JP2018190315A - コンピュータプログラム、交通管制装置および交通管制方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】渋滞を軽減させるための走行を車両に行わせることのできるコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】コンピュータプログラムは、コンピュータを、対象車両の位置および当該位置を通過した時刻の情報を含むプローブ情報を取得するプローブ情報取得部と、対象車両が走行する道路における渋滞を軽減させるための対象車両の走行計画を、対象車両に提供する走行計画提供部と、取得したプローブ情報に基づいて、対象車両の走行計画に従った走行の度合いを判断する走行状態判断部と、走行状態判断部の判断結果に基づいて、対象車両のユーザに対してインセンティブを付与するインセンティブ付与部として機能させる。【選択図】図2
Description
本発明は、高速道路等の道路上で発生する車両渋滞を軽減させるためのコンピュータプログラム、交通管制装置および交通管制方法に関する。
従来、交通管制センターなどに設置され、各車両から各車両の走行状態を示すプローブ情報を収集し、収集した各車両のプローブ情報に基づいて、渋滞が発生したか否かを判定する交通情報生成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
交通情報生成装置は、判定した渋滞発生情報を、各車両での地図情報への表示のために送信する。これにより、各車両のナビゲーションシステム等は渋滞発生位置の情報を運転手に通知したり、渋滞発生位置を回避するための走行計画を作成したりすることができる。これにより、運転手は、渋滞を回避するために車両を迂回させるなど、走行経路を変更することができる。
しかしながら、走行経路の変更を行うだけでは渋滞の根本的な解消には繋がりにくい。また、高速道路等を走行する車両のように、走行経路を変更することが困難な場合もある。
また、渋滞発生区間の前後ではブレーキ操作や加速を行う必要があるが、地球温暖化対策を考慮すると、一定の速度で走行を継続させることが燃費等の面で有利である。
このため、渋滞を発生させないような走行を車両に行わせることが、渋滞の解消および地球温暖化対策の面からも重要であると考えられる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、渋滞を軽減させるための走行を車両に行わせることのできるコンピュータプログラム、交通管制装置および交通管制方法を提供することを目的とする。
(1)コンピュータを、対象車両の位置および当該位置を通過した時刻の情報を含むプローブ情報を取得するプローブ情報取得部と、前記対象車両が走行する道路における渋滞を軽減させるための前記対象車両の走行計画を、前記対象車両に提供する走行計画提供部と、取得した前記プローブ情報に基づいて、前記対象車両の前記走行計画に従った走行の度合いを判断する走行状態判断部と、前記走行状態判断部の判断結果に基づいて、前記対象車両のユーザに対してインセンティブを付与するインセンティブ付与部として機能させる。
(6)本発明の他の実施態様に係る交通管制装置は、対象車両の位置および当該位置を通過した時刻の情報を含むプローブ情報を取得するプローブ情報取得部と、前記対象車両が走行する道路における渋滞を軽減させるための前記対象車両の走行計画を、前記対象車両に提供する走行計画提供部と、取得した前記プローブ情報に基づいて、前記対象車両の前記走行計画に従った走行の度合いを判断する走行状態判断部と、前記走行状態判断部の判断結果に基づいて、前記対象車両のユーザに対してインセンティブを付与するインセンティブ付与部とを備える。
(7)本発明の他の実施態様に係る交通管制方法は、対象車両の位置および当該位置を通過した時刻の情報を含むプローブ情報を取得するステップと、前記対象車両が走行する道路における渋滞を軽減させるための前記対象車両の走行計画を、前記対象車両に提供するステップと、取得した前記プローブ情報に基づいて、前記対象車両の前記走行計画に従った走行の度合いを判断するステップと、前記判断するステップでの判断結果に基づいて、前記対象車両のユーザに対してインセンティブを付与するステップとを含む。
(8)本発明の他の実施態様に係るコンピュータプログラムは、車載用のコンピュータを、渋滞を軽減させるための走行計画を取得する走行計画取得部と、取得した前記走行計画に従った車両の運転を支援する運転支援部と、前記走行計画に従った運転の対価として、インセンティブを取得するインセンティブ取得部として機能させる。
なお、本発明は、交通管制装置の一部又は全部を実現する半導体集積回路として実現したり、交通管制装置を含む交通管制システムとして実現したりすることもできる。
本発明によると、渋滞を軽減させるための走行を車両に行わせることができる。
[本願発明の実施形態の概要]
最初に本発明の実施形態の概要を列記して説明する。
(1)本発明の一実施形態に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、対象車両の位置および当該位置を通過した時刻の情報を含むプローブ情報を取得するプローブ情報取得部と、前記対象車両が走行する道路における渋滞を軽減させるための前記対象車両の走行計画を、前記対象車両に提供する走行計画提供部と、取得した前記プローブ情報に基づいて、前記対象車両の前記走行計画に従った走行の度合いを判断する走行状態判断部と、前記走行状態判断部の判断結果に基づいて、前記対象車両のユーザに対してインセンティブを付与するインセンティブ付与部として機能させる。
最初に本発明の実施形態の概要を列記して説明する。
(1)本発明の一実施形態に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、対象車両の位置および当該位置を通過した時刻の情報を含むプローブ情報を取得するプローブ情報取得部と、前記対象車両が走行する道路における渋滞を軽減させるための前記対象車両の走行計画を、前記対象車両に提供する走行計画提供部と、取得した前記プローブ情報に基づいて、前記対象車両の前記走行計画に従った走行の度合いを判断する走行状態判断部と、前記走行状態判断部の判断結果に基づいて、前記対象車両のユーザに対してインセンティブを付与するインセンティブ付与部として機能させる。
この構成によると、対象車両に対して渋滞を軽減させるための走行計画を提供し、対象車両が走行計画に従って走行した度合いに応じて、対象車両のユーザに対してインセンティブを付与することができる。つまり、対象車両が走行計画に従って走行するほど高いインセンティブをユーザに付与することができるため、対象車両の運転手であるユーザに対して、走行計画に従った走行の動機づけを行うことができる。これにより、ユーザは、対象車両が走行計画に従って走行するように、対象車両を運転または自律走行させる。その結果、渋滞が軽減される。
(2)好ましくは、前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、前記対象車両が走行する道路における交通状況を取得する交通状況取得部と、取得した前記交通状況および前記プローブ情報に基づいて、前記走行計画を作成する走行計画作成部として機能させ、前記走行計画提供部は、前記走行計画作成部が作成した前記走行計画を前記対象車両に提供する。
この構成によると、コンピュータが作成した走行計画を、対象車両に提供することができる。
(3)また、前記走行計画は、前記対象車両の走行速度を決定し得る情報を含んでいてもよい。
この構成によると、ユーザは、対象車両が走行計画に基づいた走行速度で走行するように、対象車両を運転または自律走行させる。その結果、渋滞が軽減される。
(4)また、前記対象車両の走行速度を決定し得る情報は、前記対象車両が渋滞から脱出する目標地点まで維持すべき一定の走行速度の情報を含んでいてもよい。
この構成によると、ユーザは、対象車両が一定の走行速度で走行するように、対象車両を運転または自律走行させる。その結果、渋滞が軽減されるとともに、対象車両の燃費を向上させることができる。
(5)また、前記交通状況取得部は、さらに、渋滞が解消したか否かを判断し、前記走行計画提供部は、さらに、渋滞が解消したと判断された場合に、渋滞が解消したことを示す情報を前記対象車両に提供してもよい。
この構成によると、渋滞が解消したことが対象車両に通知される。このため、対象車両は、渋滞解消した後、走行計画に従った走行を解除することができる。これにより、さらなる渋滞を引き起こすことを防止することができる。
(6)本発明の他の実施形態に係る交通管制装置は、対象車両の位置および当該位置を通過した時刻の情報を含むプローブ情報を取得するプローブ情報取得部と、前記対象車両が走行する道路における渋滞を軽減させるための前記対象車両の走行計画を、前記対象車両に提供する走行計画提供部と、取得した前記プローブ情報に基づいて、前記対象車両の前記走行計画に従った走行の度合いを判断する走行状態判断部と、前記走行状態判断部の判断結果に基づいて、前記対象車両のユーザに対してインセンティブを付与するインセンティブ付与部とを備える。
この構成は、上述のコンピュータプログラムによってコンピュータが機能する処理部を、構成要素として含む。このため、上述のコンピュータプログラムと同様の作用および効果を奏することができる。
(7)本発明の他の実施形態に係る交通管制方法は、対象車両の位置および当該位置を通過した時刻の情報を含むプローブ情報を取得するステップと、前記対象車両が走行する道路における渋滞を軽減させるための前記対象車両の走行計画を、前記対象車両に提供するステップと、取得した前記プローブ情報に基づいて、前記対象車両の前記走行計画に従った走行の度合いを判断するステップと、前記判断するステップでの判断結果に基づいて、前記対象車両のユーザに対してインセンティブを付与するステップとを含む。
この構成は、上述のコンピュータプログラムによってコンピュータが機能する処理部に対応するステップを、構成要素として含む。このため、上述のコンピュータプログラムと同様の作用および効果を奏することができる。
(8)本発明の他の実施形態に係るコンピュータプログラムは、車載用のコンピュータを、渋滞を軽減させるための走行計画を取得する走行計画取得部と、取得した前記走行計画に従った車両の運転を支援する運転支援部と、前記走行計画に従った運転の対価として、インセンティブを取得するインセンティブ取得部として機能させる。
この構成によると、車両が渋滞を軽減させるための走行計画に従った走行を行った場合に、インセンティブを取得することができる。このため、車両の運転手であるユーザに対して、走行計画に従った走行の動機づけを行うことができる。よって、車両のユーザは、車両が走行計画に従って走行するように、車両を運転または自律走行させる。その結果、渋滞が軽減される。
[本願発明の実施形態の詳細]
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。本発明は、特許請求の範囲によって特定される。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。本発明は、特許請求の範囲によって特定される。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
[交通管制システムの構成]
図1は、本発明の実施の形態に係る交通管制システムの構成を示す図である。
図1を参照して、交通管制システム1は、交通管制センターなどに設置された交通管制装置10と、高速道路などの道路2上に設置された車両感知器30と、道路2上を走行する車両40とを備える。
図1は、本発明の実施の形態に係る交通管制システムの構成を示す図である。
図1を参照して、交通管制システム1は、交通管制センターなどに設置された交通管制装置10と、高速道路などの道路2上に設置された車両感知器30と、道路2上を走行する車両40とを備える。
車両40のうち、一部の車両40(車両aおよびb)は、当該車両40の位置情報を含むプローブ情報を、無線通信により、無線基地局21およびネットワーク20を介して交通管制装置10に送信する。以下では、プローブ情報を送信する車両40のことを「プローブ車両」とも言う。なお、無線基地局21の代わりに路側通信機が用いられてもよい。
つまり、車両40が3GまたはLTE(Long Term Evolution)などの携帯電話通信網を介して、交通管制装置10と通信を行う場合には、無線基地局21を経由した通信を行う。また、車両40が700MHz帯の無線を用いるITS(Intelligent Transport Systems)無線により交通管制装置10と通信を行う場合には、車両40は路側通信機との間で路車間通信を行い、路側通信機を経由して交通管制装置10と通信を行う。なお、路側通信機との通信方法は、ITS無線に限定されるものではなく、ETC(Electronic Toll Collection system)2.0(ETCおよびETC2.0は登録商標)、光ビーコンなどを用いてもよい。
車両感知器30は、道路2上を通過する車両40を検出し、検出結果(感知情報)を出力する。車両感知器30は、例えば、道路2上に所定間隔(例えば、2km間隔)で配置される。
車両感知器30は、例えば、道路2の路面の所定位置に埋設されたループコイルのインダクタンスの変化に基づいて車両40を検出するループ式車両感知器である。ただし、車両感知器30は、例えば、道路2の路上の所定位置に設置された超音波式車両感知器であってもよい。超音波式車両感知器は、道路2の路面に向けて超音波を発射し、車両40からの反射波の到達時間と路面からの反射波の到達時間とを比較することにより、車両40を検出する。さらに、車両感知器30は、道路2の路上の所定位置に設置されたカメラからの映像を画像処理することにより、車両40を検出する画像式車両感知器であってもよい。
ネットワーク20は、インターネットまたは携帯電話通信網などの公衆通信網であってもよいし、専用通信網であってもよい。
交通管制装置10は、プローブ車両から収集したプローブ情報や、車両感知器30から取得した感知情報に基づいて、道路2上で発生した渋滞を検知する。例えば、交通管制装置10は、車両aから収集したプローブ情報に基づいて、車両aの走行速度を算出し、車両aの走行速度と、車両感知器30の感知情報とに基づいて、渋滞の発生を検知する。
交通管制装置10は、渋滞発生区間の上流を走行するプローブ車両(以下、「対象車両」という。)の走行計画を作成し、作成した走行計画を対象車両に提供する。例えば、車両bが対象車両とされる。また、交通管制装置10は、対象車両(車両b)が走行計画通りに走行したか否かの判断結果に応じて、対象車両のユーザに対してインセンティブを付与する。
対象車両には、図1に示すように運転支援装置41が備えられているものとする。運転支援装置41は、交通管制装置10から提供を受けた走行計画に従って対象車両が走行するように、対象車両の走行を支援する。運転支援装置41の詳細な構成については後述する。
[交通管制装置10の構成]
図2は、交通管制装置10の構成を示すブロック図である。
図2を参照して、交通管制装置10は、サーバ等のコンピュータにより構成され、通信I/F部11と、感知情報取得部12と、プローブ情報取得部13と、交通状況取得部14と、走行計画作成部15と、走行計画提供部16と、走行状態判断部17と、インセンティブ付与部18とを備える。
図2は、交通管制装置10の構成を示すブロック図である。
図2を参照して、交通管制装置10は、サーバ等のコンピュータにより構成され、通信I/F部11と、感知情報取得部12と、プローブ情報取得部13と、交通状況取得部14と、走行計画作成部15と、走行計画提供部16と、走行状態判断部17と、インセンティブ付与部18とを備える。
このうち、処理部12〜18は、CPU(Central Processing Unit)上で所定のコンピュータプログラムを実行することにより実現される機能的な構成要素である。ただし、処理部12〜18の一部または全部がハードウェアにより実現されていてもよい。
通信I/F部11は、交通管制装置10をネットワーク20に接続するための通信インタフェースである。
感知情報取得部12は、通信I/F部11を介して、車両感知器30から感知情報を受信することにより、感知情報を取得する。感知情報は、車両の通過を示す信号情報である。なお、車両感知器30が、画像式車両感知器の場合には、感知情報は、画像処理後の車両40の検出結果を示す情報であってもよい。
プローブ情報取得部13は、通信I/F部11を介して、プローブ車両からプローブ情報を受信することにより、プローブ情報を取得する。プローブ情報は、プローブ車両の位置および当該位置を通過した時刻の情報を含む。
交通状況取得部14は、感知情報取得部12が取得した感知情報およびプローブ情報取得部13が取得したプローブ情報に基づいて、道路2の交通状況を取得する。つまり、交通状況取得部14は、これらの情報に基づいて、渋滞の発生を検知し、渋滞発生の検知結果を交通状況として取得する。交通状況の取得処理の詳細については後述する。
走行計画作成部15は、交通状況取得部14が取得した交通状況およびプローブ情報取得部13が取得したプローブ情報に基づいて、道路2における渋滞を軽減させるために、渋滞発生区間の上流を走行する対象車両(車両b)の走行計画を作成する。走行計画には、対象車両の走行速度を決定し得る情報が含まれる。例えば、走行計画は、対象車両の走行速度の情報を含んでいてもよい。また、走行計画は、走行距離および走行時間の情報を含んでいてもよい。対象車両は、走行距離および走行時間の情報から、走行速度を算出することができる。
また、走行計画は、対象車両の走行速度を決定し得る情報に加えて、前方車両との間で最低限要求される車間距離の情報を含んでいてもよい。走行計画の作成処理の詳細については後述する。
走行計画提供部16は、走行計画作成部15が作成した走行計画の情報を、通信I/F部11を介して対象車両に送信することにより、走行計画を対象車両に提供する。
走行状態判断部17は、プローブ情報取得部13が取得した対象車両のプローブ情報に基づいて、対象車両の走行計画に従った走行の度合いを判断する。判断処理の詳細については後述する。
インセンティブ付与部18は、走行状態判断部17の判断結果に基づいて、対象車両のユーザに対してインセンティブを付与する。インセンティブの付与処理の詳細については後述する。
[運転支援装置41の構成]
図3は、運転支援装置41の構成を示すブロック図である。
運転支援装置41は、コンピュータなどにより構成され、通信I/F部42と、プローブ情報生成部43と、プローブ情報提供部45と、走行計画取得部46と、運転支援部47と、インセンティブ取得部48とを備える。
図3は、運転支援装置41の構成を示すブロック図である。
運転支援装置41は、コンピュータなどにより構成され、通信I/F部42と、プローブ情報生成部43と、プローブ情報提供部45と、走行計画取得部46と、運転支援部47と、インセンティブ取得部48とを備える。
このうち、処理部43〜48は、CPU上で所定のコンピュータプログラムを実行することにより実現される機能的な構成要素である。ただし、処理部43〜48の一部または全部がハードウェアにより実現されていてもよい。
通信I/F部42は、運転支援装置41をネットワーク20に接続するための通信インタフェースである。例えば、通信I/F部42は、3G、LTEまたはWi−Fi(登録商標)などの通信規格に従って無線通信を行うための通信インタフェースであってもよいし、ITS無線により路側通信機と路車間通信を行うための通信インタフェースであってもよい。
プローブ情報生成部43は、位置検出装置44を含んで構成される。位置検出装置44は、車両40に搭載されたセンサ類(速度センサ、加速度センサ、方位センサなど)やGPS(Global Positioning System)受信機から取得する情報を用いて、車両40の走行位置を検出する。GPS受信機は、GPS衛星から電波を受信し、受信した電波に基づいて、車両40の位置を測位する。なお、衛星測位に利用する衛星はGPS衛星に限定されるものではなく、準天頂衛星などの他の衛星を利用するものであってもよい。また、車両40の走行位置の検出方法はこれらに限定されるものではない。例えば、位置検出装置44は、Wi−Fi(登録商標)または携帯電話通信網の基地局座標および電波到来方向を用いて、車両40の走行位置を検出してもよい。また、位置検出装置44は、カメラによる車両40の周辺の画像認識結果を用いて、車両40の走行位置を検出してもよい。さらに、位置検出装置44は、誘導無線や路側センサなどから取得される情報を用いて、車両40の走行位置を検出してもよい。
プローブ情報生成部43は、位置検出装置44によって測位された車両40の位置と、当該位置を走行時の時刻との情報を少なくとも含むプローブ情報を、所定の時間間隔または所定の距離間隔で生成する。なお、車両40の位置情報は、緯度情報および経度情報を含む。
プローブ情報提供部45は、プローブ情報生成部43が生成したプローブ情報を、通信I/F部42を介して交通管制装置10に送信することにより、交通管制装置10にプローブ情報を提供する。なお、プローブ情報提供部45は、プローブ情報の送信元である車両40を識別するために、プローブ情報に車両40の識別子を付加して送信する。また、交通管制装置10が車両40の通過位置をリアルタイムで予測するために、プローブ情報提供部45は、プローブ情報をリアルタイムで交通管制装置10に送信することが好ましい。
走行計画取得部46は、通信I/F部42を介して、交通管制装置10から、渋滞を軽減させるための走行計画を取得する。走行計画には、上述したように、車両40の走行速度を決定し得る情報と、車間距離の情報とが含まれる。
運転支援部47は、走行計画取得部が取得した走行計画に従って車両40が走行するように、車両40の運転を支援する。
例えば、車両40が自動運転車の場合には、運転支援部47は、自動運転制御装置として実現される。運転支援部47は、走行計画に基づいた走行速度で車両40が走行し、かつ前方車両との車間距離が走行計画が示す車間距離以上となるように、エンジンECU(Electronic Control Unit)およびブレーキECUに指示情報を送信する。各ECUは、運転支援部47から受信した指示情報に基づいて、エンジンおよびブレーキを制御することにより、安全上問題が生じていなければ、走行計画が示す車間距離を最低限維持した上で、走行計画に基づいた走行速度で車両40を走行させる。
車両40が自動運転車ではないものの、定速走行・車間距離制御装置(ACC:Adaptive Cruise Control)を備えている場合には、運転支援部47は、定速走行・車間距離制御装置として実現され、上述の自動運転車と同様の処理を実行する。これにより、運転支援部47は、安全上問題が生じていなければ、走行計画が示す車間距離を最低限維持した上で、走行計画に基づいた走行速度で車両40を走行させる。
なお、運転支援装置41は、ユーザが利用するスマートフォンやタブレット端末などの移動端末装置から構成されていてもよい。この場合には、運転支援部47は、車両40を直接制御することができない。このため、運転支援部47は、走行計画に基づいて、走行速度と車間距離の情報を表示部に表示させることにより、運転手による車両40の運転を支援する。車両40の運転手は、表示部に表示された走行速度と車間距離の情報に従って、車両40を運転することができる。
インセンティブ取得部48は、走行計画に従った運転の対価として、交通管制装置10またはインセンティブを管理する管理サーバから、インセンティブを示す情報を取得する。例えば、道路2が有料道路や渋滞課金の対象道路の場合には、インセンティブ取得部48は、高速道路の通行料金の割引を示す情報をインセンティブとして取得してもよい。また、インセンティブ取得部48は、所定の店舗で商品又はサービスの割引を受けることのできるクーポン情報をインセンティブとして取得してもよい。さらに、インセンティブ取得部48は、所定の商品又はサービスとの交換が可能なポイント情報をインセンティブとして取得してもよい。
[交通管制システム1の処理フロー]
以下、交通管制システム1における処理の流れを、具体例を参照しながら詳細に説明する。
以下、交通管制システム1における処理の流れを、具体例を参照しながら詳細に説明する。
図4は、渋滞の状況の一例を示す図である。図4の(B)は、道路2上を走行する車両40の状況を模式的に示した図であり、左側が上流、右側が下流である。図4の(A)は、図4の(B)に示した車両40のうち、車両aの走行速度の時間変化を示す図である。
図4の(A)の横軸は車両aの走行位置を示しており、図4の(B)に示す車両40の進行方向の位置に対応している。図4の(A)の縦軸は車両aの走行速度を示す。
図4の(B)の黒三角印d、eおよびαの地点には、車両感知器30が設置されているものとする。以下では、地点d、eおよびαに設置された車両感知器30を、それぞれ、車両感知器d、eおよびαと言う。
図5は、交通管制装置10が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
図5を参照して、交通状況取得部14は、プローブ情報取得部13が収集する各プローブ車両のプローブ情報と、感知情報取得部12が取得する車両感知器30の感知情報とに基づいて、渋滞が発生したか否かを判断する(S1)。具体的には、交通状況取得部14は、以下の渋滞発生条件1および2を満たす場合に、渋滞が発生したと判断する。
図5を参照して、交通状況取得部14は、プローブ情報取得部13が収集する各プローブ車両のプローブ情報と、感知情報取得部12が取得する車両感知器30の感知情報とに基づいて、渋滞が発生したか否かを判断する(S1)。具体的には、交通状況取得部14は、以下の渋滞発生条件1および2を満たす場合に、渋滞が発生したと判断する。
(渋滞発生条件1)速度が順調速度閾値TH1(例えば、80km/h)以上から、渋滞速度閾値TH2(例えば、40km/h)未満となり、その後、順調速度閾値TH1以上となるプローブ車両が存在すること(車両a)。
(渋滞発生条件2)渋滞発生条件1を満たすプローブ車両(車両a)の速度が順調速度閾値TH1未満から順調速度閾値TH1以上に回復するよりも前に、速度が渋滞速度閾値TH2未満であった最後(最下流)の地点(地点A)の上流側の最寄の車両感知器αの時間占有率が渋滞占有率閾値以上であること。
例えば、図4の(A)に示すように、車両aは、渋滞発生条件1を満たしている。また、車両感知器αの時間占有率が渋滞占有率閾値以上であったとし、渋滞発生条件2を満たしているとする。この場合、交通状況取得部14は、渋滞の発生を検知する。なお、時間占有率は、例えば、直近5分間に車両感知器αを通過した車両40の台数に基づいて、定められる。ただし、車両40の台数をカウントする時間は5分間に限定されるものではなく、それ以外の時間であってもよい。なお、他の車両感知器dおよびeについても、同様に時間占有率が求められる。
交通状況取得部14が渋滞の発生を検知していなければ(S2でNO)、渋滞発生判断処理(S1)が、繰り返し実行される。
交通状況取得部14が渋滞の発生を検知した場合には(S2でYES)、走行計画作成部15は、交通状況取得部14が取得した交通状況およびプローブ情報取得部13が取得したプローブ情報に基づいて、対象車両(車両b)の走行計画を作成する(S3)。対象車両である車両bは、車両aの上流を走行するプローブ車両であって、交通管制装置10からの走行計画を取得可能な車両である。
図6は、走行計画作成処理(図5のS3)の詳細を示すフローチャートである。
図6および図4を参照して、交通状況取得部14は、車両bが直近に通過した車両感知器dの時間占有率が渋滞占有率閾値以上であるか否かを判断する(S21)。
図6および図4を参照して、交通状況取得部14は、車両bが直近に通過した車両感知器dの時間占有率が渋滞占有率閾値以上であるか否かを判断する(S21)。
車両感知器dの時間占有率が渋滞占有率閾値以上であると判断した場合には(S21でYES)、交通状況取得部14は、車両bが次に通過する車両感知器eの時間占有率が渋滞占有率閾値以上であるか否かを判断する(S22)。
車両感知器eの時間占有率が渋滞占有率閾値以上である場合には(S22でYES)、走行計画作成部15は、走行計画を作成せずに、走行計画作成処理(図5のS3)を終了する。つまり、走行計画作成部15は、車両bが渋滞区間内に位置するため、車両bの走行計画を変更しても、渋滞を解消することができないと判断して、走行計画の作成を断念する。
車両感知器dの時間占有率が渋滞占有率閾値未満であるか(S21でNO)、または車両感知器eの時間占有率が渋滞占有率閾値未満である場合には(S22でNO)、走行計画作成部15は、交通状況取得部14が取得した車両感知器dの感知情報と、プローブ情報取得部13が取得した車両aおよび車両bのプローブ情報とを照合することにより、車両aと車両bとの間に車両感知器dを通過した車両台数Nを算出する(S23)。つまり、走行計画作成部15は、車両aおよび車両bのプローブ情報から、車両aおよび車両bが車両感知器dを通過した時刻を算出する。走行計画作成部15は、車両感知器dの感知情報に基づいて、車両aが車両感知器dを通過した時刻から車両bが車両感知器dを通過した時刻までの間に、車両感知器dを通過した車両台数Nを計数する。
走行計画作成部15は、地点AからN×D+L(m)上流の地点を、車両bが渋滞から脱出する目標地点(地点S)として算出する(S24)。ここで、Dは渋滞時の車間距離を示す定数であり、例えば、8mである。また、Lは非渋滞時の最小車間距離を示す定数であり、例えば、40mである。車両bが地点Sに到達したときに、渋滞が解消されているように、以下の処理で車両bの走行計画が作成される。
走行計画作成部15は、車両bのプローブ情報に基づいて車両bの現在地点Bを算出し、現在地点Bから渋滞脱出目標地点Sまでの距離X(m)を算出する(S25)。
走行計画作成部15は、車両aが渋滞を脱出してから、車両bの1つ前を走行する車両(車両c)が、渋滞を脱出するまでの時間T(s)を以下の式1に従い算出する(S26)。
T=N×D/W …(式1)
ここで、Wは渋滞の発進波伝搬速度を表す定数(例えば、5.5m/s)である。
T=N×D/W …(式1)
ここで、Wは渋滞の発進波伝搬速度を表す定数(例えば、5.5m/s)である。
走行計画作成部15は、車両bの目標走行速度V(km/h)を以下の式2に従い算出する(S27)。
V=3.6×X/(T−Ta) …(式2)
V=3.6×X/(T−Ta) …(式2)
ここで、Ta(s)は、車両aが渋滞を脱出した時刻(車両aの地点Aの通過時刻)から現時刻までの経過時間である。
再度図5を参照して、走行計画作成処理(S3)の後、走行計画提供部16は、走行計画を車両bに送信する必要があるか否かを判断する(S4)。つまり、走行計画提供部16は、走行計画作成処理(S3)で走行計画が算出されなかった場合には、走行計画の送信が不要である判断し(S4でNO)、その後の処理を実行しない。
走行計画提供部16は、走行計画作成処理(S3)で走行計画が算出された場合には、走行計画の送信が必要であると判断し(S4でYES)、算出された走行計画を、通信I/F部11を介して、車両bに送信する(S5)。走行計画提供部16は、走行計画として、目標走行速度V(km/h)および最小車間距離L(m)を車両bに提供する。これにより、車両bの運転手、自動運転制御装置、または定速走行・車間距離制御装置等は、安全上問題が生じていなければ、前方車両(車両c)との間で最小車間距離L(m)を確保した上で、目標走行速度V(km/h)で走行するように、車両bの走行を制御することができる。走行計画に従って車両bが走行することにより、地点Sにおいて、渋滞が解消されることが期待される。
図7は、走行計画に従って対象車両が走行した場合の車両の位置および時刻の関係の一例を示す図であり、横軸が車両40の道路2上の位置を示し、縦軸が時刻を示す。横軸は、左側が道路2の上流側で、右側が道路2の下流側である。車両bの前方車両において渋滞が発生しており、一時的に走行速度が低下している(グラフの傾きが急峻になっている)が、車両bが、走行計画の目標走行速度で走行することにより、渋滞により発生したショックウェーブが吸収され、車両bの後方を走行する車両においては、渋滞が解消されることが分かる。
走行状態判断部17は、プローブ情報取得部13が取得した車両bのプローブ情報に基づいて、車両bが地点Sに到達したか否かを判断する(S6)。
車両bが地点Sに到達したと判断した場合には(S6でYES)、走行状態判断部17は、車両bのプローブ情報に基づいて、車両bが走行計画に従って走行したかを判断する(S7)。例えば、走行状態判断部17は、車両bが地点Bから地点Sまで走行するまでの間、目標走行速度V±u(km/h)を維持して走行していれば、車両bが走行計画に従って走行したと判断する。ここで、uは許容範囲定数(例えば、5km/h)である。また、走行状態判断部17は、車両bが地点Bから目標走行速度V±u(km/h)を維持して走行した後に、地点Sの上流で減速した場合にも、車両bが走行計画に従って走行したと判断する。これは、予想したよりも渋滞が長引いており、安全のため車両bが減速したと考えられるからである。
インセンティブ付与部18は、走行状態判断部17の判断結果に基づいて、車両bのユーザに対して付与するインセンティブを決定し、インセンティブを付与する(S8)。つまり、インセンティブ付与部18は、走行状態判断部17が車両が走行計画に従って走行したと判断した場合に、ユーザにインセンティブを付与する。インセンティブは、上述したように、高速道路の通行料金の割引を示す情報、クーポン情報、ポイント情報などである。例えば、インセンティブ付与部18は、高速道路の通行料金を管理する管理サーバに対して、プローブ情報から取得した車両bの識別子と、インセンティブを示す情報とを送信する。これにより、車両bの通行料金の割引が自動的に行われ、車両bのユーザにインセンティブが付与される。なお、インセンティブ付与部18は、インセンティブ示す情報を、運転支援装置41に送信することにより、ユーザにインセンティブを付与してもよい。
通行領域の割引率や、クーポンまたはポイントの額などの、インセンティブの額は、予め定められた一定額としてもよいし、走行状態判断部17の判断結果によって変動させてもよい。例えば、上述の例では、車両bが地点Bから地点Sまで走行するまでの間、常に目標走行速度V±u(km/h)を維持して走行を行った場合に、インセンティブを付与することとしたが、一時的に目標走行速度V±uから逸脱して走行した場合にもインセンティブを付与するようにしてもよい。この場合には、目標走行速度V±uを維持して走行した距離の割合が高いほどインセンティブの額を高くすることで、インセンティブの額を変動させることができる。これにより、一時的に目標走行速度V±uから逸脱して走行した場合であっても、あきらめずに、できるだけ目標走行速度を維持しようとする動機づけを、車両bの運転手に与えることができる。なお、目標走行速度V±uを維持して走行した距離の割合の代わりに、目標走行速度V±uを維持して走行した時間の割合を用いてもよい。つまり、車両bが地点Bから地点Sまでに走行するのに要した時間に対して、目標走行速度V±uを維持して走行した時間の割合が高いほどインセンティブの額を高くしてもよい。
また、車両bの地点Bから地点Sまでの速度の走行実績と走行計画との差異の累積値が小さいほどインセンティブの額を高くしてもよい。
図8は、車両bの地点Bから地点Sまでの速度の走行実績と走行計画との差異の累積値を示す図である。横軸は、地点Bからの車両bの走行位置を示し、縦軸は速度を示す。車両bは、速度の走行実績70で地点Bから地点Sまで走行したとする。このとき、車両bの速度の走行実績70と目標走行速度V(走行計画)との差異の累積値は、ハッチングを施した領域72の面積として示すことができる。このため、当該面積が小さいほどインセンティブの額を高くしてもよい。
なお、走行計画に幅を持たせてもよい。図9は、車両bの地点Bから地点Sまでの速度の走行実績と走行計画との差異の累積値を示す他の図である。横軸および縦軸は、図8と同様である。車両bは、速度の走行実績70で地点Bから地点Sまで走行したとする。このとき、車両bの速度の走行実績70と目標走行速度V±u(走行計画)との差異の累積値は、ハッチングを施した領域72の面積として示すことができる。このため、当該面積が小さいほどインセンティブの額を高くしてもよい。
なお、車両bの加速度をさらに考慮してインセンティブの額を決定してもよい。つまり、交通管制装置10が走行計画として目標地点(地点S)までの目標走行加速度Aを算出し、車両bの運転支援装置41に提供する。交通管制装置10は、車両bの加速度が目標走行加速度A±αを維持して走行した時間または距離の割合が大きいほど、インセンティブの額を高くしてもよい。また、図8の例と同様に、車両bの加速度の走行実績と目標走行加速度Aとの差異の累積値が小さいほどインセンティブの額を高くしてもよいし、図9の例と同様に、車両bの加速度の走行実績と目標走行加速度A±αとの差異の累積値が小さいほどインセンティブの額を高くしてもよい。
また、インセンティブ付与部18は、車両bの後続車両において、実際に渋滞が解消された場合には、さらなるインセンティブを付与するようにしてもよい。
なお、インセンティブには、負のインセンティブも含む。つまり、インセンティブ付与部18は、走行状態判断部17の判断結果に基づいて、車両bのユーザに対して負のインセンティブを付与してもよい。例えば、インセンティブ付与部18は、走行状態判断部17が車両が走行計画に従って走行しなかったと判断した場合に、ユーザにペナルティを課すことにより、負のインセンティブを付与する。負のインセンティブは、例えば、通行料金の増額を示す情報や、一旦付与したポイント情報またはクーポン情報の減額を示す情報などである。
車両bが地点Sに到達していないと判断した場合には(S6でNO)、交通状況取得部14は、感知情報取得部12が取得した感知情報に基づいて、車両bが地点Sに到達する前に渋滞が解消したか否かを判断する(S9)。つまり、交通状況取得部14は、車両bの現在地点から地点Aまでの間に存在するすべての車両感知器30の時間占有率が渋滞占有率閾値未満である場合に、渋滞が解消したと判断する。
渋滞が解消したと判断されていない場合には(S9でNO)、ステップS6に制御を戻す。
渋滞が解消したと判断された場合には(S9でYES)、走行計画提供部16は、渋滞が解消したことを示す情報として、走行計画の解除指示を、車両bに送信する(S10)。これにより、車両bの運転手、自動運転制御装置、または定速走行・車間距離制御装置等は、ステップS5の処理で受信した走行計画を解除して、通常走行を再開させることができる。
走行状態判断部17は、車両bのプローブ情報に基づいて、走行計画の解除指示を送信するまでの間、車両bが走行計画に従って走行したかを判断する(S11)。例えば、走行状態判断部17は、車両bが地点Bから解除指示を送信するまでの間、上述の目標走行速度V±u(km/h)を維持して走行していれば、車両bが走行計画に従って走行したと判断する。
インセンティブ付与部18は、走行状態判断部17の判断結果に基づいて、車両bのユーザに対してインセンティブを付与する(S12)。ステップS12の処理は、インセンティブ付与処理(ステップS8)と同様であるため、その詳細な説明は繰り返さない。
図10は、車両感知器30(d,e,α)、車両40(a,b)および交通管制装置10の間でのデータのやり取りの一例を示すシーケンス図である。図10では、車両感知器30および車両40を、図4の(B)に示した道路2上でのこれらの位置関係に対応させて示している。
交通管制装置10は、車両aから定期的にプローブ情報を受信する(S31)。
交通管制装置10は、車両感知器αから感知情報を受信する(S32)。
交通管制装置10は、車両aから受信したプローブ情報(S31)と、車両感知器αから受信した感知情報(S32)に基づいて、渋滞の発生を検知する(S33、図5のS1)。
交通管制装置10は、車両感知器αから感知情報を受信する(S32)。
交通管制装置10は、車両aから受信したプローブ情報(S31)と、車両感知器αから受信した感知情報(S32)に基づいて、渋滞の発生を検知する(S33、図5のS1)。
交通管制装置10は、車両bから定期的にプローブ情報を受信する(S34)。
交通管制装置10は、車両感知器dから感知情報を受信する(S35)。
交通管制装置10は、車両感知器eから感知情報を受信する(S35)。
交通管制装置10は、車両aから受信したプローブ情報(S31)と、車両bから受信したプローブ情報(S34)と、車両感知器dから受信した感知情報(S35)と、車両感知器eから受信した感知情報(S36)とに基づいて、走行計画を作成する(S37、図5のS3、図6)。
交通管制装置10は、車両感知器dから感知情報を受信する(S35)。
交通管制装置10は、車両感知器eから感知情報を受信する(S35)。
交通管制装置10は、車両aから受信したプローブ情報(S31)と、車両bから受信したプローブ情報(S34)と、車両感知器dから受信した感知情報(S35)と、車両感知器eから受信した感知情報(S36)とに基づいて、走行計画を作成する(S37、図5のS3、図6)。
車両bは、交通管制装置10から送信された走行計画(S38)に従って、車両bの運転を支援する(S39)。
交通管制装置10は、車両bと地点Aとの間に位置する車両感知器eおよびαから感知情報を受信する(S40、S41)。
交通管制装置10は、車両感知器eおよびαの感知情報に基づいて、渋滞が解消したか否かを判断する(S42、図5のS9)。
渋滞が解消したと判断した場合には、交通管制装置10は、車両bに対して解除指示を送信する(S43、図5のS10)。
交通管制装置10は、車両bから受信したプローブ情報(S34)に基づいて、車両bが走行計画に従って走行したかを判断する(S44、図5のS7およびS11)。
交通管制装置10は、車両bが走行計画に従って走行したと判断した場合には、インセンティブを決定し、車両bのユーザに対してインセンティブを付与する(S45、S46、図5のS8およびS12)。
図11は、交通管制装置10と、車両40(または車両40のユーザ)との間の授受される情報や金銭等について説明するための図である。
交通管制装置10は、交通管制センター等に設置され、交通管制センターは、車両40の運転手から高速道路等の有料道路の通行料金を徴収する。
交通管制装置10は、車両40に設置された運転支援装置41や、車両40のユーザが所持するスマートフォンやタブレット端末などの移動端末装置60から、プローブ情報を受信する。
交通管制装置10は、車両40から受信したプローブ情報に基づいて、車両40の走行計画を作成し、運転支援装置41または移動端末装置60に提供する。
交通管制装置10は、走行計画に従った走行を行った車両40のユーザに対して、インセンティブを付与する。このとき、車両40の運転手から徴収した通行料金がインセンティブの原資とされる。
[実施の形態の効果]
以上説明したように、本発明の実施の形態によると、交通管制装置10は、対象車両に対して渋滞を軽減させるための走行計画を提供し、対象車両が走行計画に従って走行した度合いに応じて、対象車両のユーザに対してインセンティブを付与することができる。つまり、対象車両が走行計画に従って走行するほど高いインセンティブをユーザに付与することができるため、対象車両の運転手であるユーザに対して、走行計画に従った走行の動機づけを行うことができる。これにより、ユーザは、対象車両が走行計画に従って走行するように、対象車両を運転または自律走行させる。その結果、渋滞が軽減される。
以上説明したように、本発明の実施の形態によると、交通管制装置10は、対象車両に対して渋滞を軽減させるための走行計画を提供し、対象車両が走行計画に従って走行した度合いに応じて、対象車両のユーザに対してインセンティブを付与することができる。つまり、対象車両が走行計画に従って走行するほど高いインセンティブをユーザに付与することができるため、対象車両の運転手であるユーザに対して、走行計画に従った走行の動機づけを行うことができる。これにより、ユーザは、対象車両が走行計画に従って走行するように、対象車両を運転または自律走行させる。その結果、渋滞が軽減される。
また、渋滞から脱出する目標地点(地点S)までの目標走行速度を一定の値としている。これにより、ユーザは、対象車両が一定の走行速度で走行するように、対象車両を運転または自律走行させる。その結果、渋滞が軽減されるとともに、加速または減速の頻度を低くすることができるため対象車両の燃費を向上させることができる。
また、交通管制装置10は、対象車両が走行計画に従った走行を行っている途中で渋滞が解消された場合には、走行計画の解除指示を運転支援装置41に送信する。このため、対象車両は、渋滞解消後に、走行計画に従った走行を即座に解除することができる。これにより、さらなる渋滞を引き起こすことを防止することができる。
[付記]
上述した交通管制装置10または運転支援装置41としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムは、コンピュータ読取可能な非一時的な記録媒体、例えば、HDD、CD−ROM、半導体メモリなどに記録して流通させることができる。また、上記コンピュータプログラムは、電気通信回線、無線または有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送するものとしてもよい。
上述した交通管制装置10または運転支援装置41としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムは、コンピュータ読取可能な非一時的な記録媒体、例えば、HDD、CD−ROM、半導体メモリなどに記録して流通させることができる。また、上記コンピュータプログラムは、電気通信回線、無線または有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送するものとしてもよい。
また、交通管制装置10または運転支援装置41は、複数のコンピュータにより実現されてもよい。例えば、交通管制装置10において、交通状況取得部14および走行計画作成部15の機能が交通管制装置10に備えられておらず、他のコンピュータにより実現されていてもよい。この場合、交通管制装置10は、他のコンピュータから、当該他のコンピュータが作成した走行計画を取得し、対象車両のプローブ情報と走行計画とを比較することにより、対象車両が走行計画に従った走行を行ったか否かを判断してもよい。
また、交通管制装置10または運転支援装置41の一部または全部の機能がクラウドコンピューティングによって提供されてもよい。つまり、各装置の一部または全部の機能がクラウドサーバにより実現されていてもよい。例えば、交通管制装置10において、交通状況取得部14および走行計画作成部15がクラウドサーバにより実現され、交通管制装置10は、クラウドサーバからクラウドサーバが作成した走行計画を取得し、対象車両のプローブ情報と走行計画とを比較することにより、対象車両が走行計画に従った走行を行ったか否かを判断してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 交通管制システム
2 道路
10 交通管制装置
11 通信I/F部
12 感知情報取得部
13 プローブ情報取得部
14 交通状況取得部
15 走行計画作成部
16 走行計画提供部
17 走行状態判断部
18 インセンティブ付与部
20 ネットワーク
21 無線基地局
30 車両感知器
40 車両
41 運転支援装置
42 通信I/F部
43 プローブ情報生成部
44 位置検出装置
45 プローブ情報提供部
46 走行計画取得部
47 運転支援部
48 インセンティブ取得部
60 移動端末装置
2 道路
10 交通管制装置
11 通信I/F部
12 感知情報取得部
13 プローブ情報取得部
14 交通状況取得部
15 走行計画作成部
16 走行計画提供部
17 走行状態判断部
18 インセンティブ付与部
20 ネットワーク
21 無線基地局
30 車両感知器
40 車両
41 運転支援装置
42 通信I/F部
43 プローブ情報生成部
44 位置検出装置
45 プローブ情報提供部
46 走行計画取得部
47 運転支援部
48 インセンティブ取得部
60 移動端末装置
Claims (8)
- コンピュータを、
対象車両の位置および当該位置を通過した時刻の情報を含むプローブ情報を取得するプローブ情報取得部と、
前記対象車両が走行する道路における渋滞を軽減させるための前記対象車両の走行計画を、前記対象車両に提供する走行計画提供部と、
取得した前記プローブ情報に基づいて、前記対象車両の前記走行計画に従った走行の度合いを判断する走行状態判断部と、
前記走行状態判断部の判断結果に基づいて、前記対象車両のユーザに対してインセンティブを付与するインセンティブ付与部と
して機能させるためのコンピュータプログラム。 - 前記コンピュータを、さらに、
前記対象車両が走行する道路における交通状況を取得する交通状況取得部と、
取得した前記交通状況および前記プローブ情報に基づいて、前記走行計画を作成する走行計画作成部として機能させ、
前記走行計画提供部は、前記走行計画作成部が作成した前記走行計画を前記対象車両に提供する
請求項1に記載のコンピュータプログラム。 - 前記走行計画は、前記対象車両の走行速度を決定し得る情報を含む
請求項1または請求項2に記載のコンピュータプログラム。 - 前記対象車両の走行速度を決定し得る情報は、前記対象車両が渋滞から脱出する目標地点まで維持すべき一定の走行速度の情報を含む
請求項3に記載のコンピュータプログラム。 - 前記交通状況取得部は、さらに、渋滞が解消したか否かを判断し、
前記走行計画提供部は、さらに、渋滞が解消したと判断された場合に、渋滞が解消したことを示す情報を前記対象車両に提供する
請求項2に記載のコンピュータプログラム。 - 対象車両の位置および当該位置を通過した時刻の情報を含むプローブ情報を取得するプローブ情報取得部と、
前記対象車両が走行する道路における渋滞を軽減させるための前記対象車両の走行計画を、前記対象車両に提供する走行計画提供部と、
取得した前記プローブ情報に基づいて、前記対象車両の前記走行計画に従った走行の度合いを判断する走行状態判断部と、
前記走行状態判断部の判断結果に基づいて、前記対象車両のユーザに対してインセンティブを付与するインセンティブ付与部と
を備える交通管制装置。 - 対象車両の位置および当該位置を通過した時刻の情報を含むプローブ情報を取得するステップと、
前記対象車両が走行する道路における渋滞を軽減させるための前記対象車両の走行計画を、前記対象車両に提供するステップと、
取得した前記プローブ情報に基づいて、前記対象車両の前記走行計画に従った走行の度合いを判断するステップと、
前記判断するステップでの判断結果に基づいて、前記対象車両のユーザに対してインセンティブを付与するステップと
を含む交通管制方法。 - 車載用のコンピュータを、
渋滞を軽減させるための走行計画を取得する走行計画取得部と、
取得した前記走行計画に従った車両の運転を支援する運転支援部と、
前記走行計画に従った運転の対価として、インセンティブを取得するインセンティブ取得部と
して機能させるためのコンピュータプログラム。
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