JP2018174760A - 動物用トイレ - Google Patents

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Abstract

【課題】本開示は、排泄領域の位置ずれを抑制し且つ前記排泄領域の動物用トイレに対する面積率を確保し易くしつつ、動物を、動物用トイレの進入方向の奥側に誘導し易く、動物の排泄物が動物用トイレの外に漏れにくい動物用トイレを提供するものである。【解決手段】本開示の動物用トイレは、吸収性シート7を固定するための固定部材3と吸収性シート7が露出し、動物Aが排泄するための排泄領域11とを備える動物用トイレ1であって、固定部材3は、動物Aの進入方向を有し、動物Aが進入するための進入部13、15と、進入部13、15以外の非進入部17、19とを有し、非進入部17、19は、排泄領域11を挟んで、進入部13、15と向かい合うように少なくとも配置され、進入部13、15の進入方向の長さが、非進入部17、19の、進入部13、15と向かい合う部分の、進入方向E1、E2の長さよりも長いことを特徴とする。【選択図】図5

Description

本開示は、犬等の排泄物を受容するための動物用トイレに関する。
例えば、室内で飼育する犬等の動物の排泄物等を処理するため、液透過性のトップシート及び液不透過性のバックシート並びにこれらのトップシートとバックシートとの間に配設された吸収体を備えた吸収性物品としての吸収性シートが広く知られている。
この種の吸収性シートは、動物がその上面に乗ることによって位置がずれて皺が寄ったり、めくれたりする場合があるため、例えば特許文献1に示す動物用トイレのように、パネル押さえ部を構成する固定部材を吸収性シートの上面側に載せて押されることにより、その吸収性シートの位置ずれやめくれを防止することが行われている。
この特許文献1に開示された発明は、排泄物を収容する排泄物収容部を有し、上面が開口した下部容器と、
前記排泄物収容部の上部を覆うように配置される使い捨ての液透過パネルと、
前記下部容器と前記液透過パネルとの間に配置され前記液透過パネルを支持するパネル支持部と、
前記液透過パネルの周縁部の近傍の少なくとも一部を該液透過パネルの上面側から押さえるパネル押さえ部と、を備える犬用システムトイレである。
上記特許文献1に開示される従来の動物用トイレは、パネル押さえ部を構成する固定部材が、動物が排泄するための排泄領域を包囲するように上方から固定する構成を有している。また、当該動物用トイレは、前記固定部材に設けられた、動物が進入するための進入部から、動物が、進入方向に、当該動物用トイレ内に進入可能に構成されている。さらに、前記固定部材は、前記進入部であると前記進入部以外の部分であるとに関わらず、幅の長さが一様であるように構成されている。
特開2013−202028号公報
本開示の発明者らは、犬など、室内で飼育されている動物が、吸収性シート等の柔軟な感触を有する部分、又はプラスチックパネル等の硬い部材を介してその下に配設された吸収性シート等の柔軟性を感取した部分を排泄領域と認識することに関する知見を得た。また、本開示の発明者らは、当該動物が、動物用トイレで排泄する際に、当該動物が排泄領域と認識する部分に、四肢のうちの一本以上が着地した場合に排泄する習性を有することに関する知見を得た。
上記知見によれば、上記文献1に記載されているような従来の動物用トイレにおいては、当該動物は、排泄する際に、前脚で前記進入部から当該動物用トイレに進入し、当該動物が排泄領域と認識する部分に前脚が着地すると、排泄する場合がある。ところが、従来の動物用トイレにおいては、動物が、動物用トイレの進入方向の奥側に誘導されないと、動物の前脚が前記排泄領域に着地していても、動物の排泄器が前記動物用トイレ内に収まらないまま、動物が排泄してしまい易く、動物の排泄物が動物用トイレの外に漏れてしまう虞があった。
一方で、上記問題を解決するために、前記動物用トイレにおいて、固定部材の幅の長さを一様に長くすると、動物が動物用トイレの進入方向の奥側に進入するまで動物が排泄領域に到達できず、その結果、動物を動物用トイレの進入方向の奥側に誘導し易くなる。しかしながら、かかる動物用トイレにおいては、固定部材の幅の長さを確保しなければならない分、前記排泄領域の前記動物用トイレに対する面積率を確保し難くなる。
また、逆に、前記固定部材の幅の長さを短くし、或いは前記動物用トイレを、前記固定部材を一部備えない構成、より具体的には、前記排泄領域を挟んで前記進入部と向かい合うように配置されている部分における固定部材を備えない構成とすると、当該構成は、前記排泄領域の位置ずれの原因となり、動物の排泄物が動物用トイレの外に漏れ易くなる虞がある。
そこで、本開示は、排泄領域の位置ずれを抑制し且つ前記排泄領域の動物用トイレに対する面積率を確保し易くしつつ、動物を、動物用トイレの進入方向における奥側に導し易く、動物の排泄物が動物用トイレの外に漏れにくい動物用トイレを提供することを目的とする。
そこで、本開示に係る動物用トイレは、
吸収性シートを固定するための固定部材と、前記吸収性シートが露出し、動物が排泄するための排泄領域とを備える動物用トイレであって、
前記固定部材は、前記動物の進入方向を有し、前記動物が進入するための進入部と、前記進入部以外の非進入部とを有し、
前記非進入部は、前記排泄領域を挟んで、前記進入部と向かい合うように少なくとも配置され、
前記進入部の前記進入方向の長さが、前記非進入部の、前記進入部と向かい合う部分の、前記進入方向の長さよりも長い、
ことを特徴とする。
本開示によれば、排泄領域の位置ずれを抑制し且つ前記排泄領域の動物用トイレに対する面積率を確保し易くしつつ、動物を、動物用トイレの進入方向の奥側に誘導し易く、動物の排泄物が動物用トイレの外に漏れにくい動物用トイレを提供することができる。
図1は、本開示の第1実施形態に係る動物用トイレ1を示す斜視図である。 図2は、本開示の第1実施形態に係る動物用トイレ1の分解斜視図である。 図3は、本開示の第1実施形態に係る動物用トイレ1の平面図である。 図4は、図3のIV−IV’線に沿った端面図である。 図5は、本開示の第1実施形態に係る動物用トイレ1の使用態様の一例を模式的に示す図である。 図6は、本開示の第2実施形態に係る動物用トイレ1を示す斜視図である。 図7は、従来技術における動物用トイレ1の使用態様の一例を模式的に示す図である。
[態様1]
吸収性シートを固定するための固定部材と、前記吸収性シートが露出し、動物が排泄するための排泄領域とを備える動物用トイレであって、
前記固定部材は、前記動物の進入方向を有し、前記動物が進入するための進入部と、前記進入部以外の非進入部とを有し、
前記非進入部は、前記排泄領域を挟んで、前記進入部と向かい合うように少なくとも配置され、
前記進入部の前記進入方向の長さが、前記非進入部の、前記進入部と向かい合う部分の、前記進入方向の長さよりも長い、
前記動物用トイレ。
本態様の動物用トイレは、進入部の進入方向の長さが、非進入部の、進入部と向かい合う部分の、進入方向の長さよりも長く構成されているので、進入部の進入方向の長さが、非進入部の、進入部と向かい合う部分の、進入方向の長さと同等に構成されている場合に比べて、排泄領域が、進入方向の奥側に配置されることになる。そのため、前脚が排泄領域に到達するまで進入する動物の習性を利用して、動物を、進入部から進入方向の奥側に誘導しやすくなる。その結果、本態様の動物用トイレは、動物の前脚が前記排泄領域に着地すると、動物の排泄器が前記動物用トイレ内に収まった状態で動物が排泄し易くなるので、動物の排泄物が動物用トイレの外に漏れにくい。
また、本態様の動物用トイレは、上記構成を有するので、吸収性シートを固定しつつも、非進入部の、進入部と向かい合う部分の、進入方向の長さが進入部の進入方向の長さと同等に構成されている場合と比べて、排泄領域の動物用トイレに対する面積率を確保し易い。
さらに、本態様の動物用トイレは、固定部材において、進入部以外の部分に非進入部を有するので、動物を動物用トイレの進入方向の奥側に誘導し、動物の体圧による応力が排泄領域にかかっても、非進入部により吸収性シートが固定されているので、前記吸収性シートないし前記吸収性シートが露出する排泄領域の位置ずれを抑制し易い。
以上のように、本態様の動物用トイレは、排泄領域の位置ずれを抑制し易く且つ前記排泄領域の動物用トイレに対する面積率を確保し易くしつつ、動物を、動物用トイレの進入方向における奥側に誘導し易く、動物の排泄物が動物用トイレの外に漏れにくい。
[態様2]
前記進入部の前記進入方向の長さが、前記排泄領域における、前記進入部の前記進入方向に平行な方向に延びる長さの最大値の、10〜100%である、
態様1に記載の動物用トイレ。
本態様の動物用トイレは、進入部が、排泄領域における所定の方向に延びる長さの最大値に対して、所定の割合の進入方向の長さを有するので、かかる構成を有しない動物用トイレと比べて、動物を、動物用トイレの進入方向の奥側に誘導し易く、また仮に動物を、動物用トイレの進入方向の奥側に誘導しきれなかった場合でも、当該動物が進入部上で排泄し得る。したがって、本態様の動物用トイレは、動物の排泄物が動物用トイレの外に漏れにくくすることができる。
[態様3]
前記固定部材が、前記排泄領域を包囲するように設けられている、
態様1又は2に記載の動物用トイレ。
本態様の動物用トイレは、固定部材が、排泄領域を包囲するように設けられているので、吸収性シートが固定され易く、前記吸収性シートないし前記吸収性シートが露出する排泄領域の位置ずれを抑制し易い。
[態様4]
前記進入部は、前記排泄領域に近づくにつれて高さが低くなるように構成されている、
態様1〜3のいずれかに記載の動物用トイレ。
本態様の動物用トイレは、所定の構成を有する進入部を備えるので、仮に動物を、動物用トイレの進入方向の奥側に誘導しきれず、動物が進入部上で排泄してしまった場合でも、当該進入部の傾斜により排泄物を排泄領域に誘導し、動物の排泄物が動物用トイレの外に漏れにくくすることができる。
[態様5]
前記動物用トイレは、前記吸収性シートを載置するための載置部を有する底面トレイをさらに備える、
態様1〜4のいずれかに記載の動物用トイレ。
本態様の動物用トイレは、所定の構成を有する底面トレイをさらに備えるので、吸収性シートを底面トレイ上に安定的に配置でき、排泄領域の位置ずれを抑制しつつ動物の排泄物が動物用トイレの外に漏れにくくすることができる。
[態様6]
前記動物用トイレは、複数の開口部を有し、前記排泄領域に配置された前記吸収性シートを覆うためのカバー部材をさらに備える、
態様1〜5のいずれかに記載の動物用トイレ。
本態様の動物用トイレは、所定の構成を有するカバー部材を備えるので、動物が動物用トイレ内に進入しても吸収性シートが動物進入前の位置からずれにくい。したがって、本態様の動物用トイレは、排泄領域の位置ずれを抑制しつつ動物の排泄物が動物用トイレの外に漏れにくくすることができる。
[態様7]
前記動物用トイレは、前記非進入部の、前記排泄領域と接していない端縁に外接する部分の少なくとも一部において、壁部材をさらに備える、
態様1〜6のいずれかに記載の動物用トイレ。
本態様の動物用トイレは、前記非進入部の外縁の少なくとも一部において、壁部材をさらに備えるので、動物用トイレの進入方向の奥側に進入した動物が当該進入方向の奥側に留まり易い。したがって、本態様の動物用トイレは、動物の排泄物が動物用トイレの外に漏れにくくすることができる。
以下、本開示の動物用トイレの好適な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本開示においては、特に断りのない限り、「水平面上に置いた対象物(例えば、動物用トイレ、固定部材等)を、垂直方向の上方側から対象物の厚さ方向に見ること」を、単に「平面視」といい、さらに、当該平面視による図を「平面図」という。
本開示において用いる各種方向等については、特に断りのない限り、以下のとおりである。
本開示において、「第1方向」は「平面視における対象物の長さの一方の方向」を指し、「第2方向」は「平面視における対象物の長さの他方の方向」を指し、「厚さ方向」は「水平面上に置いた対象物に対して垂直方向」を指す。これらの第1方向、第2方向及び厚さ方向は、それぞれ互いに直交する関係にある。
また、「平面方向」とは、対象物の第1方向及び第2方向からなる平面が延在する方向を指すものとする。
また、本明細書では、特に断りのない限り、対象物(例えば、動物用トイレ、固定部材等)の厚み方向において、「対象物の使用時に、対象物の載置面に対して相対的に遠位側」を「上面側」といい、「対象物の使用時に、対象物の載置面に対して相対的に近位側」を「下面側」と称する。
[第1実施形態]
図1は、本開示の第1実施形態に係る動物用トイレ1を示す斜視図である。図2は、本開示の第1実施形態に係る動物用トイレ1の分解斜視図である。図3は、本開示の第1実施形態に係る動物用トイレ1の平面図である。図4は、図3のIV−IV’線に沿った端面図である。
図1〜4に示すように、本実施形態に係る動物用トイレ1は、吸収性シート7を固定するための固定部材3と、吸収性シート7が露出し、動物が排泄するための排泄領域11とを備える。また、本実施形態に係る動物用トイレ1はさらに、吸収性シート7を載置するための底面トレイ9と、排泄領域11に配置された吸収性シート7を覆うためのカバー部材5とを備える。
本実施形態に係る動物用トイレ1は、図1及び3に示すように、平面視にて略正方形状を有し、平面方向に拡がる面を載置面として、室内の壁の隅にその2辺が当接して配置されることができるように構成されている。
また、本実施形態に係る動物用トイレ1は、図3に示すように、動物Aが動物用トイレ1に進入可能な第1進入方向E1(図3における第1方向Xに平行且つ図3の左から右向きの方向)及び第2進入方向E2(図3における第2方向Yに平行且つ図3の下から上向きの方向)を有する。
[固定部材]
図3に示すように、本実施形態に係る動物用トイレ1における固定部材3は、平面視にて略正方形状の枠状に形成されたものとなっている。また、図2に示すように、固定部材3は、動物用トイレ1の最上面を構成し、その下面側に配置されるカバー部材5及び吸収性シート7のそれぞれの一部を露出するように構成されている。
本実施形態において、図1及び3に示すように、固定部材3は、第1進入部13、第2進入部15、第1非進入部17、第2非進入部19のそれぞれに区画される。また、図3に示すように、動物用トイレ1は、第1進入方向E1において、第1進入部13、排泄領域11、第1非進入部17がこの順に配置されている。さらに、動物用トイレ1は、第2進入方向E2において、第2進入部15、排泄領域11、第2非進入部19がこの順に配置されている。
本実施形態において、後述するように、第1進入部13及び第2進入部15のそれぞれは、第1非進入部17及び第2非進入部19のそれぞれよりも傾斜がなだらかとなっており、第1非進入部17及び第2非進入部19からよりも第1進入部13及び第2進入部15からの方が、動物Aが動物用トイレ1に進入し易いように構成されている。
また、本実施形態において、図3に示すように、固定部材3は、平面視にてそれぞれ略正方形状の内縁21と外縁23とを有する。固定部材3の外縁23は、固定部材3の輪郭を形成するものであり、内縁21は、動物用トイレ1において固定部材3から排泄領域11を露出させる部分である。
本実施形態において、第1進入部13の第1進入方向E1に延びる長さL1及び第2進入部15の第2進入方向E2に延びる長さL2はそれぞれ、340mである。また、第1非進入部17の第1進入方向E1に延びる長さL3及び第2非進入部19の第2進入方向E2に延びる長さL4はそれぞれ、150mmである。ただし、本開示における固定部材の寸法は上記実施形態の態様に限定されず、進入部の進入方向の長さが、非進入部の、進入部と向かい合う部分の、進入方向の長さよりも長い限り、動物用トイレの使用対象となる動物の大きさに応じて、適宜変更可能である。
なお、本開示における「動物」とは、犬をはじめ、猫、兎、フェレット、猿等、一般に屋内等において放し飼いが可能な動物のことであるが、本開示に係る動物用トイレを使用可能である限り、その種類及び大きさは何ら限定されるものではない。ただし、本開示に係る動物用トイレは、トイレのしつけが必要な愛玩用室内小型犬に対して特に好適に用いることができる。
なお、本開示における固定部材における進入部と非進入部とは、動物の動物用トイレへの進入のし易さにより区画されうる。進入部と非進入部との判別基準は、例えば、固定部材の高さ(固定部材において相対的に高さの低い部分を進入部、相対的に高さの高い部分を非進入部と構成することにより、非進入部からよりも進入部からの方が、動物が動物用トイレに進入し易く構成されていることができる。)、物理的障壁の有無(例えば後述の第2実施形態に示す態様のように、動物用トイレにおける非進入部の、前記排泄領域と接していない端縁に外接する部分の少なくとも一部に物理的障壁等が設けられていることにより、非進入部からよりも進入部からの方が、動物が動物用トイレに進入し易く構成されていることができる。)、固定部材における傾斜の勾配差(進入部における傾斜を非進入部における傾斜よりもなだらかにすることにより、非進入部からよりも進入部からの方が、動物が動物用トイレに進入し易く構成されていることができる。)等であってよい。
本実施形態において、第1進入部13の進入方向E1の長さL1が、第1非進入部17の、第1進入部13と向かい合う部分の、進入方向E1の長さL3よりも長くなるように構成されている。また、第2進入部15の進入方向E2の長さL2が、第2非進入部19の、第2進入部15と向かい合う部分の、進入方向E2の長さL4よりも長くなるように構成されている。本開示における動物用トイレの作用効果を奏する観点からである。より具体的には、従来技術における動物用トイレと比較しながら、以下、本開示における動物用トイレの作用効果について説明する。
図5は、本開示の第1実施形態に係る動物用トイレ1の使用態様の一例を模式的に示す図である。また、図7は、従来技術における動物用トイレの使用態様の一例を模式的に示す図である。
図7に示す従来技術における動物用トイレ1’は、各進入部25の進入方向E1’〜E4’のそれぞれに延びる長さL1’〜L4’が一様であるように構成されている。従来技術における動物用トイレ1’は、平面視にて略正方形状の固定部材3’の四方に設けられた進入部25のいずれからも動物用トイレ1’に進入できる構成となっている。ただし、便宜上、図7における固定部材3’の下側部分に設けられた進入部25から動物A’が動物用トイレ1’に進入する場合について説明する。この場合、動物A’は、図7における第2方向Yに平行且つ図3の下から上向きの方向を進入方向E2’として動物用トイレ1’に進入できる。
上述のような、前脚が排泄領域に到達するまで進入する動物の習性によれば、従来の動物用トイレ1’においては、図7に示すように、動物A’は、排泄する際に、前脚F1’で進入部25から動物用トイレ1’に進入し、動物A’が排泄領域11’と認識する部分に、前脚F1’が着地した場合に排泄する場合があった。その場合には、動物A’の排泄器又は動物の後脚F2’が動物用トイレ1’内に収まらないまま、動物A’が排泄してしまい易く、動物の排泄物U’が動物用トイレ1’の外に漏れてしまう虞があった。
一方で、本実施形態における動物用トイレ1は、図5に示すように、第1進入部13の進入方向E1の長さL1が、第1非進入部17の、第1進入部13と向かい合う部分の、進入方向E1の長さL3よりも長くなるように構成されている。また、第2進入部15の進入方向E2の長さL2が、第2非進入部19の、第2進入部15と向かい合う部分の、進入方向E2の長さL4よりも長くなるように構成されている。
動物Aが第2進入部15から進入方向E2に動物用トイレ1に進入する場合について説明すると、本実施形態における動物用トイレ1においては、図5に示すように、動物Aは、排泄する際に、前脚F1で第2進入部15から動物用トイレ1に進入し、動物Aが排泄領域11と認識する部分に、前脚F1が着地した場合に排泄する場合がある。動物用トイレ1においては、上記のように、第2進入部15の進入方向E2の長さL2と、第2非進入部19の、第2進入部15と向かい合う部分の、進入方向E2の長さL4とが所定の関係にあるので、動物Aは、動物Aの前脚F1が、動物が排泄可能に構成されている排泄領域11に着地した時点で、従来技術における動物用トイレ1’と比べて、動物用トイレ1の進入方向の奥側に誘導され易い。つまり、本実施形態における動物用トイレ1は、進入部の進入方向の長さが、非進入部の、進入部と向かい合う部分の、進入方向の長さと同等に構成されている場合に比べて、排泄領域11が、進入方向E2の奥側に配置されることになる。そのため、前脚F1が排泄領域11に到達するまで進入する動物の習性を利用して、動物Aを、第2進入部から進入方向E2の奥側に誘導しやすくなる。その結果、動物用トイレ1は、動物の前脚F1が排泄領域11に着地すると、動物の排泄器又は動物の後脚F2が動物用トイレ1内に収まった状態で動物が排泄し易くなるので、動物の排泄物Uが動物用トイレ1の外に漏れにくい。
なお、上記では動物Aが第2進入部15から進入方向E2に動物用トイレ1’に進入する場合について説明したが、動物Aが第1進入部13から進入方向E1に動物用トイレ1に進入する場合でも上記と同様の作用効果を得ることができる。
また、動物用トイレ1は、上記構成を有するので、吸収性シート7を固定しつつも、第1又は第2非進入部17、19の、第1又は第2進入部13、15と向かい合う部分の、第1又は第2進入方向E1、E2の長さ(L3、L4)が第1又は第2進入部13、15の進入方向E1、E2の長さ(L1、L2)と同等に構成されている場合と比べて、排泄領域11の動物用トイレ1に対する面積率を確保し易い。さらに、動物用トイレ1は、固定部材3において、第1進入部13及び第2進入部15以外の部分に、第1非進入部17及び第2非進入部19を有するので、動物Aを動物用トイレ1の進入方向の奥側に誘導し、動物Aの体圧による応力が排泄領域11にかかっても、第1非進入部17又は第2非進入部19により吸収性シート7が固定されているので、吸収性シート7ないし吸収性シート7が露出する排泄領域11の位置ずれを抑制し易い。
以上のように、動物用トイレ1は、排泄領域11の位置ずれを抑制し易く且つ排泄領域11の動物用トイレ1に対する面積率を確保し易くしつつ、動物Aを、動物用トイレ1の進入方向の奥側に誘導し易く、動物Aの排泄物Uが動物用トイレ1の外に漏れにくいという作用効果を奏する。
本実施形態における動物用トイレ1において、第1進入部13の第1進入方向E1及び第2進入部15の第2進入方向E2の長さ(L1、L2)のそれぞれは、排泄領域11における、第1進入部13の第1進入方向E1に平行な方向及び第2進入部15の第2進入方向E2に平行な方向にそれぞれ延びる長さ(L5)の40%である。ただし、本開示における動物用トイレにおいては、上記に限定されず、進入部の進入方向の長さが、排泄領域における、進入部の前記進入方向に平行な方向に延びる長さの最大値の、10〜100%であることが好ましく、より好ましくは20〜80%であり、さらにより好ましくは25〜50%である。
かかる構成によれば、動物用トイレは、進入部が、排泄領域における所定の方向に延びる長さの最大値に対して、所定の割合の進入方向の長さを有するので、かかる構成を有しない動物用トイレと比べて、動物を、動物用トイレの進入方向の奥側に誘導し易く、また仮に動物を、動物用トイレの進入方向の奥側に誘導しきれなかった場合でも、当該動物Aが進入部上で排泄し得る。したがって、動物用トイレは、動物の排泄物が動物用トイレの外に漏れにくくすることができる。
なお、本開示における固定部材は、木材、金属、プラスチック等の種々の材料を用いて構成しうる。これらの材料の中では、排泄物が材料の内部に滲み込むことによる臭気の発生の問題や、排泄物による腐食の問題がないことから、プラスチックを用いるのが好ましい。当該プラスチックとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル樹脂、ポリスチレン、ABS樹脂、AS樹脂、ポリエステル樹脂、(ポリエチレンテレフタレート等)、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂等種々の材料を使用することができる。
また、本開示の動物用トイレにおいて、進入部の前記進入方向の長さは、動物用トイレの使用対象である前記動物の前脚と後脚との距離よりも長く構成されていることが好ましい。
また、本開示において、動物の前脚と後脚との距離は、当該動物を接地面上に静止させ、当該動物の左前脚の接地面の重心と左後脚の接地面の重心との距離、及び当該動物の右前脚の接地面の重心と右後脚の接地面の重心との距離の平均を算出することにより得られる。
かかる構成によれば、本開示の動物用トイレは、進入部が、使用対象である前記動物の前脚と後脚との長さよりも長く構成されているので、動物を、動物用トイレの進入方向の奥側に誘導し、動物の排泄物が動物用トイレの外で排泄することを抑制することができる。したがって、本開示の動物用トイレは、動物の排泄物が動物用トイレの外に漏れにくくすることができる。
本実施形態において、図1及び3に示すように、固定部材3は、排泄領域11の外縁の四方を包囲するように設けられている。かかる構成によれば、吸収性シート7が固定され易く、吸収性シート7ないし吸収性シート7が露出する排泄領域11の位置ずれを抑制し易い。
なお、本開示において対象物(固定部材等)が被対象物(排泄領域等)を「包囲する」とは、対象物が被対象物の外縁の80〜100%の部分において直接又は間接的に外接することをいう。
なお、本開示における動物用トイレにおいて、固定部材は、非進入部が、排泄領域を挟んで、少なくとも進入部と向かい合うように配置されている限り、上記態様に限定されない。例えば、固定部材における進入部と非進入部とは、連続的に延在していなくてもよい。また、動物用トイレが平面視にて四角形状を有する場合、固定部材は必ずしも4辺において存在している必要はなく、固定部材は向かい合う2辺、或いは3辺において存在していてもよい。
本実施形態において、図4に示すように、第1進入部13及び第2進入部15のそれぞれは、なだらかに傾斜しており、排泄領域11に近づくにつれて高さHが低くなるように構成されている。なお、本開示において、対象物(進入部、後述の壁部材)の高さとは、当該対象物の上面における任意の点と動物用トイレの載置面との厚さ方向Zにおける距離をいう。
かかる構成により、動物用トイレ1は、仮に動物Aを、動物用トイレ1の進入方向E1、E2の奥側に誘導しきれず、動物Aが第1進入部13又は第2進入部15上で排泄してしまった場合でも、第1進入部13又は第2進入部15の傾斜により排泄物Uを排泄領域11に誘導し、動物Aの排泄物Uが動物用トイレ1の外に漏れにくくすることができる。
なお、本開示において固定部材の進入部における外縁と内縁との勾配差は、2〜30mm、より好ましくは5〜15mmであることが好ましい。仮に動物を、動物用トイレの進入方向の奥側に誘導しきれず、動物が第1進入部又は第2進入部上で排泄してしまった場合に、排泄物を効率よく排泄領域に誘導する観点からである。
[排泄領域]
図3に示すように、本実施形態において、排泄領域11は、第1進入方向E1において、固定部材3の第1進入部13と第1非進入部17との間に存在し、また、第2進入方向E2において、固定部材3の第2進入部15と第2非進入部19との間に存在する。また、排泄領域11は、固定部材3の内縁21を輪郭として固定部材3から露出する部分である。
また、本実施形態において、排泄領域11は、長さL5を1辺とする略正方形状を有する。
本実施形態においては、排泄領域11は、カバー部材5と吸収性シート7とから構成されている。
[カバー部材]
図2に示すように、本実施形態において、カバー部材5は、固定部材3の外縁23の仮想面に内接するような正方形状の外形を有するとともに、固定部材3の内縁21の仮想面と内接する部分において、複数の開口部33を有する開口領域35が設けられている。
かかる構成によれば、動物用トイレ1は、所定の構成を有するカバー部材5を備えるので、動物が動物用トイレ1内に進入しても吸収性シート7が動物進入前の位置からずれにくい。したがって、動物用トイレ1は、排泄領域11の位置ずれを抑制しつつ動物の排泄物が動物用トイレ1の外に漏れにくくすることができる。
なお、本開示における複数の開口部の開口領域に占める面積の割合は、50〜99%が好ましく、60〜95%がより好ましく、70〜90%がさらにより好ましい。開口領域における強度を保ちつつ、動物の排泄物を透過する機能を阻害しない観点からである。
また、本開示における複数の開口部のそれぞれの形状は、図示されたものに限定されず、点状、円形、多角形など任意に変更可能である。特に、当該開口部の形状は、ハニカム形状と呼ばれる六角形の形状とすると、開口領域における強度維持の観点、及び動物の体圧による応力を分散し易く、カバー部材の厚さ方向の変形又は傾斜を抑制し易いので排泄領域の位置ずれを抑制し易い観点から特に好ましい。
また、本開示における複数の開口部のそれぞれの面積は、動物用トイレの使用対象となる動物の前脚及び後脚の接地面の大きさよりは小さく構成されていることが好ましい。複数の開口部のそれぞれの面積が、動物用トイレの使用対象となる動物の前脚及び後脚の接地面の大きさよりも大きく構成されると、動物が排泄領域内に進入した時に、動物の前脚又は後脚が開口にはまり込んでしまい、当該動物が動物用トイレを使用するときの不快感や恐怖感を惹起する虞があるためである。
なお、本開示におけるカバー部材としては、上述の固定部材を構成する材料等、種々の材料を使用することができる。
なお、本実施形態においては、動物用トイレ1がカバー部材5を備える構成としたが、本開示における動物用トイレは、必ずしもカバー部材を備えていなくてもよい。
[吸収性シート]
本実施形態における吸収性シート7は、平面視にて略正方形上に形成されていて、一定の厚さ方向Zを有する。吸収性シート7は、上面側に位置するトップシート37と、下面側に位置するバックシート39と、トップシート37とバックシート39との間における平面視中央の部分に吸収体41とが配設されている。さらに、これらのトップシート37とバックシート39とは、吸収体41が存在しない平面方向外周縁部分において重ね合わされて、当該重ね合された部分が相互に接合されることにより、吸収性シート7の外周縁であるフラップ部(図示せず)が形成された構成となっている。
なお、この開示における前記トップシートとしては、例えば不織布、織布、液透過孔が形成された合成樹脂フィルム、網目を有するネット状シート等により形成されうる。
また、この開示におけるバックシートとしては、例えば、防水処理を施した不織布、合成樹脂(例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等)フィルム、耐水性の高いメルトブローン不織布を強度の強いスパンボンド不織布で挟んだSMS不織布等を用いることができる。
さらに、この開示における前記吸収体としては、パルプ等の吸水性材料や、吸水性ポリマー等(例えば高吸水性樹脂(Superabsorbent Polymer:SAP))の高吸収性材料、あるいはこれらの吸収性材料及び高吸収性材料を含んだものを用いることができる。
なお、本開示における吸収性シートとしては、上記のような、トップシート、バックシート及び吸収体からなる3層構造のシート状のものにも限定されない。本開示における吸収性シートとしては、例えばパルプ等の吸水性材料を圧縮することにより一体化した、単層構造を有するものであってもよく、5mm以上の厚さを有するマット状のものであってもよい。
[底面トレイ]
図2に示すように、本実施形態において、底面トレイ9は、吸収性シート7を載置するための載置部43を備えて構成され、動物用トイレ1の最下面を構成する。
本実施形態において、載置部43の輪郭は、動物用トイレ1に適用すべき吸収性シート7の外縁がその内縁と当接するように構成されている。
本実施形態において、動物用トイレ1が、所定の構成を有する底面トレイ9さらに備えるので、吸収性シート7を底面トレイ9上に安定的に配置でき、排泄領域11の位置ずれを抑制しつつ動物の排泄物が動物用トイレ1の外に漏れにくくすることができる。
なお、本開示における底面トレイを構成しうる材料は、上述のカバー部材の材料と同様である。
なお、本実施形態においては、動物用トイレ1が底面トレイ9を備える構成としたが、本開示における動物用トイレは、必ずしも底面トレイを備えていなくてもよい。
[第2実施形態]
続いて、本開示に係る動物用トイレの第2実施形態について説明する。なお、本実施形態においては、上述の第1実施形態の同様の部材については同一の符号を付してその説明を省略し、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図6は、本開示の第2実施形態に係る動物用トイレ1を示す斜視図である。図6に示すように、本実施形態においては、固定部材3には、第1進入部13のみが設けられており、固定部材3の第1進入部以外の部分において、第1非進入部17、第2非進入部19、第3非進入部27がそれぞれ設けられている。また、第1〜第3非進入部17、19、27において、固定部材3の外縁23に外接する部分に、壁部材45が設けられている。
なお、本実施形態において、第1進入部13の進入方向E1の長さL1が、第1非進入部17の、第1進入部13と向かい合う部分の、進入方向E1の長さL3よりも長くなるように構成されている。また、前記長さL3と、第2非進入部19及び第3非進入部27における内縁21と外縁23との第2方向Yに延びる長さL6、L7とはそれぞれ同じ長さとなるように構成されている。
本実施形態において、壁部材45は、図4及び5に示すように、第1実施形態における底面トレイ9と固定部材3との間の間隙47に嵌まり込むように設置されている。
本実施形態において、壁部材45は、それぞれ高さが250mmとなるように構成されているが、本開示における壁部材は、使用対象となる動物に応じて適宜変更可能である。
また、本開示における壁部材の配置態様は、上記実施形態に限定されず、非進入部の、排泄領域と接していない外縁の少なくとも一部において設けられていればよい。
かかる構成により、本開示の動物用トイレは、非進入部の外縁に外接する少なくとも一部において、壁部材をさらに備えるので、動物用トイレの進入方向の奥側に進入した動物が当該進入方向の奥側に留まり易い。したがって、本開示の動物用トイレは、動物の排泄物が動物用トイレの外に漏れにくくすることができる。
なお、本開示における壁部材は、上記の実施形態のように第1〜第3非進入部17、19、27部分における3面が一体として構成されている必要はなく、第1〜第3非進入部17、19、27に外接する部分においてそれぞれ部分的に設置されうるよう複数の部材から形成されていてもよい。
また、本開示における動物用トイレを平面視したときの形状は、上記実施形態に限定されず、例えば矩形形状、台形形状、円形形状、楕円形状、又はこれらの形状の組合せ等、任意の形状であってもよい。
なお、本開示に係る動物用トイレは、上述の実施形態や例示的記載に制限されることなく、本開示の目的、趣旨を逸脱しない範囲内において、適宜組み合わせや変更等が可能である。
また、本開示において、「第1」、「第2」等の序数は、当該序数が付された事項を区別するためのものであり、各事項の順序や優先度、重要度等を意味するものではない。
1 動物用トイレ
3 固定部材
5 カバー部材
7 吸収性シート
9 底面トレイ
11 排泄領域
13 第1進入部
15 第2進入部
17 第1非進入部
19 第2非進入部
21 内縁
23 外縁
25 進入部
27 第3非進入部
33 開口部
35 開口領域
37 トップシート
39 バックシート
41 吸収体
43 載置部
45 壁部材
47 間隙

Claims (7)

  1. 吸収性シートを固定するための固定部材と、前記吸収性シートが露出し、動物が排泄するための排泄領域とを備える動物用トイレであって、
    前記固定部材は、前記動物の進入方向を有し、前記動物が進入するための進入部と、前記進入部以外の非進入部とを有し、
    前記非進入部は、前記排泄領域を挟んで、前記進入部と向かい合うように少なくとも配置され、
    前記進入部の前記進入方向の長さが、前記非進入部の、前記進入部と向かい合う部分の、前記進入方向の長さよりも長い、
    前記動物用トイレ。
  2. 前記進入部の前記進入方向の長さが、前記排泄領域における、前記進入部の前記進入方向に平行な方向に延びる長さの最大値の、25〜50%である、
    請求項1に記載の動物用トイレ。
  3. 前記固定部材が、前記排泄領域を包囲するように設けられている、
    請求項1又は2に記載の動物用トイレ。
  4. 前記進入部は、前記排泄領域に近づくにつれて高さが低くなるように構成されている、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の動物用トイレ。
  5. 前記動物用トイレは、前記吸収性シートを載置するための載置部を有する底面トレイをさらに備える、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の動物用トイレ。
  6. 前記動物用トイレは、複数の開口部を有し、前記排泄領域に配置された前記吸収性シートを覆うためのカバー部材をさらに備える、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の動物用トイレ。
  7. 前記動物用トイレは、前記非進入部の、前記排泄領域と接していない端縁に外接する部分の少なくとも一部において、壁部材をさらに備える、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の動物用トイレ。
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