JP2018162611A5 - - Google Patents

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換気部材
本発明は、建造物又はパラペットの外壁材に設置される換気部材に関する。
特許文献1は、屋根材と外壁とからなる軒先部分に設置する軒先換気構造体であって、屋根材に取り付けられ、通気機能を有する通気部材と、外壁に取り付けられた外壁部材と、通気部材と外壁部材との接合部分に充填された熱膨張シーリングとを備えることで、耐火性を向上させた軒先換気構造体を提案している。
特開2016−8457号公報
しかし、特許文献1では、外壁材に沿って上昇する風雨が換気開口から侵入しやすく、防水性能に問題がある。
本発明は、特に外壁材に沿って上昇する風雨が換気孔から侵入することを防止できるとともに防耐火性能の高い換気部材を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明の換気部材は、第1板材と、前記第1板材から所定間隔空けた位置に配置される換気孔形成板材と、前記換気孔形成板材の上部に配置される第2板材と前記第1板材の下部と前記換気孔形成板材の下部とを繋ぐ第3板材とを備え、前記第1板材及び前記第2板材の少なくとも一方で建造物に取り付け、前記換気孔形成板材には第1換気孔が形成され、前記第3板材によって、前記第1板材と前記換気孔形成板材との間を閉塞し、前記第1換気孔を切り起こし孔とし、前記換気孔形成板材の前記下部に第1水抜き孔を形成し、前記第1板材と前記換気孔形成板材との間に、風雨誘導水返し板を設け、前記風雨誘導水返し板の下端と前記第3板材との間には通風路が形成されることを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の換気部材において、前記換気孔形成板材から所定間隔空けた位置に配置される防火カバーを備え、前記防火カバーには第2換気孔が形成され、前記第2換気孔を切り起こし孔とし、前記第1換気孔を、前記第2換気孔よりも上方に形成したことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載の換気部材において、前記第1板材を、前記建造物又はパラペットの外壁材に止水材を介して密着させることを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載の換気部材において、前記第3板材を、前記建造物又はパラペットの外壁材に止水材を介して密着させることを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項2に記載の換気部材において、前記第2換気孔を前記第1板材に略平行に設けたことを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の換気部材において、前記風雨誘導水返し板の前記下端の延長線上に第2水抜き孔を形成したことを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の換気部材において、前記第1板材の上端に水返しを形成したことを特徴とする。
本発明の換気部材によれば、防水性能と防耐火性能を高めることができるとともに、第1板材及び第2板材の少なくとも一方で建造物に取り付けることができ、破風材や下地材などの仕様が限定されず、施工仕様が煩雑にならない。
本発明の第1実施例による換気部材の断面図及び斜視図 第1実施例による換気部材を建造物の外壁材に取り付ける第1施工状態を示す断面図 第1実施例による換気部材を建造物の外壁材に取り付ける第2施工状態を示す断面図 第1実施例による換気部材を建造物の外壁材に取り付ける第3施工状態を示す断面図 第1実施例による換気部材を建造物の外壁材に取り付ける第4施工状態を示す断面図 本発明の第2実施例による換気部材の断面図 本発明の第3実施例による換気部材の断面図 第3実施例による換気部材を建造物の外壁材に取り付ける第5施工状態を示す断面図 本発明の第4実施例による換気部材の断面図 第4実施例による換気部材を建造物の外壁材に取り付ける第6施工状態を示す断面図 第4実施例による換気部材を建造物の外壁材に取り付ける第7施工状態を示す断面図 第4実施例による換気部材を建造物の外壁材に取り付ける第8施工状態を示す断面図 第4実施例による換気部材をパラペットの外壁材に取り付ける第9施工状態を示す断面図 第4実施例による換気部材をパラペットの外壁材に取り付ける第10施工状態を示す断面図
本発明の第1の実施の形態による換気部材は、第1板材と、第1板材から所定間隔空けた位置に配置される換気孔形成板材と、換気孔形成板材の上部に配置される第2板材と第1板材の下部と換気孔形成板材の下部とを繋ぐ第3板材とを備え、第1板材及び第2板材の少なくとも一方で建造物に取り付け、換気孔形成板材には第1換気孔が形成され、第3板材によって、第1板材と換気孔形成板材との間を閉塞し、第1換気孔を切り起こし孔とし、換気孔形成板材の下部に第1水抜き孔を形成し、第1板材と換気孔形成板材との間に、風雨誘導水返し板を設け、風雨誘導水返し板の下端と第3板材との間には通風路が形成されるものである。本実施の形態によれば、風雨の勢いを弱くでき、雨水の侵入を防ぐことができ、防水性能を高めることができる。また、本実施の形態によれば、第1板材及び第2板材の少なくとも一方で建造物に取り付けることができるため、破風材や下地材などの仕様が限定されず、施工仕様が煩雑にならない。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による換気部材において、換気孔形成板材から所定間隔空けた位置に配置される防火カバーを備え、防火カバーには第2換気孔が形成され、第2換気孔を切り起こし孔とし、第1換気孔を、第2換気孔よりも上方に形成したものである。本実施の形態によれば、防水性能と防耐火性能を高めることができる。
本発明の第3の実施の形態は、第1又は第2のいずれかの実施の形態による換気部材において、第1板材を、建造物又はパラペットの外壁材に止水材を介して密着させるものである。本実施の形態によれば、外壁材に当たり、外壁材に沿って上昇する風雨は、第3板材に当たるため第2換気孔から侵入しにくくなり、防水性能を向上させることができる。
本発明の第4の実施の形態は、第1又は第2のいずれかの実施の形態による換気部材において、第3板材を、建造物又はパラペットの外壁材に止水材を介して密着させるものである。本実施の形態によれば、外壁材に当たり、外壁材に沿って上昇する風雨は、第3板材に当たるため第2換気孔から侵入しにくくなり、防水性能を向上させることができる。
本発明の第5の実施の形態は、第2の実施の形態による換気部材において、第2換気孔を第1板材に略平行に設けたものである。本実施の形態によれば、外壁材に当たり、外壁材に沿って上昇する風雨が第2換気孔から侵入することを更に防止でき、防水性能を向上させることができる。
本発明の第6の実施の形態は、第1から第5のいずれかの実施の形態による換気部材において、風雨誘導水返し板の下端の延長線上に第2水抜き孔を形成したものである。本実施の形態によれば、第1換気孔から入り込んだ雨水を、風雨誘導水返し板によって第2水抜き孔に誘導して排出を促すことができる。また、本実施の形態によれば、風雨誘導水返し板からの風を第2水抜き孔から抜くことで、風雨誘導水返し板の下端と第3板材との間に形成される通風路での風圧を低減できる。
本発明の第7の実施の形態は、第1から第6のいずれかの実施の形態による換気部材において、第1板材の上端に水返しを形成したものである。本実施の形態によれば、仮に第1板材まで到達して第1板材に沿って上昇する雨水が有ったとしても、水返しによって落下させることができ、防水性能を高めることができる。
以下本発明の換気部材について説明する。
図1は第1実施例による換気部材の断面図及び斜視図である。
第1実施例による換気部材1Aは、第1板材10、第2板材20、第3板材30、換気孔形成板材40、及び防火カバー50を備えている。
第1板材10には止水材2aを設けている。
換気孔形成板材40は、第1板材10から所定間隔空けた位置に配置される。
第2板材20は、換気孔形成板材40の上部40bに取り付けられる。第2板材20は、留め付け板材21と位置決め板材22とを備えている。第2板材20は、第3板材30に対して10度〜30度傾斜している。留め付け板材21は、一方を屋内側に他方を屋外側(軒下側)に配置される。
第3板材30は、第1板材10の下部10aと換気孔形成板材40の下部40aとを繋いでいる。第3板材30によって、第1板材10の下部10aと換気孔形成板材40の下部40aとの間を閉塞している。第3板材30は、曲げ部30aを有し、第1板材10の下部10aから曲げ部30aまでの第1底面材31と、曲げ部30aから換気孔形成板材40の下部40aまでの第2底面材32とで構成されている。第1底面材31は第1板材10に対して略垂直に、第2底面材32は防火カバー50側端部が曲げ部30aより低くなるように傾斜している。
換気孔形成板材40には、第1換気孔61が形成され、防火カバー50には第2換気孔62が形成されている。第2換気孔62は第1板材10に略平行に設けている。第1換気孔61及び第2換気孔62は切り起こし孔としている。第1換気孔61は、第2換気孔62よりも上方に形成している。このように、第1換気孔61を第2換気孔62よりも上方に形成し、第1換気孔61と第2換気孔62との位置をずらすことで、風雨の勢いを弱くでき、雨水の侵入を防ぐことができ、防水性能を向上させることができる。
換気孔形成板材40の下部40a及び第2底面材32の防火カバー50側端部には第1水抜き孔41を形成し、第2底面材32の曲げ部30a近傍には第2水抜き孔42を形成している。第1水抜き孔41及び第2水抜き孔42は長手方向に数カ所、所定の間隔で設けている。
防火カバー50は、換気孔形成板材40から所定間隔空けた位置に配置される。防火カバー50は、第2換気孔62が形成される側面板50aと、側面板50aの上端から換気孔形成板材40の上部40bに至る上面板50bと、側面板50aの下端から換気孔形成板材40側に延出させた底面板50cとを備えている。底面板50cと第2底面材32との間には隙間を形成している。
換気孔形成板材40と位置決め板材22との間には断熱空間70を形成している。
防火カバー50の換気孔形成板材40側の面には熱膨張材80を設けている。熱膨張材80は、第2換気孔62より上方で、第1換気孔61と対向する位置に配置している。防火カバー50の換気孔形成板材40側の面には立上片51を形成している。立上片51は、第2換気孔62の上部に配置している。熱膨張材80は、立上片51によって支持されている。
第2換気孔62より上方に熱膨張材80を設けることで、第2換気孔62から侵入する熱の影響を受けやすいため、熱膨張材80の応答性が高い。また、第1換気孔61と対向する位置に熱膨張材80を設けることで、熱膨張材80が膨張することで第1換気孔61を塞ぐことができ、第1換気孔61からの熱風の侵入を防ぐことができ、防耐火性能を高めることができる。また、第1換気孔61から第2換気孔62に至る通風路71に熱膨張材80を配置することで、風雨の勢いを弱くでき、雨水の侵入を防ぐことができる。
第1板材10と換気孔形成板材40との間には、風雨誘導水返し板90を設けている。風雨誘導水返し板90の下端90aと第3板材30との間には通風路72が形成されている。風雨誘導水返し板90は、下端90aが第2水抜き孔42に近接する方向に傾斜している。この傾斜によって、第1換気孔61から入り込んだ雨水を、第2水抜き孔42に誘導して排出を促すことで防水性能を高めることができる。第2水抜き孔42は、風雨誘導水返し板90の下端90aの延長線上に位置させることが好ましい。
第1板材10の上端10bには、上端10bから第3板材30又は換気孔形成板材40に向かって延出させた水返し11を形成している。これによって、第1板材10まで到達して第1板材10に沿って上昇する雨水を、水返し11によって落下させることができ、防水性能を高めることができる。
第2板材20は、留め付け板材21の他方を、防火カバー50の上面板50bの上方で上面板50bを越えて延出させて折返し部20cを形成している。第2板材20は、折返し部20cから折り曲げ部20aまでは、防火カバー50の上面板50bの上方で上面板50bを再び覆い、折り曲げ部20aで換気孔形成板材40に沿って下方に折り曲げ、折り曲げ部20aから延出させた取付片20bの位置で、締結具101によって換気孔形成板材40の上部40b及び風雨誘導水返し板90の上端部90bに取り付けている。
本実施例によれば、換気孔形成板材40の下部40aに第1水抜き孔41を形成しているため、第1換気孔61から入り込んだ雨水を、第1水抜き孔41から確実に排出できる。
また、風雨誘導水返し板90の下端90aの延長線上に第2水抜き孔42を形成しているため、第1換気孔61から入り込んだ雨水を、風雨誘導水返し板90によって第2水抜き孔42に誘導して排出を促すことができる。また、風雨誘導水返し板90からの風を主に第2水抜き孔42から抜くことで、風雨誘導水返し板90の下端90aと第3板材30との間に形成される通風路での風圧を低減できる。なお、第1水抜き孔41についても、風雨誘導水返し板90の下端90aと第3板材30との間に形成される通風路での風圧を低減できる。
図2は、第1実施例による換気部材を建造物の外壁材に取り付ける第1施工状態を示す断面図である。
図2に示す建造物は、垂木3aの上部には野地板3bを設け、野地板3bの上面には屋根下葺材3cを介して屋根材3dが敷設されている。また、外壁材4aの屋内側には、胴縁4b、透湿防水シート4c、及び外壁下地材4dを配置している。本実施例における外壁材4aは外装材である。
換気部材1Aは、第2板材20を用いて建造物に取り付ける。
第2板材20は、位置決め板材22を野地板3bの端部に当接させて、留め付け板材21を野地板3bの上面に取り付ける。
第1板材10は、外壁材4aに止水材2aを介して密着させる。
本実施例によれば、第1板材10を外壁材4aに密着させ、第2板材20を野地板3bに取り付けるため、破風材や下地材などの仕様が限定されず、施工仕様が煩雑にならない。
また本実施例によれば、第1板材10を、外壁材4aに止水材2aを介して密着させるため、外壁材4aに当たり、外壁材4aに沿って上昇する風雨は、第3板材30に当たるため第2換気孔62から侵入しにくくなり、防水性能を向上させることができる。
また本実施例によれば、第2換気孔62を第1板材10に略平行に設けているため、外壁材4aに当たり、外壁材4aに沿って上昇する風雨が、第2換気孔62から侵入することを更に防止でき、防水性能を向上させることができる。
また本実施例によれば、断熱空間70によって、換気孔形成板材40からの熱が野地板3bに伝わりにくくなり、野地板3bの延焼を遅延させることができ、防耐火性能を高めることができる。
図3は、第1実施例による換気部材を建造物の外壁材に取り付ける第2施工状態を示す断面図である。
図3に示す建造物は、外壁材4aの上端部が胴縁4bの上端部より低い位置となっている以外は図2と同様である。
換気部材1Aは、第2板材20を用いて建造物に取り付ける。
第2板材20は、位置決め板材22を野地板3bの端部に当接させて、留め付け板材21を野地板3bの上面に取り付ける。
第1板材10は、外壁下地材4dに止水材2aを介して密着させる。第3板材30は、外壁材4aの上端面に止水材2bを介して密着させる。
本実施例によれば、第1板材10を胴縁4bに密着させ、第3板材30を外壁材4aに密着させ、第2板材20を野地板3bに取り付けるため、破風材や下地材などの仕様が限定されず、施工仕様が煩雑にならない。
また本実施例によれば、第3板材30を、外壁材4aに止水材2bを介して密着させるため、外壁材4aに当たり、外壁材4aに沿って上昇する風雨は、第3板材30に当たるため第2換気孔62から侵入しにくくなり、防水性能を向上させることができる。
また本実施例によれば、第2換気孔62を第1板材10に略平行に設けているため、外壁材4aに当たり、外壁材4aに沿って上昇する風雨が、第2換気孔62から侵入することを更に防止でき、防水性能を向上させることができる。
また本実施例によれば、断熱空間70によって、換気孔形成板材40からの熱が野地板3bに伝わりにくくなり、野地板3bの延焼を遅延させることができ、防耐火性能を高めることができる。
図4は、第1実施例による換気部材を建造物の外壁材に取り付ける第3施工状態を示す断面図である。
図4に示す建造物は、外壁材4aの屋内側には破風下地材4eを配置している以外は図2と同様である。本実施例における外壁材4aは化粧破風である。
換気部材1Aは、第2板材20を用いて建造物に取り付ける。
第2板材20は、位置決め板材22を野地板3bの端部に当接させて、留め付け板材21を野地板3bの上面に取り付ける。
第1板材10は、外壁材4aに止水材2aを介して密着させる。
本実施例によれば、第1板材10を外壁材4aに密着させ、第2板材20を野地板3bに取り付けるため、破風材や下地材などの仕様が限定されず、施工仕様が煩雑にならない。
また本実施例によれば、第1板材10を、外壁材4aに止水材2aを介して密着させるため、外壁材4aに当たり、外壁材4aに沿って上昇する風雨は、第3板材30に当たるため第2換気孔62から侵入しにくくなり、防水性能を向上させることができる。
また本実施例によれば、第2換気孔62を第1板材10に略平行に設けているため、外壁材4aに当たり、外壁材4aに沿って上昇する風雨が、第2換気孔62から侵入することを更に防止でき、防水性能を向上させることができる。
また本実施例によれば、断熱空間70によって、換気孔形成板材40からの熱が野地板3bに伝わりにくくなり、野地板3bの延焼を遅延させることができ、防耐火性能を高めることができる。
図5は、第1実施例による換気部材を建造物の外壁材に取り付ける第4施工状態を示す断面図である。
図5に示す建造物は、金属屋根を示しており、垂木(図示せず)の上部には野地板3bを設け、野地板3bの上面には屋根材(金属立平)3dが敷設されている。
換気部材1Aは、第2板材20を用いて建造物に取り付ける。
第2板材20は、位置決め板材22を野地板3bの端部に当接させて、留め付け板材21を野地板3bの上面に取り付ける。屋根材3dの下方は、第2板材20の折返し部20cで折返して折り曲げ部20aに至らせている。従って、折返し部20cから折り曲げ部20aまでの第2板材20は、屋根材3dで上面及び下面を覆われる。
第1板材10は、外壁材4aに止水材2aを介して密着させる。
本実施例によれば、第1板材10を外壁材4aに密着させ、第2板材20を野地板3bに取り付けるため、破風材や下地材などの仕様が限定されず、施工仕様が煩雑にならない。
また本実施例によれば、第1板材10を、外壁材4aに止水材2aを介して密着させるため、外壁材4aに当たり、外壁材4aに沿って上昇する風雨は、第3板材30に当たるため第2換気孔62から侵入しにくくなり、防水性能を向上させることができる。
また本実施例によれば、第2換気孔62を第1板材10に略平行に設けているため、外壁材4aに当たり、外壁材4aに沿って上昇する風雨が、第2換気孔62から侵入することを更に防止でき、防水性能を向上させることができる。
また本実施例によれば、断熱空間70によって、換気孔形成板材40からの熱が野地板3bに伝わりにくくなり、野地板3bの延焼を遅延させることができ、防耐火性能を高めることができる。
図6は本発明の第2実施例による換気部材の断面図である。
第2実施例による換気部材1Bは、換気部材1Aに対して、第2板材20が下記の点で異なる。その他の点については換気部材1Bは換気部材1Aと同一構成であるため同一符号を付して説明を省略する。
第2板材20は、留め付け板材21の他方(下方)を、防火カバー50の上面板50bに至らせることなく折り曲げ部20aで換気孔形成板材40に沿って下方に折り曲げ、折り曲げ部20aから延出させた取付片20bの位置で、締結具101によって換気孔形成板材40の上部40b及び風雨誘導水返し板90の上端部90bに取り付けている。
図7は、第3実施例による換気部材の断面図である。
第3実施例による換気部材1Cは、第2板材20を、第3板材30に対して30度〜60度傾斜させている点、及びこの傾斜角度を変更させることで第2板材20の一部の構成が異なる点以外は第1実施例と同様である。
第2板材20は、留め付け板材21の他方(下方)を、防火カバー50の上面板50bに沿って上面板50bを越えて延出させて折返し部20cを形成している。第2板材20は、折返し部20cから折り曲げ部20aまでは、防火カバー50の上面板50bに沿って上面板50bを再び覆い、折り曲げ部20aで換気孔形成板材40に沿って下方に折り曲げ、折り曲げ部20aから延出させた取付片20bの位置で、締結具101によって換気孔形成板材40の上部40b及び風雨誘導水返し板90の上端部90bに取り付けている。
換気部材1Cは、第1換気孔61を第2換気孔62よりも上方に形成することで、風雨の勢いを弱くでき、雨水の侵入を防ぐことができ、防水性能を向上させることができる。
また換気部材1Cは、第2換気孔62より上方に熱膨張材80を設けることで、第2換気孔62から侵入する熱の影響を受けやすいため、熱膨張材80の応答性が高い。また、第1換気孔61と対向する位置に熱膨張材80を設けることで、熱膨張材80が膨張することで第1換気孔61を塞ぐことができ、第1換気孔61からの熱風の侵入を防ぐことができ、防耐火性能を高めることができる。また、第1換気孔61から第2換気孔62に至る通風路71に熱膨張材80を配置することで、風雨の勢いを弱くでき、雨水の侵入を防ぐことができる。
また換気部材1Cは、風雨誘導水返し板90の下端90aが第2水抜き孔42に近接する方向に傾斜しているため、第1換気孔61から入り込んだ雨水を、第2水抜き孔42に誘導して排出を促すことで防水性能を高めることができる。第2水抜き孔42は、風雨誘導水返し板90の下端90aの延長線上に位置させることが好ましい。
また換気部材1Cは、第1板材10まで到達して第1板材10に沿って上昇する雨水を、水返し11によって落下させることができ、防水性能を高めることができる。
本実施例によれば、換気孔形成板材40の下部40aに第1水抜き孔41を形成しているため、第1換気孔61から入り込んだ雨水を、第1水抜き孔41から確実に排出できる。
また、風雨誘導水返し板90の下端90aの延長線上に第2水抜き孔42を形成しているため、第1換気孔61から入り込んだ雨水を、風雨誘導水返し板90によって第2水抜き孔42に誘導して排出を促すことができる。また、風雨誘導水返し板90からの風を主に第2水抜き孔42から抜くことで、風雨誘導水返し板90の下端90aと第3板材30との間に形成される通風路での風圧を低減できる。なお、第1水抜き孔41についても、風雨誘導水返し板90の下端90aと第3板材30との間に形成される通風路での風圧を低減できる。
図8は、第3実施例による換気部材を建造物の外壁材に取り付ける第5施工状態を示す断面図である。
図8に示す建造物は、屋根傾斜が異なる以外は図2に示す建造物と同一構造であり、施工方法においても同様である。
本実施例によれば、第1板材10を外壁材4aに密着させ、第2板材20を野地板3bに取り付けるため、破風材や下地材などの仕様が限定されず、施工仕様が煩雑にならない。
また本実施例によれば、第1板材10を、外壁材4aに止水材2aを介して密着させるため、外壁材4aに当たり、外壁材4aに沿って上昇する風雨は、第3板材30に当たるため第2換気孔62から侵入しにくくなり、防水性能を向上させることができる。
また本実施例によれば、第2換気孔62を第1板材10に略平行に設けているため、外壁材4aに当たり、外壁材4aに沿って上昇する風雨が、第2換気孔62から侵入することを更に防止でき、防水性能を向上させることができる。
また本実施例によれば、断熱空間70によって、換気孔形成板材40からの熱が野地板3bに伝わりにくくなり、野地板3bの延焼を遅延させることができ、防耐火性能を高めることができる。
図9は、第4実施例による換気部材の断面図である。
第4実施例による換気部材1Dは、第2板材20を、第3板材30に対して略平行としている点、及びこの傾斜角度を変更させることで第2板材20の一部の構成が異なる点以外は第1実施例と同様である。
第2板材20は、留め付け板材21の他方を、防火カバー50の上面板50bの上方で上面板50bを越えて延出させて折返し部20cを形成している。第2板材20は、折返し部20cから折り曲げ部20aまでは、防火カバー50の上面板50bの上方で上面板50bを再び覆い、折り曲げ部20aで換気孔形成板材40に沿って下方に折り曲げ、折り曲げ部20aから延出させた取付片20bの位置で、締結具101によって換気孔形成板材40の上部40b及び風雨誘導水返し板90の上端部90bに取り付けている。
換気部材1Dは、第1換気孔61を第2換気孔62よりも上方に形成することで、風雨の勢いを弱くでき、雨水の侵入を防ぐことができ、防水性能を向上させることができる。
また換気部材1Dは、第2換気孔62より上方に熱膨張材80を設けることで、第2換気孔62から侵入する熱の影響を受けやすいため、熱膨張材80の応答性が高い。また、第1換気孔61と対向する位置に熱膨張材80を設けることで、熱膨張材80が膨張することで第1換気孔61を塞ぐことができ、第1換気孔61からの熱風の侵入を防ぐことができ、防耐火性能を高めることができる。また、第1換気孔61から第2換気孔62に至る通風路71に熱膨張材80を配置することで、風雨の勢いを弱くでき、雨水の侵入を防ぐことができる。
また換気部材1Dは、風雨誘導水返し板90の下端90aが第2水抜き孔42に近接する方向に傾斜しているため、第1換気孔61から入り込んだ雨水を、第2水抜き孔42に誘導して排出を促すことで防水性能を高めることができる。第2水抜き孔42は、風雨誘導水返し板90の下端90aの延長線上に位置させることが好ましい。
また換気部材1Dは、第1板材10まで到達して第1板材10に沿って上昇する雨水を、水返し11によって落下させることができ、防水性能を高めることができる。
本実施例によれば、換気孔形成板材40の下部40aに第1水抜き孔41を形成しているため、第1換気孔61から入り込んだ雨水を、第1水抜き孔41から確実に排出できる。
また、風雨誘導水返し板90の下端90aの延長線上に第2水抜き孔42を形成しているため、第1換気孔61から入り込んだ雨水を、風雨誘導水返し板90によって第2水抜き孔42に誘導して排出を促すことができる。また、風雨誘導水返し板90からの風を主に第2水抜き孔42から抜くことで、風雨誘導水返し板90の下端90aと第3板材30との間に形成される通風路での風圧を低減できる。なお、第1水抜き孔41についても、風雨誘導水返し板90の下端90aと第3板材30との間に形成される通風路での風圧を低減できる。
図10は、第4実施例による換気部材を建造物の外壁材に取り付ける第6施工状態を示す断面図である。
図10に示す建造物は、垂木3aの上部には野地板3bを設け、野地板3bの上面には屋根下葺材3cを介して屋根材3dが敷設されている。野地板3bの端部にはのぼり木5aを設け、のぼり木5aを覆うようにけらば5bを設けている。また、外壁材4aの屋内側には、胴縁4b、透湿防水シート4c、及び外壁下地材4dを配置している。本実施例における外壁材4aは外装材である。
換気部材1Dは、第2板材20を用いて建造物に取り付ける。
第2板材20は、位置決め板材22を野地板3bの端部に当接させて、留め付け板材21を野地板3bの上面に取り付ける。
第1板材10は、外壁材4aに止水材2aを介して密着させる。
本実施例によれば、第1板材10を外壁材4aに密着させ、第2板材20を野地板3bに取り付けるため、破風材や下地材などの仕様が限定されず、施工仕様が煩雑にならない。
また本実施例によれば、第1板材10を、外壁材4aに止水材2aを介して密着させるため、外壁材4aに当たり、外壁材4aに沿って上昇する風雨は、第3板材30に当たるため第2換気孔62から侵入しにくくなり、防水性能を向上させることができる。
また本実施例によれば、第2換気孔62を第1板材10に略平行に設けているため、外壁材4aに当たり、外壁材4aに沿って上昇する風雨が、第2換気孔62から侵入することを更に防止でき、防水性能を向上させることができる。
また本実施例によれば、断熱空間70によって、換気孔形成板材40からの熱が野地板3bに伝わりにくくなり、野地板3bの延焼を遅延させることができ、防耐火性能を高めることができる。
図11は、第4実施例による換気部材を建造物の外壁材に取り付ける第7施工状態を示す断面図である。
図11に示す建造物は、外壁材4aの上端部が胴縁4bの上端部より低い位置となっている以外は図8と同様である。
換気部材1Dは、第2板材20を用いて建造物に取り付ける。
第2板材20は、位置決め板材22を野地板3bの端部に当接させて、留め付け板材21を野地板3bの上面に取り付ける。
第1板材10は、外壁下地材4dに止水材2aを介して密着させる。第3板材30は、外壁材4aの上端面に止水材2bを介して密着させる。
本実施例によれば、第1板材10を外壁下地材4dに密着させ、第3板材30を外壁材4aに密着させ、第2板材20を野地板3bに取り付けるため、破風材や下地材などの仕様が限定されず、施工仕様が煩雑にならない。
また本実施例によれば、第3板材30を、外壁材4aに止水材2bを介して密着させるため、外壁材4aに当たり、外壁材4aに沿って上昇する風雨は、第3板材30に当たるため第2換気孔62から侵入しにくくなり、防水性能を向上させることができる。
また本実施例によれば、第2換気孔62を第1板材10に略平行に設けているため、外壁材4aに当たり、外壁材4aに沿って上昇する風雨が、第2換気孔62から侵入することを更に防止でき、防水性能を向上させることができる。
また本実施例によれば、断熱空間70によって、換気孔形成板材40からの熱が野地板3bに伝わりにくくなり、野地板3bの延焼を遅延させることができ、防耐火性能を高めることができる。
図12は、第4実施例による換気部材を建造物の外壁材に取り付ける第8施工状態を示す断面図である。
図12に示す建造物は、外壁材4aと胴縁4bとの間に破風下地材4eを配置している以外は図10と同様である。本実施例における外壁材4aは化粧破風である。
換気部材1Dは、第2板材20を用いて建造物に取り付ける。
第2板材20は、位置決め板材22を野地板3bの端部に当接させて、留め付け板材21を野地板3bの上面に取り付ける。
第1板材10は、外壁材4aに止水材2aを介して密着させる。
本実施例によれば、第1板材10を外壁材4aに密着させ、第2板材20を野地板3bに取り付けるため、破風材や下地材などの仕様が限定されず、施工仕様が煩雑にならない。
また本実施例によれば、第1板材10を、外壁材4aに止水材2aを介して密着させるため、外壁材4aに当たり、外壁材4aに沿って上昇する風雨は、第3板材30に当たるため第2換気孔62から侵入しにくくなり、防水性能を向上させることができる。
また本実施例によれば、第2換気孔62を第1板材10に略平行に設けているため、外壁材4aに当たり、外壁材4aに沿って上昇する風雨が、第2換気孔62から侵入することを更に防止でき、防水性能を向上させることができる。
また本実施例によれば、断熱空間70によって、換気孔形成板材40からの熱が野地板3bに伝わりにくくなり、野地板3bの延焼を遅延させることができ、防耐火性能を高めることができる。
図13は、第4実施例による換気部材をパラペットの外壁材に取り付ける第9施工状態を示す断面図である。
図13に示すパラペットは、胴縁4b及び外壁下地材4dの上部に配置される上枠材6aと、胴縁4bの外面に配置される外壁材4aと、上枠材6a及び外壁材4aの上方を覆う笠木6bとを有している。胴縁4bと外壁下地材4dとの間には透湿防水シート4cを設けている。
笠木6bは、上枠材6a及び外壁材4aの上部を覆う天面部6bxと、天面部6bxから垂下して外壁材4aの上側方に配置される垂下部6byとを有している。
換気部材1Dは、少なくとも一方の外壁材4aの上端に形成されるパラペット開放部に配置される。
換気部材1Dは、第2板材20を用いてパラペットに取り付ける。
第2板材20は、位置決め板材22を胴縁4bから空間73だけ離間させて、留め付け板材21を上枠材6aの上面に取り付ける。
第1板材10は、外壁材4aに止水材2aを介して密着させる。
本実施例によれば、第1板材10を外壁材4aに密着させ、第2板材20を上枠材6aに取り付けるため、施工仕様が煩雑にならない。
また本実施例によれば、第1板材10を、外壁材4aに止水材2aを介して密着させるため、外壁材4aに当たり、外壁材4aに沿って上昇する風雨は、第3板材30に当たるため第2換気孔62から侵入しにくくなり、防水性能を向上させることができる。
また本実施例によれば、第2換気孔62を第1板材10に略平行に設けているため、外壁材4aに当たり、外壁材4aに沿って上昇する風雨が、第2換気孔62から侵入することを更に防止でき、防水性能を向上させることができる。
また本実施例によれば、断熱空間70及び空間73によって、換気孔形成板材40からの熱が胴縁4bに伝わりにくくなり、胴縁4bの延焼を遅延させることができ、防耐火性能を高めることができる。
図14は、第4実施例による換気部材をパラペットの外壁材に取り付ける第10施工状態を示す断面図である。
図14に示すパラペットは、外壁材4aの上端部が胴縁4bの上端部より低い位置となっている以外は図13と同様である。
換気部材1Dは、第2板材20を用いてパラペットに取り付ける。
第2板材20は、位置決め板材22を胴縁4bから空間73だけ離間させて、留め付け板材21を上枠材6aの上面に取り付ける。
第3板材30は、外壁材4aの上端面に止水材2bを介して密着させる。
本実施例によれば、第3板材30を外壁材4aに密着させ、第2板材20を止水材2bに取り付けるため、施工仕様が煩雑にならない。
また本実施例によれば、第3板材30を、外壁材4aに止水材2bを介して密着させるため、外壁材4aに当たり、外壁材4aに沿って上昇する風雨は、第3板材30に当たるため第2換気孔62から侵入しにくくなり、防水性能を向上させることができる。
また本実施例によれば、第2換気孔62を第1板材10に略平行に設けているため、外壁材4aに当たり、外壁材4aに沿って上昇する風雨が、第2換気孔62から侵入することを更に防止でき、防水性能を向上させることができる。
また本実施例によれば、断熱空間70及び空間73によって、換気孔形成板材40からの熱が胴縁4bに伝わりにくくなり、胴縁4bの延焼を遅延させることができ、防耐火性能を高めることができる。
本発明は、軒先、けらば、又はパラペットに取り付ける換気部材として適している。
1A、1B、1C、1D 換気部材
2a、2b 止水材
3a 垂木
3b 野地板
3c 屋根下葺材
3d 屋根材
4a 外壁材
4b 胴縁
4c 透湿防水シート
4d 外壁下地材
4e 破風下地材
5a のぼり木
5b けらば
6a 上枠材
6b 笠木
6bx 天面部
6by 垂下部
10 第1板材
10a 下部
10b 上端
11 水返し
20 第2板材
20a 折り曲げ部
20b 取付片
20c 折返し部
21 留め付け板材
22 位置決め板材
30 第3板材
30a 曲げ部
31 第1底面材
32 第2底面材
40 換気孔形成板材
40a 下部
40b 上部
41 第1水抜き孔
42 第2水抜き孔
50 防火カバー
50a 側面板
50b 上面板
50c 底面板
51 立上片
61 第1換気孔
62 第2換気孔
70 断熱空間
71 通風路
72 通風路
73 空間
80 熱膨張材
90 風雨誘導水返し板
101 締結具
102 締結具

Claims (7)

  1. 第1板材と、
    前記第1板材から所定間隔空けた位置に配置される換気孔形成板材と、
    前記換気孔形成板材の上部に配置される第2板材
    記第1板材の下部と前記換気孔形成板材の下部とを繋ぐ第3板材と
    を備え、
    前記第1板材及び前記第2板材の少なくとも一方で建造物に取り付け、
    前記換気孔形成板材には第1換気孔が形成され、
    記第3板材によって、前記第1板材と前記換気孔形成板材との間を閉塞し、前記第1換気孔を切り起こし孔とし、前記換気孔形成板材の前記下部に第1水抜き孔を形成し、前記第1板材と前記換気孔形成板材との間に、風雨誘導水返し板を設け、前記風雨誘導水返し板の下端と前記第3板材との間には通風路が形成される
    ことを特徴とする換気部材。
  2. 前記換気孔形成板材から所定間隔空けた位置に配置される防火カバーを備え、前記防火カバーには第2換気孔が形成され、前記第2換気孔を切り起こし孔とし、前記第1換気孔を、前記第2換気孔よりも上方に形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の換気部材。
  3. 前記第1板材を、前記建造物又はパラペットの外壁材に止水材を介して密着させる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の換気部材。
  4. 前記第3板材を、前記建造物又はパラペットの外壁材に止水材を介して密着させる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の換気部材。
  5. 前記第2換気孔を前記第1板材に略平行に設けた
    ことを特徴とする請求項2に記載の換気部材。
  6. 前記風雨誘導水返し板の前記下端の延長線上に第2水抜き孔を形成した
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の換気部材。
  7. 前記第1板材の上端に水返しを形成した
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の換気部材。
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