JP2018509659A - ナノ粒子ヒートシンクを含む光学コンポーネント - Google Patents

ナノ粒子ヒートシンクを含む光学コンポーネント Download PDF

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Abstract

光ファイバアセンブリは、第1端から該第1端の反対側の第2端へと光を送達するように構成された少なくとも1つの光学コンポーネントを含んでいる。該少なくとも1つの光学コンポーネントは、少なくとも1つの局在感熱領域を含み、局在感熱領域は、光が局在感熱領域を通り抜けることに応答して、該少なくとも1つの光学コンポーネントの残りの領域に対して上昇された温度を発する。当該光ファイバアセンブリは更にナノ粒子ヒートシンクを含んでおり、該ナノ粒子ヒートシンクが上記少なくとも1つの光学コンポーネントから熱を放散するよう、該ナノ粒子ヒートシンクは、上記光学コンポーネントに接触するとともに上記局在感熱領域を完全に取り囲む。

Description

本発明は、光学コンポーネントに関し、より具体的には、1つ以上のナノ粒子ヒートシンクを有する光学コンポーネントに関する。
光ファイバアセンブリは伝統的に、光学的な光を所望の光路に沿って伝えるために、例えば光ファイバ及び/又は光ファイバカプラなどの光学コンポーネントを使用している。レーザビーム応用に関して、パワーレベルは、例えば2ワット(W)から1000kWのどこかに到達し得る。しかしながら、レーザビームは、光ファイバアセンブリの様々な局在した領域で温度上昇を生じさせ得る。従来の光ファイバアセンブリは典型的には、光ファイバの広い領域にわたって熱を放散するように構成されたヒートシンクを実装している。しかしながら、これら従来のヒートシンクは、光ファイバの局在領域又は集中領域で熱を放散することに成功していない。
例えば、2つ以上の光ファイバが共に継ぎ合わされる用途では、典型的に、それら光ファイバ内の継ぎ合わされたコア間の境界に局在化された熱領域が見られる。経時的に、上昇した温度は、光ファイバを弱体化させるとともにコアの継ぎ合わせ境界においてクラック形成を誘起することがあり、それが、光ファイバアセンブリ全体の性能及び品質を低下させる。光カプラが利用される場合、熱伝導性のハウジングの中で光ファイバが支持される。光ファイバの入力端をハウジングに対して保持するために、典型的にエポキシが使用される。レーザ光を光ファイバに送り届けるとき、レーザ光の一部がハウジングの外表面に衝突して、レーザ光入射点で局所加熱が起こり得る。上昇した温度は、光ファイバの入力端にクラックが生じさせるとともにエポキシを燃焼させることがあり、それにより、光ファイバ保持を弱めたり損傷させたりし得る。加えて、エポキシは、加熱されたときにガス放出を起こす傾向にあり、それにより、光学コンポーネントの表面を汚染させ得る。
非限定的な一実施形態によれば、光ファイバアセンブリは、第1端から該第1端の反対側の第2端へと光を送達するように構成された少なくとも1つの光学コンポーネントを含んでいる。該少なくとも1つの光学コンポーネントは、少なくとも1つの局在感熱領域を含み、局在感熱領域は、光が局在感熱領域を通り抜けることに応答して、該少なくとも1つの光学コンポーネントの残りの領域に対して上昇された温度を発する。当該光ファイバアセンブリは更にナノ粒子ヒートシンクを含んでおり、該ナノ粒子ヒートシンクが上記少なくとも1つの光学コンポーネントから熱を放散するよう、該ナノ粒子ヒートシンクは、上記光学コンポーネントに接触するとともに上記局在感熱領域を完全に取り囲む。
更なる特徴が、本発明の技術を通じて実現される。本発明の他の実施形態及び態様が、ここに詳細に記載され、特許請求される発明の一部と見なされる。これらの利点及び特徴を持つ本発明のより十分な理解のため、明細書及び図面を参照する。
この開示のより完全なる理解のため、ここで、添付の図面及び詳細な説明に関連させて、以下の簡単な説明を参照する。似通った参照符号は同様の部分を表す。
非限定的な一実施形態に従った、継ぎ合わせ境界を形成するように共に継ぎ合わされた一対の光ファイバ上に形成されたナノ粒子ヒートシンクを含む光ファイバアセンブリの透視図である。 非限定的な他の一実施形態に従った、継ぎ合わせ境界を形成するように共に継ぎ合わされた一対の光ファイバ上に形成されたナノ粒子ヒートシンクを含む光ファイバアセンブリの透視図である。 非限定的な一実施形態に従った、テーパ状の光ファイバ上に形成されたナノ粒子ヒートシンクを含む光ファイバアセンブリの透視図である。 直線A−A’に沿って取られた図1Cに示される光ファイバアセンブリの断面図である。 非限定的な一実施形態に従った、光ファイバと該光ファイバを冷却するヒートチューブアセンブリとを収容した一体化ナノ粒子ヒートシンクを含む光カプラを示して 非限定的な一実施形態に従った、直線A−A’に沿って取られた図2Aの光カプラの断面図であり、光カプラの容積を充填する熱伝導性ナノ粒子に埋め込まれたヒートチューブアセンブリ及び光ファイバを示している。 非限定的な一実施形態に従った、光カプラに含められたヒートチューブの断面図である。 複数のばらのファイバ端を持つほころびマルチコア光ファイバと、該ほころびマルチコア光ファイバに継ぎ合わされることが可能な隙間なしマルチコア光ファイバと、を含む光ファイバハーネスの分解図である。 直線A−A’に沿って取られた図4Aに例示されるばらのファイバ端の断面図である。 ほころびマルチコア光ファイバ及び隙間なしマルチコア光ファイバの周りに熱伝導性ナノ粒子を保持するナノ粒子ヒートシンクを含む図4Aの光ファイバハーネスを例示している。 直線A−A’に沿って取られた、図4Cに例示される光ファイバハーネスのばらされた端部の断面図であり、熱伝導性ナノ粒子に埋め込まれた光ファイバハーネスのばらのファイバ端を示している。 直線B−B’に沿って取られた図4Cの光ファイバハーネスのコア部の断面図であり、熱伝導性ナノ粒子に埋め込まれた隙間なしマルチコア光ファイバを示している。 非限定的な一実施形態に従った、複数のばらのファイバ端を持つほころびマルチコア光ファイバと、該ほころびマルチコア光ファイバに継ぎ合わされることが可能な隙間なしコア光ファイバと、を含む光ファイバハーネスの分解図である。
本発明の様々な実施形態は、ナノ粒子ヒートシンクを含む光ファイバアセンブリを提供する。ナノ粒子ヒートシンクは、局在化した加熱及び上昇した温度の影響を受けやすい光学コンポーネントの1つ以上の部分に接して形成される。ナノ粒子ヒートシンクは、放熱を促進する複数の熱伝導性のナノ粒子を収容する。ナノ粒子ヒートシンクは、例えば2つ以上の継ぎ合わされた(スプライスされた)光ファイバ間の継ぎ合わせ(スプライス)境界などの、局在した加熱の影響を受けやすい光学コンポーネントの1つ以上の感熱領域に接してナノ粒子を保持するケーシング(覆い)を含む。斯くして、局在感熱領域における放熱が達成され、それにより、光ファイバによって現実となる熱応力及びクラック形成が抑制される。さらに、少なくとも1つの実施形態は、局在加熱を現実とする1つ以上の領域において光ファイバの外表面を完全に取り囲むナノ粒子ヒートシンクを提供する。斯くして、光ファイバの加熱がいっそう均等に消散され、それにより、光ファイバ及びアセンブリ全体のパワー処理能力が高まる。
ここで、図1Aを参照するに、本発明の非限定的な一実施形態に従った光ファイバアセンブリ100が例示されている。光ファイバアセンブリ100は、例えば光ファイバなどの1つ以上の光学コンポーネントを含んでいる。一実施形態によれば、光ファイバアセンブリ100は、第1のファイバコア104aを持つ第1の光ファイバ102aと、第2のファイバコア104bを持つ第2の光ファイバ102bとを含んでいる。少なくとも1つの実施形態によれば、第1及び第2の光ファイバ102a−102bは、自身を通じて例えばレーザ光などの光学的な光を伝えるように構成された、以下に限られないが、ガラス、押出ガラス(シリカ)、及びプラスチックで製造された透明ファイバを含む、透明材料の1本以上のフレキシブルストランドから形成されたハイパワー光ファイバを含む。
第1のファイバコア104aは、第2のファイバコア104bと共に継ぎ合わされて、継ぎ合わせ境界106を形成している。当業者によって理解されるように、ファイバコア104a−104bを共に継ぎ合わせるための様々な方法が使用され得る。この実施形態では、例えば、レーザ光が、第1の光ファイバ102aの第1端から、継ぎ合わせ境界106を通じて、第2の光ファイバ102bの第2端へと進行する。継ぎ合わせ境界106は、例えばレーザ光などのハイパワー光信号が通り抜けるときに、局在加熱の影響を受けやすい感熱領域を形成し得る。
非限定的な一実施形態によれば、光ファイバアセンブリ100は更に、第1及び第2の光ファイバ102a−102bの底部に結合されたヒートシンク108を含んでいる。斯くして、第1及び第2の光ファイバ102a−102bは、ヒートシンク108に直に接触することができる。ヒートシンク108は、これに限られないが金属材料を含む様々な熱伝導材料から形成され得る。斯くして、一般に光ファイバ102a−102bの外表面から放出される熱が、それに従って光ファイバ102a−102bから放散され得る。
光ファイバアセンブリ100は更に、ナノ粒子ヒートシンク110を含んでいる。ナノ粒子ヒートシンク110は、ヒートシンク108に結合されるとともに複数のナノ粒子112を収容する容積を画成するケーシング111を有している。ケーシング111は更に、その中に光ファイバ102a−102bが収まることができる溝113を含み得る。斯くして、光ファイバ102a−102bの1つ以上の部分を、複数のナノ粒子112に埋め込むことができる。少なくとも1つの実施形態によれば、ケーシング111は、局在加熱の影響を受けやすい第1及び第2の光ファイバ102a−102bの1つ以上の領域に対して位置付けられる。図1Aに更に示されるように、例えば、ケーシング111は継ぎ合わせ境界106に対して位置付けられる。例えばレーザ光などのハイパワーの光学的な光が第1及び第2の光ファイバ102a−102bを通り抜けるとき、ファイバ継ぎ合わせ境界106で局在加熱が起こる。ケーシング111それ自体が、放熱特性を持つヒートシンクとして構成されるように、ケーシング111も熱伝導材料で形成され得る。
ナノ粒子112は、以下に限られないが、銅(Cu)のナノ粒子、ニッケル−コバルト鉄合金のナノ粒子、ダイヤモンド、又は他の様々な熱伝導性ナノ粒子の組み合わせを含め、様々な熱伝導性ナノ粒子112から形成される。熱伝導性ナノ粒子112は、好ましくは1ナノメートル(nm)からおよそ10nmまでの範囲のサイズを持つ。しかしながら、理解されるように、熱伝導性のナノ粒子112は、本発明の範囲を逸脱することなく、例えば、およそ1マイクロメートル(μm)に至るサイズにされてもよい。非限定的な一実施形態によれば、ナノ粒子の混合物は、例えばガラスといった光ファイバ102a−102bの材料と同等の熱膨張係数を持つ。斯くして、金属部分とガラス部分との間の膨張整合シールを達成することができる。また、光ファイバ102a−102bの材料の熱膨張係数と同等の又は実質的に一致する熱膨張係数を持つナノ粒子を融合させることは、継ぎ合わせ境界106における応力を低減し、パワー処理能力を向上させる。
一実施形態によれば、ナノ粒子112は、光ファイバ102a−102bを取り囲むようにケーシング111内に詰め込まれる粉末材料として形成される。斯くして、光ファイバアセンブリ100の将来的な手直しが必要な場合に、光ファイバアセンブリ100を分解することができ、また、ナノ粒子ヒートシンク110の一部(すなわち、粉末ナノ粒子112の部分)を取り除くことができる。しかしながら、他の一実施形態によれば、キャリア溶液を用いてナノ粒子112を塗布してもよく、その後、酸化を防止するようにナノ粒子112が焼結される。別の一選択肢は、ケーシング111に収容された各光ファイバ102a−102bの部分と一体的に形成された固形の熱伝導体を形成するように(図1B参照)、ナノ粒子112を真空下で焼結するものである。何れの場合にも、局在加熱の影響を受けやすい光ファイバ102a−102bの1つ以上の領域(例えば、継ぎ合わせ境界106)が、熱伝導性のナノ粒子112によって完全に取り囲まれる。斯くして、局在領域における熱をケーシング111に効果的に伝達して、光ファイバアセンブリ100から放散させることができる。従って、局在加熱の影響を受けやすい光ファイバ102a−102bの領域における熱応力及びクラック形成が抑制される。また、ナノ粒子ヒートシンク110とヒートシンク108との組み合わせは、ホットスポットを抑制し、従来の光ファイバアセンブリと比較して、いっそう均一な放熱を達成する。
他の一実施形態によれば、ナノ粒子112を含む液体溶液が、光ファイバ102a−102bを取り囲むように、ケーシング111内に配されて、その中に収容され得る。上述した実施形態とは異なり、ナノ粒子112は焼結されない。斯くして、粒子酸化を防止しながら追加の放熱が提供される。この液体は、以下に限られないが、ナノ粒子112を含有するのに使用され得る油又はその他の液体を含み得る。
次いで図1C−1Dを参照するに、非限定的な他の一実施形態に従った光ファイバアセンブリ100が例示されている。この光ファイバアセンブリ100は、第1のファイバコア部分104aと第2のファイバコア部分104bとを有する光ファイバ102を含んでいる。少なくとも1つの実施形態によれば、第1及び第2の光ファイバ102a−102bは、自身を通じて例えばレーザ光などの光学的な光を伝えるように構成された、以下に限られないが、ガラス、押出ガラス(シリカ)、及びプラスチックで製造された透明ファイバを含む、透明材料の1本以上のフレキシブルストランドから形成されたハイパワー光ファイバを含む。
第1のファイバコア部分104aは第1の直径を持ち、第2のファイバコア部分104bは、第1の直径よりも大きい第2の直径を含んでいる。第1のファイバコア部分104aと第2のファイバコア部分104bとの間にテーパ部105が延在している。この実施形態では、例えば、レーザ光が、第1のファイバコア部分から、テーパ部105を通じて、第2のファイバコア部分104bへと進行する。テーパ部105は、例えばレーザ光などのハイパワー光信号が通り抜けるときに、局在加熱の影響を受けやすい感熱領域を形成し得る。
光ファイバアセンブリ100は更に、ナノ粒子ヒートシンク110を含んでいる。ナノ粒子ヒートシンク110は、複数のナノ粒子112を収容する容積を画成するケーシング111を有している。ケーシング111は更に、その中に光ファイバ102a−102bが収まることができる溝113を含み得る。斯くして、光ファイバ102a−102bの1つ以上の部分を、複数のナノ粒子112に埋め込むことができる。少なくとも1つの実施形態によれば、ケーシング111は、局在加熱の影響を受けやすい第1及び第2の光ファイバ102a−102bの1つ以上の領域に対して位置付けられる。図1C−1Dに更に示されるように、例えば、ケーシング111はテーパ部105に対して位置付けられる。例えばレーザ光などのハイパワーの光学的な光が光ファイバ102を通り抜けるとき、テーパ部105で局在加熱が起こる。従って、ナノ粒子112は、テーパ部105からの熱をいっそう効果的に放散させることができる。ケーシング111はまた、ケーシング111それ自体が放熱特性を持つヒートシンクとして構成されるように、熱伝導材料で形成され得る。ナノ粒子112は、詳細に上述したようにサイズを定められて適用され得る。また、ナノ粒子112は、詳細に上述したように、粉末形態で、又は焼結されたナノ粒子として、ケーシング111内に置かれることができる。
図2A−2Bを参照するに、非限定的な他の一実施形態に従った光ファイバアセンブリ200が例示されている。この場合の光ファイバアセンブリ200は、光カプラ200として構成されている。光カプラ200は、1つ以上の光ファイバ204と、1つ以上のヒートパイプ206と、ナノ粒子ヒートシンク208とを支持するように構成されたハウジング(筐体)202を含んでいる。ハウジング202は、入口210aと出口210bとの間を延在してハウジング長を画成している。光ファイバ204は、以下に限られないがガラス、押出ガラス(シリカ)、及びプラスチックを含む透明材料から形成されたフレキシブルストランドである。ハウジング202はまた、ハウジング202それ自体が放熱特性を持つヒートシンクとして構成されるように、熱伝導材料で形成され得る。
光ファイバ204は、入力端212aと出力端212bとの間を延在してファイバ長を画成している。入力端212aはハウジング入口210aと位置を揃えられ、出力端212bはハウジング出口210bと位置を揃えられる。入力端212a及び出力端212bは、それぞれ、ハウジング入口210a及びハウジング出口210bに結合される。例えばレーザ光214などの光学的な光が、ハウジング入口210aに入って入力端212aで受けられ、それが、光ファイバ204の長さに沿って送られ、そして、出力端212bへと送達される。
1つ以上のヒートパイプ206が、ハウジング202内に置かれて、光ファイバ204の外表面に接触するように配置される。ヒートパイプ206は、光ファイバ204の外表面から熱を受け取るとともに、光ファイバ204から熱を除去する熱サイクルを実行するように構成される。しかしながら、本発明の光カプラ200は、局在加熱の影響を受けやすい光ファイバ204の領域を完全に取り囲んでハウジング202内に埋め込まれたナノ粒子ヒートシンク208を含んでいる。
ハウジング入口210aに入るレーザ光214の一部が、ハウジング202の外表面に衝突ことは一般的なことである。結果として、温度上昇は典型的に、ハウジング入口210a及び入力端212aに局在化される。しかしながら、図2Bに更に例示されるように、ナノ粒子ヒートシンク208が、ハウジング入口210aを完全に取り囲んで入力端212aの全表面に接触する複数の熱伝導性ナノ粒子211を含んでいる。熱伝導性ナノ粒子211は、好ましくは1ナノメートル(nm)からおよそ10nmまでの範囲のサイズを持つ。しかしながら、理解されるように、熱伝導性のナノ粒子211は、本発明の範囲を逸脱することなく、例えば、およそ1マイクロメートル(μm)に至るサイズにされてもよい。
一実施形態によれば、ナノ粒子211は、光ファイバ204を取り囲むようにハウジング202内に詰め込まれる粉末材料として形成される。斯くして、光カプラ200の将来的な手直しが必要な場合に、光カプラ200を分解することができ、また、ナノ粒子ヒートシンク208の一部(すなわち、粉末ナノ粒子211の部分)を取り除くことができる。しかしながら、他の一実施形態によれば、ハウジング202に収容された光ファイバ204と一体的に形成された固形の熱伝導体を形成するように、ナノ粒子211が溶融され得る。何れの場合にも、局在加熱の影響を受けやすい1つ以上の感熱領域(例えば、入力端212a)が、熱伝導性のナノ粒子211によって完全に取り囲まれる。故に、例えば入力端212aに局在化された熱が効果的に放散され、それにより、光ファイバ204上の熱応力が抑制される。さらに、ナノ粒子211は、ヒートパイプ206の外表面を完全に取り囲んでいる。故に、ヒートパイプ206によって排出される冷却温度が、ハウジング202の外表面へと迅速に伝達され、光カプラ200から効果的に排出される。
他の一実施形態によれば、ナノ粒子211を含む液体溶液が、光ファイバ204を取り囲むように、ハウジング202内に配されて、その中に収容され得る。上述した実施形態とは異なり、ナノ粒子211は焼結されない。斯くして、やはり粒子酸化を防止しながら追加の放熱が提供される。この液体は、以下に限られないが、ナノ粒子211を含有するのに使用され得る油又はその他の液体を含み得る。
図2Aに更に例示されるように、少なくとも1つの実施形態は、熱伝導性のフィン216へと直接一体的に形成された端部を有する1つ以上のヒートパイプ206を含み得る。フィン216はまた、ハウジング202の外部の領域に置かれる外部ヒートシンク218と一体的に形成されることができる。フィン216及びヒートシンク218は、例えば銅(Cu)を含め、様々な熱伝導材料から形成される。ヒートパイプ206からの熱は、それぞれのフィン216に伝達され、そしてヒートシンク218に送り届けられ、ここで、熱が表面領域にわたって均等に分配されてそこから放出されることで、ヒートパイプ206の冷却が更に促進される。理解されることには、フィン216単独でも、熱をハウジング202の外部領域に排出することができる。他の一実施形態によれば、フィン216は、ヒートパイプから形成されることができ、あるいは、ヒートパイプを当該フィン216の内部に埋め込むことができ、それにより、外部ヒートシンク218への熱伝達を向上させ得る。
図2Bに更に例示されるように、フィン216/ヒートシンク218の組み合わせは、ハウジング202を取り囲む花のような形状を画成するように配置されることができる。しかしながら、理解されることには、フィン216/ヒートシンク218の組み合わせは、本発明の範囲を逸脱することなく、様々なその他の形状を画成するように配置され得る。
次に図3を参照するに、非限定的な一実施形態に従った、光カプラ200に含められたヒートパイプ206が例示されている。ヒートパイプ206は、外側ケーシング300及びウィック構造302を含んでいる。外側ケーシング300は、これに限られないが金属を含め、様々な熱伝導材料から形成される。ウィック構造302は、ケーシング300の内壁に接して形成されるとともに、内側蒸気キャビティ304を画成する。当業者に理解されるように、ウィック302は、以下に限られないが、焼結金属粉末、スクリーン、及びパイプ軸に平行な一連の溝を有する複数の溝付きウィックを含め、様々な構造として形成され得る。
ヒートパイプ206は、その中に部分的に作動流体を充填して封止されている。作動流体は、光ファイバ204の動作レンジで蒸気と液体の双方を含むことができる何らかの流体を含むことができる。光ファイバ204からの熱が、ヒートパイプ206によって吸収されて、作動流体を蒸発させるために使用される。ヒートパイプ206の高温接触面で、熱伝導性の固体表面と接触している液体が、その表面から熱を吸収することによって蒸気へと変化する。次いで、この蒸気が、ヒートパイプ206に沿って低温接触面へと進み、凝縮して液体に戻り、潜熱を放出する。そして、この液体が、毛管作用(例えば、ウィック302を介して)、遠心力、又は重力を通じて高温接触面へと戻り、このサイクルが繰り返される。蒸気キャビティ型のヒートパイプ206を記述しているが、理解されることには、例えば循環冷却液ヒートパイプなどのその他のタイプのヒートパイプが使用されてもよい。
次いで図4A−4Eを参照するに、非限定的な一実施形態に従った、光ファイバハーネス400として形成された光ファイバアセンブリ400が例示されている。光ファイバハーネス400は、ほころび(フレイド)マルチコア光ファイバ402と、隙間なし(ソリッド)マルチコア光ファイバ404とを含んでいる。ほころびマルチコア光ファイバ402及び隙間なしマルチコア光ファイバ404は、自身を通じて例えばレーザ光などの光学的な光を伝えるように構成された、以下に限られないが、ガラス、押出ガラス(シリカ)、及びプラスチックで製造された透明ファイバを含む、透明材料の1本以上のフレキシブルストランドから形成される。
ほころびマルチコア光ファイバ402及び隙間なしマルチコア光ファイバ404は各々、それぞれ、複数のファイバコア406a及び406bを含んでいる。7本のコア406a−406bを有するマルチコア光ファイバ402−404が示されているが、理解されることには、マルチコアファイバ402−404は、より多数又は少数のコア406a−406bを有し得る。ほころびマルチコア光ファイバ402は更に、それらの間に空所を画成する複数のばらの(ルース)端部408a−408gを含んでいる。ばらの端部408a−408gは各々、その中に配置されたそれぞれのファイバコア406aを含んでいる(図4B参照)。端部がばらされた複数の光ファイバ408a−408gを含んだほころびマルチコア光ファイバ402とは異なり、隙間なしマルチコア光ファイバ404は、複数のファイバコア406bをその中に束ねる単一の光ファイバである。ほころびマルチコア光ファイバ402の個々のファイバコア406aの各々が、隙間なしマルチコア光ファイバ404に収容された対応するファイバコア406bと共に継ぎ合わされて、複数の継ぎ合わせ境界を形成する。従って、ほころびマルチコア光ファイバ402及び隙間なしマルチコア光ファイバ404は基本的に、ノード409において共に継ぎ合わされる。また、一部のマルチコアファイバは、その点での継ぎ合わせ(図示せず)を排除して異なる点に他のマルチコアファイバと接続する継ぎ合わせ(図示せず)を有し得る複数のファイバから融着される又は引き出されることができる。
図4Cを参照するに、非限定的な一実施形態に従った、ナノ粒子ヒートシンク410を含む光ファイバハーネス400が例示されている。ナノ粒子ヒートシンク410は、ほころびマルチコア光ファイバ402及び隙間なしマルチコア光ファイバ404の周囲に、熱伝導性のナノ粒子412を保持するように構成される。熱伝導性ナノ粒子412は、以下に限られないが、銅(Cu)、ニッケル−コバルト鉄合金、ダイヤモンド、又は他の様々な熱伝導性ナノ粒子の組み合わせを含め、光ファイバ402−404からの均一な放熱を促進する様々な熱伝導材料から形成されることができる。熱伝導性ナノ粒子412も、好ましくは1ナノメートル(nm)からおよそ10nmまでの範囲のサイズを有し得る。しかしながら、理解されることには、熱伝導性のナノ粒子412は、本発明の範囲を逸脱することなく、例えば、およそ1マイクロメートル(μm)に至るサイズにされてもよい。
一実施形態によれば、ナノ粒子ヒートシンク410は、その中に熱伝導性ナノ粒子412を収容するケーシング414を含んでいる。ケーシング414は、ケーシング414それ自体が、放熱特性を持つヒートシンクとして構成されるように、熱伝導材料から形成され得る。斯くして、熱伝導性ナノ粒子412が、ほころびマルチコア光ファイバ402及び隙間なしマルチコア光ファイバ404の外表面に接して保持される。斯くして、熱伝導性ナノ粒子は、局在加熱の影響を受けやすいノード409を完全に囲んで保持されることができる。ナノ粒子412はまた、光ファイバ402−404の材料(例えば、ガラス)と一致する又は同等である熱膨張係数を有し得る。斯くして、金属部分とガラス部分との間の膨張整合シールを達成することができ、それにより、ノード409における応力を低減し、パワー処理能力を向上させる。
一実施形態によれば、ナノ粒子412は、ケーシング414内、及びばらの光ファイバ408a−408gの部分間に存在する空所内に詰め込まれる粉末材料として形成される。斯くして、将来的なハーネスの手直しのために、光ファイバハーネス400を分解することができ、また、ナノ粒子ヒートシンク410の一部(すなわち、粉末にされたナノ粒子412の部分)を取り除くことができる。しかしながら、他の一実施形態によれば、固形の熱伝導体を形成するように、ナノ粒子412が溶融又は焼結され得る。斯くして、熱伝導体が、ほころびマルチコア光ファイバ402及び隙間なしマルチコア光ファイバ404と一体的に形成される。
他の一実施形態によれば、ナノ粒子412を含む液体溶液が、光ファイバ402−404を取り囲むように、ケーシング414内に配されて、その中に収容され得る。上述した実施形態とは異なり、ナノ粒子412は焼結されない。斯くして、やはり粒子酸化を防止しながら追加の放熱が提供される。この液体は、以下に限られないが、ナノ粒子412を含有するのに使用され得る油又はその他の液体を含み得る。
図4Dを参照するに、非限定的な一実施形態に従った、直線A−A’に沿って取られたほころびマルチコア光ファイバ402の断面図が例示されている。ほころびマルチコア光ファイバ402は、ナノ粒子ヒートシンク410内に保持された熱伝導性ナノ粒子412に埋め込まれた、複数のばらの光ファイバ408a−408gを含んでいる。上述のように、ばらの光ファイバ408a−408gは各々、その中に配置されたそれぞれのファイバコア406aを含んでいる。ナノ粒子412は、各光ファイバ408a−408gの外表面の全体に接して形成される。斯くして、それぞれの光ファイバ408a−408gを通り抜ける例えばレーザ光などの光信号に応答して生成される熱が、そこから均等に放散される。
図4Eを参照するに、直線B−B’に沿って取られた図4Cの光ファイバハーネス400の断面図が、熱伝導性ナノ粒子412に埋め込まれた隙間なしマルチコア光ファイバ404を示している。上述のように、隙間なしマルチコア光ファイバ404は、その中に配置された複数の束ねられたファイバコア406bを収容している。隙間なしマルチコア光ファイバ404に含まれる束ねられたファイバコア406bの各々が、ほころびマルチコア光ファイバ402に含まれるそれぞれのファイバコア406aと共に継ぎ合わされる。斯くして、ばらのファイバコア406aは基本的に、隙間なしマルチコア光ファイバ404内のファイバコア406bの単一集団へとハーネス化される。また、ナノ粒子412は、ほころびマルチコア光ファイバ402と隙間なしマルチコア光ファイバ404とを継ぎ合せるノード409に直に接して形成される。従って、熱は、ほころびマルチコア光ファイバ402及び隙間なしマルチコア光ファイバ404から均等に放散されることができ、また、例えば継ぎ合わされたノード409などの、局在加熱の影響を受けやすい1つ以上の領域で効果的に放散されることができる。
次いで図4Fを参照するに、他の一実施形態に従った光ファイバハーネス400が例示されている。このケースでは、ほころびマルチコア光ファイバ402に含まれるばらのファイバコア406aの各々が、継ぎ合わせノード409において、隙間なし光ファイバ部418に含まれる単一のコア416に継ぎ合わされる。斯くして、ばらのファイバコア406aは基本的に、隙間なし光ファイバ418内の単一の光ファイバコアとしてハーネス化される。
詳細に上述した本発明の様々な実施形態は、ナノ粒子ヒートシンクを含んだ、例えば1つ以上の光ファイバ、光カプラ、光アイソレータ、テーパなどの、光ファイバアセンブリを提供する。ナノ粒子ヒートシンクは、例えば光ファイバなどの光学コンポーネントの1つ以上の局在感熱領域に接して形成される。ナノ粒子ヒートシンクは、それら局在感熱領域のうちの1つ以上に接して保持されることが可能な複数の熱伝導性ナノ粒子を収容する。斯くして、局在感熱領域における放熱が改善され、それにより、光ファイバによって現実となる熱応力及びクラック形成が抑制される。
以下の請求項中の全てのミーンズ・プラス・ファンクション要素又はステップ・プラス・ファンクション要素の対応する構造、材料、動作、及び均等物は、具体的にクレーム記載される他のクレーム要素と組み合わさってその機能を実行する如何なる構造、材料、又は動作をも含むことが意図される。本発明の記述は、例示及び説明の目的で提示されており、網羅的であること又は開示された形態での発明に限定されることは意図されていない。本発明の範囲及び精神から逸脱することなく、数多くの変更及び変形が当業者に明らかになる。これらの実施形態は、本発明の原理及び実際の適用を最もよく説明するために、及び当業者が、企図される特定の用途に適した様々な変更とともに様々な実施形態に関して本発明を理解することを可能にするために、選択されて記述されている。
本発明の様々な実施形態について記述したが、理解されるように、当業者は、現時及び将来の双方において、以下に続く請求項の範囲に入る様々な変更及び改良を為し得る。これらの請求項は、最初に記載された発明に対する適正な保護を維持するように解釈されるべきである。

Claims (20)

  1. 第1端から該第1端の反対側の第2端へと光を送達するように構成された少なくとも1つの光学コンポーネントであり、当該少なくとも1つの光学コンポーネントは、少なくとも1つの局在感熱領域を含み、該局在感熱領域は、光が該局在感熱領域を通り抜けることに応答して、当該少なくとも1つの光学コンポーネントの残りの領域に対して上昇された温度を発する、少なくとも1つの光学コンポーネントと、
    前記少なくとも1つの光学コンポーネントに接触し且つ前記少なくとも1つの局在感熱領域を完全に取り囲むナノ粒子ヒートシンクであり、前記少なくとも1つの光学コンポーネントから熱を放散するように構成されたナノ粒子ヒートシンクと、
    を有する光ファイバアセンブリ。
  2. 前記少なくとも1つの光学コンポーネントは、第1のファイバコアを持つ第1の光ファイバと、前記第1のファイバコアに継ぎ合わされて継ぎ合わせ境界を画成する第2のファイバコアを持つ第2の光ファイバとを含む、請求項1に記載の光ファイバアセンブリ。
  3. 前記ナノ粒子ヒートシンクは、前記少なくとも1つの局在感熱領域と位置合わせされて前記第1の光ファイバ及び前記第2の光ファイバを取り囲むケーシングを含む、請求項2に記載の光ファイバアセンブリ。
  4. 前記ケーシングは、複数の熱伝導性のナノ粒子を含有し、且つ前記継ぎ合わせ境界に直に接触させて前記ナノ粒子を保持する、請求項3に記載の光ファイバアセンブリ。
  5. 前記ナノ粒子は、銅(Cu)、ニッケル−コバルト鉄合金、及びダイヤモンドからなる群から選択されており、前記第1及び第2の光ファイバは、ガラス、シリサイド、及びプラスチックからなる群から選択された材料を有する、請求項4に記載の光ファイバアセンブリ。
  6. 前記ナノ粒子は、前記第1及び第2の光ファイバの前記材料に対応する第2の熱膨張係数に一致する第1の熱膨張係数を持つ、請求項5に記載の光ファイバアセンブリ。
  7. 前記ケーシングは、前記少なくとも1つの局在感熱領域を完全に取り囲んで前記第1及び第2の光ファイバと一体的に形成された固体熱伝導体を収容している、請求項3に記載の光ファイバアセンブリ。
  8. 当該光ファイバアセンブリは更に、前記少なくとも1つの光学コンポーネントを完全に取り囲むハウジングを有し、該ハウジングはその入口と出口との間を延在している、請求項1に記載の光ファイバアセンブリ。
  9. 前記少なくとも1つの光学コンポーネントは、前記入口に結合された入力端と、前記出口に結合された出力端とを有する光ファイバを含み、前記入力端が、少なくとも1つの局在感熱領域を画成している、請求項8に記載の光ファイバアセンブリ。
  10. 前記ナノ粒子ヒートシンクは、前記ハウジング内に完全に埋め込まれている、請求項9に記載の光ファイバアセンブリ。
  11. 前記ナノ粒子ヒートシンクは、前記ハウジングを充填して前記光ファイバの前記入力端を完全に取り囲む複数の熱伝導性のナノ粒子を含む、請求項10に記載の光ファイバアセンブリ。
  12. 前記ナノ粒子は、銅(Cu)、ニッケル−コバルト鉄合金、及びダイヤモンドからなる群から選択されており、前記光ファイバは、ガラス、シリサイド、及びプラスチックからなる群から選択された材料を有する、請求項11に記載の光ファイバアセンブリ。
  13. 前記ナノ粒子は、前記光ファイバの前記材料に対応する第2の熱膨張係数に一致する第1の熱膨張係数を持つ、請求項12に記載の光ファイバアセンブリ。
  14. 前記ハウジングはその中に、前記少なくとも1つの局在感熱領域を完全に取り囲んで前記光ファイバと一体的に形成された固体熱伝導体を収容している、請求項10に記載の光ファイバアセンブリ。
  15. 当該光ファイバアセンブリは更に、ばらされた端部と、コア部とを有し、前記ばらされた端部は、各々がその中にそれぞれのばらのファイバコアを配置した複数のばらの光ファイバを含み、前記コア部は、その中に配置された複数の束ねられたファイバコアを含む、請求項2に記載の光ファイバアセンブリ。
  16. 各ばらのファイバコアが、それぞれの束ねられたファイバコアに継ぎ合わされている、請求項15に記載の光ファイバアセンブリ。
  17. 前記ナノ粒子ヒートシンクは、前記ばらされた端部の少なくとも一部と、前記コア部の少なくとも一部とを覆っている、請求項16に記載の光ファイバアセンブリ。
  18. 前記熱伝導性のナノ粒子の一部が、前記複数のばらの光ファイバ間の空所内に配置されている、請求項17に記載の光ファイバアセンブリ。
  19. 前記ばらされた端部のナノ粒子ヒートシンク及び前記コア部のナノ粒子ヒートシンクが各々、複数のナノ粒子を含み、該ナノ粒子は、銅(Cu)、ニッケル−コバルト鉄合金、及びダイヤモンドからなる群から選択されている、請求項18に記載の光ファイバアセンブリ。
  20. 前記ナノ粒子は、前記ばらされた端部及び前記コア部の材料に対応する第2の熱膨張係数に一致する第1の熱膨張係数を持つ、請求項19に記載の光ファイバアセンブリ。
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