JP2018160953A - 圧縮機 - Google Patents

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【課題】高性能な圧縮機を実現する。【解決手段】円筒部330を有する密閉容器300と、密閉容器300に収納され、ステータ120とロータ110とを有するモータ部100と、密閉容器300に収納され、冷媒を圧縮する圧縮機構部200と、を備え、ステータ120は、円筒部330の内壁に接触しつつ密閉容器300に固定されるステータコア130を有し、ステータコア130は、6重量パーセント以上のSiを含有する部分を含む、積層された複数のステータ用電磁鋼板を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、圧縮機に関する。
回転電機のステータ等に適用される電磁鋼板に関し、下記非特許文献1の15ページには、「加工性改善を行なった結果,従来では,常温加工は不可能と考えられていたモータ形状のような複雑形状の常温打抜き加工も可能となった。写真2にモータコア加工例を示す。材料は6.5%Si鋼板(10JNEX900)を用いて,打ち抜き加工は常温で行ない,積層固定は接着にて実施した。……」と記載されている。
笠井勝司,他2名、JFEスチール(登録商標)における高Si電磁鋼板の最近の進歩(JFE技報No. 36(2015年8月)p.12-16)、[online]、[平成29年2月22日検索]、インターネット〈 http://www.jfe-steel.co.jp/research/giho/036/pdf/036-04.pdf 〉
回転電機のステータ等に適用される電磁鋼板は、Si濃度が6.5wt%(重量パーセント)程度で磁歪定数がほぼ0になり、鉄損が最も小さくなる。しかし、上記非特許文献1には、その種の電磁鋼板を空気調和機等の圧縮機に適用して、高性能な圧縮機を実現する点については記載されていない。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、高性能な圧縮機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明の圧縮機にあっては、円筒部を有する密閉容器と、前記密閉容器に収納され、ステータとロータとを有するモータ部と、前記密閉容器に収納され、冷媒を圧縮する圧縮機構部と、を備え、前記ステータは、前記円筒部の内壁に接触しつつ前記密閉容器に固定されるステータコアを有し、前記ステータコアは、6重量パーセント以上のSiを含有する部分を含む、積層された複数のステータ用電磁鋼板を有することを特徴とする。
本発明によれば、高性能な圧縮機を実現できる。
本発明の第1実施形態によるスクロール圧縮機の縦断面図である。 第1実施形態におけるステータコアの平面図である。 第2実施形態におけるステータコアの平面図である。 第3実施形態におけるステータコアの平面図である。 変形例の電磁鋼板におけるSi濃度分布図である。
[第1実施形態]
〈第1実施形態の全体構成〉
本発明の第1実施形態のスクロール圧縮機S1(圧縮機)について説明する。
図1は、本実施形態によるスクロール圧縮機S1の縦断面図である。なお、スクロール圧縮機S1は、空気調和機等において冷媒を圧縮するために適用される。
図1において、スクロール圧縮機S1は、モータ部100と、圧縮機構部200と、これらを気密状態で収納する密閉容器300と、を有している。そして、モータ部100と、圧縮機構部200とは、クランクシャフト150によって連結されている。
ここで、クランクシャフト150は略円筒状に形成されており、その中空部分は、冷凍機油の流路になる。圧縮機構部200は、固定スクロール210と、クランクシャフト150によって旋回駆動される旋回スクロール230と、を有している。固定スクロール210からは旋回スクロール230に向かって渦巻状ラップ212が突出し、旋回スクロール230からは固定スクロール210に向かって渦巻状ラップ232が突出している。これにより、渦巻状ラップ212,232は、両者間に圧縮室240を形成している。
さらに、圧縮機構部200は、オルダムリング250と、フレーム260と、を有している。オルダムリング250は、旋回スクロール230の自転を防止し旋回運動させるための自転阻止部材である。また、フレーム260は、固定スクロール210に結合され、クランクシャフト150の回転を支持する軸受として機能する。
密閉容器300は、金属(例えばステンレス鋼)を円筒状に形成した円筒部330と、円筒部330の底部を塞ぎ、断面略U字状に形成された底蓋部310(蓋部)と、円筒部330の上端部を塞ぎ、断面略U字状に形成された上蓋部320(蓋部)と、を有している。ここで、底蓋部310は、油溜りになり、冷凍機油(図示せず)を貯留している。密閉容器300の上部においては、上蓋部320を貫通して、吸込管322および吐出管324が設けられている。
〈モータ部100の構成〉
モータ部100は、ロータ110と、ステータ120と、を有している。ロータ110は、略円板状の電磁鋼板を積層し、略円筒状に形成したものであり、その内部には磁石(図示せず)が埋設されている。ステータ120は、ステータコア130と、インシュレータ124,126と、巻線128と、インシュレータカバー140と、を有している。
ここで、ステータコア130は、略リング状の電磁鋼板を積層し、相互に固定して略円筒状に形成したものである。インシュレータ124,126は、絶縁樹脂を成型したものであり、ステータコア130の上下端部を絶縁しつつ覆っている。巻線128は、ステータコア130およびインシュレータ124,126に巻回されている。また、インシュレータカバー140は、インシュレータ124の上部を覆っている。
ステータ120および圧縮機構部200は、「焼嵌め」によって密閉容器300に固定されている。すなわち、密閉容器300の円筒部330、底蓋部310および上蓋部320が分離した状態で円筒部330を加熱すると、円筒部330は直径が広がるように膨張する。この状態で、円筒部330にステータ120を挿通する。やがて円筒部330が冷却されると、ステータ120が円筒部330に固定された状態になる。その後、図1に示した各種部品を装着するとともに、底蓋部310および上蓋部320によって円筒部330の両端を塞ぐとよい。
上記構成において、モータ部100を回転駆動させると、クランクシャフト150を介して旋回スクロール230が旋回駆動される。これにより、密閉容器300の底蓋部310に滞留した冷凍機油は、クランクシャフト150の中空部を介して、圧縮機構部200の背圧室270に吸い上げられる。吸い上げられた冷凍機油は、圧縮機構部200内の各軸受部および摺動面(符号なし)を潤滑した後、圧縮機構部200の周縁部(円筒部330の内面)に沿って下方向に落下し、底蓋部310に戻る。一方、冷凍サイクル(図示せず)から戻った気化冷媒は、吸込管322を介して吸込室280に供給され、圧縮室240において圧縮される。圧縮された冷媒は、吐出管324を介して、冷凍サイクルに吐出される。
〈ステータコア130の構成〉
図2は、ステータコア130の平面図である。
ステータコア130は、略同形状の複数の電磁鋼板20(ステータ用電磁鋼板)を、図1の上下方向に沿って積層したものである。また、図2において、密閉容器300の円筒部330の位置を二点鎖線で示す。
電磁鋼板20は、略円環状に形成されたコアバック部24と、コアバック部24の周回方向等分9箇所において形成されたティース部22と、を有している。ティース部22は、コアバック部24の内周面から、中心方向に向かって略T字状に突出している。
電磁鋼板20の外周面において、各ティース部22の裏側にあたる位置には、やや外径が小となる凹部24aが形成され、油の通路を確保しており、これによって、各凹部24aの間には、凸部24bが形成されている。これら、凸部24bが円筒部330(二点鎖線参照)に接する。ここで、電磁鋼板20およびロータ110(図1参照)に適用される電磁鋼板(符号なし)は、呼称板厚が0.10mmであり、6.5wt%(重量パーセント)のSi(ケイ素)を含有している。
各電磁鋼板20は、カシメ部24cで締結によって相互に結合されるが、凹部24aの箇所においてこれら電磁鋼板20をレーザー溶接してもよいし、接着剤で固定してもよい。ここで、密閉容器300には、電磁鋼板20よりも靱性の高い金属材料が適用される。なお、「靱性」とは、例えば、「JIS Z 2242:金属材料のシャルピー衝撃試験方法」に規定されている「衝撃値」である。電磁鋼板20のSi濃度が高くなると、靱性が低下して電磁鋼板20が弾性変形しにくくなり、焼嵌め時の応力による性能低下を抑制することができる。
〈比較例〉
ここで、本実施形態の効果を説明するために、比較例のスクロール圧縮機の構成を説明する。比較例の全体構成およびステータコア130の形状は、本実施形態のもの(図1、図2参照)と同様である。但し、ステータコア130およびロータ110に適用される電磁鋼板は、呼称板厚が0.30mmであり、3wt%程度のSiを含有している。このような、比較例スクロール圧縮機は、ステータコア130に生じる磁歪が大きくなり、鉄損が増大し、磁歪による騒音も増大する。
〈実施形態の効果〉
これに対して、本実施形態のスクロール圧縮機S1は、呼称板厚が0.10mm、Si含有量が6.5wt%の電磁鋼板20をステータコア130に適用した。これにより、ステータコア130に生じる磁歪を小さくすることができ、鉄損を抑制できるとともに、磁歪による騒音も抑制することができる。従って、比較例のものよりも高性能なスクロール圧縮機S1を実現できる。
また、ステータコア130における単位体積あたりの鉄損を抑制することにより、より高効率、高出力のスクロール圧縮機S1を実現できる。
また、本実施形態によれば、吸込管322および吐出管324を上蓋部320に装着している。従って、例えば、これらを円筒部330に装着する圧縮機(図示せず)と比較すると、円筒部330からの突出物を削減することができる。これにより、スクロール圧縮機S1を収納する装置(例えば空気調和機)のスペース効率を高めることができる。
また、円筒部330からの突出物を削減することにより、ステータコア130に対する円筒部330の周回方向に沿った締め代をほぼ均等にすることができる。これにより、円筒部330がステータコア130に印加する圧力をほぼ均等にすることができ、エアギャップを均一化でき、騒音を低減することができる。
その結果、本実施形態のスクロール圧縮機S1は、比較例のスクロール圧縮機と比較すると、例えば冷房定格運転時、暖房定格運転時、冷房中間運転時、および暖房中間運転時において、モータ効率が0.5%以上向上する。「冷房定格運転」および「暖房定格運転」は、「JIS B8615−1」に規定されている冷房定格条件および暖房定格条件での運転であり、「冷房中間運転」および「暖房中間運転」は、定格能力の約1/2での運転である。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態のスクロール圧縮機について説明する。
本実施形態の全体構成は第1実施形態のもの(図1、図2参照)と同様である。但し、本実施形態では、第1実施形態のステータコア130に代えて、図3に示すステータコア170が適用される。なお、図3は、ステータコア170の平面図である。
図3において、ステータコア170は、略円筒状のコアバック部174と、断面略T状の9個のティース部172と、を有している。ティース部172は、略T状の複数のティース部用電磁鋼板32を図1の上下方向に沿って積層したものである。同様に、コアバック部174は、略円環状の複数のコアバック部用電磁鋼板34を上下方向に沿って積層したものである。
コアバック部用電磁鋼板34の周回方向等分9箇所の内面には、アリ溝34aが形成されている。また、ティース部用電磁鋼板32の外周端には、アリ溝34aに嵌合する、逆テーパー状の凸部32aが形成されている。ここで、ティース部用電磁鋼板32は、呼称板厚が0.10mmであり、6.5wt%のSiを含有している。一方、コアバック部用電磁鋼板34は、呼称板厚が0.30mmであり、3.0wt%のSiを含有している。
単位体積あたりのティース部用電磁鋼板32がモータ部100の性能に対して与える影響は、単位体積あたりのコアバック部用電磁鋼板34よりも大きくなる。本実施形態においては、ティース部用電磁鋼板32として、高性能な(板厚の薄い、またはSi濃度が6wt%以上の)材料を適用している。一方、コアバック部用電磁鋼板34として、低価格な(板厚の厚い、またはSi濃度が6wt%未満の)材料を適用している。かかる構成により、本実施形態は、高いコストパフォーマンスを実現することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態のスクロール圧縮機について説明する。
本実施形態の全体構成は第1実施形態のもの(図1、図2参照)と同様である。但し、本実施形態では、第1実施形態のステータコア130に代えて、図4に示すステータコア180が適用される。なお、図4は、ステータコア180の平面図である。
図4において、ステータコア180は、略円筒状のコアバック部184と、放射状ティース部182と、を有している。放射状ティース部182は、複数のティース部用電磁鋼板42を図1の上下方向に沿って積層したものである。ここで、ティース部用電磁鋼板42は、略円環状の連結部42aと、連結部42aの周回方向等分9箇所の外周から略長方形状に突出した突出部42bと、を有している。
また、コアバック部184は、略円環状の複数のコアバック部用電磁鋼板44を上下方向に沿って積層したものである。そして、突出部42bの外周端は、コアバック部用電磁鋼板44に衝合している。ここで、ティース部用電磁鋼板42は、呼称板厚が0.10mmであり、6.5wt%のSiを含有している。一方、コアバック部用電磁鋼板44は、呼称板厚が0.30mmであり、3.0wt%のSiを含有している。
本実施形態においても、ティース部用電磁鋼板42として高性能な(板厚の薄い、またはSi濃度が6wt%以上の)材料を適用し、コアバック部用電磁鋼板44として、低価格な(板厚の厚い、またはSi濃度が6wt%未満の)材料を適用している。従って、本実施形態は、第2実施形態と同様に、高いコストパフォーマンスを実現することができる。
また、本実施形態によれば、ティース部用電磁鋼板42は、内周部において連結部42aで突出部42bを連結しているため、第2実施形態のものよりもトルクリプルを小さくすることができる。
[変形例]
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。上述した実施形態は本発明を理解しやすく説明するために例示したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について削除し、若しくは他の構成の追加・置換をすることが可能である。上記実施形態に対して可能な変形は、例えば以下のようなものである。
(1)上記各実施形態において、ロータ110(図1参照)に適用される電磁鋼板(符号なし)は、呼称板厚0.10mm、Si濃度6.5wt%のものであった。しかし、ロータ110に対して、Siの濃度が6重量パーセント未満の電磁鋼板を適用してもよい。また、ロータ110に適用される電磁鋼板は、ステータコア130,170,180に適用される電磁鋼板20,32,34,42,44よりもSi濃度が低いもの、または板厚の大きいものを適用してもよい。
これは、単位体積あたりのステータ用の電磁鋼板がモータ部100の性能に対して与える影響は、単位体積あたりのロータ110用の電磁鋼板よりも大きいためである。すなわち、ロータ110用の電磁鋼板として低価格な(ステータよりも板厚の厚い、またはSi濃度の低い)材料を適用すると、高いコストパフォーマンスを実現することができる。
(2)また、上記各実施形態に適用される電磁鋼板は、Si濃度が一様でなくてもよく、表面のSi濃度を内部のSi濃度よりも高くしてもよい。例えば、上述した電磁鋼板のうち、電磁鋼板20,32,42のSi濃度分布は、図5に示すように設定してもよい。図5において、縦軸は電磁鋼板の厚さ方向の位置であり、d1は当該電磁鋼板の厚さである。また、横軸はSi濃度である。図示の例においては、電磁鋼板の表面におけるSi濃度は6wt%以上であり、その内部にはSi濃度が6wt%未満の部分を含んでいる。このように、Si濃度分布を定めると、渦電流損を低減することができる。さらに、Si濃度が低い部分を含ませることにより、電磁鋼板の加工性を高め、その破損を抑制することができる。
(3)上記各実施形態において、各電磁鋼板20,32,34,42,44の呼称板厚は0.10mmまたは0.30mmであった。しかし、これら電磁鋼板の板厚は、任意の厚さであってもよい。なお、積層する電磁鋼板の板厚が0.20mm未満であるときは、これらの強度を高めるために、レーザ溶接または接着剤固定を適用することが好ましい。また、これらの板厚が0.20mm以上であるときは、カシメ加工によって結合しコストダウンを図ることが好ましい。
20 電磁鋼板(ステータ用電磁鋼板)
22 ティース部
24 コアバック部
24a 凹部
24b 凸部
24c カシメ部
32,42 ティース部用電磁鋼板
34,44 コアバック部用電磁鋼板
100 モータ部
110 ロータ
120 ステータ
124,126 インシュレータ
128 巻線
140 インシュレータカバー
150 クランクシャフト
130,170,180 ステータコア
172,182 ティース部
174,184 コアバック部
200 圧縮機構部
210 固定スクロール
230 旋回スクロール
240 圧縮室
250 オルダムリング
260 フレーム
270 背圧室
280 吸込室
300 密閉容器
310 底蓋部(蓋部)
320 上蓋部(蓋部)
322 吸込管
324 吐出管
330 円筒部
S1 スクロール圧縮機(圧縮機)

Claims (10)

  1. 円筒部を有する密閉容器と、
    前記密閉容器に収納され、ステータとロータとを有するモータ部と、
    前記密閉容器に収納され、冷媒を圧縮する圧縮機構部と、
    を備え、
    前記ステータは、前記円筒部の内壁に接触しつつ前記密閉容器に固定されるステータコアを有し、
    前記ステータコアは、6重量パーセント以上のSiを含有する部分を含む、積層された複数のステータ用電磁鋼板を有する
    ことを特徴とする圧縮機。
  2. 前記密閉容器は、前記ステータコアよりも高い靱性を有する金属材料によって形成され、前記ステータコアに対して締め代を有することによって、前記ステータコアを固定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。
  3. 前記密閉容器は、前記円筒部の両端を塞ぐ蓋部を有し、
    前記蓋部に装着され、前記冷媒を吸入する吸込管と、
    前記蓋部に装着され、前記冷媒を吐出する吐出管と、を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の圧縮機。
  4. 複数の前記ステータ用電磁鋼板は、表面におけるSi濃度が6重量パーセント以上であり、Si濃度が6重量パーセント未満である部分を内部に有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。
  5. 複数の前記ステータ用電磁鋼板は、各々の板厚が0.20mm以上であり、カシメ加工によって相互に結合されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。
  6. 複数の前記ステータ用電磁鋼板は、各々の板厚が0.20mm未満であり、レーザ溶接または接着剤固定によって相互に結合されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。
  7. 前記ロータは、各々のSiの濃度が6重量パーセント未満である、積層された略円環状の複数のロータ用電磁鋼板を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。
  8. 前記ロータ用電磁鋼板の板厚は、前記ステータ用電磁鋼板の板厚よりも大きい
    ことを特徴とする請求項7に記載の圧縮機。
  9. 前記ステータコアは、略円筒状のコアバック部と、前記コアバック部から内側に突出するティース部と、を有し、
    前記コアバック部は、各々のSiの濃度が6重量パーセント未満である、積層された複数のコアバック部用電磁鋼板を有し、
    前記ティース部は、各々が6重量パーセント以上のSiを含有する部分を含む、積層された複数のティース部用電磁鋼板を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。
  10. 前記コアバック部用電磁鋼板の板厚は、前記ティース部用電磁鋼板の板厚よりも大きい
    ことを特徴とする請求項9に記載の圧縮機。
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