JP2018165792A - 定着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無端ベルトからの記録媒体の剥離性が悪化するのを抑制することを目的とする。【解決手段】定着装置100は、無端ベルト210の内周面に接触し、対向部材(加熱ローラ110)との間で無端ベルト210を挟む第1加圧部材(加圧パッド220)と、無端ベルト210の内周面に接触し、対向部材との間で無端ベルト210を挟む第2加圧部材(加圧ローラ230)と、各加圧部材を支持するフレーム(加圧アーム130)と、無端ベルト210のうち各加圧部材の間に位置する所定部分211の移動方向において、第1加圧部材を、第1位置と第2位置の間で移動させる移動機構240と、フレームおよび対向部材のうち一方を他方に向けて付勢する付勢機構(引張コイルバネ140)を備える。第1加圧部材が、第1位置に位置するときと、第2位置に位置するときの両方において、各加圧部材と対向部材との間に付勢機構による挟持力が発生する。【選択図】図2

Description

本発明は、記録媒体に転写された現像剤像を熱定着する定着装置に関する。
従来、無端ベルトを用いた定着装置において、無端ベルト内に2つの加圧部材を備えたものがある。例えば、特許文献1には、無端ベルト内に加圧パッドと加圧ローラの2つの加圧部材を設け、これらの加圧部材と定着ローラとの間で無端ベルトを挟む構成が開示されている。
この技術では、普通紙などを熱定着する場合には、定着ローラを2つの加圧部材に向けて押圧することで、2つの加圧部材と定着ローラとの間に幅広のニップ部が形成される。また、特殊な記録媒体を熱定着する場合には、定着ローラを加圧ローラから退避させ、加圧パッドを定着ローラに向けて押圧することで、加圧パッドと定着ローラとの間に幅狭のニップ部が形成される。そして、このような幅狭のニップ部で熱定着することで、特殊な記録媒体に皺が発生するのを抑制することが可能となっている。
特開2014−26295号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、特殊な記録媒体を熱定着する場合には、ニップ幅を狭くすることで記録媒体に皺が発生するのを抑制することはできるものの、普通紙などを熱定着する場合に比べ、ニップ圧のピークを1か所しか作ることができない。そのため、特許文献1の技術では、記録媒体の無端ベルトからの剥離性が低下してしまい、用紙詰まり、つまりジャムが発生しやすくなるおそれがある。
そこで、本発明は、無端ベルトからの記録媒体の剥離性が悪化するのを抑制することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る定着装置は、回転する無端ベルトと、対向部材と、前記無端ベルトの内周面に接触し、前記対向部材との間で前記無端ベルトを挟む第1加圧部材と、前記無端ベルトの内周面に接触し、前記対向部材との間で前記無端ベルトを挟む第2加圧部材と、前記第1加圧部材および前記第2加圧部材を支持するフレームと、前記無端ベルトのうち、前記第1加圧部材と前記第2加圧部材との間に位置する部分の移動方向において、前記第1加圧部材を、第1位置と、当該第1位置とは異なる第2位置との間で移動させる移動機構と、前記フレームおよび前記対向部材のうち一方を他方に向けて付勢することで、前記第1加圧部材および前記第2加圧部材と前記対向部材との間に前記無端ベルトを挟むための挟持力を発生させる付勢機構と、を備える。
前記定着装置では、前記第1加圧部材が、前記第1位置に位置するときと、前記第2位置に位置するときの両方において、前記第1加圧部材および前記第2加圧部材と前記対向部材との間に前記付勢機構による挟持力が発生している。
この構成によれば、第1加圧部材を移動機構によって第1位置または第2位置に移動させることで、第1加圧部材および第2加圧部材と対向部材との間のニップ部の幅を変更することができる。また、第1加圧部材が、第1位置に位置するときと、第2位置に位置するときの両方において、対向部材と各加圧部材との間に挟持力が発生するので、ニップ部の幅に関わらず、ニップ圧のピークを2か所作ることができる。これにより、例えば記録媒体の種類に応じてニップ部の幅を変更した場合であっても、無端ベルトからの記録媒体の剥離性が悪化するのを抑制することができる。
本発明によれば、無端ベルトからの記録媒体の剥離性が悪化するのを抑制することができる。
本発明の第1の実施形態に係る定着装置を備えるレーザプリンタの概略構成を示す図である。 ニップ幅が第1幅であるときの定着装置を右から見た断面図である。 ニップ幅が第2幅であるときの定着装置を右から見た断面図である。 定着装置の各部材を分解して示す斜視図である。 上下方向に直交する面で切った定着装置の断面を上から見た断面図である。 ステイ周りの構造を示す断面図であり、図5のI−I断面図(a)と、図5のII−II断面図(b)と、図5のIII−III断面図(c)である。 揺動ギヤとカムの動作を示す図(a),(b)である。 第2の実施形態に係る定着装置を右から見た断面図であり、ニップ幅が第1幅であるときの状態を示す図である。 第2の実施形態に係る定着装置を右から見た断面図であり、ニップ幅が第2幅であるときの状態を示す図である。 加圧アームと軸受の連結部分を示す図である。 上下方向に直交する面で切った加圧ローラ周りの構造の断面を上から見た断面図である。 第3の実施形態に係る定着装置を右から見た断面図であり、ニップ幅が第1幅であるときの状態を示す図である。 第3の実施形態に係る定着装置を右から見た断面図であり、ニップ幅が第2幅であるときの状態を示す図である。
[第1の実施形態]
次に、本発明の第1の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、まず、本発明の定着装置100を備えたレーザプリンタ1の概略構成について説明した後、本発明の特徴部分について詳しく説明する。
また、以下の説明において、方向は、図1に示す方向で説明する。すなわち、図1における左側を「前」、右側を「後」とし、手前側を「右」、奥側を「左」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体筐体2内に、用紙Sを供給する給紙部3と、露光装置4と、用紙S上にトナー像を転写するプロセスカートリッジ5と、用紙S上のトナー像を熱定着する定着装置100とを主に備えている。
給紙部3は、本体筐体2内の下部に設けられ、給紙トレイ31と、給紙機構33とを備えている。給紙トレイ31に収容された用紙Sは、給紙機構33によってプロセスカートリッジ5に向けて供給される。
露光装置4は、本体筐体2内の上部に配置され、図示しないレーザ発光部や、符号を省略して示すポリゴンミラー、レンズ、反射鏡などを備えている。この露光装置4では、レーザ発光部から出射される画像データに基づくレーザ光(鎖線参照)が、感光体ドラム61の表面で高速走査されることで、感光体ドラム61の表面を露光する。
プロセスカートリッジ5は、露光装置4の下方に配置され、本体筐体2に設けられたフロントカバー21を開いたときにできる開口から本体筐体2に対して着脱可能となっている。このプロセスカートリッジ5は、ドラムユニット6と、現像ユニット7とから構成されている。
ドラムユニット6は、感光体ドラム61と、帯電器62と、転写ローラ63とを主に備えている。また、現像ユニット7は、ドラムユニット6に対して着脱可能となっており、現像ローラ71と、供給ローラ72と、層厚規制ブレード73と、トナーを収容するトナー収容部74とを主に備えている。
このプロセスカートリッジ5では、感光体ドラム61の表面が、帯電器62により一様に帯電された後、露光装置4からのレーザ光の高速走査によって露光されることで、感光体ドラム61上に画像データに基づく静電潜像が形成される。また、トナー収容部74内のトナーは、供給ローラ72を介して現像ローラ71に供給され、現像ローラ71と層厚規制ブレード73の間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ71上に担持される。
現像ローラ71上に担持されたトナーは、現像ローラ71から感光体ドラム61上に形成された静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム61上にトナー像が形成される。その後、感光体ドラム61と転写ローラ63の間を用紙Sが搬送されることで感光体ドラム61上のトナー像が用紙S上に転写される。
定着装置100は、プロセスカートリッジ5の後方に設けられている。トナー像が転写された用紙Sが定着装置100を通過すると、トナー像が用紙S上に熱定着される。トナー像が熱定着された用紙Sは、搬送ローラ23,24によって排紙トレイ22上に排出される。
図2に示すように、定着装置100は、対向部材の一例としての加熱ローラ110と、加圧ユニット200と、定着フレーム120と、フレームの一例としての加圧アーム130と、付勢機構の一例としての引張コイルバネ140と、を備えている。定着フレーム120は、例えば樹脂などで形成されている。
加熱ローラ110は、左右方向に沿った回転軸線を中心に回転するローラである。加熱ローラ110は、金属からなる円筒状の素管111と、素管111の外周面に設けられる弾性層112とを備えている。弾性層112は、シリコーンゴムなどの弾性変形可能な材料で形成されている。素管111は、定着フレーム120に回転可能に支持されている。素管111の内部には、ヒータ113が設けられている。
加圧アーム130は、金属などからなる板状の部材であり、一端部が定着フレーム120に回動可能に支持されている。加圧アーム130は、加圧ユニット200の左右両側に1つずつ設けられ、加圧ユニット200の左右方向の各端部を支持している。
引張コイルバネ140は、加圧アーム130を上方、詳しくは加熱ローラ110に向けて付勢することで、加熱ローラ110と加圧ユニット200との間にニップ圧を発生させるバネである。引張コイルバネ140は、加圧アーム130の回動軸とは反対側の他端部と定着フレーム120とに連結されている。
なお、図示は省略するが、定着装置100は、加圧アーム130を図2に示す押圧位置から、当該押圧位置よりも加熱ローラ110から離れた退避位置(図示略)に切り替えるための切替機構を備えている。加圧アーム130が押圧位置に位置するときには、加熱ローラ110と加圧ユニット200との間に所定のニップ圧が発生し、加圧アーム130が退避位置に位置するときには、加熱ローラ110と加圧ユニット200との間のニップ圧が所定のニップ圧よりも弱くなる、例えば0となっている。
加圧ユニット200は、加熱ローラ110の下に配置されている。加圧ユニット200は、無端ベルト210と、第1加圧部材の一例としての加圧パッド220と、第2加圧部材の一例としての加圧ローラ230と、移動機構240と、摺接部材の一例としての可動ガイド250と、変位機構260と、を備えている。
無端ベルト210は、加熱ローラ110によって加熱される耐熱性と可撓性を有するベルトである。無端ベルト210は、加熱ローラ110と摩擦係合した状態で加熱ローラ110が回転することで、当該加熱ローラ110に従動回転する。詳しくは、無端ベルト210は、図2において時計回りに回転する。無端ベルト210は、その幅方向が左右方向に沿うように配置されている。無端ベルト210の幅、つまり左右方向の長さは、加圧パッド220の左右方向の長さよりも大きく、かつ、加圧ローラ230の後述するローラ本体231の左右方向の長さよりも大きい。
無端ベルト210のうち加圧パッド220と加圧ローラ230との間に位置する所定部分211は、略前後方向に移動している。つまり、本実施形態では、所定部分211の移動方向は、前後方向に相当している。
加圧パッド220は、加圧ローラ230よりも前側、つまり前述した移動方向の上流側の位置で、加圧アーム130に対して前後方向に移動可能となっている。加圧パッド220は、シリコーンゴムなどの弾性変形可能な材料からなるパッド本体221と、パッド本体221を支持するホルダ222とを備えている。
パッド本体221は、無端ベルト210の内周面に接触し、加熱ローラ110との間で無端ベルト210を挟んでいる。パッド本体221は、左右方向に長い直方体状に形成されている。パッド本体221は、加熱ローラ110の弾性層112よりも柔らかく、つまり弾性変形しやすくなるように構成されている。パッド本体221は、ホルダ222の上面に固定されている。
ホルダ222は、左右方向に長い直方体状に形成されている。ホルダ222は、上下方向において、パッド本体221よりも大きい。ホルダ222の下面は、上下方向において、加圧ローラ230よりも下に位置している。ホルダ222は、後述するステイ241を介して加圧アーム130に支持されている。これにより、加圧アーム130によって加圧パッド220が加熱ローラ110に押圧されて、加圧パッド220と加熱ローラ110との間に無端ベルト210を挟むための挟持力が発生している。
ホルダ222の下面は、ステイ241の後述する下壁241A上において前後方向にスライド移動可能となっている。これにより、加圧パッド220は、図2に示す第1位置と、図3に示す、第1位置とは異なる第2位置との間で前後方向に移動可能となっている。
本実施形態では、加圧パッド220が第1位置に位置するときに、加圧パッド220と加圧ローラ230との間の距離が第1距離となり、加圧パッド220が第2位置に位置するときに、加圧パッド220と加圧ローラ230との間の距離が、第1距離よりも小さな第2距離となっている。つまり、第2位置は、第1位置よりも加圧ローラ230に近い位置となっている。そして、加圧パッド220が第1位置に位置するときと、第2位置に位置するときの両方において、加圧パッド220と加熱ローラ110との間に引張コイルバネ140による挟持力が発生するように、各位置が設定されている。これにより、加圧パッド220が第1位置に位置するときには、無端ベルト210と加熱ローラ110との接触部分であるニップ部の前後方向の幅が、第1幅N1となり、加圧パッド220が第2位置に位置するときには、ニップ部の前後方向の幅が、第1幅N1よりも小さな第2幅N2となっている。
加圧ローラ230は、左右方向に沿った回転軸線を中心に回転するローラである。加圧ローラ230は、無端ベルト210の内周面に接触し、加熱ローラ110との間で無端ベルト210を挟んでいる。加圧ローラ230は、円筒状の外周面を有するローラ本体231と、ローラ本体231の左右方向の各端面から突出する回転軸232とを備えている。
ローラ本体231は、シリコーンゴムなどの弾性変形可能な材料からなっている。ローラ本体231は、加熱ローラ110の弾性層112よりも硬く、つまり弾性変形しにくくなるように構成されている。なお、図2では、加熱ローラ110の弾性層112およびローラ本体231のどちらも変形していないように図示しているが、実際には、加熱ローラ110の弾性層112がローラ本体231の周面に沿うように変形している。
回転軸232は、加圧アーム130に固定された軸受233によって回転可能に支持されている。つまり、加圧ローラ230は、軸受233を介して加圧アーム130に支持されている。これにより、加圧アーム130によって加圧ローラ230が加熱ローラ110に押圧されて、加圧ローラ230と加熱ローラ110との間に無端ベルト210を挟むための挟持力が発生している。なお、本実施形態では、加圧ローラ230と軸受233が、第2加圧部材に相当する。
そして、回転軸232が加圧アーム130に固定された軸受233に支持されることで、加圧ローラ230は、加圧アーム130に対して、前後上下方向における位置が固定されている。言い換えると、加圧ローラ230は、加圧アーム130に対して、無端ベルト210の幅方向に直交する方向における位置が固定されている。これにより、加圧ローラ230は、加圧パッド220の位置に関わらず、常に加熱ローラ110に向けて押圧されている。そのため、加圧パッド220が第1位置に位置するときと、第2位置に位置するときの両方において、加圧ローラ230と加熱ローラ110との間には、引張コイルバネ140による挟持力が発生している。
移動機構240は、前後方向において、加圧パッド220を、図2に示す第1位置と、図3に示す第2位置との間で移動させる機構である。移動機構240は、ステイ241と、第1付勢部材の一例としての圧縮コイルバネ242と、カム243と、図7に示す揺動ギヤG1、駆動ギヤG2および回動軸243Aと、を主に備えている。
図4に示すように、ステイ241は、左右方向に長い部材であり、左右方向の各端部が各加圧アーム130に固定されている。ステイ241は、下壁241Aと、下壁241Aの前端から上方に向けて延びる前壁241Bと、下壁241Aの後端から上方に向けて延びる後壁241Cとを有している。下壁241Aは、加圧パッド220を下から支持している(図6(a)参照)。
下壁241Aの左右方向の各端部には、上下方向に貫通する孔A1が形成されている。孔A1は、後述する可動ガイド250の突出部254を通すための孔であり、左右方向においてカム本体243Bと可動ガイド250の突出部254と同じ位置に配置されている(図5、図6(c)参照)。下壁241Aの左右方向の各端面における後端部には、加圧アーム130に向けて突出する凸部A2が形成されている。
前壁241Bは、後壁241Cよりも上方に突出している。前壁241Bの左右方向の各端面における上部には、加圧アーム130に向けて突出する凸部B2が形成されている。図2に示すように、前壁241Bの前面には、無端ベルト210の内周面をガイドする固定ガイド270が固定されている。固定ガイド270の無端ベルト210と接触する外面は、断面視略円弧状に形成されている。
図4に示すように、後壁241Cは、下壁241Aの左側の凸部A2の先端から右側の凸部A2の先端にわたって形成されている。そして、加圧アーム130には、ステイ241の凸部B2を支持する第1支持孔131と、ステイ241の凸部A2および後壁241Cの左右方向の端部を支持するL形状の第2支持孔132が形成されている。加圧アーム130の各支持孔131,132によって支持されたステイ241は、加圧アーム130に対する位置が固定されている。
図5に示すように、圧縮コイルバネ242は、加圧パッド220を第1位置から第2位置に向けて付勢するバネである。本実施形態では、圧縮コイルバネ242は、加圧パッド220を加圧ローラ230に向けて付勢している。圧縮コイルバネ242は、左右方向において、後述するカム本体243Bと加圧パッド220の間に配置されている。また、圧縮コイルバネ242は、前端部がステイ241の前壁241Bの後面に固定されている。圧縮コイルバネ242の後端部には、カム243の回動軸243Aに当接する当接部材244が設けられている。図6(b)に示すように、当接部材244は、カム243の回動軸243Aの外周面に沿った略半円筒状の凹部244Aを有している。
図4に示すように、カム243は、回動軸243Aと、当該回動軸243Aとともに回動するカム本体243Bとを有している。回動軸243Aは、無端ベルト210の幅方向に沿って設けられ、ホルダ222を左右方向に貫通するように配置されている。詳しくは、ホルダ222には、左右方向に貫通する長孔222Aが形成され、回動軸243Aは、長孔222Aを貫通するように配置されている。つまり、長孔222Aに回動軸243Aが挿通されて係合することで、カム243が、加圧パッド220に設けられている。加圧パッド220と加熱ローラ110との間で挟持力が発生する方向、つまり上下方向において、長孔222Aの長さは、回動軸243Aの外径よりも大きい。
長孔222Aは、上下方向に長い孔である。回動軸243Aは、ホルダ222に対して上下方向に移動可能となっている。長孔222Aの上下方向の長さは、加圧アーム130の上下方向の移動量(前述した押圧位置から退避位置までの移動量)よりも大きくなっている。また、長孔222Aの下端は、加圧アーム130が押圧位置に位置するときに、カム243の回動軸243Aよりも下に位置する(図6(a)参照)。
カム本体243Bは、ホルダ222の左右方向両側に1つずつ設けられている。カム本体243Bは、回動軸243Aから当該回動軸243Aの径方向外側に突出するように形成され、回動軸243Aとともに回動可能となっている。カム本体243Bの回動軸243Aから最も遠い先端面は、加圧パッド220が図2に示す第1位置するときに、後方を向いて軸受233に接触する。つまり、加圧パッド220は、カム本体243Bの先端面が軸受233と接触することで、第1位置に位置している。
また、カム本体243Bの先端面は、加圧パッド220が図3に示す第2位置するときに、軸受233から離れている。つまり、加圧パッド220は、カム本体243Bの先端面が軸受233から離間することで、第2位置に位置している。また、カム本体243Bの先端面は、加圧パッド220が図3に示す第2位置するときには、下方を向いて後述する可動ガイド250の突出部254に接触する。
回動軸243Aの端部は、加圧アーム130に形成された挿通孔133を通って、定着フレーム120に設けられた円弧状の軸受121に支持されている。軸受121は、回動軸243Aを貫通した状態で支持する円弧孔121Aを有している。これにより、回動軸243Aは、円弧孔121Aに沿って略前後方向に移動可能となっている。
挿通孔133は、回動軸243Aが挿通される孔であり、その前後方向の長さが、回動軸243Aの外径よりも大きくなっている。詳しくは、挿通孔133の前後方向の長さは、回動軸243Aの前後方向の移動量よりも大きく、挿通孔133の上下方向の長さは、加圧アーム130の上下方向の移動量よりも大きい。これにより、加圧アーム130が、回動軸243Aに干渉することが抑制されている。
回動軸243Aの端部は、定着フレーム120よりも左右方向外側に突出している。回動軸243Aの端部には、揺動ギヤG1が固定されている。
図7(a)に示すように、揺動ギヤG1は、定着フレーム120に回動可能に支持された駆動ギヤG2と噛み合うとともに、駆動ギヤG2の周囲を移動、詳しくは揺動するギヤである。なお、駆動ギヤG2周りに揺動ギヤG1を移動させるためには、駆動ギヤG2の回動軸と揺動ギヤG1の回動軸243Aとを連結するアーム部材などを設けるなど、公知の揺動ギヤ機構の構造を採用すればよい。回動軸243Aは、加圧パッド220が図2に示す第1位置に位置するときに、円弧孔121Aの前端部に位置している。この際、カム本体243Bの先端は、後方を向いている。
駆動ギヤG2に図示せぬ駆動源から所定方向の回転駆動力が伝達されると、図7(b)に示すように、駆動ギヤG2が図示反時計回りに回動し、揺動ギヤG1が時計回りに回動しながら駆動ギヤG2の周囲を図示反時計回りに移動する。この際、回動軸243Aも図示時計回りに回動しながら、円弧孔121Aの前端部から後端部に移動する。回動軸243Aの後方への移動は、圧縮コイルバネ242(図2参照)の付勢力でアシストされるので、回動軸243Aは後方へスムーズに移動する。回動軸243Aが回動すると、カム本体243Bも時計回りに回動して、先端の向きが後方から下方に切り替えられる。
駆動ギヤG2に図示せぬ駆動源から所定方向とは逆方向の回転駆動力が伝達されると、図7(a)に示すように、駆動ギヤG2が図示時計回りに回動し、揺動ギヤG1が反時計回りに回動しながら駆動ギヤG2の周囲を図示時計回りに移動する。この際、回動軸243Aも図示反時計回りに回動しながら、円弧孔121Aの後端部から前端部に移動する。回動軸243Aが回動すると、カム本体243Bも反時計回りに回動して、先端の向きが下方から後方に切り替えられる。カム本体243Bの先端の向きが下方から後方に切り替わる過程において、カム本体243Bの先端が軸受233(図2参照)を押す力の反作用によって、加圧パッド220が圧縮コイルバネ242(図2参照)の付勢力に抗して第2位置から第1位置に移動する。
このような回動軸243Aの前後方向への移動によって、回動軸243Aと係合する加圧パッド220も前後方向へ移動することができるので、加圧パッド220を第1位置と第2位置に適宜位置させることができる。なお、回動軸243Aが加圧パッド220に形成された上下方向に長い長孔222Aに係合することによって、円弧孔121Aに沿って移動する回動軸243Aの上下方向の動きが長孔222Aで吸収することができるので、加圧パッド220が上下動するのを抑えることが可能となっている。
図2に示すように、可動ガイド250は、無端ベルト210の内周面をガイドする部材であり、図2に示す第3位置と、当該第3位置よりもカム243の回動中心から離れた第4位置(図3の位置)との間を上下方向に移動可能となっている。図4に示すように、可動ガイド250は、無端ベルト210の内周面に接触する断面視略円弧状のガイド面251と、上面252と、端面253とを有している。上面252は、上下方向においてガイド面251とは反対側に位置している。上面252は、上下方向に直交している。図2に示すように、上面252は、可動ガイド250が第3位置に位置するときにステイ241の下壁241Aと接触し、可動ガイド250が第4位置に位置するときにステイ241の下壁241Aから離れる。
可動ガイド250の左右方向の各端部には、上面252から上方に突出する突出部254が形成されている。突出部254は、上方に向けて凸となる断面視略円弧状に形成されている。突出部254は、可動ガイド250が第3位置に位置するときに、ステイ241の下壁241Aに形成された孔A1を通って下壁241Aよりも上方に突出している。
端面253は、左右方向に直交する面であり、上面252とガイド面251の左右方向の各端部を繋いでいる。端面253には、加圧アーム130に向けて突出する2つの突起255が形成されている。各突起255は、前後方向に間隔を空けて配置されている。
加圧アーム130には、各突起255を上下方向に移動可能に支持する2つの長孔134が形成されている。これにより、可動ガイド250は、加圧アーム130に対して上下方向に移動可能となっている。
変位機構260は、移動機構240の動作に連動して、可動ガイド250の位置を変位させる機構である。詳しくは、変位機構260は、移動機構240の動作によって加圧パッド220が第1位置(図2の位置)から第2位置(図3の位置)に移動する場合に、可動ガイド250を第3位置(図2の位置)から第4位置(図3の位置)に移動させるように構成されている。また、変位機構260は、移動機構240の動作によって加圧パッド220が第2位置から第1位置に移動する場合に、可動ガイド250を第4位置から第3位置に移動させるように構成されている。
具体的に、変位機構260は、前述したカム243、可動ガイド250の各突起255および加圧アーム130の各長孔134と、可動ガイド250を第4位置から第3位置に向けて付勢する図示せぬ引張コイルバネと、を備えている。カム243は、加圧パッド220が第2位置に位置するときに、可動ガイド250の突出部254に接触して可動ガイド250を第4位置に保持している(図3参照)。また、カム243は、加圧パッド220が第1位置に位置するときに、可動ガイド250から離間している(図2参照)。
次に、定着装置100の各部材の動作について説明する。最初に、加圧パッド220を第1位置から第2位置に移動させるときの各部材の動作を説明する。
加圧パッド220を前後方向に移動させる場合には、まず、加圧アーム130を押圧位置から退避位置に切り替える。これにより、加熱ローラ110と加圧パッド220の間のニップ圧が解除され、加圧パッド220を動かしやすくすることができる。なお、以下の説明では、加圧パッド220の移動について、図2および図3を使って説明するが、加熱ローラ110は加圧ユニット200から離れた状態であることとする。
図2に示すように、ニップ圧が解除された加圧パッド220が第1位置に位置する状態において、図7(a)に示す駆動ギヤG2に所定方向の回転駆動力を入力すると、揺動ギヤG1が図7(b)の位置へ回動しながら移動する。これにより、カム243の回動軸243Aが円弧孔121Aに沿って後方に移動するとともに、カム本体243Bの先端面の向きが後方から下方へ切り替わる。
このようにカム本体243Bが回動すると、図3に示すように、カム本体243Bの先端面が軸受233から外れる。そのため、加圧パッド220は、駆動ギヤG2からの力と圧縮コイルバネ242の付勢力を受ける回動軸243Aによって後方に押されて、第1位置から第2位置へ移動する。また、この際、可動ガイド250は、カム本体243Bによって下方に押されて、第3位置から第4位置に移動する。
その後、加圧アーム130を退避位置から押圧位置に切り替える。これにより、加熱ローラ110と加圧パッド220および加圧ローラ230との間で無端ベルト210を挟む挟持力が発生することで、ニップ部の幅が、第1幅N1から当該第1幅N1よりも小さな第2幅N2に切り替わる。
また、この際、加圧パッド220と加圧ローラ230との間隔が小さくなることで、これらの間に加熱ローラ110が入り込む量が少なくなって、無端ベルト210が弛むおそれがある。これに対し、本実施形態では、可動ガイド250が第3位置よりも外側の第4位置に位置するので、無端ベルト210に適度な張力を付与することができる。
図3に示すように、ニップ圧が解除された加圧パッド220が第2位置に位置する状態において、図7(b)に示す駆動ギヤG2に所定方向とは逆方向の回転駆動力を入力すると、揺動ギヤG1が図7(a)の位置へ回動しながら移動する。これにより、カム243の回動軸243Aが円弧孔121Aに沿って前方に移動するとともに、カム本体243Bの先端面の向きが下方から後方へ切り替わる。
このようにカム本体243Bが回動すると、図2に示すように、カム本体243Bの先端面が軸受233を押圧する。そのため、加圧パッド220は、駆動ギヤG2からの力とカム本体243Bが軸受233を押圧する力の反作用の力を受ける回動軸243Aによって前方に押されて、第2位置から第1位置へ移動する。また、この際、カム本体243Bが可動ガイド250から外れるので、可動ガイド250は図示せぬバネの付勢力によって、第4位置から第3位置に移動する。
その後、加圧アーム130を退避位置から押圧位置に切り替える。これにより、加圧パッド220および加圧ローラ230と加熱ローラ110との間で無端ベルト210を挟む挟持力が発生することで、ニップ部の幅が、第2幅N2から当該第2幅N2よりも大きな第1幅N1に切り替わる。
また、この際、加圧パッド220と加圧ローラ230との間隔が大きくなることで、これらの間に加熱ローラ110が入り込む量が多くなって、無端ベルト210に大きな負荷が加わるおそれがある。これに対し、本実施形態では、可動ガイド250が第4位置よりも内側の第3位置に位置するので、無端ベルト210に大きな負荷が加わるのを抑えることができる。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
加圧パッド220を移動機構240によって第1位置または第2位置に移動させることで、加圧ユニット200と加熱ローラ110との間のニップ部の幅を変更することができる。また、加圧パッド220が、第1位置に位置するときと、第2位置に位置するときの両方において、加熱ローラ110と加圧パッド220および加圧ローラ230との間に挟持力が発生するので、ニップ部の幅に関わらず、ニップ圧のピークを2か所作ることができる。これにより、例えば用紙Sの種類に応じてニップ部の幅を変更した場合であっても、無端ベルト210からの用紙Sの剥離性が悪化するのを抑制することができる。
2つの加圧部材(加圧パッド220、加圧ローラ230)のうち、無端ベルト210の所定部分211の移動方向の下流側の加圧部材の位置を、加圧アーム130に対して固定したので、移動方向下流側の加圧部材を動かすことなく、ニップ幅を変更することができる。そのため、用紙Sの剥離性をより向上することができる。
回転しない軸受233にカム本体243Bが当接するので、カム本体243Bの摩耗を抑えることができる。
移動機構240の動作に連動して、可動ガイド250の位置を変位させる変位機構260を設けたので、ニップ幅の変更に関わらず、無端ベルト210の張り具合を安定させることができる。
加圧パッド220を移動させるためのカム243を用いて、可動ガイド250を移動させる構成としたので、例えば、加圧パッドを移動させるカムとは別のカムで可動ガイドを移動させる構成と比べ、部品点数を削減することができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態は、前記した第1の実施形態に係る定着装置100の一部の構造を変更したものであるため、第1の実施形態と略同様の構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略することとする。
図8および図9に示すように、第2の実施形態に係る定着装置300は、加圧パッド220が加圧アーム130に固定され、加圧ローラ230が加圧アーム130に対して前後方向に移動可能である点で、第1の実施形態と異なっている。つまり、第2の実施形態では、加圧ローラ230が第1加圧部材に相当し、加圧パッド220が第2加圧部材に相当している。
加圧パッド220は、加圧アーム130に固定されたステイ341に固定されている。加圧パッド220には、カム243が設けられている。加圧パッド220は、カム243の回動軸243Aを回動可能に支持している。詳しくは、加圧パッド220に形成される回動軸243Aが通る孔は、第1の実施形態のような長孔222Aではなく、丸孔となっている。これにより、カム243は、加圧パッド220に対して前後上下方向の位置が固定されている。そのため、第2の実施形態では、第1の実施形態のような揺動ギヤG1を備えた機構が不要となり、カム243を駆動するための構造を簡易化することが可能となっている。
ステイ341は、断面視L形状に形成されている。ステイ341は、カム本体243Bを通すためのスリット341Aを有している。可動ガイド350は、第1の実施形態とは突出部254を備えない点だけで異なり、その他の構造は第1の実施形態と略同様となっている。
加圧ローラ230は、図8に示す第1位置と、図9に示す第2位置との間で前後方向に移動可能となっている。詳しくは、図10に示すように、加圧アーム130には、加圧ローラ230を支持する軸受233が嵌合する嵌合孔135を有している。嵌合孔135は、前後方向に長い長孔となっている。つまり、嵌合孔135の前後方向の長さは、軸受233の外径よりも大きい。そして、軸受233は、嵌合孔135によって前後方向に移動可能に支持されている。
図11に示すように、加圧アーム130には、第1付勢部材の一例としての圧縮コイルバネ242が設けられている。詳しくは、加圧アーム130は、加圧ローラ230の軸受233から後側に離れて配置される支持部136を有している。圧縮コイルバネ242は、軸受233と支持部136の間に配置されており、加圧ローラ230を加圧パッド220に向けて付勢している。
そして、図8に示すように、加圧ローラ230は、カム本体243Bの先端面が軸受233と接触することで、第1位置に位置している。また、図9に示すように、加圧ローラ230は、カム本体243Bの先端面が軸受233から離間することで、圧縮コイルバネ242の付勢力によって第2位置に位置している。
次に、定着装置300の各部材の動作について説明する。なお、加圧アーム130の切替動作は第1の実施形態と同様であるため、説明は省略する。
図8に示すように、加圧ローラ230が第1位置に位置する状態において、カム243に図示時計回りの回転駆動力を入力すると、カム本体243Bが図示時計回りに回動して、カム本体243Bの先端面が軸受233から外れる。これにより、図9に示すように、圧縮コイルバネ242によって加圧ローラ230が第1位置から第2位置に移動する。また、この際、可動ガイド350は、カム本体243Bによって下方に押されて、第3位置から第4位置に移動する。
図9に示すように、加圧ローラ230が第2位置に位置する状態において、カム243に図示反時計回りの回転駆動力を入力すると、カム本体243Bが図示反時計回りに回動して、カム本体243Bの先端面が可動ガイド350から退避していくことで、可動ガイド350が図示せぬバネによって第4位置から第3位置に移動する。また、カム本体243Bの先端部分が軸受233に当接すると、カム本体243Bによって軸受233が圧縮コイルバネ242の付勢力に抗して後方に押圧される。これにより、加圧ローラ230が第2位置から第1位置に移動する。
以上、第2の実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
前後上下方向の位置が固定された加圧パッド220にカム243を設けるので、カム243に駆動力を伝達する構造を簡易化することができる。
回転しない軸受233にカム本体243Bが当接するので、カム本体243Bの摩耗を抑えることができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態は、前記した第1の実施形態に係る定着装置100の一部の構造を変更したものであるため、第1の実施形態と略同様の構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略することとする。
図12に示すように、第3の実施形態に係る定着装置400は、主に、可動ガイド450が無端ベルト210から加わる力で移動する点で、第1の実施形態と異なっている。具体的に、この形態において、ステイ441は、前述した孔A1を備えない点と、第1の実施形態と異なる前壁441Bを有する点で、第1の実施形態と異なっている。
前壁441Bは、下壁241Aの前端部から上方に突出する第1壁B11と、第1壁B11の上端部から前方に突出する第2壁B12と、第2壁B12の前端部から上方に突出する第3壁B13とを有している。第3壁B13の後面には、圧縮コイルバネ242の一端が固定されている。
可動ガイド450は、加圧アーム130に前後方向に移動可能に支持されている。なお、可動ガイド450と加圧アーム130との連結構造は、第1の実施形態における可動ガイド250と加圧アーム130との連結構造と略同様に構成すればよい。
第1壁B11と可動ガイド450との間には、第3付勢部材の一例としてのガイド付勢バネ442が設けられている。ガイド付勢バネ442は、可動ガイド450を前方に向けて付勢、つまり第3位置から第4位置に向けて付勢している。そして、この形態において、変位機構は、ガイド付勢バネ442と、可動ガイド450と加圧アーム130との連結構造とを備え、加圧パッド220を移動させるためのカム243を備えていない。
また、下壁241Aの下面には、固定ガイド470が固定されている。可動ガイド450と固定ガイド470の各外面は、断面視略円弧状に形成され、無端ベルト210の内周面に接触している。
また、カム本体243Bの先端面、つまり軸受233と当接する当接面は、軸受233の一部を収容する凹部243Cを有している。凹部243Cは、軸受233の外周面に沿った断面視円弧状に形成されている。
次に、定着装置400の各部材の動作について説明する。なお、加圧アーム130の切替動作や加圧パッド220の動作は第1の実施形態と同様であるため、説明は省略する。
図12から図13の順に示すように、加圧パッド220を第1位置から第2位置に移動させて、加圧ユニット200を加熱ローラ110に押圧させると、加圧パッド220と加圧ローラ230と間隔が狭いことから、無端ベルト210が弛んだ状態となる。このように無端ベルト210が弛む場合には、ガイド付勢バネ442の付勢力によって可動ガイド450が第3位置から第4位置に移動することで、無端ベルト210に適度な張力を付与することができる。
また、図13から図12の順に示すように、加圧パッド220を第2位置から第1位置に移動させて、加圧ユニット200を加熱ローラ110に押圧させると、加圧パッド220と加圧ローラ230と間隔が広いことから、無端ベルト210の張力が高くなる。このように無端ベルト210の張力が高くなる場合には、無端ベルト210が可動ガイド450をガイド付勢バネ442の付勢力に抗して押圧することで、可動ガイド450が第4位置から第3位置に移動する。これにより、例えば可動ガイド450が第4位置で固定された構造と比べ、無端ベルト210に大きな負荷が加わるのを抑えることができる。
以上、第3の実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
カム本体243Bの先端面が凹部243Cを有するので、加圧パッド220を第1位置に良好に保持することができる。
可動ガイド450を第3位置から第4位置に向けて付勢するガイド付勢バネ442を設けることで、無端ベルト210の弛張具合に応じて可動ガイド450を移動させることができる。また、この構造では、加圧パッド220を移動させるためのカム243を、可動ガイド450の移動に利用しないので、カム243にかかる負荷を抑えることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、フレームとして加圧アーム130を例示したが、本発明はこれに限定されず、フレームは、例えば定着フレームであってもよい。なお、この場合、付勢機構によって加熱ローラ110を定着フレームに向けて付勢してもよい。
前記実施形態では、対向部材として加熱ローラ110を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば無端ベルト内に熱源を設ける場合には、対向部材は、例えば加圧ローラであってもよい。
前記実施形態では、第1加圧部材のみを移動させたが、本発明はこれに限定されず、第1加圧部材および第2加圧部材の両方を移動させることで、ニップ幅を変更するように構成してもよい。
前記実施形態では、第2位置を、第1位置よりも第2加圧部材に近い位置としたが、本発明はこれに限定されず、第2位置は、第1位置よりも第2加圧部材から遠い位置としてもよい。つまり、第1付勢部材が、第1加圧部材を第2加圧部材から離れる方向に付勢してもよい。
前記実施形態では、カムとして回動するカム243を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、カムは、直線上を移動する直動カムであってもよい。
前記実施形態に示した各バネは、前記実施形態のような種類に限定されず、その他の種類、例えばトーションバネや板バネなどに適宜変更してもよい。
前記実施形態では、加圧パッド220や可動ガイド250などの部材を移動可能に支持する機構を、孔と突起で構成したが、本発明はこれに限定されず、例えば、突起と当該突起を移動可能に支持するガイドレールとで構成してもよい。
第1の実施形態のように揺動ギヤを用いて第1加圧部材を移動させる構造においては、第1付勢部材とカムを設けなくてもよい。この場合、例えば、摺接部材としての可動ガイド250の代わりに、ステイ241に固定する固定ガイドを可動ガイド250が配置されている位置(図2の位置)に設けてもよいし、摺接部材を移動させるためのカムを、移動機構とは別に設けてもよい。
また、前記した実施形態および変形例で説明した各要素を、任意に組み合わせて実施してもよい。
100 定着装置
110 加熱ローラ
130 加圧アーム
140 引張コイルバネ
210 無端ベルト
211 所定部分
220 加圧パッド
230 加圧ローラ
240 移動機構

Claims (19)

  1. 回転する無端ベルトと、
    対向部材と、
    前記無端ベルトの内周面に接触し、前記対向部材との間で前記無端ベルトを挟む第1加圧部材と、
    前記無端ベルトの内周面に接触し、前記対向部材との間で前記無端ベルトを挟む第2加圧部材と、
    前記第1加圧部材および前記第2加圧部材を支持するフレームと、
    前記無端ベルトのうち、前記第1加圧部材と前記第2加圧部材との間に位置する部分の移動方向において、前記第1加圧部材を、第1位置と、当該第1位置とは異なる第2位置との間で移動させる移動機構と、
    前記フレームおよび前記対向部材のうち一方を他方に向けて付勢することで、前記第1加圧部材および前記第2加圧部材と前記対向部材との間に前記無端ベルトを挟むための挟持力を発生させる付勢機構と、を備え、
    前記第1加圧部材が、前記第1位置に位置するときと、前記第2位置に位置するときの両方において、前記第1加圧部材および前記第2加圧部材と前記対向部材との間に前記付勢機構による挟持力が発生していることを特徴とする定着装置。
  2. 前記移動機構は、
    前記第1加圧部材を前記第1位置から前記第2位置に向けて付勢する第1付勢部材と、
    前記第1加圧部材を前記第1付勢部材の付勢力に抗して前記第2位置から前記第1位置に向けて移動させるカムと、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記第1付勢部材は、前記第1加圧部材を前記第2加圧部材に向けて付勢し、
    前記カムは、前記第1加圧部材に設けられ、
    前記第1加圧部材は、前記カムが前記第2加圧部材と接触することで、前記第1位置に位置することを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記第1加圧部材は、前記カムが前記第2加圧部材から離間することで、前記第2位置に位置することを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記第1加圧部材は、前記第2加圧部材よりも前記移動方向上流側の位置で、前記フレームに対して前記移動方向に移動可能であり、
    前記第2加圧部材は、前記フレームに対して、前記無端ベルトの幅方向に直交する方向における位置が固定されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の定着装置。
  6. 前記フレームは、前記カムの回動軸が挿通される挿通孔を有し、
    前記挿通孔の前記移動方向の長さは、前記カムの回動軸の外径よりも大きいことを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
  7. 前記第2加圧部材は、加圧ローラと、前記加圧ローラの回動軸を支持する軸受と、を含み、
    前記第1加圧部材は、前記カムが前記軸受に当接することで、前記第1位置に位置することを特徴とする請求項3から請求項6のいずれか1項に記載の定着装置。
  8. 前記第1付勢部材は、前記第1加圧部材を前記第2加圧部材に向けて付勢し、
    前記カムは、前記第2加圧部材に設けられ、
    前記第1加圧部材は、前記カムが前記第1加圧部材と接触することで、前記第1位置に位置することを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  9. 前記第1加圧部材は、前記カムが前記第1加圧部材から離間することで、前記第2位置に位置することを特徴とする請求項8に記載の定着装置。
  10. 前記第1加圧部材は、前記第2加圧部材よりも前記移動方向下流側の位置で、前記フレームに対して前記移動方向に移動可能であり、
    前記第2加圧部材は、前記フレームに対して、前記無端ベルトの幅方向に直交する方向における位置が固定されていることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の定着装置。
  11. 前記第1加圧部材は、加圧ローラと、前記加圧ローラの回転軸を支持する軸受と、を含み、
    前記フレームは、前記軸受が嵌合する嵌合孔を有し、
    前記嵌合孔の前記移動方向の長さは、前記軸受の外径よりも大きいことを特徴とする請求項10に記載の定着装置。
  12. 前記カムは、前記軸受に当接することを特徴とする請求項11に記載の定着装置。
  13. 前記カムの前記軸受との当接面は、前記軸受の一部を収容する凹部を有することを特徴とする請求項7に記載の定着装置。
  14. 前記無端ベルトの内周面に接触し、第3位置と、当該第3位置よりも前記カムの回動中心から離れた第4位置との間を移動可能な摺接部材と、
    前記移動機構の動作に連動して、前記摺接部材の位置を変位させる変位機構と、を備え、
    前記第2位置は、前記第1位置よりも前記第2加圧部材に近い位置であり、
    前記変位機構は、
    前記移動機構の動作によって前記第1加圧部材が前記第1位置から前記第2位置に移動する場合に、前記摺接部材を前記第3位置から前記第4位置に移動させ、
    前記移動機構の動作によって前記第1加圧部材が前記第2位置から前記第1位置に移動する場合に、前記摺接部材を前記第4位置から前記第3位置に移動させることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  15. 前記変位機構は、前記カムを備え、
    前記カムは、
    前記第1加圧部材が前記第2位置に位置するときに、前記摺接部材に接触して前記摺接部材を前記第4位置に保持することを特徴とする請求項14に記載の定着装置。
  16. 前記カムは、前記第1加圧部材を前記第1付勢部材の付勢力に抗して前記第2位置から第1位置に向けて移動させるときに、前記摺接部材から離間することを特徴とする請求項15に記載の定着装置。
  17. 前記変位機構は、前記摺接部材を前記第3位置から前記第4位置に向けて付勢する第3付勢部材を備えることを特徴とする請求項14に記載の定着装置。
  18. 前記移動機構は、
    駆動ギヤと、
    前記無端ベルトの幅方向に沿って設けられ、前記第1加圧部材と係合する回動軸と、
    前記回動軸に固定され、前記駆動ギヤと噛み合って前記駆動ギヤの外周面に沿って揺動する揺動ギヤと、
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の定着装置。
  19. 前記第1加圧部材は、前記回動軸が挿通される長孔を有し、
    前記挟持力が発生する方向において、前記長孔の長さは、前記回動軸の外径よりも大きいことを特徴とする請求項18に記載の定着装置。
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