JP2018189253A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】第2熱交換器の外側面に補助熱交換器としての第3熱交換器を搭載する場合に、特別な固定具が必要ないようにした空気調和機を提供する。【解決手段】第1係合凹部15aと、第1開放部15a1に向かい合うように第2開放部15b1が形成された第2係合凹部15bと、第2開放部15b1と反対方向を向くように第3開放部15c1が形成された第3係合凹部15cと、第1係合凹部15aと第2係合凹部15bを接続する第1アーム15eと、第3係合凹部15cから第2係合凹部15bの側と反対方向に引き出された操作アーム15dとを有する金属線材からなる弾性バンド15を備える。弾性バンド15は、第1係合凹部15aが第1熱交換器の第1冷媒配管に係合し、第2係合凹部15bが第2熱交換器の第2冷媒配管に係合し、第3係合凹部15cが第3熱交換器の第3冷媒配管に係合する。【選択図】図1
Description
本発明は、第1熱交換器の先端部と第2熱交換器の先端部を側面視で<字形状に接合しさらに第2熱交換器の外側面に補助熱交換器としての第3熱交換器を搭載して形成される熱交換器を備える空気調和機に関する。
例えば従来のダクト型空気調和機10は、図4に示すように、室内天井板20と建屋天井壁30との間の空間に、吊金具40によって懸架されている(例えば、特許文献1)。このダクト型空気調和機10は、断面が四角の筒形状の板金製の筐体11と、その筐体11内に配置された熱交換器12Xと、同様に筐体11内に配置された送風ファン13とで構成されている。この筐体11の横方向の一方の端部には空気吸込口11aが形成され、他方の端部には空気吹出口11bが形成され、その空気吸込口11aと空気吹出口11bを結ぶ空気流通路11c内に、前記した熱交換器12Xと送風ファン13が配置されている。
そして、空気吸込口11aは吸込ダクト50を介して室内天井板20に取り付けられた吸込グリル21に接続され、空気吹出口11bは吹出ダクト60を介して室内天井板1の吹出グリル22に接続されている。
従来では熱交換器は、空気流通路11cの空気流通方向に対して直交する方向に、つまり筐体11内に縦姿勢で配置されていたが、そのように配置するとその熱交換器の高さ分だけ筐体11の内側に必要な空間が大きくなって、熱交換容量を大きくする際に筐体11の大型化を招いていた。
そこで、図5に示すように、熱交換器12Xを下側の第1熱交換器12Aと上側の第2熱交換器12Bに分けて形成し、その両者のそれぞれの先端部を、側面視で<字形状の横姿勢となるように結合し、その<字形状の先端部分が空気吹出口11bの側を向くように配置することが行われていた。
この場合、第1熱交換器12Aと第2熱交換器12Bの空気吹出口11bに接近する先端部分の結合は、第1熱交換器12Aの先端部12A1の上面に第2熱交換器12Bの先端部12B1が載るように突き合わせて行われていた。そして、その結合状態を金属線材を曲折して形成した弾性バンド14で保持していた。この弾性バンド14による保持は、その一端側の第1係合凹部14aが第1熱交換器12Aの冷媒配管12A2に係合し、他端側の第2係合凹部14bが第2熱交換器12Bの冷媒配管12B2に係合するようにして行われていた。14cは指で摘む操作アームである。
ところで、熱交換器12Xの内の例えば第2熱交換器12Bの外側面に、熱交換器の熱交換容量を増大させるための補助熱交換器として第3熱交換器を搭載する必要が生じた場合、その第3熱交換器の先端部が第2熱交換器12Bから脱落することを防止する必要があるので、従来ではこのために特別な固定具が必要となる(特許文献2)。
本発明の目的は、第2熱交換器の外側面に補助熱交換器としての第3熱交換器を搭載する場合に特別な固定具が必要ないようにしたダクト型空気調和機を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、第1冷媒配管を備えた第1熱交換器の先端部と第2冷媒配管を備えた第2熱交換器の先端部が<字形状に結合され、第3冷媒配管を備えた第3熱交換器が前記第2熱交換器の外側面に搭載されることで形成された熱交換器を備えた空気調和機において、第1開放部が形成された第1係合凹部と、該第1係合凹部の前記第1開放部に向かい合うように第2開放部が形成された第2係合凹部と、該第2係合凹部の前記第2開放部と反対方向を向くように第3開放部が形成された第3係合凹部と、前記第1係合凹部と前記第2係合凹部を接続する第1アームと、前記第3係合凹部から前記第2係合凹部の側と反対方向に引き出された操作アームとを有する金属線材からなる弾性バンドを備え、前記弾性バンドは、前記第1係合凹部の前記第1開放部が前記第1熱交換器の前記第1冷媒配管に係合し、前記第2係合凹部の前記第2開放部が前記第2熱交換器の前記第2冷媒配管に係合し、前記第3係合凹部の前記第3開放部が前記第3熱交換器の前記第3冷媒配管に係合し、前記操作アームは、前記第1アームと交差する方向に引き出されていることを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の空気調和機において、前記第2係合凹部と前記第3係合凹部は第2アームで結合されていることを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の空気調和機において、前記第2係合凹部と前記第3係合凹部は第2アームで結合されていることを特徴とする。
本発明によれば、第1熱交換器と第2熱交換器の先端部を<字形状に結合する弾性バンドによって第3熱交換器の先端部も第2熱交換器の外側面に保持することができ、第3熱交換器の先端部の保持のために特別な固定具は必要ない。
図1に本発明の実施例の弾性バンド15を示す。この弾性バンド15は、図5で説明した第1熱交換器12A、第2熱交換器12B、後記する第3熱交換器12Cのフィンの相互間隔よりもその直径が小さい鋼材等の金属線材を折り曲げて形成したものであり、熱交換器の冷媒配管に係合可能な円弧形状の第1開放部15a1が形成された第1係合凹部15a、同様の円弧形状の第2開放部15b1が形成された第2係合凹部15b、同様の円弧形状の第3開放部15c1が形成された第3係合凹部15c、及び操作アーム15dを有する。第1係合凹部15aと第2係合凹部15bの間は一部曲折した第1アーム15eで結合され、第2係合凹部15bと第3係合凹部15cの間は折り返された第2アーム15fで結合されている。
第2係合凹部15bの第2開放部15b1は第1係合凹部15aの第1開放部15a1と向かい合うように形成されている。また、第3係合凹部15cの第3開放部15c1は第2係合凹部15bの第2開放部15b1と反対方向を向くよう形成されている。操作アーム15dは第1アーム15eと交差する方向に伸びるように形成されている。
図2と図3に弾性バンド15の取り付けについて示す。図5と同じものには同じ符号をつけて重複説明は省略する。本実施例の熱交換器12は、第1熱交換器12A、第2熱交換器12B、第3熱交換器12Cにより形成される。本実施例では、側面視で<字形状となるように結合した第1熱交換器12Aと第2熱交換器12Bのそれぞれの先端部12A1,12B1を弾性バンド15で保持し、さらに、第2熱交換器12Bの外側面12B3に搭載した第3熱交換器12Cの先端12C1をこの弾性バンド15によって保持する。
まず、弾性バンド15の操作アーム15dを指で摘んで、その第1係合凹部15aの第1開放部15a1を第1熱交換器12Aの冷媒配管12A2に係合し、続けて、第2係合凹部15bの第2開放部15b1を第2熱交換器12Bの冷媒配管12B2に係合する。これにより、第1熱交換器12Aと第2熱交換器12Bは、それらの先端部12A1,12B1が弾性バンド15によって互いに押し付けられて結合される。このとき、弾性バンド15の第3係合凹部15cと操作アーム15dが、第2熱交換器12Bの外側面12B3からその外側面12B3に垂直な外方向に突出する。
そこで、第3熱交換器12Cの先端部12C1の2個並んだ冷媒配管12C2の間に、その弾性バンド15の操作アーム15dが挿入されるように、図2に示すように、操作アーム15dを第1係合凹部15aの方向に曲げて第3熱交換器12Cを位置付ける。この状態から第3熱交換器12Cを第2熱交換器12Bの外側面12B3に重ねると、図3に示すように、弾性バンド15の曲げらていた操作アーム15dが復元して、第3係合凹部15cの第3開放部15c1が第3熱交換器12Cの冷媒配管12C2に嵌り込み、その先端部12C1が第2熱交換器12Bの外側面に載った状態が保持されその脱落が防止される。
以上において、弾性バンド15は、第1熱交換器12A、第2熱交換器12B、及び第3熱交換器12Cのフィンの間に挿入されることになるので、それらのフィンが破損される恐れはない。
第1熱交換器12Aと第2熱交換器12Bを結合し、第3熱交換器12Cを保持する弾性バンド15は、図示しないがそれら熱交換器の幅方向、つまり図2、図3の紙面に垂直な方向に複数個取り付けられる。
以上では弾性バンド15を、側面視で横姿勢の<字形状となるように結合される熱交換器12に適用する場合について説明したが、この<字形状の姿勢は横姿勢に限られるものではない。縦姿勢の<字形状となるように組み合わせられる熱交換器に対しても同様に弾性バンド15を適用することができる。
10:ダクト型空気調和機、11:筐体、11a:空気吸込口、11b:空気吹出口、12X,12:熱交換器、12A:第1熱交換器、12B:第2熱交換器、12C:第3熱交換器、13:送風ファン、14:従来の弾性バンド、14a:第1係合凹部、14b:第2係合凹部、14c:操作アーム、15:本発明の弾性バンド、15a:第1係合凹部、15b:第2係合凹部、15c:第3係合凹部、15d:操作アーム、15e:第1アーム、15f:第2アーム
20:室内天井板、21:吸込グリル、22:吹出グリル、30:建屋天井壁、40:吊り金具、50:吸込ダクト、60:吹出ダクト
20:室内天井板、21:吸込グリル、22:吹出グリル、30:建屋天井壁、40:吊り金具、50:吸込ダクト、60:吹出ダクト
Claims (2)
- 第1冷媒配管を備えた第1熱交換器の先端部と第2冷媒配管を備えた第2熱交換器の先端部が<字形状に結合され、第3冷媒配管を備えた第3熱交換器が前記第2熱交換器の外側面に搭載されることで形成された熱交換器を備えた空気調和機において、
第1開放部が形成された第1係合凹部と、該第1係合凹部の前記第1開放部に向かい合うように第2開放部が形成された第2係合凹部と、該第2係合凹部の前記第2開放部と反対方向を向くように第3開放部が形成された第3係合凹部と、前記第1係合凹部と前記第2係合凹部を接続する第1アームと、前記第3係合凹部から前記第2係合凹部の側と反対方向に引き出された操作アームとを有する金属線材からなる弾性バンドを備え、
前記弾性バンドは、前記第1係合凹部の前記第1開放部が前記第1熱交換器の前記第1冷媒配管に係合し、前記第2係合凹部の前記第2開放部が前記第2熱交換器の前記第2冷媒配管に係合し、前記第3係合凹部の前記第3開放部が前記第3熱交換器の前記第3冷媒配管に係合し、
前記操作アームは、前記第1アームと交差する方向に引き出されていることを特徴とする空気調和機。 - 請求項1に記載の空気調和機において、
前記第2係合凹部と前記第3係合凹部は第2アームで結合されていることを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017089680A JP2018189253A (ja) | 2017-04-28 | 2017-04-28 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017089680A JP2018189253A (ja) | 2017-04-28 | 2017-04-28 | 空気調和機 |
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JP2018189253A true JP2018189253A (ja) | 2018-11-29 |
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Family Applications (1)
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JP2017089680A Pending JP2018189253A (ja) | 2017-04-28 | 2017-04-28 | 空気調和機 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2018189253A (ja) |
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2017
- 2017-04-28 JP JP2017089680A patent/JP2018189253A/ja active Pending
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