JP2018184850A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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芳樹 岡崎
Yoshiki Okazaki
芳樹 岡崎
梶田 伸彦
Nobuhiko Kajita
伸彦 梶田
和也 安田
Kazuya Yasuda
和也 安田
昌吾 樋口
Shogo Higuchi
昌吾 樋口
哲郎 大西
Tetsuro Onishi
哲郎 大西
雅之 川口
Masayuki Kawaguchi
雅之 川口
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Abstract

【課題】燃料カットを実行しつつ、排ガス浄化触媒の劣化を抑制することができる、内燃機関の制御装置を提供する。【解決手段】トランスミッションを介して動力を伝達する内燃機関への燃料供給を減速時に停止する燃料カットを実行する制御装置であって、ECU58は、減速時に燃料カットを実行し、CVTを介して動力を伝達するエンジン12への燃料供給を停止する。さらに、燃料カットが実行された時点の触媒52の温度が閾値を上回れば、ECU58はトランスミッションのギアレシオを増大させる。【選択図】図1

Description

この発明は、内燃機関の制御装置に関し、特に、トランスミッションを介して動力を伝達する内燃機関への燃料供給を減速時に停止する燃料カットを実行する、制御装置に関する。
エンジンが高負荷運転から減速走行に移行した場合等に、燃料カットが実行されると、触媒が高温かつ酸素過剰な雰囲気に晒されてしまい、触媒性能の劣化が進行する。このような問題を解決するべく、特許文献1では、減速走行の開始時における触媒の温度が所定温度以上である場合に、燃料カットを禁止するようにしている。
特開2004−52557号公報
しかし、特許文献1のように燃料カットを禁止すると、燃費やエミッションが悪化してしまう。また、エンジンが不要なトルクを発生するため、ドライバビリティの悪化に繋がる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、燃料カットを実行しつつ、排ガス浄化触媒の劣化を抑制することができる、内燃機関の制御装置を提供することである。
この発明に係る内燃機関の制御装置は、トランスミッションを介して動力を伝達する内燃機関への燃料供給を減速時に停止する燃料カットを実行する制御装置であって、燃料カットが実行された時点の排ガス浄化触媒の温度が閾値を上回るときトランスミッションの変速比を増大させるようにした、制御装置である。
トランスミッションの変速比を増大させることで、内燃機関の回転数ひいては排ガス浄化触媒に供給される空気量が増大し、排ガス浄化触媒の冷却効果が向上する。これによって、燃料カットを実行しつつ、排ガス浄化触媒の劣化を抑制することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
この実施例の車両の要部構成の一部を示すブロック図である。 この実施例の車両の要部構成の他の一部を示すブロック図である。 (A)は車速の変化の一例を示す波形図であり、(B)は触媒温度の変化の一例を示す波形図である。 エンジン回転数に対するストッロルバルブの開度の変化の一例を示すグラフである。 車速に対する目標エンジン回転数の変化の一例を示すグラフである。 エンジン回転数に対する目標ギアレシオの変化の一例を示すグラフである。 車速に対するギアレシオの変化の一例を示すグラフである。 図1に示すECUの動作の一部を示すフロー図である。
図1および図2を参照して、この実施例の車両10は、3つの気筒141〜143を有する4ストローク型のエンジン(内燃機関)12を動力源として備える。吸気管32は、気筒141〜143の上流の位置で3つに分岐する。一方、排気管36は、気筒141〜143の下流の位置で3つから1つに集約される。気筒141〜143の各々に設けられた燃焼室16は、吸気弁18を介して吸気管32と連通し、排気弁20を介して排気管36と連通する。
吸気管32の分岐点には、空気流量を平準化するためのサージタンク44が設けられる。また、サージタンク44よりも上流の位置には、大気から粉塵を分離するエアクリーナ34と、バルブモータ42によって開度が調整される単一のスロットルバルブ38とが設けられる。
さらに、サージタンク44よりも下流の位置には、吸気管32に燃料を噴射するべく気筒141〜143の各々に割り当てられた燃料噴射装置40が設けられる。一方、排気管36の集約点よりも下流の位置には、排ガス浄化触媒(以下、単に「触媒」と言う。)52を有するマフラー50が設けられる。
イグニッションキー(図示せず)によってIGオン操作が行われると、ECU58は、エンジン12を始動するべく図2に示すリレー66をオンする。バッテリ68の電力はオン状態のリレー66を介してスタータ70に供給され、スタータ70はバッテリ68の電力によってクランキングを実行する。これによって、エンジン12が始動する。
エンジン12が始動すると、ECU58は、アイドル状態が維持されるように、バルブモータ42を通してスロットルバルブ38の開度を調整する。エアクリーナ34を経た吸入空気の量は、スロットルバルブ38によって規定され、燃料噴射装置40の燃料噴射量は、理論空燃比を示す混合気が生成されるように調整される。
この状態からアクセルペダル(図示せず)が踏み込まれると、ECU58は、バルブモータ42を駆動する。スロットルバルブ38はバルブモータ42によって開かれ、これによって、理論空燃比を保ちつつ吸入空気量および燃料噴射装置40の燃料噴射量が増大する。
混合気は、吸気弁18が開かれたときに燃焼室16に供給される。供給された混合気は、コンロッド24を介してクランクシャフト26と結合されたピストン22が上死点に達する直前に、点火プラグ30によって点火される。ピストン22は、混合気の爆発によって上下動し、これによってクランクシャフト26が回転する。
クランクシャフト26にはフライホイール28が装着され、クランクシャフト26の回転数つまりエンジン12の回転数のぶれはフライホイール28によって抑制される。また、エンジン12の回転数は、エンジン回転センサ46によって検知される。
クランクシャフト26の回転力つまりエンジン12の動力は、図2に示すCVT60を介して、ドライブシャフト(図示せず)に伝達される。これによって、車両10が前進または後進する。クランクシャフト26の回転力はまた、ベルト62を介してオルタネータ64の回転軸64sに伝達される。回転軸64sの回転力は電力に変換され、変換された電力はバッテリ68に蓄えられる。
図1に戻って、混合気を燃焼した後の空気つまり燃焼ガスは、排気弁20が開かれたときに燃焼室16から排出され、排気管36を介してマフラー50に供給される。触媒52は、燃焼ガスに含まれる一酸化炭素,炭化水素および窒素酸化物を酸化・還元し、水,二酸化炭素および窒素を生成する。車両10からは、こうして浄化されたガスが排出される。
排気管36のうち触媒52の上流側の位置には、酸素濃度センサ54が設けられる。ECU58は、酸素濃度センサ54の出力電圧を参照して、燃料噴射量を理論空燃比に対応する量に調整する。また、触媒52の下流側にも酸素濃度センサ48を設けているシステムでも適用できる。
車両10が坂を下り始めたときや交差点で減速するときにアクセルペダルから足が離されると、ECU58は、燃料カット機能をオンする。これによって、燃料噴射装置40からの燃料の噴射が停止される。車両10が停止する前にアクセルペダルが再度踏み込まれると、ECU58は、燃料カット機能をオフする。燃料噴射装置40は燃料を噴射し、これによって車両10が加速する。
図3(A)に示す時刻Tsにアクセルペダルから足が離されると、燃料カット機能がオンされるとともに、車速が低下する。このとき、触媒52に供給される空気量が一定であれば、触媒52の温度が一時的に上昇する(図3(B)の破線参照)。このような温度上昇は、触媒52の劣化を引き起こす。
そこで、この実施例では、図4〜図7に示すグラフに相当するマップをメモリ58mに準備し、図8に示すフロー図に従う触媒温度制御を繰り返し実行するようにしている。なお、このフロー図に対応する制御プログラムは、メモリ58mに記憶される。
図4を参照して、破線で示す直線は、燃料カット機能がオフ状態のときのエンジン回転数とスロットルバルブ38の開度との関係を示す。一方、実線で示す曲線は、後述するステップS7で参照される曲線を示す。
図5を参照して、破線で示す直線は、燃料カット機能がオフ状態のときの車速と目標エンジン回転数との関係を示す。一方、実線で示す直線は、後述するステップS9で参照される曲線を示す。
図6を参照して、実線で示す直線は、後述するステップS11で参照される直線であり、エンジン回転数と目標ギアレシオとの関係を示す。ここで、目標ギアレシオは、触媒52の冷却とドライバビリティとが両立するギアレシオに相当する。また、ギアレシオは変速比と同義であり、かつローギア側に移行するほど大きい値を示す。
図7を参照して、破線で示す直線は、燃料カット機能がオフ状態のときに調整される車速とギアレシオとの関係を示す。一方、実線で示す直線は、後述するステップS13の処理によって調整されるギアレシオと車速との関係を示す。
図8を参照して、ステップS1では、アクセルペダルがオフ状態(足が離された状態)であるか否かを繰り返し判別し、判別結果がNOからYESに更新されると、ステップS3で燃料カット機能をオンする。
ステップS5では、エンジン回転数とエンジン負荷から触媒52の温度を推定し、推定された温度が閾値THtを上回るか否かを判別する。判別結果がNOであればステップS1に戻り、判別結果がYESであればステップS7に進む。
ステップS7では、図4に実線で示す曲線に沿うようにスロットルバルブ38の開度を補正する。この結果、スロットルバルブ38の開度は、エンジン回転数が高くなるほど弓なりに増大される傾向を示す。
ステップS9では、図1に示す車速センサ56を通して車速を検出し、検出された車速に対応する目標エンジン回転数を図5に実線で示す直線上で検出する。ステップS11では、エンジン回転センサ46によって検知されたエンジン回転数に対応する目標ギアレシオを図6に示すグラフを参照して検出する。
ステップS13では、検出された目標ギアレシオを示すようにCVT60の設定を変更する。この結果、ギアレシオは、図7に実線で示す直線上の値を示す。つまり、CVT60のギアレシオは、ステップS13の処理によって増大される(つまり、ローギア化される)。これによって、エンジン回転数ひいては触媒52に供給される空気量が増大され、燃料カット機能がオンされた直後の触媒52の冷却効果が向上する(図3(B)の実線参照)。
ステップS15ではアクセルペダルがオフ状態であるか否かを判別し、ステップS17ではエンジン回転数とエンジン負荷から推定された触媒52の温度が閾値THt以下であるか否かを判別する。ステップS15の判別結果がYESでかつステップS17の判別結果がNOであれば、ステップS9に戻る。一方、ステップS15の判別結果およびステップS17の判別結果のいずれもがYESであるか、或いはステップS15の判別結果がNOであれば、ステップS19に進む。
ステップS19ではスロットルバルブ38の開度の補正をキャンセルし、ステップS21ではCVT60のギアレシオを元に戻す。この結果、スロットルバルブ38の開度は図4に破線で示す直線上に合わせられ、ギアレシオは図7に破線で示す直線上に合わせられる。ステップS21の処理が完了すると、スロットルバルブ23で燃料カット機能をオフし、その後にステップS1に戻る。
以上の説明から分かるように、ECU58は、減速時に燃料カットを実行し、CVT60を介して動力を伝達するエンジン12への燃料供給を停止する。さらに、燃料カットが実行された時点の触媒52の温度が閾値THtを上回れば、ECU58は、スロットルバルブ38の開度を増大させ(S7)、かつCVT60のギアレシオを増大させる(S13)。
CVT60のギアレシオを増大させることで、エンジン回転数ひいては触媒52に供給される空気量が増大し、触媒52の冷却効果が向上する。これによって、燃料カットを実行しつつ、触媒52の劣化を抑制することができる。また、触媒52の劣化対策として必要であった貴金属の量を減らすことができる。
さらに、スロットルバルブ38の開度を増大させることで、過剰な減速感の発生に起因するドライバビリティの悪化を回避することができる。
なお、この実施例では、トランスミッションとしてCVTを採用するようにしているが、CVTの代わりに電子制御ATまたは自動MTを採用するようにしてもよい。
10 …車両
12 …エンジン
16 …燃焼室
38 …スロットルバルブ
52 …触媒
58 …ECU
60 …CVT

Claims (1)

  1. トランスミッションを介して動力を伝達する内燃機関への燃料供給を減速時に停止する燃料カットを実行する制御装置であって、
    前記燃料カットが実行された時点の排ガス浄化触媒の温度が閾値を上回るとき前記トランスミッションの変速比を増大させるようにした、制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020152131A (ja) * 2019-03-18 2020-09-24 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置
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