JP2018189753A - 光走査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光走査装置において、従来とは異なる方法でリンギングの発生を抑制すること。【解決手段】本光走査装置は、光反射面を有するミラーと、前記ミラーの両側に配置される一対の駆動梁と、前記駆動梁に設けられ、前記光反射面の中心を通る所定の軸の周りに前記ミラーを揺動させる駆動源と、を有し、前記駆動梁は、前記所定の軸に垂直な方向に延在する複数の梁、及び隣接する前記梁の端部同士を連結する折り返し部を備え、全体としてジグザグ状の形状であり、複数の前記梁は、前記ミラーの両側に配置された、隣接する第1の梁、第2の梁、及び第3の梁を含み、前記折り返し部は、前記第1の梁と前記第2の梁とを連結する第1の折り返し部、及び前記第2の梁と前記第3の梁とを連結する第2の折り返し部を含み、前記第1の折り返し部と、前記第2の折り返し部の重さが異なる。【選択図】図3

Description


本発明は、光走査装置に関する。
従来から、ミラー部を回転軸回りに回転させて光を走査する光走査装置が知られている。このような光走査装置では、駆動源に鋸歯状波形の電圧が用いられるが、駆動時にミラー部の共振振動によるリンギングが発生する場合ある。リンギングの発生は、光走査装置の走査により形成される画像の画質劣化に繋がる。
そこで、ミラー部のリンギングを抑制する様々な技術が検討されている。一例として、ミラー部の回転角に応じた振幅のセンサ信号を制御装置に出力するセンサと、圧電アクチュエータに出力してミラー部を回転軸線の回りに回転駆動させる駆動信号を生成する制御装置を備えた光走査装置を挙げることができる。
この光走査装置では、制御装置は、センサ信号をフーリエ変換することにより生成した周波数領域信号に対して、基準センサ信号をフーリエ変換することにより生成した基準周波数領域信号の振幅及び位相を用いて、補正駆動信号の周波数領域信号を生成して、生成した周波数領域信号を逆フーリエ変換することにより、駆動信号として補正駆動信号を生成する(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−118726号公報
しかしながら、上記の光走査装置では複雑な信号処理が必要となるだけでなく、信号処理によるリンギングの抑制は鋸波の直線変位領域を鈍らせ、走査線品質を悪化させるため、光走査装置の形状変更などによる機械的な方法によりリンギングの発生を抑制することが求められていた。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、光走査装置において、従来とは異なる方法でリンギングの発生を抑制することを目的とする。
本光走査装置(1000)は、光反射面を有するミラー(110)と、前記ミラー(110)の両側に配置される一対の駆動梁(170A、170B)と、前記駆動梁(170A、170B)に設けられ、前記光反射面の中心を通る所定の軸の周りに前記ミラー(110)を揺動させる駆動源(171A、171B)と、を有し、前記駆動梁(170A、170B)は、前記所定の軸に垂直な方向に延在する複数の梁、及び隣接する前記梁の端部同士を連結する折り返し部(171X1〜171X5、171Y1〜171Y5)を備え、全体としてジグザグ状の形状であり、複数の前記梁は、前記ミラー(110)の両側に配置された、隣接する第1の梁、第2の梁、及び第3の梁を含み、前記折り返し部(171X1〜171X5、171Y1〜171Y5)は、前記第1の梁と前記第2の梁とを連結する第1の折り返し部、及び前記第2の梁と前記第3の梁とを連結する第2の折り返し部を含み、前記第1の折り返し部と、前記第2の折り返し部の重さが異なる。
なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、図示の態様に限定されるものではない。
開示の技術によれば、光走査装置において、従来とは異なる方法でリンギングの発生を抑制することができる。
第1の実施の形態に係る光走査装置の一例を示す斜視図(その1)である。 第1の実施の形態に係る光走査装置の一例を示す斜視図(その2)である。 第1の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の一例を示す上面側の斜視図である。 折り返し部の高さについて説明する図である。 第1の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の一例を示す下面側の斜視図である。 第1の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の他の例を示す上面側の斜視図である。 第1の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の他の例を示す下面側の斜視図である。 駆動源に印加する電圧波形とミラーの動作波形との関係を説明する図である。 光走査装置を用いて画像表示を行ったときの状態を説明する図である。 ミラー動作波形の鈍りについて説明する図である。 光走査装置の周波数特性を説明する図である。 固有振動モードについて説明する図である。 第2の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の一例を示す上面側の斜視図である。 第2の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の一例を示す下面側の斜視図である。 第3の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の一例を示す上面側の斜視図である。 折り返し部の高さについて説明する図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
〈第1の実施の形態〉
まず、第1の実施の形態に係る光走査装置について説明する。図1及び図2は、第1の実施の形態に係る光走査装置の一例を示す斜視図であり、図1はパッケージカバーを取り外した状態の光走査装置を示し、図2はパッケージカバーを取り付けた状態の光走査装置を示している。
図1及び図2に示すように、光走査装置1000は、光走査部100と、光走査部100を搭載するセラミックパッケージ200と、セラミックパッケージ200上に配されて光走査部100を覆うパッケージカバー300とを有する。光走査装置1000は、セラミックパッケージ200の下側に、基板や制御回路等を備えてもよい。
光走査装置1000において、パッケージカバー300の略中央部には光反射面を有するミラー110の近傍を露出する開口部300Aが設けられている。開口部300Aは、ミラー110へのレーザ入射光Li及びミラー110からのレーザ出射光Lo(走査光)を遮らない形状とされている。
なお、開口部300Aにおいて、レーザ入射光Liが通る側は、レーザ出射光Loが通る側よりも小さく開口されている。すなわち、レーザ入射光Li側が略半円形状に狭く開口しているのに対し、レーザ出射光Lo側は略矩形状に広く開口している。これは、レーザ入射光Liは一定の方向から入射するのでその方向のみを開口すればよいのに対し、レーザ出射光Loは2次元に走査されるため、2次元に走査されるレーザ出射光Loを遮らないように、走査される全範囲を開口する必要があるためである。
次に、光走査装置1000の光走査部100について説明する。図3は、第1の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の一例を示す上面側の斜視図である。
図3に示すように、光走査部100は、ミラー110を揺動させて光源から照射されるレーザ入射光を走査する部分である。光走査部100は、例えば圧電素子によりミラー110を駆動させるMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラー等である。
光走査部100は、光反射面を有するミラー110と、ミラー110を外側から支持する可動枠160と、可動枠160を両側から支持する一対の駆動梁170A、170Bとを有する。
可動枠接続部A11は、可動枠160と第2の駆動梁170Aとが接続される部分である。又、固定枠接続部A12は、固定枠180と第2の駆動梁170Aとが接続される部分である。可動枠接続部A11は、ミラー110の光反射面の中心Cを通る軸(以下「垂直回転軸V」ともいう。)に対して、固定枠接続部A12が配置させる側とは、略反対側に配置されている。
又、可動枠接続部A13は、可動枠160と第2の駆動梁170Bとが接続される部分である。又、固定枠接続部A14は、固定枠180と第2の駆動梁170Bとが接続される部分である。可動枠接続部A13は、垂直回転軸Vに対して、固定枠接続部A14が配置される側とは、略反対側に配置されている。
又、可動枠接続部A11、A13は、その端部が垂直回転軸Vを含むようにして、垂直回転軸Vに対して固定枠接続部A12、A14が配置される側とは反対側に配置されていてもよい。又、第2の駆動梁170Aと第2の駆動梁170Bとは、ミラー110の光反射面の中心Cを通り垂直回転軸Vに垂直な直線(以下「水平回転軸H」という。)を対称軸とする線対称の配置関係になっている。以下、詳細に説明する。
光走査部100は、ミラー110と、ミラー支持部120と、捻れ梁130A、130Bと、連結梁140A、140Bと、第1の駆動梁150A、150Bと、可動枠160と、第2の駆動梁170A、170Bと、固定枠180とを有する。又、第1の駆動梁150A、150Bは、それぞれ駆動源151A、151Bを有する。又、第2の駆動梁170A、170Bは、それぞれ駆動源171A、171Bを有する。第1の駆動梁150A、150B、第2の駆動梁170A、170Bは、ミラー110を上下又は左右に揺動してレーザ光を走査するアクチュエータとして機能する。
ミラー支持部120には、ミラー110の円周に沿うようにスリット122が形成されている。スリット122により、ミラー支持部120を軽量化しつつ捻れ梁130A、130Bによる捻れをミラー110へ伝達することができる。
光走査部100において、ミラー支持部120の上面にミラー110が支持され、ミラー支持部120は、両側にある捻れ梁130A、130Bの端部に連結されている。捻れ梁130A、130Bは、揺動軸を構成し、軸方向に延在してミラー支持部120を軸方向両側から支持している。捻れ梁130A、130Bが捻れることにより、ミラー支持部120に支持されたミラー110が揺動し、ミラー110に照射された光の反射光を走査させる動作を行う。捻れ梁130A、130Bは、それぞれが連結梁140A、140Bに連結支持され、第1の駆動梁150A、150Bに連結されている。
第1の駆動梁150A、150B、連結梁140A、140B、捻れ梁130A、130B、ミラー支持部120及びミラー110は、可動枠160によって外側から支持されている。第1の駆動梁150A、150Bは、可動枠160にそれぞれの一方の側が支持されている。第1の駆動梁150Aの他方の側は内周側に延びて連結梁140A、140Bと連結している。第1の駆動梁150Bの他方の側も同様に、内周側に延びて連結梁140A、140Bと連結している。
第1の駆動梁150A、150Bは、捻れ梁130A、130Bと直交する方向に、ミラー110及びミラー支持部120を挟むように、対をなして設けられている。第1の駆動梁150A、150Bの上面には、駆動源151A、151Bがそれぞれ形成されている。駆動源151A、151Bは、第1の駆動梁150A、150Bの上面の圧電素子の薄膜(以下「圧電薄膜」ともいう。)の上に形成された上部電極と、圧電薄膜の下面に形成された下部電極とを含む。駆動源151A、151Bは、上部電極と下部電極に印加する駆動電圧の極性に応じて伸長したり縮小したりする。
このため、第1の駆動梁150Aと第1の駆動梁150Bとで異なる位相の駆動電圧を交互に印加すれば、ミラー110の左側と右側で第1の駆動梁150Aと第1の駆動梁150Bとが上下反対側に交互に振動する。これにより、捻れ梁130A、130Bを揺動軸又は回転軸として、ミラー110を軸周りに揺動させることができる。ミラー110が捻れ梁130A、130Bの軸周りに揺動する方向を、以後、水平方向と呼ぶ。例えば第1の駆動梁150A、150Bによる水平駆動には、共振振動が用いられ、高速にミラー110を揺動駆動することができる。
又、可動枠160の外部には、第2の駆動梁170A、170Bの一端が、それぞれ連結梁172A、172Bを介して可動枠接続部A11、A13において連結されている。第2の駆動梁170A、170Bは、可動枠160を左右両側から挟むように、対をなして設けられている。そして、第2の駆動梁170A、170Bは、可動枠160を両側から支持すると共に、垂直回転軸V周りに揺動させる。そして、第2の駆動梁170Aの他端は、固定枠接続部A12において固定枠180の内側に連結されている。又、第2の駆動梁170Bの他端は、固定枠接続部A14において固定枠180の内側に連結されている。
このように、光走査部100では、可動枠160と第2の駆動梁170Aとが接続される可動枠接続部A11は、垂直回転軸Vに対して、固定枠180と第2の駆動梁170Aとが接続される固定枠接続部A12が配置される側とは、略反対側に配置されている。
又、光走査部100では、可動枠160と第2の駆動梁170Bとが接続される可動枠接続部A13は、垂直回転軸Vに対して、固定枠180と第2の駆動梁170Bとが接続される固定枠接続部A14が配置される側とは、略反対側に配置されている。
又、可動枠接続部A11、A13は、その端部が垂直回転軸Vを含むようにして、垂直回転軸Vに対して固定枠接続部A12、A14が配置される側とは反対側に配置されていてもよい。さらに、第2の駆動梁170Aと第2の駆動梁170Bとは、水平回転軸Hを対称軸とする線対称の配置関係になっている。
図3及び図4に示すように、第2の駆動梁170Aは、水平回転軸Hに垂直な方向(第1の駆動梁150Aと平行な方向)に延在する複数の矩形状の垂直梁、及び隣接する垂直梁の端部同士を連結する折り返し部を備え、全体としてジグザグ状の形状である。
例えば、第1の駆動梁150A側から数えて1番目の垂直梁の端部と2番目の垂直梁の端部とが折り返し部171X1により連結されている。又、2番目の垂直梁の端部と3番目の垂直梁の端部とが折り返し部171X2により連結されている。又、3番目の垂直梁の端部と4番目の垂直梁の端部とが折り返し部171X3により連結されている。又、4番目の垂直梁の端部と5番目の垂直梁の端部とが折り返し部171X4により連結されている。又、5番目の垂直梁の端部と6番目の垂直梁の端部とが折り返し部171X5により連結されている。なお、図3及び図4では、各折り返し部を、便宜上、梨地模様で示している。
第2の駆動梁170Bも同様に、水平回転軸Hに垂直な方向(第1の駆動梁150Bと平行な方向)に延在する複数の矩形状の垂直梁、及び隣接する垂直梁の端部同士を連結する折り返し部を備え、全体としてジグザグ状の形状である。
例えば、第1の駆動梁150B側から数えて1番目の垂直梁の端部と2番目の垂直梁の端部とが折り返し部171Y1により連結されている。又、2番目の垂直梁の端部と3番目の垂直梁の端部とが折り返し部171Y2により連結されている。又、3番目の垂直梁の端部と4番目の垂直梁の端部とが折り返し部171Y3により連結されている。又、4番目の垂直梁の端部と5番目の垂直梁の端部とが折り返し部171Y4により連結されている。又、5番目の垂直梁の端部と6番目の垂直梁の端部とが折り返し部171Y5により連結されている。
折り返し部171X1、171X2、171X3、171X4、及び171X5の高さは、各々H11、H12、H13、H14、及びH15とされている。又、折り返し部171Y1、171Y2、171Y3、171Y4、及び171Y5の高さは、各々H21、H22、H23、H24、及びH25とされている。なお、折り返し部の高さとは、水平回転軸Hに平行な方向(垂直回転軸Vに垂直な方向)の最大長さである。
第2の駆動梁170A、170Bの上面には、それぞれ曲線部を含まない矩形単位である垂直梁ごとに駆動源171A、171Bが形成されている。駆動源171Aは、第2の駆動梁170Aの上面の圧電薄膜の上に形成された上部電極と、圧電薄膜の下面に形成された下部電極とを含む。駆動源171Bは、第2の駆動梁170Bの上面の圧電薄膜の上に形成された上部電極と、圧電薄膜の下面に形成された下部電極とを含む。
第2の駆動梁170A、170Bは、垂直梁ごとに隣接している駆動源171A、171B同士で、異なる極性の駆動電圧を印加することにより、隣接する垂直梁を上下反対方向に反らせ、各垂直梁の上下動の蓄積を可動枠160に伝達する。第2の駆動梁170A、170Bは、この動作により、平行方向と直交する方向である垂直方向にミラー110を揺動させる。例えば第2の駆動梁170A、170Bによる垂直駆動には、非共振振動を用いることができる。
例えば、駆動源171Aを、可動枠160側から右側に向かって並ぶ駆動源171A1、171A2、171A3、171A4、171A5及び171A6を含むものとする。又、駆動源171Bを、可動枠160側から左側に向かって並ぶ駆動源171B1、171B2、171B3、171B4、171B5及び171B6を含むものとする。この場合、駆動源171A1、171B1、171A3、171B3、171A5、171B5を同波形、駆動源171A2、171B2、171A4、171B4、171A6及び171B6を前者と位相の異なる同波形で駆動することで垂直方向へ遥動できる。
駆動源151Aの上部電極及び下部電極に駆動電圧を印加する駆動配線は、固定枠180に設けられた端子群190Aに含まれる所定の端子と接続されている。又、駆動源151Bの上部電極及び下部電極に駆動電圧を印加する駆動配線は、固定枠180に設けられた端子群190Bに含まれる所定の端子と接続されている。又、駆動源171Aの上部電極及び下部電極に駆動電圧を印加する駆動配線は、固定枠180に設けられた端子群190Aに含まれる所定の端子と接続されている。又、駆動源171Bの上部電極及び下部電極に駆動電圧を印加する駆動配線は、固定枠180に設けられた端子群190Bに含まれる所定の端子と接続されている。
又、光走査部100は、駆動源151A、151Bに駆動電圧が印加されてミラー110が水平方向に遥動している状態におけるミラー110の水平方向の傾き具合(水平方向の振角)を検出する水平振角センサとして圧電センサ191、192を有する。圧電センサ191は連結梁140Aに設けられ、圧電センサ192は連結梁140Bに設けられている。
又、光走査部100は、駆動源171A、171Bに駆動電圧が印加されてミラー110が垂直方向に遥動している状態におけるミラー110の垂直方向の傾き具合(垂直方向の振角)を検出する垂直振角センサとして圧電センサ195、196を有する。圧電センサ195は第2の駆動梁170Aの有する垂直梁の一つに設けられており、圧電センサ196は第2の駆動梁170Bの有する垂直梁の一つに設けられている。
圧電センサ191は、ミラー110の水平方向の傾き具合に伴い、捻れ梁130Aから伝達される連結梁140Aの変位に対応する電流値を出力する。圧電センサ192は、ミラー110の水平方向の傾き具合に伴い、捻れ梁130Bから伝達される連結梁140Bの変位に対応する電流値を出力する。圧電センサ195は、ミラー110の垂直方向の傾き具合に伴い、第2の駆動梁170Aのうち圧電センサ195が設けられた垂直梁の変位に対応する電流値を出力する。圧電センサ196は、ミラー110の垂直方向の傾き具合に伴い、第2の駆動梁170Bのうち圧電センサ196が設けられた垂直梁の変位に対応する電流値を出力する。
第1の実施の形態では、圧電センサ191、192の出力を用いてミラー110の水平方向の傾き具合を検出し、圧電センサ195、196の出力を用いてミラー110の垂直方向の傾き具合を検出する。なお、各圧電センサから出力される電流値からミラー110の傾き具合の検出を行う傾き検出部が光走査部100の外部に設けられていてもよい。又、傾き検出部の検出結果に基づき駆動源151A、151B、駆動源171A、171Bに供給する駆動電圧を制御する駆動制御部が光走査部100の外部に設けられていてもよい。
圧電センサ191、192、195、196は、圧電薄膜の上面に形成された上部電極と、圧電薄膜の下面に形成された下部電極とを含む。第1の実施の形態では、各圧電センサの出力は、上部電極と下部電極とに接続されたセンサ配線の電流値となる。
圧電センサ191の上部電極及び下部電極から引き出されたセンサ配線は、固定枠180に設けられた端子群190Bに含まれる所定の端子と接続されている。又、圧電センサ195の上部電極及び下部電極から引き出されたセンサ配線は、固定枠180に設けられた端子群190Aに含まれる所定の端子と接続されている。又、圧電センサ192の上部電極及び下部電極から引き出されたセンサ配線は、固定枠180に設けられた端子群190Bに含まれる所定の端子と接続されている。又、圧電センサ196の上部電極及び下部電極から引き出されたセンサ配線は、固定枠180に設けられた端子群190Bに含まれる所定の端子と接続されている。
図5は、第1の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の一例を示す下面側の斜視図である。
図5に示すように、ミラー支持部120の下面には、リブ125が設けられている。リブ125を設けることで、駆動しているときにミラー110に歪みが発生することを抑制し、ミラー110を平坦に保つことができる。リブ125は、ミラー110の形状とほぼ外形が一致するように形成される。これにより、ミラー110を全体に亘って平坦にすることができる。又、ミラー支持部120に形成されたスリット122により、捻れ梁130A、130Bから伝達される応力をミラー支持部120内で分散させ、リブ125にまで応力が伝達することを防ぐことができる。
第2の駆動梁170A、170Bの下面において、連結梁172A、172Bとの連結部分には、リブ175A、175Bが設けられている。リブ175A、175Bを設けることで、第2の駆動梁170A、170Bと連結梁172A、172Bとを連結する部分を補強し、剛性を高めて変形を防止することができる。
第2の駆動梁170Aにおいて、折り返し部171X1、171X2、171X3、171X4、171X5の下面には、各々リブ176A1、176A2、176A3、176A4、176A5が設けられている。同様に、第2の駆動梁170Bにおいて、折り返し部171Y1、171Y2、171Y3、171Y4、171Y5の下面には、各々リブ176B1、176B2、176B3、176B4、176B5が設けられている。リブ176A1〜176A5及び176B1〜176B5を設けることで、隣接する垂直梁同士を連結する折り返し部171X1〜171X5及び171Y1〜171Y5を補強し、剛性を高めて変形を防止することができる。
光走査部100は、可動枠160の両側に配置された隣接する3つの垂直梁(第1の梁、第2の梁、第3の梁とする)において、第1の梁と第2の梁とを連結する折り返し部と、第2の梁と第3の梁とを連結する折り返し部の重さが異なるように設計されている。但し、隣接する3つ以上の垂直梁において、隣接する垂直梁を連結する折り返し部の重さが異なるようにしてもよい。
なお、本願において、『折り返し部の重さ』とは、『折り返し部自身の重さ+折り返し部に設けられたリブの重さ』を意味する。そこで、折り返し部の重さを変える第1の方法は、折り返し部の高さを変えて折り返し部自身の重さを変えることである。又、折り返し部の重さを変える第2の方法は、折り返し部に設けられたリブの重さを変えることである。第1の方法と第2の方法は、何れか一方のみを採用してもよいし、両方を併用してもよい。
このように、少なくとも隣接する3つの垂直梁において、隣接する垂直梁を連結する折り返し部の重さを異ならせることにより、第2の駆動梁170A及び170Bを駆動するときの振動エネルギーを分散させることができる。そのため、特定の固有振動モードのゲインを低減することが可能となる。詳細は、図8〜図12を参照しながら後述する。
図4では、一例として、H11=H15>H13>H12=H14、H21=H25>H23>H22=H24としている。図5では、一例として、リブ176A2、176A3、及び176A4の重さを同一とし、リブ176A2〜176A4の各々の重さ<リブ176A1の重さ<リブ176A5の重さとしている。又、リブ176B2、176B3、及び176B4の重さを同一とし、リブ176B2〜176B4の各々の重さ<リブ176B1の重さ<リブ176B5の重さとしている。
その結果、図4及び図5の例では、折り返し部171X1の重さと、折り返し部171X2の重さが異なっている。又、折り返し部171Y1の重さと、折り返し部171Y2の重さが異なっている。
又、折り返し部171X2の重さと、折り返し部171X3の重さが異なっている。又、折り返し部171Y2の重さと、折り返し部171Y3の重さが異なっている。
又、折り返し部171X3の重さと、折り返し部171X4の重さが異なっている。又、折り返し部171Y3の重さと、折り返し部171Y4の重さが異なっている。
又、折り返し部171X4の重さと、折り返し部171X5の重さが異なっている。又、折り返し部171Y4の重さと、折り返し部171Y5の重さが異なっている。
又、折り返し部171X1の重さと、折り返し部171X3の重さが異なっている。又、折り返し部171Y1の重さと、折り返し部171Y3の重さが異なっている。
又、折り返し部171X2の重さと、折り返し部171X4の重さは同一である。又、折り返し部171Y2の重さと、折り返し部171Y4の重さは同一である。但し、必要に応じて、折り返し部171X2の重さと、折り返し部171X4の重さを異ならせてもよい。又、折り返し部171Y2の重さと、折り返し部171Y4の重さを異ならせてもよい。
又、折り返し部171X3の重さと、折り返し部171X5の重さが異なっている。又、折り返し部171Y3の重さと、折り返し部171Y5の重さが異なっている。
但し、前述のように、少なくとも隣接する3つの垂直梁において、隣接する垂直梁を連結する折り返し部の重さを異ならせればよい。隣接する3つ以上の垂直梁において、隣接する垂直梁を連結する折り返し部の重さを異ならせるか否かは、固有振動モードのゲインに関するシミュレーションや実験により適宜決定することができる。又、折り返し部の重さをどの程度異ならせるかは、固有振動モードのゲインに関するシミュレーションや実験により適宜決定することができる。
図6は、第1の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の他の例を示す上面側の斜視図である。図7は、第1の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の他の例を示す下面側の斜視図である。
光走査部100は、例えば支持層、埋め込み(BOX:Buried Oxide)層及び活性層を有するSOI(Silicon On Insulator)基板を用いて形成することができる。その場合、図6及び図7に示すように、連結梁172A、172Bと可動枠160とが活性層及びBOX層によって接続されていてもよい。なお、図6においては、連結梁172Aと可動枠160とが活性層及びBOX層によって接続されている部分を破線領域B11で示し、連結梁172Bと可動枠160とが活性層及びBOX層によって接続されている部分を破線領域B13で示している。又、連結梁172A、172Bと可動枠160とが活性層のみによって接続されていてもよい。
次に、光走査装置1000の動作について説明する。図8は、駆動源171A、171Bに印加する電圧波形とミラー110の動作波形との関係を説明する図である。図8において、破線は駆動電圧波形Vを表し、実線はミラー動作波形Vを表す。図9は、光走査装置1000を用いて画像表示を行ったときの状態を説明する図である。
駆動源171A、171Bには、例えば図8に示すように、鋸歯状波形の電圧が印加される。これにより、例えば正弦波形の電圧が印加される場合と比較して、ミラー110によって光を走査する速度が一定になる区間を長くすることができる。
ところで、図8に示すように、駆動源171A、171Bに印加する駆動電圧波形Vを鋸歯状波形としてミラー110を駆動させると、ミラー110のミラー動作波形Vが振動する、所謂リンギングが発生する。そして、リンギングが発生すると、光走査装置1000を用いて画像表示を行った場合、例えば図9に示すように、横縞が発生する。
リンギングの発生を抑制するため、ノッチフィルタ等のフィルタを用いて、リンギングの発生原因となる固有振動数に対応する周波数成分や固有振動数の高調波成分を除去する方法も考えられる。
しかしながら、除去対象となる固有振動モードが複数存在する場合、固有振動数に対応する周波数成分や固有振動数の高調波成分を除去するために複数のフィルタを用いた広帯域のフィルタリングが必要となる。広帯域でフィルタリングすると、鋸歯状波形である駆動電圧波形V(破線)は、図10に示すミラー動作波形V(実線)のように鈍って直線性が低下した波形となる。
その結果、垂直描画領域(光走査装置の走査速度が一定になる区間)となる図10の直線領域Sが短くなるため、画像表示に用いることが可能な領域が狭くなる。このため、画像表示に用いることが可能な領域を確保しつつ、リンギングの発生を抑制するためには、広帯域のフィルタリングを行うよりも、除去対象となる固有振動モードの数を少なくすることが有効である。
図11は、光走査装置の周波数特性を説明する図である。図11において、実線は光走査装置1000の周波数特性を示し、破線は比較例に係る光走査装置の周波数特性を示している。又、図11において、横軸は駆動電圧波形Vの周波数(Hz)を示し、縦軸はミラー110の振角(傾き)を示している。なお、比較例に係る光走査装置は、折り返し部の重さを全て同じとした点が光走査装置1000と異なり、その他の点が光走査装置1000と同一の装置である。
図11に示すように、比較例に係る光走査装置では、f0(700Hz近傍)、f1(900Hz近傍)、f2(2900Hz近傍)、及びf3(3100Hz近傍)の周波数において、光走査部の固有振動モードが現れた。これに対し、光走査装置1000では、比較例と同様に、f1(900Hz近傍)、f2(2900Hz近傍)、及びf3(3100Hz近傍)の周波数において、光走査部の固有振動モードが現れているが、矢印Dで示すようにf2(2900Hz近傍)の振角ゲインが1/10以下に低減されている。
これは、光走査装置1000では、少なくとも隣接する3つの垂直梁において、隣接する垂直梁を連結する折り返し部の重さを異ならせているため、第2の駆動梁170A及び170Bの共振時の振動エネルギーが分散され、f2(2900Hz近傍)の振角ゲインが減少したものと考えられる。
なお、図11において、f0(700Hz近傍)のピークは極僅かである。これは、下記の理由により、光走査装置1000では、機械的に対策がなされているからである。すなわち、光走査装置1000では、可動枠接続部A11が、垂直回転軸Vに対して、固定枠接続部A12が配置される側とは、略反対側に配置され、かつ、可動枠接続部A13が、垂直回転軸Vに対して、固定枠接続部A14が配置される側とは、略反対側に配置されているからである。
光走査装置1000では、f2(2900Hz近傍)の振角ゲインが減少したことにより、広帯域でフィルタリングすることなく、機械的にリンギングを抑制することが可能となる。すなわち、鋸歯状の駆動電圧波形V(破線)を鈍らせることなく(図10の直線領域Sを十分に確保しながら)、投影画像に図9に示すような視認可能な横縞(連続的な明暗)が発生することを防止できる。
光走査装置1000の固有振動モードは、図12に示すようになる。図12(a)はf0、図12(b)はf1、図12(c)はf2、図12(d)はf3を示している。図12(a)及び図12(d)に示すように、f0及びf3ではミラー110が殆ど傾かないため、リンギング起因の視認可能な横縞は発生しない。これに対して、図12(b)及び図12(c)に示すように、f1及びf2ではミラー110が傾くため、リンギング対策が必要となる。なお、f0でミラー110が傾かない理由は、上記の機械的な対策の結果である。言い換えれば、f0については、既に機械的なリンギング対策がなされている。
前述のように、f2に関しては、少なくとも隣接する3つの垂直梁において、隣接する垂直梁を連結する折り返し部の重さを異ならせることでリンギング対策がなされているが、f1についてもリンギング対策が必要である。f1については、除去対象となる固有振動モードが1つであるため、駆動信号にノッチフィルタを入れて駆動波形を最適化することで、リンギングが発生しないように制御することができる。この場合は、ノッチフィルタによりf1近傍の周波数のみを低減させればよく、広帯域のフィルタリングは不要であるため、図10の直線領域Sが短くなることなく、f1に起因するリンギングの発生を抑制することができる。
このように、光走査部100では、少なくとも隣接する3つの垂直梁において、隣接する垂直梁を連結する折り返し部の重さを異ならせている。これにより、第2の駆動梁170A及び170Bの共振時の振動エネルギーを分散させ、f2(2900Hz近傍)の振角ゲインを減少させることが可能となる。
その結果、フィルタリングによってリンギング対策をすべき固有振動モードの数をf1のみにできるため、広帯域のフィルタリングを行うことなく、リンギングの発生原因となる固有振動数に対応する周波数成分や固有振動数の高調波成分を除去することができる。このため、直線性の高い電圧、すなわち、1周期の間に直線となっている区間が長い電圧を駆動源171A、171Bに印加することができる。その結果、画像表示に用いることが可能な領域を確保しつつ、リンギングの発生を抑制することができる。
なお、f2の振角ゲインを小さくするためには、折り返し部171X2、171X3、及び171X4よりも、折り返し部171X1及び171X5を重くすることが好ましい。同様に、折り返し部171Y2、171Y3、及び171Y4よりも、折り返し部171Y1及び171Y5を重くすることが好ましい。
又、f2の振角ゲインを小さくするためには、折り返し部171X2、171X3、及び171X4間では、折り返し部171X2及び171X4よりも、折り返し部171X3を重くすることが好ましい。同様に、折り返し部171Y2、171Y3、及び171Y4間では、折り返し部171Y2及び171Y4よりも、折り返し部171Y3を重くすることが好ましい。
又、上記の折り返し部の軽重関係は、垂直回転軸V方向において、固定枠180に近い(ミラー110から遠い)折り返し部の重さを変えるほどf2の振角ゲインの変化に鈍感であり、可動枠160に近い(ミラー110に近い)折り返し部の重さを変えるほどf2の振角ゲインの変化に敏感である。そこで、製造上の形状ばらつきに対する特性ばらつきを減らすため、f2の振角ゲインの追い込みは、f2の振角ゲインの変化に鈍感な固定枠180に近い側で行うことが好ましい。
例えば、折り返し部171X1又は171X5を重くすればよい場合には、171X5を重くすることが好ましい。又、折り返し部171X2、171X3、及び171X4間で重さを調整する場合には、折り返し部171X2よりも折り返し部171X3、折り返し部171X3よりも折り返し部171X4を重くすることが好ましい。折り返し部171Y側についても同様である。
具体的には、折り返し部の重さの関係は、171X2<171X1、171X4<171X5、171X1≦171X5、171Y2<171Y1、171Y4<171Y5、171Y1≦171Y5、とすることが好ましい。更に、171X3<171X1≦171X5、171Y3<171Y1≦171Y5、とするとより好ましい。更に、171X2≦171X4、171Y2≦171Y4、とするとより好ましい。
特に、折り返し部171X側において、折り返し部171X5を最も重くし、全ての折り返し部の重さを変えることが好ましい。同様に、折り返し部171Y側において、折り返し部171Y5を最も重くし、全ての折り返し部の重さを変えることが好ましい。
〈第2の実施の形態〉
第2の実施の形態に係る光走査装置について説明する。図13は、第2の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の一例を示す上面側の斜視図である。図14は、第2の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の一例を示す下面側の斜視図である。
図13及び図14に示すように、第2の実施の形態に係る光走査部100Aは、第2の駆動梁170Aと第2の駆動梁170Bとが、ミラー110の光反射面の中心Cを対称点とする点対称の配置関係になっている点で、第1の実施の形態に係る光走査部100と異なる。
これにより、折り返し部171X1〜171X5と折り返し部171Y1〜171Y5も、ミラー110の光反射面の中心Cを対称点とする点対称の配置関係になっている。又、リブ176A1〜176A5とリブ176B1〜176B5も、ミラー110の光反射面の中心Cを対称点とする点対称の配置関係になっている。その他の構成については、第1の実施の形態に係る光走査部100と同様とすることができる。
第2の実施の形態に係る光走査部100Aでは、第1の実施の形態と同様、可動枠160と第2の駆動梁170Aとが接続される可動枠接続部A21は、垂直回転軸Vに対して、固定枠180と第2の駆動梁170Aとが接続される固定枠接続部A22が配置される側とは、略反対側に配置されている。又、可動枠160と第2の駆動梁170Bとが接続される可動枠接続部A23は、垂直回転軸Vに対して、固定枠180と第2の駆動梁170Bとが接続される固定枠接続部A24が配置される側とは、略反対側に配置されている。
光走査部100Aにおいて、光走査部100と同様に、少なくとも隣接する3つの垂直梁において、隣接する垂直梁を連結する折り返し部の重さを異ならせることで、光走査部100と同様の効果を奏する。
すなわち、第1の実施の形態と同様、フィルタリングによってリンギング対策をすべき固有振動モードの数をf1のみにできるため、広帯域のフィルタリングを行うことなく、リンギングの発生原因となる固有振動数に対応する周波数成分や固有振動数の高調波成分を除去することができる。このため、直線性の高い電圧、すなわち、1周期の間に直線となっている区間が長い電圧を駆動源171A、171Bに印加することができる。その結果、画像表示に用いることが可能な領域を確保しつつ、リンギングの発生を抑制することができる。
〈第3の実施の形態〉
第3の実施の形態に係る光走査装置について説明する。図15は、第3の実施の形態に係る光走査装置の光走査部の一例を示す上面側の斜視図である。図16は、折り返し部の高さについて説明する図である。なお、第3の実施の形態において、第1及び第2の実施の形態と共通する部分の説明は省略する場合がある。
第1の実施の形態では、水平駆動には、第1の駆動梁150A、150Bによる共振振動が用いられていた。図15及び図16に示す第3の実施の形態に係る光走査部100Bでは、光走査部100の第1の駆動梁150A、150Bに代えて、第1の駆動梁150C、150Dが設けられている。第1の駆動梁150C、150Dによる水平駆動には、非共振振動を用いている。
第1の駆動梁150C、150Dの上面には、それぞれ曲線部を含まない矩形単位である水平梁ごとに駆動源151C、151Dが形成されている。駆動源151Cは、第1の駆動梁150Cの上面の圧電薄膜の上に形成された上部電極と、圧電薄膜の下面に形成された下部電極とを含む。駆動源151Dは、第1の駆動梁150Dの上面の圧電薄膜の上に形成された上部電極と、圧電薄膜の下面に形成された下部電極とを含む。
駆動源151Cは、ミラー110側から水平回転軸Hに沿って上側に向かって並ぶ駆動源151C1、151C2、151C3、及び151C4を含んでいる。同様に、駆動源151Dは、ミラー110側から水平回転軸Hに沿って下側に向かって並ぶ駆動源151D1、151D2、151D3、及び151D4を含んでいる。この場合、駆動源151C1、151D1、151C3、151D3を同波形、駆動源151C2、151D2、151C4、151D4を前者と位相の異なる同波形で駆動することで水平方向へ遥動できる。
又、光走査部100Bでは、光走査部100の第2の駆動梁170A、170Bに代えて、第2の駆動梁170C、170Dが設けられている。第2の駆動梁170C、170Dによる垂直駆動には、第1の実施の形態と同様に、非共振振動を用いている。
第2の駆動梁170C、170Dの上面には、それぞれ曲線部を含まない矩形単位である垂直梁ごとに駆動源171C、171Dが形成されている。駆動源171Cは、第2の駆動梁170Cの上面の圧電薄膜の上に形成された上部電極と、圧電薄膜の下面に形成された下部電極とを含む。駆動源171Dは、第2の駆動梁170Dの上面の圧電薄膜の上に形成された上部電極と、圧電薄膜の下面に形成された下部電極とを含む。
駆動源171Cは、ミラー110側から垂直回転軸Vに沿って右側に向かって並ぶ駆動源171C1及び171C2を含んでいる。同様に、駆動源171Dは、ミラー110側から垂直回転軸Vに沿って左側に向かって並ぶ駆動源171D1及び171D2を含んでいる。この場合、駆動源171C1及び171D1を同波形、駆動源171C2及び171D2を前者と位相の異なる同波形で駆動することで垂直方向へ遥動できる。
図15及び図16に示すように、第1の駆動梁150Cは、垂直回転軸Vに垂直な方向に延在する複数の矩形状の水平梁の端部同士を連結する折り返し部を備え、全体としてジグザグ状の形状である。
例えば、第1の駆動梁150Cにおいて、ミラー110側から数えて1番目の水平梁の端部と2番目の水平梁の端部とが折り返し部151X1により連結されている。又、2番目の水平梁の端部と3番目の水平梁の端部とが折り返し部151X2により連結されている。又、3番目の水平梁の端部と4番目の水平梁の端部とが折り返し部151X3により連結されている。なお、図15及び図16では、各折り返し部を、便宜上、梨地模様で示している。
第1の駆動梁150Dも同様に、垂直回転軸Vに垂直な方向に延在する複数の矩形状の水平梁の端部同士を連結する折り返し部を備え、全体としてジグザグ状の形状である。
例えば、第1の駆動梁150Dにおいて、ミラー110側から数えて1番目の水平梁の端部と2番目の水平梁の端部とが折り返し部151Y1により連結されている。又、2番目の水平梁の端部と3番目の水平梁の端部とが折り返し部151Y2により連結されている。又、3番目の水平梁の端部と4番目の水平梁の端部とが折り返し部151Y3により連結されている。
折り返し部151X1、151X2、及び151X3の高さは、各々H31、H32、及びH33とされている。又、折り返し部151Y1、151Y2、及び151Y3の高さは、各々H41、H42、及びH43とされている。なお、図16において、折り返し部の高さとは、垂直回転軸Vに平行な方向(水平回転軸Hに垂直な方向)の最大長さである。
折り返し部151X1、151X2、151X3の下面、及び折り返し部151Y1、151Y2、151Y3の下面には、リブ176A1等と同様なリブを設けることができる。各折り返し部の下面に形成するリブの重さは、適宜調整することができる。
光走査部100Bは、第1の実施の形態と同様に、ミラー110の両側に配置された隣接する3つの水平梁(第1の梁、第2の梁、第3の梁とする)において、第1の梁と第2の梁とを連結する折り返し部と、第2の梁と第3の梁とを連結する折り返し部の重さが異なるように設計されている。但し、隣接する3つ以上の水平梁において、隣接する水平梁を連結する折り返し部の重さが異なるようにしてもよい。
例えば、折り返し部151X3を最も重くし、折り返し部151X1の重さ>折り返し部151X2の重さ、折り返し部151X2の重さ<折り返し部151X3の重さ、折り返し部151X1の重さ<折り返し部151X3の重さ、とすることができる。折り返し部151Y側についても同様である。
各折り返し部の重さを変えるには、折り返し部の高さ(H31、H32、H33、H41、H42、H43)を変えてもよいし、各折り返し部の下面のリブの重さを変えてもよいし、両方を変えてもよい。
このように、光走査部100Bでは、光走査部100と同様に、少なくとも隣接する3つの水平梁において、隣接する水平梁を連結する折り返し部の重さを異ならせている。これにより、第1の駆動梁150C及び150Dの共振時の振動エネルギーを分散させ、振角ゲインを減少させることが可能となる。
その結果、広帯域のフィルタリングを行うことなく、リンギングの発生原因となる固有振動数に対応する周波数成分や固有振動数の高調波成分を除去することができる。このため、直線性の高い電圧、すなわち、1周期の間に直線となっている区間が長い電圧を駆動源151C、151Dに印加することができる。その結果、画像表示に用いることが可能な領域を確保しつつ、リンギングの発生を抑制することができる。
なお、図15及び図16の例では、水平回転軸Hに沿った水平梁が片側で4つ、垂直回転軸Vに沿った垂直梁が片側で2つ設けられているが、これには限定されない。特に、垂直回転軸Vに沿った垂直梁を片側で3つ以上設ける場合には、第1の実施の形態と同様に、垂直梁側の折り返し部の重さを異ならせてもよい。
以上、好ましい実施の形態について説明したが、上述した実施の形態に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
100、100A 光走査部
110 ミラー
120 ミラー支持部
122 スリット
125 リブ
130A、130B 梁
140A、140B、172A、172B 連結梁
150A、150B、150C、150D 第1の駆動梁
151A、151B、151C、151D、171A、171B、171C、171D 駆動源
151X1〜151X3、151Y1〜151Y3、171X1〜171X5、171Y1〜171Y5 折り返し部
160 可動枠
170A、170B、170C、170D 第2の駆動梁
175A、175B、176A1〜176A5、176B1〜176B5 リブ
180 固定枠
190A 端子群
190B 端子群
191、192、195、196 圧電センサ
200 セラミックパッケージ
300 パッケージカバー
300A 開口部
1000 光走査装置

Claims (13)

  1. 光反射面を有するミラーと、
    前記ミラーの両側に配置される一対の駆動梁と、
    前記駆動梁に設けられ、前記光反射面の中心を通る所定の軸の周りに前記ミラーを揺動させる駆動源と、を有し、
    前記駆動梁は、前記所定の軸に垂直な方向に延在する複数の梁、及び隣接する前記梁の端部同士を連結する折り返し部を備え、全体としてジグザグ状の形状であり、
    複数の前記梁は、前記ミラーの両側に配置された、隣接する第1の梁、第2の梁、及び第3の梁を含み、
    前記折り返し部は、前記第1の梁と前記第2の梁とを連結する第1の折り返し部、及び前記第2の梁と前記第3の梁とを連結する第2の折り返し部を含み、
    前記第1の折り返し部と、前記第2の折り返し部の重さが異なる光走査装置。
  2. 前記ミラーは可動枠に支持され、
    複数の前記梁は、前記可動枠を両側から支持し、前記可動枠の両側に配置された、前記第3の梁に隣接する第4の梁を含み、
    前記折り返し部は、前記第3の梁と前記第4の梁とを連結する第3の折り返し部を含み、
    前記第3の折り返し部と、前記第2の折り返し部の重さが異なる請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記第3の折り返し部と、前記第1の折り返し部の重さが異なる請求項2に記載の光走査装置。
  4. 複数の前記梁は、前記可動枠の両側に配置された、前記第4の梁に隣接する第5の梁を含み、
    前記折り返し部は、前記第4の梁と前記第5の梁とを連結する第4の折り返し部を含み、
    前記第4の折り返し部と、前記第3の折り返し部の重さが異なる請求項2又は3に記載の光走査装置。
  5. 複数の前記梁は、前記可動枠の両側に配置された、前記第5の梁に隣接する第6の梁を含み、
    前記折り返し部は、前記第5の梁と前記第6の梁とを連結する第5の折り返し部を含み、
    前記第5の折り返し部と、前記第4の折り返し部の重さが異なる請求項4に記載の光走査装置。
  6. 前記第5の折り返し部と、前記第3の折り返し部の重さが異なる請求項5に記載の光走査装置。
  7. 前記第1の折り返し部は、前記第2の折り返し部よりも重く、
    前記第5の折り返し部は、前記第4の折り返し部よりも重く、
    前記第5の折り返し部は、前記第1の折り返し部よりも重いか、又は前記第1の折り返し部と同じ重さである請求項5又は6に記載の光走査装置。
  8. 前記第1の折り返し部は、前記第3の折り返し部よりも重い請求項7に記載の光走査装置。
  9. 前記第4の折り返し部は、前記第2の折り返し部よりも重いか、又は前記第2の折り返し部と同じ重さである請求項7又は8に記載の光走査装置。
  10. 前記折り返し部の高さを変えることで前記折り返し部の重さを変えている請求項1乃至9の何れか一項に記載の光走査装置。
  11. 前記折り返し部にはリブが設けられ、前記リブの重さを変えることで前記折り返し部の重さを変えている請求項1乃至10の何れか一項に記載の光走査装置。
  12. 前記一対の駆動梁を構成する各駆動梁は、前記光反射面の中心を通り前記所定の軸に垂直な直線を対称軸とする線対称の配置関係にある請求項1乃至11の何れか一項に記載の光走査装置。
  13. 前記一対の駆動梁を構成する各駆動梁は、前記光反射面の中心を対称点とする点対称の配置関係にある請求項1乃至11の何れか一項に記載の光走査装置。
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