JP2018198558A - 作業車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業中に変速が行われても作業を安定させることができる作業車両を提供する。【解決手段】主変速レバー10の操作に応じて、エンジン7から車輪8,9へ伝達される回転を変速させる油圧式無段変速装置と、油圧式無段変速装置のトラニオン軸を操作するトラニオン軸駆動部材と、作業機26を昇降可能に支持するリフトアーム33と、を備えた作業車両において、作業機26の下げ状態の場合に、作業機26が上げ状態の場合よりもトラニオン軸駆動部材の動作速度を遅くする。【選択図】図1

Description

この発明は、耕うん機、トラクタ等の作業車両に関する。
トラクタ等の作業車両において、耕耘作業機のリヤカバーの回動角を検出する更新センサからの入力に基づいて、耕耘作業機を昇降制御することにより耕深深さを一定に保つ耕深制御機能を有し、走行速度に基づいて耕耘作業機の昇降速度を調整することにより、耕深制御中に変速が行われても地面に対する追従性を良くする作業車両が公知である(特許文献1)。
特開2012−116301号公報
しかしながら、従来の技術では、耕深制御中に変速が行われると、変速が行われた位置の前後で、圃場の耕耘の仕上がりが変化する等、耕耘作業が安定しない場合があった。
本発明は、作業中に変速が行われても作業を安定させることを技術的課題とする。
本発明の上記課題は次の解決手段により解決される。
請求項1記載の発明は、作業者が操作可能な主変速レバー(10)と、前記主変速レバー(10)の操作に応じて、エンジン(7)から車輪(8,9)へ伝達される回転を変速させる油圧式無段変速装置(40)と、前記油圧式無段変速装置(40)のトラニオン軸(61)を操作するトラニオン軸駆動部材(52)と、作業機(26)を昇降可能に支持するリフトアーム(33)と、前記リフトアーム(33)の回転角を検出するリフトアームセンサ(SN2)と、前記リフトアームセンサ(SN2)が作業機(26)の下げ状態を検出している場合、前記作業機(26)が上げ状態の場合よりも前記トラニオン軸駆動部材(52)の動作速度を遅くする制御部(80)とを備えたことを特徴とする作業車両である。
請求項2に記載の発明は、前記作業機(26)のリヤカバー(26b)の回動角を検出するリヤカバーセンサ(SN3)を備え、前記制御部(80)は、変速前の所定時間内に前記リヤカバーセンサ(SN3)の検出値の変動が所定の範囲を超えている場合に、前記トラニオン軸駆動部材(52)の動作速度を遅くすることを特徴とする請求項1に記載の作業車両である。
請求項3に記載の発明は、走行車体(2)のロール角を検出するロール角センサ(SN1)を備え、前記制御部(80)は、変速前の所定時間内にロール角センサ(SN1)の検出値の変動が所定の範囲を超えている場合に、前記トラニオン軸駆動部材(52)の動作速度を遅くすることを特徴とする請求項1または2に記載の作業車両である。
請求項4に記載の発明は、走行車体(2)の前後進の入力操作が可能な前後進レバー(12)を備え、前記制御部(80)は、前記前後進レバー(12)が中立に操作された場合に前記リフトアームセンサ(33)が前記作業機(26)の下げ状態を検出している場合には、前記作業機(26)が上げの状態の場合よりも前記トラニオン軸駆動部材(52)の動作速度を速くすることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の作業車両である。
請求項1記載の発明によれば、リフトアームセンサ(SN2)が作業機(26)の下げ状態を検出している場合、作業機(26)が上げ状態の場合よりもトラニオン軸駆動部材(52)の動作速度を遅くすることで、作業中に変速が行われても作業を安定させることができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、変速前の所定時間内にリヤカバーセンサ(SN3)の検出値の変動が所定の範囲を超えている場合に、トラニオン軸駆動部材(52)の動作速度を遅くすることで、荒れている圃場で作業中に変速が行われる際に作業の乱れを低減することができる。また、リヤカバーセンサ(SN3)の検出値の変動が所定の範囲に達しない場合に、トラニオン軸駆動部材(52)の動作速度を標準の速度で行う場合、荒れていない圃場で作業が乱れにくい状況では標準の速度で作業を行うことができ、効率的な作業を行うことができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1または2記載の発明の効果に加えて、変速前の所定時間内にロール角センサ(SN1)の検出値の変動が所定の範囲を超えている場合に、トラニオン軸駆動部材(52)の動作速度を遅くすることで、荒れている圃場で作業中に変速が行われる際に作業の乱れを低減することができる。また、ロール角センサ(SN1)の検出値の変動が所定の範囲に達しない場合に、トラニオン軸駆動部材(52)の動作速度を標準の速度で行う場合、荒れていない圃場で作業が乱れにくい状況では標準の速度で作業を行うことができ、効率的な作業を行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1ないし3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、作業機(26)により発生する推進力で止まりにくくても、前後進レバー(12)が中立に操作された場合にリフトアームセンサ(SN2)が作業機(26)の下げ状態を検出している場合には、作業機(26)が上げの状態の場合よりも前記トラニオン軸駆動部材(52)の動作速度を速くすることで、速やかに停止させることができる。
本発明の一実施形態のトラクタの左側面図を示す。 図2は実施例のトラクタの操作部の説明図である。 図3は実施例の油圧式無段変速装置の説明図である。 図4は実施例の主変速レバーの要部説明図である。 図5は実施例の油圧式無段変速装置やトラニオンシリンダの説明図である。 図6は実施例の油圧式無段変速装置の作動状態の説明図であり、図6(A)は前進状態、図6(B)は中立状態、図6(C)は後進状態の説明図である。 図7は実施例の制御部の機能ブロック図である。 図8はリヤカバーセンサの検知結果の一例の説明図である。 図9は実施例のトラニオンシリンダの動作速度の一例の説明図である。 図10は実施例のトラニオンシリンダ制御処理のフローチャートの説明図である。
この発明の実施の形態を、以下に説明する。
図1には、本発明の一実施形態のトラクタの左側面図を示す。
図2は実施例のトラクタの操作部の説明図である。
本発明の作業車両の一例としてのトラクタ1は、図1に示すように、走行車体2のミッションケース23上にキャビン3を搭載している。キャビン3室内には、後部に操縦席4が設けられている。図1、図2において、キャビン3の室内には、操縦席4からの操作範囲にステアリングハンドル5や、メインキー11、前後進レバー12、主変速レバー10、副変速レバー15、坂道発進補助ON/OFFスイッチ13、4WD切り替えスイッチ(図示せず)が配置されている。また、ステアリングハンドル5の下方には、クラッチペダルP1や左ブレーキペダルP2、右ブレーキペダルP3等が配置されている。またキャビン3は、前後にフロントガラスとリヤガラスを設け、左右両側には一枚ガラス状のキャビンドアを開閉自由に取り付けて外部との気密性を確保できる構成である。
図1において、キャビン3の底部には、検知部材の一例として、トラクタ1の車体の左右方向の傾斜(ロール角)を検知する傾斜センサ(ロール角センサ)SN1が配置されている。そして、キャビン3の天井側のルーフ内にはエアコンや音響機器を装備して室内の居住性の向上を図り、作業能率を上げる工夫が施されている。
またトラクタ1は、キャビン3の前方に開閉自由のボンネットカバー6で覆ったエンジンルームを形成してエンジン7を搭載している。エンジン7は、ゴムマウント等から形成した支持部材(図示省略)を介して振動の伝達を幾分でも阻止できる支持構成としている。そして、トラクタ1は、左右一対の前輪8,8及び後輪9,9を設け、後輪のみを駆動する二輪駆動(2WD)と前後輪を駆動する四輪駆動(4WD)が可能な構成となっている。
また前記ミッションケース23内には主変速装置と副変速装置を備えている。実施例の主変速装置は、油圧式無段変速装置HST(Hydraulic Static Transmission)により構成されており、主変速レバー10の操作に応じて、トラクタ1の走行時における変速を行う。副変速装置は、副変速レバー15の操作に応じて、高速、中速、低速の3段階で変速する。したがって、副変速装置は、複数のギア比の異なるギアを内蔵する公知の変速装置である。
トラクタ1のミッションケース23の後部には、ロワリンク31が前端を中心として回転可能に支持されている。ロワリンク31の後端には、作業機の一例としてのロータリ耕耘装置26が支持されている。ロワリンク31の上方には、リフトアーム33が前端を中心として回転可能に支持されている。リフトアーム33の後端はロワリンク31に連結されている。リフトアーム33は、ミッションケース23内の昇降シリンダ34の作動に伴って上下方向に移動可能に構成されている。よって、リフトアーム33の昇降にともなって、ロータリ耕耘装置26が昇降可能である。また、リフトアーム33の昇降、すなわち、ロータリ耕耘装置26の昇降は、リフトアームセンサSN2で検知される。
実施例のロータリ耕耘装置26は、PTO軸16から駆動が伝達されて回転する耕耘刃26aと、耕耘刃26aの後方を覆うリヤカバー26bとを有する。リヤカバー26bは、リヤカバー26bの下端が圃場の面に接触し、圃場面の凹凸に追従して上下方向に移動可能に支持されている。リヤカバー26bの上下動は、リヤカバーセンサ(耕深センサ)SN3で検知される。
図3は実施例の油圧式無段変速装置の説明図である。
図4は実施例の主変速レバーの要部説明図である。
図5は実施例の油圧式無段変速装置やトラニオンシリンダの説明図である。
図3において、実施例の主変速装置は、油圧式無段変速装置(HST)40と呼ばれる静油圧式の無段変速機として構成されている。油圧式無段変速装置40は、可変容量型の油圧ポンプ47と固定容量型の油圧モータ49とで構成され、油圧ポンプ47の可動斜板48の傾きを変えることで、油圧モータ49の回転を変更する。
図4において、主変速レバー10は、ミッションケース23を構成する中間ケースの側面に立設したピン60を中心に8箇所で係止されて、オペレータが変速位置を8段階に感じるように回転自在に支持されている。また、主変速レバー10では、変速位置が主変速レバーセンサSN4で検出される。なお、前後進レバー12の操作位置も図示しない前後進レバーセンサで検出される。
図3〜図5において、油圧ポンプ47において可動斜板48の傾きは、主変速レバー10および前後進レバー12の動きを検出して作動する油圧シリンダ(トラニオンシリンダ、トラニオン軸駆動部材)52によって変更される。そして、可動斜板48の傾きが変更されることで、油圧ポンプ47の容量が変わり、油圧モータ49の回転数が変化する。
油圧式無段変速装置40では、油圧ポンプ47が油圧式無段変速装置40の入力軸46と共に回転することで、各ピストン470が可動斜板48の表面を滑ることで動き、作動油がメタル40a内に形成された油路を流れて油圧モータ49へ供給される。また、油圧モータ49は、油圧ポンプ47とは逆の要領で、供給された作動油によって動かされた各ピストン490が斜板49a上を滑ることでモータ出力軸50を回転させる。
これにより、油圧モータ49のモータ出力軸50の回転が変速される。なお、油圧ポンプ47に直接接続されたポンプ出力軸51の回転は、入力軸46の回転数と同じである。また、油圧ポンプ47において可動斜板48の傾斜角度が、油圧式無段変速装置40の入力軸46に対して垂直になると、油圧ポンプ47の容量が「0」となり、油圧モータ49が回転しなくなる。このように、可動斜板48の傾斜角度が、油圧式無段変速装置40の入力軸46に対して垂直になる位置を「中立位置」といい、そのときの油圧式無段変速装置40の状態を「中立状態」という。すなわち、可動斜板48の傾斜角度が中立位置になると、油圧式無段変速装置40において動力伝達が行われなくなる。
前記ポンプ出力軸51の回転は、図示しないクラッチを介してPTO軸16でミッションケース23の外部へ取り出されて、ロータリ耕耘装置26を駆動する。
また、油圧モータ49のモータ出力軸50は、上述した副変速装置を介して前輪8、後輪9を駆動する。
図5において、油圧式無段変速装置40は、ミッションケース23を構成する前ケース41の中に配置されている。油圧式無段変速装置40のケース64(図6参照)からトラニオン軸61が突出している。トラニオン軸61と可動斜板48とは、互いに連動し、トラニオン軸61の回動角度(位置)と、可動斜板48の傾斜角度とは、互いに対応して変化する。
トラニオン軸61には、カムプレート65が固定されており、カムプレート65には、トラニオンアーム62の一端部が回転自在に連結されている。トラニオンアーム62の他端部は、リンク68を介して、油圧シリンダ(トラニオンシリンダ)52のロッド69に連結されている。なお、油圧シリンダ52は、前ケース41の側面に取り付けられたブラケット70に支持されている。
実施例では、油圧シリンダ52を動作させて、ロッド69が伸縮されることで、トラニオンアーム62およびトラニオン軸61の回転位置を制御して、可動斜板48の傾斜角を制御可能である。なお、油圧シリンダ52は、トラニオンアーム62を駆動するアクチュエータ(トラニオン軸駆動部材)の一例である。なお、トラニオンアーム62を駆動するアクチュエータは、これに限られず、電動モータなどを用いてもよい。
トラニオン軸61やトラニオンアーム62の回動速度は、油圧シリンダ52のロッド69の移動速度に応じて変化する。すなわち、油圧シリンダ52のロッド69の移動速度を大きくするほど、トラニオンアーム62の回動速度、すなわち、トラニオン軸61の回動速度、および可動斜板48の回動速度が大きくなる。
なお、トラニオンアーム62、およびトラニオン軸61を所定の中立位置とすることで、可動斜板48の傾斜角度が、油圧式無段変速装置40の入力軸46に対して垂直になり、油圧式無段変速装置40は中立状態となる。前ケース41内には、可動斜板48に連結されたトラニオン軸61およびトラニオンアーム62を、「中立位置」に保持する中立保持機構63が設けられている。
図6は実施例の油圧式無段変速装置の作動状態の説明図であり、図6(A)は前進状態、図6(B)は中立状態、図6(C)は後進状態の説明図である。
図6において、トラニオンアーム62は、「前進位置」(図6(A)参照)と、「中立位置」(図6(B)参照)と、「後進位置」(図6(C)参照)とに変位可能である。図6(A)において、油圧式無段変速装置40では、トラニオンアーム62が「前進位置」にある場合、可動斜板48が、中立位置に対して図3に示す側に傾斜した状態となり、エンジン7の動力が、走行車体2を前進させる力として出力される。
図6(C)において、トラニオンアーム62が「後進位置」にある場合、可動斜板48が、中立位置に対して図3に示す側と逆側に傾斜した状態となり、油圧モータ49の回転が図6(A)の場合と逆回転となり、エンジン7の動力が走行車体2を後進させる力として出力される。
図6(B)において、油圧式無段変速装置40は、トラニオンアーム62が「中立位置」にある場合、可動斜板48が中立位置に移動し、エンジン7の動力が走行車体2を前進または後進させる力として出力されない。
図5、図6において、中立保持機構63では、トラニオン軸61にカムプレート65が固定される。そして、カムプレート65の周縁カム部に対し、筒体66を介してリターンバネ66aによってローラ67が図5、図6において右下方向に押し付けられる。
中立保持機構63は、カムプレート65の周縁カム部の凹部65aにローラ67を落ち込ませるように付勢して、トラニオン軸61およびトラニオンアーム62が「中立位置」(図6B参照)に戻るようにしている。なお、トラニオンアーム62が「中立位置」にあるときは、油圧シリンダ52がフリーであり、ローラ67がカムプレート65を押圧することで、トラニオンアーム62、すなわち、トラニオン軸61が「中立位置」に保持される。
図7は実施例の制御部の機能ブロック図である。
なお、図7のブロック図において、本発明の実施例の説明とは関係のない要素に関しては図示を省略している。
実施例のトラクタ1は、各機能を制御する制御部80を有する。制御部80は、外部との信号の入出力等を行う入出力インターフェースI/Oを有する。また、制御部80は、必要な処理を行うためのプログラムおよび情報等が記憶されたROM:リードオンリーメモリを有する。また、制御部80は、必要なデータを一時的に記憶するためのRAM:ランダムアクセスメモリを有する。また、制御部80は、ROM等に記憶されたプログラムに応じた処理を行うCPU:中央演算処理装置を有する。したがって、実施例の制御部80は、小型の情報処理装置、いわゆるマイクロコンピュータにより構成されている。よって、制御部80は、ROM等に記憶されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現することができる。
制御部80には、傾斜センサ(ロール角センサ)SN1やリフトアームセンサSN2、リヤカバーセンサSN3、主変速レバーセンサSN4、前後進レバーセンサSN5等の信号入力要素からの信号が入力される。
また、制御部80は、被制御要素の一例としての油圧シリンダ52に制御信号を送信して、HST40を制御可能である。
図7において、実施例の制御部80は、以下の機能手段(プログラムモジュール)を有する。
制御部80の主変速操作検知手段101は、主変速レバーセンサSN4の検知結果に基づいて、主変速レバー10の操作を検知する。実施例の主変速操作検知手段101は、主変速レバー10の操作、例えば、1速から2速に変更する操作がされたか否かを検知する。
主変速操作量判別手段102は、主変速レバー10の操作がされた場合に、主変速レバー10の操作量が、所定の操作量以上であるか否かを判別する。実施例では、所定の操作量の一例として3段階が設定されており、主変速レバー10の操作が、1速から4速のように、3段階以上されたか否かを判別する。なお、主変速レバー10の操作量は、ポテンショメータである主変速レバーセンサSN4の検出値の所定時間内の変化量に基づいて、所定の操作量以上操作されたか否かを判別することも可能である。
前後進操作判別手段103は、前後進レバーセンサSN5の検知信号に基づいて、前後進レバー12の操作を検知する。実施例の前後進操作判別手段103は、前後進レバー12が、「前進」または「後進」から「中立」に操作されたか否かを判別する。
リフトアーム位置判別手段104は、リフトアームセンサSN2の検知信号に基づいて、リフトアーム33の位置、すなわち、ロータリ耕耘装置26の位置を判別する。実施例のリフトアーム位置判別手段104は、リフトアーム33が、予め設定された所定の高さよりも上がっている(上げ位置、上げ状態)か、下がっている(下げ位置、下げ状態)かを判別する。すなわち、ロータリ耕耘装置26が圃場の耕耘作業を行う位置(下げ位置)か、耕耘作業を行わない位置(上げ位置)かを判別する。
図8はリヤカバーセンサの検知結果の一例の説明図である。
リヤカバー位置プロファイル記憶手段105は、リヤカバーセンサSN3の検知結果の経時的な履歴(プロファイル)を記憶する。実施例のリヤカバー位置プロファイル記憶手段105は、図8に示すようなリヤカバーセンサSN3の検知結果のプロファイルデータを記憶する。
リヤカバー変動判別手段(圃場状態判別手段)106は、リヤカバー位置プロファイル記憶手段105に記憶されたリヤカバーセンサSN3のプロファイルデータに基づいて、予め設定された所定の期間におけるリヤカバー26bの変動幅が、予め設定された所定の範囲に達するか否かを判別する。実施例のリヤカバー変動判別手段106は、一例として、所定期間におけるリヤカバーセンサSN3の最大値と最小値との幅を変動幅として、変動幅が、予め設定された閾値(所定の範囲)に達するか否かを判別することで、変動幅が所定の範囲に達するかを判別する。なお、圃場面が荒れている場合に、変動幅が大きくなるため、リヤカバー変動判別手段106の判別で、圃場が荒れているかどうかを判別することが可能である。
ロール角プロファイル記憶手段107は、傾斜センサSN1の検知結果である傾斜角度(ロール角)の経時的な履歴(プロファイル)を記憶する。なお、ロール角のプロファイルについては、図8のリヤカバーのプロファイルと同様であるので、図示および詳細な説明は省略する。
ロール角変動判別手段(圃場状態判別手段)108は、ロール角プロファイル記憶手段107に記憶された傾斜センサSN1のプロファイルデータに基づいて、予め設定された所定の期間におけるロール角の変動幅が、予め設定された所定の範囲に達するか否かを判別する。なお、ロール角変動判別手段108の判別については、図8に示すリヤカバー変動判別手段106の判別と同様であるため、詳細な説明は省略する。
図9は実施例のトラニオンシリンダの動作速度の一例の説明図である。
シリンダ動作速度設定手段109は、トラニオンシリンダ(油圧シリンダ)52の動作速度を設定する。実施例のシリンダ動作速度設定手段109は、主変速レバー10の操作が検知された場合、リフトアーム33が下げ位置の場合には、上げ位置の場合に比べて、トラニオンシリンダ(油圧シリンダ)52の動作速度を遅い速度に設定する。すなわち、トラニオン軸61の動作速度を遅くし、可動斜板48の動作速度を遅くする。図9において、実施例のシリンダ動作速度設定手段109は、リフトアーム33が上げ位置の場合は、一例として、1速から2速に変速される場合は、図9の実線で示すように、標準の速度でトラニオン軸61が回転するようにトラニオンシリンダ52の動作速度が設定される。
なお、実施例のシリンダ動作速度設定手段109は、リフトアーム33が下げ位置の場合でも、リヤカバー26bの変動幅が所定の範囲を超えている場合、すなわち、圃場が荒れている場合に、図9の一点鎖線で示すように、トラニオンシリンダ52の動作速度を遅く(動作速度:低)設定する。
また、実施例のシリンダ動作速度設定手段109は、リフトアーム33が下げ位置の場合で、ロール角の変動幅が所定の範囲を超えている場合、すなわち、圃場が荒れている場合に、図9の一点鎖線で示すように、トラニオンシリンダ52の動作速度を遅く(動作速度:低)設定する。
したがって、実施例のシリンダ動作速度設定手段109は、リフトアーム33が上げ位置の場合や、下げ位置でもリヤカバー26bの変動幅やロール角の変動幅が小さく圃場があまり荒れていない場合には、トラニオンシリンダ52の動作速度を標準の速度に設定する。
さらに、実施例のシリンダ動作速度設定手段109は、主変速レバー10の操作量が所定量以上である場合には、リフトアーム33の位置に関わらず、トラニオンシリンダ52の動作速度を標準の速度に設定する。
また、実施例のシリンダ動作速度設定手段109は、前後進レバー12が「中立」に操作された場合に、リフトアーム33が下げ位置の場合には、トラニオンシリンダ52の動作速度を、上げ位置の場合に比べて、速くする。したがって、図9の二点鎖線で示すように、動作速度が高速に設定される。なお、実施例のシリンダ動作速度設定手段109は、前後進レバー12が「中立」に操作された場合に、リフトアーム33が上げ位置の場合には、標準の動作速度に設定する。
図7において、シリンダ制御手段(HST制御手段)110は、シリンダ動作速度設定手段109で設定されたトラニオンシリンダ52の動作速度に応じてトラニオンシリンダ52を制御して、HST40を制御する。
(流れ図の説明)
次に、実施例の制御部80における制御の流れを流れ図、いわゆるフローチャートを使用して説明する。
(トラニオンシリンダの制御処理のフローチャートの説明)
図10は実施例のトラニオンシリンダ制御処理のフローチャートの説明図である。
図10のフローチャートの各ステップSTの処理は、制御部80に記憶されたプログラムに従って行われる。また、この処理はトラクタ1の制御部80の他の各種処理と並行して実行される。
図10に示すフローチャートは、トラクタ1が起動された場合に開始される。
図10のST1において、主変速レバー10の操作が検知されたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST2に進み、ノー(N)の場合はST8に進む。
ST2において、変速の切換が所定(3段階)以上であるか否かを判別する。ノー(N)の場合はST3に進み、イエス(Y)の場合はST7に進む。
ST3において、リフトアーム33が下げ位置であるか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST4に進み、ノー(N)の場合はST7に進む。
ST4において、リヤカバーセンサSN3の検出値の変動幅が、所定の範囲を超えているか否かを判別する。ノー(N)の場合はST5に進み、イエス(Y)の場合はST6に進む。
ST5において、ロール角センサ(傾斜センサ)SN1の検出値の変動が所定範囲を超えているか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST6に進み、ノー(N)の場合はST7に進む。
ST6において、トラニオンシリンダ52を低速の動作速度で作動させて、可動斜板48を主変速レバー10で操作された変速の設定(「1速」、「2速」等)の傾斜角度まで傾斜させる。そして、ST1に戻る。
ST7において、トラニオンシリンダ52を標準の動作速度で作動させて、可動斜板48を主変速レバー10で操作された変速の設定の傾斜角度まで傾斜させる。そして、ST1に戻る。
ST8において、前後進レバー12が「中立」に操作されたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST9に進み、ノー(N)の場合はST1に戻る。
ST9において、リフトアーム33が下げ位置であるか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST10に進み、ノー(N)の場合はST7に進む。
ST10において、トラニオンシリンダ52を高速の動作速度で作動させて、可動斜板48を主変速レバー10で操作された変速の設定の傾斜角度まで傾斜させる。そして、ST1に戻る。
前記構成を備えた実施例のトラクタ1では、リフトアーム33が下げ位置の場合に、主変速レバー10の操作がされると、トラニオンシリンダ52の動作速度が低速にされる。リフトアーム33が下げ位置で主変速レバー10の操作がされる、すなわち、耕耘中に車速の変化がある場合、変速時の車速の変化が急であるほど、耕耘の状態に差が出たり、境目が目立ったり等、圃場面に影響が出やすいが、実施例では、トラニオンシリンダ52の動作速度が低速に設定され、変速が緩やかになる。したがって、車速の変化が緩やかになり、耕耘中に変速しても、整地性への影響を低減できる。
特に、実施例では、リフトアーム33が下げ位置でも、リヤカバー26bの変動幅が小さかったり、ロール角の変動幅が小さい場合は、トラニオンシリンダ52の動作速度を標準にする。リヤカバー26b等の変動幅が小さい場合は、圃場がほとんど荒れていない状態であるので、標準の動作速度で変速しても整地性に影響が出にくい。この場合に、主変速レバー10の操作に対して、変速が遅いと、作業時間が長くなるが、実施例では、標準の動作速度で変速が行われるので、効率的な作業を行うことができる。
特に、実施例では、リヤカバーセンサSN3と傾斜センサSN1の両方から圃場の状態を判別しており、一方のセンサを使用する場合に比べて、より適切に圃場の状態を判別することができる。
さらに、実施例では、変速の切換が所定以上の場合には、操縦者が圃場面に影響がでることを理解した上で、意図的に急激な変速を行ったと判断し、リフトアーム33が下げ位置であってもトラニオンシリンダ52の動作速度を標準にすることで、操縦者の意図(早く変速させたい)通りの変速を実現することができる。
また、実施例では、前後進レバー12が「中立」に操作された場合には、リフトアーム33が下げ位置であると、トラニオンシリンダ52の動作速度が高速に設定される。主変速レバー10の操作ではなく、前後進レバー12を中立にすることでトラクタ1を停止させようとしているので、操縦者はできるだけ速やかな停止を意図している状況である可能性が高い。例えば、畦際の作業中に畦を乗り越えそうになっていて速やかに停止したいような状況で、トラニオンシリンダ52の動作速度を低速にすると、停止が間に合わず、畦を荒らしてしまう問題がある。特に、耕耘作業中はロータリ耕耘装置26の耕耘刃26aの回転で走行車体2に推進力が作用するため、動作速度が標準でも、リフトアーム33が上げ位置の場合に比べて、停止までに時間がかかりやすい。実施例では、この場合に、トラニオンシリンダ52が高速で動作するため、耕耘作業中でもトラクタ1が速やかに停止する。よって、操縦者の操作に応じて速やかに停止することができる。
なお、実施例では、トラニオンシリンダ52の動作速度は3段階で変更する構成を例示したが、これに限定されない。例えば、リフトアームセンサSN2とリヤカバーセンサSN3の検知結果に基づいて、耕耘深さを導出して、耕耘深さが深いほど、動作速度を遅くする等の変更が可能である。
また、例えば、リヤカバー26bの変動とロール角の変動の両方で判別を行う構成を例示したが、これに限定されない。例えば、ポジションコントロールモード、すなわち、リヤカバー26bを固定して作業を行う場合は、リヤカバーセンサSN3の検知結果を使用せず、ロール角のみで動作速度の設定を行ったり、傾斜センサSN1を搭載しないトラクタ1では、リヤカバーセンサSN3のみで動作速度の設定をおこなったりすることも可能である。また、傾斜センサSN1を備えず、作業機がロータリ耕耘装置26とは異なる作業機でリヤカバーセンサSN3を有しないトラクタ1では、リフトアーム33が下げ位置の場合は、常に動作速度を低速に設定することも可能である。
また、前後進レバー12を「中立」にした時に、リフトアーム33が下げ位置の場合に、動作速度を高速に設定する構成を例示したが、これに限定されない。例えば、リフトアーム33が上げ位置の場合も動作速度を高速に設定することも可能である。リフトアーム33が上げ位置の場合、耕耘作業が行われておらず、圃場において旋回中や走行中であるため、変速を速やかに行っても耕耘作業にほとんど影響がない。したがって、リフトアーム33が上げ位置の場合も動作速度を高速に設定することも可能であり、操縦者が速やかに停止したい意図に合わせて停止させることができる。
他にも、バックアップ制御中、すなわち、前後進レバー12を「後進」に入れるとリフトアーム33が自動的に上げ位置に移動する制御中では、「後進」から「中立」に操作された場合には、作業機が上がった状態であるので、変速を速やかに行うことで、操縦者の意図に合わせて速やかに停止可能である。
本発明の作業車両は、トラクタなどの農作業用車両に限られず、各種作業用車両にも適用できる。
1 トラクタ 2 走行車体
3 キャビン 4 操縦席
5 ハンドル 6 ボンネットカバー
7 エンジン 8 前輪
9 後輪 10 主変速レバー
11 メインキー 12 前後進レバー
13 坂道発進補助ON/OFFスイッチ
15 副変速レバー 16 PTO軸
23 ミッションケース 26 作業機
26a 耕耘刃 26b リヤカバー
31 ロワリンク 33 リフトアーム
34 昇降シリンダ 40 油圧式無段変速装置(HST)
40a メタル 41 前ケース
46 入力軸 47 油圧ポンプ
48 可動斜板 49 油圧モータ
49a 斜板 50 モータ出力軸
51 ポンプ出力軸
52 油圧シリンダ(トラニオンシリンダ、トラニオン軸駆動部材)
60 ピン 61 トラニオン軸
62 トラニオンアーム 63 中立保持機構
64 ケース 65 カムプレート
65a 凹部 66 筒体
66a リターンバネ 67 ローラ
68 リンク 69 ロッド
70 ブラケット 80 制御部
101 主変速操作検知手段
102 主変速操作量判別手段
103 前後進操作判別手段
104 リフトアーム位置判別手段
105 リヤカバー位置プロファイル記憶手段
106 リヤカバー変動判別手段
107 ロール角プロファイル記憶手段
108 ロール角変動手段
109 シリンダ動作速度設定手段
110 シリンダ制御手段(HST制御手段)
470 ピストン SN1 傾斜センサ
SN2 リフトアームセンサ SN3 リヤカバーセンサ
SN4 主変速レバーセンサ SN5 前後進レバーセンサ

Claims (4)

  1. 作業者が操作可能な主変速レバー(10)と、
    前記主変速レバー(10)の操作に応じて、エンジン(7)から車輪(8,9)へ伝達される回転を変速させる油圧式無段変速装置(40)と、
    前記油圧式無段変速装置(40)のトラニオン軸(61)を操作するトラニオン軸駆動部材(52)と、
    作業機(26)を昇降可能に支持するリフトアーム(33)と、
    前記リフトアーム(33)の回転角を検出するリフトアームセンサ(SN2)と、
    前記リフトアームセンサ(SN2)が作業機(26)の下げ状態を検出している場合、前記作業機(26)が上げ状態の場合よりも前記トラニオン軸駆動部材(52)の動作速度を遅くする制御部(80)と、
    を備えたことを特徴とする作業車両。
  2. 前記作業機(26)のリヤカバー(26b)の回動角を検出するリヤカバーセンサ(SN3)
    を備え、
    前記制御部(80)は、変速前の所定時間内に前記リヤカバーセンサ(SN3)の検出値の変動が所定の範囲を超えている場合に、前記トラニオン軸駆動部材(52)の動作速度を遅くする
    ことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
  3. 走行車体(2)のロール角を検出するロール角センサ(SN1)
    を備え、
    前記制御部(80)は、変速前の所定時間内にロール角センサ(SN1)の検出値の変動が所定の範囲を超えている場合に、前記トラニオン軸駆動部材(52)の動作速度を遅くする
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の作業車両。
  4. 走行車体(2)の前後進の入力操作が可能な前後進レバー(12)
    を備え、
    前記制御部(80)は、前記前後進レバー(12)が中立に操作された場合に前記リフトアームセンサ(33)が前記作業機(26)の下げ状態を検出している場合には、前記作業機(26)が上げの状態の場合よりも前記トラニオン軸駆動部材(52)の動作速度を速くする
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の作業車両。
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