JP2018185811A - タッチセンサパネル - Google Patents

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Abstract

【課題】タッチ感知層をなすパターン領域と非パターン領域とが区別して視認される現象を防止して表示品質を向上できるタッチセンサパネルを提供する。【解決手段】タッチセンサパネルは、表示装置用カバーウィンドウ300と、カバーウィンドウの下部に配置され電極パターンが形成されたパターン領域及び該パターン領域間の非パターン領域を含むフィルムタッチセンサ100及びフィルムタッチセンサの下部に配置される光変換層200とを含む。色彩測定用基準光としてCIE標準光D65を使用し、CIE 10°観測者(10D Observer)を基準にカバーウィンドウの面から測定したとき、パターン領域と非パターン領域との色相角差(Δh0°)が50°以下である。【選択図】図3

Description

本発明は、タッチセンサパネルに係り、より詳しくは、タッチ感知層を成すパターン領域と非パターン領域とが区別して視認される現象を防止して表示品質を向上できるタッチセンサパネルに関する。
タッチセンサは、ユーザが画面に表示される映像を指先やタッチペンなどで接触した場合に該接触に反応してタッチ地点を把握する装置であって、液晶表示パネル(Liquid Crystal Display、LCD)、有機EL(Organic Light−Emitting Diode、OLED)などのようなディスプレイ装置に装着される構造で製作される。
一般に、タッチセンサには、ユーザのタッチ動作を感知するための構成要素として、互いに交差する方向に形成された透明電極パターンを含むタッチ感知層が備えられ、該タッチ感知層は、透明電極パターンが存在するパターン領域と存在しない非パターン領域とに分けられる。
これらのパターン領域と非パターン領域とは、透明電極パターンの存在の有無によって光透過率を始めとした光学性能が互いに相違するため、パターン領域と非パターン領域とが区別して視認されるという不具合が生じ、その結果、映像品質が低下してしまう。
大韓民国公開特許公報第10−2013−0129625号 大韓民国公開特許公報第10−2015−0107969号
本発明の目的は、タッチ感知層を成すパターン領域と非パターン領域との光学特性差を補償することで、これらの領域が区別して視認される現象が防止可能なフィルムタッチセンサ、及びこれを含むタッチセンサパネルを提供することである。
このような課題を解決するために、本発明では、表示装置用カバーウィンドウと、前記カバーウィンドウの下部に配置され電極パターンが形成されたパターン領域及び該パターン領域間の非パターン領域を含むフィルムタッチセンサ、及び前記フィルムタッチセンサの下部に配置される光変換層とを含み、色彩測定用基準光としてCIE標準光D65を使用しCIE 10°観測者(10D Observer)を基準に前記カバーウィンドウの面から測定したとき、前記パターン領域と前記非パターン領域との色相角差(Δh0°)が50°以下であるタッチセンサパネルを提供する。
前記パターン領域と前記非パターン領域との色相角差は、20°以下であることがより好ましい。
また、前記パターン領域と前記非パターン領域の反射色相のCIE a*b*色座標系上の色座標が下記の式を満たす楕円領域内に位置し、
前記式中、aは0超過16以下、bは0超過11.5以下、hは3〜3.5、kは−5〜−10.5、θは85°〜120°であってよい。
前記カバーウィンドウは、カバー基材及び該カバー基材上に配置された少なくとも一つの機能層を含んでいてよく、前記機能層は、反射防止(Anti−Reflection)層、乱反射防止(Anti−Glare)層、防汚(Anti−Fouling)層、飛散防止(Shatter Proof)層、及び防指紋(Anti−Fingerprint)層の一つであってよい。
前記カバーウィンドウは、前記カバー基材と前記機能層との間に配置された拡散層をさらに含んでいてよい。
前記光変換層は、偏光板及び位相差板を含んでいてよい。
前記フィルムタッチセンサは、前記パターン領域と前記非パターン領域との透過率差を補償する光学補償層をさらに含んでいてよい。
前記光学補償層の厚みは、50nm〜100nmであってよく、屈折率は1.6〜2.1であってよい。
前記カバーウィンドウ、フィルムタッチセンサ、及び光変換層は、OCA(Optically Clear Adhesive)を用いて互いに付着されていてよい。
本発明に係るタッチセンサパネルは、タッチ感知層を成すパターン領域と非パターン領域との光学特性差を補償してこれらの領域が区別して視認されないようにすることで表示品質が向上する。
本発明の一実施例に係るフィルムタッチセンサを概略的に示した平面図である。 図1のII−II’線に沿って示した断面図である。 フィルムタッチセンサをカバーウィンドウ及び光変換層と一体化した本発明の他の実施例に係るタッチセンサパネルを概略的に示した断面図である。 本発明の実施例に従い製作されたタッチセンサパネルに含まれるカバーウィンドウの波長毎の反射率の測定結果を示すグラフである。 本発明の実施例に従い製作されたタッチセンサパネルに含まれる円偏光板の波長毎の反射率の測定結果を示すグラフである。 本発明の実施例に従い製作されたタッチセンサパネルに含まれるカバーウィンドウ及びカバーウィンドウ・OCA接合品の波長毎の反射率の測定結果を示すグラフである。 本発明の実施例に従い製作したタッチセンサパネルの反射色相の測定結果を示す図である。 本発明の実施例に従い製作したタッチセンサパネルの反射色相の測定結果を示す図である。 本発明の実施例に従い製作したタッチセンサパネルの反射色相の測定結果を示す図である。
以下、本発明を詳述する。なお、本発明を説明するにあたって本明細書に添付の図面を参照するとき、図面は単に本発明を説明するための例示であるに過ぎず、本発明が図面によって限定されるものではない。また、説明上の便宜のために、一部の構成要素を図面上で誇張して示したり、縮小または省略して示したりすることがある。
図1は、本発明の一実施例に係るフィルムタッチセンサの全体的な平面形状を概略的に示した図である。
図1を参照すると、本発明の一実施例に係るフィルムタッチセンサ100は、視覚情報が表示されるか否かを基準に表示領域101と非表示領域102とに分けられる。図1中、非表示領域102に備えられる構成要素を明確に示すために、非表示領域102を実際よりも大きめに表現していることを明らかにしておく。
表示領域101は、フィルムタッチセンサに結合された装置が提供する画像が表示される領域であり且つユーザから入力されるタッチ信号を静電容量方式で感知するための領域であって、該表示領域には、第1方向(図1では縦方向)に配列され一つのパターンで互いに連結された多数の第1タッチ電極141、及び第1方向と交差する第2方向(図1では横方向)に配列されブリッジ143を介して互いに連結された多数の第2タッチ電極142が形成されている。
表示領域101の外郭に位置する非表示領域102には、タッチ電極と電気的に連結される複数の電極パッド144、該複数の電極パッド144に電気的に連結される複数の感知ライン145、該複数の感知ライン145に電気的に連結される複数のボンディングパッド146が形成されている。ボンディングパッド146には、表示領域101で感知されたタッチ信号を駆動部(図示せず)へ伝達するFPC(Flexible Printed Circuit)(図示せず)が連結される。
図2は、図1のII−II’線に沿って示した断面図である。
図2を参照すると、本発明の一実施例に係るフィルムタッチセンサ100は、分離層110、第1保護層120、光学補償層130、タッチ感知層140、及び第2保護層150を含む。
分離層110は、本発明の一実施例に係るフィルムタッチセンサを製造する工程で、ガラスなどのような硬質のキャリア基板からの剥離のために形成される層である。後述するが、分離層110は、上部に形成されるタッチ感知層140を囲んで被覆し、これを絶縁させる機能を併せて遂行することができる。
一定水準の剥離力と透明性を提供する条件を満たす限り、分離層110の素材は特に限定されない。例えば、分離層110は、ポリイミド(polyimide)系高分子、ポリビニルアルコール(poly vinyl alcohol)系高分子、ポリアミック酸(polyamic acid)系高分子、ポリアミド(polyamide)系高分子、ポリエチレン(polyethylene)系高分子、ポリスチレン(polystyrene)系高分子、ポリノルボルネン(polynorbornene)系高分子、フェニルマレイミド共重合体(phenylmaleimide copolymer)系高分子、ポリアゾベンゼン(polyazobenzene)系高分子、ポリフェニレンフタルアミド(polyphenylenephthalamide)系高分子、ポリエステル(polyester)系高分子、ポリメチルメタクリレート(polymethyl methacrylate)系高分子、ポリアリレート(polyarylate)系高分子、シンナメート(cinnamate)系高分子、クマリン(coumarin)系高分子、フタルイミジン(phthalimidine)系高分子、カルコン(chalcone)系高分子、芳香族アセチレン(aromatic acetylene)系高分子などの高分子から製造されたものであってよく、これらは、単独で、又は2種以上混合して用いられていてよい。
分離層110の剥離力は特に限定されないが、例えば、0.01N/25mm以上1N/25mm以下であってよく、好ましくは、0.01N/25mm以上0.1N/25mm以下であっておい。前記範囲を満たすと、タッチセンサの製造工程で、キャリア基板から残渣なしに容易に剥離することができ、剥離の際に発生する張力によるカール(curl)及びクラックを低減することができる。
分離層110の厚みは特に限定されないが、例えば、10〜1,000nmであってよく、好ましくは、50〜500nmであってよい。前記範囲を満たすと、剥離力が安定し、且つ均一なパターンを形成することができる。
第1保護層120は、分離層110とタッチ感知層140との間に形成されており、必要に応じて省略されてよい選択的な構成要素である。第1保護層120は、分離層110と共にタッチ感知層140を被覆して保護し、本発明の一実施例に係るフィルムタッチセンサを製造する工程中に分離層110がタッチ感知層140のパターンの形成のために用いるエッチング液に露出しないようにする機能を遂行する。
第1保護層120の素材としては、当該技術分野において公知の高分子を特に制限されることなく用いてよく、例えば、有機絶縁膜が適用されてよく、その中でもポリオール(polyol)及びメラミン(melamine)硬化剤を含む硬化性組成物から形成されたものであってよいが、これに限定されるものではない。
ポリオールの具体的な種類としては、ポリエーテルグリコール(polyether glycol)誘導体、ポリエステルグリコール(polyester glycol)誘導体、ポリカプロラクトングリコール(polycaprolactone glycol)誘導体などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
メラミン硬化剤の具体的な種類としては、メトキシメチルメラミン(methoxy methyl melamine)誘導体、メチルメラミン(methyl melamine)誘導体、ブチルメラミン(butyl melamine)誘導体、イソブトキシメラミン(isobutoxy melamine)誘導体及びブトキシメラミン(butoxy melamine)誘導体などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
他の例として、第1保護層120は、有機・無機ハイブリッド硬化性組成物からなるものであってよく、有機化合物と無機化合物とを併せて用いる場合、剥離の際に発生するクラック(crack)を低減することができるという点で好ましい。
有機化合物としては、前述した成分が用いられていてよく、また、無機化合物としては、シリカ系ナノ粒子、シリコン系ナノ粒子、ガラスナノ繊維などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
光学補償層130は、第1保護層120上に形成されており、タッチ感知層140を構成する透明電極パターンが形成されているパターン領域と透明電極パターンが形成されていない非パターン領域との透過率差を含む光学特性の差を補償する機能を遂行する。
これを具体的に説明すれば次のとおりである。
先ず、図1を参照すると、フィルムタッチセンサは、表示領域101内で第1及び第2タッチ電極141、142及びブリッジ143が形成された領域を含むパターン領域とパターン領域間の非パターン領域とを含む。
このようなパターン領域と非パターン領域とは、図2を参照すると、上下方向の積層構造によって分けられる。
なお、光学補償層130が介在しない場合、非パターン領域Bは、分離層110、第1保護層120及び第2保護層150が積層された構造を有するのに対し、パターン領域Aは、分離層110、第1保護層120、第2保護層150に加え、タッチ感知層140、すなわち、第1タッチ電極141または第2タッチ電極142がさらに積層された構造を有する。また、図2では図示されていないが、一部の領域では、ブリッジ(図1:143)または絶縁部(図示せず)、若しくはブリッジと絶縁部の両方がさらに積層された構造を有する。
このように互いに異なる積層構造を有することにより、パターン領域Aと非パターン領域Bとは互いに異なる光学特性を有するようになる。代表的に、2つの領域が互いに異なる透過率と色相を呈することがあり、その結果、2つの領域がユーザに対し区別して視認されるという不具合が発生する。
本発明の実施例に係るフィルムタッチセンサにおいて、光学補償層130は、パターン領域Aと非パターン領域Bとがユーザに対し区別して視認されないようにするために両領域の光学特性差を補償する役割をする。
光学補償層130の厚みは50nm〜100nmであってよく、光学補償層130は有機膜または無機膜から形成されていてよい。
光学補償層130が無機膜である場合、Al、MgO、NdF、SiON、Y、ZnO、TiO、ZrO、Nbからなる群より選ばれた1種以上を含んでいてよい。
光学補償層130が有機膜である場合、Al、MgO、NdF、SiON、Y、ZnO、TiO、ZrO、Nbからなる群より選ばれた1種以上の無機微粒子を含む有機絶縁膜から形成されていてよい。この場合、無機微粒子の含量は、前記光学補償層の全重量を基準にして40重量部以上95重量部以下であってよい。無機微粒子の含量を調節することで光学補償層の屈折率を調節することができる。
また、有機物は、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、メラミン樹脂、アルキド樹脂、シロキサン系ポリマー、有機シラン縮合物からなる群より選ばれた1種以上を含んでいてよく、無機微粒子は、Al、MgO、NdF、SiON、Y、ZnO、TiO、ZrO、Nbからなる群より選ばれた1種以上を含んでいてよい。
無機微粒子の平均分散粒径は、10nm以上200nm以下であってよい。
光学補償層130の屈折率は、第1保護層120の屈折率より大きく且つタッチ感知層140を構成する透明電極パターンの屈折率以下になるように構成されていてよく、具体的な例として、光学補償層130の屈折率は、1.6以上2.1以下に構成されていてよく、より好ましくは、1.6以上1.8以下になるように構成されていてよい。このように構成すれば、第1保護層120とタッチ感知層140との間に介在する光学補償層130が第1保護層120の屈折率とタッチ感知層140の屈折率との間の屈折率を有するようになり、第1保護層120とタッチ感知層140との急激な屈折率差による光損失を防止することができる。屈折率が1.6未満であると、非パターン領域の透過率が増加して視認性が増加するという問題がある。屈折率が2.1を超えると、非パターン領域の透過率が低下して視認性が増加するという問題がある。そして、光学補償層130の厚みが薄すぎ、成膜工程の際の厚み均一度の制御に困難が生じるという問題がある。
タッチ感知層140は、光学補償層130上に形成されており、ユーザが入力するタッチ信号を感知するための構成要素である。
タッチ感知層140を構成する感知パターンは、適用される電子機器の要求に応じて適切な模様に形成されていてよく、例えば、タッチスクリーンパネルに適用される場合、x座標を感知するパターンとy座標を感知するパターンの2種類のパターンで形成されていてよいが、これに限定されるものではない。
タッチ感知層140は、例えば、図1に示されたように、第1タッチ電極141、第2タッチ電極142、絶縁部(図示せず)及びブリッジ143を含んでいてよい。
図1をさらに参照すると、第1タッチ電極141は互いに電気的に連結された状態で縦方向に沿って形成されており、第2タッチ電極142は互いに電気的に分離された状態で横方向に沿って形成されている。
絶縁部は、第1タッチ電極141と第2タッチ電極142とを電気的に絶縁させるために第1タッチ電極141と第2タッチ電極142との間に形成され、絶縁部には第2タッチ電極142の一部を露出させるコンタクトホール(図示せず)が形成され、絶縁部上に形成されたブリッジ143がコンタクトホールを介して隣接する第2タッチ電極142を電気的に連結する。
第1タッチ電極141、第2タッチ電極142及びブリッジ143を形成する材料としては、透明伝導性物質であれば制限されることなく用いてよいが、例えば、インジウム・スズ酸化物(ITO)、インジウム亜鉛酸化物(IZO)、インジウム亜鉛スズ酸化物(IZTO)、アルミニウム亜鉛酸化物(AZO)、ガリウム亜鉛酸化物(GZO)、フッ素ドープスズ酸化物(FTO)、インジウム・スズ酸化物−銀−インジウム・スズ酸化物(ITO−Ag−ITO)、インジウム亜鉛酸化物−銀−インジウム亜鉛酸化物(IZO−Ag−IZO)、インジウム亜鉛スズ酸化物−銀−インジウム亜鉛スズ酸化物(IZTO−Ag−IZTO)及びアルミニウム亜鉛酸化物−銀−アルミニウム亜鉛酸化物(AZO−Ag−AZO)からなる群より選ばれた金属酸化物類;金(Au)、銀(Ag)、銅(Cu)、モリブデン(Mo)及びAPCからなる群より選ばれた金属類;金、銀、銅及び鉛からなる群より選ばれた金属のナノワイヤ;炭素ナノチューブ(CNT)及びグラフェン(graphene)からなる群より選ばれた炭素系物質類;及びポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)(PEDOT)及びポリアニリン(PANI)からなる群より選ばれた伝導性高分子物質類から選ばれた材料から形成されていてよく、これらは単独で、または2種以上混合して用いていてよく、好ましくは、インジウム・スズ酸化物が用いられていてよい。結晶性または非結晶性インジウム・スズ酸化物であればいずれも使用可能である。
タッチ感知層140の電気抵抗は40Ω/□以下であってよい。
タッチ感知層140の厚みは特に限定されないが、フィルムタッチセンサの柔軟性を考慮するとき、できるだけ薄膜であることが好ましい。例えば、タッチ感知層140の厚みは、100nm〜150nmであってよい。
タッチ感知層140を構成する第1タッチ電極141と第2タッチ電極142は、互いに独立して、三角形、四角形、五角形、六角形または七角形以上の多角形パターンであってよい。
また、タッチ感知層140は規則パターンを含んでいてよい。規則パターンとは、パターンの形態が規則性を持つことを意味する。例えば、タッチ感知層140のパターンは互いに独立して、直四角形または正四角形のようなメッシュ形態や、六角形のような形態のパターンを含んでいてよい。
または、タッチ感知層140は不規則パターンを含んでいてよい。不規則パターンとは、パターンの形態が規則性を持たないことを意味する。
一方、タッチ感知層140を構成するパターンが、金属ナノワイヤ、炭素系物質類、高分子物質類などの材料から形成された場合、タッチ感知層140のパターンは網状構造を有していてよい。パターンが網状構造を有する場合、互いに接触して隣接するパターンに順次信号が伝達されるため、高い感度を有するパターンを実現することができる。
タッチ感知層140を構成するパターンは、単一層または複数の層から形成されていてよい。
第1タッチ電極141と第2タッチ電極142とを電気的に絶縁させるために用いられる絶縁部の素材としては、当該技術分野において周知の絶縁材料であれば特に制限されることなく用いられていてよく、例えば、シリコン酸化物のような金属酸化物やアクリル系樹脂を含む感光性樹脂組成物、或いは熱硬化性樹脂組成物が用いられていてよい。または、絶縁部がシリコン酸化物(SiOx)などの無機物から形成されていてよく、この場合、蒸着、スパッタリングなどの方法にて形成されていてよい。
第2保護層150は、絶縁性素材から形成され、タッチ感知層140を構成する第1タッチ電極141、第2タッチ電極142、絶縁部、ブリッジ143を覆うように形成され、タッチ感知層140を外部と絶縁させ、且つ保護する機能を遂行する。
第2保護層150は、タッチ感知層140と接する面の反対面が平坦化するように形成されていてよい。
また、第2保護層150は、単層または2層以上の複数の層から形成されていてよい。
第2保護層150の素材としては、当該技術分野において周知の絶縁材料であれば特に制限されることなく用いられていてよく、例えば、シリコン酸化物のような金属酸化物やアクリル系樹脂を含む感光性樹脂組成物、或いは熱硬化性樹脂組成物が用いられていてよい。
一方、本発明の他の実施例によれば、フィルムタッチセンサが、該フィルムタッチセンサを覆うカバーウィンドウ及び光の偏光方向及び位相を変換させて出力する光変換層と一体化したタッチセンサパネルの形態で提供されていてよい。
図3は、このようにフィルムタッチセンサがカバーウィンドウ及び光変換層と一体化した本発明の他の実施例に係るタッチセンサパネルの断面図である。
図3を参照すると、フィルムタッチセンサ100の下部に光変換層200が付着されており、フィルムタッチセンサ100の上部にはカバーウィンドウ300が付着されている。
フィルムタッチセンサ100は、先に図1及び図2を参照して詳述した本発明の一実施例に係るフィルムタッチセンサ100であってよい。
光変換層200は、これを通過する光の偏光方向及び位相を変換させて出力することができる層であって、偏光板220及び位相差板210を含んでいてよい。
図3に示された実施例では、光変換層200がフィルムタッチセンサ100の下部に付着されているが、本発明が必ずしもこれに限定されるものではなく、光変換層をフィルムタッチセンサの上部に付着し、その上にカバーウィンドウを付着することも可能である。なお、光変換層200をフィルムタッチセンサ100の下部に付着した場合、ユーザがタッチ操作をするときにタッチセンサと接触する指先との距離が近いため、タッチによる静電容量の変化量が大きくなり、その結果、タッチ性能が良くなる面から有利である。
光変換層200が偏光板220を含む場合、光変換層200は、透過する光を偏光した光に変換して出力することができる。偏光板220は、透過軸と吸収軸を含んでいてよい。偏光板220に照射された光は、透過軸と平行な方向に偏光された光を透過し、残りの光は吸収し、結果的に偏光された光を出力することができる。
光変換層200が位相差板210を含む場合、光変換層200は、透過する光の位相を変換して出力することができる。位相差板210は、入射する光をλ/4だけ遅延させるQWPであってよい。位相差板210によって、位相差板210に円偏光が入射する場合、これを線偏光に変換し、線偏光が入射する場合、これを円偏光に変換することができる。
光変換層200は、偏光板220または位相差板210を含んでいてもよく、または偏光板220と位相差板210の両方を含んでいてよい。
光変換層200は、25μm〜75μmの厚みを有していてよい。偏光板220は、15μm〜50μmの厚みを有していてよく、位相差板210は、10μm〜25μmの厚みを有していてよい。
または、光変換層200は、5μm〜250μmの厚みを有していてよく、偏光板220は、5μm〜100μmの厚みを有していてよい。
偏光板220の厚みが5μm未満であると、工程移動間の取り扱いが容易ではなく、工程上の不良が発生する可能性が高くなる。逆に、偏光板220の厚みが100μmを超えると、曲げ時に作用する応力が大きくなり、繰り返しの曲げ時に偏光板220にクラックが発生するという問題点がある。また、図3中の図示とは異なり、光変換層をフィルムタッチセンサの上部に付着した場合であれば、タッチセンサと接触する指先との距離が遠くなり、タッチ性能が低下するという問題点が生じることがある。
したがって、偏光板220の厚みを5μm〜100μmに形成することで、工程不良または損傷不良を減らすことができ、製造歩留まりを向上する効果がある。
偏光板220は、必要に応じて染色されたものを用いていてよい。
また、偏光板220の透過率は、必要に応じて適宜選択すればよい。
位相差板210は、10μm〜150μmの厚みを有していてよい。
位相差板210の厚みが10μm未満であると、工程移動間の取り扱いが容易ではなく、工程上の不良が発生する可能性が高くなる。
位相差板210の厚みが150μmを超えると、曲げ時に作用する応力が大きくなり、繰り返しの曲げ時に位相差板210にクラックが発生するという問題点がある。また、図3中の図示とは異なり、光変換層をフィルムタッチセンサの上部に付着した場合であれば、タッチセンサと接触する指先との距離が遠くなり、タッチ性能が低下するという問題点が生じることがある。
したがって、位相差板210の厚みを10μm〜150μmに形成することで、工程不良または損傷不良を減らすことができ、製造歩留まりが向上するという効果がある。また、タッチ感度を向上できるという効果がある。
カバーウィンドウ300は、スクラッチまたは外部衝撃からフィルムタッチセンサ100を保護する層であって、通常、強化ガラスからなるカバー基材310を少なくとも含み、1層以上の機能層320をさらに含んでいてよい。
本発明の実施例によれば、カバー基材310は、透明基材でガラスまたはフィルムであってよい。カバー基材として必要な透明性、軽量性、耐衝撃性、耐スクラッチ性、加工性などの必要な特性を備えた材料であれば特に限定されることなく任意の素材を用いていてよい。
機能層320は、有機膜または無機膜から形成されていてよく、反射防止(Anti−Reflection)層、乱反射防止(Anti−Glare)層、防汚(Anti−Fouling)層、飛散防止(Shatter Proof)層、防指紋(Anti−Fingerprint)層の少なくとも一つを含んでいてよい。
機能層320は、カバー基材310と異なる屈折率を有するように形成していてよい。
また、機能層320とカバー基材310との間に拡散層をさらに形成していてよく、この場合、拡散層は、粗面化しまたは粒子を含む有機膜層から形成していてよい。
フィルムタッチセンサに光変換層とカバーウィンドウを付着すると、さらに積層される層によってタッチセンサパネルが示す光学特性が変化することがある。特に、図3に示したように、タッチ性能の改善のために光変換層300をフィルムタッチセンサ100の下部に付着した場合、反射光が光変換層300を通過せず、タッチセンサパネルを構成する各構成要素の色相による影響からフィルムタッチセンサ100のパターン領域と非パターン領域とがユーザに対し区分して視認され易い。
そのため、本発明の他の実施例では、ユーザが最終的に表示装置を使用するようになる状態であるカバーウィンドウと光変換層がフィルムタッチセンサと付着された状態で、タッチセンサパネルの反射色相を制御することでフィルムタッチセンサのパターン領域と非パターン領域とがユーザに対し区分して視認され難くし、表示装置の表示特性を改善することができる。
具体的に、色彩測定用基準光としてCIE標準光D65を使用し、CIE 10°観測者(10D Observer)を基準にカバーウィンドウの面から測定したとき、パターン領域と非パターン領域の反射色相のCIE a*b*色座標系上の座標が下記の式を満たす楕円領域内に位置するようになる。
前記式中、aは0超過16以下、bは0超過11.5以下、hは3〜3.5、kは−5〜−10.5でる。そして、θは85°〜120°であってよい。
また、パターン領域と非パターン領域の色座標がなす色相角(Hue Angle)の差Δh0°が50°以下、より好ましくは、20°以下になるようにする。
このようにすることで、パターン領域と非パターン領域との光学特性、特に反射色相が類似したものとなり、ユーザがパターン領域と非パターン領域とを目視にて区分できなくなる。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明をより具体的に説明することにする。なお、これらの実施例及び比較例は単に本発明を説明するためのものに過ぎず、本発明の範囲がこれらによって限定されることは当業者にとって自明である。
先ず、カバーウィンドウの製作について説明する。
カバーウィンドウは、拡散層を含むものと含まないものの2種を製作して反射率を測定し、両方ともカバーウィンドウの上には有機薄膜を形成した。
製作されたカバーウィンドウの波長毎の反射率の測定結果が図4に示されており、この結果は、K−MAC社製のST4000測定器を使用した測定した結果である。
次いで、光変換層として円偏光板を製作した。円偏光板は透過率43%の偏光板(ドンウファインケム社製)と1/4λ位相差フィルム(Fuji社製)とを粘着剤にて接合して製作し、製作された円偏光板の偏光板面の反射率を、同じくK−MAC社製のST4000測定器を使用して測定した結果を図5に示している。
フィルムタッチセンサは、タッチ感知層の厚み及び光学補償層の厚みを異ならせて複数のものを製作した。具体的に、タッチ感知層は110nm〜140nmの厚みのITOから形成し、光学補償層は1.6〜1.68の屈折率を有する材料から40nm〜90nmの厚みで形成した。各実施例及び比較例毎のタッチ感知層と光学補償層の特性は後述することにする。
このように製作したカバーウィンドウ、フィルムタッチセンサ及び円偏光板をOCA(Optically Clear Adhesive)を用いて付着した後、OCAの反射率はカバーウィンドウの反射率とカバーウィンドウ及びOCAの接合品の反射率を測定して確認した。この測定結果を図6に示している。
図7a〜図7cは、このように製作したタッチセンサパネルの反射色相測定結果を示す図である。カバーウィンドウの場合、拡散層を含まないものを使用し、光変換層としては、上述した円偏光板を使用した。測定結果はCIE a*b*色座標系上に示し、D65標準光を使用して10°観測者で測定した結果である。
図7a〜図7c中、四角で表示した部分がパターン領域、菱形で表示した部分が非パターン領域の色座標系上の座標を示し、図7a〜図7cは、それぞれ色差(Δa*b*)が8未満、12未満、14未満の条件を満たす楕円領域を限定するa、b、h、k及びθ値を図面上に共に示している。
図面でも表示したように、aは16以下、bは11.5以下であり、hは3〜3.5、kは−5〜−10.5である。そして、θは85°〜120°である場合、パターン領域と非パターン領域の色座標の位置が十分に近くて両領域が類似した色相にて表示されるため、ユーザに対し区別して視認されない。
次の表1は、タッチ感知層の厚み、光学補償層の厚み、及び屈折率を変化させて色相角(Hue Angle)の差Δh0°を測定し、これによる目視評価結果を示したものである。目視評価は、人の目でタッチセンサパネルのパターン領域と非パターン領域とが区分して視認される程度を評価したものである。
タッチ感知層の厚みが120nmで光学補償層の厚みは50nm、屈折率は1.6である比較例の場合、Δh0°は51.53°と高く示され、この場合、目視評価でパターン領域と非パターン領域とが強く区分して視認されると示された。
これに対し、タッチ感知層の厚みが122nmで光学補償層の厚みが80nm、屈折率が1.62である実施例1の場合、20.14°のΔh0°を示し、目視評価でパターン領域と非パターン領域とが中程度に視認された。
それぞれ9.59°、8.58°、5.33°、4.37°のΔh0°を示す実施例2、3、6、7の場合、パターン領域と非パターン領域とが弱く視認され、0.71°及び0.55°のΔh0°をそれぞれ示す実施例4及び5の場合、パターン領域と非パターン領域とが区分して視認されず、均一な視認性を示した。
上述した実施例では、タッチ感知層の厚み、光学補償層の厚み及び屈折率を変化させてΔh0°を測定し、これによる目視評価を行ったが、Δh0°に影響を与えるパラメータはタッチ感知層の厚み、光学補償層の厚み及び屈折率の他も多様に存在し得る。例えば、カバーウィンドウに含まれる機能層の種類や厚み、カバーウィンドウ、フィルムタッチセンサ及び光変換層を付着するのに用いる接着剤の種類や厚み、偏光板の色相及び透過率などが挙げられるが、これらに制限されない。
そのため、必要に応じてタッチ感知層の厚み、光学補償層の厚み及び屈折率以外の他のパラメータを変更してΔh0°の値を適宜調節することもできるのが十分に理解できるはずであり、このような変更は本発明の範囲に含まれる。
以上、本発明の好適な実施例について図面を参照して説明した。しかし、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で変形された形態で本発明が具現され得ることが理解できるであろう。上述した本発明の実施例は独立して、またはその特徴の一部または全部を組み合わせて適用されていてよい。
それ故に、本発明の範囲は前述した説明ではなく特許請求の範囲によって定められ、それと同等な範囲内にあるすべての差異点は本発明に含まれると解釈されるべきである。
100 フィルムタッチセンサ
110 分離層
120 第1保護層
130 光学補償層
140 タッチ感知層
141 第1タッチ電極
142 第2タッチ電極
143 ブリッジ
144 電極パッド
145 感知ライン
146 ボンディングパッド
150 第2保護層
200 光変換層
210 位相差板
220 偏光板
300 カバーウィンドウ
310 カバー基材
320 機能層

Claims (11)

  1. 表示装置用カバーウィンドウと、
    前記カバーウィンドウの下部に配置され電極パターンが形成されたパターン領域及び該パターン領域間の非パターン領域を含むフィルムタッチセンサ、及び
    前記フィルムタッチセンサの下部に配置される光変換層と、を含み、
    色彩測定用基準光としてCIE標準光D65を使用しCIE 10°観測者(10D Observer)を基準に前記カバーウィンドウの面から測定したとき、前記パターン領域と前記非パターン領域との色相角差(Δh0°)が50°以下である、タッチセンサパネル。
  2. 前記パターン領域と前記非パターン領域との色相角差が20°以下である、請求項1に記載のタッチセンサパネル。
  3. 前記パターン領域と前記非パターン領域の反射色相のCIE a*b*色座標系上の色座標が下記の式を満たす楕円領域内に位置する、請求項1に記載のタッチセンサパネル。

    [前記式中、aは0超過16以下、bは0超過11.5以下、hは3〜3.5、kは−5〜−10.5、θは85°〜120°である。]
  4. 前記カバーウィンドウは、カバー基材及び該カバー基材上に配置された少なくとも一つの機能層を含む、請求項1に記載のタッチセンサパネル。
  5. 前記機能層は、反射防止(Anti−Reflection)層、乱反射防止(Anti−Glare)層、防汚(Anti−Fouling)層、飛散防止(Shatter Proof)層、及び防指紋(Anti−Fingerprint)層の一つである、請求項4に記載のタッチセンサパネル。
  6. 前記カバーウィンドウは、前記カバー基材と前記機能層との間に配置された拡散層をさらに含む、請求項4に記載のタッチセンサパネル。
  7. 前記光変換層は、偏光板及び位相差板を含む、請求項1に記載のタッチセンサパネル。
  8. 前記フィルムタッチセンサは、前記パターン領域と前記非パターン領域との透過率差を補償する光学補償層をさらに含む、請求項1に記載のタッチセンサパネル。
  9. 前記光学補償層の厚みは、50nm〜100nmである、請求項8に記載のタッチセンサパネル。
  10. 前記光学補償層の屈折率は、1.6〜2.1である、請求項8に記載のタッチセンサパネル。
  11. 前記カバーウィンドウ、フィルムタッチセンサ、及び光変換層は、OCA(Optically Clear Adhesive)を用いて互いに付着される、請求項1に記載のタッチセンサパネル。
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