JP2018197428A - 車両のハンドル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】成形性に優れた構造を備えつつ、ケーブル装置の固定時の作業性に優れる車両のハンドル装置を提供する。【解決手段】ハンドルケースのケーブル保持部20は、回転軸37と複数の軸受アーム27とが対向する姿勢で、ケーブル固定基部21及びキャップ部30が接続片41を介して一体成形された一体成形品から構成されている。この場合、接続片41は、キャップ部30に外力が入力されることにより破断される破断部41aを備えた構成とした。【選択図】図3

Description

本発明は、車両のハンドル装置に関する。
従来より、車両のドアを開放操作するためのハンドル装置が知られている。ハンドル装置は、例えばサイドドアに設けられている。サイドドアには、車体に係合してサイドドアを閉塞状態に保持するドアロック装置が設けられ、ドアロック装置とハンドル装置とは、ケーブル装置を介して接続される。ケーブル装置は、インナーケーブルと、中空状のアウターケーブルとから構成され、インナーケーブルは、アウターケーブル内に挿通されている。ハンドル装置を操作すると、操作者の操作力がケーブル装置のインナーケーブルを介して伝達され、これによりドアロック装置が操作される。
ハンドル装置は、操作者が操作するハンドルに加え、ハンドルを収容するハンドルケースを備えている。ハンドルケースは、ケーブル装置のアウターケーブルが配設されるケーブル固定基部と、当該ケーブル固定基部に対してアウターケーブルを固定するキャップ部と、ケーブル固定基部に対してキャップ部を回動させる薄板形状のヒンジ部とを備えている。ハンドルケースは、ヒンジ部を隔ててケーブル固定基部とキャップ部とが直線状に連結された一体成形品として製造され、ハンドル装置を構成する部品の一部として車両の製造工程へと出荷される。
そして、車両の製造工程において、ケーブル固定基部にケーブル装置のアウターケーブルが固定される。具体的には、まず、アウターケーブルの端部がケーブル固定基部に配設される。つぎに、ヒンジ部を中心にキャップ部を回動させ、キャップ部をケーブル固定基部と対向させる。これにより、ケーブル固定基部とヒンジ部との間にアウターケーブルが挟持され、アウターケーブルがケーブル固定基部に固定される。
なお、例えば特許文献1には、ケーブル装置を固定する構造として、車両用ドアロック装置に関するものが開示されている。この車両用ドアロック装置において、操作ケーブルのアウターチューブの一端部は、ハウジングとカバーとに固定される。カバーとハウジングとは各々独立した部品で構成されており、カバーはハウジングに着脱可能かつ開状態と閉状態間で回転可能に組み付けられている。また、この特許文献1において、ハウジングとカバーとには、仮止め手段が設けられている。仮止め手段は、カバーがハウジングに回転可能に組み付けられた状態で、ハウジングに対してカバーを開状態に仮保持するためのものである。
特開2014−62441号公報
しかしながら、一体成形品において薄板形状のヒンジ部を実現した場合、ヒンジ部の肉厚が厚いと、キャップ部を回動させた際にヒンジ部に歪みが発生し、割れが発生することがある。これに対して、ヒンジ部の肉厚を薄く設定した場合には、成形時にショートショットが発生し、割れが発生することがある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、成形性に優れた構造を備えつつ、ケーブル装置の固定時の作業性に優れる車両のハンドル装置を提供することである。
かかる課題を解決するために、本発明は、操作者の操作力をケーブル装置を介して伝達することによりドアロック装置を操作する車両のハンドル装置を提供する。この車両のハンドル装置は、操作者が操作することによりケーブル装置に操作力を入力する操作部材と、操作部材を収容するハンドルケースと、を有している。この場合、ハンドルケースは、ケーブル装置が配設されるケーブル固定基部と、ケーブル固定基部に対してケーブル装置を固定するキャップ部と、ケーブル固定基部及びキャップ部の一方に設けられた係合片とケーブル固定基部及びキャップ部の他方に設けられた被係合片とを互いに係合させることにより、ケーブル固定基部に対してキャップ部を回動可能に連結するヒンジ部と、を有している。このハンドルケースは、被係合片と係合片とが対向する姿勢で、ケーブル固定基部及びキャップ部が接続片を介して一体成形された一体成形品からなり、接続片は、キャップ部に外力が入力されることにより破断される破断部を備えている。
ここで、本発明において、被係合片と係合片とが係合するようにキャップ部をケーブル固定基部側へと押し込む押込力が外力としてキャップ部に作用すると、破断部の破断後、被係合片が係合片と係合されることが好ましい。
また、本発明において、被係合片及び係合片は、被係合片及び係合片の一方に設けられ、外方に突き出した突起部と、被係合片及び係合片の他方に設けられ、突起部と対応する凹形状の突起受け部とをさらに備えていてもよい。この場合、突起部及び突起受け部は、押込力により被係合片が係合片に係合された状態で相互に係合し、ケーブル固定基部に対するキャップ部の姿勢を保持することが好ましい。
また、本発明において、突起部と突起受け部との係合は、キャップ部にヒンジ部を中心とする回動力が付与されることで解除されることが好ましい。この場合、キャップ部は、突起部と突起受け部との係合が解除された状態で、ケーブル固定基部との間にケーブル装置を挟持して固定する固定位置まで回動することが望ましい。
また、本発明において、接続片は、被係合片と係合片との間を繋ぐように設けられていることが好ましい。
本発明によれば、成形性に優れた構造を備えつつ、ケーブル装置の固定時の作業性に優れる車両のハンドル装置を提供することができる。
本実施形態に係るインサイドドアハンドル装置を模式的に示す正面図 図1に示すインサイドドアハンドル装置のAA断面図 一体成形品として製造されたケーブル保持部の正面図 図3に示すケーブル保持部の側面図 図3に示すケーブル保持部の背面図 ヒンジ部の組み付け工程を示す説明図 ケーブル保持部へのケーブル装置の固定工程を示す説明図
以下、本実施形態に係るインサイドドアハンドル装置1を車両のサイドドアに適用して説明する。ここで、図1は、本実施形態に係るインサイドドアハンドル装置1を模式的に示す正面図である。図2は、図1に示すインサイドドアハンドル装置1のAA断面図である。
インサイドドアハンドル装置1は、車両のサイドドアを車両室内側から開放操作する車両のハンドル装置である。インサイドドアハンドル装置1は、サイドドアの内側(車両室内側)を覆う内装部材であるドアトリムに配設され、サイドドアを構成するドアインナーパネルの所要の位置に固定されている。このサイドドアには、車体に対して係合してサイドドアを閉塞状態に保持するラッチ部を備えるドアロック装置(図示せず)と、ドアロック装置とインサイドドアハンドル装置1とを接続するケーブル装置60,70とが設けられている。
インサイドドアハンドル装置1は、ハンドルケース10と、ハンドル45と、ロックノブ50と、を主体に構成されている。
ハンドルケース10は、ドアトリムに設けられた開口部に配設されており、ドアトリムと一体をなすように車両室内側に臨んでいる。
ハンドルケース10は、ケース本体11と、ケーブル保持部20とで構成されている。
ケース本体11は、ハンドル45及びロックノブ50を収容するとともに、ハンドル45を把持するための所要の空間を形成する部材である。ケース本体11は、平板状の縦壁部12と、この縦壁部12の周縁に連設される周壁部13とで構成されている。ケース本体11の上下方向に沿う断面は、縦壁部12を底部とする略U字形状に構成されている。
縦壁部12の車両後方側には、ハンドル45を保持するハンドル保持部14と、ロックノブ50を保持するロックノブ保持部15とが設けられている。
ハンドル保持部14は、ケース本体11内の下方位置に設定され、ロックノブ保持部15は、ハンドルケース10内においてハンドル保持部14の上方位置に設定される。ケース本体11内において、ハンドル45及びロックノブ50は上下に配置される。
周壁部13は、縦壁部12との連設部を基点に車両室内側に向かって延出するフランジ形状に設定されている。周壁部13の先端側の形状は、ドアトリムの開口部の周縁形状に沿うように設定されており、ドアトリムと一体性を有するデザインとされている。
ケーブル保持部20は、ケース本体11の車両後方側に配置されている。ケーブル保持部20は、ハンドル45に連結されるケーブル装置(以下、必要に応じて「第1ケーブル装置」という)60、及びロックノブ50に連結されるケーブル装置(以下、必要に応じて「第2ケーブル装置」という)70を固定する機能を担っている。ハンドルケース10がドアトリムに配設された状態において、ケーブル保持部20は、ドアトリムの背面側に位置し、ドアトリムによって目隠しされた状態となる。なお、ケーブル保持部20についての構造の詳細は後述する。
ハンドル45は、サイドドアを開放するために操作者が操作を行う操作部材である。ハンドル45は、ハンドルケース10内の下段に配置されている。ハンドル45は、ハンドル保持部14に収容されるベース部45aと、ベース部45aより車両前方に延在し、操作者が把持する操作部45bとで構成されている。ハンドル保持部14には、ベース部45aを貫通するピン46が上下方向に沿って配設されている。ハンドル45は、ピン46により回動自在に軸支される。そして、ハンドル45は、ケース本体11内に収容される閉位置と、車両室内側の所定位置まで回動した開位置との範囲で回動する。
第1ケーブル装置60は、ハンドル45とドアロック装置とを相互に連結する連結部材であり、一方の端部がハンドル45に連結され、他方の端部がドアロック装置に連結される。第1ケーブル装置60は、インナーケーブル61と、チューブ状のアウターケーブル62とから構成されている。インナーケーブル61は、アウターケーブル62の中空内に挿通されており、その内部を移動することができる。
アウターケーブル62の一方の端部は、ハンドルケース10のケーブル保持部20に固定され、その他方の端部は、ドアロック装置に固定されている。すなわち、アウターケーブル62は、インサイドドアハンドル装置1とドアロック装置との間に固定状態で保持されている。インナーケーブル61の一方の端部は、ハンドル45のベース部45aに連結され、その他方の端部は、ドアロック装置のラッチ部を操作する可動点に連結されている。
ハンドル45が閉位置の状態では、ハンドル45のベース部45aがハンドル保持部14内に収容される。この場合、ドアロック装置のラッチ部は車体と係合した係合状態となり、サイドドアは閉じた状態で維持される。一方、ハンドル45が閉位置から開位置まで回動操作されると、ベース部45aに連結されたインナーケーブル61が引っ張られる。これにより、インナーケーブル61の他端に連結されたドアロック装置の可動点が操作され、ラッチ部と車体との係合状態が解除される。このように、操作者がハンドル45を操作して第1ケーブル装置60に操作力を入力することで、ドアロック装置が操作され、サイドドアを開放することができる。
ロックノブ50は、サイドドアの開放を規制するために操作者が操作を行う操作部材である。ロックノブ50は、ハンドルケース10内の上段に配置されている。ロックノブ保持部15の上端側には、下向きに突き出した第1ボス部が設けられている。また、ロックノブ保持部15の下端側には、第1ボス部と対向する位置に、上向きに突き出した第2ボス部が設けられている。ロックノブ50は、第1ボス部及び第2ボス部により回転自在に軸支される。ロックノブ50は、ケース本体11内に収容される閉位置と、車両室内側の所定位置まで回動した開位置との範囲で回動する。
第2ケーブル装置70は、ロックノブ50とドアロック装置とを相互に連結する連結部材であり、一方の端部がロックノブ50に連結され、他方の端部がドアロック装置に連結される。第2ケーブル装置70は、インナーケーブル71と、チューブ状のアウターケーブル72とから構成されている。インナーケーブル71は、アウターケーブル72の中空内に挿通されており、その内部を移動することができる。
アウターケーブル72の一方の端部は、ハンドルケース10のケーブル保持部20に固定され、その他方の端部は、ドアロック装置に固定されている。すなわち、アウターケーブル72は、インサイドドアハンドル装置1とドアロック装置との間に固定状態で保持されている。インナーケーブル71の一方の端部は、ロックノブ50に連結され、その他方の端部は、ドアロック装置に連結されている。
ロックノブ50が閉位置の状態では、ロックノブ50がハンドル保持部14内に収容される。この場合、ドアロック装置は、第1ケーブル装置60による可動点への操作力の入力を有効とするアンロック状態となる。このため、ハンドル45の操作によりサイドドアの開放を自由に行うことができる。一方、ロックノブ50が閉位置から開位置まで回動操作されると、ロックノブ50に連結されたインナーケーブル71が引っ張られる。これにより、インナーケーブル71の他端に連結されたドアロック装置が操作され、第1ケーブル装置60による可動点への操作力の入力を無効とするロック状態となる。このロック状態においては、ハンドル45によるドアロック装置への操作がキャンセルされるので、サイドドアの開放が規制される。このように、操作者がロックノブ50を操作して第2ケーブル装置70に操作力を入力することで、ドアロック装置が操作され、サイドドアの開放操作を規制することができる。
以下、本実施形態の特徴の一つである、ハンドルケース10が備えるケーブル装置60,70の固定構造について説明する。ハンドルケース10に対するケーブル装置60,70の固定は、ケーブル保持部20において行われる。ケーブル保持部20は、ケーブル装置60,70のアウターケーブル62,72を固定するものであり、2組のケーブル装置60,70に対応してそれぞれ設けられている。
ケーブル保持部20は、ケーブル固定基部21と、キャップ部30とで構成されている。ケーブル固定基部21及びキャップ部30は、所要の間隔を隔てた状態で互いに対向している。アウターケーブル62,72は、車両内側に位置するケーブル固定基部21と車両外側に位置するキャップ部30とで挟持され、これにより固定される。
ケーブル固定基部21は、略平板形状を有している。ケーブル固定基部21には、軽量化を目的として、薄肉化領域及び肉抜き領域が適宜の位置に設定されている。
ケーブル固定基部21には、キャップ部30側へと隆起した一対の突部22が、アウターケーブル62,72に沿って設けられている。一対の突部22は、所定の間隔を隔てて平行に配置されており、ケーブル固定基部21にアウターケーブル62,72が配置された状態で、当該アウターケーブル62,72の両側に位置する。一対の突部22は、アウターケーブル62,72の位置決め及び位置ずれを防止する機能を担っている。
また、ケーブル固定基部21には、キャップ部30を固定するための爪部23が設けられている。爪部23は、ケーブル固定基部21からキャップ部30側へと起立する柱部23aと、この柱部23aの先端に位置する係合爪23bとで構成されている。この爪部23は、キャップ部30に設けられた爪受け部32と係合することで、アウターケーブル62,72を挟持した状態でキャップ部30を固定する。本実施形態において、爪部23は2組用意されており、一対の突部22を間に挟むように、所定の間隔を隔てて対向配置されている。
キャップ部30は、ケーブル固定基部21にアウターケーブル62,72を固定する部材である。キャップ部30は、略平板形状を有している。キャップ部30には、ケーブル固定基部21との間でアウターケーブル62,72を挟持する挟持部31が設定されている。アウターケーブル62,72をケーブル固定基部21との間で挟持する際には、この挟持部31がアウターケーブル62,72の外面に当接する。
また、キャップ部30において、挟持部31の両側には、爪部23と係合するための爪受け部32が設けられている。爪受け部32は、爪部23の先端側の係合爪23bを挿通させるための開口部32aと、開口部32aを潜り抜けた係合爪23bが係合する係合部32bとで構成されている。
ケーブル保持部20は、ケーブル固定基部21に対してキャップ部30を回動可能に連結するヒンジ部40をさらに備えている。このヒンジ部40により、ケーブル固定基部21と対向してケーブル固定基部21との間にアウターケーブル62,72を挟持する固定位置と、ケーブル固定基部21に対して一定の開き角となる展開位置との間でキャップ部30を回動させることができる。本実施形態において、展開位置は、ケーブル固定基部21とキャップ部30とがヒンジ部40を介して直線状となる開き角(例えば略180°)に設定されている。
ヒンジ部40は、ケーブル固定基部21に設けられた第1ヒンジ片25と、キャップ部30に設けられた第2ヒンジ片35とで構成されている。ヒンジ部40は、第1ヒンジ片25と第2ヒンジ片35とを互いに係合させることで、その係合点を中心に屈曲するリンク構造とされている。
第1ヒンジ片25は、ケーブル固定基部21から延出する延出部26と、この延出部26の先端に設けられている複数の軸受アーム27とで構成されている(後述する図3乃至図5についても参照)。複数の軸受アーム27は、後述する第2ヒンジ片35の回転軸37と係合する係合片である。また、複数の軸受アーム27は、回転軸37を回動可能に軸支する機能を備えている。複数の軸受けアーム27は、車両前後方向に沿って所定のピッチで配置されている。これらの軸受アーム27は、回転軸37に外接する円弧形状を有しており、外接位置が車両内側と車両外側とで互い違いとなるように交互に配置されている。また、軸受アーム27の先端側は、回転軸37を装着するために開放されている。
第2ヒンジ片35は、キャップ部30から延出する延出部36と、延出部36の先端に直交するように設けられた回転軸37とから構成されている(後述する図3乃至図5についても参照)。回転軸37は、係合片たる複数の軸受アーム27に対して係合される被係合片である。回転軸37は、複数の軸受アーム27の開放側から当該軸受アーム27に対して装着(係合)され、複数の軸受アーム27がその周囲に外接することで軸支される。回転軸37が複数の軸受アーム27により軸支されることで、第1ヒンジ片25と第2ヒンジ片35とが互いに係合した関係となる。
ヒンジ部40には、ケーブル固定基部21に対するキャップ部30の姿勢を展開状態において保持する構造が設けられている。具体的には、第2ヒンジ片35の回転軸37には、外方に突き出した突起部37aが設けられている。一方、第1ヒンジ片25の軸受アーム27には、突起部37aと対応する凹形状の突起受け部27aが設けられている。突起受け部27aは、複数の軸受アーム27のうち任意の1つの軸受アーム27に設定されている。突起部37aと突起受け部27aとが相互に係合すると、突起部37aと突起受け部27aとの係合力により、キャップ部30の回動が規制される。これにより、キャップ部30の姿勢が展開状態において保持される。
突起部37a及び突起受け部27aの大きさ及び配置数に応じて、突起部37aと突起受け部27aとの係合力を設定することができる。ただし、後述するように、キャップ部30に回動力を付与することで、突起部37aと突起受け部27aとの係合は解除される。そこで、これらの設定は、突起部37aと突起受け部27aとの係合解除に伴う操作性と、キャップ部30の姿勢を保持する安定性とを考慮して設定することができる。
本実施形態の特徴の一つとして、ハンドルケース10は、所要の樹脂を用いた型成形により一体成形された一体成形品から構成されている。以下、ハンドルケース10の一部をなすケーブル保持部20を中心にその構造について説明する。ここで、図3は、一体成形品として製造されたケーブル保持部20の正面図である。また、図4は、図3に示すケーブル保持部20を示す側面図であり、図5は、図3に示すケーブル保持部20を示す背面図である。図6は、ヒンジ部40の組み付け工程を示す説明図である。
成形により得られたケーブル保持部20において、第1ヒンジ片25の複数の軸受アーム27及び第2ヒンジ片35の回転軸37は互いに係合した状態とはなっておらず、所定の距離を隔てて回転軸37と複数の軸受アーム27とが対向する姿勢となっている。ここで、回転軸37と複数の軸受アーム27とが対向する姿勢とは、回転軸37が複数の軸受アーム27に対して係合可能な姿勢をいい、好ましくは、一定方向への押込力により、複数の軸受アーム27に対向する回転軸37を、当該複数の軸受アーム27に係合させることができる姿勢をいう。
そして、第1ヒンジ片25と第2ヒンジ片35との間には接続片41が跨がって設けられている。すなわち、ケーブル保持部20は、第1ヒンジ片25と第2ヒンジ片35との間を繋ぐ接続片41を介してケーブル固定基部21及びキャップ部30が一体成形された一体成形品から構成されている。ケーブル固定基部21及びキャップ部30は、接続片41を隔てて対向するように直線状にレイアウトされている。
接続片41は、中実棒状の連結部材である。接続片41の一端は、第1ヒンジ片25の複数の軸受アーム27のうち中央に位置する軸受アーム27に接続され、その他端は、第2ヒンジ片35の回転軸37に接続されている。接続片41は、ヒンジ部40の組み付け作業時に、当該接続片41が緩衝しないような位置に設定されている。
接続片41は、軸受アーム27から回転軸37にかけて断面積が縮小する先細形状とされている。したがって、接続片41のうち回転軸37と接続する接続部位は、最も小さな断面積を有しており、キャップ部30に外力が入力されることで破断される破断部41aとして機能する。
ハンドルケース10(ケーブル保持部20)が一体成形品として製造されると、車両の製造工程への出荷に先立ち、ヒンジ部40の組み付け作業が行われる。この組み付け作業では、第1ヒンジ片25と第2ヒンジ片35とを近づけるように、すなわち、回転軸37が複数の軸受アーム27に対して係合されるように、キャップ部30に対してケーブル固定基部21側へと押し込む押込力(外力)を付与する。この押込力は、ケーブル固定基部21及びキャップ部30の並び方向に沿って一定方向のまま付与される。この押込力を受けると、接続片41が破断部41aにおいて破断される。また、この押込力を受けてキャップ部30がケーブル保持部20側へと移動する。これにより、第2ヒンジ片35の回転軸37も、当該回転軸37と対向する第1ヒンジ片25の軸受アーム27側へと移動する。そして、回転軸37が複数の軸受アーム27の開放側からその内部へと進入し、当該複数の軸受アーム27に係合(装着)される。その結果、回転軸37は複数の軸受アーム27により軸支された状態となる。
また、回転軸37が複数の軸受アーム27に係合されると、突起部37aと突起受け部27aとが相互に係合する。突起部37aと突起受け部27aとが係合することで、キャップ部30の姿勢が展開状態において保持される。したがって、ヒンジ部40の組み付け作業が終了すると、キャップ部30の姿勢が保持された状態で、ハンドルケース10が完成する。そして、このハンドルケース10は、インサイドドアハンドル装置1を構成する部品の一部として、車両の製造工程へと出荷される。
つぎに、車両の製造工程における、ケーブル保持部20へのケーブル装置60,70の固定方法について説明する。以下、第1ケーブル装置60を例示して説明を行うが、第2ケーブル装置70についても同様である。図7は、ケーブル保持部20へのケーブル装置60の固定工程を示す説明図である。
まず、ケーブル装置60のアウターケーブル62の端部を、ケーブル固定基部21へと配置する。この際、アウターケーブル62の端部は、一対の突部22の間に挟まるようにケーブル固定基部21へと配置される。
つぎに、第1ヒンジ片25と第2ヒンジ片35との係合点、すなわち、回転軸37を中心にヒンジ部40を折り曲げるように、キャップ部30に回動力を付与する。この回動力により回転軸37には回転方向の力が付与される。そして、キャップ部30に所定値以上の回動力が付与されると、突起部37aの圧潰を伴いながら、回転軸37が回転する。突起部37aが潰れると、突起部37aと突起受け部27aとの係合が解除される。その結果、回転軸37の回転、すなわち、キャップ部30の回動が可能となる。
キャップ部30の回動が可能となると、ヒンジ部40を略180°まで屈曲させ、キャップ部30を固定位置まで到達させる。キャップ部30を固定位置まで到達させる過程において、キャップ部30側に設けられた爪受け部32の開口部32aへとケーブル固定基部21の爪部23が進入する。また、キャップ部30の挟持部31がアウターケーブル62へと突き当たる。そして、キャップ部30がさらに回動すると、挟持部31がアウターケーブル62を径方向へと押圧しながら、キャップ部30が固定位置へと到達する。この際、爪部23の係合爪23bが爪受け部32の開口部32aを潜り抜け、爪受け部32の係合部32bと係合する。キャップ部30が固定位置へと到達することで、ケーブル固定基部21と対向した姿勢が保持され、加えて、キャップ部30とケーブル固定基部21との間にアウターケーブル62が挟持される。これにより、アウターケーブル62が、ハンドルケース10のケーブル保持部20に固定される。
このように、本実施形態において、ハンドルケース10は、回転軸37と複数の軸受アーム27とが対向する姿勢で、ケーブル固定基部21及びキャップ部30が接続片41を介して一体成形された一体成形品から構成されている。この場合、接続片41は、キャップ部30に外力が入力されることにより破断される破断部41aを備えている。
この構成によれば、ケーブル固定基部21とキャップ部30とを接続片41で繋ぐことでハンドルケース10を一体成形品として簡易に得ることができる。また、キャップ部30に外力を与えることで、破断部41aにおいて接続片41を破断させることができる。これにより、回転軸37を複数の軸受アーム27に係合させることが可能となり、ヒンジ部40を構成することができる。その結果、ケーブル装置60,70を固定するためのキャップ部30の回動操作が可能となる。このように、ヒンジ部40を係合構造としているので、複雑な肉厚設計の必要がなく、成形性に優れた構造とすることができる。また、ヒンジ構造を備えているため、キャップ部30の回動操作が容易であり、ケーブル装置60,70の固定時の作業性に優れるという効果を奏する。
なお、本実施形態では、接続片41のうち回転軸37と接続する接続部位に破断部41aが設定されている。しかしながら、破断部41aは、接続片41のいずれの箇所に設定してもよい。ただし、回転軸37と接続する接続部位に破断部41aを設定した場合には、回転軸37の表面にばり(破断後の残留片)が発生し難くなる。これにより、回転軸37の回転、すなわち、キャップ部30の回動が妨げられるといった事態を抑制することができる。
さらに、本実施形態では、接続片41が複数の軸受アーム27のうち中央の軸受アーム27に設定されているが、いずれの軸受アーム27に設定されるものであってもよい。ただし、中央の軸受アーム27に設定することで、接続片41に対して外力を適切に付与することができ、破断時の作業性に優れるという効果を奏する。また、接続片41は、軸受アーム27と回転軸37との間を繋ぐ形態以外にも、第1ヒンジ片25と第2ヒンジ片35との間を繋ぐ形態としてもよく、さらには、ケーブル固定基部21とキャップ部30との間を繋ぐ形態としてもよい。
また、本実施形態において、回転軸37と複数の軸受アーム27とが係合するようにキャップ部30をケーブル固定基部21側へと押し込む押込力により、破断部41aの破断後、回転軸37が複数の軸受アーム27と係合する。
この構成によれば、破断部41aの破断と、第1ヒンジ片25と第2ヒンジ片35との係合とを、キャップ部30に押込力を与える同一の操作で行うことができる。これにより、煩雑な作業を伴うことなく、キャップ部30を回動するためのヒンジ部40を構成することができる。
また、本実施形態において、回転軸37及び軸受アーム27は、突起部37aと、この突起部37aと対応する凹形状の突起受け部27aとを有している。ここで、突起部37a及び突起受け部27aは、押込力により第2ヒンジ片35が第1ヒンジ片25に係合することで相互に係合し、ケーブル固定基部21に対するキャップ部30の姿勢を保持する。
この構成によれば、突起部37a及び突起受け部27aの係合力により、キャップ部30の回動を規制することができる。これにより、キャップ部30のぐらつきが抑制されるので、出荷時や車両の製造時におけるハンドルケース10の取り扱いが容易となる。
なお、本実施形態において、第1ヒンジ片25(軸受アーム27)側に突起受け部27aを設け、第2ヒンジ片35(回転軸37)側に突起部37aを設けたが、これらの関係は逆となるものであってもよい。
また、本実施形態において、キャップ部30の姿勢が展開位置において保持されるものであるが、キャップ部30の姿勢を保持する位置は、展開位置から固定位置へと所定角度だけ回動させた位置であってもよい。ただし、展開位置で姿勢を保持した方が、キャップ部30とケーブル固定基部21とが直線状に並んだ格好となる。このため、ハンドルケース10の出荷時の梱包や、車両製造ラインでの取り扱いが容易となる。
また、本実施形態において、突起部37aと突起受け部27aとの係合は、キャップ部30にヒンジ部40を中心とする回動力が付与されることで解除される。ここで、キャップ部30は、突起部37aと突起受け部27aとの係合が解除された状態で、ケーブル固定基部21との間にケーブル装置60,70を挟持して固定する固定位置まで回動する。
この構成によれば、ケーブル装置60,70を固定するためのキャップ部30の回動操作により、突起部37aと突起受け部27aとの係合を解除することができる。これにより、ケーブル装置60,70の固定を行う一連の回動操作のなかで、突起部37aと突起受け部27aとの係合を解除することができる。
以上、本実施形態に係る車両のハンドル装置について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、その発明の範囲内において種々の変形が可能であることはいうまでもない。上述した実施形態では、サイドドアに適用されるハンドル装置について説明したが、本発明に係る車両のハンドル装置として、バックドアといった様々な部位に適用することができる。
また、本実施形態に係る車両のハンドル装置は、インサイドドアハンドル装置に限らず、アウトサイドドアハンドル装置に適用してもよい。
また、本実施形態において、ハンドルケースは、接続片を介してケーブル固定基部及びキャップ部が一体成形された一体成形品から構成されている。ハンドルケースは、ケーブル保持部と、ケース本体とを独立した部品で構成し、ハンドルケースの一部をなすケーブル保持部を、ハンドルケースの一部をなすケース本体に組み付ける構成であってもよい。この場合、接続片を介してケーブル固定基部及びキャップ部が一体成形された一体成形品からケーブル保持部が構成されていればよい。
また、本実施形態において、「係合片」と「被係合片」は、係合関係にある一方の部位と他方の部位とを指すものであり、これらの名称に応じてその形状が限定されることを意図するものではない。また、「係合片」がキャップ部に設けられ、「被係合片」がケーブル固定基部に設けられていてもよく、ケーブル固定基部及び前記キャップ部の一方に「係合片」が設けられ、その他方に「被係合片」が設けられていればよい。
1 インサイドドアハンドル装置
10 ハンドルケース
11 ケース本体
20 ケーブル保持部
21 ケーブル固定基部
22 突部
23 爪部
23a 柱部
23b 係合爪
25 第1ヒンジ片
26 延出部
27 軸受アーム
27a 突起受け部
30 キャップ部
31 挟持部
32 爪受け部
32a 開口部
32b 係合部
35 第2ヒンジ片
36 延出部
37 回転軸
37a 突起部
40 ヒンジ部
41 接続片
41a 破断部
45 ハンドル
50 ロックノブ
60,70 ケーブル装置(第1ケーブル装置、第2ケーブル装置)
61,71 インナーケーブル
62,72 アウターケーブル

Claims (5)

  1. 操作者の操作力をケーブル装置を介して伝達することによりドアロック装置を操作する車両のハンドル装置において、
    操作者が操作することにより前記ケーブル装置に操作力を入力する操作部材と、
    前記操作部材を収容するハンドルケースと、を有し、
    前記ハンドルケースは、
    前記ケーブル装置が配設されるケーブル固定基部と、
    前記ケーブル固定基部に対して前記ケーブル装置を固定するキャップ部と、
    前記ケーブル固定基部及び前記キャップ部の一方に設けられた係合片と前記ケーブル固定基部及び前記キャップ部の他方に設けられた被係合片とを互いに係合させることにより、前記ケーブル固定基部に対して前記キャップ部を回動可能に連結するヒンジ部と、を有し、
    前記ハンドルケースは、前記被係合片と前記係合片とが対向する姿勢で、前記ケーブル固定基部及び前記キャップ部が接続片を介して一体成形された一体成形品から構成され、
    前記接続片は、前記キャップ部に外力が入力されることにより破断される破断部を備えることを特徴とする車両のハンドル装置。
  2. 前記被係合片と前記係合片とが係合するように前記キャップ部を前記ケーブル固定基部側へと押し込む押込力が前記キャップ部に入力されると、前記破断部が破断され、前記被係合片が前記係合片と係合されることを特徴とする請求項1に記載された車両のハンドル装置。
  3. 前記被係合片及び前記係合片は、
    前記被係合片及び前記係合片の一方に設けられ、外方に突き出した突起部と、
    前記被係合片及び前記係合片の他方に設けられ、前記突起部と対応する凹形状の突起受け部とをさらに備え、
    前記突起部及び前記突起受け部は、前記押込力により前記被係合片が前記係合片に係合された状態で相互に係合し、前記ケーブル固定基部に対する前記キャップ部の姿勢を保持することを特徴とする請求項2に記載された車両のハンドル装置。
  4. 前記突起部と前記突起受け部との係合は、前記キャップ部に前記ヒンジ部を中心とする回動力が付与されることで解除され、
    前記キャップ部は、前記突起部と前記突起受け部との係合が解除されると、前記ケーブル固定基部との間に前記ケーブル装置を挟持して固定する固定位置まで回動することを特徴とする請求項3に記載された車両のハンドル装置。
  5. 前記接続片は、前記被係合片と前記係合片との間を繋ぐように設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載された車両のハンドル装置。
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