JP2018187241A - 卵茹で器 - Google Patents

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修三 山下
Shuzo Yamashita
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Abstract

【課題】卵を茹でる際に、温泉卵や半熟卵、また茹で卵においても個人の好みにより適切に対応できる卵茹で器を提供する。【解決手段】温度設定機能と時間設定機能を具備する電気釜1aであって、電気釜の内釜に卵受け部3を複数箇所備え、卵受け部に茹でる必要数の卵5aを配置し、必要としない卵受け部には、陶器等で作られた擬似卵を配置する。水を目盛りの位置まで注水し温度とタイマーをセットする。水量は常に一定であるため、卵はタイマーの時間に比例し正確に茹で上がってゆく。温度に関しても、例えば60度で温泉卵とし、90度の10分茹でで、茹で卵とし、7分40秒で半熟卵、その前後にて半熟卵の茹で具合も適応させることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、卵を茹でる電気調理器に関する。
卵を茹でる調理方法は非常に難しい問題を抱えている。また茹でる種類も茹で卵、半熟卵、温泉卵と3種類が食されている。しかし、卵を茹でても好みの茹で加減や、殻の剥く時等思うようにできないのが現状である。
少し対処法を述べると、茹でる間に殻が割れたり、破裂して中身が飛び出す事も少なくない。これを防ぐには、まず卵を透かしてみてうっすらとひびが見えるものは使わない。沸湯したところへ投入すると割れやすく、また卵の扱いもひびが入らないようにする。絶対に割れない方法は湯の温度を少しずつゆっくりと上げてゆけば卵は割れない。言い変えれば割れても外側の白身から固まってゆくので中身が出ることがない。しかし半熟卵は茹でる時間が厳密で、10秒でも茹で具合が異なるためこの方法で茹でることはできない。
次に殻を剥きやすくするには、卵は古いほうがよく、新鮮な卵はどうしても殻がくっつきやすい。また穴を開けるのもよい。茹で上がってからはすぐ冷水で急激に冷やし、できれば氷を入れて水の温度が上がらないようにする。5分位冷やしてから平らな面で卵を回転させながら軽く何度も叩くことで殻に細かくひびが入る。そこで卵の先端と下の部分を指で軽く押しながら水中で殻を剥いてゆく。こうすることで殻は卵の白身から離れようと力が働き剥きやすいものである。半熟卵の柔らか茹での場合は白身が非常に柔らかく割れやすいため、根気よく少しずつ剥いていく。前記内容は、業務形態の、例えば50個の半熟卵を作る場合を基準に記載している。
次に食感や美味しさに関しては、半熟卵や温泉卵の茹で方は限定されているため、味や食感に大きな差は生じない。そこで茹で卵に関して説明すると、低い温度で茹で上げるのが美味しい。例えば軽く沸湯させた湯で8分30秒〜9分位である。卵の大きさにより微妙に変わるものであり、茹でる卵の数によっても異なる。沸湯した湯に冷えた(常温でも)卵を10個入れる場合と50個入れる場合とでは湯の温度の下がり方が異なり茹で上がりも異なる。特に半熟卵には大きく影響するものであり、生卵を常温に戻す場合であっても、夏と冬との常温(室温)の差も影響することから、条件を一定にすることで対応することとなる。何れにしろ半熟卵は茹で加減の管理のみで味に影響を及ぼすものではない。
茹で卵の美味しくない場合はというと、茹で過ぎということにある。前記の例えば熱湯で8分30秒の場合は、白身は弾力があり、つるつる感、ぷるぷる感があり、黄身も中心部は黄色が濃く水分が多く残っているため、ねっとりした食感で味も「こく」がある。これに対し茹で過ぎは白身も固く黄身もパサパサとした食感である。ただ殻を剥く場合は作業しやすいものである。固茹で卵でも特にマイクロ波(電子レンジ)で調理すると茹で過ぎる場合が多く、加熱温度が高いせいか、黄身も白っぽくなり非常にパサつく感じとなる。
また味とは異なるが黄身の表面が黒っぽく変色することも問題である。卵が古い程、茹で時間が長く、茹で温度が高い程、保存温度が冷蔵でなく常温で長い程、黒色化は顕著となる。言い替えれば、新鮮な卵を90度の熱湯で8分30秒茹でて、急冷し冷蔵保存すれば翌日であっても変色していない。味については冷蔵庫で冷やした茹で卵より、茹でたての温かいものが白身も柔らかく非常に美味しい。この様に卵を茹でる場合には様々な状況が生じるものである。そこで特許文献1においては容器体に設けられた受部に卵を配置し、湯の上限は卵の途中であり、つまり下部は湯の中で茹でられ上部は蒸気によって茹でられる構造であり、湯の沸湯により卵を揺動させ、殻を剥きやすくしたり、黄身の片寄りを防ぐ方法が開示されている。特許文献2においては加熱温度と加熱時間とを管理することで、好みにより卵の茹で上がり状態を調節する製造方法が開示されており、冷却行程をも含むものとなっている。これは食材として利用する上での大量生産に関わるものであり、特にサルモネラに対する衛生管理が主眼となっている。
前置きが長くなりましたが、これ等は本発明による卵茹で器の構成における必然性へとフィードバックするものであります。
特開2017−029361号公報 特開2002−165581号公報
課題は前述の長い記載からも判るように、茹で卵、半熟卵、温泉卵において、出来る限り美味しいものとして提供することにある。ここでは家庭に限定した構成とするため、特許文献2とは異なるものであり、また特許文献1においては半熟卵の茹で時間を開示するには至っていない。
本発明による卵茹で器は、電気にて温度と時間を管理するものであり、よって茹でる湯温と時間とにより茹で卵の固さを変えたり、半熟卵や温泉卵を作ることとなる。使う湯(水)の量がその都度変わってしまうと、例えば60度から90度に到達する時間が長ければその間にも卵は茹だってゆき、特に半熟卵の茹で具合には大きく影響するものである。また水の量も多過ぎた場合同様に支障を来すものである。
そこで内釜となる卵を配置するための釜を、例えば卵を4個まで茹でられる形状として卵受け部を4箇所設け卵を配置する。つまり卵を2個茹でる場合は卵は2個配置し、空いている2箇所の卵受け部に陶器等で作られた卵と同じ形状の擬似卵を配置する。加える水は卵が冠水状態となる位置に水量ラインを設け、その位置まで注水する。この方法により、茹でる卵の数に関わらず毎回同じ水量となり、使用する水量も最少といえる。つまり沸くまでの時間が最も短いといえる。
総じて水が沸くまでの時間が一定であるため、演算値により水からでも好みの柔らかさとなる半熟卵が作れることとなる。水から茹でるため卵は割れにくくなり、半熟卵も従来のように沸湯するのを見計って卵を入れる必要もない。
効果においては、背景の項にて詳しく説明した、卵を茹でる調理法として、様々な茹で方の卵を提供できることにある。
本発明による卵茹で器の平面見取図 本発明による卵茹で器の側面見取図
本発明による卵茹で器は電気釜(炊飯器)様であって、内釜(2)に卵受け部(3)を複数個備える。例えば卵受け部(3)を4箇所に設け、3箇所に卵(5a)を投入し、残りの1箇所に擬似卵(5b)を投入する。その後冠水位置となる目盛りまで注水することで準備完了となる。擬似卵の材質においては陶器、金属、天然石等が考えられるが、研磨した天然石等は趣を醸し出すものである。茹で上がった卵は、すぐ取り出したり、急冷する必要があり、内釜をすぐ取り出せるように取り出しつまみ(4)等を適所に設けることとなる。
ヒーターの機能においては茹で卵と半熟卵の場合は、注水された水が、例えば90度の湯になるまでの所要時間は短い方が良く、90度に到達してからはその温度を維持するだけでよく、保温のための加熱のみとなる。温泉卵の場合は例えば湯温が60度に到達してからその温度にて保温することとなる。夫々の調理時間が終了するとチャイム等により告知する。当然電源も遮断され保温する必要は特にない。むしろ半熟卵は保温してはいけない状況であり、すぐ取り出し急冷することが好ましい。これは卵を冷やしてしまうことではなく、卵の温度を少し下げることで黄身が固まり過ぎるのを防ぐものである。すぐ食べる場合はやや温かい方が美味しいものである。
この釜の利用方法においては例えば通常の内釜を備えることで煮炊きに利用でき、またヒーターの加熱量を上げたり、蓋の形状を変えたりすることで圧力釜として利用することも可能と考えられる。
1a 電気釜
1b 蓋
2 内釜
3 卵受け部
4 取り出しつまみ
5a 卵
5b 擬似卵

Claims (1)

  1. 温度設定機能と時間設定機能とを具備する電気釜であって、該電気釜の内釜に卵受け部を複数箇所備え、該卵受け部の全ての箇所に、卵若しくは擬似卵を配置することを特徴とする卵茹で器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109330369A (zh) * 2018-12-06 2019-02-15 江苏宝之达食品有限公司 一种防止锅底干烧的煮蛋器
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