JP2018168081A - ゲルシート化粧料 - Google Patents
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Description
[1](A)イオタカラギーナン1.25〜7.75重量%と(B)α−アミノ酸の塩及び/又はα−アミノ酸誘導体の塩とを含む、ゲルシート化粧料であって、前記α−アミノ酸誘導体が、ピロリドンカルボン酸、又はα−アミノ酸のα炭素に結合しているアミノ基のHの1つが置換した化合物であり、前記α−アミノ酸の塩及び/又はα−アミノ酸誘導体の塩の分子量が1000以下である前記ゲルシート化粧料、
[2]前記α−アミノ酸が、親水性α−アミノ酸である、[1]に記載のゲルシート化粧料、
[3]前記α−アミノ酸のα炭素に結合しているアミノ基のHの1つが置換した化合物が、ジヒドロキシプロピルアルギニン、アセチルグルタミン酸、及びアセチルアルギニンからなる群から選択される1つ以上である、[1]又は[2]に記載のゲルシート化粧料、
[4]前記塩が、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、塩酸塩、及びアルギニン塩からなる群から選択される1つ以上である、[1]〜[3]のいずれかに記載のゲルシート化粧料、
[5]前記イオタカラギーナンの含有量が、化粧料全体に対して3重量%〜7重量%である、[1]〜[4]のいずれかに記載のゲルシート化粧料、並びに
[6]顔全体、目元、口元、又は頬用である、[5]に記載のゲルシート化粧料
に関する。
本発明のゲルシート化粧料は、(A)イオタカラギーナン1.25〜7.75重量%と(B)α−アミノ酸の塩及び/又はα−アミノ酸誘導体の塩とを含む。前記α−アミノ酸誘導体は、ピロリドンカルボン酸、又はα−アミノ酸のα炭素に結合しているアミノ基のHの1つが置換した化合物であり、前記α−アミノ酸の塩及び/又はα−アミノ酸誘導体の塩の分子量が1000以下である。
カラギーナンは、水溶性高分子の一種であり、β−D−ガラクトースと3、6アンヒドロ−α−D−ガラクトースが、β−1,4結合とα−1,3結合とを交互に繰り返して結合した直鎖状の硫酸化多糖類である。イオタカラギーナンは、カラギーナンの一種であり、一般的に、柔らかいゲルを形成すると言われている。イオタカラギーナンは、本発明のゲルシート化粧料において、支持体がなくとも形態を長時間に亘り保持可能である強度、並びに良好な使用感触及び経時安定性を実現するために配合される。
本発明のゲルシート化粧料は、イオタカラギーナンを1.25〜7.75重量%含む。イオタカラギーナンの量が1.25重量%未満になると、十分な強度が得られない。また、イオタカラギーナンの量が7.75重量%を超えると、粘度が高すぎることから成型が困難になる。
α−アミノ酸とは、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン、グルタミン酸、グリシン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リシン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシン、及びバリンの20種のアミノ酸を意味する。α−アミノ酸は、カルボキシル基が結合している炭素(α炭素)にアミノ基もまた結合しており、RCH(NH2)COOHという構造を有する。プロリンは、厳密にはイミノ酸であるが、本発明の効果が得られるため、本明細書においては、α−アミノ酸に含めるものとする。α−アミノ酸は、塩基性アミノ酸、酸性アミノ酸、及び中性アミノ酸のいずれを用いてもよいが、塩基性アミノ酸及び酸性アミノ酸のいずれかであることが好ましい。α−アミノ酸は、D体及びL体のいずれを用いてもよいが、L体であることが好ましい。α−アミノ酸は、親水性アミノ酸及び疎水性アミノ酸のいずれを用いてもよいが、親水性アミノ酸が好ましく、L−グルタミン酸、L−アルギニン、又はL−アスパラギン酸がより好ましく、L−アスパラギン酸が最も好ましい。
本発明のゲルシート化粧料は、α−アミノ酸の塩又はα−アミノ酸誘導体の塩を1つ又は2つ以上含むことができる。以下、本明細書において、α−アミノ酸の塩及び/又はα−アミノ酸の誘導体の塩を成分(B)と称することがある。本発明のゲルシート化粧料は、成分(B)として、α−アミノ酸の塩及びα−アミノ酸誘導体の塩の両方を含むこともできる。塩の形態ではないα−アミノ酸を配合しても、本発明の効果、特に経時安定性が得られない。塩の種類は、限定されないが、例えば、酸性塩、塩基性塩、及びアミノ酸塩が挙げられる。その具体例としては、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、ヨウ化水素酸塩、硝酸塩、及びリン酸塩等の無機酸塩;クエン酸塩、シュウ酸塩、酢酸塩、ギ酸塩、プロピオン酸塩、安息香酸塩、トリフルオロ酢酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、及びパラトルエンスルホン酸塩等の有機酸塩;ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、銅塩、亜鉛塩、アルミニウム塩、及びアンモニウム塩等の無機塩基塩;トリエチルアンモニウム塩、トリエタノールアンモニウム塩、ピリジニウム塩、及びジイソプロピルアンモニウム塩等の有機塩基塩;並びに、リシン塩、アルギニン塩、ヒスチジン塩、アスパラギン酸塩、及びグルタミン酸塩等のアミノ酸塩が挙げられる。これらの塩の中でも無機酸塩、無機塩基塩、及びアミノ酸塩が好ましく、塩酸塩、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、及びアルギニン塩がより好ましい。
ピロリドンカルボン酸は、ピログルタミン酸又はピドル酸とも呼ばれる。ピロリドンカルボン酸は、グルタミン酸のα炭素に結合しているアミノ基と側鎖に存在するカルボキシル基とが分子内縮合反応を起こして形成された化合物である。ピロリドンカルボン酸の塩は、化粧品において、保湿剤として一般的に用いられている。本発明のゲルシート化粧料は、ピロリドンカルボン酸の塩を1つ又は2つ以上含むことができる。
本発明のゲルシート化粧料は、α−アミノ酸のα炭素に結合しているアミノ基のHの1つが置換した化合物の塩を1つ又は2つ以上含むことができる。水素原子が置換される置換基は、化合物の塩の分子量が1000以下になる限りにおいては特には限定されず、例えば、アルキル基、アシル基、アルケニル基、アルコキシ基、又はアルコキシカルボニル基などを例示することができる。
本発明のゲルシート化粧料に含まれる、成分(B)の量は、他の成分の量、適用される部位、及びゲルシート化粧料の形状等を考慮して適宜設定することができる。本発明のゲルシート化粧料は、限定されるものではないが、例えば、成分(B)を、下限として、0.1重量%以上、好ましくは0.2重量%以上、より好ましくは0.25重量%以上、さらに好ましくは0.50重量%以上含むことができ、上限として、15重量%以下、好ましくは10重量%以下、より好ましくは7.5重量%以下、さらに好ましくは5重量%以下含むことができる。具体的な範囲としては、0.1重量%〜15重量%、好ましくは0.2重量%〜7.5重量%、より好ましくは0.25重量%〜7.5重量%、さらに好ましくは0.25重量%〜5重量%、最も好ましくは0.5重量%〜5重量%含むことができる。成分(B)の量が0.1重量%以上であれば、良好な皮膜強度、経時安定性、及び使用感触を得ることができ、0.5重量%以上であれば、皮膜強度がさらに強固になることからさらに好ましい。
本発明のゲルシート化粧料に含まれる、成分(A)と成分(B)の重量比は、成分(A)と成分(B)以外の成分の量、適用される部位、及びゲルシート化粧料の形状等を考慮して適宜設定することができる。本発明のゲルシート化粧料では、成分(A)が成分(B)より多く配合されていてもよく、成分(B)が成分(A)より多く配合されていてもよく、また、同じ量が配合されていてもよい。
成分(B)は、分子量が1000以下である。すなわち、α−アミノ酸の塩、ピロリドンカルボン酸の塩、又はα−アミノ酸のα炭素に結合しているアミノ基のHの1つが置換した化合物の塩であっても、分子量が1000を超える化合物の塩、例えば多くの繰り返し構造を有するポリマー(平均分子量が70万〜80万であるポリグルタミン酸ナトリウムなど)を本発明のゲルシート化粧料に配合しても、本発明の効果は得られない。分子量が1000以下である成分(B)に加えて、分子量が1000を超える、α−アミノ酸のα炭素に結合しているアミノ基のHの1つが置換した化合物の塩を本発明のゲルシート化粧料にさらに配合した場合でも、本発明の効果を得ることができる。
成分(B)の分子量は、好ましくは900以下であり、より好ましくは800以下であり、さらに好ましくは700以下であり、さらに好ましくは600以下であり、最も好ましくは500以下である。
本発明のゲルシート化粧料を適用する部位としては、例えば、顔(口元、頬部、目元部、目の上下部、鼻部、額部、顔全体)、腕部、脚部、胸部、腹部、背部、又は首部等が挙げられる。本発明のゲルシート化粧料は、好ましくは、顔全体、目元、口元、又は頬用である。
本発明のゲルシート化粧料を使用する際の形状としては特に制限はなく、使用目的、使用部位に応じて適宜選択することができる。本発明のゲルシート化粧料の使用する際の形状は、例えば、楕円形、円形、半円形、半楕円形、正方形、長方形、台形、三角形、又はこれらが組み合わされた形状等が挙げられ、適用部位に沿った形状、及び/又は使用部位により最も適切に貼り付けることができる形状を適宜設計することができる。例えば適用部位が顔全体であるゲルシート化粧料を形成する場合には、目及び口の位置に相当する部分をくり抜き、鼻の位置に相当する部分に切り込みを入れた形状とすることができる。なお、本発明のゲルシート化粧料の厚みは、形状の保持性及び取扱いの容易さの観点から適宜設計することができるが、例えば0.3mm〜5mm、より好ましくは0.5mm〜3mmである。
本発明のゲルシート化粧料は、支持体を有しなくとも十分な強度を有している。しかしながら、本発明は、支持体を含むゲルシート化粧料を除外するものではなく、例えば、不織布又は織布、具体的には、セルロース、レーヨン、若しくはフィブロインなどの天然繊維、又はナイロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリル樹脂、ポリ乳酸、若しくはポリウレタンなどの合成繊維からなる支持体を本発明の効果を損なわない範囲で含むこともできる。
本発明のゲルシート化粧料が単独で有することができる十分な強度は、例えば、10g/cm2〜60g/cm2の皮膜強度である。本発明のゲルシート化粧料において、強度が10g/cm2以上となるように、原料の量及び割合を適宜調整することが望ましい。
1.シャーレに高温の調製液を流し込む。
2.室温まで自然冷却して厚さ5mmの皮膜ゲルシートを作成する。
3.レオメーターにおいて、25℃で、サンプルを20mm/分の速度で上昇させる。
4.20φの治具が2mmまで侵入したときの最大応力を測定する。
本発明のゲルシート化粧料は、成分(A)及び(B)の他に、必要に応じて、ゲルシート化粧料に通常使用される他の成分を含むことができる。その他の成分としては、例えば、以下の成分を1つ又は2つ以上組み合わせて含むことができる。
本発明のゲルシート化粧料の含水率は、60重量%以上であることが好ましく、65重量%以上がより好ましく、70重量%以上がさらに好ましい。本発明のゲルシート化粧料は、使用されるまでに水分又はその他の成分が経時的に減少することを防止するため、非通気性の素材、例えば、ポリエチレン及びポリプロピレンからなる包装材料内に密封されていてもよい。包装材料には、本発明のゲルシート化粧料を1つ1つ個別に又は2つ以上まとめて密封することができる。
本発明のゲルシート化粧料が、所望の強度、経時安定性及び使用感触を有する理由は、完全に解明されているわけではないが、以下のように推論することができる。しかしながら、本発明は以下の説明によって限定されるものではない。
[製造例]
成分(A)、及び成分(B)であるLグルタミン酸Na又はピロリドンカルボン酸Naを添加してゲルシート化粧料GPM−98〜101を調製し、成分(B)を添加せずにGPM−91〜97及び102〜105を調製した。ゲルシート形成の可否及び経時安定性の評価を表1及び2に示す。
[実施例1]
本実施例では、成分(B)としてL−アスパラギン酸Naを添加してゲルシート化粧料を作製した。結果を表3に示す。
成分(B)を添加しなかったこと以外は実施例1と同様の操作を行い、比較例1を作製した。結果を表3に示す。
1.シャーレにサンプルを80℃にて流し込み、室温まで冷却して厚さ5mmの皮膜シートまたはゲルを作製した。
2.この皮膜シートの強度をレオメーター(FUDOHレオメーターRTC 株式会社レオテック製)を用いて測定した。25℃にて、サンプルを20mm/分の速度で上昇させ、20φの治具が2mmまで進入したときの最大応力を測定した。
取り出しやすく、切れない:◎
少し取り出しにくく、わずかに切れた:○
取り出しにくく、かなり切れた:△
取り出せなかった:×
本実施例では、成分(B)としてL−グルタミン酸Naを添加して目元用ゲルシート化粧料を作製した。結果を表4に示す。
本実施例では、成分(B)としてL−アスパラギン酸Naを添加して目元用ゲルシート化粧料を作製した。結果を表4に示す。
本実施例では、成分(B)としてピロリドンカルボン酸Naを添加して目元用ゲルシート化粧料を作製した。結果を表4に示す。
本実施例では、成分(B)としてジヒドロキシプロピルアルギニン塩酸塩を添加して目元用ゲルシート化粧料を作製した。結果を表4に示す。
《使用感触評価》
女性パネル12名に、調製したゲルシート化粧料を使用感触について官能評価してもらい、次の基準に従って評価した。
◎:とても気持ちよく使え、かつ、使用後の潤い感がとても感じられたと評価したパネルが8名以上
○:とても気持ちよく使え、かつ、使用後の潤い感がとても感じられたと評価したパネルが6〜7名
△:とても気持ちよく使え、かつ、使用後の潤い感がとても感じられたと評価したパネルが4〜5名
×:とても気持ちよく使え、かつ、使用後の潤い感がとても感じられたと評価したパネルが3名以下。
[実施例6]
本実施例では、成分(A)を2重量%添加して口元用ゲルシート化粧料を作製した。結果を表5に示す。
本実施例では、成分(A)を3重量%添加して口元用ゲルシート化粧料を作製した。結果を表5に示す。
本実施例では、成分(A)を5重量%添加して口元用ゲルシート化粧料を作製した。結果を表5に示す。
本実施例では、成分(A)を7重量%添加して口元用ゲルシート化粧料を作製した。結果を表5に示す。
本実施例では、成分(B)としてL−アスパラギン酸Naを0.25重量%添加して口元用ゲルシート化粧料を作製した。結果を表5に示す。
本実施例では、成分(B)としてL−アスパラギン酸Naを0.5重量%添加して口元用ゲルシート化粧料を作製した。結果を表5に示す。
本実施例では、成分(B)としてL−アスパラギン酸Naを1重量%添加して口元用ゲルシート化粧料を作製した。結果を表5に示す。
本実施例では、成分(B)としてL−アスパラギン酸Naを5重量%添加して口元用ゲルシート化粧料を作製した。結果を表5に示す。
[実施例14]
本実施例では、成分(B)としてL−アスパラギン酸Naを添加して全顔用ゲルシート化粧料を作製した。結果を表6に示す。
本実施例では、成分(B)としてL−アスパラギン酸K及びL−アスパラギン酸Mgを添加して全顔用ゲルシート化粧料を作製した。結果を表6に示す。
本実施例では、成分(B)としてL−アルギニン塩酸塩、アルギニングルタミン酸、及びピロリドンカルボン酸Naを添加して全顔用ゲルシート化粧料を作製した。結果を表6に示す。
本実施例では、成分(B)としてL−アスパラギン酸Na及びL−アスパラギン酸Kを添加して全顔用ゲルシート化粧料を作製した。結果を表6に示す。
本実施例では、成分(B)としてL−アスパラギン酸Na、L−アスパラギン酸Mg、及びピロリドンカルボン酸Naを添加して全顔用ゲルシート化粧料を作製した。結果を表6に示す。
本実施例では、成分(B)としてL−アスパラギン酸K、L−アルギニン塩酸塩、及びピロリドンカルボン酸Naを添加して全顔用ゲルシート化粧料を作製した。結果を表6に示す。
[実施例20]
本実施例では、成分(B)としてL−アスパラギン酸Na及びピロリドンカルボン酸Naを添加して頬用ゲルシート化粧料を作製した。結果を表7に示す。
本実施例では、成分(B)としてL−アスパラギン酸Na及びピロリドンカルボン酸Naを添加して頬用ゲルシート化粧料を作製した。結果を表7に示す。
[実施例22]
本実施例では、成分(B)としてL−アスパラギン酸Na及びピロリドンカルボン酸Naを添加して乳化系全顔用ゲルシート化粧料を作製した。結果を表8に示す。
本実施例では、成分(B)としてL−アスパラギン酸Naを添加して乳化系全顔用ゲルシート化粧料を作製した。結果を表8に示す。
Claims (6)
- (A)イオタカラギーナン1.25〜7.75重量%と
(B)α−アミノ酸の塩及び/又はα−アミノ酸誘導体の塩と
を含む、ゲルシート化粧料であって、
前記α−アミノ酸誘導体が、
ピロリドンカルボン酸、又は
α−アミノ酸のα炭素に結合しているアミノ基のHの1つが置換した化合物
であり、前記α−アミノ酸の塩及び/又はα−アミノ酸誘導体の塩の分子量が1000以下である前記ゲルシート化粧料。 - 前記α−アミノ酸が、親水性α−アミノ酸である、請求項1に記載のゲルシート化粧料。
- 前記α−アミノ酸のα炭素に結合しているアミノ基のHの1つが置換した化合物が、ジヒドロキシプロピルアルギニン、アセチルグルタミン酸、及びアセチルアルギニンからなる群から選択される1つ以上である、請求項1又は2に記載のゲルシート化粧料。
- 前記塩が、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、塩酸塩、及びアルギニン塩からなる群から選択される1つ以上である、請求項1〜3のいずれか一項に記載のゲルシート化粧料。
- 前記イオタカラギーナンの含有量が、化粧料全体に対して3重量%〜7重量%である、請求項1〜4のいずれか一項に記載のゲルシート化粧料。
- 顔全体、目元、口元、又は頬用である、請求項5に記載のゲルシート化粧料。
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2017
- 2017-03-29 JP JP2017064987A patent/JP2018168081A/ja active Pending
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