JP2018177351A - 梱包体およびその製造方法 - Google Patents

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正明 加藤
匠 久保田
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Abstract

【課題】光導波路を梱包した梱包体において、光導波路の破損や汚染を低減し、また、光導波路を位置精度よくピックアップできるようにする。【解決手段】光導波路100と、光導波路100を梱包する梱包部材5とを備える梱包体において、梱包部材5には光導波路100を配置する凹部10が設けられており、凹部10の底面20に交わる断面において、底面20と凹部10の側面24とは、凹部10の外側に向かって凸となる曲面22で繋がっている。【選択図】図2

Description

本発明は梱包体およびその製造方法、特に、光導波路の梱包体およびその製造方法に関する。
光導波路は、次世代の光−電気複合配線に必要な技術として検討されている。特に、光導波路フィルムは、古典的な光ファイバーでは難しい複雑な配線が可能であり、また、既存技術の応用で微小構造体を形成することができるため、盛んに検討されている(特許文献1〜3等)。
特開2003−103738号公報 特表2012−520480号公報 特開2016−34845号公報
光導波路の実用化に当たっては、光導波路自体の性能(光伝送能など)の向上以外にも、様々な観点を考慮する必要がある。
たとえば、光導波路を搬送する際には、光導波路を適当な梱包体に梱包する必要がある。その際、光導波路の破損や汚染を防ぐ必要がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明は、光導波路を梱包した梱包体において、光導波路の破損や汚染を低減することを目的とする。
本発明によれば、
光導波路と、
前記光導波路を梱包する梱包部材とを備え、
前記梱包部材には前記光導波路を配置する凹部が設けられており、
前記凹部の底面に交わる断面において、前記底面と前記凹部の側面とは、前記凹部の外側に向かって凸となる曲面で繋がっている梱包体
が提供される。
また、本発明によれば、
光導波路を梱包部材に梱包して梱包体を形成し、
前記梱包部材には前記光導波路を配置する凹部が設けられており、
前記凹部の底面と側面とは、前記凹部の外側に向かって凸となる曲面で繋がっている梱包体の製造方法
が提供される。
本発明によれば、光導波路を梱包した梱包体において、光導波路の破損や汚染を低減でき、また、光導波路を位置精度よくピックアップできる。
本発明の第1実施形態を模式的に表す図(上面図)である。 (a)は、図1におけるA−A断面の模式図である。(b)は、(a)の一点鎖線で囲われた部分を拡大したものである。 第2実施形態の梱包体を説明するものである。(a)は断面図、(b)は(a)の一点鎖線で囲われた部分を拡大した図、(c1)および(c2)は、「第2状態」(後述)を説明するための図である。 第2実施形態の変形例を模式的に示した図である。(a)は断面図、(b)は(a)の一点鎖線で囲われた部分を拡大した図、(c)は本変形例における「第2状態」(後述)を説明するための図である。 第2実施形態の更なる変形例を模式的に示す図(断面図)である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
また、煩雑さを避けるため、(i)同一図面内に同一の構成要素が複数ある場合には、その1つのみに符号を付し、全てには符号を付さない場合や、(ii)特に図2以降においては、図1と同様の構成要素に改めては符号を付さない場合がある。
さらに、すべての図面はあくまで説明用のものであり、図面中の各部材の形状や寸法比などは、必ずしも現実の物品と対応するものではない。
本明細書中、「略」という用語は、特に明示的な説明の無い限りは、製造上の公差や組立て上のばらつき等を考慮した範囲を含むことを表す。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の梱包体の構造を例示する上面図である。また、図2(a)は、図1のA−A断面図であり、図2(b)は、図2(a)の一点鎖線で囲われた部分を拡大した図である。
この梱包体は、構成要素として、光導波路100と、梱包部材5とを備える。
梱包部材5の上面には、凹部10が設けられ、その凹部10の位置に、光導波路100が配置されている。
凹部10の内側の面は、底面20、曲面22および側面24を備える。曲面22は、凹部10の外側に向かって凸となる曲面となっている。また、底面20と側面24は、曲面22で繋がっている。梱包部材5を上面視したとき、曲面22は、好ましくは底面20の全周に渡って設けられている。
第1実施形態においては、特に、曲面22があることにより、底面20と側面24が、曲面22を介さずに直角につながっている場合に比べ、角(コーナー)に異物がたまるのを防ぐことができる。もし異物がたまっても、洗浄が容易である。よって、光導波路100の汚染を低減できる。
また、底面20と側面24が、曲面22を介さずにつながっている場合(例えば底面20と側面24が略直角につながっている場合)に比べ、光導波路の側面103が、凹部10の側面24に衝突しにくくなる。よって、光導波路100の破損を低減できる。
加えて、曲面22があることにより、光導波路100が凹部10の中心部に自然と寄ることとなるため、梱包部材5の中において光導波路100の位置が一定となりやすい。これにより、光導波路100を効率よくピックアップできるという効果もある。
以下、光導波路100、梱包部材5、光導波路100と梱包部材5について、具体的に説明する。
・光導波路100
光導波路100は、たとえば、樹脂を含むポリマー光導波路である。ポリマー光導波路は、複数の樹脂層が積層された構造を有する。たとえば、光導波路100は板状、すなわちシート状をしており、光導波路100においてクラッド層、コア層、クラッド層が厚さ方向にこの順に積層されている。光導波路100は互いに平行な2つの主面、すなわち他の面と比較して大きい面を有している。
ここで、2つの主面のうち、梱包部材5の凹部10の底面20側の主面を第1主面101、もう1つのほうの主面を第2主面102とする。
また、光導波路100の主面以外の面を「側面」と呼ぶ。光導波路の側面103は、たとえば光導波路100の主面に略垂直である。
光導波路100ではコア内を光が伝搬する。そして、光導波路100の表面には2以上の入出射部が形成されている。各入出射部では、コアに対する光の入力および出力のうち少なくとも一方が行われる。入出射部は、光導波路100の主面(第1主面101および/または第2主面102)に設けられていてもよいし、光導波路の側面103に設けられていてもよい。
光導波路100は、たとえば、アクリル系樹脂、メタクリル系樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、エポキシ系樹脂やオキセタン系樹脂のような環状エーテル系樹脂、ポリアミド、ポリイミド、ポリベンゾオキサゾール、ポリシラン、ポリシラザン、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、ポリウレタン、ポリオレフィン系樹脂、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリクロロプレン、PETやPBTのようなポリエステル、ポリエチレンサクシネート、ポリサルフォン、ポリエーテル、また、ベンゾシクロブテン系樹脂やノルボルネン系樹脂等の環状オレフィン系樹脂およびフェノキシ樹脂からなる群から選択される一以上の樹脂を含む。
光導波路100の平面形状は特に限定されず、用途等に応じて適宜設計してよい。単に細長い形状だけでなく、分岐等がある形状であってもよい。
・梱包部材5
梱包部材5を上面視したとき(図1におけるz方向から見たとき)の、凹部10の輪郭線の形状は、光導波路100が梱包される限りにおいて特に限定されないが、梱包される光導波路100を上面視したときの形状と略相似した形状であることが好ましい。こうすることで、光導波路100が凹部10の中心部に一層寄りやすくなる。
また、梱包体を上面視したとき(図1におけるz方向から見たとき)の、凹部10の面積をS、光導波路100の面積をSとしたとき、S/Sの下限値は1が好ましく、1.1がより好ましく、1.2がさらに好ましい。また、S/Sの上限値は、8が好ましく、6がより好ましく、4がさらに好ましい。S/S2を適当な値とすることで、光導波路100を梱包部材5に梱包する作業がやりやすくなる。また、搬送中に光導波路100が過度に動くことが抑制され、光導波路100の破損を低減できる。
凹部10の曲面22の形状は、好ましくは、断面形状において略円弧状又は楕円弧状である。また、曲面22の曲率半径rは、好ましくは0.05mm以上、より好ましくは0.1mm以上3mm以下である。なお、曲面22の曲率半径は断面の方向によって異なるが、そのうちの最小の曲率を曲率半径rとする。
曲率半径rを適当な値とすることで、光導波路100が凹部10の中心部により寄りやすくなったり、たまった異物の洗浄をより容易にしたりすることができる。また、曲率半径rを適当な値とすることで、梱包部材5自体を製造しやすくなる。
また、一態様として、曲率半径rは、光導波路100の厚さtよりも大きいことが好ましい。こうすることで、光導波路の側面103を、梱包部材5の側面24からより一層遠ざけやすくなり、結果、光導波路100の破損を一層低減できると考えられる。
さらに、梱包部材5を上面視したときの底面20の面積をS'、曲面22の面積をS'とすると、S'/S'の下限値は、0.01が好ましく、0.05がより好ましく、0.1がさらに好ましい。また、この上限値は、1が好ましく、0.8がより好ましく、0.5がさらに好ましい。
底面20は、好ましくは平面を有している。より好ましくは、底面20は、その全体が略平面状である。これにより、光導波路100をピックアップする時に、光導波路100が沈み込んだり曲がったりすることが抑えられる。よって、光導波路100をよりピックアップしやすくなる。
梱包体を上面視したとき(図1におけるz方向から見たとき)の、底面20の輪郭線の形状は、梱包される光導波路100を上面視したときの形状と略同一、または、略相似した形状であることが好ましい。
また、梱包体を上面視したとき(図1におけるz方向から見たとき)の、底面20の面積をS'、光導波路100の面積をS'としたとき、S'/S'の下限値は1が好ましく、1.1がより好ましく、1.2がさらに好ましい。また、S/Sの上限値は、8が好ましく、6がより好ましく、4がさらに好ましい。S'/S'を適当な値とすることで、光導波路の側面103が曲面22に乗り上げたまま光導波路100が凹部10に収容されることを防ぐことができる。つまり、光導波路の側面103の破損を一層低減できる。
側面24は、好ましくは平面を有している。また、側面24は、突起等の無い滑らかな略平面状であることが好ましい。これにより、光導波路100のピックアップ時に、光導波路100をスムーズに取り出すことができる。
底面20が平面を有し、また、側面24が平面を有する場合、一態様として、側面24が有する平面は、底面20が有する平面に対して略垂直であることが好ましい。
また、別の態様として、側面24が有する平面は、底面20が有する平面に対して略垂直ではなく、外方向に対して(例えば20°以内で)傾いていてもよい。一例としては、図2(a)において、左側の側面24の平面は、底面20の平面に対して略垂直であるが、この左側の側面24の平面が、左側に例えば20°以内で傾いていてもよい。
なお、底面20の全体が略平面状であり、側面24が平面を有する場合、それら平面部分をそれぞれ底面20および側面24とし、残部の曲面部分を曲面22とみなすことができる。
梱包部材5の材質は、特に限定されない。例えば、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタラート、ポリ塩化ビニル、およびポリカーボネートからなる群から選択される一以上の樹脂を含むことが好ましい。梱包部材5がポリ塩化ビニルを含む場合、成型性に優れる。梱包部材5がポリエチレンテレフタラートを含む場合、安価で製造できる。また、梱包部材5がポリプロピレンおよびポリカーボネートの少なくともいずれかを含む場合、梱包部材5の耐久性が高まる。
凹部10の側面24の少なくとも一部には、導電性材料が露出していることが好ましい。これにより、静電気の帯電による異物吸着を低減できる。
梱包部材5をこのような構成とする方法としては、例えば、塗布や蒸着により導電性の表面層を設ける方法、導電性材料(導電性カーボンや金属等)を含む樹脂組成物で梱包部材5を作製する方法などが挙げられる。
なお、梱包部材5は、凹部10以外の部分に導電性材料が露出していてもよい。
梱包部材5は、位置や方向を検出するためのマーク、ハンドリング性を向上させるための取手部または吸盤吸着部などを備えていてもよい。
以上、凹部10の断面形状や好ましい態様などについて、図2すなわち図1のA−A断面に基づき説明したが、図1のB−B断面においても、凹部10の断面形状等の態様は、上記の説明と同様であることが好ましい。第2実施形態等においても同様である。
(第2実施形態)
図3は、第2実施形態の梱包体を説明するものである。図3(a)は断面図、図3(b)は図3(a)の一点鎖線で囲われた部分を拡大した図、図3(c1)および(c2)は、後述する「第2状態」を説明するための図である。
光導波路100および梱包部材5については、第1実施形態(図1、図2)において説明した光導波路100および梱包部材5と同様である。好ましい態様等も同様である。
梱包部材5の上に、蓋部6が載せられ、凹部10の開口を覆っている。これにより、外部からの異物の侵入を低減することができ、光導波路100の汚染を一層防げる。
梱包部材5と蓋部6は、適当な固定手段(結束部材、テープ等)により互いに動かないように固定されていることが好ましい。これにより、搬送時にも蓋部6が動かなくなり、結果、異物の侵入を低減しつつ梱包体のハンドリング性を高めることができる。
蓋部6の態様(形状等)は、凹部10の開口を覆うことが可能である限り、特に限定されない。図3では、蓋部6は平板状であるように描かれているが、それ以外の形状であってもよい。
蓋部6は、梱包部材5の一部と嵌合するような嵌合部、溝、突出部等を備えていてもよい。
蓋部6は、位置や方向を検出するためのアライメントマークを備えていてもよい。
光導波路100は、光導波路100の底面20側の主面である第1主面101が底面20と平行であり、かつ、第1主面101が最も底面20に近づいている(典型的には接している)第1状態(図3(a))と、第1主面101が第1状態よりも底面20から離れている第2状態(図3(c1)、図3(c2)等)を取りうることが好ましい。つまり、光導波路100は、蓋部6等により押圧/固定されていないことが好ましい。これにより、光導波路100が押圧力等でダメージを受けることを避けることができる。
光導波路100が、上記の第1状態と第2状態を取り得る場合においては、凹部10の深さ方向で見た場合に、第1状態において、曲面22の、側面24側の端部は、光導波路100の第1主面101とは反対側の第2主面102よりも、底面20から離れていることが好ましい。すなわち、図3(b)において、曲面22の側面24側の端部を通り、底面20に平行な補助直線(破線)Lは、第2主面102よりも上に存在することが好ましい。
これにより、第1状態において、光導波路の側面103を凹部10の側面24からより遠ざけることができ、光導波路の側面103の破損をより低減することができる。
(第2実施形態の変形例)
図4は、第2実施形態の変形例を模式的に示した図である。図4(a)は断面図、図4(b)は図4(a)の一点鎖線で囲われた部分を拡大した図、図4(c)は本変形例における「第2状態」を説明するための図である。
この変形例は、主として光導波路100の厚さが大きい点で第2実施形態と異なっている(図3(b)も参照)。なお、光導波路100の厚さは、図4(b)中にtと表記している。
この変形例において、曲面22の側面24側の端部と、蓋部6の凹部10側の面との距離dは、光導波路100の厚さtよりも小さい。
これにより、第2状態でも、光導波路の側面103が凹部10の側面24に当たらないようにすることができる(図4(c)参照)。すなわち、光導波路の側面103の破損、汚染等を一層低減できる。
一方、dを、tよりも大きくしてもよい。
この場合、第2状態において光導波路の側面103が梱包部材5の側面24に接触しうる。しかし、dがtより小さいと、光導波路100に反りが生じている場合などに、光導波路100が凹部10内に収まらず、上方にはみ出してしまう可能性がある。光導波路100が上方にはみ出したまま蓋部6で蓋をした場合、結果として光導波路100にダメージを与える可能性がある。すなわち、dを、tよりも十分大きくすることで、光導波路100に反りが生じている場合等でも、光導波路100を確実に凹部10に収めて梱包体を作製することができる。
(第2実施形態の更なる変形例)
図5は、第2実施形態の更なる変形例を模式的に示す図(断面図)である。
この変形例では、複数枚(図5においては2枚)の梱包部材5が、凹部10の深さ方向に積層されており、上方の梱包部材5が、その一つ下の梱包部材5の蓋部6を兼ねている。
これにより、梱包部材5と形状が異なる蓋部6を別途準備する必要がなくなる。すなわち、梱包体の製造コスト削減、管理のしやすさ等のメリットがある。また、上方の梱包部材5が、その一つ下の梱包部材5の蓋部6を兼ねることにより、梱包体全体を小型化できるため、一度に多くの光導波路100を梱包でき、そして運搬や保管できるというメリットがある。
上方の梱包部材5と、その一つ下の梱包部材5は、適当な固定手段(結束部材、テープ等)により互いに動かないように固定されていることが好ましい。これにより、搬送時にも蓋部6が動かなくなり、結果、異物の侵入を低減しつつ梱包体のハンドリング性を高めることができる。
なお、図5では、梱包部材5は2段の積層となっているが、より多段の積層であってもよいことは言うまでもない。例えば、2〜100段の積層であってもよい。
(梱包体の製造方法)
第1実施形態および第2実施形態(変形例を含む)の梱包体は、光導波路100を配置する凹部10が設けられている梱包部材5に、光導波路100を梱包することで製造できる。ここで、凹部10の底面20と側面24とは、凹部10の外側に向かって凸となる曲面22で繋がっている。
梱包体が蓋部6を備える場合には、梱包部材5に蓋部6で蓋をした後に、適当な固定手段(結束部材、テープ等)により梱包部材5と蓋部6を固定することが好ましい。
なお、梱包体は、上記以外の工程により得てもよいことは言うまでもない。
以上、図面を参照しつつ本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することができる。
5 梱包部材
6 蓋部
10 凹部
20 底面
22 曲面
24 側面
100 光導波路
101 第1主面
102 第2主面
103 光導波路の側面

Claims (11)

  1. 光導波路と、
    前記光導波路を梱包する梱包部材とを備え、
    前記梱包部材には前記光導波路を配置する凹部が設けられており、
    前記凹部の底面に交わる断面において、前記底面と前記凹部の側面とは、前記凹部の外側に向かって凸となる曲面で繋がっている梱包体。
  2. 請求項1に記載の梱包体において、
    前記曲面の曲率半径rは、0.05mm以上である梱包体。
  3. 請求項1または2に記載の梱包体において、
    前記底面は平面を有している梱包体。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の梱包体において、
    前記凹部の開口を覆う蓋部をさらに備える梱包体。
  5. 請求項4に記載の梱包体において、
    複数の前記梱包部材が前記凹部の深さ方向に積層されており、
    前記梱包部材が一つ下の前記梱包部材の前記蓋部を兼ねる梱包体。
  6. 請求項4または5に記載の梱包体において、
    前記光導波路は、
    前記光導波路の前記凹部の前記底面側の主面である第1主面が前記底面と平行であり、かつ、前記第1主面が最も前記底面に近づいている第1状態と、
    前記第1主面が前記第1状態よりも前記底面から離れている第2状態と、
    を取り得る梱包体。
  7. 請求項6に記載の梱包体において、
    前記凹部の深さ方向で見た場合、前記第1状態において、前記曲面の前記側面側の端部は、前記光導波路の前記第1主面とは反対側の第2主面よりも、前記底面から離れている梱包体。
  8. 請求項4〜7のいずれか一項に記載の梱包体において、
    前記曲面の前記側面側の端部と前記蓋部の前記凹部側の面との距離dは、前記光導波路の厚さtよりも小さい梱包体。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の梱包体において、
    前記光導波路は樹脂を含む梱包体。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の梱包体において、
    前記凹部の側面の少なくとも一部には導電性材料が露出している梱包体。
  11. 光導波路を梱包部材に梱包して梱包体を形成し、
    前記梱包部材には前記光導波路を配置する凹部が設けられており、
    前記凹部の底面と側面とは、前記凹部の外側に向かって凸となる曲面で繋がっている梱包体の製造方法。
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