JP2018179256A - 免震支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より安定な免震特性を得ることができ、加えて積層体の弾性層及び振動減衰体の疲労、損壊を回避することができ、耐久性及び免震効果並びに製造性により優れた免震支持装置を提供すること。【解決手段】免震支持装置1は、交互に積層された複数の円環状の弾性層2及び剛性層3を有する積層体7と、積層体7の上端面8及び下端面9に取付けられた上板10及び下板11と、積層体7の内周面12、上板10の下面13及び下板11の上面14で規定されていると共に弾性層2及び剛性層3並びに上板10及び下板11で取り囲まれて積層方向Vに伸びた中空部17に配置された鉛プラグ18とを具備している。【選択図】図1

Description

本発明は、二つの構造物間に配されて両構造物間の相対的な水平振動のエネルギを吸収し、構造物への振動加速度を低減するための装置、特に地震エネルギを減衰して地震入力加速度を低減し、建築物、橋梁等の構造物の損壊を防止する免震支持装置に関する。
交互に積層された弾性層及び剛性層並びにこれら弾性層及び剛性層の内周面で規定された中空部を有する積層体と、この積層体の中空部に配置された鉛プラグとを具備した免震支持装置は、知られている。
斯かる免震支持装置は、構造物の鉛直荷重を積層体及び鉛プラグで支持すると共に地震に起因する積層体の積層方向の一端に対しての構造物の水平方向の振動を鉛プラグの塑性変形(剪断変形)で減衰させる一方、同じく地震に起因する積層体の積層方向の一端の水平方向の振動の構造物への伝達を積層体の弾性変形(剪断変形)で抑制するようになっている。
特開平9−105441号公報 特開2009−8181号公報 特開2013−217483号公報
ところで、この種の免震支持装置では、鉛プラグを得るべく積層体の中空部に鉛が圧入、充填されるが、圧入、充填されて積層体の剛性層及び弾性層の内周面に取り囲まれた鉛プラグは、弾性層の弾性により部分的に押し戻されることになるが、この押し戻により鉛プラグには内圧が発生する。
この発生した鉛プラグの内圧が弾性層の剛性との関連で充分でないと、免震支持装置の免震動作において、鉛プラグの外周面と剛性層及び弾性層の内周面との間に隙間が生じて、鉛プラグで効果的に振動を減衰させることができなくなる虞が生じる一方、積層体に荷重が付加されていない状態での中空部の容積に対して鉛プラグが必要以上の体積をもって中空部に配置されていると、鉛プラグの外周面に接する弾性層の劣化を早める虞がある。
斯かる問題は、鉛プラグにおいて顕著に生じるのであるが、鉛プラグに限らず、塑性変形で振動エネルギを吸収する錫又は非鉛系低融点合金等の減衰材料からなる振動減衰体でも生じ得る。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、従来の免震支持装置と比較して、より安定な免震特性を得ることができ、加えて積層体の弾性層及び振動減衰体の疲労、損壊を回避することができ、耐久性及び免震効果並びに製造性により優れた免震支持装置を提供することを目的とする。
本発明による免震支持装置は、交互に積層された複数の環状の弾性層及び剛性層を有する積層体と、この積層体の上端面及び下端面に取付けられた上板及び下板と、積層体の内周面、上板の下面及び下板の上面で規定されていると共に上板の下面から下板の上面まで弾性層及び剛性層の積層方向に伸びた中空部に配置された振動減衰体とを具備していると共に上板に加わる荷重を積層体及び振動減衰体を介して下板で支持するようになっており、支持する荷重に基づく振動減衰体からの上板への面圧Prと当該荷重に基づく積層体の荷重に対する受圧面での面圧P0との比Pr/P0は、1.00以上(比Pr/P0≧1.00)であり、振動減衰体は、積層体に荷重が付加されていない状態での中空部の容積の0.99倍以上から1.10倍以下の体積をもって、中空部に配置されている一方、積層体に荷重が付加された状態では、積層体の内周面、上板の下面及び下板の上面に対して隙間を生じさせないように、中空部に配置されている。
本発明は、支持する構造物から上板に加えられた荷重(鉛直荷重)で弾性層が積層方向(鉛直方向)において圧縮されて中空部の高さ(積層方向の長さ)が低く(短く)なると、振動減衰体が弾性層の内周面を押圧して部分的に弾性層に積層方向に直交する方向(水平方向、即ち、剪断方向)に張り出し、この張り出しに基づいて、言い換えると、振動減衰体による弾性層の内周面への押圧に起因する弾性層の弾性反力に基づいて振動減衰体に生じる内圧であって振動減衰体からの上板への面圧Prと当該荷重に基づく積層体の荷重に対する受圧面での面圧P0との比Pr/P0が特定の関係をもって振動減衰体が中空部に配され、しかも、無負荷状態での積層体(荷重が付加されていない状態での積層体)の中空部の容積に対して斯かる振動減衰体の体積が特定の関係をもっている免震支持装置では、耐久性及び免震効果並びに製造性が特に優れるという知見に基づいてなされたものである。
以上の知見に基づく本発明の免震支持装置では、比Pr/P0が1.00以上(比Pr/P0≧1.00)、好ましくは、1.00を超える(比Pr/P0>1.00)ように、より好ましくは、1.09以上(比Pr/P0≧1.09)、更により好ましくは、2.02以上(比Pr/P0≧2.02)、最も好ましくは、2.50以上(比Pr/P0≧2.50)となるように、しかも、無負荷状態(荷重が付加されていない状態)での積層体の中空部の容積の0.99倍以上から1.10倍以下の体積をもって、振動減衰体が中空部に配されていると、そうでない場合と比較して、積層方向に直交する方向の積層体の剪断弾性変形においても、中空部に配置された振動減衰体をより隙間なしに弾性層及び剛性層並びに上板及び下板で拘束し得る結果、より安定な免震特性を得ることができ、加えて弾性層及び振動減衰体の疲労、損壊をより回避することができ、耐久性及び免震効果並びに製造性により優れた免震支持装置を提供することができる。
ところで、比Pr/P0が、1.00以上(比Pr/P0≧1.00)であり、振動減衰体が、無負荷状態(積層体に荷重が付加されていない状態)での積層体の中空部の容積の0.99倍以上から1.10倍以下の体積をもって、中空部に配置されている場合以外では、そうである場合と比較して、中空部を規定する弾性層及び剛性層並びに上板及び下板と、これらに接する振動減衰体の外周面との間に隙間がより生じ易くなり、したがって免震支持装置の作動中に、すなわち免震支持装置に繰り返し横方向力が加わっている間に、容易に積層体の内周面と振動減衰体の外周面との間に隙間が生じ、不安定な免震特性を示すことになる。これは、振動減衰体が積層体に少なくとも剪断方向(水平方向)において隙間なく拘束されず、振動減衰体に剪断変形以外の変形を生じることによるものと推測される。
一方、比Pr/P0が5.90よりも大きい(比Pr/P0>5.90)場合又は無負荷状態での積層体の中空部の容積の1.10倍を超える体積をもって、振動減衰体が中空部に配置されている場合には、振動減衰体が大きく弾性層に食い込んで、弾性層での積層体の内周面が過度に凹面になり、この部位の近傍での弾性層と剛性層との間の剪断応力が大きくなり過ぎ、このように過度に剪断応力が生じた状態であると、弾性層の劣化を早め、耐久性が劣ることになる上に、比Pr/P0が5.90よりも大きい免震支持装置を製造するには又は無負荷状態で積層体の中空部の容積の1.10倍を超える体積をもって振動減衰体を中空部に配置するには、振動減衰体の中空部への圧入力を極めて大きくしなければならない上に、圧入により積層体の弾性層を損壊してしまう虞があり、免震支持装置の製造が困難であることも判った。
本発明において、振動減衰体は、好ましい例では、塑性変形で振動エネルギを吸収する減衰材料からなり、斯かる減衰材料は、鉛、錫又は非鉛系低融点合金(例えば、錫−亜鉛系合金、錫−ビスマス系合金及び錫−インジウム系合金より選ばれる錫含有合金であって、具体的には、錫42〜43重量%及びビスマス57〜58重量%を含む錫−ビスマス合金等)からなっていてもよい。
本発明において、上板及び積層方向において最上位の剛性層に関して、好ましい例では、上板は、上部貫通孔を有した上部フランジ板と、この上部貫通孔において上部フランジ板に固着された上部閉塞板とを具備しており、振動減衰体の積層方向の上端面は、積層体に荷重が付加された状態では、上部閉塞板の積層方向の下端面に隙間なしに接触しており、振動減衰体の積層方向の上端部の外周面は、積層体に荷重が付加された状態では、上部貫通孔を規定する上部フランジ板の内周面に隙間なしに接触しており、他の好ましい例では、積層方向において最上位の剛性層は、その上面で開口していると共に積層方向における中空部の上部の径よりも大きな径をもって当該中空部の上部に連通した第一の凹所を有しており、上板は、その下面で開口していると共に第一の凹所の径と同一の径をもって積層方向において第一の凹所に対面した第二の凹所を有した上部フランジ板と、この第二の凹所において上部フランジ板に嵌着されている一方、第一の凹所において最上位の剛性層に嵌着されている上部剪断キーとを具備しており、振動減衰体の積層方向の上端部の外周面は、積層体に荷重が付加された状態では、中空部の上部を規定する最上位の剛性層の内周面に隙間なしに接触している。
本発明において、下板及び積層方向において最下位の剛性層に関して、好ましい例では、下板は、下部貫通孔を有した下部フランジ板と、この下部貫通孔において下部フランジ板に固着された下部閉塞板とを具備しており、振動減衰体の積層方向の下端面は、積層体に荷重が付加された状態では、下部閉塞板の積層方向の上端面に隙間なしに接触しており、振動減衰体の積層方向の下端部の外周面は、積層体に荷重が付加された状態では、下部貫通孔を規定する下部フランジ板の内周面に隙間なしに接触しており、他の好ましい例では、積層方向において最下位の剛性層は、その下面で開口していると共に積層方向における中空部の下部の径よりも大きな径をもって当該中空部の下部に連通した第三の凹所を有しており、下板は、その上面で開口していると共に第三の凹所の径と同一の径をもって積層方向において第三の凹所に対面した第四の凹所を有した下部フランジ板と、この第四の凹所において下部フランジ板に嵌着されている一方、第三の凹所において最下位の剛性層に嵌着されている下部剪断キーとを具備しており、振動減衰体の積層方向の下端部の外周面は、積層体に荷重が付加された状態では、中空部の下部を規定する最下位の剛性層の内周面に隙間なしに接触している。
上部フランジ板及び下部フランジ板は、外縁が円形若しくは楕円形であっても、これに代えて、外縁が矩形若しくは方形であってもよい。
本発明では、弾性層の素材としては、天然ゴム、シリコンゴム、高減衰ゴム、ウレタンゴム又はクロロプレンゴム等を挙げることができるが、好ましくは天然ゴムであり、弾性層の各層は、好ましくは、無負荷状態(支持する積層方向の荷重が上板に加えられていない状態)において1mm〜30mm程度の厚みを有しているが、これに限定されず、また、剛性層の素材としては、鋼板、炭素繊維、ガラス繊維若しくはアラミド繊維等の繊維補強合成樹脂板又は繊維補強硬質ゴム板等を挙げることができ、剛性層の各層は、1mm〜6mm程度の厚みを有していても、また、最上位及び最下位の剛性層は、10mm〜50mm程度の厚みを有していてもよいが、これらに限定されず、加えて、弾性層及び剛性層は、その枚数においても特に限定されず、支持する構造物の荷重、剪断変形量(水平方向歪量)、弾性層の弾性率、予測される構造物への振動加速度及び振動周期の大きさの観点から、安定な免震特性を得るべく、弾性層及び剛性層の材質及び枚数を決定すればよい。
また、本発明では、弾性体及び振動減衰体としては、円環状体及び円柱状体が好ましいが、他の形状、例えば楕円若しくは方形体及び楕円若しくは方形体であってもよく、中空部は、一つでもよいが、これに代えて、免震支持装置は、複数の中空部を有していてもよく、この複数の中空部にそれぞれ振動減衰体を配して免震支持装置を構成してもよく、これら複数の中空部の夫々に関して、比Pr/P0及び振動減衰体の体積が同一である必要はなく、比Pr/P0及び振動減衰体の体積が夫々異なっていてもよく、また、これら複数の中空部の夫々に関してPr/P0が上記の通り1.00以上であって振動減衰体の体積が積層体に荷重が付加されていない状態での中空部の容積の0.99倍以上から1.10倍以下であることが好ましいが、複数の中空部の一部に関してのみPr/P0が上記の通り1.00以上であって振動減衰体の体積が積層体に荷重が付加されていない状態での中空部の容積の0.99倍以上から1.10倍以下であってもよい。
本発明の好ましい例では、剛性層は、積層体におけるその各端面側にそれぞれ配置された厚肉剛性板を具備しており、振動減衰体の一端部は、一方の厚肉剛性板の内周面によって規定された中空部の一端部に密に配されており、振動減衰体の他端部は、他方の厚肉剛性板の内周面によって規定された中空部の他端部に密に配されている。
本発明の他の好ましい例では、中空部を規定する積層体の内周面は、積層体に支持する荷重が付加された状態では、振動減衰体が弾性層に食い込んで、当該弾性層の位置で凹面になっており、中空部を規定する積層体の内周面は、積層体に支持する荷重が付加された状態では、振動減衰体が弾性層に食い込んで、当該剛性層の位置で凸面になっている。
本発明によれば、より安定な免震特性を得ることができ、加えて積層体の弾性層及び振動減衰体の疲労、損壊を回避することができ、耐久性及び免震効果並びに製造性に特に優れた免震支持装置を提供することができる。
図1は、本発明の好ましい実施の形態の例の図2のI−I線矢視断面説明図である。 図2は、図1に示す例の一部断面平面説明図である。 図3は、図1に示す例の一部拡大断面説明図である。 図4は、本発明の好ましい実施例1の水平変位と水平応力との履歴特性の試験結果説明図である。 図5は、本発明の好ましい実施例2の水平変位と水平応力との履歴特性の試験結果説明図である。 図6は、本発明の好ましい実施例3の水平変位と水平応力との履歴特性の試験結果説明図である。 図7は、比較例1の水平変位と水平応力との履歴特性の試験結果説明図である。 図8は、比較例2の水平変位と水平応力との履歴特性の試験結果説明図である。
以下、本発明及びその実施の形態を、図に示す好ましい具体例に基づいて説明する。なお、本発明は本具体例に何等限定されないのである。
図1から図3に示す本例の免震支持装置1は、交互に積層された複数の円環状の弾性層2及び剛性層3に加えて、弾性層2及び剛性層3の円筒状の外周面4及び5を被覆した円筒状の被覆層6を有する円筒状の積層体7と、弾性層2及び剛性層3の積層方向(本例では、鉛直方向でもある)Vにおいて積層体7の円環状の上端面8及び下端面9に取付けられた上板10及び下板11と、積層体7の内周面12、上板10の下面13及び下板11の上面14で規定されていると共に弾性層2の内周面15及び剛性層3の内周面16からなる内周面12並びに上板10の下面13及び下板11の上面14で取り囲まれており、しかも、上板10の下面13から下板11の上面14まで積層方向Vに伸びた中空部17に配置された振動減衰体としての鉛プラグ18とを具備している。
厚さt1=2.5mmの天然ゴム製の円環状のゴム板からなる弾性層2の夫々は、積層方向Vにおいて対面する剛性層3の積層方向Vの上面及び下面に加硫接着されている。
剛性層3において、積層方向Vにおいて最上位及び最下位の剛性層3の夫々は、厚さt2=20mmの円環状の互いに同一の鋼板からなり、最上位の剛性層3は、その上面21で開口していると共に円筒状の内周面22で規定された凹所23と、同じく上面21で開口していると共に円周方向Rにおいて等角度間隔に配置された複数個の螺子穴24とを有しており、積層方向Vにおける中空部17の上部25を規定する最上位の剛性層3の内周面16の径よりも大きな径をもった内周面22で規定された凹所23は、当該中空部17の上部25に連通しており、最下位の剛性層3は、その下面26で開口していると共に内周面22と同径の円筒状の内周面27で規定された凹所28と、同じく下面26で開口していると共に円周方向Rにおいて等角度間隔に配置された複数個の螺子穴29とを有しており、積層方向Vにおける中空部17の下部30を規定する最下位の剛性層3の内周面16の径よりも大きな径をもった内周面27で規定された凹所28は、当該中空部17の下部30に連通しており、積層方向Vにおいて最上位及び最下位の剛性層3間に配置された剛性層3の夫々は、最上位及び最下位の剛性層3よりも薄い厚さt3=1.6mmの円環状の互いに同一の鋼板からなる。
厚さ5mm程度であって弾性層2と同一の天然ゴムからなると共に円筒状の外周面31並びに円環状の上端面32及び下端面33を有した被覆層6は、その円筒状の内周面34で外周面4及び5に加硫接着されている。
上板10は、凹所23の径と同一の径をもって積層方向Vにおいて凹所23に対面した凹所41を下面42に有した円板状の上部フランジ板43と、凹所41において上部フランジ板43に嵌着されている一方、凹所23において最上位の剛性層3に嵌着されていると共に円形の下面44を有した上部剪断キー45とを具備しており、円筒状の外周面46を有した上部フランジ板43は、凹所41に加えて、積層方向Vにおいて複数個の螺子穴24に対応して円周方向Rにおいて等角度間隔に配置された複数個の貫通孔47と、外周面46の近傍に円周方向Rにおいて等角度間隔に配置された複数個の貫通孔48とを有しており、貫通孔47の夫々に挿入されて螺子穴24の夫々において最上位の剛性層3に螺合されたボルト49を介して最上位の剛性層3に固定される一方、支持する上部の構造物に貫通孔48に挿入されるアンカーボルトを介して固定されるようになっている。
而して、上部フランジ板43と上部剪断キー45とを具備した上板10の下面13は、下面42と下面44とからなり、上面21と上端面32とからなる上端面8は、下面13における下面42に隙間なしに接触しており、鉛プラグ18は、その円形の上端面51で下面13における下面44に隙間なしに接触しており、上部25に配置された鉛プラグ18の積層方向Vの上端部52の外周面53は、最上位の剛性層3の内周面16に隙間なしに接触している。
下板11は、凹所28の径と同一の径をもって積層方向Vにおいて凹所28に対面した凹所61を上面62に有した円板状の下部フランジ板63と、凹所61において下部フランジ板63に嵌着されている一方、凹所28において最下位の剛性層3に嵌着されていると共に円形の上面64を有した下部剪断キー65とを具備しており、円筒状の外周面66を有した下部フランジ板63は、凹所61に加えて、積層方向Vにおいて複数個の螺子穴29に対応して円周方向Rにおいて等角度間隔に配置された複数個の貫通孔67と、外周面66の近傍に円周方向Rにおいて等角度間隔に配置された複数個の貫通孔68とを有しており、貫通孔67の夫々に挿入されて螺子穴29の夫々において最下位の剛性層3に螺合されたボルト69を介して最下位の剛性層3に固定される一方、載置される下部の構造物に貫通孔68に挿入されるアンカーボルトを介して固定されるようになっている。
而して、下部フランジ板63と下部剪断キー65とを具備した下板11の上面14は、上面62と上面64とからなり、下面26と下端面33とからなる下端面9は、上面14における上面62に隙間なしに接触しており、鉛プラグ18は、その円形の下端面71で上面14における上面64に隙間なしに接触しており、下部30に配置された鉛プラグ18の積層方向Vの下端部72の外周面73は、最下位の剛性層3の内周面16に隙間なしに接触している。
塑性変形で振動エネルギを吸収する減衰材料であって99.9%以上の純度をもった鉛からなる鉛プラグ18は、下面44、内周面15及び16並びに上面64によって規定された中空部17に圧入、充填されており、斯かる圧入、充填で鉛プラグ18は、支持する上部の構造物からの積層方向Vの荷重W(積層方向Vの下向きの力)が上板10に加えられていない状態(無荷重下)での中空部17の容積Qの0.99倍以上から1.10倍以下の体積Vをもって、言い換えると、0.99・Q≦V≦1.10・Qの関係の体積Vをもって、中空部17に配置されている一方、積層体7に当該荷重Wが付加された状態では、弾性層2が積層方向Vにおいて圧縮されて弾性層2の厚みt1が2.5mmよりも小さくなって免震支持装置1の高さhが低くなる結果、弾性層2の弾性力に抗して弾性層2に向って水平方向(剪断方向)Hに張り出して弾性層2に食い込み、積層体7の内周面12、上板10の下面13及び下板11の上面14に対して隙間を生じさせないように、中空部17に配置されており、而して、内周面15及び16からなる積層体7の内周面12は、内周面15の位置で凹面81になっている一方、内周面16の位置で凸面83になっている。
しかも、鉛プラグ18は、支持する上部の構造物からの積層方向Vの荷重Wが上板10に加えられた状態での鉛プラグ18からの上板10の上部剪断キー45への反力(積層方向Vの上向きの力)Frによる面圧Pr(=Fr/Sr(鉛プラグ18の上端面51の面積):N/m、但しNはニュートン、以下、同じ)と当該荷重Wによる積層体7の受圧面での面圧P0(=W/S0(積層体7の荷重Wに対する受圧面積):N/m)との比Pr/P0が1.00以上(比Pr/P0≧1.00)となるように、中空部17に密に配されている。
以上の免震支持装置1は、下部フランジ板63が貫通孔68に挿入されたアンカーボルトを介して下部の構造物に、上部フランジ板43が貫通孔48に挿入されたアンカーボルトを介して上部の構造物に夫々固定されて下部及び上部の構造物間に配され、上部の構造物の荷重Wを受けて、上板10に加わる積層方向Vの荷重Wを積層体7及び鉛プラグ18を介して下板11で支持すると共に下板11に対しての上板10の水平方向Hの振動を鉛プラグ18の塑性変形で減衰させる一方、下板11の水平方向Hの振動の上板10への伝達を積層体7の水平方向Hの剪断弾性変形で抑制するようになっている。
免震支持装置1を製造する場合には、まず、弾性層2となる円環状の厚さt1=2.5mmの複数枚のゴム板と最上位及び最下位の剛性層3間の剛性層3となる円環状の厚さt3=1.6mmの複数枚の鋼板とを交互に積層して、その下面及び上面に最上位及び最下位の剛性層3となる円環状の厚さt2=20mmの鋼板を配置し、型内における加圧下での加硫接着等によりこれらを相互に固定してなる積層体7を形成し、その後、ボルト69を介して下部剪断キー65及び下部フランジ板63からなる下板11を最下位の剛性層3に固定し、次に、鉛プラグ18が未配置であって積層体7に積層方向Vの荷重Wが加えられていない状態での中空部17の容積Qを計量し、この計量後、鉛プラグ18を中空部17に形成すべく、0.99・Q≦Vp≦1.10・Qの体積Vpをもった純度99.9%以上の鉛を中空部17に油圧ラム等により押し込んで圧入し、鉛の圧入後、ボルト49を介して上部フランジ板43と上部剪断キー45とからなる上板10を最上位の剛性層3に固定する。なお、型内における加圧下での加硫接着による積層体7の形成において、弾性層2及び剛性層3の外周面4及び5を覆って被覆層6となるゴムシートを外周面4及び5に捲き付け、該加硫接着と同時に、弾性層2及び剛性層3の外周面4及び5に加硫接着された被覆層6を形成してもよい。また斯かる形成において、弾性層2となるゴム板の内周側の一部が流動して、剛性層3の内周面16を覆って、被覆層6の厚さ2mmよりも充分に薄い被覆層が形成されてもよい。
製造された免震支持装置1が面圧Prと面圧P0との比Pr/P0が1.00以上であることを確認するために、言い換えると、面圧Prと面圧P0との比Pr/P0が1.00以上である免震支持装置1を製造するために、上部フランジ板43と上部剪断キー45に相当すると共に凹所41及び凹所23に嵌着された上部剪断キー45よりも仮の上部剪断キーとの間にロードセル(圧力センサ)を介在させ、ロードセルからのリード線を上部フランジ板43に形成された細孔から導出して、上板10に本免震支持装置1で支持する予定の荷重Wを加えた状態でこの導出されたリード線の電気信号を測定して、この測定した電気信号から面圧Prを検出し、この検出した面圧Prと面圧P0とから比Pr/P0を求め、比Pr/P0が1.00以上である場合には、上板10への荷重Wの負荷を解除して上部フランジ板43を取り外し、仮の上部剪断キーを上部剪断キー45に取り換え、再び、上部フランジ板43を最上位の剛性層3にボルト49を介して固定し、比Pr/P0が1.00よりも小さい場合には、上板10への本免震支持装置1で支持する予定の荷重Wの負荷を解除して上部フランジ板43及び仮の上部剪断キーを取り外し、中空部17に追加の鉛を圧入する。追加の鉛の中空部17への圧入は、追加の鉛を中空部17の上部に油圧ラム等により押し込んで行う。追加の鉛の中空部17への圧入後、上部フランジ板43と仮の上部剪断キーと、上部フランジ板43及び仮の上部剪断キー間のロードセル(圧力センサ)とを最上位の剛性層3にボルト49を介して固定し、ロードセルからの電気信号に基づく面圧Prと面圧P0とから比Pr/P0を求め、比Pr/P0が1.00以上である場合には、上記と同様にして仮の上部剪断キーに代えて上部剪断キー45と上部フランジ板43とを最上位の剛性層3にボルト49を介して固定する一方、比Pr/P0が1.00よりも小さい場合には、比Pr/P0が1.00以上になるまで、以上の追加の鉛の中空部17への圧入を繰り返す。
なお、比Pr/P0が1.00以上になる場合には、無荷重(W=0)で弾性層2の内周面15が凹面81に変形しなくてもよい。
こうして製造された免震支持装置1では、より安定な免震特性を得ることができ、加えて弾性層2及び鉛プラグ18の疲労、損壊を回避することができ、特に優れた耐久性及び免震効果並びに製造性を得ることができる。
実施例1、2及び3の免震支持装置1
弾性層2:厚さt1=2.5mm、外周面4の径(外径)=250mm、変形前の円筒状の内周面15の径(内径)=50mmであって、せん断弾性率=G4の天然ゴムからなる円環状のゴム板を20枚使用
最上位及び最下位の剛性層3:夫々厚さt2=20mm、外周面5の径(外径)=250mm、内周面16の径(内径)=50mmの鋼板を使用
凹所23及び28の夫々の深さ=10mm
最上位及び最下位の剛性層3間の剛性層3:厚さt3=1.6mm、外周面5の径(外径)=250mm、内周面16の径(内径)=50mmの鋼板を19枚使用
被覆層6:厚さ=5mm
鉛プラグ18:免震支持装置1において、支持する荷重W=801kNに対して、実施例1では、比Vp/Q=0.99及び比Pr/P0=1.78となるように、実施例2では、比Vp/Q=1.01及び比Pr/P0=2.03となるように、そして、実施例3では、比Vp/Q=1.03及び比Pr/P0=2.40となるように、中空部17に鉛を夫々充填して鉛プラグ18を形成した。
比較例1及び2の免震支持装置
支持する荷重W=801kNに対して、比較例1では、比Vp/Q=0.93及び比Pr/P0=0.55となるように、そして、比較例2では、比Vp/Q=0.95及び比Pr/P0=1.04となるように、中空部17に鉛を夫々充填して鉛プラグ18を形成した以外、実施例と同様の免震支持装置を製造した。
実施例1、2及び3の免震支持装置1と比較例1及び2の免震支持装置との夫々の上板10に荷重W=801kNを加えた状態で、最大±5mmの水平変位(せん断歪10%)をもって上板10に対して下板11に水平方向Hに振動(加振周波数f=0.5Hz、加振周期T=1/f=2sec)を加えた場合の水平変位−水平力(水平応力)の履歴特性を測定した結果を、実施例1については図4に、実施例2については図5に、実施例3については図6に、比較例1については図7に、そして、比較例2については図8に夫々示す。図4から図6に示す履歴特性から明らかであるように、実施例1、2及び3の免震支持装置1では、より安定な免震特性を得ることができ、トリガ機能を有し、大振幅の地震に対して好ましく対応し得、また、比較例1の免震支持装置では、図7の矢印で示すように凹みが生じて不安定な免震特性となり、トリガ機能を好ましく得ることができず、比較例2の免震支持装置でも、図8に示すように比較例1の免震支持装置と同等の特性を呈していることが判る。なお、比Pr/P0が5.90を超えるように、中空部17へ鉛を圧入しようとしたが、弾性層2の内周面15の損壊なしに、これを行うことは困難であることも判明した。
1 免震支持装置
2 弾性層
3 剛性層
4、5 外周面
6 被覆層
7 積層体
8 上端面
9 下端面
10 上板
11 下板
12 内周面
13 下面
14 上面
15 内周面
16 内周面
17 中空部
18 鉛プラグ

Claims (7)

  1. 交互に積層された複数の環状の弾性層及び剛性層を有する積層体と、この積層体の上端面及び下端面に取付けられた上板及び下板と、積層体の内周面、上板の下面及び下板の上面で規定されていると共に上板の下面から下板の上面まで弾性層及び剛性層の積層方向に伸びた中空部に配置された振動減衰体とを具備していると共に上板に加わる荷重を積層体及び振動減衰体を介して下板で支持するようになっており、支持する荷重に基づく振動減衰体からの上板への面圧Prと当該荷重に基づく積層体の荷重に対する受圧面での面圧P0との比Pr/P0は、1.00以上(比Pr/P0≧1.00)であり、振動減衰体は、積層体に荷重が付加されていない状態での中空部の容積の0.99倍以上から1.10倍以下の体積をもって、中空部に配置されている一方、積層体に荷重が付加された状態では、積層体の内周面、上板の下面及び下板の上面に対して隙間を生じさせないように、中空部に配置されている免震支持装置。
  2. 振動減衰体は、比が1.00を超えるように又は1.09以上、2.02以上若しくは2.50以上となるように、中空部に配されている請求項1に記載の免震支持装置。
  3. 振動減衰体は、比が5.90以下となるように、中空部に配されている請求項1又は2に記載の免震支持装置。
  4. 振動減衰体は、塑性変形で振動エネルギを吸収する減衰材料からなる請求項1から3のいずれか一項に記載の免震支持装置。
  5. 減衰材料は、鉛、錫又は非鉛系低融点合金からなる請求項4に記載の免震支持装置。
  6. 中空部を規定する積層体の内周面は、積層体に支持する荷重が付加された状態では、振動減衰体が弾性層に食い込んで、当該弾性層の位置で凹面になっている請求項1から5のいずれか一項に記載の免震支持装置。
  7. 中空部を規定する積層体の内周面は、積層体に支持する荷重が付加された状態では、振動減衰体が弾性層に食い込んで、当該剛性層の位置で凸面になっている請求項1から6のいずれか一項に記載の免震支持装置。
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