JP2018199811A - パターン電極シート - Google Patents

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JP2018199811A JP2018112941A JP2018112941A JP2018199811A JP 2018199811 A JP2018199811 A JP 2018199811A JP 2018112941 A JP2018112941 A JP 2018112941A JP 2018112941 A JP2018112941 A JP 2018112941A JP 2018199811 A JP2018199811 A JP 2018199811A
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梨絵 松井
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Abstract

【課題】銀ナノ材料からなる透明金属薄膜の劣化を抑制できるパターン電極シートを提供する。【解決手段】透明フィルム基材上に銀ナノ材料を含有する金属導電性パターンを有する透明導電性フィルムと、前記透明導電性フィルムの金属導電性パターン側の面に積層された、(メタ)アクリル酸エステル系共重合体を主成分として、紫外線吸収剤を含有する透明アクリル粘着剤とから形成された、パターン電極シート。【選択図】 なし

Description

本発明は、銀ナノ材料等から形成された透明金属薄膜の劣化を抑制できるパターン電極シートに関する。
ディスプレイパネルは様々な分野で用いられており、特に携帯電話、携帯情報端末等では画像表示装置だけではなく入力装置にも用いられている。このような入力装置では、例えばアクリル系粘着剤等の透明性の高い粘着剤又は透明粘着テープを介して、タッチパネルと表面のカバーパネルとが貼り合わされている。従来、タッチパネルのカバーパネルとしてはガラス板が用いられてきたが、最近ではガラス板以外にも、安全で軽量なポリカーボネート板、アクリル板等を用いる場合も増えてきている。
しかしながら、ポリカーボネート板及びアクリル板は水分を吸収しやすく、高温条件下では水分が気化して、アウトガスが生じることが知られている。そのため、高温条件下では、アウトガスが原因となってポリカーボネート板又はアクリル板と接する粘着剤層が水分を含む場合がある。
また、銀ナノ材料により透明金属層が形成されたタッチパネルの貼り合わせに用いられる粘着剤又は透明粘着テープは、銀ナノ材料からなる透明金属薄膜付のフィルムの金属薄膜面に対して粘着剤層が直接接触することになる。従って、例えば、このような用途に用いられる粘着剤又は透明粘着テープでは、金属薄膜の劣化による導電性の低下の発生を抑えることが求められている。また、銀ナノ材料を用いた透明金属膜は、屋外での使用環境下で表面抵抗が上昇しやすい。よって、屋外での使用環境下でも表面抵抗の上昇を抑制できることが求められている。
特許文献1〜5には、銀ナノ材料からなる透明金属薄膜に紫外線吸収剤を含有させる方法が開示されている。
しかし、銀ナノ材料からなる透明金属薄膜に接する粘着剤又は透明粘着テープについて、金属薄膜の劣化による導電性の低下の発生を抑える方法は示されていない。
WO2012/008346 特開2013−200953号公報 特開2012−133486号公報 特表2013−513220号公報 特開2012−160181号公報
本発明は、銀ナノ材料からなる透明金属薄膜の劣化を抑制できるパターン電極シートを提供することを目的とする。
本発明は、銀ナノ材料からなる透明金属薄膜付き透明導電フィルム用の透明粘着テープであって、(メタ)アクリル酸エステル系共重合体を主成分とする粘着剤組成物からなる粘着剤層を有する透明粘着テープであって、前記粘着剤層が紫外線吸収剤を含有する透明粘着テープである。
以下に本発明を詳述する。
本発明の透明粘着テープの粘着剤層を構成する粘着剤組成物は、(メタ)アクリル酸エステル系共重合体を主成分とする。
なお、本明細書において「主成分とする」とは、上記粘着剤が(メタ)アクリル酸エステル系共重合体を上記粘着剤全量に対して、通常、50重量%以上、好ましくは60重量%以上、より好ましくは70重量%以上含有することを意味する。
なお、本明細書では、(メタ)アクリルとは、アクリル又はメタクリルを意味する。
本発明の透明粘着テープの粘着剤層は、ゲル分率が50重量%以上であることが好ましい。上記粘着剤層のゲル分率の好ましい下限は65重量%、より好ましい下限は70重量%である。なお、上記粘着剤層のゲル分率の上限は特に限定されず、100重量%であってもよい。
上記ゲル分率は、例えば、以下の方法により測定することができる。
まず、本発明の透明粘着テープを一定の大きさに切断して試験片を作製する。得られた試験片を酢酸エチル中に23℃にて24時間浸漬した後、200メッシュのステンレスメッシュを介して試験片を酢酸エチルから取り出して、110℃の条件下で1時間乾燥させる。そして、乾燥後の試験片の重量を測定し、下記式を用いてゲル分率を算出する。
ゲル分率(重量%)=100×(W−W)/(W−W
式中、Wは基材の重量を表し、Wは浸漬前の試験片の重量を表し、Wは浸漬し乾燥した後の試験片の重量を表す。透明粘着テープが基材を有さない場合はW=0である。
上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体は、下記一般式(1)で表される構造を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマーに由来する構成単位と、下記一般式(2)で表される構造を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマーに由来する構成単位とを有することが好ましい。上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体がこれらの(メタ)アクリル酸エステルモノマーに由来する構成単位を有することで、得られる粘着剤層の200℃の剪断貯蔵弾性率及びゲル分率を所定範囲内に入るようにすることができる。
Figure 2018199811
一般式(1)中、Rは水素原子又はメチル基を表し、Rは炭素数4〜14のアルキル基を表す。Rのアルキル基の水素原子は、シクロアルキル基に置換されていてもよい。上記シクロアルキル基は特に限定されず、例えば、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基等が挙げられる。
Figure 2018199811
一般式(2)中、Rは水素原子又はメチル基を表し、Rは炭素数1〜3のアルキル基を表す。
上記一般式(1)で表される構造を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマーは特に限定されないが、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、2−エチルオクチル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、イソテトラデシル(メタ)アクリレート等が挙げられる。なかでも、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート及びn−ブチル(メタ)アクリレートからなる群より選択される少なくとも1つの(メタ)アクリル酸エステルモノマーが好適であり、n−ブチル(メタ)アクリレートがより好適である。
上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体が、上記一般式(1)で表される構造を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマーに由来する構成単位を含有する場合、上記一般式(1)で表される構造を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマーに由来する構成単位の割合は特に限定されないが、好ましい下限が20重量%、好ましい上限が95重量%である。上記一般式(1)で表される構造を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマーに由来する構成単位の割合のより好ましい下限は30重量%、より好ましい上限は90重量%であり、更に好ましい下限は35重量%、更に好ましい上限は85重量%である。
上記一般式(2)で表される構造を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマーは特に限定されないが、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレートからなる群より選択される少なくとも1つの(メタ)アクリル酸エステルモノマーが好適であり、エチル(メタ)アクリレートがより好適である。
上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体が上記一般式(2)で表される構造を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマーに由来する構成単位を含有する場合、上記一般式(2)で表される構造を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマーに由来する構成単位の割合は特に限定されないが、好ましい下限が1重量%、好ましい上限が60重量%である。上記一般式(2)で表される構造を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマーに由来する構成単位の割合のより好ましい下限は2重量%、より好ましい上限は50重量%であり、更に好ましい下限は5重量%、更に好ましい上限は40重量%であり、特に好ましい下限は10重量%、特に好ましい上限は35重量%である。
上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体は、更に、ビシクロ環構造と1つのオレフィン性二重結合とを有するモノマーに由来する構成成分を含有することが好ましい。
上記ビシクロ環構造は特に限定されず、上記ビシクロ環構造を有する官能基として、例えば、ビシクロ[1.1.0]ブチル基、ビシクロ[1.1.1]ペンチル基、ビシクロ[2.1.0]ペンチル基、ビシクロ[3.1.0]ヘキシル基、ビシクロ[2.1.1]ヘキシル基、ビシクロ[2.2.0]ヘキシル基、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル基、ビシクロ[3.1.1]ヘプチル基、ビシクロ[3.2.0]ヘプチル基、ビシクロ[4.1.0]ヘプチル基、ビシクロ[2.2.2]オクチル基、ビシクロ[3.2.1]オクチル基、ビシクロ[3.3.0]オクチル基、ビシクロ[4.1.1]オクチル基、ビシクロ[4.2.0]オクチル基、ビシクロ[5.1.0]オクチル基、ビシクロ[3.2.2]ノニル基、ビシクロ[3.3.1]ノニル基、ビシクロ[4.2.1]ノニル基、ビシクロ[4.3.0]ノニル基、ビシクロ[5.1.1]ノニル基、ビシクロ[5.2.0]ノニル基、ビシクロ[6.1.0]ノニル基、ビシクロ[4.3.1]デシル基、及び、これらの水素原子の一部を鎖状アルキル基又は環状アルキル基で置換した構造を有する官能基等が挙げられる。なお、上記置換は1箇所であってもよく、複数箇所であってもよい。なかでも、上記ビシクロ環構造は、ノルボルニル環、イソボルニル環であることが好ましく、イソボルニル環であることが特に好ましい。
上記オレフィン性二重結合は特に限定されず、上記オレフィン性二重結合を有する官能基として、例えば、(メタ)アクリロイル基、ビニル基、アリル基等が挙げられる。なかでも、オレフィン性二重結合は、(メタ)アクリロイル基の二重結合であることが好ましく、アクリロイル基の二重結合であることが特に好ましい。
上記ビシクロ環構造と1つのオレフィン性二重結合とを有するモノマーとして、具体的には、例えば、イソボルニル基と(メタ)アクリロイル基とを有するイソボルニル(メタ)アクリレートが好ましく、イソボルニル基とアクリロイル基とを有するイソボルニルアクリレートが特に好ましい。
上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体が上記ビシクロ環構造と1つのオレフィン性二重結合とを有するモノマーに由来する構成単位を含有する場合、上記ビシクロ環構造と1つのオレフィン性二重結合とを有するモノマーに由来する構成単位の割合は特に限定されないが、好ましい下限が10重量%、好ましい上限が60重量%である。上記ビシクロ環構造と1つのオレフィン性二重結合とを有するモノマーに由来する構成単位の割合のより好ましい下限は12重量%、より好ましい上限は50重量%であり、更に好ましい下限は14重量%、更に好ましい上限は45重量%であり、特に好ましい下限は15重量%、特に好ましい上限は40重量%である。
上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体は、更に、エチレンオキサイドの繰り返し数が8〜45のポリエチレンオキサイド鎖及び1つのオレフィン性二重結合を有するモノマーに由来する構成成分を含有することが好ましい。
上記エチレンオキサイドの繰り返し数が8〜45のポリエチレンオキサイド鎖及び1つのオレフィン性二重結合を有するモノマーは特に限定されないが、高温高湿下で生じる白化をより効果的に抑制することができることから、下記一般式(3)で表される構造を有するモノマーであることが好ましい。
Figure 2018199811
一般式(3)中、Rは水素原子又はメチル基を表し、Rは炭素数1〜30のアルキル基を表し、nは8〜45の整数を表す。
また、上記エチレンオキサイドの繰り返し数が8〜45のポリエチレンオキサイド鎖及び1つのオレフィン性二重結合を有するモノマーは、特に高温高湿下で生じる白化を抑制する効果が高いため、上記一般式(3)中、Rは水素原子又はメチル基であり、Rは炭素数18のアルキル基であり、nは30であるモノマーであるか、一般式(3)中、Rは水素原子又はメチル基であり、Rは炭素数1のアルキル基であり、nは23であることが特に好ましい。
上記エチレンオキサイドの繰り返し数が8〜45のポリエチレンオキサイド鎖を有するモノマーのうち、市販品として、例えば、ブレンマーPME−1000(エチレンオキサイドの繰り返し数=23、末端メチル基、日油社製)、ブレンマーPME−400(エチレンオキサイドの繰り返し数=9、末端メチル基、日油社製)、ブレンマーPME−2000(エチレンオキサイドの繰り返し数=45、末端メチル基、日油社製)、NKエステルAM−130G(エチレンオキサイドの繰り返し数=13、末端メチル基、新中村化学工業社製)、ライトエステル041MA(エチレンオキサイドの繰り返し数=30、末端メチル基、共栄社化学社製)、ブレンマーPSE−1300(エチレンオキサイドの繰り返し数=30、末端オクタデシル基、日油社製)、ブレンマーAE−400(エチレンオキサイドの繰り返し数=10、末端水酸基、日油社製)、ブレンマーANE−1300(エチレンオキサイドの繰り返し数=30、末端ノニルフェニル基、日油社製)等が挙げられる。
上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体が上記エチレンオキサイドの繰り返し数が8〜45のポリエチレンオキサイド鎖及び1つのオレフィン性二重結合を有するモノマーに由来する構成単位を含有する場合、上記エチレンオキサイドの繰り返し数が8〜45のポリエチレンオキサイド鎖及び1つのオレフィン性二重結合を有するモノマーに由来する構成単位の割合は特に限定されないが、好ましい下限が0.5重量%、好ましい上限が10重量%である。上記エチレンオキサイドの繰り返し数が8〜45のポリエチレンオキサイド鎖及び1つのオレフィン性二重結合を有するモノマーに由来する構成単位の割合のより好ましい下限は0.7重量%、より好ましい上限は8重量%であり、更に好ましい下限は0.9重量%、更に好ましい上限は6重量%であり、特に好ましい下限は1重量%、特に好ましい上限は5重量%である。
上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体は、カルボキシル基と1つのオレフィン性二重結合とを有するモノマーに由来する構成単位を含有していてもよい。上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体がカルボキシル基と1つのオレフィン性二重結合とを有するモノマーに由来する構成単位を含有することにより、分子間相互作用が増大して、粘着剤層の凝集力が向上する。
上記カルボキシル基と1つのオレフィン性二重結合とを有するモノマーは特に限定されず、例えば、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリロイル酢酸、(メタ)アクリロイルプロピオン酸、(メタ)アクリロイル酪酸、(メタ)アクリロイルペンタン酸、クロトン酸等の不飽和モノカルボン酸、マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、メサコン酸、イタコン酸等の不飽和ジカルボン酸等が挙げられる。
上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体が上記カルボキシル基と1つのオレフィン性二重結合とを有するモノマーに由来する構成単位を含有する場合、上記カルボキシル基と1つのオレフィン性二重結合とを有するモノマーに由来する構成単位の割合は特に限定されないが、好ましい上限が3重量%である。上記カルボキシル基と1つのオレフィン性二重結合とを有するモノマーに由来する構成単位の割合のより好ましい上限は1.5重量%であり、更に好ましい上限は0.5重量%である。
上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体の重量平均分子量は、好ましい下限が60万、好ましい上限が150万である。上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体の重量平均分子量が60万未満であると、得られる粘着剤層は、高温弾性率が低下して200℃の剪断貯蔵弾性率が所定範囲に入らず、信頼性が低下することがある。上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体の重量平均分子量が150万を超えると、流動性が低下し、被着体に対する密着性が低下してしまうことがある。上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体の重量平均分子量のより好ましい下限は70万、より好ましい上限は140万であり、更に好ましい下限は80万、更に好ましい上限は130万である。
なお、上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体の重量平均分子量とは、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)法により、ポリスチレン換算により測定した値を意味する。具体的には、例えば、上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体をテトラヒドロフラン(THF)により100倍に希釈して得られた希釈液をフィルターで濾過し、得られた濾液について、カラム(例えば、Waters社製の商品名「2690 Separations Model」等)を用いたGPC法にて測定することにより、上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体の重量平均分子量を求めることができる。
上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体を製造する方法は特に限定されず、例えば、上記の各モノマーを含有する混合モノマーを、重合開始剤の存在下にてラジカル重合させる方法等が挙げられる。
上記重合方法は特に限定されず、例えば、溶液重合、乳化重合、懸濁重合、塊状重合等の従来公知の重合方法が挙げられる。なかでも、溶液重合が好適である。
上記溶液重合に用いる溶媒は特に限定されず、例えば、酢酸エチル、トルエン、ジメチルスルホキシド、エタノール、アセトン、ジエチルエーテル等が挙げられる。
上記溶液重合に用いる溶媒の配合量は特に限定されないが、上記混合モノマー100重量部に対する好ましい下限が25重量部、好ましい上限が300重量部である。
上記重合開始剤は特に限定されず、例えば、過硫酸塩、有機過酸化物、アゾ化合物等が挙げられる。なかでも、有機過酸化物又はアゾ化合物が好ましい。
上記過硫酸塩は特に限定されず、例えば、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム等が挙げられる。上記有機過酸化物は特に限定されず、例えば、1,1−ビス(t−ヘキシルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、t−ヘキシルパーオキシピバレート、t−ブチルパーオキシピバレート、ラウロイルパーオキシド、2,5−ジメチル−2,5−ビス(2−エチルヘキサノイルパーオキシ)ヘキサン、t−ヘキシルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシイソブチレート、t−ブチルパーオキシ−3,5,5−トリメチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシラウレート等が挙げられる。上記アゾ化合物は特に限定されず、例えば、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、4,4’−アゾビス(4−シアノペンタン酸)、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、アゾビスシクロヘキサンカルボニトリル等が挙げられる。
これらの重合開始剤は単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記重合開始剤の配合量は特に限定されないが、上記混合モノマー100重量部に対する好ましい下限が0.02重量部、好ましい上限が0.5重量部である。
上記粘着剤組成物は、架橋剤を含有することが好ましい。上記架橋剤を含有することで、上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体に架橋構造を形成することができる。また、上記架橋剤の種類又は量を適宜調整することで、得られる粘着剤のゲル分率を所定範囲に調整することができる。
上記架橋剤は特に限定されず、例えば、イソシアネート系架橋剤、アジリジン系架橋剤、エポキシ系架橋剤、金属キレート型架橋剤等が挙げられる。なかでも、耐熱性及び耐久性等の性能を発現しやすいことから、イソシアネート系架橋剤及び/又はエポキシ系架橋剤が好適である。
上記イソシアネート系架橋剤は特に限定されないが、脂肪族イソシアネート系架橋剤が好ましい。上記脂肪族イソシアネート系架橋剤のうち、市販品として、例えば、コロネートHX(日本ポリウレタン社製)、マイテックNY260A(三菱化学社製)等が挙げられる。
上記エポキシ系架橋剤は特に限定されないが、脂肪族エポキシ系架橋剤が好ましい。上記脂肪族エポキシ系架橋剤のうち、市販品として、例えば、デナコールEX212、デナコールEX214(いずれもナガセケムテックス社製)、E−5C(綜研化学社製)等が挙げられ、その他のエポキシ系架橋剤としては、例えば、E−AX(綜研化学社製)等が挙げられる。
上記架橋剤の配合量は特に限定されないが、上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体100重量部に対する好ましい下限が0.01重量部、好ましい上限が10重量部である。上記架橋剤の配合量のより好ましい下限は0.1重量部、より好ましい上限は3.0重量部である。
上記粘着剤組成物は、紫外線吸収剤を含有する。銀ナノ材料は紫外線から可視光に強い吸収帯(表面プラズモン吸収)があり、強い吸収帯が抵抗の変化をもたらすと言われている。紫外線吸収剤は330nmから450nmの範囲の波長領域の間に吸収帯を有する。よって、紫外線吸収剤を含有する本発明の透明粘着テープを、タッチパネルの貼り合わせに用いることにより、粘着剤層が紫外線を吸収し銀ナノ材料に対して透明金属薄膜の劣化を防止できる。
上記紫外線吸収剤は特に限定されず、例えば、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、トリアジン系紫外線吸収剤、ヒドロキシフェニルトリアジン系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ベンゾエート系紫外線吸収剤などが挙げられる。具体的にはTINUVIN477やTINUVIN328など(いずれもBASFジャパン社製)のベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤が挙げられる。
上記紫外線吸収剤の配合量は特に限定されないが、上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体100重量部に対する好ましい下限が0.01重量部、好ましい上限が10重量部である。上記吸収剤の配合量のより好ましい下限は0.1重量部、より好ましい上限は3.0重量部である。これらの紫外線吸収剤は二種以上を併用してもよい。波長の異なる吸収剤を併用することでより紫外線を幅広い波長領域にわたって吸収し銀ナノ材料に対して透明金属薄膜の劣化をより確実に防止できる。
上記粘着剤組成物は、光安定剤を含有してもよい。光安定剤を含有することにより、粘着剤層が紫外線を吸収し銀ナノ材料に対して透明金属薄膜の劣化を防止できる。
上記光安定剤は特に限定されず、例えば、ヒンダードアミン系高分子タイプや、低分子タイプや、ブレンド系の光安定剤が挙げられる。具体的には、HALS123(ADEKA社製)などのヒンダードアミン系高分子タイプの光安定剤が挙げられる。
上記光安定剤の配合量は特に限定されないが、上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体100重量部に対する好ましい下限が0.01重量部、好ましい上限が5重量部である。上記安定剤の配合量のより好ましい下限は0.1重量部、より好ましい上限は3.0重量部である。これらの光安定剤は二種以上を併用してもよい。
上記粘着剤組成物は、防錆剤を含有してもよい。防錆剤を含有することにより、本発明の透明粘着テープをタッチパネルの貼り合わせに用い、粘着剤層が銀ナノ材料からなる透明金属薄膜付のフィルムの銀ナノ材料に対して直接接触した場合でも、透明金属薄膜の劣化を防止できる。
上記防錆剤は特に限定されず、例えば、チオ尿素やエチレンチオウレア、ジエチルチオ尿素、ジブチルチオ尿素チオ尿素誘導体などの含イオウ化合物、ジシクロヘキシルアンモニウムナイトライト、ジイソプロピルアンモニウムナイトライト、アミン塩類、低級脂肪酸及びこれらの塩類、エチランジアミンテトラ酢酸、グルコン酸、ニトリロトリ酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、クエン酸ソーダ等の従来公知の防錆剤を用いることができる。なかでも、二種類以上混ぜてもよい。また、これらに加えて、メルカプトベンゾチアゾール、(2−ペンゾチアゾリルチオ)酢酸、3−(2−ペンゾチアゾリルチオ)プロピオン酸や、これらのリチウム、ナトリウム、カリウム、アンモニア、アミンなどの塩を併用すると、防錆効果は更に高まる。含イオウ化合物としては、トルエンジチオール、ジメルカプトプロパノール、チオグリコール酸、エチルキサントゲン酸カリウム、ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム、ジチゾン、ジエチルジチオリン酸などが挙げられる。また、テトラフエニルポルフィリン、クラウンエーテル、エチレンジアミンN,N−ビスメチレンホスホン酸、エチレンジアミンテトラキスメチレンホスホン酸、ニトリロトリスメチレンホスホン酸、ヒドロキシエチリデンジホスホン酸などが併用されていてもよい。
上記防錆剤の配合量は特に限定されないが、上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体100重量部に対する好ましい下限が0.01重量部、好ましい上限が10重量部である。上記防錆剤の配合量が0.01重量部未満であると、銀ナノ金属に対する防錆硬化が不充分となり、上記防錆剤の配合量が10重量部を超えると得られる粘着剤層は、被着体に対する粘着力が低下して、信頼性が低下することがある。上記防錆剤のより好ましい下限は0.05重量部、より好ましい上限は5.0重量部である。
上記粘着剤組成物は、更に、粘着付与樹脂を含有してもよい。
上記粘着付与樹脂は特に限定されず、例えば、キシレン樹脂、フェノール樹脂、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂等が挙げられる。これらの粘着付与樹脂は、単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。なかでも、キシレン樹脂が好ましく、キシレン樹脂のアルキルフェノール反応物がより好ましい。
また、上記粘着付与樹脂として、水素添加された樹脂が好ましく、このような水素添加された樹脂を用いることで、得られる粘着剤層の透明性が高まる。
上記粘着剤組成物は、更に、シランカップリング剤を含有することが好ましい。
上記シランカップリング剤は特に限定されず、例えば、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメチルメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−(2−アミノエチル)3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、メルカプトブチルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン等が挙げられる。なかでも、エポキシ基含有シランカップリング剤が好適である。
上記シランカップリング剤の配合量は特に限定されないが、上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体100重量部に対する好ましい下限が0.01重量部、好ましい上限が5重量部である。上記シランカップリング剤の配合量のより好ましい下限は0.05重量部、より好ましい上限は3重量部である。
上記粘着剤組成物は、更に、本発明の効果を阻害しない範囲内で、必要に応じて充てん剤等の従来公知の添加剤を含有してもよい。
上記粘着剤組成物を製造する方法は特に限定されず、例えば、上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体、及び、必要に応じて添加する上記架橋剤、上記粘着付与樹脂、上記シランカップリング剤、上記添加剤等を混合し、攪拌する方法が挙げられる。
本発明の透明粘着テープの上記粘着剤層の厚みは特に限定されないが、好ましい下限が5μm、好ましい上限が1mmである。上記粘着剤層の厚みが5μm未満であると、粘着剤層は、被着体に対する粘着力が低下して、信頼性が低下することがある。上記粘着剤層の厚みが1mmを超えると、粘着剤成分の染み出し等が生じ、取扱性が低下することがある。上記粘着剤層の厚みのより好ましい下限は10μm、更に好ましい下限は20μmであり、より好ましい上限は500μm、更に好ましい上限は300μmである。
本発明の透明粘着テープは、基材を有さないノンサポートタイプであってもよいし、基材の両面に粘着剤層が形成されたサポートタイプであってもよい。
上記基材は、透明性を有する基材であれば特に限定されず、例えば、アクリル、オレフィン、ポリカーボネート、塩化ビニル、ABS、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ナイロン、ウレタン、ポリイミド等の透明な樹脂からなるシート、網目状の構造を有するシート、孔が開けられたシート等が挙げられる。
上記基材の厚みは特に限定されないが、好ましい下限が2μm、好ましい上限が200μmである。上記基材の厚みが2μm未満であると、得られる透明粘着テープの強度が不足し、破れたり、取り扱いが困難になったりすることがある。上記基材の厚みが200μmを超えると、基材の腰が強すぎて、得られる透明粘着テープの段差への追従性が悪くなることがある。上記基材の厚みのより好ましい下限は5μm、より好ましい上限は100μmである。
本発明の透明粘着テープを製造する方法は特に限定されない。ノンサポートタイプの透明粘着テープを製造する方法として、例えば、上記粘着剤組成物を離型紙又は離型フィルムの離型処理面に塗工することによって粘着剤層を形成し、得られた粘着剤層の上に、離型処理面が粘着剤層に接するようにして新たに用意した離型紙又は離型フィルムを重ね合わせて積層体を得た後、得られた積層体をゴムローラ等により加圧する方法等が挙げられる。
また、本発明の透明粘着テープを製造する方法として、上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体の原料となる上記の各モノマーを含有する混合モノマーを、塊状重合によってラジカル重合させ、上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体を製造すると同時にテープ化まで行う方法も用いることができる。
上記塊状重合は、重合熱の除去がしやすく、反応制御がしやすいことから、光重合であることが好ましい。
特に、本発明の透明粘着テープを製造する方法として、上記混合モノマー、光重合開始剤、及び、必要に応じて添加剤等を含有し、かつ、溶剤を含有しないモノマー組成物を、一方の面が離型処理された透明な合成樹脂フィルムの離型処理面に塗工してモノマー層を形成した後、このモノマー層上に、一方の面が離型処理された別の透明な合成樹脂フィルムの離型処理面を重ね合わせ、合成樹脂フィルムを透してモノマー層に紫外線照射等の光照射を行うことにより、上記混合モノマーをラジカル重合させる方法が好適に用いられる。ただし、ベンゾトリアゾールのような紫外線吸収剤の存在下で光重合を行った場合には、重合阻害により高い分子量を有する(メタ)アクリル酸エステル系共重合体を得ることができないことがある。従って、紫外線吸収剤の存在下で重合を行う場合には、溶液重合等の光重合以外の手段を採用することが好ましい。
なお、上記透明な合成樹脂フィルムは特に限定されず、例えば、ポリエチレンテレフタレートフィルム等が挙げられる。
また、本発明の透明粘着テープを光重合によって製造する場合には、重合と同時に架橋構造を形成できることから、上記混合モノマーは、重合性官能基を2個以上有する多官能(メタ)アクリレートを含有することが好ましい。
上記多官能(メタ)アクリレートは特に限定されず、例えば、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、水添ポリブタジエンジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ポリウレタンジ(メタ)アクリレート、ポリエステルジ(メタ)アクリレート等が挙げられる。なかでも、得られる粘着剤層の応力分散性の低下が小さく粘着性能に優れる点から、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ポリプロピレングリコールジアクリレート、水添ポリブタジエンジアクリレート、ポリウレタンジアクリレート、ポリエステルジアクリレートが好ましい。
上記混合モノマーが上記多官能(メタ)アクリレートを含有する場合、上記多官能(メタ)アクリレートの配合量は特に限定されないが、上記混合モノマー中の好ましい下限が0.02重量%、好ましい上限が5重量%である。上記多官能(メタ)アクリレートの配合量が0.02重量%未満であると、上記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体の架橋が不充分となり、得られる粘着剤層は、凝集力が低下して加工性が低下することがある。上記多官能(メタ)アクリレートの配合量が5重量%を超えると、得られる粘着剤層は、被着体に対する粘着力及び初期接着性が低下して、信頼性が低下することがある。
上記多官能(メタ)アクリレートの配合量は、上記混合モノマー中のより好ましい下限が0.05重量%、より好ましい上限が3重量%である。
上記光重合開始剤は特に限定されず、例えば、4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン(メルク社製、商品名「ダロキュア2959」)等のケトン系光重合開始剤、α−ヒドロキシ−α,α’−ジメチル−アセトフェノン(メルク社製、商品名「ダロキュア1173」)、メトキシアセトフェン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェン(チバガイギー社製、商品名「イルガキュア651」)、2−ヒドロキシ−2−シクロヘキシルアセトフェノン(チバガイギー社製、商品名「イルガキュア184」)等のアセトフェノン系光重合開始剤、ベンジルジメチルケタール等のケタール系光重合開始剤、ハロゲン化ケトン、アシルホスフィノキシド、アシルホスフォナート等が挙げられる。
上記光重合開始剤の配合量は特に限定されないが、上記混合モノマー100重量部に対する好ましい下限が0.01重量部、好ましい上限が5重量部である。上記光重合開始剤の配合量が0.01重量部未満であると、上記混合モノマーの重合が不完全となり、得られる粘着剤層は、凝集力の低下が原因となって必要な物性が得られないことがある。上記光重合開始剤の配合量が5重量部を超えると、光照射時にラジカル発生量が多くなり、得られるアクリル共重合体の数平均分子量が低下したり、粘着剤層のゲル分率が低下したりすることにより、高温高湿下で生じる粘着剤層の白化を充分に抑制することができないことがある。
上記光重合開始剤の配合量は、上記混合モノマー100重量部に対するより好ましい下限が0.03重量部、より好ましい上限が1重量部である。
上記光照射に用いられるランプは特に限定されず、例えば、波長400nm以下に発光分布を有するランプ等が挙げられる。
上記波長400nm以下に発光分布を有するランプとして、例えば、低圧水銀ランプ、中圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、超高圧水銀ランプ、ケミカルランプ、ブラックライトランプ、マイクロウエーブ励起水銀ランプ、メタルハライドランプ等が挙げられる。なかでも、上記光重合開始剤の活性波長領域の光を効率よく発光するとともに、上記モノマー層に含まれる上記光重合開始剤以外の成分の光吸収が少なく、上記モノマー層の内部にまで光が充分に到達して上記混合モノマーを効果的に重合させることができることから、ケミカルランプが好ましい。
上記光照射における光照射強度は特に限定されず、得られるアクリル共重合体の重合度を左右する因子であることから、目的とするアルリル共重合体の重合度又は粘着剤層の性能等に合わせて、適宜調整される。
例えば、上記光重合開始剤としてアセトフェノン系光重合開始剤を用いた場合、該アセトフェノン系光重合開始剤の光分解に有効な波長領域の光照射強度は、0.1〜100mW/cmであることが好ましい。なお、上記アセトフェノン系光重合開始剤の光分解に有効な波長領域は、光重合開始剤によって異なるが、通常、365nm〜420nm程度である。
本発明の透明粘着テープを用いれば、銀ナノ材料からなる透明金属薄膜付フィルムの透明金属薄膜面に対して直接貼着した場合にでも透明金属薄膜の劣化を抑制することができる。
銀ナノ材料は、フィルムの上に印刷される導電インクに含まれる銀材料であり、バインダ樹脂や分散剤などに加えてインク中に含まれる、10〜1000nm程度の直径を持つ銀ナノワイヤや銀ナノ粒子などがある。銀ナノ材料は、銀単体であっても銀との他の金属との合金であってもよい。前記銀との合金で使用する金属としては、白金、オスミウム、パラジウム、イリジウム、錫、ビスマス、ニッケルなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。本発明の透明粘着テープを用いれば、銀ナノ材料のなかでも、特に銀や銀と他の金属との合金からなる銀ナノ材料の劣化を抑制できる。透明金属薄膜付フィルムは上記導電インクをフィルム上に印刷することにより得ることができる。
本発明の透明粘着テープは、ポリカーボネート板と金属薄膜付フィルムの透明金属薄膜面とを貼り合せた積層体、アクリル板と金属薄膜付フィルムの透明金属薄膜面とを貼り合せた積層体、又は、2枚の金属薄膜付フィルムの透明金属薄膜面同士を貼り合せた積層体を、温度85℃、相対湿度85%の環境に240時間放置した後に発生する直径10μm以上の気泡の個数がいずれも0個であることが好ましい。
本発明の透明粘着テープは、金属薄膜付フィルムの透明金属薄膜面に貼り合わせた後に、温度85℃、相対湿度85%の環境に240時間放置した後の金属薄膜の抵抗値が、放置前と比較して±10%以内であることが好ましい。
本発明の透明粘着テープは、ポリカーボネート板と金属薄膜付フィルムの金属薄膜面とを貼り合せた積層体、アクリル板と金属薄膜付フィルムの金属薄膜面とを貼り合せた積層体、又は、2枚の金属薄膜付フィルムの透明金属面同士を貼り合せた積層体を、温度85℃、相対湿度85%の環境に240時間放置した後に取り出してから20分後のヘーズ値が、放置前と比較して±1%以内であることが好ましい。
本発明の透明粘着テープの用途は特に限定されないが、携帯電話、携帯情報端末等の画像表示装置を製造する際に、表面を保護するためのカバーパネルとタッチパネルモジュールとを接着したり、カバーパネルとディスプレイパネルモジュールとを接着したり、タッチパネルモジュールとディスプレイパネルモジュールとを接着したりするのに好適に用いることができる。とりわけ、上記カバーパネルがポリカーボネート板又はアクリル板である場合に好適である。
本発明の透明粘着テープを介してカバーパネルとタッチパネルモジュールとが接着されたカバーパネル−タッチパネルモジュール積層体、本発明の透明粘着テープを介してカバーパネルとディスプレイパネルモジュールとが接着されたカバーパネル−ディスプレイパネルモジュール積層体、本発明の透明粘着テープを介して、タッチパネルモジュールとディスプレイパネルモジュールとが接着されたタッチパネルモジュール−ディスプレイパネルモジュール積層体が得られる。
本発明の透明粘着テープは、2枚の金属薄膜付フィルムの貼り合せにも好適に用いることができる。
本発明の透明粘着テープを介して、2枚の金属薄膜付フィルムを積層してなる金属薄膜付フィルム積層体が得られる。
銀ナノワイヤ膜付きフィルム積層体、本発明のカバーパネル−タッチパネルモジュール積層体、本発明のカバーパネル−ディスプレイパネルモジュール積層体、又は、本発明のタッチパネルモジュール−ディスプレイパネルモジュール積層体を有する画像表示装置が得られる。
本発明によれば、本発明は、銀ナノ材料からなる透明金属薄膜の劣化を抑制できる透明粘着テープを提供することができる。
以下に実施例を挙げて本発明の態様を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではない。
(実施例1)
(1)(メタ)アクリル酸エステル系共重合体の製造
温度計、攪拌機、冷却管を備えた反応器内に、メチルメタアクリレート8重量部と、n−ブチルアクリレート84重量部と、メチルアクリレート8重量部からなるモノマー混合物100重量部に対して酢酸エチル60重量部とを加え、窒素ガスを30分間吹き込んで窒素置換した後、反応器を70℃に加熱した。30分間後、モノマー100重量部に対して0.12重量部の重合開始剤としてのt−ヘキシルパーオキシピバレートを40重量部の酢酸エチルで希釈し、得られた重合開始剤溶液を上記反応器内に5時間かけて滴下添加した。その後、70℃にて、重合開始剤の添加開始から8時間反応させて、固形分50%の(メタ)アクリル酸エステル系共重合体溶液を得た。
(2)透明粘着テープの製造
得られた(メタ)アクリル酸エステル系共重合体溶液に、(メタ)アクリル酸エステル系共重合体の固形分100重量部に対して、硬化剤としてイソシアネート系硬化剤(L−45、綜研化学社製)を固形分換算で0.3重量部、シランカップリング剤としてKBM−403(信越化学工業社製)を固形分換算で0.5重量部、紫外線吸収剤としてTINUVIN 477(BASFジャパン社製)0.2重量部となるように添加し、攪拌して、粘着剤組成物を調製した。
得られた粘着剤組成物を、離型ポリエチレンテレフタレートフィルムの離型処理面に塗工し、80℃で5分間乾燥させた後、110℃で3分間さらに乾燥させて粘着剤組成物溶液中の酢酸エチルを除去して、厚み50μmの粘着剤層を形成し、更に得られた粘着剤層の上に、離型処理面が粘着剤層に接するようにして新たに用意した離型ポリエチレンテレフタレートフィルムを重ね合わせて積層体を得た。得られた積層体をゴムローラにより加圧することにより、離型ポリエチレンテレフタレートフィルムが両面に貼り付けられた透明粘着テープを得た。
(3)粘着剤層のゲル分率の測定
得られた厚さ100μmの透明粘着テープを50mm×25mmの平面長方形状に切断して試験片を作製し、作製した試験片の重量Wを測定した。試験片を酢酸エチル中に23℃にて24時間浸漬した後、200メッシュのステンレスメッシュを用いて試験片を酢酸エチルから取り出して、110℃の条件下で1時間乾燥させた。乾燥後の試験片の重量Wを測定し、下記式によりゲル分率を算出した。
ゲル分率(重量%)=100×(W−W)/(W−W
式中、Wは基材の重量を表し、Wは浸漬前の試験片の重量を表し、Wは浸漬し乾燥した後の試験片の重量を表す。透明粘着テープが基材を有さない場合はW=0である。
(実施例2〜6)
硬化剤を固形分換算で0.3重量部から0.4重量部に変え、紫外線吸収剤を表1に記載の配合量に変えたこと以外は実施例1と同様にして(メタ)アクリル酸エステル系共重合体及び透明粘着テープを得た。また、実施例1と同様にして、ゲル分率を測定した。
(実施例7〜12)
紫外線吸収剤を表2に記載の配合量に変えたこと以外は実施例1と同様にして(メタ)アクリル酸エステル系共重合体及び透明粘着テープを得た。また、実施例1と同様にして、ゲル分率を測定した。なお、実施例12のみ紫外線吸収剤を変更したことに加え、かつ硬化剤を固形分換算で0.3重量部から0.4重量部に変えた。
(比較例1)
紫外線吸収剤を配合しなかったこと、および硬化剤を固形分換算で0.3重量部から0.4重量部に変えたこと以外は実施例1と同様にして(メタ)アクリル酸エステル系共重合体及び透明粘着テープを得た。
(実施例13)
(1)(メタ)アクリル酸エステル系共重合体の製造
温度計、攪拌機、冷却管を備えた反応器内に、2−エチルヘキシルアクリレート29重量部と、イソボルニルアクリレート30.6重量部、n−ブチルアクリレート21重量部と、2−ヒドロキシエチルアクリレート19重量部、アクリル酸0.4重量部からなるモノマー混合物100重量部に対して酢酸エチル60重量部とを加え、窒素ガスを30分間吹き込んで窒素置換した後、反応器を70℃に加熱した。30分間後、モノマー100重量部に対して0.12重量部の重合開始剤としてのt−ヘキシルパーオキシピバレートを40重量部の酢酸エチルで希釈し、得られた重合開始剤溶液を上記反応器内に5時間かけて滴下添加した。その後、70℃にて、重合開始剤の添加開始から8時間反応させて、固形分50%の(メタ)アクリル酸エステル系共重合体溶液を得た。
(2)透明粘着テープの製造
得られた(メタ)アクリル酸エステル系共重合体溶液に、(メタ)アクリル酸エステル系共重合体の固形分100重量部に対して、硬化剤としてマイテックNY260A(三菱化学社製)を固形分換算で1重量部、シランカップリング剤としてKBM−403(信越化学工業社製)を固形分換算で1重量部、紫外線吸収剤としてTINUVIN 328(BASFジャパン社製)2重量部となるように添加し、攪拌して、粘着剤組成物を調製した。
得られた粘着剤組成物を、実施例1と同様の方法で加工して離型ポリエチレンテレフタレートフィルムが両面に貼り付けられた透明粘着テープを得た。また、実施例1と同様にして、ゲル分率を測定した。
(実施例14〜18)
紫外線吸収剤を表3に記載の配合量に変えたこと以外は実施例13と同様にして(メタ)アクリル酸エステル系共重合体及び透明粘着テープを得た。また、実施例1と同様にして、ゲル分率を測定した。なお、実施例17のみ紫外線吸収剤を変更したことに加え、かつ硬化剤を固形分換算で1重量部から0.2重量部に変えた。
(比較例2)
紫外線吸収剤を配合しなかったこと、および硬化剤を固形分換算で1重量部から0.4重量部に変えたこと以外は実施例13と同様にして(メタ)アクリル酸エステル系共重合体及び透明粘着テープを得た。
(評価)
実施例及び比較例で得られた透明粘着テープ及びフィルム積層体について、下記の評価を行った。結果を表1、表2及び表3に示した。
疑似屋外環境下での抵抗率変化率(キセノンウェザ)
得られた厚さ50μmの透明粘着テープを45mm×60mmの平面形状を有するように裁断した。裁断された透明粘着テープの一方の離型ポリエチレンテレフタレートフィルムを剥離し、透明粘着テープの露出した面を厚みが0.18mmのタッチパネルモジュール(厚みが0.18mmの銀ナノワイヤ膜付フィルム)上に貼り合わせた。更に、透明粘着テープのもう一方の離型ポリエチレンテレフタレートフィルムを剥離し、透明粘着テープの露出した面を厚みが1mmの平面形状を有するポリカーボネート板(PC板)上に貼り合わせることにより、ポリカーボネート板(PC板)上に、透明粘着テープとタッチパネルモジュールとがこの順で積層されているモジュール積層体を得た。
その後、180W/mの照射強度のキセノンランプを用いて23℃で、500時間、ランプの光に晒した。なお、測定には、スガ試験社製、「キセノンウェザメータ」を用いた。キセノンランプに晒す前の初期抵抗値(Ω)と、500時間ランプの光に晒した後の抵抗値を四端子法により測定した。
なお、抵抗値の測定は、銀ナノワイヤ付フィルムの銀ナノワイヤ膜面上の、透明粘着テープが貼付されていない銀ナノワイヤ金膜面が露出されている部分に対して、端子と端子との間を透明粘着テープが遮る形となるように2端子抵抗値測定器の端子を当てることによって抵抗値の測定を行った。
また、抵抗上昇率は次の方法で求めた。
抵抗上昇率=(500時間後の抵抗値/初期抵抗値)×100
抵抗上昇率が150%以下である場合を良好であると評価し、抵抗上昇率が120%以下である場合を、より良好であると評価した。
Figure 2018199811
Figure 2018199811
Figure 2018199811

Claims (3)

  1. 透明フィルム基材上に銀ナノ材料を含有する金属導電性パターンを有する透明導電性フィルムと、前記透明導電性フィルムの金属導電性パターン側の面に積層された、紫外線吸収剤を含有する透明アクリル粘着剤とから形成された、パターン電極シート。
  2. 透明アクリル粘着剤は、アクリルポリマー100重量部に対して紫外線吸収剤が0.01〜10重量部含む粘着剤である、パターン電極シート。
  3. 透明フィルム基材上に銀ナノ材料を含有する金属導電性パターンを有する透明導電性フィルムと、前記透明導電性フィルムの金属導電性パターン側の面に積層された、紫外線吸収剤を含有する透明アクリル粘着剤とから形成された、パターン電極シートに用いる透明アクリル粘着剤であって、アクリルポリマー100重量部に対して紫外線吸収剤が0.01〜10重量部含む粘着剤である、パターン電極シート用透明アクリル粘着剤。
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