JP2018511058A - マイクロ波解析機器またはマイクロ波測定機器用の較正装置 - Google Patents

マイクロ波解析機器またはマイクロ波測定機器用の較正装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、ベクトル・ネットワークアナライザなどの解析または測定機器の較正のための較正装置100に関する。較正装置は、機器を接続可能にする複数の較正器コネクタ要素20A、20Bと、複数の較正導波管構造111〜115および導電性表面12を含むプレート要素10とを含み、各較正器コネクタ要素および/またはプレート要素の導電性表面は周期的構造27を有し、両者の間にギャップ29が形成されて導波管線路インタフェースが形成されるように配置され、結合される機器の導波管33に接続された導波管23を含む各較正器コネクタ要素20A、20Bと較正導波管構造(111〜115との相互接続が可能となる。較正装置は、プレート要素および/または各較正器コネクタ要素を制御可能に動かし、各較正器コネクタ要素20A、20Bの異なる較正導波管構造111〜115への接続を可能にする制御機能部14および駆動手段13を更に有する。【選択図】図1

Description

本発明は、出願時の請求項1の冒頭の2つの段落に記載の特徴を有する、マイクロ波回路または装置を解析または測定するためのツールまたは機器用の較正装置に関する。マイクロ波機器は、特に方形導波管技術が使用される場合には、THz以上までの周波数のための装置も意味する。
また、本発明は、出願時の請求項20の冒頭の1つの段落に記載の特徴を有する、解析または測定機器、例えばベクトル・ネットワークアナライザを導波管較正標準または被試験デバイスに接続するための装置に関する。
また、本発明は、出願時の請求項26の冒頭の2つの段落に記載の特徴を有する、そのようなツールまたは機器、例えばベクトル・ネットワークアナライザ(VNA)または伝送ラインを較正するための方法に関する。
フィルタ、アンプなどから、はるかに複雑な多機能システムまで、さまざまな種類のマイクロ波回路やデバイスを解析するために、ベクトル・ネットワークアナライザ(VNA)が広く使用されている。このような機器は、散乱パラメータ(Sパラメータ)を測定することにより、解析対象の回路またはデバイスの特性を評価し、伝送および反射の大きさ(すなわち、Sパラメータ)並びに位相を測定する信号源および信号受信器として動作することができる。
しかしながら、最高精度の有用な測定結果を提供するために、VNAを較正できることが最も重要である。一般に、較正は、測定されてVNAに転送されるいくつかの既知の標準を使用して行われて、したがってVNAからエラーが除去される。
したがって、多数の標準を含むいわゆる較正キットを使用することが知られている。VNAのポートには、較正を実行および検証するための多数の標準が接続されている。これは非常に時間のかかる、専門家のスキルと高精度が求められるプロセスである。
更に、高周波の使用は着実に注目を集めている。最大約67GHzの同軸ケーブルを伝送ラインとして使用することができるため、標準の同軸コネクタが較正キットに使用されている。しかし、67GHzを超える周波数の場合、ケーブルの代わりに長方形導波管が使用されるため、較正キットには、試験対象の回路またはデバイス上の等価フランジへのコネクタとして使用される標準導波管フランジが付属する。
低周波数では、同軸ケーブルが使用される場合、既知の較正キットは、複数の同軸コネクタ標準を含む。同軸ケーブル技術により、較正キットとVNAの間の両端にコネクタを備えた柔軟なケーブルを使用することができる。このような柔軟なケーブルにより、測定のセットアップが容易になる。
しかしながら、より高い周波数、例えば、約67GHzから約1THzまでの間で導波管を使用する必要がある場合、状況ははるかに複雑である。長方形導波管は通常は剛性を有するものであり、2つの反対側に位置する導波管フランジを一緒に接続するときには、高品質で再現可能で非放射性のインタフェースを得て、それによって良好な較正も達成するために、両導波管フランジの間の機械的および電気的接触両方の高品質が要求される。既知の較正キットは、整合負荷、異なる長さのショートした導波管線路(ショートと呼ばれる)、およびある一定の長さの直線導波管線路(スルーと呼ばれる)などの導波管較正標準からなる。これらは、または較正シーケンスでベクトル・ネットワークアナライザ(VNA)のポートに、またはポート間でねじ止めされている。一般的な較正手順では、オペレータは、較正標準のフランジとVNAのポートとを複数回一緒に接続しなければならない。これは、すべての接合フランジ間を良好に接触させるのに必要な全てのねじのために、非常に時間が掛かり、複雑で退屈な作業である。これには、機械的および電気的に安定した再現可能な接触を必要とするため、常に4本のねじが使用される。接続が完璧でない場合、例えば、わずかな角変位がある場合、または完全な嵌合がなされていない場合、導波管から自由空間への漏れが生じ、接続部での反射が増加する可能性がある。較正手順は、最大限に正確な測定のために、可能な限り完全なこのような接続に基づいている。
国際公開第2010/003808号
P.-S. Kildal, E. Alfonso, A. Valero-Nogueira, E. Rajo-Iglesias, "Local metamaterial-based waveguides in gaps between parallel metal plates", IEEE Antennas and Wireless Propagation letters (AWPL), Volume 8, pp. 84-87, 2009 E. Rajo-Iglesias, P.-S. Kildal, "Numerical studies of bandwidth of parallel plate cut-off realized by bed of nails, corrugations and mushroom-type EBG for use in gap waveguides", IET Microwaves, Antennas & Propagation, Vol. 5, No 3, pp. 282-289, March 2011 P.-S. Kildal, "Contactless flanges and shielded probes"
したがって、本発明の目的は、上述の問題の1つ以上を解決することができる較正装置を提供することである。
特に、使用および操作が容易な較正装置を提供することが目的である。
また、多数の導波管較正標準に対する較正を迅速かつ容易な方法で可能にする較正装置を提供することが目的である。
また、最小限のねじ込み作業およびねじ緩め作業で導波管フランジを接合することにより、迅速かつ信頼性の高い方法で較正することを可能にする較正装置を提供することが目的である。
具体的に、導波管に使用することができ、フランジ間の位置ずれまたは漏れによる較正誤差発生のリスクなしに高周波数(例えば、67GHz以上)に使用できる較正装置を提供することが目的である。
また具体的に、製造が容易で安価な較正装置を提供することが目的である。
最も強調されるべき目的は、異なる標準導波管の寸法(例えば、WR15、WR12、・・・WR3)および対応する標準導波管フランジの寸法に関連して、高周波数および低周波数の測定システムに使用するためにスケーリングされるのに適した較正装置を提供することである。
一般的な導波管測定のための較正装置を提供することも目的である。
したがって、請求項1の特徴を有する、冒頭で参照された装置が提供される。
更に、一般的な回路またはVNA等、特に導波管フランジを較正するための方法を提供することが目的であり、この方法によって上述の問題の1つ以上が解決される。
したがって、請求項26の特徴を有する、冒頭で参照された方法が提供される。
更なる目的は、既存の較正標準が以前より容易かつ迅速に使用できるように、解析機器または測定機器を導波管較正規格または被試験デバイスに接続するための装置を提供することである。
したがって、請求項20の特徴を有する接続装置が提供される。
有利な実施形態は、それぞれ他の従属請求項に記載された特徴を有する。
以下に本発明を非限定的な実施形態を示す添付の図面を参照して更に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態による較正装置の図である。 図2は、図1の較正装置の上方からの断面図である。 図3は、図2の矢印Bに沿った断面の拡大図である。 図3Aは、図2の実施形態における較正器コネクタ要素とプレート要素との間の周期的構造の概略側面図である。 図3Bは、較正器コネクタ要素とプレート要素との間の周期的構造の別の実施形態の概略側面図である。 図4は、本発明の一実施形態による、周期的構造を有するフランジを備える例示的な較正器コネクタ要素の斜視図である。 図5は、本発明の別の実施形態による、周期的構造を有するフランジを備える例示的な別の較正器コネクタ要素の斜視図である。 図6は、本発明による代替的な較正装置の概略図である。 図7は、解析または測定機器を導波管較正標準または試験対象のデバイスに接続するための装置の断面図であり、較正器コネクタ要素は、2つの導波管フランジの間に直接接続され、両側に周期的構造が設けられている。
図1は、本発明による較正装置100の第1の実施形態を示す。較正装置100は、較正中にVNAの2つのポート間、図中の符号付きVNAポート1および2の間に配置され、その後実際の測定中に試験対象回路または試験対象デバイス(DUT)に置き換えられる。これにより、較正中に各VNAポートを接続および切断する回数を、ポートごとに3回または4回から1回に減らすことができる。このことで、較正時間が節約され、また較正がより正確になる。
較正装置100は、複数の導波管較正標準を備えるか、またはその内部に取り付けられているプレート要素10を備える。これらは、図1において長方形の導波管開口11、11、11、11、11としてプレート要素10の両側の表面に見ることができる。プレート要素10は、ここでは、プレート要素10の長手方向の延長部に沿って配置された較正導波管開口11、11、11、11、11(入力/出力のみが明示されている。)を有する細長いプレートを含む。プレート要素10の互いに反対に位置する側は、導電性表面12、12を含む。較正装置は、そこで使用される標準導波管フランジ30A、30BによってVNAまたはDUTに接続するためのプレート要素10の両側に配置されるように適合されたフランジである較正器コネクタ要素20A、20Bを更に備える。
図1、図2および図5の図面は概略図であり、周囲の支持構造が省略されていることをここで強調しておかなければならない。フランジすなわち較正器コネクタ要素20A、20Bは実際には周囲のハウジング構造に固定されており、そのハウジング構造は、較正手順の間に、2つのフランジすなわち較正器コネクタ要素20A、20Bの中央の導波管開口と異なる導波管開口が次々に一致するようにプレート要素10を移動させる装置を有する。
図示された実施形態における各較正器コネクタ要素20A、20Bはフランジ要素を備え、そのフランジ要素の中央部分には、導波管23の標準的な長方形の開口の周りに周期的または準周期的テクスチャまたは構造27(本明細書では「構造」と呼ばれる)が配置される(図4参照)。他の実施形態では、較正器コネクタ要素またはフランジ要素は、任意の他の適切な形状、例えば長方形を有し得ることは明らかであろう。
周期的構造27は、図5に示すような波形状構造でもよく、または図4に示すような複数のピン26を有する構造であってもよい。図4の実施形態では、ピンは正方形の断面(図4参照)を有するが、円形または長方形のような他の断面形状を有することもできる。
一方の側の導電性の滑らかな平面のフランジ表面すなわち導電性表面12と、他方の側の周期的構造27を有する別のフランジ表面との間の接続を提供するのであるが、2つの導波管開口(例えば、導波管較正標準の開口およびVNA導波管ポートの開口など)は、機械的接触を必要とせずに接続することができる。したがって、2つの接続フランジ表面の間のギャップ29の存在、例えば空気の存在、或いは気体、真空、または少なくとも部分的に誘電体が充填されたギャップの存在は、周期的構造が2つのフランジ表面の間のあらゆる種類の波伝搬を停止させることで可能となっている。テクスチャとも呼ばれる周期的構造は、ギャップ29の内部のあらゆる他の方向のギャップ29内の波の伝搬を停止するように設計されており、波は、較正または測定の少なくとも意図された周波数帯域において一方のフランジ表面の導波管開口から他方の導波管開口へギャップを横断して通過することだけが可能である。したがって、周期的構造の、例えばピン、ポスト、溝、突条部などの形状、寸法並びに構成は、意図された方向以外の方向の波の伝搬を防止するように選択される。
周期的なテクスチャ(構造)が設けられた2つの表面間の非伝搬特性すなわち非漏洩特性は、非特許文献1に記載のもの、および非特許文献1の執筆者によるその後のいくつかの文献に記載されている。非伝搬特性は、阻止帯域と呼ばれる特定の周波数帯域内にあらわれる。したがって、周期的なテクスチャおよびギャップサイズは、較正キットにおいて考慮される標準導波管の動作周波数帯域をカバーする阻止帯域が得られるように設計されなければならない。このような阻止帯域は、非特許文献2に記載のもののような他のタイプの周期的構造によっても提供され得ることも知られている。これらの阻止帯域特性は、特許文献1に記載されているように、いわゆるギャップ導波管線路を形成するためにも使用される。
これまで使用されていたまたはギャップ導波管線路に使用される周期的または準周期的テクスチャのいずれも、本発明の較正キットおよび接続装置に使用することができ、特許請求の範囲に含まれる点は強調しておく必要がある。
導波管のフランジを改善するために周期的なテクスチャを使用するアイデアは、非特許文献3から公知となっており、または2012年5月15日出願の欧州特許出願第12168106.8号の明細書にも記載されている。
本発明によれば、2つの表面、例えば平面である導電性表面12および周期的構造の平面、すなわち波形状構造27のピンまたは突条部の遊端によって形成される平面は、送信信号の波長の4分の1を超えて離隔されてはならず、4分の1波長未満の間隔で離隔されなければならない。この点については、前述の非特許文献2に詳細に記載されている。
特定の実施形態(図4参照)の周期的構造27は、例えば0.15λ×0.15λの寸法および0.15〜0.25λの高さを有する断面を有するピンの配列である周期的構造27を含む。インタフェースの一方の側の前記導電性表面12と他方の側の周期的構造27とによって形成されるインタフェースにより、電力が較正器コネクタ要素の導波管23の間のギャップ29を通って漏れることが防止され、例えば、VNA導波管33、および較正導波管構造(図3も参照)と相互接続される。
本発明によれば、周期的構造27を含む表面と導電性表面12との組み合わせを使用することによって、すなわち周期的構造をそれぞれ備えた2つの表面と導電性表面との間で(例えば図3B参照)、導波管線路は、表面が機械的に接触していなくても接続することができ、これにより、既知の構成では上記のように各較正標準に対する較正のために必要となる表面同士を接続するねじ等の締結手段が必要なくなる。
導電性表面12や周期的構造27の表面間の間隙を許容するか、または少なくとも表面を接触状態に保つための機械的な固定を必要としないことにより、複数の標準を含むプレート要素10と較正器コネクタ要素20A、20Bとを互いに移動可能に配置することができ、それにより導波管コネクタ要素30A、30Bによって、および較正器コネクタ要素20A、20Bおよび複数の較正標準を含むプレート要素10の互いに対する変位を介して較正器コネクタ要素20A、20Bに接続された導波管に対して、較正用の導波管開口11、11、11、11、11によって提供される異なる較正標準を導波管33に適用することができる。導波管は、異なる較正標準の適用の間での着脱を必要とせずに、自動的かつ機械的に切り替えられると言えるが、周波数帯域のすべての較正標準は自動的に通過させることができる。
図1に示す実施形態では、プレート要素10は、モータ13(例えば電気モータ)の作動によって支持ハウジングの内部で移動可能である(非常に概略的に示されているが、プレート要素の直線運動(図1の矢印T)を制御するように適合されたモータ13は、異なる方式のために設けることができ、多くの異なる種類のものとすることができるからである)。モータ13は、制御ユニット14によって制御されて、較正器コネクタ要素20A、20B(導波管コネクタ要素30A、30Bに接続されている)を、較正用の導波管開口11、11、11、11、11によって、または較正用導波管構造で形成された異なる較正標準に任意の順序で自動的に1つずつ順番に接続する。したがって、導波管コネクタ要素30A、30Bを介したVNAのポートは、導波管コネクタ要素30A、30Bを較正器コネクタ要素20A、20Bから切り離すことなく、異なる較正標準に接続される。
したがって、較正シーケンスの全体または一部は、オペレータの関与を必要とせずに自動的に実行することができ、これは非常に有利である。この実施形態では、導波管コネクタ要素30A、30Bは、複数の標準による較正シーケンス全体を実行するために、較正器コネクタ要素20A、20Bに一度ねじなどの固定手段25で固定するだけでよい。有利な実施形態では、異なる遅延および整合負荷を有するショート較正標準、オフセットショート較正標準、スルー(thru)ライン較正標準が、プレート要素10に設けられる。これらの較正標準の組み合わせは、さまざまな較正手順と較正品質の検証と保証のために使用される。
較正導波管構造、較正標準は、代替的実施形態では、任意の他の適切な断面、例えば円形を有し得ることは明らかである。較正器コネクタ要素は、いくつかの実施形態では、例えば矩形導波管と円形導波管との間の移行部を含むことができる。較正器コネクタ要素または導波管コネクタ要素が円形または矩形導波管を含むか否かにかかわらず、較正標準が円形または長方形などであってもよいことは明らかである。
当然ながら、本発明は、上述の較正標準に限定されず、他の較正標準に追加でまたは単独で、またはこれらの較正標準の一部のみにも等しく適用可能である。
較正キットを含む較正装置では、異なる周波数帯域のために異なる寸法の周期的構造が必要とされるので、異なる周期的構造および異なるサイズの導波管開口を有する異なる較正器コネクタ要素20A、20Bが異なる周波数帯域に対して設けられることが好ましい。
図2は、図1の較正装置100の上方からの図であり、導電性表面12、12およびピン26を有する周期的構造27を備える較正器コネクタ要素20A、20Bと、可動プレート要素10の配置と、それらの間のギャップ29、29が示されている。導波管コネクタ要素30A、30Bは、有利な実施形態では、ここでは「ねじ」である固定手段25、25によって較正器コネクタ要素20A、20Bに接続されるが、ねじとは別の固定手段が代替的に使用されてもよい。
図3は、図2のBで示された部分の拡大図であり、導電性表面12、12および較正器コネクタ要素20A、20Bのここでは複数のピン26を含む周期的構造27を有する可動プレート要素10の一部をより明瞭に示すための図である。それぞれのプレート要素の導電性表面12、12と周期的構造27、27との間のギャップ29、29を図に見ることができ、導波管線路インタフェースの一方の側の周期的構造27により、破線で示され、かつ較正器コネクタ要素導波管であるVNA導波管と、他方の導電性表面12との間のギャップ29を形成可能となるという事実のために、上述したように導電性表面12の表面と周期的構造27の表面との間の相対変位が可能となる。
図3Aは、突出要素である複数のピン26を含む周期的構造27および導電性表面12およびギャップ29を有するプレート要素10の較正器コネクタ要素20Aの概略側断面図である。
図3Bは、較正器コネクタ要素20A"が第1の高さの突起要素である複数のピン26"を含み、プレート要素10の導電性表面12"もまた、ここでは較正器コネクタ要素20A" の突出要素すなわちピン26"と同じ高さの突出要素すなわち複数のピン26"を含む。したがって、2つの周期的構造27"、27"は、較正器コネクタ要素20A"とプレート要素10"の両方に設けられた複数の突出要素すなわちピン26"、26"と、それらの間にギャップ29"が形成されており、すなわち2組の突出要素すなわちピンが形成されている。いくつかの実施形態では、2組の突出要素すなわちピンはすべて同じ高さであり、各突出要素すなわちピンは、所望の阻止帯域を形成するのに必要な突出要素すなわちピンの全長の半分に対応する長さを有する。
更に他の代替的実施形態では、突出要素すなわちピンまたは波形部(図示せず)の異なる組に対して異なる高さが使用される。更に他の実施形態では、突出要素すなわちピンまたは波形部の長さまたは高さは、対向して配置された突出要素すなわちピンまたは波形部の全長が所望の阻止帯域に必要な長さに対応する限り、それぞれの組(図示せず)内で異なる。このような突出要素の配置は、本出願人によって2015年9月24日に出願された欧州特許出願第15186666.2号の明細書にも開示されている。
図4は、ここでは(0.15λ)の断面寸法および0.15〜0.25λの高さを有する多数の正方形のピン26を含む周期的構造27を、導波管23を囲む配置で備えた較正器コネクタ要素20Aを示す斜視図である。上述のように、任意の適切な種類のピンまたは波形部の幅または断面寸法/高さは、測定/較正が実行されるべき周波数帯域によって決定される。周波数帯域が高いほど寸法は小さくなり、寸法は波長と線形に比例し、すなわち周波数が高いほど波長λが小さくなり、寸法が小さくなる。ある周波数帯域について、λは対応する周波数帯域の中心周波数の波長であることは明らかである。図4には、ねじ孔である孔34(貫通孔であってもなくてもよい)が、導波管コネクタ要素に接続するための固定手段25のために設けられ(図2参照)、較正器コネクタ要素とプレート要素(すなわち導波管)との間の位置合わせを保証する位置合わせピン用の孔35が示されている。
図5は、導波管開口23を取り囲む溝26を有する複数の同心円状に配置された波形を有する波形構造を含む周期的構造27を有するフランジを備える別の代替的な較正器コネクタ要素20Aを示す斜視図である。図5にはまた、導波管コネクタ要素(図2参照)への接続のための固定手段25(図2参照)用の孔34と、位置合わせピン用の孔35が示されている。
更に他の実施形態では、周期的構造は、較正器コネクタ要素およびプレート要素のいずれかまたは両方の上に異なるように配置された波形部によって設けられ得ることは明らかである。
図6は、プレート要素10'が代わりに、例えばVNAのポートを形成する導波管コネクタ要素30A'、30B'に接続する較正器コネクタ要素20A'、20B'に対して回転並進を行うように適合される、代替実施形態の概略図である。プレート要素10'は、この実施形態では円形であり、較正標準を含む較正導波管構造11'、11'、11'、11'、11'、11'は(尚、較正導波管構造11'は、図6において要素20B'がそれに接続されているので明示されていない)、細長い板の長手方向の延長部に沿って直線的に配置される代わりに、導電性表面12'、12を有する円形のプレート要素10'の外縁部からある距離に分散して配置されている。図1に示す実施形態と同様に、導波管コネクタ要素30A'、30B'は、ねじまたはボルトなどの固定手段25によって較正器コネクタ要素20A'、20B'に固定される。制御ユニット(図示せず)は、中心軸(図示せず)を通るプレート要素10'の回転運動、および例えば図1を参照して説明したような異なる較正標準の適用シーケンスなどを制御する。他の全ての態様において、較正装置100'の構成および機能は、図1〜図4を参照して説明したものと同様である。
図7は、2つの導波管フランジ(30A"、30C")の間に配置される導波管孔(23")を有し、両面に周期的または準周期的構造を有する較正器コネクタ要素20C"を含む接続装置を示しており、これはフランジギャップアダプタと呼ばれ、表面だけを含み、フランジは有していない。これにより、VNAポートのフランジ30A"を較正器コネクタ要素20C"に接続し、DUTのフランジ30C"または別個の較正標準を較正器コネクタ要素20C"の反対側に接続するときですら、ねじの使用を避けることができる。図7の符合11"は、DUTまたは較正標準のポート、符合33"はVNAポートを示す。較正器コネクタ要素20C"の外側リング35"は、較正器コネクタ要素のテクスチャ加工された表面と30A"、30C"のフランジ表面との間に明確なギャップを確保する。
較正器コネクタ要素20C"の両側のギャップ29A"、29B"は、その周期的構造27"、27"と導電性表面12"、12"との間に形成される。
ここでは、対応する要素は前の実施形態と同じ参照番号であるが二重プライムを有し、反復して説明しないが、形状、寸法、周期的構造およびその位置等に関する限り、同じ様式で改変して実施できることは明らかであろう。
したがって、これらの較正器コネクタ要素またはフランジギャップアダプタもまた、それぞれの較正標準とVNAポートとの間、および測定時にはVNAポートとDUTポートの間の位置合わせピン(図4、図5を参照)を使用して取り付け可能な自由要素である。したがって、そのような場合には、既存の較正標準を、固定手段なしに位置合わせピンのみで使用することができる。実際には、フランジのねじまたはボルトを取り除くことができ、位置合わせピンまたは類似物のみが必要となる。
したがって、位置合わせピンで位置合わせを保証することができ、また軸方向の公差は、フランジギャップアダプタの表面がテクスチャ加工されているため、あまり重要ではない。次に、他の図示された実施形態のように特別なプレート要素の必要なく、通常の較正キットを使用することもできる。このようなフランジギャップアダプタを用いることにより、既存の別個の較正標準の使用が可能となるが、このことは非常に有利であり、既存の別個の較正標準を用いたより簡便で簡単な較正が可能となる。
表面間の隙間はギャップとして記載されており、小さなギャップであってもよいことに留意されたい。しかし、ギャップはゼロであってもよい。重要な点は、2つの表面の間の電気的接触の必要がないため、電気的接触を確実にするためのねじなどの必要性がないことである。
較正器コネクタ要素は、異なる形状および寸法を有することができること、また、プレート要素も異なる形状および寸法を有することができること、更にプレート要素上の異なる標準、較正器コネクタ要素とプレート要素との間の自動的な接続を可能にする相対運動を異なる方法で提供することもできることは、明らかであろう。
1つの有利な実施形態では、2つではなく4つのポートがあり、例えば4ポートVNAとともに使用されるように適合され、4つの較正コネクタ要素を備える較正装置となる。
本発明は、特定の較正装置のタイプ、較正または導波管コネクタ要素またはコネクタの位置、または特定のプレート要素の形状、特定のタイプの周期的構造、例えば較正器コネクタ要素および/またはプレート要素上の周期的構造の特定の位置、特定の材料等に限定されず、これらの特徴は特許請求の範囲内の請求項の記載の技術範囲で自由に変更可能であることは明らかであろう。
また、駆動および制御機能は、異なる手段によって異なる方法で提供されてもよい。特に、プレート要素の動き、ひいては較正標準、シーケンスの選択などを含む様々な較正標準への接続は、ここで制御ユニットと呼ばれるものを介してコンピュータ制御される。
したがって、好ましくは、較正手順は、コンピュータによって実行され、このコンピュータは、較正シーケンスを制御し、導波管セクション(較正器コネクタ要素)の存在の必要な修正を行い、較正係数を計算し、それらをVNAに転送する。
制御機能は、外部または別個の制御ユニット(例えば図1に概略的に示されているもの)によって提供されてもよいことは明らかであろう。あるいは、較正手順を制御するための制御機能、例えば較正シーケンスは、VNA自体の制御機能によって実行することができる。
他の態様においても、本発明は多くの異なる方法で変更可能であることは明らかであろう。本発明の概念は、一般的には導波管測定を行うために、または例えば試験目的または他の目的で適合可能な導波管相互接続を行うために使用することもできる。
本発明には特に、製造、取り付け、制御、特に操作が容易な較正装置が提供されるという利点がある。
既存の較正標準の使用を容易にする接続装置が提供されることも利点である。

Claims (27)

  1. 例えば、ベクトル・ネットワークアナライザなどの解析または測定機器の較正のための較正装置(100、100')であって、
    解析または測定機器を接続可能にする複数の較正器コネクタ要素(20A、20B;20A'、20B';20A;20")を含み、
    前記較正装置は、複数の異なる較正標準を含む複数の較正導波管構造(11、11、11、11、11;11'、11'、11'、11'、11'、11')を有するプレート要素(10;10';10")を含み、
    前記プレート要素(10;10';10")は、その複数の面において、導電性表面(12;12';12")を備え、
    各較正器コネクタ要素(20A、20B;20A'、20B'、20")および/または前記プレート要素(10")の前記導電性表面は、周期的または準周期的構造(27;27';27'、27";27)を有し、
    各較正器コネクタ要素(20A、20B;20A'、20B'、20";20A)は、前記プレート要素(10;10';10")と接続可能であり、前記プレート要素との接続により、導波管線路インタフェースが、前記導電性表面(12;12';12")と、前記較正導波管構造(11、11、11、11、11;11'、112'、11'、11'、11'、11')に配置されているときの較正器コネクタ要素(20A、20B;20A'、20B';20";20A)の表面とによって形成され、前記プレート要素(10;10';10")と各較正器コネクタ要素(20A、20B;20A'、20B'、20";20A)とは、両者の間にギャップ(29;29';29")を形成して、前記プレート要素(10;10';10")と各較正器コネクタ要素(20A、20B;20A'、20B'、20";20A)とが相対移動可能にされ、
    好ましくは、前記較正装置(100、100')は、前記プレート要素(10;10';10")および/または各較正器コネクタ要素(20A、20B;20A'、20B'、20";20A)の相対移動と、各較正器コネクタ要素の前記較正導波管構造(11、11、11、11、11;11'、11'、11'、11'、11'、11')への接続とを制御する制御機能部(14)および駆動手段(13)を更に有するか、または前記制御機能部(14)および前記駆動手段(13)、と通信するように適合されて、それにより導波管(23)を含む各較正器コネクタ要素(20A、20B;20A'、20B'、20";20A)に結合される解析または測定機器の導波管(33)と複数の異なる較正標準との相互接続を可能にすることを特徴とする較正装置。
  2. 請求項1に記載の較正装置(100、100')であって、
    前記ギャップ(29;29';29")が、較正/測定対象の導波管信号の波長の1/4または対応する導波管周波数帯域の中心周波数波長の1/4より小さいことを特徴とする較正装置。
  3. 請求項1または2に記載の較正装置(100、100')であって、
    少なくとも2つの較正器コネクタ要素(20A、20B;20A'、20B'、20")が、前記プレート要素(10;10';10")の反対側に位置するように適合されることを特徴とする較正装置。
  4. 請求項3に記載の較正装置(100、100')であって、
    4つの較正器コネクタ要素を有することを特徴とする較正装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の較正装置(100、100')であって、
    各較正器コネクタ要素(20A、20B;20A'、20B'、20";20A)は、導波管(33)を有する、例えば、VNAポートまたはDUTのような導波管コネクタ要素(30A、30B;30A'、30B')に例えばねじ、ボルトまたは類似物(25)などの結合要素によって着脱自在に結合され、例えば協働する位置合わせピンおよび位置合わせ孔(35)によって位置合わせされるように適合されることを特徴とする較正装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の較正装置(100、100')であって、
    前記プレート要素(10;10")は、細長いプレート要素を含み、前記較正導波管構造(11、11、11、11、11)は、前記プレート要素(10)の長手方向の延長部に沿って一列に配置され、
    前記プレート要素(10)は、前記駆動手段(13)によって移動可能に適合されて直線並行移動を行い、該直線並行移動は、各較正器コネクタ要素(20A、20B;20A'、20B'、20";20A)が、前記制御機能部(14)によって制御される任意の決定された順序で前記較正導波管構造(11、11、11、11、11)のそれぞれに配置され得るように行われることを特徴とする較正装置。
  7. 請求項1から5のいずれか一項に記載の較正装置(100')であって、
    前記プレート要素(10')は、円形プレート要素を備え、前記較正導波管構造(11'、11'、11'、11'、11'、11')は、円形の前記プレート要素(10)からある距離に配置され、
    前記プレート要素(10')は、前記駆動手段(13)によって移動可能に適合されて回転移動を行い、該回転移動は、各較正器コネクタ要素(20A'、20B';20A)が、前記制御機能部(14)によって制御される任意の決定された順序で前記較正導波管構造(11'、11'、11'、11'、11'、11')のそれぞれに配置され得るように行われることを特徴とする較正装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の較正装置(100、100')であって、
    前記周期的または準周期的構造(27;27"、27")は、正方形の断面を有する複数のピンまたは突出要素(26;26"、26")を含むことを特徴とする較正装置。
  9. 請求項8に記載の較正装置(100、100')であって、
    前記複数のピンまたは突出要素(26;26"、26")は、λが対応する導波管の中心周波数の波長であるとき、約0.15λ×0.15λの断面寸法を有し、約0.15〜0.25λの範囲内の高さを有することを特徴とする較正装置。
  10. 請求項1から7のいずれか一項に記載の較正装置(100、100')であって、
    前記周期的または準周期的構造は、円形の断面を有する複数のピンまたは突出要素を含むことを特徴とする較正装置。
  11. 請求項10に記載の較正装置(100、100')であって、
    前記複数のピンまたは突出要素は、λが対応する導波管の中心周波数の波長であるとき、約0.15〜0.25λの高さを有することを特徴とする較正装置。
  12. 請求項1から7のいずれか一項に記載の較正装置(100、100')であって、
    前記周期的または準周期的構造は、前記ギャップ(29;29';29")内を伝搬する任意の波に対するカットオフを提供することができる波形表面または任意の他の周期的または準周期的構造を含むことを特徴とする較正装置。
  13. 請求項1から7のいずれか一項に記載の較正装置(100、100')であって、
    各較正器コネクタ要素(20A、20B;20A'、20B'、20";20A)が、周期的または準周期的構造(27;27"、27")を有す表面を含み、前記プレート要素(10;10'")は、滑らかな導電性表面(12、12')を含むことを特徴とする較正装置。
  14. 請求項1から13のいずれか一項に記載の較正装置であって、
    各較正器コネクタ要素(20")が、ピンまたは突出要素(26")の第1の組を含む周期的または準周期的構造(27")を有する表面を含むことを特徴とする較正装置。
    前記プレート要素(10")は、ピンまたは突出要素(26")の第2の組を含む周期的または準周期的構造(27")を有する表面を含み、前記ピンまたは突出要素(26")の第1の組の各ピンまたは突出要素(26")は、例えば第2の組の前記ピンまたは突出要素(26")に対向するように配置されることを特徴とする較正装置。
  15. 請求項14に記載の較正装置であって、
    前記ピンまたは突出要素の第1の組および第2の組のピンまたは突出要素(26";26")の長さまたは高さは同じであり、各々のピンまたは突出要素は所望の阻止帯域を形成するのに必要な全長の実質的に半分の長さを有し、
    前記ピンまたは突出要素の第1の組および第2の組の、および/または前記ピンまたは突出要素の第1の組および第2の組のそれぞれの内部のピンまたは突出要素の長さまたは高さは異なり、2つの互いに対向するピンまたは突出要素の長さの合計は、所望の阻止帯域を形成するのに必要な全長に一致することを特徴とする較正装置。
  16. 請求項1から15のいずれか一項に記載の較正装置(100、100')であって、
    ピンまたは突出要素(20A、20B;20A'、20B'、20";20A)の複数の組を備える較正キットを含み、前記複数の組の各々は、特定の周波数帯域に適合した寸法を有する、例えばピン、波形表面または類似構造などの周期的または準周期的構造を有する複数の較正器コネクタ要素を含むことを特徴とする較正装置。
  17. 請求項1から16のいずれか一項に記載の較正装置(100、100')であって、
    ベクトル・ネットワークアナライザ(VNA)の較正と品質検証に使用されるように適合されていることを特徴とする較正装置。
  18. 請求項17に記載の較正装置(100、100')であって、
    前記制御機能部は、較正装置の外部コンピュータまたは前記ベクトル・ネットワークアナライザ(VNA)と通信するベクトル・ネットワークアナライザ(VNA)のコンピュータによって提供されることを特徴とする較正装置。
  19. 請求項1から16のいずれか一項に記載の較正装置(100、100')であって、
    自動的に操作されるべく適合されていることを特徴とする較正装置。
  20. 較正および測定中の、例えばベクトル・ネットワークアナライザなどの解析または測定機器への接続のための装置であって、
    対向する2つの導波管フランジ(30A"、30C")の間に配置される導波管孔(23")を有するディスクまたはプレートの形態の較正器コネクタ要素(20C")を含み、それにより2つの接合導波管フランジの間の非接触接続を可能にし、前記2つの接合導波管フランジの一方は、例えばベクトル・ネットワーク・アナライザ(VNA)などの解析または測定機器のポートであり、他方は、導波管較正標準または試験対象のデバイスのいずれかのポートであり、
    較正器コネクタ要素(20C")は、両側の2つの表面を備え、各表面は、第1および第2の周期的または準周期的構造を形成する導波管孔(23")の周囲に周期的または準周期的構造(27A"、27B")を有し、
    前記較正器コネクタ要素(20C")は、前記周期的または準周期的構造(27A"、27B")と対応するフランジ(30A"、30C")の滑らかな表面との間にギャップ(29A"、29B")が形成されるように、導波管フランジ(30A"、30C")に接続可能であり、それにより、例えばVNAのような解析または測定機器の導波管(33")と、導波管ポートを含む導波管較正標準(11")または試験対象のデバイスとの非接触接続を可能にすることを特徴とする装置。
  21. 請求項20に記載の装置であって、
    対応する導波管周波数帯域の波長または中心周波数波長の1/4より小さいことを特徴とする装置。
  22. 請求項20または21に記載の装置であって、
    前記周期的または準周期的構造(27")は、正方形、長方形、または円形の断面を有する複数のピン、突出要素、ポスト、または類似物(26")を含むことを特徴とする装置。
  23. 請求項22に記載の装置であって、
    前記複数のピン、突出要素、ポスト、または類似物(26")は、λが対応する導波管の中心周波数の波長であるとき、約0.15λ×0.15λの断面寸法を有し、約0.15〜0.25λの範囲内の高さを有することを特徴とする較正装置。
  24. 請求項21または22に記載の装置であって、
    前記周期的または準周期的構造は、前記周期的または準周期的構造と滑らかな導波管フランジ(30A"、30C")との間のギャップ(29A"、29B")内を伝搬する任意の波に対するカットオフを提供することができる波形表面または任意の他の周期的または準周期的構造を含むことを特徴とする装置。
  25. 請求項20から24のいずれか一項に記載の装置であって、
    既存の導波管較正標準とともに使用されるように適合されていることを特徴とする装置。
  26. 例えば、ベクトル・ネットワークアナライザなどの解析または測定機器の較正のための方法であって、
    前記解析または測定機器は、それに接続可能にするために複数の較正器コネクタ要素(20A、20B;20A'、20B';20A)を含み、
    任意の順番で実施される以下のステップ、すなわち
    複数の異なる較正標準を含む複数の較正導波管構造(11、11、11、11、11;11'、11'、11'、11'、11'、11')を有するプレート要素(10;10')上に配置された、該プレート要素に関連する複数の較正器コネクタ要素(20A、20B;20A'、20B'、20"、20A)を提供するステップであって、
    前記プレート要素(10;10')は、その複数の面に、導電性表面(12;12')を備え、
    各較正器コネクタ要素(20A、20B;20A'、20B'、20":20A)は、周期的または準周期的構造(27;27"、27')および/または周期的または準周期的構造(27")を有する前記プレート要素(10")の前記導電性表面(12")を有し、前記導電性表面(12")と周期的構造(27)との間または較正器コネクタ要素の周期的または準周期的構造(27"、27")のそれぞれと前記プレート要素(10")との間にギャップ(29;29';29")が設けられて、導波管線路インタフェースを形成する、
    該ステップと、
    解析または測定機器の導波管(33)が、各較正器コネクタ要素(20A、20B;20A'、20B'、20":20A)の導波管(23)に接続されるように、各較正器コネクタ要素(20A、20B;20A'、20B'、20":20A)に、それぞれに対応する導波管コネクタ要素(30A、30B;30A'、30B')を結合要素によって結合するステップとを含み、
    前記方法は更に、
    駆動手段および制御機能部(13、14)によって制御可能に駆動されることにより、前記プレート要素(10;10';10")および/または複数の前記較正器コネクタ要素(20A、20B;20A'、20B'、20":20A)の相互で較正シーケンスを実施するステップであって、前記較正シーケンスは、選択された複数の前記較正器コネクタ要素(20A、20B;20A'、20B'、20":20A)が、前記複数の較正導波管構造(11、11、11、11、11;11'、11'、11'、11'、11'、11')のなかの1つから他の1つへと自動的に移動されるように実施され、それにより各較正器コネクタ要素の導波管(23)および解析または測定機器の導波管(33)が、異なる複数の較正導波管構造(11、11、11、11、11;11'、11'、11'、11'、11'、11')との制御可能に相互接続されることが可能となり、もって異なる較正標準に対する較正を含む全ての較正シーケンスがオペレータの介入なしで自動的に行われる、該ステップを更に含むことを特徴とする方法。
  27. 請求項26に記載の方法であって、
    前記プレート要素(10;10')の前記導電性表面(12;12')間のギャップは、測定対象の信号の波長の1/4または対応する導波管周波数帯域の中心周波数波長の1/4よりも小さく、
    前記方法は、更に
    較正対象の信号の周波数帯域に適合されたピン、波形表面または類似構造の寸法を有する周期的または準周期的構造を有する較正器コネクタ要素(20A、20B;20A'、20B';20A)を選択することによって、前記周波数帯域に応じて較正器コネクタ要素(20A、20B;20A'、20B';20A)を、選択するステップを含むことを特徴とする方法。
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