JP2018513560A - スイッチキャビネット内部に受け入れられた空気を冷却する冷却ユニットおよび対応するスイッチギアキャビネット組立体 - Google Patents

スイッチキャビネット内部に受け入れられた空気を冷却する冷却ユニットおよび対応するスイッチギアキャビネット組立体 Download PDF

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Abstract

本発明は、スイッチギアキャビネット(100)の内部(101)に受け入れられた空気(103)を冷却し、内側回路(2)と外側回路(3)を備える冷却ユニット(1)に関し、前記内側回路(2)を通ってスイッチギアキャビネット内部(101)からの冷却されるべき空気(103)が案内され、前記外側回路(3)は前記内側回路(2)とは流体的に隔離され、前記外側回路(3)を通って周囲の空気(104)が案内され、前記内側回路(2)に第1熱交換器(4)が含まれ、また前記外側回路(3)に第2熱交換器(5)が含まれ、両熱交換器の間を冷却媒体(6)が循環し、これら熱交換器(4,5)に気流方向(x,y)があり、前記気流方向に沿って前記熱交換器(4,5)が吸気口側面(4.1,5.1)と排気口側面(4.2,5.2)との間に空気を通過させる冷却ユニットにおいて、前記2つの熱交換器(4,5)のうち少なくとも1つの熱交換器(4,5)が、前記吸気口側面(4.1,5.1)の上流側に第1エアガイド(16)を備え、前記第1エアガイド(16)は前記吸気口側面(4.1,5.1)に対して5<β<45°の角度(β)で延長され、自身と前記吸気口側面(4.1,5.1)との間にエアダクト(7)を形成し、前記エアダクト(7)は前記吸気口側面(4.1,5.1)の寸法(z)に沿って先細りしていることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、スイッチキャビネットの内部に受け入れられた空気を冷却する冷却ユニットに由来するものであって、この冷却ユニットには内側回路が設けられ、ここからスイッチギアキャビネット内部からの冷却されるべき空気が案内され、さらに冷却ユニットには前記内側回路から流体的に仕切られた外側回路が設けられ、ここを通って周囲空気が案内される。内側回路には第1熱交換器が含まれ、外側回路には第2熱交換器が含まれ、この間を冷却媒体が循環している。第1熱交換器と第2熱交換器を冷却媒体回路の一部としてもよく、例えば、冷却媒体回路は冷却装置の一部品となる。冷却媒体の循環は、圧縮機またはポンプの助けを借りて行うことができる。第1熱交換器と第2熱交換器は、ヒートパイプ組立体などの、受動的な冷却媒体回路の一部としてもよい。これら熱交換器には気流方向があり、これに沿って熱交換器が吸気口側面と排気口側面との間に空気を通過できるようになっている。
このような冷却ユニットは、例えば、独国特許出願公開102012108110号明細書で公知となっている。この冷却ユニットは、壁掛け式または天井設置型のユニットとして設計することができる。吸気口開口部を通って、スイッチギアキャビネットの内部から内側回路に空気が案内される。スイッチギアキャビネット内部からの温風は、内側回路の空気−冷却媒体回路として設計された熱交換器を通過し、排気口開口部からスイッチギアキャビネット内部に冷風として戻される。外側回路には別の吸気口開口部および別の排気口開口部が設けられており、これによりスイッチギアキャビネット組立体の周囲空気が外側回路に案内され、外側回路の中に配置された空気−冷却媒体熱交換器を通過し、排気口開口部から周囲に戻される。
効果的な熱交換のためには、熱交換器をできるだけ好適に各気流の中におく必要がある。さらに、このために各気流が、それぞれの熱交換器に作用する前に、その熱交換器の各気流方向に正確に偏向される必要がある。代表的な熱交換器はふつう、シート状の部品として設計され、気流方向と垂直な他の2空間方向とくらべて、気流方向に略平坦な寸法を有する。壁掛け式ユニットとして設計された冷却ユニットでは、スペースを考慮して熱交換器が配向されていることが多く、その気流方向は冷却ユニットの深さ方向に延長され、冷却ユニットの寸法が深さ方向に制限されるようになっている。吸気口開口部および排気口開口部によって、内側回路がスイッチギアキャビネット内部と連通し、外側回路が外部と連通し、吸気口開口部および排気口開口部は、各々の熱交換器に対して垂直のオフセットを有して配置されているために、吸気口開口部および排気口開口部に対する熱交換器の向きは、内側回路と外側回路の中に受け入れられた空気が、熱交換器の吸気口側面から上流側に効果的に案内され、熱交換器の中を適切に流れるようになっている必要がある。
これまでのところ、従来技術で公知となっている冷却ユニットでは、これが不十分にしか解決されなかった。接近してくる気流を最適化するために熱交換器を斜めに設置することが多いが、熱交換器は横向きの流れの中に置かれ、熱交換器の吸気口側面に大きな気流速度勾配が生じる。これにより、局所的な気流速度ピークが形成される一方で、熱交換器の別領域には、通過する気流がほとんどないか、全くない。気流が特に大きな速度勾配を伴って熱交換器を通過する領域では、熱交換器の中、特にフィンの上などに凝縮液などが生じ、これが分離してスイッチギアキャビネットの内部に飛ばされる場合があるが、これは望ましくない。
凝縮水がこのようにスイッチギアキャビネット内部に移動することを防止するため、例えば独国特許出願公開第102012108110号明細書では、内側回路の中における内側回路の排気口開口部の上に熱交換器を配置することで、飛ばされた凝縮液が内側回路の下部にある凝縮液回収トレイに運ばれるようになっている。しかし、ユニットの全部品が受け入れられるためにはより広いスペースが必要である。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、改善された効率性を有するように公知の冷却ユニットをさらに発展させて、同時に小さな構造寸法を持ち、スイッチギアキャビネット内部に凝縮液が不所望に運搬されることを効果的に防止することにある。
この課題は請求項1に係る特徴を有する冷却ユニットにより解決される。これに対応するスイッチギアキャビネット組立体は、従属請求項14の保護対象となっている。従属請求項は何れも本発明の有利な実施形態に関する。
したがって、熱交換器の少なくとも1つに第1エアガイドが設けられ、前記第1エアガイドは吸気口側面の上流側に配置され、吸気口側面に対して5°より大きく45°より小さな角度で延長し、自身と吸気口側面との間にエアダクトが形成され、これが吸気口側面の寸法に沿って先細りとなり、ダクト断面積が吸気口側面に沿って減少するように構成されている。この角度は好ましくは10°〜25°、より好ましくは15°〜20°の範囲にある。
吸気口側面を熱交換器の前側に設け、また排気口側面を熱交換器の背側に設けることが可能であって、第1エアガイドを上流側に配置させた状態で、これらを熱交換器の各側面により相隔て、また、熱交換器は各側面の1つを横切る流れの中に置かれており、エアダクトがこの側面に向かって開放され、反対側に位置する側面に向かって先細りしている。
流れを受けている側面に第2エアガイドを設けることができて、これにより側方から熱交換器に向かって流れる空気が吸気口側面から上流側に案内される。
冷却ユニットは第1冷却ユニット壁を備え、吸気口と排気口とが設けられており、この間に内側回路が形成され、第2エアガイドは内側回路の中にある熱交換器から距離を置いて第1冷却ユニット壁に接しており、ここから熱交換器の吸気口側面まで延びている。冷却ユニット壁を冷却ユニットの取り付け面としてもよく、これにより冷却ユニットがスイッチギアキャビネットと連結され、吸気口と排気口がスイッチギアキャビネット内部に開放されるようになっている。
さらに、冷却ユニットは第2冷却ユニット壁を備え、吸気口と排気口とが設けられており、この間に外側回路が形成され、第2エアガイドは外側回路の中にある熱交換器から距離を置いて第2冷却ユニット壁に接しており、ここから熱交換器の吸気口側面まで延びている。
凝縮液が熱交換器から飛ばされることをさらに抑制するために、第1エアガイドが吸気口側面の下部領域を覆い、この領域で熱交換器が気流をほとんど受けないか、全く受けないようになっている。
この熱交換器を特に、空気-冷却媒体熱交換器、好ましくは、フィン型熱交換器またはマイクロチャネル型熱交換器とし、下部領域に、および/または、これと隣接して設けられた、凝縮液分離器を備えることができる。このフィンをパイプラインシステムで貫通させることができて、パイプラインシステムを通って冷却媒体が各熱交換器の間を循環する。
最後に、第1エアガイドを隔壁の壁部としてもよく、隔壁は内側回路を外側回路から流体的に分離する。両方の熱交換器からみて上流側に、各吸気口側面に設けられた第1エアガイドを配置させることができて、前記第1エアガイドは各吸気口側面に対して5°より大きく45°より小さい角度で延長しており、自身と吸気口側面との間にエアダクトが形成され、これが吸気口側面の寸法に沿って先細りしている。ここにおける2つの第1エアガイドはどちらも隔壁の壁部であって、隔壁が内側回路を外側回路から流体的に分離している一方で、この2つの第1エアガイドは、対向して位置するこの隔壁の両端部に形成される。この角度は好ましくは10°〜25°、より好ましくは15〜20°の範囲にある。
この2つのエアガイドを有する隔壁は、例えばプラスチックまたは金属薄板の成形部品として一体成型することができる。
さらには、内側回路に配置された熱交換器により冷却された空気を吹き出す排気口を冷却ユニットに設けることができて、内側回路に配置された熱交換器の排気口側面がこの排気口と重なる。この冷却ユニットにより熱交換器に進入する空気の流速を低く維持することができ、熱交換器から凝縮液が不所望に飛翔することが効果的に防止される。これにより、熱交換器の排気口側面を排気口の中に配置させ、スイッチギアキャビネットの内部に向かって直接的に開放させることができる。排気口の開断面を排気口側面と平行に配置させ、また排気口側面の全体に広げることができる。
第1エアガイドは、熱交換器の吸気口側面に直接的に隣接するように形成することができる。したがって、第1エアガイドは、自身と熱交換器の吸気口側面との間にエアダクトを形成しているが、吸気口側面に接する端部領域に形成可能で、端部から0°から90°までの角度で延ばすことができる。この角度は好ましくは20°〜60°、より好ましくは25〜45°の範囲にある。
吸気口側面の寸法に沿ってエアダクトは先細りとなるが、吸気口側面は、各熱交換器の気流方向に対して垂直となるようにその寸法を延長させることができる。壁掛け式ユニットでは、これを鉛直に延長させることができる。
本発明の別の態様によれば、本発明は、スイッチギアキャビネットと、上記の冷却ユニットを備えるスイッチギアキャビネット組立体に関し、スイッチギアキャビネット内部の空気に熱を放散する部品が内蔵されている。スイッチギアキャビネット内部からの空気は第1ファンにより冷却ユニットの内側回路の中に案内される一方で、スイッチギアキャビネット組立体の周囲空気は第2ファンにより外側回路の中に案内される。既述のようなエアダクトを使用することによって、熱交換器の吸気口側面に空気が一様に分散して通過する。このようにして、熱交換器は、その吸気口側面の全面にわたって実質的に同一の風圧下に晒されるため、熱交換器の全領域にわたって実質的に一定の気流速度プロフィールが形成される。さらには、熱交換器に対する気流が一様であることによって、気流速度ピークの形成、ひいては凝縮液の飛翔が防止される。さらには、上記の気流案内により、例えば、壁掛け式ユニットにいたっては、熱交換器を垂直に配置させつつも、同時に、熱交換器を通過する気流を改善させることが可能になる。熱交換器が垂直に配置されることにより凝縮液の飛翔がさらに防止される。さらには、熱交換器が垂直に配置されることにより、冷却ユニットの構造深度を小さくすることができる。内側回路の中にある熱交換器を、内側回路の排気口より上流側に配置させることができるため、冷却ユニットの他部品を配置させる上でも大きな自由度がある。
上記の冷却ユニットは従来技術として公知のものと比べてより優れたエネルギー効率性を有する。これにより、より小型の熱交換器を使用することが可能となり、また、冷却装置の場合には、より小さな圧縮機を使用することができる。デバイス寸法の小型化によって、製造コストをさらに削減することもできる。上記の気流案内により改善された熱交換によって、冷却装置をより高い蒸発温度で運転することが可能となり、これにより凝縮液が形成するおそれがさらに減少する。
本発明のさらなる詳細は、以下の図を用いて説明される。
図1は従来技術に係る冷却ユニットの断面図である。 図2は本発明の一実施形態に係る冷却ユニットが設けられたスイッチギアキャビネット組立体の断面図である。
図1にはスイッチギアキャビネットを空調する壁掛け式ユニットとして設計され、従来技術等で知られている冷却ユニット1を図示している。冷却ユニット1は内側回路2と外側回路3とを有しており、互いが隔壁15によって流体的に分離されている。第1ファン17を用いることで、スイッチギアキャビネット内部101からの温風が吸気口10を通って引き入れられ、内側回路2とその内部に配置された第1熱交換器4を通って案内され、排気口11から冷風として送風され、スイッチギアキャビネット内部101に戻される。内側回路2の第1熱交換器4のなかでより良い気流が得られるために、これは傾斜して設置される。しかし、第1熱交換器4を通過する矢印により表示されている通り、第1熱交換器4は、その吸気口側面4.1と、特にその上側面8を横切る不均一な流れを受けている。熱交換器4は、例えば、フィン型の熱交換器として設計されているが、定められた気流方向xがあるので、第1熱交換器4が受けている上記の側流により損失が生じる。特に、第1熱交換器4に向かう流れによって、その構造の高さに対して非一様な気流が生じるため、熱交換器のある領域で最大の風圧、ひいては気流速度が生じる一方で、熱交換器4の他の領域で通過する流れが少ないか、全くないという状況が発生する。
図1の右に示された基本線図に認められる通り、熱交換器4が傾斜している配置が、この結果生じた流速ピークと組み合わさると、熱交換器4に生じた凝縮液が滴下するかまたは熱交換器4から飛ばされることとなる。凝縮液が排気口から飛ばされ、スイッチギアキャビネットの内部101に進入することが防止されるためには、排気口側面4.2が冷却ユニット壁9に覆われるように第1熱交換器4が配置されなければならない。飛ばされた凝縮液をその後、凝縮液分離器14の中に回収させることが可能で、そこから除去されるか、または制御可能に蒸発させることができる。
第1熱交換器4は、冷却媒体回路6によって外側回路の第2熱交換器5と流体連通されている。第2熱交換器5以外にも、圧縮機19が外側回路3の中に設けられ、これにより生成された排熱が容易に排出されるようになっている。また別のファン18が設けられ、これにより、空気をスイッチギアキャビネット周囲から吸気口10を通って外側回路3に引き込み、これを第2熱交換器5に通過させ、排気口11から周囲に戻される。冷却装置の他の必須要素、例えば、膨張手段および制御管理ユニットは、簡単のため図示しないこととする。
第1熱交換器および第2熱交換器4,5には、好適な熱交換のため、その構造深度とくらべて大きく形成された吸気口側面4.1,5.1および排気口側面4.2,5.2が形成されている。これと比較して、気流方向x,yでの熱交換器4,5の構造深度は、吸気口側面4.1,5.1および排気口側面4.2,5.2の寸法よりずっと小さい。このため、図1に図示されているような壁掛け式ユニットの熱交換器4,5は十分に垂直に設置されなければならないが、より良い接近フローのために、僅かに傾斜しており、このため空気案内に関して上記のような問題が発生する。通過する気流を最適化させるために熱交換器4が傾けば傾く程、冷却ユニット1の構造深度もこれに応じて深くしなければならない。
本発明の第1の実施形態に係るスイッチギアキャビネット組立体には、図2に示されている通り、冷却ユニット1の他に、スイッチギアキャビネット100が備えられ、スイッチギアキャビネットの内部101に熱放散部品102が設けられている。冷却ユニット1はスイッチギアキャビネット内部の温度を公称値に維持するように設計されるが、これはスイッチギアキャビネット部品102の最適運転条件などに依存する。
冷却ユニット1は、さらに、内側回路2と外側回路3とを有し、スイッチギアキャビネット内部101からの温風103が、第1ファン17と吸気口10によって、内側回路2のなかに引き込まれる。引き込まれた空気は内側回路2のなか、特に内部に配置された第1熱交換器4のなかを通過して、スイッチギアキャビネット100の下部領域から、排気口11により、スイッチギアキャビネット内部101へと、冷気として戻される。内側回路2にある熱交換器4の吸気口側面4.1は、その上流側に設けられた第1エアガイド16を備え、前記第1エアガイド16は吸気口側面4.1に対して角度βで延びている。熱交換器4の下部領域にある第1エアガイド16は、熱交換器4の吸気口側面4.1に隣接している。図示の断面図によれば、吸気口側面4.1と第1エアガイド16との間に形成されたエアダクト7は、先細り、略くさび形の形状を有している。
このくさび形状は、吸気口側面4.1の垂直寸法zのすべてにわたって、吸気口側面4.1に略一様の背風圧を提供するという技術的特徴を有しており、熱交換器4がその全寸法Zにわたって同一の流速を持つ気流を受けることにより、流速のピークが形成されないようになっている。
さらには、第2エアガイド13が設けられ、これにより熱交換器4の側面8に対する流れが防止され、代わりに、側面8に対する気流が吸気口側面4.1に逸れる。第1エアガイド16は、凝縮液が通常的に集まる、第1熱交換器4の下部領域を覆う。このため、第1エアガイド16には、気流を熱交換器4の下部領域に進入しないようにして、凝縮液の飛翔をさらに抑制させるという機能も有している。これにより第1熱交換器を排気口11と同一平面に配置することが可能となり、排気口11から内側回路2がスイッチギアキャビネット内部101に開口しており、凝縮液がスイッチギアキャビネット内部101に飛ばされる危険性がない。
外側回路3にも同様の構造がある。第2ファン18によって、周囲の空気104が吸気口10から外側回路3に引き込まれ、外側回路3のなか、特に第2熱交換器5を通過して、排気口11からスイッチギアキャビネットの周囲へと戻される。第2熱交換器5はその吸気口側面5.1に第1エアガイド16を備え、吸気口側面5.1に対して角度βで延びている。第2エアガイド13を設けることにより、第2熱交換器5の側面8に対する流れが防止され、そのかわりに、第2熱交換器5に対して流れている空気が第2熱交換器5の吸気口側面5.1に案内される。外側回路の中に圧縮機19がさらに配置され、冷却媒体6を2つの熱交換器4,5に輸送する配管システムによってこれが流体連通され、冷却装置による冷却媒体回路が形成されている。
前述の明細書および特許請求の範囲に開示される本発明の特徴は、それ自体および本発明の実現に対する任意の所定の組み合わせの両方において本質的であり得る。
1 冷却ユニット
2 内側回路
3 外側回路
4 第1熱交換器
4.1 第1熱交換器の吸気口側面
4.2 第1熱交換器の排気口側面
5 第2熱交換器
5.1 第2熱交換器の吸気口側面
5.2 第2熱交換器の排気口側面
6 冷却媒体
7 エアダクト
8 側面
9 第1冷却ユニット壁
10 吸気口
11 排気口
12 第2冷却ユニット壁
13 第2エアガイド
14 凝縮液分離器
15 隔壁
16 第1エアガイド
17 第1ファン
18 第2ファン
19 圧縮機
100 スイッチギアキャビネット
101 スイッチギアキャビネットの内部
102 熱放散部品
103 冷却されている空気
104 周囲空気
x 第1熱交換器の気流方向
y 第2熱交換器の気流方向
z 吸気口側面の寸法
α 熱交換器の傾斜角
β 吸気口側面に対する第1エアガイドの迎え角

Claims (14)

  1. スイッチギアキャビネット(100)の内部(101)に受け入れられた空気(103)を冷却し、内側回路(2)と外側回路(3)を備える冷却ユニット(1)であって、
    前記内側回路(2)を通ってスイッチギアキャビネット内部(101)からの冷却されるべき空気(103)が案内され、前記外側回路(3)は前記内側回路(2)とは流体的に隔離され、前記外側回路(3)を通って周囲の空気(104)が案内され、
    前記内側回路(2)に第1熱交換器(4)が含まれ、また前記外側回路(3)に第2熱交換器(5)が含まれ、両熱交換器の間を冷却媒体(6)が循環し、これら熱交換器(4,5)に気流方向(x,y)があり、前記気流方向に沿って前記熱交換器(4,5)が吸気口側面(4.1,5.1)と排気口側面(4.2,5.2)との間に空気を通過させる冷却ユニットにおいて、
    前記2つの熱交換器(4,5)のうち少なくとも1つの熱交換器(4,5)が、前記吸気口側面(4.1,5.1)の上流側に第1エアガイド(16)を備え、前記第1エアガイド(16)は前記吸気口側面(4.1,5.1)に対して5<β<45°の角度(β)で延長され、自身と前記吸気口側面(4.1,5.1)との間にエアダクト(7)を形成し、前記エアダクト(7)は前記吸気口側面(4.1,5.1)の寸法(z)に沿って先細りしていることを特徴とする冷却ユニット(1)。
  2. 前記吸気口側面(4.1,5.1)を前記熱交換器(4,5)の前側とし、前記排気口側面(4.2,5.2)を前記熱交換器(4,5)の背側として、前記第1エアガイド(16)を上流側に配置させた状態で、これらを前記熱交換器(4,5)の側面(8)により互いに相隔て、前記熱交換器(4,5)が前記側面(8)の1つを横切る流れの中に置かれ、前記エアダクト(7)がこの側面(8)に向かって開放し、反対側に位置する別の側面(8)に向かって先細りしていることを特徴とする請求項1に記載の冷却ユニット(1)。
  3. 流れの中に置かれた前記側面(8)に第2エアガイド(13)が設けられ、前記第2エアガイド(13)により側方から前記熱交換器(4,5)に流れる空気が前記吸気口側面(4.1,5.1)より上流側に案内されることを特徴とする請求項2に記載の冷却ユニット(1)。
  4. 吸気口(10)と排気口(11)が設けられた第1冷却ユニット壁(9)を有し、前記吸気口(10)と前記排気口(11)との間に前記内側回路(2)が形成され、
    前記第2エアガイド(13)が前記内側回路(2)の中にある熱交換器(4,5)とは距離を置いて前記第1冷却ユニット壁(9)に接し、ここから前記熱交換器(4,5)の前記吸気口側面(4.1,5.1)まで延びていることを特徴とする請求項3に記載の冷却ユニット(1)。
  5. 前記冷却ユニット(1)に、吸気口(10)と排気口(11)とが設けられた第2冷却ユニット壁(12)が備えられ、前記吸気口(10)と前記排気口(11)との間に前記外側回路(3)が形成され、前記第2エアガイド(13)が前記外側回路(3)の中にある熱交換器(4,5)とは距離を置いて前記第2冷却ユニット壁(12)に接し、ここから前記熱交換器(4,5)の前記吸気口側面(4.1,5.1)まで延びていることを特徴とする請求項3または4に記載の冷却ユニット(1)。
  6. 前記第1エアガイド(16)が前記吸気口側面(4.1,5.1)の下部を覆い、前記熱交換器(4,5)の下部領域から空気が流れないように構成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の冷却ユニット(1)。
  7. 前記熱交換器(4,5)が空気−冷却媒体熱交換器、好ましくはフィン型熱交換器またはマイクロチャネル型熱交換器であって、下部領域に、および/または、これと隣接して設けられた、凝縮液分離器(14)が備えられていることを特徴とする請求項6に記載の冷却ユニット(1)。
  8. 前記第1エアガイド(16)が、前記内側回路(2)を前記外側回路(3)から流体的に分離する隔壁(15)の壁部であることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の冷却ユニット(1)。
  9. 両熱交換器(4,5)の上流側において、各吸気口側面(4.1,5.1)にそれぞれ第1エアガイド(16)が設けられ、前記第1エアガイド(16)が各吸気口側面(4.1,5.1)に対して5°<β<45°の角度で延び、自身と吸気口側面(4.1,5.1)との間にエアダクト(7)が形成され、前記エアダクト(7)が前記吸気口側面(4.1,5.1)の寸法に沿って先細りとなり、
    前記2つの第1エアガイド(16)が各々、前記内側回路(2)を前記外側回路(3)から流体的に分離する隔壁(15)の壁部となり、また前記2つの第1エアガイドは、対向して位置される前記隔壁(15)の両端部に形成されることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の冷却ユニット(1)。
  10. 前記内側回路(2)の中に設けられた前記熱交換器(4)を用いて冷却された空気を吹き出す排気口(11)が備えられ、前記内側回路(2)の中に設けられた前記熱交換器(4)の前記排気口側面(4.1)が前記排気口(11)と重なることを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の冷却ユニット(1)。
  11. 前記排気口(11)の開口断面が前記排気口側面(4.1)と平行に配置され、前記排気口側面(4.1)の全体に広がっていることを特徴とする請求項10に記載の冷却ユニット(1)。
  12. 自身と前記熱交換器(4,5)の各吸気口側面(4.1,5.1)との間にエアダクト(7)を形成する前記第1エアガイド(16)が、端部領域において各吸気口側面(4.1,5.1)と接し、ここから角度(β)を有して延びていることを特徴とする請求項1〜11の何れか1項に記載の冷却ユニット(1)。
  13. 前記吸気口側面(4.1,5.1)の寸法(z)が、前記熱交換器(4,5)の気流方向(x,y)とは垂直に延びていることを特徴とする請求項1〜12の何れか1項に記載の冷却ユニット(1)。
  14. スイッチギアキャビネット内部(101)の空気に熱を放散する部品(102)が受け入れられているスイッチギアキャビネット(100)と、請求項1〜13の何れか1項に記載の冷却装置(1)とが設けられたスイッチギアキャビネット組立体であって、
    前記スイッチギアキャビネット内部(101)からの空気が第1ファン(17)により内側回路(2)を通って案内され、前記スイッチギアキャビネット組立体の周囲の空気(104)が第2ファン(18)により外側回路(3)を通って案内されることを特徴とするスイッチギアキャビネット組立体。
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