JP2018518419A - 引圧荷重に強い構造を有するスクリーンドア - Google Patents
引圧荷重に強い構造を有するスクリーンドア Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018518419A JP2018518419A JP2017567141A JP2017567141A JP2018518419A JP 2018518419 A JP2018518419 A JP 2018518419A JP 2017567141 A JP2017567141 A JP 2017567141A JP 2017567141 A JP2017567141 A JP 2017567141A JP 2018518419 A JP2018518419 A JP 2018518419A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door leaf
- screen
- axis direction
- reinforcing portion
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B61—RAILWAYS
- B61B—RAILWAY SYSTEMS; EQUIPMENT THEREFOR NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B61B1/00—General arrangement of stations, platforms, or sidings; Railway networks; Rail vehicle marshalling systems
- B61B1/02—General arrangement of stations and platforms including protection devices for the passengers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
Abstract
y軸の方向に延長された一組の垂直フレームと、前記一組の垂直フレームに沿って垂直移動するように設置された上側ドアリーフ及び下側ドアリーフと、を含むスクリーンドア装置であって、前記上側ドアリーフは、x‐y平面に配置された上側スクリーン部と、前記上側スクリーン部からz軸の方向に突出しており、x軸の方向に沿って延長されている上側補強部と、を含むスクリーンドア装置を開示する。
Description
本発明は、引圧荷重に強い構造を有するスクリーンドアに関する。
既存に公開されているロープ式(rope‐type)のプラットホームスクリーンドア(RPSD;Rope‐type Platform Screen Door)の場合、スクリーンドアのドアリーフ(door leaf)がワイヤロープ(wire rope)で構成されている。このようなワイヤロープは、ワイヤロープの間に乗客の手や傘などが侵犯する恐れがあり、危険要素が残存していて線路と乗り場を完璧に遮断することができないという短所がある。
このような問題点を改善するため、強化プラスチック、または強化ガラスのような板形の素材を使用する既存のPSD(Platform Screen Door)のような硬質材料(hard material)を適用し、線路と乗り場を完璧に遮断する研究が持続的に進められてきた。
しかし、硬質材料を適用するためには個人、または群集によって、スクリーンドアのドアリーフに加えられる水平方向の力である引圧荷重についての引圧荷重条件を満たさなければならない。しかし、引圧荷重条件を満たさせるためには硬質材料の水平方向の幅を広げなければならなく、その結果、重さが重くなり、万が一引圧荷重条件を満たせない場合は、硬質材料がしなったり、ぐらつく問題点がある。
本発明では、軽いながらも引圧荷重に強い構造を有するスクリーンドアを提供しようとする。
本発明の一観点により提供されるスクリーンドア装置は、y軸の方向に延長された一組の垂直フレームと、前記一組の垂直フレームに沿って垂直移動するように設置された上側ドアリーフ及び下側ドアリーフと、を含む。前記上側ドアリーフは、x‐y平面に配置された上側スクリーン部と、前記上側スクリーン部からz軸の方向に突出しており、x軸の方向に沿って延長されている上側補強部と、を含む。
この時、前記下側ドアリーフは、x‐y平面に配置された下側スクリーン部と、前記下側スクリーン部から前記z軸の方向に突出しており、x軸の方向に沿って延長されている下側補強部と、を含み得る。
この時、前記スクリーンドア装置が閉じた時は、前記下側ドアリーフが前記上側ドアリーフより下側に位置し、前記スクリーンドア装置が開いた時は、前記下側ドアリーフが前記上側ドアリーフに重なるようにできている。
この時、前記スクリーンドア装置が閉じた状態で、前記上側ドアリーフに対し前記z軸の方向に力が加えられた時、前記の力が前記下側補強部を介し、分散されるようにできている。
この時、前記上側ドアリーフは、前記上側スクリーン部に対し固定配置されており、y軸の方向に延長されているレールを更に含み、前記下側ドアリーフは、前記レールに結合し前記レールに沿ってガイドされるレール結合部を更に含み得る。
この時、前記上側補強部は前記上側スクリーン部の上部から突出しており、前記下側補強部は前記下側スクリーン部の上部から突出しており、前記上側ドアリーフは、前記上側スクリーン部の下部から前記z軸の方向に突出しており、前記x軸の方向に沿って延長されている第2上側補強部を更に含み、前記下側ドアリーフは、前記下側スクリーン部の下部から前記z軸の方向に突出しており、前記xの方向に沿って延長されている第2下側補強部を更に含み得る。
この時、前記スクリーンドア装置が閉じた時、前記下側補強部は前記第2上側補強部に重なるようにできており、前記上側ドアリーフにz軸の方向に力が加えられた時、前記の力が前記第2上側補強部を介し、前記下側補強部に分散されるようにできている。
この時、前記スクリーンドア装置が閉じた時、前記上側ドアリーフにz軸の方向に力が加えられた場合、前記の力が前記下側ドアリーフに分散されるように、前記上側ドアリーフの下端部が前記下側ドアリーフの上端部に接触するようにできている。
前記上側補強部と前記下側補強部は、それぞれ図8乃至図12を介し説明した第1上側補強部、及び第1下側補強部であり得る。
本発明によると、引圧によるドアリーフのしなりやぐらつきを防止することができる軽いスクリーンドアを提供することができる。
以下、本発明の実施例を添付した図面を参考に説明する。しかし、本発明は本明細書において説明する実施例に限定されず、様々な他の形態で具現され得る。本明細書において使用される用語は実施例の理解を助けるためのものであり、本発明の範囲を限定しようと意図されたものではない。また、以下で使用される単数の形態は語句がこれと明白に反対の意味を表さない限り、複数の形態も含む。
図1及び図2は、一実施例によるスクリーンドア100の外観構造を簡略化した図である。図1は上側ドアリーフ1、及び下側ドアリーフ2が閉められている状態を表し、図2は上側ドアリーフ1、及び下側ドアリーフ2が開いた状態を表す。
図1及び図2に図示した通り、一実施例によるスクリーンドア100は上下に開閉される上側ドアリーフ1、及び下側ドアリーフを含み得る。一実施例において、上側ドアリーフ1、及び下側ドアリーフ2はプレート型部材からできていてもよい。
そして、スクリーンドア100は、垂直方向に延長され地面上に固定設置されている左側垂直フレーム501と右側垂直フレーム502、及び左側垂直フレーム501の上端と右側垂直フレーム502の上端を互いに連結する水平フレーム503を更に含み得る。上側ドアリーフ1と下側ドアリーフ2の左側と右側は、それぞれ左側垂直フレーム501と右側垂直フレーム502に結合され得る。
この時、上側ドアリーフ1と下側ドアリーフ2が全て閉まっている状態では、図1に図示した通り、下側ドアリーフ2が上側ドアリーフ1より下位に位置し、上側ドアリーフ1と下側ドアリーフ2が互いに重ならないようにできている。
そして、上側ドアリーフ1と下側ドアリーフ2が全て開いた状態では、図2に図示した通り、上側ドアリーフ1と下側ドアリーフ2が互いに重なるようにできている。
以下、図3乃至図6を一緒に参照し、一実施例によるスクリーンドア100を更に詳しく説明する。
図3及び図4は、一実施例によるスクリーンドア100の具体的な内部構造を説明するための図面である。図3は上側ドアリーフ1、及び下側ドアリーフ2が閉められている状態を表し、図4は上側ドアリーフ1、及び下側ドアリーフ2が開いている状態を表す。
図5及び図6は、一実施例によるスクリーンドア100において、上側ドアリーフ1と下側ドアリーフ2の相互配置関係を説明するための図面である。
上側ドアリーフ1は、x‐y平面に配置された上側スクリーン部13、及び上側スクリーン部13の左右両端に固定連結されている上端‐装着部101、102を含み得る。
下側ドアリーフ2は、x‐y平面に配置された下側スクリーン部23、及び下側スクリーン部23の左右両端に固定連結されている下端‐装着部201、202を含み得る。
各垂直フレーム501、502には、上下方向に延長されており、各垂直フレーム501、502に回転可能に設置されたスクリュー311、312が提供されていてもよい。
この時、左側垂直フレーム501、及び右側垂直フレーム502の第2部分(例えば、下端部)にはそれぞれスクリュー311、312を回転させるようにスクリュー311、312の下端部に連結されている回転モーター301、302が設置されていてもよい。
そして、左側垂直フレーム501と右側垂直フレーム502の第1部分(例えば、上端部)にはそれぞれスクリュー311、312を支持するようにできているスクリュー結合部321、322が設置されていてもよい。スクリュー結合部321、322にはベアリングのような部品が含まれていてもよい。
即ち、左側垂直フレーム501の上端部には左側スクリュー311を支持するための左側スクリュー結合部321が設置されており、左側垂直フレーム501の下端部には左側回転モーター301が設置されており、左側スクリュー311は左側回転モーター301によって回転することができるように左側回転モーター301の一側に垂直方向に延長された状態で結合されていてもよい。
そして、右側垂直フレーム502の上端部には右側スクリュー312を支持するための右側スクリュー結合部322が設置されており、右側垂直フレーム502の下端部には右側回転モーター302が設置されており、右側スクリュー312は右側回転モーター302によって回転することができるように右側回転モーター302の一側に垂直方向に延長された状態で結合されていてもよい。
そして、右側垂直フレーム502の上端部には右側スクリュー312を支持するための右側スクリュー結合部322が設置されており、右側垂直フレーム502の下端部には右側回転モーター302が設置されており、右側スクリュー312は右側回転モーター302によって回転することができるように右側回転モーター302の一側に垂直方向に延長された状態で結合されていてもよい。
従って、回転モーター301、302が回転すると、スクリュー311、312は垂直フレーム501、502に対し一定の位置を維持しながら回転運動をすることができる。
回転モーター301、302は図示されなかった別途の制御部に連結されていてもよく、前記制御部により互いに同期化され動作し得る。
スクリュー311、312の一部分には垂直可動部41、42が移動可能に結合されていてもよい。垂直可動部41、42はスクリュー311、312が回転することによって、スクリュー311、312の延長方向に沿って移動することができるようにできている。このため、垂直可動部41、42にはスクリュー311、312のネジ山に結合された突出部が形成されていてもよい。
一方、上端レール121、122と下端レール221、222が左側垂直フレーム501、及び右側垂直フレーム502に固定され結合されていてもよい。下端レール221、222は上端レール121、122より垂直方向に更に長くてもよい。
各上端レール121、122には上端移動部111、112が上下にガイドされ移動可能に結合されていてもよい。このため、上端移動部111、112は上端レール121、122に対し滑り運動をするように結合されているか、または、上端移動部111、112はベアリングによって上端レール121、122に結合されていてもよい。
そして、各下端レール221、222には下端移動部211、212が上下にガイドされ移動可能に結合されていてもよい。このため、下端移動部211、212は下端レール221、222に対し滑り運動をするように結合されていたり、または、下端移動部211、212はベアリングによって下端レール221、222に結合されていてもよい。
この時、上端移動部111、112には上側ドアリーフ1の左右両端に位置した上端‐装着部101、102がそれぞれ固定され設置され得る。従って、上側ドアリーフ1は上端レール121、122に沿って移動することができる。
そして、下端移動部211、212には下側ドアリーフ2の左右両端に位置した下端‐装着部201、202がそれぞれ固定され設置され得る。従って、下側ドアリーフ2は下端レール221、222に沿って移動することができる。
この時、垂直可動部41、42には下端移動部211、212が結合されていてもよい。従って、垂直可動部41、42が垂直方向に移動すると、下端移動部211、212も垂直方向に一緒に移動することとなる。
結果として、回転モーター301、302が回転するとスクリュー311、312が回転するようになり、スクリュー311、312が回転すると垂直可動部41,42が垂直方向に移動することとなり、垂直可動部41、42が垂直方向に移動すると、ここに連結された下端移動部211、212、及び下側ドアリーフ2が垂直方向に移動することとなる。
図7を介し後述する通り、一実施例において下側ドアリーフ2は上側ドアリーフ1に所定の方式で結合されている。そして、下側ドアリーフ2が垂直方向に移動する時、上側ドアリーフ1は下側ドアリーフ2に比べ小さい速度で垂直方向に移動することができる。
図7は図3乃至図6に表した上端‐装着部101、102、及び下端‐装着部201、202が互いに結合される構造、及び上側ドアリーフ1が下側ドアリーフ2によって力を受け移動する原理を説明するための図面である。
図7に図示した通り、上端‐装着部101、102の上端部と下端部にはそれぞれ滑車131、132のための滑車軸141、142が形成されている。一組の滑車131、132は一組の滑車軸141、142に回転可能に結合されていてもよい。そして、一組の滑車131、132の外周面に接触しベルト140が結合されていてもよい。
この時、下端‐装着部201、202の一地点には第1結合部51が形成されており、第1結合部51はベルト140の一部分(第2結合部)52に固定され結合され得る。
以下、上端‐装着部101、102と下端‐装着部201、202の運動原理を説明する。
回転モーター301、302の駆動によってスクリュー311、312が回転すると、スクリュー311、312に移動可能に結合されている垂直可動部41、42が上下方向に移動することができるようにできている。
この時、垂直可動部41、42には下端移動部211、212がそれぞれ固定結合されており、下端移動部211、212には下端‐装着部201、202がそれぞれ固定結合されており、下端‐装着部201、202の第1結合部51にはベルト52の一部分52が固定結合されているため、滑車131、132を介し、ベルト52と結合されている上端‐装着部101、102も下端‐装着部201、202と同一の方向に移動することができるようにできている。即ち、下側ドアリーフ2が上下方向に移動することによって、上側ドアリーフ1も同一の方向に移動することができるようにできている。
一方、従来のRPSDの場合、スクリーンドアのドアリーフがワイヤロープで構成されている。ワイヤロープで構成されている場合、ワイヤロープの間に乗客の手や傘などが侵犯する恐れがあり、危険要素が残存しているため、線路と乗り場を完璧に遮断することができないという短所がある。
このような問題点を改善するために、従来のPSDのような硬質材料をスクリーンドアに適用し、線路と乗り場を完璧に遮断する研究が持続的に進められてきた。しかし、硬質材料を適用するためにはRPSD構造解析条件である引圧荷重、例えば100kgf条件を満たさなければならないが、軽量の重さを維持しながらこれを満たさせるのは難しい。その結果、乗り場のプラットホームや地下鉄の中にたくさんの人が分布している場合、人々がスクリーンドアのドアリーフに圧力をかける行為などによってドアリーフがしなったり、ぐらつくという問題点がある。
本発明の一実施例によると、引圧荷重に耐えることができるスクリーンドアを提供することができる。
以下、図8乃至図10を一緒に参照し、本発明の一実施例によるスクリーンドア200について説明する。
図8は、本発明の一実施例によるスクリーンドア200の外観構造を簡略化した図面である。
図9は、図8に図示した上側ドアリーフ3、及び下側ドアリーフ4を詳しく説明するための図面である。
図10は、図8に図示した上側ドアリーフ3、及び下側ドアリーフ4の結合構造を説明するための側断面図である。
本発明の一実施例によるスクリーンドア200は上下に開閉される上側ドアリーフ3、及び下側ドアリーフ4、左側垂直フレーム501、右側垂直フレーム502、及び水平フレーム503を含み得る。この時、左側垂直フレーム501、右側垂直フレーム502、及び水平フレーム503の具体的な構成要素、構造、及び駆動方法は、図1乃至図7において説明した一実施例と同一に具現され得る。
上側ドアリーフ3は、x‐y平面に配置された上側スクリーン部13、上側スクリーン部13の上端に固定されており、+z方向に突出し、x軸の方向に沿って延長された第1上側補強部11、上側スクリーン部13の下端に固定されており、+z方向に突出しx軸の方向に沿って延長された第2上側補強部12、及びy軸の方向に延長されている一個以上のレール15を含み得る。
そして、1個以上のレール15はy軸の方向に延長されており、上側スクリーン部13に対し、第1上側補強部11と第2上側補強部12上に固定配置されていてもよい。
他の変形された実施例において、1個以上のレール15は第1上側補強部11と第2上側補強部12ではない上側スクリーン部13の他の地点に連結されていてもよい。
この時、一個以上のレール15が複数個提供される場合、レール15は互いに一定間隔を維持し配置されていてもよい。
下側ドアリーフ4は、x‐y平面に配置された下側スクリーン部23、下側スクリーン部23の上端に固定されており、+z方向に突出しx軸の方向に沿って延長された第1下側補強部21、下側スクリーン部23の下端に固定されており、+z方向に突出しx軸の方向に沿って延長された第2下側補強部22、及び第1下側補強部21の上端に結合されている一個以上のレール結合部25を含み得る。
他の変形された実施例において、第2下側補強部22は−z方向に突出していてもよい。
他の変形された実施例において、第1下側補強部21は−z方向に突出していてもよい。この場合、上側スクリーン部13と下側スクリーン部23間のz方向距離は、図10に図示したものより増加するという点を理解することができる。
一個以上のレール結合部25は、上側ドアリーフ3に設置されているレール15に沿ってガイドされるようにレール15に移動可能に結合されていてもよい。
一実施例において、レール結合部25は第1下側補強部21に固定結合されているものであってもよい。
この時、本発明の一実施例において、上側スクリーン部13、及び下側スクリーン部14はプレート型部材のような部材からできていてもよい。前記プレート型部材は強化ガラス、強化合成樹脂、または布からできていてもよい。しかし、本発明の範囲はここに制限されず、本発明の変形された実施例では上側スクリーン部13、及び/または下側スクリーン部14は、補強部11、12、21、22が設置されることができる構造を有するフレーム、及びフレームに設置されたロープ型部材からできていてもよい。
この時、一実施例において説明した通り、回転モーター301、302の駆動によりスクリュー311、312が回転すると、スクリュー311、312に移動可能に結合されている垂直可動部41、42が上下方向に移動することができるようにできている。この時、下側ドアリーフ4は上側ドアリーフ3に設置されているレール15に沿って上下方向に移動することができるようにできている。
一方、上側ドアリーフ3、及び下側ドアリーフ4が全て閉じた状態で、上側ドアリーフ3に対し前記+z軸の方向に力が加えられた時、前記の力は第1上側補強部11、及び第2上側補強部12を介し分散され得る。また、第2上側補強部12は第1下側補強部21にレール結合部25を介し力を伝達することができる。従って、前記の力が第1下側補強部21を介し分散されるようにできている。
上述した引圧荷重が上側ドアリーフ3に加えられる場合、前記の加えられた引圧荷重は第1下側補強部21、及び第1下側補強部21に連結された下側スクリーン部23、及び第2下側補強部22に分散され得るため、引圧荷重を効果的に分散することができるという長所がある。
図11及び図12は、それぞれ図9及び図10に表したドアリーフの構造を変形した変形例を表す。
図11及び図12において、参照番号603、604、611、612、613 621、622、623で指示された構成要素はそれぞれ、図9及び図7において参照番号3、4、11、12、13、21、22、23で指示された構成要素に対応する。
図11及び図12においては、図9、及び7に図示されたレール15、及びレール結合部25の構成要素が除去されている。
図11及び図12の例では、上側ドアリーフ603、及び下側ドアリーフ604が全て閉じた状態で、第1下側補強部621が第2上側補強部612と互いに重なることとなる。この時、第1下側補強部621の−z側の端部と、第2上側補強部612の+z側の端部は互いに対応する形状を成し得る。
以上の構成によると、上側ドアリーフ603に+z側の方向に力が加えられた時、この力は第2上側補強部612を介し、第1下側補強部621に伝達され分散され得る。その結果、上側ドアリーフ603の+z側の方向のしなり現象が緩和され得る。
図11及び図12の構成において、下側ドアリーフ604が垂直方向に移動する時、下側スクリーン部623の−z側の方向の一面が第2上側補強部612に届かないように、第1下側補強部621は下側スクリーン部623の前記一面に対し−z軸の方向に更に突き出ていてもよい。即ち、下側スクリーン部623の−z側の方向の一面は第1下側補強部621の‐z軸の方向の一端部より更に+z側に配置されていてもよい。
図12において、第2上側補強部612の+z側の端部と第1下側補強部621の−z側の端部が互いに離隔されたものとして図示されているが、これは第2上側補強部612と第1下側補強部621を互いに区分し表示するため便宜上図示したものである。最適の実施例ではスクリーンドアが閉じた状態で第2上側補強部612の+z側の端部と第1下側補強部621の−z側の端部が互いに相接していてもよい。
また、第2上側補強部612の+z側の端部は、下側に行く程+z方向に更に突出するようにできている形状を有することができ、第1下側補強部621の−z側の端部は上側に行く程−z方向に更に突出するようにできている形状を有することができる。こうすると、第1下側補強部621に第2上側補強部612がかかることとなる。従って、下側ドアリーフ603が過度に下側に下がることを防ぐことができる。
上述した本発明の実施例において、基本的に上側ドアリーフ3、603に+z側の方向に力が加えられた時、上側ドアリーフ3、603の+z側の方向のしなり現象が緩和される効果は、上側ドアリーフ3、603の上端、または下端に設置された補強部11、12、611、612がz方向に突出しているためである。そして、下側ドアリーフ4、604に設置された補強部21、22、621、622により前記の力が分散され得るということから、前記のしなり現象は更に緩和することができる。
<駆動装置の変形された実施例>
一方、大韓民国特許公開番号10‐2015‐0138830(2015.12.10)には図4には、閉じる場合垂直方向に互いに離隔されており、開く場合垂直方向に互いに重なった状態を有する「上部‐スクリーンドア」と「下側‐スクリーンドア」に関する構成が公開されている。この時、前記「上部‐スクリーンドア」と前記「下側‐スクリーンドア」はそれぞれ、本明細書に公開した発明の「上側ドアリーフ」及び「下側ドアリーフ」に対応する概念である。
本明細書の図7では「上側ドアリーフ」が「下側ドアリーフ」より更に遅く移動するように作る構成の一例を説明した。しかし、このような構成は大韓民国特許公開番号10‐2015‐0138830(2015.12.10)の図4に説明された構成を利用し変形され得る。
即ち、大韓民国特許公開番号10‐2015‐0138830(2015.12.10)の図3及び図4では「上部‐スクリーンドア」と「下側‐スクリーンドア」がそれぞれ互いに区別される可動部である「上部‐垂直可動部」及び「下部‐垂直可動部」に連結されており、前記「下部‐垂直可動部」は「ボールねじ」により駆動される。そして、前記「上部‐垂直可動部」は前記「ボールねじ」に連結された「動力伝達ギアアセンブリ」を介し、前記「ボールねじ」から動力を伝達される「連結部材」により駆動される。ここで前記「ボールねじ」は本明細書の「左側スクリュー311」または「右側スクリュー312」に対応する概念として見做すことができる。
本明細書に公開されたスクリーンドア装置の駆動部を、大韓民国特許公開番号10‐2015‐0138830(2015.12.10)の図4に公開された構成を利用し変形することができる。即ち、本明細書に説明された「下側ドアリーフ」は前記「ボールねじ」により上下方向に駆動され得る。しかし、本明細書の「上側ドアリーフ」は前記「ボールねじ」に連結された「動力伝達ギアアセンブリ」を介し、前記「ボールねじ」から動力を伝達される「連結部材」により上下方向に駆動され得る。この時、前記「連結部材」は前記「ボールねじ」と同一のタイプの部材である「第2ボールねじ」であってもよい。そして、前記「ボールねじ」の下端部は回転モーターに直接連結され回転され得る。この時、前記「ボールねじ」と前記「第2ボールねじ」の回転比率を調節することで「下側ドアリーフ」と「上側ドアリーフ」の相対的な移動速度を制御することができる。また、前記「動力伝達ギアアセンブリ」のギア比の構成を調節することで「下側ドアリーフ」と「上側ドアリーフ」の相対的な移動速度を制御することもできる。ここで、実施例に従って、前記「ボールねじ」は前記「第2ボールねじ」より長かったり短く作ることができる。前記「ボールねじ」は前記「第2ボールねじ」のうち、より長いスクリューに連結されたドアリーフの移動速度が、より短いスクリューに連結されたドアリーフの移動速度より更に速くなるように構成することができる。
上述した理由のため、大韓民国特許公開番号10‐2015‐0138830(2015.12.10)に公開された構成は、本明細書に参照として含まれるものとして理解することができる。
一方、本発明書の特許請求範囲において提示する「引圧荷重に強い構造を有するスクリーンドア」の思想は、上述した動力伝達構造の具体的な実施例のような多様な構造全てに対し適用され得ることを理解することができる。
本明細書において「スクリーンドア」は「スクリーンドア装置」または「プラットホームスクリーンドア」と称され得る。
上述した本発明の実施例を利用し、本発明の技術分野に属する者は、本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲内に、多様な変更及び修正を容易に実施することができるだろう。特許請求範囲の各請求項の内容は、本明細書を介し理解することができる範囲内で引用関係が無い他の請求項に結合され得る。
100、200:スクリーンドア
1、3、603:上側ドアリーフ
2、4、604:下側ドアリーフ
11、611:第1上側補強部
12、612:第2上側補強部
13、613:上側スクリーン部
15:レール
21、621:第1下側補強部
22、622:第2下側補強部
23、623:下側スクリーン部
25:レール結合部
41:左側垂直可動部
42:右側垂直可動部
51:第1結合部
52:第2結合部
101:左側上端‐装着部
102:右側上端‐装着部
111:左側上端移動部
112:右側上端移動部
121:左側上端レール
122:右側上端レール
131:上側滑車
132:下側滑車
140:ベルト
141:上側回転軸
142:下側回転軸
201:左側下端‐装着部
202:右側下端‐装着部
211:左側下端移動部
212:右側下端移動部
221:左側下端レール
222:右側下端レール
301:左側回転モーター
302:右側回転モーター
311:左側スクリュー
312:右側スクリュー
321:左側スクリュー結合部
322:右側スクリュー結合部
501:左側垂直フレーム
502:右側垂直フレーム
503:水平フレーム
1、3、603:上側ドアリーフ
2、4、604:下側ドアリーフ
11、611:第1上側補強部
12、612:第2上側補強部
13、613:上側スクリーン部
15:レール
21、621:第1下側補強部
22、622:第2下側補強部
23、623:下側スクリーン部
25:レール結合部
41:左側垂直可動部
42:右側垂直可動部
51:第1結合部
52:第2結合部
101:左側上端‐装着部
102:右側上端‐装着部
111:左側上端移動部
112:右側上端移動部
121:左側上端レール
122:右側上端レール
131:上側滑車
132:下側滑車
140:ベルト
141:上側回転軸
142:下側回転軸
201:左側下端‐装着部
202:右側下端‐装着部
211:左側下端移動部
212:右側下端移動部
221:左側下端レール
222:右側下端レール
301:左側回転モーター
302:右側回転モーター
311:左側スクリュー
312:右側スクリュー
321:左側スクリュー結合部
322:右側スクリュー結合部
501:左側垂直フレーム
502:右側垂直フレーム
503:水平フレーム
Claims (8)
- y軸の方向に延長された一組の垂直フレームと、前記一組の垂直フレームに沿って垂直移動するように設置された上側ドアリーフ及び下側ドアリーフと、を含むスクリーンドア装置であって、
前記上側ドアリーフは、x‐y平面に配置された上側スクリーン部と、前記上側スクリーン部からz軸の方向に突出しており、x軸の方向に沿って延長されている上側補強部と、を含む、
スクリーンドア装置。 - 前記下側ドアリーフは、x‐y平面に配置された下側スクリーン部と、前記下側スクリーン部から前記z軸の方向に突出しており、x軸の方向に沿って延長されている下側補強部と、を含む、請求項1に記載のスクリーンドア装置。
- 前記スクリーンドア装置が閉じた時は、前記下側ドアリーフが前記上側ドアリーフより下側に位置し、前記スクリーンドア装置が開いた時は、前記下側ドアリーフが前記上側ドアリーフに重なるようにできている、請求項1に記載のスクリーンドア装置。
- 前記スクリーンドア装置が閉じた状態で、前記上側ドアリーフに対し前記z軸の方向に力が加えられた時、前記の力が前記下側補強部を介し分散されるようにできていることを特徴とする、請求項2に記載のスクリーンドア装置。
- 前記上側ドアリーフは、前記上側スクリーン部に対し固定配置されており、y軸の方向に延長されているレールを更に含み、
前記下側ドアリーフは、前記レールに結合し前記レールに沿ってガイドされるレール結合部を更に含む、
請求項1に記載のスクリーンドア装置。 - 前記上側補強部は前記上側スクリーン部の上部から突出しており、
前記下側補強部は前記下側スクリーン部の上部から突出しており、
前記上側ドアリーフは、前記上側スクリーン部の下部から前記z軸の方向に突出しており、前記x軸の方向に沿って延長されている第2上側補強部を更に含み、
前記下側ドアリーフは、前記下側スクリーン部の下部から前記z軸の方向に突出しており前記x軸の方向に沿って延長されている第2下側補強部を更に含む、
請求項2に記載のスクリーンドア装置。 - 前記スクリーンドア装置が閉じた時、前記下側補強部は前記第2上側補強部に重なるようにできており、
前記上側ドアリーフにz軸の方向に力が加えられた時、前記の力が前記第2上側補強部を介し、前記下側補強部に分散されるようにできている、
請求項6に記載のスクリーンドア装置。 - 前記スクリーンドア装置が閉じた時、
前記上側ドアリーフにz軸の方向に力が加えられた場合、前記の力が前記下側ドアリーフに分散されるように、前記上側ドアリーフの下端部が前記下側ドアリーフの上端部に接触するようにできている、請求項1に記載のスクリーンドア装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1020150089258A KR101931796B1 (ko) | 2015-06-23 | 2015-06-23 | 인압하중에 강한 구조를 갖는 스크린도어 |
KR10-2015-0089258 | 2015-06-23 | ||
PCT/KR2016/006626 WO2016208966A1 (ko) | 2015-06-23 | 2016-06-22 | 인압하중에 강한 구조를 갖는 스크린도어 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018518419A true JP2018518419A (ja) | 2018-07-12 |
Family
ID=57585810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017567141A Pending JP2018518419A (ja) | 2015-06-23 | 2016-06-22 | 引圧荷重に強い構造を有するスクリーンドア |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP3315376A1 (ja) |
JP (1) | JP2018518419A (ja) |
KR (1) | KR101931796B1 (ja) |
WO (1) | WO2016208966A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112065254A (zh) * | 2020-09-12 | 2020-12-11 | 安徽和邦纺织科技有限公司 | 一种组装纱门 |
KR20240052249A (ko) * | 2022-10-14 | 2024-04-23 | 주식회사 에스케이디 하이테크 | 전동차 플랫폼 안전장치 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100973978B1 (ko) * | 2007-10-08 | 2010-08-05 | 대덕피에스텍 (주) | 플랫폼 스크린도어용 조립식 비상문장치 |
KR100839484B1 (ko) * | 2007-12-11 | 2008-06-19 | 주식회사 디유에이엔아이 | 스크린도어용 조립식 수직포스트 |
KR101344995B1 (ko) * | 2011-03-01 | 2013-12-24 | 한성무 | 전동차 플랫폼 안전장치 |
JP5797141B2 (ja) * | 2012-03-21 | 2015-10-21 | 近畿車輌株式会社 | ホームドア装置 |
KR20140002933A (ko) * | 2012-06-28 | 2014-01-09 | 인제대학교 산학협력단 | 탄소나노튜브를 이용한 미세 방전 가공장치 |
-
2015
- 2015-06-23 KR KR1020150089258A patent/KR101931796B1/ko active IP Right Grant
-
2016
- 2016-06-22 JP JP2017567141A patent/JP2018518419A/ja active Pending
- 2016-06-22 EP EP16814679.3A patent/EP3315376A1/en not_active Withdrawn
- 2016-06-22 WO PCT/KR2016/006626 patent/WO2016208966A1/ko active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR101931796B1 (ko) | 2018-12-21 |
EP3315376A1 (en) | 2018-05-02 |
WO2016208966A1 (ko) | 2016-12-29 |
KR20170000250A (ko) | 2017-01-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN2926325Y (zh) | 工程机械的驾驶室 | |
CN104590980B (zh) | 带有保持组件的电梯同步门刀装置 | |
JP2018518419A (ja) | 引圧荷重に強い構造を有するスクリーンドア | |
KR200393895Y1 (ko) | 배튼 승강 장치의 로프 가이드 로울러 높이 조절 장치 | |
TWI697609B (zh) | 分割門構造 | |
TW201247458A (en) | Platform door device | |
CN203640555U (zh) | 一种折叠门 | |
CN108953894A (zh) | 一种教学用电子显示屏旋转调节装置 | |
CN100580214C (zh) | 工程机械的驾驶室 | |
CN102041950B (zh) | 一种车库门 | |
CN101469595A (zh) | 地铁屏蔽多扇错位活动门 | |
CN106882327B (zh) | 一种便于开闭移门的安全型船舶驾驶室结构 | |
KR101776219B1 (ko) | 랙-피니언 동력전달구조를 갖는 수직개폐형 스크린도어 장치 | |
CN105113936A (zh) | 应用于坡面的折叠门 | |
CN201914819U (zh) | 电梯轿门的驱动装置 | |
CN204508527U (zh) | 带有保持组件的电梯同步门刀装置 | |
KR102046460B1 (ko) | 두 가지 동작모드를 갖는 다단 플랫폼 스크린 도어 | |
JP5878599B1 (ja) | 三重引戸 | |
CN201024819Y (zh) | 一种大型电控门 | |
JP6013560B1 (ja) | 手摺りベルト及びそれを用いた乗客コンベア | |
CN218116255U (zh) | 一种道闸 | |
KR20100072153A (ko) | 도어 개폐 작동 장치 및 도어 개폐 장치 | |
CN208406060U (zh) | 游乐设备座舱结构 | |
CN105774489B (zh) | 一种车窗卷帘驱动装置及其使用方法 | |
CN206590748U (zh) | 乘客传送装置 |