JP2009181002A - ドラムカートリッジおよび現像カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】現像ローラを効率よく感光体ドラムに押し付けることが可能なドラムカートリッジおよび現像カートリッジを提供する。
【解決手段】現像ローラ32を有する現像カートリッジ31を着脱可能な筐体42と、前記筐体42に回転可能に支持された感光体ドラム41と、前記現像カートリッジ31を前記筐体42に装着した状態において前記現像ローラ32の軸受け32Aに接触してこの軸受け32Aを前記感光体ドラム41側に押す押圧部材50と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、現像カートリッジを着脱可能なドラムカートリッジ、および現像カートリッジに関する。
レーザプリンタなどの画像形成装置では、感光体ドラムの表面に静電潜像が形成されて、その静電潜像に現像ローラから現像剤が供給されることにより、感光体ドラムの表面にトナー像が担持される。そして、その現像剤像が用紙に転写されることによって、用紙に画像が形成される。
感光体ドラムおよび現像ローラは、メンテナンスが容易に行えるよう、感光体ドラムを有するドラムカートリッジと、現像ローラやトナーホッパを有する現像カートリッジとに分けて設けられ、現像カートリッジがドラムカートリッジに着脱可能とされている。
そして、従来の画像形成装置では、現像ローラが感光体ドラムに押し付けられる構造となっている。
上記構造のプロセスカートリッジには、現像カートリッジにボスが設けられている。その一方で、ドラムカートリッジあるいは画像形成装置側には押圧部材が設けられており、この押圧部材が上記ボスを押圧することにより感光体ドラムに対する現像ローラの押圧力を発生させるようになっている(下記特許文献1参照)。
特開2000−250378公報
しかしながら、上記の構造では、現像ローラに作用する押圧力が、現像カートリッジの筐体によって分散・減衰される構成になっていた。
本発明は上記のような従来の構成に対する改良技術を提供するものである。
本発明のドラムカートリッジは、現像ローラを有する現像カートリッジを着脱可能な筐体と、前記筐体に回転可能に支持された感光体ドラムと、前記現像カートリッジを前記筐体に装着した状態において前記現像ローラの回転軸または軸受けに接触してこの回転軸または軸受けを前記感光体ドラム側に押す押圧部材と、を備えるところに特徴を有する。
このような構成によれば、押圧部材は、現像ローラの回転軸または軸受けに接触してこの回転軸または軸受けを感光体ドラム側に押すから、現像ローラを効率よく感光体ドラムに押し付けることができる。
前記筐体には、前記現像ローラの回転軸または軸受けを支持する軸支持部が形成され、前記押圧部材は、前記筐体のうち前記軸支持部の前記感光体ドラム側とは反対側に設けられて前記現像ローラの回転軸または軸受けに弾接する弾性部材であるものとしてもよい。
このような構成によれば、ドラムカートリッジの筐体に現像カートリッジを装着すると、軸支持部に現像ローラの回転軸または軸受けが支持され、軸支持部に支持された現像ローラの回転軸または軸受けは、弾性部材の弾性力で感光体ドラム側に押された状態になる。
前記筐体は、前記軸支持部の前記感光体ドラム側とは反対側に、前記現像カートリッジの着脱の際に前記現像ローラの回転軸または軸受けが通過する通過路を有し、前記弾性部材は、前記軸支持部から前記通過路の入り口側へ向かって前記通過路を狭める向きに延びる接触部と、この接触部の先端から前記入り口側へ向かって前記通過路を広げる向きに延びる誘導部とを備えるものとしてもよい。
このような構成によれば、現像カートリッジを装着する際、通過路に入った現像ローラの回転軸または軸受けは、弾性部材の誘導部に接触して弾性部材を弾性変形させ、軸支持部に至る。そして、軸支持部に支持された現像ローラの回転軸または軸受けには弾性部材の接触部が弾接し、現像ローラの回転軸または軸受けは感光体ドラム側へ押された状態になる。このとき、弾性部材には、接触部の先端から入り口側へ向かって通過路を広げる向きに延びる誘導部が設けられているから、現像ローラの回転軸または軸受けは弾性部材に引っかかることなく軸支持部に至ることができ、もって現像カートリッジの装着をスムーズに行うことができる。
前記筐体は、前記軸支持部を間に挟む位置に一対の前記弾性部材を備えているものとしてもよい。
また、前記筐体には、前記現像ローラの回転軸または軸受けを支持する軸支持部が形成され、前記押圧部材は、本体部と、この本体部に対してスライド可能に組み付けられたスライド部と、前記本体部とスライド部との間に配されて、このスライド部の前記本体部に対する近接動作に伴って弾性収縮する弾性部とを有し、前記本体部は、前記筐体のうち前記軸支持部よりも前記感光体ドラム側とは反対側に取り付けられ、前記スライド部は、前記弾性部が弾性収縮した状態で前記現像ローラの回転軸または軸受けに接触するものとしてもよい。これにより、現像ローラの回転軸または軸受けは、弾性体の弾性力により感光体ドラム側へ押された状態になる。
また、前記筐体には、前記現像ローラの回転軸または軸受けを支持する軸支持部が形成され、前記筐体は、前記軸支持部よりも前記感光体ドラム側の位置に被押圧突部を有し、前記押圧部材は、前記現像ローラの回転軸または軸受けと前記被押圧突部とを挟み込んで接近方向に押し付ける一対の押圧脚を備えるものとしてもよい。これにより、一対の押圧脚によって現像ローラの回転軸または軸受けと被押圧突部とが接近方向に押圧されることにより、現像ローラの回転軸または軸受けは感光体ドラム側に押圧される。
また、前記被押圧突部は、前記感光体ドラムの回転軸または軸受けであるものとしてもよい。これにより、感光体ドラムの回転軸または軸受けを利用することにより、被押圧突部を別途設ける必要がなくなるから、ドラムカートリッジの構造を簡素化することができる。
また、前記筐体には、前記現像ローラの回転軸または軸受けを支持する軸支持部が形成され、前記軸支持部の位置は、前記現像ローラが前記感光体ドラムに押圧状態になるときの前記現像ローラの回転軸または軸受けの位置に設定され、前記押圧部材は、前記軸支持部のうち前記現像ローラの回転軸または軸受けに対して前記感光体ドラム側とは反対側から当接する当接縁であるものとしてもよい。これにより、軸支持部に支持された現像カートリッジの回転軸または軸受けは、当接縁に当接して感光体ドラム側に押圧された状態に保持される。
また、前記筐体には、前記現像ローラの回転軸または軸受けを支持する軸支持部が形成され、前記押圧部材は、前記筐体のうち前記軸支持部よりも前記感光体ドラム側に回動可能に取り付けられた回動部と、前記回動部から前記軸支持部にわたる長さ寸法を備えたアーム部と、前記アーム部に設けられ、前記現像ローラが前記感光体ドラムに押圧状態になるときの前記現像ローラの回転軸または軸受けに対して前記回動部とは反対側から係合する係合部と、を備えるものとしてもよい。
このような構成によれば、現像カートリッジをドラムカートリッジに装着して押圧部材を回動し、現像ローラの回転軸または軸受けに対して係合部を係合すると、現像ローラの回転軸または軸受けは感光体ドラム側に押圧された状態に保持される。
本発明の現像カートリッジは、現像ローラを有し、ドラムカートリッジの筐体に着脱可能とされた現像カートリッジであって、前記現像ローラの回転軸または軸受けには、前記筐体に装着された状態において前記ドラムカートリッジの一部と係合することにより、前記現像ローラの回転軸または軸受けを前記感光体ドラム側に押す押圧部材が備えられているところに特徴を有する。
また、前記押圧部材は、前記感光体ドラムの回転軸または軸受けに係合するものとしてもよい。
前記押圧部材は、前記現像ローラの回転軸または軸受けに回動可能に取り付けられた回動部と、前記筐体に装着された状態において前記回動部から前記感光体ドラムの回転軸または軸受けにわたる長さ寸法を備えたアーム部と、前記アーム部に設けられ、前記現像ローラが前記感光体ドラムに押圧状態になるときの前記感光体ドラムの回転軸または軸受けに対して前記回動部とは反対側から係合する係合部と、を備えるものとしてもよい。
本発明によれば、従来の構成に対する改良技術を提供することができる。
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態1を図1〜図3によって説明する。
本実施形態のドラムカートリッジ40は、プリンタ機能、複写機能、スキャナ機能等を備えた複合機である画像形成装置1にセットされて使用される。以下、各構成部材において、図1の右側を前方、左側を後方、また上側を上方、下側を下方として説明する。
(1)画像形成装置の全体
画像形成装置1は、全体として略箱形をなす本体ケーシング2を備えている。本体ケーシング2内には、シート材3(例えば用紙やOHPシートなど)を給紙するフィーダ部や、給紙されたシート材3に画像を形成する画像形成部5が備えられている。
(2)フィーダ部
フィーダ部4は、給紙トレイ12、用紙押圧板13、給紙ローラ14、給紙パット15、紙粉取りローラ16,17およびレジストローラ18を備えている。給紙トレイ12内のシート材3は、用紙押圧板13により給紙ローラ14側に寄せられ、給紙ローラ14と給紙パット15とにより各種ローラ16〜18間に送り出されて、一枚ずつ画像形成部5に搬送される。
(3)画像形成部
画像形成部5は、スキャナ部20、プロセスカートリッジ30、定着装置60を備えている。
(4)スキャナ部
スキャナ部20は、レーザ発光部(図示せず。)、ポリゴンミラー21、レンズ22,23、反射鏡24,25,26を備えている。レーザ発光部から発光されたレーザビームは、図1に鎖線で示すように、ポリゴンミラー21、レンズ22、反射鏡24,25、レンズ23、反射鏡26の順に通過あるいは反射して、感光体ドラム41の表面上に照射される。
(5)プロセスカートリッジ
プロセスカートリッジ30は、本体ケーシング2に着脱可能とされている。プロセスカートリッジ30は、本体ケーシング2の前側に設けられたフロントカバー11を開いたときにできる開口を介して着脱される。プロセスカートリッジ30は、本体ケーシング2に装着されると、スキャナ部20の下方に設置される。プロセスカートリッジ30は、現像ローラ32を有する現像カートリッジ31と、感光体ドラム41を有するドラムカートリッジ40とを備えている。
(6)現像カートリッジ
現像カートリッジ31は、現像ローラ32、層厚規制ブレード34、供給ローラ35およびトナーホッパ36を備えている。現像ローラ32は、現像カートリッジ31の筐体33に回転可能に支持されている。現像ローラ32の軸芯位置には、金属棒等からなる回転軸37が備えられ、回転軸37の両端は、それぞれ軸受け32Aに内嵌している。
軸受け32Aは円筒状をなし、回転軸37の回転を妨げることなく、かつ回転軸37をガタつきなく支持している。軸受け32A(および軸受け32Aに内嵌した回転軸37の両端)は、現像カートリッジ31の外側にそれぞれ突出している(図2参照)。軸受け32Aは、現像カートリッジ31がドラムカートリッジ40に装着されると、その筐体42に支持される。
そして、供給ローラ35が図2の矢印方向(反時計方向)へ回転すると、トナーホッパ36から現像ローラ32にトナーが供給され、供給ローラ35と現像ローラ32との間でトナーが正に摩擦帯電される。現像ローラ32上に供給されたトナーは、層厚規制ブレード34により、さらに摩擦帯電されつつ、一定厚さの薄層として現像ローラ32上に担持される。
(7)ドラムカートリッジ
ドラムカートリッジ40は、現像カートリッジ31を着脱可能な筐体42を備え、筐体には、感光体ドラム41、スコロトロン型帯電器43、転写ローラ44が備えられている。感光体ドラム41の表面は、スコロトロン型帯電器43により正帯電された後、スキャナ部20からのレーザービームにより露光され、静電潜像が形成される。次いで、現像ローラ32の表面上に担持されるトナーが、感光体ドラム41上に形成された静電潜像に供給されて現像される。そして、シート材3は、感光体ドラム41と転写ローラ44との間を搬送されることにより、感光体ドラム41の表面に担持されているトナー像がシート材3上に転写される。
感光体ドラム41の軸芯位置には、金属棒等からなる回転軸49が備えられ、回転軸49の両端は、それぞれ軸受け41Aに内嵌している。感光体ドラム41の軸受け41Aは筐体42に一体に設けられ、回転軸49の回転を妨げることなく、かつ回転軸49をガタつきなく支持している。感光体ドラム41の軸受け41A(および軸受け41Aに内嵌した回転軸49の両端)は、ドラムカートリッジ40の筐体42の左右両側壁42Aからそれぞれ側方(筐体42の外側)に突出している。
ドラムカートリッジ40の筐体42には、現像カートリッジ31が装着されたときに、現像ローラ32の軸受け32Aを支持する軸支持部45が形成されている。軸支持部45は、筐体42の左右両側壁42Aに設けられ、それぞれ感光体ドラム41の軸受け41Aの位置よりも前側の位置に配されている。
ドラムカートリッジ40の筐体42には、現像カートリッジ31を筐体に着脱する際に、現像ローラ32の軸受け32Aが通過する通過路46が形成されている。通過路46は、筐体42の左右両側壁42Aに設けられ、図3に示すように、軸支持部45から斜め上前方に直線状に延び、軸支持部45とは反対側の端部が開放されている(通過路46の開放側の端部を通過路46の入り口46Aと称する)。通過路46の幅寸法は、現像ローラ32の軸受け32Aの外形よりもわずかに大きく、また通過路46の入り口46Aから軸支持部45に至るまでの幅寸法は一定とされている。
ドラムカートリッジ40の筐体42には、後述する押圧部材50を固定するための固定部47が設けられている。固定部47は、筐体42の左右両側壁42Aに一対ずつ設けられたボス部47Aと、一対ずつ設けられた溝部47Bとにより構成される。
ボス部47Aは、軸支持部45よりも上斜め後方と下斜め後方とに設けられ、それぞれ円柱状をなして左右両側壁42Aから側方に突出している。ボス部47Aの突出端は他の部分よりも一回り外形が大きく、これによりボス部47Aに外嵌した押圧部材50の外嵌部51の離脱が規制される。
溝部47Bは、筐体42の左右両側壁42Aのうち上側のボス部47Aよりも上斜め後方の位置と、下側のボス部47Aよりも下斜め後方の位置とに設けられた突台部48に形成されている。溝部47Bは、押圧部材50を構成する線部材が1本通過可能な溝幅を備え、筐体42の外面に沿って突台部48の短手方向に延びている。
(8)押圧部材
ドラムカートリッジ40の筐体42には、現像カートリッジ31を筐体42に装着した状態において現像ローラ32の軸受け32Aに接触してこの軸受け32Aを感光体ドラム41側に押す押圧部材50が備えられている。押圧部材50は、軸支持部45を間に挟む位置(軸支持部45の上下)に一対備えられている。
押圧部材50は、線材を巻いた線ばね(本発明の弾性部材の一例)からなる。線ばねは、ドラムカートリッジ40の筐体42に設けられたボス部47Aに外嵌する外嵌部51と、筐体42に設けられた溝部47Bに挿通される挿通部52とを有している。押圧部材50は、外嵌部51をボス部47Aに外嵌するとともに挿通部52を溝部47Bに挿通させることで、ドラムカートリッジ40の筐体42に固定されている。
押圧部材50は、外嵌部51から山状をなして前方(通過路46の入り口46A側)へ延びる延出部53を備えている。延出部53は、外嵌部51を支点として上下方向(通過路46の幅方向)に弾性変位可能とされている。延出部53は、外嵌部51から直線状に延びる接触部53Aと、接触部53Aの先端から接触部53Aの延び方向とは異なる方向へ直線状に延びる誘導部53Bとを有している。延出部53は、その屈曲部分(頂上部分)が通過路46に突出した状態で配されている。接触部53Aは、軸支持部45の上方および下方から通過路46の入り口46A側へ向かって通過路46を狭める向き(互いに接近する向き)に延び、誘導部53Bは、接触部53Aの先端から入り口46A側へ向かって通過路46を広げる向き(互いに離間する向き)に延びている。
現像カートリッジ31がドラムカートリッジ40の筐体42に装着される際、通過路46の入り口46Aから通過路46内に挿入された現像ローラ32の軸受け32Aは、誘導部53Bに接触して延出部53を上方および下方に弾性変形させ、誘導部53B(延出部53の頂上)を乗り越える。そして、現像ローラ32の軸受け32Aは、弾性復帰する延出部53(接触部53A)により後方(感光体ドラム41側)に押されつつ軸支持部45に至り、軸支持部45に支持される。軸支持部45に支持された現像ローラ32の軸受け32Aには、接触部53Aが弾接した状態になり、この弾性力により、現像ローラ32の軸受け32Aは後方(感光体ドラム41側)に押された状態に保持される。
(9)定着装置
定着装置60は、加熱ローラ61、加圧ローラ62および搬送ローラ63を備えている。加熱ローラ61と加圧ローラ62との間をシート材3が通過する間に、シート材3上のトナーを熱定着させ、その後、1対の搬送ローラ63により、シート材3を排紙パス64に搬送する。排紙パス64に送られたシート材3は、排紙ローラ65によって排紙トレイ66上に排紙される。
(10)本実施形態の効果
ドラムカートリッジ40が押圧部材50を備えているので、現像カートリッジ31がドラムカートリッジ40に完全に装着されると、押圧部材50の接触部53Aが現像ローラ32の軸受け32Aに弾性的に接触して、軸受け32Aを後方(感光体ドラム41側)へ押した状態になる。この押圧作用により、現像ローラ32は感光体ドラム41に押し付けられた状態に保持される。この軸受け32Aは、現像ローラ32の回転軸37に外嵌するものであるから、軸受け32Aを押し付ける力はほとんど低減することなく現像ローラ32に伝わる。したがって、従来のように、現像ローラに作用する押圧力が分散・減衰することはなく、現像ローラ32を効率よく感光体ドラム41に押し付けることができる。なお、押圧部材50が軸受け32Aに接触する構造であるから、現像ローラ32の回転軸37に直接接触する場合に比べて、現像ローラ32の回転動作に与える影響が少ない。
また、現像カートリッジ31を装着する際、通過路46に入った現像ローラ32の軸受け32Aは、押圧部材50の誘導部53Bに接触して延出部53を弾性変形させ、軸支持部45に至る。このように、押圧部材50には、接触部53Aの先端から入り口46A側へ向かって通過路46を広げる向きに延びる誘導部53Bが設けられているから、現像ローラ32の軸受け32Aは通過路46に張り出す押圧部材50に引っかかることなく軸支持部45に至ることができ、もって現像カートリッジ31の装着をスムーズに行うことができる。
さらに、本実施形態の構成によれば、現像カートリッジ31をドラムカートリッジ40に装着するだけで、現像ローラ32を感光体ドラム41に押し付けた状態にできるから、例えば、現像カートリッジをドラムカートリッジに装着した後に、別途、現像ローラを感光体ドラムに押し付ける操作を行わなくてもよく、装着作業を容易に行うことができる。また、本体ケーシング2内に押圧部材を設けなくてよいから、その分本体ケーシング2の構造を簡素化できる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2に係るドラムカートリッジ80を図4によって説明する。
本実施形態のドラムカートリッジ80は、押圧部材81が、金属の板を曲げた板ばね(本発明の弾性部材の一例)からなる点で、実施形態1とは相違する。なお、実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
ドラムカートリッジ80の筐体42の左右両側壁42Aには、通過路46の上下両縁と軸支持部45の周縁とに沿って、側方へ突出する支持板部84が設けられている。
押圧部材81は、支持板部84に固定されている。押圧部材81は、支持板部84のうち通過路46の下側の縁に沿う部分の上面に配される固定板部82と、固定板部82の後端から斜め上前方(通過路46の入り口46A側へ向かって通過路46を狭める向き)に延びる接触部83とを備えている。押圧部材81は、固定板部82が支持板部84にねじ止めされてドラムカートリッジ80の筐体42に固定されている。接触部83は、固定板部82の後端を支点として弾性変位可能とされている。
現像カートリッジ31がドラムカートリッジ80の筐体42に装着される際、現像ローラ32の軸受け32Aは通過路46の入り口46Aから挿入されて押圧部材81の接触部83に接触し、接触部83を下方(通過路46を広げる方向)に弾性変位させる。そして、現像ローラ32の軸受け32Aは、接触部83を乗り越えて、軸支持部45に至る。すると、軸支持部45に支持された現像ローラ32の軸受け32Aは、弾性復帰しようとする接触部83により、後方(感光体ドラム41側)に押された状態で保持される。
このように、現像カートリッジ31がドラムカートリッジ80に完全に装着されると、押圧部材81の接触部83が現像ローラ32の軸受け32Aに弾性的に接触して、軸受け32Aを後方(感光体ドラム41側)へ押した状態になる。したがって、実施形態1と同様、軸受け32Aを押し付ける力がほとんど低減することなく現像ローラ32に伝わるから、現像ローラ32を効率よく感光体ドラム41に押し付けることができる。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3に係るドラムカートリッジ90を図5および図6によって説明する。
本実施形態のドラムカートリッジ90は、押圧部材91の構成が異なる点で、実施形態1とは相違する。なお、実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
押圧部材91は、本体部92と、本体部92に対してスライド可能に組み付けられたスライド部93と、本体部92とスライド部93との間に配された弾性部94とを備えている。
本体部92は、ドラムカートリッジ90の筐体42のうち軸支持部45よりも前側(感光体ドラム41側とは反対側)に取り付けられている。本体部92は、筐体42に対して回動可能に取り付けられた取付部92Aと、弾性部94を収容する収容部92Bとを備えている。収容部92Bは、取付部92A側とは反対側へ開放された形態をなしている。
スライド部93は、本体部92の収容部92Bに外嵌してその開放端を塞ぐ形状をなしている。スライド部93のうち本体部92の取付部92Aと対向して配される部分は、現像ローラ32の軸受け32Aに接触する接触部93Aとされている。スライド部93は、本体部92に対して、接触部93Aが取付部92Aに接近する向き(近接方向)にスライド可能に組み付けられている。接触部93Aには、現像ローラ32の軸受け32Aに係合する係合凹部93Bが設けられている。係合凹部93Bは、軸受け32Aの外形に沿って浅く凹んだ形状をなしている。
弾性部94は、例えばつるまきバネなどにより構成されている。弾性部94は、その弾性収縮方向がスライド部93のスライド方向と一致する向きで設置され、スライド部93の本体部92に対する近接動作に伴って弾性収縮する。弾性部94の長さ寸法は、接触部93Aが現像ローラ32の軸受け32Aに接触した状態で、弾性収縮する寸法である。
図5に示されるように、現像カートリッジ31をドラムカートリッジ90に装着した後、図6に示されるように、押圧部材91を回動して接触部93Aを現像ローラ32の軸受け32Aに接触させる。すると、接触部93Aが現像ローラ32の軸受け32Aに押されて、スライド部93が本体部92に対して近接方向にスライドし、同時に弾性部94が弾性収縮して、現像ローラ32の軸受け32Aは後向き(感光体ドラム41側向き)の押圧力を受ける。そして、接触部93Aの係合凹部93Bが現像ローラ32の軸受け32Aに外嵌すると、現像ローラ32の軸受け32Aは、弾性部94の弾性力により感光体ドラム41側へ押された状態に保持され、実施形態1と同様、軸受け32Aを押し付ける力がほとんど低減することなく現像ローラ32に伝わるから、現像ローラ32を効率よく感光体ドラム41に押し付けることができる。
<実施形態4>
次に、本発明の実施形態4に係るドラムカートリッジ100を図7によって説明する。
本実施形態のドラムカートリッジ100は、押圧部材50の構成が異なる点で、実施形態1とは相違する。なお、実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施形態のドラムカートリッジ100の筐体42には、被押圧突部102が備えられている。被押圧突部102は、筐体42の左右両側壁42Aの外面に設けられ、軸支持部45よりも後方(感光体ドラム41側)の位置、詳しくは感光体ドラム41の軸受け41Aと軸支持部45との間の位置に配されている。
押圧部材101は、現像ローラ32の軸受け32Aと被押圧突部102とを挟み込んで、それらを接近方向に押し付ける一対の押圧脚103を備えている。一対の押圧脚103は、互いに略平行な一対の棒状をなしている。一対の押圧脚103の間隔は、現像ローラ32の軸受け32Aと被押圧突部102とを間に挟み込んだときに、その軸受け32Aと被押圧突部102との間の間隔が、現像ローラ32を感光体ドラム41に好適に押し付けた状態における軸受け32Aと被押圧突部102との間の間隔に等しくなる設定とされている。
一対の押圧脚103の先端には、現像ローラ32の軸受け32Aおよび被押圧突部102に接触して、これらを押圧脚103の間に誘導する誘導面103Aが形成されている。誘導面103Aは、一対の押圧脚103の先端のうち互いに対向する側に設けられ、対向方向の間隔を先端へ向かって拡幅する傾きをなしている。
押圧部材101は、一対の押圧脚103の一端同士を連結する連結部104を備えている。一対の押圧脚103と連結部104とは、現像ローラ32の軸受け32Aと被押圧突部102とを押圧脚103の間に挟み込んだ状態で、現像ローラ32の軸受け32Aと被押圧突部102とが離間しようとする力に対して十分に耐え得る剛性を備えている。
現像カートリッジ31をドラムカートリッジ100に装着した後、被押圧突部102と現像ローラ32の軸受け32Aとを一対の押圧脚103に挟み込むようにして、押圧部材101を接近させる。すると、現像ローラ32の軸受け32Aと被押圧突部102とが押圧脚103の先端の誘導面103Aに接触してその傾斜に導かれ、現像ローラ32の軸受け32Aと被押圧突部102とは互いの間隔を狭めつつ押圧脚103の間に差し入れられる。そして、現像ローラ32の軸受け32Aと被押圧突部102とは、押圧脚103の根元位置(連結部104に近接した位置)に至り、一対の押圧脚103によって互いに接近方向に押圧された状態に保持される。こうして、現像ローラ32の軸受け32Aは、感光体ドラム41側へ押された状態に保持されるから、実施形態1と同様、現像ローラを効率よく感光体ドラム41に押し付けることができる。
<実施形態5>
次に、本発明の実施形態5に係るドラムカートリッジ110を図8によって説明する。
本実施形態のドラムカートリッジ110は、押圧部材50の構成が異なる点で、実施形態1とは相違し、また実施形態4の被押圧突部が感光体ドラム41の軸受け41Aである点で、実施形態4とは相違する。なお、実施形態1および実施形態4と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
押圧部材111は、実施形態4と同様、現像ローラ32の軸受け32Aと感光体ドラム41の軸受け41Aとを挟み込んで、それらを接近方向に押し付ける一対の押圧脚112と、一対の押圧脚112を連結する連結部113とを備えている。そして、一対の押圧脚112の先端には、実施形態4と同様、誘導面112Aが形成されている。
そして、現像カートリッジ31をドラムカートリッジ110に装着した後、押圧部材111を組み付けると、現像ローラ32の軸受け32Aと感光体ドラム41の軸受け41Aとが、一対の押圧脚112によって接近方向に押圧された状態に保持される。これにより、実施形態1および実施形態4と同様、現像ローラ32を効率よく感光体ドラム41に押し付けることができる。
また、本実施形態では、感光体ドラム41の軸受け41Aに押圧部材111を係合するようにしたから、実施形態4のような被押圧突部を別途設ける必要がなく、その分ドラムカートリッジ110の構造を簡素化することができる。
<実施形態6>
次に、本発明の実施形態6に係るドラムカートリッジ120を図9によって説明する。
本実施形態のドラムカートリッジ120は、押圧部材が軸支持部122のうち現像ローラ32の軸受け32Aに対して感光体ドラム41側とは反対側から当接する当接縁122Aである点で、実施形態1とは相違する。なお、実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
ドラムカートリッジ120の筐体42に設けられた軸支持部122の位置は、現像ローラ32が感光体ドラム41に対して好適に押し付けられた状態における現像ローラ32の軸受け32Aの位置に設定されている。軸支持部122の両側縁は略平行をなし、軸支持部122に支持された現像ローラ32の軸受け32Aと感光体ドラム41の軸受け41Aとの対向方向に対して若干斜め方向(通過路46の後端から上方へ向かって感光体ドラム41の軸受け41Aに接近する方向)に傾いている。軸支持部122の両側縁のうち感光体ドラム41から遠い側の縁が、現像ローラ32の軸受け32Aに対して前方(感光体ドラム41側とは反対側)から当接する当接縁122Aである。
現像カートリッジ31をドラムカートリッジ120に装着する際、現像ローラ32の軸受け32Aは通過路46を通過してその後端に至り、その後、軸支持部122の両側縁により斜め上後方(感光体ドラム41側に接近する方向)に案内されて軸支持部122に至る。そして、軸支持部122に支持された現像ローラ32の軸受け32Aは、当接縁122Aに当接して感光体ドラム41側に押圧された状態に保持されるから、実施形態1と同様、現像ローラ32を効率よく感光体ドラム41に押し付けることができる。また、軸支持部122の当接縁122Aが押圧部材を構成するから、押圧部材を別途設ける場合に比べてドラムカートリッジ120の構造を簡素化することができる。
<実施形態7>
次に、本発明の実施形態7に係るドラムカートリッジ130を図10によって説明する。
本実施形態のドラムカートリッジ130は、押圧部材131の構成が異なる点で、実施形態1とは相違する。なお、実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
押圧部材131は、感光体ドラム41の軸受け41Aに回動可能に取り付けられた回動部132を備えている。回動部132は、感光体ドラム41の軸受け41Aに外嵌する円筒状をなし、感光体ドラム41の軸受け41Aに対して360度、いずれの方向(図10の矢印方向)にも回動可能とされている。
押圧部材131は、回動部132から接線方向に延びる棒状をなすアーム部133を備えている。アーム部133は、回動部132から軸支持部45にわたる長さ寸法を備えている。
押圧部材131は、現像ローラ32が感光体ドラム41に好適に押し付けられた状態における現像ローラ32の軸受け32Aに対して前側(回動部132とは反対側)から係合する係合部134を備えている。係合部134は、アーム部133のうち回動部132に連結された側とは反対側の端部に設けられ、現像ローラ32の軸受け32Aの外形に沿う略円弧状をなしている。
現像カートリッジ31をドラムカートリッジ130に装着した後、アーム部133が現像ローラ32の軸受け32Aに対して上方から接近する方向に押圧部材131を回動させると、係合部134の先端が現像ローラ32の軸受け32Aの上辺部分に接触する。そして、押圧部材131をさらに回動方向に押し付けると、現像ローラ32の軸受け32Aは係合部134によって後方(感光体ドラム41側)へ押され、係合部134の後側に嵌まった状態になる。係合部134に嵌まった現像ローラ32の軸受け32Aは感光体ドラム41側に押圧された状態に保持されるから、実施形態1と同様、現像ローラ32を効率よく感光体ドラム41に押し付けることができる。
<実施形態8>
次に、本発明の実施形態8に係る現像カートリッジ140を図11によって説明する。
本実施形態は、押圧部材141が、ドラムカートリッジ40ではなく、現像カートリッジ140に備えられている点で、実施形態1とは相違する。なお、実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
押圧部材141は、現像ローラ32の軸受け32Aに回動可能に取り付けられた回動部142を備えている。回動部142は、現像ローラ32の軸受け32Aに外嵌する円筒状をなし、現像ローラ32の軸受け32Aに対して360度、いずれの方向(図11の矢印方向)にも回動可能とされている。
押圧部材141は、回動部142から接線方向に延びる棒状をなすアーム部143を備えている。アーム部143は、回動部142から感光体ドラム41の軸受け41Aにわたる長さ寸法を備えている。
押圧部材141は、現像ローラ32が感光体ドラム41に好適に押し付けられた状態における感光体ドラム41の軸受け41Aに対して後側(回動部142とは反対側)から係合する係合部144を備えている。係合部144は、アーム部143のうち回動部142に連結された側とは反対側の端部に設けられ、感光体ドラム41の軸受け41Aの外形に沿う略円弧状をなしている。
現像カートリッジ140をドラムカートリッジ40に装着して、アーム部143が感光体ドラム41の軸受け41Aに対して上方から接近する方向に押圧部材141を回動させると、係合部144の先端が感光体ドラム41の軸受け41Aの上辺部分に接触する。押圧部材141をさらに回動方向に押し付けると、係合部144が感光体ドラム41の軸受け41Aの後方へ移動するにつれて現像ローラ32の軸受け32Aが感光体ドラム41側に押し付けられる。そして、感光体ドラム41の軸受け41Aに対して係合部144が係合すると、実施形態1と同様、現像ローラ32の軸受け32Aが感光体ドラム41側に押圧された状態に保持されるから、現像ローラ32を効率よく感光体ドラム41に押し付けることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、押圧部材50は、現像ローラ32の軸受け32Aを押すものとされているが、押圧部材50は、現像ローラ32の回転軸37を押すものとしてもよい。
(2)本発明の軸受けは、例えば現像ローラ32の回転軸37の突出端側に装着される部材(保護部材のカラー等)と、回転軸37の突出部分のうちの根元側に装着される部材との、2部材を有するものとしてもよい。そして、押圧部材が軸受けのいずれの部材を押す構造としてもよい。
(3)実施形態3では、押圧部材50が回動して現像ローラ32の軸受け32Aに係合するものとされているが、これに限らず、例えば押圧部材の本体部をドラムカートリッジの筐体に対して前後方向にスライド可能に取り付け、本体部を現像ローラの軸受け側にスライドさせて係合するようにしてもよい。
(4)実施形態4では、被押圧突部102は、感光体ドラム41の軸受け41Aと軸支持部45との間に配されているが、これに限らず、感光体ドラムの軸受けよりも後側に配されていてもよい。
(5)実施形態4および実施形態5では、一対の押圧脚103(112)と連結部104(113)とは、現像ローラ32の軸受け32Aと被押圧突部102(感光体ドラム41の軸受け41A)とを接近状態に保持するのに十分耐え得る剛性を備えたものとされているが、例えば、一対の押圧脚の間隔を若干狭くし、現像ローラの軸受けと被押圧突部(感光体ドラムの軸受け)とが、押圧脚を拡開方向に弾性変位させて嵌まる構造とし、その弾性力により現像ローラの軸受けと被押圧突部(感光体ドラムの軸受け)とを接近状態に保持するものとしてもよい。
(6)実施形態7では、回動部132は感光体ドラム41の軸受け41Aに回動可能に取り付けられているが、これに限らず、例えば、感光体ドラム側の筐体に突出部を設け、この突出部に回動部を取り付けるようにしてもよい。
(7)実施形態8では、押圧部材141は、感光体ドラム41の軸受け41Aを押すものであったが、押圧部材141は、感光体ドラム41の回転軸49を押すものとしてもよい。さらに、押圧部材141は、感光体ドラム41の軸受け41Aを押すのではなく、図7に示される実施形態のように、ドラムカートリッジの一部に係合して、押圧力を発生するようにしてもよい。
実施形態1にかかる画像形成装置の側断面図 現像カートリッジおよびドラムカートリッジの外嵌斜視図 押圧部材により現像ローラの軸受けが押されている状態を表す側面図 実施形態2にかかる押圧部材により現像ローラの軸受けが押されている状態を表す側面図 実施形態3にかかる押圧部材により現像ローラの軸受けが押される前の状態を表す側面図 押圧部材により現像ローラの軸受けが押されている状態を表す側面図 実施形態4にかかる押圧部材により現像ローラの軸受けが押されている状態を表す側面図 実施形態5にかかる押圧部材により現像ローラの軸受けが押されている状態を表す側面図 実施形態6にかかる押圧部材により現像ローラの軸受けが押されている状態を表す側面図 実施形態7にかかる押圧部材により現像ローラの軸受けが押されている状態を表す側面図 実施形態8にかかる押圧部材により現像ローラの軸受けが押されている状態を表す側面図
符号の説明
31,140…現像カートリッジ
32…現像ローラ
32A…現像ローラの軸受け
37…現像ローラの回転軸
40,80,90,100,110,120,130…ドラムカートリッジ
41…感光体ドラム
41A…感光体ドラムの軸受け
42…筐体
45…軸支持部
46…通過路
46A…入り口
49…感光体ドラムの回転軸
50,81,91,101,111,131,141…押圧部材
53A…接触部
53B…誘導部
92…本体部
93…スライド部
94…弾性部
102…被押圧突部
103,112…一対の押圧脚
122A…当接縁
132,142…回動部
133,143…アーム部
134,144…係合部

Claims (12)

  1. 現像ローラを有する現像カートリッジを着脱可能な筐体と、
    前記筐体に回転可能に支持された感光体ドラムと、
    前記現像カートリッジを前記筐体に装着した状態において前記現像ローラの回転軸または軸受けに接触してこの回転軸または軸受けを前記感光体ドラム側に押す押圧部材と、を備えるドラムカートリッジ。
  2. 前記筐体には、前記現像ローラの回転軸または軸受けを支持する軸支持部が形成され、
    前記押圧部材は、前記筐体のうち前記軸支持部の前記感光体ドラム側とは反対側に設けられて前記現像ローラの回転軸または軸受けに弾接する弾性部材であることを特徴とする請求項1に記載のドラムカートリッジ。
  3. 前記筐体は、前記軸支持部の前記感光体ドラム側とは反対側に、前記現像カートリッジの着脱の際に前記現像ローラの回転軸または軸受けが通過する通過路を有し、
    前記弾性部材は、前記軸支持部から前記通過路の入り口側へ向かって前記通過路を狭める向きに延びる接触部と、この接触部の先端から前記入り口側へ向かって前記通過路を広げる向きに延びる誘導部とを備えることを特徴とする請求項2に記載のドラムカートリッジ。
  4. 前記筐体は、前記軸支持部を間に挟む位置に一対の前記弾性部材を備えていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のドラムカートリッジ。
  5. 前記筐体には、前記現像ローラの回転軸または軸受けを支持する軸支持部が形成され、
    前記押圧部材は、本体部と、この本体部に対してスライド可能に組み付けられたスライド部と、前記本体部とスライド部との間に配されて、このスライド部の前記本体部に対する近接動作に伴って弾性収縮する弾性部とを有し、
    前記本体部は、前記筐体のうち前記軸支持部よりも前記感光体ドラム側とは反対側に取り付けられ、前記スライド部は、前記弾性部が弾性収縮した状態で前記現像ローラの回転軸または軸受けに接触することを特徴とする請求項1に記載のドラムカートリッジ。
  6. 前記筐体には、前記現像ローラの回転軸または軸受けを支持する軸支持部が形成され、
    前記筐体は、前記軸支持部よりも前記感光体ドラム側の位置に被押圧突部を有し、
    前記押圧部材は、前記現像ローラの回転軸または軸受けと前記被押圧突部とを挟み込んで接近方向に押し付ける一対の押圧脚を備えることを特徴とする請求項1に記載のドラムカートリッジ。
  7. 前記被押圧突部は、前記感光体ドラムの回転軸または軸受けであることを特徴とする請求項6に記載のドラムカートリッジ。
  8. 前記筐体には、前記現像ローラの回転軸または軸受けを支持する軸支持部が形成され、
    前記軸支持部の位置は、前記現像ローラが前記感光体ドラムに押圧状態になるときの前記現像ローラの回転軸または軸受けの位置に設定され、
    前記押圧部材は、前記軸支持部のうち前記現像ローラの回転軸または軸受けに対して前記感光体ドラム側とは反対側から当接する当接縁であることを特徴とする請求項1に記載のドラムカートリッジ。
  9. 前記筐体には、前記現像ローラの回転軸または軸受けを支持する軸支持部が形成され、
    前記押圧部材は、前記筐体のうち前記軸支持部よりも前記感光体ドラム側に回動可能に取り付けられた回動部と、前記回動部から前記軸支持部にわたる長さ寸法を備えたアーム部と、前記アーム部に設けられ、前記現像ローラが前記感光体ドラムに押圧状態になるときの前記現像ローラの回転軸または軸受けに対して前記回動部とは反対側から係合する係合部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のドラムカートリッジ。
  10. 現像ローラを有し、ドラムカートリッジの筐体に着脱可能とされた現像カートリッジであって、
    前記現像ローラの回転軸または軸受けには、前記筐体に装着された状態において前記ドラムカートリッジの一部と係合することにより、前記現像ローラの回転軸または軸受けを前記感光体ドラム側に押す押圧部材が備えられていることを特徴とする現像カートリッジ。
  11. 前記押圧部材は、前記感光体ドラムの回転軸または軸受けに係合することを特徴とする請求項10に記載の現像カートリッジ。
  12. 前記押圧部材は、前記現像ローラの回転軸または軸受けに回動可能に取り付けられた回動部と、前記筐体に装着された状態において前記回動部から前記感光体ドラムの回転軸または軸受けにわたる長さ寸法を備えたアーム部と、前記アーム部に設けられ、前記現像ローラが前記感光体ドラムに押圧状態になるときの前記感光体ドラムの回転軸または軸受けに対して前記回動部とは反対側から係合する係合部と、を備えることを特徴とする請求項11に記載の現像カートリッジ。
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