JP3939211B2 - ペット用トイレ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内で飼われる猫や犬などのペット用のトイレに係り、トイレ内から砂等が外部に飛散しないようにしたペット用トイレに関する。
【0002】
【従来の技術】
室内で飼われている猫や犬などが室内で尿や排便をするためのペット用トイレとして、プラスチック製の容器にいわゆる猫砂などの粒状の排泄物処理材(砂状物)が入れられたものが使用されている。図7はこのようなペット用トイレの全体を示す斜視図である。図7に示すように、プラスチック製の容器1'は上面が開口しており、凹部状の底面1'aと周壁1'bを有している。この凹部状の底面1'aに猫砂等の排泄物処理材2'が適当量入れられる。この排泄物処理材2'としては、川の砂や鉱物系のゼオライト、あるいは尿などを吸収すると固まるベントナイト、粉砕パルプ等を固めて円柱形または球形の粒状に成形したセルロース粒などが一般的に使用されている。猫などのペットは前記容器1'の凹部状の底面1'a内に入り、前記排泄物処理材2'の上から尿や便などを排泄する。尚、類似の構成は特開2002−78428号公報に記載されてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、用便後、猫などのペットは足指の股間やその周辺に砂状物を付着させたままペット用トイレの外に出てしまうので、付着した砂状物が部屋中に撒き散らされることになり、部屋の床面を汚してしまうという問題を有する。これを防ぐため、ペット用トイレの周囲に新聞紙や毛布類などを敷く場合が見受けられるが、この部分に集中して砂状物が落ちるわけではなく、砂取り効果は低い。また、砂状物を猫などのペットに付着し難い大きさにして、足指の股間やその周辺に砂状物を付着させないようにすることも考えられるが、猫などのペットは、細かい砂状物の上で排泄することを好み、大きな砂状物の上ではなかなか排泄しないという問題を有する。更には、砂状物の代わりに吸液シートを使用することも考えられるが、猫などのペットは、その習性上砂状物の上で排泄することを好み、シートの上ではなかなか排泄しないという問題を有する。
【0004】
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、便床に砂状物を使用するトイレであって、用便後、猫などのペットに付着した砂状物によって部屋中が汚されないようにするため、トイレ本体内に出入りする際に、ペットをトイレ本体内に誘導し、付着した砂状物を取り除くことができるペット用トイレを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上のような目的を達成するために、本発明者らが鋭意研究を重ねた結果、猫などのペットが用足しの際、トイレ本体をトイレフレーム体で覆ってトイレの出入りを誘導し、その出入口に上面に貫通孔を有する砂除去板を設置することにより、猫などのペットに付着した砂を除去できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
より具体的には、本発明は、以下のようなものを提供する。
【0007】
(1)便床を形成する砂状物を収容するトイレ本体と、該トイレ本体と組み合わされて、ペットをトイレ本体に誘導する外形を提供するトイレフレーム体と、からなるペット用トイレであって、前記トイレフレーム体は、前記トイレ本体の砂状物を外部に露出させる開口と、該開口から外方に向かって延伸する傾斜面部と、前記トイレ本体に向かうペットの出入口を構成してペットを前記傾斜面部に誘導する誘導部と、を有し、前記トイレフレーム体は、前記誘導部を構成する一対の壁体を有する断面形状がほぼU字形状の箱体であって、該箱体の底部に、ほぼ中間部に前記トイレ本体とほぼ同じかそれ以下の広さの前記開口を有し、該開口を挟んで該開口から両外方に向かって延伸する前記傾斜面部を備え、前記トイレフレーム体の前記傾斜面部に臨んで、天板がメッシュ板で、該メッシュ板から下方に砂を落す砂除去板を配置したものであることを特徴とするペット用トイレを提供する。
【0008】
本発明のペット用トイレによれば、猫などのペットが、トイレフレーム体の誘導部によって構成された出入口からトイレ本体へと誘導されて用便を行う。糞尿を排泄した後、足指の股間やその周辺に砂状物を付着させたままでトイレから出る時に、誘導部に誘導されて出入口の傾斜面部に設置された砂除去板の上を歩行することにより、この砂除去板によって、付着した砂状物が落される。この落された砂状物は砂除去板の天板の貫通孔から傾斜面部に落ち、傾斜面部を滑り落ちて、トイレフレーム体の開口からトイレ本体内へ回収される。このため、ペットがトイレの外に砂状物を持ち出さないので、砂状物が部屋中に撒き散らされることがない。また、トイレ本体内への砂状物の補充量および回数を減らすことができる。
【0009】
ここで、本発明において、砂状物とは、猫などのペットが用便する便床を構成する粒子の比較的細かい粒状のものを意味し、川砂や海砂等の砂、鉱物系のゼオライト、尿などを吸収すると固まるベントナイト、粉砕パルプ等を固めて円柱形または球形の粒状に成形したセルロース粒などの他、シリカゲル等の固まらずに吸水性を有する素材からなる粒などが含まれる。
【0010】
また、傾斜面部は、用便した際に猫などのペットに付着した砂状物を砂除去板で除去したときに落ちた砂状物を受けて、トイレ本体内に回収するためのもので、その傾斜角度は砂状物が滑り落ちる程度の角度であって、15〜45度が好ましい。また、その長さ(開口の側縁から出入口の先端までの寸法)は、猫などのペットが飛び越せない程度であって、20cm以上であるのが好ましい。より好ましくは30〜40cmである。
【0011】
本発明のペット用トイレによれば、前記トイレフレーム体の誘導部を構成する一対の壁体で囲われた開口部分がペットの出入口となり、ペットが用便をする際に、この誘導部に誘導されてトイレ本体に出入りすることになる。即ち、一方の出入口から入って用足しを行い、糞尿を排泄した後もう一方の出入口から出るように誘導される。そして、出入口には砂除去板が設置されているので、前記のように、この砂除去板によって、猫などのペットに付着した砂状物が落され、落された砂状物は傾斜面部を介してトイレ本体内へ回収される。このため、砂状物が部屋中に撒き散らされることがない。
【0012】
(2) 前記誘導部は、前記傾斜面部の両脇に立設する一対の壁体からなることを特徴とする(1)に記載のペット用トイレを提供する。
【0013】
斯かる構成によれば、猫などのペットが、用便後、糞尿に足で砂状物をかけた場合に、砂状物が外に飛び散るのを防止できる。また、ペットが出入口以外から出入りするのを防止する役割も果たしている。尚、一対の壁体の高さは、ペットが糞尿に足で砂状物をかけた際に砂状物が外に飛び出ない程度、およびペットが飛び越えない程度の高さであって、15cm以上であるのが好ましい。より好ましくは20〜30cmである。
【0017】
)前記傾斜面部は、前記開口から外方に向けて立ち上がるように傾斜したものであることを特徴とする(1)または記載のペット用トイレを供給する。
【0018】
本発明のペット用トイレによれば、前記砂除去板でペットに付着していた砂状物が傾斜面部に落された際に、この砂状物が傾斜面部を滑り落ちて、トイレフレーム体の開口に配置されたトイレ本体内に回収されることになる。尚、傾斜面部の傾斜角度は、傾斜面部に落ちた砂状物が滑り落ちる程度の角度が好ましく、砂状物の形状や種類およびトイレフレーム体の材質等により適宜選定されるものであるが、15〜45度であるのが好ましい。
【0019】
)前記傾斜面部は、前記誘導部を構成する一対の壁体の一方の壁体側から他方の壁体側に傾斜するものであって、傾斜下の壁体に沿って、開口に向かって低くなるように傾斜した溝が形成されたものであることを特徴とする(1)から()いずれか記載のペット用トイレを提供する。
【0020】
本発明のペット用トイレによれば、前記砂除去板でペットに付着していた砂状物が傾斜面部に落された際に、この砂状物が傾斜面部上を滑り落ちて、傾斜下の壁体に沿って形成された溝に集められる。また、この溝は開口側に向かって低くなるように傾斜しているので、溝に集められた砂状物は、溝内を滑り落ちてトイレ本体内に回収される。尚、この傾斜の角度は、前記のように傾斜面部に落ちた砂状物や溝に集められた砂状物が滑り落ちる程度の角度が好ましく、砂状物の形状や種類およびトイレフレーム体の材質等により適宜選定されるものであるが、15〜45度であるのが好ましい。。
【0021】
ここで、傾斜下とは、高い方から低い方に傾斜する傾斜面において、傾斜を下がりきった低い部位を意味する。
【0022】
)前記傾斜面部は、傾斜の角度が15度から45度であることを特徴とする(1)から()いずれか記載のペット用トイレを提供する。
【0023】
傾斜面部は、猫などのペットが用便した際に付着した砂状物を砂除去板で落された際に、この落された砂状物を受けて、トイレ本体内に回収するためのものであり、砂状物が滑り落ちるように傾斜している。この落された砂状物が滑り落ちるための角度は、15〜45度が好ましい。15度より傾斜が緩いと砂状物が滑り落ちないので、回収を別途行う必要があるため不都合である。また、45度を越えると、砂除去板を設置した際に、砂除去板が滑り落ちる可能性があるため不適切である。
【0024】
)前記誘導部は、高さが15cm以上であることを特徴とする(1)から()いずれか記載のペット用トイレを提供する。
【0025】
誘導部を構成する一対の壁体および第2の壁体は、ペットが糞尿を排泄した後、糞尿に砂状物をかける習性があり、この際に砂状物が外に飛び出さないようにするため、また、ペットが飛び越えないための誘導部および第2の壁体の高さは15cm以上であるのが好ましい。
【0026】
)前記砂除去板は、前記天板と前記トイレフレーム体の傾斜面部の傾斜角度とほぼ同じ角度の立上げ部材と、を備えるものであることを特徴とする(1)に記載のペット用トイレを提供する。
【0027】
本発明のペット用トイレによれば、前記砂除去板を傾斜面部に設置した際に、立上げ部材が砂除去板の天板を水平にするための役割を果たしている。このため、砂除去板をトイレフレーム体の傾斜面部に配置した際、砂除去板の天板は水平になるので、猫などのペットが抵抗なくトイレに入ることができる。尚、この立上げ部材は、傾斜面部の傾斜角度とほぼ同じ角度を有するほぼ三角形状の板材として、傾斜に沿った方向に設ける。また、傾斜の高低差に相当する高さの脚として、天板の側縁に複数個設ける等が挙げられるが、これに限定されたものでない。
【0028】
)前記天板は、貫通孔を有するメッシュ板であって、貫通孔の直径が10mmであることを特徴とする(1)または()に記載のペット用トイレを提供する。
【0029】
本発明のペット用トイレによれば、ペットが用を足してトイレから出る際に、砂除去板に乗ると、バランスをとろうとして本能的に足の指が開き、はずみで砂状物が除去されて、貫通孔から傾斜面部に落ちて、傾斜面部を滑り落ちてトイレ本体内に回収される。この貫通孔の形状は、円形、楕円形、四角形等の多角形他いずれかの形状に限定されるものでなく、また、その配列も網目状、格子状他いずれかの並び方に限定されるものでない。更に、その大きさも猫などのペットが歩行する際にこの貫通孔からペットの足が落ちない程度の大きさ以下で、砂の大きさ以上であればよいが、好ましくは径が5〜15mmである。より好ましくは直径が10mm程度である。
【0030】
)前記トイレ本体は、前記砂状物と、該砂状物を収容する、底部が網目状で上部開口状の砂状物収容容器と、吸液シートと、上部開口状の受け容器と、からなることを特徴とする(1)に記載のペット用トイレを提供する。
【0031】
本発明のペット用トイレによれば、トイレ本体は、猫などのペットが用便した場合、尿等の液体は砂状物および砂状物収容容器の網目状底部を通過して、吸収シートに吸収され、糞と尿が別々に蓄えられ、トイレを清掃する際の作業がし易くなる。
【0032】
ここで、吸液シートとは、尿等の液体を吸収するシートを意味し、パルプや高吸水性ポリマーを含んで形成される。
【0033】
(1)便床を形成する砂状物を収容するトイレ本体を備えるペット用トイレであり、該トイレ本体の所定方向からペットの進入が可能とされているペット用トイレに組み付けることが可能な砂取り装置であって、前記トイレ本体の砂状物を外部に露出させる開口と、該開口から外方に向かって延伸する傾斜面部と、前記トイレ本体に向かうペットの出入口を構成してペットを前記傾斜面部に誘導する誘導部と、を有するトイレフレーム体と、前記トイレフレーム体の傾斜面部に臨んで設置される砂除去板と、からなり、前記トイレフレーム体は、前記誘導部を構成する一対の壁体を有する断面形状がほぼU字形状の箱体であって、該箱体の底部に、ほぼ中間部に前記トイレ本体とほぼ同じかそれ以下の広さの前記開口を有し、該開口を挟んで該開口から両外方に向かって延伸する前記傾斜面部を備えることを特徴とする砂取り装置を提供する。
【0034】
本発明の砂取り装置によれば、猫などのペットがトイレフレーム体の誘導部によって構成された出入口からトイレ本体に誘導され、トイレに入って糞尿を排泄した後、足指の股間やその周辺に砂状物を付着させたまま、誘導部に誘導されてトイレから出るが、この際、出入口の傾斜面部に設置された砂除去板の上を歩行することにより、この砂除去板によって、付着した砂状物が落される。この落された砂状物は砂除去板の天板の貫通孔から傾斜面部に落ち、傾斜面部を滑り落ちてトイレ本体内に回収されることになる。このため、この砂取り装置をトイレ本体に取り付けることにより、砂状物が部屋中に撒き散らされることがない。また、誘導部が設けられているので、猫などのペットが、用便後、糞尿に足で砂をかけた場合に、砂が外に飛び散るのも防止できる。
【0036】
本発明の砂取り装置によれば、前記トイレフレーム体の誘導部を構成する一対の壁体で囲われた開口部分がペットの出入口となり、ペットが用便をする際に、この誘導部に誘導されてトイレ本体に出入りすることになる。即ち、一方の出入口から入って用足しを行い、糞尿を排泄した後もう一方の出入口から出るように誘導される。そして、出入口には砂除去板が設置されているので、前記のように、この砂除去板によって、猫などのペットに付着した砂状物が落され、落された砂状物は傾斜面部を介してトイレ本体内へ回収される。このため、この砂取り装置をトイレ本体に取り付けることにより、砂が部屋中に撒き散らされることがない。また、誘導部が設けられているので、猫などのペットが、用便後、糞尿に足で砂をかけた場合に、砂が外に飛び散るのも防止できる。
【0038】
本発明の砂取り装置によれば、前記トイレフレーム体の誘導部を構成する一対の壁体に囲まれた開口部分がペットの出入口となり、ペットは用便をする際に、この誘導部に誘導されて出入りすることになる。そして、出入口には砂除去板が設置されているので、前記のように、この砂除去板によって、猫などのペットに付着した砂状物が落され、落された砂状物は傾斜面部を介してトイレ本体内へ回収される。このため、この砂取り装置をトイレ本体に取り付けることにより、砂が部屋中に撒き散らされることがない。また、誘導部と第2の壁体が設けられているので、猫などのペットが、用便後、糞尿に足で砂をかけた場合に、砂が外に飛び散るのも防止できる。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、これによって本発明が限定されるものではない。
【0040】
図1は本発明のペット用トイレを示す概略斜視図であり、図2は図1に示すペット用トイレをXーX線で切断した断面図であり、図3は図1に示すペット用トイレの分解斜視図であり、図4は本発明のペット用トイレに使用のトイレフレーム体の第2の実施形態を示す斜視図であり、図5は図4のトイレフレーム体を使用したペット用トイレを示す断面図であリ、図6は本発明のペット用トイレに使用のトイレフレーム体の第3の実施形態を示す斜視図である。
【0041】
〔第1の実施形態〕
本発明のペット用トイレ1は、図1ないし図3に示すように、トイレ本体4と、トイレ本体4をカバーするトイレフレーム体2と、トイレフレーム体2の傾斜面部2c,2c'に配置された砂除去板3とを主要素として構成されている。
【0042】
トイレフレーム体2は、この実施の形態において金属製板材からなり、図2及び図3に示すように、誘導部2aと、底部2bとから形成されている。誘導部2aは、傾斜面部2c,2c'の両脇に立設する一対の壁体2d,2d'からなる。底部2bは、開口2eと、開口2eから両外方(図2の右手方向及び左手方向)に向かって、外方が高くなるように傾斜して延伸する傾斜面部2c,2c'と、該傾斜面部2c,2c'の外方側先端から下方(図2において下向き)に延伸し、その先端部分が内方(開口2e側の方向)に折り曲げられた側板2f,2f'とからなる箱体である。また、傾斜面部2c,2c'の開口2e側の先端部は斜め下方に折り曲げられてある。開口2eは、トイレ本体4とほぼ同じ若しくは多少狭い大きさであって、トイレフレーム体2をトイレ本体4に上方より被せてセットした際、開口2e側の傾斜面部2c,2c'の斜め下方に折り曲げられた先端部分がトイレ本体4の内側になるようにして、トイレ本体4にトイレフレーム体2がセットされる。尚、トイレ本体4にトイレフレーム体2をセットする方法は、これに限定されず、例えばトイレフレーム体2の開口2e内にトイレ本体4を開口2eの上方から収めるようにしてもよい。
【0043】
ここで、傾斜面部2c,2c'は、後述する砂除去板3によって除去された砂状物を受けて、滑り落とし、トイレ本体4内に回収する役割を果たすものであって、その傾斜角度は、砂除去板3より落ちた砂状物が滑り落ちることができる程度の角度であれば、特に限定されるものではない。尚、この角度は、砂状物の形状や種類、トイレフレーム体2の材質等によって適宜選定すればよいが、好ましくは15〜45度である。15度よりも緩やかな傾斜であると、砂状物がトイレ本体4内に滑り落ちないので、別途回収する手間を要することになり煩雑となる。また、45度より急な傾斜であると、砂除去板3を設置した際に、砂除去板3が滑り落ちる恐れがあり不具合である。また、傾斜面部2c,2c'の長さ(開口2e側の先端から出入り口の先端までの長さ)は、猫などのペットが飛び越えられない程度、具体的には20cm以上であるのが好ましい。
【0044】
誘導部2aは、ペットの出入口2Aを構成して、ペットが傾斜面部からトイレ本体に出入りするように誘導するためのものである。また、誘導部2aを構成する一対の壁板2d,2d'は、ペットが糞尿を排泄した後、糞尿に砂をかける習性があり、この際に砂が外に飛び出さないようにするためのものでもある。その高さは、猫などのペットが用便後、糞尿に砂をかけた際に、砂が外に飛び出ない程度、更には、ペットが飛び越せない程度の高さ、具体的には15cm以上であるのが好ましい。
【0045】
砂除去板3は、この実施の形態において金属製板材からなり、平面状の天板3aと、複数個の立上げ部材3bからなり、該立上げ部材3bは、トイレフレーム体2に形成された傾斜面部2c,2c'とほぼ同じ傾斜角度を有する三角形状のものであって、天板3aの裏面に複数個取り付けられている。この立上げ部材3bを設けることにより、砂除去板3をトイレフレーム体2の傾斜面部2c,2c'に設置した際に、図2に示すように、ペットが歩行する出入口2Aの通路面はほぼ水平となり、ペットが抵抗なく出入りできることになる。尚、立上げ部材3bの形状は、この三角形状のものに限定されるものでなく、例えば、立上げ部材3bの三角形の高さに相当する(傾斜の高低差)高さの棒状の脚を、天板3aの一側縁に複数個に取り付けてもよい。更に、砂除去板3を天板3aと立上げ部材3bを一体化した三角錐状のものとしてもよい。この立上げ部材3bを取り付けることにより、砂除去板3を傾斜面部2c,2c'に設置した際に、天板3aがほぼ水平となる。
【0046】
一方、天板3aには、複数個の貫通孔3cが形成されている。この貫通孔3cの形状は円形、楕円形、四角形等の多角形他いずれかの形状に限定されるものでなく、また、その配列も網目状、格子状他いずれかの並び方に限定されるものでない。更に、その大きさも猫などのペットが歩行する際に、貫通孔3cからペットの足が落ちない程度の大きさ以下で、砂状物等の大きさ以上であればよいが、5〜15mmであるのが好ましい。より好ましくは10mm程度である。
【0047】
この砂除去板3によって、ペットが用を足してトイレから出る際に、砂除去板3に乗ると、貫通孔3cが有るため、バランスをとろうとして本能的に足の指が開き、ペットの足指の股間や周辺に付着した砂状物が除去されて、傾斜面部2c,2c'に落ち、傾斜面部2c,2c'を滑り落ちてトイレ本体4内に回収される。
【0048】
以上、上記トイレフレーム体2および砂除去板3は、本実施形態では、ステンレス等の金属製板材を加工したものとしているが、これに限定されるものでなく、ポリエチレン等のプラスチック材料で成形したものでもよい。コスト面、成形性等の面からプラスチック材料であるものがより好ましい。また、プラスチック材料の中でも、ガラス繊維等で強化した繊維強化プラスチック材料が強度面等からより好ましい。
【0049】
トイレ本体4は、底部に細かいメッシュ4bを設けた上部が開口したプラスチック製の砂状物収容容器4aと、該砂状物収容容器4aの下方に配置される尿等の液体を吸収する吸液シート4cと、該吸液シート4cの下方に配置されるプラスチック製の受け容器4dと、砂状物収容容器4aに収容される砂状物4eとから構成されている。
【0050】
砂状物収容容器4aおよび受け容器4dの材質としては、ポリエチレン等のプラスチック製のものの他にステンレス等の金属製のものであってもよい。尚、コスト面、成形性等からプラスチック製のものがより好ましい。また、プラスチック材料の中でも、ガラス繊維等で強化した繊維強化プラスチック材料が強度面等からより好ましい。
【0051】
また、砂状物収容容器4aに収容される砂状物4eとしては、川の砂や鉱物系のゼオライト、尿などを吸収すると固まるベントナイト、あるいは粉砕パルプ等を固めて円柱形または球形の粒状に成形したセルロース粒などの他、シリカゲル等の固まらずに吸水性を有する素材からなる粒などが使用される。また、吸液シート4cとしては、パルプおよび高吸水性ポリマーからなる吸液シートが使用される。
【0052】
本発明のペット用トイレ1は、図3に示すように、受け容器4dの上に吸液シート4cを配置し、このシート上に砂状物4eを収容した砂状物収容容器4aをセットしてトイレ本体4を形成する。次いで、トイレ本体4の上方からトイレ本体4の上部開口とトイレフレーム体2の開口2eとが一致するようにしてトイレフレーム体2が被せられてトイレ本体4が収納される。これによって、砂状物収容容器4aに収容されている砂状物4eが開口2eによって外部に露出されることになる。その後、砂除去板3をトイレフレーム体2の傾斜面部2c,2c'上に設置することによって構成される。尚、トイレ本体4にトイレフレーム体2をセットする方法は、これに限定されず、例えばトイレフレーム体2の開口2e内に予め砂状物4eや吸液シート4c等を組み込んだトイレ本体4を上方から収めるようにしてもよい。
【0053】
ペットは本発明のペット用トイレで用便する場合、誘導部2aにより傾斜面部2cに誘導されて、誘導部を構成する一対の壁体2d,2d'で区画された一方の出入口2Aからトイレ本体4内に入り、用便した後、他方の出入口2Aから外に出ることになるが、この際、トイレフレーム体2の傾斜面部2c,2c'に設置された砂除去板3の上を歩行することにより、ペットに付着した砂状物4eが除去されて、外部に持ち出されないため、部屋の床等が汚されないことになる。
【0054】
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態について図4および図5を参照して説明する。図4は第2の実施形態に係るトイレフレーム体2を示す斜視図である。図5は図4のトイレフレーム体を使用したペット用トイレを示す断面図である。尚、以下の実施形態では第1の実施形態と同一の構成要素には同一符号を付して、その重複する説明を省略する。
【0055】
トイレフレーム体2は、図4に示すように、誘導部2aと、該誘導部に直交して立設する第2の壁体2gと、底部2bとから形成されている。底部2bはトイレ本体4の砂状物を露出するための開口2eと、開口2eから外方(図5において、右手方向)に向かって、外方が高くなるように傾斜して延伸する傾斜面部2cと、該傾斜面部2cの外方側先端から下方に延伸し、その先端部分が内方に折り曲げられた側板2fとからなる。また、傾斜面部2cの開口2e側の先端部は下方に折り曲げられてある。開口2eは、トイレ本体4とほぼ同じか若しくは多少狭い大きさであって、トイレフレーム体2をトイレ本体4に上方より被せてセットした際に、傾斜面部2cの開口2e側の斜め下方に折り曲げられた先端部分がトイレ本体4の内側になるようになっている。
【0056】
傾斜面部2cは、第1の実施形態で説明したように、砂除去板3によって除去された砂状物4eを傾斜面部2cで受けて、滑り落して、トイレ本体4内に回収するためのものであって、その傾斜角度は、第1の実施形態で説明したように、砂除去板3より落ちた砂状物4eが滑り落ちることができる程度の角度であれば、特に限定されるものではない。この角度は、砂状物4eの形状、種類、トイレフレーム体2の材質等によって適宜選定すればよいが、15度〜45度が好ましい。
【0057】
本実施形態のペット用トイレは、第1の実施形態で説明したように、トイレ本体4の上方からトイレ本体4の上部開口とトイレフレーム体2の開口2eとが一致するようにしてトイレフレーム体2が被せられてトイレ本体4が収納される。これによって、砂状物収容容器4aに収容されている砂状物4eが外部に露出されることになる。その後、砂除去板3をトイレフレーム体2の傾斜面部2c上に設置することによって構成される。尚、トイレ本体4にトイレフレーム体2をセットする方法は、これに限定されず、例えばトイレフレーム体2の開口2e内にトイレ本体4を上方から収めるようにしてもよい。
【0058】
そして、猫などのペットが用便する際に、トイレフレーム体2の誘導部2aにより傾斜面部に誘導されて、誘導部2aを構成する一対の壁体2d,2d'で区画された出入口2Aからトイレ本体4内に誘導され、用便する。一方、誘導部2aの片方(開口2e側)には、誘導部2aに直交して、立設する第2の壁体2gが設けられているので、用便後は、トイレ本体4の内部でUターンして外に出るような構造になっている。
【0059】
これによって、ペットがトイレ本体4内で用便した後、外に出る場合に、トイレフレーム体2の傾斜面部2cに設置された砂除去板3の上を歩行することにより、ペットに付着した砂状物4eが除去されて、外部に持ち出さないので、部屋の床等が汚されないことになる。
【0060】
尚、本実施形態のペット用トイレは、出入口2Aを1個にすることによりペット用トイレを置く際に、部屋のコーナーにくっつけて設置できることになり、邪魔にならない。
【0061】
〔第3の実施形態〕
次に、本発明の第3の実施形態について図6を参照して説明する。図6は第3の実施形態に係るトイレフレーム体2を示す斜視図である。尚、以下の実施形態では第1の実施形態と同一の構成要素には同一符号を付して、その重複する説明を省略する。
【0062】
トイレフレーム体2は、誘導部2aと、底部2bとから形成されている。底部2bはトイレ本体4内の砂状物4eを露出するための開口2eと、誘導部2aを構成する一対の壁体2d,2d'の一方の壁体2dから他方の壁体2d'に向かって傾斜して延伸する傾斜面部2c,2c'と、該傾斜面部2c,2c'の外方側先端から下方に延伸し、その先端部分が内方に折り曲げられた側板2f,2f'とからなる。また、傾斜面部2c,2c'の傾斜の下がった傾斜下には誘導部2aを構成する壁体2d'に沿って、溝2hが形成されている。この溝2hは開口2e側に向かって低くなるように傾斜して形成されている。
【0063】
開口2eは、トイレ本体4とほぼ同じかそれ以下の大きさであって、トイレフレーム体2をトイレ本体4に上方より被せてセットした際に、傾斜面部2c,2c'の開口2e側の先端部分がトイレ本体4の内側になるようになっている。傾斜面部2c,2c'および溝2hは、砂除去板3によって除去された砂状物4eを傾斜面部2c,2c'で受けて、溝2hに滑り落し、溝2hに集まった砂状物4eを溝2h内を滑り落としてトイレ本体4内に回収するためのものであって、傾斜面部2c,2c'および溝2hの傾斜角度は、第1の実施形態で説明したように、砂除去板3により落ちた砂状物4eが滑り落ちることができる程度の角度であれば、特に限定されるものではない。この角度は、砂状物4eの形状、種類やトイレフレーム体2の材質等によって適宜選定すればよいが、15〜45度が好ましい。
【0064】
尚、傾斜面部2c,2c'の傾斜方向は、図6の右手側(壁体2d側)から左手側(壁体2d'側)に向かって、低くなるように傾斜しているが、この逆であってもよい。また、それぞれの傾斜面部2c,2c'は同一方向に傾斜するものに限られず、お互いに傾斜方向が異なっていてもよい。
【0065】
トイレフレーム体2は、第1の実施形態で説明したように、トイレ本体4とトイレフレーム体2の開口2eとが一致するようにして上方からトイレ本体4に被せられ、トイレ本体4を収められる。
【0066】
尚、第2の実施形態および第3の実施形態のいずれもトイレフレーム体2の材質は、第1の実施形態と同様に、ステンレス等の金属材料、ポリエチレン等のプラスチック材料他で成形したものが挙げられる。コスト面、成形性等の面からプラスチック材料であるものがより好ましい。また、プラスチック材料の中でも、ガラス繊維等で強化した繊維強化プラスチック材料が強度面等からより好ましい。
【0067】
本発明のペット用トイレは、トイレ本体4にトイレフレーム体2と砂除去板3を組み合わせたもので、それぞれが別体になっているので、トイレフレーム体2と砂除去板3を組み合わせた砂取り装置5として、一般に出回っているペット用トイレにも適用ができる。即ち、一般に出回っているペット用トイレにおいて、トイレに収容された砂状物4eが露出されるように砂取り装置5の開口を位置決めして、砂取り装置5を配置することにより、砂の飛び散りを解消されたペット用トイレとなる。
【0068】
以上、本発明の実施の形態について図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はこれに限ることなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
【0069】
例えば、前記砂除去板3が天板3aと複数の立上げ部材3bとからなる実施の形態について述べたが、立上げ部材3bを傾斜面部2c,2c'に立設する構成としてもよい。この場合には、砂除去板3を天板3aのみとして、その構成を簡素化することができる。
【0070】
また、砂除去板3を天板3aのみの構成にすると共に、一対の壁体2d,2d'の一方または両方に、内面側に開口するほぼ水平方向の係止溝を設け、この係止溝内に砂除去板3の端縁を挿入することによって、砂除去板3を傾斜面部2c,2c'に臨んで配置するようにしてもよい。この場合に、立上げ部材3bを採用するか否かは任意である。
【0071】
また、ペットが糞尿を排泄した後に糞尿に砂をかける際に、砂が外に飛び出さないようにすることを更に効果的にするために、誘導部2aを構成する一対の壁体2d,2d'の上端に板状体を屋根状に跨設することも可能である。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、用便後、猫などのペットに付着した砂状物によって部屋中が汚されないようにするために、トイレ本体内に出入する際に、ペットをトイレ本体内に誘導し、付着した砂状物を取り除くことができる、ペット用トイレが得られる。
【0073】
また、トイレ本体と砂取り装置とは、別体のものとしているので、トイレを清掃する際には、トイレ本体を容易に取り出して清掃できるので、煩雑でなく、手間も低減される。更に、すでに出回っているペット用トイレにも適用することによって、砂の飛び散りを解消されたトイレにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明のペット用トイレを示す概略斜視図である。
【図2】 図2は図1に示すペット用トイレをXーX線で切断した断面図である。
【図3】 図3は図1に示すペット用トイレの分解斜視図である。
【図4】 図4は本発明のペット用トイレに使用のトイレフレーム体の第2の実施形態を示す斜視図である。
【図5】 図5は図4のトイレフレーム体を使用したペット用トイレを示す断面図である。
【図6】 図6は本発明のペット用トイレに使用のトイレフレーム体の第3の実施形態を示す斜視図である。
【図7】 図7は従来のペット用トイレを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ペット用トイレ
2 トイレフレーム体
2a 誘導部
2b 底部
2c,2c' 傾斜面部
2d,2d' 一対の壁体
2e 開口
2f,2f' 側板
2g 第2の壁体
2h 溝
3 砂除去板
3a 天板
3b 立上げ部材
3c 貫通孔
4 トイレ本体
4a 砂状物収容容器
4b メッシュ
4c 吸液シート
4d 受け容器
4e 砂状物
5 砂取り装置

Claims (10)

  1. 便床を形成する砂状物を収容するトイレ本体と、該トイレ本体と組み合わされて、ペットをトイレ本体に誘導する外形を提供するトイレフレーム体と、からなるペット用トイレであって、
    前記トイレフレーム体は、前記トイレ本体の砂状物を外部に露出させる開口と、該開口から外方に向かって延伸する傾斜面部と、前記トイレ本体に向かうペットの出入口を構成してペットを前記傾斜面部に誘導する誘導部と、を有し、
    前記トイレフレーム体は、前記誘導部を構成する一対の壁体を有する断面形状がほぼU字形状の箱体であって、該箱体の底部に、ほぼ中間部に前記トイレ本体とほぼ同じかそれ以下の広さの前記開口を有し、該開口を挟んで該開口から両外方に向かって延伸する前記傾斜面部を備え、
    前記トイレフレーム体の前記傾斜面部に臨んで、天板がメッシュ板で、該メッシュ板から下方に砂を落す砂除去板を配置したものであることを特徴とするペット用トイレ。
  2. 前記誘導部は、前記傾斜面部の両脇に立設する一対の壁体からなることを特徴とする請求項1に記載のペット用トイレ。
  3. 前記傾斜面部は、前記開口から外方に向けて立ち上がるように傾斜したものであることを特徴とする請求項1または2に記載のペット用トイレ。
  4. 前記傾斜面部は、前記誘導部を構成する一対の壁体の一方の壁体側から他方の壁体側に傾斜するものであって、傾斜下の壁体に沿って、開口に向かって低くなるように傾斜した溝が形成されたものであることを特徴とする請求項1から3いずれか記載のペット用トイレ。
  5. 前記傾斜面部は、傾斜の角度が15度から45度であることを特徴とする請求項1から4いずれか記載のペット用トイレ。
  6. 前記誘導部は、高さが15cm以上であることを特徴とする請求項1から5いずれか記載のペット用トイレ。
  7. 前記砂除去板は、前記天板と前記トイレフレーム体の傾斜面部の傾斜角度とほぼ同じ角度の立上げ部材と、を備えるものであることを特徴とする請求項1に記載のペット用トイレ。
  8. 前記天板は、貫通孔を有するメッシュ板であって、貫通孔の直径が10mmであることを特徴とする請求項1または7に記載のペット用トイレ。
  9. 前記トイレ本体は、前記砂状物と、該砂状物を収容する、底部が網目状で上部開口状の砂状物収容容器と、吸液シートと、上部開口状の受け容器と、からなることを特徴とする請求項1に記載のペット用トイレ。
  10. 便床を形成する砂状物を収容するトイレ本体を備えるペット用トイレであり、該トイレ本体の所定方向からペットの進入が可能とされているペット用トイレに組み付けることが可能な砂取り装置であって、
    前記トイレ本体の砂状物を外部に露出させる開口と、該開口から外方に向かって延伸する傾斜面部と、前記トイレ本体に向かうペットの出入口を構成してペットを前記傾斜面部に誘導する誘導部と、を有するトイレフレーム体と、
    前記トイレフレーム体の傾斜面部に臨んで設置される砂除去板と、からなり、
    前記トイレフレーム体は、前記誘導部を構成する一対の壁体を有する断面形状がほぼU字形状の箱体であって、該箱体の底部に、ほぼ中間部に前記トイレ本体とほぼ同じかそれ以下の広さの前記開口を有し、該開口を挟んで該開口から両外方に向かって延伸する前記傾斜面部を備えることを特徴とする砂取り装置。
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