JP2018190827A - 基板収納容器、これを用いた基板の保管方法及び基板の搬送方法 - Google Patents
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Abstract
Description
また、基板をしっかりと固定するために、リテイナーに剛性を持たせることにより形状が変形することを防止する必要があるが、剛性を持たせすぎると弾性力が損なわれ、基板に傷を与えてしまうため、ある程度の弾性力を持たせる必要がある。しかし弾性力が強すぎると剛性が損なわれ、基板を十分に固定することができなくなる。本発明では、基板毎に一対の基板押さえにより固定する構成であれば、各一対の基板押さえにおいて最適な弾性力に調整可能である。また、リテイナーがより長時間使用可能であることで、交換作業を頻繁に行う必要が無く、基板収納容器内部を清浄に保ちやすい上に、コスト的にも有利である。
各横リブは横方向に長い構造であるため、その変形を防止し、剛性を高めるため、前記リテイナー本体に接合された縦リブと接合されたものであることが好ましい。
横リブは縦リブと1か所で、または複数の縦リブと2か所以上で接合されていればよく、複数の横リブが縦リブに接合されているが、必ずしも1つの縦リブに全ての横リブが接合されている必要はなく、機能として横リブの変形を防止し、かつ剛性を高める作用があればよい。例えば図3のように、一番下部の横リブは、他と独立した縦リブを接合するものでもよい。
また、基板が寝る方向となるように、キャリアを本体容器に収納するためには、図1のように、キャリア2の底面を容器本体14の底面(受け台5の内周の上面)に設けられた嵌合部に係合し、容器本体部上面をかぶせる方法が有る。この場合、リテイナー7は基板Wと対向する容器本体14の内壁に設けられ、容器本体下部と上部(上蓋4と受け台5)を係合することにより密閉した容器本体14内で、キャリア2に支持した基板Wがリテイナー7により固定される。他にも、図5のように、開口した容器本体部側面を閉じる方法などがある。容器本体14に容器側面部(横蓋13)が合わさり、密閉した容器内で、キャリア2に支持した基板Wがリテイナー7により固定される。
図1に示すような基板収納容器に五枚の基板を収納し、基板収納容器の揺動テストを実施した。このとき、キャリアのスロットは五段で、リテイナーの各々の一対の基板押さえは、スロット内の各基板の高さ位置に対応した位置に配設した。
図7のようなリテイナーを具備する従来の基板収納容器を用いたこと以外、実施例と同様な条件で揺動テストを実施した。
4…上蓋、 5…受け台、 6…支柱、
7…リテイナー、 8…リテイナー本体、 9…一対の基板押さえ、
10…横リブ、 11…縦リブ、
12…筐体、 13…横蓋、 14…容器本体、
W…基板。
Claims (6)
- 基板を収納するための基板収納容器であって、
1枚の前記基板を支持可能なスロットを複数有するキャリアと、
該キャリアを格納する容器本体と、
前記容器本体の内壁に配置され、前記キャリアの各スロットに支持された前記複数の基板の各々の側面を押さえることで、前記基板を固定するリテイナーとを具備し、
該リテイナーが、前記容器本体の内壁に連結するリテイナー本体と、該リテイナー本体の両側部に前記複数のスロットに支持された各々の基板の位置に対応する一対の基板押さえを複数有し、
それぞれの一対の基板押さえが、各スロットに支持された各々の基板の側面を押さえることができるものであることを特徴とする基板収納容器。 - 前記一対の基板押さえが羽根型のものであることを特徴とする請求項1に記載の基板収納容器。
- 前記一対の基板押さえに対して1つの横リブが配設され、各横リブが前記リテイナー本体に接合された縦リブと接合されたものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の基板収納容器。
- 前記容器本体が、下面に開口を有する上蓋と、前記基板を各スロットで水平に支持した前記キャリアを載置でき、前記上蓋の下面の開口に嵌合可能な受け台とからなるものであるか、又は、前記基板を各スロットで水平に支持した前記キャリアを内部に保持でき、側面に開口を有する筐体と、該筐体の側面の開口に嵌合可能な横蓋とからなるものであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の基板収納容器。
- 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の基板収納容器内に収納してフォトマスク基板又はフォトマスクブランクス基板を保管することを特徴とする基板の保管方法。
- 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の基板収納容器内に収納してフォトマスク基板又はフォトマスクブランクス基板を搬送することを特徴とする基板の搬送方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10154747A (ja) * | 1996-11-21 | 1998-06-09 | Mitsubishi Materials Corp | ウェーハ収納容器のウェーハ押え部材 |
JP2002261159A (ja) * | 2000-12-04 | 2002-09-13 | Ebara Corp | 基板搬送容器 |
WO2009131016A1 (ja) * | 2008-04-25 | 2009-10-29 | 信越ポリマー株式会社 | リテーナ、及びリテーナを備えた基板収納容器 |
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- 2017-05-02 JP JP2017092006A patent/JP6704874B2/ja active Active
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