JP7201129B2 - プローブおよび該プローブを備えるコネクタ検査装置 - Google Patents

プローブおよび該プローブを備えるコネクタ検査装置 Download PDF

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Description

この発明は、プローブおよび該プローブを備えるコネクタ検査装置に関する。
例えば、特許文献1は、マイクロ波解析機器用またはマイクロ波測定機器用の較正装置を開示する。特許文献1の較正装置では、標準導波管フランジおよび較正器コネクタ要素(以下、フランジという。)が、ねじやボルトの固定手段によって接合されている。上記フランジには、固定手段用孔および位置決めピン用孔が形成されている。
特開2018-511058号公報
接合されたフランジにおいて、固定手段用孔は、厚み方向から見て、導電性の固定部材によって塞がれている。これに対して、位置決めピン用孔は、挿通される位置決めピンと係合するものの、位置決めピン用孔は、厚み方向から見て、何らかの部材で塞がれる構成になっていない。
従来の位置決めピン用孔は、その開口部の全周が閉じられた形状を有するとともに塞がれていないスロットとみなすことができる。そのため、高周波信号がケーブルに流れるとき、従来の位置決めピン用孔は、信号線路から放射される高周波の電磁波と共振する共振構造(例えば、半波長共振のスロットアンテナ)として振る舞う。位置決めピン用孔で共振した高周波の電磁波は、信号線路に放射されて、ノイズとして高周波信号に重畳される。したがって、従来の位置決めピン用孔は、ノイズの発生源になる。フランジにおける位置決めピン用孔の開口部サイズは、通常、ミリオーダーであるので、当該サイズの位置決めピン用孔は、マイクロ波帯域の高周波と共振しやすく、特性検査を精度良く行うことを妨げる。
したがって、この発明の解決すべき技術的課題は、コネクタの特性検査を精度良く行うプローブおよび該プローブを備えるコネクタ検査装置を提供することである。
上記技術的課題を解決するために、この発明によれば、以下のプローブが提供される。
すなわち、この発明に係るプローブは、
信号線路が挿通されるハウジングと、
前記信号線路が接続されてコネクタの特性検査を行うための測定端を有するプランジャと、
導電性の検査台に固定される導電性のフランジとを備え、
前記フランジは、前記ハウジングが挿通される線路用貫通孔と、前記線路用貫通孔に対して対向配置されて導電性の固定部材が挿通される少なくとも1つの固定用貫通孔とを有し、
前記フランジは、前記固定部材によって、前記検査台に対して電気的に接続されるとともに固定され、
前記固定用貫通孔が、前記フランジの厚み方向から見て前記固定部材のヘッド部によって塞がれ、
前記検査台に立設された少なくとも1つの位置決めピンに係合する少なくとも1つの切り欠きが、前記フランジの外縁に形成されることを特徴とする。
この発明によれば、フランジの位置決め構造における不要な共振が抑制されるので、コネクタの特性検査を精度良く行うことができる。
この発明の一実施形態に係るプローブの分解斜視図である。 図1に示したプローブを検査台に取り付ける様子を説明する斜視図である。 図1に示したプローブを備えるコネクタ検査装置の斜視図である。 第1実施例に係るフランジを上方から見た斜視図である。 図4に示したフランジの上面図である。 図4に示したフランジの下面図である。 第2実施例に係るフランジの下面図である。 第3実施例に係るフランジの下面図である。 第4実施例に係るフランジの下面図である。 第5実施例に係るフランジの下面図である。 第6実施例に係るフランジの下面図である。 第7実施例に係るフランジの下面図である。 第8実施例に係るフランジの下面図である。 第9実施例に係るフランジの下面図である。 第10実施例に係るフランジの下面図である。 第11実施例に係るフランジの下面図である。 第12実施例に係るフランジの下面図である。 第13実施例に係るフランジの下面図である。 第14実施例に係るフランジの下面図である。 第15実施例に係るフランジの下面図である。 第16実施例に係る、複数のプローブが検査台に取り付けられる様子を説明する上面図である。 第17実施例に係るフランジの下面図である。 第18実施例に係るフランジの下面図である。 第19実施例に係るフランジの下面図である。
以下、この発明に係る、コネクタ6の特性検査を行うためのプローブ1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
〔第1実施形態〕
図1~図6を参照しながら、一実施形態に係るプローブ1を説明する。図1は、この発明の一実施形態に係るプローブ1の分解斜視図である。図2は、図1に示したプローブ1を検査台50に取り付ける様子を説明する斜視図である。図3は、図1に示したプローブ1を備えるコネクタ検査装置100の斜視図である。図4は、第1実施例に係るフランジ10を上方から見た斜視図である。図5は、図4に示したフランジ10の上面図である。図6は、図4に示したフランジ10の下面図である。
図1~図3に示すように、プローブ1は、フランジ10と、プランジャ20と、コイルバネ36と、ハウジング40と、バレル支持板46と、同軸ケーブル70とを備える。
フランジ10は、プローブ1を、図2および図3に示す検査台50に取り付けるための部材である。図4~図6に示すように、フランジ10は、外縁18が例えば2つの長辺(第1辺)16,16および2つの短辺(第2辺)17,17を有する長円形状の板体である。長辺16は、第1方向Xに直線状に延在するベースラインを有する。短辺17は、外方に突出してわずかに湾曲して延在するベースラインを有する。フランジ10は、導電性部材、例えば金属材料である。短辺17の曲率半径が大きいので、フランジ10は、正確には長円形状を有するが、広義の意味で四角形状を有する。したがって、この開示において、フランジ10が四角形状を有するという文言は、上記長円形状を含んでいる。
フランジ10には、フランジ10の厚み方向Zに貫通して延在する線路用貫通孔12および2つの固定用貫通孔13,13がそれぞれ形成されている。線路用貫通孔12は、ハウジング40を介して、信号線路として働く同軸ケーブル70を挿通するための貫通孔である。線路用貫通孔12は、フランジ10の厚み方向Zから見て円形状の開口を有して、フランジ10の中央部に形成されている。図4および図5に示すように、フランジ10の上面側には、線路用貫通孔12を囲む嵌合凹部27が形成されている。嵌合凹部27は、フランジ10の厚み方向Zから見て四角形状を有し、ハウジング40の一端部42と嵌合するための凹部である。図6に示すように、フランジ10の下面側には、線路用貫通孔12を囲む受け凹部28が形成されている。受け凹部28は、コイルバネ36の上端部を収容するとともに受け止めるための凹部である。
2つの固定用貫通孔13,13は、線路用貫通孔12に対して対向配置され、言い換えると、線路用貫通孔12を挟むように線路用貫通孔12の径方向外方に形成されている。2つの固定用貫通孔13,13は、固定部材として働くねじ30の雄ねじ部32を挿通することによって、フランジ10を固定するための貫通孔である。各固定用貫通孔13の開口部13cの開口径は、例えば、ミリオーダーである。当該開口部サイズを有する固定用貫通孔13は、マイクロ波帯域の高周波と共振しやすくなっているが、後述するねじ30のヘッド部31によって共振が防止されている。
ハウジング40は、プローブ1の上側に位置する一端部42と、プローブ1の下側に位置する他端部44とを有する。一端部42は、フランジ10の厚み方向Zから見て例えば四角形状を有しており、フランジ10の嵌合凹部27と嵌合する。他端部44は、フランジ10の厚み方向Zから見て円形状を有して、フランジ10の線路用貫通孔12に挿通される。ハウジング40は、導電性部材、例えば金属材料である。他端部44が線路用貫通孔12に挿通されるとき、導電性の一端部42は、厚み方向Zから見て、線路用貫通孔12の開口を覆って塞いでいる。
ねじ30は、フランジ10を検査台50に固定するための固定部材として働き、ヘッド部31および雄ねじ部32を有する。ねじ30は、導電性部材、例えば金属材料である。雄ねじ部32は、検査台50のねじ穴52に螺合する。ヘッド部31の外径は、固定用貫通孔13を挿通不可であるように固定用貫通孔13の穴径よりも大きく構成されている。導電性のヘッド部31は、厚み方向Zから見て、固定用貫通孔13の開口部13cを覆って塞いでいる。これにより、固定用貫通孔13がノイズ(例えば、マイクロ波帯域の高周波ノイズ)の発生源になることを防止できる。また、検査台50は、グランドに電気的に接続されている。これにより、高周波ノイズが除去される。
図4および図5に示すように、2つの固定用貫通孔13,13は、一方の固定用貫通孔13aと他方の固定用貫通孔13bとを有する。そして、図5に示すように、一方の固定用貫通孔13aは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば円形状の開口部13cを有し、他方の固定用貫通孔13bは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば長円形状の開口部13cを有する。一方の固定用貫通孔13aの開口部13cおよび他方の固定用貫通孔13bの開口部13cは、それぞれ、その周縁が閉じられた形状を有する。
雄ねじ部32が、固定用貫通孔13に対して、すなわち一方の固定用貫通孔13aおよび他方の固定用貫通孔13bに対して挿通可能であるように、雄ねじ部32の外径は、固定用貫通孔13の穴径よりも小さい。したがって、固定用貫通孔13およびねじ30を用いた固定構造は、フランジ10を検査台50にねじ30で固定するときの、位置決め用の調整代を有するように構成されている。そして、長円形状を有する他方の固定用貫通孔13bは、円形状を有する一方の固定用貫通孔13aよりも、より多くの位置決め用の調整代を有する。
図2に示すように、検査台50には、ねじ30でフランジ10を固定するための雌ねじの2つのねじ穴52,52が形成されている。2つのねじ穴52,52は、検査台50に形成されたプランジャ用貫通孔を挟むように、プランジャ用貫通孔に対して対向配置されている。検査台50には、フランジ10を位置決めするための2つの位置決めピン54,54が立設されている。2つの位置決めピン54,54は、例えば円柱形状を有し、2つのねじ穴52,52よりも第1方向Xでの外方に配置されている。プランジャ用貫通孔と、2つのねじ穴52,52と、2つの位置決めピン54,54とは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば一直線上に位置する。検査台50は、導電性部材、例えば金属材料である。導電性のフランジ10は、導電性のねじ30によって、導電性の検査台50に固定されるので、フランジ10が検査台50に電気的に接続される。
プランジャ20は、プローブピン72をフランジ10に対して弾性的に進退可能に保持するための部材である。プローブピン72は、測定端として働き、同軸ケーブル70の先端に配設されている。プランジャ20は、例えば筒状部22および突出部24を有する。プランジャ20は、導電性部材、例えば金属材料である。突出部24の先端側には、嵌合部26と、同軸ケーブル70のプローブピン72とが配設されている。嵌合部26は、検査対象物であるコネクタ6(例えば、複数の内部端子を有する多極コネクタ)と嵌合する。同軸ケーブル70のプローブピン72は、コネクタ6の内部端子(図示せず)と電気的に接続される。
プランジャ20の筒状部22には、圧入穴と、ピン挿入孔と、収容部とが形成されている。圧入穴は、ハウジング40の他端部44を圧入するための穴である。ピン挿入孔は、同軸ケーブル70のプローブピン72を挿入して固定するための貫通孔である。収容部は、弾性部材であるコイルバネ36の下端部を収容するとともに受け止めるための凹部である。
コイルバネ36は、ハウジング40の他端部44が挿通された状態で、フランジ10とプランジャ20との間に配設されている。コイルバネ36の上端部は、フランジ10の受け凹部28に収容され、コイルバネ36の下端部は、プランジャ20の収容部に収容される。コイルバネ36は、フランジ10の厚み方向Zに延在して螺旋状を有する導電性の弾性体であり、例えば金属材料である。コイルバネ36は、フランジ10に対してプランジャ20を付勢している。これにより、プランジャ20に取り付けられた同軸ケーブル70のプローブピン72は、フランジ10の厚み方向Zに弾性的に進退可能になる。
プローブ1には、複数の同軸ケーブル70が配設されている。同軸ケーブル70は、信号線路として働く。同軸ケーブル70は、導電性の芯線と、芯線を覆う電気絶縁性の絶縁体と、絶縁体を覆う外導体と、外導体を覆う電気絶縁性の外皮とを有する。同軸ケーブル70の芯線の下端部は、バレル74のプローブピン72に電気的に接続されている。同軸ケーブル70の芯線の上端部は、接続コネクタ(例えば、SMAコネクタ)90に電気的に接続されている。複数の同軸ケーブル70におけるバレル74は、複数の溝を有するバレル支持板46によって、束ねられるとともに支持されている。接続コネクタ90は、測定器(例えばネットワーク・アナライザ)80の接続端子82に接続される。
プローブ1における複数のプローブピン72の各先端が、コネクタ6における測定対象の複数の内部端子に対して正確に接触するように、以下に説明するフランジ10の位置決め構造によって、プローブ1が検査台50に取り付けられる。これにより、複数のプローブ1のプローブピン72が、コネクタ6の複数の内部端子に対して同時に接触するので、コネクタ6における各内部端子の特性検査を同時に行うことができる。
〔第1実施例〕
図4~図6に示すように、フランジ10の外縁18は、フランジ10の厚み方向Zから見て、2つの長辺16,16と2つの短辺17,17とを有する。2つの長辺16,16は、一方の長辺16aおよび他方の長辺16bである。第1辺としての長辺16は、フランジ10の厚み方向Zから見て、フランジ10の第1方向X(線路用貫通孔12および2つの固定用貫通孔13,13の並び方向であり、例えば、長手方向)に直線状に延在する。2つの短辺17,17は、一方の短辺17aおよび他方の短辺17bである。第2辺としての短辺17は、フランジ10の第1方向Xに直交する第2方向Y(例えば、短手方向)に湾曲しながら延在する。
一方の短辺17aおよび他方の短辺17bのそれぞれには、対応する位置決めピン54に係合する切り欠き14が形成されている。2つの切り欠き14,14は、一方の切り欠き14aおよび他方の切り欠き14bである。一方の切り欠き14aおよび他方の切り欠き14bは、それぞれ、ベースラインに対して内側に凹むことにより、その開口部の周縁が部分的に開いた形状を有する。例えば、一方の短辺17aの中央部には、一方の切り欠き14aが形成されて、他方の短辺17bの中央部には、他方の切り欠き14bが形成されている。線路用貫通孔12と、一方の固定用貫通孔13aおよび他方の固定用貫通孔13bと、一方の切り欠き14aおよび他方の切り欠き14bとは、例えば、フランジ10の厚み方向Zから見て、フランジ10の第1方向Xに一列に配置される。これにより、フランジ10の第2方向Yの長さ、すなわち短辺17の長さを短くできるので、フランジ10をコンパクトにでき、プローブ1をコンパクトにできる。
一方の切り欠き14aは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば円弧形状(例えば、半円形状)を有して、一方の位置決めピン54に係合する。他方の切り欠き14bは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば、円弧部(例えば、半円部)に連なって対向する2つのストレート部がフランジ10の第1方向Xに延在する半長円形状を有し、他方の位置決めピン54に係合する。これにより、位置決め精度の確保と位置決めの容易さとを両立できる。
半長円形状を有する他方の切り欠き14bの切り欠き長さは、円弧形状(例えば、半円形状)を有する一方の切り欠き14aの切り欠き長さよりも長くなっている。すなわち、2つの切り欠き14,14のうちの少なくとも一方が、例えば、他方の切り欠き14bが、半長円形状を有するとともに、線路用貫通孔12に対するフランジ10の回転を規制する切り欠き長さを有する。これにより、線路用貫通孔12に対するフランジ10の回転が規制される。
一方の切り欠き14aおよび他方の切り欠き14bが、それぞれに対応する一方の位置決めピン54および他方の位置決めピン54を基準にして位置決めされ、2つのねじ30,30によってフランジ10が検査台50に取り付けられる。これにより、プローブ1が検査台50に固定される。
フランジ10の外縁18には、2つの位置決めピン54,54のそれぞれに係合する2つの切り欠き14,14が形成されている。2つの切り欠き14,14は、それぞれ、その開口部の周縁が部分的に開いた形状を有する。すなわち、2つの切り欠き14,14は、その開口部の全周が閉じられた形状を有していない。これにより、フランジ10からノイズが発生することが防止される。なお、この開示において、「2つの位置決めピン54,54に係合する2つの切り欠き14,14」とは、2つの位置決めピン54,54との接触によって、フランジ10の動きを規制する2つの切り欠き14,14のことを意図している。
したがって、上記構成によれば、フランジ10の位置決め構造における不要な共振が抑制されるので、コネクタ6の特性検査を精度良く行うことができる。なお、位置決めピン54に係合する切り欠き14の開口部サイズが、ミリオーダーであっても、マイクロ波帯域の高周波と共振することがないので、マイクロ波帯域の高周波においてもコネクタ6の特性検査を精度良く行うことができる。
また、円弧形状(例えば、半円形状)を有する一方の切り欠き14aが短辺17に配置されるとともに半長円形状を有する他方の切り欠き14bがフランジ10のコーナー部19に配置されているので、フランジ10の第1方向Xの直進、フランジ10の第2方向Yの直進、および、線路用貫通孔12を中心にした回転が規制される。
〔第2実施例〕
図7に示すように、2つの位置決めピン54,54のそれぞれに対応する2つの切り欠き14,14が、例えば、長辺16および短辺17が交わる2つのコーナー部19,19のそれぞれに形成されている。2つの切り欠き14,14は、例えば、線路用貫通孔12に対して対角をなす位置に配設される。一方の切り欠き14aは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば4分の1の円形状(四分円形状)を有する。他方の切り欠き14bは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば、円弧部(例えば、半円部)に連なって対向する2つのストレート部が一方の長辺16aに向けて斜めに延在する半長円形状を有する。
したがって、上記構成によれば、フランジ10は、その開口部の全周が閉じられた形状を有していないので、コネクタ6の特性検査を精度良く行うことができる。
また、2つの切り欠き14,14のそれぞれが、フランジ10の対角に位置する2つのコーナー部19,19にあって、固定用貫通孔13から離間した位置にあるので、フランジ10の位置決め精度が向上する。また、四分円形状を有する一方の切り欠き14aと半長円形状を有する他方の切り欠き14bとが、フランジ10の対角に位置する2つのコーナー部19,19に配置されているので、フランジ10の第1方向Xの直進、フランジ10の第2方向Yの直進、および、線路用貫通孔12を中心にした回転が規制される。
〔第3実施例〕
図8に示すように、2つの位置決めピン54,54のそれぞれに対応する2つの切り欠き14,14が、例えば、長辺16および短辺17が交わる2つのコーナー部19,19のそれぞれに形成されている。2つの切り欠き14,14は、例えば、線路用貫通孔12に対して対角をなすとともに、線路用貫通孔12を中心にして点対称に配置される。これにより、プローブ1のフランジ10を検査台50に装着するときに、装着作業が容易になる。一方の切り欠き14aは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば、円弧部(例えば、半円部)に連なって対向する2つのストレート部が他方の長辺16bに向けて斜めに延在する半長円形状を有する。他方の切り欠き14bは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば、円弧部(例えば、半円部)に連なって対向する2つのストレート部が一方の長辺16aに向けて斜めに延在する半長円形状を有する。
したがって、上記構成によれば、フランジ10は、その開口部の全周が閉じられた形状を有していないので、コネクタ6の特性検査を精度良く行うことができる。
また、2つの切り欠き14,14のそれぞれが、フランジ10のコーナー部19,19にあって、固定用貫通孔13から離間した位置にあるので、フランジ10の位置決め精度が向上する。また、半長円形状を有する2つの切り欠き14,14がフランジ10の対角に位置する2つのコーナー部19,19に配置されているので、フランジ10の第1方向Xの直進、フランジ10の第2方向Yの直進、および、線路用貫通孔12を中心にした回転が規制される。
〔第4実施例〕
図9に示すように、2つの位置決めピン54,54のそれぞれに対応する2つの切り欠き14,14が、例えば、一方の長辺16aであって、一方の長辺16aと一方の短辺17aおよび他方の短辺17bとが交わる2つのコーナー部19,19の近傍のそれぞれに形成されている。2つの切り欠き14,14は、例えば、線路用貫通孔12の中心を通る線分に対して線対称に配置される。すなわち、2つの切り欠き14,14は、線路用貫通孔12に対して対向するように一側および他側に配置される。これにより、プローブ1のフランジ10を検査台50に装着するときに、装着作業が容易になる。一方の切り欠き14aは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば、円弧部(例えば、半円部)に連なって対向する2つのストレート部がフランジ10の第2方向Yに延在する半長円形状を有する。他方の切り欠き14bは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば、円弧部(例えば、半円部)に連なって対向する2つのストレート部がフランジ10の第2方向Yに延在する半長円形状を有する。
したがって、上記構成によれば、フランジ10は、その開口部の全周が閉じられた形状を有していないので、コネクタ6の特性検査を精度良く行うことができる。
また、2つの切り欠き14,14のそれぞれが、フランジ10のコーナー部19の近傍にあって、固定用貫通孔13から離間した位置にあるので、フランジ10の位置決め精度が向上する。また、半長円形状を有する2つの切り欠き14,14がフランジ10の長辺16に配置されているので、フランジ10の第1方向Xの直進と、線路用貫通孔12を中心にした回転とが規制される。
〔第5実施例〕
図10に示すように、2つの位置決めピン54,54のそれぞれに対応する2つの切り欠き14,14が、例えば、一方の長辺16aおよび一方の短辺17aが交わるコーナー部19と、該コーナー部19の対角にするコーナー部19の近傍に位置する他方の短辺17bとに形成されている。そして、2つの切り欠き14,14が、厚み方向Zから見て、例えば、線路用貫通孔12の中心に対して非対称に配置される。これにより、プローブ1のフランジ10を検査台50に装着するときに、誤装着を防止できる。一方の切り欠き14aは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば4分の1の円形状(四分円形状)を有する。他方の切り欠き14bは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば、円弧部(例えば、半円部)に連なって対向する2つのストレート部がフランジ10の第1方向Xに延在する半長円形状を有する。
したがって、上記構成によれば、フランジ10は、その開口部の全周が閉じられた形状を有していないので、コネクタ6の特性検査を精度良く行うことができる。
また、2つの切り欠き14,14のそれぞれが、フランジ10のコーナー部19と該コーナー部19の対角にあるコーナー部19の近傍にあって、固定用貫通孔13から離間した位置にあるので、フランジ10の位置決め精度が向上する。また、半長円形状を有する他方の切り欠き14bがフランジ10の短辺17に配置されているので、フランジ10の第1方向Xの直進、フランジ10の第2方向Yの直進、および、線路用貫通孔12を中心にした回転が規制される。
〔第6実施例〕
図11に示すように、2つの位置決めピン54,54のそれぞれに対応する2つの切り欠き14,14が、例えば、一方の長辺16aであって線路用貫通孔12に寄った位置のそれぞれに形成されている。2つの切り欠き14,14は、一方の長辺16aにおいて線路用貫通孔12に対して対向するように一側および他側に配置され、例えば、線路用貫通孔12の中心を通る線分に対して線対称に配置される。これにより、プローブ1のフランジ10を検査台50に装着するときに、装着作業が容易になる。一方の切り欠き14aは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば円弧形状(例えば、半円形状)を有する。他方の切り欠き14bは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば円弧形状(例えば、半円形状)を有する。
したがって、上記構成によれば、フランジ10は、その開口部の全周が閉じられた形状を有していないので、コネクタ6の特性検査を精度良く行うことができる。
また、2つの切り欠き14,14のそれぞれが、フランジ10の線路用貫通孔12に寄った位置にあり、且つ、固定用貫通孔13から離間した位置にあるので、フランジ10の位置決め精度が向上する。また、円弧形状(例えば、半円形状)を有する2つの切り欠き14,14がフランジ10の長辺16に配置されているので、フランジ10の第1方向Xの直進と、線路用貫通孔12を中心にした回転とが規制される。
〔第7実施例〕
図12に示すように、2つの位置決めピン54,54のそれぞれに対応する2つの切り欠き14,14が、一方の長辺16aおよび他方の長辺16bに形成されている。2つの切り欠き14,14は、例えば、線路用貫通孔12に寄った位置に配置される。そして、2つの切り欠き14,14が、厚み方向Zから見て、例えば、線路用貫通孔12の中心に対して非対称に配置される。これにより、プローブ1のフランジ10を検査台50に装着するときに、誤装着を防止できる。一方の切り欠き14aは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば円弧形状(例えば、半円形状)を有する。他方の切り欠き14bは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば、円弧部(例えば、半円部)に連なって対向する2つのストレート部が一方の長辺16aに向けて斜めに延在する半長円形状を有する。
したがって、上記構成によれば、フランジ10は、その開口部の全周が閉じられた形状を有していないので、コネクタ6の特性検査を精度良く行うことができる。
また、2つの切り欠き14,14のそれぞれが、フランジ10の線路用貫通孔12に寄った位置にあり、且つ、固定用貫通孔13から離れた位置にあるので、フランジ10の位置決め精度が向上する。また、斜めに延在する半長円形状を有する他方の切り欠き14bがフランジ10の長辺16に配置されているので、フランジ10の第1方向Xの直進、フランジ10の第2方向Yの直進、および、線路用貫通孔12を中心にした回転が規制される。
〔第8実施例〕
図13に示すように、2つの位置決めピン54,54のそれぞれに対応する2つの切り欠き14,14が、一方の短辺17aおよび他方の短辺17bに形成されている。2つの切り欠き14,14は、例えば、一方の長辺16aと一方の短辺17aおよび他方の短辺17bとが交わるコーナー部19に寄った位置に配置される。そして、2つの切り欠き14,14が、厚み方向Zから見て、例えば、線路用貫通孔12の中心を通る線分に対して非対称に配置される。これにより、プローブ1のフランジ10を検査台50に装着するときに、誤装着を防止できる。一方の切り欠き14aは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば円弧形状(例えば、半円形状)を有する。他方の切り欠き14bは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば、円弧部(例えば、半円部)に連なって対向する2つのストレート部がフランジ10の第1方向Xに延在する半長円形状を有する。
したがって、上記構成によれば、フランジ10は、その開口部の全周が閉じられた形状を有していないので、コネクタ6の特性検査を精度良く行うことができる。
また、2つの切り欠き14,14のそれぞれが、コーナー部19に寄った位置にあり、且つ、固定用貫通孔13から離れた位置にあるので、フランジ10の位置決め精度が向上する。また、円弧形状(例えば、半円形状)を有する一方の切り欠き14aと半長円形状を有する他方の切り欠き14bとが、フランジ10の2つの短辺17,17のそれぞれに配置されているので、フランジ10の第1方向Xの直進、フランジ10の第2方向Yの直進、および、線路用貫通孔12を中心にした回転が規制される。
〔第9実施例〕
図14に示すように、2つの位置決めピン54,54のそれぞれに対応する2つの切り欠き14,14が、一方の短辺17aおよび他方の短辺17bに形成されている。2つの切り欠き14,14は、例えば、一方の長辺16aおよび一方の短辺17aが交わるコーナー部19に寄った位置と、他方の長辺16bおよび他方の短辺17bが交わるコーナー部19に寄った位置とに配置される。そして、2つの切り欠き14,14が、厚み方向Zから見て、例えば、線路用貫通孔12の中心に対して非対称に配置される。これにより、プローブ1のフランジ10を検査台50に装着するときに、誤装着を防止できる。一方の切り欠き14aは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば円弧形状(例えば、半円形状)を有する。他方の切り欠き14bは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば、円弧部(例えば、半円部)に連なって対向する2つのストレート部がフランジ10の第1方向Xに延在する半長円形状を有する。
したがって、上記構成によれば、フランジ10は、その開口部の全周が閉じられた形状を有していないので、コネクタ6の特性検査を精度良く行うことができる。
また、2つの切り欠き14,14のそれぞれが、コーナー部19に寄った位置にあり、且つ、固定用貫通孔13から離れた位置にあるので、フランジ10の位置決め精度が向上する。また、円弧形状(例えば、半円形状)を有する一方の切り欠き14aと半長円形状を有する他方の切り欠き14bとが、フランジ10の2つの短辺17,17のそれぞれに配置されているので、フランジ10の第1方向Xの直進、フランジ10の第2方向Yの直進、および、線路用貫通孔12を中心にした回転が規制される。
〔第10実施例〕
図15に示すように、2つの位置決めピン54,54のそれぞれに対応する2つの切り欠き14,14が、例えば、一方の長辺16aであって線路用貫通孔12に寄った位置のそれぞれに形成されている。すなわち、2つの切り欠き14,14は、一方の長辺16aにおいて線路用貫通孔12に対して対向するように一側および他側に配置される。そして、2つの切り欠き14,14が、厚み方向Zから見て、例えば、線路用貫通孔12の中心を通る線分に対して非対称に配置される。これにより、プローブ1のフランジ10を検査台50に装着するときに、誤装着を防止できる。一方の切り欠き14aは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば円弧形状(例えば、半円形状)を有する。他方の切り欠き14bは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば、円弧部(例えば、半円部)に連なって対向する2つのストレート部が他方の長辺16bに向けて斜めに延在する半長円形状を有する。
したがって、上記構成によれば、フランジ10は、その開口部の全周が閉じられた形状を有していないので、コネクタ6の特性検査を精度良く行うことができる。
また、2つの切り欠き14,14のそれぞれが、フランジ10の線路用貫通孔12に寄った位置にあり、且つ、固定用貫通孔13から離れた位置にあるので、フランジ10の位置決め精度が向上する。また、円弧形状(例えば、半円形状)を有する一方の切り欠き14aと斜めに延在する半長円形状を有する他方の切り欠き14bとが、フランジ10の長辺16に配置されているので、フランジ10の第1方向Xの直進、フランジ10の第2方向Yの直進、および、線路用貫通孔12を中心にした回転が規制される。
〔第11実施例〕
図16に示すように、2つの位置決めピン54,54のそれぞれに対応する2つの切り欠き14,14が、一方の短辺17aおよび他方の長辺16bのそれぞれに形成されている。2つの切り欠き14,14は、例えば、一方の長辺16aおよび一方の短辺17aが交わるコーナー部19に寄った位置と、他方の長辺16bおよび他方の短辺17bが交わるコーナー部19に寄った位置とに配置される。そして、2つの切り欠き14,14が、厚み方向Zから見て、例えば、線路用貫通孔12の中心に対して非対称に配置される。これにより、プローブ1のフランジ10を検査台50に装着するときに、誤装着を防止できる。一方の切り欠き14aは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば円弧形状(例えば、半円形状)を有する。他方の切り欠き14bは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば、円弧部(例えば、半円部)に連なって対向する2つのストレート部がフランジ10の第2方向Yに延在する半長円形状を有する。
したがって、上記構成によれば、フランジ10は、その開口部の全周が閉じられた形状を有していないので、コネクタ6の特性検査を精度良く行うことができる。
また、2つの切り欠き14,14のそれぞれが、コーナー部19に寄った位置にあり、且つ、固定用貫通孔13から離れた位置にあるので、フランジ10の位置決め精度が向上する。また、円弧形状(例えば、半円形状)を有する一方の切り欠き14aと半長円形状を有する他方の切り欠き14bとがフランジ10の長辺16および短辺17のそれぞれに配置されているので、フランジ10の第1方向Xの直進、フランジ10の第2方向Yの直進、および、線路用貫通孔12を中心にした回転が規制される。
〔第12実施例〕
図17に示すように、2つの位置決めピン54,54のそれぞれに対応する2つの切り欠き14,14が、一方の長辺16aおよび他方の短辺17bのそれぞれに形成されている。2つの切り欠き14,14は、例えば、一方の長辺16aおよび一方の短辺17aが交わるコーナー部19に寄った位置と、他方の長辺16bおよび他方の短辺17bが交わるコーナー部19に寄った位置とに配置される。そして、2つの切り欠き14,14が、厚み方向Zから見て、例えば、線路用貫通孔12の中心に対して非対称に配置される。これにより、プローブ1のフランジ10を検査台50に装着するときに、誤装着を防止できる。一方の切り欠き14aは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば円弧形状(例えば、半円形状)を有する。他方の切り欠き14bは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば、円弧部(例えば、半円部)に連なって対向する2つのストレート部がフランジ10の第1方向Xに延在する半長円形状を有する。
したがって、上記構成によれば、フランジ10は、その開口部の全周が閉じられた形状を有していないので、コネクタ6の特性検査を精度良く行うことができる。
また、2つの切り欠き14,14のそれぞれが、コーナー部19に寄った位置にあり、且つ、固定用貫通孔13から離れた位置にあるので、フランジ10の位置決め精度が向上する。また、円弧形状(例えば、半円形状)を有する一方の切り欠き14aと半長円形状を有する他方の切り欠き14bとがフランジ10の長辺16および短辺17のそれぞれに配置されているので、フランジ10の第1方向Xの直進、フランジ10の第2方向Yの直進、および、線路用貫通孔12を中心にした回転が規制される。
〔第13実施例〕
図18に示すように、2つの位置決めピン54,54のそれぞれに対応する2つの切り欠き14,14が、例えば、他方の短辺17bであって、一方の長辺16aおよび他方の長辺16bと他方の短辺17bとが交わる2つのコーナー部19,19の近傍のそれぞれに形成されている。すなわち、2つの切り欠き14,14は、他方の短辺17bにおいて他方の固定用貫通孔13bに対向するように一側および他側に配置される。そして、2つの切り欠き14,14は、例えば、線路用貫通孔12の中心を通る線分に対して線対称に配置される。これにより、プローブ1のフランジ10を検査台50に装着するときに、装着作業が容易になる。一方の切り欠き14aは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば円弧形状(例えば、半円形状)を有する。他方の切り欠き14bは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば円弧形状(例えば、半円形状)を有する。
したがって、上記構成によれば、フランジ10は、その開口部の全周が閉じられた形状を有していないので、コネクタ6の特性検査を精度良く行うことができる。
また、2つの切り欠き14,14のそれぞれが、フランジ10のコーナー部19の近傍にあって、固定用貫通孔13から離間した位置にあるので、フランジ10の位置決め精度が向上する。また、円弧形状(例えば、半円形状)を有する2つの切り欠き14,14がフランジ10の短辺17に配置されているので、フランジ10の第1方向Xの直進と、線路用貫通孔12を中心にした回転とが規制される。
〔第14実施例〕
図19に示すように、2つの位置決めピン54,54のそれぞれに対応する2つの切り欠き14,14が、例えば、一方の長辺16aおよび他方の長辺16bと一方の短辺17aとが交わる2つのコーナー部19,19のそれぞれに形成されている。2つの切り欠き14,14は、例えば、線路用貫通孔12の中心を通る線分に対して線対称に配置される。これにより、プローブ1のフランジ10を検査台50に装着するときに、装着作業が容易になる。一方の切り欠き14aは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば、円弧部(例えば、半円部)に連なって対向する2つのストレート部が他方の長辺16bに向けて斜めに延在する半長円形状を有する。他方の切り欠き14bは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば、円弧部(例えば、半円部)に連なって対向する2つのストレート部が一方の長辺16aに向けて斜めに延在する半長円形状を有する。
したがって、上記構成によれば、フランジ10は、その開口部の全周が閉じられた形状を有していないので、コネクタ6の特性検査を精度良く行うことができる。
また、2つの切り欠き14,14のそれぞれが、フランジ10のコーナー部19にあって、固定用貫通孔13から離間した位置にあるので、フランジ10の位置決め精度が向上する。また、斜めに延在する半長円形状を有する2つの切り欠き14,14が対角に位置する2つのコーナー部19,19に配置されているので、フランジ10の第1方向Xの直進、フランジ10の第2方向Yの直進、および、線路用貫通孔12を中心にした回転が規制される。
〔第15実施例〕
図20に示すように、2つの位置決めピン54,54のそれぞれに対応する2つの切り欠き14,14が、例えば、他方の短辺17bであり、且つ、一方の長辺16aおよび他方の長辺16bと他方の短辺17bが交わる2つのコーナー部19,19の近傍のそれぞれに形成されている。2つの切り欠き14,14は、他方の短辺17bにおいて他方の固定用貫通孔13bに対して対向するように一側および他側に配置され、例えば、線路用貫通孔12の中心を通る線分に対して線対称に配置される。これにより、プローブ1のフランジ10を検査台50に装着するときに、装着作業が容易になる。一方の切り欠き14aは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば、円弧部(例えば、半円部)に連なって対向する2つのストレート部が一方の長辺16aに向けて斜めに延在する半長円形状を有する。他方の切り欠き14bは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば、円弧部(例えば、半円部)に連なって対向する2つのストレート部が他方の長辺16bに向けて斜めに延在する半長円形状を有する。
したがって、上記構成によれば、フランジ10は、その開口部の全周が閉じられた形状を有していないので、コネクタ6の特性検査を精度良く行うことができる。
また、2つの切り欠き14,14のそれぞれが、フランジ10のコーナー部19にあって、固定用貫通孔13から離間した位置にあるので、フランジ10の位置決め精度が向上する。また、斜めに延在する半長円形状を有する2つの切り欠き14,14がコーナー部19の近傍に配置されているので、フランジ10の第1方向Xの直進、フランジ10の第2方向Yの直進、および、線路用貫通孔12を中心にした回転が規制される。
〔第16実施例〕
図21に示すように、複数のプローブ1が検査台50に取り付けられている。図21は、上述した第1実施例のプローブ1を、例えば、第1方向Xに4個×第2方向Yに5個の合計20個で整列配置している場合を示している。
上述した第1実施例のプローブ1では、2つの切り欠き14,14が短辺17の中央部にあって、線路用貫通孔12と2つの固定用貫通孔13,13と2つの切り欠き14,14とが、フランジ10の第1方向Xに一列に配置されている。これにより、フランジ10の第1方向Xに直交する方向の長さ、すなわち第2方向Yの長さを短くできるので、フランジ10をコンパクトにでき、プローブ1をコンパクトにできる。プローブ1のコンパクト化によって、複数のプローブ1を検査台50に設置できるので、複数のプローブ1を用いて複数のコネクタ6の検査を同時に行うことができる。また、複数のフランジ10が同じ検査台50に配列されるので、フランジ10同士が同電位になり、複数のフランジ10の間での不要な電位差が生じることを防止できる。
〔第17実施例〕
図22に示すように、3つの位置決めピン54,54,54のそれぞれに対応する3つの切り欠き14a,14b,14aが、形成されている。2つの切り欠き14a,14bが、それぞれ、例えば、一方の短辺17aおよび他方の短辺17bと一方の長辺16aとが交わる2つのコーナー部19,19の近傍に形成される。1つの切り欠き14aが、他方の長辺16bにおいて一方の短辺17aの側に寄って形成されている。コーナー部19の近傍に形成される2つの切り欠き14a,14bは、例えば、線路用貫通孔12の中心を通る線分に対して線対称に配置される。これにより、プローブ1のフランジ10を検査台50に装着するときに、装着作業が容易になる。コーナー部19の近傍に形成される一方の切り欠き14aおよび他方の切り欠き14bは、それぞれ、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば、円弧部(例えば、半円部)に連なって対向する2つのストレート部がフランジ10の第1方向Xに延在する半長円形状を有する。また、他方の長辺16bに形成される切り欠き14aは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば、円弧部(例えば、半円部)に連なって対向する2つのストレート部がフランジ10の第2方向Yに延在する半長円形状を有する。
したがって、上記構成によれば、フランジ10は、その開口部の全周が閉じられた形状を有していないので、コネクタ6の特性検査を精度良く行うことができる。
また、2つの切り欠き14a,14bのそれぞれが、フランジ10のコーナー部19の近傍にあって、固定用貫通孔13から離間した位置にあるので、フランジ10の位置決め精度が向上する。また、半長円形状を有する2つの切り欠き14a,14bがフランジ10の短辺17に配置されているので、フランジ10の第1方向Xの直進、フランジ10の第2方向Yの直進、および、線路用貫通孔12を中心にした回転が規制される。1つの切り欠き14aが、他方の長辺16bにおいて、一方の短辺17aの側に寄って形成されているので、位置決め精度がさらに向上するとともに、プローブ1のフランジ10を検査台50に装着するときの誤装着を防止できる。
〔第18実施例〕
図23に示すように、4つの位置決めピン54,54,54,54のそれぞれに対応する4つの切り欠き14a,14a,14b,14bが、形成されている。4つの切り欠き14a,14a,14b,14bが、それぞれ、例えば、一方の短辺17aおよび他方の短辺17bと一方の長辺16aおよび他方の長辺16bとが交わる4つのコーナー部19,19,19,19に形成される。コーナー部19に形成される2対の切り欠き14a,14bおよび14a,14bは、例えば、線路用貫通孔12に対して対角をなすとともに、線路用貫通孔12を中心にして点対称に配置される。これにより、プローブ1のフランジ10を検査台50に装着するときに、装着作業が容易になる。一方の長辺16aの側に位置する2つの切り欠き14a,14bは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば、円弧部(例えば、半円部)に連なって対向する2つのストレート部が他方の長辺16bに向けて斜めに延在する半長円形状を有する。他方の長辺16bの側に位置する2つの切り欠き14a,14bは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば、円弧部(例えば、半円部)に連なって対向する2つのストレート部が一方の長辺16aに向けて斜めに延在する半長円形状を有する。
したがって、上記構成によれば、フランジ10は、その開口部の全周が閉じられた形状を有していないので、コネクタ6の特性検査を精度良く行うことができる。
また、4つの切り欠き14a,14a,14b,14bのそれぞれが、フランジ10の4つのコーナー部19,19,19,19にあって、固定用貫通孔13から離間した位置にあるので、フランジ10の位置決め精度がさらに向上する。また、半長円形状を有する2対の切り欠き14a,14bおよび14a,14bがフランジ10の対角に位置する各コーナー部19,19,19,19に配置されているので、フランジ10の第1方向Xの直進、フランジ10の第2方向Yの直進、および、線路用貫通孔12を中心にした回転が規制される。
なお、4つの切り欠き14a,14a,14b,14bによって十分な位置決め精度が得られるので、図23に示すように、固定用貫通孔13として、1つの、円形状を有する一方の固定用貫通孔13aは配設されるが、長円形状を有する他方の固定用貫通孔13bは配設されていない。
〔第19実施例〕
図24に示すように、1つの位置決めピン54に対応する1つの他方の切り欠き14bが、例えば、他方の短辺17bの中央部に形成されている。他方の切り欠き14bは、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば、円弧部(例えば、半円部)に連なって対向する2つのストレート部がフランジ10の第1方向Xに延在する半長円形状を有し、位置決めピン54に係合する。図24に示すように、固定用貫通孔13として、1つの、円形状を有する一方の固定用貫通孔13aは配設されるが、長円形状を有する他方の固定用貫通孔13bは配設されていない。これにより、位置決め精度の確保と構成の簡易化とを両立できる。
上記構成によれば、フランジ10は、その開口部の全周が閉じられた形状を有していないので、コネクタ6の特性検査を精度良く行うことができる。
また、他方の短辺17bの中央部における半長円形状を有する他方の切り欠き14bと一方の固定用貫通孔13aとが協働することにより、フランジ10の第1方向Xの直進、フランジ10の第2方向Yの直進、および、線路用貫通孔12を中心にした回転が規制される。
なお、この開示において、切り欠き14がフランジ10の外縁18に形成されているという記載は、切り欠き14の開口部が外縁18のベースラインに対して凹んでいることにより、検査台50の位置決めピン54と係合する部分が外縁18のベースラインと重なる態様と、検査台50の位置決めピン54と係合する部分が外縁18のベースラインよりも内側に位置する態様とを含む。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
上記実施の態様では、フランジ10は、正確には、フランジ10の厚み方向Zから見て、直線状の長辺16およびわずかに湾曲した短辺17を有する長円形状を有するが、この開示では、当該長円形状も、広義の意味で四角形状であると規定される。すなわち、この開示において、フランジ10が四角形状を有するという文言は、上記長円形状に加えて、4つの辺がわずかに湾曲している楕円形状と、4つの辺が直線状である四角形状と、4つのコーナー部が丸みを持った角丸四角形状とを含む広い概念を有する。さらに、フランジ10は、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば、正方形状、台形状、平行四辺形状、円形状あるいは卵形状などの様々な形状を有することができる。
上記実施の態様では、切り欠き14は、フランジ10の厚み方向Zから見て、半円や四分円のような円弧形状を有して、切り欠き14と位置決めピン54とが周状に当接して係合するが、他の態様にすることができる。切り欠き14は、フランジ10の厚み方向Zから見て、例えば、三角形状や四角形状などの多角形状を有することができる。これにより、切り欠き14と位置決めピン54とが複数箇所で当接して係合する。
上記実施の態様では、少なくとも1つの切り欠き14が、固定用貫通孔13から離間した位置に配置されるが、複数の切り欠き14のうちの少なくとも一つを、固定用貫通孔13から離間した位置に配置することができる。これにより、フランジ10の位置決め精度が向上する。
この発明および実施形態をまとめると、次のようになる。
この発明の一態様に係る、コネクタ測定用のプローブ1は、
信号線路70が挿通されるハウジング40と、
前記信号線路70が接続されてコネクタ6の特性検査を行うための測定端72を有するプランジャ20と、
導電性の検査台50に固定される導電性のフランジ10とを備え、
前記フランジ10は、前記ハウジング40が挿通される線路用貫通孔12と、前記線路用貫通孔12に対して対向配置されて導電性の固定部材30が挿通される少なくとも1つの固定用貫通孔13とを有し、
前記フランジ10は、前記固定部材30によって、前記検査台50に対して電気的に接続されるとともに固定され、
前記固定用貫通孔13が、前記フランジ10の厚み方向Zから見て前記固定部材30のヘッド部31によって塞がれ、
前記検査台50に立設された少なくとも1つの位置決めピン54に係合する少なくとも1つの切り欠き14が、前記フランジ10の外縁18に形成されることを特徴とする。
上記構成によれば、フランジ10の位置決め構造における不要な共振が抑制されるので、コネクタ6の特性検査を精度良く行うことができる。
また、一実施形態のプローブ1では、
前記切り欠き14,14は、2つ以上である。
上記実施形態によれば、フランジ10の位置決め精度がさらに向上する。
また、一実施形態のプローブ1では、
前記固定用貫通孔13,13は、2つである。
上記実施形態によれば、位置決めの調整を可能にする。
また、一実施形態のプローブ1では、
前記切り欠き14は、前記固定用貫通孔13から離間した位置に配置される。
上記実施形態によれば、フランジ10の位置決め精度が向上する。
また、一実施形態のプローブ1では、
前記切り欠き14,14は、前記厚み方向Zから見て、前記線路用貫通孔12の中心に対して点対称に配置される。
上記実施形態によれば、プローブ1のフランジ10を検査台50に装着するときに、装着作業が容易になる。
また、一実施形態のプローブ1では、
前記切り欠き14,14は、前記厚み方向Zから見て、前記線路用貫通孔12の中心を通る線分に対して線対称に配置される。
上記実施形態によれば、プローブ1のフランジ10を検査台50に装着するときに、装着作業が容易になる。
また、一実施形態のプローブ1では、
前記切り欠き14,14が、前記厚み方向Zから見て、前記線路用貫通孔12の中心に対して非対称に配置される。
上記実施形態によれば、プローブ1のフランジ10を検査台50に装着するときに、誤装着を防止できる。
また、一実施形態のプローブ1では、
前記切り欠き14,14のうちの少なくとも一方が、円弧部に連なって対向する2つのストレート部が延在する半長円形状を有するとともに、前記線路用貫通孔12に対する前記フランジ10の回転を規制する切り欠き長さを有する。
上記実施形態によれば、線路用貫通孔12に対するフランジ10の回転が規制される。
また、一実施形態のプローブ1では、
前記切り欠き14,14のうちの一方が、円弧形状を有し、前記切り欠き14,14のうちの他方が、円弧部に連なって対向する2つのストレート部が延在する半長円形状を有する。
上記実施形態によれば、位置決め精度の確保と位置決めの容易さとを両立できる。
また、一実施形態のプローブ1は、
前記線路用貫通孔12と、前記固定用貫通孔13と、前記切り欠き14とが、前記厚み方向Zから見て、前記厚み方向Zに直交する第1方向Xに一列に配置される。
上記実施形態によれば、フランジ10の第1方向Xに直交する方向の長さ、すなわち第2方向Yの長さを短くできるので、フランジ10をコンパクトにでき、プローブ1をコンパクトにできる。
また、一実施形態のプローブ1は、
前記フランジ10が四角形状を有するとき、前記切り欠き14,14が、前記フランジ10の対角に配置される。
上記実施形態によれば、フランジ10の第1方向Xの直進と、フランジ10の第1方向Xに直交する方向(すなわち第2方向Y)の直進と、前記線路用貫通孔12を中心にした回転とが規制される。
また、一実施形態のプローブ1では、
前記フランジ10が四角形状を有するとき、前記切り欠き14,14のうちの一方が、前記フランジ10の長辺16に配置され、前記2つの切り欠き14,14のうちの他方が、前記フランジ10の短辺17に配置される。
上記実施形態によれば、フランジ10の第1方向Xの直進と、フランジ10の第1方向Xに直交する方向(すなわち第2方向Y)の直進と、前記線路用貫通孔12を中心にした回転とが規制される。
また、一実施形態のプローブ1は、
前記フランジ10が四角形状を有するとき、前記切り欠き14,14のうちの一方が、前記フランジ10の一方の長辺16aに配置され、前記切り欠き14,14のうちの他方が、前記フランジ10の他方の長辺16bに配置される。
上記実施形態によれば、少なくとも、フランジ10の第1方向Xの直進と、フランジ10の第1方向Xに直交する方向(すなわち第2方向Y)の直進とが規制される。
また、一実施形態のプローブ1は、
前記フランジ10が四角形状を有するとき、前記切り欠き14,14が、前記フランジのいずれか一方の長辺16において線路用貫通孔12に対して対向するように一側および他側に配置される。
上記実施形態によれば、少なくとも、フランジ10の第1方向Xの直進と、線路用貫通孔12を中心にした回転とが規制される。
また、一実施形態のプローブ1は、
前記フランジ10が四角形状を有するとき、前記切り欠き14,14が、前記フランジ10のいずれか一方の短辺17において前記固定用貫通孔13,13のいずれか一方に対して対向するように一側および他側に配置される。
上記実施形態によれば、少なくとも、フランジ10の第1方向Xに直交する方向(すなわち第2方向Y)の直進と、線路用貫通孔12を中心にした回転とが規制される。
また、一実施形態のプローブ1では、
前記検査台50が、グランドに電気的に接続されている。
上記実施形態によれば、高周波ノイズが除去される。
この発明の別の局面に係るコネクタ検査装置100は、
上述したプローブ1を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、フランジ10の位置決め構造における不要な共振が抑制されるので、コネクタ6の特性検査を精度良く行うことができる。
また、一実施形態のコネクタ検査装置100は、
前記フランジ10が、前記検査台50に対して複数で整列配置される。
上記実施形態によれば、複数のフランジ10が同じ検査台50に配列されるので、フランジ10同士が同電位になり、複数のフランジ10の間での不要な電位差が生じることを防止できる。
また、一実施形態のコネクタ検査装置100は、
前記フランジ10が、四角形状を有して、前記検査台50に対して複数で整列配置される。
上記実施形態によれば、複数のプローブ1を用いて複数のコネクタ6の検査を同時に行うことができる。
1:プローブ
6:コネクタ(検査対象物)
10:フランジ
12:線路用貫通孔
13:固定用貫通孔
13a:一方の固定用貫通孔
13b:他方の固定用貫通孔
13c:開口部
14:切り欠き
14a:一方の切り欠き
14b:他方の切り欠き
16:長辺(第1辺)
16a:一方の長辺(第1辺)
16b:他方の長辺(第1辺)
17:短辺(第2辺)
17a:一方の短辺(第2辺)
17b:他方の短辺(第2辺)
18:外縁
19:コーナー部
20:プランジャ
22:筒状部
24:突出部
26:嵌合部
27:嵌合凹部
28:受け凹部
30:ねじ(固定部材)
31:ヘッド部
32:雄ねじ部
36:コイルバネ(弾性部材)
40:ハウジング
42:一端部
44:他端部
46:バレル支持板
50:検査台
52:ねじ穴
54:位置決めピン
70:同軸ケーブル(信号線路)
72:プローブピン(測定端)
74:バレル
80:測定器
82:接続端子
90:接続コネクタ
100:コネクタ検査装置
X:第1方向
Y:第2方向
Z:厚み方向

Claims (19)

  1. 信号線路が挿通されるハウジングと、
    前記信号線路が接続されてコネクタの特性検査を行うための測定端を有するプランジャと、
    導電性の検査台に固定される導電性のフランジとを備え、
    前記フランジは、前記ハウジングが挿通される線路用貫通孔と、前記線路用貫通孔に対して対向配置されて導電性の固定部材が挿通される少なくとも1つの固定用貫通孔とを有し、
    前記フランジは、前記固定部材によって、前記検査台に対して電気的に接続されるとともに固定され、
    前記固定用貫通孔が、前記フランジの厚み方向から見て前記固定部材のヘッド部によって塞がれ、
    前記検査台に立設された少なくとも1つの位置決めピンに係合する少なくとも1つの切り欠きが、前記フランジの外縁に形成される、コネクタ測定用のプローブ。
  2. 前記切り欠きは、2つ以上である、請求項1に記載のプローブ。
  3. 前記固定用貫通孔は、2つである、請求項1または請求項2に記載のプローブ。
  4. 前記切り欠きは、前記固定用貫通孔から離間した位置に配置される、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプローブ。
  5. 前記切り欠きは、前記厚み方向から見て、前記線路用貫通孔の中心に対して点対称に配置される、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のプローブ。
  6. 前記切り欠きは、前記厚み方向から見て、前記線路用貫通孔の中心を通る線分に対して線対称に配置される、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のプローブ。
  7. 前記切り欠きが、前記厚み方向から見て、前記線路用貫通孔の中心に対して非対称に配置される、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のプローブ。
  8. 前記切り欠きが、円弧部に連なって対向する2つのストレート部が延在する半長円形状を有するとともに、前記線路用貫通孔の中心に対する前記フランジの回転を規制する切り欠き長さを有する、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のプローブ。
  9. 前記切り欠きのうちの一方が、円弧形状を有し、前記切り欠きのうちの他方が、円弧部に連なって対向する2つのストレート部が延在する半長円形状を有する、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のプローブ。
  10. 前記線路用貫通孔と、前記固定用貫通孔と、前記切り欠きとが、前記厚み方向から見て、前記厚み方向に直交する第1方向に一列に配置される、請求項1、請求項8または請求項9のいずれか1項に記載のプローブ。
  11. 前記フランジが四角形状を有するとき、前記切り欠きが、前記フランジの対角に配置される、請求項2、請求項8または請求項9のいずれか1項に記載のプローブ。
  12. 前記フランジが四角形状を有するとき、前記切り欠きのうちの一方が、前記フランジの長辺に配置され、前記切り欠きのうちの他方が、前記フランジの短辺に配置される、請求項2、請求項8または請求項9のいずれか1項に記載のプローブ。
  13. 前記フランジが四角形状を有するとき、前記切り欠きのうちの一方が、前記フランジの一方の長辺に配置され、前記切り欠きのうちの他方が、前記フランジの他方の長辺に配置される、請求項2、請求項8または請求項9のいずれか1項に記載のプローブ。
  14. 前記フランジが四角形状を有するとき、前記切り欠きが、前記フランジのいずれか一方の長辺において前記線路用貫通孔に対して対向するように一側および他側に配置される、請求項2、請求項8または請求項9のいずれか1項に記載のプローブ。
  15. 前記フランジが四角形状を有するとき、前記切り欠きが、前記フランジのいずれか一方の短辺において前記固定用貫通孔のいずれか一方に対して一側および他側に配置される、請求項2、請求項8または請求項9のいずれか1項に記載のプローブ。
  16. 前記検査台が、グランドに電気的に接続されている、請求項1から請求項15のいずれか1項に記載のプローブ。
  17. 請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の前記プローブを備える、コネクタ検査装置。
  18. 前記フランジが、前記検査台に対して複数で整列配置される、請求項17に記載のコネクタ検査装置。
  19. 前記フランジが、四角形状を有して、前記検査台に対して複数で整列配置される、請求項17に記載のコネクタ検査装置。
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