JP2018194650A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
定着装置20は、定着ベルト21の内周面における全域のうち、定着ベルト21の無端移動に伴って熱移動補助部材24との摺擦部に進入する直前の領域に対し、ブラシ先端部を当接させるブラシ部材28を有している。
[態様A]
態様Aは、無端状の定着ベルト(例えば定着ベルト21)と、これのループ外側で前記定着ベルトに当接して定着ニップを形成する外側部材(例えば加圧ローラ23)と、ループ内側における前記定着ニップの裏側領域で前記定着ベルトの内周面に摺擦する内側部材(例えば熱移動補助部材24)と、前記定着ベルトの内周面に当接するブラシ部材(例えばブラシ部材28)とを有し、前記定着ニップに挟み込んだ記録シート(例えば記録シートS)に対して画像を定着せしめる定着装置(例えば定着装置20)において、前記ブラシ部材の毛(例えば起毛28d)を前記内周面に対してカウンター方向で当接させたことを特徴とするものである。
態様Bは、態様Aにおいて、前記ブラシ部材のブラシ部(例えばブラシ部28c)にて、複数の毛を束ねた毛束(例えば毛束28e)を前記定着ベルトの無端移動方向(例えばx方向)と直交する方向(例えばy方向)に複数並べた毛束列(例えば毛束列28f)を、前記無端移動方向に複数並べたことを特徴とするものである。かかる構成では、複数の毛の根本側を束ねた毛束にすることで、ブラシ部全体の剛性を高めて、毛のベルト移動方向への反転反り(カウンター方向ではなく、トレーリング方向に反り返ってしまう)を抑えることができる。また、毛束内に捕捉した摩耗粉を毛束内の根本側で保持して、毛束から定着ベルトへの摩耗粉の再転移を抑えることもできる。
態様Cは、態様Bにおいて、前記毛束を根本側から毛先側に向けて広がる扇形状にしたことを特徴とするものである。かかる構成では、毛の突端のみならず、毛の先端部側面でも、定着ベルトに付着している摩耗粉をすくい上げて、摩耗粉の捕捉効率を高めることができる。
態様Eは、態様B又はCにおいて、前記毛束列の中で互いに隣り合っている二つの毛束の束間に対し、前記毛束列に隣り合っている別の毛束列の毛束を対向させたことを特徴とするものである。かかる構成では、一方の毛束列における二つの毛束の束間をすり抜けた摩耗粉を、他方の毛束列における毛束で捕捉することができる。
態様Eは、態様Dにおいて、前記二つの毛束の一方における一部の毛、及び、他方における一部の毛のそれぞれに対し、前記別の毛束列の毛束における一部の毛を対向させたことを特徴とするものである。かかる構成では、定着ベルトの幅方向の全域に対して毛束を当接させて、全域において定着ベルトに付着している摩耗粉を毛束によって捕捉することができる。よって、ベルト幅方向における摩耗粉の捕捉ムラを抑えることができる。
態様Fは、態様A〜Eの何れかにおいて、前記ブラシ部材の毛として、導電性材料からなるものを用いたことを特徴とするものである。かかる構成では、ブラシ部材のブラシ部の電荷をアースに逃がしてブラシ部の帯電を防止することで、トナーのブラシ部への静電転移を防止することができる。
態様Gは、記録シートにトナー像を形成するトナー像形成手段(例えば作像部、光書込装置6、転写ユニット10などからなるもの)と、前記記録シートにトナー像を定着せしめる定着装置とを備える画像形成装置(例えば画像形成装置100)において、前記定着装置として、態様A〜Fの何れかの定着装置を用いたことを特徴とするものである。
21:定着ベルト
23:加圧ローラ(外側部材)
24:熱移動補助部材(内側部材)
25:ニップ形成部材
28:ブラシ部材
28a:ブラケット
28b:植毛基体
28c:ブラシ部
28d:起毛(毛)
28e:毛束
28f:毛束列
100:画像形成装置
200:摩耗粉
S:記録シート
Claims (7)
- 無端状の定着ベルトと、これのループ外側で前記定着ベルトに当接して定着ニップを形成する外側部材と、ループ内側における前記定着ニップの裏側領域で前記定着ベルトの内周面に摺擦する内側部材と、前記定着ベルトの内周面に当接するブラシ部材とを有し、前記定着ニップに挟み込んだ記録シートに対して画像を定着せしめる定着装置において、
前記ブラシ部材の毛を前記内周面に対してカウンター方向で当接させたことを特徴とする定着装置。 - 請求項1の定着装置において、
前記ブラシ部材のブラシ部にて、複数の毛を束ねた毛束を前記定着ベルトの無端移動方向と直交する方向に複数並べた毛束列を、前記無端移動方向に複数並べたことを特徴とする定着装置。 - 請求項2の定着装置において、
前記毛束を根本側から毛先側に向けて広がる扇形状にしたことを特徴とする定着装置。 - 請求項2又は3の定着装置において、
前記毛束列の中で互いに隣り合っている二つの毛束の束間に対し、前記毛束列に隣り合っている別の毛束列の毛束を対向させたことを特徴とする定着装置。 - 請求項4の定着装置において、
前記二つの毛束の一方における一部の毛、及び、他方における一部の毛のそれぞれに対し、前記別の毛束列の毛束における一部の毛を対向させたことを特徴とする定着装置。 - 請求項1乃至5の何れか一項に記載の定着装置において、
前記ブラシ部材の毛として、導電性材料からなるものを用いたことを特徴とする定着装置。 - 記録シートにトナー像を形成するトナー像形成手段と、前記記録シートにトナー像を定着せしめる定着装置とを備える画像形成装置において、
前記定着装置として、請求項1乃至6の何れか一項に記載の定着装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2017097375A JP6864870B2 (ja) | 2017-05-16 | 2017-05-16 | 定着装置及び画像形成装置 |
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JP2017097375A JP6864870B2 (ja) | 2017-05-16 | 2017-05-16 | 定着装置及び画像形成装置 |
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JP6864870B2 JP6864870B2 (ja) | 2021-04-28 |
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Family Applications (1)
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5534985A (en) * | 1994-02-21 | 1996-07-09 | Olivetti-Canon Industriale, S.P.A. | Cleaning device for a fixing unit |
JPH1010939A (ja) * | 1996-06-20 | 1998-01-16 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2002023534A (ja) * | 2000-07-11 | 2002-01-23 | Canon Inc | 加熱装置および画像形成装置 |
JP2014170115A (ja) * | 2013-03-04 | 2014-09-18 | Canon Inc | 給電装置及び画像形成装置 |
-
2017
- 2017-05-16 JP JP2017097375A patent/JP6864870B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5534985A (en) * | 1994-02-21 | 1996-07-09 | Olivetti-Canon Industriale, S.P.A. | Cleaning device for a fixing unit |
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JP2014170115A (ja) * | 2013-03-04 | 2014-09-18 | Canon Inc | 給電装置及び画像形成装置 |
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JP6864870B2 (ja) | 2021-04-28 |
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