JP2018501111A - 流体導管要素及び流体導管要素を製造するための方法 - Google Patents

流体導管要素及び流体導管要素を製造するための方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018501111A
JP2018501111A JP2017526904A JP2017526904A JP2018501111A JP 2018501111 A JP2018501111 A JP 2018501111A JP 2017526904 A JP2017526904 A JP 2017526904A JP 2017526904 A JP2017526904 A JP 2017526904A JP 2018501111 A JP2018501111 A JP 2018501111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid conduit
conduit member
liner
wall
buttering layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017526904A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6743005B2 (ja
Inventor
ブエティコファー,ローランド
ラディス,レナ
ピトラン,ミロスラフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Technology GmbH
Original Assignee
General Electric Technology GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Technology GmbH filed Critical General Electric Technology GmbH
Publication of JP2018501111A publication Critical patent/JP2018501111A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6743005B2 publication Critical patent/JP6743005B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L13/00Non-disconnectible pipe-joints, e.g. soldered, adhesive or caulked joints
    • F16L13/02Welded joints
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K15/00Electron-beam welding or cutting
    • B23K15/0006Electron-beam welding or cutting specially adapted for particular articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K15/00Electron-beam welding or cutting
    • B23K15/0046Welding
    • B23K15/0053Seam welding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/34Laser welding for purposes other than joining
    • B23K26/342Build-up welding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2101/00Articles made by soldering, welding or cutting
    • B23K2101/04Tubular or hollow articles
    • B23K2101/06Tubes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2101/00Articles made by soldering, welding or cutting
    • B23K2101/04Tubular or hollow articles
    • B23K2101/10Pipe-lines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2103/00Materials to be soldered, welded or cut
    • B23K2103/02Iron or ferrous alloys
    • B23K2103/04Steel or steel alloys
    • B23K2103/05Stainless steel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Arc Welding In General (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Abstract

開示されるのは、流体導管要素(1)であり、前記流体導管要素は、第1の流体導管部材(11)及び第2の流体導管部材(12)を含み、流体導管部材は、相互に接合され、各流体導管部材は、ライナ(115、125)と、接合面(111、121)であって、その接合面で流体導管部材が相互に接合される、接合面とを含む、流体導管要素において、第1の流体導管部材接合面(111)は、凸状に形状付けされ、それによって、第1の流体導管部材内側壁(116)が、第1の流体導管部材外側壁(117)よりも接合面上を軸方向に更に延び、第2の流体導管部材接合面(121)は、凹状に形状付けされ、それによって、第2の流体導管部材外側壁(127)が、第2の流体導管部材内側壁(126)よりも接合面上を軸方向に更に延び、第1及び第2の流体導管部材(11、12)の少なくとも一方は、それぞれの流体導管部材ライナに結合されたバタリング層を含み、バタリング層が、それぞれの接合面と、軸方向断面内でそれぞれの接合面に当接するそれぞれの流体導管部材ライナの外側壁と、の一方上に少なくとも配置されることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本開示は、一般に流体導管システムの分野に関し、特に、例えば、異なる材料から構成された配管セクションが接合される流体導管システムに関する。より具体的には、請求項1の前文に記載したような流体導管要素に関する。更にまた、流体導管要素の部材を接合するための方法に関する。
例えば、動力発生設備の中で流体を案内するために使用されるなどの流体導管システムでは、プロセス工学や多くの他の分野においても、異なる材料から作られた導管セグメントを接合することが多くの場合に望まれている。例えば、パイプや他の導管は、マルテンサイト鋼やフェライト鋼、例えば、頻繁に使用されるASME SA335フェライト鋼などから高頻度で作られる。前記導管を導管セグメントに接合すること、或いは、それをオーステナイト鋼やニッケル基材料から作られた別のタイプの流体導管構成要素に連結することは、望ましいことがある。典型的には、非類似材料から作られたそれらの材料は、溶接工程の適用において接合されることがあり、非類似金属溶接(DMW)境界部として知られているものがもたらされる。典型的には、前記溶接工程は、標準V又は狭幅ギャップ突合せ溶接を流体導管の外側上に適用することを含む。溶接工程の結果として、複雑な冶金学的状態が融合線に見うけられ、それに限定されないが、オーステナイト相材料の隣の硬くてもろいマルテンサイト層、炭素激減ゾーン、もろい沈殿物などが含まれる。容易に理解されるように、そういった状態は、非類似金属溶接連結部で流体導管の初期故障を招くことがある。また、非類似材料のある種のパラメータは、かなり異なっていることがある。例えば、オーステナイト鋼の熱膨張係数は、フェライト鋼のそれよりも約50%高いことがある。これは差別的な熱膨張を招き、流体導管システムのすべての熱サイクルを介して冶金学的臨界の融合線に交互の複雑な3次元負荷を生じさせる。その上、溶接工程自体、特に、関係する熱が材料の中に摂取される外側から適用される溶接は、溶接連結部に残留3次元負荷を、とりわけ、残留引張応力をもたらすであろう。その結果、融合線、特に、溶接融合線での流体導管は、初期のクラック発生についての、特に、熱サイクル負荷状態における、脆弱性の増大を被ることもある。
その問題は、定期検査や必要に応じた早期の交換によって取り組むことができる。
他のアプローチでは、問題は、特定の溶加材、卑金属、溶接後熱処理を適用すること、動作パラメータを適合させること、臨界領域で付加的な曲げを回避することなどの材料特性を融合線で最適化することにおいて取り組まれる。それらの措置が流体導管の他の性能の態様に妥協することがあるということが明らかになるであろう。冶金学的な最適化へのアプローチは、例えば、J.N.DuPont及びR.E.Mizia「Review of Dissimilar Welding for the NGNP Helical−Coil Steam Generator」、Lehigh University及びIdaho National Laboratory「Next Generation Nuclear Power Plant Project」、(2010)INL/EXT−10−18459、及び、C.D.Lundin「Dissimilar Metal Welds.Transition Joints Literature Review」、Welding Research Supplement(1982):58−63に記載されている。
米国特許第3,727,025号
本明細書に開示したデバイス及び方法の主題は、非類似材料、特に、非類似金属を、例えば、溶接することによって、接合することに関係する問題に取り組むことである。本開示のもう1つの特定の態様では、非類似金属の溶接が取り組まれている。本開示の他の態様では、従来技術から公知であるそれらに対する代替的な解決策が提供されることになる。更に他の態様では、当技術分野で公知である解決策の改善が提供されることになる。
それは、請求項1に記載したデバイスによって、また、独立する方法の請求項に記載した方法によって、達成される。
したがって、流体導管要素は、提案されて、第1の導管部材及び第2の導管部材を含み、2つの導管部材は、相互に接合される。各流体導管部材は、ライナと接合面を含み、接合面で導管部材が相互に接合される。2つの部材を相互に接合及び連結することは、例えば、溶接連結部におけるような物質対物質の結合によって達成することができる。他の結合する技術を適用してもよい。容易に明らかになるように、流体導管部材のライナは、内側流体導管空間を区切り、ライナは、流体導管空間を区切っている流体導管内側壁と、流体導管部材外側壁とを提供し、更にまた、そこで流体導管空間が開かれる面を提供するであろう。第1の導管部材は、凸状に形状付けされる接合面を含む。即ち、一般に第1の導管部材内側壁は、第1の導管部材外側壁よりも接合面上を軸方向に更に延びる。それは、一般に任意の段階的又は連続的なやり方で達成することができる。しかしながら、下で概説するように、ある種の条件下では、面取りを、特に、ストレート面取りを、接合面の導管壁上に設けることが有益であると判定されることもある。第2の導管部材は、凹状に形状付けされる接合面を含む。即ち、一般に第2の導管部材外側壁は、第2の導管部材内側壁よりも接合面上を軸方向に更に延びる。それもまた、一般に任意の段階的又は連続的なやり方で達成することができる。しかしながら、下で概説するように、ある種の条件下では、面取りを、特に、ストレート面取りを、接合面の導管壁上に設けることが有益であると判定されることもある。この文脈におけるストレート面取りは、唯一且つ一定の面取り角度を有する面取りとして理解するものとする。上で述べたように、前面は、ライナ上に設けられる。凸状又は凹状の幾何形状は、それぞれの接合面の側面上のそれぞれの流体導管部材ライナのそれによって基本的に画定される。更に、バタリング層は、第1及び第2の導管部材ライナの少なくとも一方に結合され、それぞれの接合面と、軸方向断面内でそれぞれの接合面に当接するそれぞれの導管部材ライナの外側壁と、の少なくとも一方上に配置される。即ち、一実施形態のバタリング層は、流体導管部材接合面の側面上のそれぞれのライナ面をカバーし、したがって、流体導管部材接合面の部分を形成する。バタリング層は、他の実施形態では、接合面に当接して外側壁のセクションに沿ってそれぞれ流体導管部材の外側壁又はライナの周りにカラーのように配置される。更に別の実施形態では、バタリング層は、ライナの接合面側上に、同じく、前述の実施形態の組合せの外側壁上に、配置される。
基本的にライナ面は、上で概説したように幾何形状を決定し、ライナ面は、第1及び第2の流体導管部材を互いに結合することに加わる物理的な要素であるが、以下では、接合面について一般的に言及がなされる。当業者は、この一般論と本明細書で使用した一般化した用語の意味を容易に認識及び理解するであろう。
示されてきたことは、上で概説したように接合面の幾何形状を適用するときに、また、流体導管部材をそれらの接合面で接合するときに、圧縮応力が、引張応力の代わりに、2つの導管部材の間の境界部で形成された臨界の融合線で誘発される、ということである。バタリング層は、使用する材料にもよるが、流体導管部材ライナ又はそれら用に適用された材料のそれぞれと比べて、多少向上した弾性を提供することができ、したがって、融合線中の応力を軽減及び/又は支えることができる。そういった応力は、一方で、例えば、溶接などの熱的な結合工程からの残留応力によって誘発されることがあり、また、流体導管要素が使用される配管システムの動作中に負荷によって付加されることがある。また、バタリング層は、物質対物質の結合を適用するときに冶金学的境界部を提供するのに役立つこともあり、また、望ましくない希釈効果が非類似溶接中に典型的に起こることを特に防止できる。特に、耐疲労性は、そういうことで、流体導管部材が、例えば、標準V又は狭幅ギャップ突合せ溶接によって接合される場合と比べて、大いに向上する。
本開示の1つの実施形態では、バタリング層は、第1及び第2の導管部材ライナの個々とは異なる材料から作られ、また、第1及び第2の導管部材ライナの少なくとも一方上に特に溶接される。そういったことは、それぞれの導管部材上へのバタリング層の付加溶接によって達成することができる。
別の態様では、バタリング層は、第2の導管部材ライナ上に設けられ、また、それに結合、即ち、凹状の面上に又はそれに当接させて結合させることができる。
更に別の態様では、第1及び第2の導管部材ライナは、異なる材料から作られる。特に、ライナの一方は、オーステナイト材料から作られ、他方は、フェライト及びマルテンサイト材料の一方から作られる。特に、第1の導管部材ライナは、オーステナイト材料、即ち、より具体的には、オーステナイト鋼又はニッケル基合金から作ることができ、第2の導管部材ライナは、フェライト材料か、又は、マルテンサイト材料、即ち、より具体的には、フェライト若しくはマルテンサイト鋼、のどちらか一方から作ることができる。即ち、オーステナイト材料から作られたライナを含む流体導管部材は、凸状の接合面を具備し、その一方、フェライト又はマルテンサイト材料から作られたライナを含む流体導管部材は、凹状の接合面を具備する。フェライト鋼の一例は、広く使用されるASME SA335によって提供することができる。オーステナイト鋼の一例は、ASME SB446によって提供することができる。バタリング層は、例えば、NiCrMo−3などのオーステナイト合金から作ることができる。
本開示に係る1つの実施形態では、バタリング層は、流体導管部材の一方のライナ上だけに設けられる。より具体的な実施形態では、バタリング層は、凹状の接合面を具備する流体導管要素のライナ上に設けられる。更に別の実施形態では、バタリング層は、フェライト又はマルテンサイト材料から作られた流体導管部材ライナ上に設けられる。
接合面は、第1の導管部材の接合面及び第2の導管部材の接合面が少なくとも概ね相補的に形状付けされるように形成することができ、したがって、2つの導管部材を接合するとき、残留ギャップは、少なくとも概ね消えるか若しくは最小化され、その結果、流体導管部材は、それらの接合部で少なくとも基本的に面一である。
本開示の態様では、流体導管部材の内径及び外径が、整合する、即ち、少なくとも概ね同一である場合、有益であると判定されることもある。
更に、少なくとも1つの導管部材の接合面は、面取りされた面を含み、特に、第1の導管部材の接合面は、凸状に面取りされた面を含み、第2の導管部材の接合面は、凹状に面取りされた面を含み、特に、ストレート面取りを備える。上で述べたように、また、下で更に詳細に概説するように、そのことが、ある種の場合に、特に、流体導管部材を相互に結合させるときにおいて、例えば、電子ビーム溶接(EBW)が適用されるとき、有利であると判定されることもある。
本開示に係る実施形態では、接合面の断面に対して測定したときの接合面の面取り角度は、20度から60度の間、特に25度から45度の間であり、とりわけ25度から35度の間である。別の態様では、流体導管要素軸に対して測定したときの前記の面取り角度は、30度から70度の間、特に45度から65度の間であり、とりわけ55度から65度の間である。前記の軸は、流体導管内側壁の、又は、接合面でそれに正接する表面の、中心線として画定することができる。認識されることは、前記の軸が接合面の断面に垂直である必要がないこと、及び、面取りが対称である必要がないこと、である。しかしながら、殆どの場合、前記の軸が接合面の断面に垂直であり、面取りが回転対称である、ということである。対称な構成の場合、及び/又は、軸が接合表面の断面に垂直な場合、デバイスの組立ては、促進され、他方、そうでなくても規定の配向における組立てが支持される。
別の態様では、第1の流体導管部材の接合面の面取り角度は、第2の流体導管部材の接合面の面取り角度と同じか又は実質上同じである。
本開示の別の態様では、流体導管部材は、凹状に形状付けされる接合面を含んで設けられ、それによって、外側壁が、部材内側壁よりも接合面上を軸方向に更に延び、更に、バタリング層は、導管部材上に設けられ、バタリング層は、接合面側と、軸方向断面内で接合面に当接する導管部材ライナの外側壁と、の一方上に少なくとも、流体導管部材ライナ上に配置される。
また、容易に認識されるように、本明細書で説明したような種類の1セットの相補的な第1及び第2の流体導管部材は、開示され、流体導管部材は、それらのそれぞれの接合面が面一に且つそれらの間に残留ギャップを何ら伴うことなく少なくとも概ね接合されることがあるやり方で、特に相補的である。
本明細書で説明した本発明の他の態様によれば、流体導管要素を製造するための方法は、開示され、この方法は、第1の流体導管部材ライナを含み、前記第1の導管部材ライナが凸状に形状付けされた第1の面を有する、第1の導管部材を提供することと、第2の流体導管部材ライナを含み、前記第2の導管部材ライナが凹状に形状付けされた第2の面を有する、第2の導管部材を提供することと、バタリング層を、第2の面と、軸方向断面内で第2の面に当接する第2の導管部材の外側壁と、の少なくとも一方上に作出することと、バタリング層及び第1の面が相互に面するように、第1及び第2の導管部材を配置することと、第1及び第2の導管部材を相互に結合させることとを含む。これらのステップは、この順序で実行することが好ましく、最後の2つのステップは、部材を配置することと部材を結合させることである。本方法の実施形態によれば、オーステナイト材料や例えば、NiCrMo−3などのニッケル基材料は、バタリング層を提供するために使用することができ、他方、別の実施形態では、第2の部材ライナは、フェライト又はマルテンサイト材料から作ることができる。バタリング層を作出することは、溶接又は半田付けするステップの一方を含むことができ、特に、レーザ溶接を含むことができる。第1及び第2の流体導管部材を結合させることは、例えば、溶接などの物質対物質を結合させるステップを含むことができる。
更に、熱処理工程、特に、溶接後熱処理工程は、バタリング層が作出された後で、第2の流体導管部材に適用することができる。このステップは、特に、バタリング層及び第2の流体導管部材ライナの材料が、非類似材料、特に、既に説明したような非類似金属であるときに、溶接工程のせいで起こり得るバタリング層と流体導管部材ライナの間の境界部中の応力を軽減するのに役立つことがある。更に、認識されることは、本方法が、熱処理ステップの前又は後にバタリング層のための機械加工するステップを含むことがある、ということである。このように、流体導管部材の特に接合面でのバタリング層の円滑且つ幾何形状的に良好に画定された表面は、達成することができ、他方の流体導管部材にそれを接合するのを容易化させるであろう。特に、面取り角度は、正確に機械加工することができる。
また、本明細書で説明したような方法は、第1及び第2の導管部材を接合するために半田付けする及び溶接するステップの一方を含むことができる。本発明の1つの態様では、電子ビーム溶接(EBW)は、第1及び第2の流体導管部材を自生的に接合するために適用することができる。EBWによって深部溶接(deep welding)が可能であり、外側上の単なる溶接とは対照的に、融合が流体導管部材ライナの壁厚全体を通して起こる。その上、EBWの速度のおかげで、導管部材ライナ双方の材料への熱の摂取が最小化され、その上、この溶接方法では、材料が追加されず、溶接境界部での材料の微細構造の変態に起因する冶金学的問題を、回避とはいかないまでも、結果的に最小化する。特に、EBWを適用するときにおいて、接合面での流体導管部材の面が面取りされ、長手方向断面内で直線を示し、したがって、溶接用に適用される電子ビームが、すべての合流点を通して到達でき、かくして溶接するステップが、特に、出来る限り均一に、壁厚全体に適用できる場合に、有益であると判定されることもある。
理解されることは、上で概説した特徴及び実施形態が容易に相互組合せできる、ということである。
要約すると、本開示及び権利請求した本発明の教示を適用するときにおいて、材料境界部要素は、配管システム内で異なる材料を接合するために設けることができる。即ち、上で概説したようなデバイスを提供するときに、要素は、例えば、非類似金属の溶接の臨界ステップが完了して設けられ、境界部要素は、流体導管又は材料境界部要素の部材の個々をその自由端部で類似材料特性の配管端部によく知られた従来形式で接合して、配管システムの中に容易に一体化させることができる。この文脈における自由端部は、流体導管空間が外部に展開する、即ち、接合面を除いて流体導管壁に設けられた開口が存在する、任意の面として理解すべきである。
機械的な観点から、本明細書で開示したような本発明の何らかの利益は、例えば、接合面の幾何形状のおかげで非類似金属の溶接境界部での引張応力が低減され及び/又は圧縮応力が代わりに誘発される点で理解することができる。更にまた、バタリング層は、冶金学的及び微細構造的な見地からそれが支える利益を除いて、流体導管部材自体の材料と比べて、可撓性を比較的有する層を提供するのに役立つことがある。前記の利益は、バタリング層用の材料の選択に左右され、流体導管部材ライン用に使用されるものよりも伸張性の高い材料にすることができる。
工程側に基づく利益は、例えば、非類似材料を接合及び結合させるステップが、製造メーカの完全制御下で最新式結合技術を適用して実行することが可能であるという事実において理解することができる。完成した材料境界部要素は、その後に現場で設置することができ、そこでは、各自由端部をそれぞれの類似材料の配管セクションによく知られた従来形式で接合することによって、配管システムの中に容易に一体化させることができる。
本明細書に開示した本発明の更なる利点及び利益は、本明細書に明白に記載されていないが、明らかになり得る。
理解されることは、本明細書で言及する流体導管部材が、任意の断面幾何形状の単なるチューブにすることができ、これに対して、円形断面が、最も頻繁に使用することができるが、流体導管要素を熱交換器又は他のデバイスに接合するために、例えば、連結部片を提供するためなどに、特に、それらの自由端部で任意の幾何形状が流体合流点などを含むことができる、ということである。
本開示は、下で概説した実施形態に鑑みて、添付図面を参照して、より容易に明らかになるであろう。前記の図面は簡潔に示している。
本明細書で説明及び権利請求しているような流体導管要素の例示的な実施形態の簡略化した概略図である。 例示的な実施形態の第1の流体導管部材の図である。 例示的な実施形態の第2の流体導管部材の図である。 完全に組み立てられたときの例示的な実施形態の図である。
すべての図面は、例示的な実施形態の縦断面を示す。理解と描写を容易にするために、本発明に、及び/又は、本発明の理解に、必須でない特徴については省略している。
本明細書で開示したような流体導管要素又は材料境界部要素の例示的な実施形態は、本開示の図面を参照して更に示される。この例示的な実施形態では、流体導管部材は、図形描写及び理解を容易にするために、円形の内側及び外側の断面を備えた単純なチューブであるが、留意することは、上で概説したように、流体導管部材が原則的に任意の空想の幾何形状を前提にしてもよいということである。また、接合面は、例示的なやり方で示しているだけであり、本明細書で説明及び又は権利請求している本発明から逸れることなく、特許請求の範囲の範囲内の他の幾何形状を前提にしてもよい。
次の解説のより良好な理解のために、図1は、本発明の範囲内で流体導管要素1の大部分が単純化された図を示す。それは、第1の流体導管部材11と、第2の流体導管部材ライナ125に取り付けられたバタリング層13を含む第2の流体導管部材12とを基本的に含む。例示的な実施形態では、第1の流体導管部材ライナ115は、例えば、ASME SB446などのオーステナイト鋼から作ることができる。第2の流体導管部材ライナ125は、例えば、ASME SA335などのフェライト鋼から、例えば、作ることができる。バタリング層13は、例えば、NiCrMo−3から作ることができる。しかしながら、前記の例示的な材料の仕様は、本明細書に開示した本発明の範囲を決して限定する意図はないものとする。下で更に詳細に概説するように、バタリング層13は、第2の流体導管部材12の接合面上に設けられ、又は、第2の流体導管部材ライナ125に取り付けられ、いずれも同じく、第2の流体導管部材12の外側表面127上にカラーのようにされる。第1の流体導管部材11は、ライナ115を含んで、内側壁116及び外側壁117を提供すると共に内部に流体導管空間119を区切っている。その上、この例示的な実施形態の第1の流体導管部材11は、カラー118を含んで、第1の流体導管部材接合面に当接すると共に、バタリング層13を含む第2の流体導管部材のそれに釣り合う拡大外径Dを提供するのに役立っている。第2の流体導管部材12は、ライナ125を含んで、内側壁126及び外側壁127を提供すると共に内部に流体導管空間129を区切っている。流体導管ライナ115、125は、それぞれの接合前面に対して面取り角度αを備えて、或いは、それぞれの流体導管部材軸に対して角度βで、それぞれの接合面で面取り加工される。第1の流体導管部材11の接合面では、面取りは、接合面が凸状であるようにされ、それに対して、第2の流体導管部材12の接合面では、面取りは、下で更に詳細に概説するように、接合面が凹状であり且つ第1の流体導管部材のそれに相補的であるようにされる。更に、各流体導管部材は、自由端部114、124をそれぞれ含む。
図2は、第1の流体導管部材11を示す。第1の流体導管部材11は、述べたように、ライナ115を含んで、接合面111で周方向に配置した面取り113を備えて面取り加工される。面取りは、接合面断面及び流体導管部材軸に対してそれぞれ測定した面取り角度α及びβを備えて配置され、したがって、内側壁116は、外側壁117よりも接合面で軸方向に更に延びる。第1の導管部材接合面111は、そういうことで凸状である。周方向カラー118は、バタリング層を含む第1の流体接触部材のそれに基本的に釣り合うために、接合面で第1の流体導管部材11の外径Dを増大させている。
図3は、第2の流体導管部材12を更に詳細に示す。第2の流体導管部材12は、ライナ125を含んで、接合面121で周方向に配置した面取り123を備えて面取り加工される。面取りは、接合面断面及び流体導管部材軸に対してそれぞれ測定した面取り角度α及びβを備えて配置され、したがって、外側壁127は、内側壁126よりも接合面で軸方向に更に延びる。第2の導管部材接合面121は、そういうことで凹状である。第2の流体導管部材12は、バタリング層13を更に含む。バタリング層13は、接合面121でライナ125の面取り上に配置され、更に、接合面に当接する流体導管部材の軸方向スパンに沿って第2の流体導管外側壁127の周りにカラーのようにされる。前記のカラーは、接合面で第2の流体接触部材の外径を直径Dに増大させている。バタリング層13は、付加レーザ溶接工程によって作出されてもよかった。溶接後熱処理は、レーザ溶接工程の終了後に第2の流体接触部材に適用されてもよかった。また、バタリング層13の表面は、バタリング層の寸法精度を保証するために、特に、明確な面取り角度を作り出すために、及び/又は、ライナ125の面取りによって提供される面取り角度を維持するために、機械加工されてもよい。バタリング層13は、特に、第1の流体導管部材接合面のそれに相補的である幾何形状を提供するために機械加工されてもよい。第1及び第2の流体導管部材11及び12は、そういうことで、図1に示すように、著しいギャップを少しも伴うことなく、それぞれの接合面が互いに面一に適合するように、配置されてもよい。
さて図4は、完全に組み立てられた流体導管要素を示す。第1及び第2の流体導管部材11及び12は、溶接部14によって接合される。溶接部14は、電子ビーム溶接(EBW)工程によって形成されてもよかった。前記のEBW工程は、ライナの接合面全体をカバーするなどのための溶接部14を作り出すことができる。溶接部14は、流体導管要素の周囲の周りに均一な層で基本的に延びる。理解されるように、溶接工程は、ライナ自体の間ではなくて、第1の流体導管部材ライナ11とバタリング層13の間で実行される。そういうことで、第2の流体導管材料ライナ125の材料の微細構造は、溶接工程によって影響を及ぼされない。また、EBW工程の特性のおかげで、溶接工程中の流体導管部材ライナ115、125の中への熱の摂取が最小化される。接合面の幾何形状と、外側からの溶接というよりむしろ利用可能な全溶接表面を含む溶接部のおかげで、引張応力が低減され、及び/又は、圧縮応力が融着領域で誘発される。バタリング層は、第1及び第2の流体導管部材の差別的な熱膨張のための弾性部材として機能することができる。耐疲労性は、そういうことで、従来技術と比較したとき、相当改善される。結果として生じる流体導管部材は、自由端部114、124を含んで、従来の工程によって、非類似の金属溶接に関係する問題を少しも伴うことなく、それぞれの流体導管部材ライナのそれに類似の材料特性を有するパイプに接合することができる。この点に関して、組み立てられた流体導管要素は、非類似材料境界部要素として機能する。
第1の流体導管部材11の接合面の面取り角度は、図に示されたように、第2の流体導管部材12の接合面の面取り角度と同じか又は実質上同じであることが好ましい。
本発明は、例示的な実施形態に照らして概説してきたが、理解されることは、この実施形態が、権利請求した本発明の範囲を限定することを決して意図していないということである。
1 流体導管要素、材料境界部要素
11 第1の流体導管部材
12 第2の流体導管要素
13 バタリング層
14 溶接部
111 第1の流体導管部材接合面
113 面取り
114 第1の流体導管部材自由端部
115 第1の流体導管部材ライナ
116 第1の流体導管部材内側壁
117 第1の流体導管部材外側壁
118 カラー
119 第1の流体導管部材流体空間
121 第2の流体導管部材接合面
123 面取り
124 第2の流体導管部材自由端部
125 第2の流体導管部材ライナ
126 第2の流体導管部材内側壁
127 第2の流体導管部材外側壁
129 第2の流体導管部材流体空間
D 接合面の外径
α 接合面断面に対して測定した面取り角度
β 軸に対して測定した面取り角度

Claims (15)

  1. 流体導管要素(1)であって、前記流体導管要素は、第1の流体導管部材(11)及び第2の流体導管部材(12)を含み、前記流体導管部材(11、12)は、相互に接合され、各流体導管部材(11、12)は、ライナ(115、125)と、接合面(111、121)であって、その接合面(111、121)で前記流体導管部材(11、12)が相互に接合される、接合面(111、121)とを含む、流体導管要素(1)において、
    前記第1の流体導管部材接合面(111)は、凸状に形状付けされ、それによって、第1の流体導管部材内側壁(116)が、第1の流体導管部材外側壁(117)よりも前記接合面(111)上を軸方向に更に延び、
    前記第2の流体導管部材接合面(121)は、凹状に形状付けされ、それによって、第2の流体導管部材外側壁(127)が、第2の流体導管部材内側壁(126)よりも前記接合面(121)上を軸方向に更に延び、
    前記第1及び第2の流体導管部材(11、12)の少なくとも一方は、前記それぞれの流体導管部材ライナ(115、125)に結合されたバタリング層(13)を含み、前記バタリング層(13)が、前記それぞれの接合面(111、121)と、軸方向断面内で前記それぞれの接合面(111、121)に当接する前記それぞれの流体導管部材ライナ(115、125)の前記外側壁と、の一方上に少なくとも配置されることを特徴とする、流体導管要素(1)。
  2. 前記バタリング層(13)は、前記第1及び第2の流体導管部材ライナ(115、125)の個々と異なる材料から作られると共に、前記第1及び第2の流体導管部材ライナ(115、125)の少なくとも一方上に特に溶接されることを特徴とする、請求項1記載の流体導管要素。
  3. 前記バタリング層(13)は、前記第2の流体導管部材ライナ(125)上に設けられることを特徴とする、前記請求項のいずれか1項記載の流体導管要素。
  4. 前記第1及び第2の流体導管部材ライナ(115、125)は、異なる材料から作られ、特に、前記ライナの一方は、オーステナイト材料及びニッケル基合金の一方から作られ、他方のライナは、フェライト及びマルテンサイト材料の一方から作られ、特に、前記第1の流体導管部材ライナ(115)がオーステナイト材料から作られ、及び/又は、前記第2の流体導管部材ライナ(125)がフェライト材料及びマルテンサイト材料の一方から作られることを特徴とする、前記請求項のいずれか1項記載の流体導管要素。
  5. 前記第1の流体導管部材(11)の前記接合面(111)及び前記第2の流体導管部材(12)の前記接合面(121)は、少なくとも概ね相補的に形状付けされ、したがって、前記2つの流体導管部材(11、12)を接合するとき、残留ギャップは、少なくとも概ね消えるか若しくは最小化されることを特徴とする、前記請求項のいずれか1項記載の流体導管要素。
  6. 少なくとも1つの流体導管部材(11、12)の接合面(111、121)は、面取りされた面を含み、特に、前記第1の流体導管部材(11)の前記面取りされた面は、凸状に面取りされ、前記第2の流体導管部材(12)の前記面取りされた面は、凹状に面取りされることを特徴とする、前記請求項のいずれか1項記載の流体導管要素。
  7. 前記接合面(111、121)の断面に対して測定したときの面取り角度(α)は、20度から60度の間、特に25度から45度の間であり、とりわけ25度から35度の間であることを特徴とする、及び/又は、流体導管要素軸に対して測定したときの面取り角度(β)は、30度から70度の間、特に45度から65度の間であり、とりわけ55度から65度の間であることを特徴とする、請求項6記載の流体導管要素。
  8. 前記第1の流体導管部材(11)の前記接合面(111)の前記面取り角度は、前記第2の流体導管部材(12)の前記接合面(121)の前記面取り角度と同じか又は実質上同じである、請求項6記載の流体導管要素。
  9. 接合面(121)を含む流体導管部材(12)において、前記接合面(121)は、凹状に形状付けされ、それによって、外側壁(127)が、部材内側壁(126)よりも前記接合面(121)上を軸方向に更に延び、前記流体導管部材(12)は、バタリング層(13)を更に含み、前記バタリング層(13)は、ライナ接合面側と、軸方向断面内で前記接合面(121)に当接する前記導管部材ライナの外側壁と、の少なくとも一方で、流体導管部材ライナ(125)上に配置されることを特徴とする、流体導管部材(12)。
  10. 第1の導管部材ライナ(115)を含み、前記第1の導管部材ライナ(115)が凸状に形状付けされた第1の面(111)を有する、第1の流体導管部材(11)を提供することと、
    第2の導管部材ライナ(125)を含み、前記第2の流体導管部材ライナ(125)が凹状に形状付けされた第2の面(121)を有する、第2の流体導管部材(12)を提供することと、
    バタリング層(13)を、前記第2の面(121)と、軸方向断面内で前記第2の面(121)に当接する前記第2の導管部材の外側壁(127)と、の少なくとも一方上に作出することと、
    前記バタリング層(13)及び前記第1の面(111)が相互に面するように、前記第1及び第2の流体導管部材(11、12)を配置することと、
    前記第1及び第2の流体導管部材(11、12)を相互に結合させることと
    を含む、流体導管要素(1)を製造するための方法。
  11. 前記バタリング層(13)を前記作出するステップは、物質対物質を結合させるステップ、特に溶接又は半田付けするステップの一方を含み、とりわけレーザ溶接を含むことを特徴とする、前記方法の請求項記載の方法。
  12. 前記バタリング層(13)が作出された後で、熱処理工程、特に、溶接後熱処理工程を前記第2の流体導管部材(12)に適用することを特徴とする、前記方法の請求項のいずれか1項記載の方法。
  13. 機械加工するステップを前記バタリング層(13)に適用することを特徴とする、前記方法の請求項のいずれか1項記載の方法。
  14. 前記第1及び第2の導管部材(11、12)を接合することは、半田付けする及び溶接するステップの一方を含み、特に、電子ビーム溶接することを含むことを特徴とする、前記方法の請求項のいずれか1項記載の方法。
  15. 前記第1及び第2の導管部材(11、12)を相互に配置する前記ステップは、前記導管部材(11、12)を相互に面一に配置することを含むことを特徴とする、前記方法の請求項のいずれか1項記載の方法。
JP2017526904A 2014-11-28 2015-11-27 流体導管要素及び流体導管要素を製造するための方法 Active JP6743005B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP14195369.5 2014-11-28
EP14195369 2014-11-28
PCT/EP2015/077908 WO2016083573A1 (en) 2014-11-28 2015-11-27 Fluid conduit element and method for producing the fluid conduit element

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018501111A true JP2018501111A (ja) 2018-01-18
JP6743005B2 JP6743005B2 (ja) 2020-08-19

Family

ID=52023192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017526904A Active JP6743005B2 (ja) 2014-11-28 2015-11-27 流体導管要素及び流体導管要素を製造するための方法

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP3224519A1 (ja)
JP (1) JP6743005B2 (ja)
CN (1) CN107002914B (ja)
WO (1) WO2016083573A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB202010648D0 (en) * 2020-07-10 2020-08-26 Milano Politecnico Improvements in the welding together of work-place
CN112377682B (zh) * 2020-10-28 2022-11-01 山东佰盛能源科技有限公司 一种化工防腐用app钢制管道
CN113369660B (zh) * 2021-06-30 2023-03-31 中国航发动力股份有限公司 一种消除电子束焊气孔缺陷的方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55144390A (en) * 1979-04-25 1980-11-11 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd Bonding method of dissimilar material joint by electron beam welding
JPS6414986U (ja) * 1987-07-17 1989-01-25
JP2010234419A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Ihi Corp 異材継手構造及びその製造方法
JP5170354B1 (ja) * 2012-05-31 2013-03-27 新日鐵住金株式会社 ビーム溶接継手およびビーム溶接方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB774967A (en) * 1954-12-09 1957-05-15 Babcock & Wilcox Ltd Improvements in assemblies comprising welded joints uniting austenitic and ferritic alloy steel members
FR1540946A (fr) * 1967-04-13 1968-10-04 Raccord de tuyauterie à joint métallique déformable
US3727025A (en) * 1970-03-24 1973-04-10 Rig Hammers Inc Method for welding vertically extending pipe sections together
JPS4940250A (ja) * 1972-08-28 1974-04-15
US4318966A (en) * 1980-03-31 1982-03-09 Imperial Chemical Industries Limited Welded structures
DE3422074A1 (de) * 1984-06-14 1986-01-23 Manfred 6000 Frankfurt Eck Verfahren zur herstellung nicht loesbarer rohrverbindungen von kunststoffrohren
US4763696A (en) * 1987-02-24 1988-08-16 White Consolidated Industries, Inc. Weld joint for soot blower lance tube
TW548334B (en) * 1997-08-20 2003-08-21 Jgc Corp Heating furnace and method of manufacturing the same
CN1416995A (zh) * 2002-11-06 2003-05-14 天津大学 管道对接焊的方法及焊接成的管道
DE102010050720A1 (de) * 2010-11-08 2012-05-10 De Dietrich Process Systems Gmbh Rohrleitung, Dichtelement und Rohrverbindung
EP2612723A1 (de) * 2012-01-04 2013-07-10 Siemens Aktiengesellschaft Schräg verlaufende Schweißnaht und Messverfahren
CN203718201U (zh) * 2013-12-27 2014-07-16 广州中船黄埔造船有限公司 一种船用法兰衬套式焊接座板

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55144390A (en) * 1979-04-25 1980-11-11 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd Bonding method of dissimilar material joint by electron beam welding
JPS6414986U (ja) * 1987-07-17 1989-01-25
JP2010234419A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Ihi Corp 異材継手構造及びその製造方法
JP5170354B1 (ja) * 2012-05-31 2013-03-27 新日鐵住金株式会社 ビーム溶接継手およびビーム溶接方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN107002914B (zh) 2020-07-10
WO2016083573A1 (en) 2016-06-02
JP6743005B2 (ja) 2020-08-19
CN107002914A (zh) 2017-08-01
EP3224519A1 (en) 2017-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4556240A (en) Corrosion-resistant, double-wall pipe structures
JP7223102B2 (ja) 流体システムおよび摩擦溶接による製造方法
US11072036B2 (en) Concentric welded pipes with condition monitoring capability and method of manufacture
KR100742808B1 (ko) 배관 조인트 구조
EP3389919B1 (en) Method for connection and tubular connection assembly for improved fatigue performance of metallic risers
EA014110B1 (ru) Компоновки и способы сварки разнородных материалов
JP6743005B2 (ja) 流体導管要素及び流体導管要素を製造するための方法
JP6851997B2 (ja) 管構造の製造方法、管構造およびそうした管構造を備える炉
US20120192985A1 (en) Assembly of coaxial pipes including junction parts with sealed inner cavities, and method for making same
CN116174978A (zh) 用于焊接导管连接件以用于高温应用的工艺
JPH03243286A (ja) クラッド管の接合方法
EP3246610B1 (en) Shrouded pipe
EP1266716A1 (en) Friction welding
JP7024956B2 (ja) 分岐継手、分岐施工方法、及び分岐継手の製造方法
RU121027U1 (ru) Устройство для защиты внутреннего сварного шва трубопроводов
RU2410593C2 (ru) Способ соединения труб с внутренним покрытием
JP6796987B2 (ja) フランジ部付き薄肉配管
JPS58110191A (ja) 端部前処理溶接二重管構造
JPS58122198A (ja) 耐蝕管の溶接継手構造
JPH0318475A (ja) 二重管の周継手溶接法
JPH0114477B2 (ja)
KR20150011820A (ko) 진공 기밀 나사 접합
CN116336280A (zh) 基于炉中钎焊的波纹金属软管
JP2023541481A (ja) 隅肉溶接されたクラッディング部を有する管要素、およびそのような管要素を製造するための方法
JPS631886A (ja) 端部前処理溶接ユニツト二重管構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181122

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190520

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200518

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200703

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200729

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6743005

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250