが結合される原子は二重結合の一部であり、原子にR 3 及びR 3 ’が結合されるとき、R 3 及びR 3 ’はオキソであり、
4 が、水素、アルキルシリル (C≦12) 、又は置換アルキルシリル (C≦12) であり、
以下の式の化合物であって、
Figure 2018525346
式中、R 2 、R 3 、及びR 3 ’が、上記の定義の通りである、化合物を、
以下の式の化合物であって、
Figure 2018525346
式中、R 4 が、上記の定義の通りである、化合物と、
有機リチウム化合物及び金属塩の存在下で反応させて、続けて求電子性化合物を添加する工程を含む、前記方法。
[本発明1196]
前記有機リチウム化合物が強リチウム塩基である、本発明1195の方法。
[本発明1197]
前記有機リチウム化合物がリチウムビス(トリメチルシリル)アミドである、本発明1196の方法。
[本発明1198]
前記金属塩が金属塩の混合物である、本発明1195〜1197のいずれかの方法。
[本発明1199]
前記金属塩の混合物が、第1の金属塩又は第2の金属塩である、本発明1198の方法。
[本発明1200]
前記第1の金属塩がランタニド金属塩である、本発明1199の方法。
[本発明1201]
前記第1の金属塩がLaCl 3 である、本発明1200の方法。
[本発明1202]
前記第2の金属塩がリチウム塩である、本発明1199の方法。
[本発明1203]
前記第2の金属塩が塩化リチウムである、本発明1202の方法。
[本発明1204]
前記求電子性化合物が水である、本発明1195〜1203のいずれかの方法。
[本発明1205]
前記求電子性化合物がジアシル (C≦18) 無水物である、本発明1195〜1203のいずれかの方法。
[本発明1206]
前記求電子性化合物が無水酢酸である、本発明1205の方法。
[本発明1207]
1つ又は2つ以上の脱保護工程を更に含む、本発明1176〜1207のいずれかの方法。
[本発明1208]
1つ又は2つ以上の精製工程を更に含む、本発明1144〜1208のいずれかの方法。
本開示の他の目的、特徴、及び利点は、以下の詳細な説明から明らかとなる。しかしながら、詳細な説明及び具体的な例は、本開示の特定の実施形態を示すが、本開示の趣旨及び範囲内の様々な変化及び修正がこの詳細な説明から当業者には明らかとなるため、例示目的のみで付与されることを理解されたい。

Claims (16)

  1. 以下の式の化合物であって、
    Figure 2018525346
    式中、
    が、−アルカンジイル(C≦8)−(S)−A若しくは−置換アルカンジイル(C≦8)−(S)−Aであり;式中、
    が、水素若しくはアルキル(C≦12)、シクロアルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、アルキニル(C≦12)、アリール(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、アシル(C≦12)、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
    xが、1、2、若しくは3であり;
    が、ヒドロキシ、若しくはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
    が、NHC(Y)R16であり、式中、
    が、O、NH、若しくはNOHであり;
    16が、アルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
    及びRが、水素及びハロから各々独立して選択され;
    が、O、S、若しくはNHであり;
    が、−アルカンジイル(C≦12)−C(O)−A若しくは−置換アルカンジイル(C≦12)−C(O)−Aであるか、若しくは以下の式であり、
    Figure 2018525346
    式中、
    が、−CH−若しくは−O−であり;
    が、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、若しくは置換シクロアルキル(C≦8)であり;
    が、水素、ハロ、ヒドロキシ、メルカプト、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、置換アルキルチオ(C≦8)であり;
    10はヒドロキシ、オキソであるか、若しくはR10はR11と一緒になって−OCHAO−であるが、但し、R10がオキソであるとき、R10及び結合する炭素原子は二重結合によって結合され、R10がR11と一緒になるとき、R10及び結合する炭素原子は単結合によって結合され;
    式中、Aが、アリール(C≦12)若しくは置換アリール(C≦12)であるか、若しくは以下の式であり、
    Figure 2018525346
    式中、
    が、O、S、若しくはNR18であり;式中、
    18が、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、若しくは置換アシル(C≦8)であり;
    が、CH若しくはNであり;
    17が、水素、ヒドロキシ、アミノ、ヒドラジノ、カルボキシ、ハロ、若しくはニトロ;若しくはアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
    11が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ(C≦8)、若しくは置換アルコキシ(C≦8)であり;
    12が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、若しくは、
    −O−アルカンジイル(C≦8)−アルキルアミノ(C≦12)、−OC(O)−アルカンジイル(C≦8)−アルキルアミノ(C≦12)、若しくは−OC(O)NH−アルカンジイル(C≦8)−アルキルアミノ(C≦12)、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であるか;若しくは以下の式であり、
    Figure 2018525346
    式中、
    14が、アミノ若しくはヒドロキシ;若しくはアルコキシ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、ジアルキル−アミノ(C≦12)、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形、若しくは−NRであり、式中、
    及びRが各々、水素、アルキル(C≦12)、置換アルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、置換アルケニル(C≦12)、−C(O)O−アルカンジイル(C≦6)−R、−C(O)−アルカンジイル(C≦6)−R、−アルカンジイル(C≦6)−R、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;式中、
    が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシル、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルキルスルホニル(C≦8)、アリールスルホニル(C≦8)、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
    15が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ(C≦8)、若しくは置換アルコキシ(C≦8)であり;
    20及びR21が、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、若しくは置換アルコキシ(C≦8)であり;
    が、水素若しくは
    Figure 2018525346
    であり;
    式中、
    が、O、S、若しくはNR18であり;式中、
    18が、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、若しくは置換アシル(C≦8)であり;
    nが、1、2、3、4、若しくは5であり;
    、Z、及びZが、各々独立してN若しくはCR13であり;
    13が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシ、ヒドラジノ、ハロ、ニトロ、若しくはメルカプト;
    アルキル(C≦12)、アシル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦12)、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;若しくは、
    が、以下の式であり、
    Figure 2018525346
    式中、
    が、アルカンジイル(C≦8)若しくは置換アルカンジイル(C≦8)であり;
    及びXが、各々独立して、−O−、−S−、若しくは−NR19−から選択され、式中、
    19が、水素、アルキル(C≦6)、若しくは置換アルキル(C≦6)であり;
    が、アリール(C≦18)、ヘテロアリール(C≦18)、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
    が、アルキル(C≦12)若しくは置換アルキル(C≦12)である、化合物であり;
    但し、
    Figure 2018525346
    ではない、化合物、
    又はその薬学的に許容される塩。
  2. 以下の式
    Figure 2018525346
    式中、
    が、−アルカンジイル(C≦8)−(S)−A若しくは−置換アルカンジイル(C≦8)−(S)−Aであり;式中、
    が、水素若しくはアルキル(C≦12)、シクロアルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、アルキニル(C≦12)、アリール(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、アシル(C≦12)、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
    xが、1、2、若しくは3であり;
    が、ヒドロキシ、若しくはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
    が、NHC(Y)R16であり、式中、
    が、O、NH、若しくはNOHであり;
    16が、アルコキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
    及びRが、水素及びハロから各々独立して選択され;
    が、O、S、若しくはNHであり;
    が、−アルカンジイル(C≦12)−C(O)−A若しくは−置換アルカンジイル(C≦12)−C(O)−Aであるか、若しくは以下の式であり、
    Figure 2018525346
    式中、
    が、−CH−若しくは−O−であり;
    が、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、若しくは置換シクロアルキル(C≦8)であり;
    が、水素、ヒドロキシ、メルカプト、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、置換アルキルチオ(C≦8)であり;
    10はオキソであるか、若しくはR10はR11と一緒になって−OCHAO−であるが、但し、R10がオキソであるとき、R10及び結合する炭素原子は二重結合によって結合され、R10がR11と一緒になるとき、R10及び結合する炭素原子は単結合によって結合され;
    式中、Aが、アリール(C≦12)若しくは置換アリール(C≦12)であるか、若しくは以下の式であり、
    Figure 2018525346
    式中、
    が、CH若しくはNであり;
    17が、水素、ヒドロキシ、アミノ、ヒドラジノ、カルボキシ、ハロ、若しくはニトロ;若しくはアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
    11が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ(C≦8)、若しくは置換アルコキシ(C≦8)であり;
    12が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、若しくは、
    −O−アルカンジイル(C≦8)−アルキルアミノ(C≦12)、−OC(O)−アルカンジイル(C≦8)−アルキルアミノ(C≦12)、若しくは−OC(O)NH−アルカンジイル(C≦8)−アルキルアミノ(C≦12)、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であるか;若しくは以下の式であり、
    Figure 2018525346
    式中、
    14が、アミノ若しくはヒドロキシ;若しくはアルコキシ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、ジアルキル−アミノ(C≦12)、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
    15が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ(C≦8)、若しくは置換アルコキシ(C≦8)であり;
    が、水素若しくは
    Figure 2018525346
    であり;
    式中、
    が、O、S、若しくはNR18であり;式中、
    18が、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、若しくは置換アシル(C≦8)であり;
    nが、1、2、3、若しくは4であり;
    が、N若しくはCHであり;
    13が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシ、ヒドラジノ、ハロ、若しくはニトロ;
    アルキル(C≦12)、アシル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦12)、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;若しくは、
    が、以下の式であり、
    Figure 2018525346
    式中、
    が、アルカンジイル(C≦8)若しくは置換アルカンジイル(C≦8)であり;
    及びXが、各々独立して、−O−、−S−、若しくは−NR19−から選択され、式中、
    19が、水素、アルキル(C≦6)、若しくは置換アルキル(C≦6)であり;
    が、アリール(C≦18)、ヘテロアリール(C≦18)、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
    が、アルキル(C≦12)若しくは置換アルキル(C≦12)である、として更に定義され;
    但し、
    Figure 2018525346
    ではない、請求項1に記載の化合物、
    又はその薬学的に許容される塩。
  3. 以下の式中、X、X、R、R、R、R、R、R、R、R11、R12、及びAが、上記の定義の通りである、式:
    Figure 2018525346
    として更に定義される、請求項1又は2に記載の化合物。
  4. 以下の式中、R、R、R、R、R、R11、R12、及びAが、上記の定義の通りである、式:
    Figure 2018525346
    として更に定義される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物。
  5. 以下の式として更に定義され、
    Figure 2018525346
    式中、
    が、−アルカンジイル(C≦8)−(S)−A若しくは−置換アルカンジイル(C≦8)−(S)−Aであり;式中、
    が、アルキル(C≦12)、シクロアルキル(C≦12)、アシル(C≦12)、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
    xが、1、2、若しくは3であり;
    が、NHC(O)R16であり、式中、
    16が、アルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
    及びRが、水素及びハロから各々独立して選択され;
    が、水素、ハロ、ヒドロキシ、メルカプト、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、置換アルキルチオ(C≦8)であり;
    11が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ(C≦8)、若しくは置換アルコキシ(C≦8)であり;
    12が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、若しくは、以下の式であり、
    Figure 2018525346
    式中、
    14が、アミノ若しくはヒドロキシ;若しくはアルコキシ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、ジアルキル−アミノ(C≦12)、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形、若しくは−NRであり、式中、
    及びRが各々、水素、アルキル(C≦12)、置換アルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、置換アルケニル(C≦12)、−C(O)O−アルカンジイル(C≦6)−R、−C(O)−アルカンジイル(C≦6)−R、−アルカンジイル(C≦6)−R、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;式中、
    が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシル、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルキルスルホニル(C≦8)、アリールスルホニル(C≦8)、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
    15が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ(C≦8)、若しくは置換アルコキシ(C≦8)であり;
    20及びR21が、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、若しくは置換アルコキシ(C≦8)であり;
    が、
    Figure 2018525346
    であり;
    式中、
    が、O、S、若しくはNR18であり;式中、
    18が、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、若しくは置換アシル(C≦8)であり;
    nが、1、2、3、4、若しくは5であり;
    、Z、及びZが、各々独立してN若しくはCR13であり;
    13が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシ、ヒドラジノ、ハロ、ニトロ、若しくはメルカプト;
    アルキル(C≦12)、アシル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦12)、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形である、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物;
    又はその薬学的に許容される塩。
  6. 以下の式中、R、R、R、R、R、R、R、及びYが、上記の定義の通りである、式:
    Figure 2018525346
    として更に定義される、請求項1または2に記載の化合物。
  7. 以下の式中、R、R、R、R、R、R12、及びAが、上記の定義の通りである、式:
    Figure 2018525346
    として更に定義される、請求項1または2に記載の化合物。
  8. が、−アルカンジイル(C≦8)−(S)−Aであり、式中、
    が水素、
    アルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、アルキニル(C≦12)、アリール(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、アシル(C≦12)、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
    xが、2又は3である、
    請求項1〜のいずれか一項に記載の化合物。
  9. (i) が、アルキル(C≦12)、置換アルキル(C≦12) 、アシル (C≦12) 、又は置換アシル (C≦12) であるか;又は
    (ii) R が、NHC(NH)R 16 であり、式中、R 16 が、アルコキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形である、
    請求項に記載の化合物。
  10. (i) が、−アルカンジイル(C≦12)−C(O)−A又は−置換アルカンジイル(C≦12)−C(O)−Aであり、
    が、以下の式であり、
    Figure 2018525346
    式中、
    nが、1又は2であり;
    13 が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシ、ヒドラジノ、ハロ、若しくはニトロ;若しくはアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形であるか;又は
    (ii)A が以下の式であり、
    Figure 2018525346
    式中、
    が、−CH −又は−O−であり;
    が、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、又は置換シクロアルキル (C≦8) であり;
    が、水素、ハロ、ヒドロキシ、メルカプト、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、又は置換アルキルチオ (C≦8) であり;
    10 はヒドロキシ、若しくはオキソであるか、又はR 10 はR 11 と一緒になって−OCHA O−であるが、但し、R 10 がオキソであるとき、R 10 及び結合する炭素原子は二重結合によって結合され、R 10 がR 11 と一緒になるとき、R 10 及び結合する炭素原子は単結合によって結合され;
    式中、A が、アリール (C≦12) 若しくは置換アリール (C≦12) であるか、又は以下の式であり、
    Figure 2018525346
    式中、
    が、O、S、又はNR 18 であり;式中、
    18 が、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、又は置換アシル (C≦8) であり;
    が、CR 17 又はNであり;
    17 が、水素、ヒドロキシ、アミノ、ヒドラジノ、カルボキシ、ハロ、若しくはニトロ;若しくはアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
    11 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、又は置換アルコキシ (C≦8) であり;
    12 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、若しくは、
    −O−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、−OC(O)−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、若しくは−OC(O)NH−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形であるか;又は以下の式であり、
    Figure 2018525346
    式中、
    14 が、アミノ若しくはヒドロキシ;若しくはアルコキシ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、ジアルキル−アミノ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形、又は−NR であり、式中、
    及びR が各々、水素、アルキル (C≦12) 、置換アルキル (C≦12) 、アルケニル (C≦12) 、置換アルケニル (C≦12) 、−C(O)O−アルカンジイル (C≦6) −R 、−C(O)−アルカンジイル (C≦6) −R 、−アルカンジイル (C≦6) −R 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;式中、
    が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシル、アシル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニル (C≦8) 、アリールスルホニル (C≦8) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
    15 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、又は置換アルコキシ (C≦8) であり;
    20 及びR 21 が、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、又は置換アルコキシ (C≦8) である、
    請求項1に記載の化合物。
  11. (i) が−O−又は−CH であるか;
    (ii) R が水素、アルキル (C≦8) 又は置換アルキル (C≦8) であるか;
    (iii) R 10 がオキソであるか;
    (iv) R 11 が水素又はヒドロキシであるか;
    (v) R が水素、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 又は置換アルキルチオ (C≦8) であるか;
    (vi) A が、以下の式であり、
    Figure 2018525346
    式中、
    17 が、水素、ヒドロキシ、アミノ、ヒドラジノ、カルボキシ、ハロ、若しくはニトロ;若しくはアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形であるか;
    (vii) R 12 が水素、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、又は−O−アルカンジイル (C≦8) −アルキルアミノ (C≦12) 若しくはその置換形であるか;
    (viii) R 12 が、以下の式であり、
    Figure 2018525346
    式中、
    14 が、アミノ若しくはヒドロキシ;若しくはアルコキシ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、ジアルキル−アミノ (C≦12) 、若しくはこれらの基のうちのいずれかの置換形、又は−NR であり、式中、
    及びR が各々、水素、アルキル (C≦12) 、置換アルキル (C≦12) 、アルケニル (C≦12) 、置換アルケニル (C≦12) 、−C(O)O−アルカンジイル (C≦6) −R 、−C(O)−アルカンジイル (C≦6) −R 、−アルカンジイル (C≦6) −R 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;式中、
    が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシル、アシル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニル (C≦8) 、アリールスルホニル (C≦8) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
    15 が、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦8) 、又は置換アルコキシ (C≦8) であり;
    20 及びR 21 が、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、又は置換アルコキシ (C≦8) であるか;
    (ix) R 12 が、以下の式であり、
    Figure 2018525346
    式中、
    14 が、アルキルアミノ (C≦12) 、置換アルキルアミノ (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 又は置換アルコキシ (C≦12) であり、
    15 が、水素、アルコキシ (C≦8) 、又は置換アルコキシ (C≦8) であるか;
    (x) A が、以下の式として更に定義され、
    Figure 2018525346
    式中、
    が、O、S、又はNR 18 であり;式中、
    18 が、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、又は置換アシル (C≦8) であり;
    nが、1、2、3、4、又は5であり;
    、Z 、及びZ は、各々独立してN又はCR 13 であり;
    13 が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシ、ヒドラジノ、ハロ、ニトロ、若しくはメルカプト;
    アルキル (C≦12) 、アシル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦12) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形であるか;
    (xi) A が、以下の式として更に定義され、
    Figure 2018525346
    式中、
    が、O、S、又はNR 18 であり;式中、
    18 が、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、又は置換アシル (C≦8) であり;
    13 が、水素、アミノ、カルボキシ、ヒドロキシ、ヒドラジノ、ハロ、若しくはニトロ;若しくはアルキル (C≦12) 、アシル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦12) 、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形である
    、請求項10に記載の化合物。
  12. が、以下の式であり、
    Figure 2018525346
    式中、
    が、アルカンジイル(C≦8)又は置換アルカンジイル(C≦8)であり;
    及びXが、各々独立して、−O−、−S−、又は−NR19−から選択され、式中、
    19が、水素、アルキル(C≦6)、又は置換アルキル(C≦6)であり;
    が、アリール(C≦18)、ヘテロアリール(C≦18)、又はこれらの基のうちのいずれかの置換形であり;
    が、アルキル(C≦12)又は置換アルキル(C≦12)である、
    請求項1、6、10のいずれか一項に記載の化合物。
  13. (i) 以下の式
    Figure 2018525346
    Figure 2018525346
    Figure 2018525346
    Figure 2018525346
    Figure 2018525346
    Figure 2018525346
    Figure 2018525346
    Figure 2018525346
    Figure 2018525346
    Figure 2018525346
    Figure 2018525346
    Figure 2018525346
    Figure 2018525346
    Figure 2018525346
    Figure 2018525346
    Figure 2018525346
    Figure 2018525346
    Figure 2018525346
    Figure 2018525346
    Figure 2018525346
    として更に定義されるか、または
    (ii) 以下の式として更に定義され、
    Figure 2018525346
    Figure 2018525346
    Figure 2018525346
    Figure 2018525346
    式中、
    aが、0、1、2、3、4、若しくは5であり;
    bが、1、2、3、4、若しくは5である
    請求項1に記載の化合物、又はその薬学的に許容される塩。
  14. (A)請求項1〜13のいずれか一項に記載の化合物と、
    (B)薬学的に許容される担体と、
    を含む、薬学的組成物。
  15. 療有効量の請求項1〜13のいずれか一項に記載の化合物含む、患者における疾患又は障害を治療するための薬学的組成物
  16. 以下を含む抗体−薬物複合体であって、
    A−L−(X)
    (VIII)
    式中、
    Aが、抗体又はナノ粒子であり、
    Lが、共有結合又は二官能性リンカーであり、
    Xが、請求項1〜13のいずれか一項に記載の化合物あり、
    yが、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、又は20から選択される整数である、
    抗体−薬物複合体。
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