JP2018521709A - 容器移動システム - Google Patents

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Abstract

少なくとも1つの第1の容器(1)と少なくとも1つの第2の容器(5)を有する容器移動システムであって、それら容器が接続装置(7)を介して互いに接続可能であり、その接続装置が移動装置(27)を有し、その移動装置が少なくとも1つのロック手段(25)によってロックされた位置に保持されて、媒体交換を阻止し、もしくは少なくとも1つのアンロックされた位置においては可能にし、そのアンロックされた位置において移動装置(7)が移動プロセスのために接続装置(7)の収容部(9)内に長手方向に移動可能に案内されており、その場合にロック手段が容器の少なくとも1つ(5)の移動によってアンロックされた位置へ移動可能である、ものは、それぞれ移動可能な容器(5)に付加的な制御手段(13、21)が設けられており、その制御手段がこの容器(5)を外周側で少なくとも部分的に包囲し、かつ移動装置(27)のロック手段(25)をアンロックするように操作することを特徴としている。

Description

本発明は、少なくとも1つの第1の容器と少なくとも1つの第2の容器とを有する容器移動システムに関するものであって、それらの容器は接続装置を介して媒体を案内するように互いに接続可能であり、その接続装置が移動装置を有し、その移動装置は少なくとも1つのロック手段によってロックされた位置に保持されて媒体交換をロックし、もしくは少なくとも1つのアンロックされた位置において可能にし、そのアンロックされた位置において移動装置が移動プロセスのために、接続装置の収容部内で長手方向に移動可能に案内されており、その場合にロック手段は容器の少なくとも1つが移動することによりアンロックされた位置へ移動可能である。
この種のシステムは、接続装置を介して、固有の容器の内容物質である所望の媒体を互いに接触させ、溶解し、あるいは混合することを可能にする。この種のプロセスは、使用前に互いに混合されなければならない少なくとも2つの、最初は別々の成分から調合を行うために、医療及び薬学の分野で広く実施される。特に普及している適用分野は、医療又は診断目的で非口経の適用のために調合を行うことに関する。非口経の目的で、たとえば注射のために、調合を行う場合に、注射ビン内にすでにある、水、アイソトニックNaCl溶液、グルコース溶液、リンゲル−乳酸塩溶液などのような溶剤に何回も薬剤、たとえば抗生物質が液状又は粉末形状で供給されなければならず、その薬剤が溶剤内で溶解される。特に医療の分野では、その際に誤りが回避されなければならないことは、不可欠である。これがたとえば、非特許文献1に詳細に記述されており、したがってそれに属するのは:誤った医薬品、誤った服用量、溶剤の誤った体積、溶剤の誤った組成、誤った再構造プロセスなど。同様に非特許文献2において、そして非特許文献3において、非経口投与における医療的安全性に関して存在する不足を指摘している。
さらに、特に補給の理由から、成分が冷蔵して保管されなければならない場合に、医薬品の種々の成分を互いに別々に保管できることが望ましく、それは、敏感な生物工学的な製品の場合に大体においてそうであって、それらの製品は、コールドチェーンを溶剤にまで広げなければならないことを回避するために、注射として投与する前に溶解されなければならない。
上述した目的のための移動プロセスを簡単かつ無菌で実施することができるようにするために、容器移動システムは、従来技術である。冒頭であげた概念の移動システムは、特許文献1に開示されている。この既知の解決において移動装置は、通常のように両側に穿孔尖端を有するカニューレとして形成されている突き刺し突起のための支持体として、肉薄のプレートの形状のフレキシブルな支持体部分を有しており、そのプレートが同時に移動装置のロック手段を形成している。この目的のために、フレキシブルなプレートは節状の周端縁を有しており、その周端縁が、接続装置の収容部の内側に設けられた係止溝内へ嵌入する。該当する移動可能な容器を収容部内へ導入する場合に、移動可能な容器の穿孔可能な開放領域が突き刺し中空突起と添接して、さらに移動する場合に移動装置のフレキシブルなプレートを変形させ、それによって収容部の壁に設けられたロックが解除される。ロックされた係止部に作用する軸方向力は、移動可能な容器の開放領域における穿孔抵抗に依存する。したがってロック手段の機能確実性は、改良の余地がある。
E.A.Flynn et al. in "Observational Study of Accuracy in compounding i.v. mixture at five hospitals (Am J Health-Syst Pharm Vol 54, Apr 15 1997, 904-912) 、P906 Ricard Bateman et al. "Errors associated with the preparation of aseptic products in UK hospital pharmacies … "(Qual Saf health care 2010; 19: e 29) D.H.Cousins et al. "Medication errors in intravenous drug preparation and administration …" (Qual Saf Health Care 2005; 14: 190-195)
国際公開第95/00101号
この従来技術から出発して、本発明は、改良された機能確実性を特徴とする、容器移動システムを提供することを課題とする。
本発明によれば、この課題は、その全体において請求項1の特徴を有する移動システムによって解決される。
請求項1の特徴部分によれば、本発明の本質的な特殊性は、それぞれ移動可能な容器に付加的な制御手段が設けられており、その制御手段がこれらの容器の外周側を少なくとも部分的に把持し、かつ移動装置のロック手段をアンロックするように操作することにある。それによってアンロックプロセスは、制御されたやり方で行われ、それが誤操作に対する安全性の増大をもたらす。
特に好ましい実施例において、付加的な制御手段がキャップ部分の外側又は前側に設けられており、そのキャップ部分が移動可能な容器において、移動装置の突き刺し中空突起によって穿孔可能な開放領域を包囲している。代替的に、制御手段は特殊なキャップ形状自体によって形成することができ、あるいは該当する容器の一体的な構成部分とすることができる。
特に好ましくは、配置は、ロック手段がロック部材を有し、そのロック部材がロックされた状態において移動装置の突き刺し中空突起の開放する変位運動を阻止し、かつ移動可能な容器の制御手段と機械的に接触することによって、変位運動を可能にするアンロックされた状態へ移行可能であるように、行うことができる。
本発明においては、ロック手段は特殊な制御手段によって操作可能であるので、本発明は、移動可能な容器と接続装置との間に誤操作を排除するコードを形成する、特に好ましい可能性を開く。特に好ましくはそのために、移動可能な容器と接続装置との間にキーロックシステムの形式で作用するコードを形成するために、移動可能な容器に制御手段として、物理的なコードを有するキー要素を設けることができ、かつ、システムのロックとして、ロック部材のボディに、内側に設けられた物理的なコードを有する開口部を次のように、すなわちコードが一致した場合に容器の制御手段がロック部材の開口部内へ導入可能であり、それによってロック部材がアンロックされた状態へ移行するように、設けることができる。それによって移動プロセスは、特殊な適用目的のために設けられた容器の組み合わせにおいてのみ、行うことができるので、特に医療用の適用において要求される安全性が保証されている。
その場合に重要なことは、適用をできるだけ直感的かつ簡単に構成し、かつ誤って傾くことを回避するために、制御手段とロック部材のコードの照会は、わずかな力と短いまっすぐなルートで行うことができることである。さらに、コードが冗長に、たとえば多重に、存在しており、周面にわたって均一に分配されていると、効果的であって、それが誤った傾きを阻止し、導入する際の方向付けを容易にする。
キー要素のコードは、移動可能な容器のキャップ部分に、周面に設けられた切り欠き又は突出部によって形成することができ、その場合にそれに対応して、ロック部材のコードはその開口部の壁に設けられた、コードが一致した場合に移動可能な容器の切り欠き及び/又は突出部に対して相補的な、切り欠き及び/又は突出部によって形成されている。
好ましくは、接続部材は移動装置とロック手段のための収容部として、円筒状のスリーブの形状のハウジングを有することができ、そのスリーブは一方の端部において容器と結合可能であり、あるいは結合されており、他方の端部においては、移動可能な第2の容器のために接近することができ、かつ移動装置とロック手段の変位運動のためにガイドを形成する。
移動装置は、中央に位置する、ディスクの両側へ張り出す突き刺し中空突起のための支持体としてディスクを有することができ、その場合にディスクの周面に、スリーブ内で変位運動する場合にディスクを案内するためのガイド部分と、ロック手段によって操作可能なロック部材が設けられている。
これに関して配置は、ディスクの周面に第1のロック部材と、第2のロック部材が設けられており、第1のロック部材によってディスクがスタート位置において、開放する変位運動に抗してスリーブの係止片に取り外し可能に係止されており、第2のロック部材はそのノーマルなロック位置においてロック部材をロックされた状態に保持し、かつ、移動可能な容器の、ロック部材内へ導入された制御手段と接触することによって、ロック解除位置へ制御可能であり、そのロック解除位置においてロック部材をアンロックされた状態へ移行させるように、行うことができる。
第1と第2のロック部材は、互いに対して撓んで反ることができるラッチ部分に形成することができ、そのラッチ部分は、ディスクの周面に分配された、ディスク平面から直立するフラップの形状で形成されている。
その場合にそれぞれのフラップは第2のロック部材のために、ロック部材の開口部内へ嵌入する制御部分を有しており、その制御部分が、移動可能なフラップの、開口部内へ導入された制御手段と接触することによってそれぞれ第2のロック部材をロック位置から移動させて、ロック部材をアンロックする。キーロックコーディングシステムが設けられている場合に、このアンロックプロセスは、コードが一致している場合に、移動可能なビンの制御手段がロック部材の開口部内へ充分に導入可能である場合にのみ、行うことができる。
アンロックされた状態に達した場合に、ロック部材は移動可能な容器によって移動装置のディスクへ向かって移動可能であり、その場合にフラップがロック部材の制御通路内で次のように、すなわちスリーブにおける係止を形成するラッチ部分が制御通路内で変位して係止を外れるように、案内されているので、移動装置は開放する変位運動のために自由になり、ロック部材の移動によってその開放移動のために連動可能である。
付加的に、スリーブにおける係止を形成するラッチ部分のために、スリーブに第2の係止片を設けることができ、その第2の係止片が接続プロセスの最後に移動装置を終端位置に係止する。
終端位置に達した場合に、移動可能な容器を形状結合の固定介入によって接続装置に固定するために、移動装置のディスクの周面に内側へ張り出す係止突片を設けることができ、その係止突片は移動装置の終端位置において、移動可能な容器のキー要素を有するキャップ部分の周端縁とのスナップ結合を形成する。
以下、図面を用いて本発明を詳細に説明する。
本発明に係る容器移動システムの実施例を示す斜視図である。 媒体成分を含むビンの形式の容器を図式的に簡単に示す縦断面図であって、その容器の中身が本発明に係る移動システムによって第2の容器内へ移送されることを示す図である。 図2のビンをキャップカバー部分を取り外して示す斜視図である。 実施例を示す部分分解斜視図であって、その場合に移動システムの接続装置内へ挿入する前の状態が示されている。 接続装置の構成要素を形成する媒体移動装置を示す斜視図である。 実施例の接続装置のロック部材を示す斜視図である。 移動可能なビンのキャップ部分を、露出した前側が見えるように示す斜視図である。 キーロック原理に従って作動するコーディングシステムを示す分解斜視図であって、キー要素を形成する図7のキャップ部分が、システムのロックとして用いられる、図6のロック部材内へ導入される前の状態を示す分解斜視図である。 移動装置を有する接続装置及び対応づけられた、移動可能なビンの開放領域を図式的に簡単に示す部分縦断面図であって、ビンのキャップ部分が、接続装置のロック部材内へ導入する前のセンタリング位置で示す部分縦断面図である。 図9に相当する表示において接続/移動プロセスの他の段階を示しており、ビンのキー要素とロックとして用いられるロック部材のコードが適合した場合に、ビンのキャップ部分が部分的にロック部材内へ導入され、かつその場合に図10の図面で上の部分は、図9に対して90°回動された切断平面を示している。 図9及び10と同様の部分縦断面図であって、接続/移動プロセスの進行における位置を示す部分縦断面図である。 図9及び10と同様の部分縦断面図であって、接続/移動プロセスの進行における次の位置を示す部分縦断面図である。 図9及び10と同様の部分縦断面図であって、接続/移動プロセスの進行におけるさらに次の位置を示す部分縦断面図である。 図9及び10と同様の部分縦断面図であって、接続/移動プロセスの進行におけるさらに次の位置を示す部分縦断面図である。 図9及び10と同様の部分縦断面図であって、接続/移動プロセスの進行におけるさらに次の位置を示す部分縦断面図である。 図15に相当する斜視図である。 コーディング原理を説明するために、キー要素を形成するビンのキャップ部分を示しており、ルーローの三角形の3辺の各々に、コードのそれぞれのサブグループのための2つのコーディング領域を示す図である。 ロック部材内へ挿入されたキャップ部分を示しており、そのロック部材が挿入を許すコードを有している図である。 ロック部材内へ挿入されたキャップ部分を示しており、そのロック部材が挿入を許すコードを有している図である。 2つの他のコーディング例を、図17と同様に示している。 2つの他のコーディング例を、図18と同様に示している。 2つの他のコーディング例を、図19と同様に示している。 2つの他のコーディング例の同様な表示である。 2つの他のコーディング例の同様な表示である。 2つの他のコーディング例の同様な表示である。 移動可能なビンのキャップ部分に設けられたキー要素のための輪郭形状を略図で示している。 移動可能なビンのキャップ部分に設けられたキー要素のための輪郭形状を略図で示している。 移動可能なビンのキャップ部分に設けられたキー要素のための輪郭形状を略図で示している。 本発明に係る容器移動システムの変形された実施例を著しく図式的に、部分的な縦断面で示している。 第3の実施例を図29と同様に示している。 第4の実施例を図29と同様に示している。 図31の実施例の移動装置の横断面を略図で示している。 他の実施例を、図30及び31と同様な断面で示している。 図33の実施例のロック部材を図式的に簡略化して示している。
以下、複数の実施例を用いて本発明を詳細に説明し、それら実施例において2つの容器の間で媒体を交換するための移動システムが設けられており、それらの容器は好ましくは医療用、診断用、経口又は非経口の目的のために使用される。図面に示す特殊な実施例は、これに関して(特に図1を参照)プラスチック容器の形式の、注射容器1の形状の第1の容器を示しており、その容器は、たとえばEP2269558A1に記載され、かつ専門分野では登録商標Bottelpack-Systemの名称でも知られている、既知のブロー・フィル・シール(Blow-Fill-Seal)方法で形成されている。この種の容器は、通常、注射用具セットのための少なくとも1つの接続端3を有している。たとえば溶剤の体積を含む、注射容器1の内容物に、特殊な注射液を調合するために液状又は粉末状の薬品成分を供給する場合に、特に安全判断基準が守られなければならない。
医療用、診断用に適用する場合に、この種の適用において通常ガラスビン又はポリマービン5内にある、付加成分の間で媒体移行する場合に、無菌性に注意が払われるだけでなく、それぞれ必要とされる物質の所定量を含むビン5から注射容器1内への媒体移行が行われることが、保証されなければならない。簡単かつ無菌で行うべき、適切な移動プロセスのために、WO95/00101に示されるように、注射容器1に接続装置が取り付け可能であり、あるいは取り付けられている。接続装置は、穿孔尖端の間を通り抜けるカニューレの形式の突き刺し突起を有する移動装置を有し、かつ、通常は無効な位置にロックされており、その無効な位置において突き刺し突起の2つの穿孔尖端は、注射ビン1の穿孔可能な開放領域及び移動プロセスのために設けられているビン5の穿孔可能な穿孔領域から離隔している。接続装置は、円筒状のスリーブ形状の収容部を有しており、その収容部内へ移動プロセス用に設けられたビン5が導入可能であり、その場合にスリーブ形状の収容部が、ビン5の変位運動のためのガイドを形成し、その変位運動においてビン5の穿孔可能な開放領域が突き刺し突起へ接近し、その場合に移動装置のロックを解除して、移動装置を終端位置へ移動させ、その終端位置において突き刺し中空突起がビン5と注射ビン1の開放領域に穴を開けて、媒体接続を形成する。
その限りにおいて、本発明にかかる容器移動システムは、同一の機能原理に基づいている。しかしそれに対する本発明の原則的な差異は、図に符号27で示す移動装置のアンロックとそれに伴って媒体を案内する接続の形成が、それぞれの移動プロセスのために特別に設けられた、移動可能な容器、すなわちビン5、を利用する場合にだけ可能になることにある。本発明においては、移動可能なビン5に特殊な制御手段が設けられており、その制御手段によって移動装置のロック手段がアンロック可能である。それによって、従来技術においては与えられていた誤操作の危険、したがって許されない物質及び/又は容量の汚染/混合は、ビン5と接続装置7の間のコーディングによって排除されている。ビン5と接続装置7の間のこの種のコーディングの詳細を可能にする発明の詳細が、図2以降から詳細に明らかにされる。
移動可能なビン5を別々に示す図2と3から明らかなように、ビン5の、穿孔可能な開放領域48がある、たとえば詳細に示されないエラストマー栓の形状の、ネック部分11に、キャップ部分13が取り付けられており、そのキャップ部分はこの例においては、一体的に射出形成されたプラスチック部品からなる。図2と3は、キャップ部分13を利用前の初期状態で示しており、その場合にキャップ部分13の上側に、オリジナリティ記号として形成されたカバー15が設けられており、そのカバーはビン5の利用者にとって、たとえば折り取り、持ち上げて取り、あるいは回して取ることにより、容易かつ工具を必要とせずに、取り外し可能である。カバー15の代わりに、取り外し可能な箔を設けることもできる。カバー15の取り外し後に、キャップ部分13において中央の開口部17が露出され、その開口部はビン5のネック部分11に設けられた開放領域48と整合する。カバー15の代わりに放射を透過する箔が設けられる場合に、場合によってはエラストマー表面(穿孔面)上に存在する菌を死滅させるために、強いエネルギの放射、たとえばUV放射又はベータ放射によって該当する箔の透射が行われる。好ましくはポリマーから形成されるキャップ部分13は、図2が示すように、ビン5のネック部分11の端縁19に形状結合、力結合又は材料結合で結合することができる。代替的に、キャップ部分13のコードは、ビン5の一体的な構成要素であってもよい。代替的に、本発明に係るコードを有するキャップ13は、たとえばWO2011/032798A1,WO2011/039004A1及びEP0655042B1に記述され、かつ特に好ましくは医薬品又は薬剤を冷凍乾燥する場合に使用されるような、それ自体知られた、いくつかに分かれたプラスチック栓の一部とすることもできる。
キャップ部分13の輪郭は、面取りした角部を有するルーローの三角形(Reuleaux triangle)の形状を有している。キーロック原理に基づくコードを形成するために、ルーローの三角形の外周を有するキャップ部分13が、物理的にコーディングされたキー要素を形成し、その場合にキャップ部分13におけるコードは、切り欠き21によって形成されている。切り欠き21は、周面から内側へ向かって深くなる溝の形状を有しており、その周長さは壁23によって限定されており、その壁が、中央の開口部17に関して、径方向の平面を定め、かつそれらのうちのいくつかが、図7においてのみ番号を有している。切り欠き21の軸方向の深さは、キャップ部分13の厚みよりも小さいので、切り欠き21は、図7で見える前側において開放しており、かつ、キャップ部分13のビン5のメイン部分へ向いた側には、図8で見られるように、切り欠き21は設けられていない。
キーロックシステムのためのコーディング可能なロックとして、環状ボディ25(特に図6と8を参照)が設けられており、その環状ボディは、図5に別に示される、移動装置27のロック手段の構成要素としてのロック部材を形成する。環状ボディ25は、キャップ部分13によって形成されるキー要素を挿入するために開口部29を有しており、その開口部はキャップ部分13の周面に適合されており、したがってルーローの三角形の形状を有している。開口部29の内側に突出部31の形式のコードが設けられており、その突出部は、コードが一致した場合に、キャップ部分13に設けられたキー部分の切り欠き21に対して相補的である。突出部31は、図6内で上に位置する環状ボディ25の端部までは延びていないので、移動プロセスの最初にキャップ部分13が添接するために、方向付け平面が定められており、コードが一致した場合に、その方向付け平面上で、キャップ部分13は切り欠き21と突出部31が整合する回転位置へ移動することができ、その後環状ボディ24の開口部29内へ導入することができる。特に図8を見る視線方向において、突出部31は上へ向かって段部を形成し、その段部が、キャップ部分13の切り欠き21の引っ込んだ端部に設けられた対応する段部と添接することができるので、容器又はビン5を注射容器1上へ軸方向に接近移動する場合に、キャップ部分13が環状ボディ25を強制的に連動させる。
図4は、移動プロセスの開始前の初期状態を示しており、その場合に環状ボディ25は接続装置7のスリーブ形状の収容部9の上方の端部に位置している。図6がもっともはっきりと示すように、ロック部材を形成する環状ボディ25が外周に軸方向に貫通する溝33を有しており、その溝によって環状ボディ25はスリーブ形状の収容部9の(図示されない)軸方向のガイドストリップに接して案内されている。図5に別に示されている移動装置27は、スリーブ形状の収容部9内の環状ボディ25の下方で、その解放運動のために軸方向に移動可能に案内されている。図5がもっともはっきりと示すように、移動装置27は、中央に配置された突き刺し突起37のための支持体として、スリーブ形状の収容部9の内径に適合されたディスク35を有しており、その突き刺し突起はそれ自体知られたやり方で、マルチ通路のカニューレとして形成されており、かつディスク35の両側へ突出し、それによって開放プロセスのために注射ビン1の開放領域50も、ビン5の開放領域48も穿孔することができる。ディスク35の周面には、直立した機能部材が設けられている。そのうちの3つのガイドフラップが、符号39で示されており、ディスク35は、スリーブ形状の収容部9の内壁に接して変位運動する場合に、そのガイドフラップによって案内される。互いに連続する2つのガイドフラップ397の間に、それぞれ3つの互いにつながり合ったラッチ部分41、43、45を備えたそれぞれ2つのフラップが設けられている。さらに、ディスク35の上面の上方に、スナップ結合を形成するために内側へ張り出す突片47が設けられており、それについては後述する。
図4が示すように、ロック手段のロック部材を形成する環状ボディ25は、収容部9のスリーブの上方の端縁に配置されている。その場合に環状ボディ35は、ロックされた状態、すなわち移動できない状態にある。環状ボディ25の下方にある移動装置27自体は、軸方向に変位運動しないようにロックされている。というのは、ディスク35は、外側へ向かってやや反ったラッチ部分41に設けられた係止突片49によってスリーブの係止溝51内に係止されているからである。それによって、ロック部材として用いられる環状ボディ25もロック位置にある。というのは、ディスク35の直立したフラップのラッチ部分45が環状ボディ25の移動を阻止するからである。この状態が、図9に示されている。ビン5のキャップ部分13と環状ボディ25のコードが一致した場合に、図10と11に示すように、キャップ部分13が環状ボディ25内へ導入される。この移動の進行において、突起37がビン5の開放領域48に穴を開け、キャップ部分13がラッチ部分43に設けられた駆動突片53と接触する。キャップ部分13がさらに導入された場合に、それによってラッチ部分43、45がアンロックプロセスのために外側へ変位される。それによって環状ボディ25が移動装置27のディスク35へ向かって移動することができ、その場合にフラップのラッチ部分41、43、45が環状ボディ25のガイド通路55内で、ラッチ部分41に設けられた係止片49が収容部9のスリーブの係止溝51から持ち上げて外されるように、案内される。この状態に達したことが、図13に示されている。それによって、図14が示すように、キャップ部分13を有するビン5がさらに進入し、その場合に環状ボディ25が連動され、その環状ボディ自体は移動装置27のディスク35に添接して、このディスクを開放運動のために連動させ(図4を参照)、その場合に突き刺し突起37が注射容器1の開放領域50にも穴をあける。突き刺し中空突起37は、移動プロセスのために、それぞれの突き刺し方向に対して平行に延びる2つの移動通路を有している。
収容部9のスリーブの底に、図15と16に示すように、接続プロセスの終了時に終端位置において移動装置27のための係止を形成するために、他の係止溝57が設けられている。この終端位置において、図5に示すように、ディスク35の上方で内側へ張り出す突片47が、キャップ部分の切り欠き21のない端縁59を把持することによって、キャップ部分13とのスナップ結合を形成する。それによってビン5は、移動プロセスの終端位置に達した場合に、接続装置7に形状結合で固定される。
図17から25は、機能スケッチの形式で、図示される実施例において設けられるコーディングシステムを説明する。図17は、面取りされた角部を備えたルーローの三角形の形状を有するキャップ部分13の周面において、三角形の各辺にコーディング領域が設けられていることを示しており、その場合に各コーディング領域は、コード位置を備えた2つのグループ61と63を有しており、グループ61と63はコードのない中間領域65によって互いに空間的に変位している。三角形の各側に、該当するキーを形成するために等しく選択されたコード位置を備えた同一のコーディンググループ61、63が設けられているので、キー要素は3つの位置において(方向付け)それぞれ等しくコーディングされたロック内へ挿入することができる。この適用目的のために、グループ61、63の一方のもののコード位置のコーディングが、該当するビン5の充填容積を特徴づけており、それぞれ他方のグループ61又は63は、容器の内容物質の種類を示している。この例において、説明したように、キャップ部分13に設けられたコードは、それぞれグループ61、63の内部に設けられている切り欠き21によって形成されている。図17のスケッチ表示においては、切り欠き21によるコードのない、未加工状態が示されている。
この例において、それぞれのグループ61内のコードは、容器内容物の種類、たとえば注射ビン1内にある溶剤の種類を示しており、グループ63のコードは、体積、たとえば溶剤の体積を示しており、その溶剤に、ビン5内にある物質が添加され、あるいは添加することができる。ロックを形成する環状ボディ25において、同様なやり方で、突出部31はそれぞれのコーディンググループ61、63のために、注射ビン1の容積もしくは容器内容物の、たとえば注射ビン1内にある特殊な溶剤の種類を特徴づけている。
図18に示す例において、キャップ部分13はグループ61の第1のコード位置における切り欠き21によって、ビン5がビン1の内容物質Aに供給するように定められていることを、示しており、グループ63は切り欠き21を持たず、それも、ビン1が所定の溶剤体積を有していることを、示している。図19の例において、グループ63内には複数のコード位置にわたる切り欠き21が形成されており、それは、他の溶剤体積を示しており、図18とは異なるコード位置における、グループ61内の切り欠きは、たとえばグループ63内の切り欠きと同様に、50mlの、他の溶剤、たとえば溶剤Bを示している。
図20から22が示す例において、ビン5は、グループ61内に細長く形成された切り欠き21によって、そのビンがビン1内の溶剤Aへの媒体供給のためにも、溶剤Bへの媒体供給のためにも定められていることを、示している。グループ63内に切り欠き21がないことによって、同時に、添加がビン1内の、たとえば250mlの、所定の溶剤体積のためだけに定められていることを、示している。したがって図21の例は、ビン5が、250mlの溶剤Aを有するビン1と組み合わせることができることを、示している。しかし図22が示すように、他の体積、たとえば50mlの溶剤Bを有するビン1との組み合わせは不可能である。
図20から22に対応して、図23から25が例を示しており、それらにおいてビン5は、グループ61の1つのコード位置のみにおける切り欠き21によって、ビン5がビン1内の溶剤Aのためだけに定められていることを示しているが、グループ63の2つのコード箇所にわたる切り欠き21によって、たとえば溶剤の100から250mlのための、より大きい体積領域にわたる組み合わせが許されることが、示される。図24が示すように、ビン5は250mlの溶剤Aを有する注射ビンに適している。それに対して図25は、他の溶剤Bについても、他の溶剤体積についても、組み合わせが排除されていることを、示している。
図26から28は、スケッチ表示において、コーディングされないキー要素の輪郭の形状付与の他の可能性を示しており、その場合に図26は、その限りにおいて説明された実施例において選択された三角形状を示しており、図27は楕円69の形状の、異なった非円形の輪郭形状を示している。同様に、図28が示すように、円形の輪郭形状において、突出部と切り欠きのパターン(図28においてはそのうちの突出部71のみが示されている)のような、形態不規則性を設けることができ、それらはここでも互いに変位したグループ内に設けることができる。円形の構成においては、キーロック結合は、一義的な相対導入位置(方向付け)においてのみ可能であって、図27に示す楕円69においては、2つの長い円弧側にコーディンググループを設けることができるので、2つの相対的な回動位置において、キーロック結合が可能である。適合するコーディンググループを形成するために、突出部の代わりに、それぞれ他の構成部品の突出部に適合する、それぞれ構成部品の切り欠きが設けられる。
図29は、著しく図式的に簡略化した表示において、実施例を示しており、その実施例において移動装置の突き刺し中空突起37を支持するボディ73自体が、ある種のカップを形成し、そのボディの内壁75がロック部材を形成し、コードが一致した場合にビン5のキャップ部分13がそのロック部材内へ次のように、すなわちキャップ部分13がボディ73に添接した場合に穿孔プロセスのためにそのボディを移動させるように、挿入可能である。ボディ73は変位運動する場合にその周面のフィン75によって、収容部9のスリーブのねじトラック77内で案内されているので、穿孔プロセスは突き刺し突起37の回転運動を受けて好ましいやり方で行われる。
図30は、著しく図式的に簡略化した表示において、キーロック形態の他の実施例を示している。この例において、接続装置の収容部9を形成するスリーブボディと、移動装置の突き刺し突起37を支持するボディ73は、すでにビン5に前もって取り付けられているが、その場合にその開放領域48はまだ突き刺されていない。キーロックシステムのコーディングにおいて、ボディに1つのピン79又は複数のピンが設けられており、それらは対応する孔61内へ進入可能であり、その孔はコーディングされた配置においてビン1のネック部分8にロックとして形成されている。
図31と32の実施例において、キーとしてビン5のキャップ部分13に軸方向の孔83のパターンが、そして対応するピン85のパターンが突き刺し突起37の支持体73に設けられている。孔83とピン85のコードが一致した場合に、収容部9におけるボディ73のロックを解除するために、キャップ部分13がロック部分87に添接することができるので、ボディは、接続プロセスのためにビン5が導入されることにより、移動することができる。
図33と34の実施例においては、突起37を支持するボディ73をアンロックするために、図34に別に示す、互いに弾性的に結合される押圧ボディ91からなるリング89が設けられている。このリングは、コードが一致した場合に進入可能なビン5のキャップ部分13によって押し開かれて、矢印95で示唆するように、ビンネック1に形成されたボディ73のフレーム93が拡幅されるので、ボディ73は、移動及び開放運動のためにフレーム93の段部97から自由になる。
本発明に係る解決によって、すべての種類の媒体を案内する容器と媒体を含む容器(最も広い意味においてチューブシステムもこれに数えられる)は、媒体交換のために無菌かつ流体密に互いに接続される。

Claims (15)

  1. 少なくとも1つの第1の容器(1)と少なくとも1つの第2の容器(5)を有し、該第1の容器(1)と該第2の容器(5)とが接続装置(7)を介して互いに媒体を案内するように接続可能である、容器移動システムであって、
    前記接続装置が移動装置(27)を有し、該移動装置が、少なくとも1つのロック手段(25)によってロックされた位置に保持されて媒体交換を阻止し、少なくとも1つのアンロックされた位置においては媒体交換を可能にし、
    前記移動装置(27)が移動プロセスのために前記接続装置(7)の収容部(9)内で長手方向に案内可能であり、前記ロック手段(25)が容器の少なくとも1つ容器(5)の移動によってアンロックされた位置へ移動可能である、容器移動システムにおいて、
    それぞれ移動可能な前記容器(5)に付加的な制御手段(13、21、31、81、83、85)が設けられており、該制御手段が前記容器(5)を少なくとも部分的に外周側で包囲し、かつ前記移動装置(27)の前記ロック手段(25、75、87)をアンロックするように動作させる、ことを特徴とする容器移動システム。
  2. 付加的な前記制御手段がキャップ部分(13)の外側に設けられており、前記キャップ部分は、移動可能な前記容器(5)において前記移動装置(27)の突き刺し中空突起(3)によって穿孔可能な開放領域(48)を包囲し、又は前記容器(5)自体によって形成される開放領域(48)を包囲し、前記キャップ部分は、好ましくは前記容器(5)の一体的な構成部品である、ことを特徴とする請求項1に記載の容器移動システム。
  3. 前記ロック手段がロック部材(25、67、73)を有し、該ロック部材がロックされた状態において前記移動装置(27)の突き刺し中空突起(37)の開放する変位運動を阻止し、かつ移動可能な前記容器(5)の前記制御手段(13)と機械的に接触することによって、変位運動を可能にするアンロックされた状態へ移行可能である、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の容器移動システム。
  4. 移動可能な前記容器(5)と前記接続装置(7)の間でキーロックシステムの形式で作用するコードを形成するために、移動可能な前記容器(5)に前記制御手段として、物理的なコード(21、61、63)を有するキー要素(13)が設けられており、
    システムのロックとして、ロック部材(25)のボディに、内側に設けられた物理的なコード(31)を有する開口部(29)が次のように、すなわちコードが一致した場合に前記容器(5)の前記制御手段(13)が前記ロック部材(25)の開口部(29)内へ導入可能であり、それによって前記ロック部材をアンロックされた状態へ移行させるように、設けられている、ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の容器移動システム。
  5. 移動可能な前記容器(5)のキャップ部分(13)に設けられたキー要素のコード(61、63)が、周側に設けられた切り欠き(21、83)及び/又は突出部(31、85)を有している、ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の容器移動システム。
  6. ロック部材(25、73)のコードは、該ロック部材の開口部(29)の壁に設けられた切り欠き(21、83)及び/又は突出部(31、85)によって形成され、該切り欠き(21、83)及び該突出部(31、85)は、コードが一致した場合に移動可能な前記容器(5)の切り欠き(21、83)及び/又は突出部(31、85)に対して相補的である、ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の容器移動システム。
  7. 前記接続装置(7)が、前記移動装置(27)と前記ロック手段(25)のための収容部(9)として、円筒形状のスリーブの形式のハウジングを有しており、前記スリーブが一方の端部において容器(1)と接続可能又は接続されており、他方の端部においては移動可能な第2の前記容器(5)のために接近可能であり、かつ前記移動装置(27)と前記ロック手段(25)の変位運動のためにガイドを形成している、ことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の容器移動システム。
  8. 前記移動装置(27)が、ディスク(35、73)の両側へ張り出し、かつ中心に位置する突き刺し中空突起(37)のための支持体として前記ディスク(35、73)を有し、かつ
    前記ディスク(35、73)の周面に、スリーブ内で変位運動する場合に前記ディスク(35、73)を案内するためのガイド部分(39)と、前記ロック手段(25、87)によって操作可能なロック部材(41、43、49)とが設けられている、ことを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の容器移動システム。
  9. ディスク(35、73)の周面に、第1のラッチ部材(41、49)と第2のラッチ部材(43、45)とが設けられており、前記第1のラッチ部材によって前記ディスク(35、73)がスタート位置において開放する変位運動に抗してスリーブの係止片(51)に取り外しできるように係止可能であり、前記第2のラッチ部材がそのノーマルなロック位置においてロック部材(25)をロックされた状態に保持し、かつ前記ロック部材(25)内へ導入された、移動可能な前記容器(5)の前記制御手段(13)と接触することによってロック位置からロック解除位置へ制御可能であり、該ロック解除位置において、前記ロック部材をアンロックされた状態へ移行させる、ことを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の容器移動システム。
  10. 第1のラッチ部材(49)と第2のラッチ部材(43、45)が、互いに対して撓んで反ることのできるラッチ部分に、ディスク(35)の周面において平面から直立するフラップによって形成されている、ことを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の容器移動システム。
  11. それぞれ第2のラッチ部材(43、45)のためのそれぞれのフラップが、ロック部材(25)の開口部(29)内へ嵌入する制御部分(53)を有し、該制御部分が、移動可能な前記容器(5)の、開口部(29)内へ導入された前記制御手段(13)と接触することによって、それぞれの前記第2のラッチ部材(43、45)をロック位置から移動させて、前記ロック部材(25)をアンロックする、ことを特徴とする請求項1〜10の何れか一項に記載の容器移動システム。
  12. ロック部材(25)が、アンロックされた状態において移動可能な前記容器(5)によって前記移動装置(27)のディスク(35)に対して移動可能であり、フラップが前記ロック部材(25)の制御通路(55)内で次のように、すなわちスリーブにおける係止を形成するラッチ部分(41、49)が前記制御通路(55)内で脱係止するように外側へ変位するように、案内されているので、前記移動装置(27)が開放する変位運動のために自由になり、かつ前記ロック部材(25)の移動によって連動可能である、ことを特徴とする請求項1〜11の何れか一項に記載の容器移動システム。
  13. スリーブにおける係止を形成するラッチ部分(41、49)のために、スリーブに第2の係止片(57)が形成されており、該第2の係止片が接続プロセスの最後に前記移動装置(27)を終端位置に係止する、ことを特徴とする請求項1〜12の何れか一項に記載の容器移動システム。
  14. 前記移動装置(27)のディスク(35、73)の周面に内側へ向かって張り出す係止突片(47)が設けられており、該係止突片が前記移動装置(27)の終端位置において、移動可能な前記容器(5)のキー要素を有するキャップ部分(13)の周端縁(19)とスナップ結合を形成する、ことを特徴とする請求項1〜14の何れか一項に記載の容器移動システム。
  15. 突き刺し突起(37)のディスク形状の支持体(73)の係止が、スリーブ(9)内に弾性的に支承されるロック部品(87)によって行われる、ことを特徴とする請求項1〜14の何れか一項に記載の容器移動システム。
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