JP7465515B1 - 弾性波デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】より放熱性がよく封止部と配線基板の密着性に優れ、かつ、メタルパターン同士のカップリングが発生しにくく、封止樹脂が配線基板とデバイスチップの間に浸入する量を制御した弾性波デバイスを提供する。【解決手段】弾性波デバイスは、配線基板3と、配線基板上に複数のバンプを介してフリップチップボンディングされたデバイスチップ5と、配線基板上の外延部分に形成され凹凸形状部分又はギザギザ形状部分を有するメタルパターン7と、配線基板上に形成されアンテナパッドANT、送信パッドTx、受信パッドRxおよびグランドパッドGND9を含む複数のバンプパッドと、メタルパターンと配線基板の両方に接合し、デバイスチップを機密封止する封止部17と、を有する。凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向は、配線基板の外延に向かうように形成された領域と、配線基板の中央に向かうように形成された領域と、を含む。【選択図】図2

Description

本発明は、弾性波デバイスに関連する。
移動体通信端末に代表されるスマートフォンなどでは、複数の高周波数帯における通信に対応することが要請される。このため、高周波の周波数帯域の通信を通過させる複数のバンドパスフィルタを搭載したフロントエンドモジュールが用いられている。
また、フロントエンドモジュールでは、バンドパスフィルタやデュプレクサ、クワトロプレクサといった弾性波デバイスが用いられている。
特許文献1には、弾性波デバイスに関する技術の一例が開示されている。
特開2019-54354
本発明が解決しようとする主たる課題について説明する。
バンドパスフィルタやデュプレクサなどの弾性波デバイスにおいては、SAWフィルタなどのデバイスチップが、配線基板にフリップチップボンディングされている。
SAWフィルタを構成する共振器が機械的振動をするための中空領域を形成して、合成樹脂や金属などにより封止する。
弾性波デバイスの共振器は、機械的な振動等により発熱するため、放熱性のよいパッケージ構造が望まれる。
また、封止された中空領域への水分の浸入を抑制するため、封止部と配線基板の密着性が高いことが望まれる。
また、配線基板の外縁に形成されたメタルパターンが中央向きのギザギザパターンであると、封止樹脂が配線基板とデバイスチップの間に浸入しやすい。
また、所望の周波数帯の電気信号が通過するメタルパターンと、所望の周波数帯の電気信号が通過しないメタルパターンは、カップリング現象等が生じないように配慮されることが望まれる。
放熱性が悪いと、特性の劣化や耐電力寿命の低下等が生じてしまう。また、封止部と配線基板の密着性が低いと、内部の金属に錆等が発生しやすくなり、特性の劣化や寿命の劣化等が生じてしまう。また、カップリング現象が生じると、特性が劣化してしまう。また、封止樹脂が配線基板とデバイスチップの間に大量に浸入するすると、樹脂が共振器部分に接触する恐れが高くなる。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、より放熱性がよく、封止部と配線基板の密着性に優れ、かつ、所望の周波数帯の電気信号が通過するメタルパターンと、所望の周波数帯の電気信号が通過しないメタルパターンとのカップリングが発生しにくい優れた特性を備えつつ、封止樹脂が配線基板とデバイスチップの間に浸入する量を制御した弾性波デバイスを提供することを目的とする。
前記課題を達成するために、本発明にあっては、
配線基板と、
前記配線基板上に複数のバンプを介してフリップチップボンディングされ、共振器を具備するデバイスチップと、
前記配線基板上の外縁部分に形成され、凹凸形状部分又はギザギザ形状部分を有するメタルパターンと、
前記配線基板上に形成され、アンテナパッド、送信パッド、受信パッドおよびグランドパッドを含む複数のバンプパッドと、
前記メタルパターンと前記配線基板の両方に接合し、前記デバイスチップを気密封止する封止部とを有し、
前記封止部は、前記配線基板と前記デバイスチップの間に侵入しうる、熱硬化プロセスで形成された封止樹脂からなり、
前記共振器を具備する前記デバイスチップ近傍の前記メタルパターンの前記凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向前記配線基板の外縁に向かうように形成された領域と、
前記凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が前記配線基板の中央に向かうように形成された領域とを含む弾性波デバイスとした。
前記アンテナパッド、前記送信パッドまたは前記受信パッドの周辺領域に形成された前記メタルパターンの凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向は、前記配線基板の中央に向かうように形成されていることが、本発明の一形態とされる。
前記配線基板は長辺と短辺を有する略長方形であり、少なくとも1つの前記短辺に沿うように配置された2つの前記バンプパッド間の領域において、前記メタルパターンの凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が前記配線基板の外縁に向かうように形成された領域の長さは、前記メタルパターンの凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が前記配線基板の中央に向かうように形成された領域の長さよりも長いことが、本発明の一形態とされる。
前記配線基板は長辺と短辺を有する略長方形であり、少なくとも1つの前記長辺に沿うように3つ以上の前記バンプパッドが配置され、前記3つ以上の前記バンプパッドが配置されたことで形成された2つ以上の前記バンプパッド間の領域は、
前記メタルパターンの凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が前記配線基板の外縁に向かうように形成された領域の長さが、前記メタルパターンの凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が前記配線基板の中央に向かうように形成された領域の長さよりも長いバンプパッド間の領域と、
前記メタルパターンの凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が前記配線基板の外縁に向かうように形成された領域の長さが、前記メタルパターンの凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が前記配線基板の中央に向かうように形成された領域の長さよりも短いバンプパッド間の領域と
を含むことが、本発明の一形態とされる。
前記配線基板は長辺と短辺を有する略長方形であり、少なくとも1つの前記長辺に沿うように3つ以上の前記バンプパッドが配置され、前記3つ以上の前記バンプパッドが配置されたことで形成された2つ以上の前記バンプパッド間の領域は、
前記メタルパターンの凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が前記配線基板の外縁に向かうように形成された領域の長さが、前記メタルパターンの凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が前記配線基板の中央に向かうように形成された領域の長さよりも長いバンプパッド間の領域が2つ連続しており、前記2つ連続する領域の真ん中に形成されたバンプパッドは、グランドパッドであることが、本発明の一形態とされる。
前記凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が前記配線基板の中央に向かうように形成された領域の近傍に配置された共振器は、前記凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が前記配線基板の外縁に向かうように形成された領域の近傍に配置された共振器よりも、前記デバイスチップの外縁から遠い位置に配置されていることが、本発明の一形態とされる。
前記メタルパターンは、前記メタルパターンと前記配線基板上において直接接合していない前記グランドパッドと隣接する領域において、前記凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が前記配線基板の中央に向かうように形成されていることが、本発明の一形態とされる。
前記メタルパターンは、前記メタルパターンと前記配線基板上において直接接合してる前記グランドパッドと隣接する領域において、前記凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が前記配線基板の外縁に向かうように形成されていることが、本発明の一形態とされる。
前記デバイスチップは、SAWフィルタであることが、本発明の一形態とされる。
前記デバイスチップは、音響薄膜共振器を用いたフィルタであることが、本発明の一形態とされる。
前記配線基板上に2つのデバイスチップが実装されたデュプレクサであることが、本発明の一形態とされる。
前記弾性波デバイスを備えるモジュールが、本発明の一形態とされる。
本発明によれば、より放熱性がよく、封止部と配線基板の密着性に優れ、かつ、所望の周波数帯の電気信号が通過するメタルパターンと、所望の周波数帯の電気信号が通過しないメタルパターンとのカップリングが発生しにくい優れた特性を備えつつ、封止樹脂が配線基板とデバイスチップの間に浸入する量を制御した弾性波デバイスを提供することができる。
図1は、本実施例にかかる弾性波デバイス1の断面図である。 図2は、配線基板3のデバイスチップ5が実装される主面の構成例を示す図である。 図3は、デバイスチップ5の構成を説明するための図である。 図4は、弾性波素子52が弾性表面波共振器である例を示す平面図である。 図5は、弾性波素子52が圧電薄膜共振器である例を示す断面図である。 図6(a)は、配線基板3上に二つのデバイスチップ5がフリップチップボンディングにより実装されている様子を示す図である。図6(b)は、本実施例にかかる弾性波デバイス1のデバイスチップ5の一つを配線基板3から引き剥がし、共振器が形成された面5bの様子を示す図である。 図7は、本発明の実施例2にかかるモジュール100の断面図である。 図8は、モジュール100の回路構成の概略を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施の形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
図1は、本実施例にかかる弾性波デバイス1の断面図である。
図1に示すように、本実施例にかかる弾性波デバイス1は、配線基板3と、配線基板3上に実装された、2つのデバイスチップ5を備える。
本実施例では、デバイスチップ5が2つ実装された、デュプレクサである弾性波デバイスの例を示すが、当然のことながら、本発明の適用対象として、デバイスチップ5が一つであるバンドパスフィルタとしての弾性波デバイスでもよく、デバイスチップ5が4つ実装されたクワトロプレクサでもよい。また、一つのデバイスチップ上にデュプレクサを実現する機能素子を形成することもできる。
配線基板3は、例えば、樹脂からなる多層基板、または、複数の誘電体層からなる低温同時焼成セラミックス(Low Temperature Co-fired Ceramics:LTCC)多層基板等が用いられる。また、配線基板3は、複数の外部接続端子31を備える。
デバイスチップ5は、例えば、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウムまたは水晶などの圧電単結晶、あるいは圧電セラミックスからなる基板を用いることができる。
また、デバイスチップ5は、圧電基板と支持基板が接合された基板を用いてもよい。支持基板は、例えば、サファイア基板、アルミナ基板、スピネル基板またはシリコン基板を用いることができる。
配線基板3上に、メタルパターン7および複数のバンプパッド9が形成されている。メタルパターン7は、配線基板3の外縁部分に形成されている。また、バンプパッド9は、メタルパターン7の内側に形成されている。メタルパターン7およびバンプパッド9は、例えば、銅または銅を含む合金を用いることができる。また、メタルパターン7およびバンプパッド9は、例えば、10μm~35μmの厚みとすることができる。
デバイスチップ5を覆うように、封止部17が形成されている。封止部17は、例えば、合成樹脂等の絶縁体により形成してもよく、金属を用いてもよい。合成樹脂は、例えば、エポキシ樹脂、ポリイミドなどを用いることができるが、これらに限るものではない。好ましくは、エポキシ樹脂を用い、低温硬化プロセスを用いて封止部17を形成する。
デバイスチップ5は、バンプ15を介して、配線基板3にフリップチップボンディングにより実装されている。
バンプ15は、例えば、金バンプを用いることができる。バンプ15の高さは、例えば、20μmから50μmである。
バンプパッド9は、バンプ15を介して、デバイスチップ5と電気的に接続されている。
図2は、配線基板3のデバイスチップ5が実装される主面の構成例を示す図である。
図2に示すように、配線基板3の外縁部分にメタルパターン7が形成されている。メタルパターン7は、凹凸形状部分又はギザギザ形状部分を有している。また、メタルパターン7は、凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が、配線基板3の外縁に向かうように形成された領域OUTERを含んでいる。また、メタルパターン7は、凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が、配線基板3の中央に向かうように形成された領域CENTERを含んでいる。
また、メタルパターン7は、必ずしも一つながりの金属パターンである必要はなく、間欠部分が形成されていてもよい。
配線基板3の外縁を示す実線と、デバイスチップ5の外縁を示す実線とで挟まれた領域AREA17は、封止部17が接合する領域を示す。封止部17が接合する領域AREA17は、配線基板3に接合する領域と、配線基板3上に形成されたメタルパターン7に接合する領域がある。すなわち、封止部17(図2には図示なし)は、配線基板3とメタルパターン7の両方に接合している。
メタルパターン7は、配線基板3と封止部17間の熱伝導性を高め、弾性波デバイスの放熱性をよくする。また、封止部17が配線基板3と接合する領域と、封止部17がメタルパターン7と接合する領域の境界が、凹凸形状またはギザギザ形状となっていることにより、境界線が長くなり、さらに、凹凸形状においてはメタルパターン7の凹部部分に、ギザギザ形状においては、メタルパターン7の谷部分に、封止部17が入り込む。これにより、アンカー効果が得られ、封止部17と配線基板3の密着性が高まる。
また、図2に示すように、配線基板3上に、複数のバンプパッド9が形成されている。複数のバンプパッド9には、アンテナパッドANT、送信パッドTx、受信パッドRx、グランドパッドGND9が含まれる。また、一部のバンプパッド、例えば、グランドパッドGND97は、メタルパターン7と電気的に接続されており、グランド電位であるバンプパッドGND9として形成されている。これにより、グランドを強化することができる。
また、図2に示すように、アンテナパッドANT、送信パッドTxまたは受信パッドRxの周辺領域に形成されたメタルパターン7は、メタルパターン7の凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が、前記配線基板の中央に向かうように形成されることが望ましい。これにより、アンテナパッドANT、送信パッドTxまたは受信パッドRxとメタルパターン7の間の寄生容量を制限することができ、カップリング現象の発生を十分に抑制することができる。
また、図2に示すように、配線基板3は、長辺と短辺を有する略長方形である。短辺方向に沿うように配置された2つのバンプパッド間の領域R1は、メタルパターン7の凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が配線基板3の外縁に向かうように形成された領域の長さOUTERLENGTHが、メタルパターン7の凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が配線基板3の中央に向かうように形成された領域の長さよりも長い。
ここで、封止部17を形成する工程において、封止樹脂が配線基板3とデバイスチップ5の間に浸入し、デバイスチップ5上に形成された機能素子に接触するという問題がある。凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が、配線基板3の中央に向かうように形成された領域CENTERにおいては、メタルパターン7の厚みが、例えば、10μm~35μmと、相当程度あることから、封止部17形成時の押圧により、メタルパターン7が壁となって、封止樹脂が配線基板3とデバイスチップ5の間に浸入し易い。
配線基板3の短辺方向においては、機能素子は比較的デバイスチップ5の外縁に近い領域に形成されることが多いため、領域R1においては、長さOUTERLENGTHをできるだけ長くすることが望ましい。
凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が、配線基板3の中央に向かうように形成された領域CENTERの近傍に配置されたデバイスチップ5上の共振器は、できるだけデバイスチップ5の外縁から遠い位置に形成されることが望ましい。また、凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が、配線基板3の外縁に向かうように形成された領域OUTERの近傍に配置されたデバイスチップ5上の共振器は、デバイスチップ5の外縁から近い位置に形成されたとしても、封止樹脂が浸入し接触する可能性は低いため、スペース効率の観点から、デバイスチップ5の外縁から近い位置に形成することが望ましい。
また、図2に示すように、配線基板3の長辺方向には、バンプパッドが4つ配置されている。これにより、バンプパッド間の領域R2、R3、R4が3つ形成されている。領域R2は、メタルパターン7の凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が配線基板3の外縁に向かうように形成された領域の長さが、メタルパターン7の凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が配線基板3の中央に向かうように形成された領域の長さよりも短いバンプパッド間の領域である。
領域R3および領域R4は、メタルパターン7の凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が配線基板3の外縁に向かうように形成された領域の長さが、メタルパターン7の凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が配線基板3の中央に向かうように形成された領域の長さよりも長いバンプパッド間の領域である。
領域R3および領域R4は、隣接しており、メタルパターン7の凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が配線基板3の外縁に向かうように形成された領域の長さが、メタルパターン7の凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が配線基板3の中央に向かうように形成された領域の長さよりも長いバンプパッド間の領域が2つ連続している。領域R3および領域R4の真ん中に形成されたバンプパッドは、グランドパッドGND97である。また、前述のとおり、グランドパッドGND97は、メタルパターン7と電気的に接続されている。
図3は、デバイスチップ5の構成を説明するための図である。
図3に示すように、デバイスチップ5上に、弾性波素子52および配線パターン54が形成されている。
配線パターン54上に、絶縁体56が形成されている。絶縁体56は、例えば、ポリイミドを用いることができる。絶縁体56は、例えば、1000nmの膜厚で形成する。
絶縁体56上にも配線パターン54が形成されており、絶縁体56を介して立体的に交差するように配線が形成されている。
弾性波素子52および配線パターン54は、銀、アルミニウム、銅、チタン、パラジウムなどの適宜の金属もしくは合金からなる。また、これらの金属パターンは、複数の金属層を積層してなる積層金属膜により形成されてもよい。弾性波素子52および配線パターン54は、その厚みが、例えば、150nmから400nmとすることができる。
配線パターン54は、入力パッドIn、出力パッドOutおよびグランドパッドGNDを構成する配線を含んでいる。また、配線パターン54は、弾性波素子52と電気的に接続されている。
図3に示すように、弾性波素子52を複数形成することで、例えば、バンドパスフィルタを構成することができる。バンドパスフィルタは、入力パッドInから入力された電気信号のうち、所望の周波数帯域のみの電気信号を通過させるように設計されている。
入力パッドInから入力された電気信号は、バンドパスフィルタを通過し、所望の周波数帯域の電気信号が、出力パッドOutに出力される。
出力パッドOutに出力された電気信号は、バンプ15およびバンプパッド9を介して、配線基板3の外部接続端子31から出力される。
図4は、弾性波素子52が弾性表面波共振器である例を示す平面図である。
図4に示すように、デバイスチップ5上に、弾性表面波を励振するIDT(Interdigital Transducer)52aと反射器52bが形成されている。IDT52aは、互いに対向する一対の櫛形電極52cを有する。
櫛形電極52cは、複数の電極指52dと複数の電極指52dを接続するバスバー52eを有する。反射器52bは、IDT52aの両側に設けられている。
IDT52aおよび反射器52bは、例えば、アルミニウムと銅の合金からなる。IDT52aおよび反射器52bは、その厚みが、例えば、150nmから400nmの薄膜である。
IDT52aおよび反射器52bは、他の金属、例えば、チタン、パラジウム、銀などの適宜の金属もしくはこれらの合金を含んでもよく、これらの合金により形成されてもよい。また、IDT52aおよび反射器52bは、複数の金属層を積層してなる積層金属膜により形成されてもよい。
図5は、弾性波素子52が圧電薄膜共振器である例を示す断面図である。
図5に示すように、チップ基板60上に圧電膜62が設けられている。圧電膜62を挟むように下部電極64および上部電極66が設けられている。下部電極64とチップ基板60との間に空隙68が形成されている。下部電極64および上部電極66は、圧電膜62内に、厚み縦振動モードの弾性波を励振する。
チップ基板60は、例えば、シリコン等の半導体基板、または、サファイア、アルミナ、スピネルもしくはガラス等の絶縁基板を用いることができる。圧電膜62は、例えば、窒化アルミニウムを用いることができる。
下部電極64および上部電極66は、例えば、ルテニウム等の金属を用いることができる。
弾性波素子52は、所望のバンドパスフィルタとしての特性が得られるよう、適宜、多重モード型フィルタやラダー型フィルタに採用されることができる。
図6(a)は、配線基板3上に二つのデバイスチップ5がフリップチップボンディングにより実装されている様子を示す図である。図6(b)は、本実施例にかかる弾性波デバイス1のデバイスチップ5の一つを配線基板3から引き剥がし、共振器が形成された面5bの様子を示す図である。
図6(a)に示すように、配線基板3上に形成されたメタルパターン7は、メタルパターン7の凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が配線基板3の外縁に向かうように形成された領域OUTERと、メタルパターン7の凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が配線基板3の中央に向かうように形成された領域CENTERを含んでいる。配線基板3上には二つのデバイスチップ5がフリップチップボンディングにより実装され、封止部(図示しない)により封止される。図6(a)に示すように、デバイスチップ5の配線基板3と対抗しない面5a上には、共振器は形成されていない。
図6(b)は、配線基板3から引きはがし、ひっくり返して、デバイスチップ5の配線基板3と対抗していた面5bの様子を示す。面5b上には複数の機能素子が形成されている。また、面5bの外縁部分の黒い部分は、封止工程において配線基板3とデバイスチップ5の間に浸入した樹脂である。デバイスチップ5をひっくり返しているため、点線で囲われた領域CENTER5bは、配線基板3に実装されていたときには、図6(a)に示される領域CENTERに対応する位置にあった。同様に、一点鎖線で囲われた領域OUTER5bは、配線基板3に実装されていたときには、図6(a)に示される領域OUTERに対応する位置にあった。
ここで、図6(b)から明らかなように、領域OUTER5bに浸入した樹脂の量よりも、領域CENTER5bに浸入した樹脂の量のほうが多い。よって、樹脂の浸入する量を極力減らしたい領域、例えば、共振器がデバイスチップ5の外縁に近い領域に配置された領域近傍に対応する位置にある配線基板3上のメタルパターン7は、メタルパターン7の凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が配線基板3の外縁に向かうように形成するとよい。
以上説明した本発明の一実施形態によれば、より放熱性がよく、封止部と配線基板の密着性に優れ、かつ、所望の周波数帯の電気信号が通過するメタルパターンと、所望の周波数帯の電気信号が通過しないメタルパターンとのカップリングが発生しにくい優れた特性を備えつつ、封止樹脂が配線基板とデバイスチップの間に浸入する量を制御した弾性波デバイスを提供することができる。
(実施例2)
次に、本発明の別の実施形態である実施例2について説明する。
図7は、本発明の実施例2にかかるモジュール100の断面図である。
図7に示すように、配線基板130の主面上に、弾性波デバイス1が実装されている。弾性波デバイス1は、例えば、図示はしないが、第1のバンドパスフィルタBPF1と、第2のバンドパスフィルタBPF2からなるデュアルフィルタであるとすることができる。
配線基板130は、複数の外部接続端子131を有している。複数の外部接続端子131は、所定の移動通信端末のマザーボードに実装される構成となっている。
配線基板130の主面上に、インピーダンスマッチングのため、第1のインダクタンス111および第2のインダクタ112が実装されている。モジュール100は、弾性波デバイス1を含む複数の電子部品を封止するための封止部117により、封止されている。
配線基板130の内部に、集積回路部品ICが実装されている。集積回路部品ICは、図示はしないが、スイッチング回路SW、第1のローノイズアンプLNA1および第2のローノイズアンプLNA2を含む。
図8は、モジュール100の回路構成の概略を示す図である。
図8に示すように、モジュール100の共通入力端子101(外部接続端子131)は、アンテナ端子ANTに接続されている。第1出力端子103および第2出力端子105(外部接続端子131)は、図示はしないが、信号処理回路に接続されている。
共通入力端子101から、スイッチング回路SWによって、第1のバンドパスフィルタBPF1を通過する信号と、第2のバンドパスフィルタBPF2を通過する信号が切り分けられる。
第1のバンドパスフィルタBPF1を通過した信号は、第1のインダクタ111によってインピーダンスマッチングがされ、第1のローノイズアンプLNA1により増幅され、第1出力端子103から出力される。或いは、第1のバンドパスフィルタBPF1が送信用フィルタである場合には、第1出力端子103は入力端子として機能し、第1のローノイズアンプLNA1により増幅され、かつ、第1のインダクタ111によってインピーダンスマッチングがされた信号が、第1のバンドパスフィルタBPF1を通過し、アンテナ端子から発信される。
第2のバンドパスフィルタBPF2を通過した信号は、第2のインダクタ112によってインピーダンスマッチングがされ、第2のローノイズアンプLNA2により増幅され、第2出力端子105から出力される。或いは、第2のバンドパスフィルタBPF2が送信用フィルタである場合には、第2出力端子105は入力端子として機能し、第2のローノイズアンプLNA2により増幅され、かつ、第2のインダクタ112によってインピーダンスマッチングがされた信号が、第2のバンドパスフィルタBPF2を通過し、アンテナ端子から発信される。
その他の構成は、実施例1で説明した内容と重複するため、省略する。
以上説明した本発明の実施形態によれば、より放熱性がよく、封止部と配線基板の密着性に優れ、かつ、所望の周波数帯の電気信号が通過するメタルパターンと、所望の周波数帯の電気信号が通過しないメタルパターンとのカップリングが発生しにくい優れた特性の弾性波デバイスを有するモジュールを提供することができる。
なお、当然のことながら、本発明は以上に説明した実施態様に限定されるものではなく、本発明の目的を達成し得るすべての実施態様を含むものである。
また、少なくとも一つの実施形態のいくつかの側面を上述したが、様々な改変、修正および改善が当業者にとって容易に想起されることを理解されたい。
かかる改変、修正および改善は、本開示の一部となることが意図され、かつ、本発明の範囲内にあることが意図される。理解するべきことだが、ここで述べられた方法および装置の実施形態は、上記説明に記載され又は添付図面に例示された構成要素の構造および配列の詳細への適用に限られない。方法および装置は、他の実施形態で実装し、様々な態様で実施又は実行することができる。特定の実装例は、例示のみを目的としてここに与えられ、限定されることを意図しない。
また、ここで使用される表現および用語は、説明目的であって、限定としてみなすべきではない。ここでの「含む」、「備える」、「有する」、「包含する」およびこれらの変形の使用は、以降に列挙される項目およびその均等物並びに付加項目の包括を意味する。「又は(若しくは)」の言及は、「又は(若しくは)」を使用して記載される任意の用語が、当該記載の用語の一つの、一つを超える、およびすべてのものを示すように解釈され得る。前後左右、頂底上下、および横縦への言及はいずれも、記載の便宜を意図しており、本発明の構成要素がいずれか一つの位置的又は空間的配向に限られるものではない。したがって、上記説明および図面は例示にすぎない。
1 弾性波デバイス
3 130 配線基板
5 デバイスチップ
7 メタルパターン
9 GND9 バンプパッド
10 最外縁部分
15 バンプ
17 117封止部
31 131 外部接続端子
52 弾性波素子
54 配線パターン
56 絶縁体
60 チップ基板
62 圧電膜
64 下部電極
66 上部電極
68 空隙
100 モジュール
101 共通入力端子
103 第1出力端子
105 第2出力端子
111 第1のインダクタ
112 第2のインダクタ
ANT アンテナ端子
SW スイッチング回路
BPF1 第1のバンドパスフィルタ
BPF2 第2のバンドパスフィルタ
LNA1 第1のローノイズアンプ
LNA2 第2のローノイズアンプ
IC 集積回路部品

Claims (12)

  1. 配線基板と、
    前記配線基板上に複数のバンプを介してフリップチップボンディングされ、共振器を具備するデバイスチップと、
    前記配線基板上の外縁部分に形成され、凹凸形状部分又はギザギザ形状部分を有するメタルパターンと、
    前記配線基板上に形成され、アンテナパッド、送信パッド、受信パッドおよびグランドパッドを含む複数のバンプパッドと、
    前記メタルパターンと前記配線基板の両方に接合し、前記デバイスチップを気密封止する封止部とを有し、
    前記封止部は、前記配線基板と前記デバイスチップの間に侵入しうる、熱硬化プロセスで形成された封止樹脂からなり、
    前記共振器を具備する前記デバイスチップ近傍の前記メタルパターンの前記凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向前記配線基板の外縁に向かうように形成された領域と、
    前記凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が前記配線基板の中央に向かうように形成された領域とを含む弾性波デバイス。
  2. 前記アンテナパッド、前記送信パッドまたは前記受信パッドの周辺領域に形成された前記メタルパターンの凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向は、前記配線基板の中央に向かうように形成されている請求項1に記載の弾性波デバイス。
  3. 前記配線基板は長辺と短辺を有する略長方形であり、少なくとも1つの前記短辺に沿うように配置された2つの前記バンプパッド間の領域において、前記メタルパターンの凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が前記配線基板の外縁に向かうように形成された領域の長さは、前記メタルパターンの凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が前記配線基板の中央に向かうように形成された領域の長さよりも長い請求項1に記載の弾性波デバイス。
  4. 前記配線基板は長辺と短辺を有する略長方形であり、少なくとも1つの前記長辺に沿うように3つ以上の前記バンプパッドが配置され、前記3つ以上の前記バンプパッドが配置されたことで形成された2つ以上の前記バンプパッド間の領域は、
    前記メタルパターンの凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が前記配線基板の外縁に向かうように形成された領域の長さが、前記メタルパターンの凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が前記配線基板の中央に向かうように形成された領域の長さよりも長いバンプパッド間の領域と、
    前記メタルパターンの凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が前記配線基板の外縁に向かうように形成された領域の長さが、前記メタルパターンの凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が前記配線基板の中央に向かうように形成された領域の長さよりも短いバンプパッド間の領域と
    を含む請求項1に記載の弾性波デバイス。
  5. 前記配線基板は長辺と短辺を有する略長方形であり、少なくとも1つの前記長辺に沿うように3つ以上の前記バンプパッドが配置され、前記3つ以上の前記バンプパッドが配置されたことで形成された2つ以上の前記バンプパッド間の領域は、
    前記メタルパターンの凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が前記配線基板の外縁に向かうように形成された領域の長さが、前記メタルパターンの凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が前記配線基板の中央に向かうように形成された領域の長さよりも長いバンプパッド間の領域が2つ連続しており、前記2つ連続する領域の真ん中に形成されたバンプパッドは、グランドパッドである請求項1に記載の弾性波デバイス。
  6. 前記凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が前記配線基板の中央に向かうように形成された領域の近傍に配置された共振器は、前記凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が前記配線基板の外縁に向かうように形成された領域の近傍に配置された共振器よりも、前記デバイスチップの外縁から遠い位置に配置されている請求項1に記載の弾性波デバイス。
  7. 前記メタルパターンは、前記メタルパターンと前記配線基板上において直接接合していない前記グランドパッドと隣接する領域において、前記凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が前記配線基板の中央に向かうように形成されている請求項1に記載の弾性波デバイス。
  8. 前記メタルパターンは、前記メタルパターンと前記配線基板上において直接接合してる前記グランドパッドと隣接する領域において、前記凹凸形状部分又はギザギザ形状部分の先端方向が前記配線基板の外縁に向かうように形成されている請求項1に記載の弾性波デバイス。
  9. 前記デバイスチップは、SAWフィルタである、請求項1に記載の弾性波デバイス。
  10. 前記デバイスチップは、音響薄膜共振器を用いたフィルタである、請求項1に記載の弾性波デバイス。
  11. 前記配線基板上に2つのデバイスチップが実装されたデュプレクサである請求項1に記載の弾性波デバイス。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の弾性波デバイスを含むモジュール。
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