JP2017537968A5 - - Google Patents

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JP2017537968A5
JP2017537968A5 JP2017532666A JP2017532666A JP2017537968A5 JP 2017537968 A5 JP2017537968 A5 JP 2017537968A5 JP 2017532666 A JP2017532666 A JP 2017532666A JP 2017532666 A JP2017532666 A JP 2017532666A JP 2017537968 A5 JP2017537968 A5 JP 2017537968A5
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[本発明1001]
下記式の化合物、または薬学的に許容されるその塩:
Figure 2017537968
式中、
1 は、アミノ、ヒドロキシ、またはメルカプト;
アルコキシ (C≦12) 、シクロアルコキシ (C≦12) 、アルケニルオキシ (C≦12) 、アルキニルオキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦12) 、アルキルチオ (C≦12) 、シクロアルキルチオ (C≦12) 、アルケニルチオ (C≦12) 、アルキニルチオ (C≦12) 、アシルチオ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、シクロアルキルアミノ (C≦12) 、アルケニルアミノ (C≦12) 、アルキニルアミノ (C≦12) 、ジアルキルアミノ (C≦12) 、ジシクロアルキルアミノ (C≦12) 、ジアルケニルアミノ (C≦12) 、ジアルキニルアミノ (C≦12) 、アミド (C≦12) 、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョンであり;あるいは、
1 は、式:−O−アルカンジイル (C≦8) −アルコキシ (C≦12) 、−O−アルカンジイル (C≦8) −アルケニルオキシ (C≦12) 、−O−アルカンジイル (C≦8) −アルキニルオキシ (C≦12) 、またはその置換バージョンであり;あるいは、
1 は、式:
Figure 2017537968
の基であり、
式中、
6 、R 6 ’、R 7 、R 8 、R 8 ’、R 9 、及びR 9 ’は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、または置換アシルオキシ (C≦8) であり、
10 は、水素、ヒドロキシ、アルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、アシル (C≦12) 、置換アルキル (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、置換アシル (C≦12) 、または式:
Figure 2017537968
の基であり、
式中、
11 は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) であり;
12 は、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、−O−アルカンジイル (C≦12) −チオール反応性基、または−O−アルカンジイル (C≦12) −チオール反応性基の置換バージョンであり;あるいは、
7 及びR 10 は、一緒になって、式:
Figure 2017537968
の複素環式化合物を形成し、
式中、
は、水素、アルキル (C≦6) 、または置換アルキル (C≦6) であり;
2 及びR 3 は、独立して、水素、アミノ、ヒドロキシ、メルカプト;
アルキル (C≦12) 、シクロアルキル (C≦12) 、アルケニル (C≦12) 、アルキニル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、シクロアルコキシ (C≦12) 、アルケニルオキシ (C≦12) 、アルキニルオキシ (C≦12) 、アルキルチオ (C≦12) 、シクロアルキルチオ (C≦12) 、アルケニルチオ (C≦12) 、アルキニルチオ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、シクロアルキルアミノ (C≦12) 、アルケニルアミノ (C≦12) 、アルキニルアミノ (C≦12) 、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョンであり;
2 及びR 3 は、一緒になって、アルコキシジイル (C≦8) 、アルキルアミノジイル (C≦12) 、アルキルチオジイル (C≦12) 、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョンであり;
4 は、水素、アミノ、ハロ、ヒドロキシ、メルカプト、アルキル (C≦12) または置換アルキル (C≦12) であり;
1 及びX 2 はそれぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、または
アルコキシ (C≦12) 、アルケニルオキシ (C≦12) 、アルキニルオキシ (C≦12) 、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョンであり;
Aは、縮合シクロアルカンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、
式中、
1 は、水素、オキソ、アルコキシ (C≦12) 、または置換アルコキシ (C≦12) であり、ただし、Y 1 がオキソである場合、Y 1 が結合している原子は二重結合の一部であり、Y 1 が結合している原子が二重結合の一部である場合、Y 1 はオキソであり;
2 は、水素、ヒドロキシ、アルキル (C≦12) 、置換アルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、または−OX 3 (X 3 はヒドロキシ保護基である);または式:
Figure 2017537968
の基であり、
式中、
6 、R 6 ’、R 7 、R 8 、R 8 ’、R 9 、及びR 9 ’は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、または置換アシルオキシ (C≦8) であり;
10 は、水素、ヒドロキシ、アルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、アシル (C≦12) 、置換アルキル (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、置換アシル (C≦12) 、または式:
Figure 2017537968
の基であり、
式中、
11 は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) であり;
12 は、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、−O−アルカンジイル (C≦12) −チオール反応性基、または−O−アルカンジイル (C≦12) −チオール反応性基の置換バージョンであり;または、
7 及びR 10 は、一緒になって、式:
Figure 2017537968
の複素環式化合物を形成し、
式中、
は、水素、アルキル (C≦6) 、または置換アルキル (C≦6) であり;
1 は、0、1、2、3、4、5、または6であり;あるいは、
Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、
式中、
3 は、水素、オキソ、アルコキシ (C≦12) 、または置換アルコキシ (C≦12) であり、ただし、Y 3 がオキソである場合、Y 3 が結合している原子は二重結合の一部であり、Y 3 が結合している原子が二重結合の一部である場合、Y 3 はオキソであり;
4 は、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、アルキルチオ (C≦12) 、置換アルキルチオ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、置換アルキルアミノ (C≦12) 、−OX 3 (X 3 はヒドロキシ保護基である)、−SX 4 (X 4 はチオ保護基である)、または−NX 5 6 (X 5 またはX 6 の一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X 5 及びX 6 は一緒になって二価のアミン保護基である)であり;
2 は、0、1、2、または3であり;あるいは、
Aは、縮合ヘテロシクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、
式中、
5 は、水素、オキソ、アルコキシ (C≦12) 、または置換アルコキシ (C≦12) であり、ただし、Y 3 がオキソである場合、Y 3 が結合している原子は二重結合の一部であり、Y 3 が結合している原子が二重結合の一部である場合、Y 3 はオキソであり;
6 は、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、アルキルチオ (C≦12) 、置換アルキルチオ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、置換アルキルアミノ (C≦12) 、−OX 3 (X 3 はヒドロキシ保護基である)、−SX 4 (X 4 はチオ保護基である)、または−NX 5 6 (X 5 またはX 6 の一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X 5 及びX 6 は一緒になって二価のアミン保護基である)であり;
7 は、水素、アルキル (C≦12) 、または置換アルキル (C≦12) であり;
3 は、0または1であり;
xは、1、2、3、または4であり;あるいは、
Aは、縮合ヘテロアレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、
式中、
1 、Z 2 、及びZ 3 は、それぞれ独立して、CR 5 5 ’、NR 5 ’’、O、またはSから選択され;
5 及びR 5 ’は、それぞれ独立して、水素、アミノ、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、スルファト、スルファミド;
アルキル (C≦6) 、アルコキシ (C≦6) 、アルキルアミノ (C≦6) 、ジアルキルアミノ (C≦12) 、アミド (C≦6) 、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョンであり;
5 ’’は、水素、アルキル (C≦12) 、または置換アルキル (C≦12) であり;
ただし、Z 1 、Z 2 、またはZ 3 のうちの少なくとも1つが、NR 5 ’’、O、またはSであり;
4 は、1、2、3、または4であり;あるいは、
Aは、縮合シクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、
式中、
8 及びY 9 は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、アルキルチオ (C≦12) 、置換アルキルチオ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、置換アルキルアミノ (C≦12) 、−OX 3 (X 3 はヒドロキシ保護基である)、−SX 4 (X 4 はチオ保護基である)、または−NX 5 6 (X 5 またはX 6 の一方は一価のアミン保護基でありもう一方は水素であり、あるいは、X 5 及びX 6 は一緒になって二価のアミン保護基である)から選択され;
10 は、水素、オキソ、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、アルキルチオ (C≦12) 、置換アルキルチオ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、置換アルキルアミノ (C≦12) 、−OX 3 (X 3 はヒドロキシ保護基である)、−SX 4 (X 4 はチオ保護基である)、または−NX 5 6 (X 5 またはX 6 の一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X 5 及びX 6 は一緒になって二価のアミン保護基である)であり、ただし、Y 3 がオキソである場合はY 3 が結合している原子は二重結合の一部であり、Y 3 が結合している原子が二重結合の一部である場合はY 3 はオキソであり;
5 は、0または1であり;
yは、0、1、2、3、4、5、6、7、または8であり;
Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、
式中、
11 及びY 12 は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、アルキルチオ (C≦12) 、置換アルキルチオ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、置換アルキルアミノ (C≦12) 、−OX 3 (X 3 はヒドロキシ保護基である)、−SX 4 (X 4 はチオ保護基である)、または−NX 5 6 (X 5 またはX 6 の一方は一価のアミン保護基でありもう一方は水素であり、あるいは、X 5 及びX 6 は一緒になって二価のアミン保護基である)から選択され;
13 は、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、アルキルチオ (C≦12) 、置換アルキルチオ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、置換アルキルアミノ (C≦12) 、−OX 3 (X 3 はヒドロキシ保護基である)、−SX 4 (X 4 はチオ保護基である)、または−NX 5 6 (X 5 またはX 6 の一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X 5 及びX 6 は一緒になって二価のアミン保護基である)であり、ただし、Y 3 がオキソである場合はY 3 が結合している原子は二重結合の一部であり、Y 3 が結合している原子が二重結合の一部である場合はY 3 はオキソであり;
6 は、0、1、2、3、または4であり;
ただし、Aが、式:
Figure 2017537968
の縮合シクロアルカンジイルである場合、R 1 はヒドロキシではなく、かつR 2 またはR 3 のいずれかはメトキシである。
[本発明1002]
下記式としてさらに定義される、本発明1001の化合物、または薬学的に許容されるその塩:
Figure 2017537968
式中、
1 は、アミノ、ヒドロキシ、またはメルカプト;
アルコキシ (C≦12) 、シクロアルコキシ (C≦12) 、アルケニルオキシ (C≦12) 、アルキニルオキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦12) 、アルキルチオ (C≦12) 、シクロアルキルチオ (C≦12) 、アルケニルチオ (C≦12) 、アルキニルチオ (C≦12) 、アシルチオ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、シクロアルキルアミノ (C≦12) 、アルケニルアミノ (C≦12) 、アルキニルアミノ (C≦12) 、ジアルキルアミノ (C≦12) 、ジシクロアルキルアミノ (C≦12) 、ジアルケニルアミノ (C≦12) 、ジアルキニルアミノ (C≦12) 、アミド (C≦12) 、またはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり;あるいは、
1 は、式:−O−アルカンジイル (C≦8) −アルコキシ (C≦12) 、−O−アルカンジイル (C≦8) −アルケニルオキシ (C≦12) 、−O−アルカンジイル (C≦8) −アルキニルオキシ (C≦12) 、またはその置換バージョンであり;あるいは、
1 は、式:
Figure 2017537968
の基であり、
式中、
6 、R 7 、R 8 、及びR 9 は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換アルコキシ (C≦8) であり;
10 は、水素、ヒドロキシ、アルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、アシル (C≦12) 、置換アルキル (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、置換アシル (C≦12) 、または式:
Figure 2017537968
の基であり、
式中、
11 は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) であり;
12 は、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、−O−アルカンジイル (C≦12) −チオール反応性基、または−O−アルカンジイル (C≦12) −チオール反応性基の置換バージョンであり;
2 及びR 3 は、独立して、水素、アミノ、ヒドロキシ、メルカプト;
アルキル (C≦12) 、シクロアルキル (C≦12) 、アルケニル (C≦12) 、アルキニル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、シクロアルコキシ (C≦12) 、アルケニルオキシ (C≦12) 、アルキニルオキシ (C≦12) 、アルキルチオ (C≦12) 、シクロアルキルチオ (C≦12) 、アルケニルチオ (C≦12) 、アルキニルチオ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、シクロアルキルアミノ (C≦12) 、アルケニルアミノ (C≦12) 、アルキニルアミノ (C≦12) 、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョンであり;
2 及びR 3 は、一緒になって、アルコキシジイル (C≦8) 、アルキルアミノジイル (C≦12) 、アルキルチオジイル (C≦12) 、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョンであり;
4 は、水素、アミノ、ハロ、ヒドロキシ、メルカプト、アルキル (C≦12) または置換アルキル (C≦12) であり;
1 及びX 2 はそれぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、または
アルコキシ (C≦12) 、アルケニルオキシ (C≦12) 、アルキニルオキシ (C≦12) 、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョンであり;
Aは、縮合シクロアルカンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、
式中、
1 は、水素、オキソ、アルコキシ (C≦12) 、または置換アルコキシ (C≦12) であり、ただし、Y 1 がオキソである場合、Y 1 が結合している原子は二重結合の一部であり、Y 1 が結合している原子が二重結合の一部である場合、Y 1 はオキソであり;
2 は、水素、ヒドロキシ、アルキル (C≦12) 、置換アルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、または−OX 3 であり、式中、X 3 は、ヒドロキシ保護基であり;
1 は、0、1、2、3、4、5、または6であり;あるいは、
Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、
式中、
3 は、水素、オキソ、アルコキシ (C≦12) 、または置換アルコキシ (C≦12) であり、ただし、Y 3 がオキソである場合、Y 3 が結合している原子は二重結合の一部であり、Y 3 が結合している原子が二重結合の一部である場合、Y 3 はオキソであり;
4 は、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、アルキルチオ (C≦12) 、置換アルキルチオ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、置換アルキルアミノ (C≦12) 、−OX 3 (X 3 はヒドロキシ保護基である)、−SX 4 (X 4 はチオ保護基である)、または−NX 5 6 (X 5 またはX 6 の一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X 5 及びX 6 は一緒になって二価のアミン保護基である)であり;
2 は、0、1、2、または3であり;あるいは、
Aは、縮合ヘテロシクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、
式中、
5 は、水素、オキソ、アルコキシ (C≦12) 、または置換アルコキシ (C≦12) であり、ただし、Y 3 がオキソである場合、Y 3 が結合している原子は二重結合の一部であり、Y 3 が結合している原子が二重結合の一部である場合、Y 3 はオキソであり;
6 は、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、アルキルチオ (C≦12) 、置換アルキルチオ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、置換アルキルアミノ (C≦12) 、−OX 3 (X 3 はヒドロキシ保護基である)、−SX 4 (X 4 はチオ保護基である)、または−NX 5 6 (X 5 またはX 6 の一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X 5 及びX 6 は一緒になって二価のアミン保護基である)であり;
7 は、水素、アルキル (C≦12) 、または置換アルキル (C≦12) であり;
3 は、0または1であり;
xは、1、2、3、または4であり;あるいは、
Aは、縮合ヘテロアレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、
式中、
1 、Z 2 、及びZ 3 は、それぞれ独立して、CR 5 5 ’、NR 5 ’’、O、またはSから選択され;
5 及びR 5 ’は、それぞれ独立して、水素、アミノ、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、スルファト、スルファミド;
アルキル (C≦6) 、アルコキシ (C≦6) 、アルキルアミノ (C≦6) 、ジアルキルアミノ (C≦12) 、アミド (C≦6) 、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョンであり;
5 ’’は、水素、アルキル (C≦12) 、または置換アルキル (C≦12) であり;
ただし、Z 1 、Z 2 、またはZ 3 のうちの少なくとも1つが、NR 5 ’’、O、またはSであり;
4 は、1、2、3、または4であり;あるいは、
Aは、縮合シクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、
式中、
8 及びY 9 は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、アルキルチオ (C≦12) 、置換アルキルチオ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、置換アルキルアミノ (C≦12) 、−OX 3 (X 3 はヒドロキシ保護基である)、−SX 4 (X 4 はチオ保護基である)、または−NX 5 6 (X 5 またはX 6 の一方は一価のアミン保護基でありもう一方は水素であり、あるいは、X 5 及びX 6 は一緒になって二価のアミン保護基である)から選択され;
10 は、水素、オキソ、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、アルキルチオ (C≦12) 、置換アルキルチオ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、置換アルキルアミノ (C≦12) 、−OX 3 (X 3 はヒドロキシ保護基である)、−SX 4 (X 4 はチオ保護基である)、または−NX 5 6 (X 5 またはX 6 の一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X 5 及びX 6 は一緒になって二価のアミン保護基である)であり、ただし、Y 3 がオキソである場合はY 3 が結合している原子は二重結合の一部であり、Y 3 が結合している原子が二重結合の一部である場合はY 3 はオキソであり;
5 は、0または1であり;
yは、0、1、2、3、4、5、6、7、または8であり;
Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、
式中、
11 及びY 12 は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、アルキルチオ (C≦12) 、置換アルキルチオ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、置換アルキルアミノ (C≦12) 、−OX 3 (X 3 はヒドロキシ保護基である)、−SX 4 (X 4 はチオ保護基である)、または−NX 5 6 (X 5 またはX 6 の一方は一価のアミン保護基でありもう一方は水素であり、あるいは、X 5 及びX 6 は一緒になって二価のアミン保護基である)から選択され;
13 は、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、アルキルチオ (C≦12) 、置換アルキルチオ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、置換アルキルアミノ (C≦12) 、−OX 3 (X 3 はヒドロキシ保護基である)、−SX 4 (X 4 はチオ保護基である)、または−NX 5 6 (X 5 またはX 6 の一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X 5 及びX 6 は一緒になって二価のアミン保護基である)であり、ただし、Y 3 がオキソである場合はY 3 が結合している原子は二重結合の一部であり、Y 3 が結合している原子が二重結合の一部である場合はY 3 はオキソであり;
6 は、0、1、2、3、または4であり;
ただし、Aが、式:
Figure 2017537968
の縮合シクロアルカンジイルである場合、R 1 はヒドロキシではなく、かつR 2 またはR 3 のいずれかはメトキシである。
[本発明1003]
前記式がIaとしてさらに定義される、本発明1001または本発明1002の化合物。
[本発明1004]
前記式がIbとしてさらに定義される、本発明1001または本発明1002の化合物。
[本発明1005]
前記式がIcとしてさらに定義される、本発明1001または本発明1002の化合物。
[本発明1006]
前記式がIdとしてさらに定義される、本発明1001または本発明1002の化合物。
[本発明1007]
前記式がIeとしてさらに定義される、本発明1001または本発明1002の化合物。
[本発明1008]
前記式がIfとしてさらに定義される、本発明1001または本発明1002の化合物。
[本発明1009]
1 が、
Figure 2017537968
であり、
式中、
6 、R 6 ’、R 7 、R 8 、R 8 ’、R 9 、及びR 9 ’は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、または置換アシルオキシ (C≦8) であり、
10 は、水素、ヒドロキシ、アルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、アシル (C≦12) 、置換アルキル (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、置換アシル (C≦12) 、または式:
Figure 2017537968
の基であり、
式中、
11 は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) であり;
12 は、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、−O−アルカンジイル (C≦12) −チオール反応性基、または−O−アルカンジイル (C≦12) −チオール反応性基の置換バージョンであり;または、
7 及びR 10 は、一緒になって、式:
Figure 2017537968
の複素環式化合物を形成し、
式中、
は、水素、アルキル (C≦6) 、または置換アルキル (C≦6) である、
本発明1001、または本発明1003から1008のいずれかの化合物。
[本発明1010]
1 が、
Figure 2017537968
であり、
式中、
6 、R 7 、R 8 、及びR 9 は、それぞれ独立して 水素、ヒドロキシ、アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換アルコキシ (C≦8) であり;
10 は、水素、ヒドロキシ、アルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、アシル (C≦12) 、置換アルキル (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、置換アシル (C≦12) 、または式:
Figure 2017537968
の基であり、
式中、
11 は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) であり;
12 は、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、−O−アルカンジイル (C≦12) −チオール反応性基、または−O−アルカンジイル (C≦12) −チオール反応性基の置換バージョンである、
本発明1009の化合物。
[本発明1011]
12 の前記チオール反応性基がマレイミドである、本発明1010の化合物。
[本発明1012]
1 が、式:−O−アルカンジイル (C≦8) −アルコキシ (C≦12) 、−O−アルカンジイル (C≦8) −アルケニルオキシ (C≦12) 、−O−アルカンジイル (C≦8) −アルキニルオキシ (C≦12) の基、またはこれらの置換バージョンである、本発明1001から1008のいずれかの化合物。
[本発明1013]
1 の前記アルカンジイル (C≦8) が−CH 2 −である、本発明1012の化合物。
[本発明1014]
1 がアルコキシ (C≦12) または置換アルコキシ (C≦12) である、本発明1001から1008のいずれかの化合物。
[本発明1015]
1 がアルコキシ (C≦12) である、本発明1014の化合物。
[本発明1016]
1 が置換アルコキシ (C≦12) である、本発明1014の化合物。
[本発明1017]
1 が−O(CH 2 6 OHまたは−OCH 2 CH 2 SHである、本発明1015の化合物。
[本発明1018]
1 がアルキニルオキシ (C≦12) または置換アルキニルオキシ (C≦12) である、本発明1001から1008のいずれかの化合物。
[本発明1019]
1 がアルキニルオキシ (C≦12) である、本発明1018の化合物。
[本発明1020]
1 が−CH 2 C≡CHである、本発明1019の化合物。
[本発明1021]
1 がアルキルチオ (C≦12) または置換アルキルチオ (C≦12) である、本発明1001から1007のいずれかの化合物。
[本発明1022]
1 がアルキルチオ (C≦12) である、本発明1021の化合物。
[本発明1023]
1 が−SCH 2 CH 3 である、本発明1022の化合物。
[本発明1024]
2 が水素である、本発明1001から1023のいずれかの化合物。
[本発明1025]
2 がアルキル (C≦12) または置換アルキル (C≦12) である、本発明1001から1023のいずれかの化合物。
[本発明1026]
2 がアルキル (C≦12) である、本発明1025の化合物。
[本発明1027]
2 がメチルである、本発明1026の化合物。
[本発明1028]
2 がアルコキシ (C≦12) または置換アルコキシ (C≦12) である、本発明1001から1023のいずれかの化合物。
[本発明1029]
2 がアルコキシ (C≦12) である、本発明1028の化合物。
[本発明1030]
2 がメトキシである、本発明1029の化合物。
[本発明1031]
2 がアルキルチオ (C≦12) または置換アルキルチオ (C≦12) である、本発明1001から1023のいずれかの化合物。
[本発明1032]
2 がアルキルチオ (C≦12) である、本発明1031の化合物。
[本発明1033]
2 が−SCH 3 である、本発明1032の化合物。
[本発明1034]
2 及びR 3 が、一緒になって、アルコキシジイル (C≦12) または置換アルコキシジイル (C≦12) である、本発明1001から1023のいずれかの化合物。
[本発明1035]
2 及びR 3 が、一緒になって、アルコキシジイル (C≦12) である、本発明1034の化合物。
[本発明1036]
2 及びR 3 が、−OCH 2 CH 2 O−、−OCH 2 CH 2 CH 2 O−、または−OCH 2 C(CH 3 2 CH 2 O−である、本発明1035の化合物。
[本発明1037]
2 及びR 3 が、一緒になって、アルコキシジイル (C≦12) である、本発明1034の化合物。
[本発明1038]
2 及びR 3 が、−OCH 2 CH(CH 2 OH)CH 2 O−、−OCH 2 CH(CH 2 SH)CH 2 O−、または−OCH 2 CH(CH 2 NHAc)CH 2 O−である、本発明1035の化合物。
[本発明1039]
2 及びR 3 が、一緒になって、アルキルチオジイル (C≦12) または置換アルキルチオジイル (C≦12) である、本発明1001から1023のいずれかの化合物。
[本発明1040]
2 及びR 3 が、一緒になって、アルキルチオジイル (C≦12) である、本発明1039の化合物。
[本発明1041]
2 及びR 3 が、−SCH 2 CH 2 CH 2 S−または−SCH 2 C(CH 3 2 CH 2 S−である、本発明1040の化合物。
[本発明1042]
3 が水素である、本発明1001から1033のいずれかの化合物。
[本発明1043]
3 がアルキル (C≦12) または置換アルキル (C≦12) である、本発明1001から1033のいずれかの化合物。
[本発明1044]
3 がアルキル (C≦12) である、本発明1043の化合物。
[本発明1045]
3 がメチルである、本発明1044の化合物。
[本発明1046]
3 がアルコキシ (C≦12) または置換アルコキシ (C≦12) である、本発明1001から1033のいずれかの化合物。
[本発明1047]
3 がアルコキシ (C≦12) である、本発明1046の化合物。
[本発明1048]
3 がメトキシである、本発明1047の化合物。
[本発明1049]
3 がアルキルチオ (C≦12) または置換アルキルチオ (C≦12) である、本発明1001から1033のいずれかの化合物。
[本発明1050]
3 がアルキルチオ (C≦12) である、本発明1049の化合物。
[本発明1051]
3 が−SCH 3 である、本発明1050の化合物。
[本発明1052]
4 がハロである、本発明1001から1051のいずれかの化合物。
[本発明1053]
4 がフルオロ、クロロ、またはブロモである、本発明1052の化合物。
[本発明1054]
4 がフルオロである、本発明1053の化合物。
[本発明1055]
4 がアルキル (C≦12) または置換アルキル (C≦12) である、本発明1001から1051のいずれかの化合物。
[本発明1056]
4 がアルキル (C≦12) である、本発明1055の化合物。
[本発明1057]
4 がメチルである、本発明1056の化合物。
[本発明1058]
4 が置換アルキル (C≦12) である、本発明1055の化合物。
[本発明1059]
4 がトリフルオロメチルである、本発明1058の化合物。
[本発明1060]
1 が水素である、本発明1001から1059のいずれかの化合物。
[本発明1061]
1 がヒドロキシである、本発明1001から1059のいずれかの化合物。
[本発明1062]
1 がアルコキシ (C≦12) または置換アルコキシ (C≦12) である、本発明1001から1059のいずれかの化合物。
[本発明1063]
1 がアルコキシ (C≦12) である、本発明1062の化合物。
[本発明1064]
1 がメトキシである、本発明1063の化合物。
[本発明1065]
1 が置換アルコキシ (C≦12) である、本発明1062の化合物。
[本発明1066]
1 が−O(CH 2 3 NH 2 、−O(CH 2 2 C(O)NH 2 、または−O(CH 2 3 SHである、本発明1065の化合物。
[本発明1067]
1 がアルケニルオキシ (C≦12) である、本発明1001から1059のいずれかの化合物。
[本発明1068]
1 が−OCH 2 CHCH 2 である、本発明1067の化合物。
[本発明1069]
1 がアルキニルオキシ (C≦12) である、本発明1001から1059のいずれかの化合物。
[本発明1070]
1 が−OCH 2 CCHである、本発明1069の化合物。
[本発明1071]
2 が水素である、本発明1001から1064のいずれかの化合物。
[本発明1072]
2 がヒドロキシである、本発明1001から1064のいずれかの化合物。
[本発明1073]
2 がアルコキシ (C≦12) または置換アルコキシ (C≦12) である、本発明1001から1064のいずれかの化合物。
[本発明1074]
2 がアルコキシ (C≦12) である、本発明1073の化合物。
[本発明1075]
2 がメトキシである、本発明1074の化合物。
[本発明1076]
1 がオキソである、本発明1001から1003または本発明1014から1075のいずれかの化合物。
[本発明1077]
2 が水素である、本発明1001から1003または本発明1014から1076のいずれかの化合物。
[本発明1078]
2 がヒドロキシである、本発明1001から1003または本発明1014から1076のいずれかの化合物。
[本発明1079]
2 が、
Figure 2017537968
であり、
式中、
6 、R 6 ’、R 7 、R 8 、R 8 ’、R 9 、及びR 9 ’は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、または置換アシルオキシ (C≦8) であり;
10 は、水素、ヒドロキシ、アルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、アシル (C≦12) 、置換アルキル (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、置換アシル (C≦12) 、または式:
Figure 2017537968
の基であり、
式中、
11 は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) であり;
12 は、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、−O−アルカンジイル (C≦12) −チオール反応性基、または−O−アルカンジイル (C≦12) −チオール反応性基の置換バージョンであり;あるいは、
7 及びR 10 は、一緒になって、式:
Figure 2017537968
の複素環式化合物を形成し、
式中、
は、水素、アルキル (C≦6) 、または置換アルキル (C≦6) である、
本発明1001から1003または本発明1014から1076のいずれかの化合物。
[本発明1080]
2 が、
Figure 2017537968
であり、
式中、
6 、R 6 ’、R 7 、R 8 、R 8 ’、R 9 、及びR 9 ’は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、または置換アシルオキシ (C≦8) であり;
10 は、水素、ヒドロキシ、アルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦12) 、アシル (C≦12) 、置換アルキル (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12)、 置換アシルオキシ (C≦12)、 または置換アシル (C≦12) である、
本発明1079の化合物。
[本発明1081]
2 が、
Figure 2017537968
である、本発明1079または1080の化合物。
[本発明1082]
1 が0、1、2、または3である、本発明1001から1003または本発明1014から1081のいずれかの化合物。
[本発明1083]
1 が0、1、または2である、本発明1082の化合物。
[本発明1084]
3 がヒドロキシである、本発明1001、本発明1004、または本発明1014から1075のいずれかの化合物。
[本発明1085]
3 がアルコキシ (C≦12) または置換アルコキシ (C≦12) である、本発明1001、本発明1004、または本発明1014から1075のいずれかの化合物。
[本発明1086]
3 がアルコキシ (C≦12) である、本発明1085の化合物。
[本発明1087]
3 がメトキシである、本発明1086の化合物。
[本発明1088]
3 が置換アルコキシ (C≦12) である、本発明1085の化合物。
[本発明1089]
3 がメトキシメトキシである、本発明1088の化合物。
[本発明1090]
4 が水素である、本発明1001、本発明1004、本発明1014から1075、または本発明1084から1089のいずれかの化合物。
[本発明1091]
4 がヒドロキシである、本発明1001、本発明1004、本発明1014から1075、または本発明1084から1089のいずれかの化合物。
[本発明1092]
4 がアルコキシ (C≦12) または置換アルコキシ (C≦12) である、本発明1001、本発明1004、本発明1014から1075、または本発明1084から1089のいずれかの化合物。
[本発明1093]
4 がアルコキシ (C≦12) である、本発明1092の化合物。
[本発明1094]
4 がメトキシである、本発明1093の化合物。
[本発明1095]
4 がアルキルアミノ (C≦12) または置換アルキルアミノ (C≦12) である、本発明1001、本発明1004、本発明1014から1075、または本発明1084から1089のいずれかの化合物。
[本発明1096]
4 がアルキルアミノ (C≦12) である、本発明1095の化合物。
[本発明1097]
4 がメチルアミノである、本発明1096の化合物。
[本発明1098]
2 が1、2、または3である、本発明1001、本発明1004、本発明1014から1075、または本発明1084から1097のいずれかの化合物。
[本発明1099]
5 がヒドロキシである、本発明1001、本発明1005、または本発明1014から1075のいずれかの化合物。
[本発明1100]
5 がアルコキシ (C≦12) または置換アルコキシ (C≦12) である、本発明1001、本発明1005、または本発明1014から1075のいずれかの化合物。
[本発明1101]
5 がアルコキシ (C≦12) である、本発明1100の化合物。
[本発明1102]
5 がメトキシである、本発明1101の化合物。
[本発明1103]
6 が水素である、本発明1001、本発明1005、本発明1014から1075、または本発明1099から1102のいずれかの化合物。
[本発明1104]
6 がヒドロキシである、本発明1001、本発明1005、本発明1014から1075、または本発明1099から1102のいずれかの化合物。
[本発明1105]
6 がアルコキシ (C≦12) または置換アルコキシ (C≦12) である、本発明1001、本発明1005、本発明1014から1075、または本発明1099から1102のいずれかの化合物。
[本発明1106]
6 がアルコキシ (C≦12) である、本発明1105の化合物。
[本発明1107]
6 がメトキシである、本発明1106の化合物。
[本発明1108]
7 が水素である、本発明1001、本発明1005、本発明1014から1075、または本発明1099から1107のいずれかの化合物。
[本発明1109]
7 がアルキル (C≦6) または置換アルキル (C≦6) である、本発明1001、本発明1005、本発明1014から1075、または本発明1099から1107のいずれかの化合物。
[本発明1110]
xが2または3である、本発明1001、本発明1005、本発明1014から1075、または本発明1099から1109のいずれかの化合物。
[本発明1111]
xが2である、本発明1110の化合物。
[本発明1112]
xが3である、本発明1110の化合物。
[本発明1113]
3 が0である、本発明1001、本発明1005、本発明1014から1075、または本発明1099から1109のいずれかの化合物。
[本発明1114]
3 が1である、本発明1001、本発明1005、本発明1014から1075、または本発明1099から1109のいずれかの化合物。
[本発明1115]
1 がSである、本発明1001、本発明1006、または本発明1014から1075のいずれかの化合物。
[本発明1116]
1 がNである、本発明1001、本発明1006、または本発明1014から1075のいずれかの化合物。
[本発明1117]
1 がOである、本発明1001、本発明1006、または本発明1014から1075のいずれかの化合物。
[本発明1118]
2 がSである、本発明1001、本発明1006、本発明1014から1075、または本発明1115から1117のいずれかの化合物。
[本発明1119]
2 がNである、本発明1001、本発明1006、本発明1014から1075、または本発明1115から1117のいずれかの化合物。
[本発明1120]
2 がOである、本発明1001、本発明1006、本発明1014から1075、または本発明1115から1117のいずれかの化合物。
[本発明1121]
2 がCR5’’である、本発明1001、本発明1006、本発明1014から1075、または本発明1115から1117のいずれかの化合物。
[本発明1122]
5 ’’が水素、ヒドロキシ、ハロ、アルキル (C≦12) 、置換アルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、または置換アルコキシ (C≦12) である、本発明1121の化合物。
[本発明1123]
5 ’’が水素である、本発明1122の化合物。
[本発明1124]
5 ’’がアルコキシ (C≦12) または置換アルコキシ (C≦12) である、本発明1122の化合物。
[本発明1125]
5 ’’がメトキシである、本発明1124の化合物。
[本発明1126]
5 ’’がアルキル (C≦12) または置換アルキル (C≦12) である、本発明1122の化合物。
[本発明1127]
5 ’’がメチルである、本発明1126の化合物。
[本発明1128]
3 がSである、本発明1001、本発明1006、本発明1014から1075、または本発明1115から1128のいずれかの化合物。
[本発明1129]
3 がNである、本発明1001、本発明1006、本発明1014から1075、または本発明1115から1128のいずれかの化合物。
[本発明1130]
3 がOである、本発明1001、本発明1006、本発明1014から1075、または本発明1115から1128のいずれかの化合物。
[本発明1131]
3 がCR 5 ’’である、本発明1001、本発明1006、本発明1014から1075、または本発明1115から1128のいずれかの化合物。
[本発明1132]
5 ’’が水素、ヒドロキシ、ハロ、アルキル (C≦12) 、置換アルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、または置換アルコキシ (C≦12) である、本発明1131の化合物。
[本発明1133]
5 ’’が水素である、本発明1131の化合物。
[本発明1134]
5 ’’がアルコキシ (C≦12) または置換アルコキシ (C≦12) である、本発明1132の化合物。
[本発明1135]
5 ’’がメトキシである、本発明1134の化合物。
[本発明1136]
5 ’’がアルキル (C≦12) または置換アルキル (C≦12) である、本発明1132の化合物。
[本発明1137]
5 ’’がメチルである、本発明1136の化合物。
[本発明1138]
4 が1、2、または3である、本発明1001、本発明1006、本発明1014から1075、または本発明1115から1137のいずれかの化合物。
[本発明1139]
8 が水素である、本発明1001、本発明1007、本発明1014から1075のいずれかの化合物。
[本発明1140]
8 がヒドロキシである、本発明1001、本発明1007、本発明1014から1075のいずれかの化合物。
[本発明1141]
8 がアルコキシ (C≦12) または置換アルコキシ (C≦12) である、本発明1001、本発明1007、本発明1014から1075のいずれかの化合物。
[本発明1142]
8 がアルコキシ (C≦12) である、本発明1141の化合物。
[本発明1143]
8 がメトキシである、本発明1142の化合物。
[本発明1144]
9 が水素である、本発明1001、本発明1007、本発明1014から1075、または本発明1139から1143のいずれかの化合物。
[本発明1145]
9 がヒドロキシである、本発明1001、本発明1007、本発明1014から1075、または本発明1139から1143のいずれかの化合物。
[本発明1146]
9 がアルコキシ (C≦12) または置換アルコキシ (C≦12) である、本発明1001、本発明1007、本発明1014から1075、または本発明1139から1143のいずれかの化合物。
[本発明1147]
9 がアルコキシ (C≦12) である、本発明1146の化合物。
[本発明1148]
9 がメトキシである、本発明1147の化合物。
[本発明1149]
10 が水素である、本発明1001、本発明1007、本発明1014から1075、または本発明1139から1148のいずれかの化合物。
[本発明1150]
10 がヒドロキシである、本発明1001、本発明1007、本発明1014から1075、または本発明1139から1148のいずれかの化合物。
[本発明1151]
10 がオキソである、本発明1001、本発明1007、本発明1014から1075、または本発明1139から1148のいずれかの化合物。
[本発明1152]
10 がアルコキシ (C≦12) または置換アルコキシ (C≦12) である、本発明1001、本発明1007、本発明1014から1075、または本発明1139から1148のいずれかの化合物。
[本発明1153]
10 がアルコキシ (C≦12) である、本発明1152の化合物。
[本発明1154]
10 がメトキシである、本発明1153の化合物。
[本発明1155]
10 がアルキルアミノ (C≦12) または置換アルキルアミノ (C≦12) である、本発明1001、本発明1008、本発明1014から1075、または本発明1139から1148のいずれかの化合物。
[本発明1156]
10 がアルキルアミノ (C≦12) である、本発明1146の化合物。
[本発明1157]
10 がメチルアミノである、本発明1147の化合物。
[本発明1158]
5 が1である、本発明1001、本発明1007、本発明1014から1075、または本発明1139から1154のいずれかの化合物。
[本発明1159]
yが1、2、3、4、5、または6である、本発明1001、本発明1007、本発明1014から1075、または本発明1139から1158のいずれかの化合物。
[本発明1160]
11 が水素である、本発明1001、本発明1008、本発明1014から1075のいずれかの化合物。
[本発明1161]
11 がヒドロキシである、本発明1001、本発明1008、本発明1014から1075のいずれかの化合物。
[本発明1162]
11 がアルコキシ (C≦12) または置換アルコキシ (C≦12) である、本発明1001、本発明1008、本発明1014から1075のいずれかの化合物。
[本発明1163]
11 がアルコキシ (C≦12) である、本発明1141の化合物。
[本発明1164]
11 がメトキシである、本発明1142の化合物。
[本発明1165]
12 が水素である、本発明1001、本発明1008、本発明1014から1075、または本発明1160から1164のいずれかの化合物。
[本発明1166]
12 がヒドロキシである、本発明1001、本発明1008、本発明1014から1075、または本発明1160から1164のいずれかの化合物。
[本発明1167]
12 がアルコキシ (C≦12) または置換アルコキシ (C≦12) である、本発明1001、本発明1008、本発明1014から1075、または本発明1160から1164のいずれかの化合物。
[本発明1168]
12 がアルコキシ (C≦12) である、本発明1146の化合物。
[本発明1169]
12 がメトキシである、本発明1147の化合物。
[本発明1170]
13 が水素である、本発明1001、本発明1008、本発明1014から1075、または本発明1160から1169のいずれかの化合物。
[本発明1171]
13 がヒドロキシである、本発明1001、本発明1008、本発明1014から1075、または本発明1160から1169のいずれかの化合物。
[本発明1172]
13 がオキソである、本発明1001、本発明1008、本発明1014から1075、または本発明1160から1169のいずれかの化合物。
[本発明1173]
13 がアルコキシ (C≦12) または置換アルコキシ (C≦12) である、本発明1001、本発明1008、本発明1014から1075、または本発明1160から1169のいずれかの化合物。
[本発明1174]
13 がアルコキシ (C≦12) である、本発明1152の化合物。
[本発明1175]
13 がメトキシである、本発明1153の化合物。
[本発明1176]
13 がアルキルアミノ (C≦12) または置換アルキルアミノ (C≦12) である、本発明1001、本発明1008、本発明1014から1075、または本発明1160から1169のいずれかの化合物。
[本発明1177]
13 がアルキルアミノ (C≦12) である、本発明1146の化合物。
[本発明1178]
13 がメチルアミノである、本発明1147の化合物。
[本発明1179]
6 が1、2、または3である、本発明1001、本発明1008、本発明1014から1075、または本発明1160から1154のいずれかの化合物。
[本発明1180]
6 が2または3である、本発明1179の化合物。
[本発明1181]
前記化合物が、
Figure 2017537968
Figure 2017537968
Figure 2017537968
Figure 2017537968
Figure 2017537968
Figure 2017537968
Figure 2017537968
Figure 2017537968
としてさらに定義される、本発明1001から1180のいずれかの化合物、または薬学的に許容されるその塩。
[本発明1182]
本発明1001から1181のいずれかの化合物及び薬学的に許容される担体を含む、医薬組成物。
[本発明1183]
経口的に、脂肪内に、動脈内に、関節内に、脳内に、皮内に、病巣内に、筋肉内に、鼻腔内に、眼内に、心膜内に、腹腔内に、胸膜内に、前立腺内に、直腸内に、くも膜下腔内に、気管内に、腫瘍内に、臍帯内に、腟内に、静脈内に、小胞内に、硝子体内に、リポソームに、局在的に、粘膜に、非経口的に、直腸に、結膜下に、皮下に、舌下に、局所的に、経頬側で、経皮的に、腟に、クリームで、脂質組成物で、カテーテル経由で、洗浄経由で、持続注入経由で、注入経由で、吸入経由で、注射経由で、局在的送達経由で、または局在化灌流経由で、投与するために配合される、本発明1182の医薬組成物。
[本発明1184]
それを必要とする患者の疾患または障害を治療する方法であって、前記患者に、薬学的有効量の、本発明1001から1183のいずれかの化合物または組成物を投与する段階を含む、前記方法。
[本発明1185]
前記疾患または障害ががんである、本発明1184の方法。
[本発明1186]
前記がんが、がん腫、肉腫、リンパ腫、白血病、黒色腫、中皮腫、多発骨髄腫、または精上皮腫である、本発明1185の方法。
[本発明1187]
前記がんが、膀胱、血液、骨、脳、乳房、中枢神経系、頚部、結腸、子宮内膜、食道、胆嚢、消化管、生殖器、尿生殖路、頭部、腎臓、喉頭、肝臓、肺、筋肉組織、首、口内または鼻粘膜、卵巣、すい臓、前立腺、皮膚、脾臓、小腸、大腸、胃、精巣、または甲状腺のがんである、本発明1185の方法。
[本発明1188]
第2の治療薬剤または治療様式をさらに含む、本発明1184から1187のいずれかの方法。
[本発明1189]
前記化合物が1回投与される、本発明1184から1188のいずれかの方法。
[本発明1190]
前記化合物が2回以上投与される、本発明1184から1188のいずれかの方法。
[本発明1191]
下記式の化合物またはその塩を反応させる段階を含む、化合物を調製する方法:
Figure 2017537968

式中、
1 は、アミノ、ヒドロキシ、またはメルカプト;または−OX 3 (X 3 はヒドロキシ保護基である)、−SX 4 (X 4 はチオ保護基である)、または−NX 5 6 (X 5 またはX 6 の一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X 5 及びX 6 は一緒になって二価のアミン保護基である)であり;
2 及びR 3 は、独立して、水素、アミノ、ヒドロキシ、メルカプト;
アルキル (C≦12) 、シクロアルキル (C≦12) 、アルケニル (C≦12) 、アルキニル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、シクロアルコキシ (C≦12) 、アルケニルオキシ (C≦12) 、アルキニルオキシ (C≦12) 、アルキルチオ (C≦12) 、シクロアルキルチオ (C≦12) 、アルケニルチオ (C≦12) 、アルキニルチオ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、シクロアルキルアミノ (C≦12) 、アルケニルアミノ (C≦12) 、アルキニルアミノ (C≦12) 、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョン、または−OX 7 (X 7 はヒドロキシ保護基である)、−SX 8 (X 8 はチオ保護基である)、または−NX 9 10 (X 9 またはX 10 の一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X 9 及びX 10 は一緒になって二価のアミン保護基である)から選択され;
2 及びR 3 は、一緒になって、アルコキシジイル (C≦8) 、アルキルアミノジイル (C≦12) 、アルキルチオジイル (C≦12) 、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョンであり;
4 は、水素、アミノ、ハロ、ヒドロキシ、メルカプト、アルキル (C≦12) もしくは置換アルキル (C≦12) 、または−OX 11 (X 11 はヒドロキシ保護基である)、−SX 12 (X 12 はチオ保護基である)、または−NX 13 14 (X 13 またはX 14 の一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X 13 及びX 14 は一緒になって二価のアミン保護基である)であり;
5 は、水素またはヒドロキシ保護基であり;
6 は、水素またはアルキリデン (C≦12) 、アルキル (C≦12) 、シクロアルキル (C≦12) 、アルケニル (C≦12) 、アルキニル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、シクロアルコキシ (C≦12) 、アルケニルオキシ (C≦12) 、アルキニルオキシ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、ジアルキルアミノ (C≦12) 、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョンであり;
1 及びX 2 は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、または−OX 15 (X 15 はヒドロキシ保護基である)であり;またはX 15 及びR 5 は、一緒になって、二価のジオール保護基であり;
Aは、縮合シクロアルカンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、
式中、
1 は、水素、オキソ、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、または−OX 16 (X 16 はヒドロキシ保護基である)であり;ただし、Y 1 がオキソである場合、Y 1 が結合している原子は二重結合の一部であり、Y 1 が結合している原子が二重結合の一部である場合、Y 1 はオキソであり;
2 は、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、または−OX 17 (X 17 はヒドロキシ保護基である)であり;
1 は、0、1、2、3、4、5、または6であり;あるいは、
Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、
式中、
3 は、水素、オキソ、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、または−OX 18 (X 18 はヒドロキシ保護基である)であり;ただし、Y 3 がオキソである場合、Y 3 が結合している原子は二重結合の一部であり、Y 3 が結合している原子が二重結合の一部である場合、Y 3 はオキソであり;
4 は、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、アルキルチオ (C≦12) 、置換アルキルチオ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、置換アルキルアミノ (C≦12) 、−OX 19 (X 19 はヒドロキシ保護基である)、−SX 20 (X 20 はチオ保護基である)、または−NX 21 22 (X 21 またはX 22 の一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X 21 及びX 22 は一緒になって二価のアミン保護基である)であり;
2 は、0、1、2、または3であり;あるいは、
Aは、縮合ヘテロシクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、
式中、
5 は、水素、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、または−OX 23 (X 23 はヒドロキシ保護基である)であり;
6 は、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、アルキルチオ (C≦12) 、置換アルキルチオ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、置換アルキルアミノ (C≦12) 、−OX 24 (X 24 はヒドロキシ保護基である)、−SX 25 (X 25 はチオ保護基である)、または−NX 26 27 (X 26 またはX 27 の一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X 26 及びX 27 は一緒になって二価のアミン保護基である)であり;
7 は、水素、アルキル (C≦12) 、または置換アルキル (C≦12) であり;
3 は、0または1であり;
xは、1、2、3、または4であり;あるいは、
Aは、縮合ヘテロアレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、
式中、
1 、Z 2 、及びZ 3 は、それぞれ独立して、CR 6 6 ’、NR 7 、O、またはSから選択され;
6 及びR 6 ’は、それぞれ独立して、水素、アミノ、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、スルファト、スルファミド;
アルキル (C≦6) 、アルコキシ (C≦6) 、アルキルアミノ (C≦6) 、ジアルキルアミノ (C≦12) 、アミド (C≦6) 、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョンであり;
7 は、水素、アルキル (C≦12) 、または置換アルキル (C≦12) であり;
ただし、Z 1 、Z 2 、またはZ 3 のうちの少なくとも1つが、NR 6 、O、またはSであり;
4 は、1、2、3、または4であり;あるいは、
Aは、縮合シクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、
式中、
8 及びY 9 は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、アルキルチオ (C≦12) 、置換アルキルチオ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、置換アルキルアミノ (C≦12) 、−OX 28 (X 28 はヒドロキシ保護基である)、−SX 29 (X 29 はチオ保護基である)、または−NX 30 31 (X 30 またはX 31 の一方は一価のアミン保護基でありもう一方は水素であり、あるいは、X 30 及びX 31 は一緒になって二価のアミン保護基である)から選択され;
10 は、水素、オキソ、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、アルキルチオ (C≦12) 、置換アルキルチオ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、置換アルキルアミノ (C≦12) 、−OX 32 (式中、X 32 はヒドロキシ保護基である)、−SX 33 (式中、X 33 はチオ保護基である)、または−NX 34 35 (式中、X 34 またはX 35 の一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X 34 及びX 35 は一緒になって二価のアミン保護基である)であり、ただし、Y 10 がオキソである場合はY 10 が結合している原子は二重結合の一部であり、Y 10 が結合している原子が二重結合の一部である場合はY 10 はオキソであり、
5 は、0または1であり;
yは、0、1、2、3、4、5、6、7、または8であり;
Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、
式中、
11 及びY 12 は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、アルキルチオ (C≦12) 、置換アルキルチオ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、置換アルキルアミノ (C≦12) 、−OX 36 (X 36 はヒドロキシ保護基である)、−SX 37 (X 37 はチオ保護基である)、または−NX 38 39 (X 38 またはX 39 の一方は一価のアミン保護基でありもう一方は水素であり、あるいは、X 38 及びX 39 は一緒になって二価のアミン保護基である)から選択され;
13 は、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、アルキルチオ (C≦12) 、置換アルキルチオ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、置換アルキルアミノ (C≦12) 、−OX 40 (X 40 はヒドロキシ保護基である)、−SX 41 (X 41 はチオ保護基である)、または−NX 42 43 (X 42 またはX 43 の一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X 42 及びX 43 は一緒になって二価のアミン保護基である)であり;
6 は、0、1、2、3、または4であり;
ルイス酸は、式:
Figure 2017537968
の化合物を生成するのに十分な状態下にあり、
式中、R 1 、R 2 、R 3 、R 4 、R 5 、X 1 、及びX 2 は上で定義された通りであり;
Aは、縮合シクロアルカンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、式中、Y 1 、Y 2 、及びn 1 は上で定義された通りであり、;
Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、式中、Y 3 、Y 4 、及びn 2 は上で定義された通りであり、;
Aは、縮合ヘテロシクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、式中、Y 5 、Y 6 、Y 7 、x、及びn 3 は上で定義された通りであり、;
Aは、縮合ヘテロアレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、式中、Z 1 、Z 2 、Z 3 、及びn 4 は上で定義された通りであり、;
Aは、縮合シクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、式中、Y 8 、Y 9 、及びn 5 は上で定義された通りであり、;あるいは、
Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、式中、Y 11 、Y 12 、Y 13 、及びn 6 は上で定義された通りである。
[本発明1192]
前記ルイス酸が遷移金属またはホウ素錯体である、本発明1191の方法。
[本発明1193]
前記ルイス酸がホウ素錯体である、本発明1191または本発明1192の方法。
[本発明1194]
前記ルイス酸が三フッ化ホウ素エーテラートである、本発明1191から1193のいずれかの方法。
[本発明1195]
前記ルイス酸が遷移金属錯体である、本発明1191または本発明1192の方法。
[本発明1196]
前記ルイス酸がSnCl 4 である、本発明1191、1192、または1195のいずれかの方法。
[本発明1197]
溶媒をさらに含む、本発明1191から1196のいずれかの方法。
[本発明1198]
前記溶媒がクロロアルカン (C≦12) である、本発明1197の方法。
[本発明1199]
前記溶媒がジクロロメタンである、本発明1198の方法。
[本発明1200]
6 がアルキリデン (C≦12) または置換アルキルジエン (C≦12) である、本発明1191から1196のいずれかの方法。
[本発明1201]
前記化合物を、下記式の化合物またはその塩を生成するのに十分な条件下で、エポキシ化剤と反応させる段階をさらに含む、本発明1191から1199のいずれかの方法:
Figure 2017537968
式中、
1 、R 2 、R 3 、R 4 、R 5 、X 1 、及びX 2 は上で定義された通りであり、
Aは、縮合シクロアルカンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、式中、Y 1 、Y 2 、及びn 1 は上で定義された通りであり;
Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、式中、Y 3 、Y 4 、及びn 2 は上で定義された通りであり;
Aは、縮合ヘテロシクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、式中、Y 5 、Y 6 、Y 7 、x、及びn 3 は上で定義された通りであり;
Aは、縮合ヘテロアレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、式中、Z 1 、Z 2 、Z 3 、及びn 4 は上で定義された通りであり;
Aは、縮合シクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、式中、Y 8 、Y 9 、及びn 5 は上で定義された通りであり;あるいは、
Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、式中、Y 11 、Y 12 、Y 13 、及びn 6 は上で定義された通りである。
[本発明1202]
前記エポキシ化剤が、塩化トシル及び塩基を伴う四酸化オスミウムである、本発明1201の方法。
[本発明1203]
前記四酸化オスミウムが前記化合物に添加され、約1時間から約24時間の期間後に、前記塩化トシル及び前記塩基が添加される、本発明1202の方法。
[本発明1204]
前記化合物を、下記式の化合物またはその塩を生成するのに十分な条件下で、酸化剤と反応させる段階をさらに含む、本発明1191から1203のいずれかの方法:
Figure 2017537968
式中、
2 、R 3 、R 4 、R 5 、X 1 、及びX 2 は上で定義された通りであり;
1 は、O、S、またはNHであり;かつ
Aは、縮合シクロアルカンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、式中、Y 1 、Y 2 、及びn 1 は上で定義された通りであり;
Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、式中、Y 3 、Y 4 、及びn 2 は上で定義された通りであり;
Aは、縮合ヘテロシクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、式中、Y 5 、Y 6 、Y 7 、x、及びn 3 は上で定義された通りであり;
Aは、縮合ヘテロアレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、式中、Z 1 、Z 2 、Z 3 、及びn 4 は上で定義された通りであり;
Aは、縮合シクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、式中、Y 8 、Y 9 、及びn 5 は上で定義された通りであり;あるいは、
Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、式中、Y 11 、Y 12 、Y 13 、及びn 6 は上で定義された通りである。
[本発明1205]
前記酸化剤が、過ルテニウム酸テトラプロピルアンモニウム及びN−メチルモルホリンN−オキシドである、本発明1204の方法。
[本発明1206]
前記化合物を、下記式の化合物またはその塩を生成するのに十分な条件下で、フッ化物源と反応させる段階をさらに含む、本発明1191から1205のいずれかの方法:
Figure 2017537968
式中、
2 、R 3 、R 4 、X 1 、及びX 2 は上で定義された通りであり;
1 は、アミノ、ヒドロキシ、またはメルカプト;
アルコキシ (C≦12) 、シクロアルコキシ (C≦12) 、アルケニルオキシ (C≦12) 、アルキニルオキシ (C≦12) 、アルキルチオ (C≦12) 、シクロアルキルチオ (C≦12) 、アルケニルチオ (C≦12) 、アルキニルチオ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、シクロアルキルアミノ (C≦12) 、アルケニルアミノ (C≦12) 、アルキニルアミノ (C≦12) 、ジアルキルアミノ (C≦12) 、ジシクロアルキルアミノ (C≦12) 、ジアルケニルアミノ (C≦12) 、ジアルキニルアミノ (C≦12) 、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョンであり;
Aは、縮合シクロアルカンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、式中、Y 1 、Y 2 、及びn 1 は上で定義された通りであり;
Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、式中、Y 3 、Y 4 、及びn 2 は上で定義された通りであり;
Aは、縮合ヘテロシクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、式中、Y 5 、Y 6 、Y 7 、x、及びn 3 は上で定義された通りであり;
Aは、縮合ヘテロアレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、式中、Z 1 、Z 2 、Z 3 、及びn 4 は上で定義された通りであり;
Aは、縮合シクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、式中、Y 8 、Y 9 、及びn 5 は上で定義された通りであり;
Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
Figure 2017537968
を有し、式中、Y 11 、Y 12 、Y 13 、及びn 6 は上で定義された通りである。
[本発明1207]
前記フッ化物源がEt 3 N・3HFである、本発明1206の方法。
[本発明1208]
1つまたは複数の脱保護ステップをさらに含む、本発明1191から1207のいずれかの方法。
[本発明1209]
下記式の結合体:
(A−L) −X(VI)
式中、
Aは、本発明1001から1181のいずれかの化合物であり、
Lは、共有結合またはリンカーであり、
nは、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、または12であり、
Xは、細胞標的部分である。
以下の図面は、本明細書の一部を形成するものであり、本発明におけるある特定の態様をさらに示すために含まれている。本発明は、これらの図面のうちの1つまたは複数を、発明を実施するための形態と組み合わせて参照することにより、よりよく理解することができる。

Claims (13)

  1. 下記式の化合物、または薬学的に許容されるその塩:
    Figure 2017537968
    式中、
    は、アミノ、ヒドロキシ、またはメルカプト;
    アルコキシ(C≦12)、シクロアルコキシ(C≦12)、アルケニルオキシ(C≦12)、アルキニルオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、シクロアルキルチオ(C≦12)、アルケニルチオ(C≦12)、アルキニルチオ(C≦12)、アシルチオ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、シクロアルキルアミノ(C≦12)、アルケニルアミノ(C≦12)、アルキニルアミノ(C≦12)、ジアルキルアミノ(C≦12)、ジシクロアルキルアミノ(C≦12)、ジアルケニルアミノ(C≦12)、ジアルキニルアミノ(C≦12)、アミド(C≦12)、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョンであり;あるいは、
    は、式:−O−アルカンジイル(C≦8)−アルコキシ(C≦12)、−O−アルカンジイル(C≦8)−アルケニルオキシ(C≦12)、−O−アルカンジイル(C≦8)−アルキニルオキシ(C≦12)、またはその置換バージョンであり;あるいは、
    は、式:
    Figure 2017537968
    の基であり、
    式中、
    、R’、R、R、R’、R、及びR’は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、または置換アシルオキシ(C≦8)であり、
    10は、水素、ヒドロキシ、アルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、アシル(C≦12)、置換アルキル(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、置換アシル(C≦12)、または式:
    Figure 2017537968
    の基であり、
    式中、
    11は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり;
    12は、水素、ヒドロキシ、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、−O−アルカンジイル(C≦12)−チオール反応性基、または−O−アルカンジイル(C≦12)−チオール反応性基の置換バージョンであり;あるいは、
    及びR10は、一緒になって、式:
    Figure 2017537968
    の複素環式化合物を形成し、
    式中、
    は、水素、アルキル(C≦6)、または置換アルキル(C≦6)であり;
    及びRは、独立して、水素、アミノ、ヒドロキシ、メルカプト;
    アルキル(C≦12)、シクロアルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、アルキニル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、シクロアルコキシ(C≦12)、アルケニルオキシ(C≦12)、アルキニルオキシ(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、シクロアルキルチオ(C≦12)、アルケニルチオ(C≦12)、アルキニルチオ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、シクロアルキルアミノ(C≦12)、アルケニルアミノ(C≦12)、アルキニルアミノ(C≦12)、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョンであり;
    及びRは、一緒になって、アルコキシジイル(C≦8)、アルキルアミノジイル(C≦12)、アルキルチオジイル(C≦12)、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョンであり;
    は、水素、アミノ、ハロ、ヒドロキシ、メルカプト、アルキル(C≦12)または置換アルキル(C≦12)であり;
    及びXはそれぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、または
    アルコキシ(C≦12)、アルケニルオキシ(C≦12)、アルキニルオキシ(C≦12)、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョンであり;
    Aは、縮合シクロアルカンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、
    式中、
    は、水素、オキソ、アルコキシ(C≦12)、または置換アルコキシ(C≦12)であり、ただし、Yがオキソである場合、Yが結合している原子は二重結合の一部であり、Yが結合している原子が二重結合の一部である場合、Yはオキソであり;
    は、水素、ヒドロキシ、アルキル(C≦12)、置換アルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、または−OX(Xはヒドロキシ保護基である);または式:
    Figure 2017537968
    の基であり、
    式中、
    、R’、R、R、R’、R、及びR’は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、または置換アシルオキシ(C≦8)であり;
    10は、水素、ヒドロキシ、アルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、アシル(C≦12)、置換アルキル(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、置換アシル(C≦12)、または式:
    Figure 2017537968
    の基であり、
    式中、
    11は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり;
    12は、水素、ヒドロキシ、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、−O−アルカンジイル(C≦12)−チオール反応性基、または−O−アルカンジイル(C≦12)−チオール反応性基の置換バージョンであり;または、
    及びR10は、一緒になって、式:
    Figure 2017537968
    の複素環式化合物を形成し、
    式中、
    は、水素、アルキル(C≦6)、または置換アルキル(C≦6)であり;
    は、0、1、2、3、4、5、または6であり;あるいは、
    Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、
    式中、
    は、水素、オキソ、アルコキシ(C≦12)、または置換アルコキシ(C≦12)であり、ただし、Yがオキソである場合、Yが結合している原子は二重結合の一部であり、Yが結合している原子が二重結合の一部である場合、Yはオキソであり;
    は、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、置換アルキルチオ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、置換アルキルアミノ(C≦12)、−OX(Xはヒドロキシ保護基である)、−SX(Xはチオ保護基である)、または−NX(XまたはXの一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X及びXは一緒になって二価のアミン保護基である)であり;
    は、0、1、2、または3であり;あるいは、
    Aは、縮合ヘテロシクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、
    式中、
    は、水素、オキソ、アルコキシ(C≦12)、または置換アルコキシ(C≦12)であり、ただし、Yがオキソである場合、Yが結合している原子は二重結合の一部であり、Yが結合している原子が二重結合の一部である場合、Yはオキソであり;
    は、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、置換アルキルチオ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、置換アルキルアミノ(C≦12)、−OX(Xはヒドロキシ保護基である)、−SX(Xはチオ保護基である)、または−NX(XまたはXの一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X及びXは一緒になって二価のアミン保護基である)であり;
    は、水素、アルキル(C≦12)、または置換アルキル(C≦12)であり;
    は、0または1であり;
    xは、1、2、3、または4であり;あるいは、
    Aは、縮合ヘテロアレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、
    式中、
    、Z、及びZは、それぞれ独立して、CR’、NR’’、O、またはSから選択され;
    及びR’は、それぞれ独立して、水素、アミノ、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、スルファト、スルファミド;
    アルキル(C≦6)、アルコキシ(C≦6)、アルキルアミノ(C≦6)、ジアルキルアミノ(C≦12)、アミド(C≦6)、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョンであり;
    ’’は、水素、アルキル(C≦12)、または置換アルキル(C≦12)であり;
    ただし、Z、Z、またはZのうちの少なくとも1つが、NR’’、O、またはSであり;
    は、1、2、3、または4であり;あるいは、
    Aは、縮合シクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、
    式中、
    及びYは、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、置換アルキルチオ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、置換アルキルアミノ(C≦12)、−OX(Xはヒドロキシ保護基である)、−SX(Xはチオ保護基である)、または−NX(XまたはXの一方は一価のアミン保護基でありもう一方は水素であり、あるいは、X及びXは一緒になって二価のアミン保護基である)から選択され;
    10は、水素、オキソ、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、置換アルキルチオ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、置換アルキルアミノ(C≦12)、−OX(Xはヒドロキシ保護基である)、−SX(Xはチオ保護基である)、または−NX(XまたはXの一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X及びXは一緒になって二価のアミン保護基である)であり、ただし、Yがオキソである場合はYが結合している原子は二重結合の一部であり、Yが結合している原子が二重結合の一部である場合はYはオキソであり;
    は、0または1であり;
    yは、0、1、2、3、4、5、6、7、または8であり;
    Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、
    式中、
    11及びY12は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、置換アルキルチオ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、置換アルキルアミノ(C≦12)、−OX(Xはヒドロキシ保護基である)、−SX(Xはチオ保護基である)、または−NX(XまたはXの一方は一価のアミン保護基でありもう一方は水素であり、あるいは、X及びXは一緒になって二価のアミン保護基である)から選択され;
    13は、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、置換アルキルチオ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、置換アルキルアミノ(C≦12)、−OX(Xはヒドロキシ保護基である)、−SX(Xはチオ保護基である)、または−NX(XまたはXの一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X及びXは一緒になって二価のアミン保護基である)であり、ただし、Yがオキソである場合はYが結合している原子は二重結合の一部であり、Yが結合している原子が二重結合の一部である場合はYはオキソであり;
    は、0、1、2、3、または4であり;
    ただし、Aが、式:
    Figure 2017537968
    の縮合シクロアルカンジイルである場合、Rはヒドロキシではなく、かつRまたはRのいずれかはメトキシである。
  2. 下記式としてさらに定義される、請求項1の化合物、または薬学的に許容されるその塩:
    Figure 2017537968
    式中、
    は、アミノ、ヒドロキシ、またはメルカプト;
    アルコキシ(C≦12)、シクロアルコキシ(C≦12)、アルケニルオキシ(C≦12)、アルキニルオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、シクロアルキルチオ(C≦12)、アルケニルチオ(C≦12)、アルキニルチオ(C≦12)、アシルチオ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、シクロアルキルアミノ(C≦12)、アルケニルアミノ(C≦12)、アルキニルアミノ(C≦12)、ジアルキルアミノ(C≦12)、ジシクロアルキルアミノ(C≦12)、ジアルケニルアミノ(C≦12)、ジアルキニルアミノ(C≦12)、アミド(C≦12)、またはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり;あるいは、
    は、式:−O−アルカンジイル(C≦8)−アルコキシ(C≦12)、−O−アルカンジイル(C≦8)−アルケニルオキシ(C≦12)、−O−アルカンジイル(C≦8)−アルキニルオキシ(C≦12)、またはその置換バージョンであり;あるいは、
    は、式:
    Figure 2017537968
    の基であり、
    式中、
    、R、R、及びRは、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換アルコキシ(C≦8)であり;
    10は、水素、ヒドロキシ、アルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、アシル(C≦12)、置換アルキル(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、置換アシル(C≦12)、または式:
    Figure 2017537968
    の基であり、
    式中、
    11は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり;
    12は、水素、ヒドロキシ、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、−O−アルカンジイル(C≦12)−チオール反応性基、または−O−アルカンジイル(C≦12)−チオール反応性基の置換バージョンであり;
    及びRは、独立して、水素、アミノ、ヒドロキシ、メルカプト;
    アルキル(C≦12)、シクロアルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、アルキニル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、シクロアルコキシ(C≦12)、アルケニルオキシ(C≦12)、アルキニルオキシ(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、シクロアルキルチオ(C≦12)、アルケニルチオ(C≦12)、アルキニルチオ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、シクロアルキルアミノ(C≦12)、アルケニルアミノ(C≦12)、アルキニルアミノ(C≦12)、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョンであり;
    及びRは、一緒になって、アルコキシジイル(C≦8)、アルキルアミノジイル(C≦12)、アルキルチオジイル(C≦12)、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョンであり;
    は、水素、アミノ、ハロ、ヒドロキシ、メルカプト、アルキル(C≦12)または置換アルキル(C≦12)であり;
    及びXはそれぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、または
    アルコキシ(C≦12)、アルケニルオキシ(C≦12)、アルキニルオキシ(C≦12)、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョンであり;
    Aは、縮合シクロアルカンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、
    式中、
    は、水素、オキソ、アルコキシ(C≦12)、または置換アルコキシ(C≦12)であり、ただし、Yがオキソである場合、Yが結合している原子は二重結合の一部であり、Yが結合している原子が二重結合の一部である場合、Yはオキソであり;
    は、水素、ヒドロキシ、アルキル(C≦12)、置換アルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、または−OXであり、式中、Xは、ヒドロキシ保護基であり;
    は、0、1、2、3、4、5、または6であり;あるいは、
    Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、
    式中、
    は、水素、オキソ、アルコキシ(C≦12)、または置換アルコキシ(C≦12)であり、ただし、Yがオキソである場合、Yが結合している原子は二重結合の一部であり、Yが結合している原子が二重結合の一部である場合、Yはオキソであり;
    は、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、置換アルキルチオ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、置換アルキルアミノ(C≦12)、−OX(Xはヒドロキシ保護基である)、−SX(Xはチオ保護基である)、または−NX(XまたはXの一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X及びXは一緒になって二価のアミン保護基である)であり;
    は、0、1、2、または3であり;あるいは、
    Aは、縮合ヘテロシクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、
    式中、
    は、水素、オキソ、アルコキシ(C≦12)、または置換アルコキシ(C≦12)であり、ただし、Yがオキソである場合、Yが結合している原子は二重結合の一部であり、Yが結合している原子が二重結合の一部である場合、Yはオキソであり;
    は、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、置換アルキルチオ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、置換アルキルアミノ(C≦12)、−OX(Xはヒドロキシ保護基である)、−SX(Xはチオ保護基である)、または−NX(XまたはXの一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X及びXは一緒になって二価のアミン保護基である)であり;
    は、水素、アルキル(C≦12)、または置換アルキル(C≦12)であり;
    は、0または1であり;
    xは、1、2、3、または4であり;あるいは、
    Aは、縮合ヘテロアレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、
    式中、
    、Z、及びZは、それぞれ独立して、CR’、NR’’、O、またはSから選択され;
    及びR’は、それぞれ独立して、水素、アミノ、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、スルファト、スルファミド;
    アルキル(C≦6)、アルコキシ(C≦6)、アルキルアミノ(C≦6)、ジアルキルアミノ(C≦12)、アミド(C≦6)、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョンであり;
    ’’は、水素、アルキル(C≦12)、または置換アルキル(C≦12)であり;
    ただし、Z、Z、またはZのうちの少なくとも1つが、NR’’、O、またはSであり;
    は、1、2、3、または4であり;あるいは、
    Aは、縮合シクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、
    式中、
    及びYは、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、置換アルキルチオ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、置換アルキルアミノ(C≦12)、−OX(Xはヒドロキシ保護基である)、−SX(Xはチオ保護基である)、または−NX(XまたはXの一方は一価のアミン保護基でありもう一方は水素であり、あるいは、X及びXは一緒になって二価のアミン保護基である)から選択され;
    10は、水素、オキソ、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、置換アルキルチオ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、置換アルキルアミノ(C≦12)、−OX(Xはヒドロキシ保護基である)、−SX(Xはチオ保護基である)、または−NX(XまたはXの一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X及びXは一緒になって二価のアミン保護基である)であり、ただし、Yがオキソである場合はYが結合している原子は二重結合の一部であり、Yが結合している原子が二重結合の一部である場合はYはオキソであり;
    は、0または1であり;
    yは、0、1、2、3、4、5、6、7、または8であり;
    Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、
    式中、
    11及びY12は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、置換アルキルチオ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、置換アルキルアミノ(C≦12)、−OX(Xはヒドロキシ保護基である)、−SX(Xはチオ保護基である)、または−NX(XまたはXの一方は一価のアミン保護基でありもう一方は水素であり、あるいは、X及びXは一緒になって二価のアミン保護基である)から選択され;
    13は、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、置換アルキルチオ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、置換アルキルアミノ(C≦12)、−OX(Xはヒドロキシ保護基である)、−SX(Xはチオ保護基である)、または−NX(XまたはXの一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X及びXは一緒になって二価のアミン保護基である)であり、ただし、Yがオキソである場合はYが結合している原子は二重結合の一部であり、Yが結合している原子が二重結合の一部である場合はYはオキソであり;
    は、0、1、2、3、または4であり;
    ただし、Aが、式:
    Figure 2017537968
    の縮合シクロアルカンジイルである場合、Rはヒドロキシではなく、かつRまたはRのいずれかはメトキシである。
  3. が、
    Figure 2017537968
    であり、
    式中、
    、R’、R、R、R’、R、及びR’は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、または置換アシルオキシ(C≦8)であり、
    10は、水素、ヒドロキシ、アルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、アシル(C≦12)、置換アルキル(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、置換アシル(C≦12)、または式:
    Figure 2017537968
    の基であり、
    式中、
    11は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり;
    12は、水素、ヒドロキシ、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、−O−アルカンジイル(C≦12)−チオール反応性基、または−O−アルカンジイル(C≦12)−チオール反応性基の置換バージョンであり;または、
    及びR10は、一緒になって、式:
    Figure 2017537968
    の複素環式化合物を形成し、
    式中、
    は、水素、アルキル(C≦6)、または置換アルキル(C≦6)であり、あるいは
    が、アルコキシ (C≦12) または置換アルコキシ (C≦12) である、
    請求項に記載の化合物。
  4. がアルコキシ(C≦12)または置換アルコキシ(C≦12)であり、
    及びR が、一緒になって、アルコキシジイル (C≦12) または置換アルコキシジイル (C≦12) であり、例えばR 及びR が、一緒になって、アルコキシジイル (C≦12) であり、あるいは
    がアルコキシ (C≦12) または置換アルコキシ (C≦12) である、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
  5. がアルキル(C≦12)または置換アルキル(C≦12)であり、
    がヒドロキシであるか、あるいはX がアルコキシ (C≦12) または置換アルコキシ (C≦12) であり、
    がヒドロキシであるか、あるいはX がアルコキシ (C≦12) または置換アルコキシ (C≦12) である、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
  6. がオキソであり、あるいは
    がヒドロキシであるか、あるいは
    が、
    Figure 2017537968
    であり、
    式中、
    、R ’、R 、R 、R ’、R 、及びR ’は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、または置換アシルオキシ (C≦8) であり;
    10 は、水素、ヒドロキシ、アルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、アシル (C≦12) 、置換アルキル (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、置換アシル (C≦12) 、または式:
    Figure 2017537968
    の基であり、
    式中、
    11 は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) であり;
    12 は、水素、ヒドロキシ、アルコキシ (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12) 、−O−アルカンジイル (C≦12) −チオール反応性基、または−O−アルカンジイル (C≦12) −チオール反応性基の置換バージョンであり;あるいは、
    及びR 10 は、一緒になって、式:
    Figure 2017537968
    の複素環式化合物を形成し、
    式中、
    は、水素、アルキル (C≦6) 、または置換アルキル (C≦6) であり、
    例えばY が、
    Figure 2017537968
    であり、
    式中、
    、R ’、R 、R 、R ’、R 、及びR ’は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、または置換アシルオキシ (C≦8) であり;
    10 は、水素、ヒドロキシ、アルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦12) 、アシル (C≦12) 、置換アルキル (C≦12) 、置換アルコキシ (C≦12)、 置換アシルオキシ (C≦12)、 または置換アシル (C≦12) である、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
  7. が0、1、2、または3であり、
    がヒドロキシであるか、あるいはY がアルコキシ (C≦12) または置換アルコキシ (C≦12) であり、
    がヒドロキシであるか、あるいはY がアルコキシ (C≦12) または置換アルコキシ (C≦12) であり、あるいは
    が1、2、または3である、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の化合物。
  8. 前記化合物が、
    Figure 2017537968
    Figure 2017537968
    Figure 2017537968
    Figure 2017537968
    Figure 2017537968
    Figure 2017537968
    Figure 2017537968
    Figure 2017537968
    としてさらに定義される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物及び薬学的に許容される担体を含む、医薬組成物。
  10. それを必要とする患者の疾患または障害を治療する方法であって、前記患者に、薬学的有効量の、請求項1〜9のいずれか1項に記載の化合物または組成物を投与する段階を含む、前記方法。
  11. 前記疾患または障害ががんである、請求項10に記載の方法。
  12. 下記式の化合物:
    Figure 2017537968
    またはその塩を反応させる段階を含む、化合物を調製する方法であって、
    式中、
    は、アミノ、ヒドロキシ、またはメルカプト;または−OX(Xはヒドロキシ保護基である)、−SX(Xはチオ保護基である)、または−NX(XまたはXの一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X及びXは一緒になって二価のアミン保護基である)であり;
    及びRは、独立して、水素、アミノ、ヒドロキシ、メルカプト;
    アルキル(C≦12)、シクロアルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、アルキニル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、シクロアルコキシ(C≦12)、アルケニルオキシ(C≦12)、アルキニルオキシ(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、シクロアルキルチオ(C≦12)、アルケニルチオ(C≦12)、アルキニルチオ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、シクロアルキルアミノ(C≦12)、アルケニルアミノ(C≦12)、アルキニルアミノ(C≦12)、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョン、または−OX(Xはヒドロキシ保護基である)、−SX(Xはチオ保護基である)、または−NX10(XまたはX10の一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X及びX10は一緒になって二価のアミン保護基である)から選択され;
    及びRは、一緒になって、アルコキシジイル(C≦8)、アルキルアミノジイル(C≦12)、アルキルチオジイル(C≦12)、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョンであり;
    は、水素、アミノ、ハロ、ヒドロキシ、メルカプト、アルキル(C≦12)もしくは置換アルキル(C≦12)、または−OX11(X11はヒドロキシ保護基である)、−SX12(X12はチオ保護基である)、または−NX1314(X13またはX14の一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X13及びX14は一緒になって二価のアミン保護基である)であり;
    は、水素またはヒドロキシ保護基であり;
    は、水素またはアルキリデン(C≦12)、アルキル(C≦12)、シクロアルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、アルキニル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、シクロアルコキシ(C≦12)、アルケニルオキシ(C≦12)、アルキニルオキシ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、ジアルキルアミノ(C≦12)、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョンであり;
    及びXは、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、または−OX15(X15はヒドロキシ保護基である)であり;またはX15及びRは、一緒になって、二価のジオール保護基であり;
    Aは、縮合シクロアルカンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、
    式中、
    は、水素、オキソ、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、または−OX16(X16はヒドロキシ保護基である)であり;ただし、Yがオキソである場合、Yが結合している原子は二重結合の一部であり、Yが結合している原子が二重結合の一部である場合、Yはオキソであり;
    は、水素、ヒドロキシ、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、または−OX17(X17はヒドロキシ保護基である)であり;
    は、0、1、2、3、4、5、または6であり;あるいは、
    Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、
    式中、
    は、水素、オキソ、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、または−OX18(X18はヒドロキシ保護基である)であり;ただし、Yがオキソである場合、Yが結合している原子は二重結合の一部であり、Yが結合している原子が二重結合の一部である場合、Yはオキソであり;
    は、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、置換アルキルチオ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、置換アルキルアミノ(C≦12)、−OX19(X19はヒドロキシ保護基である)、−SX20(X20はチオ保護基である)、または−NX2122(X21またはX22の一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X21及びX22は一緒になって二価のアミン保護基である)であり;
    は、0、1、2、または3であり;あるいは、
    Aは、縮合ヘテロシクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、
    式中、
    は、水素、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、または−OX23(X23はヒドロキシ保護基である)であり;
    は、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、置換アルキルチオ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、置換アルキルアミノ(C≦12)、−OX24(X24はヒドロキシ保護基である)、−SX25(X25はチオ保護基である)、または−NX2627(X26またはX27の一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X26及びX27は一緒になって二価のアミン保護基である)であり;
    は、水素、アルキル(C≦12)、または置換アルキル(C≦12)であり;
    は、0または1であり;
    xは、1、2、3、または4であり;あるいは、
    Aは、縮合ヘテロアレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、
    式中、
    、Z、及びZは、それぞれ独立して、CR’、NR、O、またはSから選択され;
    及びR’は、それぞれ独立して、水素、アミノ、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、スルファト、スルファミド;
    アルキル(C≦6)、アルコキシ(C≦6)、アルキルアミノ(C≦6)、ジアルキルアミノ(C≦12)、アミド(C≦6)、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョンであり;
    は、水素、アルキル(C≦12)、または置換アルキル(C≦12)であり;
    ただし、Z、Z、またはZのうちの少なくとも1つが、NR、O、またはSであり;
    は、1、2、3、または4であり;あるいは、
    Aは、縮合シクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、
    式中、
    及びYは、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、置換アルキルチオ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、置換アルキルアミノ(C≦12)、−OX28(X28はヒドロキシ保護基である)、−SX29(X29はチオ保護基である)、または−NX3031(X30またはX31の一方は一価のアミン保護基でありもう一方は水素であり、あるいは、X30及びX31は一緒になって二価のアミン保護基である)から選択され;
    10は、水素、オキソ、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、置換アルキルチオ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、置換アルキルアミノ(C≦12)、−OX32(式中、X32はヒドロキシ保護基である)、−SX33(式中、X33はチオ保護基である)、または−NX3435(式中、X34またはX35の一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X34及びX35は一緒になって二価のアミン保護基である)であり、ただし、Y10がオキソである場合はY10が結合している原子は二重結合の一部であり、Y10が結合している原子が二重結合の一部である場合はY10はオキソであり、
    は、0または1であり;
    yは、0、1、2、3、4、5、6、7、または8であり;
    Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、
    式中、
    11及びY12は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、置換アルキルチオ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、置換アルキルアミノ(C≦12)、−OX36(X36はヒドロキシ保護基である)、−SX37(X37はチオ保護基である)、または−NX3839(X38またはX39の一方は一価のアミン保護基でありもう一方は水素であり、あるいは、X38及びX39は一緒になって二価のアミン保護基である)から選択され;
    13は、水素、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、置換アルキルチオ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、置換アルキルアミノ(C≦12)、−OX40(X40はヒドロキシ保護基である)、−SX41(X41はチオ保護基である)、または−NX4243(X42またはX43の一方は一価のアミン保護基でありかつもう一方は水素であり、あるいは、X42及びX43は一緒になって二価のアミン保護基である)であり;
    は、0、1、2、3、または4であり;
    ルイス酸は、式:
    Figure 2017537968
    の化合物を生成するのに十分な状態下にあり、
    式中、R、R、R、R、R、X、及びXは上で定義された通りであり;
    Aは、縮合シクロアルカンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、式中、Y、Y、及びnは上で定義された通りであり;
    Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、式中、Y、Y、及びnは上で定義された通りであり;
    Aは、縮合ヘテロシクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、式中、Y、Y、Y、x、及びnは上で定義された通りであり;
    Aは、縮合ヘテロアレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、式中、Z、Z、Z、及びnは上で定義された通りであり;
    Aは、縮合シクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、式中、Y、Y、及びnは上で定義された通りであり;あるいは、
    Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、式中、Y11、Y12、Y13、及びnは上で定義された通りであり、
    任意で、前記ルイス酸が遷移金属またはホウ素錯体、例えば三フッ化ホウ素エーテラートまたはSnCl であり、
    任意で、前記方法が、前記化合物を、下記式の化合物またはその塩を生成するのに十分な条件下で、エポキシ化剤と反応させる段階をさらに含み:
    Figure 2017537968
    式中、
    、R 、R 、R 、R 、X 、及びX は上で定義された通りであり、
    Aは、縮合シクロアルカンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、式中、Y 、Y 、及びn は上で定義された通りであり;
    Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、式中、Y 、Y 、及びn は上で定義された通りであり;
    Aは、縮合ヘテロシクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、式中、Y 、Y 、Y 、x、及びn は上で定義された通りであり;
    Aは、縮合ヘテロアレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、式中、Z 、Z 、Z 、及びn は上で定義された通りであり;
    Aは、縮合シクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、式中、Y 、Y 、及びn は上で定義された通りであり;あるいは、
    Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、式中、Y 11 、Y 12 、Y 13 、及びn は上で定義された通りであり、
    任意で、前記方法が、前記化合物を、下記式の化合物またはその塩を生成するのに十分な条件下で、酸化剤と反応させる段階をさらに含み:
    Figure 2017537968
    式中、
    、R 、R 、R 、X 、及びX は上で定義された通りであり;
    は、O、S、またはNHであり;かつ
    Aは、縮合シクロアルカンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、式中、Y 、Y 、及びn は上で定義された通りであり;
    Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、式中、Y 、Y 、及びn は上で定義された通りであり;
    Aは、縮合ヘテロシクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、式中、Y 、Y 、Y 、x、及びn は上で定義された通りであり;
    Aは、縮合ヘテロアレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、式中、Z 、Z 、Z 、及びn は上で定義された通りであり;
    Aは、縮合シクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、式中、Y 、Y 、及びn は上で定義された通りであり;または
    Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、式中、Y 11 、Y 12 、Y 13 、及びn は上で定義された通りであり、
    任意で、前記方法が、前記化合物を、下記式の化合物またはその塩を生成するのに十分な条件下で、フッ化物源と反応させる段階をさらに含み:
    Figure 2017537968
    式中、
    、R 、R 、X 、及びX は上で定義された通りであり;
    は、アミノ、ヒドロキシ、またはメルカプト;
    アルコキシ (C≦12) 、シクロアルコキシ (C≦12) 、アルケニルオキシ (C≦12) 、アルキニルオキシ (C≦12) 、アルキルチオ (C≦12) 、シクロアルキルチオ (C≦12) 、アルケニルチオ (C≦12) 、アルキニルチオ (C≦12) 、アルキルアミノ (C≦12) 、シクロアルキルアミノ (C≦12) 、アルケニルアミノ (C≦12) 、アルキニルアミノ (C≦12) 、ジアルキルアミノ (C≦12) 、ジシクロアルキルアミノ (C≦12) 、ジアルケニルアミノ (C≦12) 、ジアルキニルアミノ (C≦12) 、またはこれらの基のうちいずれかの置換バージョンであり;
    Aは、縮合シクロアルカンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、式中、Y 、Y 、及びn は上で定義された通りであり;
    Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、式中、Y 、Y 、及びn は上で定義された通りであり;
    Aは、縮合ヘテロシクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、式中、Y 、Y 、Y 、x、及びn は上で定義された通りであり;
    Aは、縮合ヘテロアレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、式中、Z 、Z 、Z 、及びn は上で定義された通りであり;
    Aは、縮合シクロアルカンジイルを伴う縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、式中、Y 、Y 、及びn は上で定義された通りであり;
    Aは、縮合アレーンジイルであり、構造:
    Figure 2017537968
    を有し、式中、Y 11 、Y 12 、Y 13 、及びn は上で定義された通りである、方法。
  13. 下記式の結合体:
    (A−L)−X(VI)
    式中、
    Aは、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物であり、
    Lは、共有結合またはリンカーであり、
    nは、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、または12であり、
    Xは、細胞標的部分である。
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