JP2018181229A - 運転支援装置およびメッセージ送信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】メッセージの送信先とする他車両を運転者の意思で指定可能な運転支援装置を提供する。【解決手段】運転支援装置10は、他車両へ送信するメッセージの候補を設定するメッセージ候補設定部12と、メッセージの候補を表示装置21に表示させる表示処理部13と、車車間通信装置23を用いてメッセージを送信する送信処理部16とを備える。ユーザは、操作入力装置22を操作して、メッセージの候補のうちから実際に送信するメッセージを選択できるとともに、当該メッセージの送信方向を選択することができる。送信処理部16は、ユーザが選択されたメッセージを、ユーザが選択した送信方向へ送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、運転者の意思を示すメッセージを他車両の運転者へ伝えることによって運転を支援する運転支援装置に関するものである。
車車間通信を利用して、車両間でメッセージの送受信を行う運転支援装置が提案されている。例えば下記の特許文献1には、自車両および他車両の操作に関する情報(例えばウインカーの操作状態など)、自車両と他車両との位置関係などから、自車両と他車両とがどのような相対関係にあるかを判定し、その相対関係に基づいて、自車両から他車両へ送信するメッセージの候補を絞り込んで運転者に提示する運転支援装置が提案されている。この運転支援装置によれば、他車両へ送信するメッセージの候補が自動的に絞り込まれるため、運転者がメッセージを選択する手間を少なくできる。
特開2007−148524号公報
特許文献1の運転支援装置では、メッセージの送信先となる他車両が自動的に検出されるが、自車両の周辺に複数の他車両が存在する場合には、運転者がメッセージの送信先にしたい他車両が適切に検出されないおそれがある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、メッセージの送信先とする他車両を運転者の意思で指定可能な運転支援装置を提供することを目的とする。
本発明に係る運転支援装置は、他車両へ送信するメッセージの候補を設定するメッセージ候補設定部と、メッセージの候補を表示装置に表示させる表示処理部と、操作入力装置に対するユーザの操作に基づいて、メッセージの候補のうちから実際に送信するメッセージである送信メッセージを選択する送信メッセージ選択部と、操作入力装置に対するユーザの操作に基づいて、送信メッセージの送信方向を選択する送信方向選択部と、車車間通信装置を用いて、送信メッセージ選択部が選択した送信メッセージを、送信方向選択部が選択した送信方向へ送信する送信処理部と、を備える。
本発明に係る運転支援装置は、ユーザが操作入力装置を用いて選択した方向へ送信メッセージを送信するため、ユーザは、メッセージの送信方向を選択することによって、当該メッセージの送信先とする他車両を指定できる。また、メッセージを送信するために飛ばす電波の方向が当該メッセージの送信方向に制限されることで、消費電力の削減にも寄与できる。
本発明の実施の形態に係る運転支援システムの構成を示す図である。 タッチパネルの配置の例を示す図である。 自車両の状況とメッセージの候補との組み合わせの例を示す図である。 送信メッセージ選択画面の例を示す図である。 送信メッセージ選択画面の例を示す図である。 送信メッセージ選択画面の例を示す図である。 送信メッセージ選択画面の例を示す図である。 送信メッセージ選択画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る運転支援装置の動作を示すフローチャートである。 運転支援装置のハードウェア構成の例を示す図である。 運転支援装置のハードウェア構成の例を示す図である。
図1は、本発明の実施の形態に係る運転支援システムの構成を示す図である。図1のように、この運転支援システムは、運転支援装置10と、それに接続された車載機器20、表示装置21、操作入力装置22、車車間通信装置23および受信メッセージ出力装置24とを備えている。これらは同一の車両に搭載される。以下、当該運転支援システムが搭載された車両を「自車両」という。なお、運転支援装置10は、自車両内に常時固定されるものでなくてもよく、例えば携帯電話やスマートフォン、タブレット端末などの携帯型の装置によって実現されていてもよい。また、運転支援装置10は、例えばナビゲーション装置などの車載電子機器に内蔵されていてもよい。
車載機器20は、自車両に搭載された各種の機器を含む。車載機器20には、例えば、アクセル、ブレーキ、ハンドル、シフト、ウインカ、ヘッドライト、クラクションなど運転者が操作する機器のほか、車速センサ、加速度センサ、角速度センサなど自車両の走行状態を検出するセンサ、また、照度センサ、障害物センサ、画像センサ(カメラ)など自車両の周辺状況を検知するセンサ、さらには、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機など自車両の位置の検出装置も含まれていてもよい。運転支援装置10は、車載機器20から自車両の状況(例えば図3に示されている各状況)を判断できる車両情報を取得することができる。
表示装置21は、例えば液晶表示装置であり、運転支援装置10が出力する情報を表示する。操作入力装置22は、運転支援装置10の操作に用いられるものであり、例えば操作ボタン、操作レバー、タッチパッド等のハードウェアでもよいし、画面に表示されるソフトウェアキーでもよい。本実施の形態では、表示装置21および操作入力装置22は、1つのタッチパネル30を構成しているものとする。すなわち、表示装置21はタッチパネル30の画面として構成されており、操作入力装置22はタッチパネル30の画面に表示されるソフトウェアキーである。
タッチパネル30は、ユーザ(自車両の運転者)が容易に視認および操作できる位置に配置されることが好ましい。例えば図2のように、自車両のハンドル40の中央部にタッチパネル30を配置してもよい。この場合、タッチパネル30は、ハンドル40と共に回転してもよいし、ハンドル40が回転に関係なく固定されてもよい。
タッチパネル30の位置は図2の例に限られず、例えば、自車両のセンターパネルやインストルメントパネルにタッチパネル30が配置されてもよい。また、タッチパネル30は、運転支援装置10専用のものでなくてもよく、例えば、自車両のナビゲーション装置の画面や、自車両内に設置されたスマートフォンやタブレット端末の画面をタッチパネル30として利用してもよい。
車車間通信装置23は、自車両と他車両との通信を行うものである。運転支援装置10は、車車間通信装置23を用いることによって、他車両へメッセージを送信することができる。ここで、車車間通信装置23は、方向によって電波の強度を変えることができる指向性アンテナを有しており、メッセージを送信するための電波を特定の方向へ向けて飛ばすことができる。つまり、車車間通信装置23は、メッセージを特定の方向へ送信することが可能である。
受信メッセージ出力装置24は、車車間通信装置23が他車両から受信したメッセージ(以下「受信メッセージ」という)をユーザに提示するものであり、例えば、受信メッセージを文字として表示する表示装置でもよいし、受信メッセージを音声として出力する音声出力装置であってもよい。なお、本発明はメッセージの送信技術に特徴があるため、以下では、受信メッセージ出力装置24の構成および動作の詳細な説明は省略する。また、ここでは受信メッセージ出力装置24を、運転支援装置10とは別の装置として示したが、運転支援装置10は、受信メッセージ出力装置24の一部または全部の機能を内蔵してもよい。
図1に示すように、運転支援装置10は、車両情報取得部11、メッセージ候補設定部12、表示処理部13、送信メッセージ選択部14、送信方向選択部15および送信処理部16を備えている。
車両情報取得部11は、車載機器20から、自車両の状況を示す車両情報を取得する。メッセージ候補設定部12は、車両情報取得部11が取得した車両情報に基づいて、他車両へ送信するメッセージの候補を設定する。すなわち、メッセージ候補設定部12は、車両情報から判断される車両の状況に応じて、他車両へ送信するメッセージの候補を変更することができる。
図3は、自車両の状況とメッセージの候補との組み合わせの例を示す図である。本実施の形態では、図3に示すテーブルがメッセージ候補設定部12に格納されており、メッセージ候補設定部12は、当該テーブルを参照して、自車両の状況に応じたメッセージの候補を選択する。
表示処理部13は、メッセージ候補設定部12が設定したメッセージの候補を、表示装置21としてのタッチパネル30に表示させる。ユーザは、操作入力装置22としてのタッチパネル30を操作することで、タッチパネル30に表示されたメッセージの候補のうちから、実際に他車両へ送信するメッセージを選択することができる。また、ユーザは、操作入力装置22としてのタッチパネル30を操作することによって、当該メッセージの送信方向を選択することもできる。
送信メッセージ選択部14は、タッチパネル30に対するユーザの操作に基づいて、メッセージの候補のうちから、ユーザにより選択されたメッセージを、実際に送信するメッセージ(以下「送信メッセージ」という)として選択する。送信方向選択部15は、タッチパネル30に対するユーザの操作に基づいて、ユーザが選択した送信方向を、送信メッセージの送信方向として選択する。
送信処理部16は、車車間通信装置23を制御して、送信メッセージ選択部14が選択した送信メッセージを送信する。このとき、送信処理部16は、送信メッセージが、送信方向選択部15が選択した送信方向へ向けて送信されるように、車車間通信装置23を制御する。
図4〜図8は、タッチパネル30に表示される画面の例を示す図であり、ユーザが送信メッセージおよびその送信方向を選択するための画面(以下「送信メッセージ選択画面」という)を示している。
図4〜図8に示すように、本実施の形態における送信メッセージ選択画面には、ユーザが送信メッセージを選択するためのメッセージ選択ボタン101と、ユーザが送信方向を選択するための送信方向選択ボタン102とが含まれている。メッセージ選択ボタン101の個数は、メッセージの候補の数に応じて変わる。また、送信方向として前方、後方、右方、左方、右前方、左前方、右後方、左後方の8方向を選択可能なように、それらに対応する8つの送信方向選択ボタン102が送信メッセージ選択画面に表示される。
例えば、自車両が通常走行を行っているとき、メッセージ候補設定部12は、図3のテーブルを参照し、「通常走行」に対応する8つのメッセージをメッセージの候補として設定する。この場合、表示処理部13は、図4のように、それらのメッセージを表す8個のメッセージ選択ボタン101を含む送信メッセージ選択画面を、タッチパネル30に表示させる。ここで、通常走行の定義としては様々なものが考えられるが、例えば、シフトがドライブ(D)であり、且つ、ブレーキ、ウインカ、ヘッドライト、ハザードランプが使用されていない状態などと定義することが考えられる。
ユーザは、タッチパネル30に表示された送信メッセージ選択画面を操作して、送信メッセージおよびその送信方向を選択することができる。つまり、ユーザは、いずれかのメッセージ選択ボタン101をタッチすることで送信メッセージを選択でき、その後、いずれかの送信方向選択ボタン102にタッチすることで、送信メッセージの送信方向を選択できる。
なお、図4の送信メッセージ選択画面には、「申し訳ありません」、「ありがとうございます」といった、他車両からのメッセージに対する返答もメッセージの候補として含まれている。これらのメッセージの候補は、車車間通信装置23が他車両からメッセージを受信して、当該メッセージ(受信メッセージ)が受信メッセージ出力装置24により提示されたときに、その返答として利用することを想定している。
また、例えばユーザが自車両の右ウインカを点灯させたときには、メッセージ候補設定部12は、図3のテーブルを参照し、「右ウインカ点灯」に対応する8つのメッセージをメッセージの候補として設定する。この場合、表示処理部13は、図5のように、それらのメッセージを表す8個のメッセージ選択ボタン101を含む送信メッセージ選択画面を、タッチパネル30に表示させる。このように、送信メッセージ選択画面に表示されるメッセージの候補は、自車両の状況に応じて変化する。
また例えば、自車両の後退時(シフトがリバース(R)の状態)には、メッセージ候補設定部12は、図3のテーブルを参照し、「後退」に対応する6つのメッセージをメッセージの候補として設定する。この場合、表示処理部13は、図6のように、それらのメッセージを表す6個のメッセージ選択ボタン101を含む送信メッセージ選択画面を、タッチパネル30に表示させる。図6に示すように、メッセージの候補の数が減ったときは、個々のメッセージ選択ボタン101のサイズを大きくするとよい。
ここで、本実施の形態では、自車両が車線変更を行ったとき、メッセージ候補設定部12が、車線変更後の一定期間、謝意のメッセージをメッセージの候補として設定する。すなわち、メッセージ候補設定部12は、自車両が車線変更を完了すると、図3のテーブルを参照し、「車線変更完了」に対応する「ありがとうございます」という謝意のメッセージをメッセージの候補として設定する。表示処理部13は、その後の一定期間、図7のように「ありがとうございます」のメッセージ選択ボタン101を含む送信メッセージ選択画面をタッチパネル30に表示させる。
ユーザは、図7の送信メッセージ選択画面において、「ありがとうございます」のメッセージ選択ボタン101にタッチし、さらに、送信方向を後方にする送信方向選択ボタン102にタッチすることで、謝意のメッセージを後方車両へ送ることができる。例えば車両の混雑時に、進路を譲ってくれた他車両(車線変更後の後方車両)に対する謝意を伝えたいときに有効である。
なお、自車両の車線変更は、例えば、自車両の画像センサ(カメラ)を用いて、自車両が路面上の区画線を横切ったことを検出することによって検出可能である。また、センチメータ級の高精度測位を行うGNSS受信機により取得した自車両の位置と、各車線の位置データを含む高精度な地図情報とから、自車両の走行車線の変化を検出することによって車線変更を検出してもよい。
また、本実施の形態では、自車両の照度センサを用いて対向車両からの受光量を測定し、その受光量が予め定められた閾値を超えると、メッセージ候補設定部12が、ヘッドライトの減光を促すメッセージをメッセージの候補として設定する。すなわち、メッセージ候補設定部12は、対向車両からの受光量が閾値を超えると、図3のテーブルを参照し、「受光量大」に対応する「ヘッドライトが眩しいです」というメッセージをメッセージの候補として設定する。表示処理部13は、図8のように「ヘッドライトが眩しいです」のメッセージ選択ボタン101を含む送信メッセージ選択画面をタッチパネル30に表示させる。
ユーザは、図8の送信メッセージ選択画面において、「ヘッドライトが眩しいです」のメッセージ選択ボタン101にタッチし、さらに、送信方向を対向車の方向(日本の道路では右前方)にする送信方向選択ボタン102にタッチすることで、ヘッドライトの減光を促すメッセージを対向車両へ送ることができる。
図9は、運転支援装置10の動作を示すフローチャートである。以下、図9を参照して、運転支援装置10の動作を説明する。
運転支援装置10が起動すると、車両情報取得部11は、車載機器20から、自車両の状況を示す車両情報を取得する(ステップS1)。メッセージ候補設定部12は、車両情報取得部11が取得した車両情報に基づいて自車両の状況を判断し、図3のテーブルを参照して、自車両の状況に応じたメッセージの候補を設定する(ステップS2)。
表示処理部13は、メッセージ候補設定部12により設定されたメッセージの候補を、表示装置21に表示させる(ステップS3)。本実施の形態では、表示処理部13は、表示装置21としてのタッチパネル30に、図4〜図8に示したような送信メッセージ選択画面を表示する。
次に、送信メッセージ選択部14は、ユーザが操作入力装置22を操作してメッセージを選択したか否かを確認する(ステップS4)。本実施の形態では、送信メッセージ選択部14は、タッチパネル30に表示されたメッセージ選択ボタン101のいずれかにユーザがタッチしたか否かを確認する。ユーザによりメッセージが選択されていなければ(ステップS4でNO)、ステップS1へ戻る。
ユーザによりメッセージが選択されると(ステップS4でYES)、送信メッセージ選択部14は、そのメッセージを実際に送信する送信メッセージとして選択する(ステップS5)。
その後、送信方向選択部15は、ユーザが操作入力装置22を操作して送信方向を選択するのを待つ。本実施の形態では、送信方向選択部15は、タッチパネル30に表示された送信方向選択ボタン102のいずれかにユーザがタッチするのを待つ。
ユーザが送信方向選択ボタン102のいずれかにタッチして送信方向を選択すると、送信方向選択部15は、ユーザが選択した送信方向を、送信メッセージの送信方向として選択する(ステップS6)。送信処理部16は、ステップS5で選択された送信メッセージを、ステップS6で選択された送信方向へ向けて送信する(ステップS7)。その後、ステップS1へと戻る。
なお、図9では省略したが、ユーザにより送信メッセージが選択された後、一定時間経過してもユーザが送信方向を選択しない場合(つまり、ステップS5が実行された後、一定時間経過してもステップS6が実行されない場合)には、ユーザに送信メッセージを送信する意思がないものとみなし、送信メッセージの選択を解除してステップS1に戻るようにしてもよい。
本実施の形態に係る運転支援装置10は、操作入力装置22を用いてユーザ(自車両の運転者)が選択した方向へメッセージを送信するため、ユーザは、メッセージの送信方向を選択することによって、当該メッセージの送信先とする他車両を指定できる。また、メッセージを送信するために飛ばす電波の方向が当該メッセージの送信方向に制限されるため、消費電力の削減にも寄与できる。
本実施の形態では、メッセージの候補のデータおよび自車両の状況とメッセージの候補との組み合わせを示す情報(図3のテーブル)が、メッセージ候補設定部12に予め格納されているものとした。しかし、メッセージ候補設定部12は、メッセージの候補を外部のサーバーから通信により取得してもよい。例えば、メッセージ候補設定部12が、車両情報取得部11が取得した車両情報を図3のテーブルを持つサーバーへ送信し、当該サーバーから自車両の状況に応じたメッセージがメッセージ候補設定部12へ送られてくるようにしてもよい。
また、自車両の状況とメッセージの候補との組み合わせ(図3のテーブルの内容)は、ユーザの好みに応じて変更できるようにしてもよい。例えば、運転支援装置10が、図3のテーブルの表示を含む設定画面を表示装置21に表示し、ユーザが操作入力装置22を用いて当該テーブルの内容を編集できるようにしてもよい。
図10および図11は、それぞれ運転支援装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。図1に示した運転支援装置10の各要素(車両情報取得部11、メッセージ候補設定部12、表示処理部13、送信メッセージ選択部14、送信方向選択部15、送信処理部16)は、例えば図10に示す処理回路50により実現される。すなわち、処理回路50は、他車両へ送信するメッセージの候補を設定するメッセージ候補設定部12と、メッセージの候補を表示装置21に表示させる表示処理部13と、操作入力装置22に対するユーザの操作に基づいて、メッセージの候補のうちから実際に送信するメッセージである送信メッセージを選択する送信メッセージ選択部14と、操作入力装置22に対するユーザの操作に基づいて、送信メッセージの送信方向を選択する送信方向選択部15と、車車間通信装置23を用いて、送信メッセージ選択部14が選択した送信メッセージを、送信方向選択部15が選択した送信方向へ送信する送信処理部16と、を備える。
また、本実施の形態のように、メッセージ候補設定部12が車両情報に基づいてメッセージの候補を変更する場合には、自車両の状況を示す車両情報を取得する車両情報取得部11も処理回路50に設けられる。
処理回路50には、専用のハードウェアが適用されてもよいし、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサ(中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)ともいう)が適用されてもよい。
処理回路50が専用のハードウェアである場合、処理回路50は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものなどが該当する。運転支援装置10の各要素の機能のそれぞれは、複数の処理回路で実現されてもよいし、それらの機能がまとめて一つの処理回路で実現されてもよい。
図11は、処理回路50がプロセッサを用いて構成されている場合における運転支援装置10のハードウェア構成を示している。この場合、運転支援装置10の各要素の機能は、ソフトウェア等(ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェア)との組み合わせにより実現される。ソフトウェア等はプログラムとして記述され、メモリ52に格納される。処理回路50としてのプロセッサ51は、メモリ52に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、運転支援装置10は、処理回路50により実行されるときに、他車両へ送信するメッセージの候補を設定する処理と、メッセージの候補を表示装置21に表示させる処理と、操作入力装置22に対するユーザの操作に基づいて、メッセージの候補のうちから実際に送信するメッセージである送信メッセージを選択する処理と、操作入力装置22に対するユーザの操作に基づいて、送信メッセージの送信方向を選択する処理と、車車間通信装置23を用いて、上記の送信メッセージを上記の送信方向へ送信する処理と、が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ52を備える。換言すれば、このプログラムは、運転支援装置10の各要素の動作の手順や方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。
ここで、メモリ52は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)およびそのドライブ装置等、または、今後使用されるあらゆる記憶媒体であってもよい。
以上、運転支援装置10の各要素の機能が、ハードウェアおよびソフトウェア等のいずれか一方で実現される構成について説明した。しかしこれに限ったものではなく、運転支援装置10の一部の要素を専用のハードウェアで実現し、別の一部の要素をソフトウェア等で実現する構成であってもよい。例えば、一部の要素については専用のハードウェアとしての処理回路50でその機能を実現し、他の一部の要素についてはプロセッサ51としての処理回路50がメモリ52に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
以上のように、運転支援装置10は、ハードウェア、ソフトウェア等、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
10 運転支援装置、11 車両情報取得部、12 メッセージ候補設定部、13 表示処理部、14 送信メッセージ選択部、15 送信方向選択部、16 送信処理部、20 車載機器、21 表示装置、22 操作入力装置、23 車車間通信装置、24 受信メッセージ出力装置、30 タッチパネル、40 ハンドル、101 メッセージ選択ボタン、102 送信方向選択ボタン、50 処理回路、51 プロセッサ、52 メモリ。

Claims (8)

  1. 他車両へ送信するメッセージの候補を設定するメッセージ候補設定部と、
    前記メッセージの候補を表示装置に表示させる表示処理部と、
    操作入力装置に対するユーザの操作に基づいて、前記メッセージの候補のうちから実際に送信するメッセージである送信メッセージを選択する送信メッセージ選択部と、
    前記操作入力装置に対する前記ユーザの操作に基づいて、前記送信メッセージの送信方向を選択する送信方向選択部と、
    車車間通信装置を用いて、前記送信メッセージ選択部が選択した前記送信メッセージを、前記送信方向選択部が選択した前記送信方向へ送信する送信処理部と、を備える、
    運転支援装置。
  2. 自車両の状況を示す車両情報を取得する車両情報取得部をさらに備え、
    前記メッセージ候補設定部は、前記車両情報に基づいて前記メッセージの候補を変更する、
    請求項1に記載の運転支援装置。
  3. 前記車両情報は前記自車両が車線変更したか否かを示す情報を含み、
    前記メッセージ候補設定部は、前記自車両の車線変更後の一定期間、謝意のメッセージを前記メッセージの候補として設定する、
    請求項2に記載の運転支援装置。
  4. 前記車両情報は、前記自車両に対する対向車両からの受光量の情報を含み、
    前記メッセージ候補設定部は、前記対向車両からの受光量が予め定められた閾値を超えると、ヘッドライトの減光を促すメッセージを前記メッセージの候補として設定する、
    請求項2に記載の運転支援装置。
  5. 前記操作入力装置は、
    前記送信メッセージを前記ユーザが選択するためのメッセージ選択ボタンと、
    前記送信方向を前記ユーザが選択するため送信方向選択ボタンと、を含む、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の運転支援装置。
  6. 前記表示装置はタッチパネルの画面として構成されており、
    前記操作入力装置は前記タッチパネルの画面に表示されるソフトウェアキーである、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の運転支援装置。
  7. 前記メッセージ候補設定部は、前記メッセージの候補のデータを外部のサーバーから通信により取得する、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の運転支援装置。
  8. 運転支援装置によるメッセージ送信方法であって、
    前記運転支援装置のメッセージ候補設定部が、他車両へ送信するメッセージの候補を設定し、
    前記運転支援装置の表示処理部が、前記メッセージの候補を表示装置に表示させ、
    前記運転支援装置の送信メッセージ選択部が、操作入力装置に対するユーザの操作に基づいて、前記メッセージの候補のうちから実際に送信するメッセージである送信メッセージを選択し、
    前記運転支援装置の送信方向選択部が、前記操作入力装置に対する前記ユーザの操作に基づいて、前記送信メッセージの送信方向を選択し、
    前記運転支援装置の送信処理部が、車車間通信装置を用いて、前記送信メッセージ選択部が選択した前記送信メッセージを、前記送信方向選択部が選択した前記送信方向へ送信する、
    メッセージ送信方法。
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