JP2018515514A5 - - Google Patents

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JP2018515514A5
JP2018515514A5 JP2017558660A JP2017558660A JP2018515514A5 JP 2018515514 A5 JP2018515514 A5 JP 2018515514A5 JP 2017558660 A JP2017558660 A JP 2017558660A JP 2017558660 A JP2017558660 A JP 2017558660A JP 2018515514 A5 JP2018515514 A5 JP 2018515514A5
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均等物
本明細書に開示される代表的な実施例は、本発明の例示の一助となることを意図するものであり、本発明の範囲を限定することを意図せず、そう解釈されるべきでもない。実際、本明細書に示され、記載されるものに加えて、本発明の種々の変更及びこれらのさらに多くの実施形態が、本明細書に含まれる実施例ならびに本明細書に引用される科学文献及び特許文献への参照を含む本明細書の全内容から、当業者にとって明白になるであろう。これらの実施例は、本発明を種々の実施形態及びこれらの均等物において実践するように適合され得る、重要な追加的情報、例証、及び指針を含む。
本発明の実施形態の例として、以下の項目が挙げられる。
(項目1)
式Iの化合物であって、
Figure 2018515514

式中、
Aは、
Figure 2018515514

から選択され、
は、N及びCR から選択され、
は、N及びCR から選択され、
は、N及びCR から選択され、
は、NR 、O、及びCR から選択され、
は、H、アシル、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アリールオキシ、アルコキシカルボニル、アミド、アミノ、カルボネート、カルバメート、カルボニル、カルボキシル、エステル、ハロ、CN、NO 、ヒドロキシ、ホスフェート、ホスホネート、ホスフィネート、ホスフィンオキシド、メルカプト、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、チオカルボニル、スルホニル、スルホンアミジル、スルホキシル、スルホネート、尿素、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、及びヘテロアリールから選択され、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており、
、R 、R 、及びR の各々は、独立して、H、アルキル、アルコキシ、ハロ、CN、及びNO から選択され、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており、
は、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、−NR 10 11 、−OR 11 、及び−SR 11 から選択され、これらの各々が独立して0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されているか、あるいは、R が−NR 10 11 である場合、R 10 及びR 11 は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、ヘテロシクリルまたはヘテロアリール基を形成することができ、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており、
及びR は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、またはヘテロアリール基を形成することができ、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており、
は、H、アシル、アルキル、アミノ、ハロ、CN、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールから選択され、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており、
各R は、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アミド、アミノ、カルボニル、エステル、ハロ、CN、及びNO から選択され、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており、任意の2つの隣接するR 基は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、またはヘテロアリール環を形成することができ、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており
は、H、アシル、アルキル、カルボニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールから選択され、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており、
各R 10 及びR 11 は、独立して、H、アシル、アルキル、カルボニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールから選択され、これらの各々が独立して0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており、
各R 12 は、独立して、アシル、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アリールオキシ、アルコキシカルボニル、アミド、アミノ、カルボネート、カルバメート、カルボニル、エステル、ハロ、CN、NO 、ヒドロキシ、ホスフェート、ホスホネート、ホスフィネート、ホスフィンオキシド、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、チオカルボニル、スルホニル、スルホンアミジル、スルホキシル、スルホネート、尿素、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールから選択される、前記化合物、またはその薬学的に許容される形態。
(項目2)
Aは、
Figure 2018515514

から選択され、
は、N及びCR から選択され、
は、N及びCR から選択され、
は、N及びCR から選択され、
は、NR 、O、及びCR から選択され、
各R は、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、CN、及びヒドロキシから選択され、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており、
、R 、R 、及びR の各々は、独立して、H、アルキル、アルコキシ、ハロ、CN、及びNO から選択され、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており、
は、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、−NR 10 11 、−OR 11 、及び−SR 11 から選択され、これらの各々が独立して0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されているか、あるいは、R が−NR 10 11 である場合、R 10 及びR 11 は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、ヘテロシクリルまたはヘテロアリール基を形成することができ、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており、
及びR は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、またはヘテロアリール基を形成することができ、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており、
は、H、アシル、アルキル、アミノ、ハロ、CN、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールから選択され、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており、
各R は、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アミド、アミノ、カルボニル、エステル、ハロ、CN、及びNO から選択され、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており、任意の2つの隣接するR 基は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、またはヘテロアリール環を形成することができ、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており
は、H、アシル、アルキル、カルボニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールから選択され、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており、
10 及びR 11 の各々は、独立して、H、アシル、アルキル、カルボニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールから選択され、これらの各々が独立して0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており、
各R 12 は、独立して、アシル、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アリールオキシ、アルコキシカルボニル、アミド、アミノ、カルボネート、カルバメート、カルボニル、エステル、ハロ、CN、NO 、ヒドロキシ、ホスフェート、ホスホネート、ホスフィネート、ホスフィンオキシド、尿素、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールから選択される、項目1に記載の化合物。
(項目3)
式A及びBから選択される、項目1に記載の化合物。
Figure 2018515514

(項目4)
Aは、次の通りである、項目1に記載の化合物。
Figure 2018515514

(項目5)
は、NR であり、ここで、R は、H及びアルキルから選択される、項目4に記載の化合物。
(項目6)
はカルボニルである、項目5に記載の化合物。
(項目7)
はOであり、R は、H、ハロ、及びCNから選択される、項目4に記載の化合物。
(項目8)
はCR であり、R は、H、ヒドロキシ、アルコキシから選択されるか、または、2つの隣接するR 基は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、ヘテロシクリルを形成する、項目4に記載の化合物。
(項目9)
Aは、次の通りである、項目1に記載の化合物。
Figure 2018515514

(項目10)
は、H及びヒドロキシから選択される、項目9に記載の化合物。
(項目11)
Aは、
Figure 2018515514

から選択される、項目1に記載の化合物。
(項目12)
Aは、
Figure 2018515514

であり、
は、H、Cl、及びCNから選択される、項目1に記載の化合物。
(項目13)
Aは、次の通りである、項目1に記載の化合物。
Figure 2018515514

(項目14)
Aは、次の通りである、項目1に記載の化合物。
Figure 2018515514

(項目15)
は、H、アルキル、アルコキシ、ハロ、及びCNから選択される、項目1に記載の化合物。
(項目16)
は、H、アルキル、アルコキシ、及びハロから選択される、項目1に記載の化合物。
(項目17)
は、H、−NR 10 11 、及び−OR 11 から選択され、R が−NR 10 11 である場合、R 10 及びR 11 は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、ヘテロシクリルまたはヘテロアリール基を形成し、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されている、項目1に記載の化合物。
(項目18)
は、−NR 10 11 であり、ここで、R 10 は、アルキルであり、R 11 は、1個もしくは2個のR 12 で置換されたアルキルであり、R 12 は、アミノまたはヘテロシクリルである、項目17に記載の化合物。
(項目19)
は、−NR 10 11 であり、R 10 及びR 11 は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、0個もしくは1個のR 12 で置換されたヘテロシクリルまたはヘテロアリール基を形成する、項目17に記載の化合物。
(項目20)
は、次の通りである、項目17に記載の化合物。
Figure 2018515514

(項目21)
は、−OR 11 であり、ここで、R 11 は、0個、1個、もしくは2個のR 12 で置換されたアルキルであり、各R 12 は、独立して、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アルコキシアルキル、及びアミノアルキルから選択される、項目17に記載の化合物。
(項目22)
は、0個もしくは1個のR 12 で置換されたHまたはアルキルである、項目1に記載の化合物。
(項目23)
Aは、
Figure 2018515514

であり、
は、Nであり、
は、Nであり、
は、CR であり、
は、NR 、O、及びCR から選択され、
は、H、ハロ、及びCNから選択され、
は、アルコキシであり、
は、Hであり、
は、−NR 10 11 であり、
は、Hであり、
各R は、独立して、H、ヒドロキシ、アルコキシ、及びカルボニルから選択され、
各R は、Hであり、
は、Hまたはアルキルであり、
10 は、アルキルであり、
11 は、1個のR 12 で置換されたアルキルであり、R 12 は、アミノで置換されている、項目1に記載の化合物。
(項目24)
Aは、
Figure 2018515514

であり、
は、Nであり、
は、Nであり、
は、CR であり、
は、Hであり、
は、アルコキシであり、
は、Hであり、
は、−NR 10 11 であり、
は、Hであり、
各R は、独立して、H及びヒドロキシから選択され、
各R は、Hであり、
10 は、アルキルであり、
11 は、1個のR 12 で置換されたアルキルであり、R 12 は、アミノで置換されている、項目1に記載の化合物。
(項目25)
式Iの化合物は、
N−(5−((4−(3,4−ジヒドロ−1H−[1,4]オキサジノ[4,3−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−メトキシフェニル)アクリルアミド、
N−(2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−メトキシ−5−((4−(2−メチル−1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロピラジノ[1,2−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)フェニル)アクリルアミド、
N−(2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−5−((4−(7−ヒドロキシ−6,7,8,9−テトラヒドロピリド[1,2−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−4−メトキシフェニル)アクリルアミド、
N−(5−((4−(シス−2,2−ジメチル−3a,4,11,11a−テトラヒドロ−[1,3]ジオキソロ[4’,5’:4,5]ピリド[1,2−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−メトキシフェニル)アクリルアミド、
N−(2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−メトキシ−5−((4−(6,7,8,9−テトラヒドロピリド[1,2−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)フェニル)アクリルアミド、
N−(5−((4−(シス−7,8−ジヒドロキシ−6,7,8,9−テトラヒドロピリド[1,2−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−メトキシフェニル)アクリルアミド、
N−(2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−メトキシ−5−((4−(7−メトキシ−6,7,8,9−テトラヒドロピリド[1,2−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)フェニル)アクリルアミド、
N−(5−((5−シアノ−4−(3,4−ジヒドロ−1H−[1,4]オキサジノ[4,3−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−メトキシフェニル)アクリルアミド、
N−(5−((5−クロロ−4−(3,4−ジヒドロ−1H−[1,4]オキサジノ[4,3−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−メトキシフェニル)アクリルアミド、及び、
N−(2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−5−((4−(3−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−9H−カルバゾール−9−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−4−メトキシフェニル)アクリルアミド、から選択される化合物である、項目1に記載の化合物。
(項目26)
前記薬学的に許容される形態は、薬学的に許容される塩から選択される、項目1〜25のいずれか1項に記載の化合物。
(項目27)
前記薬学的に許容される形態は、薬学的に許容される水和物から選択される、項目1〜25のいずれか1項に記載の化合物。
(項目28)
前記薬学的に許容される形態は、薬学的に許容される溶媒和化合物から選択される、項目1〜25のいずれか1項に記載の化合物。
(項目29)
前記薬学的に許容される形態は、薬学的にプロドラッグから選択される、項目1〜25のいずれか1項に記載の化合物。
(項目30)
項目1〜25のいずれか1項に記載の化合物を含む薬学的組成物。
(項目31)
薬学的に許容される担体、希釈剤、またはビヒクルをさらに含む、項目30に記載の薬学的組成物。
(項目32)
がんの治療方法であって、それを必要とする対象において、項目30または31に記載の薬学的組成物を治療有効量で対象に投与することを含む、前記方法。
(項目33)
がんの治療方法であって、それを必要とする対象に、治療有効量の式Iの化合物を投与することを含み、
Figure 2018515514

式中、
Aは、
Figure 2018515514

から選択され、
は、N及びCR から選択され、
は、N及びCR から選択され、
は、N及びCR から選択され、
は、NR 、O、及びCR から選択され、
は、H、アシル、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アリールオキシ、アルコキシカルボニル、アミド、アミノ、カルボネート、カルバメート、カルボニル、カルボキシル、エステル、ハロ、CN、NO 、ヒドロキシ、ホスフェート、ホスホネート、ホスフィネート、ホスフィンオキシド、メルカプト、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、チオカルボニル、スルホニル、スルホンアミジル、スルホキシル、スルホネート、尿素、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、及びヘテロアリールから選択され、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており、
、R 、R 、及びR の各々は、独立して、H、アルキル、アルコキシ、ハロ、CN、及びNO から選択され、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており、
は、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、−NR 10 11 、−OR 11 、及び−SR 11 から選択され、これらの各々が独立して0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されているか、あるいは、R が−NR 10 11 である場合、R 10 及びR 11 は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、ヘテロシクリルまたはヘテロアリール基を形成することができ、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており、
及びR は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、またはヘテロアリール基を形成することができ、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており、
は、H、アシル、アルキル、アミノ、ハロ、CN、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールから選択され、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており、
各R は、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アミド、アミノ、カルボニル、エステル、ハロ、CN、及びNO から選択され、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており、任意の2つの隣接するR 基は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、またはヘテロアリール環を形成することができ、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており
は、H、アシル、アルキル、カルボニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールから選択され、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており、
10 及びR 11 の各々は、独立して、H、アシル、アルキル、カルボニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールから選択され、これらの各々が独立して0個、1個、2個、もしくは3個のR 12 で置換されており、
各R 12 は、独立して、アシル、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アリールオキシ、アルコキシカルボニル、アミド、アミノ、カルボネート、カルバメート、カルボニル、エステル、ハロ、CN、NO 、ヒドロキシ、ホスフェート、ホスホネート、ホスフィネート、ホスフィンオキシド、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、チオカルボニル、スルホニル、スルホンアミジル、スルホキシル、スルホネート、尿素、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールから選択される、前記方法。
(項目34)
前記がんは、EGFRまたはHER2のエクソン20ドメイン内の1つ以上の挿入変異もしくは欠失変異に関連する、項目33に記載の方法。
(項目35)
前記がんは、EGFRのエクソン20ドメイン内の1つ以上の挿入変異もしくは欠失変異に関連する、項目34に記載の方法。
(項目36)
前記がんは、HER2のエクソン20ドメイン内の1つ以上の挿入変異もしくは欠失変異に関連する、項目34に記載の方法。
(項目37)
がんの治療方法であって、それを必要とする対象において、以下の化合物:
N−(5−((4−(3,4−ジヒドロ−1H−[1,4]オキサジノ[4,3−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−メトキシフェニル)アクリルアミド、
N−(2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−メトキシ−5−((4−(2−メチル−1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロピラジノ[1,2−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)フェニル)アクリルアミド、
N−(2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−5−((4−(7−ヒドロキシ−6,7,8,9−テトラヒドロピリド[1,2−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−4−メトキシフェニル)アクリルアミド、
N−(5−((4−(シス−2,2−ジメチル−3a,4,11,11a−テトラヒドロ−[1,3]ジオキソロ[4’,5’:4,5]ピリド[1,2−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−メトキシフェニル)アクリルアミド、
N−(2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−メトキシ−5−((4−(6,7,8,9−テトラヒドロピリド[1,2−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)フェニル)アクリルアミド、
N−(5−((4−(シス−7,8−ジヒドロキシ−6,7,8,9−テトラヒドロピリド[1,2−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−メトキシフェニル)アクリルアミド、
N−(2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−メトキシ−5−((4−(7−メトキシ−6,7,8,9−テトラヒドロピリド[1,2−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)フェニル)アクリルアミド、
N−(5−((5−シアノ−4−(3,4−ジヒドロ−1H−[1,4]オキサジノ[4,3−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−メトキシフェニル)アクリルアミド、
N−(5−((5−クロロ−4−(3,4−ジヒドロ−1H−[1,4]オキサジノ[4,3−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−メトキシフェニル)アクリルアミド、及び、
N−(2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−5−((4−(3−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−9H−カルバゾール−9−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−4−メトキシフェニル)アクリルアミド、のうちのいずれか1つを治療有効量で対象に投与することを含む、前記方法。
(項目38)
前記がんは、EGFRまたはHER2のエクソン20ドメイン内の1つ以上の挿入変異もしくは欠失変異に関連する、項目37に記載の方法。
(項目39)
前記がんは、肺がん、結腸直腸がん、膵臓がん、及び頭頸部がんから選択される、項目33〜38のいずれか1項に記載の方法。
(項目40)
前記がんは、肺がん、乳がん、卵巣がん、子宮がん、及び胃がんから選択される、項目33〜38のいずれか1項に記載の方法。
(項目41)
前記がんは、肺がんである、項目33〜38のいずれか1項に記載の方法。
(項目42)
前記がんは、非小細胞肺がん(NSCLC)である、項目33〜38のいずれか1項に記載の方法。
(項目43)
前記NSCLCは、EGFRのエクソン20ドメイン内の変異から生じる、項目42に記載の方法。
(項目44)
前記変異は、EGFRのエクソン20ドメイン内の挿入変異である、項目43に記載の方法。
(項目45)
EGFRのエクソン20ドメイン内の前記変異は、NPG、ASV、またはT790Mから選択される、項目44に記載の方法。
(項目46)
EGFRのエクソン20ドメイン内の前記変異は、エクソン19欠失変異またはエクソン21点変異と同時に存在するT790Mである、項目45に記載の方法。
(項目47)
前記NSCLCは、HER2のエクソン20ドメイン内の変異から生じる、項目42に記載の方法。
(項目48)
HER2のエクソン20ドメイン内の前記変異は、YVMA挿入変異である、項目47に記載の方法。
(項目49)
前記対象は、式Iの化合物以外のキナーゼ阻害剤に抵抗性がある、項目33〜48のいずれか1項に記載の方法。
(項目50)
前記キナーゼ阻害剤は、EGFR阻害剤である、項目49に記載の方法。
(項目51)
前記キナーゼ阻害剤は、HER2阻害剤である、項目49に記載の方法。
(項目52)
EGFRまたはその変異の阻害を必要とする対象における、前記EGFRまたはその変異の阻害方法であって、項目1に記載の化合物を治療有効量で前記対象に投与することを含む、前記方法。
(項目53)
前記変異は、EGFRのエクソン20ドメイン内にある、項目52に記載の方法。
(項目54)
HER2またはその変異の阻害を必要とする対象における、前記HER2またはその変異の阻害方法であって、項目1に記載の化合物を治療有効量で前記対象に投与することを含む、前記方法。
(項目55)
前記変異は、HER2のエクソン20ドメイン内にある、項目54に記載の方法。

Claims (35)

  1. 式Iの化合物であって、
    Figure 2018515514
    式中、
    Aは、
    Figure 2018515514
    から選択され、
    は、N及びCRから選択され、
    は、N及びCRから選択され、
    は、N及びCRから選択され、
    は、NR、O、及びCRから選択され、
    は、H、アシル、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アリールオキシ、アルコキシカルボニル、アミド、アミノ、カルボネート、カルバメート、カルボニル、カルボキシル、エステル、ハロ、CN、NO、ヒドロキシ、ホスフェート、ホスホネート、ホスフィネート、ホスフィンオキシド、メルカプト、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、チオカルボニル、スルホニル、スルホンアミジル、スルホキシル、スルホネート、尿素、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、及びヘテロアリールから選択され、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR12で置換されており、
    、R、R、及びRの各々は、独立して、H、アルキル、アルコキシ、ハロ、CN、及びNOから選択され、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR12で置換されており、
    は、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、−NR1011、−OR11、及び−SR11から選択され、これらの各々が独立して0個、1個、2個、もしくは3個のR12で置換されているか、あるいは、Rが−NR1011である場合、R10及びR11は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、ヘテロシクリルまたはヘテロアリール基を形成することができ、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR12で置換されており、
    及びRは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、またはヘテロアリール基を形成することができ、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR12で置換されており、
    は、H、アシル、アルキル、アミノ、ハロ、CN、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールから選択され、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR12で置換されており、
    各Rは、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アミド、アミノ、カルボニル、エステル、ハロ、CN、及びNOから選択され、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR12で置換されており、任意の2つの隣接するR基は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、またはヘテロアリール環を形成することができ、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR12で置換されており
    は、H、アシル、アルキル、カルボニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールから選択され、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR12で置換されており、
    各R10及びR11は、独立して、H、アシル、アルキル、カルボニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールから選択され、これらの各々が独立して0個、1個、2個、もしくは3個のR12で置換されており、
    各R12は、独立して、アシル、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アリールオキシ、アルコキシカルボニル、アミド、アミノ、カルボネート、カルバメート、カルボニル、エステル、ハロ、CN、NO、ヒドロキシ、ホスフェート、ホスホネート、ホスフィネート、ホスフィンオキシド、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、チオカルボニル、スルホニル、スルホンアミジル、スルホキシル、スルホネート、尿素、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールから選択される、前記化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和化合物もしくはプロドラッグ
  2. Aは、
    Figure 2018515514
    から選択され、
    は、N及びCRから選択され、
    は、N及びCRから選択され、
    は、N及びCRから選択され、
    は、NR、O、及びCRから選択され、
    各Rは、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、CN、及びヒドロキシから選択され、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR12で置換されており、
    、R、R、及びRの各々は、独立して、H、アルキル、アルコキシ、ハロ、CN、及びNOから選択され、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR12で置換されており、
    は、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、−NR1011、−OR11、及び−SR11から選択され、これらの各々が独立して0個、1個、2個、もしくは3個のR12で置換されているか、あるいは、Rが−NR1011である場合、R10及びR11は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、ヘテロシクリルまたはヘテロアリール基を形成することができ、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR12で置換されており、
    及びRは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、またはヘテロアリール基を形成することができ、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR12で置換されており、
    は、H、アシル、アルキル、アミノ、ハロ、CN、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールから選択され、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR12で置換されており、
    各Rは、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アミド、アミノ、カルボニル、エステル、ハロ、CN、及びNOから選択され、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR12で置換されており、任意の2つの隣接するR基は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、またはヘテロアリール環を形成することができ、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR12で置換されており
    は、H、アシル、アルキル、カルボニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールから選択され、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR12で置換されており、
    10及びR11の各々は、独立して、H、アシル、アルキル、カルボニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールから選択され、これらの各々が独立して0個、1個、2個、もしくは3個のR12で置換されており、
    各R12は、独立して、アシル、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アリールオキシ、アルコキシカルボニル、アミド、アミノ、カルボネート、カルバメート、カルボニル、エステル、ハロ、CN、NO、ヒドロキシ、ホスフェート、ホスホネート、ホスフィネート、ホスフィンオキシド、尿素、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールから選択される、請求項1に記載の化合物。
  3. 式A及びBから選択される、請求項1に記載の化合物。
    Figure 2018515514
  4. Aは、次の通りである、請求項1に記載の化合物。
    Figure 2018515514
  5. は、NRであり、ここで、Rは、H及びアルキルから選択される、請求項4に記載の化合物。
  6. はカルボニルである、請求項5に記載の化合物。
  7. はOであり、Rは、H、ハロ、及びCNから選択される、請求項4に記載の化合物。
  8. はCRであり、Rは、H、ヒドロキシ、アルコキシから選択されるか、または、2つの隣接するR基は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、ヘテロシクリルを形成する、請求項4に記載の化合物。
  9. Aは、次の通りである、請求項1に記載の化合物。
    Figure 2018515514
  10. は、H及びヒドロキシから選択される、請求項9に記載の化合物。
  11. Aは、
    Figure 2018515514
    から選択される、請求項1に記載の化合物。
  12. Aは、
    Figure 2018515514
    であり、
    は、H、Cl、及びCNから選択される、請求項1に記載の化合物。
  13. Aは、次の通りである、請求項1に記載の化合物。
    Figure 2018515514
  14. Aは、次の通りである、請求項1に記載の化合物。
    Figure 2018515514
  15. は、H、アルキル、アルコキシ、ハロ、及びCNから選択される、請求項1に記載の化合物。
  16. は、H、アルキル、アルコキシ、及びハロから選択される、請求項1に記載の化合物。
  17. は、H、−NR1011、及び−OR11から選択され、Rが−NR1011である場合、R10及びR11は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、ヘテロシクリルまたはヘテロアリール基を形成し、これらの各々が0個、1個、2個、もしくは3個のR12で置換されている、請求項1に記載の化合物。
  18. は、−NR1011であり、ここで、R10は、アルキルであり、R11は、1個もしくは2個のR12で置換されたアルキルであり、R12は、アミノまたはヘテロシクリルである、請求項17に記載の化合物。
  19. は、−NR1011であり、R10及びR11は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、0個もしくは1個のR12で置換されたヘテロシクリルまたはヘテロアリール基を形成する、請求項17に記載の化合物。
  20. は、次の通りである、請求項17に記載の化合物。
    Figure 2018515514
  21. は、−OR11であり、ここで、R11は、0個、1個、もしくは2個のR12で置換されたアルキルであり、各R12は、独立して、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アルコキシアルキル、及びアミノアルキルから選択される、請求項17に記載の化合物。
  22. は、0個もしくは1個のR12で置換されたHまたはアルキルである、請求項1に記載の化合物。
  23. Aは、
    Figure 2018515514
    であり、
    は、Nであり、
    は、Nであり、
    は、CRであり、
    は、NR、O、及びCRから選択され、
    は、H、ハロ、及びCNから選択され、
    は、アルコキシであり、
    は、Hであり、
    は、−NR1011であり、
    は、Hであり、
    各Rは、独立して、H、ヒドロキシ、アルコキシ、及びカルボニルから選択され、
    各Rは、Hであり、
    は、Hまたはアルキルであり、
    10は、アルキルであり、
    11は、1個のR12で置換されたアルキルであり、R12は、アミノで置換されている、請求項1に記載の化合物。
  24. Aは、
    Figure 2018515514
    であり、
    は、Nであり、
    は、Nであり、
    は、CRであり、
    は、Hであり、
    は、アルコキシであり、
    は、Hであり、
    は、−NR1011であり、
    は、Hであり、
    各Rは、独立して、H及びヒドロキシから選択され、
    各Rは、Hであり、
    10は、アルキルであり、
    11は、1個のR12で置換されたアルキルであり、R12は、アミノで置換されている、請求項1に記載の化合物。
  25. 式Iの化合物は、
    N−(5−((4−(3,4−ジヒドロ−1H−[1,4]オキサジノ[4,3−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−メトキシフェニル)アクリルアミド、
    N−(2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−メトキシ−5−((4−(2−メチル−1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロピラジノ[1,2−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)フェニル)アクリルアミド、
    N−(2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−5−((4−(7−ヒドロキシ−6,7,8,9−テトラヒドロピリド[1,2−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−4−メトキシフェニル)アクリルアミド、
    N−(5−((4−(シス−2,2−ジメチル−3a,4,11,11a−テトラヒドロ−[1,3]ジオキソロ[4’,5’:4,5]ピリド[1,2−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−メトキシフェニル)アクリルアミド、
    N−(2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−メトキシ−5−((4−(6,7,8,9−テトラヒドロピリド[1,2−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)フェニル)アクリルアミド、
    N−(5−((4−(シス−7,8−ジヒドロキシ−6,7,8,9−テトラヒドロピリド[1,2−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−メトキシフェニル)アクリルアミド、
    N−(2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−メトキシ−5−((4−(7−メトキシ−6,7,8,9−テトラヒドロピリド[1,2−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)フェニル)アクリルアミド、
    N−(5−((5−シアノ−4−(3,4−ジヒドロ−1H−[1,4]オキサジノ[4,3−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−メトキシフェニル)アクリルアミド、
    N−(5−((5−クロロ−4−(3,4−ジヒドロ−1H−[1,4]オキサジノ[4,3−a]インドール−10−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−メトキシフェニル)アクリルアミド、及び、
    N−(2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−5−((4−(3−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−9H−カルバゾール−9−イル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−4−メトキシフェニル)アクリルアミド、から選択される化合物である、請求項1に記載の化合物。
  26. れを必要とする対象においてがんを治療するための、請求項1〜25のいずれか1項に記載の化合物および薬学的に許容される担体を含む組成物
  27. 前記がんは、EGFRまたはHER2のエクソン20ドメイン内の1つ以上の挿入変異もしくは欠失変異に関連する、請求項26に記載の組成物
  28. 前記がんは、EGFRのエクソン20ドメイン内の1つ以上の挿入変異もしくは欠失変異に関連する、請求項26に記載の組成物
  29. 前記がんは、HER2のエクソン20ドメイン内の1つ以上の挿入変異もしくは欠失変異に関連する、請求項26に記載の組成物
  30. 前記がんは、肺がん、結腸直腸がん、膵臓がん、頭頸部がん、乳がん、卵巣がん、子宮がん、及び胃がんから選択される、請求項2629のいずれか1項に記載の組成物
  31. 前記がんは、肺がんである、請求項2629のいずれか1項に記載の組成物
  32. 前記がんは、非小細胞肺がん(NSCLC)である、請求項2629のいずれか1項に記載の組成物
  33. 前記NSCLCは、EGFRのエクソン20ドメイン内の変異から生じる、請求項32に記載の組成物
  34. 前記変異は、EGFRのエクソン20ドメイン内の挿入変異である、請求項33に記載の組成物
  35. 前記NSCLCは、HER2のエクソン20ドメイン内の変異から生じる、請求項32に記載の組成物
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