JP2020022414A - ペット用トイレ - Google Patents

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【課題】ペットが容易に出入りすることができるとともに、排泄物処理材の外部への飛散を防ぐことができるペット用トイレを提供すること。【解決手段】ペットの排泄物を受ける本体部2と、本体部2の上部に着脱可能に取り付けられたカバー部3とで構成されている。カバー部3の周壁の一部に、ペットが出入りするための出入口3aが設けられている。出入口3aの下端周縁に、内側に向かって略水平に延びる第1足置き部3bと、第1足置き部3bの内端縁から上方に立ち上がる立壁部3cを一体に連設する。【選択図】図5

Description

本発明は、ペットの排泄時に用いられるペット用トイレに関する。
家庭で飼育している猫などのペットが屋内などで排泄するためのペット用トイレに関してこれまでに種々の提案がなされている(例えば、特許文献1〜4参照)。ペット用トイレは、ペットの排泄物を受ける本体部と、該本体部の上部に着脱可能に取り付けられたカバー部とで構成されている。本体部は、上面が開口する箱状の上容器と下容器とを両者の間に空間が形成されるよう上下に重ねて構成され、カバー部の周壁の一部に、ペットが出入りするための出入部が設けられている。
上容器の底部には、ペットから排泄される尿を通過させるメッシュ状(スノコ状)の尿通過部が形成されており、この尿通過部の上には猫砂などの粒状の排泄物処理材が敷設されている。本体部の上容器と下容器との間に形成された空間には、容器状のトレーが挿脱(出し入れ)可能に収容されている。
特開2017−146729号公報 特開2016−158562号公報 特開2006−204230号公報 特開2006−320295号公報
猫などのペットが排泄のためにペット用トイレの出入部から入るときには、前足を出入部の下端縁に載せ、この下端縁を踏み台として当該ペット用トイレの内部に頭から入ることが多い。そして、排泄を終えたペットは、ペット用トイレの内部で体勢を反転し、頭を前にして前足を出入部の下端縁に載せ、この下端縁を踏み台としてペット用トイレから出ることが多い。ところで近年、ペットの寿命が延び高齢のペットの数が増加している。しかし、高齢のペットは足腰が弱っておりトイレに出入りすることが容易でない。そこで高齢のペットでも容易に使用し得るトイレが望まれている。
したがって本発明の課題は、ペットが容易に出入りすることができるトイレを提供することにある。
本発明は、ペットの排泄物を受ける本体部と、該本体部の上部に着脱可能に取り付けられたカバー部とで構成され、前記本体部は、上面が開口する箱状の上容器と下容器とを両者の間に空間が形成されるよう上下に重ねて構成され、前記カバー部は、その周壁の一部に、ペットが出入りするための出入部が設けられたペット用トイレにおいて、前記カバー部の前記出入部の下端周縁に、内側に向かって略水平に延びる第1足置き部と、該第1足置き部の内端縁から上方に立ち上がる立壁部を一体に連設することにより前記の課題を解決したものである。
本発明によれば、ペットがトイレに容易に出入りすることができる。
図1は、本発明のペット用トイレの好ましい一実施形態を模式的に示す斜視図である。 図2は、図1に示すペット用トイレの出入部近傍の部分斜視図である。 図3は、図1に示すペット用トイレの出入部近傍の部分正面図である。 図4は、図3のA−A線拡大断面図である。 図5は、図1に示すペット用トイレの出入部近傍の寸法関係を模式的に示す部分側断面図である。 図6は、本発明のペット用トイレの他の実施形態における出入部近傍の寸法関係を模式的に示す部分側断面図である。
以下本発明をその好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1〜図5には本発明のペット用トイレの一実施形態が示されている。ペット用トイレ1は、猫などのペットの屋内での排泄時に用いられるものである。トイレ1は樹脂によって矩形ボックス状に構成されている。なお図1において、互いに直交する同図中の矢印方向をそれぞれ前後方向、左右方向、高さ方向とする。
図1に示すペット用トイレ1は、ペットの排泄物を受ける本体部2と、該本体部2の上部に着脱可能に取り付けられたカバー部3とで構成されている。図4及び図5に示すとおり、本体部2は、上面が開口する上容器2Aと下容器2Bとを両者の間に空間Sが形成されるよう上下に重ねて構成されている。
上容器2Aと下容器2Bとは、前後方向の長さが左右方向の長さよりも長い縦長の長方形容器として構成されている。上容器2Aは、図4及び図5に示すように、その周囲がすり鉢状の凹曲面をなしている。この上容器2Aの周囲を除く部分は、水平の平坦な底部をなしている。この底部には、図1及び図2に示すとおり、ペットから排泄される尿を通過させるメッシュ状(スノコ状)の尿通過部2aが形成されている。上容器2Aの底部に形成された尿通過部2aの上には、猫砂などと称される粒状の排泄物処理材(不図示)が敷設されている。排泄物処理材としては、例えば植物由来の素材の粉砕物、合成樹脂、粘土鉱物等の成分の1種以上を含んで成形された粒状物質が使用される。粒状物質としては、例えば本出願人が先に出願した特開2006−204249号公報に記載の耐水性を有する排泄物処理材などが挙げられる。尿通過部2aには、スリット状の多数の孔が形成されている。各孔のサイズは、尿の通過は許容するが、排泄物処理材の通過を阻止することができる大きさに設定されている。
ペット用トイレ1は、例えば図5に示すとおり、屋内の水平床面(トイレ載置面)FLに本体部2が下になるようにして設置される。本体部2の下容器2Bは、その底面が水平な平坦面をなしている。下容器2Bと上容器2Aとの間には、図4及び図5に示すとおり、前述のように空間Sが形成されている。空間Sには、図1〜図3に示すとおり、矩形容器状のトレー4が収容される。トレー4は、ペットから排泄されて上容器2Aの尿通過部2aを通過する尿を受けて回収するためのものであり、空間S内に前後方向(図1の矢印a,b方向)に挿脱(出し入れ)可能に収容されている。トレー4の前面の幅方向中央部には、該トレー4を本体部2(下容器2B)に対して出し入れする際に人が手を差し込むための矩形凹状の把手部4aが形成されている。
図4に示すように、本体部2の上容器2Aと下容器2Bの各上面開口部の周縁には、外側に折り曲げられた平坦なフランジ部2b,2cがそれぞれ形成されている。詳細には、上容器2Aの上面開口部の周縁には、外側に向かって逆U字状に折り曲げられた突起状の嵌合凸部2A1と、この嵌合凸部2A1の下端から外側に向かって水平に延びる前記フランジ部2bとが形成されている。また、下容器2Bの上面開口部の周縁には、外側に向かって逆U字状に折り曲げられた折曲部2B1が形成されており、この折曲部2B1の水平部分が前記フランジ部2cとして構成されている。このように、上容器2Aと下容器2Bの各開口部の周縁に嵌合凸部2A1と折曲部2B1がそれぞれ形成されることによって、上容器2Aと下容器2Bの剛性が高められている。この結果、これらの上容器2Aと下容器2Bの変形が防止できるようになっている。
図4に示すように、上容器2Aのフランジ部2bを下容器2Bのフランジ部2cの上に重ねるようにして、上容器2Aを下容器2Bの上に重ねて両者を組み付けることによって本体部2が構成されている。上下に重ねられた上容器2Aと下容器2Bとの間には、先に述べた空間Sが形成されている。
本体部2の上部に着脱可能に取り付けられたカバー部3は、下面が開口する略矩形のドーム型に成形されている。カバー部3は、下面と前面が矩形状に開口するカバー本体3Aと、このカバー本体3Aの前面開口部の周縁に嵌め込まれて該カバー本体3Aと一体化された矩形枠3Bとの2部材で構成されている。カバー部3の前面には、ペットが出入りするための出入部としての略矩形の出入口3aが開口している。カバー本体3Aの下面開口部周縁には、図4に示すように、逆U字状の嵌合凹部3A1が形成されており、この嵌合凹部3A1を上容器2Aの上面開口部周縁に突設された嵌合凸部2A1に上から被せて嵌め込むことによって、前述のようにカバー部3が本体部2の上部に着脱可能に取り付けられる。
ペット用トイレ1においては、図4及び図5に示すように、カバー部3の前面に開口する出入口3aの下端周縁に、内側(図4及び図5の右側)に向かって略水平に延びる第1足置き部3bと、該第1足置き部3bの内端縁から斜め上方に立ち上がる立壁部3cと、該立壁部3cの内端縁から内側に向かって略水平に延びる第2足置き部3dが一体に連設されている。
以上のように構成されたペット用トイレ1は、例えば、図5に示すとおり、屋内の水平な床面(トイレ載置面)FL上に設置されて猫などのペットの排泄時に用いられる。トイレ1においては、図4及び図5に示すとおり、出入口3aの下端周縁に、第1足置き部3bと立壁部3c及び第2足置き部3dが一体に連設されている。そのため、ペットが排泄のためにトイレ1の出入口3aから中に入る場合には、ペットは、先ず、前足の一方を第1足置き部3bの上に載せる。そして、ペットは、この第1足置き部3bを踏み台としてトイレ1の中に入る。排泄を終えたペットは、トイレ1の中で体を180度反転させ、第2足置き部3dを踏み台にして、あるいは第2足置き部3dをまたいで越えて、トイレ1の中から外に出る。第2足置き部3dをまたぐ場合には、第1足置き部3bを踏み台にするか、あるいは第1足置き部3bを踏まずに直接外に出る。したがって、ペットがトイレ1に出入りする場合には、トイレ1に入るときの段差と、トイレ1から出るときの段差との差異が小さいことが有利である。この観点から、第1足置き部3bのトイレ載置面からの高さをAとし、立壁部3cの上容器2Aの底面からの高さをBとした場合、A:Bを、1.0:1.6〜1.6:1.0の範囲に設定することが好ましく、1.0:1.5〜1.5:1.0の範囲に設定することが更に好ましく、1.0:1.2〜1.5:1.0の範囲に設定することが一層好ましい。ここで高さBとは、上容器2Aの底面の表面から立壁部3cにおける最も高い位置までの距離と同じ意味である。高さA及びBをこのように設定することで、足腰の弱い高齢のペットであっても、トイレ1への出入りが容易になる。
ところで猫などのペットは、排泄後に粒状の排泄物処理材を掻いて後方へ飛ばすことによって、排泄物を排泄物処理材で覆って隠す習性がある。このときに排泄物処理材がペット用トイレ1から外部に飛び出て床面上に飛散してしまうことがある。しかし本実施形態のトイレ1においては、第1足置き部3bの内端縁から上方に立ち上がる立壁部3cを設けているので、ペットの習性によって排泄後に排泄物処理材が出入口3aに向かって掻き飛ばされたとしても、掻き飛ばされる排泄物処理材は立壁部3cに阻まれて、出入口3aから外部へ飛び出しづらくなっている。したがって、排泄後にトイレ1の周囲に飛散した排泄物処理材を拾い集めて清掃するなどの後始末が不要あるいは軽減され、飼い主の肉体的負担が軽減される。
ペット用トイレ1は、第2足置き部3dを更に第1足置き部3b及び立壁部3cと一体に連設している。そのため、ペットがトイレ1から出る場合に第1足置き部3bを踏み台とするか第2足置き部3dを踏み台とするか選択することが可能となり、足腰の弱い高齢のペットであっても、トイレ1への出入りが容易になる。それとともに、排泄後にペットが排泄物処理材を出入口3aに向かって掻き飛ばしたとしても、掻き飛ばされた排泄物処理材が第2足置き部3dに阻まれて、出入口3aから外部へ飛び出しづらくなっている。
ペットがペット用トイレ1に一層容易に出入りできるようにするためには、高さA及びBがそれぞれ低いことが好ましい。しかし、トイレ1へのペットの出入りを容易にするために、高さA及びBを低くすると、上述のとおり、排泄後のペットの習性で粒状の排泄物処理材を掻いて後方へ飛ばす際に、排泄物処理材がトイレ1から外部に飛び出て床面上に飛散してしまうことがある。このように、トイレ1への出入りの容易性と、排泄物処理材の飛散防止性とは二律背反の関係にある。この課題を解決すべく本発明者が鋭意検討したところ、高さA及びBを上述した関係に設定することに加えて、高さBを、80mm以上に設定することが好ましく、90mm以上に設定することが更に好ましいことを知見した。高さBの上限値は、160mm以下に設定することが好ましく、140mm以下に設定することが更に好ましい。
一方、高さAに関しては、60mm以上に設定することが好ましく、80mm以上に設定することが更に好ましい。高さAの上限値は、180mm以下に設定することが好ましく、145mm以下に設定することが更に好ましい。
ペット用トイレ1へのペットの出入りの容易性や排泄物処理材の飛散防止性は、第1足置き部3bの奥行き長さDとも関係している。詳細には第1足置き部3bの奥行き長さDは、ペットが足を置くために必要十分なように、また排泄物処理材が飛散しづらくなるようにするために、15mm以上に設定することが好ましく、25mm以上に設定することが更に好ましく、そして、ペットがペット用トイレ1内で排泄しやすい十分な空間を確保するために、75mm以下に設定することが好ましく、50mm以下に設定することが更に好ましい。
第1足置き部3bは、ペットが足を置きやすくするために略水平であることが好ましい。水平面に対する第1足置き部3bの傾斜角は、±20度以下の値に設定することが好ましく、±10度以下に設定することが更に好ましい。
図5に示すように、出入口3aの下端縁の奥行き長さをGとした場合、奥行き長さGに対する第1足置き部3bの奥行き長さDの比率D/Gを、0.5以上とすることが好ましく、0.6以上とすることが更に好ましく、0.7以上にすることが特に好ましい。そして、0.95以下とすることが好ましく、0.9以下とすることが更に好ましい。D/Gの値をこのように設定することによっても、ペット用トイレ1へのペットの出入りの容易性と排泄物処理材の飛散防止性および、排泄しやすい十分な空間の確保とが図られる。
図5に示すように、第2足置き部3dの奥行き長さFは、ペットが足を仮置きする程度の長さで十分であり、2mm以上に設定することが好ましく、3mm以上に設定することが更に好ましく、そして、15mm以下に設定することが好ましく、10mm以下に設定することが更に好ましい。
本実施形態では、図5に示すとおり、立壁部3cを第1足置き部3bの後端縁から内側に向かって斜めに立ち上がるよう形成してある。立壁部3cの水平面に対する傾斜角は、45度以上に設定することが好ましく、60度以上に設定することが更に好ましく、そして、90度以下に設定することが好ましく、85度以下に設定することが更に好ましい。具体的には、45度以上90度以下に設定することが好ましく、60度以上85度以下に設定することが更に好ましい。立壁部3cは、垂直に起立したもの(傾斜角90度のもの)であってもよい。ペット用トイレ1へのペットの出入りの容易性と排泄物処理材の飛散防止性とが図られる限りにおいて、立壁部3cは、トイレ内部から出入口3a側に向けて傾斜していてもよい。
立壁部3cの起立角度との関係で、排泄物処理材のペット用トイレ1からの飛び出しを防ぐためには、立壁部3cの高さCを10mm以上に設定することが好ましく、15mm以上に設定することが更に好ましく、そして、100mm以下に設定することが好ましく、75mm以下に設定することが更に好ましい。
ペット用トイレ1における第2足置き部3dの床面(トイレ載置面)FLからの高さH(=A+C、図5参照)は、100mm以上に設定することが好ましく、125mm以上に設定することが更に好ましく、そして、300mm以下に設定することが好ましく、200mm以下に設定することが更に好ましい。こうすることによっても、トイレ1へのペットの出入りの容易性と排泄物処理材の飛散防止性とが図られる。
第1足置き部3b、立壁部3c、第2足置き部3dの奥行き長さを図5に示すようにそれぞれD,E,Fとした場合、これらの間にD>F>Eなる大小関係が成立するように、これらの部位の寸法を決定することが好ましい。こうすることによっても、ペット用トイレ1へのペットの出入りの容易性と排泄物処理材の飛散防止性とが図られる。この効果を一層顕著なものとする観点から、立壁部3cの奥行き長さEに対する第1足置き部3bの奥行き長さDの比率D/Eは、3以上であることが好ましく、5以上あることが更に好ましく、そして、100以下であることが好ましく、30以下であることが更に好ましい。また、立壁部3cの奥行き長さEに対する第2足置き部3dの奥行き長さFの比率F/Eは、1以上であることが好ましく、1.2以上であることが更に好ましく、そして、5以下であることが好ましく、3以下であることが更に好ましい。
以上のように構成されたペット用トイレ1の一般的な使用方法としては、先ず、上容器2Aを下容器2Bの上に重ねて両者を組み付けて本体部2を形成する。次に、本体部2の空間Sに、マットやシートなどの尿を吸収することが可能な吸収体を設置したトレー4を押し込む。その後、上容器2Aの底部に粒状の排泄物処理材を敷設する。そして、本体部2の上部にカバー部3を取り付けることによりトイレ1が使用可能となる。
トイレ1をペットが使用する場合、ペットは、トイレ1の前面に開口する出入口3aから頭を先にしてトイレ1の中に容易に入ることができ、本体部2の上容器2Aの底部上に載った状態で、該底部に敷設された粒状の排泄物処理材の上に排泄を行う。このとき、ペットの周囲がトイレ1のカバー部3によって覆われて自らの排泄の様子が外からは見えないため、ペットは周囲を気にすることなく落ち着いて排泄を行うことができる。また、トイレ1からペットが外に出ることも容易である。
ペットから排泄された尿や糞などの排泄物は、図1及び図2に示すとおり、上容器2Aの底部に形成された尿通過部2aを通過して落下し、その下の空間Sに収容されたトレー4によって受けられる。トレー4に尿が一定量溜まった場合、把手部4aに手を差し込んでトレー4を手前側(図1の矢印a方向)に引き出し、吸収体を廃棄する。廃棄した後は、トレー4に新しい吸収体を設置し、トレー4を奥側(図1の矢印b方向)に押し込んでペット用トイレ1の所定位置にセットし直して使用する。上容器2Aの底部に排泄物や汚れた排泄物処理材が存在する場合には、それらをトイレ1から取り除き、取り除いた量と同等の排泄物処理材を補充して使用する。
次に、本発明の他の実施形態を、図6を参照して説明する。本実施形態については、上述した実施形態と異なる構成部分を主として説明し、同様の構成部分は同一の符号を付して説明を省略する。特に説明しない構成部分は、上述した実施形態についての説明が適宜適用される。
図6には、ペット用トイレ1の他の実施形態が示されている。図6に示すトイレ1では、第2足置き部3dが存在しておらず、出入口3aの下端周縁が、第1足置き部3b及び立壁部3cのみを一体に連設して形成されている。本実施形態によっても上述した実施形態と同様の効果が奏される。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されず適宜変更可能である。例えば、上述したペット用トイレ1は、ドーム型のカバー部を備えるものであったが、これに代えて、ペット用トイレ1は、上面が開口したオープン型のカバー部を備えていてもよい。また、第1足置き部3bと立壁部3cとが射出成形により一体的に連設して分離不能に形成されたものでもよいし、第1足置き部3bと立壁部3cとを別々のパーツで形成し、それらのパーツをはめ込むなどして一体的に連設して分離可能に形成されたものでもよい。
1 ペット用トイレ
2 本体部
2A 本体部の上容器
2B 本体部の下容器
2a 上容器の尿通過部
2b 上容器のフランジ部
2c 下容器のフランジ部
3 カバー部
3A カバー部のカバー本体
3B カバー部の矩形枠
3a カバー部の出入口(出入部)
3b 第1足置き部
3c 立壁部
3d 第2足置き部
4 トレー
4a トレーの把手部
FL 床面(トイレ載置面)
S 上容器と下容器の間の空間

Claims (13)

  1. ペットの排泄物を受ける本体部と、該本体部の上部に着脱可能に取り付けられたカバー部とで構成され、
    前記本体部は、上面が開口する箱状の上容器と下容器とを両者の間に空間が形成されるよう上下に重ねて構成され、
    前記カバー部は、その周壁の一部に、ペットが出入りするための出入部が設けられた、ペット用トイレであって、
    前記カバー部の前記出入部の下端周縁に、内側に向かって略水平に延びる第1足置き部と、該第1足置き部の内端縁から上方に立ち上がる立壁部を一体に連設した、ペット用トイレ。
  2. 前記立壁部の高さCを10mm以上に設定した、請求項1に記載のペット用トイレ。
  3. 前記第1足置き部の奥行き長さDを15mm以上に設定した、請求項1又は2に記載のペット用トイレ。
  4. 前記第1足置き部の水平面に対する傾斜角を±20度以下に設定した、請求項1〜3のいずれか一項に記載のペット用トイレ。
  5. 前記立壁部の水平面に対する傾斜角を45度〜90度に設定した、請求項1〜4のいずれか一項に記載のペット用トイレ。
  6. 前記第1足置き部のトイレ載置面からの高さAと、前記立壁部の前記上容器の底面からの高さBとの比A:Bを1.0:1.6〜1.6:1.0に設定した、請求項1〜5のいずれか一項に記載のペット用トイレ。
  7. 前記立壁部の内端縁から内側に向かって略水平に延びる第2足置き部を更に前記第1足置き部及び該立壁部と一体に連設した、請求項1〜6のいずれか一項に記載のペット用トイレ。
  8. 前記第1足置き部、前記立壁部、前記第2足置き部の各奥行き長さD,E,Fの間に、D>F>Eなる大小関係が成立する、請求項7に記載のペット用トイレ。
  9. 前記第1足置き部の奥行き長さDの前記出入部下端縁の奥行き長さGに対する比率D/Gを0.5以上に設定した、請求項1〜8のいずれか一項に記載のペット用トイレ。
  10. 前記上容器の底部に、ペットから排泄される尿を通過させるメッシュ状の尿通過部を形成するとともに、該尿通過部上に粒状の排泄物処理材を敷設した、請求項1〜9のいずれか一項に記載のペット用トイレ。
  11. ペットから排泄される尿を受けるトレーを前記上容器と前記下容器の間の空間に収容した、請求項1〜10のいずれか一項に記載のペット用トイレ。
  12. 前記トレーは、前記空間に対して挿脱可能である、請求項11に記載のペット用トイレ。
  13. 前記ペットは、猫である、請求項1〜12のいずれか一項に記載のペット用トイレ。
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