JP2018194264A - 加熱調理器 - Google Patents

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Hiroshi Tomiyama
宏 冨山
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Abstract

【課題】グリル皿の荷重がバランスよくグリル扉に支持され、グリル皿がグリル扉に対してがたつくのを抑制する性能が高い加熱調理器を提供する。【解決手段】グリルを備える加熱調理器である。グリル扉4は、後部の左右方向の一部に、扉連結部6を有する。扉連結部6は、後方Bに突出する上片部61および下片部を有する。上片部61は、下方に突出する係止突部611を有する。グリル皿5は、前部の扉連結部6に対応する位置に、前方Fに突出する皿連結部7を有する。皿連結部7は、上面に係止突部611が挿入される挿入部71が設けられ上片部61と下片部とで挟持される。グリル扉4は、後部の扉連結部6が設けられた位置以外の位置に、後方Bに突出する扉凸部48を有する。グリル皿5は、前部の扉凸部48に対応する位置に、前方Fに突出して、下面が扉凸部48の上面に支持される皿凸部53を有する。【選択図】図9

Description

本発明は、加熱調理器、特に、グリルを備える加熱調理器に関するものである。
従来、グリルを備えた加熱調理器が知られている(例えば特許文献1参照)。グリルは、グリル庫の前面に形成される開口を開閉するグリル扉と、開口を介して出入れ可能にグリル庫に収納されるグリル皿と、を有する。
グリル扉は、後部の左右方向の中央に、連結金具を有する。連結金具は、後方に突出する上片部と、上片部よりも下側の位置から後方に突出する下片部と、を有する。上片部は、下方に突出する爪部を有する。グリル皿は、前部の左右方向の中央に、前方に突出する係止片を有する。係止片は、上面に爪部が挿入される孔が設けられ、上片部と下片部とで挟持される。
また、グリル扉は、後部の連結金具の左右両側に、後方に突出する雄型の係合部を有する。グリル皿は、前部の係止片の左右両側に、前方に突出する雌型の係合部を有する。
グリル皿は、その係止片がグリル扉の連結金具の上片部と下片部とで挟持されて荷重が支持されるとともに、係止片の左右両側において雌型の係合部がグリル扉の雄型の係合部に被嵌されて、グリル皿がグリル扉に対してがたつくのが抑制される。
特許第6010057号公報
しかしながら、上記従来例にあっては、グリル皿の荷重はほとんどが係止片を介してグリル扉の連結金具にかかっており、バランスよくグリル皿の荷重が支持されるものではなかった。
また、雌型の係合部がグリル扉の雄型の係合部に被嵌されてがたつきが抑制されているものの、雌型の係合部と雄型の係合部の係合は外れやすく、がたつきの抑制性能が低いものであった。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、グリル皿の荷重がバランスよくグリル扉に支持されるため扉連結部の耐久性が上がるとともに、グリル皿がグリル扉に対してがたつくのを抑制する性能が高い加熱調理器を提供することを課題とするものである。
本発明の請求項1に係る加熱調理器は、グリルを備える。前記グリルは、前面に開口を有するグリル庫と、前記グリル庫の前記開口を開閉するためのグリル扉と、前記開口を介して出入れ可能に前記グリル庫に収納されるグリル皿と、を有する。
前記グリル扉は、後部の左右方向の一部に、扉連結部を有する。前記扉連結部は、後方に突出する上片部と、前記上片部よりも下側の位置から後方に突出する下片部と、を有する。前記上片部は、下方に突出する係止突部を有する。前記下片部は、上下方向への可撓性を有する。
前記グリル皿は、前部の左右方向の一部であって前記扉連結部に対応する位置に、前方に突出する皿連結部を有する。前記皿連結部は、上面に前記係止突部が挿入される挿入部が設けられ前記上片部と前記下片部とで挟持される。
前記グリル扉は、後部の左右方向において前記扉連結部が設けられた位置以外の位置に、後方に突出する扉凸部を有する。
前記グリル皿は、前部の左右方向において前記扉凸部に対応する位置に、前方に突出して、下面が前記扉凸部の上面に支持される皿凸部を有する。
本発明の請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記グリル扉は、後部の左右方向において前記扉連結部および前記扉凸部が設けられた位置以外の位置に、後方に突出して、突出後面が前記グリル皿の前面に当接する扉突出部を有する。
本発明の請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、前記グリル皿は、前部の左右方向において前記皿連結部および前記皿凸部が設けられた位置以外の位置に、前方に突出して、突出前面が前記グリル扉の後面に当接する皿突出部を有する。
本発明の請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明において、前記皿突出部は、前記グリル皿の前部の左右方向において前記皿連結部の近傍に位置する。
請求項1に係る発明においては、皿連結部が扉連結部に挟持されるのに加えて、皿凸部が扉凸部に支持されるため、グリル皿は二点以上で移動が規制されることになり、グリル皿がグリル扉に対してがたつくのを抑制する性能が高い。また扉連結部の耐久性が高い。
請求項2に係る発明においては、グリル皿ががたつくのがより一層抑制される。
請求項3に係る発明においては、グリル皿ががたつくのがより一層抑制される。
請求項4に係る発明においては、扉連結部と連結される皿連結部およびこの近傍が変形しにくくなる。
図1は、本発明の一実施形態に係る加熱調理器の前斜め上方より見た斜視図である。 図2は、同上の加熱調理器の加熱手段の構成図である。 図3は、同上の加熱調理器の要部の前斜め上方より見た斜視図である。 図4は、同上の加熱調理器のグリル扉を後斜め上方より見た斜視図である。 図5は、同上のグリル扉を左右方向に切断した状態を後斜め上方より見た斜視図である。 図6は、同上の加熱調理器のグリル皿を前斜め上方より見た斜視図である。 図7Aは、同上のグリル扉が連結されたグリル皿を後斜め上方より見た斜視図である。図7Bは、同上のグリル扉が連結されたグリル皿の平面図である。 図8は、図7BのA−A断面斜視図である。 図9は、図7BのB−B断面斜視図である。 図10は、図7BのC−C断面斜視図である。
本発明に係る加熱調理器1は、グリル3を備えるもので、その一実施形態について図1〜図10に基いて説明する。本実施形態における加熱調理器1は、キッチンカウンターに形成された凹部に設置されるビルトイン型のグリル付きガスコンロである。
図1に示すように、加熱調理器1は、本体ケーシング10と、加熱手段2と、グリル3と、を備える。本体ケーシング10は、上方に開口する筐体11と、筐体11の上開口を覆う天板12とを備える。
ここで、加熱調理器1における前後方向を定義する。図1に示すように、設計上、加熱調理器1に対して使用者が位置する方を前方Fとするとともにその反対を後方Bとする。左右については、後方Bを向いた時の左方Lおよび右方Rとする。
本実施形態では、天板12の前部の左部、後部の左右方向中央部および前部の右部にそれぞれコンロ部13が設けられている。
加熱手段2について説明する。図2に示すように、加熱手段2は、コンロ部13に設けられるコンロバーナ21と、グリル3に設けられるグリルバーナ22とにより主体が構成される。各コンロバーナ21とグリルバーナ22には、都市ガス等の燃料ガスを通流させるガス流路23がそれぞれ設けられる。各ガス流路23には、上流側より、安全弁24、メイン弁25および流量制御弁26が設けられている。これらの弁を有するガス流路23を通流して、各コンロバーナ21とグリルバーナ22に燃料ガスが供給される。これらは、本体ケーシング10内に収納されて、加熱手段2を構成する。図2中の符号27は、コンロバーナ21およびグリルバーナ22に設けられる点火プラグであり、符号28は、コンロバーナ21およびグリルバーナ22に設けられる熱電対やサーミスタ等からなる点火検知装置である。
図1に示すように、本体ケーシング10のグリル3の左右両側の前面パネル14に、各コンロバーナ21用の点消火ボタン151と、グリルバーナ22用の点消火ボタン152とが設けられている。点消火ボタン151、152を操作することで、加熱手段2による加熱の開始(点火)または加熱の停止(消火)を行う。
また、前面パネル14には、流量制御弁26の開度を手動で調節するためのコンロバーナ21用の火力調節レバー153およびグリルバーナ22用の火力調節レバー154が設けられている。火力調節レバー153、154は、流量制御弁26毎に設けられてもよいし、流量制御弁26毎に設けられなくてもよい。
図3に示すように、グリル3は、本体ケーシング10内に収納されるグリル庫30を有する。グリル庫30は、内部にグリルバーナ22を備え、内部空間を燃焼室とするものである。グリル庫30には、燃焼室から後方Bに向けて、グリルバーナ22の燃焼により生じた排気を排出するための排気ダクト部(不図示)が連設されている。排気ダクト部の下流端開口は、天板12の後部の下側に位置しており、下流端開口から排出される排気は、天板12のコンロバーナ21が位置する部分よりも後方Bに設けられた排気口を介して天板12の上方に排出される。天板12の排気口の周縁部に、排気口を覆い、排気口から排出される排気が通気可能な通気孔を有する排気カバー16が設置される。
グリル庫30は、前面に正面視矩形状をした開口31を有しており、この開口31を介して前方Fより加熱対象を載置するグリル皿5(図6参照)が出入れ可能にグリル庫30に収納される。グリル庫30には、開口31を開閉するためのグリル扉4(図1参照)が設けられる。グリル扉4は、グリル皿5に連結されて、グリル皿5と一体となって移動する。
図4に示すように、グリル扉4は、本実施形態では、正面視矩形状をしたもので、窓開口40を有する扉本体41と、窓開口40に配置される光透過部材42とで主体が構成される。
図5に示すように、扉本体41は、扉枠43と前パネル44とで主体が構成される。扉枠43は、後壁部431と、後壁部431の左右の両端部から前方Fにそれぞれ連設される側壁部432(図4参照)と、後壁部431の上端から前方Fに連設される上壁部433と、後壁部431の下端から前方Fに連設される底壁部434と、を有する。この扉枠43の材質としては、金属(例えばSUS等)のように、熱源からの輻射熱や伝導熱に耐えられ、強度が低下しないものが好適に用いられるが、金属に限定されない。
前パネル44は、前壁部441と、前壁部441の左右の両端部から後方Bにそれぞれ連設される側壁部442(図4参照)と、前壁部441の下端から後方Bに連設される底壁部443と、を有する。この前パネル44の材質としては、合成樹脂(例えばポリエチレンテレフタラートやポリブチレンテレフタラート等)のように、耐熱性が高く、熱伝導率が低く、軽いものが好適に用いられるが、合成樹脂に限定されない。前壁部441には、把手となる手掛かり部45を有する。
光透過部材42は、扉本体41の前側の壁部の略上半部を構成する、窓開口40よりも大きいガラス板である。
本実施形態では、さらに、扉本体41の上端面の上側に、空隙46を介して断熱部材47が設けられている。
図5に示すように、グリル扉4は、後部の左右方向の一部に、扉連結部6を有する。本実施形態では、扉連結部6は、グリル扉4の後面の左右方向中央部より後方Bに突出する上片部61と、上片部61よりも下側の位置から後方Bに突出する下片部62と、を有する。本実施形態では、扉連結部6は、さらに、上片部61と下片部62とを連結する縦片部63を有し、側面視において後方Bに開口するコ字状をしている。
扉連結部6は、金属板により形成され、上片部61と下片部62とは、互いに離接する方向に撓み得る変形性(可撓性)を有している。本実施形態では、下片部62の中央部に下片部62を構成する部材を抜く開口620が形成されており、下片部62の曲げ剛性が上片部61の曲げ剛性よりも小さく形成されていて、下片部62が上下方向へ大きく撓む。
また、下片部62には、縦片部63からの突出方向の中間部に、基端部側よりも先端部側の方が上方に位置する段差からなる抜け止め係止部621が形成されている。
扉連結部6の縦片部63は、グリル扉4の扉枠43と前パネル44の間の空間に位置しており、扉枠43に固定される。縦片部63の上端部に設けられる上片部61は、扉枠43の窓開口40の下側の部分に形成された上挿通口435を挿通して、グリル扉4の後面より後方Bに突出する。上片部61は、後端部に、下方に突出する係止突部611を有する。
縦片部63の下端部に設けられる下片部62は、扉枠43の上挿通口435の下側の部分に形成された下挿通口436を挿通して、グリル扉4の後面より後方Bに突出する。
次に、グリル皿5について説明する。図6に示すように、グリル皿5は、前部の左右方向の一部であって扉連結部6に対応する位置に、前方Fに突出する皿連結部7を有するものである。
本実施形態では、グリル皿5は、SUS等の金属板がプレス成形されて形成される。グリル皿5は、上方に開放され下方に凹む受け部を内部に有する皿本体50と、皿本体50の上端縁全周から外方に連設されるフランジ51と、フランジ51の前端縁から下方に連設される前片52と、を有している。フランジ51および前片52の左右方向の中央部により、皿連結部7が構成されている。
皿連結部7の上面、すなわちフランジ51の前部の左右方向の中央部に、係止突部611が挿入される挿入部71が設けられる。挿入部71は、本実施形態ではフランジ51を上下に貫通する貫通孔により構成されている。挿入部71の左右方向の長さは、係止突部611の左右方向の長さより若干長く形成されている。
また、前片52には、左右方向の中央部の下端縁がその両側の下端縁よりも上方に位置するように凹む切欠521が形成されており、切欠521が形成された部分が下片部62の取付部72となる。
図7A、図7Bに示すように、グリル皿5とグリル扉4とは互いに連結される。グリル皿5とグリル扉4の連結にあたっては、図8に示すように、グリル皿5の皿連結部7がグリル扉4の扉連結部6の上片部61と下片部62とで挟持される。皿連結部7を扉連結部6の上片部61と下片部62との間に挟持させるには、皿連結部7の取付部72で下片部62を下方に押して下片部62を下方に撓ませ、上片部61と下片部62との間を広げてこの間に皿連結部7を挿入する。そして上片部61から下方に突出する係止突部611を皿連結部7の上面に設けられている挿入部71に挿入させ、グリル皿5の取付部72を下片部62の抜け止め係止部621に係止させる。
これにより、グリル皿5の皿連結部7がグリル扉4の扉連結部6の上片部61と下片部62とで挟持されて、グリル皿5とグリル扉4とが連結される。皿連結部7の上下方向の移動は、扉連結部6の上片部61と下片部62とにより規制される。皿連結部7の左右方向の移動は、挿入部71に扉連結部6の上片部61が挿入されるとともに、前片52の取付部72の切欠521に下片部62が係止されることにより、規制される。皿連結部7の後方Bへの移動は、挿入部71に扉連結部6の上片部61が挿入されるとともに、前片52の取付部72に下片部62の抜け止め係止部621が係止されることにより、規制される。
本実施形態では、グリル皿5とグリル扉4とが連結された状態で、グリル皿5がグリル扉4に対してがたつくのをよく抑制するため、グリル扉4が扉凸部48を有するとともに、グリル皿5が皿凸部53を有している。
扉凸部48は、図4に示すように、グリル扉4の後部の左右方向において扉連結部6が設けられた位置以外の位置に、後方Bに突出するものである。具体的には、扉連結部6の左右両側に離れた位置において、扉枠43の後壁部431の一部を後方Bに突出させることにより、扉凸部48を形成している。
皿凸部53は、図6に示すように、グリル皿5の前部の左右方向において扉凸部48に対応する位置に、前方Fに突出して、下面が扉凸部48の上面に支持されるものである。具体的には、皿連結部7の左右両側に離れた位置において、前片52の一部を前方Fに突出させることにより、皿凸部53を形成している。
グリル皿5とグリル扉4とが連結された状態で、扉凸部48と皿凸部53は、図9に示すように、皿凸部53の下面が扉凸部48の上面に載置されて支持される。これにより、グリル皿5がグリル扉4に連結された状態で、扉連結部6に連結された皿連結部7を通る前後方向の回転軸を中心として、グリル皿5が左右に揺動するようにがたつくのが抑制される。すなわち、皿連結部7が扉連結部6に挟持されるのに加えて、皿凸部53が扉凸部48に支持されるため、グリル皿5はバランスよく支持されるとともに、グリル皿5は二点以上で移動が規制されることになり、グリル皿5が左右に揺動するようにがたつくのが抑制される。本実施形態では、皿連結部7が扉連結部6に支持されるとともに、二か所において皿凸部53が扉凸部48に支持されて、グリル皿5は計三点で支持されて移動が規制されるため、グリル皿5のがたつきがより一層よく抑制される。また、これに伴って、扉連結部の耐久性が高くなる。
さらに本実施形態では、皿凸部53と扉凸部48とによるグリル皿5のがたつきの抑制に加えて、グリル扉4に設けられる扉突出部49とグリル皿5に設けられる皿突出部54とによっても、グリル皿5のがたつきを抑制するものである。
扉突出部49は、図4に示すように、グリル扉4の後部の左右方向において扉連結部6および扉凸部48が設けられた位置以外の位置に、後方Bに突出して、突出後面がグリル皿5の前面に当接するものである。具体的には、扉連結部6の左右両側でかつ扉凸部48の内側において、扉枠43の後壁部431の一部を後方Bに突出させることにより、扉突出部49を形成している。
皿突出部54は、図6に示すように、グリル皿5の前部の左右方向において皿連結部7および皿凸部53が設けられた位置以外の位置に、前方Fに突出して、突出前面がグリル扉4の後面に当接するものである。具体的には、皿連結部7の左右両側でかつ皿凸部53の内側において、前片52の一部を前方Fに突出させることにより、皿突出部54を形成している。
本実施形態では、皿突出部54は、皿連結部7の左右両側にそれぞれ二個ずつ、計四個設けられている。皿突出部54は、グリル皿5の前片52とフランジ51とに跨って形成されている。このような皿突出部54が形成されることで、グリル皿5の前片52とフランジ51の曲げ剛性が向上し、グリル皿5が変形しにくくなって形状が安定する。特に、皿突出部54が、グリル皿5の前部の左右方向において皿連結部7の近傍に位置することにより、扉連結部6と連結される皿連結部7およびこの近傍が変形しにくくなる。
グリル皿5とグリル扉4とが連結された状態で、図10に示すように、扉突出部49の突出後面と皿突出部54の突出前面とが当接する。これにより、グリル皿5がグリル扉4に連結された状態で、扉連結部6に連結された皿連結部7を通る上下方向の回転軸を中心として、グリル皿5が左右に揺動するようにがたつくのが抑制される。
以下、加熱調理器1の変形例について説明する。
上記実施形態における加熱調理器1は、コンロ部13およびコンロバーナ21を備えるものであるが、加熱調理器1はコンロ部13およびコンロバーナ21を備えなくてもよい。また、加熱調理器1がコンロ部13およびコンロバーナ21を備える場合には、コンロ部13およびコンロバーナ21の個数は限定されない。
上記実施形態における加熱手段2は、ガス流路23に安全弁24、メイン弁25および流量制御弁26が設けられているが、この全てが設けられなくてもよい。また、コンロバーナ21およびグリルバーナ22に点火検知装置28が設けられなくてもよい。
点消火ボタン151、152および火力調節レバー153、154は、上記実施形態のようなものに限定されず、スイッチ、ダイヤル等、従来用いられている様々な電気部品が適宜利用可能である。また、コンロバーナ21およびグリルバーナ22の点火、消火および火力調節を、マイクロコンピュータを有する制御部が行うものであってもよく、この場合、さらにタイマー機能や自動調理を可能とするものであってもよい。
上記実施形態においては、グリル扉4は、扉本体41と光透過部材42とを有するものであるが、光透過部材42を有しなくてもよく、また、扉本体41が扉枠43と前パネル44とを有するような構成でなくてもよい。
上記実施形態においては、グリル扉4は、扉本体41の上端面の上側に断熱部材47を有しているが、断熱部材47を有しなくてもよい。
上記実施形態においては、扉連結部6は、上片部61、下片部62および縦片部63を有する、グリル扉4とは別体のコ字状をしたものがグリル扉4に固定されて構成されているが、扉連結部6はこのようなコ字状をしたものでなくてもよく、また上片部61と下片部62とがそれぞれグリル扉4と一体に形成されてもよく、このような形態に限定されない。
上記実施形態においては、挿入部71は、フランジ51を上下に貫通する貫通孔により構成されているが、貫通孔でなくてもよい。
上記実施形態においては、グリル扉4において扉連結部6が設けられる位置と、グリル皿5において皿連結部7が設けられる位置は限定されない。また、扉連結部6および皿連結部7は一個ずつ設けられているが、二個以上ずつ設けられてもよく、扉連結部6および皿連結部7の個数は限定されない。
上記実施形態においては、グリル扉4において扉凸部48が設けられる位置と、グリル皿5において皿凸部53が設けられる位置は限定されない。また、扉凸部48および皿凸部53は二個ずつ設けられているが、一個ずつ、または三個以上ずつ設けられてもよく、扉凸部48および皿凸部53の個数は限定されない。
上記実施形態においては、扉突出部49および皿突出部54が設けられているが、これらは設けられなくてもよい。すなわち、扉突出部49が設けられて皿突出部54が設けられなかったり、皿突出部54が設けられて扉突出部49が設けられなかったり、扉突出部49と皿突出部54の両方が設けられなくてもよい。
また、扉突出部49が設けられる場合、グリル扉4において扉突出部49が設けられる位置は限定されない。また、皿突出部54が設けられる場合、グリル皿5において皿突出部54が設けられる位置は限定されない。また、扉突出部49および皿突出部54の個数は限定されない。
1 加熱調理器
10 本体ケーシング
3 グリル
30 グリル庫
31 開口
4 グリル扉
41 扉本体
48 扉凸部
49 扉突出部
5 グリル皿
53 皿凸部
54 皿突出部
6 扉連結部
61 上片部
611 係止突部
62 下片部
7 皿連結部
71 挿入部
72 取付部
B 後方
F 前方
L 左方
R 右方

Claims (4)

  1. 前面に開口を有するグリル庫と、前記グリル庫の前記開口を開閉するためのグリル扉と、前記開口を介して出入れ可能に前記グリル庫に収納されるグリル皿と、を有するグリルを備え、
    前記グリル扉は、後部の左右方向の一部に、後方に突出する上片部と、前記上片部よりも下側の位置から後方に突出する下片部と、を有する扉連結部を有し、前記上片部は、下方に突出する係止突部を有し、前記下片部は、上下方向への可撓性を有し、
    前記グリル皿は、前部の左右方向の一部であって前記扉連結部に対応する位置に、前方に突出して、上面に前記係止突部が挿入される挿入部が設けられ前記上片部と前記下片部とで挟持される皿連結部を有し、
    前記グリル扉は、後部の左右方向において前記扉連結部が設けられた位置以外の位置に、後方に突出する扉凸部を有し、
    前記グリル皿は、前部の左右方向において前記扉凸部に対応する位置に、前方に突出して、下面が前記扉凸部の上面に支持される皿凸部を有することを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記グリル扉は、後部の左右方向において前記扉連結部および前記扉凸部が設けられた位置以外の位置に、後方に突出して、突出後面が前記グリル皿の前面に当接する扉突出部を有することを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記グリル皿は、前部の左右方向において前記皿連結部および前記皿凸部が設けられた位置以外の位置に、前方に突出して、突出前面が前記グリル扉の後面に当接する皿突出部を有することを特徴とする請求項1または2記載の加熱調理器。
  4. 前記皿突出部は、前記グリル皿の前部の左右方向において前記皿連結部の近傍に位置することを特徴とする請求項3記載の加熱調理器。
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