JP2018173298A - 測量装置、測量方法及び測量装置の制御プログラム - Google Patents

測量装置、測量方法及び測量装置の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】部分的に測定対象物の3次元データ等を取得できない場合であっても、容易且つ迅速にダイナミックレンジを必要に応じて広げることで、かかるデータ取得することができる測量装置等を提供すること。【解決手段】予め定められた固定の出力情報に基づき、同一対象物に対して複数の測距光を連続して発光する光源部と、対象物からの反射光を受光する受光部とを有し、受光部で受光した反射光に基づいて測量情報を取得し、光源部の出力値を低減する出力値低減部及び/又は受光部への反射光の入力値を低減する入力値低減部も備える測量装置。【選択図】図15

Description

本発明は、例えば、測定対象物に測距光を照射し、測定対象物までの距離を測定すると共に測距光の照射方向を検出することにより、測定対象物の3次元データを取得する測量装置、測量方法及び測量装置の制御プログラムに関するものである。
従来より、例えば、測定対象物の多数点の3次元データ(3次元点群データ)を取得する3次元測量装置として、一般的に、3次元レーザスキャナが知られている(例えば、特許文献1)。
このような、3次元測量装置(3次元レーザスキャナ)は、測距光として例えば、パルスレーザ光線を測定対象物に照射し、測定対象物で反射したパルスレーザ毎の反射光を受光して、測定対象物までの距離を測定すると共に測距光の照射方向(水平角および鉛直角)を検出することにより、測定対象物の3次元データを取得する構成となっている。
しかし、例えば、測定対象物の反射特性が比較的大きい場合には、測定対象物の所定部分で反射した反射光の光量が多すぎたり、反射光の強度が強すぎたりすることがある。
例えば、3次元測量装置が工場内に配置された配管の3次元データを取得する場合には、配管の表面が曲面であるため、配管の表面で反射した反射光の強度が配管の部位に応じて大きく変化することがある。
あるいは、例えば、3次元測量装置が道路に設置された標識を含む領域の3次元データを取得する場合には、標識が反射材等を表面に含むため、標識の表面で反射した反射光の強度が標識の表面以外で反射した反射光の強度と比較して強すぎることがある。
このような場合、反射光の強度がダイナミックレンジ(3次元測量装置でのパルスレーザ等の発光に対し、測定対象物からの受光光量が適正に処理できる受光光量の上限と下限の範囲)の最大値よりも大きくなることがある。
そして、これにより、3次元測量装置の通常の走査において、測定対象物のうちで3次元データを取得できない部分が生ずることがある。
また、このように、測定対象物のうちで3次元データを取得できない部分が生じた場合、測定者は、例えば、濃度フィルタ―等を用いてダイナミックレンジを広げることを実施することを強いられる場合がある。
特許第5466807号公報
しかし、迅速に3次元測量を行う3次元測量装置において、測定対象物のうちで3次元データを取得できない部分が生じた場合に、測定者が、その都度、濃度フィルタ―等を用いてダイナミックレンジを広げるのでは、煩雑で、迅速な測量が困難になるという問題があった。
そこで、本発明は、部分的に測定対象物の3次元データ等を取得できない場合であっても、容易且つ迅速にダイナミックレンジを必要に応じて広げることで、かかるデータ取得することができる測量装置、測量方法及び測量装置の制御プログラムを提供することを目的とする。
前記目的は、本発明によれば、予め定められた固定の出力情報に基づき、同一対象物に対して複数の測距光を連続して発光する光源部と、対象物からの反射光を受光する受光部と、を有し、前記受光部で受光した反射光に基づいて測量情報を取得する測量装置であって、前記光源部の発光出力値を低減する出力値低減部及び/又は前記受光部への反射光の入力値を低減する入力値低減部を備えることと特徴とする測量装置により達成される。
前記構成によれば、レーザ等の光源部の出力値を低減する出力値低減部(例えば、レーザの出力を半減させる等)及び/又は受光素子等の受光部への反射光の入力値を低減する入力値低減部(例えば、受光素子の感度の低減や感度を低減させるフィルム等)を備えている。
予め定められた固定の出力情報に基づき、同一対象物に対して複数の測距光を連続して発光すると、測量地点やターゲットの反射率によっては、近すぎる等のため、受光信号が大きすぎて、受信部で受信した受信信号等が飽和し、これによって、当該地点の測量情報(座標(位置)値や距離の情報等)を正確に取得することができない場合が発生していた。
しかし、前記構成では、出力値低減部(例えば、レーザの出力を半減させる等)及び/又は受光素子等の受光部への反射光の入力値を低減する入力値低減部(例えば、受光素子の感度の低減や受光量を低減させるフィルム等)を動作させることで「受信信号」の飽和等を回避でき、従来、取得できなかった当該地点の測量情報(座標(位置)値や距離の情報等)を正確に取得することができる。
すなわち、前記構成では、部分的に測定対象物の3次元データ等を取得できない場合であっても、容易且つ迅速にダイナミックレンジを必要に応じて広げることで、かかるデータ取得することができる
また、前記構成では、飽和等で正確に取得できない受信信号を取得するために感度の異なる受光素子等を別に備える必要がないため簡便でコストの上昇が少ない構成となっている。
好ましくは、前記受光部が受光する反射光に関する光量の飽和情報を検知する飽和情報検知部(飽和情報検知処理部)を有し、前記飽和情報検知部の検知結果に基づいて、前記出力値低減部及び/又は前記入力値低減部を動作させる構成となっていることを特徴とする。
前記構成によれば、飽和情報検知部の検知結果に基づいて、出力値低減部及び/又は入力値低減部を動作させる構成となっている。
例えば、受光信号が大きすぎて、受信部で受信した受信信号等が飽和し、これによって、当該地点の測量情報(座標(位置)値や距離の情報等)を正確に取得することができなくなるという飽和状態が発生した後、出力値低減部及び/又は入力値低減部を動作させるので、極めて効果的に取得できなかった当該地点の測量情報(座標(位置)値や距離の情報等)を取得することができる。
好ましくは、前記入力値低減部には、感度低減フィルムの配置及び退避機構が含まれることを特徴とする。
前記目的は、本発明によれば、予め定められた固定の出力情報に基づき、同一対象物に対して複数の測距光を連続して発光する光源部と、対象物からの反射光を受光する受光部と、を有し、前記受光部で受光した反射光に基づいて測量情報を取得する測量装置であって、受光部が受光した受信信号から減衰された波形である減衰振動波形を生成し、前記減衰振動波形のいずれかから測量情報を取得することを特徴とする測量装置により達成される。
前記構成によれば、光源部は、予め定められた固定の出力情報に基づき、同一対象物に対して複数の測距光を連続して発光すると共に、受光部が受光した受信信号の波形から生成された減衰振動波形を生成し、減衰振動波形から測量情報(位置、距離等)を取得する。
ここで減衰振動波形は、受信信号から生成された波形であり、減衰しならが振動している波形である。また、その波形からは地点等の距離や位置(座標)情報等を取得することができる。
したがって、前記構成では、たとえば、受光部が受光した受信信号の波形である減衰振動波形の1波目が信号の飽和等のため、この波形から測量情報を取得できない場合であっても、2波目以降の減衰振動波形から飽和していない測量情報(距離や位置等)を取得することができる。
好ましくは、前記光源部の出力値を低減する出力値低減部及び/又は前記受光部への反射光の入力値を低減する入力値低減部も備えることを特徴とする。
前記構成によれば、光源部の出力値を低減する出力値低減部及び/又は受光部への反射光の入力値を低減する入力値低減部も備えている。
このため、万一、減衰振動波形から有効な信号を取得でききないときでも、光源部の出力値を低減する出力値低減部及び/又は受光部への反射光の入力値を低減する入力値低減部を動作させることで、有効な測量情報を取得することが可能となる。
前記目的は、本発明によれば、光源部が予め定められた固定の出力情報に基づき、同一対象物に対して複数の測距光を連続して対象物に発光し、受光部が、対象物からの反射光を受光し、前記受光部で受光した反射光に基づいて測量情報を取得する測量方法であって、前記光源部の出力値を低減し及び/又は前記受光部への反射光の入力値を低減することを特徴とする測量方法により達成される。
光源部が予め定められた固定の出力情報に基づき、同一対象物に対して複数の測距光を連続して対象物に発光し、受光部が、対象物からの反射光を受光し、前記受光部で受光した反射光に基づいて測量情報を取得する測量方法であって、前記光源部の出力値を低減し及び/又は前記受光部への反射光の入力値を低減することを特徴とする測量方法により達成される。
前記目的は、本発明によれば、発光する光源部と、対象物からの反射光を受光する受光部と、を有すると共に、前記受光部で受光した反射光に基づいて測量情報を取得する測量装置に、前記光源部が、予め定められた固定の出力情報に基づき、同一対象物に対して複数の測距光を連続して対象物に発光させる工程と、前記光源部の出力値を低減し及び/又は前記受光部への反射光の入力値を低減する工程と、実行させることを特徴とする測量装置の制御プログラムにより達成される。
本発明は、部分的に測定対象物の3次元データ等を取得できない場合であっても、容易且つ迅速にダイナミックレンジを必要に応じて広げることで、かかるデータ取得することができる測量装置、測量方法及び測量装置の制御プログラムを提供することができるという利点がある。
本発明の測量装置である例えば、3次元測量装置の主な構成等を示す概略図である。 図1の3次元測量装置の主な構成を示す概略ブロック図である。 第1の各種情報記憶部の主な構成を示す概略ブロック図である。 第2の各種情報記憶部の主な構成を示す概略ブロック図である。 本実施の形態に係る3次元測量装置の主な動作例を示す概略フローチャートである。 本実施の形態に係る3次元測量装置の主な動作例を示す他の概略フローチャートである。 本発明の第2の実施の形態にかかる3次元測量装置の主な構成を示す概略ブロック図である。 第3の各種情報記憶部の主な構成を示す概略ブロック図である。 第4の各種情報記憶部の主な構成を示す概略ブロック図である。 第5の各種情報記憶部の主な構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る3次元測量装置の主な動作を示す概略フローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る3次元測量装置の主な動作を示す他の概略フローチャートである。 通常の信号波形を示す概略説明図である。 図13の通常の波形からテータを処理して「減衰振動波形」を生成した状態を示す概略説明図である、 本実施の形態で対象としている信号波形を示す概略説明図である。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の測量装置である例えば、3次元測量装置1の主な構成等を示す概略図である。
図1に示すように、3次元測量装置1は、図示しない三脚に取り付けるための整準部3を有している。
この整準部3は、調整ネジ5a、5bを有し、その上に配置されている基板部2の傾きを調整可能な構成となっている。
また、この基板部2の上には、軸受6を介して水平回転部7が形成されている。この水平回転部7は、軸受6によって支持されることで、水平方向に回転(回動)可能な構成となっている。
この水平回転部7の上には、托架部4が形成されている。このため、この托架部4は、水平回転部7の回転に従い、同様に水平方向に回転(回動)可能な構成となっている。
次いで、托架部4内の主な構成について説明する。
先ず、図1に示すように、光源部である例えば、半導体レーザ8を有している。この半導体レーザ8から発光された測距光は、ミラー9で反射され、第1のビームスプリッタ10でも反射されることで、第2のビームスプリッタ11へ達し、さらに、第2のビームスプリッタ11で反射し、走査ミラー12へ達する構成となっている。
一方、托架部4は、鉛直角検出部13と鉛直駆動部14を有し、この鉛直駆動部14が走査ミラー12と接続されている。
したがって、鉛直駆動部14が走査ミラー12と接続されている軸を鉛直方向に回転(回動)させると、同様に走査ミラー12も鉛直方向に回転等する構成となっている。
このような走査ミラー12の回転等で、図1の上方向、対象物(測定対象物)の方向に照射された測距光は、対象物に達し、反射する。この反射した反射光は、再び、図1の走査ミラー12に達し、反射して、第2のビームスプリッタ11へ達する。
第2のビームスプリッタ11では、反射光の一部が撮像部15へ向かい撮像される。
残りの反射光は、第2のビームスプリッタ11で反射し、第1のビームスプリッタ10を透過し、フィルム16を介して、受光部である例えば、受光素子17で、受光される。その後、対象物との距離情報や位置(座標)情報を演算して取得する構成となっている。
なお、フィルム16は、入力値低減部、感度低減フィルムの一例であり、反射光の光量を減少させるためのフィルム16となっている。
また、このフィルム16は、図示しないシャッタ機構により、受光素子17の前面に配置又は退避することが可能な構成となっている。
したがって、このフィルム16は、必要性がないときは退避位置に配置される。このフィルム16の構成等については後述する。
また、図1の托架部4は、各部を制御する制御演算部18、加速度センサ19、表示部20及び操作部21を有している。
ところで、図1の3次元測量装置1は、走査ミラー12が鉛直方向に回転し、レーザの測距光を外部に照射するが、そのとき、水平回転部7も同時に回転する。
このため、測定全範囲に、測距光を照射することができる構成となっている。
また、水平回転部7が180度回転することで、360度の全範囲に測距光を照射することができる構成ともなっている。
ところで、図1の3次元測量装置1は、コンピュータを有し、コンピュータは、図示しないCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を有し、これらは、バス等を介して接続されている。
図2は、図1の3次元測量装置1の主な構成を示す概略ブロック図である。
図2に示すように、上述の制御演算部18を有し、制御演算部18は、上述の半導体レーザ8、水平装置7、鉛直駆動部14、受光素子17、シャッタ16aを制御し、フィルム16の位置を受光素子17の前面に配置又は退避位置に配置させるか否かを制御する。また、制御演算部18は、計時装置25も制御する。
また、制御演算部18は、図2に示す「第1の各種情報記憶部30」及び「第2の各種情報記憶部40」も制御する。
図3及び図4は、それぞれ「第1の各種情報記憶部30」及び「第2の各種情報記憶部40」の主な構成を示す概略ブロック図である。これらの各記憶部30等の内容については後述する。
図5及び図6は、本実施の形態に係る3次元測量装置1の主な動作例を示す概略フローチャートである。
図1の3次元測量装置1の測量工程を以下、説明し、併せて、図1乃至図4等の構成についても説明する。
図1の3次元測量装置1を使用する使用者は、図1の3次元測量装置1を三脚に載せ、調整ネジ5a、5b等で角度を調整してから対象物(建物等)の3次元測量を行う。
先ず、図5のステップ(以下「ST」とする。)1では、図3の「レーザ照射処理部(プログラム)31」が動作し、図3の予め記憶されている「標準出力情報記憶部32」内の「半導体レーザ8の出力値」を参照する。
この記憶部には、通常の半導体レーザ8の出力値が記憶されている。
また、本実施の形態では、標準出力情報記憶部32には、固定の一種類のデータが記憶されている。
そして、所定間隔でレーザを連続して、照射(測距光を照射)し、測距光照射情報を時刻情報と関連付け「測距光照射時刻情報」として図3の「測距光照射時刻情報記憶部33」に記憶させる。すなわち、半導体レーザ8の照射時刻情報を記憶する。
また、上述のように同時に「水平回転部7」と「鉛直駆動部14」が駆動するため、回転情報、駆動情報を時刻情報と関連付けて、「水平回転時刻情報」、「駆動時刻情報」として図3の「水平回転時刻情報記憶部34」、「鉛直駆動時刻情報記憶部35」に記憶する。
上述のように、測距光は、図1の示すように、鉛直方向に回転する走査ミラー12で照射されると共に、托架部4は水平方向に回転しているため、対象物の位置(座標)計算にかかる情報は必須の情報となる。
次いで、ST2へ進む。
ST2では、図1の受光素子17が反射光を受光して、図3の「反射光処理部(プログラム)36」が動作し、受光素子17が受光した「反射測距光情報」を時刻情報と関連付け「反射測距光時刻情報」として、図3の「反射測距光時刻情報記憶部37」に記憶させる。
この工程で、受光素子17が受光した反射光はその信号情報が時刻情報と共に記憶される。
次いで、ST3へ進む。ST3では、図3の「第1の距離情報演算処理部(プログラム)38」が動作し、図3の「反射測距光時刻情報記憶部36」の「各反射測距光時刻情報」に対応する図3の「測距光照射時刻情報記憶部33」の「測距光照射時刻情報」の時刻情報との時間差情報に基づいて、各反射測距光時刻情報の「第1の距離情報」を演算し、図4の「第1の距離情報記憶部41」に記憶させる。
すなわち、受光素子17が受光した各反射光と時刻情報を関係付けた「各反射測距光時刻情報」について、照射指示時刻である「測距光照射時刻情報」の時刻情報との時間差情報を比較し、「距離情報」を取得する。
これにより、対象物の各地点との距離情報(測量情報の一例)を取得することができる。
次いで、ST4へ進む。ST4では、図4の「第1の位置情報演算処理部(プログラム)42」が動作し、図4の「第1の距離情報記憶部41」の第1の距離情報、図3の「反射測距光時刻情報記憶部37」の各反射測距光時刻情報に対応する図3の「水平回転時刻情報記憶部34」の「水平回転時刻情報」及び対応する図3「鉛直駆動時刻情報記憶部35」の「鉛直駆動時刻情報」に基づいて、各反射測距光時刻情報の「位置(座標)情報」を演算し、図4の「位置情報記憶部43」に記憶させる。
すなわち、受光素子17が受光した反射光と時刻情報である「各反射測距光時刻情報」について、同じ時刻の関連する距離情報、鉛直の位置情報、水平の位置情報を参照し、これらに基づいて位置(座標(X、Y、Z))情報(測量情報の一例)を取得し、図4の「位置情報記憶部43」に記憶させる。
次いで、ST5へ進む。ST5では、水平回転部7が180度回転したか否かを判断し、回転した場合は、上述のように、全範囲(360度)の測量が終了したと判断する。
そして、ST6では、図4の飽和情報検知部である例えば、「飽和情報検知処理部(プログラム)44」が動作し、図4の「第1の距離情報記憶部41」と「第1の位置情報記憶部43」を参照し、「第1の距離情報」及び/又は「第1の位置情報」を有さない反射測距光時刻情報の存否を判断する。
すなわち、本実施の形態では、レーザの出力を測定対象物の地点毎に変更していないため、ダイナミックレンジは狭く、ターゲットまでの距離が近いことや反射率の高いターゲット(対象物)等の特性等で受光素子17に入射される受光信号が大きすぎて、信号が飽和し、信号のピーク値が検出できない等が想定される。
この場合、上述の工程、距離情報や位置情報の測量ができず、測定不可データ(空白)となっている可能性が高い。
この測定不可データ(空白)が、飽和情報の一例である。
そこで、本実施の形態では、ST6で判別する測定不可データ(空白)の地点(位置や距離情報なし)の有無を判断して、ST8で全ての条件で測定終了したかを判断する。
そして、ST8で,測定が終了していないと判断されたときは、ST9へ進む。
ST9では、図4の「調整処理部(プログラム)45」が動作し、半導体レーザ8の出力を減少(例えば、1/2等)(出力値低減部の一例)、受光素子17の感度を低減(例えば、100倍から50倍)、シャッタ16aを駆動させ、フィルム16を受光素子17の前に配置する。
これら受光素子17の感度を低減やフィルム16は、入力値低減部の一例である。
このように半導体レーザ8の出力値を抑え、受光素子17の感度や入力を抑えた状態で、再び180度。上述のST1乃至ST5の工程を実行する。
すると、信号の飽和状態の地点の信号を検出することが可能となり、より精度の高い測量を行うことができる。また、本実施の形態では、信号の飽和状態の地点の信号の検出を半導体レーザ8の出力の減少等で行うため、ダイナミックレンジを効果的に広げることができ、コストの上昇を抑えることもできる。
なお、半導体レーザ8の出力値の減少率、受光素子17の感度の低減率等を任意に定め、または、これらを組み合わせることで、様々な範囲のダイナミックレンジを設定することができる。
このように、半導体レーザ8の出力を抑えること等で、極めて簡単に且つ確実に、ダイナミックレンジを必要に応じて広げることができると共に、その範囲も容易に設定することが可能となる。
すなわち、上述の対象物の反射特性が比較的大きい場合には、対象物の所定部分で反射した反射光の光量が多すぎたり、反射光の強度が強すぎたりすることがある。
例えば、3次元測量装置1が、例えば、工場内に配置された配管の3次元データを取得する場合には、配管の表面が曲面であるため、配管の表面で反射した反射光の強度が配管の部位に応じて大きく変化することがある。
また、例えば、3次元測量装置1が道路に設置された標識を含む領域の3次元データを取得する場合には、標識が反射材等を表面に含むため、標識の表面で反射した反射光の強度が標識の表面以外で反射した反射光の強度と比較して強すぎることがある。
このような場合、反射光の強度がダイナミックレンジの最大値よりも大きくなることがある。
そして、これにより、3次元測量装置1の通常の走査において、対象物のうちで3次元データを取得できない部分が生ずることがある。
また、このように、対象物のうちで3次元データを取得できない部分が生じた場合、測定者は、例えば、濃度フィルタ―等を用いてダイナミックレンジを広げることを実施することを強いられる場合がある。
これでは、迅速に3次元測量を行う3次元測量装置1において、対象物のうちで3次元データを取得できない部分が生じた場合に、測定者が、その都度、濃度フィルタ―等を用いてダイナミックレンジを広げるのでは、煩雑で、迅速な測量が困難になるという問題がある。
この点、本実施の形態では、部分的に測定対象物の3次元データ等を取得できない場合であっても、容易且つ迅速にダイナミックレンジを必要に応じて広げることで、かかるデータ取得することができる。
なお、本実施の形態では、半導体レーザ8の出力を減少、受光素子17の感度を低減及びフィルム16のすべてを一度に実行した例で説明したが、本発明は、これに限らず、最初はいずれか一つを実行し、ST7で空白地点が存在するとされたときに順々に1個ずつ増やす構成としても構わない。
また、半導体レーザ8の出力を減少、受光素子17の感度を低減及びフィルム16の手段は、このうち2つを組み合わせても構わない。
また、本実施の形態では、ST6及びST7で、測定不可データ(空白)の地点(位置や距離情報なし)が存在する場合、ST1に戻り、更に水平回転部7が180度回転し、合計で360度、回転させたが、本発明をこれに限らず、以下の場合であってもよい。
すなわち、ST6及びST7で測定不可データ(空白)の地点(位置や距離情報なし、飽和エリア)があった場合、その空白地点の位置や距離等の情報に基づき、当該空白地点にのみにレーザを照射し、測量情報(位置及び距離等)を取得するように構成しても構わない。
この場合、3次元測量装置1の追加の測量が、空白地点のみとなり、すべての範囲を再び測量する必要がないので、測量時間を大幅に短縮させることができる。
(第2の実施の形態)
図7は、本発明の第2の実施の形態にかかる3次元測量装置100の主な構成を示す概略ブロック図である。
本実施の形態の構成の多くは、上述の第1の実施の形態の構成と共通しているため、共通部分は同一符号等として、説明を省略し、以下、相違点を中心に説明する。
図7に示すように、本実施の形態の3次元測量装置100は、上述の第1の実施の形態の3次元測量装置100と同様に、半導体レーザ8、計時装置25、水平回転部7,鉛直駆動部14、受光素子17、シャッタ16a、フィルム16等を有している。
一方、第1の実施の形態と異なり、「第3の各種情報記憶部50」「第4の各種情報記憶部60」及び「第5の各種情報記憶部70」を備えている。
図8乃至図10は、それぞれ「第3の各種情報記憶部50」、「第4の各種情報記憶部60」及び「第5の各種情報記憶部70」の主な構成を示す概略ブロック図である。これらの各記憶部50等の内容については後述する。
図11及び図12は、本発明の第2の実施の形態に係る3次元測量装置100の主な動作を示す概略フローチャートである。
図11に示すように、本実施の形態にかかる3次元測量装置100を使用する使用者は、先ず、図11のST11及びST12の工程を実行させる。
これら図11のST11及びST12の工程は、上述の第1の実施の形態のST1及びST2と同様であり、これらの工程を経て、受光素子17が受光した反射光はその信号情報が時刻情報と関連付けられ「反射測距光時刻情報」として記憶される。
次いで、図11のST13へ進む。ST13では、図8の「減衰振動波形生成処理部(プログラム)51」が動作し、各反射測距光時刻情報の「波形」を「減衰振動波形」に変換し、「減衰振動波形」を生成する。
ここで、減衰振動波形について説明する。
図13は、通常の信号波形を示す概略説明図である。図13に示すように、通常は、矢印Mで示す信号の波形が表われ、この信号のピーク値等から位置や距離情報を取得する。
一方、図14は、図13の通常の波形から電気回路で「減衰振動波形」を生成した状態を示す概略説明図である、
図14に示すように、時間の経過と共に波形が小さくなる減衰振動波形となっている。
図15は、本実施の形態で対象としている信号波形を示す概略説明図である。
本実施の形態では、半導体レーザ8の出力を測定対象物の地点毎に変更していないため、ダイナミックレンジは狭く、測距光が反射した部分によっては、ターゲットまでの距離が近いことや反射率の高いターゲット(対象物)の特性等で、受光素子17に入射される受光信号が大きすぎて、受信した信号の飽和が生じ、図15の減衰振動波形の1波目(R1)を破線で示すように、ピーク信号等を検知できないという問題が生じる。
この場合、当該地点の位置や距離情報は測定不可データ(空白)となり、測定データ量が減少する。
そこで、本実施の形態では、1波目(R1)(減衰振動波形の第1波)が信号の飽和で検知てきないときは、同じ成分を有する2破目(R2)(減衰振動波形の第2波)以降で測量情報を取得する構成となっている。
したがって、ST13では、波形から生成した「減衰振動波形」を「減衰振動波形情報」として図9の「減衰振動波形情報記憶部61」に記憶する。
次いで、ST14へ進む。ST14では、図9の「減衰振動波形適正判断処理部(プログラム)62」が動作し、図9の「減衰振動波形情報記憶部61」の各反射測距光時刻情報の減衰振動波形情報の「1波目(R1)」と「2波目(R2)」が適正な範囲か否かを判断する。
すなわち、図15で示す「R1」が飽和しても、その「R2」が所定の適正な範囲内であれば、R2に、所定の処理をすることで、測量情報として使用可能と判断される。
次いで、ST15へ進み、適正範囲内でなければ、ST16へ進む。ST16では図9の「減衰振動波形情報記憶部61」の当該「減衰振動波形情報」の「減衰振動波形」情報に「無効情報」を関連付けて記憶する。
これにより、無効情報と関連付けられている「減衰振動波形」が使用されることを未然に防ぐことができ。測量情報の信頼性の低下を未然に防ぐことができる。
次いで、ST17へ進む。ST17では、図9の「第2の距離情報演算処理部(プログラム)63」が動作し、図9の「減衰振動波形情報記憶部61」の各反射測距光時刻情報の「減衰振動波形情報」の「減衰振動波形」に対応する図8の「測距光照射時刻情報記憶部33」の「測距光照射時刻情報」の時刻情報との時間差情報に基づいて、各反射測距光時刻情報の「第2の距離情報」を演算し、図9の「第2の距離情報記憶部64」に記憶させる。
すなわち、本工程では、「R1」が図15のように飽和で検知できないときは、「R2」で、当該各反射測距光時刻情報の地点の距離情報を演算し、取得することができる。
したがって、R1で測れない受光範囲もR2以降で測れることになり実質的にダイナミックレンジが増える。本技術は、電気回路等部品を増やすことなく行えるのでコスト面でも良好な装置となる。
次いで、ST18へ進む、ST18では、図9の「第2の位置情報演算処理部(プログラム)65」が動作し、図9の「第2の距離情報記憶部64」の「第2の距離情報」、図9の「減衰振動波形情報記憶部61」の「各反射測距光時刻情報」の「減衰振動波形情報」の「減衰振動波形」に対応する図8の「水平回転時刻情報記憶部34」の「水平回転時刻情報」及び、対応する図8の「鉛直駆動時刻情報記憶部35」の「鉛直駆動時刻情報」を取得する。
そして、これらの情報に基づいて、各反射測距光時刻情報の「第2の位置(座標)情報」を演算し、図10の「第2の位置情報記憶部71」に記憶する。
対象物の地点の位置(座標)情報も、上述の距離情報と同様に、「R1」が図15のように飽和で検知できないときは、「R2」で、当該各反射測距光時刻情報の地点の位置情報を演算し、取得することができる。
したがって、回路等 部品を増やすことなくダイナミックレンジが増えることになる。
次いで、ST19へ進む。ST19では、水平回転部7が180度回転したか否かを判断し、回転した場合は、上述のように、全範囲(360度)の測量が終了したと判断し、ST20へ進む。
ST20では、図10の「第2の飽和情報検知処理部(プログラム)72」が動作し、図9の「第2の距離情報記憶部64」と図10の「第2の位置情報記憶部71」を参照する。
そして、「第2の距離情報」及び/又は「第2の位置情報」を有さない反射測距光時刻情報の存否を判断する。
すなわち、本実施の形態では、無効情報とされた「反射測距光時刻情報」も存在するので、距離情報や位置情報の測量ができず、空白となっていることが考えられる。
そこで、本実施の形態では、ST21でかかる空白(測定不可データ)の地点(位置や距離情報なし)の有無を判断、および測定終了の判断をして、ST22で全ての条件で測定終了したかを判断する。
そして、ST22で,測定が終了していないと判断されたときは、ST23へ進む。
ST23では、上述の第1の実施形態のST9と同様の処理を行う。
すなわち、図4の「調整処理部(プログラム)45」が動作し、半導体レーザ8の出力を減少(例えば、1/2等)、受光素子17の感度を低減(例えば、100倍から50倍)、シャッタ16aを駆動させ、フィルム16を受光素子17の前に配置する。
このように半導体レーザ8の出力値を抑え、受光素子17の感度や入力を抑えた状態で、再び180度。上述のST1乃至ST7工程等を実行する。
すると、対象物のすべてのほぼすべての地点の測量情報を取得することができ、極めて精度の高い測量を行うことができる。
また、ST21で、かかる空白(測定不可データ)の地点(位置や距離情報なし)が存在しないと判断されたときは、信号の飽和状態の地点の信号の検出を「減衰振動波形」の第2波以降の波形のみに基づいて行うので、さらに、3次元測量装置1が180度測量を実行する必要がない。
このため、ダイナミックレンジを効果的に広げることができ、コストの上昇を抑えることもできる。
すなわち、本実施の形態では、上述の第1の実施の形態と同様に、部分的に対象物の3次元データ等を取得できない場合であっても、容易且つ迅速にダイナミックレンジを必要に応じて広げることで、かかるデータ取得することができる。
なお、本発明は上述の実施の形態に限らない。
1・・・3次元測量装置、2・・・基板部、3・・・整準部、4・・・托架部、5a、5b・・・調整ネジ、6・・・軸受、7・・・水平回転部、8・・・半導体レーザ、9・・・ミラー、10・・・第1のビームスプリッタ、11・・・第2のビームスプリッタ、12・・・走査ミラー、13・・・鉛直角検出部、14・・・鉛直駆動部、15・・・撮像部、16・・・フィルム、16a・・・シャッタ、17・・・受光素子、18・・・制御演算部、19・・・加速度センサ、20・・・表示部、21・・・操作部、25・・・計時装置、30・・・第1の各種情報記憶部、31・・・レーザ照射処理部(プログラム)、32・・・ダイナミックレンジ記憶部、33・・・測距光照射時刻情報記憶部、34・・・水平回転時刻情報記憶部、35・・・鉛直駆動時刻情報記憶部、36・・・反射光処理部(プログラム)、37・・・反射測距光時刻情報記憶部、38・・・第1の距離情報演算処理部(プログラム)、40・・・第2の各種情報記憶部、41・・・第1の距離情報記憶部、42・・・第1の位置情報演算処理部(プログラム)、43・・・位置情報記憶部、44・・・飽和情報検知処理部(プログラム)、45・・・調整処理部(プログラム)

Claims (7)

  1. 予め定められた固定の出力情報に基づき、同一対象物に対して複数の測距光を連続して発光する光源部と、
    対象物からの反射光を受光する受光部と、を有し、前記受光部で受光した反射光に基づいて測量情報を取得する測量装置であって、
    前記光源部の発光出力値を低減する出力値低減部及び/又は前記受光部への反射光の入力値を低減する入力値低減部を備えることと特徴とする測量装置。
  2. 前記受光部が受光する反射光に関する光量の飽和情報を検知する飽和情報検知部(飽和情報検知処理部)を有し、
    前記飽和情報検知部の検知結果に基づいて、前記出力値低減部及び/又は前記入力値低減部を動作させる構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の測量装置。
  3. 好ましくは、前記入力値低減部には、感度低減フィルムの配置及び退避機構が含まれることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の測量装置。
  4. 予め定められた固定の出力情報に基づき、同一対象物に対して複数の測距光を連続して発光する光源部と、対象物からの反射光を受光する受光部と、を有し、前記受光部で受光した反射光に基づいて測量情報を取得する測量装置であって、
    受光部が受光した受信信号から減衰された波形である減衰振動波形を生成し、前記減衰振動波形のいずれかから測量情報を取得することを特徴とする測量装置により達成される。
  5. 好ましくは、前記光源部の出力値を低減する出力値低減部及び/又は前記受光部への反射光の入力値を低減する入力値低減部も備えることを特徴とする請求項4に記載の測量装置。
  6. 光源部が予め定められた固定の出力情報に基づき、同一対象物に対して複数の測距光を連続して対象物に発光し、受光部が、対象物からの反射光を受光し、前記受光部で受光した反射光に基づいて測量情報を取得する測量方法であって、前記光源部の出力値を低減し及び/又は前記受光部への反射光の入力値を低減することを特徴とする測量方法により達成される。
  7. 発光する光源部と、対象物からの反射光を受光する受光部と、を有すると共に、前記受光部で受光した反射光に基づいて測量情報を取得する測量装置に、前記光源部が、予め定められた固定の出力情報に基づき、同一対象物に対して複数の測距光を連続して対象物に発光させる工程と、前記光源部の出力値を低減し及び/又は前記受光部への反射光の入力値を低減する工程と、実行させることを特徴とする測量装置の制御プログラムにより達成される。
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