JP2018201083A - 電子部品 - Google Patents

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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

【課題】機能素子からの放熱性を向上させること。【解決手段】電子部品は、第1面を有する第1基板10と、1または複数の機能素子が設けられた第2面を有し、前記1または複数の機能素子が第1面と空隙を挟み対向するように、第1基板上に実装された第2基板20と、前記第1面と第2面との間に設けられ、第1基板と第2基板とを接続する接続端子と、第1面および第2面のいずれか一方に設けられ、平面視において1または複数の機能素子の少なくとも1つの機能素子を囲み、少なくとも1つの機能素子との距離が前記接続端子と少なくとも1つの第1機能素子との距離より小さく、少なくとも一部が前記空隙を挟み前記第1面および前記第2面の他方と対向する第3面を有する絶縁膜と、を具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、電子部品に関し、例えば基板上に機能素子を有する基板が実装された電子部品に関する。
圧電薄膜共振器(FBAR:Film Bulk Acoustic Resonator)または弾性表面波(SAW:Surface Acoustic Wave)共振器等の弾性波素子は、携帯電話に代表される45MHzから4GHzの周波数帯の無線信号を処理する各種回路におけるバンドパスフィルタ等に用いられる。このような弾性波素子等の機能素子の実装方法として、基板上に下面に機能素子を有するチップをフリップチップ実装することが知られている(例えば特許文献1および2)。
特開2010−245739号公報 特開2006−203149号公報
例えば弾性波素子等を有する電子部品は、携帯電話やスマートフォン等の多機能化に伴い、小型化が求められている。一方、電波を送信するためのパワーアンプのハイパワー化に伴い、高耐電力化が求められている。電子部品の小型化かつ高耐電力化のため、機能素子からの放熱性を高めることが考えられる。しかしながら、機能素子が空隙を介し基板の上面に対向していると、機能素子の下面から放熱することができない。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、機能素子からの放熱性を向上させることを目的とする。
本発明は、第1面を有する第1基板と、1または複数の第1機能素子が設けられた第2面を有し、前記1または複数の第1機能素子が前記第1面と空隙を挟み対向するように、前記第1基板上に実装された第2基板と、前記第1面と前記第2面との間に設けられ、前記第1基板と前記第2基板とを接続する接続端子と、前記第1面および前記第2面のいずれか一方に設けられ、平面視において前記1または複数の第1機能素子のうち少なくとも1つの第1機能素子を囲み、前記少なくとも1つの第1機能素子との距離が前記接続端子と前記少なくとも1つの第1機能素子との距離より小さく、少なくとも一部が前記空隙を挟み前記第1面および前記第2面の他方と対向する第3面を有する絶縁膜と、を具備する電子部品である。
上記構成において、前記1または複数の第1機能素子は複数の第1機能素子であり、平面視において前記絶縁膜は前記複数の第1機能素子を各々囲む構成とすることができる。
上記構成において、前記1または複数の第1機能素子は複数の第1機能素子であり、平面視において、前記絶縁膜は、前記複数の第1機能素子のうち一部の第1機能素子を各々囲み、他の第1機能素子を囲まない構成とすることができる。
上記構成において、前記絶縁膜の厚さは、前記第1面と前記第2面との距離の1/2以上である構成とすることができる。
上記構成において、前記第3面は前記第1面および前記第2面の他方と接触しない構成とすることができる。
上記構成において、前記1または複数の第1機能素子は各々弾性波素子である構成とすることができる。
上記構成において、入力端子と出力端子との間に直列に接続され前記弾性波素子である1または複数の直列共振器と、前記入力端子と前記出力端子との間に並列に接続され前記弾性波素子である1または複数の並列共振器と、を具備し、平面視において前記絶縁膜は前記1または複数の直列共振器の少なくとも1つを囲み、前記1または複数の直列共振器および前記1または複数の並列共振器のうち他の共振器の少なくとも一部を囲まない構成とすることができる。
上記構成において、平面視において前記絶縁膜は前記1または複数の直列共振器のうち両側に直列共振器が接続された直列共振器を囲み、前記1または複数の直列共振器および前記1または複数の並列共振器のうち他の共振器の少なくとも一部を囲まない構成とすることができる。
上記構成において、1または複数の第2機能素子が設けられた第4面を有し、前記1または複数の第2機能素子が前記第1面と空隙を挟み対向するように、前記第1基板上に実装された第3基板を具備し、前記絶縁膜は前記第1面と前記第4面との間に設けられていない構成とすることができる。
上記構成において、前記弾性波素子を含むフィルタを具備する構成とすることができる。
上記構成において、前記フィルタを含むマルチプレクサを具備する構成とすることができる。
本発明によれば、機能素子からの放熱性を向上させることができる。
図1(a)は、実施例1に係る電子部品の断面図、図1(b)は、図1(a)の領域Aの拡大図、図1(c)は、実施例1の変形例1に係る電子部品の断面図、図1(d)は、図1(c)の領域Aの拡大図である。 図2(a)は、実施例1における機能素子を示す平面図、図2(b)は、実施例1の変形例1における機能素子を示す断面図である。 図3(a)および図3(b)は、それぞれ実施例1の変形例2および3に係る電子部品の断面図である。 図4(a)は、実施例1の変形例4に係る電子部品の断面図、図4(b)は、図4(a)の領域Aの拡大図、図4(c)は、実施例1の変形例5に係る電子部品の断面図、図4(d)は、図4(c)の領域Aの拡大図である。 図5(a)および図5(b)は、それぞれ実施例1の変形例6および7に係る電子部品の断面図である。 図6(a)および図6(b)は、それぞれ実施例1の変形例8および9に係る電子部品の断面図である。 図7(a)から図7(c)は、それぞれ実施例2、実施例2の変形例1および比較例1に係るデュプレクサの断面図である。 図8(a)は、実施例2およびその変形例1並びに比較例1に係るデュプレクサの回路図、図8(b)は、送信フィルタの回路図である。 図9は、実施例2およびその変形例1並びに比較例1におけるデバイスチップの平面図である。 図10(a)は、実施例2およびその変形例1における基板の平面図、図10(b)は、比較例1における基板の平面図である。 図11(a)は、実施例2およびその変形例1並びに比較例1および2における印加電力に対する最高温度を示す図、図11(b)は、印加電力に対する温度降下量を示す図である。 図12は、実施例2の変形例1における膜厚T1に対する温度降下量の割合を示す図である。 図13は、実施例2の変形例2における基板の平面図である。 図14は、実施例2の変形例3における基板の平面図である。 図15は、実施例2の変形例4における基板の平面図である。 図16は、実施例2の変形例5における基板の平面図である。
以下図面を参照し実施例について説明する。
[実施例1および実施例1の変形例1]
図1(a)は、実施例1に係る電子部品の断面図、図1(b)は、図1(a)の領域Aの拡大図、図1(c)は、実施例1の変形例1に係る電子部品の断面図、図1(d)は、図1(c)の領域Aの拡大図である。
図1(a)および図1(c)に示すように、基板20の上面に、基板10が実装されている。基板20は、絶縁基板であり、例えばHTCC(High Temperature Co-fired Ceramic)またはLTCC(Low Temperature Co-fired Ceramic)等のセラミックス基板または樹脂基板である。基板20は積層された複数の絶縁層20aおよび20bを有する。絶縁層20aおよび20bの上面にそれぞれ金属層28および26cが形成されている。絶縁層20bの下面に金属層24が形成されている。絶縁層20aおよび20bを貫通するビア配線26aおよび26bが形成されている。ビア配線26aは、金属層28と26cとを電気的に接続し、ビア配線26bは、金属層26cと24とを電気的に接続する。
基板20の上面に設けられた金属層28は例えばバンプ16が接合するパッドおよび配線である。金属層24は、例えば外部と電気的に接続するための外部端子であり、例えばフットパッドである。ビア配線26a、26bおよび金属層26cは、金属層24と28とを接続する内部配線26を形成する。金属層24、28および内部配線26は、銅層、金層またはアルミニウム層等の金属層である。基板20の上面に絶縁膜22が設けられている。絶縁膜22は例えば樹脂等の有機絶縁体または酸化シリコン等の無機絶縁体である。絶縁膜22が樹脂膜の場合、絶縁膜22は例えば基板20上に印刷法により形成され、加熱処理することにより乾燥される。
デバイスチップ11は、基板10、機能素子12および金属層18を有する。機能素子12および金属層18は基板10の下面に設けられている。機能素子12は図1(a)および図1(b)では弾性表面波素子であり、図1(c)および図1(d)では圧電薄膜共振器である。金属層18は、バンプ16が接合するパッドおよび配線である。
デバイスチップ11はバンプ16を介し基板20上にフリップチップ(フェースダウン)実装されている。機能素子12は空隙14を挟み基板20の上面に対向している。機能素子12が空隙14に露出されているため、機能素子12の振動等が抑制されない。バンプ16は、例えば銅バンプ、金バンプまたは半田バンプである。絶縁膜22は、平面視において機能素子12を囲むように設けられ、機能素子12とは重ならない。絶縁膜22と基板10の下面との間には空隙14が設けられている。
図1(b)および図1(d)に示すように、基板20の上面と基板10の下面の距離をL1、絶縁膜22の上面と基板10の下面との距離をL2、絶縁膜22の膜厚をT1、機能素子12と絶縁膜22との距離をL3とする。距離L3は距離L1より小さい。また、例えば、L1>T1≧L1/2であり、T1≧L2である。これにより、機能素子12において発生した熱を絶縁膜22を介し放出することができる。
図2(a)は、実施例1における機能素子を示す平面図、図2(b)は、実施例1の変形例1における機能素子を示す断面図である。図2(a)に示すように、基板10上にIDT(Interdigital Transducer)40と反射器42が形成されている。IDT40は、互いに対向する1対の櫛型電極40aを有する。櫛型電極40aは、複数の電極指40bと複数の電極指40bを接続するバスバー40cとを有する。反射器42は、IDT40の両側に設けられている。IDT40が基板10に弾性表面波を励振する。基板10は、例えばタンタル酸リチウム基板またはニオブ酸リチウム基板等の圧電基板である。IDT40および反射器42は例えばアルミニウム膜または銅膜により形成される。基板10は、サファイア基板、アルミナ基板、スピネル基板またはシリコン基板等の支持基板の下面に接合されていてもよい。IDT40および反射器42を覆う保護膜または温度補償膜が設けられていてもよい。この場合、保護膜または温度補償膜を含め機能素子12として機能する。
図2(b)に示すように、基板10上に圧電膜46が設けられている。圧電膜46を挟むように下部電極44および上部電極48が設けられている。下部電極44と基板10との間に空隙45が形成されている。下部電極44および上部電極48は圧電膜46内に、厚み縦振動モードの弾性波を励振する。下部電極44および上部電極48は例えばルテニウム膜等の金属膜である。圧電膜46は例えば窒化アルミニウム膜である。基板10は例えばシリコン基板もしくは砒化ガリウム等の半導体基板、またはサファイア基板、アルミナ基板、スピネル基板またはガラス基板等の絶縁基板である。図2(a)および図2(b)のように、機能素子12は弾性波を励振する電極を含む。このため、弾性波を規制しないように、機能素子12は空隙14に覆われている。
[実施例1の変形例2および3]
図3(a)および図3(b)は、それぞれ実施例1の変形例2および3に係る電子部品の断面図である。図3(a)および図3(b)に示すように、平面視において基板10を囲むように封止部30が設けられている。封止部30は基板20の上面に接合されている。封止部30および基板10上にリッド32が設けられている。封止部30は半田等の金属または樹脂等の絶縁体である。リッド32は金属板または絶縁板である。封止部30により、機能素子12が空隙14に気密封止される。その他の構成は実施例1およびその変形例1と同じであり説明を省略する。
[実施例1の変形例4および5]
図4(a)は、実施例1の変形例4に係る電子部品の断面図、図4(b)は、図4(a)の領域Aの拡大図、図4(c)は、実施例1の変形例5に係る電子部品の断面図、図4(d)は、図4(c)の領域Aの拡大図である。
図4(a)および図4(c)に示すように、絶縁膜22は基板10の下面に設けられ、絶縁膜22の下面と基板20の上面との間に空隙14が設けられている。
図4(b)および図4(d)に示すように、基板20の上面と機能素子12の下面の距離をL1、絶縁膜22の下面と基板20の上面との距離をL2、絶縁膜22の膜厚をT1、機能素子12と絶縁膜22との距離をL3とする。距離L3は距離L1より十分小さい。また、例えば、L1>T1≧L1/2であり、T1≧L2である。これにより、機能素子12において発生した熱を絶縁膜22を介し放出することができる。その他の構成は、実施例1およびその変形例1と同じであり説明を省略する。
[実施例1の変形例6および7]
図5(a)および図5(b)は、それぞれ実施例1の変形例6および7に係る電子部品の断面図である。図5(a)および図5(b)に示すように、実施例1の変形例2および3と同様に、平面視において基板10を囲むように封止部30が設けられている。その他の構成は実施例1の変形例2および3と同じであり説明を省略する。
[実施例1の変形例8および9]
図6(a)および図6(b)は、それぞれ実施例1の変形例8および9に係る電子部品の断面図である。図6(a)に示すように、絶縁膜22の上面の一部は領域50において基板10の下面に設けられた金属層18の下面に接触している。その他の構成は実施例1と同じであり説明を省略する。
図6(b)に示すように、絶縁膜22の下面の一部は領域50において基板20の上面に接触している。その他の構成は実施例1の変形例4と同じであり説明を省略する。実施例1の変形例8および9のように、絶縁膜22の上面の一部が基板10の下面に接触していてもよいし、絶縁膜22の下面の一部が基板20の上面に接触していてもよい。
[実施例2、実施例2の変形例1および比較例1]
実施例2およびその変形例は、デュプレクサの例である。図7(a)から図7(c)は、それぞれ実施例2、実施例2の変形例1および比較例1に係るデュプレクサの断面図である。図7(a)に示すように、実施例2では、基板20上にデバイスチップ11aおよび11bがフリップチップ実装されている。デバイスチップ11aおよび11bにおいて、それぞれ基板10aおよび10bの下面に機能素子12aおよび12bが設けられている。基板20の上面にはデバイスチップ11aおよび11bを囲むように環状金属層29が設けられている。
デバイスチップ11aおよび11bを囲むように封止部30が設けられている。封止部30は半田であり、環状金属層29に接合されている。封止部30、デバイスチップ11aおよび11bの上面にリッド32が設けられている。絶縁膜22は、基板20の上面に設けられ、平面視において機能素子12aおよびバンプ16を囲む。デバイスチップ11bに対応する領域に絶縁膜22は設けられていない。その他の構成は実施例1と同じであり説明を省略する。
図7(b)に示すように、実施例2の変形例1では、絶縁膜22には、基板10aの下面に設けられている。その他の構成は実施例2と同じであり説明を省略する。
図7(c)に示すように、比較例1では、絶縁膜22は基板20の上面に設けられている。絶縁膜22は、平面視において機能素子12aに重なる。その他の構成は実施例2と同じであり説明を省略する。
図8(a)は、実施例2およびその変形例1並びに比較例1に係るデュプレクサの回路図、図8(b)は、送信フィルタの回路図である。図8(a)に示すように、共通端子Antと送信端子Txとの間に送信フィルタ60が設けられている。共通端子Antと受信端子Rxとの間に受信フィルタ62が設けられている。送信フィルタ60は、送信端子Txから入力した高周波信号のうち送信信号を共通端子Antに通過させ他の周波数の信号を抑圧する。受信フィルタ62は、共通端子Antから入力した高周波信号のうち受信信号を受信端子Rxに通過させ他の周波数の信号を抑圧する。送信フィルタ60は、デバイスチップ11aに形成されており、機能素子12aを含む。受信フィルタ62は、デバイスチップ11bに形成されており、機能素子12bを含む。
図8(b)に示すように、送信フィルタ60は直列共振器S1からS4および並列共振器P1からP3を有する。直列共振器S1からS4は、送信端子Txと共通端子Antの間に直列に接続されている。並列共振器P1からP3は送信端子Txと共通端子Antの間に並列に接続されている。
図9は、実施例2およびその変形例1並びに比較例1におけるデバイスチップの平面図である。デバイスチップ11aの下面を上から透視した平面図である。図9に示すように、基板10aの下面に、複数の機能素子12aおよび金属層18が設けられている。機能素子12aは図2(a)に示した弾性表面波共振器である。複数の機能素子12aは直列共振器S1からS4および並列共振器P1からP3を含む。金属層18は配線およびパッドである。配線は複数の機能素子12a間を接続する。パッドは機能素子12aに接続されている。パッドにはバンプ16が設けられている。バンプ16は、共通端子Ant、送信端子Txおよびグランド端子Gndに対応する。
図10(a)は、実施例2およびその変形例1における基板の平面図である。絶縁膜22を太破線、デバイスチップ11aおよび11bを破線、およびデバイスチップ11a内の共振器を細破線で図示する。図10(a)に示すように、実施例2およびその変形例1では、基板20の上面には金属層28および環状金属層29が設けられている。環状金属層29は、基板20の上面の周縁に設けられている。金属層28は配線およびパッドである。配線はパッド間を接続する。パッドにはバンプ16が設けられている。バンプ16は、共通端子Ant、送信端子Tx、受信端子Rxおよびグランド端子Gndに対応する。
絶縁膜22は、平面視においてデバイスチップ11aと重なり、デバイスチップ11bとは重なっていない。絶縁膜22は、直列共振器S1からS4および並列共振器P1からP3と重ならず、これらの共振器を囲む。
図10(b)は、比較例1における基板の平面図である。図10(b)に示すように、比較例1では、絶縁膜22は、平面視においてバンプ16以外のデバイスチップ11aと重なり、直列共振器S1からS4および並列共振器P1からP3とも重なっている。
基板10a内の温度をシミュレーションした。シミュレーション条件は以下である。基板10aおよび10bを厚さ150μmの42°回転YカットX伝搬タンタル酸リチウム基板とした。基板20を厚さが166μmのLTCC基板とした。封止部30はAgSn半田とした。基板20上面と基板10aの下面の距離L1を20μmとした。機能素子12aである弾性表面波共振器の電極指の厚さは1μm未満である。リッド32は、膜厚が60μmのコバール板とした。絶縁膜22は、熱伝導率が約0.25W/m・Kの樹脂膜とした。絶縁膜22の膜厚T1は、実施例1およびその変形例では19μm、比較例1では15μmとした。平面視における機能素子12aと絶縁膜22との距離L3を5μmとした。
送信フィルタ60および受信フィルタ62は、E−UTRA(Evolved Universal Terrestrial Radio Access) Operating Bandのバンド8(送信帯域:880−915MHz、受信帯域:925−960MHz)の送信フィルタおよび受信フィルタとした。送信端子Txにバンド8の送信信号を入力した。印加電力を28dBm、30dBmおよび32dBmとした。共通端子Antおよび受信端子Rxは50Ωに終端した。基板10a内の下面の最高温度をシミュレーションした。
比較例2として、絶縁膜22を設けていない場合もシミュレーションした。
図11(a)は、実施例2およびその変形例1並びに比較例1および2における印加電力に対する最高温度を示す図、図11(b)は、印加電力に対する温度降下量を示す図である。温度降下量は、比較例2(絶縁膜22なし)の温度から実施例2およびその変形例1並びに比較例1の温度を引いた温度である。
図11(a)および図11(b)に示すように、実施例2、実施例2の変形例1および比較例2では、比較例2に比べ同程度に温度が下がる。なお、基板10aの下面のうち最高温度となる箇所は図9の直列共振器S2に対応する箇所である。
実施例2の変形例1において、絶縁膜22の膜厚T1を変え、温度をシミュレーションした。図12は、実施例2の変形例1における膜厚T1に対する温度降下量の割合を示す図である。絶縁膜22の膜厚T1を20μmとして、絶縁膜22の下面の全面が基板20の上面に接触している比較例3を基準とした。絶縁膜22のない比較例2に対する比較例3の温度降下量を1とし、温度降下量を規格化したものが温度降下量の割合である。印加電力は28dBmとした。
図12に示すように、膜厚T1が大きくなると温度降下量の割合が大きくなる。膜厚T1が10μmを超えると、温度降下量の割合は急激に増加し、膜厚T1が15μm以上では温度降下量の割合は0.4以上であり、膜厚T1が18μm以上では温度降下量の割合は0.6以上である。
実施例1、2およびその変形例並びに比較例2によれば、基板10もしくは10a(第2基板)の下面(第2面)に1または複数の機能素子12もしくは12a(第1機能素子)が設けられている。機能素子12または12aが基板20(第1基板)の上面(第1面)と空隙14を挟み対向するように、基板10または10aが基板20上に実装されている。バンプ16(接続端子)は、基板20の上面と基板10または10aとの間に設けられ、基板20と基板10または10aとを接続する。
このような電子部品では、比較例2のように、空隙14により機能素子12aにおいて発生した熱の放出が妨げられる。そこで、比較例1のように、機能素子12aに対向するように絶縁膜22を設ける。これにより、機能素子12aにおいて発生した熱は、絶縁膜22に輻射および対流により伝わり、絶縁膜22を介し基板20に伝導する。よって、図11(a)および図11(b)のように、比較例2に比べ基板10aの温度の上昇を抑制できる。
比較例1において、放熱性を高めるためには、絶縁膜22を厚くすることが好ましい。しかしながら、バンプ16の高さは製造ばらつきが大きい。絶縁膜22の上面が機能素子12aに接触すると、空隙14を設ける意味がなくなってしまう。このため、バンプ16が低くなったときを想定し、製造マージンを確保しようとすると、絶縁膜22を厚くできない。また、機能素子12aに絶縁膜22が対向すると、機能素子12aの特性(例えば高周波特性)が劣化する。
実施例1、2およびその変形例では、絶縁膜22は、基板20の上面および基板10または10aの下面のいずれか一方に設けられており、平面視において1または複数の機能素子12または12aを囲む。これにより、バンプ16が低くなっても絶縁膜22が機能素子12または12aに接触することを抑制できる。また、絶縁膜22による特性の劣化を抑制できる。絶縁膜22と機能素子12または12aとの最小の距離L3をバンプ16と機能素子12または12aとの最小の距離より近くする。これにより、機能素子12または12aにおいて発生した熱が効率よく絶縁膜22に伝わる。よって、機能素子12または12aからの放熱性を向上させることができる。
絶縁膜22が基板20の上面に設けられている場合、絶縁膜22の上面の全てが基板10または10aの下面に接触すると、絶縁膜22の膜厚T1により、バンプ16の高さが制限される。絶縁膜22が基板10または10aの下面に設けられている場合、絶縁膜22の下面の全てが基板20の上面に接触すると、絶縁膜22の膜厚T1により、バンプ16の高さが制限される。これにより、バンプ16と基板10aおよび/または基板20との接合強度が小さくなる可能性がある。また、基板10aの下面または基板20の上面上の高周波信号が伝搬する配線に絶縁膜22が接触する可能性がある。これにより、特性が劣化する可能性がある。
そこで、絶縁膜22が基板20の上面に設けられている場合、絶縁膜22の上面(第3面)の少なくとも一部が空隙14を挟み基板10または10aの下面と対向する。絶縁膜22が基板10または10aの下面に設けられている場合、絶縁膜22の下面(第3面)の少なくとも一部が空隙14を挟み基板20の上面と対向する。これにより、バンプ16の接合強度を大きくできる、および/または特性劣化を抑制できる。絶縁膜22の代わりに金属膜を用いると、機能素子12aの近くに金属膜が設けられる。このため機能素子12aの特性が劣化する。
機能素子12または12aから効率的に放熱するため、絶縁膜22の膜厚T1は、距離L1の1/2以上であることが好ましい。T1はL1の75%以上が好ましく、90%以上がより好ましい。また、機能素子12または12aの下面と絶縁膜22の上面との距離L2は、T1以下が好ましく、T1/2以下がより好ましく、T1/4以下がさらに好ましい。
機能素子12または12aから効率的に放熱するため、距離L3は、バンプ16と機能素子12aとの距離の1/2以下が好ましく、1/4以下がより好ましい。または、距離L3は、距離L1の1/2以下が好ましく、1/4以下がより好ましい。
絶縁膜22の熱伝導率は、空気の熱伝導率である0.025W/m・Kより大きければよいが、より放熱効果を高めるため、空気の熱伝導率の5倍以上が好ましく、10倍以上がより好ましい。熱伝導率の大きな絶縁膜22として、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、シリコーン、ソルダーレジスト、窒化ホウ素、窒化アルミニウム、酸化亜鉛または酸化シリコン等を用いることができる。放熱性向上のため絶縁膜22は基板20の上面に直接接触していることが好ましい。
絶縁膜22は、平面視において機能素子12または12aを完全に囲んでもよいが、一部を囲んでもよい。例えば、機能素子12または12aの平面形状が4角形の場合、絶縁膜22は、機能素子12aまたは12aの4辺のうち3辺を囲んでもよい。
実施例2およびその変形例1のように、絶縁膜22は、平面視において複数の機能素子12aを各々囲むことが好ましい。これにより、放熱性を高めることができる。
実施例1の変形例8のように、絶縁膜22の上面の一部が基板10の下面(金属層18の下面)に接触してもよい。実施例1の変形例9のように、絶縁膜22の下面の一部が基板20の上面に接触してもよい。しかし、バンプ16の接合強度等の観点から、絶縁膜22が基板20の上面に設けられている場合、絶縁膜22の上面は基板10または10aの下面に接触しないことが好ましい。絶縁膜22が基板10または10aの下面に設けられている場合、絶縁膜22の下面は基板20の上面に接触しないことが好ましい。
[実施例2の変形例2]
図13は、実施例2の変形例2における基板の平面図である。図13に示すように、絶縁膜22は、基板20の上面の共通端子Antおよび送信端子Txに接続された金属層28には重なっていない。絶縁膜22が基板20の上面に設けられた高周波信号が伝搬する金属層28と重なると、高周波特性が劣化する。そこで、実施例2の変形例2のように、絶縁膜22は金属層28と重ならない。これにより、特性の劣化を抑制できる。その他の構成は実施例2およびその変形例1と同じであり、説明を省略する。
[実施例2の変形例3]
図14は、実施例2の変形例3における基板の平面図である。図14に示すように、絶縁膜22は、金属層28の全てと重なっていない。絶縁膜22が金属層28と重なる領域では、絶縁膜22の上面が機能素子12aおよび/または金属層18と接触する可能性がある。これにより、機能素子12aの特性が劣化する可能性がある。そこで、実施例2の変形例2のように、絶縁膜22は全ての金属層28と重ならない。これにより、特性の劣化を抑制できる。その他の構成は実施例2およびその変形例1と同じであり説明を省略する。
実施例2の変形例2および3では、絶縁膜22が金属層28と重ならない例を説明したが、絶縁膜22は基板10aの下面に設けられた高周波信号が伝搬する金属層18と重ならなくてもよい。また、絶縁膜22は基板10aの下面に設けられた全ての金属層18と重ならなくてもよい。
[実施例2の変形例4]
図15は、実施例2の変形例4における基板の平面図である。最高温度となる共振器は直列共振器S2である。そこで、図15に示すように、絶縁膜22を、平面視において直列共振器S2に隣接する直列共振器S1からS3および並列共振器P1およびP2を囲むように設け、直列共振器S2に隣接しない直列共振器S4および並列共振器P3を囲むようには設けない。これにより、直列共振器S2から効率的に放熱し、かつ絶縁膜22が共振器に近接することによる特性の劣化を抑制できる。その他の構成は実施例2およびその変形例1と同じであり説明を省略する。
[実施例2の変形例5]
図16は、実施例2の変形例5における基板の平面図である。図16に示すように、絶縁膜22を、平面視において直列共振器S2を囲み直列共振器S1、S3、S4および並列共振器P1からP3を囲まないように設ける。これにより、直列共振器S2から効率的に放熱し、かつ絶縁膜22が共振器に近接することによる特性の劣化を抑制できる。その他の構成は実施例2およびその変形例1と同じであり説明を省略する。
実施例2の変形例4および5のように、絶縁膜22を平面視において複数の機能素子12aの一部を各々囲み複数の機能素子12aの他を囲まないように設ける。これにより、放熱性を高めかつ特性の劣化を抑制できる。
ラダー型フィルタでは、直列共振器が並列共振器より発熱しやすい。そこで、絶縁膜22を平面視において1または複数の直列共振器S1からS4の少なくとも1つを各々囲み、1または複数の直列共振器S1からS4および1または複数の並列共振器P1からP3のうち他の共振器の少なくとも一部を囲まないようにする。これにより、放熱性を高めかつ特性の劣化を抑制できる。
また、直列共振器S1からS4のうち両側に直列共振器が接続された共振器は発熱しやすい。そこで、絶縁膜22を1または複数の直列共振器S1からS4のうち両側に直列共振器S1およびS3が接続された直列共振器S2を囲み、1または複数の直列共振器S1からSS4および1または複数の並列共振器P1からP3のうち他の共振器の少なくとも一部と囲まないようにする。これにより、放熱性を高めかつ特性の劣化を抑制できる。
実施例2およびその変形例において、発熱するデバイスチップ11aは送信フィルタ60が設けられているチップである。そこで、絶縁膜22を、基板20の上面と、受信フィルタ62が設けられた基板10b(第3基板)の下面(第4面)との間に設けない。これにより、特性の劣化を抑制しかつ放熱性を高めることができる。
実施例2およびその変形例として、機能素子12aおよび12bが弾性表面波共振器の例を説明したが、機能素子12aおよび12bは圧電薄膜共振器でもよい。ラダー型フィルタの直列共振器および並列共振器の数は任意に設定できる。フィルタとしてラダー型フィルタを例に説明したが、フィルタは多重モードフィルタでもよい。マルチプレクサとしてデュプレクサの例を説明したが、トリプレクサまたはクワッドプレクサでもよい。
実施例1、2およびその変形例において、機能素子12または12aは、アンプおよび/またはスイッチのような能動素子でもよい。また、機能素子12または12aは、インダクタおよび/またはキャパシタ等の受動素子でもよい。さらに、機能素子12または12bはMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)素子でもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10、10a、10b、20 基板
11,11a、11b デバイスチップ
12、12a、12b 機能素子
14 空隙
16 バンプ
18、28 金属層
22 絶縁膜
60 送信フィルタ
62 受信フィルタ

Claims (11)

  1. 第1面を有する第1基板と、
    1または複数の第1機能素子が設けられた第2面を有し、前記1または複数の第1機能素子が前記第1面と空隙を挟み対向するように、前記第1基板上に実装された第2基板と、
    前記第1面と前記第2面との間に設けられ、前記第1基板と前記第2基板とを接続する接続端子と、
    前記第1面および前記第2面のいずれか一方に設けられ、平面視において前記1または複数の第1機能素子のうち少なくとも1つの第1機能素子を囲み、前記少なくとも1つの第1機能素子との距離が前記接続端子と前記少なくとも1つの第1機能素子との距離より小さく、少なくとも一部が前記空隙を挟み前記第1面および前記第2面の他方と対向する第3面を有する絶縁膜と、
    を具備する電子部品。
  2. 前記1または複数の第1機能素子は複数の第1機能素子であり、
    平面視において前記絶縁膜は前記複数の第1機能素子を各々囲む請求項1記載の電子部品。
  3. 前記1または複数の第1機能素子は複数の第1機能素子であり、
    平面視において、前記絶縁膜は、前記複数の第1機能素子のうち一部の第1機能素子を各々囲み、他の第1機能素子を囲まない請求項1記載の電子部品。
  4. 前記絶縁膜の厚さは、前記第1面と前記第2面との距離の1/2以上である請求項1から3のいずれか一項記載の電子部品。
  5. 前記第3面は前記第1面および前記第2面の他方と接触しない請求項1から4のいずれか一項記載の電子部品。
  6. 前記1または複数の第1機能素子は各々弾性波素子である請求項1から5のいずれか一項記載の電子部品。
  7. 入力端子と出力端子との間に直列に接続され前記弾性波素子である1または複数の直列共振器と、
    前記入力端子と前記出力端子との間に並列に接続され前記弾性波素子である1または複数の並列共振器と、
    を具備し、
    平面視において前記絶縁膜は前記1または複数の直列共振器の少なくとも1つを囲み、前記1または複数の直列共振器および前記1または複数の並列共振器のうち他の共振器の少なくとも一部を囲まない請求項6記載の電子部品。
  8. 平面視において前記絶縁膜は前記1または複数の直列共振器のうち両側に直列共振器が接続された直列共振器を囲み、前記1または複数の直列共振器および前記1または複数の並列共振器のうち他の共振器の少なくとも一部を囲まない請求項7記載の電子部品。
  9. 1または複数の第2機能素子が設けられた第4面を有し、前記1または複数の第2機能素子が前記第1面と空隙を挟み対向するように、前記第1基板上に実装された第3基板を具備し、
    前記絶縁膜は前記第1面と前記第4面との間に設けられていない請求項1から8のいずれか一項記載の電子部品。
  10. 前記弾性波素子を含むフィルタを具備する請求項7から9のいずれか一項記載の電子部品。
  11. 前記フィルタを含むマルチプレクサを具備する請求項10記載の電子部品。
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