JP2018523726A - 炭化水素ワックス組成物、その生産方法、およびゴム製品中の添加剤としてのその使用 - Google Patents
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Abstract
Description
‐炭化水素のうちの25〜40%は、20〜30個の炭素原子を有する直鎖状短鎖長炭化水素であり、
‐炭化水素のうちの5〜18%は、31〜38個の炭素原子を有する直鎖状中鎖長炭化水素であり、
‐炭化水素のうちの25〜40%は、39〜60個の炭素原子を有する直鎖状長鎖長炭化水素であり、
‐炭化水素のうちの5〜15%は、21〜31個の炭素原子を有する分岐鎖状短鎖長炭化水素であり、
‐炭化水素のうちの5%未満が、32〜39個の炭素原子を有する分岐鎖状中鎖長炭化水素であり、
‐炭化水素のうちの5〜15%は、40〜61個の炭素原子を有する分岐鎖状長鎖長炭化水素であって、
パーセンテージはいずれの場合も、15〜110個の炭素原子を有する炭化水素の総数に対するものである。上記の「炭化水素」で表される炭化水素は、炭素原子数15〜110の炭化水素だけである。
‐直鎖状長鎖炭化水素に対する直鎖状短鎖長炭化水素の数の比は0.5と1.5との間、より好ましくは0.6と1.2との間である;
‐分岐鎖状長鎖長炭化水素に対する分岐鎖状短鎖長炭化水素の数の比は0.5と1.5との間、より好ましくは0.6と1.2との間である;
‐直鎖状中鎖長炭化水素に対する直鎖状短鎖長炭化水素の数の比は1.5と3.5との間、より好ましくは1.6と3.2との間である;
‐直鎖状中鎖長炭化水素に対する直鎖状長鎖長炭化水素の数の比は2.0と4.0との間、より好ましくは2.2と3.2との間である;
‐分岐鎖状中鎖長炭化水素に対する分岐鎖状短鎖長炭化水素の数の比は2.5と6.5との間、より好ましくは2.8と6.0との間である;
‐分岐鎖状中鎖長炭化水素に対する分岐鎖状長鎖長炭化水素の数の比は、4.0と7.0との間、より好ましくは4.5と6.5との間である;
‐分岐鎖状短鎖炭化水素に対する直鎖状短鎖長炭化水素の数の比は、3.0と6.0との間、より好ましくは3.5と5.5との間である;
‐分岐鎖状長鎖長炭化水素に対する直鎖状長鎖長炭化水素の数の比は、3.0と6.0との間、より好ましくは3.2と5.0との間である;
‐分岐鎖状中鎖長炭化水素に対する直鎖状中鎖長炭化水素の数の比は、6.0と12.0との間、より好ましくは6.4と11.2との間である。
‐少なくとも2つの炭化水素ワックス成分であって、
‐第1の炭化水素ワックス成分は、炭化水素のうちの60%超が20〜30個の炭素原子を有する直鎖状短鎖長炭化水素である、炭素原子数15〜110の炭化水素を含み、
‐第2の炭化水素ワックス成分は、炭化水素のうちの45%超、さらなる実施形態では60%超が、39〜60個の炭素原子を有する直鎖状長鎖長炭化水素である、炭素原子数15〜110の炭化水素を含む、
少なくとも2つの炭化水素ワックス成分を用意する工程、
‐先行する請求項のいずれか一項に記載する炭化水素ワックス組成物を得るために、炭化水素ワックス成分を溶融状態において互いに混合する工程、
‐炭化水素ワックス組成物を、好ましくは噴霧冷却またはペレット化またはスラブ化によって、固化させる工程。
‐直鎖状炭化水素分子の少なくとも1つの極大は炭化水素1分子あたり23炭素原子と33炭素原子との間にあり、直鎖状炭化水素分子の少なくとも1つの極大は炭化水素1分子あたり37炭素原子と48炭素原子との間にあり、
‐分岐鎖状炭化水素分子の少なくとも1つの極大は炭化水素1分子あたり23炭素原子と33炭素原子との間にあり、分岐鎖状炭化水素分子の少なくとも1つの極大は炭化水素1分子あたり37炭素原子と48炭素原子との間にあり、
‐直鎖状炭化水素分子および分岐鎖状炭化水素分子の、炭化水素1分子あたり23炭素原子と33炭素原子との間の範囲内にあって炭化水素1分子あたりの炭素原子の数が最も多い極大と、炭化水素1分子あたり37炭素原子と48炭素原子との間の範囲内にあって炭化水素1分子あたりの炭素原子の数が最も少ない極大とは、互いに、炭化水素1分子あたり少なくとも12炭素原子は相違しており、
‐分布は、直鎖状炭化水素分子についても、分岐鎖状炭化水素分子についても、炭化水素1分子あたり少なくとも12炭素原子の上記範囲内には極大を有さず、
‐分布は、直鎖状炭化水素分子についても、分岐鎖状炭化水素分子についても、それぞれ炭化水素1分子あたり30〜36炭素原子に、少なくとも1つの極小を有し、いずれの場合も極小とは、炭化水素1分子あたり±2炭素原子の範囲内で最小数の炭化水素分子である。
‐Varazon6500(組成物1を得るための比較例、Sasol Wax GmbH(ハンブルク)製)、
‐Vararzon6066(組成物2を得るための比較例、Sasol Wax GmbH(ハンブルク)製)、および
‐Sasolwax Blend 7(組成物3を得るための本発明による実施例、Sasol Wax GmbH(ハンブルク)製)
を、表1による「標準タイヤ」ゴム組成物に組み込んだ。
‐DIN 53 505による室温(RT:room temperature)におけるショアA硬さ(単位:ショアA、略号:ShA)
‐DIN 53 512による室温における反発レジリエンス(反発と略記)
‐DIN 53 504による室温における引張強さ
‐ブルーミング挙動:加硫物を3ヶ月間貯蔵し、湿気および日照から保護し、その後、視覚的に評価した。クラス1:満足のいく光学的外観、クラス2:十分な光学的外観、クラス3:不十分な光学的外観。
‐DIN 53 509/DIN ISO 1431−1に類似する条件による室温における耐オゾン性:オゾン濃度200pphm±30pphm、温度25℃±3℃、空気湿度60%±5%および静的ひずみ10%と60%との間、一方、評価はDIN 53 509/DIN ISO 1431−1に従って行う。評価:良(亀裂なし)または不良(亀裂)。
Claims (16)
- 炭素原子数15〜110の炭化水素を含み、
‐前記炭化水素のうちの25〜40%は、20〜30個の炭素原子を有する直鎖状短鎖長炭化水素であり、
‐前記炭化水素のうちの5〜18%は、31〜38個の炭素原子を有する直鎖状中鎖長炭化水素であり、
‐前記炭化水素のうちの25〜40%は、39〜60個の炭素原子を有する直鎖状長鎖長炭化水素であり、
‐前記炭化水素のうちの5〜15%は、21〜31個の炭素原子を有する分岐鎖状短鎖長炭化水素であり、
‐前記炭化水素のうちの5%未満が、32〜39個の炭素原子を有する分岐鎖状中鎖長炭化水素であり、
‐前記炭化水素のうちの5〜15%は、40〜61個の炭素原子を有する分岐鎖状長鎖長炭化水素であって、
パーセンテージはいずれの場合も、15〜110個の炭素原子を有する炭化水素の総数に対するものである、炭化水素ワックス組成物。 - 前記炭化水素のうちの26〜37%は、20〜30個の炭素原子を有する直鎖状短鎖長炭化水素である、請求項1に記載の炭化水素ワックス組成物。
- 前記炭化水素のうちの26〜37%は、39〜60個の炭素原子を有する直鎖状長鎖長炭化水素である、請求項1〜2のいずれか一項に記載の炭化水素ワックス組成物。
- 前記炭化水素のうちの6〜8%は、21〜31個の炭素原子を有する分岐鎖状短鎖長炭化水素である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の炭化水素ワックス組成物。
- 前記炭化水素のうちの6〜12%は、40〜61個の炭素原子を有する分岐鎖状長鎖長炭化水素である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の炭化水素ワックス組成物。
- 前記炭化水素のうちの10〜16%は、31〜38個の炭素原子を有する直鎖状中鎖長炭化水素である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の炭化水素ワックス組成物。
- 前記炭化水素のうちの0.1〜3.0%は、32〜39個の炭素原子を有する分岐鎖状中鎖長炭化水素である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の炭化水素ワックス組成物。
- 以下の定義:
‐前記直鎖状長鎖炭化水素に対する直鎖状短鎖長炭化水素の数の比は0.5と1.5との間、好ましくは0.6と1.2との間である;
‐前記分岐鎖状長鎖長炭化水素に対する分岐鎖状短鎖長炭化水素の数の比は0.5と1.5との間、好ましくは0.6と1.2との間である;
‐直鎖状中鎖長炭化水素に対する直鎖状短鎖長炭化水素の数の比は1.5と3.5との間、好ましくは1.6と3.2との間である;
‐直鎖状中鎖長炭化水素に対する直鎖状長鎖長炭化水素の数の比は、2.0と4.0との間、好ましくは2.2と3.2との間である;
‐分岐鎖状中鎖長炭化水素に対する分岐鎖状短鎖長炭化水素の数の比は2.5と6.5との間、好ましくは2.8と6.0との間である;
‐分岐鎖状中鎖長炭化水素に対する分岐鎖状長鎖長炭化水素の数の比は、4.0と7.0との間、好ましくは4.5と6.5との間である;
‐分岐鎖状短鎖炭化水素に対する直鎖状短鎖長炭化水素の数の比は、3.0と6.0との間、より好ましくは3.5と5.5との間である;
‐分岐鎖状長鎖長炭化水素に対する直鎖状長鎖長炭化水素の数の比は、3.0と6.0との間、好ましくは3.2と5.0との間である;
‐分岐鎖状中鎖長炭化水素に対する直鎖状中鎖長炭化水素の数の比は、6.0と12.0との間、好ましくは6.4と11.2との間である
のうちの1つ以上によってさらに特徴づけられる、請求項1〜7のいずれか一項に記載の炭化水素ワックス組成物。 - 前記炭化水素のうちの10〜30%、好ましくは15〜25%は、分岐鎖状炭化水素である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の炭化水素ワックス組成物。
- ‐前記直鎖状炭化水素分子の少なくとも1つの極大は炭化水素1分子あたり23炭素原子と33炭素原子との間にあり、前記直鎖状炭化水素分子の少なくとも1つの極大は炭化水素1分子あたり37炭素原子と48炭素原子との間にあり、
‐前記分岐鎖状炭化水素分子の少なくとも1つの極大は炭化水素1分子あたり23炭素原子と33炭素原子との間にあり、前記分岐鎖状炭化水素分子の少なくとも1つの極大は炭化水素1分子あたり37炭素原子と48炭素原子との間にあり、
‐直鎖状炭化水素分子および分岐鎖状炭化水素分子の、炭化水素1分子あたり23炭素原子と33炭素原子との間の範囲内にあって炭化水素1分子あたりの炭素原子の数が最も多い極大と、炭化水素1分子あたり37炭素原子と48炭素原子との間の範囲内にあって炭化水素1分子あたりの炭素原子の数が最も少ない極大とは、互いに、炭化水素1分子あたり少なくとも12炭素原子は相違しており、
‐前記分布は、前記直鎖状炭化水素分子についても、前記分岐鎖状炭化水素分子についても、炭化水素1分子あたり少なくとも12炭素原子の上記範囲内には極大を有さず、
‐前記分布は、前記直鎖状炭化水素分子についても、前記分岐鎖状炭化水素分子についても、それぞれ炭化水素1分子あたり30〜36炭素原子に、少なくとも1つの極小を有し、
いずれの場合も、極大とは炭化水素1分子あたり±2炭素原子の範囲内で最大数の炭化水素分子であり、極小とは炭化水素1分子あたり±2炭素原子の範囲内で最小数の炭化水素分子である、
請求項1〜9のいずれか一項に記載の炭化水素ワックス組成物。 - ‐少なくとも2つの炭化水素ワックス成分を用意する工程であって、
‐第1の炭化水素ワックス成分は、炭化水素のうちの60%超が20〜30個の炭素原子を有する直鎖状短鎖長炭化水素である、炭素原子数15〜110の前記炭化水素を含み、
‐第2の炭化水素ワックス成分は、炭化水素のうちの45%超が、39〜60個の炭素原子を有する直鎖状長鎖長炭化水素である、炭素原子数15〜110の前記炭化水素を含む、
少なくとも2つの炭化水素ワックス成分を用意する工程、
‐先行する請求項のいずれか一項に記載の炭化水素ワックス組成物を得るために、前記炭化水素ワックス成分を溶融状態において互いに混合する工程、および
‐炭化水素ワックス組成物を、好ましくは噴霧冷却またはペレット化またはスラブ化によって、固化させる工程
を含むワックスペレットまたはワックス粉末を得るための方法。 - ‐前記第2の炭化水素ワックス成分は、炭素原子数15〜110の炭化水素を含み、前記炭化水素のうちの60%超が、39〜60個の炭素原子を有する直鎖状長鎖長炭化水素である、
請求項11に記載の方法。 - 請求項11または請求項12に記載の方法によって得られるワックスペレットまたはワックス粉末。
- ゴム製品中の添加剤としての、先行する請求項1〜10のいずれか一項に記載の炭化水素ワックス組成物の使用、または請求項13に記載のワックスペレットもしくはワックス粉末の使用。
- 前記ゴム製品が0.5〜10phr、好ましくは1〜5phr、より好ましくは1〜3phrの前記炭化水素ワックス組成物を含む、請求項14に記載の使用。
- 前記添加剤が以下の性質:
‐前記ゴム製品の表面における炭化水素ワックス分子のブルーミングを低減する;
‐前記ゴム製品をオゾン消耗から保護する;および/または
‐前記ゴム製品を老化から保護する
のうちの1つ以上を有する、請求項14または請求項15に記載の使用。
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