JP2018201470A - 食品重量監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】団子製造機等の食品製造機から高速で排出される食品の重量を高精度で監視することができるようにした食品重量監視装置を提供する。
【解決手段】団子製造機100から排出された設定個数ずつ順次搬送して後段装置に送るように全長が設定されたコンベア装置80と、コンベア装置80に配設され、団子がコンベア装置80上に排出されてから一定の計測待機時間を経過した後設定個数の団子の重量の計測を開始するロードセル81と、ロードセル81で計測された設定個数の団子の計測重量を記録する記録部603と、を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、団子製造機等の食品製造機から排出される食品の重量を監視する食品重量監視装置に関する。
従来、食品製造機としての団子製造機としては、特許文献1に開示された「団子製造機」が知られている。
この特許文献1に開示された「団子製造機」は、生地供給ロールにより供給された団子生地を成形ロールにより団子に成型し、この成型した団子を複数個ずつ串刺して排出するように構成されている。
しかし、この団子製造機等から排出される串刺し団子の個々の重量は、所定の基準重量に対して一定の許容範囲に収まるのが好ましいが、周囲湿度、温度変動等による団子生地の粘性度の変化や生地供給ロールの設定回転速度等により上記一定の許容範囲から外れてしまう場合がある。
ここで、上記串刺し団子の重量が上記一定の許容範囲を下回って外れた場合は、製品の見栄が悪くなり好ましい製品とならない。また、上記串刺し団子の重量が上記一定の許容範囲を超えて外れた場合は、無駄な団子生地の使用になり、利益率も悪化する。
しかし、上記団子製造機等の食品製造機においては、高速に食品が排出されるので、この高速で排出される個々の食品の重量を一定の許容範囲内に収めるのは非常に困難であった。
特開平9−74986号公報
そこで、本発明は、団子製造機等の食品製造機から高速で排出される食品の重量を高精度で監視することができるようにした食品重量監視装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、請求項1の発明は、食品製造機から排出された食品の重量を監視する食品重量監視装置であって、前記食品製造機から排出された食品を予め設定された設定個数ずつ順次搬送して後段装置に送るように全長が設定された食品搬送装置と、前記食品搬送装置に配設され、前記食品が前記食品搬送装置上に排出されてから一定の計測待機時間を経過した後前記設定個数の食品の重量の計測を開始する重量計測手段と、前記重量計測手段で計測された前記設定個数の食品の計測重量を記録する記録手段と、を具備することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記計測待機時間を設定する計測待機時間設定手段と、前記計測待機時間設定手段により設定された計測待機時間経過後で先端の食品が食品製造機から排出される前で、前記設定個数の食品が前記食品搬送装置上にある間の時間を重量計測時間として設定する重量計測時間設定手段と、を具備し、前記重量計測手段は、前記重量計測時間の間に前記設定個数の食品の重量を複数回計測し、前記記録手段は、前記重量計測手段による前記複数回の計測値の平均値を前記設定個数の食品の計測重量として記録することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記食品搬送装置は、前記食品製造機から排出された食品を載置して搬送するベルトコンベア装置からなり、
前記重量計測手段は、前記ベルトコンベア装置の下部に該ベルトコンベア装置を支えるように配置されたロードセルからなり、前記食品搬送装置から排出する食品の排出周期をT、前記ベルトコンベア装置の前記食品の搬送速度をV、前記設定個数がNであると、前記ベルトコンベア装置の全長はV×T×Nに設定されることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明において、前記設定個数の食品の基準重量および該基準重量に対する許容誤差を設定する許容重量設定手段と、前記測定重量が前記許容重量設定手段で設定された前記許容誤差の範囲から外れた場合は、警報を発する警報手段と、をさらに具備することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明において、前記設定個数の食品の基準重量および該基準重量に対する許容誤差を設定する許容重量設定手段と、前記測定重量が前記許容誤差の範囲から外れた場合は、前記食品製造機から排出される前記設定個数の食品の重量が前記許容誤差の範囲内になるように前記食品製造機を制御する制御手段と、をさらに具備することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明において、前記設定個数の食品の基準重量および該基準重量に対する許容誤差を設定する許容重量設定手段と、前記測定重量が前記許容重量設定手段で設定された前記許容誤差の範囲から外れた場合は、警報を発する警報手段と、前記測定重量が前記許容誤差の範囲から外れた場合は、前記食品製造機から排出される前記設定個数の食品の重量が前記許容誤差の範囲内になるように前記食品製造機を制御する制御手段と、をさらに具備することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項5または6に記載の発明において、前記食品製造機は、団子を成型して排出する団子製造機であり、
前記食品搬送装置は、前記団子製造機から排出された団子を前記設定個数ずつ搬送して後段装置に送るように全長が設定され、前記制御装置は、前記測定重量が前記許容誤差を超えて外れた場合は、前記団子製造機の生地供給ロールの回転速度を減速制御し、前記測定重量が前記許容誤差を下回って外れた場合は、前記団子製造機の生地供給ロールの回転速度を増速制御することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の発明において、前記重量計測手段の測定重量範囲を予め設定する測定重量範囲設定手段、をさらに具備し、前記測定重量が前記測定重量範囲から外れた場合は、前記成型食品の重量の計測を行わないことを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の発明において、前記重量計測手段により計測された前記設定個数の食品の重量に基づき前記食品の重量を表示する表示手段、をさらに具備することを特徴とすることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項9に記載の発明において、前記記録手段は、過去の前記前記計測重量を複数回記録し、前記表示手段は、前記記録手段に記録された前記複数回の計測重量の中の所定回数の平均値に基づき前記食品の平均重量を表示することを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項9に記載の発明において、前記表示手段は、前記計測重量が予め設定された閾値以下の場合に強制的に零を表示する強制零表示制御手段、をさらに具備することを特徴とする。
本発明は、食品製造機から排出された食品の重量を監視する食品重量監視装置であって、前記食品製造機から排出された食品を予め設定された設定個数ずつ順次搬送して後段装置に送る食品搬送装置と、前記食品搬送装置に配設され、前記食品が前記食品搬送装置上に排出されてから一定の計測待機時間を経過した後前記設定個数の食品の重量の計測を開始する重量計測手段と、前記重量計測手段で計測された前記設定個数の食品の計測重量を記録する記録手段と、を具備して構成したので、団子製造機等の食品製造機から高速で排出される食品の重量を高精度で監視することができるという効果を奏する。
図1は、本発明に係る食品重量監視装置を採用した団子製造機の概略を示す側面図である。 図2は、図1に示した団子製造機の正面図である。 図3は、図1に示したロードセルを配設した食品重量監視装置を構成するコンベア装置の詳細構成を示す側面図である。 図4は、図3に示したコンベア装置の底面図である。 図5は、図3に示したコンベア装置の背面図である。 図6は、本発明に係る食品重量監視装置の制御構成の概略を示すブロック図である。 図7は、本発明に係る食品重量監視装置で2本ずつ串刺し団子の重量を計測する場合の動作を説明する図である。 図8は、本発明に係る食品重量監視装置で2本ずつ串刺し団子の重量を計測する場合の計測待機時間、重量計測時間の関係を説明する図である。 図9は、本発明に係る食品重量監視装置における設定モードの動作を説明するフローチャートである。 図10は、本発明に係る食品重量監視装置における重量監視モードの動作を説明するフローチャートである。 図11は、図10に示した過不足判定の詳細を示すフローチャートである。 図12は、図11に示した重量過不足処理の一例を示すフローチャートである。 図13は、図11に示した重量過不足処理の他の例を示すフローチャート 図14は、図10に示した本発明に係る食品重量監視装置における重量監視モードの他の動作を説明するフローチャートである。である。 図15は、図14に示した複数個処理の詳細を示すフローチャートである。である。
以下、本発明を実施するための実施例について、願書に添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る食品重量監視装置を採用した団子製造機100の概略を示す側面図であり、図2は、図1に示した団子製造機100の概略を示す正面図である。
図1及び図2に示す団子製造機100において、団子を製造するための団子生地は、生地ホッパー10に投入される。
生地供給ロール20は、一対の生地供給ロール20a、生地供給ロール20bからなり、生地ホッパー10に投入された団子生地を板状に成形して、成形ロール30に供給する。
成形ロール30は、それぞれ表面に図示しない団子成形型が形成された、一対の成形ロール30a、30bからなり、生地供給ロール20から供給された板状の団子生地を挟み込んで整列された複数の団子を成形する。
串投入口40には、成形ロール30で整列成形された複数の団子に対する串刺しを行うための複数の串が投入される。
串整列装置50は、串投入口40から投入された複数の串を一本ずつ図示しない串整列ロールの串溝にいれ、串溝により整列された串を串押出装置60に落下させることにより、串押出装置60への串の供給を行う。
串押出装置60は、成形ロール30で整列成形された複数の団子に対する串刺しを行うものであり、仕上ロール70は、成形ロール30で成形され、串押出装置60で串刺しされた団子の仕上げ成形を行うもので、表面に図示しない団子の仕上げ成形を行うための成形型が形成されている。
この仕上ロール70で仕上げ成形される串刺し団子は、ガイド71を通ってロードセル81が配設されたこの発明に係る食品重量監視装置を構成するコンベア装置80の搬送ベルト82上に排出される。
コンベア装置80は、団子製造機100のガイド71から排出される串刺し団子が複数本、例えば2本ずつ搬送ベルト82上に存在するように、その搬送速度および全長が設定されている。
このコンベア装置80には、コンベア装置80の搬送ベルト82上を搬送される串刺し団子の重量を計測するロードセル81が配設されている。
このロードセル81は、一端が団子製造機100の台座90に取り付けられ、他端がコンベア装置80の底板に取り付けられるシングルポイント型ロードセルが用いられる。
すなわち、ロードセル81は、コンベア装置80の搬送ベルト82上を串刺し団子が搬送されるとき、コンベア装置80本体の重量を含めた複数本、例えば2本の串刺し団子の重量を計測し、このロードセル81の計測値からコンベア装置80本体の重量を差し引くことにより搬送ベルト82上を搬送される複数本、例えば2本の串刺し団子の重量を測定する。
コンベア装置80の搬送ベルト82上を搬送される串刺し団子は、全体を図示しない後段コンベア装置の搬送ベルト91上に排出され、図示しない後段の例えば団子焼き機に送られる。
図3は、図1に示したロードセル81を配設した食品重量監視装置を構成するコンベア装置80の詳細構成を示す側面図であり、図4は、図3に示したコンベア装置80の底面図であり、図5は、図3に示したコンベア装置80の背面図である。
図3乃至図5において、ロードセル81は、その一端が団子製造機100の台座90に取り付けられた本体取付ベース板811にロードセル用スペーサ312を介してボルト813により取り付けられ、他端がコンベア装置80の座板801の下に取り付けられたコンベア取付ベース板815にボルト816により取り付けられる。
コンベア装置80は、一端が本体取付ベース板811に取り付けられた内カバー取付ブラケット802に取り付けられ、他端が本体取付ベース板811に取り付けられた内カバー取付用支柱803で支持されるとともに円形支柱819で固定された内カバー803が設けられている。
コンベア装置80の座板801の上には、このコンベア装置80の搬送ベルト82を駆動するための搬送モータ806がモータ載置台805を介して取り付けられている。
このコンベア装置80の搬送ベルト82は、駆動ローラ821とテンション調節機構824が設けられた従動ローラ822との間に懸架され、駆動ローラ821は、ギア807、823を介して、搬送モータ806により駆動される。
なお、この実施例のコンベア装置80においては、搬送ベルト82、駆動ローラ821、従動ローラ822、ギア823、テンション調節機構824を含む部分がコンベア装置80本体に対して両側方から固定具88で着脱自在に脱固定されている。
さて、この実施例のコンベア装置80の搬送ベルト82は、団子製造機100から排出された串刺し団子が複数本、例えば2本ずつ搬送ベルト82上に載置されて後段装置に排出する。
例えば、団子製造機100から排出される串刺し団子の排出周期をT、コンベア装置80の串刺し団子の搬送速度をV、重量を計測する複数本の串刺し団子の本数がNであると、コンベア装置80の搬送ベルト82の全長はV×T×Nに設定される。
また、ロードセル81は、コンベア装置80本体の重量を含めた複数本、例えば2本の串刺し団子の重量を計測し、ロードセル81の計測値からコンベア装置80本体の重量を差し引いた値を複数本単位、例えば2本単位で串刺し団子の計測重量として監視する。
このような構成において、ロードセル81により監視される複数本、例えば2本の串刺し団子の重量が予め設定した基準重量の許容誤差範囲から外れると、警報を発して団子製造機100を非常停止させたり、団子製造機100の生地供給ロール20を減速制御または増速制御することにより、団子製造機100から排出された串刺し団子の重量が予め設定した基準重量の許容誤差範囲内に収まるように団子製造機100を制御することができる。
図6は、本発明に係る食品重量監視装置の制御構成の概略を示すブロック図である。
図6に示す制御構成においては、図1乃至図5に示した団子製造機100及びロードセル81が接続され、この食品重量監視装置の全体動作を統括制御する制御部600が設けられており、制御部600には、この食品重量監視装置の各種制御値を設定する制定部601、複数本、例えば2本の串刺し団子の重量が予め設定した基準重量の許容誤差範囲から外れると、警報を発する警報部602、ロードセル81で計測した串刺し団子の各種計測値を記録する記録部603、ロードセル81で計測した串刺し団子の計測値等を表示する表示部604、団子製造機100から排出された串刺し団子を複数本、例えば2本ずつ搬送ベルト80上を搬送するように制御される搬送モータ806が接続されている。
図7は、本発明に係る食品重量監視装置で2本ずつ串刺し団子の重量を計測する場合の動作を説明する図であり、図8は、本発明に係る食品重量監視装置で2本ずつ串刺し団子の重量を計測する場合の計測待機時間、重量計測時間の関係を説明する図である。
この食品重量監視装置で用いるコンベア装置80の搬送ベルト82の全長は団子製造機100から排出される串刺し団子の排出周期をT、コンベア装置80の串刺し団子の搬送速度をVとすると、V×T×2に設定される。
図7(A)に示すように、1本目の串刺し団子d1がコンベア装置80の搬送ベルト82上に排出されると、その衝撃でロードセル81の計測値は図8の時点taに示すように、急激に立ち上がり、一定の計測待機時間Δt後に1本目の串刺し団子d1の重量値に対応する値になる。
その後、図7(B)に示すように、2本目の串刺し団子d2がコンベア装置80の搬送ベルト82上に排出されると、図8のtbに示すように、その衝撃でロードセル81の計測値は急激に立ち上がる。
2本目の串刺し団子d2がコンベア装置80の搬送ベルト82上に排出されてから一定の計測待機時間Δt経過すると、2本目の串刺し団子d2は、コンベア装置80の搬送ベルト82上を距離V×Δtだけ進んで、図7(C)に示し、図8で時点tcに示すように、コンベア装置80の搬送ベルト82上に2本の串刺し団子d1、d2が乗った状態となり、この状態は、図7(D)に示す、図8で時点tdまで継続される。
すなわち、この状態でロードセル81の計測値は2本の串刺し団子d1、d2の重量値に対応する値になる。
この時点tcから時点tdまでの間V×T-V×Δtが、ロードセル81で2本の串刺し団子d1、d2の重量を計測する重量計測時間に設定される。
図7(E)に示すように、3本目の串刺し団子d2がコンベア装置80の搬送ベルト82上に排出されると、図8のteに示すように、その衝撃でロードセル81の計測値は急激に立ち上がるが、1本目の串刺し団子d1は、後段コンベア装置の搬送ベルト91上に排出され、図7(B)と同じ状態になり、以後計測待機時間と重量計測時間が繰り返され、串刺し団子2本単位で串刺し団子の重量の計測が行われる。
なお、図7および図8においては、食品重量監視装置で2本ずつ串刺し団子の重量を計測する場合の動作を説明したが、3本以上の単位で串刺し団子の重量を計測する場合は、コンベア装置80の搬送ベルト82の全長を長くすることで同様に構成することができる。
次に、図9乃至図13のフローチャートを参照して、本発明に係る食品重量監視装置の詳細動作について説明する。なお、以下に示すフローチャートにおいては、本発明に係る食品重量監視装置を、図1乃至図5に示した団子製造機100に適用した場合を示しており、食品の重量監視は、2本単位で行う場合を示している。
図9は、本発明に係る食品重量監視装置における設定モードの設定動作を説明するフローチャートである。
この設定モードにおいては、この食品重量監視装置に取り付けられた図示しない設定パネルに設けられた設定部601から以下に示す各種制御値の設定を行う。
図9においては、まず、団子製造機100から排出された2本単位の串刺し団子の基準重量の設定およびその許容誤差(+・−)の入力を行う(ステップ901)。ここで、許容誤差(+・−)は、許容される最大重量である許容誤差(+)と許容される最小重量である許容誤差(−)を含む。
そして、この食品重量監視装置における測定重量範囲の設定を行う(ステップ902)。ここで設定される測定重量範囲は、例えば、基準重量の50%以上から150%の範囲で、この測定重量範囲で団子製造機100から排出された串刺し団子の2本ずつの重量の計測を行う。ここでの測定重量範囲は、任意に設定可能である。
この測定重量範囲の設定により、例えば、作業者が誤って搬送ベルト82に触れた場合等の誤検出を防止することができる。
次に、詳細設定の入力があるかを調べる(ステップ903)。ここで、詳細設定の入力がない場合は(ステップ903でNO)、この設定モードの処理を終了する。
ステップ903で、詳細設定の入力があると判断されると(ステップ903でYES)、まず、強制零重量の設定を行う(ステップ904)。この強制零重量の設定は、表示部604に団子製造機100の振動等に基づく表示が行われることを防止するためのもので、この団子製造機100の振動等に基づく表示を禁止するための所定の閾値が設定される。ロードセル801で計測された計測値がこの強制零重量の設定の閾値以下の場合は、表示部の表示値を強制的に零にする。
次に、計測実行重量を設定を行う(ステップ905)。この計測実行重量の設定は、団子製造機100から排出された串刺し団子が搬送ベルト82上に乗った時の重量の設定で、ロードセル801で計測された計測値がこの計測実行重量以下の場合は、団子製造機100から排出された串刺し団子が搬送ベルト82上に乗ったと判断し、ロードセル801で計測された計測値がこの計測実行重量以下の場合は、串刺し団子以外のものが搬送ベルト82上に乗ったと判断してその重量の計測は行わない。
次に、計測待機時間の設定を行う(ステップ906)。この計測待機時間の設定は、団子製造機100から排出された串刺し団子が搬送ベルト82上に乗ってから、計測重量が安定するまでの計測待機時間の設定を行うもので、この計測待機時間の設定により設定された計測待機時間の経過後に搬送ベルト82上の串刺し団子の重量の計測を開始する。
次に、重量計測時間の設定を行う(ステップ907)。この重量計測時間の設定により設定される重量計測時間は、団子製造機100から排出された2本目の串刺し団子が搬送ベルト82上に排出され、所定の計測待機時間を経過してから1本目の串刺し団子後段の搬送コンベア91に排出されるまでの時間内に設定され、この重量計測時間の間に計測された串刺し団子の例えば20回の重量計測値の平均値が2本単位の串刺し団子の重量値として計測される。
次に、生地送り速度変動値の設定が行われる(ステップ908)。この生地送り速度変動値の設定は、団子製造機100から排出された2本単位の串刺し団子の重量が予め設定した基準重量の許容誤差範囲から外れた場合に制御される団子製造機100の生地供給ロール20を減速制御または増速制御の速度変動値の設定である。
図10は、本発明に係る食品重量監視装置における重量監視モードの動作を説明するフローチャートである。
重量監視モードでは、まず、測定重量が強制零重量以上か、すなわち、図9のステップ904の強制零重量の設定で設定された閾値以上かを調べる(ステップ1001)。ここで、測定重量が強制零重量以上でないと判断されると(ステップ1001でNO)、団子製造機100の振動等に基づく計数値であると判断し、表示部604に零表示を行って(ステップ1002)、ステップ1001に戻る。
ステップ1001で、測定重量が強制零重量以上であると判断されると(ステップ1001でYES)、次に、測定重量が計測実行重量以上かを調べる(ステップ1003)。ここで、測定重量が計測実行重量以上でない場合は(ステップ1003でNO)、団子製造機100から排出された串刺し団子以外のものが搬送ベルト82上に乗ったと判断してステップ1001に戻る。
ステップ1003で、測定重量が計測実行重量以上であると判断されると(ステップ1003でYES)、団子製造機100から排出された串刺し団子が搬送ベルト82上に乗ったと判断して計測待機時間の計時を開始してステップ1005に進み、計測待機時間経過かを調べる(ステップ1005)。ここで、計測待機時間を経過していない場合は(ステップ1005でNO)、ステップ1005に戻り、計測待機時間経過を待つが、ステップ1005で、計測待機時間経過と判断されると(ステップ1005でYES)、重量計測時間の計時を開始し、ステップ1006に進む。
ステップ1006では、重量計測時間経過かを調べ、測定重量を記録部603に記録し(ステップ1007)、ステップ1006に戻る。この処理により、例えば、0.1秒で20回の重量記録を行う。
ステップ1006で、重量計測時間が経過したと判断されると(ステップ1006でYES)、例えば、ステップ1007で記録した20回の測定重量の平均値を算出し、この算出した重量の平均値を計測重量として記録部603に記録し(ステップ1008)、ステップ1001に戻る。
また、ステップ1009では、ステップ1008で記録部603に記録した計測重量に基づき団子製造機100から排出された2本単位の串刺し団子の重量の過不足判定を実行する。
図11は、図10に示した過不足判定の詳細を示すフローチャートである。
図11に示す過不足判定においては、まず、ステップ1008で記録部603に記録した2本単位の串刺し団子の計測重量が許容誤差(−)以下かを調べ(ステップ1101)、許容誤差(−)以下でない場合は(ステップ1101でNO)、次に、ステップ1008で記録した2本単位の串刺し団子の計測重量が許容誤差(+)以上かを調べる(ステップ1102)。
ステップ1101で、ステップ1008で記録部603に記録した串刺し団子の計測重量が許容誤差(−)以下である場合は(ステップ901でYES)、重力不足として、ステップ903に進み、ステップ1102で、ステップ1008で記録した串刺し団子の計測重量が許容誤差(+)以上である場合は(ステップ1102でYES)、重力過剰として、ステップ1103に進む。
ステップ1103では、団子製造機100から排出された串刺し団子の重量過不足処理を実行する。この重量過不足処理の具体例は、図12および図13で詳述する。
ステップ1101で、2本単位の串刺し団子の計測重量が許容誤差(−)以下でないと判断され(ステップ1101でNO)、かつ、ステップ1102で、2本単位の串刺し団子の計測重量が許容誤差(+)以上でないと判断された場合は(ステップ1102でNO)、2本単位の串刺し団子の計測重量は基準重量範囲として(ステップ1104)、ステップ1105に進む。
ステップ1105では、2本単位の串刺し団子の計測重量履歴に上書き保存し、ステップ1106に進み、ステップ1106では、串刺し団子の計測重量履歴の直近例えば20本分の串刺し団子の計測重量の平均値を算出して表示部604に表示し、この過不足判定を終了する。
なお、ここでの表示部604に対する串刺し団子の計測重量の表示は、1本分の串刺し団子の計測重量に換算して表示するようにしてもよい。
図12は、図11に示した重量過不足処理の一例を示すフローチャートである。
図12に示す重量過不足処理においては、まず、図11に示すステップ1102で2本単位の串刺し団子の計測重量が許容誤差(+)以上と判断したか、すなわち、2本単位の串刺し団子の計測重量が重量超過かを調べる(ステップ1201)。ここで、串刺し団子の計測重量が重量超過であると(ステップ1201でYES)、図示しない表示ランプ等の点灯で警報を発し(ステップ1203)、装置、すなわち、団子製造機100およびコンベア装置80を停止する(ステップ1204)。ここで、団子製造機100およびコンベア装置80の両者の停止ではなく、団子製造機100のみを停止するように構成してもよい。
また、2本単位の串刺し団子の計測重量が重量超過でない場合は(ステップ1201でNO)、図11のステップ1101で串刺し団子の計測重量が許容誤差(−)以下と判断したか、すなわち、2本単位の串刺し団子の計測重量が重量不足かを調べる(ステップ1202)。ここで、串刺し団子の計測重量が重量不足であると(ステップ1202でYES)、図示しない表示ランプ等の点灯で警報を発し(ステップ1203)、装置、すなわち、団子製造機100およびコンベア装置80を停止する(ステップ1204)。
なお、2本単位の串刺し団子の計測重量が重量超過でなく(ステップ1201でNO)、かつ2本単位の串刺し団子の計測重量が重量不足でない場合は(ステップ1202でNO)、このままこの処理を終了する。
図13は、図9に示した重量過不足処理の他の例を示すフローチャートである。
図13に示す重量過不足処理においては、まず、図11に示すステップ1102で2本単位の串刺し団子の計測重量が許容誤差(+)以上と判断したか、すなわち、串刺し団子の計測重量が重量超過かを調べる(ステップ1301)。ここで、串刺し団子の計測重量が重量超過であると(ステップ1301でYES)、生地送り減速、すなわち、団子製造機100の生地供給ロール20を減速制御する(ステップ1302)。この場合の生地供給ロール20の減速制御は、図9のステップ908の生地送り速度変動値の設定に基づき行われる。この団子製造機100の生地供給ロール20の減速制御により、団子製造機100から排出される串刺し団子の重量を減少させることができ、これにより、団子製造機100から排出される串刺し団子の重量を所定の許容範囲に収めることができる。
また、2本単位の串刺し団子の計測重量が重量超過でない場合は(ステップ1301でNO)、図11のステップ1101で2本単位の串刺し団子の計測重量が許容誤差(−)以下と判断したか、すなわち、串刺し団子の計測重量が重量不足かを調べる(ステップ1103)。ここで、串刺し団子の計測重量が重量不足であると(ステップ1303でYES)、生地送り増速、すなわち、団子製造機100の生地供給ロール20を増速制御する(ステップ1304)。この場合の生地供給ロール20の増速制御は、図9のステップ908の生地送り速度変動値の設定に基づき行われる。この団子製造機100の生地供給ロール20の増速制御により、団子製造機100から排出される串刺し団子の重量を増加させることができ、これにより、団子製造機100から排出される串刺し団子の重量を所定の許容範囲に収めることができる。
なお、2本単位の串刺し団子の計測重量が重量超過かでなく(ステップ1301でNO)、かつ串刺し団子の計測重量が重量不足でない場合は(ステップ1302でNO)、このままこの処理を終了する。
ところで、本発明を適用する団子製造機100では、串刺し団子の排出周期が一定ではなく微小に変化する場合がある。この場合、コンベア装置80の搬送ベルト82を搬送される串刺し団子の個数(本数)が2本以上になる場合がある。
図14および図15はこの場合に対応できるようにした変形例を示すフローチャートである。
図14は、先に説明した図10の重量監視モードに対応するフローチャートで、この重量監視モードでは、まず、測定重量が強制零重量以上か、すなわち、図9のステップ904の強制零重量の設定で設定された閾値以上かを調べる(ステップ1401)。ここで、測定重量が強制零重量以上でないと判断されると(ステップ1401でNO)、団子製造機100の振動等に基づく計数値であると判断し、表示部604に零表示を行って(ステップ1402)、ステップ1401に戻る。
ステップ1401で、測定重量が強制零重量以上であると判断されると(ステップ1401でYES)、次に、測定重量が計測実行重量以上かを調べる(ステップ1403)。ここで、測定重量が計測実行重量以上でない場合は(ステップ1403でNO)、団子製造機100から排出された串刺し団子以外のものが搬送ベルト82上に乗ったと判断してステップ1401に戻る。
ステップ1403で、測定重量が計測実行重量以上であると判断されると(ステップ1403でYES)、団子製造機100から排出された串刺し団子が搬送ベルト82上に乗ったと判断して計測待機時間の計時を開始してステップ1405に進み、計測待機時間経過かを調べる(ステップ1405)。ここで、計測待機時間を経過していない場合は(ステップ1405でNO)、ステップ1405に戻り、計測待機時間経過を待つが、ステップ1405で、計測待機時間経過と判断されると(ステップ1405でYES)、重量計測時間の計時を開始し、ステップ1406に進む。
ステップ1406では、重量計測時間経過かを調べ、測定重量を記録部603に記録し(ステップ1407)、ステップ1406に戻る。この処理により、例えば、0.1秒で20回の重量記録を行う。
ステップ1406で、重量計測時間が経過したと判断されると(ステップ1406でYES)、例えば、ステップ1407で記録した20回の測定重量の平均値を算出し、この算出した重量の平均値をn個合計計測重量として記録部603に記録する(ステップ1408)。
その後、図15に詳細を示す複数個処理が実行される(ステップ1409)。
図15は、図14に示した複数個処理の詳細を示すフローチャートである。図5に示す複数個処理では、まず、「n個合計計測重量」から予め設定した1本分の串刺し団子の「計測重量」を差し引くことにより、コンベア装置80の搬送ベルト82上の串刺し団子の総重量を求める(ステップ1501)。ここで、正常に動作している場合は、コンベア装置80の搬送ベルト82上の串刺し団子の総重量は、2本の串刺し団子の重量となるが、団子製造の機100の串刺し団子排出周期が短くなると、3本以上の串刺し団子が搬送ベルト82上に乗り、3本以上の重量に対応する値になることがある。
ステップ1502では、搬送ベルト82上の串刺し団子の総重量に対応する「n個平均重量」を1本分の串刺し団子の「計測重量」で割ることにより、「n個合計計測重量」が何本分の串刺し団子の重量に対応するかの「n」の値を求め、この「n」を記憶する(ステップ1502)。
次に、「n個合計計測重量」が2本分、すなわち、n=2であるかを調べ(ステップ1503)、ここで、n=2であると(ステップ1503でYES)、「n個合計計測重量」を2個目の重量として「計測重量」に記憶するとともに(ステップ1504)、図11に示した過不足判定を実行する(ステップ1100)。そして、「n個合計計測重量」を2個分重量に記憶する(ステップ1506)。
また、ステップ1503でn=2でないと(ステップ1503でNO)、次に、「n個合計計測重量」が3本分、すなわち、n=3であるかを調べる(ステップ1503)。ここで、n=3であると(ステップ1507でYES)、重量履歴の直近の2個分を「2個分重量」に記録する(ステップ1508)。
次に、「n個合計計測重量」から「2個分重量」を差し引き(ステップ1509)、「n個合計計測重量」を3個目の重量として「計測重量」に記憶するとともに(ステップ1510)、図11に示した過不足判定を実行する(ステップ1100)。そして、「n個合計計測重量」を3個分重量に記憶する(ステップ1511)。
なお、ステップ1507でn=3でないと(ステップ1507でNO)、次にn=4かを調べ、n=3の場合と同様の処理を行う。
上記構成によると、団子製造機100の串刺し団子の排出周期が微小に変化して、コンベア装置80の搬送ベルト82を搬送される串刺し団子の個数(本数)が2本以上になった場合に対応することができる。
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内であれば、当業者の通常の創作能力によって多くの変形が可能である。
例えば、図13に示すフローチャートにおいては、2本単位の串刺し団子の計測重量が許容重量範囲から外れた場合に、団子製造機100の生地供給ロール20の速度を制御するように構成したが、この団子製造機100の生地供給ロール20の速度を制御とともに警報を発するように構成してもよい。
なお、コンベア装置80の搬送ベルト82の搬送速度は、団子製造機100から排出される串刺し団子の排出速度に同期して設定するのが好ましい。なぜならば、例えば、団子製造機100から排出される串刺し団子の排出速度よりコンベア装置80の搬送ベルト82の搬送速度が遅い場合は、コンベア装置80の搬送ベルト82から排出された串刺し団子がコンベア装置80の搬送ベルト82上を転がり、これによりロードセル81の計測値が変化し、正確に串刺し団子の重量計測ができなくなるからである。
また、上記実施例においては、2本単で串刺し団子の計測重量を表示するように構成したが、これを1本単位の串刺し団子の重量に換算して表示するように構成してもよい。
また、上記実施例においては、2本単位で串刺し団子の重量監視を行うように構成したが、串刺しされていない団子の重量監視を行うようにようにしてもよく、また、3本以上の単位で団子の重量監視を行うようにようにしてもよい。
また、上記実施例においては、本発明に係る食品重量監視装置の食品製造機が団子製造機100である場合を示したが、本発明に係る食品重量監視装置の食品製造機が大福製造機やその他の食品製造機の場合にも同様に適用することができる。
10…生地ホッパー
20、20a、20b…生地供給ロール
30、30a、30b…成型ロール
40…串投入口
50…串整列装置
60…串押出装置
70…仕上ロール
80…コンベア装置
81…ロードセル
82…搬送ベルト
90…台座
100…団子製造機

Claims (11)

  1. 食品製造機から排出された食品の重量を監視する食品重量監視装置であって、
    前記食品製造機から排出された食品を予め設定された設定個数ずつ順次搬送して後段装置に送るように全長が設定された食品搬送装置と、
    前記食品搬送装置に配設され、前記食品が前記食品搬送装置上に排出されてから一定の計測待機時間を経過した後前記設定個数の食品の重量の計測を開始する重量計測手段と、
    前記重量計測手段で計測された前記設定個数の食品の計測重量を記録する記録手段と、
    を具備することを特徴とする食品重量監視装置。
  2. 前記計測待機時間を設定する計測待機時間設定手段と、
    前記計測待機時間設定手段により設定された計測待機時間経過後で先端の食品が食品製造機から排出される前で、前記設定個数の食品が前記食品搬送装置上にある間の時間を重量計測時間として設定する重量計測時間設定手段と、
    を具備し、
    前記重量計測手段は、前記重量計測時間の間に前記設定個数の食品の重量を複数回計測し、
    前記記録手段は、前記重量計測手段による前記複数回の計測値の平均値を前記設定個数の食品の計測重量として記録することを特徴とする請求項1に記載の食品重量監視装置。
  3. 前記食品搬送装置は、前記食品製造機から排出された食品を載置して搬送するベルトコンベア装置からなり、
    前記重量計測手段は、前記ベルトコンベア装置の下部に該ベルトコンベア装置を支えるように配置されたロードセルからなり、
    前記食品搬送装置から排出する食品の排出周期をT、前記ベルトコンベア装置の前記食品の搬送速度をV、前記設定個数がNであると、前記ベルトコンベア装置の全長はV×T×Nに設定されることを特徴とする請求項1または2に記載の食品重量監視装置。
  4. 前記設定個数の食品の基準重量および該基準重量に対する許容誤差を設定する許容重量設定手段と、
    前記測定重量が前記許容重量設定手段で設定された前記許容誤差の範囲から外れた場合は、警報を発する警報手段と、
    をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の食品重量監視装置。
  5. 前記設定個数の食品の基準重量および該基準重量に対する許容誤差を設定する許容重量設定手段と、
    前記測定重量が前記許容誤差の範囲から外れた場合は、前記食品製造機から排出される前記設定個数の食品の重量が前記許容誤差の範囲内になるように前記食品製造機を制御する制御手段と、
    をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の食品重量監視装置。
  6. 前記設定個数の食品の基準重量および該基準重量に対する許容誤差を設定する許容重量設定手段と、
    前記測定重量が前記許容重量設定手段で設定された前記許容誤差の範囲から外れた場合は、警報を発する警報手段と、
    前記測定重量が前記許容誤差の範囲から外れた場合は、前記食品製造機から排出される前記設定個数の食品の重量が前記許容誤差の範囲内になるように前記食品製造機を制御する制御手段と、
    をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の食品重量監視装置。
  7. 前記食品製造機は、団子を成型して排出する団子製造機であり、
    前記食品搬送装置は、前記団子製造機から排出された団子を前記設定個数ずつ搬送して後段装置に送るように全長が設定され、
    前記制御装置は、前記測定重量が前記許容誤差を超えて外れた場合は、前記団子製造機の生地供給ロールの回転速度を減速制御し、前記測定重量が前記許容誤差を下回って外れた場合は、前記団子製造機の生地供給ロールの回転速度を増速制御する
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の食品重量監視装置。
  8. 前記重量計測手段の測定重量範囲を予め設定する測定重量範囲設定手段、
    をさらに具備し、
    前記測定重量が前記測定重量範囲から外れた場合は、前記成型食品の重量の計測を行わないことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の食品重量監視装置。
  9. 前記重量計測手段により計測された前記設定個数の食品の重量に基づき前記食品の重量を表示する表示手段、
    をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の食品重量監視装置。
  10. 前記記録手段は、過去の前記前記計測重量を複数回記録し、
    前記表示手段は、前記記録手段に記録された前記複数回の計測重量の中の所定回数の平均値に基づき前記食品の平均重量を表示することを特徴とする請求項9に記載の食品重量監視装置。
  11. 前記表示手段は、前記計測重量が予め設定された閾値以下の場合に強制的に零を表示する強制零表示制御手段、
    をさらに具備することを特徴とする請求項9に記載の食品重量監視装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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