JP2018161061A - リールシート - Google Patents

リールシート Download PDF

Info

Publication number
JP2018161061A
JP2018161061A JP2017058793A JP2017058793A JP2018161061A JP 2018161061 A JP2018161061 A JP 2018161061A JP 2017058793 A JP2017058793 A JP 2017058793A JP 2017058793 A JP2017058793 A JP 2017058793A JP 2018161061 A JP2018161061 A JP 2018161061A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
finger
viewed
bulging
receiving surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017058793A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6734217B2 (ja
Inventor
秋葉 勝
Masaru Akiba
勝 秋葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Globeride Inc
Original Assignee
Globeride Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Globeride Inc filed Critical Globeride Inc
Priority to JP2017058793A priority Critical patent/JP6734217B2/ja
Publication of JP2018161061A publication Critical patent/JP2018161061A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6734217B2 publication Critical patent/JP6734217B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fishing Rods (AREA)

Abstract

【課題】小型のリールを装着してリールと共に釣竿を握持、保持した際においても、その握り心地が良くグリップ性が向上するリールシートを提供することを目的とする。【解決手段】本発明のリールシート1は、魚釣用リールのリール脚を載置するリール脚載置部13と、リール脚載置部13の裏側に形成され、指を掛けることを可能にするトリガー22とを備えた本体10を有している。本体10は、先端側の所定位置から先端縁に向けて次第に膨出する曲面で形成された指受け面30を備えており、指受け面30は、平面視した際の両側の膨出開始P3よりも側面視した際の下側の膨出開始位置P3が先端縁側にあり、平面視した際の膨出高さが側面視した際の膨出高さ以上であることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、釣竿にリールを固定、保持するためのリールシートに関し、詳細には、釣竿と共にリール本体を把持した際のグリップ性を向上したリールシートに関する。
従来、リールを使用する釣竿には、リールシートが固定されており、例えば、船竿、ルアーロッドでは、片手でリール本体と釣竿を握り込みつつ、キャスティング操作や釣糸巻き取り操作が容易に行えるリールシートが固定されている。例えば、特許文献1に開示されているように、リールシートのリール脚載置面と反対側となる裏側にトリガーを設けておき、このトリガーを小指と薬指で挟持したり、薬指と中指で挟持することで、リール本体と共に釣竿を握り込んだ状態で各種の操作を容易にできるようにしている。
また、前記リールシート前方の裏側には、人差し指の腹部が当て付けられるように、湾曲面が形成されている。この湾曲面は、軸方向視で略180°の範囲に亘って形成されており、その下面領域は、前方側に移行するにしたがって次第に拡径するように形成されている。具体的に、湾曲面は、平面視では両側の面が略軸方向に沿うような形状であり、側面視では前方に移行するにしたがって徐々に拡径する傾斜形状となっている。このため、リール本体と共に釣竿を握り込むと、その人差し指の第1関節から第2関節の腹部領域を違和感なく当て付けることが可能となる。
意匠第1348697号
ところで、最近では、釣竿の軽量化に加え、それに装着されるリール(両軸受型リール)も小型化したものが使用されるようになっている。釣竿に装着されるリールが小型化すると、上記のような状態で握り込む位置は、多少、前方(穂先側)にシフトする傾向になる。したがって、リールシートとしては、裏面側に形成されたトリガーを小指と薬指で挟持でき、かつ、この状態でしっかりと握り込めるように構成することが望ましい。
しかしながら、上記した公報に開示されているような従来のリールシートは、装着されるリールが小型化した際に、望ましい握持、保持態様になることを考慮した構造になっていないため、実際に小型のリールをリールシートに取り付けると、前方領域(湾曲面が形成された領域)で当て付く指がしっくりせずに、その指の腹部が湾曲面の表面から浮いたり軸方向に変位し易く(滑り易く)なり、グリップ性が劣ったり握り心地が悪くなるという問題が生じる。すなわち、上記した公報に開示されているトリガー付きのリールシートをはじめ、従来のリールシートは、小型のリールを装着して釣竿と共にリール本体を握り込んだ状態で、中指や人差し指の腹部を安定して接触させてグリップ性を高めるという発想はない。
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、小型のリールを装着してリールと共に釣竿を握持、保持した際においても、その握り心地が良くグリップ性が向上するリールシートを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明に係る釣竿に固定されるリールシートは、魚釣用リールのリール脚を載置するリール脚載置部と、前記リール脚載置部の裏側に形成され、指を掛けることを可能にするトリガーとを備えた本体を有し、前記本体は、先端側の所定位置から先端縁に向けて次第に膨出する曲面で形成された指受け面を備えており、前記指受け面は、平面視した際の両側の膨出開始よりも側面視した際の下側の膨出開始位置が先端縁側にあり、平面視した際の膨出高さが側面視した際の膨出高さ以上であることを特徴とする。
上記した構成のリールシートでは、リールを釣竿と共に握持、保持した際、その中指(場合によっては人差し指)の第1関節から第2関節に亘る範囲内の腹部、特に、親指側の腹部領域が、前記先端縁に向けて次第に膨出する曲面で形成された指受け面に当接する。この当接状態において、指受け面は、平面視した際の両側の膨出開始位置よりも側面視した際の下側の膨出開始位置が先端縁側にあるため、下面側の膨出状態は側面側の膨出状態よりも急激に立ち上がる態様となり、握持、保持した際に、下面側に当接する中指(又は人差し指)の腹部がしっかりと当て付いて前方側へ滑ることを効果的に防止することが可能となる。また、平面視した際の膨出高さが、側面視した際の膨出高さ以上に形成されることで、握持した際の中指(又は人差し指)の腹部が両側面側で前方に抜け難くなり、これにより両側面側での密着感が良くなって、グリップ性も向上する。
本発明のリールシートによれば、小型のリールを装着してリールと共に釣竿を握持、保持した際、その握り心地が良くグリップ性の向上が図れるようになる。
本発明に係るリールシートの一実施形態を示す側面図。 図1に示すリールシートの平面図。 図1に示すリールシートの裏面図。 図1のA−A線に沿った断面図。 リールとともに釣竿(リールシート)を把持、保持した状態を示す側面図。 リールとともに釣竿(リールシート)を把持、保持した状態を示す裏面図。 リールとともに釣竿(リールシート)を把持、保持した状態を示す正面図。
以下、本発明に係るリールシートの実施形態について、添付図面を参照しながら具体的に説明する。
図1から図4は、本発明に係るリールシートの一実施形態の構成を示す図であり、図1は側面図、図2は平面図、図3は裏面図、図4は図1のA−A線に沿った断面図である。また、図5から図7は、リールとともに釣竿(リールシート)を把持、保持した使用状態を示す図であり、図5は側面図、図6は裏面図、そして、図7は正面図である。
本発明に係るリールシート1は、図示されていない釣竿の基端側の竿杆70の外周面に接着等によって固定され、例えば、ナイロン、ABS等の硬質合成樹脂部材によって一体形成された本体10を備えている。前記本体10には、前方側(穂先側)及び後方側(竿尻側)に、それぞれ同軸上に円筒部11,12が形成されると共に、両円筒部の中間にリール80の脚部が載置されるリール脚載置部13が形成されている。前記本体10には、リール脚載置部13の下方に、軸方向に貫通する断面円形の貫通孔15が形成されており、この貫通孔15は、前記円筒部11,12を貫いて直線状に延在し、この部分に釣竿を構成する竿杆70が嵌入され、接着剤等によって固定されるようになっている。
前記リール脚載置部13の前後には、載置されたリール80のリール脚を締め付け、固定するためのフード部が設けられている。本実施形態では、前方側が回転操作式の移動フード、後方側が固定フードとなっており、図1及び図2に示すように、後方側の固定フード17はリール脚を受け入れる開口17aを具備し前記本体10と共に一体形成されている。また、前方側の移動フードは、リールの固定機能に加え、前記円筒部11の外面に形成された雄ネジ部11aに螺入され、後述するような握持、保持状態において、人差し指の腹部が当接可能な円筒状の筒部19(図5〜図7参照)として構成される。
前記筒部(移動フードとも称する)19は、断面円形の開口を具備しており、雄ネジ部11aに沿って後方側に締め付けていくと、その内周面とリール脚載置部13の前端部13aの表面との間にリール脚が嵌まり込む隙間を形成する。すなわち、リール脚の後方側を固定フード17の開口17aに嵌入した状態において、筒部19を雄ネジ部11aに沿って締め付けていくと、リール脚の前方側は、前端部13aと筒部19の内周面との間で締め付けられ、リール脚は、両フード17,19間で締め付け固定される。そして、筒部19を反対方向に回転操作することでリール80を取り外すことが可能となる。
前記筒部19の外周面は、後述するように、リール80と共に竿杆70(リールシート1)を握持、保持した際に、人差し指の腹部が当て付く部位であることから、ウレタン樹脂、熱可塑性エラストマー、コルク、ウレタン系の発泡性部材等、柔軟性のある部材19Aを被着しておくことが好ましい。また、固定フード17の後方側の円筒部12にも、同様な柔軟性のある部材18Aを被着したグリップ部18を配設することが好ましい。
リールシートの本体10には、移動フード19を締め付けた際に、その開口縁と当て付いて移動フードの後方側への移動を規制する当接部(指受け面の先端縁)20が形成されている。この当接部20は、移動フード19との間の境界を規定しており、当接部20に当接した移動フード19の表面とリールシート1の本体10の表面は略面一状になるように構成されている。
ここで、リールシートの本体10のリール脚載置部13の下方側の表面形状について説明する。
本体10は、図4に示すように、断面略U字状に形成されており、平坦状となったリール脚載置部13の反対側には、トリガー(指掛け部)22が下方に向けて膨出するように一体形成されている。このトリガー22は、釣人が片手でリール80と共に竿杆70(リールシート1)を握持、保持した際、握り込んでいる指の指ずれを防止して、キャスティング時など釣竿を滑らせないようにする機能を果たす。具体的に、トリガー22は、基端から先端に移行するに連れて前方に傾斜するような形状を備えており、本実施形態では、主に前方側の面22aに薬指F4を当て付け、後方側の面22bに小指F5を当て付け、この状態で握り込むことを想定して形成されている(図5から図7参照)。
すなわち、装着されるリール80が、図5から図7に示すように小型の場合、親指F1の付け根領域から先端側の腹部でリール本体のサムレスト部分を含んだ上面領域を押え付ける(深く握り込む)ことから、握り込む手の各指の位置は全体的に前方側にシフトする傾向となる。本実施形態では、このような小型のリール80の大きさを考慮して、トリガー22を薬指F4と小指F5で挟持できるような位置に形成して握持、保持性を高めている。具体的には、本体10は、前記当接部(先端縁)20とトリガー22の先端P1との間の軸方向距離L1が50mm〜55mm、好ましくは52〜54mmとなるように形成されている。このように、軸方向距離L1が上記した範囲にあれば、一般的な手の大きさを有する釣人がリール80と共に竿杆70(リールシート1)を握り込んだ際、トリガー22を薬指F4と小指F5で挟持した状態で、中指F3を後述する指受け面30に当て付けるとともに、人差し指F2の腹部を柔軟性のある部材が被着された移動フード19に当て付けることが可能となる。
前記トリガー22の表面、特に前方側の面22a、及び、後方側の面22bは、それぞれ当接する薬指F4と小指F5に違和感を生じないように、断面が湾曲状となるように形成しておくことが好ましい。なお、トリガー22については、釣り人の好みや装着されるリールの大きさ等によって、中指F3と薬指F4で挟持することもあり得る。
前記本体10の中間部分の両側面には、略楕円形状の開口25が形成されている。この開口25は、全体として軽量化を図るように形成されるものであり、前記貫通孔15を露出させている。このため、竿杆70を貫通孔15に挿入すると、竿杆70の外表面が開口25を通じて視認することが可能となる。なお、このような開口25の形状は特に限定されることはなく、開口については形成しない構成であっても良い。
また、前記本体10の前方側には、先端側の所定位置から、先端縁に向けて次第に膨出する曲面(傾斜面)で形成された指受け面30が設けられている。ここで、所定位置とは、本体表面を軸方向の前方側に見た際に、その表面が膨らみ始める変曲点となる位置を意味しており、リールを竿杆(リールシート)と共に握持、保持した際に、中指F3の第1関節から第2関節に亘る範囲内の腹部(主に親指側の腹部領域)が当接する部分となる。すなわち、表面が、このような位置から先端縁に向けて次第に膨出(好ましくは曲面状(傾斜状)に膨出する)すると、図5から図7に示すように、中指F3の第1関節から第2関節に亘る範囲内の腹部の親指側が前方に向けて規制される状態で当接するようになり、これが握り心地や操作性(グリップ性)に影響を及ぼすこととなる。
本発明では、指受け面30は、平面視した際の両側で膨出する傾斜面30aの膨出開始位置P2よりも、側面視した際の下側で膨出する傾斜面30bの膨出開始位置P3が先端縁20側にあるように形成されている。すなわち、先端縁20と、膨出する傾斜面30aを規定する膨出開始位置P2との間の軸方向長さL2よりも、先端縁20と、膨出する傾斜面30bを規定する膨出開始位置P3との間の軸方向長さL3の方が短くなるように形成されている。この場合、両側面から下面に至る領域の表面形状については特に限定されることはないが、滑らかな面(湾曲面)で両者が連続した状態になっていることが好ましい。
また、上記した傾斜面30a,30bについては、平面視した際の傾斜面30aの膨出高さH2(図3参照)が、側面視した際の傾斜面30bの膨出高さH3(図1参照)以上となるように形成されている。すなわち、指受け面30を構成する両サイドの面(傾斜面30a)と、下側の面(傾斜面30b)は、傾斜面30aの傾斜状態が緩く高く形成されているのに対し、傾斜面30bの傾斜状態はそれよりも急で低くなるように形成されている。
指受け面30が上記したように構成されると、リールを釣竿(リールシート)と共に握持、保持した際、その中指F3(場合によっては人差し指)の第1関節から第2関節に亘る範囲内の腹部、特に、親指側の腹部領域が、前記先端縁に向けて次第に膨出する曲面(傾斜面)で形成された指受け面30に、前方への移動が規制された状態で当接する。この当接状態において、指受け面30は、両サイドの膨出開始位置P2よりも下側の膨出開始位置P3が先端縁20側にあるため、下面側の膨出状態は側面側の膨出状態よりも急激に立ち上がる傾向となり、したがって、握持、保持した際に、下面側に当接する中指F3(又は人差し指)の腹部が急激に立ち上がる面にしっかりと当て付いて前方側へ滑ることが効果的に防止される。
また、平面視した際の膨出高さH2が、側面視した際の膨出高さH3以上に形成されることで、握持した際の中指F3(又は人差し指)の腹部が両側面側で前方に抜け難くなり、これにより両側面側での密着感が良くなって、グリップ性の向上が図れる。すなわち、指受け面30に当て付く中指F3は、その腹部がしっくりと密着することができ、下面(傾斜面30b)側では、握り込んだ状態の中指F3の腹部が軸方向前方側に大きな抵抗を受けることから、中指全体として、両面側では中指が表面から浮くことはなく、下面側では前方にシフトし難くなって、結果として、握持、保持した際の握り心地が良くなってグリップ性の向上が図れるようになる。さらに、釣竿を横に向けたり、シェークする等の操作を行なっても、トリガー領域から指受け面30の領域まで安定した状態で握り込むことができるため、そのような動作を安定して行うことができる。
具体的に、上記した構成では、L2(先端縁20と傾斜面30aを規定する膨出開始位置P2の軸方向長さ)は、17.5mmとなるように形成されており、その傾斜面30aの高低差(膨出高さ)H2は、6.9mmとなるように形成されている。また、L3(先端縁20と傾斜面30bを規定する膨出開始位置P3の軸方向長さ)は、14.7mmとなるように形成されており、その傾斜面30bの高低差(膨出高さ)H3は、5.2mmとなるように形成されている。
一般的に、大人の中指の腹部の幅は殆ど20mm前後(15mm〜25mmの範囲であればほぼカバーされる)である。平面視において、指受け面30の両側の側面(傾斜面30a)は、中指の腹部を当て付けて両側から挟み込むようにして握持することから、平面視における傾斜面30aの長さL2は、15mm〜25mmの範囲にあれば良い。すなわち、このL2の長さが長すぎる(緩い傾斜面になった状態)と、しっかりと挟み込むことができず、滑り易くなってしまい、逆に短すぎると、腹部との間で隙間が生じ易くなって、保持した際のグリップ感が低下してしまう(腹部の密着感が劣る)ことから、本実施形態では17.5mmに設定されている。
また、側面視した際の下側の傾斜面30bの長さL3については、両側の傾斜面30aとの密着感・一体感、及び、握持状態にある中指の腹部が前方へ滑り難いように、傾斜面30aよりも急に立ち上がるように(傾斜面30aの膨出開始位置P2よりも、傾斜面30bの膨出開始位置P3が先端縁側にあるように)形成するのが良く、具体的には、L2の長さ17.5mmよりも短い14.7mmに設定されている。この場合、あまり短すぎると、腹部の当たりが強くなることから、10mm以上確保されていることが好ましい。
また、上記した傾斜面30a,30bの高低差(高さ)については、いずれも5mm以上確保されていることが好ましい。すなわち、その高さが5mm以上あれば、側面及び下面において、当接した中指(人差し指)の腹部が先端縁20から前方に抜けないようにすることが可能となる。ただし、あまり高すぎると、引っ掛かりが強くなってグリップ性が劣るため、10mm以下に設定しておくことが好ましい。
また、傾斜面30aの高さH2を、傾斜面30bの高さH3以上に設定することで、中指(人差し指)の腹部で挟み込む部分の両側面側が、下面側よりも前方に抜け難くなることから、密着状態が良くなり、グリップ感の向上が図れる。
上記した構成において、指受け面30の傾斜面30a,30bについては、図に示すように、略直線状に次第に膨出するように形成しても良いが、少なくともいずれか一方を凹状に窪んだ状態で膨出させても良い。例えば、図3の点線で示すように、傾斜面30aを凹状に窪ませたり(符号30a´で示す)、図1の点線で示すように、傾斜面30bを凹状に窪ませても良い(符号30b´で示す)。
このように、指受け面の両側面及び下面を内側にえぐるように湾曲形成することで、指当たりが良くなり、握持、保持性を向上することができる。
また、傾斜面30a,30bの傾斜状態については、先端側に移行するに従って急傾斜に変化させても良い。
このように構成することで、当接した指の前方への滑りを効果的に抑制することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることは無く種々変形することが可能である。上記したリールシート1については、指受け面30以外の構成部分(トリガーの形状や大きさ、表面の凹凸形状など)については、図に示した形状に限定されることはなく種々変形することが可能である。また、リール脚を固定するフード部については、後方側を移動フードで構成しても良い。さらに、指受け面30については、平面視した際の両側面側の膨出の傾斜状態が、側面視した際の下面側の膨出の傾斜状態に比べて緩くなっていれば良く、全体的な表面形状については、適宜変形することが可能である。
1 リールシート
10 本体
13 リール脚載置部
30 指受け面
30a,30b 傾斜面
70 竿杆
80 リール

Claims (5)

  1. 魚釣用リールのリール脚を載置するリール脚載置部と、前記リール脚載置部の裏側に形成され、指を掛けることを可能にするトリガーとを備えた本体を有し、釣竿に固定されるリールシートであって、
    前記本体は、先端側の所定位置から先端縁に向けて次第に膨出する曲面で形成された指受け面を備えており、
    前記指受け面は、平面視した際の両側の膨出開始よりも側面視した際の下側の膨出開始位置が先端縁側にあり、平面視した際の膨出高さが側面視した際の膨出高さ以上であることを特徴とするリールシート。
  2. 前記指受け面は、平面視した際の両側の膨出高さ、及び、側面視した際の下側の膨出高さが5mm以上であることを特徴とする請求項1に記載のリールシート。
  3. 前記指受け面は、平面視した際の両側の膨出部の軸方向長さが15mm〜25mmの範囲に設定されることを特徴とする請求項1又は2に記載のリールシート。
  4. 前記本体は、先端縁と前記トリガーの先端との間の軸方向距離が、50mm〜55mmの範囲となるように形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のリールシート。
  5. 前記指受け面は、平面視した際の両側の膨出の傾斜状態、及び、側面視した際の下面の膨出の傾斜状態の少なくとも一方が、凹状に窪んでいることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のリールシート。
JP2017058793A 2017-03-24 2017-03-24 リールシート Active JP6734217B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017058793A JP6734217B2 (ja) 2017-03-24 2017-03-24 リールシート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017058793A JP6734217B2 (ja) 2017-03-24 2017-03-24 リールシート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018161061A true JP2018161061A (ja) 2018-10-18
JP6734217B2 JP6734217B2 (ja) 2020-08-05

Family

ID=63859010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017058793A Active JP6734217B2 (ja) 2017-03-24 2017-03-24 リールシート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6734217B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11968966B2 (en) 2020-07-28 2024-04-30 Globeride, Inc. Reel seat
WO2024100923A1 (ja) * 2022-11-09 2024-05-16 グローブライド株式会社 リールシート及び釣竿

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0190359U (ja) * 1987-12-09 1989-06-14
JPH0239838A (ja) * 1988-07-29 1990-02-08 Aakisutoriaru:Kk 釣竿のグリップ
JP2000184842A (ja) * 1998-12-18 2000-07-04 Daiwa Seiko Inc キャスティングハンドル
JP2001197851A (ja) * 2000-01-17 2001-07-24 Shimano Inc 釣 竿
JP2002191268A (ja) * 2000-12-27 2002-07-09 Daiwa Seiko Inc 釣 竿
JP2006345790A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Shimano Inc リールシートおよびそれを備えた釣竿
JP2007295805A (ja) * 2006-04-27 2007-11-15 Daiwa Seiko Inc 釣竿
JP2010051294A (ja) * 2008-08-30 2010-03-11 Globeride Inc リール装着部を有する釣竿
JP2013128450A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Shimano Inc リールシート本体
US20150040463A1 (en) * 2013-08-09 2015-02-12 Yi-Te Lin Support Device For A Fishing Reel

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0190359U (ja) * 1987-12-09 1989-06-14
JPH0239838A (ja) * 1988-07-29 1990-02-08 Aakisutoriaru:Kk 釣竿のグリップ
JP2000184842A (ja) * 1998-12-18 2000-07-04 Daiwa Seiko Inc キャスティングハンドル
JP2001197851A (ja) * 2000-01-17 2001-07-24 Shimano Inc 釣 竿
JP2002191268A (ja) * 2000-12-27 2002-07-09 Daiwa Seiko Inc 釣 竿
JP2006345790A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Shimano Inc リールシートおよびそれを備えた釣竿
JP2007295805A (ja) * 2006-04-27 2007-11-15 Daiwa Seiko Inc 釣竿
JP2010051294A (ja) * 2008-08-30 2010-03-11 Globeride Inc リール装着部を有する釣竿
JP2013128450A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Shimano Inc リールシート本体
US20150040463A1 (en) * 2013-08-09 2015-02-12 Yi-Te Lin Support Device For A Fishing Reel

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11968966B2 (en) 2020-07-28 2024-04-30 Globeride, Inc. Reel seat
WO2024100923A1 (ja) * 2022-11-09 2024-05-16 グローブライド株式会社 リールシート及び釣竿

Also Published As

Publication number Publication date
JP6734217B2 (ja) 2020-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230263146A1 (en) Reel seat
US9832982B2 (en) Movable hood for reel seat, reel seat, and fishing rod including same
JP2018161061A (ja) リールシート
JP2021191302A (ja) リアグリップ竿体
US12096756B2 (en) Reel seat
JP6691842B2 (ja) 筒状リールシート及びリールシート本体並びに釣竿
TW201041502A (en) Tubular reel seat
JP4671877B2 (ja) 釣竿
JP2007202407A (ja) 釣竿
JP5118536B2 (ja) 釣竿
JP2007202402A (ja) 釣竿
JP4722049B2 (ja) 釣り竿と釣り竿用リールシート
US20190216069A1 (en) Ergonomic spincast reel
US9572333B1 (en) Trigger happy comfort grip
JP2018113932A (ja) リール固定装置
JP5000568B2 (ja) 釣り竿
JP7149032B2 (ja) リールシート及びサポートグリップ
WO2015037470A1 (ja) リールシート用可動フード、リールシート及びこれを備える釣竿
TWI810826B (zh) 捲線器座及具備該捲線器座的釣竿
JP2007295805A (ja) 釣竿
JP2008271864A (ja) 釣竿
JP2007029052A (ja) 釣竿
JP2007202454A (ja) 釣竿
JP2020162513A (ja) リール固定装置
KR200483800Y1 (ko) 다용도 낚시대 보조그립

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190612

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200529

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200618

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200709

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6734217

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250