JP2018520280A5 - - Google Patents

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したがって、本発明の実施形態によれば、主管の水供給部に接続された衛生陶器が提供され、該衛生陶器は、第1の容積および注入口を有する第1のチャンバーと、アウトレットおよび第1のチャンバーの容積よりも大きい第2の容積を有する第2のチャンバーとを有するタンクを含み、該注入口が、高圧の水源に接続され、水源からの注入口圧力において第1の量の水を受け入れる洗浄アセンブリと;第1のチャンバーと第2のチャンバーとの間に配された圧力交換機構であって、該第1のチャンバー内の第1の量の水は、第1の量よりも多い第2のチャンバー内の第2の量の水を、圧力交換機構によって第2のチャンバーからアウトレットを介して、注入口圧力よりも低い圧力で押し出す。好ましくは、高圧の水源は主管の水供給部である。
第1のチャンバー(39)の内部の注入口水圧が、第2のチャンバー(34)内の水のより低い圧力に交換されることが理解されるだろう。しかしながら、このより低い圧力は、洗浄力について重力に依存する従来のトイレ洗浄システムにおける水圧よりもまだ高い。
洗浄サイクルが完結すると(図5c)、ピストンは(59)、張力コイルばね(57)の引き戻し力によって、最初の待機位置(図5a)に戻るように促される。ピストン(59)を引き戻すことで第2のチャンバー中で生じる真空は、バルブ(35b)を開かせ、それによって、水が貯水槽(35)からタンク(34)へと流れること、および次の水洗のために第2のチャンバーを水で満たすことを可能にする。第1のチャンバーを空にし、ピストンがその元の位置に戻ることを可能にするためにピストンが引き戻されるとき、一方向弁(59a)も開き、第1のチャンバー(39)からの水が第2のチャンバー(34)に流れ込むこと可能にする。ピストン(59)が待機位置に完全に引き戻されるとき、バルブ(35b)および(59a)は閉止するだろう。貯水槽が満杯になるまで、チャンバー(58)内に閉じ込められた水は、貯水槽(35)に戻って漏れが、セレクターは、ライン(25b)から注入口(35a)を介して主管の水が貯水槽へと供給されることを可能にする。フロート(80)は、貯水槽の充填を管理する。フロートがあらかじめ設定されたレベルに達するとき、フロート(80)は、貯水槽への水の流入を止めるために、フロート弁(82)を閉止させる。1つ以上の一方向弁(35a)は、動作する通路内の水流を制御し、フロート弁の故障の場合には、オーバーフローからシステムを保護するようにも同様に制御する。図6で最もよく分かるように、そのような場合、貯水槽(35)内で加圧された水はバルブ(35a)を無理やり開け、その問題が解決するまで、水は(バッフル(37)を超えて)便器へと流れ、排水管を下って流れるように放出される。
本発明の好ましい実施形態では、システムへの注入口の水圧調整器(23’)(またはバルブ中の水圧調整器(23))は、主管の水の圧力を典型的には、本発明に従って洗浄システムを安定して動作させるのに適する、好ましい、調整された圧力(例えば1または2atm)まで5−10atm下げる。代替的に、調整された適切な圧力下の他の水源も利用することができる。
洗浄サイクルが完結すると(図17の底部ピストン)、ピストン(159)は、張力コイルばね(157)の伸長力によって、最初の待機位置戻るように促される。ピストン(159)を引き戻すことにより生じた真空によってバルブ(135b)が開き、それによって、水が貯水槽(135)から第2のチャンバー(134)へと流れること可能にする。ピストン(159)が待機位置に完全に引き戻されたとき、バルブ(135b)は閉じる。ピストンハウジング(130)内に閉じ込められた水は、より大きなチャンバー(134)に戻り漏れるが、貯水槽が満杯であることをダイヤフラムが示すまで、注入口(180)からの主管の水は制御装置を通って貯水槽へと供給される。ダイヤフラム(174)は、貯水槽の充填を管理する。水があらかじめ設定されたレベルに達するとき、ダイヤフラムは貯水槽への水の流入を止める。

Claims (15)

  1. 主管の水供給部に接続された衛生陶器であって、衛生陶器が:
    洗浄アセンブリを含み、当該洗浄アセンブリが、
    少なくとも1つの洗浄タンクであって、当該少なくとも1つの洗浄タンクが、第1の容積と、注入口と、を有する第1のチャンバー、および洗浄アウトレットと、第1のチャンバーの容積よりも大きい第2の容積と、を有する第2のチャンバーを有してなり、前記注入口が高圧の水源に接続され水源からの注入口圧力で第1の量の水を受け入れてなる少なくとも1つの洗浄タンクと、
    前記第1のチャンバーと前記第2のチャンバーとの間に配された圧力交換機構と、
    貯水槽と、を含み、
    前記第1のチャンバーが、水源から高圧で受け入れられた第1の量の水を有し、
    第1のチャンバー内の第1の量の水が、前記圧力交換機構によって、第1の量よりも多い第2のチャンバー内の第2の量の水に圧を加え、注入口圧力よりも低い圧力で、洗浄アウトレットを介して第2のチャンバーから前記第2のチャンバー内の第2の量の水を外へ押し出してなる、
    ことを特徴とする、衛生陶器。
  2. 前記高圧の水源が、主管の水供給部であることを特徴とする、請求項1に記載の衛生陶器。
  3. 前記圧力交換機構が、前記第2のチャンバー内に配されたピストンを含むことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の衛生陶器。
  4. 前記圧力交換機構が、軸によって接続された2つのロータを含むことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の衛生陶器。
  5. ハウジングと;
    前記ハウジング内に配された便器と;
    前記洗浄アウトレットから便器の上部に隣接する注入口に延びる洗浄水導管と;
    をさらに含み、
    前記洗浄アセンブリが、前記ハウジング内に配されることを特徴とする、
    請求項1から4のいずれか1つに記載の衛生陶器。
  6. 前記ハウジング内に配された2つのタンクを含むことを特徴とする、請求項1から5のいずれか1つに記載の衛生陶器。
  7. 前記便器へと水を分配する前に前記タンク内の水を暖めるための発熱体をさらに含むことを特徴とする、請求項1から6のいずれか1つに記載の衛生陶器。
  8. 洗浄量セレクターを備えた制御装置をさらに含み、当該制御装置は、マニホールド連結アームを介してマニホールドへ接続され、当該マニホールドは、より小さな容積のチャンバーおよび貯水槽へ接続され、これによって洗浄装置の全体にわたる水流の方向および量を制御することを特徴とする、請求項1から7のいずれか1つに記載の衛生陶器。
  9. マニホールドが、トランスファーチャンバーのカバーを有するトランスファーチャンバー内に配され;
    洗浄アウトレットはトランスファーチャンバーへと開き;そして
    洗浄水導管は、トランスファーチャンバーから外に延び;
    それによって、トランスファーチャンバーがチャンバーカバーによって閉止されるとき、流体連通が、洗浄アウトレットと洗浄水導管との間に生じ、それによって、洗浄水が、タンクからトランスファーチャンバーに入り、トランスファーチャンバーから外へ流れ、洗浄水導管を通って便器を洗い流すことを可能にすることを特徴とする、
    請求項8に記載の衛生陶器。
  10. ユーザーが制御装置を起動することを可能にするために、さらにユーザインターフェースを含むことを特徴とする、請求項1から9のいずれか1つに記載の衛生陶器。
  11. 洗浄アセンブリに関連する衛生陶器便器を洗浄する方法であって、当該方法が:
    高圧水供給部から前記洗浄アセンブリの少なくとも1つの洗浄タンクの第1のチャンバーまで圧力下の第1の容積の水を導く第1工程であって、前記第1のチャンバーが第1の容積を有する、第1工程を含み、
    前記方法が更に、
    前記衛生陶器の貯水槽から前記第1の容積よりも大きい第2の容積の水を前記少なくとも1つの洗浄タンクの第2のチャンバーまで導く第2工程であって、前記第1のチャンバー及び前記第2のチャンバーが、当該第1のチャンバーと前記第2のチャンバーの間に配された圧力交換機構によって分離されてなる、第2工程と、
    前記第1のチャンバー内の前記第1の容積の水から、前記第1の容積よりも大きい第2の容積の水に、前記圧力交換機構によって圧を加える第3工程と;
    便器を洗い流すために洗浄アセンブリの第2のチャンバーから、前記第2の容積の水に圧力交換機構によって付与された圧力によって、より低い圧力下で洗浄水を分配する第4工程と;
    前記洗浄アセンブリの第2のチャンバーを洗浄水で再充填する第5工程と、
    を含むことを特徴とする、方法。
  12. 前記第1工程が、主管の水供給部から前記タンクの前記第1のチャンバーに、第1の容積の水を導く工程を含み;
    前記第3工程が、第1のチャンバー内の水によって、前記タンクの第2のチャンバー内に取り付けられたピストンに圧力を加える工程を含み、前記第2のチャンバーが洗浄水を保有し、第1のチャンバーよりも大きい断面積と大きい容積を有し、前記ピストンが、第1のチャンバーと前記第2のチャンバーとの間の障壁として作用し;
    前記第4工程が、便器を洗い流すために、洗浄水をより低い圧力下で、前記タンクの前記第2のチャンバーから、洗浄アウトレットを介して前記便器へと分配する工程を含む、
    ことを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  13. 前記第5工程が、前記貯水槽から、前記貯水槽と前記タンクの前記第2のチャンバーとの間に配された一方向弁を介して水を吸引する工程を含むことを特徴とする、請求項11または請求項12に記載の方法。
  14. 高圧水供給部からの水を、制御装置に流入させる工程と;
    1つのタンク、両方のタンク、または前記貯水槽から選択される複数のあらかじめ規定された流路の1つに水流を導くために、前記制御装置からの水をセレクターとマニホールドに通過させる、工程と、
    をさらに含むことを特徴とする、請求項11乃至13のいずれか1つに記載の方法。
  15. 前記制御装置のユーザインターフェースを作動させることによって、選択された量の水の洗浄を開始する工程をさらに含むことを特徴とする、請求項14に記載の方法。
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