JP2018197145A - シート補助装置及びシート収容装置並びに画像形成装置 - Google Patents

シート補助装置及びシート収容装置並びに画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】シート収容装置における昇降部材を切り欠く必要がなく、従って、昇降部材の強度を所定の強度に維持させることができる上、シート補助装置のシート収容装置への着脱作業性の容易化を実現させることができるシート補助装置及びシート収容装置並びに画像形成装置を提供する。【解決手段】シートを供給するシート収容装置に備えられるシート補助装置500は、シート収容装置における昇降部材2213上に設けられ、且つ、シートを積載する補助昇降体を備え、シート収容装置における昇降部材を昇降させることにより、補助昇降体が昇降する。【選択図】図15

Description

本発明は、シート補助装置及びシート収容装置並びに複写機、複合機、プリンター、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関する。
シート収容装置は、例えば、画像形成装置において、記録用紙等のシートを供給するものとして従来から多用されている。
このようなシート収容装置は、昇降部材上にシートが積載された最上位のシートをシート供給方向に供給するためのシート供給位置に位置させ、シートを供給するシート供給装置により最上位のシートから1枚ずつシート供給方向に供給する。例えば、シート収容装置は、昇降部材を昇降する昇降装置を備え、昇降装置にて一旦下降させた昇降部材上にシートが積載され、昇降装置にて昇降部材を上昇させてシートをシート供給位置に位置させ、シート供給装置により最上位のシートから1枚ずつシート供給方向に供給する。
かかるシート収容装置として、例えば、昇降部材上に載置されるシートのサイズ幅を移動自在に規制する規制部材(具体的には幅規制部材及び/又は後端規制部材)を備えているものがある。ここで、幅規制部材は、昇降部材上に積載されるシートのシート供給方向に直交するシート面に沿った第1方向におけるサイズ幅を第1方向に移動自在に規制する。後端規制部材は、昇降部材上に積載されるシートのシート供給方向に沿った第2方向におけるサイズ幅を第2方向に移動自在に規制する。
ところが、このようなシート収容装置において、昇降部材上に載置されるシートのサイズ幅(具体的には第1方向及び/又は第2方向におけるサイズ幅)を規制するためには、シートのサイズ幅に応じて規制部材を往復移動可能なように(具体的には幅規制部材を第1方向に、及び/又は、後端規制部材を第2方向に往復移動可能なように)昇降部材を切り欠く必要がある。そうすると、昇降部材の強度が所定の強度〔具体的には最大サイズ(例えばA3サイズ)のシートの最大積載容量(例えば2000枚)に耐え得る強度〕を下回ることがある。このことは、シート収容装置において、所定のサイズ(例えばB5サイズ)よりも小さいサイズのシート(例えばハーフレター、A5、B6、封筒などのシート)である小サイズシートを供給することが要求される場合に、それだけ切り欠き面積が大きくなることから、特に顕著となる。
この点に関し、特許文献1は、シート補助装置として、小サイズシート用の補助位置規制部材を一対のサイドフェンスに着脱可能にそれぞれ設ける構成を開示している。
特開平11−217123号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、シート収容装置における昇降部材を切り欠く必要がなく、従って、昇降部材の所定の強度を維持させることができるものの、シート補助装置(具体的には補助位置規制部材)が一対のサイドフェンスの一方側と他方側とで分離されており、それだけシート補助装置の着脱作業性が悪化する。
そこで、本発明は、シート収容装置における昇降部材を切り欠く必要がなく、従って、昇降部材の強度を所定の強度に維持させることができる上、シート補助装置のシート収容装置への着脱作業性の容易化を実現させることができるシート補助装置及びシート収容装置並びに画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために、次のできるシート補助装置及びシート収容装置並びに画像形成装置を提供する。
(1)シート補助装置
本発明に係るシート補助装置は、シートを供給するシート収容装置に備えられるシート補助装置であって、前記シート収容装置における昇降部材上に設けられ、且つ、前記シートを積載する補助昇降体を備え、前記シート収容装置における前記昇降部材を昇降させることにより、前記補助昇降体が昇降することを特徴とする。
(2)シート収容装置
本発明に係るシート収容装置は、前記本発明に係るシート補助装置を備えていることを特徴とする。
(3)画像形成装置
本発明に係る画像形成装置は、前記本発明に係るシート収容装置を備えていることを特徴とする。
本発明において、前記シート収容装置は、前記昇降部材上に載置される前記シートのシート供給方向に直交するシート面に沿った第1方向におけるサイズ幅を前記第1方向に移動自在に規制するシート収容装置側幅規制部材を備え、当該シート補助装置は、前記シート収容装置側幅規制部材に着脱可能に固定されて前記補助昇降体上に載置される前記シートの前記第1方向におけるサイズ幅を規制する幅規制体を備え、前記補助昇降体には、前記幅規制体が入り込むための幅側凹部が設けられている態様を例示できる。
本発明において、前記シート収容装置は、前記昇降部材上に載置される前記シートのシート供給方向に沿った第2方向におけるサイズ幅を前記第2方向に移動自在に規制するシート収容装置側後端規制部材を備え、前記補助昇降体には、前記シート収容装置側後端規制部材が入り込むための後端側凹部が設けられている態様を例示できる。
本発明において、前記補助昇降体は、前記シート収容装置における前記昇降部材上に積載されるシートの規定の最小サイズよりも小さいサイズのシートである小サイズシートを積載する態様を例示できる。
本発明に係るシート収容装置において、前記シートを供給することが可能な許容供給積載容量の基準値を前記シートの種類に応じて変更する態様を例示できる。
本発明に係るシート収容装置において、前記昇降部材又は前記補助昇降体に積載された前記シートの積載容量が予め定めた所定の上限積載容量を超える場合には、前記シートの積載容量が前記上限積載容量を超えていることを示す警告表示を行う態様を例示できる。
本発明によると、シート収容装置における昇降部材を切り欠く必要がなく、従って、昇降部材の強度を所定の強度に維持させることができる上、シート補助装置のシート収容装置への着脱作業性の容易化を実現させることが可能となる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置を透視的に示す概略正面図である。 本実施の形態に係るシート収容装置のシート供給方向において上下方向に切断した概略縦断面図である。 図2に示すシート収容装置を示す概略平面図である。 図2に示すシート収容装置を示す概略側面図である。 シート収容装置におけるシート積載装置を背面側の斜め上方から視た概略斜視図である。 シート収容装置のシステム構成を概略的に示すブロック図である。 シート供給装置を背面側の斜め上方から視た概略斜視図である。 シート供給装置を正面側の斜め上方から視た概略斜視図である。 シート供給装置を正面側の斜め下方から視た概略斜視図である。 シート収容装置における一対のシート収容装置側幅規制部材を示す斜視図であって、(a)は、一方のシート収容装置側幅規制部材を示す図であり、(b)は、他方のシート収容装置側幅規制部材を示す図である。 シート補助装置における補助昇降体がシート収容装置におけるシート積載装置に設けられる状態を正面側の斜め上方から視た分解斜視図である。 シート収容装置における一対の幅規制体が一対のシート収容装置側幅規制部材にそれぞれ固定されている状態を示す斜視図であって、(a)は、一方の幅規制体及び一方のシート収容装置側幅規制部材を示す図であり、(b)は、他方の幅規制体及び他方のシート収容装置側幅規制部材を示す図である。 シート補助装置における一方の幅規制体がシート収容装置における一方のシート収容装置側幅規制部材に固定される状態を背面側の斜め上方から視た分解斜視図である。 シート補助装置における他方の幅規制体がシート収容装置における他方のシート収容装置側幅規制部材に固定される状態を正面側の斜め上方から視た分解斜視図である。 シート補助装置における補助昇降体が昇降部材上に設けられ、シート補助装置における一対の幅規制体が一対のシート収容装置側幅規制部材に設けられている状態を正面側の斜め上方から視た斜視図である。 シート補助装置における補助昇降体が昇降部材上に設けられ、シート補助装置における一対の幅規制体が一対のシート収容装置側幅規制部材に設けられている状態を背面側の斜め上方から視た斜視図である。 シート収容装置において、厚みが不均一なシートをシート供給装置にてシート供給方向に供給する場合での不都合を説明するための模式図である。 複数種類の許容供給積載容量の設定値が予め記憶されている記憶部の第1メモリテーブルのデータ構造の一例を示す模式図である。 複数種類の許容供給積載容量の設定値が複数種類のシートに対応して予め記憶されている記憶部の第2メモリテーブルのデータ構造の一例を示す模式図である。 画像形成装置における操作部において複数種類のシートが制御部へ選択入力される際の設定画面を示す平面図である。 制御部による昇降装置の昇降動作の一例の前半部分を示すフローチャートである。 制御部による昇降装置の昇降動作の一例の後半部分を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置100を透視的に示す概略正面図である。なお、図1において、符号X,Y,Zは、それぞれ、画像形成装置100の奥行方向、左右方向及び上下方向を示している。このことは、後述する図2から図5、図7から図17についても同様である。
[画像形成装置全体の構成について]
画像形成装置100は、画像形成装置本体110及び画像読取装置40を備えており、画像読取装置40により読み取った読取データ(画像データ)に基づいて画像形成装置本体110により記録用紙等のシートP(この例では記録シート)に対して画像形成を行う。
本実施の形態に係る画像形成装置100は、モノクロ画像形成装置とされている。なお、画像形成装置100は、モノクロ画像形成装置としたが、例えば、フルカラー画像を形成できる中間転写方式のカラー複合機であってもよい。具体的には、トナー像がそれぞれ形成される複数の静電潜像担持体(具体的には感光体)を所定方向〔例えば副走査方向(左右方向Y)〕に並設した構成、所謂タンデム式のカラー画像形成装置であってもよい。また、画像形成装置100は、他のカラー画像形成装置であってもよい。
画像読取装置40は、原稿固定方式により原稿Gを固定して原稿Gの画像を読み取る一方、原稿移動方式により原稿Gを移動させて原稿Gの画像を読み取るように構成されている。
画像読取装置40は、原稿Gの画像を読み取る画像読取部41と、原稿Gを搬送方向Cに搬送する原稿搬送部42(具体的には自動原稿送り装置)とを備えている。画像読取装置40は、原稿載置台として作用する原稿載置ガラス41aに載置された原稿Gの画像を画像読取部41における走査体41bで読み取るか、或いは、原稿読取ガラス41cを介して原稿搬送部42で搬送される原稿Gの画像を画像読取部41で読み取り、読み取った原稿Gの画像を読取データ(画像データ)として出力する。
画像読取装置40では、画像読取部41で読み取られた原稿Gの画像は、読取データ(画像データ)として画像形成装置100の画像形成装置本体110に送られ、画像形成装置本体110において画像データに基づき形成された画像がシートPに記録される。
[画像形成装置本体]
画像形成装置本体110は、画像形成(印刷)を行う画像形成部10と、シートPを供給するシート収容部20と、シートPを搬送するシート搬送部30とを備えている。
画像形成部10は、感光体ドラム11、帯電器12、露光装置13(具体的には光走査装置)、現像装置14、転写装置15、除電装置16、ドラムクリーニング装置17及び定着装置18を備えている。
帯電器12は、感光体ドラム11の表面を所定の電位に均一に帯電させる。露光装置13は、感光体ドラム11の均一に帯電された表面を露光して静電潜像を形成する。現像装置14は、感光体ドラム11の表面に形成された静電潜像を現像して、感光体ドラム11の表面にトナー像を形成する。
転写装置15は、転写ローラ15aを備え、転写ローラ15aと感光体ドラム11との間に形成される転写ニップ域を通過するシートPに感光体ドラム11の表面のトナー像を転写する。除電装置16は、感光体ドラム11の表面の残留電荷を除電する。ドラムクリーニング装置17は、感光体ドラム11の表面の残留トナーを除去及び回収する。
定着装置18は、加熱ローラ18a及び加圧ローラ18bを備え、トナー像が転写されたシートPを加熱ローラ18aと加圧ローラ18bとの間に形成される定着ニップ域で挟み込んで加熱及び加圧し、トナー像をシートPに定着させる。
シート収容部20は、給紙トレイ装置21及び大容量給紙装置22〔具体的には大容量給紙カセット(LCC:Large Capacity Cassette)〕を備えている。
給紙トレイ装置21は、1段又は複数段(この例では3段)のシート収容装置210〜210を備えている。シート収容装置210〜210は、シート積載トレイ211〜211と、ピックアップローラ212〜212(シート供給ローラ)とを備え、シート積載トレイ211〜211に積載された最上位のシートPをピックアップローラ212〜212によってシート搬送部30に向けて引き出するようになっている。
大容量給紙装置22は、1段又は複数段(この例では2段)のシート収容装置220,220を備えている。シート収容装置220,220は、シート積載装置221,221と、シート供給装置300,300とを備え、シート積載装置221,221に積載された最上位のシートPをシート供給装置300,300によってシート搬送部30に向けて引き出するようになっている。この例では、シート収容装置220,220は、大容量給紙装置本体22aに対して奥行方向Xにおける正面側X1(一方側、引出方向)及び背面側X2(他方側、押込方向)に往復移動自在(スライド自在)且つ着脱可能に設けられている。なお、図1は、後述するシート補助装置500(後述する図11、図15、図16参照)が設けられていない状態を示している。シート収容装置220及びシート補助装置500については、後ほど詳しく説明する。
シート搬送部30は、搬送ローラ31〜31、レジストローラ32、シート搬送経路33、分岐爪34、排出ローラ35及びシート排出部36を備えている。
シート搬送経路33には、搬送ローラ31〜31、レジストローラ32、感光体ドラム11、転写ローラ15a、加熱ローラ18a、加圧ローラ18b、分岐爪34及び排出ローラ35が配設されている。
シート排出部36は、排出トレイ36aを備え、排出ローラ35によって外部に排出されるシートPを排出トレイ36aに載置するようになっている。
また、シート搬送経路33は、排出ローラ35にて逆方向に搬送されるシートPを表裏が反転するようにレジストローラ32よりも上流側に案内する反転経路33aを備えている。
以上説明した画像形成装置本体110では、給紙トレイ装置21におけるシート積載トレイ211に積載された最上位のシートPは、ピックアップローラ212〜212によってシート積載トレイ211からシート搬送経路33に向けて引き出される。或いは、シート収容装置220におけるシート積載装置221に積載された最上位のシートPは、シート供給装置300によってシート積載装置221からシート搬送経路33に向けて引き出される。シート搬送経路33に向けて引き出されたシートPは、シート搬送経路33を通じて搬送され、搬送ローラ31、レジストローラ32を経て、感光体ドラム11及び転写ローラ15aの間の転写ニップ域でトナー像が転写される。トナー像が転写されたシートPは、加熱ローラ18a及び加圧ローラ18bの間の定着ニップ域でトナー像が定着され、排出ローラ35によって外部に排出されて排出トレイ36aに載置される。
また、画像形成装置本体110では、シートPの表面だけでなく、裏面に画像形成を行う場合は、シートPが排出ローラ35から反転経路33aへ逆方向に搬送され、シートPの表裏が反転してレジストローラ32へ再度導かれ、シートPの表面と同様にして、シートPの裏面にトナー像が形成されて定着された後、排出トレイ36aへ排出される。
[シート収容装置]
次に、本実施の形態に係るシート収容装置220,220について図2から図6を参照しながら以下に説明する。
図2は、本実施の形態に係るシート収容装置220のシート供給方向V1において上下方向Zに切断した概略縦断面図であり、図3及び図4は、それぞれ、図2に示すシート収容装置220を示す概略平面図及び概略側面図である。図5は、シート収容装置220におけるシート積載装置221を背面側の斜め上方から視た概略斜視図であり、図6は、シート収容装置220のシステム構成を概略的に示すブロック図である。
シート積載装置221(図2から図5参照)は、外側枠体2211(図2から図5参照)、底部材2212(図2から図5参照)(具体的には底板)と、昇降部材2213(図2、図3、図5参照)と、シート収容装置側規制部材(具体的にはシート収容装置側幅規制部材及び/又はシート収容装置側後端規制部材)とを備えている。シート収容装置側規制部材は、昇降部材2213上に載置されるシートPのサイズ幅を移動自在に規制する。この例では、シート収容装置側規制部材は、シート収容装置側幅規制部材2214(図2、図3、図5参照)、及び、シート収容装置側後端規制部材2215(図2、図3、図5参照)とされており、底部材2212に設けられている。
外側枠体2211は、上下方向Zに沿った板状の部材とされている。底部材2212は、水平方向に沿った板状の部材であり、四角形状(具体的には長方形状)に形成されている。
底部材2212は、シート積載装置221の底部においてシート積載装置221の構成部材全体を支持する。底部材2212は、外周縁部で外側枠体2211を立設している。
昇降部材2213(具体的にはシート積載台)は、多数(例えば2000枚程度)のシートP〜P(シート束)(図2参照)を積載する。昇降部材2213は、外側枠体2211の内側に昇降可能に設けられている。
シート収容装置側幅規制部材2214(具体的にはシート収容装置側幅ガイド)は、昇降部材2213上に載置されるシートPの予め定めた所定のシート供給方向V1に直交するシートP面に沿った第1方向W(この例では奥行方向X)におけるサイズ幅を第1方向Wに移動自在に規制する。
画像形成装置100は、この例では、シートPに対してセンタ基準で画像を形成する構成とされている。このため、この例では、シート収容装置側幅規制部材2214は、一対のシート収容装置側幅規制部材22141,22142(図3、図5参照)(具体的には一対のシート収容装置側幅ガイド)とされている。
シート収容装置側幅規制部材22141,22142は、それぞれ、第1方向Wに沿って互いに連動して接近する側及び互いに連動して離間する側に往復移動可能に底部材2212に支持されている。シート収容装置側幅規制部材22141,22142は、それぞれ、昇降部材2213よりも上方に突出している。
昇降部材2213の第1方向Wにおける両端部のシート収容装置側幅規制部材22141,22142に対応する位置には、第1方向Wにおける内側(この例では両内側)に切り欠いた第1切欠部22131〔この例では一対の第1切欠部22131a(図3参照),22131b(図3、図5参照)〕がそれぞれ形成されている。
また、シート収容装置側後端規制部材2215は、昇降部材2213上に載置されるシートPを供給する方向であるシート供給方向V1に沿った第2方向V(この例では左右方向Y)におけるサイズ幅を第2方向Vに移動自在に規制する。
シート収容装置側後端規制部材2215(具体的にはシート収容装置側後端ガイド)は、第2方向Vに沿って往復移動可能に底部材2212に支持されている。シート収容装置側後端規制部材2215は、昇降部材2213よりも上方に突出している。
昇降部材2213のシート供給方向V1(引出方向)における上流側端部のシート収容装置側後端規制部材2215に対応する位置には、第2方向Vに延びた第2切欠部22132(図3、図5参照)が形成されている。
シート積載装置221では、シートP〜Pが昇降部材2213に積載されるときには、ユーザー等の操作者がシート収容装置側幅規制部材22141,22142を相互に離間する方向に移動させ、シート収容装置側幅規制部材22141,22142の間を広く開け、また、シート収容装置側後端規制部材2215をシート供給方向V1とは反対方向V2に移動させ、シート収容装置側後端規制部材2215と外側枠体2211の当接板2211b(図2、図4、図5参照)との間を広く開けておく。この状態で、操作者は、シートP〜Pを昇降部材2213に載置する。
その後、操作者は、シート収容装置側幅規制部材22141,22142を相互に接近する方向に移動させる。これにより、第1方向Wにおける両端をシート収容装置側幅規制部材22141,22142の間に挟み込んで位置決めすることができる。また、操作者は、シート収容装置側後端規制部材2215を第2方向Vに移動させ、シート収容装置側後端規制部材2215の柱部2215a(図2、図5参照)をシートP〜Pのシート供給方向V1における下流側端部〔後端部Pb(図2参照)〕に当接させ、さらに、シートP〜Pのシート供給方向V1における下流側端部〔先端部Pa(図2参照)〕を外側枠体2211の当接板2211bに当接させる。これにより、シートP〜Pの先端部Pa及び後端部Pbをシート収容装置側後端規制部材2215の柱部2215aと外側枠体2211の当接板2211bとの間に挟み込んで位置決めすることができる。
外側枠体2211の当接板2211bには、シートP〜Pの昇降部材2213への載置操作を容易にするための切欠部2211c(図5参照)が設けられている。
シート積載装置221は、外側枠体2211に対して昇降部材2213を上下方向Zに昇降可能な構成とされている。
詳しくは、昇降部材2213は、外側枠体2211に対して上下方向Zに移動自在とされている。シート積載装置221は、昇降部材2213を上下方向Zに昇降駆動する昇降装置230(図5参照)をさらに備えている。
具体的には、昇降部材2213の両側には、突出片2213a(図5参照)が複数個(この例では2個)ずつ形成されており、突出片(2213a,2213a),(2213a,2213a)が外側枠体2211の両側に突出片(2213a,2213a),(2213a,2213a)に対応して設けられた開口部(2211a,2211a),(2211a,2211a)(図5参照)から突出している。開口部(2211a,2211a),(2211a,2211a)は、上下方向Zに延びている。これにより、外側枠体2211に対して昇降部材2213を上下方向Zに移動自在とすることができる。
昇降装置230は、昇降駆動部231(この例ではパルスモータ)(図5、図6参照)と、外側枠体2211の奥行方向Xにおける両側に設けられた一対の昇降駆動機構232,232(図5参照)とを備えている。
昇降駆動部231の回転軸231a(図5参照)は、奥行方向Xに沿うように外側枠体2211のシート供給方向V1における上流側の端部に軸線回りに回転自在に固定されている。
一対の昇降駆動機構232,232は、それぞれ、巻取プーリ232a,232a(図5参照)と、複数(この例では3つ)の従動プーリ232b〜232b,232b〜232b(図5参照)と、複数(この例では2つ)のワイヤー(232c,232c),(232c,232c)(図5参照)とを備えている。
巻取プーリ232a,232aは、昇降駆動部231の回転軸231aの奥行方向Xにおける両側に固定されている。
従動プーリ232b〜232b,232b〜232bは、外側枠体2211の奥行方向Xにおける外面に奥行方向Xに沿った軸線回りに回転自在に支持されている。また、従動プーリ232b〜232b,232b〜232bは、左右方向Yにおいて間隔をおいて且つ上下方向Zに高低差がつくように交互に設けられている。
奥行方向Xにおける両側にそれぞれ設けられた2つのワイヤー(232c,232c),(232c,232c)のうち、一方のワイヤー232c,232cは、従動プーリ(232b〜232b),(232b〜232b)に交互に巻掛けられた状態で、一端部がシート供給方向V1における下流側の突出片2213a,2213aに接続され、且つ、他端部が巻取プーリ232a,232aに接続されている。
奥行方向Xにおける両側にそれぞれ設けられた2つのワイヤー(232c,232c),(232c,232c)のうち、他方のワイヤー232c,232cは、シート供給方向V1における最上流側に位置する従動プーリ232b,232bに巻掛けられた状態で、一端部がシート供給方向V1における上流側の突出片2213a,2213aに接続され、且つ、他端部が巻取プーリ232a,232aに接続されている。
シート収容装置220は、制御部240(図6参照)をさらに備えている。制御部240は、画像形成装置100における主制御部111(図1参照)の指示の下、シート収容装置220全体の制御を司る。なお、シート収容装置220全体の制御は、画像形成装置100における主制御部111により行うようになっていてもよい。
制御部240は、CPU(Central Processing Unit)等のマイクロコンピュータからなる処理部241(図6参照)と、ROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリ、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリを含む記憶部242(図6参照)とを有している。制御部240は、処理部241が記憶部242のROMに予め格納された制御プログラムを記憶部242のRAM上にロードして実行することにより、各種構成要素の作動制御を行うようになっている。記憶部242のRAMは、処理部241に対して作業用のワークエリアを提供する。
昇降駆動部231は、制御部240の出力系に電気的に接続されている。これにより、制御部240は、昇降駆動部231に指示信号を出力することで、昇降駆動部231を作動制御することができる。
かかる構成を備えたシート収容装置220では、制御部240の指示の下、昇降駆動部231により巻取プーリ232a,232aが上昇側回転方向R1(図5参照)に回転駆動されると、ワイヤー(232c,232c),(232c,232c)が巻取プーリ232a,232aに巻き取られる。これにより、制御部240は、昇降部材2213を上昇させることができる。一方、制御部240の指示の下、昇降駆動部231により巻取プーリ232a,232aが下降側回転方向R2(図5参照)に回転駆動されると、ワイヤー(232c,232c),(232c,232c)が巻取プーリ232a,232aから繰り出される。これにより、制御部240は、昇降部材2213を下降させることができる。
ところで、昇降駆動部231により回転駆動される巻取プーリ232a,232aの回転角度と昇降部材2213の高さとの間には相関関係がある。従って、制御部240は、昇降駆動部231の回転方向及び回転角度を制御することにより、昇降部材2213の高さを適宜調節設定することができる。
また、昇降装置230は、第1上限位置検知装置233(図2、図6参照)と、第2上限位置検知装置234(図2、図5、図6参照)と、規制位置検知装置235(図2、図6参照)と、開閉検知装置236(図2、図6参照)と、シート有無検知装置237(図2、図6参照)と、シート補給位置検知装置238(図2、図6参照)と、下限位置検知装置239(図2、図6参照)とをさらに備えている。
第1上限位置検知装置233は、昇降部材2213上の最上位のシートPの先端部Pa側の位置が予め定めた所定のシート供給位置Q1(図2参照)に達したか否かを検知する。すなわち、第1上限位置検知装置233は、昇降部材2213上の最上位のシートPの先端部Paの位置からの下降動作、具体的には昇降部材2213により昇降する昇降面SL(図2、図3、図5参照)がシート供給位置Q1に位置しているか否かを検知する。
ここで、昇降面SLは、昇降部材2213上にシートPが無い状態における昇降部材2213の上面であり、或いは、昇降部材2213上にシートPが載置された状態における最上位のシートPの上面である。
第1上限位置検知装置233は、制御部240の入力系に電気的に接続されている。これにより、制御部240は、第1上限位置検知装置233からの検知信号により昇降部材2213上の最上位のシートPの先端部Pa側の位置がシート供給位置Q1に達したか否かを検出(認識)することができる。すなわち、制御部240は、第1上限位置検知装置233からの検知信号により昇降面SLの先端部がシート供給位置Q1に位置しているか否かを検出(認識)することができる。
制御部240は、第1上限位置検知装置233が昇降面SLを検知するまで、昇降駆動部231を上昇側回転方向R1に回転する。これにより、制御部240は、昇降部材2213上の最上位のシートPの先端部Paの位置をシート供給位置Q1に維持することができる。
この例では、第1上限位置検知装置233は、画像形成装置本体110のフレーム部材(図示せず)に設けられている。具体的には、第1上限位置検知装置233は、昇降面SLの上下方向Zにおける上側への押圧によりオンし、シートPの上下方向Zにおける上側への押圧の解除によりオフするプッシュスイッチとされている。
第2上限位置検知装置234は、昇降部材2213上の最上位のシートPの後端部Pb側の位置がシート供給位置Q1に達したか否かを検知する。
第2上限位置検知装置234は、制御部240の入力系に電気的に接続されている。これにより、制御部240は、第2上限位置検知装置234からの検知信号により昇降部材2213上の最上位のシートPの後端部Pb側の位置がシート供給位置Q1に達したか否かを検出(認識)することができる。すなわち、制御部240は、第2上限位置検知装置234からの検知信号により昇降面SLの後端部がシート供給位置Q1に位置しているか否かを検出(認識)することができる。
この例では、第2上限位置検知装置234は、シート収容装置側後端規制部材2215の上部に設けられている。具体的には、第2上限位置検知装置234は、昇降面SLの上下方向Zにおける上側への押圧によりオンし、シートPの上下方向Zにおける上側への押圧の解除によりオフするプッシュスイッチとされている。
規制位置検知装置235(具体的には規制位置センサ)は、シートPの後端部Pbがシート収容装置側後端規制部材2215に当接しているか否かを検知する。
規制位置検知装置235は、制御部240の入力系に電気的に接続されている。これにより、制御部240は、規制位置検知装置235からの検知信号によりシートPの後端部Pbがシート収容装置側後端規制部材2215に当接しているか否かを検出(認識)することができる。
規制位置検知装置235は、シート収容装置側後端規制部材2215(具体的には柱部2215a)に設けられている。この例では、規制位置検知装置235は、昇降部材2213に載置されるシートPの後端部Pbのシート供給方向V1とは反対方向V2への押圧によりオンし、シートPのシート供給方向V1とは反対方向V2への押圧の解除によりオフするプッシュスイッチとされている。
開閉検知装置236(具体的には開閉センサ)は、シート収容装置220の開閉状態、具体的にはシート収容装置220が開いているか(引き出されているか)否かを検知する。
開閉検知装置236は、制御部240の入力系に電気的に接続されている。これにより、制御部240は、開閉検知装置236からの検知信号によりシート収容装置220が開いているか(引き出されているか)否かを検出(認識)することができる。
開閉検知装置236は、画像形成装置本体110のフレーム部材(図示せず)に設けられている。この例では、開閉検知装置236は、シート収容装置220の奥行方向Xにおける背面側X2(押込方向)への押圧によりオンし、シート収容装置220の奥行方向Xにおける背面側X2(押込方向)への押圧の解除によりオフするプッシュスイッチとされている。
シート有無検知装置237(具体的にはシート有無センサ)は、昇降部材2213におけるシートPの有無を検知する。
シート有無検知装置237は、制御部240の入力系に電気的に接続されている。これにより、制御部240は、シート有無検知装置237からの検知信号により昇降部材2213におけるシートPの有無を検出(認識)することができる。
シート有無検知装置237は、シート収容装置220のフレーム部材(図示せず)の上部に設けられている。この例では、シート有無検知装置237は、昇降部材2213上のシートP(シートPが有るとき)又は昇降部材2213の上面(シートPが無いとき)に光を照射して昇降部材2213上のシートP(シートPが有るとき)又は昇降部材2213の上面(シートPが無いとき)から反射する反射光の有無を検知する光反射型検知スイッチとされている。
シート補給位置検知装置238(具体的にはシート補給位置センサ)は、昇降部材2213の昇降面SLが予め定めた所定のシート補給位置Q2(図2参照)よりも上にあるか否かを検知する。
シート補給位置検知装置238は、制御部240の入力系に電気的に接続されている。これにより、制御部240は、シート補給位置検知装置238からの検知信号により昇降部材2213の昇降面SLがシート補給位置Q2よりも上にあるか否かを検出(認識)することができる。
シート補給位置検知装置238は、シート収容装置220のフレーム部材(図示せず)のシート補給位置Q2よりも上か或いは下かの境界位置に設けられている。この例では、シート補給位置検知装置238は、昇降部材2213の昇降面SLが境界位置よりも上になったか否かを検知する光反射型検知スイッチとされている。
下限位置検知装置239(具体的には下限位置センサ)は、昇降部材2213の下限位置Q3(図2参照)を検知する。
下限位置検知装置239は、制御部240の入力系に電気的に接続されている。これにより、制御部240は、下限位置検知装置239からの検知信号により昇降部材2213の下限位置Q3を検出(認識)することができる。
下限位置検知装置239は、シート収容装置220のフレーム部材(図示せず)の下部に設けられている。この例では、下限位置検知装置239は、昇降部材2213が下限位置Q3に到来したか否かを検知するアクチュエータ付光透過型検知スイッチとされている。
また、シート積載装置221には、シートP〜Pの昇降部材2213への最大積載容量を超える積載を禁止することを示すシート最大積載位置Qmax(図5参照)が表示されている。この例では、シート最大積載位置Qmaxを付したラベルLB(図5参照)がシート収容装置側幅規制部材22141,22142の内側面に貼り付けられている。
また、シート収容装置220は、複数(この例では2つ)のアシストファン(この例では一対のアシストファン251,252(図3、図5参照)をさらに備えている。
この例では、アシストファン251,252は、シート収容装置側幅規制部材22141,22142の両外側にそれぞれ設けられている。シート収容装置側幅規制部材22141,22142は、何れも中空部を有し、内部に通気経路を有するアシストダクトを有している。シート収容装置側幅規制部材22141,22142の第1方向Wにおける両内面の上部には、それぞれ、排気口2214a,2214b(図5参照)が設けられている。
アシストファン251,252は、それぞれ、吸引した空気をシート収容装置側幅規制部材22141,22142の通気経路に送り込み、排気口2214a,2214bから外側枠体2211の第1方向Wにおける内側に吹出すようになっている。これにより、シート収容装置側幅規制部材22141,22142は、昇降部材2213上の最上位の位置が所定の高さ位置に位置するシートP〜Pの第1方向Wにおける両側面に向けて空気AR(図2参照)を吹き付けることができる。
シート収容装置220は、サイズ検知装置(具体的には幅サイズ検知装置及び/又は後端サイズ検知装置)を備えている。サイズ検知装置は、シート収容装置側規制部材の移動位置により昇降部材2213上に載置されるシートP〜Pのサイズを検知する。この例では、サイズ検知装置は、幅サイズ検知装置222(図3、図6参照)、及び、後端サイズ検知装置223(図3、図6参照)とされている。
幅サイズ検知装置222(具体的には幅サイズセンサ)は、第1方向WにおけるシートPのサイズを検知する。この例では、幅サイズ検知装置222は、一対の幅サイズ検知装置2221,2222(図3、図6参照)とされている。後端サイズ検知装置223(具体的には後端サイズセンサ)は、第2方向(この例では左右方向Y)におけるシートPのサイズを検知する。
幅サイズ検知装置2221,2222及び後端サイズ検知装置223は、シート収容装置側幅規制部材22141,22142及びシート収容装置側後端規制部材2215にそれぞれ設けられている。幅サイズ検知装置2221,2222及び後端サイズ検知装置223は、それぞれ、シート収容装置側幅規制部材22141,22142及びシート収容装置側後端規制部材2215の移動位置により昇降部材2213上に載置されるシートP〜Pのサイズを検知するようになっている。
幅サイズ検知装置2221,2222及び後端サイズ検知装置223は、制御部240の入力系に電気的に接続されている。これにより、制御部240は、幅サイズ検知装置2221,2222及び後端サイズ検知装置223からの検知信号により昇降部材2213上のシートP〜Pのサイズを検出(認識)することができる。
[シート供給装置]
シート供給装置300(図1から図4参照)は、シート供給方向V1において外側枠体2211の下流側の端部の上方に配設されている。
次に、本実施の形態に係るシート供給装置300について、さらに図7から図9を参照しながら説明する。
図7、図8及び図9は、それぞれ、シート供給装置300を背面側の斜め上方、正面側の斜め上方及び正面側の斜め下方から視た概略斜視図である。
本実施の形態に係るシート供給装置300は、複数の空気吸引口310a〜310a(図2参照)を有する吸引ダクト310(図2から図4、図7から図9参照)と、複数の吸引孔320a〜320a(図2から図4、図7から図9参照)を有する複数の搬送ベルト320〜320(図2から図4、図7から図9参照)とを備えている。空気吸引口310a〜310aは、空気AR(図2参照)を吸引する。吸引孔320a〜320aは、吸引ダクト310における空気吸引口310a〜310aからの空気ARを通気する。複数の搬送ベルト320〜320は、予め定めた所定の搬送方向(シート供給方向V1)に移動する。
シート供給装置300は、吸引孔320a〜320aからの空気ARの吸引により、昇降部材2213に載置した1枚のシートP又は昇降部材2213に積層した複数枚のシートP〜Pの最上位のシートPを吸引孔320a〜320aで吸着させつつシート供給方向V1に供給する。
そして、制御部240は、シートPを搬送ベルト320に吸着するにあたり、搬送ベルト320〜320を駆動する構成とされている。
また、シート供給装置300は、複数の搬送ベルト320〜320を駆動する駆動装置400(図6参照)をさらに備えている。駆動装置400は、制御部240の出力系に電気的に接続されている。これにより、制御部240は、駆動装置400に指示信号を出力することで、駆動装置400を作動制御することができる。搬送ベルト320〜320は、駆動装置400により駆動されて所定の回転方向E(図2、図7から図9参照)に周回移動する。
本実施の形態に係るシート供給装置300は、吸引ダクト310、複数(この例では5つ)の無端状の搬送ベルト320〜320、ベルトローラ対330〜330(図2から図4、図7から図9参照)、吸排気ファン340(図3、図4、図6から図9参照)及び排気ダクト350(図2から図4、図7から図9参照)をさらに備えている。ベルトローラ対330〜330は、搬送ベルト320〜320をそれぞれ架け渡す。吸排気ファン340は、空気ARを吸引ダクト310の空気吸引口310a〜310aから搬送ベルト320の吸引孔320a〜320aを通じて吸引する。
吸引ダクト310は、第1方向Wに延びており、内部に空気吸引経路を有する中空体のものとされている。吸引ダクト310は、第1方向Wにおける一端部311(図3、図4、図7から図9参照)(背面側端部)が吸排気ファン340に接続されている。これにより、吸引ダクト310は、吸排気ファン340により吸引される空気ARを吸引ダクト310の空気吸引経路から一端部311を通じて吸引方向F(図7から図9参照)に沿って吸排気ファン340の吸気口340a(図3参照)に案内することができる。
また、吸引ダクト310の左右方向Yにおける両端部313,314(図7、図9参照)には、それぞれ、凹部315,315(図7参照)が形成されている。吸引ダクト310の凹部315,315には、ベルトローラ対330が配設されている。ベルトローラ対330は、吸引ダクト310に回転自在に支持されている。搬送ベルト320は、吸引ダクト310の上板316(図4、図7、図8参照)及び底板317(図4、図9参照)に接するようにベルトローラ対330間に架け渡されている。搬送ベルト320は、昇降部材2213の上方に位置するように配設されている。
搬送ベルト320は、従来公知の構成とすることができ、例えば、従来公知の弾性部材(代表的にはゴム部材)で構成することができる。
吸排気ファン340は、制御部240の出力系に電気的に接続されている。これにより、制御部240は、吸排気ファン340に指示信号を出力することで、吸排気ファン340を作動制御することができる。なお、この例では、吸排気ファン340の単位時間当たりの回転数は一定又は略一定とされている。
排気ダクト350は、吸引ダクト310と同様、第1方向Wに延びており、内部に通気経路を有する中空体のものとされている。排気ダクト350は、第1方向Wにおける一端部351(図3、図4、図7、図9参照)(背面側端部)が吸排気ファン340に接続されている。これにより、排気ダクト350は、吸排気ファン340の排気口340b(図3、図7参照)から送り込まれる空気ARを排気ダクト350の通気経路から一端部351を通じて排気方向K(図7、図9参照)に沿って排気ダクト350の第1方向Wにおける他端部352(図3、図8、図9参照)(正面側端部)に案内することができる。
また、排気ダクト350は、内壁面350a(図8、図9参照)が外側枠体2211の当接板2211bの外側面に重ねて設けられている。排気ダクト350の内壁面350aには、排気ダクト350の通気経路に通じる複数(この例では4つ)の排気口353〜353(図2、図9参照)が形成されている。排気口353〜353は、外側枠体2211の当接板2211bの切欠部2211cを介して第1方向Wに沿って外側枠体2211の内側に向くように排気ダクト350に設けられている。これにより、吸排気ファン340は、排気ダクト350に排出した空気AR(図9参照)を排気口353〜353から外側枠体2211の内側においてシート供給方向V1とは反対方向V2に向けて吹き出すことができる。
吸引ダクト310の一端部311及び排気ダクト350の一端部351は、吸排気ファン340を介して接続されている。また、吸引ダクト310の第1方向Wにおける他端部312(図3、図7から図9参照)(正面側端部)及び排気ダクト350の他端部352は、互いに連通している。
これにより、吸排気ファン340は、搬送ベルト320〜320における吸引孔320a〜320aから吸引ダクト310における空気吸引口310a〜310aを通じて空気ARを吸い込むことができる。また、吸排気ファン340は、吸引ダクト310における空気吸引口310a〜310aから排気ダクト350における排気口353〜353を通じて空気ARを外側枠体2211の内側においてシート供給方向V1とは反対方向V2に向けて吹き出すことにより、昇降部材2213上のシートP〜Pの先端部Paに向けて吹き付けるができる。
この例では、吸排気ファン340、吸引ダクト310及び排気ダクト350が一体的に形成されている。
なお、吸排気ファン340による吸引ダクト310における空気吸引口310a〜310a及び搬送ベルト320における吸引孔320a〜320aからの吸引量を一定又は略一定にするために、吸引ダクト310の他端部312に調圧弁が設けられていてもよい。
本実施の形態では、吸引ダクト310の複数の搬送ベルト320〜320に対応する位置には、空気吸引口310a〜310aが第1方向W及び第2方向Vに沿って複数並設されている。この例では、空気吸引口310a〜310aは、第1方向Wに沿って延びている。
ベルトローラ対330は、円柱状の形状とされていてもよいが、この例では、周回軸線方向(この例では第1方向W)における移動(蛇行)を効果的に防止するために太鼓状の形状とされている。
なお、図3に示す切欠部22122及び図6に示すシート補助装置検知装置224は、後ほど説明する。
[シート補助装置]
次に、本実施の形態に係るシート補助装置500について図10から図16を参照しながら以下に説明する。
図10は、シート収容装置220における一対のシート収容装置側幅規制部材22141,22142を示す斜視図である。図10(a)は、一方のシート収容装置側幅規制部材22141を示しており、図10(b)は、他方のシート収容装置側幅規制部材22142を示している。図11は、シート補助装置500における補助昇降体510がシート収容装置220におけるシート積載装置221に設けられる状態を正面側X1の斜め上方から視た分解斜視図である。図12は、シート収容装置220における一対の幅規制体521,522が一対のシート収容装置側幅規制部材22141,22142にそれぞれ固定されている状態を示す斜視図である。図12(a)は、一方の幅規制体521及び一方のシート収容装置側幅規制部材22141を示しており、図12(b)は、他方の幅規制体522及び他方のシート収容装置側幅規制部材22142を示している。図13は、シート補助装置500における一方の幅規制体521がシート収容装置220における一方のシート収容装置側幅規制部材22141に固定される状態を背面側X2の斜め上方から視た分解斜視図である。図14は、シート補助装置500における他方の幅規制体522がシート収容装置220における他方のシート収容装置側幅規制部材22142に固定される状態を正面側X1の斜め上方から視た分解斜視図である。図15及び図16は、それぞれ、シート補助装置500における補助昇降体510が昇降部材2213上に設けられ、シート補助装置500における一対の幅規制体521,522が一対のシート収容装置側幅規制部材22141,22142に設けられている状態を正面側X1の斜め上方及び背面側X2の斜め上方から視た斜視図である。
シート補助装置500は、シートP〜Pをシート供給方向V1に供給するシート収容装置220(図11、図13から図16参照)に備えられる。シート補助装置500は、シート収容装置220における昇降部材2213(図11、図13から図16参照)上に設けられ(この例では載置され)、且つ、シートP〜Pを積載する補助昇降体510(図11、図15、図16参照)(具体的には補助昇降ブロック)を備えている。
補助昇降体510は、昇降部材2213上に設けられる配設面510a(図11参照)と、シートP〜Pを積載するシート積載面510b(図11参照)とを有している。この例では、シート積載面510bは、昇降部材2213上に積載されるシートP〜Pの規定の最小サイズ(この例ではB5サイズ)よりも小さいサイズのシートPである小サイズシート(この例ではハーフレター、A5、B6、封筒などのシート)を載置する。こうすることで、規定の最小サイズ(この例ではB5サイズ)よりも小さいサイズのシートP(例えばハーフレター、A5、B6、封筒などのシート)である小サイズシートの供給に容易に対応させることができる。
そして、シート補助装置500では、シート収容装置220における昇降部材2213を昇降させることにより、補助昇降体510が昇降する。
本実施の形態では、シート収容装置220においてシート補助装置500を用いてシートP(例えばハーフレター、A5、B6、封筒などのシート)を供給するにあたり、補助昇降体510(具体的には配設面510a)がシート収容装置220における昇降部材2213上に載置される。これにより、昇降部材2213を昇降させると、補助昇降体510を昇降させることができる。そして、補助昇降体510(具体的にはシート積載面510b)上にシートP〜Pが積載され、積載された最上位のシートPをシート供給方向V1に供給するためのシート供給位置Q1に位置させ、最上位のシートPから1枚ずつシート供給方向V1に供給する。この例では、シート収容装置220は、昇降部材2213を昇降する昇降装置230(図5参照)を備え、昇降装置230にて一旦下降させた昇降部材2213上に設けられた補助昇降体510上にシートP〜Pが積載され、昇降装置230にて昇降部材2213を上昇させて補助昇降体510上の最上位のシートPをシート供給位置Q1に位置させ、最上位のシートPから1枚ずつシート供給方向V1に供給する。
ところで、シート収容装置220において、シート補助装置500を用いない場合に、昇降部材2213上に載置されるシートPのサイズ幅(具体的には第1方向W及び/又は第2方向Vにおけるサイズ幅)を規制するためには、シートPのサイズ幅に応じてシート収容装置側規制部材を往復移動可能なように〔具体的にはシート収容装置側幅規制部材2214(図10から図16参照)を第1方向Wに、及び/又は、シート収容装置側後端規制部材2215(図11、図13から図16参照)を第2方向Vに往復移動可能なように〕昇降部材2213を切り欠く必要がある。そうすると、昇降部材2213の強度が所定の強度〔具体的には最大サイズ(例えばA3サイズ)のシートの最大積載容量(例えば2000枚)に耐え得る強度〕を下回ることがある。このことは、シート収容装置220において、所定(この例では規定)のサイズ(例えばB5サイズ)よりも小さいサイズのシートP(例えばハーフレター、A5、B6、封筒などのシート)である小サイズシートを供給することが要求される場合に、それだけ切り欠き面積が大きくなることから、特に顕著となる。
この点、本実施の形態では、シート補助装置500は、補助昇降体510がシート収容装置220における昇降部材2213上に設けられるので、シート収容装置220における昇降部材2213を切り欠く必要がなく、従って、昇降部材2213の強度を所定の強度に維持させることができる。
しかも、シート収容装置220における昇降部材2213を昇降させることにより、補助昇降体510が昇降するので、シート収容装置220おいて、シートPを供給するための一体構成を容易に実現させることができる。従って、シート収容装置220においてシート補助装置500を用いてシートPを供給するにあたり、シート補助装置500のシート収容装置220への着脱作業性の容易化を実現させることができる。さらに、補助昇降体510がシート収容装置220における昇降部材2213上に設けられるので、規定のサイズのシートPの許容積載枚数よりも少ない枚数で積載されることが望ましいシートP〜P(例えば、後述するように一端と他端との間で厚みが異なる封筒のようなシート)に好適に用いることができる。さらに、補助昇降体510を昇降部材2213上に設ける(この例では載置する)ことで、シート補助装置500をシート収容装置220に簡単に設置することができる。従って、シート補助装置500のシート収容装置220への設置作業の簡素化を実現させることができる。
また、本実施の形態に係るシート補助装置500は、既存のシート収容装置220に対して簡単に且つ容易に適用することができる。
−第1実施形態−
第1実施形態に係るシート補助装置500は、シート収容装置側幅規制部材2214に着脱可能に固定されて補助昇降体510上に載置されるシートP〜Pの第1方向Wにおけるサイズ幅を規制する幅規制体520(図12から図16参照)(具体的には幅規制ブロック)を備えている。この例では、幅規制体520は、一対のシート収容装置側幅規制部材22141,22142(図10から図16参照)にそれぞれ着脱可能に固定された一対の幅規制体521(図12、図13、図15、図16参照),522(図12、図14から図16参照)とされている。
ところで、シート補助装置500は、幅規制体520(この例では一対の幅規制体521,522)を備えている場合、このままでは、幅規制体520が補助昇降体510の第1方向Wにおける端部(この例では両端部)に当接し、補助昇降体510上に載置されるシートPの第1方向Wにおけるサイズ幅を規制することができない。
この点、第1実施形態に係るシート補助装置500において、補助昇降体510〔具体的には補助昇降体510の第1方向Wにおける端部(この例では両端部)〕には、幅規制体520(この例では一対の幅規制体521,522)が入り込むための幅側凹部511(この例では一対の幅側凹部511a,511b)(図11、図15、図16参照)が設けられている。こうすることで、シート収容装置側幅規制部材2214の第1方向Wにおける移動に伴って幅規制体520(この例では一対の幅規制体521,522)を補助昇降体510における幅側凹部511(この例では一対の幅側凹部511a,511b)に入れ込むことができ、これにより、補助昇降体510上に載置されるシートPの第1方向Wにおけるサイズ幅を規制することができる。
−第2実施形態−
ところで、シート収容装置220は、シート収容装置側後端規制部材2215を備えているが、このままでは、シート収容装置側後端規制部材2215が補助昇降体510の第2方向Vにおける端部(具体的にはシート供給方向V1における上流側端部)に当接し、補助昇降体510上に載置されるシートPの第2方向Vにおけるサイズ幅を規制することができない。
この点、第2実施形態に係るシート補助装置500において、補助昇降体510(具体的には補助昇降体510のシート供給方向V1における上流側端部)には、シート収容装置側後端規制部材2215が入り込むための後端側凹部512(図11、図15参照)が設けられている。こうすることで、シート収容装置側後端規制部材2215の第2方向Vにおける移動に伴ってシート収容装置側後端規制部材2215を補助昇降体510における後端側凹部512に入れ込むことができ、これにより、補助昇降体510上に載置されるシートPの第2方向Vにおけるサイズ幅を規制することができる。
<具体的な装置構成の説明>
[シート収容装置側幅規制部材]
シート収容装置側幅規制部材22141,22142は、第1方向Wにおける一方側及び他方側に互いに連動してスライド自在に底部材2212(図11、図13から図16参照)に設けられている。シート収容装置側幅規制部材22141,22142のシートPに対向する側面は、上下方向Zに沿うように形成されている。シート収容装置側幅規制部材22141,22142には、この例では、シート収容装置側幅規制部材22141,22142を第1方向Wにスライドするスライド部2216(図10、図12参照)と、シート収容装置側幅規制部材22141,22142を連動させる連動機構2217(図10、図12参照)とが設けられている。スライド部2216は、一対のスライドレール22161,22162(図10、図12参照)を構成している。スライドレール22161,22162は、シート収容装置側幅規制部材22141,22142の下端部にそれぞれ設けられている。スライドレール22161,22162は、シート収容装置側幅規制部材22141,22142の第1方向Wにおいて先端側が互いに対向するように延びている。また、スライドレール22161,22162及び底部材2212は、第1方向Wに移動自在に凹凸係合にて係合されている。具体的には、スライドレール22161,22162には、L字状の凸部2216a,2216a(図10、図12参照)が互いに相反するように形成されている。底部材2212には、第1方向Wに延びる凹部(図示せず)がそれぞれ凸部2216a,2216aに第1方向Wに移動自在に係合するように形成されている。
連動機構2217は、一対のラックギア2217a,2217a(図10、図12参照)と、一対のラックギア2217a,2217aに噛合されるピニオンギア2217b(図10、図12参照)で構成されている。スライドレール22161,22162の互いに対向する面には、ラックギア2217a,2217aがそれぞれ形成されている。ピニオンギア2217bは、スライドレール22161,22162におけるラックギア2217a,2217aに挟持された状態で底部材2212に軸線回り回転自在に固定されている。これにより、シート収容装置側幅規制部材22141,22142を底部材2212に対して第1方向Wにおける一方側及び他方側に互いに連動してスライドさせることができる。
シート収容装置側幅規制部材22141,22142は、例えば、樹脂材料又は金属材料(具体的には板金)で形成することができる。また、底部材2212(この例では底部材2212の第1方向Wにおける両端部)には、シート収容装置側幅規制部材2214(この例では一対のシート収容装置側幅規制部材22141,22142)の第1方向Wにおける往復移動を許容するように上下方向Zに貫通した貫通孔(この例では一対の貫通孔)(図示せず)が形成されている。
[シート収容装置側後端規制部材]
シート収容装置側後端規制部材2215は、第2方向Vにおける一方側及び他方側にスライド自在に底部材2212に設けられている。シート収容装置側後端規制部材2215のシートPに対向する側面は、上下方向Zに沿うように形成されている。シート収容装置側後端規制部材2215には、この例では、シート収容装置側後端規制部材2215を第2方向Vにスライドするスライド部(図示せず)が設けられている。スライド部は、シート収容装置側後端規制部材2215の下面から下方に突出した断面視で逆T字形状の係止部(図示せず)を有している。係止部は、第2方向Vに沿って延びている。また、底部材2212には、スライド部における係止部に係合される溝部(図示せず)が設けられている。溝部は、スライド部における係止部の形状に対応した形状とされており、第2方向Vに沿って延びている。これにより、シート収容装置側後端規制部材2215を第2方向Vにおける一方側及び他方側にスライドさせることができる。
シート収容装置側後端規制部材2215は、例えば、樹脂材料又は金属材料(具体的には板金)で形成することができる。また、底部材2212のシート供給方向V1における上流側端部には、シート収容装置側後端規制部材2215の第2方向Vにおける往復移動を許容するように、シート供給方向V1に切り欠いた切欠部22122(図3参照)が形成されている。
ところで、補助昇降体510上に載置されるシートPのサイズによってはシートPの第2方向Vにおけるサイズ幅をシート収容装置側後端規制部材2215により規制することができないことがある。
このため、補助昇降体510上に載置されるシートPの第2方向Vにおけるサイズ幅を規制するシート補助装置側後端規制部材(図示せず)をシート収容装置側後端規制部材2215に設けることができる。こうすることで、シート補助装置側後端規制部材をシート収容装置側後端規制部材2215の第2方向Vにおける移動と共に移動させることができ、これにより、補助昇降体510上に載置されるシートPの第2方向Vにおけるサイズ幅を確実に規制することができる。
[補助昇降体における幅側凹部のカバー]
ところで、補助昇降体510には、第1方向Wにおける内側(この例では両内側)に切り欠いた幅側凹部511(この例では一対の幅側凹部511a,511b)が設けられているが、この場合、補助昇降体510上にシートPを載置したときにシートPが幅側凹部511に入り込む可能性がある。
そこで、本実施の形態に係るシート収容装置220は、補助昇降体510上に載置されて幅側凹部511(この例では一対の幅側凹部511a,511bの少なくとも一部を覆う幅側凹部カバー580(この例では一対の幅側凹部カバー580a,580b)(図12参照)を備えている。
幅側凹部カバー580a,580bは、幅側凹部511a,511bを覆うカバー本体部580a1,580b1(図12参照)と、カバー本体部580a1,580b1に連接されてシート収容装置側幅規制部材22141,22142及び幅規制体521,522に対して上下方向Zに移動自在に挿通される挿通部580a2,580b2(図12参照)を備えている。具体的には、カバー本体部580a1,580b1は、水平方向に沿った板状の部材であり、互いに対向する部分の辺が平行又は略平行になるように斜めにカットされている。挿通部580a2,580b2は、シート収容装置側幅規制部材22141,22142及び幅規制体521,522の側面の全部又は一部の周りに囲繞するように形成されている。これにより、幅側凹部カバー580a,580bは、昇降部材2213の上下方向Zへの昇降により補助昇降体510と共に昇降することができる。
[補助昇降体]
補助昇降体510は、昇降部材2213上に設けられた(この例では載置された)状態でシートP〜Pを積載することができれば、何れの形状であってもよい。補助昇降体510は、中実の部材であってもよいし、中空の部材であってもよい。
補助昇降体510におけるシート積載面510b(幅側凹部511が設けられていない部分)の第1方向Wにおけるサイズは、昇降部材2213と同程度又は昇降部材2213よりも小さいサイズ(この例では昇降部材2213上に積載されるシートP〜Pの規定の最小サイズ)と同程度のサイズとされている。補助昇降体510におけるシート積載面510b(後端側凹部512が設けられていない部分)の第2方向Vにおけるサイズは、補助昇降体510上に載置される小サイズシートを確実に載置できる程度のサイズとされている。補助昇降体510は、配設面510aのサイズとシート積載面510bのサイズとが同一又は略同一のものとされている。補助昇降体510のシート収容装置側幅規制部材22141,22142に対向する側面は、シート収容装置側幅規制部材22141,22142のシートPに対向する側面と平行又は略平行になるように形成されている。また、補助昇降体510には、幅側凹部カバー580(この例では一対の幅側凹部カバー580a,580b)を収容する収容溝513(この例では一対の収容溝513a,513b)(図11参照)が設けられている。また、補助昇降体510には、補助昇降体510の周囲に設けられた部材(例えばシート収容装置側後端規制部材2215を構成する部材)が当接しないように退避した退避溝514(図11参照)が設けられている。
なお、補助昇降体510は、立方体形状又は直方体形状のものに幅側凹部511、後端側凹部512、収容溝513、退避溝514を設けたものとすることができる。
ところで、補助昇降体510を昇降させるときに、補助昇降体510がシート収容装置220における昇降部材2213に対してシート積載面方向にずれる可能性がある。
そこで、シート補助装置500において、補助昇降体510が昇降部材2213に上下方向Zで着脱可能(具体的には着脱自在)とされ、且つ、上下方向Zに直交又は略直行する方向で固定される態様を例示できる。こうすることで、補助昇降体510を昇降部材2213に、上下方向Zで着脱することができると共に、上下方向Zに直交又は略直行する方向で確実に固定することができ、これにより、補助昇降体510を昇降部材2213に着脱可能(具体的には着脱自在)とされた状態で、補助昇降体510を昇降させるときに、補助昇降体510のシート収容装置220における昇降部材2213に対するシート積載面方向へのずれを効果的に防止することができる。
ここで、補助昇降体510がシート収容装置220に上下方向Zで着脱可能とされ、且つ、上下方向Zに直交又は略直行する方向で固定される態様としては、ビス等の締結部材を用いる態様や、凹凸係合等の係合部材により着脱可能に固定する固定機構を用いる態様を例示できる。具体的には、補助昇降体510は、昇降部材2213に対して上下方向Zに移動自在、且つ、上下方向Zに直交又は略直行する方向(具体的には第1方向W及び第2方向V)に移動不能に係合(具体的には凹凸係合)される態様を例示できる。かかる凹凸係合としては、例えば、補助昇降体510における配設面510aから下方に突出した1つ又は複数の突出ピンと、昇降部材2213の上面に設けられて1つ又は複数の突出ピンに係入される係入穴とを挙げることができる。
補助昇降体510は、例えば、樹脂材料又は金属材料(具体的には板金)で形成することができる。
[幅規制体]
幅規制体520(この例では一対の幅規制体521,522)は、補助昇降体510上に載置されるシートPの第1方向Wにおけるサイズ幅を規制することができれば、何れの形状であってもよい。補助昇降体510は、中実の部材であってもよいし、中空の部材であってもよい。
幅規制体520のシートPに対向する側面は、シート収容装置側幅規制部材22141,22142のシートPに対向する側面と平行又は略平行になるように形成されている。
ここで、幅規制体520(この例では一対の幅規制体521,522)がシート収容装置側幅規制部材2214(この例では一対のシート収容装置側幅規制部材22141,22142)に着脱可能に固定される態様としては、ビス等の締結部材を用いる態様や、凹凸係合等の係合部材により解除可能にロックするロック機構を用いる態様を例示できる。
幅規制体520(この例では一対の幅規制体521,522)の第1方向Wにおけるサイズは、シート収容装置側幅規制部材2214(この例では一対のシート収容装置側幅規制部材22141,22142)を第1方向Wにおける最も内側に移動させたときに、補助昇降体510上に載置される最小サイズの小サイズシート(この例では封筒)の第1方向Wにおけるサイズ幅を規制するサイズとされている。幅規制体520(この例では一対の幅規制体521,522)の第2方向Vにおけるサイズは、補助昇降体510上に載置される小サイズシートを確実に規制できる程度のサイズとされている。この例では、一方の幅規制体521と他方の幅規制体522とは、第1方向Wにおけるサイズが同一サイズ又は略同一サイズとされ、第2方向Vにおけるサイズが同一サイズ又は略同一サイズとされている。
補助昇降体510における幅側凹部511(この例では一対の幅側凹部511a,511b)の第1方向W及び第2方向Vにおけるサイズは、幅規制体520(この例では一対の幅規制体521,522)の第1方向W及び第2方向Vにおけるサイズよりも若干(幅規制体520を幅側凹部511に円滑に挿通できる程度に所定量)大きいサイズとされている。シート収容装置側幅規制部材22141,22142には、アシストファン251(図11、図14から図16参照),252(図11、図13、図15、図16参照)からの空気ARを排気する排気口2214a(図13参照),2214b(図11、図14参照)が設けられている。幅規制体521,522は、排気口2214a,2214bからの空気ARをシートP〜P(シート束)の第1方向Wにおける両側面に向けて吹き付けるためのダクトを兼ねている。幅規制体521,522は、第1方向Wに貫通した開口部521a(図12、図13、図16参照),522a(図12、図14、図15参照)を有している。幅規制体521,522は、開口部521a,522aがシート収容装置側幅規制部材22141,22142における排気口2214a,2214bに連通する位置に位置するようにシート収容装置側幅規制部材22141,22142に着脱可能に固定されている。幅規制体520は、例えば、樹脂材料又は金属材料(具体的には板金)で形成することができる。
[シート補助装置の有無の検知]
シート収容装置220は、シート補助装置検知装置224(図6参照)をさらに備えている。シート補助装置検知装置224(具体的にはシート補助装置センサ)は、シート補助装置500がシート収容装置220に設けられたか否かを検知する。シート補助装置検知装置224は、制御部240の入力系に電気的に接続されている。これにより、制御部240は、シート補助装置検知装置224からの検知信号によりシート補助装置500がシート収容装置220に設けられたか否かを検出(認識)することができる。なお、シート収容装置220は、シート補助装置検知装置224に代えて、操作者による入力操作によりシート補助装置500の有無の設定を行うようになっていてもよい。具体的には、シート収容装置220は、シート補助装置500がシート収容装置220に設けられたときに、操作者による入力操作により記憶部242の所定のフラグがオンされ、シート補助装置500がシート収容装置220から除去されたときに、操作者による入力操作により記憶部242の所定のフラグがオフされるようになっていてもよい。
ここで、昇降部材2213により昇降する昇降面SLは、シート補助装置500がシート収容装置220に設けられる場合、補助昇降体510上にシートPが無い状態における補助昇降体510の上面(シート積載面510b)であり、或いは、補助昇降体510上にシートPが載置された状態における最上位のシートPの上面である。
従って、シート補助装置500がシート収容装置220に設けられる場合、第1上限位置検知装置233は、補助昇降体510上の最上位のシートPの先端部Pa側の位置がシート供給位置Q1に達したか否かを検知する。すなわち、第1上限位置検知装置233は、補助昇降体510上の最上位のシートPの先端部Paの位置からの下降動作、具体的には昇降面SLがシート供給位置Q1に位置しているか否かを検知する。制御部240は、第1上限位置検知装置233からの検知信号により補助昇降体510上の最上位のシートPの先端部Pa側の位置がシート供給位置Q1に達したか否かを検出(認識)することができる。制御部240は、第1上限位置検知装置233が昇降面SLを検知するまで、昇降駆動部231を上昇側回転方向R1に回転する。これにより、制御部240は、補助昇降体510上の最上位のシートPの先端部Paの位置をシート供給位置Q1に維持することができる。第2上限位置検知装置234は、補助昇降体510上の最上位のシートPの後端部Pbの位置がシート供給位置Q1に達したか否かを検知する。制御部240は、第2上限位置検知装置234からの検知信号により補助昇降体510上の最上位のシートPの後端部Pb側の位置がシート供給位置Q1に達したか否かを検出(認識)することができる。
−第3実施形態−
ところで、厚みが不均一なシートP〔具体的には、封筒のように折り目が存在するシート(特に小サイズシート)〕では、一端部の厚みと他端部の厚みとが異なってしまうため、シートPは、昇降部材2213又は補助昇降体510に積載する積載枚数が多くなればなる程、最上位のシートPが傾斜する。
図17は、シート収容装置220において、厚みが不均一なシートP(具体的には、封筒のように折り目が存在するシート)をシート供給装置300にてシート供給方向V1に供給する場合での不都合を説明するための模式図である。
例えば、図17に示すように、シート供給方向V1における下流側端部(先端部Pa)の厚みが上流側端部(後端部Pb)の厚みよりもが大きくなっている場合、シートPは、昇降部材2213又は補助昇降体510に積載する積載枚数が多くなればなる程、最上位のシートPのシート供給方向V1における下流側端部(先端部Pa)が上流側端部(後端部Pb)よりも高くなる。このため、シートPの積載容量によっては、シート供給装置300において最上位のシートPを呼び込む呼込部材〔例えばピックアップローラ或いは吸込部材(この例では吸引ダクト310及び搬送ベルト320〜320等)〕により最上位のシートPを呼び込む動作を行うことができないことがある。例えば、ピックアップローラが最上位のシートPに届かない、或いは、吸込部材(この例では吸引ダクト310及び搬送ベルト320〜320等)から最上位のシートPまでの距離が該吸込部材の吸引可能距離を超えてしまうことがある。従って、シートP〜Pの積載容量がシートPを供給することが可能な許容供給積載容量の基準値(具体的にはデフォルト値)を超えないようにすることが望まれる。
ここで、シートP〜Pの積載容量は、最上位のシートPがシート供給位置Q1に位置するときのシート供給位置Q1と昇降部材2213のシート積載面又は補助昇降体510のシート積載面510bとの間の距離d(図17参照)内に収容されるシートP〜Pの枚数に相当する。そして、許容供給積載容量の基準値は、シートPの種類(一端部と他端部との間で厚み差)に応じて異なる。すなわち、許容供給積載容量の基準値は、シートPの一端部と他端部との間で厚み差が大きい程、小さくなる。
この点、第3実施形態に係るシート収容装置220は、シートPを供給することが可能な許容供給積載容量の基準値(具体的にはデフォルト値)をシートPの種類に応じて変更する構成とされている。すなわち、シート収容装置220は、許容供給積載容量の基準値をシートPの一端部と他端部との間で厚み差が大きい程、小さくする構成とされている。換言すれば、シート収容装置220は、許容供給積載容量の基準値をシートPの一端部と他端部との間で厚み差が小さい程、大きくする構成とされている。ここで、シートP〜Pの積載容量は、例えば、昇降駆動部231の基準点からの回転量をエンコーダ等の検知装置にて検知することで検出することができる。こうすることで、たとえ厚みが不均一なシートP(具体的には、封筒のように折り目が存在するシート)を用いたとしても、シートPの種類に応じたシートPの許容供給積載容量の基準値(シートPの種類に応じて設定された所望の設定値)にすることができ、これにより、シートPを確実に供給することができる。
[許容供給積載容量の基準値の設定]
次に、シートPの許容供給積載容量の基準値の設定について図18から図20を参照しながら以下に説明する。
シート収容装置220において、シートPとして厚みが不均一なシート(この例では封筒)以外のシート、例えば、基準となるシート(具体的には標準紙)を用いるときは、許容供給積載容量の基準値は、所定の初期値(この例では下限位置Q3)とされる。一方、シートPとして厚みが不均一なシート(この例では封筒)を用いるときには、許容供給積載容量の基準値は、昇降部材2213が所定の基準位置(この例では下限位置Q3)から上昇する距離(具体的には昇降駆動部231への駆動パルス信号のパルス数)とされる。
なお、シート収容装置220は、昇降部材2213をシートPの許容供給積載容量の基準値に位置させるにあたり、シート補助装置500が設けられてシートPが補助昇降体510に載置されるときには、シート補助装置500が設けられておらずシートPが昇降部材2213に載置されるときよりも、補助昇降体510の高さ距離h(図11参照)(具体的には昇降駆動部231への駆動パルス信号のパルス数)だけ昇降部材2213を下降させる。
ここで、補助昇降体510の高さ距離hは、記憶部242(図6参照)に予め記憶されている。制御部240によるシート補助装置500の有無を検出は、既述のとおり、シート補助装置検知装置224からの検知信号又はシート補助装置500の有無の設定により行うことができる。なお、補助昇降体510の高さ距離hは、補助昇降体510上に載置されるシートPの積載容量に応じて予め設定しておくことができる。
図18は、複数種類nの許容供給積載容量の設定値S(1)〜S(n)が予め記憶されている記憶部242の第1メモリテーブルM1のデータ構造の一例を示す模式図である。
図18に示すように、複数種類n(nは2以上の整数)の許容供給積載容量の設定値S(1)〜S(n)の設定情報は、記憶部242(図6参照)における第1メモリテーブルM1(図6、図18参照)に、複数の設定番号1〜n毎に予め設定(記憶)されている。
昇降部材2213又は補助昇降体510に積載されるシートP〜Pの複数種類nの許容供給積載容量の設定値S(1)〜S(n)の設定情報は、シートPの種類に応じて、シート供給装置300において最上位のシートPを呼び込む呼込部材〔例えばピックアップローラ或いは吸込部材(この例では吸引ダクト310及び搬送ベルト320〜320等)〕により最上位のシートPを呼び込む動作を行うことができる許容供給積載容量である。
また、許容供給積載容量の設定値S(1)〜S(n)は、厚みや折り位置等の特性が互いに異なる複数種類m(mは2以上の整数)のシートPに対応した値とされており、複数種類mのシートP(この例では封筒)に対応して記憶部242に予め記憶されている。
図19は、複数種類nの許容供給積載容量の設定値S(1)〜S(n)が複数種類mのシートPに対応して予め記憶されている記憶部242の第2メモリテーブルM2のデータ構造の一例を示す模式図である。なお、図19において、大サイズの封筒の種類として角形2号を例示し、小サイズの封筒の種類として長形3号を例示しており、他の封筒の種類については図示を省略している。また、図20は、画像形成装置100における操作部112において複数種類mのシートPが制御部240へ選択入力される際の設定画面を示す平面図である。
制御部240は、操作者による操作部112(図20参照)への入力操作により、複数種類mのシートPのうち何れかの種類の選択入力情報を受け付け可能とされており、選択入力されたシートPに対応した許容供給積載容量の設定値S(i)(iは1からnまでの何れかの値)を設定するようになっている。
本実施の形態では、制御部240は、複数種類mのシートPを表示部113(図20参照)に選択可能に表示し、操作部112により、表示部113に表示された複数種類mのシートPのうち何れかの種類の選択入力情報を受け付けるようになっている。より具体的には、画像形成装置100は、操作部112における表示部113上にタッチパネル型の入力装置が設けられていて、表示部113に表示される設定画面へのタッチ操作にて制御部240に選択入力情報を受け付けるようになっている。図20に示す設定画面において、例えば、角形2号の封筒として坪量85g/mm2のものが選択された場合(図中の網掛け参照)、図19に示す第2メモリテーブルM2を参照することで、角形2号の封筒として坪量85g/mm2のものに対応する設定番号4を読み出すことができる(図中の網掛け参照)。さらに、図18に示す第1メモリテーブルM1を参照することで、許容供給積載容量の設定値S(4)(図中の網掛け参照)(具体的には昇降駆動部231への駆動パルス信号のパルス数)を読み出すことができる。これにより、制御部240は、シートPの種類に応じて、許容供給積載容量の設定値S(i)(この例では昇降部材2213の下限位置Q3からの上昇位置)を変更することができる。
−第4実施形態−
第4実施形態に係るシート収容装置220は、昇降部材2213又は補助昇降体510(特に補助昇降体510)に積載されたシートP〜Pの積載容量(シートP〜Pの束の最も厚い部分の厚み)が予め定めた所定の上限積載容量(シートPを供給することができる限界容量レベル)を超える場合には、シートP〜Pの積載容量が上限積載容量を超えていることを示す警告表示を行う構成とされている。こうすることで、たとえ厚みが不均一なシートP(具体的には、封筒のように折り目が存在するシート)を用いたとしても、シートP〜Pの積載容量が上限積載容量を超えたことを操作者に認識させることができる。このことは、シートPの許容供給積載容量の基準値がシートPの種類に応じて設定されていない場合に特に有効である。具体的には、制御部240は、シートP〜Pの積載容量が上限積載容量を超える場合には、表示部113に「シートの積載容量が上限積載容量を超えているため、シートを供給することができません。」といったメッセージ表示を行う。
また、シート収容装置220は、シートP〜Pの積載容量が上限積載容量基準値を超える場合には、シートPの供給動作を禁止する構成とされている。こうすることで、厚みが不均一なシートP〜P(具体的には、封筒のように折り目が存在するシート)の積載容量が上限積載容量を超えたときに、シートPの供給動作を行わないようにすることができる。具体的には、制御部240は、シートP〜Pの積載容量が上限積載容量基準値を超える場合には、シート供給装置300によるシートPの供給動作を禁止する。
−第5実施形態−
また、第5実施形態に係るシート収容装置220は、昇降部材2213又は補助昇降体510(特に補助昇降体510)に積載されたシートP〜Pの最上位のシートPの傾斜状態を検知し、最上位のシートPの傾斜状態が所定の基準状態を超える場合には、警告表示を行う構成とされている。こうすることで、たとえ厚みが不均一なシートP(具体的には、封筒のように折り目が存在するシート)を用いたとしても、シートP〜Pの最上位のシートPの傾斜状態が基準状態を超えたことを操作者に認識させることができる。このことは、シートPの許容供給積載容量の基準値がシートPの種類に応じて設定されていない場合に特に有効である。具体的には、制御部240は、最上位のシートPの傾斜状態として、第1上限位置検知装置233及び第2上限位置検知装置234のうち、何れか一方(具体的には第1上限位置検知装置233)にて最上位のシートPの「有」を検知する一方、何れか他方(具体的には第2上限位置検知装置234)にて最上位のシートPの「無」を検知した場合には、表示部113に「シートが傾斜しているため、シートを供給することができません。」といったメッセージ表示を行う。
また、シート収容装置220は、シートP〜Pの最上位のシートPの傾斜状態が基準状態を超える場合には、シートPの供給動作を禁止する構成とされている。こうすることで、厚みが不均一なシートP〜P(具体的には、封筒のように折り目が存在するシート)の最上位のシートPの傾斜状態が基準状態を超えたときに、シートPの供給動作を行わないようにすることができる。具体的には、制御部240は、第1上限位置検知装置233及び第2上限位置検知装置234のうち、何れか一方(具体的には第1上限位置検知装置233)にて最上位のシートPの「有」を検知する一方、何れか他方(具体的には第2上限位置検知装置234)にて最上位のシートPの「無」を検知した場合には、シート供給装置300によるシートPの供給動作を禁止する。
[昇降装置の昇降動作の制御例]
次に、制御部240による昇降装置230の昇降動作の制御例について図21及び図22を参照しながら以下に説明する。かかる制御例では、厚みが不均一なシートPとして封筒を用いた場合を例にとって説明する。
図21及び図22は、制御部240による昇降装置230の昇降動作の一例を示すフローチャートである。図21は、その前半部分を示すフローチャートであり、図22は、その後半部分を示すフローチャートである。
図21に示すように、昇降装置230の昇降動作では、先ず、制御部240は、選択されたシートPの種類を受け付け(ステップS1)、ステップS1で受け付けたシートPの種類が封筒か否かを判断する(ステップS2)。制御部240は、シートPの種類が封筒でない場合には(ステップS2:No)、許容供給積載容量の基準値を所定の初期値(この例では下限位置Q3)に設定し(ステップS3)、ステップS5に移行する。一方、制御部240は、シートPの種類が封筒である場合には(ステップS2:Yes)、許容供給積載容量の基準値をステップS1で受け付けた許容供給積載容量の設定値S(i)に設定し(ステップS4)、ステップS5に移行する。
次に、制御部240は、シート有無検知装置237の検知により昇降部材2213又は補助昇降体510上にシートPが有るか否かを判断する(ステップS5)。
制御部240は、昇降部材2213又は補助昇降体510上にシートPが無いと判断した場合には(ステップS5:No)、シートPの供給動作を停止し(ステップS6)、表示部113にてシート無しの表示を行い(ステップS7)、開閉検知装置236の検知によりシート収容装置220が開いたか否かを判断する(ステップS8)。制御部240は、シート収容装置220が開いたと判断した場合には(ステップS8:Yes)、ステップS12に移行する。一方、制御部240は、シート収容装置220が閉じていると判断した場合には(ステップS8:No)、ステップS5に移行する。また、制御部240は、昇降部材2213又は補助昇降体510上にシートPが有ると判断した場合には(ステップS5:Yes)、開閉検知装置236の検知によりシート収容装置220が開いたか否かを判断する(ステップS9)。
制御部240は、シート収容装置220が閉じていると判断した場合には(ステップS9:No)、第1上限位置検知装置233の検知により最上位のシートPがシート供給位置Q1に位置するように昇降装置230の昇降動作を制御し(ステップS10)、シートPの供給起動中とし(ステップS11)、ステップS5に移行する。また、制御部240は、シート収容装置220が開いたと判断した場合には(ステップS9:Yes)、昇降装置230により昇降部材2213を下降させ(ステップS12)、シート補助装置検知装置224の検知によりシート補助装置500が存在するか否かを判断する(ステップS13)。制御部240は、シート補助装置500が存在しないと判断した場合には(ステップS13:No)、昇降部材2213が許容供給積載容量の基準値に達したか否かを判断する(ステップS14)。制御部240は、昇降部材2213が許容供給積載容量の基準値に達していないと判断した場合には(ステップS14:No)、シート補給位置検知装置238の検知により最上位のシートPがシート補給位置Q2まで降下したか否かを判断する(ステップS15)。
制御部240は、最上位のシートPがシート補給位置Q2まで降下していないと判断した場合には(ステップS15:No)、ステップS12に移行する。一方、制御部240は、最上位のシートPがシート補給位置Q2まで降下したと判断した場合には(ステップS15:Yes)、図22に示すステップS18に移行する。制御部240は、昇降部材2213が許容供給積載容量の基準値に達したと判断した場合には(ステップS14:Yes)、ステップS17に移行する。また、制御部240は、シート補助装置500が存在すると判断した場合には(ステップS13:Yes)、昇降部材2213が補助昇降体510の高さ距離hを考慮して許容供給積載容量の基準値に達したか否かを判断する(ステップS16)。制御部240は、昇降部材2213が補助昇降体510の高さ距離hを考慮して許容供給積載容量の基準値に達したと判断した場合には(ステップS16:Yes)、ステップS17に移行する。一方、制御部240は、昇降部材2213が補助昇降体510の高さ距離hを考慮して許容供給積載容量の基準値に達していないと判断した場合には(ステップS16:No)、ステップS15に移行する。ステップS17では、制御部240は、表示部113に「昇降部材が許容供給積載容量の基準値に達しましたので、これ以上シートの補給はできません。」といった警告表示を行い、図22に示すステップS18に移行する。
図22に示すように、制御部240は、昇降装置230による昇降部材2213の下降動作を停止し(ステップS18)、シートPが補給されたか否かを判断する(ステップS19)。制御部240は、シートPが補給されたと判断した場合には(ステップS19:Yes)、図21に示すステップS12に移行する。一方、制御部240は、シートPが補給されていないと判断した場合には(ステップS19:No)、ステップS20に移行する。次に、制御部240は、開閉検知装置236の検知によりシート収容装置220が閉じたか否かを判断する(ステップS20)。制御部240は、シート収容装置220が開いていると判断した場合には(ステップS20:No)、ステップS19に移行する。一方、制御部240は、シート収容装置220が閉じたと判断した場合には(ステップS20:Yes)、昇降装置230により昇降部材2213を上昇させる(ステップS21)。次に、制御部240は、シート補給位置検知装置238の検知により最上位のシートPがシート供給位置Q1に位置しているか否かを判断し(ステップS22)、最上位のシートPがシート供給位置Q1に位置していないと判断した場合には(ステップS22:No)、ステップS21に移行する。一方、制御部240は、最上位のシートPがシート供給位置Q1に位置していると判断した場合には(ステップS22:Yes)、昇降装置230による昇降部材2213の上昇動作を停止する(ステップS23)。
次に、制御部240は、昇降部材2213又は補助昇降体510上に積載されたシートP〜Pの積載容量が上限積載容量(シートPを供給することができる限界容量レベル)を超えているか否かを判断する(ステップS24)。制御部240は、シートP〜Pの積載容量が上限積載容量を超えていないと判断した場合には(ステップS24:No)、図21に示すステップS5へ移行する。一方、シートP〜Pの積載容量が上限積載容量を超えていると判断した場合には(ステップS24:Yes)、ステップS25に移行し、表示部113に「シートの積載容量が上限積載容量を超えているため、シートを供給することができません。シートを減らして下さい。」といった警告表示を行い(ステップS25)、シート供給装置300によるシートPの供給動作を禁止する(ステップS26)。次に、制御部240は、開閉検知装置236の検知によりシート収容装置220が開いたか否かを判断する(ステップS27)。制御部240は、シート収容装置220が閉じていると判断した場合には(ステップS27:No)、ステップS25に移行する。一方、制御部240は、シート収容装置220が開いたと判断した場合には(ステップS27:Yes)、昇降部材2213又は補助昇降体510上からシートP〜Pが取り除かれたか否かを判断する(ステップS28)。制御部240は、シートP〜Pが取り除かれていないと判断した場合には(ステップS28:No)、ステップS25に移行する。一方、制御部240は、シートP〜Pが取り除かれたと判断した場合には(ステップS28:Yes)、開閉検知装置236の検知によりシート収容装置220が閉じたか否かを判断する(ステップS29)。制御部240は、シート収容装置220が開いていると判断した場合には(ステップS29:No)、ステップS28に移行する。一方、制御部240は、シート収容装置220が閉じたと判断した場合には(ステップS29:Yes)、ステップS21に移行する。
−第6実施形態−
ところで、補助昇降体510上に載置されるシートPを小サイズシートとする構成において、シート収容装置側規制部材(この例ではシート収容装置側幅規制部材2214及びシート収容装置側後端規制部材2215)に、昇降部材2213上に載置されるシートPのサイズ(この例では第1方向W及び第2方向Vにおけるサイズ)を検知するサイズ検知装置(この例では幅サイズ検知装置222及び後端サイズ検知装置223)が設けられている場合、このままでは、補助昇降体510上に載置されるシートPのサイズ幅(この例では第1方向W及び第2方向Vにおけるサイズ幅)を検知することができない。
この点、第6実施形態に係るシート収容装置220は、サイズ検知装置(この例では幅サイズ検知装置222及び後端サイズ検知装置223)にて補助昇降体510上に載置されるシートPを検知するように構成されている。こうすることで、補助昇降体510上に載置されるシートPを確実に検知することができる。
具体的には、記憶部242には、第3メモリテーブルM3(図6参照)及び第4メモリテーブルM4(図6参照)が予め記憶されている。第3メモリテーブルM3には、幅サイズ検知装置222(この例では一対の幅サイズ検知装置2221,2222)によるシート収容装置側幅規制部材2214(この例では一対のシート収容装置側幅規制部材22141,22142)の昇降部材2213上に載置されるシートPの規制位置に対応するシートPの第1方向Wにおけるサイズ(例えばA3サイズ、ダブルレターサイズ、B4サイズ、A4サイズ、レターサイズ、B5サイズなど)が予め設定されている。第4メモリテーブルM4には、幅サイズ検知装置222(この例では一対の幅サイズ検知装置2221,2222)による幅規制体520(この例では一対の幅規制体521,522)の補助昇降体510上に載置されるシートPの規制位置に対応するシートPの第1方向Wにおけるサイズ(例えばハーフレターサイズ、A5サイズ、B6サイズ、封筒サイズなど)が予め設定されている。また、第3メモリテーブルM3には、後端サイズ検知装置223によるシート収容装置側後端規制部材2215の昇降部材2213上に載置されるシートPの規制位置に対応するシートPの第2方向Vにおけるサイズ(例えばA3サイズ、ダブルレターサイズ、B4サイズ、A4サイズ、レターサイズ、B5サイズなど)が予め設定されている。第4メモリテーブルM4には、後端サイズ検知装置223によるシート補助装置側後端規制部材の補助昇降体510上に載置されるシートPの規制位置に対応するシートPの第2方向Vにおけるサイズ(例えばハーフレターサイズ、A5サイズ、B6サイズ、封筒サイズなど)が予め設定されている。
そして、制御部240は、シート補助装置500が無いと判断した場合には、第3メモリテーブルM3を用いて昇降部材2213上に載置されるシートPの第1方向W及び第2方向Vにおけるサイズを検出(認識)する。また、制御部240は、シート補助装置500が有ると判断した場合には、第4メモリテーブルM4を用いて補助昇降体510上に載置されるシートPの第1方向W及び第2方向Vにおけるサイズを検出(認識)する。
[その他の実施の形態]
本実施の形態では、シート供給装置300において最上位のシートPを呼び込む呼込部材として、吸込部材(この例では吸引ダクト310及び搬送ベルト320〜320等)を用いたが、ピックアップローラを用いてもよい。
また、本実施の形態では、シート収容装置220は、シートPとして画像形成を行うための記録シートを供給するものとしたが、シートPとして画像を読み取るための原稿シートを供給するものとしてもよい。
また、本実施の形態では、シートPを一方向に供給するシート収容装置220にシート補助装置500を設けるようにしたが、シートPを一方向及び一方向とは反対側の他方向の双方に供給するシート収容装置220にシート補助装置500を設けるようにしてもよい。
本発明は、以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、かかる実施の形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
100 画像形成装置
111 主制御部
112 操作部
113 表示部
220 シート収容装置
221 シート積載装置
2211 外側枠体
2212 底部材
2213 昇降部材
22131 第1切欠部
22132 第2切欠部
2214 シート収容装置側幅規制部材
2215 シート収容装置側後端規制部材
222 幅サイズ検知装置
223 後端サイズ検知装置
224 シート補助装置検知装置
230 昇降装置
231 昇降駆動部
232 昇降駆動機構
233 第1上限位置検知装置
234 第2上限位置検知装置
235 規制位置検知装置
236 開閉検知装置
237 シート有無検知装置
238 シート補給位置検知装置
239 下限位置検知装置
240 制御部
241 処理部
242 記憶部
300 シート供給装置
310 吸引ダクト
320 搬送ベルト
400 駆動装置
500 シート補助装置
510 補助昇降体
510a 配設面
510b シート積載面
511 幅側凹部
512 後端側凹部
520 幅規制体
521 一方の幅規制体
521a 開口部
522 他方の幅規制体
522a 開口部
580 幅側凹部カバー
M1 第1メモリテーブル
M2 第2メモリテーブル
M3 第3メモリテーブル
M4 第4メモリテーブル
P シート
Pa 先端部
Pb 後端部
Q1 シート供給位置
Q2 シート補給位置
Q3 下限位置
Qmax シート最大積載位置
S 設定値
V 第2方向
W 第1方向
X 奥行方向
Y 左右方向
Z 上下方向
d 距離
h 高さ距離

Claims (8)

  1. シートを供給するシート収容装置に備えられるシート補助装置であって、
    前記シート収容装置における昇降部材上に設けられ、且つ、前記シートを積載する補助昇降体を備え、
    前記シート収容装置における前記昇降部材を昇降させることにより、前記補助昇降体が昇降することを特徴とするシート補助装置。
  2. 請求項1に記載のシート補助装置であって、
    前記シート収容装置は、前記昇降部材上に載置される前記シートのシート供給方向に直交するシート面に沿った第1方向におけるサイズ幅を前記第1方向に移動自在に規制するシート収容装置側幅規制部材を備え、
    当該シート補助装置は、前記シート収容装置側幅規制部材に着脱可能に固定されて前記補助昇降体上に載置される前記シートの前記第1方向におけるサイズ幅を規制する幅規制体を備え、
    前記補助昇降体には、前記幅規制体が入り込むための幅側凹部が設けられていることを特徴とするシート補助装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のシート補助装置であって、
    前記シート収容装置は、前記昇降部材上に載置される前記シートのシート供給方向に沿った第2方向におけるサイズ幅を前記第2方向に移動自在に規制するシート収容装置側後端規制部材を備え、
    前記補助昇降体には、前記シート収容装置側後端規制部材が入り込むための後端側凹部が設けられていることを特徴とするシート補助装置。
  4. 請求項1から請求項3までの何れか1つに記載のシート補助装置であって、
    前記補助昇降体は、前記シート収容装置における前記昇降部材上に積載されるシートの規定の最小サイズよりも小さいサイズのシートである小サイズシートを積載することを特徴とするシート補助装置。
  5. 請求項1から請求項4までの何れか1つに記載のシート補助装置を備えていることを特徴とするシート収容装置。
  6. 請求項5に記載のシート収容装置であって、
    前記シートを供給することが可能な許容供給積載容量の基準値を前記シートの種類に応じて変更することを特徴とするシート収容装置。
  7. 請求項5又は請求項6に記載のシート収容装置であって、
    前記昇降部材又は前記補助昇降体に積載された前記シートの積載容量が予め定めた所定の上限積載容量を超える場合には、前記シートの積載容量が前記上限積載容量を超えていることを示す警告表示を行うことを特徴とするシート収容装置。
  8. 請求項5から請求項7までの何れか1つに記載のシート収容装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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