JP2018501025A5 - - Google Patents
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Claims (50)
- 遠位部分(12)、近位部分(13)、および内側表面を備えて可撓性材料で作製された管状本体(11)を有するイントロデューサシース(10)であって、前記近位部分(13)は、患者の管の中に挿入されるように構成され、それによって医療デバイス(100)が前記イントロデューサシース(10)を通して前記患者の管の中に挿入されることができる、イントロデューサシース(10)と、
近位部分(23)、遠位部分(22)、および外側表面を備えた本体(21)を有するダイレータ(20)であって、前記イントロデューサシース(10)の中に挿入可能であり、したがって、その近位部分(23)は、前記ダイレータ(20)が前記イントロデューサシース(10)に挿入されるとき、前記イントロデューサシース(10)の近位に延びる、ダイレータ(20)と、
を含む、患者の身体における血管アクセスを提供するためのイントロデューサセット(1)であって、
前記イントロデューサシースの前記管状本体(11)は、0.3mm以下の壁厚(d)を有し、
前記ダイレータ(20)および前記イントロデューサシース(10)の少なくとも一方は、前記イントロデューサシース(10)の前記管状本体(11)に補剛を分与する補剛構造(25)を含み、前記補剛構造(25)は、解放され、取り除かれ、そうでなければ非活動化されることができる、ことを特徴とするイントロデューサセット(1)。 - 請求項1に記載のイントロデューサセットであって、前記イントロデューサシース(10)の前記管状本体(11)は、0.2mmより小さい、好ましくは、0.15mmより小さい、より好ましくは、0.1mmより小さい壁厚を有する、ことを特徴とするイントロデューサセット。
- 請求項1または2に記載のイントロデューサセットであって、前記補剛構造(25)は、活動化するとき、前記ダイレータ(20)の前記外側表面の少なくとも一部分と、前記イントロデューサシース(10)の前記管状本体(11)の前記内側表面の少なくとも一部分と、の間に表面摩擦を生じさせ、非活動化するとき、摩擦を少ししかまたは全く生じさせないことを特徴とする、イントロデューサセット。
- 請求項3に記載のイントロデューサセットであって、前記補剛構造(25)が非活動化するとき、前記ダイレータ(20)の前記本体(21)は、前記イントロデューサシース(10)の前記管状本体(11)の内側直径より小さい第1の外側直径を有し、前記補剛構造(25)が活動化するとき、前記ダイレータ(20)の少なくとも一部分、好ましくは、少なくとも近位部分(23)は、前記第1の外側直径より大きい第2の外側直径を有し、したがって、前記ダイレータ(20)の前記外側表面が、前記イントロデューサシース(10)の前記管状本体(11)の前記内側表面に接触する、ことを特徴とするイントロデューサセット。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載のイントロデューサセットであって、前記補剛構造が収縮可能なバルーン(25)を含むことを特徴とする、イントロデューサセット。
- 請求項5に記載のイントロデューサセットであって、前記バルーン(25)は、前記ダイレータ本体(21)の少なくとも近位部分(23)に配置され、好ましくは前記ダイレータ本体(21)の実質上全長に沿って配置されることを特徴とする、イントロデューサセット。
- 請求項5または6に記載のイントロデューサセットであって、前記ダイレータ(20)は、前記ダイレータ本体(21)の前記遠位部分(22)に、前記バルーン(25)と流体連通する膨張ポート(26)を含む、ことを特徴とするイントロデューサセット。
- 請求項7に記載のイントロデューサセットであって、前記膨張ポート(26)は貯蔵器(31)に連結され、前記貯蔵器(31)は、流体で充填可能で、圧力デバイス(30)、好ましくは、シリンジ型圧力デバイスを含み、したがって、前記貯蔵器(31)に受容される流体が、前記バルーン(25)を膨張させるために加圧することができることを特徴とする、イントロデューサセット。
- 請求項8に記載のイントロデューサセットであって、前記圧力デバイス(30)は、前記貯蔵器(31)の内側壁に対してシールされて第1のねじ山(39)を有するプランジャ(33)を含み、前記圧力デバイス(30)は、前記第1のねじ山(39)と噛合する第2のねじ山(38)を有する作動ねじ(32)をさらに含み、したがって、前記プランジャ(33)が、前記貯蔵器(31)の内部を動くことができ、前記作動ねじ(32)の回転によって前記貯蔵器(31)に受容された流体が加圧される、ことを特徴とするイントロデューサセット。
- 請求項5から9のいずれか1項に記載のイントロデューサセットであって、前記バルーン(25)が、非準拠材料から成り、好ましくはポリアミドから成り、好ましくはナイロンから成ることを特徴とする、イントロデューサセット。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載のイントロデューサセットであって、前記補剛構造は、相互に関して並進可能である第1および第2の要素(121、122;221、222;321、322)と、前記第1および第2の要素の少なくとも一方を他方に関して前記ダイレータ(120;220;320)の縦方向に並進させるための作動機構(123;223;323)と、を含み、前記作動機構(123;223;323)の回転は、そういった縦方向並進を好ましくは生じさせる、ことを特徴とするイントロデューサセット。
- 請求項11に記載のイントロデューサセットであって、前記第2の要素(122;222;322)は、管状本体を有し、前記第1の要素(121;221;321)は、前記第2の要素(122;222;322)の前記管状本体を通って前記第1の要素(121;221;321)の近位端部を越えて延びる、ことを特徴とするイントロデューサセット。
- 請求項11または12に記載のイントロデューサセットであって、前記補剛構造は、前記第1および第2の要素(121、122;221、222)に係合する少なくとも1つの変形可能な部材(125;225)を含み、したがって、前記縦方向並進は、前記ダイレータ(120;220)の前記縦方向の前記変形可能な部材(125;225;325)の減圧と、それによる前記変形可能な部材(125;225)の半径方向の縮小とを生じさせ、前記変形可能な部材は、前記ダイレータの一部を好ましくは形成し、非圧縮状態では、前記ダイレータの前記本体と実質上同じ直径を有する、ことを特徴とするイントロデューサセット。
- 請求項13に記載のイントロデューサセットであって、前記変形可能な部材(125)は、リング形状または管形状である、ことを特徴とするイントロデューサセット。
- 請求項13または14に記載のイントロデューサセットであって、前記変形可能な部材(125)は、ソフトポリマから成り、好ましくはシリコーンから成ることを特徴とする、イントロデューサセット。
- 請求項13に記載のイントロデューサセットであって、前記変形可能な部材は、前記ダイレータ(220)の前記縦方向に延びる複数のスリット(226)を含み、前記縦方向の減圧時に前記変形可能な部材が半径方向に圧潰するのを可能にする、ことを特徴とするイントロデューサセット。
- 請求項11または12に記載のイントロデューサセットであって、前記補剛構造は、前記第1の要素(321)に取り付けられて前記第2の要素(322)に係合する少なくとも1つの変形可能な部材(325)を含み、前記変形可能な部材(325)は、前記第2の要素(322)が縦方向に並進するときに半径方向に変形するために、前記第2の要素(322)の傾斜付けされた端部部分(326)上を摺動可能な複数のタブ(325)を含む、ことを特徴とするイントロデューサセット。
- 請求項13から17のいずれか1項に記載のイントロデューサセットであって、前記変形可能な部材(125;225;325)は、前記第1および第2の要素(121、122;221、222;321、322)の少なくとも一方と別々にまたは一体に形成されることを特徴とする、イントロデューサセット。
- 請求項1または2に記載のイントロデューサセットであって、前記イントロデューサシースは、前記イントロデューサシースの前記内側表面と前記ダイレータ(420)の前記外側表面とによって画定される空間(424)と流体連通する液圧ポート(426)を含むことを特徴とする、イントロデューサセット。
- 請求項1から19のいずれか1項に記載のイントロデューサセットであって、前記イントロデューサシースの前記管状本体は、前記管状本体の縦方向に延びて、切り離し可能な支持ストラットを収容する少なくとも1つのキャビティを含むことを特徴とする、イントロデューサセット。
- 請求項20に記載のイントロデューサセットであって、前記支持ストラットは、前記キャビティと前記支持ストラットの間に低摩擦を提供するために、前記キャビティの断面とは形状が異なる断面、好ましくは、多角形または星様の断面形状を有することを特徴とする、イントロデューサセット。
- 請求項1から21のいずれか1項に記載のイントロデューサセットであって、前記イントロデューサシース(10)の前記可撓性材料は、PTFEを含むことを特徴とする、イントロデューサセット。
- 請求項1から22のいずれか1項に記載のイントロデューサセットであって、前記イントロデューサシース(10)は、その遠位部分(12)に止血バルブ(14)を含むことを特徴とする、イントロデューサセット。
- 請求項1から23のいずれか1項に記載のイントロデューサセットであって、前記イントロデューサシース(10)は、その長さに沿って切り離し可能であることを特徴とする、イントロデューサセット。
- 請求項1から24のいずれか1項に記載のイントロデューサセットであって、前記医療デバイスがカテーテル(100)を含むことを特徴とする、イントロデューサセット。
- 請求項25に記載のイントロデューサセットであって、前記カテーテル(100)の先端に配置された軸流型血液ポンプ(101)を含むことを特徴とする、イントロデューサセット。
- イントロデューサシースで使用するために構成され、外側表面を備えた本体を含むダイレータ(20;120;220;320)であって、前記ダイレータは、前記外側表面と、前記イントロデューサシースの内側表面と、の間の表面摩擦を減少させる目的で、前記本体の断面を減少させるのを可能にするように圧潰可能である、ことを特徴とするダイレータ(20;120;220;320)。
- 請求項27に記載のダイレータであって、収縮可能なバルーン(25)を含むことを特徴とする、ダイレータ。
- 請求項28に記載のダイレータであって、前記バルーン(25)は、前記本体(21)の少なくとも近位部分(23)に配置され、好ましくは前記本体(21)の実質上全長に沿って配置されることを特徴とする、ダイレータ。
- 請求項28または29に記載のダイレータであって、前記ダイレータ本体(21)の遠位部分(22)に、前記バルーン(25)と流体連通する膨張ポート(26)を含むことを特徴とする、ダイレータ。
- 請求項30に記載のダイレータであって、前記膨張ポート(26)は貯蔵器(31)に連結され、前記貯蔵器(31)は、流体で充填可能で、圧力デバイス(30)、好ましくは、シリンジ型圧力デバイスを含み、したがって、前記貯蔵器(31)に受容される流体が、前記バルーン(25)を膨張させるために加圧することができることを特徴とする、ダイレータ。
- 請求項31に記載のダイレータであって、前記圧力デバイス(30)は、前記貯蔵器(31)の内側壁に対してシールされて第1のねじ山(39)を有するプランジャ(33)を含み、前記圧力デバイス(30)は、前記第1のねじ山(39)と噛合する第2のねじ山(38)を有する作動ねじ(32)をさらに含み、したがって、前記プランジャ(33)が、前記貯蔵器(31)の内部を動くことができ、前記作動ねじ(32)の回転によって前記貯蔵器(31)に受容された流体が加圧されることを特徴とする、ダイレータ。
- 請求項28から32のいずれか1項に記載のダイレータであって、前記バルーン(25)は、非準拠材料から成り、好ましくはポリアミドから成り、好ましくはナイロンから成ることを特徴とする、ダイレータ。
- 請求項27に記載のダイレータであって、相互に関して並進可能である第1および第2の要素(121、122;221、222;321、322)と、前記第1および第2の要素の少なくとも一方を他方に関して前記ダイレータ(120;220;320)の縦方向に並進させるための作動機構(123;223;323)と、を含み、前記作動機構(123;223;323)の回転は、そういった縦方向並進を好ましくは生じさせることを特徴とする、ダイレータ。
- 請求項34に記載のダイレータであって、前記第2の要素(122;222;322)は、管状本体を有し、前記第1の要素(121;221;321)は、前記第2の要素(122;222;322)の前記管状本体を通って前記第1の要素(121;221;321)の近位端部を越えて延びることを特徴とする、ダイレータ。
- 請求項34または35に記載のダイレータであって、前記第1および第2の要素(121、122;221、222)に係合する少なくとも1つの変形可能な部材(125;225)を含み、したがって、前記縦方向並進は、前記ダイレータ(120;220)の縦方向の前記変形可能な部材(125;225;325)の減圧と、それによる前記変形可能な部材(125;225)の半径方向の縮小とを生じさせ、前記変形可能な部材は、前記ダイレータの一部を好ましくは形成し、非圧縮状態では、前記ダイレータの前記本体と実質上同じ直径を有することを特徴とする、ダイレータ。
- 請求項36に記載のダイレータであって、前記変形可能な部材(125)は、リング形状または管形状であることを特徴とする、ダイレータ。
- 請求項36または37に記載のダイレータであって、前記変形可能な部材は、ソフトポリマから成り、好ましくはシリコーンから成ることを特徴とする、ダイレータ。
- 請求項36に記載のダイレータであって、前記変形可能な部材は、前記ダイレータ(220)の縦方向に延びる複数のスリット(226)を含み、前記縦方向の減圧時に変形可能な部材が半径方向に圧潰するのを可能にすることを特徴とする、ダイレータ。
- 請求項34または35に記載のダイレータであって、前記第1の要素(321)に取り付けられて前記第2の要素(322)に係合する少なくとも1つの変形可能な部材(325)を含み、前記変形可能な部材(325)は、前記第2の要素(322)が縦方向に並進するときに半径方向に変形するために、前記第2の要素(322)の傾斜付けされた端部部分(326)上を摺動可能な複数のタブ(325)を含むことを特徴とする、ダイレータ。
- 請求項36から40のいずれか1項に記載のダイレータであって、前記変形可能な部材(125;225;325)は、前記第1および第2の要素(121、122;221、222;321、322)の少なくとも一方と別々にまたは一体に形成されることを特徴とする、ダイレータ。
- 遠位部分および近位部分を備えた可撓性材料で作製された管状本体を含むイントロデューサシースであって、前記近位部分は、患者の管の中に挿入されるように構成され、それによって医療デバイスが前記イントロデューサシースを通して前記患者の管の中に挿入されることができ、前記管状本体は、0.3mm以下、好ましくは、0.2mmより小さい、より好ましくは、0.15mmより小さい、なおさら好ましくは、0.1mmより小さい壁厚を有する、ことを特徴とするイントロデューサシース。
- 請求項42に記載のイントロデューサシースであって、前記イントロデューサシースの内側表面とダイレータ(420)の外側表面とによって画定される空間(424)と流体連通する液圧ポート(426)を含むことを特徴とする、イントロデューサシース。
- 請求項42または43に記載のイントロデューサシースであって、前記管状本体は、前記管状本体の縦方向に延びて、切り離し可能な支持ストラットを収容する少なくとも1つのキャビティを含むことを特徴とする、イントロデューサシース。
- 請求項44に記載のイントロデューサシースであって、前記支持ストラットは、前記キャビティと前記支持ストラットの間に低摩擦を提供するために、前記キャビティの断面とは形状が異なる断面、好ましくは、星様の断面形状を有することを特徴とする、イントロデューサシース。
- 請求項42から45のいずれか1項に記載のイントロデューサシースであって、前記可撓性材料がPTFEを含むことを特徴とする、イントロデューサシース。
- 請求項42から46のいずれか1項に記載のイントロデューサシースであって、前記遠位部分(12)に止血バルブ(14)を含むことを特徴とする、イントロデューサシース。
- 前記イントロデューサシース(10)が、その長さに沿って切り離し可能であることを特徴とする、請求項42から47のいずれか1項に記載のイントロデューサシース。
- 患者の身体における血管アクセスを提供するための方法であって、
イントロデューサシース(10)およびダイレータ(20)を含むイントロデューサセット(1)を提供するステップであって、前記イントロデューサシース(10)は、遠位部分(12)、近位部分(13)、および内側表面を備えた管状本体(11)を含み、前記近位部分(13)は、患者の管の中に挿入されるように構成され、それによって医療デバイス(100)が前記イントロデューサシース(10)を通して前記患者の管の中に挿入されることができ、前記イントロデューサシース(10)の前記管状本体(11)は、0.3mm以下の壁厚を有し、前記ダイレータ(20)は、近位部分(23)、遠位部分(22)、および外側表面を備えた本体(21)を含み、前記ダイレータ(20)は、前記近位部分(23)が前記イントロデューサシース(10)から外に近位側に突き出るように前記イントロデューサシース(10)の中に挿入されており、前記ダイレータ(20)は、前記ダイレータ(20)の前記外側表面の少なくとも一部分と、前記イントロデューサシース(10)の前記管状本体(11)の前記内側表面の少なくとも一部分と、の間の表面摩擦を減少させるための収縮可能なバルーン(25)を含む、イントロデューサセット(1)を提供するステップと、
前記イントロデューサシース(10)および前記ダイレータ(20)を患者の管の中に挿入するステップと、
前記バルーン(25)を収縮させるステップと、
前記イントロデューサシース(10)が前記患者の管に残置されるように、前記ダイレータ(20)を前記イントロデューサシース(10)から引っ込めるステップと、
を含むことを特徴とする方法。 - 患者の身体における血管アクセスを提供するための方法であって、
イントロデューサシース(10)およびダイレータ(20)を含むイントロデューサセット(1)を提供するステップであって、前記イントロデューサシース(10)は、遠位部分(12)、近位部分(13)、および内側表面を備えた管状本体(11)を含み、前記近位部分(13)は、患者の管の中に挿入されるように構成され、それによって医療デバイス(100)が前記イントロデューサシース(10)を通して前記患者の管の中に挿入されることができ、前記イントロデューサシース(10)の前記管状本体(11)は、0.3mm以下の壁厚を有し、前記ダイレータ(20)は、近位部分(23)、遠位部分(22)、および外側表面を備えた本体(21)を含み、前記ダイレータ(20)は、前記イントロデューサシース(10)の中に挿入されたときに前記近位部分(23)が前記イントロデューサシース(10)から外に近位側に突き出るように前記イントロデューサシース(10)の中に挿入可能であり、前記ダイレータ(20)は、前記ダイレータ(20)の前記外側表面の少なくとも一部分と、前記イントロデューサシース(10)の前記管状本体(11)の前記内側表面の少なくとも一部分と、の間の表面摩擦を減少させるための収縮可能なバルーン(25)を含む、イントロデューサセット(1)を提供するステップと、
前記ダイレータ(20)を前記イントロデューサシース(10)に挿入するステップと、
前記ダイレータ(20)の前記バルーン(25)を膨張させるステップと、
前記イントロデューサシース(10)および前記ダイレータ(20)を患者の管の中に挿入するステップと、
前記バルーン(25)を収縮させるステップと、
前記イントロデューサシース(10)が前記患者の管に残置されるように、前記ダイレータ(20)を前記イントロデューサシース(10)から引っ込めるステップと、
を含むことを特徴とする方法。
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