JP2018204756A - 故障検出システム - Google Patents

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哲郎 松川
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【課題】クラッチスイッチの故障の誤判定を抑制することを目的とする。【解決手段】本発明の故障検出システムは、内燃機関の出力を変速機に伝達するクラッチの状態を操作するクラッチレバーと、クラッチレバーの状態を検出するクラッチスイッチと、を有する車両のクラッチスイッチの故障を検出する故障検出システムであって、車両の速度を取得する速度取得手段と、内燃機関の回転数を取得する回転数取得手段と、変速機の減速比が最高の変速段、及び、変速機の減速比が最低の変速段の少なくともいずれかのときの車両の速度、及び、内燃機関の回転数の関係に基づく情報、速度取得手段によって取得された車両の速度、回転数取得手段によって取得された内燃機関の回転数、並びに、クラッチスイッチによって出力される信号に基づいて、クラッチスイッチの故障を判定する判定手段と、を備えることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、故障検出システムに関する。
特許文献1のクラッチスイッチの故障検出装置は、ECUに車速センサとエンジン回転センサとクラッチスイッチとからの信号を入力する。そして、車速とエンジン回転数とから変速機のギアポジションを割出す。このギアポジションの変化から変速回数を計測する。計測された変速回数とクラッチスイッチの信号の変化回数とのマッチングを見て、クラッチスイッチの故障の有無を判別する。
特開平5−322032号公報
しかしながら、特許文献1の故障検出装置は、クラッチスイッチの故障の判定にクラッチスイッチの信号の変化回数を用いる。したがって、クラッチスイッチが故障していないときにクラッチを切らないで変速する運転を行った場合、変速回数とクラッチスイッチの信号の変化回数に差がでて、故障と誤判定するおそれがある。
本発明は、クラッチスイッチの故障の誤判定を抑制することを目的とする。
本発明の故障検出システムは、内燃機関の出力を変速機に伝達するクラッチの状態を操作するクラッチレバーと、前記クラッチレバーの状態を検出するクラッチスイッチと、を有する車両の前記クラッチスイッチの故障を検出する故障検出システムであって、前記車両の速度を取得する速度取得手段と、前記内燃機関の回転数を取得する回転数取得手段と、前記変速機の減速比が最高の変速段、及び、前記変速機の減速比が最低の変速段の少なくともいずれかのときの前記車両の速度、及び、前記内燃機関の回転数の関係に基づく情報、前記速度取得手段によって取得された前記車両の速度、回転数取得手段によって取得された前記内燃機関の回転数、並びに、前記クラッチスイッチによって出力される信号に基づいて、前記クラッチスイッチの故障を判定する判定手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の故障検出システムは、内燃機関の出力を変速機に伝達するクラッチの状態を操作するクラッチレバーと、前記クラッチレバーの状態を検出するクラッチスイッチと、を有する車両の前記クラッチスイッチの故障を検出する故障検出システムであって、前記内燃機関の回転数を取得する回転数取得手段と、操作可能範囲内でスロットル開度が最小となるアクセルの状態であるか否か、前記回転数取得手段によって取得された前記内燃機関の回転数が回転数閾値より大きいか否か、及び、前記クラッチスイッチによって出力される信号に基づいて、前記クラッチスイッチの故障を判定する判定手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、クラッチスイッチの故障の誤判定を抑制できる。
クラッチレバーを離した状態の例を示す図である。 クラッチレバーを握った状態の例を示す図である。 自動二輪車の構成の例を示すブロック図である。 第1実施例の故障検出処理の例を示すフローチャートである。 第1実施例の第1判定マップの例を示す図である。 第2実施例の故障検出処理の例を示すフローチャートである。 第2実施例の第2判定マップの例を示す図である。
本発明の一実施形態に係る故障検出システム100は、内燃機関の出力を変速機に伝達するクラッチの状態を操作するクラッチレバー110と、クラッチレバー110の状態を検出するクラッチスイッチ120と、を有する車両のクラッチスイッチ120の故障を検出する故障検出システム100であって、車両の速度を取得する速度取得手段と、内燃機関の回転数を取得する回転数取得手段と、変速機の減速比が最高の変速段、及び、変速機の減速比が最低の変速段の少なくともいずれかのときの車両の速度、及び、内燃機関の回転数の関係に基づく情報、速度取得手段によって取得された車両の速度、回転数取得手段によって取得された内燃機関の回転数、並びに、クラッチスイッチ120によって出力される信号に基づいて、クラッチスイッチ120の故障を判定する判定手段と、を備える。したがって、変速機での変速回数を計測することなくクラッチスイッチ120の故障を判定できる。このため、クラッチスイッチ120が故障していないときにクラッチを切らないで変速する運転を行った場合でもクラッチスイッチ120の故障の判定に影響を与えることがないので、クラッチスイッチの故障の誤判定を抑制できる。
また、本発明の他の実施形態に係る故障検出システム100は、内燃機関の出力を変速機に伝達するクラッチの状態を操作するクラッチレバー110と、クラッチレバー110の状態を検出するクラッチスイッチ120と、を有する車両のクラッチスイッチ120の故障を検出する故障検出システム100であって、内燃機関の回転数を取得する回転数取得手段と、操作可能範囲内でスロットル開度が最小となるアクセルの状態であるか否か、回転数取得手段によって取得された内燃機関の回転数が回転数閾値R1より大きいか否か、及び、クラッチスイッチ120によって出力される信号に基づいて、クラッチスイッチ120の故障を判定する判定手段と、を備える。ここで、アクセルが戻されているとき、内燃機関の出力が低下しているため、クラッチが切断されていれば、内燃機関の回転数は低下する。一方、アクセルが戻されているとき、クラッチが接続されていれば、内燃機関の回転数は低下しない。よって、故障検出システム100は、アクセルが戻されているときの内燃機関の回転数が回転数閾値R1より大きいか否か、及び、クラッチスイッチ120によって出力される信号に基づいて、クラッチスイッチ120の故障を判定できる。したがって、変速機での変速回数を計測することなくクラッチスイッチ120の故障を判定できる。このため、クラッチスイッチ120が故障していないときにクラッチを切らないで変速する運転を行った場合でもクラッチスイッチ120の故障の判定に影響を与えることがないので、クラッチスイッチの故障の誤判定を抑制できる。
<第1実施例>
まず、第1実施例の自動二輪車1について説明する。
第1実施例の自動二輪車1のハンドルには、少なくとも、クラッチレバー110とクラッチスイッチ120とが取り付けられている。
クラッチレバー110は、自動二輪車1の運転手が、自動二輪車1の内燃機関の出力を自動二輪車1の変速機に伝達するクラッチの状態を操作するためのレバーである。
クラッチスイッチ120は、クラッチレバー110の状態を検出し、接続信号、又は、切断信号を後述のECU(エレクトロニックコントロールユニット)100に出力する。接続信号は、クラッチスイッチ120がOFFのときに出力される信号であり、運転手がクラッチレバー110を離していてクラッチが接続していることを表す信号である。切断信号は、クラッチスイッチ120がONのときに出力される信号であり、運転手がクラッチレバー110を握っていてクラッチが切断していることを表す信号である。ECU100は、例えば、クラッチスイッチ120が接続信号を出力するときは、セルモータが駆動しないように制御する。これによって、運転手が自動二輪車1の内燃機関を始動させるときに、運転手の意図に反して自動二輪車1が走り始める、という事態を回避する。
次に、図1A、図1Bを参照して、クラッチスイッチ120の構成、並びに、クラッチレバー110、及び、クラッチスイッチ120の動きについて説明する。図1Aは、運転手がクラッチレバー110を離した状態の例を示す図である。図1Bは、運転手がクラッチレバー110を握った状態の例を示す図である。図1A、図1Bは、クラッチレバー110の下側からクラッチレバー110を見たときの図である。
クラッチスイッチ120は、本体部121と検出片122とを備える。検出片122は、棒状であり、本体部121に対して相対的に動くことで、本体部121の外側に飛び出ている部分の長さ変動するように、本体部121に取り付けられている。検出片122は、バネ等の弾性部材によって、本体部121から見て外側の方向に付勢されている。
クラッチレバー110には、突出部111が設けられている。突出部111は、検出片122を挟んで本体部121と対向する位置に配置される。
図1Aに示すように、運転手がクラッチレバー110を離した状態のとき、突出部111が検出片122を押し込んでおり、突出部111が本体部121に最も近づく。そして、検出片122における本体部121の外側に飛び出ている部分の長さが最も短くなる。
図1Bに示すように、運転手がクラッチレバー110を握った状態のとき、突出部111が本体部121から最も離れる。そして、検出片122における本体部121の外側に飛び出ている部分の長さが最も長くなる。
クラッチスイッチ120は、このような検出片122の位置の変化に基づいて、接続信号、又は、切断信号をECU100に出力する。より具体的には、クラッチスイッチ120は、図1Aに示すように、検出片122における本体部121の外側に飛び出ている部分の長さが予め定められた長さ以下のとき、OFFとなり、接続信号をECU100に出力する。また、クラッチスイッチ120は、図1Bに示すように、検出片122における本体部121の外側に飛び出ている部分の長さが予め定められた長さを超えるとき、ONとなり、切断信号をECU100に出力する。
次に、図2を参照して、クラッチスイッチ120の故障の判定に必要となる自動二輪車1の構成について説明する。図2は、クラッチスイッチ120の故障の判定に必要となる自動二輪車1の構成の例を示すブロック図である。自動二輪車1は、ECU100と、クラッチスイッチ120と、速度出力部130と、回転数出力部140と、変速機状態出力部150とを備える。
ECU100は、クラッチスイッチ120の故障の判定に加えて、自動二輪車1の制御や各種の処理を行う。ECU100は、例えば、CPU、及び、ROM、RAM等の記憶装置を備える。記憶装置は、後述の図3(第2実施例においては図5)の処理等を実現するプログラムを記憶する。ROMが格納するプログラムをCPUが実行することで、各種の機能、及び、図3(第2実施例においては図5)の処理が実現される。ECU100は、故障検出システム、及び、コンピュータの例である。
速度出力部130は、例えば車速センサであり、自動二輪車1の速度をECU100に出力する。
回転数出力部140は、例えば回転数センサであり、自動二輪車1の内燃機関の回転数をECU100に出力する。
変速機状態出力部150は、例えば自動二輪車1の変速機に取り付けられたセンサであり、変速機がニュートラルか否か等の変速機の状態をECU100に出力する。
次に、図3を参照して、故障検出処理について説明する。図3は、故障検出処理のフローチャートである。
ステップS101において、ECU100は、変速機状態出力部150から変速機の状態の情報を取得する。
ステップS102において、ECU100は、ステップS101で取得した変速機の状態の情報に基づいて、変速機がニュートラルであるか否かを判定する。ECU100は、変速機がニュートラルであると判定したとき処理をステップS101に戻し、変速機がニュートラル以外であると判定したとき処理をステップS103に進める。
ステップS103において、ECU100は、回転数出力部140から内燃機関の回転数を取得する。また、ECU100は、速度出力部130から自動二輪車1の速度を取得する。ECU100が内燃機関の回転数を取得する処理は、回転数取得手段による処理の一例である。ECU100が自動二輪車1の速度を取得する処理は、速度取得手段による処理の一例である。
ステップS104において、ECU100は、ステップS103で取得した内燃機関の回転数と自動二輪車1の速度との組み合わせで表される点が、第1領域200及び第2領域201のいずれかに含まれるか否かを判定する。
ここで、図4の第1判定マップを参照して、第1領域200及び第2領域201について説明する。図4は、第1判定マップを示す図である。第1判定マップは、第1軸を自動二輪車1の速度とし、第2軸を内燃機関の回転数とした二次元マップである。
第1判定マップの第1線L1は、変速機の減速比が最高の変速段(ローギア)のときの、自動二輪車1の速度と内燃機関の回転数との関係を示す。第1領域200は、第1判定マップにおいて、第1線L1よりも内燃機関の回転数が大きい領域である。したがって、第1領域200で表される内燃機関の回転数と自動二輪車1の速度との組み合わせは、変速機がニュートラル以外のときは、クラッチが切断したときに実現する。
第1判定マップの第2線L2は、変速機の減速比が最低の変速段(ハイギア)のときの自動二輪車1の速度と内燃機関の回転数との関係を示す。第2線L2は、自動二輪車1の速度の車速が0(ゼロ)の場合を除き、第1線L1より内燃機関の回転数が小さい。第2領域201は、第1判定マップにおいて、第2線L2よりも内燃機関の回転数が小さい領域である。したがって、第1領域200と同様に、第2領域200で表される内燃機関の回転数と自動二輪車1の速度との組み合わせは、変速機がニュートラル以外のときは、クラッチが切断したときに実現する。第1線L1及び第2線L2を含む領域であって第1線L1と第2線L2とで挟まれる領域で表される内燃機関の回転数と自動二輪車1の速度との組み合わせは、クラッチが切断したとき、及び、クラッチが接続しているときの少なくともいずれかのときに実現する。第1判定マップにおいて、第1領域200及び第2領域201からなる領域は、第1線L1と第2線L2とで挟まれる領域以外の領域であり、第1線L1及び第2線L2を含まない領域である。第1判定マップにおいて、第1領域200及び第2領域201からなる領域は、変速機の減速比が最高の変速段、及び、前記変速機の減速比が最低の変速段の少なくともいずれかのときの自動二輪車1の速度、及び、内燃機関の回転数の関係に基づく情報である。
第1判定マップ、第1線L1、及び、第2線L2の情報は、例えば、ECU100の記憶装置に記憶されており、ECU100は記憶装置からこれらの情報を取得する。
ECU100は、ステップS103で取得した内燃機関の回転数と自動二輪車1の速度との組み合わせで表される点が、第1領域200及び第2領域201のいずれかに含まれると判定したとき処理をステップS105に進める。また、ECU100は、ステップS103で取得した内燃機関の回転数と自動二輪車1の速度との組み合わせで表される点が、第1領域200及び第2領域201のいずれにも含まれないと判定したとき処理をステップS101に戻す。
ステップS104の処理は、次のようにも表現できる。ステップS104において、ECU100は、ステップS103で取得した内燃機関の回転数が、ステップS103で取得した自動二輪車1の速度における第1線L1が表す内燃機関の回転数より大きいとき、処理をステップS105に進める。また、ECU100は、ステップS103で取得した内燃機関の回転数が、ステップS103で取得した自動二輪車1の速度における第2線L2が表す内燃機関の回転数より小さいとき、処理をステップS105に進める。また、ECU100は、これら以外のとき、処理をステップS101に戻す。
ステップS105において、ECU100は、クラッチスイッチ120から信号を取得する。
ステップS106において、ECU100は、ステップS105で取得した信号が接続信号か否かを判定する。ECU100は、ステップS105で取得した信号が接続信号であると判定したとき処理をステップS107に進め、切断信号であると判定したとき処理をステップS101に戻す。
ステップS107において、ECU100は、クラッチスイッチ120が故障していると判定する。そして、ECU100は、故障を表す旨の表示を行う等の故障時の処理を行う。
ここで、処理がステップS107に進むときは、ステップS103で取得した内燃機関の回転数と自動二輪車1の速度との組み合わせは、変速機がニュートラル以外の場合、クラッチが切断しているときに実現し、クラッチが接続しているときには実現しない。そして、処理がステップS107に進むときは、変速機がニュートラル以外であり、クラッチスイッチ120は接続信号を出力している。したがって、ステップS107において、ECU100は、クラッチスイッチ120が故障していると判定できる。
このように、ECU100は、第1領域200及び第2領域201、自動二輪車1の速度、内燃機関の回転数、及び、クラッチスイッチ120によって出力される信号に基づいて、クラッチスイッチ120の故障を判定する。
したがって、変速機での変速回数を計測することなくクラッチスイッチ120の故障を判定できる。このため、クラッチスイッチ120が故障していないときにクラッチを切らないで変速する運転を行った場合でもクラッチスイッチ120の故障の判定に影響を与えることがないので、クラッチスイッチの故障の誤判定を抑制できる。また、既存のクラッチレバー110及びクラッチスイッチ120の構造を変えることなく、クラッチスイッチ120の故障の判定できる。
また、ECU100は、変速機がニュートラル以外であり、かつ、第1判定マップにおいて第1線L1と第2線L2とで挟まれる領域以外の領域であって第1線L1及び第2線L2を含まない領域に、自動二輪車1の速度と内燃機関の回転数との組み合わせで表される点が含まれ、かつ、クラッチスイッチ120によって出力される信号が接続信号のときに、クラッチスイッチ120が故障していると判定する。したがって、ECU100は、自動二輪車1の速度、及び、内燃機関の回転数に基づいて、簡易、かつ、正確にクラッチスイッチ120の故障を判定できる。
また、ECU100は、変速機がニュートラル以外のときに、クラッチスイッチ120の故障の判定を行う。ここで、変速機がニュートラル以外の状態のとき、クラッチが接続していれば内燃機関の出力が変速機に伝達し、自動二輪車1の速度や内燃機関の回転数にクラッチレバー110の状態が反映される。したがって、クラッチスイッチの故障を正確に判定できる。
<第2実施例>
次に、第2実施例の自動二輪車1について説明する。第2実施例の説明では、第1実施例と同様の点については第1実施例と同符号を付して説明を省略する。
第2実施例の自動二輪車1は、アクセル状態出力部を備える。アクセル状態出力部は、自動二輪車1のハンドルに取り付けられたアクセルの状態をECU100に出力する。アクセルの状態には、アクセルの回転角度が含まれる。
次に、図5を参照して、第2実施例の故障検出処理について説明する。図5は、故障検出処理のフローチャートである。
ステップS201において、ECU100は、変速機状態出力部150から変速機の状態の情報を取得する。
ステップS202において、ECU100は、ステップS201で取得した変速機の状態の情報に基づいて、変速機がニュートラルであるか否かを判定する。ECU100は、変速機がニュートラルであると判定したとき処理をステップS201に戻し、変速機がニュートラル以外であると判定したとき処理をステップS203に進める。
ステップS203において、ECU100は、速度出力部130から自動二輪車1の速度を取得する。ステップS203は、速度取得手段による処理の一例である。
ステップS204において、ECU100は、ステップS203で取得した自動二輪車1の速度が、速度閾値V1以上か否かを判定する。ECU100は、ステップS203で取得した自動二輪車1の速度が速度閾値V1以上である判定したとき処理をステップS205に進め、速度閾値V1未満である判定したとき処理をステップS201に戻す。ECU100は、ステップS203で取得した自動二輪車1の速度が速度閾値V1より大きいとき処理をステップS205に進め、速度閾値V1以下のとき処理をステップS201に戻してもよい。
ここで、図6の第2判定マップを参照して、速度閾値V1について説明する。図6は、第2判定マップの例を示す図である。第2判定マップは、図4の第1判定マップと同様に、第1軸を自動二輪車1の速度とし、第2軸を内燃機関の回転数とした二次元マップである。第2判定マップの第1線L1、及び、第2線L2は、図4の第1判定マップの第1線L1、及び、第2線L2と同様である。第2判定マップに示す回転数閾値R1は、自動二輪車1について予め定められた値であり、自動二輪車1の内燃機関の回転数がアイドル状態の回転数であるか否かを判定する閾値である。内燃機関の回転数が回転数閾値R1以下のとき、内燃機関の回転数はアイドル状態の回転数であり、内燃機関がアイドル状態と判定できる。速度閾値V1は、第2線L2における内燃機関の回転数が回転数閾値R1のときの、自動二輪車1の速度である。したがって、速度閾値V1は、内燃機関の回転数が回転数閾値R1であり変速機が最も減速比が低い変速段(ハイギア)のときの自動二輪車1の速度である。ECU100は、回転数閾値R1を、自動二輪車1の速度に基づいて決定してもよい。このとき、ECU100は、例えば、自動二輪車1の速度と回転数閾値R1との対応情報に基づいて、回転数閾値R1を決定する。第2判定マップ、第1線L1、第2線L2、回転数閾値R1、及び、速度閾値V1は、例えば、ECU100の記憶装置に記憶されており、ECU100は記憶装置からこれらの情報を取得する。
ステップS205において、ECU100は、アクセル状態出力部からアクセルの状態を取得する。
ステップS206において、ECU100は、ステップS205で取得したアクセルの状態に基づいて、アクセルを戻した状態であるか否かを判定する。より具体的には、ECU100は、ステップS205で取得したアクセルの状態が、操作可能範囲内でスロットル開度が最小となる状態か否かを判定する。ECU100は、例えば、ステップS205で取得したアクセルの状態に含まれるアクセルの回転角度が、予め定められた角度範囲に含まれるとき、アクセルの操作可能範囲内でスロットル開度が最小となる状態と判定する。
ECU100は、アクセルを戻した状態であると判定したとき処理をステップS207に進め、アクセルを戻した状態ではないと判定したとき処理をステップS201に戻す。
ステップS207において、ECU100は、回転数出力部140から内燃機関の回転数を取得する。また、ECU100は、クラッチスイッチ120から信号を取得する。ECU100が内燃機関の回転数を取得する処理は、回転数取得手段による処理の一例である。
ステップS208において、ECU100は、ステップS207で取得した内燃機関の回転数が回転数閾値R1以上か否かを判定する。ECU100は、ステップS207で取得した内燃機関の回転数が回転数閾値R1以上と判定したとき処理をステップS209に進め、回転数閾値R1未満と判定したとき処理をステップS210に進める。ECU100は、ステップS207で取得した内燃機関の回転数が回転数閾値R1より大きいと判定したとき処理をステップS209に進め、回転数閾値R1以下と判定したとき処理をステップS210に進めてもよい。
ステップS209において、ECU100は、ステップS207で取得した信号が切断信号か否かを判定する。ECU100は、ステップS207で取得した信号が切断信号であると判定したとき処理をステップS211に進め、接続信号であると判定したとき処理をステップS201に戻す。
ステップS210において、ECU100は、ステップS207で取得した信号が接続信号か否かを判定する。ECU100は、ステップS207で取得した信号が接続信号であると判定したとき処理をステップS211に進め、切断信号であると判定したとき処理をステップS201に戻す。
ステップS211において、ECU100は、クラッチスイッチ120が故障していると判定する。すなわち、ECU100は、図6の第2判定マップにおいて、内燃機関の回転数と自動二輪車1の速度との組み合わせで表される点が第3領域202に含まれ、かつ、クラッチスイッチ120から切断信号が出力されるとき、クラッチスイッチ120が故障していると判定する。また、ECU100は、図6の第2判定マップにおいて、内燃機関の回転数と自動二輪車1の速度との組み合わせで表される点が第4領域203に含まれ、かつ、クラッチスイッチ120から接続信号が出力されるとき、クラッチスイッチ120が故障していると判定する。第3領域202は、自動二輪車1の速度が速度閾値V1以上であり、かつ、内燃機関の回転数が回転数閾値R1以上の第2判定マップにおける領域である。第4領域203は、自動二輪車1の速度が速度閾値V1以上であり、かつ、内燃機関の回転数が回転数閾値R1未満の第2判定マップにおける領域である。そして、ステップS211において、ECU100は、故障を表す旨の表示を行う等の故障時の処理を行う。第3領域202、及び、第4領域203は、自動二輪車1の速度については、速度閾値V1より大きい領域でもよい。また、第3領域202は、内燃機関の回転数については、回転数閾値R1より大きい領域でもよい。また、第4領域203は、内燃機関の回転数については、回転数閾値R1以下の領域でもよい。
ここで、アクセルが戻されているとき、内燃機関の出力が低下しているため、クラッチが切断されていれば、内燃機関の回転数は低下する。一方、アクセルが戻されているとき、クラッチが接続されていれば、内燃機関の回転数は低下しない。
よって、ECU100は、アクセルが戻されているときの内燃機関の回転数が回転数閾値R1より大きいか否か、及び、クラッチスイッチ120によって出力される信号に基づいて、クラッチスイッチ120の故障を判定できる。
したがって、変速機での変速回数を計測することなくクラッチスイッチ120の故障を判定できる。このため、クラッチスイッチ120が故障していないときにクラッチを切らないで変速する運転を行った場合でもクラッチスイッチ120の故障の判定に影響を与えることがないので、クラッチスイッチの故障の誤判定を抑制できる。
また、アクセルが戻されているとき、内燃機関の出力が低下しているため、クラッチが切断されていれば、内燃機関の回転数はアイドル状態の回転数まで低下する。したがって、回転数閾値R1を、内燃機関の回転数が回転数閾値R1以下のときに内燃機関がアイドル状態であると判定できるような値に定めることで、クラッチスイッチ120の故障を正確に判定できる。
また、ECU100は、変速機がニュートラル以外のときに、クラッチスイッチ120の故障の判定を行う。ここで、変速機がニュートラル以外の状態のとき、クラッチが接続していれば内燃機関の出力が変速機に伝達し、自動二輪車1の速度や内燃機関の回転数にクラッチレバー110の状態が反映される。したがって、クラッチスイッチの故障を正確に判定できる。
また、既存のクラッチレバー110及びクラッチスイッチ120の構造を変えることなく、クラッチスイッチ120の故障の判定できる。
また、ECU100は、自動二輪車1の速度が速度閾値V1より大きいときに、クラッチスイッチ120の故障の判定を行う。したがって、速度が小さすぎることによる判定精度の低下を防止できる。また、クラッチが接続しており、クラッチスイッチ120が正常に接続信号を出力しているときに、自動二輪車1の速度の低下と共に内燃機関の回転数が回転数閾値R1以下になってクラッチスイッチ120が故障している、と誤判定することを防止できる。
<その他の実施例>
ECU100は、クラッチスイッチ120の故障を表す状態である期間が、予め定められた期間を経過したときに、クラッチスイッチ120が故障していると判定してもよい。予め定められた期間は、ECU100の記憶装置に記憶されている。これにより、ECU100が取得する情報に含まれるノイズの影響を防止でき、正確にクラッチスイッチ120の故障を判定できる。
第1実施例に、本実施例を適用する場合、ECU100は、第1判定マップが表す情報、自動二輪車1の速度、内燃機関の回転数、及び、クラッチスイッチ120によって出力される信号に基づいて、クラッチスイッチ120の故障を表す状態であるか否かを判定する。
より具体的には、ECU100は、変速機がニュートラルであり、第1判定マップにおいて第1線L1と第2線L2とで挟まれる領域以外の領域であって第1線L1及び第2線L2を含まない領域に、自動二輪車1の速度と内燃機関の回転数との組み合わせで表される点が含まれ、かつ、クラッチスイッチ120によって出力される信号が接続信号のときに、クラッチスイッチ120の故障を表す状態であると判定する。
第2実施例に、本実施例を適用する場合、ECU100は、アクセルを戻した状態であるか否か、内燃機関の回転数が回転数閾値より大きいか否か、及び、クラッチスイッチ120によって出力される信号に基づいて、クラッチスイッチ120の故障を表す状態であるか否かを判定する。
より具体的には、ECU100は、変速機がニュートラル以外であり、かつ、アクセルが、操作可能範囲内でスロットル開度が最小となる状態であり、かつ、自動二輪車1の速度が、速度閾値V1より大きく、かつ、内燃機関の回転数が、回転数閾値R1より大きく、かつ、クラッチスイッチ120によって出力される信号が切断信号のときに、クラッチスイッチ120の故障を表す状態であると判定する。
また、ECU100は、変速機がニュートラル以外であり、かつ、アクセルが、操作可能範囲内でスロットル開度が最小となる状態であり、かつ、自動二輪車1の速度が速度閾値V1より大きく、かつ、内燃機関の回転数が回転数閾値R1より小さく、かつ、クラッチスイッチ120によって出力される信号が接続信号のときに、クラッチスイッチ120の故障を表す状態であると判定する。
上記の各実施例では、自動二輪車1が備えるクラッチスイッチ120の故障を判定する。しかし、自動二輪車1に限定されるものではなく、自動二輪車1の代わりに自動三輪車等の車両を適用してもよい。また、ECU100は複数台あり、それぞれのECU100に処理を分散して、上記の各実施例の故障検出処理を実現してもよい。また、上記の各実施例を適宜組み合わせてもよい。
以上、本発明を実施例と共に説明したが、上記実施例は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 自動二輪車、100 ECU、110 クラッチレバー、120 クラッチスイッチ

Claims (7)

  1. 内燃機関の出力を変速機に伝達するクラッチの状態を操作するクラッチレバーと、前記クラッチレバーの状態を検出するクラッチスイッチと、を有する車両の前記クラッチスイッチの故障を検出する故障検出システムであって、
    前記車両の速度を取得する速度取得手段と、
    前記内燃機関の回転数を取得する回転数取得手段と、
    前記変速機の減速比が最高の変速段、及び、前記変速機の減速比が最低の変速段の少なくともいずれかのときの前記車両の速度、及び、前記内燃機関の回転数の関係に基づく情報、前記速度取得手段によって取得された前記車両の速度、回転数取得手段によって取得された前記内燃機関の回転数、並びに、前記クラッチスイッチによって出力される信号に基づいて、前記クラッチスイッチの故障を判定する判定手段と、を備えることを特徴とする故障検出システム。
  2. 前記判定手段は、
    前記変速機がニュートラル以外であり、かつ、
    第1軸を前記車両の速度とし、第2軸を前記内燃機関の回転数としたマップにおいて、前記変速機の減速比が最高の変速段のときの前記車両の速度と前記内燃機関の回転数との関係を示す第1線と、前記変速機の減速比が最低の変速段のときの前記車両の速度と前記内燃機関の回転数との関係を示す第2線と、で挟まれる領域以外の領域であって前記第1線及び前記第2線を含まない領域に、前記速度取得手段によって取得された前記車両の速度と前記回転数取得手段によって取得された前記内燃機関の回転数との組み合わせで表される点が含まれ、かつ、
    前記クラッチスイッチによって出力される信号が、前記クラッチが接続していることを表しているとき、前記クラッチスイッチが故障していると判定することを特徴とする請求項1に記載の故障検出システム。
  3. 内燃機関の出力を変速機に伝達するクラッチの状態を操作するクラッチレバーと、前記クラッチレバーの状態を検出するクラッチスイッチと、を有する車両の前記クラッチスイッチの故障を検出する故障検出システムであって、
    前記内燃機関の回転数を取得する回転数取得手段と、
    操作可能範囲内でスロットル開度が最小となるアクセルの状態であるか否か、前記回転数取得手段によって取得された前記内燃機関の回転数が回転数閾値より大きいか否か、及び、前記クラッチスイッチによって出力される信号に基づいて、前記クラッチスイッチの故障を判定する判定手段と、を備えることを特徴とする故障検出システム。
  4. 前記回転数閾値は、前記内燃機関の回転数が前記回転数閾値以下のとき、前記内燃機関がアイドル状態であると判定できるように定められた値であることを特徴とする請求項3に記載の故障検出システム。
  5. 前記車両の速度を取得する速度取得手段を更に備え、
    前記判定手段は、前記速度取得手段によって取得された前記車両の速度が、前記内燃機関の回転数が前記回転数閾値であり前記変速機の減速比が最低の変速段のときの前記車両の速度である速度閾値より大きいときに、前記クラッチスイッチの故障の判定を行うことを特徴とする請求項3又は4に記載の故障検出システム。
  6. 前記判定手段は、
    前記変速機がニュートラル以外であり、かつ、
    前記アクセルが、操作可能範囲内でスロットル開度が最小となる状態であり、かつ、
    前記速度取得手段によって取得された前記車両の速度が、前記速度閾値より大きく、かつ、
    前記回転数取得手段によって取得された前記内燃機関の回転数が、前記回転数閾値より大きく、かつ、
    前記クラッチスイッチによって出力される信号が、前記クラッチが切断していることを表しているとき、前記クラッチスイッチが故障していると判定することを特徴とする請求項5に記載の故障検出システム。
  7. 前記判定手段は、
    前記変速機がニュートラル以外であり、かつ、
    前記アクセルが、操作可能範囲内でスロットル開度が最小となる状態であり、かつ、
    前記速度取得手段によって取得された前記車両の速度が、前記速度閾値より大きく、かつ、
    前記回転数取得手段によって取得された前記内燃機関の回転数が、前記回転数閾値より小さく、かつ、
    前記クラッチスイッチによって出力される信号が、前記クラッチが接続していることを表しているとき、前記クラッチスイッチが故障していると判定することを特徴とする請求項5又は6に記載の故障検出システム。
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