JP2018178547A - 溝内異物除去装置 - Google Patents
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Abstract
Description
前記溝内異物除去装置は、清掃部材、車輪、および、操作部等が機体フレームに設けられて構成される。前記溝内異物除去装置は、作業者が操作部を把持した状態で、モータ等の動力源によって車輪を回転駆動させて走行しつつ、前記動力源によって清掃部材が回転駆動することによって道路の舗装面の溝内に堆積した異物を掻き出すようにして除去する。清掃部材は、清掃体を備える。清掃体は、例えば、複数本の金属製の線状部材が清掃部材の回転軸を中心にして放射状に配置される。
このため、前記溝内異物除去装置では、道路の舗装面の溝内に堆積した異物を除去して溝内を清掃するときに、清掃部材の清掃体が溝に引っ掛った際に、清掃部材の回転不良が生じ、また、前記溝内異物除去装置が振動して(ガタついて)前記溝内異物除去装置の作業姿勢が安定しなくなる場合がある。
そして、前記溝内異物除去装置では、このように清掃部材の回転不良が生じ、また、作業姿勢が安定しなくなった場合には、作業者が、操作部や機体等を押し込みまた押さえ付ける等しながら前記溝内異物除去装置を走行させることを要し、道路の舗装面の溝内に堆積した異物を除去して溝内を清掃する作業が億劫なものとなっていた。
即ち、本発明によれば、道路の舗装面の溝内に堆積した異物を除去して溝内を清掃する作業を容易に行うことができる。
ここで、舗装面の溝は、路面の凍結防止や路面膨張によるひび割れ防止等のために舗装面に予め形成された溝(目地)、または、劣化によって生じた溝等を示す。
図1から図4に示すように、溝内異物除去装置1は、管理機2に清掃部材20が取付けられて構成される。
管理機2は、重量が例えば60〜80kg程度のもので構成され、エンジン4の最大出力が例えば4〜5kW程度のもので構成される。
清掃部材20は、清掃体21を備える。清掃体21は、例えば、複数本の金属製の線状部材が束ねられた状態または編込まれた状態等で清掃部材20の回転軸を中心にして放射状に配置される。清掃部材20は、回転駆動することによって、清掃体21の先端部分で道路の舗装面の溝内に堆積した異物を掻き出す。
したがって、溝内異物除去装置1によれば、動力源が比較的小型で出力の低いもので構成され、また、溝内異物除去装置1の重量が比較的軽量なもので構成されるものに比べて、溝内に堆積した異物を除去して溝内を清掃する作業を容易に行うことができる。
清掃部材20は、一対の保持部22を備える。
保持部22は、軸孔22aと、複数個(四個)の補助孔22bと、を備える。
保持部22の軸孔22aは、保持部22を貫通して形成され、保持部22の中央部に配置される。
保持部22の補助孔22bは、保持部22を貫通して形成され、保持部22の軸孔22aよりも半径方向外側に配置される。保持部22の補助孔22bは、軸孔22aを中心に90度位相を変えて配置される。
軸部材30は、取付部31と、フランジ部32と、固定部33と、複数個(四個)の補助部34と、を備える
フランジ部32は、軸孔32aと、複数個(四個)の補助孔32bと、を備える。
フランジ部32の軸孔32aは、フランジ部32を貫通して形成され、フランジ部32の中央部に配置される。
フランジ部32の補助孔32bは、フランジ部32を貫通して形成され、フランジ部32の軸孔32aよりも半径方向外側に配置される。フランジ部32の補助孔32bは、軸孔32aを中心に90度位相を変えて配置される。
軸部材30の固定部33は、凹部33aと、ネジ孔33bと、を備える。
軸部材30の固定部33の凹部33aは、略円錐状に構成される。凹部33aは、固定部33のフランジ部32が配置される側の反対側の端部の中央部に配置される。
軸部材30の固定部33のネジ孔33bは、凹部33a(固定部33のフランジ部32が配置される側の反対側の端部)の中央部に配置される。
脱落防止部材36は、軸部材30の取付部31に管理機2のロータリ軸7が嵌挿された状態で、取付部31の取付孔31aと管理機2のロータリ軸7の取付孔31aとに嵌挿させて軸部材30の取付部31の外側に先端部を突出させ、当該脱落防止部材36の先端部に抜止めピン37が設けられることによって、軸部材30が管理機2のロータリ軸7から脱落することを防止する(図3参照)。
内プレート40は、軸孔41と、補助孔42と、を備える。
内プレート40の軸孔41は、内プレート40を貫通して形成され、内プレート40の中央部に配置される。内プレート40の軸孔41は、軸部材30の固定部33を挿入可能に構成される。
内プレート40の補助孔42は、内プレート40を貫通して形成され、内プレート40の軸孔41よりも半径方向外側に配置される。内プレート40の補助孔42は、軸孔41を中心に90度位相を変えて配置される。内プレート40の補助孔42は、軸部材30の補助部34を挿入可能に構成される。
外プレート50は、軸孔53と、補助孔54と、を備える。
外プレート50の軸孔53は、外プレート50を貫通して形成され、外プレート50の中央部(凸面部51または凹面部52の中央部)に配置される。外プレート50の軸孔53は、軸部材30の固定部33が挿入不可能に構成される。外プレート50の軸孔53は、清掃部材20の保持部22の軸孔22aの直径、軸部材30の固定部33の直径、または、内プレート40の軸孔41の直径、よりも短い直径で構成される。
外プレート50の補助孔54は、外プレート50を貫通して形成され、軸孔53よりも半径方向外側に配置される。外プレート50の補助孔54は、軸孔53を中心に90度位相を変えて配置される。外プレート50の補助孔54は、軸部材30の補助部34を挿入可能に構成される。
留め部材60は、例えば、頭部61とネジ部62とを備えるビスで構成される。留め部材6のネジ部62は、外プレート50の軸孔53に挿入不可能に構成され、軸部材30の固定部33のネジ孔33bに螺合可能に構成される。
次に、軸部材30の固定部33を清掃部材20の保持部22の軸孔22aに挿入し、軸部材30の補助部34を清掃部材20の保持部22の補助孔22bに挿入する。
次に、外プレート50の凸面部51を清掃部材20側に向けて、外プレート50の凸面部51を清掃部材20の保持部22の軸孔22aの内側に配置するとともに軸部材30の固定部33の凹部33aに当接させて配置し、軸部材30の補助部34を外プレート50の補助孔54に挿入する。このとき、軸部材30の固定部33は、外プレート50の凸面部51と当接して外プレート50の補助孔54から外側に突出せず、また、軸部材30の補助部34は、外プレート50の補助孔54に挿入された状態で外プレート50の補助孔54から外側に突出しないように(軸部材30の補助部34の端部が外プレート50の外側の面と略面一となるように)構成される。
次に、留め部材60を、清掃部材20の保持部22の軸孔22aと外プレート50の軸孔53とに挿入して留め部材60のネジ部62と軸部材30の固定部33のネジ孔33bに螺合させていき、内プレート40と外プレート50とで清掃部材20を挟込むようにして保持し、清掃部材20、脱落防止部材36、内プレート40、および、外プレート50、を軸部材30の固定部33に固定する。このとき、留め部材60の頭部61は、外プレート50の凹面部52に当接して凹面部52内に配置され、外プレート50の外側に突出しないように(留め部材60の頭部61の端部が外プレート50の凹面部52よりも外側の面と略面一となるように)構成される。
以上のようにして、清掃部材20と、軸部材30と、脱落防止部材36と、内プレート40と、外プレート50と、留め部材60と、を組立てて、清掃部材20、脱落防止部材36、内プレート40、および、外プレート50、を軸部材30の固定部33に固定する。
またこのように構成されることから、管理機2の操作部10を水平回動させて機体前方に延出させた状態で機体後方に向かって走行させると、溝内の異物を除去する作業部分が作業者側から見え易く、溝内の異物を除去する作業を容易に行うことができる。
したがって、溝内異物除去装置1によれば、清掃部材20の回転動作を安定させることができる。
したがって、溝内異物除去装置1によれば、清掃部材20の回転動作をより確実に安定させることができる。
したがって、溝内異物除去装置1によれば、溝内を清掃しているときに、外プレート50の外側において、溝の内面が引っ掛かることを防止して、作業状態を安定させることができる。
したがって、溝内異物除去装置1によれば、管理機2のロータリ軸7への軸部材30の取付け作業を容易に行うことができる。
軸部材30のストッパ35は、丸棒状の部材であり、取付部31内に固定して設けられる。ストッパ35(ストッパ35の軸部材30側面)から軸部材30の取付部31の機体側端部までの距離は、ロータリ軸7の先端部からロータリ軸7の取付孔31aまでの距離と、略同一に構成される。軸部材30のストッパ35は、管理機2のロータリ軸7が軸部材30の取付部31に所定の位置(深さ)まで嵌挿されると、管理機2のロータリ軸7の先端部が当接して、軸部材30の取付部31への管理機2のロータリ軸7の嵌挿動作がそれ以上行えないようにする。前記管理機2のロータリ軸7が軸部材30の取付部31に嵌挿される所定の位置とは、取付部31の取付孔31aと管理機2のロータリ軸7の取付孔31aとが一致可能な嵌挿深さである。
また、図12に示すように、溝内異物除去装置1では、清掃部材20の厚みが薄い仕様のものを複数個(二個)配置することもできる。
このように構成することにより、軸部材30の取付部31とフランジ部32と固定部33とを、より確実に一体的に固定した状態とすることができる。
2 管理機
3 機体フレーム
4 エンジン
5 駆動ケース
6 ミッションケース
7 ロータリ軸
8 車輪
9 補助輪
10 操作部
20 清掃部材
21 清掃体
22 保持部
30 軸部材
40 内プレート
50 外プレート
60 留め部材
Claims (3)
- 道路の舗装面の溝内に堆積した異物を除去して前記溝内を清掃する、溝内異物除去装置であって、
管理機に取付けられて、前記管理機のエンジンを動力源として回転駆動することによって、前記道路の舗装面の溝内に堆積した異物を掻き出すようにして除去する清掃部材を、備える、溝内異物除去装置。 - 前記管理機のロータリ軸に取付けられ、前記清掃部材を支持する軸部材を備え、
前記清掃部材は、前記軸部材を介して前記管理機のロータリ軸に取付けられて、前記管理機のロータリ軸が回転駆動することによって前記軸部材とともに回転駆動する、
請求項1に記載の溝内異物除去装置。 - 前記軸部材は、前記管理機のロータリ軸が回転駆動して前記軸部材とともに前記清掃部材が回転駆動するときに、前記清掃部材の回転動作を補助する補助部を備え、
前記補助部は、前記軸部材の回転軸方向からみて前記軸部材の回転軸よりも外側に配置される、
請求項2に記載の溝内異物除去装置。
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