JP2018160301A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】リードディスターブを改善することができる半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】実施形態の半導体記憶装置は、第1及び第2メモリセルMTと、第1メモリセルに電気的に接続された第1ワード線WLと、第2メモリセルに電気的に接続された第2ワード線WLとを備える。読み出し時に、第1ワード線WL及び第2ワード線WLに電圧VCGRVより高い電圧VREADを印加した後、第1ワード線に電圧VCGRVより低い電圧を印加することなく、電圧VCGRVを印加する。
【選択図】図5
【解決手段】実施形態の半導体記憶装置は、第1及び第2メモリセルMTと、第1メモリセルに電気的に接続された第1ワード線WLと、第2メモリセルに電気的に接続された第2ワード線WLとを備える。読み出し時に、第1ワード線WL及び第2ワード線WLに電圧VCGRVより高い電圧VREADを印加した後、第1ワード線に電圧VCGRVより低い電圧を印加することなく、電圧VCGRVを印加する。
【選択図】図5
Description
実施形態は、半導体記憶装置に関するものである。
半導体記憶装置として、メモリセルが三次元に配列されたNAND型フラッシュメモリが知られている。
リードディスターブを改善することができる半導体記憶装置を提供する。
実施形態の半導体記憶装置は、第1及び第2メモリセルと、前記第1メモリセルに電気的に接続された第1ワード線と、前記第2メモリセルに電気的に接続された第2ワード線とを具備し、読み出し時に、前記第1ワード線及び前記第2ワード線に第1電圧より高い第2電圧を印加した後、前記第1ワード線に前記第1電圧より低い電圧を印加することなく、前記第1電圧を印加する。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。以下の説明において、同一の機能及び構成を有する構成要素については同一符号を付す。また、以下に示す各実施形態は、この実施形態の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものではない。
各機能ブロックは、ハードウェア、コンピュータソフトウェアのいずれかまたは両者を組み合わせたものとして実現することができる。各機能ブロックが以下の例のように区別されていることは必須ではない。例えば、一部の機能が例示の機能ブロックとは別の機能ブロックによって実行されてもよい。さらに、例示の機能ブロックがさらに細かい機能サブブロックに分割されていてもよい。ここでは、半導体記憶装置として、メモリセルトランジスタが半導体基板の上方に積層された三次元積層型のNAND型フラッシュメモリを例に挙げて説明する。
1.第1実施形態
第1実施形態の半導体記憶装置について説明する。
第1実施形態の半導体記憶装置について説明する。
1.1 半導体記憶装置の構成
図1は、第1実施形態の半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。図示するように、NAND型フラッシュメモリ100は、メモリ部110及び周辺回路120を備えている。
図1は、第1実施形態の半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。図示するように、NAND型フラッシュメモリ100は、メモリ部110及び周辺回路120を備えている。
メモリ部110は、メモリセルアレイ111、ロウデコーダ112、センスアンプ113、及びドライバ114を備えている。
メモリセルアレイ111は、複数の不揮発性メモリセルトランジスタの集合である複数のブロックBLK0,BLK1,…を備えている。以降、ブロックBLKと記した場合、ブロックBLK0,BLK1,…の各々を示すものとする。ブロックBLKは、例えばデータの消去単位であり、同一ブロックBLK内のデータは一括して消去される。なお、メモリセルアレイ111内のブロック数は任意である。
ブロックBLKは、複数のストリングユニットSU0,SU1,SU2,SU3,…を含む。ストリングユニットの各々は、複数のNANDストリング(セルストリング)NSを含む。ブロックBLK内の構成については後述する。
ロウデコーダ112は、例えばデータの書き込み、及び読み出しの際、ブロックBLKのアドレスやページのアドレスをデコードして、書き込み及び読み出しの対象となるページに対応するワード線を選択する。ロウデコーダ112は、また選択ワード線WL、非選択ワード線WL、選択ゲート線SGD、及びSGSに適切な電圧を転送する。
センスアンプ113は、データの読み出し時には、メモリセルトランジスタMTからビット線BLに読み出されたデータをセンス及び増幅する。また、データの書き込み時には、書き込みデータをメモリセルトランジスタMTに転送する。メモリセルアレイ111へのデータの読み出し及び書き込みはページ単位で行われる。
ドライバ114は、データの書き込み、読み出し、及び消去に必要な電圧を、ロウデコーダ112、センスアンプ113、及びソース線SL0,SL1に出力する。ロウデコーダ112及びセンスアンプ113は、ドライバ114から供給された電圧をメモリセルトランジスタMTに転送する。
周辺回路120は、シーケンサ121、ロジック回路122、レジスタ123、及び電圧発生回路124を備える。
シーケンサ121は、NAND型フラッシュメモリ100全体の動作を制御する。
ロジック回路122は、NAND型フラッシュメモリ100の動作を制御するのに必要な種々の情報を記憶する。
レジスタ123は、種々の信号を保持する。例えば、データの書き込みや消去動作のステータスを保持し、これによって外部のデバイスに動作が正常に完了したか否かを通知する。あるいは、レジスタ123は、外部デバイスから受信したコマンドやアドレス等を保持し、またロジック回路122に記憶された書き込み、及び読み出しに必要な情報や種々のテーブルを保持することも可能である。
電圧発生回路124は、データの書き込み、読み出し、及び消去に必要な電圧を発生して、ロウデコーダ112、センスアンプ113、及びドライバ114等に必要な電圧を供給する。
1.1.1 メモリセルアレイの構成
次に、NAND型フラッシュメモリ100が備えるメモリセルアレイ111の構成について詳述する。
次に、NAND型フラッシュメモリ100が備えるメモリセルアレイ111の構成について詳述する。
1.1.1.1 メモリセルアレイの回路
メモリセルアレイ111内のブロックBLK(ブロックBLK0,BLK1,…の各々)の回路図を図2に示す。
メモリセルアレイ111内のブロックBLK(ブロックBLK0,BLK1,…の各々)の回路図を図2に示す。
図2に示すように、ブロックBLKは、例えば4つのストリングユニットSU0,SU1,SU2,SU3を含む。さらに、ストリングユニットの各々は、複数のNANDストリングNSを含む。なお、1ブロックBLK内のストリングユニットSUの数や、1ストリングユニットSU内のNANDストリングNSの数は任意である。以降、ストリングユニットSUと記した場合、複数のストリングユニットSU0〜SU3の各々を示すものとする。
NANDストリングNSの各々は、例えば8個のメモリセルトランジスタMT0,MT1,…,MT7と、選択トランジスタST1,ST2とを含んでいる。なお、メモリセルトランジスタMT0と選択トランジスタST2との間、及びメモリセルトランジスタMT7と選択トランジスタST1との間にダミートランジスタを設けてもよい。以降、メモリセルトランジスタMTと記した場合、メモリセルトランジスタMT0〜MT7の各々を示し、選択トランジスタSTと記した場合、選択トランジスタST1,ST2の各々を示すものとする。
メモリセルトランジスタMTは、制御ゲートと電荷蓄積層とを含む積層ゲートを備え、データを不揮発に保持する。なお、メモリセルトランジスタMTは、電荷蓄積層に絶縁膜を用いたMONOS(Metal-Oxide-Nitride-Oxide-Silicon)型であってもよいし、電荷蓄積層に導電膜を用いたFG(Floating Gate)型であってもよい。本実施形態では、メモリセルトランジスタMTがMONOS型である例を示す。さらに、メモリセルトランジスタMTの個数は8個に限られず、16個や32個、64個、128個等であってもよく、その数は限定されるものではない。さらに、選択トランジスタST1及びST2の個数は任意である。
メモリセルトランジスタMT0〜MT7は、選択トランジスタST1,ST2間に、そのソースまたはドレインが直列に接続されている。この直列接続の一端側のメモリセルトランジスタMT7のドレインは、選択トランジスタST1のソースに接続され、他端側のメモリセルトランジスタMT0のソースは、選択トランジスタST2のドレインに接続されている。
ストリングユニットSU0〜SU3の選択トランジスタST1のゲートは、選択ゲート線SGD0,SGD1,SGD2,SGD3にそれぞれ接続される。以降、選択ゲート線SGDと記した場合、選択ゲート線SGD0〜SGD3の各々を示すものとする。同一のストリングユニットSU内にある選択トランジスタST1のゲートは、同一の選択ゲート線SGDに共通に接続される。
ストリングユニットSU0〜SU3の選択トランジスタST2のゲートは、選択ゲート線SGS0,SGS1,SGS2,SGS3にそれぞれ接続される。以降、選択ゲート線SGSと記した場合、選択ゲート線SGS0〜SGS3の各々を示すものとする。同一のストリングユニットSU内にある選択トランジスタST2のゲートは、同一の選択ゲート線SGSに共通に接続される。
同一のブロックBLK内にあるメモリセルトランジスタMT0〜MT7の制御ゲートはそれぞれワード線WL0〜WL7に共通に接続される。
すなわち、ワード線WL0〜WL7は同一ブロックBLK内の複数のストリングユニットSU間で共通に接続されているのに対し、選択ゲート線SGD,SGSは、同一ブロックであってもストリングユニットSU毎に独立している。
また、メモリセルアレイ111内でマトリクス状に配置されたNANDストリングNSのうち、同一行にあるNANDストリングNSの選択トランジスタST1のドレインは、ビット線BL0,BL1,…,BL(n−1)のいずれかに共通に接続される。なお、nは1以上の自然数である。以降、ビット線BLと記した場合、ビット線BL0〜BL(n−1)の各々を示すものとする。すなわち、ビット線BLは、複数のストリングユニットSU間でNANDストリングNSに共通に接続されている。
また、ストリングユニットSU0,SU1内のNANDストリングNSの選択トランジスタST2のソースは、ソース線SL0に共通に接続されている。ストリングユニットSU2,SU3内のNANDストリングNSの選択トランジスタST2のソースは、ソース線SL1に共通に接続されている。すなわち、ソース線SL0は、例えばストリングユニットSU0,SU1間でNANDストリングNSに共通に接続され、ソース線SL1は、例えばストリングユニットSU2,SU3間でNANDストリングNSに共通に接続されている。
データの読み出し及び書き込みは、いずれかのブロックBLKのいずれかのストリングユニットSUにおける、いずれかのワード線WLに共通に接続された複数のメモリセルトランジスタMTに対して、一括して行われる。この単位を「ページ」と呼ぶ。
また、データの消去範囲は、1つのブロックBLKに限定されず、複数のブロックが一括して消去されてもよく、1つのブロックBLK内の一部の領域が一括して消去されてもよい。データの消去については、例えば、“不揮発性半導体記憶装置”という2010年1月27日に出願された米国特許出願12/694,690号に記載されている。また、“不揮発性半導体記憶装置”という2011年9月18日に出願された米国特許出願13/235,389号に記載されている。これらの特許出願は、その全体が本願明細書において参照により援用されている。
1.1.1.2 メモリセルアレイの構造
図3を用いて、本実施形態におけるメモリセルアレイ111の一部領域の断面構造を説明する。
図3を用いて、本実施形態におけるメモリセルアレイ111の一部領域の断面構造を説明する。
図示するように、p型ウェル領域10上に複数のNANDストリングNSが設けられている。すなわち、ウェル領域10上には、選択ゲート線SGSとして機能する複数の配線層11、ワード線WLとして機能する複数の配線層12、及び選択ゲート線SGDとして機能する複数の配線層13がD3方向に設けられている。
これらの配線層11、12、及び13を貫通してウェル領域10に達するメモリホール14が形成されている。メモリホール14の側面には、ゲート絶縁膜15、電荷蓄積層(例えば、絶縁膜)16、及びブロック絶縁膜17が順次設けられている。さらに、メモリホール14内には半導体層(あるいは導電層)14Aが埋め込まれている。半導体層14Aは、NANDストリングNSの電流経路として機能し、メモリセルトランジスタMT並びに選択トランジスタSTの動作時にチャネルが形成される領域である。
各NANDストリングNSにおいて、複数(本例では4層)設けられた配線層11は、電気的に共通に接続されて、同一の選択ゲート線SGSに接続される。すなわち、この4層の配線層11は、実質的に1つの選択トランジスタST2のゲート電極として機能する。これは、選択トランジスタST1(4層の選択ゲート線SGD)についても同様である。
以上の構成により、各NANDストリングNSにおいて、ウェル領域10上に選択トランジスタST2、複数のメモリセルトランジスタMT、及び選択トランジスタST1が順次積層されている。
半導体層14Aの上端には、ビット線BLとして機能する配線層18が設けられている。ビット線BLは、D1方向に延伸しており、センスアンプ113に接続される。
さらに、ウェル領域10の表面内には、n+型不純物拡散層19及びp+型不純物拡散層22が設けられている。拡散層19上にはコンタクトプラグ20が設けられ、コンタクトプラグ20上には、ソース線SLとして機能する配線層21が設けられる。ソース線SLはD2方向に延伸している。また、拡散層22上にはコンタクトプラグ23が設けられ、コンタクトプラグ23上には、ウェル配線CPWELLとして機能する配線層24が設けられる。配線層21及び24は、配線層13(選択ゲート線SGD)よりも上層であり、かつ配線層18よりも下層のレイヤに形成される。
上述した構成が、図3を記載した紙面の奥行き方向(D2方向)に複数配列されており、奥行き方向に並ぶ複数のNANDストリングNSの集合によってストリングユニットSUが形成される。また、同一ブロック内に含まれる複数の選択ゲート線SGSとして機能する配線層11は、互いに共通に接続されている。つまり、隣接するNANDストリングNS間のウェル領域10上にもゲート絶縁膜15が形成され、拡散層19に隣接する配線層11及びゲート絶縁膜15は、拡散層19の近傍まで形成される。
従って、選択トランジスタST2がオン状態とされる際、選択トランジスタST2に形成されるチャネルは、メモリセルトランジスタMT0と拡散層19とを電気的に接続する。また、配線層(CPWELL)24に電圧を印加することで、半導体層14Aに電位を与えることができる。なお、図3ではp型ウェル領域10と配線層18間に設けられる層間絶縁膜が省略されている。
なお、メモリセルアレイ111の構成については、その他の構成であってもよい。三次元積層型の不揮発性半導体メモリのメモリセルアレイの構成については、例えば、“三次元積層不揮発性半導体メモリ”という2009年3月19日に出願された米国特許出願12/407,403号に記載されている。また、“三次元積層不揮発性半導体メモリ”という2009年3月18日に出願された米国特許出願12/406,524号、“不揮発性半導体記憶装置”という2011年9月22日に出願された米国特許出願13/816,799号、“半導体メモリ及びその製造方法”という2009年3月23日に出願された米国特許出願12/532,030号に記載されている。これらの特許出願は、その全体が本願明細書において参照により援用されている。
1.1.2 ドライバ及びロウデコーダの構成
次に、半導体記憶装置のメモリセルアレイ111へ電圧を転送するドライバ114及びロウデコーダ112の構成について説明する。図4は、第1実施形態の半導体記憶装置におけるドライバ及びロウデコーダの構成を示す図である。
次に、半導体記憶装置のメモリセルアレイ111へ電圧を転送するドライバ114及びロウデコーダ112の構成について説明する。図4は、第1実施形態の半導体記憶装置におけるドライバ及びロウデコーダの構成を示す図である。
図4に示すように、電圧発生回路124は、種々の電圧(例えば、電圧VREAD、VCGRV、VSG、VINT)をドライバ114に供給する。電圧VREADは、読み出し動作時にワード線WLに供給される電圧である。電圧VCGRV及びVINTは、読み出し動作時に選択ワード線WLに供給される電圧である。電圧VSGは、選択ゲート線SDG及びSGSに供給される電圧である。
ドライバ114は、ワード線WL0〜WL7に電圧を供給するドライバCGDR0〜CGDR7、選択ゲート線SGD0〜SGD3に電圧を供給するドライバSGDDR0〜SGDDR3、及び選択ゲート線SGS0,SGS1に電圧を供給するSGSDR0,SGSDR1を有する。
ドライバCGDR0〜CGDR7、SGDDR0〜SGDDR3、及びSGSDR0,SGSDR1の各々は、電圧発生回路124から供給された電圧を、独立に出力することができる。ドライバCGDR0〜CGDR7は、配線CG0〜CG7をそれぞれ駆動する。ドライバSGDDR0〜SGDDR3は、配線SGDL0〜SGDL3をそれぞれ駆動する。ドライバSGSDR0,SGSDR1は、配線SGSL0,SGSL1をそれぞれ駆動する。
ロウデコーダ112は、複数のブロックデコーダ1121a,1121b,…、及び複数の転送トランジスタ群1122a,1122b,…を含む。以降、ブロックデコーダ1121と記した場合、ブロックデコーダ1121a,1121b,…、の各々を示し、転送トランジスタ群1122と記した場合、転送トランジスタ群1122a,1122b,…、の各々を示すものとする。
1つのブロックデコーダ1121及び1つの転送トランジスタ群1122の組は、1つのブロックBLKに対応する。例えば、図4の例では、ブロックデコーダ1121a及び転送トランジスタ群1122aの組はブロックBLK0に対応し、ブロックデコーダ1121b及び転送トランジスタ群1122bの組はブロックBLK1に対応している。
ロウデコーダ112は、レジスタ123からロウアドレス信号を受け取る。ロウアドレス信号により選択されたブロックデコーダ1121は、ブロック選択信号BLKSELを出力する。ブロック選択信号BLKSELは、対応する転送トランジスタ群1122内の複数の転送トランジスタの各々のゲートに転送される。
転送トランジスタ群1122は、複数の転送トランジスタTC0〜TC7、TD0〜TD3、及びTS0,TS1を有する。転送トランジスタTC0〜TC7、TD0〜TD3、及びTS0,TS1の各々は、ブロック選択信号BLKSELがアサートされたときにオン状態となり、ブロック選択信号BLKSELがネゲートされたときにオフ状態となる。
ブロックBLKのワード線WL0〜WL7はそれぞれ、ブロックBLKに対応する転送トランジスタ群1122内の転送トランジスタTC0〜TC7を介して、配線CG0〜CG7に接続される。ブロックBLKの選択ゲート線SGD0〜SGD3はそれぞれ、ブロックBLKに対応する転送トランジスタ群1122内の転送トランジスタTD0〜TD3を介して、配線SGDL0〜SGDL3に接続される。ブロックBLKの選択ゲート線SGS0,SGS1はそれぞれ、ブロックBLKに対応する転送トランジスタ群1122内の転送トランジスタTS0,TS1を介して、配線SGSL0,SGSL1に接続される。
前述した構成により、電圧VREAD、電圧VCGRV及び電圧VINTは、ブロック選択信号BLKSELにより、選択ブロックBLKの選択ワード線WLまたは非選択ワード線WLに特定の期間で供給される。電圧VSGは、ブロック選択信号BLKSELにより、選択ブロックBLKの選択ゲート線SGD及びSGSに特定の期間で供給される。
なお、上述及び以降に記述において、選択ブロックBLK及び選択ワード線WLとは、そのブロックBLK及びワード線WLが書き込みまたは読み出しの対象であることを意味する。非選択ブロックBLK及び非選択ワード線WLとは、そのブロックBLK及びワード線WLが書き込みまたは読み出しの対象でないこと(非対象)を意味する。
同様に、選択NANDストリングユニットSUとは、そのNANDストリングユニットSUが書き込みまたは読み出しの対象であることを意味する。非選択NANDストリングユニットSUとは、そのNANDストリングユニットSUが書き込みまたは読み出しの対象でないことを意味する。NANDストリングやメモリセルトランジスタMTについても同様である。
1.2 半導体記憶装置の読み出し動作
次に、第1実施形態の半導体記憶装置の読み出し動作について説明する。
次に、第1実施形態の半導体記憶装置の読み出し動作について説明する。
図5は、半導体記憶装置の読み出し動作を示すタイミングチャートである。まず、期間t0−t1において、ドライバ114(またはロウデコーダ112)は、各配線に以下の電圧を印加する。ドライバ114は、選択ストリングユニットSUの選択ゲート線SGD及びSGSに電圧VDDを印加する。また、ドライバ114は、非選択ストリングユニットSUの選択ゲート線SGD及びSGSに基準電圧VSS(例えば、0V)を印加する。さらに、ドライバ114は、選択ワード線WL及び非選択ワード線WLに電圧VDDを印加する。
次に、期間t1−t5において、ドライバ114は、選択ストリングユニットSUの選択ゲート線SGD及びSGSに電圧VSGを印加する。電圧SGは、選択トランジスタST1及びST2をオン状態にする電圧である。また、期間t1−t5において、ドライバ114は、非選択ストリングユニットSU内の選択ゲート線SGD及びSGSに基準電圧VSSを印加する。
また、期間t1−t2において、ドライバ114は、選択ワード線WL及び非選択ワード線WLに電圧VREADを印加する。電圧VREADは、メモリセルトランジスタMTの保持データに係わらず、メモリセルトランジスタMTをオンさせる電圧である。
続いて、期間t1−t2にて選択ワード線WLに電圧VREADを印加した後、ドライバ114は、期間t2−t5において、選択ワード線WLに電圧VCGRVを印加する。これにより、選択ワード線WLの電位は、電圧VREADから徐々に低下し、電圧VCGRVに遷移する。このとき、選択ワード線WLは、電圧VCGRVより低い電圧、例えば電圧VSSに低下することなく、電圧VREADから電圧VCGRVに直接遷移する。電圧VCGRVは、メモリセルトランジスタMTの保持データを読み出すための電圧であり、メモリセルトランジスタMTの閾値に応じた電圧である。
一方、期間t2−t5において、ドライバ114は、非選択ワード線WLに電圧VREADの印加を維持する。
また、ビット線BLの電位は、期間t1−t3において電圧VCELSRCとなり、期間t3−t5において電圧VCELSRCに電圧VBLCを加算した電圧となる。
そして、センスアンプ113は、選択ワード線WLの電位が電圧VCGRVに安定した期間t4−t5において、ビット線BLに流れるセル電流をセンス及び増幅してデータを読み出す。
1.3 第1実施形態の効果
第1実施形態では、読み出し時に、選択ワード線及び非選択ワード線を電圧VREADに遷移させ、その後、選択ワード線を電圧VREADから読み出し電圧VCGRVまで直接遷移させる。これにより、非選択NANDストリングのチャネルへのホットキャリア注入によるリードディスターブの悪化を防ぐことができ、リードディスターブを改善することができる。
第1実施形態では、読み出し時に、選択ワード線及び非選択ワード線を電圧VREADに遷移させ、その後、選択ワード線を電圧VREADから読み出し電圧VCGRVまで直接遷移させる。これにより、非選択NANDストリングのチャネルへのホットキャリア注入によるリードディスターブの悪化を防ぐことができ、リードディスターブを改善することができる。
以下に、第1実施形態の効果について詳述する。
読み出し時において、非選択のNANDストリングをディスチャージするときに、すなわち非選択のNANDストリングの選択トランジスタST1,ST2をオン状態にして)、選択ワード線WLを電圧VREADに立ち上げ、一旦0Vに低下させた後、読み出しレベルの電圧VCGRVに上昇させた場合、非選択のNANDストリングのチャネルはブーストせず、F−Nトンネリングによるリードディスターブが悪化する。
一方、非選択のNANDストリングをディスチャージせずに、選択ワード線WLを電圧VREADに立ち上げ、一旦0Vに低下させた後、読み出しレベルの電圧VCGRVに上昇させた場合、非選択のNANDストリングのチャネル電位は電圧VREADの印加によってブーストし、F−Nトンネリングによるリードディスターブが改善される。しかし、選択ワード線WLを0Vまで低下させることにより、選択ワード線直下のチャネル電位がアンダーシュートし、ホットキャリア注入によるリードディスターブの悪化が生じる。
そこで、第1実施形態では、非選択ワード線と共に選択ワード線を電圧VREADに立ち上げ、選択ワード線を電圧VREADから読み出し電圧VCGRVまで直接遷移させる。これにより、非選択のNANDストリングのディスチャージを無くすことができ、ホットキャリア注入によりリードディスターブを悪化させることなく、リードディスターブを改善することができる。
2.第2実施形態
次に、第2実施形態の半導体記憶装置について説明する。第1実施形態では、選択ワード線WLを電圧VREADから電圧VCGRVに直接遷移させたが、第2実施形態では選択ワード線WLの電位を電圧VREADから電圧VCGRVにステップ状に(階段状に)中間電圧を設定しながら遷移させる例を示す。
次に、第2実施形態の半導体記憶装置について説明する。第1実施形態では、選択ワード線WLを電圧VREADから電圧VCGRVに直接遷移させたが、第2実施形態では選択ワード線WLの電位を電圧VREADから電圧VCGRVにステップ状に(階段状に)中間電圧を設定しながら遷移させる例を示す。
第2実施形態の構成は、図1〜図4に示した第1実施形態の構成と同様であるため、記載を省略する。以下に、第1実施形態と異なる点について主に説明する。
2.1 半導体記憶装置の読み出し動作
以下に、第2実施形態の半導体記憶装置の読み出し動作について説明する。
以下に、第2実施形態の半導体記憶装置の読み出し動作について説明する。
図6は、半導体記憶装置の読み出し動作を示すタイミングチャートである。まず、期間t0−t1において、ドライバ114(またはロウデコーダ112)は、選択ストリングユニットSUの選択ゲート線SGD及びSGS、選択ワード線WL、及び非選択ワード線WLに電圧VDDを印加する。また、ドライバ114は、非選択ストリングユニットSUの選択ゲート線SGD及びSGSに基準電圧VSSを印加する。
次に、期間t1−t5において、ドライバ114は、選択ストリングユニットSUの選択ゲート線SGD及びSGSに電圧VSGを印加する。また、期間t1−t5において、ドライバ114は、非選択ストリングユニットSU内の選択ゲート線SGD及びSGSに基準電圧VSSを印加する。
また、期間t1−t2において、ドライバ114は、選択ワード線WL及び非選択ワード線WLに電圧VREADを印加する。続いて、選択ワード線WLに電圧VREADを印加した後、ドライバ114は、期間t2−t3において、選択ワード線WLに中間電圧VINTを印加する。これにより、選択ワード線WLの電位は、電圧VREADから徐々に低下し、中間電圧VINTに遷移する。
さらに、ドライバ114は、期間t3−t5において、選択ワード線WLに電圧VCGRVを印加する。これにより、選択ワード線WLの電位は、電圧VINTから徐々に低下し、電圧VCGRVに遷移する。
このとき、選択ワード線WLは、電圧VCGRVより低い電圧、例えば電圧VSSに低下することなく、電圧VREADから中間電圧VINTを経て電圧VCGRVに遷移する。
一方、期間t2−t5において、ドライバ114は、非選択ワード線WLに電圧VREADの印加を維持する。
また、ビット線BLの電位は、期間t1−t3において電圧VCELSRCとなり、期間t3−t5において電圧VCELSRCに電圧VBLCを加算した電圧となる。
そして、センスアンプ113は、選択ワード線WLの電位が電圧VCGRVに安定した期間t4−t5において、ビット線BLに流れるセル電流をセンス及び増幅してデータを読み出す。
2.2 第2実施形態の効果
第2実施形態では、読み出し時に、選択ワード線及び非選択ワード線を電圧VREADに遷移させ、その後、選択ワード線を電圧VREADから中間電圧VINTを経て読み出し電圧VCGRVまで遷移させる。これにより、非選択NANDストリングのチャネルへのホットキャリア注入によるリードディスターブの悪化を防ぐことができ、リードディスターブを改善することができる。
第2実施形態では、読み出し時に、選択ワード線及び非選択ワード線を電圧VREADに遷移させ、その後、選択ワード線を電圧VREADから中間電圧VINTを経て読み出し電圧VCGRVまで遷移させる。これにより、非選択NANDストリングのチャネルへのホットキャリア注入によるリードディスターブの悪化を防ぐことができ、リードディスターブを改善することができる。
さらに、第2実施形態では、選択ワード線WLの電位を電圧VREADから読み出し電圧VCGRVまで一度に低下させず、途中で中間電圧VINTに一定時間留めた後、読み出し電圧VCGRVに低下させている。これにより、ホットキャリア注入によるリードディスターブへの影響が第1実施形態よりもさらに低減できる。
なおここでは、選択ワード線WLの電位を電圧VREADから読み出し電圧VCGRVまで遷移させるとき、選択ワード線電位を一時的に中間電圧VINTに設定したが、電圧VREADと読み出し電圧VCGRV間で選択ワード線電位を複数の電圧に設定し、それらの電圧を経由させるようにしてもよい。すなわち、選択ワード線WLの電位を電圧VREADから読み出し電圧VCGRVまで遷移させるとき、選択ワード線WLの電位をステップ状に遷移させてもよい。
3.その他変形例等
前述した実施形態では、図2示したような回路構成を有する半導体記憶装置に適用する場合を説明したが、これに限るわけではなく、図7に示すような回路構成の半導体記憶装置にも適用することができる。図7に示す回路で図2と異なる点は、ストリングユニットSU0の選択トランジスタST2のゲートは、選択ゲート線SGS0に接続される。ストリングユニットSU1の選択トランジスタST2のゲートは、選択ゲート線SGS1に共通に接続される。ストリングユニットSU2の選択トランジスタST2のゲートは、選択ゲート線SGS2に共通に接続される。ストリングユニットSU3の選択トランジスタST2のゲートは、選択ゲート線SGS3に共通に接続される。ストリングユニットSU0及びSU1の選択トランジスタST2のソースは、ソース線SL0に共通に接続されている。さらに、ストリングユニットSU2及びSU3の選択トランジスタST2のソースは、ソース線SL1に共通に接続されている。
前述した実施形態では、図2示したような回路構成を有する半導体記憶装置に適用する場合を説明したが、これに限るわけではなく、図7に示すような回路構成の半導体記憶装置にも適用することができる。図7に示す回路で図2と異なる点は、ストリングユニットSU0の選択トランジスタST2のゲートは、選択ゲート線SGS0に接続される。ストリングユニットSU1の選択トランジスタST2のゲートは、選択ゲート線SGS1に共通に接続される。ストリングユニットSU2の選択トランジスタST2のゲートは、選択ゲート線SGS2に共通に接続される。ストリングユニットSU3の選択トランジスタST2のゲートは、選択ゲート線SGS3に共通に接続される。ストリングユニットSU0及びSU1の選択トランジスタST2のソースは、ソース線SL0に共通に接続されている。さらに、ストリングユニットSU2及びSU3の選択トランジスタST2のソースは、ソース線SL1に共通に接続されている。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…p型ウェル領域、11,12,13…配線層、14…メモリホール、14A…半導体層、15…ゲート絶縁膜、16…電荷蓄積層、17…ブロック絶縁膜、18…配線層、19…n+型不純物拡散層、20…コンタクトプラグ、21…配線層、22…p+型不純物拡散層、23…コンタクトプラグ、24…配線層、100…NAND型フラッシュメモリ、110…メモリ部、111…メモリセルアレイ、112…ロウデコーダ、113…センスアンプ、114…ドライバ、120…周辺回路、121…シーケンサ、122…ロジック回路、123…レジスタ、124…電圧発生回路。
Claims (7)
- 第1及び第2メモリセルと、
前記第1メモリセルに電気的に接続された第1ワード線と、
前記第2メモリセルに電気的に接続された第2ワード線と、
を具備し、
読み出し時に、前記第1ワード線及び前記第2ワード線に第1電圧より高い第2電圧を印加した後、前記第1ワード線に前記第1電圧より低い電圧を印加することなく、前記第1電圧を印加する半導体記憶装置。 - 前記読み出し時に、前記第1ワード線に前記第1電圧を印加する前に、前記第2電圧と前記第1電圧との間の第3電圧を印加する請求項1に記載の半導体記憶装置。
- 前記読み出し時に、前記第1ワード線及び前記第2ワード線の電位は、前記第2電圧に上昇し、その後、
前記第1ワード線の電位は前記第2電圧から前記第1電圧に低下し、前記第2ワード線の電位は前記第2電圧を維持する請求項1に記載の半導体記憶装置。 - 前記第1メモリセルは、複数のメモリセルが接続された第1セルストリングを含み、
前記第2メモリセルは、複数のメモリセルが接続された第2セルストリングを含み、
ビット線及びソース線と、
前記第1セルストリングの一端と前記ビット線との間に接続された第1選択トランジスタと、
前記第1セルストリングの他端と前記ソース線との間に接続された第2選択トランジスタと、
前記第2セルストリングの一端と前記ビット線との間に接続された第3選択トランジスタと、
前記第2セルストリングの他端と前記ソース線との間に接続された第4選択トランジスタと、
をさらに備え、
前記読み出し時に、前記第1及び第2選択トランジスタがオン状態にされ、前記第3及び第4選択トランジスタがオフ状態にされる請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体記憶装置。 - 前記第1メモリセルは読み出し対象のメモリセルであり、前記第2メモリセルは読み出し対象でないメモリセルである請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体記憶装置。
- 前記第1電圧は前記第1メモリセルの読み出し電圧であり、前記第2電圧は前記第1及び第2メモリセルをオン状態にする電圧である請求項1乃至5のいずれかに記載の半導体記憶装置。
- 前記第1及び第2セルストリングがそれぞれ含む前記複数のメモリセルは、三次元に積層されている請求項4に記載の半導体記憶装置。
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