JP2018167942A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送方向に搬送される記録媒体のスキュー取りを2つの駆動ローラーによって容易に行うことができる記録装置を提供する。【解決手段】第1単票紙P1に記録を行う印刷部と、第1単票紙を載置する給紙トレイと、給紙トレイから印刷部へ向かう搬送方向に第1単票紙を搬送する給紙ローラー51と、給紙ローラーよりも搬送方向の下流側に配置され、第1単票紙を従動ローラー55との間で挟持して搬送方向へ搬送する搬送ローラー54と、給紙ローラーおよび搬送ローラーを駆動する1つのモーターと、を備え、給紙ローラーおよび搬送ローラーが1つのモーターによって同時に駆動されるとき、給紙ローラーによる第1単票紙の搬送速度が、搬送ローラーによる第1単票紙の搬送速度よりも速くなるように構成されている記録装置。【選択図】図14

Description

本発明は、記録媒体に記録を行う記録装置に関する。
従来から、記録装置の一種として、記録部を構成する記録ヘッドの一例である液体噴射ヘッドから記録媒体の一例である用紙に対してインクなどの液体を噴射することにより、用紙に文字や図形等を含む画像の記録(印刷)を行うインクジェット式のプリンターが知られている。このようなプリンターにおいては、用紙が記録部(記録ヘッド)に対して正規の向きで搬送されることにより、搬送された用紙に対して正しく画像が記録(印刷)される。このため、例えば用紙が搬送方向に対して斜めになって搬送されるなど、正規の向きからずれた状態で搬送される場合、用紙を正規の向きに直すスキュー取りを行う技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、従来のスキュー取りの技術は、給紙ローラーによる用紙の搬送速度を搬送ローラーによる用紙の搬送速度よりも速くすることで、給紙ローラーにより給紙トレイから繰り出された用紙が斜めに供給(搬送)されても、用紙の先端が搬送ローラーに到達した時に用紙が後ろから押されるようにして正規の向きに矯正するものである。
特開平1−22576号公報
しかしながら、従来のスキュー取りの技術では、駆動ローラーとしての給紙ローラーを駆動する駆動モーターと、駆動ローラーとしての搬送ローラーを駆動する駆動モーターは、それぞれ独立したモーターとされている。このため、用紙のスキュー取りを行う際には、給紙ローラーを駆動する駆動モーターと搬送ローラーを駆動する駆動モーターとを同期させて駆動、つまり同時駆動するとともに、この同時駆動において、給紙ローラーによる用紙の搬送速度が搬送ローラーによる用紙の搬送速度以上になるように各ローラーを駆動する必要がある。したがって、このような従来のスキュー取り技術を備える記録装置では、2つの駆動ローラーをそれぞれ駆動する2つの駆動モーターの駆動制御技術が必要となり、用紙のスキュー取りを行うことが容易ではないという課題がある。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、搬送方向に搬送される記録媒体のスキュー取りを2つの駆動ローラーによって容易に行うことができる記録装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する記録装置は、記録媒体に記録を行う記録部と、前記記録媒体を載置する媒体載置部と、前記媒体載置部から前記記録部へ向かう搬送方向に前記記録媒体を搬送する第1駆動ローラーと、前記第1駆動ローラーよりも前記搬送方向の下流側に配置され、前記記録媒体を従動ローラーとの間で挟持して前記搬送方向へ搬送する第2駆動ローラーと、前記第1駆動ローラーおよび前記第2駆動ローラーを駆動する1つの駆動部と、を備え、前記第1駆動ローラーおよび前記第2駆動ローラーが前記1つの駆動部によって同時に駆動されるとき、前記第1駆動ローラーによる前記記録媒体の搬送速度が、前記第2駆動ローラーによる前記記録媒体の搬送速度よりも速くなるように構成されている。
この構成によれば、2つの駆動ローラーを容易に同時駆動できるとともに、この同時駆動される2つの駆動ローラーによって搬送方向に搬送される記録媒体のスキュー取りを容易に行うことができる。
上記記録装置において、前記第1駆動ローラーのローラー径は前記第2駆動ローラーのローラー径よりも大きいことが好ましい。
この構成によれば、第1駆動ローラーによる記録媒体の搬送速度を、第2駆動ローラーによる記録媒体の搬送速度よりも容易に速くすることができる。
上記記録装置において、前記1つの駆動部によって同時に駆動されるときの前記第1駆動ローラーの回転速度は、前記第2駆動ローラーの回転速度よりも速いことが好ましい。
この構成によれば、1つの駆動部で同時に駆動する状態で、第1駆動ローラーによる記録媒体の搬送速度を、第2駆動ローラーによる記録媒体の搬送速度よりも容易に速くすることができる。
上記記録装置においては、前記第1駆動ローラーに対して前記1つの駆動部からの駆動力を伝達する駆動力伝達部を有し、前記駆動力伝達部は、前記記録媒体が前記従動ローラーとの間で挟持されて前記第2駆動ローラーによって搬送可能な状態となった後、前記第1駆動ローラーに対して伝達していた駆動力を解除して非伝達とすることが好ましい。
この構成によれば、第2駆動ローラーによって、記録媒体をスキュー取りされた状態で搬送方向に安定して搬送できる。
上記記録装置において、前記記録部は、前記記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、前記記録ヘッドが備えられ前記搬送方向と交差する方向に移動可能なヘッド移動部と、を有し、前記駆動力伝達部は、前記ヘッド移動部の移動により前記第1駆動ローラーに対する駆動力を伝達と非伝達との間で切替える切替機構を有することが好ましい。
この構成によれば、第1駆動ローラーへの駆動力の伝達の切り替えを、記録部を活用して行うことができる。
一実施形態のプリンターの斜視図。 手差しによって記録媒体が供給可能な状態のプリンターの斜視図。 給紙トレイから記録媒体が供給可能な状態のプリンターの斜視図。 プリンターの内部構造を示す断面図。 プリンターの内部構造を示す平面図。 給紙トレイから記録媒体が供給可能な状態のプリンターの内部構造を示す断面図。 給紙トレイからの記録媒体の給紙に係る構成を示す斜視図。 給紙トレイからの記録媒体の給紙に係る構成の一部を拡大して示す斜視図。 給紙トレイに係る構成を示す斜視図。 給紙トレイの給紙ローラーに係る構成の一部を拡大して示す斜視図。 給紙ローラーへの駆動力伝達の切替機構を示す斜視図。 切替機構において給紙ローラーへ駆動力が伝達される状態を示す斜視図。 切替機構を構成する歯車列とカム機構の一部を示す斜視図。 給紙ローラーと搬送ローラーとを示すプリンターの部分拡大断面図。 記録媒体のスキュー取りを行う給紙ローラーと搬送ローラーを示すプリンターの部分拡大断面図。
以下、一実施形態のプリンターについて図面を参照しながら説明する。
なお、以下の説明では、図1に示すプリンター11が水平面上に置かれているものとして鉛直方向に沿う方向を上下方向Zとし、上下方向Zに交差(直交)する水平面に沿う方向を幅方向X及び奥行方向Yとして図示する。すなわち、幅方向X、奥行方向Y、及び上下方向Zは、それぞれ異なる方向であり、相互に交差(好ましくは直交)する。また、奥行方向Yにおける一端側を前側、一端側とは反対の他端側を後側といい、前側から見た幅方向Xの一端側を右側、他端側を左側ということもある。
図1に示すように、プリンター11は、記録媒体の一例である用紙Pに対して記録部によって文字や図形等を含む画像を記録(印刷)する記録装置の一例であって、略直方体状の筐体12を備えている。筐体12の上面には、後側に位置する開閉カバーの一例である給紙カバー13が、筐体12内が露出する開位置と露出しない閉位置との間で移動可能に設けられている。給紙カバー13は、筐体12に対して軸13c(図4参照)によって回転可能に取り付けられた第1カバー13aと、この第1カバー13aに対してヒンジ13d(図2参照)によって回転可能に取り付けられた第2カバー13bと、を有している。
また筐体12の上面には、前側にメンテナンスカバー14が設けられ、筐体12の上面におけるこのメンテナンスカバー14と幅方向Xで隣り合う位置には、プリンター11の各種の操作を行うための操作パネル15が設けられている。本実施形態の操作パネル15は、例えばタッチパネルであり、情報の表示や入力が可能である。また、操作パネル15は、前側に設けられた図示しない回動軸を中心として回動可能に設けられ、起立姿勢と、傾倒姿勢との間で姿勢を変更可能である。
プリンター11の前面には、印刷された用紙Pが排出される排出口16が設けられている。また、プリンター11の前面には、幅方向Xに亘って窪み18が形成されている。この窪み18の一部は、メンテナンスカバー14の下端が筐体12の前面及び右面よりも内側に位置するように凹み形成されることにより、メンテナンスカバー14と筐体12との境目に形成されている。
筐体12は、幅方向Xにおける右端の位置に、操作パネル15が設けられた左端や、中央部分よりも上下方向Zの高さが低い凹部19を有している。そのため、上下方向Zにおける窪み18の幅は、凹部19と対応する部分が他の部分よりも大きくなっている。
本実施形態のプリンター11では、ロール体RT(図4参照)から巻き出されるロール紙P3と、矩形状に切断された第2単票紙P2(図2参照)及び第2単票紙P2よりも面積が小さい第1単票紙P1(図3参照)と、の複数種類の用紙Pに対して画像の印刷が可能である。
すなわち、図1および図4に示すように、プリンター11には、用紙Pがロール状に巻かれたロール体RTが、筐体12における奥行方向Yの後側に載置されるとともに、給紙カバー13によって上部が覆われた状態で筐体12内に収容されている。そして、この収容されたロール体RTから巻き出された用紙P(つまりロール紙P3)が、プリンター11に備えられた記録部の一例である印刷部20に供給される。
また、図2に示すように、プリンター11は、給紙カバー13において、第1カバー13aが閉位置に位置し第2カバー13bが開位置に位置する第2状態では、筐体12の上面のうちの第2カバー13bに覆われた部分が開放されて開口部となる。この開口部から、筐体12に載置されたロール体RTよりも前方の位置において第2単票紙P2を手差しによって挿入することが可能である。なお、給紙カバー13は、このとき開口部から挿入される第2単票紙P2を支持しつつ、その挿入を案内するガイド部45を有している。さらに、ガイド部45は、第2単票紙P2の端をガイドするエッジガイド46を有している。そして、この開口部から挿入された第2単票紙P2が印刷部20に供給される。
また、図3に示すように、プリンター11は、第2カバー13bが開位置に位置する第2状態において、筐体12の上面の開口部から引き出せるように伸縮可能であって、後側に倒れた後傾姿勢となるように回動可能な給紙トレイ48を備えている。そして、第1単票紙P1を給紙する場合には、この給紙トレイ48は、開口部から引き出されるとともに、後側に倒れた後傾姿勢とされる。
詳しくは、給紙トレイ48は、サイズの異なる複数のガイド板49が組み合わされて構成されている。この構成により、給紙トレイ48は、大きなサイズのガイド板49から小さなサイズのガイド板49を引き出したり、大きなサイズのガイド板49に小さなサイズのガイド板49を収容したりすることにより伸縮する。そして、給紙トレイ48は、ガイド板49が引き出されるとともに後傾姿勢をとった状態で、第1単票紙P1の載置が可能となる。すなわち、給紙トレイ48は、複数の第1単票紙P1を積層した状態で載置可能な媒体載置部の一例であり、この給紙トレイ48に積層載置された第1単票紙P1が一枚ずつ印刷部20に供給される。
また、図3に示すように、給紙トレイ48から供給され、印刷部20にて印刷された後に排出口16から排出される第1単票紙P1を載置する載置台12aが、必要に応じて、筐体12の底部に差し込まれることによって筐体12に対してその前方側に取り付けられる(図4参照)。
なお、図2および図3に示すように、第1カバー13aが閉位置に位置し第2カバー13bが開位置に位置する第2状態では、ガイド板49の伸縮に関わらず、給紙トレイ48が前傾姿勢をとることにより、第2単票紙P2の印刷部20への給紙が可能な状態となる。さらに、給紙トレイ48が後傾姿勢をとることによって、第1単票紙P1の印刷部20への給紙が可能な状態となる。
図4に示すように、プリンター11には、印刷部20へ、第1単票紙P1(用紙P)を供給する第1給紙部41と、第2単票紙P2(用紙P)を供給する第2給紙部42と、ロール体RTから巻き出したロール紙P3(用紙P)を供給する第3給紙部43と、が備えられている。本実施形態では、第1給紙部41、第2給紙部42および第3給紙部43は、用紙Pを印刷部20へ供給する媒体供給部として機能する。
第1給紙部41は、積層された状態で給紙トレイ48に載置された第1単票紙P1のうち、最上位の第1単票紙P1を給紙する給紙ローラー51を備えている。また、第2給紙部42は、ガイド部45に1枚ずつセットされた第2単票紙P2が印刷部20へ供給される際に第2単票紙P2を案内するガイドローラー52を備えている。
第3給紙部43は、円筒形状を呈するロール体RTを回転可能に保持すると共に、ロール体RTの円筒軸の一例である給紙軸53を備え、この給紙軸53を一方向(図4では反時計方向)に回転させることでロール体RTからロール紙P3(用紙P)を巻き解いて印刷部20に供給(給紙)する。なお、第3給紙部43は、第1カバー13a及び第2カバー13bが閉位置に位置する第1状態において、ロール紙P3を印刷部20に給紙可能である。
図5に示すように、第3給紙部43において、ロール体RTは、ロール紙P3が巻き付けられた給紙軸53の両側の軸端部53aが、筐体12に設けられた軸受部12Jに対して上方から挿入されて載置されている。そして、第3給紙部43に載置されたロール体RTを押圧する押圧部30が、給紙軸53の軸線方向に沿って複数設けられている。なお、図5では、プリンター11の内部構造が、筐体12や載置台12aなどを取り外した状態で図示されている。
各押圧部30は、ロール体RTと接触する側とは反対側に形成された軸部34の両端が、第1カバー13aに形成された一対のリブ状壁37(図4参照)に設けられた軸孔にそれぞれ挿入され、軸部34を中心に揺動可能とされている。そして、図示しない付勢部材によって、ロール体RTの載置時における挿入方向と同じ上方から、ロール体RT(詳しくはロール状に巻かれた最外周のロール紙P3)を押圧する。
図4および図5に示すように、用紙Pが供給される印刷部20は、用紙Pに記録を行う記録ヘッドの一例である吐出ヘッド21と、この吐出ヘッド21が備えられ搬送方向と交差する方向に移動可能なヘッド移動部の一例であるキャリッジ22と、を有している。そして、第1給紙部41、第2給紙部42および第3給紙部43から供給されるそれぞれの用紙Pを支持する支持部27が筐体12内に備えられ、この支持部27に支持された用紙Pに、印刷部20が有する吐出ヘッド21からインクなどの液体を吐出して画像等を記録(印刷)する。
詳しくは、プリンター11は、図4に示すように、キャリッジ22の移動を案内する主ガイド軸24及び副ガイド軸25を備えている。主ガイド軸24と副ガイド軸25は、キャリッジ22の後側の位置に幅方向X(走査方向)に沿って設けられている。また、副ガイド軸25は、主ガイド軸24よりも上方の位置に設けられている。そして、キャリッジ22は、丸棒状の主ガイド軸24に対して前側から摺動可能に嵌められると共に、板状の副ガイド軸25に対して後側から摺動可能に接触する。主ガイド軸24と副ガイド軸25を上下方向Zに間隔を有して設けることにより、印刷部20(キャリッジ22)の上下方向Zと交差する方向へ傾き(例えば前傾)が抑制される。
また、本実施形態では、図5に示すように、キャリッジ22には、液体を収容する少なくとも1つ(本実施形態では4つ)の液体収容体28が着脱可能に装着されている。そして、印刷部20は、液体収容体28から供給された液体を、吐出ヘッド21に設けられた複数のノズル(不図示)から吐出させ、用紙Pに印刷する。また、プリンター11は、この印刷部20からの液体の吐出性能を維持する図示しないメンテナンス部が、用紙Pと印刷部20とが対峙しないホームポジション(本実施形態では、図5に示すように、筐体12内における幅方向Xの右端の位置)に設けられている。
なお、図4に示すように、プリンター11は、各給紙部から供給された用紙Pを、印刷部20に対して排出口16側とは反対側となる上流側から排出口16側となる下流側に向かって搬送する複数のローラー対を有する搬送部50を備えている。
本実施形態では、給紙トレイ48から供給される第1単票紙P1が印刷部20に対して搬送される際に、搬送方向に対する第1単票紙P1の傾きを補正して正規の向きに矯正するスキュー取り機構が設けられている。このスキュー取り機構は、搬送部50が有するローラー対のうちの印刷部20へ第1単票紙P1を搬送する搬送ローラー対と、第1給紙部41との間に設けられている。
次に、このスキュー取り機構の構成について説明する。
図6に示すように、第1給紙部41は、筐体12の上面の開口部から引き出されて後側に倒れた後傾姿勢とされた状態(図6において二点鎖線で示す状態)の給紙トレイ48に載置(積層載置)される第1単票紙P1(不図示)を、給紙ローラー51によって一枚ずつ印刷部20へ向けて搬送(給紙)する。
詳しくは、給紙ローラー51は、筐体12内に備えられた駆動部の一例であるモーター(不図示)によって一方向に回転駆動する駆動ローラー(第1駆動ローラー)とされている。そして、給紙トレイ48に載置された第1単票紙P1は、その搬送方向側の用紙端が、第1単票紙P1の搬送方向となる給紙トレイ48の下側に備えられたホッパー68によって給紙ローラー51に向かって移動させられて給紙ローラー51と接触する。そして、給紙ローラー51の回転によって、用紙端が接触した第1単票紙P1は印刷部20に向かって移動する。このとき、第1単票紙P1が一枚ずつ印刷部20へ向かって移動するように、第1単票紙P1に対して給紙ローラー51の接触面とは反対側の面に摩擦力を付与して、第1単票紙P1を1枚ずつ分離させる分離ローラー51aが第1給紙部41に備えられている。
第1給紙部41において印刷部20に向かって移動した第1単票紙P1は、次に搬送部50が有する搬送ローラー対に挟持されて搬送される。搬送ローラー対は、筐体12内に備えられた駆動部の一例であるモーター(不図示)によって一方向に回転駆動する駆動ローラー(第2駆動ローラー)とされた搬送ローラー54と、この搬送ローラー54との間で用紙Pを挟持し、搬送ローラー54の回転に伴って回転する従動ローラー55とを有している。
すなわち、プリンター11は、給紙トレイ48から印刷部20へ向かう搬送方向に第1単票紙P1を搬送する第1駆動ローラーの一例である給紙ローラー51を備えている。また、給紙ローラー51よりも搬送方向の下流側に配置され、第1単票紙P1を従動ローラー55との間で挟持して搬送方向へ搬送する第2駆動ローラーの一例である搬送ローラー54を備えている。
本実施形態では、給紙ローラー51を駆動する駆動部の一例であるモーターと搬送ローラー54を駆動する駆動部の一例であるモーターとは同一の1つのモーター(1つの駆動部)とされている。そして、本実施形態のプリンター11では搬送ローラー54の回転駆動が給紙ローラー51に伝達されるように構成され、1つのモーターからの駆動力によって、給紙ローラー51と搬送ローラー54とが同時に回転可能とされている。この構成について図を参照して説明する。
図7、図8および図9に示すように、本実施形態のプリンター11には、複数の歯車を有して構成され、搬送ローラー54のローラー軸の回転を、給紙ローラー51が取り付けられたローラー回転軸61に伝達する駆動力伝達部70が設けられている。また、駆動力伝達部70は、キャリッジ22の移動により給紙ローラー51(ローラー回転軸61)に対する駆動力を伝達と非伝達との間で切替える切替機構75を有している。なお、図7では、筐体12を取り外したプリンター11のフレーム構造の右側の一部が図示され、図8では、図7において右側のフレーム側板26が取り外された状態で拡大されて図示されている。また、図9では、給紙トレイ48および給紙ローラー51に係る構造が図示されている。
図7および図8に示すように、駆動力伝達部70は、搬送ローラー54のローラー軸端に取り付けられた歯車G1に対して、歯車G2,G3を介して噛み合う歯車56を有し、搬送ローラー54の回転を歯車56の回転に伝達する。歯車56は、断面が十字形状とされた回転軸部56aを有し、この回転軸部56aにおいて歯車56と一緒に回転するとともに、回転軸部56aの軸線方向となる幅方向Xに沿って移動可能な歯車57が取り付けられている。また、回転軸部56aには、幅方向Xにおいて歯車57を歯車56から離れる方向に付勢するようにコイルばね56bが取り付けられている。
なお、歯車G1(搬送ローラー54)、歯車G2および歯車G3は、フレーム側板26において回転可能に軸支されている。また、回転軸部56aは、その一端がフレーム側板26において回転可能に保持され、その他端が、副ガイド軸25(図6参照)が取り付けられた幅方向Xに延在するガイドフレーム29に固定されたプレート29aにおいて回転可能に保持されている。
歯車56から離れる方向に付勢される歯車57は、切替機構75の構成部材である移動部材71によって、幅方向Xにおいて位置決めされている。すなわち、移動部材71は、ガイドフレーム29の主面29sの奥行方向Y後側に取り付けられるとともに、その一部がスリット穴29hにおいて主面29sの奥行方向Y前側に突出する突出部71cとされ、主面29sを挟んでスリット穴29hに沿って幅方向Xに移動可能に取り付けられている。そして、移動部材71は、一端がガイドフレーム29に固定された引張ばね72の他端が取り付けられ、この引張ばね72によって、幅方向Xにおいて右側から左側に引っ張られる状態とされている。
この移動部材71は幅方向Xにおける位置が変化するようになっている。そして、移動部材71が幅方向Xの左側に移動した状態では(図12参照)、歯車57は歯車58と噛み合う状態となる。この歯車58の回転軸には歯車59が取り付けられ、歯車57の回転が、歯車58を介して歯車59の回転に伝達される。この歯車59の回転は、第1給紙部41側に備えられた歯車60に伝達される。
図9に示すように、第1給紙部41において、歯車59の回転が伝達された歯車60の回転は、図示しない歯車によってローラー回転軸61に伝達されてローラー回転軸61が回転する。このローラー回転軸61の回転によって、ローラー回転軸61に取り付けられた給紙ローラー51が回転する。すなわち、駆動力伝達部70は、歯車G1,G2,G3および歯車56,57,58,59,60を介して、搬送ローラー54を駆動するモーターの駆動力をローラー回転軸61に伝達することにより、給紙ローラー51および搬送ローラー54を1つのモーターで容易に同時駆動させる。
ところで、本実施形態では、第1給紙部41には、ローラー回転軸61の回転具合(回転数や回転速度など)を検出するエンコーダー66が備えられている。また、第1給紙部41には、給紙トレイ48に載置される第1単票紙P1の給紙方向となる給紙トレイ48の下側に位置するホッパー68に、第1単票紙P1の幅方向Xをガイドするガイド部材68aが取り付けられている。さらにホッパー68よりも第1単票紙P1の給紙方向となる下側には、用紙案内板69が備えられている。
さらに、本実施形態では、第1給紙部41において、ローラー回転軸61側から給紙ローラー51側の一方向へ回転を伝達するワンウエイクラッチ機構65が、ローラー回転軸61と給紙ローラー51との間に設けられている。
図10に示すように、ワンウエイクラッチ機構65は、ローラー回転軸61に取り付けられたピン61aによってローラー回転軸61に係止された第1クラッチ部材62と、ローラー回転軸61に対して回転自在であって軸方向(幅方向X)に移動可能に取り付けられた第2クラッチ部材63とを有している。給紙ローラー51は、ローラー回転軸61に対して、幅方向Xの移動が規制された状態で回転自在に取り付けられた円筒形状のホイール部64を有し、この円筒形状の外周に第1単票紙P1と接触する接触部分が形成されている。ホイール部64と第2クラッチ部材63との間に、圧縮コイルばね61bがローラー回転軸61に取り付けられ、幅方向Xにおいて第2クラッチ部材63を第1クラッチ部材62に押し付けるように付勢している。
第1クラッチ部材62には第2クラッチ部材63と対峙する側に複数の三角歯62aが形成され、第2クラッチ部材63には、第1クラッチ部材62と対峙する側に、第1クラッチ部材62に形成された複数の三角歯62aとそれぞれ一対一で対応する複数の三角歯63aが形成されている。そして、三角歯62aと三角歯63aのローラー回転軸61の軸線方向(幅方向X)に沿う面同士が、幅方向Xにおいて係合することによって、ローラー回転軸61が図10において実線矢印で示すように給紙に際して回転する場合、ローラー回転軸61の回転が第1クラッチ部材62から第2クラッチ部材63に伝達される。
また、第2クラッチ部材63には、ホイール部64と対峙する側に突起部63bが形成されている。一方、ホイール部64には、第2クラッチ部材63と対峙する側に、ローラー回転軸61の軸線方向に沿った壁部を形成するリブ64aとリブ64bとが、ローラー回転軸61の給紙の際の回転方向における下流側と上流側にそれぞれ間隔をあけて形成されている。そして、ローラー回転軸61とともに回転する第2クラッチ部材63の突起部63bと回転方向下流側のリブ64aが幅方向Xにおいて係合することによって、ホイール部64は、第2クラッチ部材63の回転とともに回転する。この結果、ローラー回転軸61が図10において実線矢印で示すように給紙の際に回転する場合、ローラー回転軸61の回転がさらに第2クラッチ部材63からホイール部64に伝達され、給紙ローラー51が回転する。
一方、ローラー回転軸61が回転していない状態のときに、図10において白抜き矢印で示すように給紙ローラー51が給紙の際の回転方向に回転する場合、給紙ローラー51の回転がワンウエイクラッチ機構65によってローラー回転軸61に伝達されることなく空回りするようになっている。
すなわち、給紙ローラー51の回転に伴って回転するホイール部64は、回転方向上流側のリブ64bが、図10において二点鎖線で示すように、突起部63bに接触するまで空回りする。その後、ホイール部64のリブ64bと幅方向Xにおいて係合する突起部63bがホイール部64の回転とともに回転することによって、第2クラッチ部材63はホイール部64の回転とともに回転する。
このとき、第2クラッチ部材63において形成された三角歯63aは、その斜面が、第1クラッチ部材62に形成された三角歯62aの斜面と接触する。したがって、第2クラッチ部材63がホイール部64とともにさらに回転すると、三角歯62aと接触する三角歯63aは、その斜面が三角歯62aの斜面に沿って移動するため、第2クラッチ部材63は幅方向Xにおいて第1クラッチ部材62から離れるように移動することになる。このとき、第2クラッチ部材63とリブ64bとの間には、幅方向Xにおいて隙間Lが設けられている。隙間Lは、三角歯62aと三角歯63aとが、互いの斜面を移動し乗り越えられるための長さを有する必要があり、三角歯62aまたは三角歯63aの幅方向Xにおける長さ以上が好ましい。この隙間L内において第2クラッチ部材63が圧縮コイルばね61bの付勢に抗して幅方向Xに移動することによって、三角歯62aと三角歯63aのローラー回転軸61の軸線方向(幅方向X)における係合が外れ、第2クラッチ部材63は第1クラッチ部材62を回転させることなく空回りする。この結果、給紙ローラー51が図10において白抜き矢印で示すように給紙の際の回転方向に回転する場合、給紙ローラー51は、ワンウエイクラッチ機構65によって、ローラー回転軸61にその回転が伝達されることなく空回りする。
次に、駆動力伝達部70が有する切替機構75について、その構成を説明する。
図11、図12および図13に示すように、切替機構75は、移動部材71とカム構造体81とを備えている。移動部材71は、上下方向Zに長手方向を有し、その上部71bが幅方向Xの左側に延在する奥行方向Y視で略L字形状を呈する形状を有している。カム構造体81は、移動部材71に設けられたカムピン73が摺動するカム溝82が形成され、ガイドフレーム29に固定されたカムケース80内に収容されている。なお、図11および図12では、ガイドフレーム29およびフレーム側板26が取り外された状態で図示されている。また、図13では、ガイドフレーム29およびフレーム側板26に加え、移動部材71が取り除かれた状態で図示されている。
移動部材71は、上部71bにおいて、突出部71cが、ガイドフレーム29の主面29s(図7参照)の奥行方向Yの前側を左から右へ移動するキャリッジ22が幅方向Xにおける左側から接触する接触部位となる。また、移動部材71は、引張ばね72によって常に幅方向Xの左側に付勢されている。したがって、移動部材71は、図11において、幅方向Xの右側に向かって移動する図示しないキャリッジ22が突出部71cに左側から接触した後はキャリッジ22と一緒に幅方向Xに沿って右側に移動する。そして、キャリッジ22が、突出部71cに接触した状態で幅方向Xの左側に向かって移動する場合や、突出部71cに接触していない場合は、移動部材71は引張ばね72によって幅方向Xの左側に移動する。
また移動部材71は、キャリッジ22との突出部71cとは反対の下部71aにおいて、歯車56の回転軸部56aを移動可能な歯車57を、幅方向Xの両側から挟むことによって回転軸部56aの軸線に沿って移動可能な状態で保持する。従って、移動部材71の下部71aにおいて保持された歯車57は、移動部材71の幅方向Xの移動に伴って回転軸部56aの軸線方向(幅方向X)に沿って移動する。
本実施形態では、移動部材71の幅方向Xにおける位置が、図11において実線で示す位置にある場合は、歯車57は、歯車58とは噛み合わない状態とされ(図8参照)、切替機構75において、歯車57と歯車58との間で回転が伝達されない非伝達状態となる。従って、例えば、搬送ローラー54が回転駆動している場合、その回転がローラー回転軸61に伝達されないので給紙ローラー51は回転駆動されないことになる。
一方、移動部材71の幅方向Xにおける位置が、図11において二点鎖線で示す位置にある場合は、歯車57は、図12に示すように、歯車58と噛み合う状態とされ、切替機構75において、歯車57と歯車58との間で回転が伝達される伝達状態となる。従って、例えば、搬送ローラー54が回転駆動している場合、その回転がローラー回転軸61に伝達されて給紙ローラー51が同時に回転駆動されることになる。
本実施形態では、移動部材71の幅方向Xの移動は、キャリッジ22による移動部材71の右方向への移動と、引張ばね72による移動部材71の左方向への移動とを用いて行われる。そして、幅方向Xにおける移動部材71の位置は、移動部材71に設けられたカムピン73と、カム構造体81に形成されたカム溝82とによるカム機構によって位置決めされる。
すなわち、図13に示すように、カム構造体81に設けられたカム溝82は、溝の底面部分が幅方向Xに沿って所定の凹凸形状で形成されている。そして、カム溝82において、左方向から右方向へ向かって先上がりの傾斜面とされて底面に形成された凸部83に対して、図13において実線で示すように、カムピン73が奥行方向Yにおいて係合することによって、移動部材71(不図示)は、その幅方向Xにおける左方向への移動が規制された位置になる。本実施形態では、この位置が、図13において実線で示すように、歯車57が歯車58と噛み合わない駆動力の非伝達位置になる。
この非伝達位置にある移動部材71に対して、キャリッジ22が突出部71cに接触した状態で幅方向Xの右側へ移動することによって、移動部材71を幅方向Xの右側へ所定量移動させる。その後、キャリッジ22が突出部71cから離れるように幅方向Xの左側へ移動することによって、移動部材71は引張ばね72によって幅方向Xの右側へ移動する。このとき、カムピン73は、図13において破線矢印に示すように、凸部83を迂回するように凸部83の下側に形成されたカム溝82を移動して、図13において二点鎖線で示すように、移動部材71の幅方向Xにおける右側への移動が規制されるカム溝82の左端の位置まで移動する。
本実施形態では、このようにカムピン73がカム溝82の左端に位置することによって、図13において二点鎖線で示すように、歯車57が歯車58と噛み合う状態となる。すなわち、この位置は、歯車57が歯車58と噛み合う駆動力の伝達位置になる。
なお、このカム溝82の左端の位置へのカムピン73の移動に際して、カム構造体81は、上下方向Zにおいてカムピン73の位置まで持ち上げられることになる。本実施形態では、カム構造体81には、その右側端部に奥行方向Yを軸線とする回転軸部81aが設けられ、カムピン73の位置まで持ち上げられたカム構造体81は、この回転軸部81aを中心に、図13において二点鎖線で示すように回転(揺動)する。
そして、この伝達位置にある移動部材71に対して、キャリッジ22が突出部71cに接触した状態で幅方向Xの右側へ移動することによって、カム溝82を移動したカムピン73は、ふたたび凸部83に対して奥行方向Yにおいて係合し、その幅方向Xにおける左方向への移動が規制された駆動力の非伝達位置になる。すなわち、カムピン73は、キャリッジ22による右方向への移動と引張ばね72による左方向への移動とにより、駆動力の伝達位置と非伝達位置との間を移動し、図13において白抜きの双方向矢印で示すように、移動部材71は歯車57を歯車58と噛み合う位置と噛み合わない位置との間で移動(往復移動)させる。
なお、歯車57は、歯車57を歯車56から離れる方向に付勢する回転軸部56aに取り付けられたコイルばね56bによって、歯車58と噛み合う位置から噛み合わない位置への移動が容易とされている。
次に本実施形態の作用となる用紙Pのスキュー取りについて説明する。
本実施形態のプリンター11では、用紙Pを印刷部20へ給紙可能な第1給紙部41、第2給紙部42、第3給紙部43の3つの給紙部を有することから、給紙部の占有スペースを小さくすることによって、プリンター11の大型化を抑制している。すなわち、第1給紙部41において、搬送ローラー54を駆動するモーターで給紙ローラー51を駆動することによりモーターの増加を抑制している。また、給紙ローラー51から搬送ローラー54までの距離を短くして、第1給紙部41の占有スペースの増加を抑制している。本実施形態では、このように構成された第1給紙部41から給紙される用紙P(第1単票紙P1)が、印刷部20へ正規の向きで搬送されるようにスキュー取りが行われる。
図14に示すように、第1給紙部41において、給紙トレイ48に載置された第1単票紙P1(図14において二点鎖線で示す)は、ホッパー68が図14において黒塗り矢印で示すように給紙ローラー51に接近するように移動することによって、その紙先端Peが給紙ローラー51に接触する。この紙先端Peが接触した第1単票紙P1は、図14において白抜き矢印で示すように、搬送ローラー54とともに回転する給紙ローラー51の回転によって、用紙案内板69に案内されつつ搬送ローラー54に向かって搬送される。
したがって、ここでは、駆動力伝達部70の切替機構75において、移動部材71は歯車57が歯車58と噛み合う駆動力の伝達位置になっている。もとより、切替機構75において、移動部材71が歯車57と歯車58とが噛み合わない駆動力の非伝達位置となっていた場合は、印刷部20による印刷の開始前に、キャリッジ22を幅方向Xの右側に移動させ、切替機構75において移動部材71を歯車57が歯車58と噛み合う駆動力の伝達位置に移動させる。すなわち、駆動力伝達部70は、キャリッジ22の移動により給紙ローラー51に対する駆動力を非伝達から伝達に切替える。
本実施形態では、図14において実線で示すように、第1単票紙P1は、給紙ローラー51による搬送が開始されてから、給紙ローラー51が2回転した時点で、その搬送方向下流側の紙先端Peが搬送ローラー54と従動ローラー55との間で挟持される位置まで移動する。なお、給紙ローラー51の回転(2回転)は、エンコーダー66によって検出される。
給紙ローラー51の回転によってその紙先端Peが搬送ローラー54と従動ローラー55との間で挟持される位置まで移動した第1単票紙P1は、紙先端Peが搬送ローラー54と従動ローラー55との間で挟持された時点で、搬送ローラー54におけるローラー面の速度(周速)を搬送速度として搬送方向に搬送される。このとき、第1単票紙P1の紙先端Peとは反対側の紙後端部分は、給紙ローラー51のローラー面の速度(周速)を搬送速度として給紙ローラー51によって搬送方向に搬送される。
本実施形態では、給紙ローラー51(ローラー回転軸61)と搬送ローラー54とは、同じ回転速度(単位時間当たりの回転数)で回転する。一方、給紙ローラー51のローラー径D1は、搬送ローラー54のローラー径D2よりも大きな寸法とされている。したがって、第1単票紙P1は、その紙先端Peが搬送ローラー54と従動ローラー55との間で挟持された時点で、給紙ローラー51の周速と搬送ローラー54の周速との速度差分だけ、紙後端部分が給紙ローラー51によって搬送方向に多く搬送される。
図15に示すように、紙後端部分が給紙ローラー51によって搬送方向に多く搬送された第1単票紙P1は、図15において二点鎖線と実線とで示すように、搬送ローラー54と給紙ローラー51との間において撓みが発生する状態となる。そして、第1単票紙P1は、この発生した撓みによって、その紙先端Peが後ろから押される状態となって搬送ローラー54と従動ローラー55との間に突き当てられ、搬送方向に対する傾きが補正(スキュー取り)される。その後、このように傾きが補正された第1単票紙P1は、回転する搬送ローラー54と従動ローラー55との間に挟持されて、印刷部20へ正規の向きで搬送される。
ところで、この搬送ローラー54の回転によって印刷部20へ搬送される第1単票紙P1において、その紙後端が、給紙ローラー51の回転駆動によって搬送される場合は、搬送ローラー54と給紙ローラー51との間の撓みが大きくなって搬送ができない状態となってしまう虞がある。
そこで、本実施形態では、第1単票紙P1が従動ローラー55との間で挟持されて搬送ローラー54によって搬送可能な状態となった後、給紙ローラー51に対して伝達していた駆動力を解除して非伝達とし、給紙ローラー51が第1単票紙P1を搬送しない状態にする。
すなわち、本実施形態では、給紙ローラー51による第1単票紙P1の搬送が開始されてから、給紙ローラー51が2回転したことをエンコーダー66が検出した時点で、切替機構75において、移動部材71を歯車57が歯車58と噛み合わない駆動力の非伝達位置に、キャリッジ22の移動を用いて移動させる。これにより、駆動力伝達部70は、給紙ローラー51に対して駆動力が伝達する状態から非伝達の状態に切替わり、第1単票紙P1は従動ローラー55との間で挟持されて搬送ローラー54によって搬送される。
なお、給紙ローラー51が第1単票紙P1を搬送しない状態において、搬送ローラー54によって搬送される第1単票紙P1の紙後端と接触する給紙ローラー51は、紙後端の移動によって回転させられる。この場合、図10を参照して説明したように、給紙ローラー51が紙後端の移動によって図10において白抜き矢印で示すように回転しても、給紙ローラー51の回転がワンウエイクラッチ機構65によって、回転が停止しているローラー回転軸61に伝達されることなく空回りする。このため、搬送ローラー54による第1単票紙P1の搬送に対する給紙ローラー51の影響が抑制される。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)1つのモーターによって給紙ローラー51と搬送ローラー54の2つの駆動ローラーを容易に同時駆動できるとともに、この同時駆動される2つの駆動ローラーによって搬送方向に搬送される第1単票紙P1のスキュー取りを容易に行うことができる。
(2)給紙ローラー51のローラー径D1は搬送ローラー54のローラー径D2よりも大きいので、給紙ローラー51による第1単票紙P1の搬送速度を、搬送ローラー54による第1単票紙P1の搬送速度よりも容易に速くすることができる。
(3)駆動力伝達部70は、第1単票紙P1が搬送ローラー54によって搬送可能な状態となった後、給紙ローラー51への駆動力を非伝達とするので、搬送ローラー54によって、第1単票紙P1をスキュー取りされた状態で搬送方向に安定して搬送できる。また、給紙ローラー51による不要な第1単票紙P1の搬送を抑制できる。
(4)キャリッジ22の移動により給紙ローラー51に対する駆動力を伝達と非伝達との間で切替えるので、給紙ローラー51への駆動力の伝達の切替えを、印刷部20を活用して行うことができる。
なお、上記実施形態は以下に示す変更例のように変更してもよい。また、上記実施形態と下記変更例とは、任意に組み合わせてもよい。
・上記実施形態において、1つのモーター(駆動部)によって同時に駆動されるときの給紙ローラー51の回転速度が、搬送ローラー54の回転速度よりも速くなっていてもよい。例えば、歯車57の歯数を多くする一方、歯車58の歯数を少なくすることによって、歯車58の回転速度を上記実施形態よりも速くするようにしてもよい。なお、この場合、給紙ローラー51のローラー径D1を、搬送ローラー54のローラー径D2と同じ寸法(同径)としてもよい。あるいは、給紙ローラー51の周速が搬送ローラー54の周速よりも速くなる範囲において、給紙ローラー51のローラー径D1を、搬送ローラー54のローラー径D2よりも小さい寸法としてもよい。
この変形例によれば、上記実施形態での効果(1),(3),(4)に加えて次の効果を得る。
(5)1つのモーターで同時に駆動する状態で、給紙ローラー51による第1単票紙P1の搬送速度を、搬送ローラー54による第1単票紙P1の搬送速度よりも容易に速くすることができる。
・上記実施形態において、駆動力伝達部70は、必ずしも、キャリッジ22の移動により給紙ローラー51に対する駆動力を伝達と非伝達との間で切替える切替機構75を有さなくてもよい。例えば、切替機構75はソレノイド(電磁石)や空圧などによって作動するアクチュエーターを備え、このアクチュエーターによって移動部材71を幅方向Xにおいて移動させるようにしてもよい。
・上記実施形態において、駆動力伝達部70は、必ずしも、第1単票紙P1が搬送ローラー54によって搬送可能な状態となった後、給紙ローラー51に対して伝達していた駆動力を解除して非伝達としなくてもよい。例えば、搬送ローラー54の回転によって印刷部20へ搬送される第1単票紙P1において、その紙後端が給紙ローラー51の回転駆動によって搬送されても、搬送ローラー54と給紙ローラー51との間に生ずる撓みが搬送ローラー54による第1単票紙P1の搬送に影響しない場合は、このようにしてもよい。なお、この変形例の場合は、ローラー回転軸61と給紙ローラー51との間においてワンウエイクラッチ機構65を必ずしも設ける必要はない。
・上記実施形態のプリンター11において、キャリッジ22とは異なる位置に液体収容体28を装着する装着部を設けてもよい。なお、この液体収容体28の装着部は、筐体12内に設けられてもよいし、筐体12外に設けられてもよい。
・上記実施形態において、液体は、用紙Pに付着することで、この用紙Pに印刷することができるものであれば任意に選択することができる。なお、液体とは、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状体を含むものとする。また、物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなども含むものとする。液体の代表的な例としては、インクが挙げられる。インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。
・上記実施形態において、記録媒体としての用紙Pは、上質紙や中質紙、紙に塗料を塗布した塗工紙、和紙など、任意に選択できる。
・上記実施形態のプリンター11は、用紙Pにインクなどの液体やトナーなどの流体を付着させることにより文字や絵、写真などの画像を印刷する装置(記録装置)であって、シリアルプリンター、ラテラル式プリンター、ラインプリンター、ページプリンターなどとしてもよい。また、オフセット印刷装置、捺染印刷装置などとしてもよい。また、記録装置は、少なくとも記録媒体に印刷する印刷機能を有していればよく、印刷機能以外の機能も併せ持つ複合機としてもよい。
11…プリンター(記録装置の一例)、12…筐体、20…印刷部(記録部の一例)、21…吐出ヘッド(記録ヘッドの一例)、22…キャリッジ(ヘッド移動部の一例)、24…主ガイド軸、25…副ガイド軸、27…支持部、41…第1給紙部、42…第2給紙部、43…第3給紙部、48…給紙トレイ(媒体載置部の一例)、50…搬送部、51…給紙ローラー(第1駆動ローラーの一例)、51a…分離ローラー、54…搬送ローラー(第2駆動ローラーの一例)、55…従動ローラー、61…ローラー回転軸、64…ホイール部、68…ホッパー、69…用紙案内板、70…駆動力伝達部、75…切替機構、D1…ローラー径、D2…ローラー径、P…用紙(記録媒体の一例)、P1…第1単票紙、Pe…紙先端。

Claims (5)

  1. 記録媒体に記録を行う記録部と、
    前記記録媒体を載置する媒体載置部と、
    前記媒体載置部から前記記録部へ向かう搬送方向に前記記録媒体を搬送する第1駆動ローラーと、
    前記第1駆動ローラーよりも前記搬送方向の下流側に配置され、前記記録媒体を従動ローラーとの間で挟持して前記搬送方向へ搬送する第2駆動ローラーと、
    前記第1駆動ローラーおよび前記第2駆動ローラーを駆動する1つの駆動部と、
    を備え、
    前記第1駆動ローラーおよび前記第2駆動ローラーが前記1つの駆動部によって同時に駆動されるとき、前記第1駆動ローラーによる前記記録媒体の搬送速度が、前記第2駆動ローラーによる前記記録媒体の搬送速度よりも速くなるように構成されていることを特徴とする記録装置。
  2. 前記第1駆動ローラーのローラー径は前記第2駆動ローラーのローラー径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記1つの駆動部によって同時に駆動されるときの前記第1駆動ローラーの回転速度は、前記第2駆動ローラーの回転速度よりも速いことを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 前記第1駆動ローラーに対して前記1つの駆動部からの駆動力を伝達する駆動力伝達部を有し、
    前記駆動力伝達部は、前記記録媒体が前記従動ローラーとの間で挟持されて前記第2駆動ローラーによって搬送可能な状態となった後、前記第1駆動ローラーに対して伝達していた駆動力を解除して非伝達とすることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の記録装置。
  5. 前記記録部は、前記記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドが備えられ前記搬送方向と交差する方向に移動可能なヘッド移動部と、
    を有し、
    前記駆動力伝達部は、前記ヘッド移動部の移動により前記第1駆動ローラーに対する駆動力を伝達と非伝達との間で切替える切替機構を有することを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
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