JP2019105541A - 誘電体材料の定数測定装置 - Google Patents

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啓一 夏原
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崇行 ▲高▼▲瀬▼
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尓昊 尚
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【課題】 誘電体材料の試料片を高い精度で加工することを可能にして測定誤差を少なくし、また、校正キットを自作することを可能にする誘電体材料の定数測定装置を提供する。【解決手段】 誘電体材料の定数をネットワークアナライザ10で測定する誘電体材料の定数測定装置において、誘電体材料で作られた円柱状の試験片A1が挿入されてネットワークアナライザ10のトランスジューサ20、30の間に取り付けられる筒状の円形導波管40を備える。【選択図】 図1

Description

この発明は、誘電体材料の定数を測定する誘電体材料の定数測定装置に関する。
誘電体材料の定数を測定する場合に測定で用いる信号の周波数が高いときの測定方法(例えば、非特許文献1〜3)として、例えば伝送ライン法がある。伝送ライン法ではネットワークアナライザを用い、ネットワークアナライザの2つのポート間に、図8(a)に示すように所定形状の試験片A11を入れた矩形導波管101または図8(b)に示すように所定形状の試験片A12を入れた同軸ライン102を接続する。そして、ネットワークアナライザでSパラメータを測定し、Sパラメータの測定データから計算で誘電体材料の定数として、誘電率と透磁率とを算出する。
このように、伝送ライン法では伝送ラインとして矩形導波管および同軸ラインのどちらかを用いる。矩形導波管や同軸ラインでSパラメータを測定するためには、校正キットを用いてネットワークアナライザを校正する。例えば、矩形導波管を用いるときには標準の導波管の校正キットでTRL(Trough−Reflect−Line)校正を行い、同軸ラインを用いる場合には標準の同軸ラインの校正キットでTRL校正を行う(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−197577号公報
「誘電体測定の基礎」 キーサイトテクノロジーズ アプリケーションノート 5989−2589JAJP、 2015年7月 「Technique of Microwave Measurements」, in M.I.T. Radiation Laboratory Series, Boston Technical Publishers. Inc., 1964年 「Appendix C in Antenna Handbook Theory,Applications,and Designs」,Van Nostrand Rainhold Company, 1988年
先に述べた伝送ライン法には次の課題がある。伝送ライン法で矩形導波管を用いる場合には、誘電体材料を直方体にフライス加工して試験片を作製する。このとき、矩形導波管の内壁と試験片との間に隙間があると、測定誤差が大きくなる。しかし、回転して加工する旋盤加工に比べてフライス加工では精度が高くないので、矩形導波管の内壁と試験片との間に隙間ができて、測定誤差が大きくなる。
また、矩形導波管の内壁の角部分にはアールがついているので、試験片を小さくする必要がある。試験片を小さくした結果、矩形導波管の内壁と試験片との間に隙間ができて、測定誤差が大きくなる。
伝送ライン法で同軸ラインを用いる場合には、線路が同軸なので高い周波数では用いることができない。また、誘電体材料から円環状の試験片を作製する必要があり、作製工程が増えてしまう。
伝送ライン法で伝送ラインとして矩形導波管と同軸ラインのどちらかを用いてSパラメータを測定しようとすると、校正キットが必ず必要である。しかし、これらの校正キットは高価で自作困難である。
この発明の目的は、前記の課題を解決し、誘電体材料の試料片を高い精度で加工することを可能にして測定誤差を少なくし、また、校正キットを自作することを可能にする誘電体材料の定数測定装置を提供することにある。
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、誘電体材料の定数をネットワークアナライザで測定する誘電体材料の定数測定装置において、前記誘電体材料で作られた円柱状の試験片が挿入されて前記ネットワークアナライザのトランスジューサの間に取り付けられる筒状の円形導波管を備えることを特徴とする誘電体材料の定数測定装置である。
請求項1の発明では、誘電体材料で作られた円柱状の試験片が円形導波管に挿入され、円形導波管がネットワークアナライザのトランスジューサの間に取り付けられる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の誘電体材料の定数測定装置において、前記円形導波管の内壁面と前記試験片の外壁面とは旋盤加工で切削されて作られている、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の誘電体材料の定数測定装置において、前記ネットワークアナライザはTRL校正時に前記各トランスジューサに接続可能な円板状のショート板とオフセット板とを用いる、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、筒状の円形導波管と円柱状の試験片とを用いるので、矩形導波管のように内壁面の角部が無く円形導波管と試験片との隙間を少なくすることができる。また、円形導波管を用いるので、例えばミリ波のような高い周波数での使用が可能である。
請求項2の発明によれば、円形導波管の内壁面と試験片の外壁面とを旋盤加工で切除するので、これらを高精度で加工することができる。これにより、試験片を円形導波管内に隙間無く挿入することが可能であり、測定誤差を少なくすることができる。
請求項3の発明によれば、TRL校正に際してショート板とオフセット板とが円板状であるので、これらを測定者側で自作することを可能にする。
この発明の一実施の形態による誘電体材料の定数測定装置を示す構成図である。 円形導波管を示す図であり、図2(a)は円形導波管の正面図、図2(b)は円形導波管の右側面図である。 トランスジューサを示す図であり、図3(a)はトランスジューサの左側面図、図3(b)はトランスジューサの正面図である。 測定を説明する説明図である。 ショート板を示す図であり、図5(a)はショート板の正面図、図5(b)はショート板の右側面図である。 オフセット板を示す図であり、図6(a)はオフセット板の正面図、図6(b)はオフセット板の右側面図である。 誘電体材料の定数測定を説明する説明図である。 伝送ラインを示す斜視図であり、図8(a)は矩形導波管の斜視図、図8(b)は同軸ラインの斜視図である。
次に、この発明の一実施の形態について、図面を用いて詳しく説明する。この実施の形態による誘電体材料の定数測定装置(単に「定数測定装置」と記す)を図1に示す。この定数測定装置は、ネットワークアナライザ10と、トランスジューサ20、30と、円形導波管40とを備えている。
円形導波管40は、被測定物である被測定誘電体棒A1を収納するためのものであり、内径の大きさがφDcの筒状の管本体41を備えている。円形導波管40は金属材料で作られ、管本体41の内壁面は旋盤加工、つまり管本体41を回転して内壁面を切削することにより、高精度で加工することができる。
ここで、被測定誘電体棒A1について説明する。図2に示すように、管本体41に収納される被測定誘電体棒A1は誘電体材料を円柱状に加工したものである。被測定誘電体棒A1は管本体41に入るように、直径の大きさが略φDc(単にφDcと記す)で長さがL1に加工されている。被測定誘電体棒A1は直径φDcで長さL1の円柱状の棒であるので、誘電体材料から被測定誘電体棒A1を作り出す際には旋盤加工により被測定誘電体棒A1の外壁面を高精度で加工することができる。この結果、高精度で加工された被測定誘電体棒A1は同じく高精度で加工された管本体41の内壁に対して隙間が無いように管本体41に挿入される。
筒状の管本体41の両端はフランジ加工されて、円板形の張出し部42、43が形成されている。張出し部42、43の中心部分には管本体41の内径と同じ大きさのφDcの開口42a、43aが開けられている。開口42a、43aは、被測定誘電体棒A1を挿入するためのものであり、また、被測定誘電体棒A1の測定時には入射波を通すためのものである。
張出し部42、43の周囲には、開口42a、43aを中心にして、それぞれ4つの貫通穴42b、43bが開けられている。それぞれ4つの貫通穴42b、43bは張出し部42、43をトランスジューサ20、30にネジ止めで取り付けるためのものである。
こうした円形導波管40の使用帯域は、ドミナントモード(TE11)がカットオフになる周波数fminから、最初の高次モード(TM01)がカットオフになる周波数fmaxまでの範囲となる。周波数fmin、fmaxは下式から計算され、使用帯域が周波数fminから周波数fmaxの範囲に入るように円形導波管40の内径φDcを選定する。なお、この数式の分子にあるCは光速である。
例えば、φDc=5mmであれば、
min≒35.1GHz〜fmax≒45.9GHz
の周波数範囲を測定可能である。
トランスジューサ20はネットワークアナライザ10からの入射信号を入射波に変換して円形導波管40に放射し、また円形導波管40からの反射波を反射信号に変換してネットワークアナライザ10に送る変換装置である。
トランスジューサ20は、図3に示すように、一端が塞がれた筒状の装置本体21を備えている。装置本体21の開口の内径は円形導波管40の管本体41の内径φDcと同じである。装置本体21の一端側にはポート22が設けられている。ポート22は同軸ケーブルでネットワークアナライザ10に接続するためのものである。トランスジューサ20には、ポート22から装置本体21内に突き出た芯部分22aが設けられている。これにより、トランスジューサ20は入射信号を入射波に変換し、また反射波を反射信号に変換する。
装置本体21の他端はフランジ加工されて、円板形の張出し部23が形成されている。張出し部23の中心部分には装置本体21の開口と向かい合うように開口23aが開けられている。開口23aは被測定誘電体棒A1の測定時に入射波を通すためのものであり、内径がφDcである。
張出し部23の周囲には、開口23aを中心にして、4つの貫通穴23bが開けられている。張出し部23を円形導波管40の張出し部42に重ね合わせたときに、4つの貫通穴23bは張出し部42の貫通穴42bと向かい合うように配置されている。そして、4つの貫通穴23bは張出し部42の貫通穴42bと共に用いられ、円形導波管40の張出し部42にネジ止めで張出し部23を取り付けるために設けられている。
トランスジューサ30はトランスジューサ20と同様にネットワークアナライザ10からの入射信号を入射波に変換して円形導波管40に放射し、また円形導波管40からの伝送波を伝送波信号に変換してネットワークアナライザ10に送る変換装置である。
トランスジューサ30は、筒状の装置本体31と、装置本体31の一端側に設けられたポート32と、装置本体31の他端に形成された張出し部33を備えている。これらの装置本体31とポート32と張出し部33とはトランスジューサ20の装置本体21とポート22と張出し部23と同様であるので、これらの説明を省略する。なお、図示はされていないが、トランスジューサ20の4つの貫通穴23bに対応して、トランスジューサ30には4つの貫通穴33bが開けられている。
ネットワークアナライザ10は高周波回路の特性などを測定する測定装置である。このために、ネットワークアナライザ10は、第1のポート11と第2のポート12とを備え、第1のポート11と第2のポート12との間にトランスジューサ20、30を介在して円形導波管40がケーブル11a、12aで接続される。
ネットワークアナライザ10は、円形導波管40に入れられた試験片である被測定誘電体棒A1の誘電率εと透磁率μとをこの実施の形態では測定する。例えば図4に示すように、ネットワークアナライザ10は第1のポート11、12を用いて被測定誘電体棒A1に入射信号による入射波を加え、被測定誘電体棒A1での反射による反射信号と、被測定誘電体棒A1を通って伝送された入射波の伝送波による伝送信号とから被測定誘電体棒A1によるSパラメータ(S11、S21)を測定する。この後、ネットワークアナライザ10はあらかじめ取り込んであるソフトウエアにより、Sパラメータから誘電率εと透磁率μとを算出する。
こうした被測定誘電体棒A1の定数を算出する前にネットワークアナライザ10に対しては校正キットを用いた校正が必要である。ネットワークアナライザ10はTRL法で校正され、円形導波管40を用いた場合には、図5に示すようなショート板50と図6に示すようなオフセット板60とを用意する。
ショート板50は円板形の平らな校正用の標準器であり、金属材料で作られている。ショート板50の周囲には4つの貫通穴51が開けられている。ショート板50をトランスジューサ20、30の張出し部23にそれぞれ重ね合わせたときに、4つの貫通穴51は張出し部23、33の貫通穴23b、33bと向かい合うように配置されている。そして、4つの貫通穴23bはトランスジューサ20、30の張出し部23、33の貫通穴23b、33bと共に用いられ、トランスジューサ20、30の張出し部23、33にネジ止めでショート板50をそれぞれ取り付けるために設けられている。
オフセット板(1/4λオフセット板)60はショート板50と同様に円板形の平らな校正用の標準器であり、金属材料で作られている。ショート板60の中心部分には円形導波管40の管本体41の内径と同じφDcの開口61が開けられている。開口61はTRL法による校正時に入射波を通すためのものである。オフセット板60の周囲には、開口61を中心にして、それぞれ4つの貫通穴62が開けられている。それぞれ4つの貫通穴62はトランスジューサ20、30で挟んだ状態でオフセット板60をネジ止めで取り付けるためのものである。オフセット板60がトランスジューサ20、30に取り付けられたときには、先に述べた開口61がトランスジューサ20、30の開口と向かい合うように開けられている。
オフセット板60の厚さTは、
(λg:使用中心周波数fcenにおける管内波長)
に選ばれ、次式から計算される。
例えば、φDc=5mm、使用中心周波数fcen=40.5GHzとすると、オフセット板60の厚さTはT≒3.72mmとなる。
こうしたショート板50とオフセット板60とは円板状であるので自作が容易である。つまり、測定者側でショート板50とオフセット板60とを作るだけで、ネットワークアナライザ10をTRL法で校正することができる。
以上がこの実施の形態による定数測定装置の構成である。次に、この定数測定装置の作用について説明する。誘電体材料の測定を行う測定者は前もってショート板50とオフセット板60とを用意する。ショート板50とオフセット板60とは、金属材料を円板状に加工して作られているので、測定者側で自作できる。
測定者はショート板50とオフセット板60とを用意すると、測定作業を開始する前にショート板50とオフセット板60を用いてTRL法でネットワークアナライザ10を校正する。
一方、測定者は誘電体材料を円形導波管40に入れるために、誘電体材料を加工して被測定誘電体棒A1を作製する。このとき、円形導波管40の内壁が円筒であるので、誘電体材料を回転して切除し円柱状にする旋盤加工を行うことができる。そして、測定者は被測定誘電体棒A1を作製すると円形導波管40に挿入し、円形導波管40の両端にトランスジューサ20、30を取り付ける。この後、測定者は、ネットワークアナライザ10を操作してSパラメータを測定し、ソフトウエアによりSパラメータから誘電率εと透磁率μとを算出する。
この実施の形態による測定例として、15GHz帯の誘電体材料定数測定を図7に示す。内径φDc=14.6mmの円形導波管に、直径φDc≒14.56mm(隙間0.04mm)、長さL1=29.8mmのアクリル樹脂棒(PMMA)を挿入してSパラメータ(S11、S21)を測定し、そのSパラメータから比誘電率εrと誘電正接tanδを、伝送線路理論による計算値とのフィッティングにより求めた。S11から算出した場合の材料定数とS21から算出した場合の材料定数がほぼ一致しており、また得られた比誘電率εr=2.52は、先の非特許文献3に示された値(εr≒2.5)とほぼ一致しており、この実施の形態の誘電体材料の定数測定装置による測定が有効であることが分かる。なお、図7では、S21から算出した定数と測定値とが略一致していて2つの差異は図示されていない。
こうして、この実施の形態によれば、円形導波管40の内径および被測定誘電体棒A1(円柱)の外径は、旋盤加工により非常に高精度に加工され(±5/100mmから±2/100mm程度に改善)、被測定誘電体棒A1は円形導波管内にほとんど隙間無く挿入することが可能である。これにより、測定誤差を少なくすることができる。
例として、周波数40GHzで比誘電率2.8の誘電体を、
(あ)矩形導波管Wb=2.845mm(WR−22)かつ隙間0.1mmの場合
(い)円形導波管φDc=5mmかつ隙間0.04mmの場合
で測定したときの比誘電率εrの誤差を、非特許文献2に示された換算式から計算すると、
(あ)の矩形導波管の場合は、εr=2.7367(測定誤差3.8%)
(い)の円形導波管の場合は、εr=2.7856(測定誤差0.5%)
となり、大幅に比誘電率測定精度が改善できることが分かる。
また、この実施の形態ではネットワークアナライザ10の校正は、円形導波管40のショート板(図5)と1/4λオフセット板(図6)および円形導波管トランスジューサ(図3)を用いたTRL校正により、従来の矩形導波管の場合と同様に高精度で校正される。使用周波数が高くなるほど円形導波管による改善度は高くなる。
また、この実施の形態では円形導波管40を用いるので、従来の同軸ラインを用いた場合に比べ容易に加工でき、ミリ波帯のような高い周波数でも使用できる。
さらに、この実施の形態によればネットワークアナライザ10のTRL校正に必要とする円板状のショート板50とオフセット板60とを測定者側で作ることが可能である。つまり、TRL校正キット(ショートおよびオフセットの両方)を容易に自作できる。
10 ネットワークアナライザ
11 第1のポート
12 第2のポート
20、30 トランスジューサ
21、31 装置本体
22、32 ポート
23、33 張出し部
40 円形導波管
41 管本体
42 張出し部
50 ショート板
60 オフセット板

Claims (3)

  1. 誘電体材料の定数をネットワークアナライザで測定する誘電体材料の定数測定装置において、
    前記誘電体材料で作られた円柱状の試験片が挿入されて前記ネットワークアナライザのトランスジューサの間に取り付けられる筒状の円形導波管を備える、
    ことを特徴とする誘電体材料の定数測定装置。
  2. 前記円形導波管の内壁面と前記試験片の外壁面とは旋盤加工で切削されて作られている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の誘電体材料の定数測定装置。
  3. 前記ネットワークアナライザはTRL校正時に前記各トランスジューサに接続可能な円板状のショート板とオフセット板とを用いる、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の誘電体材料の定数測定装置。
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