JP2018172079A - 機器箱 - Google Patents

機器箱 Download PDF

Info

Publication number
JP2018172079A
JP2018172079A JP2017072354A JP2017072354A JP2018172079A JP 2018172079 A JP2018172079 A JP 2018172079A JP 2017072354 A JP2017072354 A JP 2017072354A JP 2017072354 A JP2017072354 A JP 2017072354A JP 2018172079 A JP2018172079 A JP 2018172079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
module
box
slide
cab
equipment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017072354A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6933486B2 (ja
Inventor
多計士 河村
Takeshi Kawamura
多計士 河村
直一 半田
Naoichi Handa
直一 半田
政広 野口
Masahiro Noguchi
政広 野口
晃 藤谷
Akira Fujitani
晃 藤谷
恵介 水谷
Keisuke Mizutani
恵介 水谷
啓輔 三原
Keisuke Mihara
啓輔 三原
眞一 関根
Shinichi Sekine
眞一 関根
大樹 池田
Daiki Ikeda
大樹 池田
元寧 小嶋
Motoyasu Kojima
元寧 小嶋
郁 仲
Iku Naka
郁 仲
拓馬 標
Takuma Hyo
拓馬 標
仁護 上関
Kimimori Kamiseki
仁護 上関
清温 川上
Kiyoatsu Kawakami
清温 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Transport Engineering Co
Original Assignee
Japan Transport Engineering Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Transport Engineering Co filed Critical Japan Transport Engineering Co
Priority to JP2017072354A priority Critical patent/JP6933486B2/ja
Publication of JP2018172079A publication Critical patent/JP2018172079A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6933486B2 publication Critical patent/JP6933486B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】機器箱に収容される機器に対する作業スペースを効率よく確保する。【解決手段】本発明の機器箱100は、鉄道車両の運転室や客室等に設置される機器を収容するものであり、そのような機器84Dを収容するスライド式収容部62を備えている。このスライド式収容部62は、収容する機器84Dの一部が、機器箱100の一側方から外側へ突出するように、収容する機器84Dをスライド可能なものである。これにより、機器箱100内に十分な作業スペースが確保されていない場合であっても、スライド式収容部62によりスライド移動された機器84Dの、スライド方向と反対の側方及びその前方に、機器84Dに対する作業のためのスペースを効率よく確保することができる。このため、スライド式収容部62に収容された機器84Dに対する作業性を向上することが可能となる。【選択図】図2

Description

本発明は、鉄道車両に設置される機器を収容する機器箱に関するものである。
鉄道車両には、運転室や客室等に様々な機器を設置する必要があり、それらの機器を収容する機器箱について種々の発明がなされている(例えば、特許文献1参照)。
特許第5878806号公報
ここで、機器箱は、機器箱と収容されている機器との大きさの関係や配置関係等により、収容されている機器に対する作業を行うためのスペースを確保することが困難な場合がある。例えば、開閉部を有する機器を収容する機器箱は、機器の開閉部を開くためのスペースが確保できないことが懸念される。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、機器箱に収容される機器に対する作業スペースを効率よく確保することにある。
(発明の態様)
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
(1)鉄道車両に設置される機器を収容する機器箱であって、少なくとも1つの機器を収容すると共に、該少なくとも1つの機器の一部が当該機器箱の一側方から外側へ突出するようにスライド可能なスライド式収容部を備える機器箱(請求項1)。
本項に記載の機器箱は、鉄道車両の運転室や客室等に設置される機器を収容するものであり、そのような少なくとも1つの機器を収容するスライド式収容部を備えている。このスライド式収容部は、収容する少なくとも1つの機器の一部が、機器箱の一側方、すなわち、機器箱の正面視で右側或いは左側の一方から外側へ突出するように、収容する機器をスライド可能なものである。これにより、機器箱内に十分な作業スペースが確保されていない場合であっても、スライド式収容部によりスライド移動された機器の、スライド方向と反対の側方及びその前方に、機器に対する作業のためのスペースが効率よく確保される。このため、スライド式収容部に収容された機器に対する作業性が向上される。更に、スライドされる機器の、機器箱からの突出長さに応じて、機器箱から突出した機器の一側方に対して、機器箱の外側からアクセスされるため、機器の一側方に対する作業性も向上するものである。なお、本項に記載の機器箱は、スライド式収容部に収容する機器以外にも、機器を収容してもよいものである。
(2)上記(1)項において、前記スライド式収容部は、当該機器箱内に奥行き方向に間隔を空けて配置される少なくとも2本のスライドレールと、前記少なくとも1つの機器が載置される底板部と、該底板部に固定されると共に、前記少なくとも2本のスライドレールの何れか一方にスライド移動可能に係合する複数のスライドキャリアと、を含む機器箱(請求項2)。
本項に記載の機器箱は、スライド式収容部が、少なくとも2本のスライドレール、底板部、及び、複数のスライドキャリアを含むものである。少なくとも2本のスライドレールは、機器箱内でスライド式収容部によるスライド方向と平行に延在し、機器箱の奥行き方向に間隔を空けて配置される。底板部は、スライド式収容部に収容される少なくとも1つの機器が載置されるものであり、この底板部に対して機器が固定されてもよい。又、複数のスライドキャリアは、底板部の下面側等に互いに間隔を空けて固定され、少なくとも2本のスライドレールの何れか一方に、スライド移動可能に係合するものである。このような構成により、スライド式収容部は、底板部に載置された機器を、機器箱内に配置された少なくとも2本のスライドレールと、底板部に固定された複数のスライドキャリアとで構成されるスライド機構を介して、安定してスライドさせるものである。
(3)上記(1)(2)項において、前記一側方に外壁が設けられると共に、該外壁に、外側に開く開閉扉或いは取り外し可能な壁構造が設けられる機器箱(請求項3)。
本項に記載の機器箱は、スライド式収容部により機器をスライド移動させる一側方に、外壁が設けられており、更に、その外壁に、外側に開く開閉扉或いは取り外し可能な壁構造が設けられたものである。これにより、スライド式収容部に収容されている機器が、機器箱内に収まっている状態では、開閉扉或いは取り外し可能な壁構造が閉じられ、外壁により機器箱の一側方が密閉される。又、スライド式収容部に収容されている機器がスライド移動される際には、外壁の開閉扉が開かれて、或いは、取り外し可能な壁構造が取り外されて、機器を機器箱から突出させるための開口部が外壁に形成される。このように、機器への作業が発生する場合等の必要に応じて、機器を機器箱から突出させるための開口部が形成されるため、外壁による機器箱の密閉性を有しながらも、効率よく作業スペースが確保されるものとなる。
(4)上記(1)から(3)項において、前記少なくとも1つの機器は、当該機器箱の正面視で左側或いは右側のうち、前記一側方に対応する側と反対側に設けられた軸を回転軸として、当該機器箱の正面視で手前側に開く開閉部を有し、当該機器箱の正面視で前記開閉部の手前側に、前記少なくとも1つの機器の構成部材が取り付けられている機器箱(請求項4)。
本項に記載の機器箱は、スライド式収容部に収容される少なくとも1つの機器が、機器箱の正面視で手前側に開く開閉部を有している。この開閉部は、機器箱の正面視で左側或いは右側のうち、スライド式収容部により機器をスライドさせる一側方に対応する側とは、反対側に設けられた軸を回転軸として開閉する。すなわち、スライド式収容部により、機器を機器箱から突出させるために、機器箱の正面視で右側へ機器がスライド移動される場合は、そのスライド方向と反対の左側に設けられた軸を回転軸として、機器の開閉部が開閉される。又、スライド式収容部により、機器箱の正面視で左側へ機器がスライド移動される場合は、そのスライド方向と反対の右側に設けられた軸を回転軸として、機器の開閉部が開閉される。
更に、機器の開閉部には、機器箱の正面視で開閉部の手前側に、その機器を構成する構成部材が取り付けられている。すなわち、開閉部に取り付けられた機器の構成部材は、開閉部の前面部から手前側へと突出した状態で、開閉部と一体的に開閉移動される。このため、開閉部を有する機器が機器箱内に収容された状態では、特に開閉部から突出した機器の構成部材の影響によって、機器の、開閉部の回転軸が設けられた側方及びその前方に、開閉部を開くためのスペースが確保できない虞がある。しかしながら、本項に記載の機器箱は、スライド式収容部に収容された機器がスライド移行可能なものであるため、そのスライド方向と反対の側方及びその前方、すなわち、開閉部の回転軸が設けられた側方及びその前方に、開閉部を開くための十分なスペースが確保されるものである。
(5)上記(1)から(4)項において、鉄道車両の運転室に設けられる運転台構造を構成する複数のモジュールのうち、少なくとも1つのモジュールに設けられる機器箱(請求項5)。
本項に記載の機器箱は、鉄道車両の運転室に設けられる運転台構造を構成する複数のモジュールのうち、少なくとも1つのモジュールに設けられるものである。すなわち、運転台構造には、鉄道車両の運転に係る様々な機器が設置されるため、そのような機器の一部を収容するように、運転台構造を構成するモジュールに設けられるものである。ここで、上記の運転台構造のように、一体構造ではなく複数のモジュールによる分割構造である場合、各モジュールの大きさに制約を受けることがある。しかしながら、本項に記載の機器箱は、大きさの制約を受けたモジュールに設けられたとしても、スライド式収容部によって機器に対する作業スペースが確保されるため、作業性が維持されるものである。
(6)上記(5)項において、前記運転室には、該運転室の前方に具備される貫通扉への通路が設けられており、前記少なくとも1つのモジュールは、前記運転台構造を構成する、マスターコントローラを含むメインモジュールと、鉄道車両の進行方向を基準として、前記メインモジュールの右側に配置される第1機器モジュールと、前記メインモジュールの左側に配置される第2機器モジュールと、前記メインモジュールの上側に配置されるディスプレイモジュールとのうち、前記通路に隣接して設置されるモジュールであり、前記スライド式収容部は、前記少なくとも1つの機器を、前記通路に隣接して設置されるモジュールの、前記通路と隣接する一側方から、前記通路に向けてスライドさせるものである機器箱(請求項6)。
本項に記載の機器箱は、メインモジュール、第1機器モジュール、第2機器モジュール、及び、ディスプレイモジュールで構成される運転台構造に設けられるものである。ここで、メインモジュールは、鉄道車両の力行操作とブレーキ操作との双方を行うためのマスターコントローラを含み、更に、マスターコントローラを操作可能な位置に着席する運転士の足が収まる空間部や、運転士の足により操作される警笛ペダルやデッドマンペダル等の、運転中の運転士により操作される機器が主に設置される。第1機器モジュールは、鉄道車両の進行方向を基準として、メインモジュールの右側に配置されるものであり、例えば、天板部分に各種の操作スイッチが配置されると共に、連絡装置等が設置される。第2機器モジュールは、鉄道車両の進行方向を基準として、メインモジュールの左側に配置されるものであり、例えば、天板部分に車内アナウンスを行うためのマイクが配置されると共に、各スイッチ等が設置される。なお、第1機器モジュールと第2機器モジュールとは、運転台の仕様を満たすために、搭載される機器、大きさ及び形状等が、互いに入れ替わってもよいものである。又、ディスプレイモジュールは、メインモジュールの上側に配置されるものであり、鉄道車両の運転に必要な様々な情報を表示する表示部や、タッチ式で操作できる表示器、時計やスピーカ等が設置される。
又、上述した運転台構造が設けられる鉄道車両の運転室には、運転室の前方に具備される貫通扉への通路が設けられる。このため、運転室の前方側に設置される運転台構造を構成する上述した複数のモジュールは、少なくとも1つのモジュールが、貫通扉への通路に隣接して設置されることになる。本項に記載の機器箱は、そのような通路に隣接して設置されるモジュールに設けられるものである。そして、本項に記載の機器箱は、通路に隣接したモジュールにおいて、スライド式収容部が、収容する少なくとも1つの機器を、通路と隣接するモジュールの一側方から、通路に向けてスライドさせるものである。これにより、スライドされた機器は、モジュールの一側方から通路を成す空間へ、その機器の一部が突出する態様となる。このように、スライド式収容部に収容する機器を突出させるスペースとして、貫通扉への通路となる空間を利用し、機器に対する作業スペースを効率よく確保するものである。
本発明は上記のような構成であるため、機器箱に収容される機器に対する作業スペースを効率よく確保することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る機器箱が設けられた運転台構造の三面図である。 本発明の実施の形態に係る機器箱が設けられた図1の運転台構造の第1機器モジュールの内部構造を、正面及び側面から示した内部構造図である。 本発明の実施の形態に係る機器箱のスライド式収容部を示すイメージ図である。 スライド式収容部に用いられるスライドレール及びスライドキャリアを示す三面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、添付図面に基づいて説明する。ここで、従来技術と同一部分、若しくは相当する部分については、詳しい説明を省略することとし、又、図面の全体を通して、同一部分若しくは相当する部分は、同一の符号で示している。
本発明の実施の形態に係る機器箱は、鉄道車両の運転室や客室等に設置される機器を収容するものであり、以下に示す実施例では、主に、運転台構造の一部を構成する機器箱として説明されている。しかしながら、本発明の実施の形態に係る機器箱は、実施例の構成に限定されるものではなく、鉄道車両に設置される任意の機器を、鉄道車両の任意の位置において収容するために利用可能なものである。
まず、図1には、本発明の実施の形態に係る機器箱100が設けられた運転台構造10を示している。図示のように、運転台構造10は、メインモジュール12と、機器箱100が設けられた第1機器モジュール14と、第2機器モジュール16と、ディスプレイモジュール18と、台座モジュール20とが、着脱自在に組み合わされて構成されている。より詳しくは、メインモジュール12は、操作モジュール22と、スペーサモジュール24(24A、24B)と、第3機器モジュール26とが組み合わされたものであり、第1機器モジュール14は、上部機器モジュール28と、機器箱100により構成される下部機器モジュール30とが組み合わされたものであり、ディスプレイモジュール18は、右ディスプレイモジュール32と、左ディスプレイモジュール34とが組み合わされたものである。これら複数のモジュールの、隣接するモジュール間は、ボルト締結部やパッチン錠76(図2参照)等といった、所定の形状を有する結合手段72を介して、着脱自在に結合されている。
ここで、図1を参照して、上述した各モジュールについて簡単に説明すると、操作モジュール22は、鉄道車両の力行操作及びブレーキ操作の双方を担うマスターコントローラ36や、全後進スイッチレバーを含むものである。スペーサモジュール24Aは、操作モジュール22の右側において、操作モジュール22と上部機器モジュール28との間の隙間を埋めるように配置され、同様に、スペーサモジュール24Bは、操作モジュール22の左側において、操作モジュール22と第2機器モジュール16との間の隙間を埋めるように配置されている。第3機器モジュール26には、着脱式壁部38、着脱式壁部38の紙面手前側に位置する、操縦席に座った運転士の足を収納する空間部39、空気・電気笛ペダル42等が設けられる。
上部機器モジュール28には、各種の操作スイッチ等が設けられ、図1の例では、把持部29が設置されている。下部機器モジュール30は、本発明の実施の形態に係る機器箱100により構成されており、前面扉54A、54B、側面扉56、ワイパースイッチ、温風暖房スイッチ57等が設けられ、詳しくは後述するが、内部には機器84A〜84D(図2参照)が設置される。第2機器モジュール16は、車内アナウンス用のマイク17、ATC運転切替スイッチ93、非常短絡スイッチ94等が設置される。右ディスプレイモジュール32には、第1メータ表示器のバックアップを兼ねる表示部96が設置され、左ディスプレイモジュール34には、乗務員及びメンテナンス支援のための表示部97と、運転・車両情報のための表示部98とが設置されている。台座モジュール20には、前照灯足踏減光スイッチペダル40が設けられている。又、下部機器モジュール30に設けられた前面扉54A、54B、側面扉56を含み、各モジュールに設置される扉は、作業性の観点から、取り外し可能なヒンジ構造によって支持されていてもよい。又、各モジュールの基本構造は、きせ部分を構成する複数の板金や、複数の骨組等が組み合わされて構成されている。
続いて、図2には、本発明の実施の形態に係る機器箱100が設けられた第1機器モジュール14、すなわち、上部機器モジュール28と下部機器モジュール30としての機器箱100との、内部構造の一部を示している。図2を確認すると、まず、上部機器モジュール28と機器箱100とは、図2(a)における紙面奥側と右側とにおいて、所定の形状を有する結合手段72としてパッチン錠76により結合されている。本実施例では、紙面奥側に2つのパッチン錠76が用いられ、右側に1つのパッチン錠76が用いられている。ここで、パッチン錠76とは、結合する2つのモジュールの各々に固定される2つの部材から成り、一方の部材に対して他方の部材が掛止されることで2つのモジュール同士を引き寄せて相互連結する施錠状態と、2つの部材間の掛止が解除されることで2つのモジュールの連結が解除される開錠状態とに、切り替え操作可能なものである。
更に、図2を確認すると、下部機器モジュール30としての機器箱100の内部には、4つの機器84(84A〜84D)が設置されている。その中で、3つの機器84A〜84Cは、夫々、機器箱100の背面側を構成する4本の骨組60D〜60Gのうち、2本の骨組60D及び60Eに固定された、機器取付盤61C〜61Eを介して取り付けられている。他方、機器84Dは、機器箱100内に設けられたスライド式収容部62に収容されている。
スライド式収容部62は、機器箱100を構成する2本の骨組60H、60Iの上面に設置された2本のスライドレール64(64A、64B)と、機器84Dが載置されている底板部66と、機器84Dが取り付けられる背面フレーム70と、底板部66の下面側に取り付けられる複数のスライドキャリア68(図4参照)とを含んでいる。図4に示すように、スライドキャリア68は、スライドレール64に対して、スライド移動可能に係合するものであり、底板部66に取り付けられた複数のスライドキャリア68の各々は、2本のスライドレール64A、64Bの何れか一方に係合している。2本のスライドレール64A、64Bは、図2(b)における左右方向に間隔を空けて配置された2本の骨組60H、60Iの上面に、ねじ固定やボルト締結部によって取り付けられている。又、複数のスライドキャリア68の各々は、底板部66の下面側に、ねじ固定やボルト締結部によって取り付けられる。
上記のような構成のスライド式収容部62は、機器84Dを、本実施例では図2(a)における右側へスライド可能に収容している。具体的に、図2(a)には、スライド式収容部62によって、図中右側へスライドされた状態の機器84Dを仮想線で示しており、又、図3には、機器84Dが取り付けられる前のスライド式収容部62の、僅かにスライドされた状態を示している。これらの図から分かるように、スライド式収容部62は、収容している機器84Dの一部が機器箱100から突出するように、機器箱100に対して機器84Dをスライド移動させる。このため、スライド式収容部62が設けられている機器箱100には、機器84Dの一部が突出されるように、スライド式収容部62によるスライド方向(図2(a)における右側)の外壁100aに、外側に開く側面扉(開閉扉)56が設けられている。なお、機器箱100の外壁100aは、側面扉56の代わりに、取り外し可能な壁構造や開口部が設けられていてもよく、又、機器箱100の、スライド式収容部62によるスライド方向に、外壁100a自体が設けられておらず、フレーム構造のみが設けられていてもよい。
ここで、本実施例のように、機器箱100の右側から機器84Dを突出させる構成の場合、そのためのスペースが、機器箱100の右側に確保されている必要がある。このため、このような機器箱100(下部機器モジュール30)を含む運転台構造10は、例えば、機器箱100を含む第1機器モジュール14の右側に、運転室の前方に具備される貫通扉への通路が設けられているような運転室に設置される。すなわち、その運転室には、車両進行方向を基準として前方の右側に、貫通扉が設けられている。一方、運転室の、車両進行方向を基準として前方の左側や中央付近に、貫通扉が設けられている場合、運転台構造10は、例えば、図1の例から左右反転された構成や、モジュールとモジュールとの間に通路となる隙間が設けられた構成等になる。運転台構造10がそれらの構成であっても、本発明の実施の形態に係る機器箱100は、通路と隣接する何れかのモジュールに設けられることになる。
又、本実施例において、機器箱100のスライド式収容部62に収容されている機器84Dは、図2(a)における左側に設けられたヒンジ機構86によって、図2(a)における紙面手前側に開く開閉部88を備えている。更に、この開閉部88の前面側(図2(b)における左側)には、開閉部88と共に移動する、機器84Dの構成部材90が取り付けられている。なお、機器84Dは、スライド式収容部62に対して、ボルト締結部等を介して取り付けられる。又、機器84Dへ接続される配線は、機器84Dのスライド移動に干渉しないような十分な長さ及びルートで引き回されている。
なお、本発明の実施の形態に係る機器箱100は、図1に示したような運転台構造10に設けられる場合、第1機器モジュール14以外の別のモジュールに設けられてもよく、又、任意の構成の運転台構造の、任意の位置に設けることができる。更に、機器箱100のスライド式収容部62は、図2〜図4に示した構成に限定されるものではなく、例えば、2本より多くのスライドレール64を含んでいてもよく、車輪式等の他のスライド機構を採用したものであってもよい。又、スライド式収容部62により、1つより多くの機器84を収容してもよく、収容する機器84の構成も、図2に示した機器84Dのような構成に限定されるものではない。又、スライド式収容部62は、収容する機器84を図2(a)における左側にスライドさせるものであってもよく、この場合は、例えば、運転台構造10が、メインモジュール12と第1機器モジュール14との間に、運転室の前方に具備される貫通扉への通路となる隙間が設けられる構成となる。
さて、上記構成をなす本発明の実施の形態によれば、次のような作用効果を得ることが可能である。すなわち、本発明の実施の形態に係る機器箱100は、鉄道車両の運転室や客室等に設置される機器を収容するものであり、例えば図2に示されるように、そのような少なくとも1つの機器84(図示の例で1つの機器84D)を収容するスライド式収容部62を備えている。このスライド式収容部62は、収容する1つの機器84Dの一部が、機器箱100の一側方、図2の例では図2(a)における右側から外側へ突出するように、収容する機器84Dをスライド可能なものである。
これにより、機器箱100内に十分な作業スペースが確保されていない場合であっても、スライド式収容部62によりスライド移動された機器84Dの、スライド方向と反対の側方(図2(a)における左側)及びその前方に、機器84Dに対する作業のためのスペースを効率よく確保することができる。このため、スライド式収容部62に収容された機器84Dに対する作業性を向上することが可能となる。更に、スライドされる機器84Dの、機器箱100からの突出長さに応じて、機器箱100から突出した機器84Dの一側方に対して、機器箱100の外側からアクセスすることができるため、機器84Dの一側方に対する作業性を向上することもできる。なお、図2の例のように、機器箱100は、スライド式収容部62に収容する機器84D以外にも、機器84A〜84C等を収容してもよいものである。
又、本発明の実施の形態に係る機器箱100は、図2〜図4に示すように、スライド式収容部62が、少なくとも2本のスライドレール64(図示の例では2本のスライドレール64A、64B)、底板部66、及び、複数のスライドキャリア68を含むものである。2本のスライドレール64A、64Bは、機器箱100内でスライド式収容部62によるスライド方向(図2(a)における左右方向)と平行に延在し、機器箱100の奥行き方向(図2(b)における左右方向)に間隔を空けて配置される。底板部66は、スライド式収容部62に収容される機器84Dが載置されるものであり、この底板部66に対して機器84Dが固定されてもよい。又、複数のスライドキャリア68は、底板部66の下面側に互いに間隔を空けて固定され、2本のスライドレール64A、64Bの何れか一方に、スライド移動可能に係合するものである。このような構成により、機器箱100のスライド式収容部62は、底板部66に載置された機器84Dを、機器箱100内に配置された少なくとも2本のスライドレール64A、64Bと、底板部66に固定された複数のスライドキャリア68とで構成されるスライド機構を介して、安定してスライドさせることが可能となる。
又、本発明の実施の形態に係る機器箱100は、スライド式収容部62により機器84Dをスライド移動させる一側方(図2(a)における右側)に、外壁100aが設けられており、更に、その外壁100aに、外側に開く開閉扉56(図1及び図3参照)が設けられたものである。これにより、スライド式収容部62に収容されている機器84Dが、機器箱100内に収まっている状態では、開閉扉56が閉じられ、外壁100aにより機器箱100の右側が密閉される。又、スライド式収容部62に収容されている機器84Dがスライド移動される際には、図3に示すように、外壁100aの開閉扉56が開かれて、機器84Dを機器箱100から突出させるための開口部100bが外壁100aに形成される。このように、機器84Dへの作業が発生する場合等の必要に応じて、機器84Dを機器箱100から突出させるための開口部100bが形成されるため、外壁100aによる機器箱100の密閉性を有しながらも、効率よく作業スペースを確保することができる。
更に、本発明の実施の形態に係る機器箱100は、スライド式収容部62に収容される機器84Dが、機器箱100の正面視で手前側に開く開閉部88を有している。この開閉部88は、スライド式収容部62により機器84Dをスライドさせる一側方に対応する側とは、反対側に設けられた軸を回転軸として開閉する。すなわち、図2の例のように、スライド式収容部62により、機器84Dを機器箱100から突出させるために、機器箱100の正面視で右側へ機器84Dがスライド移動される場合は、そのスライド方向と反対の左側に設けられた軸(ヒンジ機構86)を回転軸として、機器84Dの開閉部88が開閉される。
更に、機器84Dの開閉部88には、機器箱100の正面視で開閉部88の手前側(図2(b)における右側)に、その機器84Dを構成する構成部材90が取り付けられている。すなわち、開閉部88に取り付けられた機器84Dの構成部材90は、開閉部88の前面部から手前側へと突出した状態で、開閉部88と一体的に開閉移動される。このため、開閉部88を有する機器84Dが機器箱100内に収容された状態では、特に開閉部88から突出した機器84Dの構成部材90の影響によって、機器84Dの、開閉部88のヒンジ機構86が設けられた側方及びその前方に、開閉部88を開くためのスペースが確保できない虞がある。しかしながら、本発明の実施の形態に係る機器箱100は、スライド式収容部62に収容された機器84Dがスライド移行可能なものであるため、そのスライド方向と反対の側方及びその前方、すなわち、開閉部88のヒンジ機構86が設けられた側方及びその前方に、開閉部88を開くための十分なスペースを確保することができる。
又、本発明の実施の形態に係る機器箱100は、図1に示すように、鉄道車両の運転室に設けられる運転台構造10を構成する複数のモジュールのうち、少なくとも1つのモジュールに設けられるものである。すなわち、運転台構造10には、鉄道車両の運転に係る様々な機器84が設置されるため、そのような機器84の一部を収容するように、運転台構造10を構成するモジュールに設けられるものである。ここで、図1の運転台構造10のように、一体構造ではなく複数のモジュールによる分割構造である場合、各モジュールの大きさに制約を受けることがある。しかしながら、本発明の実施の形態に係る機器箱100は、大きさの制約を受けたモジュールに設けられたとしても、スライド式収容部62によって機器84に対する作業スペースを確保することができるため、作業性を維持することが可能となる。
更に、本発明の実施の形態に係る機器箱100は、メインモジュール12、第1機器モジュール14、第2機器モジュール16、及び、ディスプレイモジュール18で構成される運転台構造10に設けられるものである。ここで、メインモジュール12は、鉄道車両の力行操作とブレーキ操作との双方を行うためのマスターコントローラ36を含み、更に、マスターコントローラ36を操作可能な位置に着席する運転士の足が収まる空間部39や、運転士の足により操作される前照灯足踏減光スイッチペダル40や空気・電気笛ペダル42等の、運転中の運転士により操作される機器が主に設置される。
第1機器モジュール14は、鉄道車両の進行方向を基準として、メインモジュール12の右側に配置されるものであり、例えば、天板部分に各種の操作スイッチが配置されると共に、連絡装置等が設置される。第2機器モジュール16は、鉄道車両の進行方向を基準として、メインモジュール12の左側に配置されるものであり、例えば、天板部分に車内アナウンスを行うためのマイク17が配置されると共に、各スイッチ等が設置される。又、ディスプレイモジュール18は、メインモジュール12の上側に配置されるものであり、鉄道車両の運転に必要な様々な情報を表示する表示部96〜98や、タッチ式で操作できる表示器、時計やスピーカ等が設置される。
又、上述した運転台構造10が設けられる鉄道車両の運転室には、運転室の前方に具備される貫通扉への通路が設けられる。このため、運転室の前方側に設置される運転台構造10を構成する上述した複数のモジュールは、少なくとも1つのモジュールが、貫通扉への通路に隣接して設置されることになる。図1の運転台構造10は、車両進行方向を基準として前方の右側に、貫通扉が設けられている運転室に対応するものであるため、第1機器モジュール14の右側に、貫通扉への通路となる空間が設けられる。本発明の実施の形態に係る機器箱100は、そのような通路に隣接して設置される第1機器モジュール14に設けられるものである。そして、本発明の実施の形態に係る機器箱100は、第1機器モジュール14に設けられるスライド式収容部62が、収容する少なくとも1つの機器84Dを、第1機器モジュール14の正面視で右側へスライドさせるものである。すなわち、第1機器モジュール14の正面視で、スライド式収容部62により機器84Dが右側へスライドされることで、通路となる空間が確保されている第1機器モジュール14の右側から、その機器84Dの一部が突出する態様となる。このように、スライド式収容部62に収容する機器84Dを突出させるスペースとして、貫通扉への通路となる空間を利用することで、機器84Dに対する作業スペースを効率よく確保することができる。
10:運転台構造、12:メインモジュール、14:第1機器モジュール、16:第2機器モジュール、18:ディスプレイモジュール、36:マスターコントローラ、56:側面扉(開閉扉)、62:スライド式収容部、64(64A、64B):スライドレール、66:底板部、68:スライドキャリア、84(84A〜84D):機器、86:軸(ヒンジ機構)、88:開閉部、90:構成部材、100:機器箱、100a:外壁

Claims (6)

  1. 鉄道車両に設置される機器を収容する機器箱であって、
    少なくとも1つの機器を収容すると共に、該少なくとも1つの機器の一部が当該機器箱の一側方から外側へ突出するようにスライド可能なスライド式収容部を備えることを特徴とする機器箱。
  2. 前記スライド式収容部は、当該機器箱内に奥行き方向に間隔を空けて配置される少なくとも2本のスライドレールと、前記少なくとも1つの機器が載置される底板部と、該底板部に固定されると共に、前記少なくとも2本のスライドレールの何れか一方にスライド移動可能に係合する複数のスライドキャリアと、を含むことを特徴とする請求項1記載の機器箱。
  3. 前記一側方に外壁が設けられると共に、該外壁に、外側に開く開閉扉或いは取り外し可能な壁構造が設けられることを特徴とする請求項1又は2記載の機器箱。
  4. 前記少なくとも1つの機器は、当該機器箱の正面視で左側或いは右側のうち、前記一側方に対応する側と反対側に設けられた軸を回転軸として、当該機器箱の正面視で手前側に開く開閉部を有し、当該機器箱の正面視で前記開閉部の手前側に、前記少なくとも1つの機器の構成部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の機器箱。
  5. 鉄道車両の運転室に設けられる運転台構造を構成する複数のモジュールのうち、少なくとも1つのモジュールに設けられることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の機器箱。
  6. 前記運転室には、該運転室の前方に具備される貫通扉への通路が設けられており、
    前記少なくとも1つのモジュールは、前記運転台構造を構成する、マスターコントローラを含むメインモジュールと、鉄道車両の進行方向を基準として、前記メインモジュールの右側に配置される第1機器モジュールと、前記メインモジュールの左側に配置される第2機器モジュールと、前記メインモジュールの上側に配置されるディスプレイモジュールとのうち、前記通路に隣接して設置されるモジュールであり、
    前記スライド式収容部は、前記少なくとも1つの機器を、前記通路に隣接して設置されるモジュールの、前記通路と隣接する一側方から、前記通路に向けてスライドさせるものであることを特徴とする請求項5記載の機器箱。
JP2017072354A 2017-03-31 2017-03-31 機器箱 Active JP6933486B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017072354A JP6933486B2 (ja) 2017-03-31 2017-03-31 機器箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017072354A JP6933486B2 (ja) 2017-03-31 2017-03-31 機器箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018172079A true JP2018172079A (ja) 2018-11-08
JP6933486B2 JP6933486B2 (ja) 2021-09-08

Family

ID=64108124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017072354A Active JP6933486B2 (ja) 2017-03-31 2017-03-31 機器箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6933486B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6232579U (ja) * 1985-08-12 1987-02-26
JP2001258107A (ja) * 2000-03-08 2001-09-21 Railway Technical Res Inst 電車運転操作装置
JP2005299242A (ja) * 2004-04-13 2005-10-27 Kojima Press Co Ltd 車両用内装装置
JP2010273396A (ja) * 2009-05-19 2010-12-02 Nitto Electric Works Ltd 電気機器収納用キャビネット
JP2013203080A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Kawasaki Heavy Ind Ltd 鉄道車両の二重構造型収納箱、及びそれを備える鉄道車両
JP2013237382A (ja) * 2012-05-16 2013-11-28 East Japan Railway Co 軌道検測装置システムの車両床下搭載方法及び軌道検測装置システム
CN205469070U (zh) * 2016-02-26 2016-08-17 中车青岛四方车辆研究所有限公司 动车组司机台

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6232579U (ja) * 1985-08-12 1987-02-26
JP2001258107A (ja) * 2000-03-08 2001-09-21 Railway Technical Res Inst 電車運転操作装置
JP2005299242A (ja) * 2004-04-13 2005-10-27 Kojima Press Co Ltd 車両用内装装置
JP2010273396A (ja) * 2009-05-19 2010-12-02 Nitto Electric Works Ltd 電気機器収納用キャビネット
JP2013203080A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Kawasaki Heavy Ind Ltd 鉄道車両の二重構造型収納箱、及びそれを備える鉄道車両
JP2013237382A (ja) * 2012-05-16 2013-11-28 East Japan Railway Co 軌道検測装置システムの車両床下搭載方法及び軌道検測装置システム
CN205469070U (zh) * 2016-02-26 2016-08-17 中车青岛四方车辆研究所有限公司 动车组司机台

Also Published As

Publication number Publication date
JP6933486B2 (ja) 2021-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6933484B2 (ja) 鉄道車両の運転台構造及び運転台の構築方法
CN106065749B (zh) 车辆车身中进出开口的控制
US11465748B2 (en) Galley monument for an aircraft and aircraft
US20180354366A1 (en) Interior structure for vehicle
US20140265410A1 (en) Device for vehicle-mounted equipment and vehicle having the same
JP2018172079A (ja) 機器箱
CN110356563A (zh) 用于航空器的厨房建造物和航空器
JP2014167232A (ja) 移動体駆動装置
JPH10974A (ja) 車両内のテーブル構造
JP6934738B2 (ja) 機器箱
JP2018012468A (ja) 車両用シート装置
KR20050048493A (ko) 자동차용 운송 박스 장치
JP5309922B2 (ja) 車両用シェード装置
CN215361322U (zh) 用于客运的轨道车辆
JP2011230626A (ja) 車両用コンソールボックス
JP2012116263A (ja) ディスプレイ装置の取付構造
JP5869224B2 (ja) 乗り物用物入れ装置
JP6703636B1 (ja) 鉄道車両の交換式ディスプレイ窓
MX2014007290A (es) Acoplamiento de puerta de cabina-puerta de caja.
JP2008260460A (ja) 車両の車室内構造
CN213597692U (zh) 一种门锁显示屏安装结构
JP2015030317A (ja) グラブボックス
CN205769026U (zh) 一种汽车手套箱
JP6734338B2 (ja) 車体前部構造
JP5939761B2 (ja) 車両用表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20170412

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210819

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6933486

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150